武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2018年
01月05日

法政通り商店街「ちからこぶ」でかつて朝営業。手作りスコーンのお店「YUKI」が中原街道・千年交差点で営業中

【Reporter:たちばな】

今から5年以上前、2012/7/17エントリにおいて、法政通り商店街の居酒屋「ちからこぶ」の店舗において、午前中に「YUKI」というお店がスコーンの販売を行っていたことを取り上げました。

最近読者の方から情報提供をいただきまして、同店が中原街道の千年交差点(高津区)に常設店としてオープンしていたことを知りました。

5年ぶりの続報として、あらためてご紹介します。

■中原街道の「千年交差点」
中原街道の「千年交差点」

■交差点角の「YUKI」
交差点角の「YUKI」 

武蔵中原駅から中原街道を南下していくと、江川せせらぎ遊歩道を過ぎたところで中原区から高津区に入ります。

高津区に入るとすぐに「千年交差点」にぶつかりまして、ここから急に中原街道の幅が狭くなります。

この交差点の角地に、スコーンのお店「YUKI」がありました。

■「YUKI」の看板
「YUKI」の看板

「YUKI」は、この場所に2013年3月にオープンした「Kimama83」というスコーンのお店が前身となっています。
その後店名が「YUKI」に変更されたようで、ウェブ等では現在も旧店名が併記されているところがあります。

本サイトが法政通り商店街での「YUKI」をご紹介してから、約8か月後に店舗オープンとなっていたわけです。

■「YUKI」のショウケース
カウンターに並ぶスコーンなど

■「YUKI」のスコーン
「YUKI」のスコーン

「YUKI」の特徴は、営業時間が朝6時~19時と、たいへん早くから営業しているということです。

このあたりは武蔵中原駅まで中原街道を北上して通勤される方が多く、出勤前の購買ニーズをとらえたものとなっています。

スコーンの価格帯はひとつ百円台前半が中心です。
手作りならではの、やさしい味わいがいたします。

■かつて間借り営業していた「ちからこぶ」
かつて間借り営業をしていた「ちからこぶ」

かつて間借り営業していた「ちからこぶ」

こちらは、5年前に「ちからこぶ」で間借り営業をしていたときの写真です。

居酒屋はランチ営業をしなければ午前中はあいていますから、それを有効活用するのは商店街としてもメリットがあったかと思います。

■当時のスコーンとワッフル
当時のスコーン

当時のスコーンとワッフル

当時はスコーンとワッフルをいただきましたが、基本的なメニューは現在でも大きく変わっていません。

手作りのため大量販売はしていないこともあり、比較的早い時間帯でなくなるスコーンもあるようです。


「YUKI」のスコーンを求めて、武蔵小杉から千年交差点までわざわざ行くのは少々厳しいかもしれませんね。
武蔵中原周辺にお住まいでしたら、自転車で気軽に足を伸ばせる範囲かと思います。

かつて法政通り商店街での営業をご紹介したこともあり、また食べたいという方もいらっしゃるかもしれません。
このたび情報提供もいただきまして、その後の消息として、お伝えいたしました。

■「YUKI」の店舗情報
●所在地:高津区千年624
●営業時間:6:00~19:00
●定休日:木曜日
●facebook:https://www.facebook.com/yuki.scoen2010/

■「YUKI」の所在地マップ


【関連リンク】
YUKI(Kimama83)食べログ
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:洋菓子 YUKI
2012/7/17エントリ 法政通り商店街「ちからこぶ」店舗で「Yuki」が午前中スコーンを販売

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2018年
01月03日

丸子橋そばの、初詣・安産祈願・厄除けスポット。「多摩川浅間神社」の「大祓詞」のくるまを回して、境内から富士山と武蔵小杉をのぞむ

【Reporter:はつしも】

本サイトではこれまで、丸子橋そばにある「多摩川浅間神社」から見る武蔵小杉の眺望を何度かご紹介してきました。
東京都大田区側ということもあり、多摩川浅間神社自体については軽く触れる程度でしたが、川崎市から初詣や安産祈願、厄除けなどで訪問される方もいらっしゃるようです。

新丸子エリアからは徒歩圏内のお参りスポットとして、本エントリではあらためて神社をご紹介してみたいと思います。

■多摩川浅間神社の入口
多摩川浅間神社の入口

多摩川浅間神社は、丸子橋の上流側の歩道を渡り、交番の角を左折してすぐの場所にあります。
境内は高台にありまして、写真にある階段のほか、横手に車も出入りできる坂道も整備されています。

■「大祓詞」のくるま
「大祓詞」のくるま

階段の前に、昨年以前に「大祓詞(おおはらえのことば)」のくるまが設置されました。

「大祓詞」とは、神道における罪と穢れを祓うための祝詞(のりと)で、元々は毎年6月と12月に唱えられていました。

このくるまにはその「大祓詞」が記されていまして、これを回すことで祝詞を唱えたことになり、お祓いをすませたうえで多摩川浅間神社の鳥居をくぐれるようになっています。

■「大祓詞」のくるまを回す(Youtube動画)


今回は、この「大祓詞」のくるまを回してみましたので、Youtube動画をご参照ください。
くるまが回る間、鈴の音が聞こえてきます。

「大祓詞」は一般の方が覚えるのは難しいですし、神社の神主さんも人が来るたびに唱えるのは大変です。
これは多摩川浅間神社におけるお祓いの自動化・合理化ですね。

なお、現地にも記載されていますが、これは遊具ではありません。
くるまは結構な重量があり、強い慣性の力で回りますから、お子さんが遊びで回すと指の挟みこみなどで思わぬけがをする可能性があります。

お子さんの使用は控えていただきたいとのことですので、本エントリでも念のためお伝えしておきます。

■新たに奉納された「白糸の滝」
白糸の滝

白糸の滝

「大祓詞」のくるまを過ぎて階段をのぼると、さらに最近になって奉納された「白糸の滝」がありました。

これはご覧の通り、白糸のように細い滝が流れているものです。

■多摩川浅間神社の境内
多摩川浅間神社の境内

さて、罪と穢れを祓って境内にやってまいりました。

「浅間神社」とは全国各地にある富士山信仰の神社で、そのひとつが「多摩川浅間神社」です。

鎌倉時代、北条政子が出陣した源頼朝を案じて多摩川まで追ってきた際、この地から富士山の姿が見えたとされています。
政子の守護本尊は富士吉田市にある「北口本宮冨士浅間神社」であり、その方角に向かって頼朝の武運を祈るとともに正観世音像を現地に建立したのが「多摩川浅間神社」の発祥だということです。

そのため、境内に至るまでの曲がりくねった階段は、富士山の登山道を模しているわけです。

「多摩川浅間神社」のご祭神は、浅間大神とも同一視される木花咲耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)です。
花(桜)のように美しく、家庭円満、安産、子育ての神様とされています。

■安産祈願のお札
安産祈願のお札 

神社の境内には、木花咲耶姫命に安産を祈願するお札が、たくさんありました。
ハートの形をした、かわいらしいお札です。

出産は医療の世界のできごとではありますが、医療が完全にコントロールできるものではありません。
そんな中で神様に祈願をする方が多くいらっしゃるのも、自然なことでしょう。

■多摩川浅間神社から見える富士山
多摩川浅間神社から見える富士山

■霊峰富士に向かっての祈願
霊峰富士に向かっての祈祷

そのような神社の成り立ちがありますので、多摩川浅間神社から見える富士山は祭神の本体にあたるような存在です。
境内には、「霊峰富士」に向かって方角を合わせ、祈願を行うためのツールが設置されています。

■干支を霊峰富士の方角に合わせる
干支を霊峰富士の方角に合わせる

これは自分の干支を、富士山の方角に合わせてから祈願をするようになっています。

富士山が見えないとダメということはないと思いますが、空気が澄んで綺麗に見えるときの方が、何となくご利益があるような気がいたしますね。

■正月飾りなどのお炊き上げ
お焚き上げ納所

1月になると、多摩川浅間神社では正月飾りなどのお炊き上げをしています。

昨年は「丸子どんど焼き」が荒天予報のために中止になりましたので、皆さん丸子山王日枝神社など、各地での炊き上げに持ち込まれていたのではないでしょうか。

■境内の「夫婦銀杏」
境内の「夫婦銀杏」

祭神の木花咲耶姫命にちなんでか、境内には仲の良さそうな「夫婦銀杏」がありました。
厄除けだけでなく、ご夫婦で家庭円満を祈願されるのも良いですね。

多摩川浅間神社でのご祈祷に関しては、ウェブサイトに案内がありますので、関連リンクをご参照ください。

また神社の下には2017/11/29エントリでご紹介した「多摩川ダイナー」がありますので、家族でお食事をすることも可能です。

■多摩川浅間神社展望台下の「多摩川ダイナー」
多摩川浅間神社展望台下の「多摩川ダイナー」

■多摩川浅間神社から見える丸子橋と武蔵小杉
多摩川浅間神社から見える丸子橋と武蔵小杉

【関連リンク】
多摩川浅間神社 ウェブサイト
2011/11/25エントリ 大田区側から見る武蔵小杉再開発ビルと、富士山
2015/3/22エントリ 多摩川浅間神社の見晴らし台から望む、武蔵小杉周辺パノラマ
2015/8/21エントリ 多摩川浅間神社・河川敷から見る武蔵小杉の 高層ビルと、富士山の夏景色
2016/12/27エントリ 多摩川の大田区側河川敷・多摩川浅間神社から見る、マジックアワー武蔵小杉
2017/11/29エントリ 多摩川浅間神社下から、武蔵小杉をのぞむカフェ&バー。「多摩川ダイナー」のパーティーメニュー

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2017年
12月29日

武蔵小杉周辺の大型商業施設・スーパーマーケットの2017-2018年末年始営業時間まとめ

【Reporter:はつしも】

2017年も、終わりが近づいてまいりました。
武蔵小杉周辺の大型店舗やスーパーマーケット等も、年末年始に営業時間を変更したり、休業するところがあります。

このたび各店舗の休業情報が揃いましたので、一覧でお伝えいたしたいと思います。

■武蔵小杉・新丸子・元住吉・武蔵中原周辺の大型店・スーパーの年末年始営業時間
(赤文字が通常営業から変更されている部分)

30日(金) 31日(土) 1日(日) 2日(月) 3日(火) 4日(水)
■武蔵小杉周辺
グランツリー(下記以外) 10-21 10-21 10-21 10-21 10-21 10-21
グランツリー1Fレストラン 11-23 11-23 11-23 11-23 11-23 11-23
グランツリーマルシェ 9-22 9-22 9-22 9-22 9-22 10-22
東急スクエア専門店 10-21 10-19 休業 10-21 10-21 10-21
東急スクエアレストラン 11-23 11-19 休業 11-23 11-23 11-23
東急ストア武蔵小杉 24h 0-21 休業 10-24 24h 24h
マルエツ武蔵小杉駅前 7-25 7-25 7-25 7-25 7-25 7-25
ららテラス 10-21 10-19 9-19 10-21 10-21 10-21
ヨーカドー武蔵小杉駅前B1F・1F 9-22 9-22 9-22 9-22 9-22 9-22
ヨーカドー武蔵小杉駅前2~4F 9-21 9-21 9-21 9-21 9-21 9-21
ヨーカドー武蔵小杉駅前5F(ノジマ) 9-21 9-21 9-20 9-21 9-21 9-21
フーディアム1階食料日用品 7-25 7-25 9-25 9-25 9-25 7-25
フーディアム2階生活用品 10-21 10-21 10-21 10-21 10-21 10-21
デリド 7-25 7-24 10-23 10-23 10-23 7-25
大野屋小杉 9-22 9-20 10-13
※2
休業 休業 10-22
■新丸子周辺
東急ストア新丸子 24h 0-21 休業 10-24 24h 24h
■元住吉周辺
大野屋元住吉 9-22 9-20 10-13
※2
休業 休業 10-22
マルエツ元住吉 9-25 9-25 11-20 10-20 10-21 9-25
えばらや 9:30-22 9:30-20 休業 休業 10:30-18 9:30-20
マックスバリュ木月住吉 8-22 8-22 8-22 8-22 8-22 8-22
ユーコープ井田三舞 9-22 9-20 休業 10-20 20-20 10-22
ライフ中原井田 9-22 9-21 休業 10-22 9:30-22 9:30-22
もとまちユニオン 9-22 9-21 10-20 10-21 10-22 10-22
■武蔵中原周辺
ビーンズ武蔵中原 10-21 10-21 休業
※3
10-21 10-21 10-21
マルエツ中原 9-24 9-24 10-20 10-20 10-20 9-24
いなげや川崎下小田中 9-22 9-20 休業 10-19 10-19 9-22
TAIGA 9-20 9-20 休業 休業 10-19 10-19
■その他
ノジマ川崎中原 10-21 10-21 10-18 10-21 10-21 10-20
ライフ宮内2丁目1階 9-24 9-21 休業 10-24 9:30-24 9:30-24
※1 複合商業施設は、専門店ごとにそれぞれ営業時間が異なる場合があります。
※2 予約品の受け取りのみで、通常営業はしていません。
※3 一部営業している店舗があります。その他の日も店舗により時間が異なります。

※4 店舗名から店舗ウェブサイトにリンクしています。

今年は1月4日が木曜日の平日となります。
1月3日から多くの店舗が、4日にはほとんどの店舗が平常営業となります。

完全に休業となるのは1月1日~2日の一部店舗で、3日は大野屋のみが休業となっています。

■前回からの主な年末年始営業の変更
ららテラス武蔵小杉 1日の営業終了を20時→19時に変更
フーディアム武蔵小杉 3日の営業開始を7時→9時に変更
えばらや 3日の営業終了を19時→18時に変更
4日の営業終了を22時→20時に変更
ノジマ川崎中原店 31日の営業終了を18時→21時に変更

全体として大きな営業日・営業時間の変更はありませんが、フーディアム武蔵小杉では、前回の年末年始に1日、2日の営業開始を7時から9時に遅らせていたものを、今回はさらに3日まで拡大させました。

■フーディアム武蔵小杉の年末年始営業時間
フーディアム武蔵小杉の年末年始営業時間

いわゆる「働き方改革」の影響の一端が現れたものか、シンプルに費用対効果を勘案したものか、バックグラウンドはわかりませんが、全体的にはここ2、3年、営業時間はやや短縮傾向にあるように思います。

■今年登場した「ノジマ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」
今年登場した「ノジマ」

大型店としては、今年は「ノジマ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」がオープンしましたが、これは店名の通りイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店内のテナントです。

通常、営業時間はイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店に準じるかたちになりますが、元日は20時までの短縮営業となります。
イトーヨーカドーの他フロアよりも早く閉店となりますので、ご注ください。

また新店舗ではありませんが、今年から、従来カバーしていなかった「ユーコープ井田三舞店」を店舗に追加させていただきました。

■閉店した「向河原駅前市場」
閉店した「向河原駅前市場」

一方で今年閉店に至ったのは、「向河原駅前市場」(旧スーパー五光)です。
昨年のエントリではリニューアル直後だったものが、今年は一覧から姿を消すことになりました。

向河原駅周辺のスーパー事情を考えると、また何らか同業の店舗を期待される方も多いのではないでしょうか。

■店舗ごとに営業時間が異なる武蔵小杉西街区ビル
店舗ごとに営業時間が異なる武蔵小杉西街区ビル 

■武蔵小杉東急スクエア
武蔵小杉東急スクエア

■ららテラス武蔵小杉
ららテラス武蔵小杉

武蔵小杉東急スクエア(武蔵小杉西街区ビル)やフーディアム武蔵小杉、ビーンズ武蔵中原など、複合型の商業施設は店舗によって営業時間が異なります。

記載の情報は店頭の掲示、ウェブサイト、広告チラシ等で確認しておりますが保証はできませんので、各店舗にご確認ください。
(※店名から各店舗のウェブサイトにリンクしております)

また、上記はすべての店舗を網羅はしておりません。
あらかじめご了承ください。

■グランツリー武蔵小杉
グランツリー武蔵小杉

■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店

グランツリー武蔵小杉などの大規模商業施設では、初売りなどの年末年始商戦が展開されています。
福袋の予約なども行われていますので、気になる方はチェックして見てはいかがでしょうか。

【関連リンク】
(年末年始営業時間関連)
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:大型商業施設
2013/12/29エントリ 武蔵小杉周辺の大型店・スーパーマーケットの年末年始営業時間
2014/12/26エントリ 武蔵小杉周辺の大型店・スーパーの年末年始営業時間まとめ:グランツリー・東急スクエア・ららテラス元旦営業揃い踏み
2015/12/18エントリ 武蔵小杉周辺の大型商業施設・スーパーマーケットの2015-2016年末年始営業時間まとめ
2016/12/28エントリ 武蔵小杉周辺の大型商業施設・スーパーマーケットの2016-2017年末年始営業時間まとめ

(今年の開店・閉店関連)
2017/11/22エントリ 「ノジマ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」本日プレオープン、地下1階「ポッポ」跡地に「セブンカフェ」イートインコーナーも開設
2017/12/12エントリ 川崎市南部の地場スーパー「五光」が事業撤退、「向河原駅前市場」(旧スーパー五光)など全店舗が2017年12月17日(日)閉店へ

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2017年
12月12日

川崎市南部の地場スーパー「五光」が事業撤退、「向河原駅前市場」(旧スーパー五光)など全店舗が2017年12月17日(日)閉店へ

【Reporter:はつしも】

川崎市南部でスーパーマーケットを展開する「五光」が同事業から撤退し、2017年12月17日(日)をもって全店舗を閉店することになりました。
これによりJR南武線・向河原駅前の同社店舗「向河原駅前市場」(旧五光向河原店)が、同日閉店となります。

現在、同店では全品10%引きの閉店セールを実施しています。

■閉店する「向河原駅前市場」
向河原駅前市場

向河原駅前市場

「五光」は、1963年に設立され、スーパーマーケット事業を中心に事業を続けてきました。

一時はカフェレストラン「サンクルミエール」、しゃぶしゃぶレストラン「わいわい亭」を外食事業として展開したもののいずれも閉店となり、近年はスーパーマーケットの店舗を絞りつつ経営資源の集中をはかっていたところです。

最後まで残っていたスーパーマーケット店舗は川崎区の「さつき橋店」「藤崎店」、幸区の「古市場店」、そして中原区の「向河原駅前市場」でした。

■幸区の「古市場店(FOOD LABO GOKO)」
幸区古市場の「古市場店(FOOD LABO GOKO)」

今のところ会社の清算等をするわけではなく、4店舗の跡地は、同業他社スーパーまたは「五光」が自社で用途を転換する可能性があることを業界紙が報じています。

「向河原駅前市場」は、1978年に「スーパーGOKO(五光)向河原店」としてオープンした店舗です。 1983年の改装を経て、さらに2016年11月3日にはリニューアルおよび店名変更が行われました。

この際に売場を縮小し、空いた部分がセブンイレブンに転換されて現在に至ります。

このような店舗経営の最適化を進めてきたものの、リニューアルから1年あまりで閉店するかたちとなりました。

■店頭の閉店告知
店頭の閉店告知

店頭の閉店告知

現在、店頭には閉店のお知らせが掲示されています。
前日の12月16日(土)は18時にクローズし、最終日17日(日)は商品がなくなり次第営業終了です。

閉店セールは、全品10%引きです。
「第1弾」ということですので、これに続くセールも実施されるのではないでしょうか。

■ポイントや商品券等の取扱い
ポイントや商品券の取り扱い

五光のポイントカードや商品券等については、全店閉店のため使えなくなります。
こちらも店頭に、閉店にあたっての取り扱いが案内されていました。

■「向河原駅前市場」の店内
「向河原駅前市場」の店内

「向河原駅前市場」の店内

「向河原駅前市場」の店内は、前述の通り1年前にリニューアルしたばかりですので、綺麗なものです。
街の風景の記録として、ここに残しておきたいと思います。

■営業を続ける「セブンイレブン川崎向河原駅前店」
営業を続ける「セブンイレブン川崎向河原駅前店」

なお、2016年に「スーパー五光向河原店」の売り場の一部を転換してオープンした「セブンイレブン川崎向河原駅前店」については、「向河原駅前市場」の閉店に関わりなく営業を続けます。
駅前、それもほぼ「駅直結」に近いようなロケーションのコンビニエンスストアですので、今後も一定のニーズがあるでしょう。

「向河原駅前市場」についても、同様に向河原駅の改札口から徒歩15秒ほどのたいへん便利な場所です。
「五光」は全店舗閉店ですから、「向河原駅前市場」1店舗がどうこうというよりは会社全体の経営の問題だったものと思います。

駅前のロケーションに着目して、また何らか別のテナントが入居するのではないでしょうか。

■「向河原駅前市場」とNEC玉川ルネッサンスシティ
向河原駅前市場とNEC玉川ルネッサンスシティ
 
【関連リンク】
スーパー五光 ウェブサイト

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2017年
12月08日

向河原駅近くに保育室&コミュニティスペース「たいよっこ保育室」が開設、12月9日(土)開催「プレオープンフェア」で地域にお披露目

【Reporter:はつしも】

JR向河原駅の近くに、保育ルームとコミュニティスペースが複合した一軒家施設「たいよっこ保育室」がこのたび開設されました。
周辺地域の皆様へのお披露目をかねた「たいよっこ保育室プレオープンフェア」が2017年12月9日(土)に開催されますので、ご紹介いたします。

■「たいよっこ保育室プレオープンフェア」


■「たいよっこ保育室プレオープンフェア」の開催概要
日時 2017年12月9日(土)10:00~16:30
会場 たいよっこ保育室
中原区下沼部1747-3(※アクセスはエントリ末尾参照)
内容 <1階>
●子供用品のリユースで、ママたちだからこそできる地域の親子支援「小杉ママのチャリティーリユース」(10~13時)

●ママ作家さんによるアクセサリー・グッズ販売

●均整術おためし会
facebookイベントページ

●くつろぎカフェスペース

<2階>
●10時~/たいよっこ保育室特別企画「しなやかに復職後も働くための5つのステップ」(講師:株式会社エスキャリアエージェンシー/城 梨沙さん、企画協力:武蔵小杉ワーキングマザー交流会)
facebookイベントページ

●12時~/こすぎトラベラーズサロン & 親子旅育推進部「ベビーとお出かけTIPS講座~武蔵小杉周辺&武蔵小杉から行けるお出かけオススメスポットマップ付き」
主催者イベントページ

●14時~/Mama Shanti 武蔵小杉「ベビトレヨガ」(インストラクター:ikumiさん)
facebookイベントページ

●15時半~/Mama Shanti 武蔵小杉「リラックスヨガ」(インストラクター:ikumiさん)
facebookイベントページ


<3階>
●ドライネイルケア&ハンドマッサージ(11~15時)
facebookイベントページ

●足もとから疲れスッキリ!フットマッサージ(10~12時)
facebookイベントページ
Web ●facebookページ
●facebokイベントページ

■向河原駅近くの「たいよっこ保育室」
向河原駅近くの「たいよっこ保育室」

たいよっこ保育室

■コミュニティスペース
コミュニティスペース
※写真提供:いずれも「たいよっこ保育室」

「たいよっこ保育室」は、下沼部小学校などのPTA有志の皆さんが立ち上げた、認可外の保育室+コミュニティスペースです。
一時預かりなどで利用される方がすでにいらっしゃいまして、先日川崎市による所定の監査も受けています。

facebookページでの情報発信のほか、中原区役所の子育て支援課にもチラシが置かれるなど、現在広報活動を行っているところです。

■プレオープンフェアで登場する「小杉ママのチャリティーリユース」のチャリティ販売
チャリティ販売「小杉ママのチャリティーリユース」 

今回開催される「プレオープンフェア」は、利用を希望される方、また幅広い地域の皆様へのお披露目をかねたものです。
「小杉ママのチャリティーリユース」のチャリティ販売、ママ作家によるアクセサリー等販売、カフェ、子育て関連の講座、ヨガ、ネイルケア、マッサージなど、ママがうれしい様々な催しが予定されています。

また、保育室の見学だけでも気軽に参加が可能です。

本サイトとしては「たいよっこ保育室」の保育内容に関しては確認をしておりませんので、具体的なご紹介はできません。
認可保育園がなかなか難しい方など、まずはご自身の目で確認してみてはいかがでしょうか。

■コミュニティスペースを利用して開催された「ベビーヨガ」
コミュニティスペースを利用して開催された「ベビーヨガ」
※写真提供:「Mama Shanti 武蔵小杉」

なお、コミュニティスペースは、「ママの活動支援」や「地域コミュニティ活動」などを対象に一般にレンタル提供を行っています。

料金は1時間1,500円を基本とし、条件等は要相談です。
希望される方は「たいよっこ保育室」に問い合わせをしてみてください。

■「たいよっこ保育室」のアクセスマップ


【関連リンク】
たいよっこ保育室 facebookページ
小杉ママのチャリティーリユース ウェブサイト
こすぎトラベラーズサロン ウェブサイト

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2017年
12月03日

江川せせらぎ遊歩道の高度処理水を止めて清掃活動を実施、普段は見られない綺麗な水底がお目見え

【Reporter:はつしも】

先日、江川せせらぎ遊歩道の水が抜かれ、清掃活動が行われていました。
この期間は普段は見ることのできない、せせらぎの水底を確認することができました。

■水が抜かれた江川せせらぎ遊歩道
水が抜かれた江川せせらぎ遊歩道

水が抜かれた江川せせらぎ遊歩道  

江川せせらぎ遊歩道は、中原区と高津区の境界付近に整備された、約2.4kmの水辺の遊歩道です。
計画段階から市民の意見を取り入れるパートナーシップ事業として2003年に完成し、 地域の皆さんの協力により維持・管理がなされています。

本サイトでもこれまでに何度かご紹介をしておりますが、いずれも水が流れている平常時です。
このような姿を見たのは、今回が初めてでした。

■水底の清掃活動
水底の清掃活動 

今回はせせらぎの水を抜いたことで、水底のごみ拾いができるようになっていました。
ここで驚きを禁じ得なかったのは、水底が想像以上に綺麗であったことです。

二ヶ領用水や渋川で水を止めたとすると、結構ドロドロした感じになると思うのですが、江川せせらぎ遊歩道は写真の通り綺麗なものでした。

あまりの綺麗さに人工的な印象も受けますが、実はそれは正解でして、せせらぎの水は等々力水処理センターの高度処理水(下水をきれいにしたもの)を利用しているのです。

この高度処理水はそのままでは生物が住めないほどきれいなもので、近隣のが生き物を放流することにより、自然の水質に近づけています。

■水底のカラス
水底のカラス

水底のカラス

とはいえ、せせらぎには生き物もしっかり生息しています。

この時は水底にカラスが下りて、干上がったせせらぎに取り残された小魚をくわえていました。

■水がわずかに残った江川せせらぎ遊歩道
水がわずかに残った江川せせらぎ遊歩道

江川せせらぎ遊歩道では、定期的に水を止めてメンテナンスをしているようです。

またそのうち等々力水処理センターの高度処理水が上流から流されて、普段の姿に戻ることでしょう。

■普段の江川せせらぎ遊歩道
江川せせらぎ遊歩道 

【関連リンク】
川崎市上下水道局 江川せせらぎ遊歩道
2008/11/7エントリ 江川せせらぎ遊歩道の「森とせせらぎ祭り」
2013/5/26エントリ 江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子
2013/6/8エントリ 江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子、1週間後の姿
2013/6/20エントリ 江川せせらぎ遊歩道の子ガモたちの、成長した姿
2013/8/21エントリ 江川せせらぎ遊歩道の、ザリガニ釣り
2014/5/11エントリ 江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子と、鮮やかな花々
2015/4/30エントリ 江川せせらぎ遊歩道にこいのぼりが登場、5月3日(日)にたらい舟の川下りイベントを開催
2015/5/6エントリ 江川せせらぎ遊歩道で、「たらい舟」に乗る子どもたち
2015/5/21エントリ 江川せせらぎ遊歩道の岩の上で、身を寄せ合うカルガモ親子
201/6/7エントリ 江川せせらぎ遊歩道の、13羽の大家族カルガモ一列縦隊
2016/2/27エントリ 江川せせらぎ遊歩道の河津桜が見頃に:鳥の蜜の吸い方2種と、大きなお雛様登場
2016/8/12エントリ 江川せせらぎ遊歩道の、「カブトムシ時計」「稲穂時計」「カタツムリ時計」
2017/5/4エントリ 江川せせらぎ遊歩道に散策シーズン到来。カルガモ大家族の子育てと、鮮やかな花々

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2017年
12月01日

川崎市立中学校の学校給食が本日より完全実施、中原区内では上平間の中部学校給食センターから配送を開始

【Reporter:はつしも】

本日より川崎市中部学校給食センターが稼働し、武蔵小杉周辺など14の中学校における学校給食の提供がスタートしました。

同センターの供給能力は1日1万食におよび、今井中・住吉中・井田中・中原中・宮内中・西中原中・玉川中・平間中・日吉中・高津中・西高津中・野川中・平中・稲田中への配送が行われました。

また。同日より川崎市北部学校給食センターが担当する12校への提供もスタートしました。これにより川崎市における中学校給食が完全実施となります。

■川崎市中部学校給食センター
川崎市中部学校給食センター

川崎市中部学校給食センターは、中原区上平間の川崎市水道局の施設「平間配水所」の一部用地を活用して建設が行われました。

2017年8月末に完成したのち、本日まで中学校給食提供の準備が進められてきたところです。

こちらは正門側で、主に食材等の搬入が行われています。

■給食搬出側
給食搬出側

給食搬出側

17号車

そしてセンターの裏手が、給食の搬出側になっています。
給食を運ぶトラックが、この時は18号車(写真は17号車)まで並んでいました。

■搬出口
搬出口 

こちら側にには搬出口が並んでいまして、トラックに積み込みやすいようになっています。

ここで給食が積まれたのち、14の中学校に届けられるわけです。

■中部学校給食センターのスタッフ
中部学校給食センターのスタッフ

これまで準備プロセスに従事してきた中部学校給食センターのスタッフも、本日から本格稼働です。

調理エリアに入るスタッフは、衛生管理がたいへん重要です。

■隣接地に建設中の「川崎市動物愛護センター」
隣接地に建設中の「川崎市動物愛護センター」

川崎動物愛護センター

■川崎市動物愛護センターの建築計画のお知らせ
事業計画のお知らせ

なお、川崎市中部学校給食センターの隣接地では、同じく平間配水所の敷地を活用して、「川崎市動物愛護センター」の建設が進められています。

こちらは現在の高津区蟹ヶ谷から2019年2月に移転する予定です。


平間配水所ではこのほか、公園の整備なども行われていまして、公共施設としての姿が徐々に変わってきています。

まずは今回の中部学校給食センターの稼働開始により、川崎市中部地区の「給食の拠点」として、また新しい役割を果たしていくことになりますね。

■「平間配水所」の調圧塔
「平間配水所」の給水塔 

【関連リンク】
川崎市教育委員会 川崎市中部学校給食センターが完成しました
川崎市上下水道局 ウェブサイト
2011/7/16エントリ 「ガス橋」と平間の渡し
2014/11/21エントリ 下平間のバス停「住宅前」と、「武道館前」
2014/11/28エントリ 川崎市動物愛護センターが中原区上平間に2018年度移転へ
2015/5/26エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(4):「平間駅」
2016/9/7エントリ 臨海部の工業用水を支える「平間配水所」の調圧塔と、川崎市中部学校給食センター・動物愛護センター整備

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2017年
11月29日

多摩川浅間神社下から、武蔵小杉をのぞむカフェ&バー。「多摩川ダイナー」のパーティーメニュー

【Reporter:たちばな】

丸子橋を渡った先、大田区の多摩川沿いの「多摩川浅間神社」に、武蔵小杉周辺を一望できる見晴らし台があることを2015/3/22エントリでご紹介しました。

この多摩川浅間神社の下にあるカフェ&バー「多摩川ダイナー」を、ご紹介したいと思います。

■「多摩川ダイナー」
「多摩川ダイナー」

「多摩川ダイナー」は、丸子橋を渡ってすぐの交番の信号を左折し、多摩川沿いの道路を1分ほど二子玉川方面に歩いたところにあります。

手前には多摩川浅間神社にのぼっていく階段がありますが、そこは素通りします。

道路沿いに、上記写真のようなオープンテラス席のあるお店が見えてきます。

■「多摩川ダイナー」のカウンター
「多摩川ダイナー」のカウンター

「多摩川ダイナー」の店内には、カウンターのほか、テーブル席も20名ほどあります。
またオープンテラス席では、バーベキュー(1名5,000円、4名から)もできるということです。

■パーティーメニュー(3,800円、90分飲み放題つき):ブルスケッタ
パーティーメニュー

■パーティーメニュー:サラダ
サラダ

■パーティーメニュー:ポテト
ポテト

■パーティーメニュー:肉料理
肉料理

■パーティーメニュー:パスタ
パスタ

■パーティーメニュー(3,800円、90分飲み放題つき)
パーティーメニュー

今回オーダーしたのは、同店の「パーティーメニュー」(3,800円、90分飲み放題つき)です。

料理はブルスケッタ、サラダ、ポテト、肉料理、パスタの5種で、いずれも、お酒に合う濃いめの味付けで飲食が進みました。

このほか、もう少しグレードアップしたい場合は5,000円、120分飲み放題つきのパーティーメニューもあります。

同店では「ランチ」「ホリデーランチ」「ディナー」「ドリンク」「BBQ」「レディースプラン」も用意されていますので、それぞれ公式ウェブサイトのメニューをご参照ください。

■「多摩川ダイナー」ウェブサイトのメニュー(PDF)
●ランチ
●ホリデーランチ
●ディナー ●ドリンク
●BBQ
●パーティーメニュー
●レディースプラン

■「多摩川ダイナー」前から、丸子橋方面
多摩川ダイナー前から、武蔵小杉方面

■多摩川越しに見える武蔵小杉
多摩川越しに見える武蔵小杉方面

「多摩川ダイナー」からは、多摩川越しに武蔵小杉の高層ビル群が見えます。

武蔵小杉にいると近すぎて全景が見えませんが、多摩川をわたることで武蔵小杉の夜景を楽しむことができるわけです。

また、店舗の真上にある、多摩川浅間神社からのパノラマをついでに眺めるのも良いでしょう。

たまに気分をかえて、ここまで足をのばしてみてはいかがでしょうか。

■浅間神社の見晴らし台から見た、丸子橋と武蔵小杉の高層ビル
丸子橋と武蔵小杉の高層ビル

■多摩川浅間神社からのパノラマ

こちらをクリックすると拡大ウインドウが開きます

■「多摩川ダイナー」店舗情報
●所在地:大田区田園調布1-55-20浅間ビル5号
●営業時間:火~日11:30-23:00/祝日11:30-21:00
●定休日:月曜日
●ウェブ:http://www.delight-tmg.com/tmg/
 
■「多摩川ダイナー」のマップ


【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:カフェ 多摩川ダイナー
2009/9/23エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(1):「丸子の渡し」
2011/6/1エントリ 丸子橋の大田区側の親柱
2011/7/16エントリ 「ガス橋」と平間の渡し
2011/11/25エントリ 大田区から見る武蔵小杉再開発ビルと、富士山
2012/8/15エントリ ガス橋から見た、六郷土手の花火大会
2015/3/22エントリ 多摩川浅間神社の見晴らし台から望む、武蔵小杉周辺パノラマ
2015/10/13エントリ 中原区にあった、日本初の常設サーキット。 「多摩川スピードウェイ」メインスタンド跡地を歩く
2015/11/21エントリ 「多摩川スピードウェイ・回顧展」が11月21 日(土)・22日(日)開催、第1回レース優勝車「オオタ号」を展示中
2016/2/5エントリ 大田区側の多摩川河川敷から見る、武蔵小杉の 鏡面世界パノラマ
2016/4/8エントリ (番外編):旧中原街道「桜坂」から見えるソメイヨシノと、武蔵小杉の高層ビル群
2016/7/7エントリ 丸子橋周辺の多摩川水位を、24時間ライブ配信。「国土交通省京浜河川事務所 田園調布出張所」の鉄塔探訪
2016/7/17エントリ 中原区の、日本初常設サーキットの記録。市民ミュージアム「多摩川スピードウェイ展」が本日スタート、福田市長も観覧/スピードウェイ遺構には記念パネルが設置
2016/8/6エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(番外編):大田区側「おいと坂」と、「美富士橋」から見る武蔵小杉の高層ビル群
2016/10/30エントリ 「第3回 丸子の渡し祭り」開催レポート:渡し船は1時間40分待ちの盛況、大田区発祥「揚げパンマン」登場

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2017年
11月20日

多摩川を下る(6):多摩川河川敷から、神奈川県に番組を発信。「アール・エフラジオ日本川崎幸放送局」の送信設備

【Reporter:はつしも】

多摩川サイクリングロードを川崎駅方面に下っていく。「多摩川を下る」不定期連載の第6回です。
今回は「アール・エフラジオ日本 川崎幸放送局」(送信所)をご紹介したいと思います。

■「アール・エフラジオ日本 川崎幸放送局」(送信所)
「アール・エフラジオ日本 川崎幸放送局」(送信所)

前回は、幸区の小向付近で多摩川が大きく湾曲しているところで、川崎競馬場の「川崎小向トレーニングセンター」「練習馬場」をご紹介しました。

そのすぐそばで目に入ってきたのが、こちらの「ラジオ日本」の施設です。

■「ラジオ日本」のロゴ
「ラジオ日本」のロゴ

「ラジオ日本」は、正式名称は「アール・エフラジオ日本」といいまして、横浜市中区に本社を置くAMラジオ放送局です。

「日本」が入った名称のイメージとは違って実は神奈川県を対象にした放送局ですが、実際には関東地方で聴収することができます。
またインターネットサイマルラジオ「radiko」での配信も行っています。

■電波を送る「送信空中線」
電波を送る「送信空中線」

「アール・エフラジオ日本 川崎幸放送局」は、放送局という名称を使っていますが、機能としては電波の中継・送信所としての役割を果たしています。

局施設の向かいの多摩川河川敷には、神奈川県に電波を送る「送信空中線」が設置されています。

■「送信空中線」の上部
空中送信線の上部

■同・下部
同・下部

同・下部

「空中送信線」は、紅白のアンテナと、3方向の支線で構成されています。

多摩川河川敷にあるため、下部は増水に備えてかさ上げがしてあります。

この場所はアール・エフラジオ日本の私有地ではなく、公有地である河川敷の使用許可を得て設置しているものです。

そのため立ち入り禁止等にはなっておらず、施設の近くから見上げることも可能です。
これは全国のラジオ局の中でも珍しいケースのようです。

■支線下部に、針金ハンガーの山
支線下部に、針金ハンガーの山

支線の下部を見ると、なぜか針金ハンガーの山ができていました。

下からではよく見えませんでしたが、これはカラスなどが運んで集めてきたものではないでしょうか。
 


余談ではございますが、本サイト「武蔵小杉ライフ」は、2015年にラジオ日本の番組「かわさきレインボースタジオ」にゲスト出演をさせていただいたことがあります。
(本サイトではあえて、事前の告知等は一切しておりませんでした)

その時、わたくしの声がこの送信所から配信されていたわけですね。

あれから約2年が経過して、「多摩川を下る」シリーズでふたたびラジオ日本と出会うことになるとは思っておりませんでした。

さて、本シリーズももう6回を数えてまいりました。
次回は川崎駅まで到達して、とりあえずの区切りということになろうかと思います。

■「アール・エフラジオ日本川崎幸放送局」のマップ


【関連リンク】
ラジオ日本ウェブサイト
2017/1/26エントリ 多摩川を下る(1):ガス橋を渡る、キヤノン本社への長い出勤行列
2017/2/19エントリ 多摩川を下る(2):中原区・幸区の境界・多摩川を渡る送電線と、古市場小学校前歩道橋からのパノラマ
2017/4/17エントリ 多摩川を下る(3):ランステーション「多摩川交流センター」から見える、新川崎・武蔵小杉・多摩川大橋・「SHISHAMO」出身校の川崎総合科学高等学校
2017/5/5エントリ 多摩川を下る(4):川崎競馬場の練習馬場・小向トレーニングセンターを駆ける競走馬
2017/10/16エントリ 多摩川を下る(5):川崎競馬場の練習馬場(続)・朝練を終えて多摩沿線道路を渡る競走馬

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2017年
11月19日

「2017川崎国際多摩川マラソン」が本日開催、等々力陸上競技場から大西学園吹奏楽部の演奏を背に6,000人が快走

【Reporter:たちばな】

本日、「2017川崎国際多摩川マラソン」が開催されました。
等々力陸上競技場をスタート地点として、6,000人におよぶ市民らが参加しました。

■「2017川崎国際多摩川マラソン」が開催された等々力陸上競技場
「2017川崎国際多摩川マラソン」が開催された等々力陸上競技場

「多摩川国際多摩川マラソン」は、ハーフマラソン、10km、3km、ファミリーファンランニングの4部門から構成される市民マラソン大会です。

もっとも距離の長いハーフマラソンは、スタート地点の等々力陸上競技場から、多摩沿線道路を二子橋まで北上したのち折り返して多摩川河川敷を南下します。多摩川河川敷を古市場で再度折り返して等々力陸上競技場まで戻ってくるコースになっています。

■「ハーフマラソンの部」スタート
「ハーフマラソンの部」スタート 

「ハーフマラソンの部」スタート

一番早く、朝9:30にスタートしたのが「ハーフマラソンの部」です。

たいへん多くの方が参加していますので、一度にスタートはできません。
等々力陸上競技場のトラックをぐるりと先頭が回る頃、まだ後方では出場者が待機地点に並んでいます。

■等々力陸上競技場から外へ
等々力陸上競技場から外へ

トラックを回って、出場者は等々力陸上競技場を出ていきます。
等々力緑地内を通って、多摩沿線道路へと向かうことになります。

■大西学園高等学校吹奏楽部による見送り演奏
大西学園高等学校吹奏楽部の見送り演奏

等々力陸上競技場の前では、大西学園高等学校吹奏楽部の皆さんが並んで、見送り演奏をしていました。

楽器によって演奏の手が空くタイミングでは、出場者の皆さんに手を振ってくれました。

■多摩沿線道路へ
多摩沿線道路へ

多摩沿線道路へ

等々力緑地を北側に抜けると、多摩沿線道路です。
ここからは二子橋まで、多摩沿線道路を北上していくことにあります。

第三京浜付近では、高津高校吹奏楽部とチアリーディング部の応援が、ガス橋付近では平間中学校吹奏楽部の演奏などがそれぞれ行われていました。

ハーフマラソンの道のりは長いですが、このような後押しも参加者の力となったのではないでしょうか。

■交通規制が行われた多摩沿線道路
交通規制が行われた多摩沿線道路

■「10kmの部」折り返し地点
「10kmの部」折り返し地点

本日は「2017川崎国際多摩川マラソン」のために、多摩沿線道路の交通規制が行われていました。
普段は交通量の多い道路ですので、車の姿が消えるとなかなか新鮮です。

本大会はハーフマラソンの部でも4,000円で参加できますし、3kmであれば初めての参加でも無理なく完走できるかと思います。

毎年7月~8月頃に川崎市民先行から募集がありますので、体を動かしてみたい方は一度参加をしてみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
2017川崎国際多摩川マラソン ウェブサイト

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