武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2015年
12月22日

南武支線の新駅「小田栄駅」が2016年3月26日開業決定、朝ラッシュ時にダイヤ増発

【Reporter:はつしも】

2015/2/5エントリにおいて、川崎市とJR東日本が包括連携協定を締結し、南武支線に「(仮称)小田栄新駅」を開業させることをお伝えました。

その後新駅の正式名称は「小田栄駅」に決定し、このたび開業日が2016年3月26日となることが発表されました。
またこれにあわせて列車の増発や運転本数の見直し、駅周辺の整備が行われます。

■川崎市報道発表資料 南武線(川崎新町~浜川崎間)小田栄駅 開業日のお知らせ
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/500/0000073212.html

■「小田栄駅」のイメージイラスト
小田栄駅のイメージイラスト
※川崎市報道発表資料より

川崎市とJR東日本の包括連携協定は、川崎市内における地域と鉄道の持続的な発展に向けて両者が連携・協力を推進することを目的としたものです。

テーマは「鉄道と沿線のブランド向上」「地域の暮らしの安全・安心の向上」「低炭素化・スマート化」「公共交通の利用促進」の4つに大きく分かれまして、その具体的施策のひとつとして「南武支線新駅設置」が位置づけられています。

■八丁畷駅の南武支線
八丁畷駅の南武支線

■小田栄駅設置予定地
 小田栄駅設置場所
 
新駅が設置される「小田栄地区」にはホームセンター「コーナン」や、大規模マンションなどの開発が相次ぎ、人口が増加しています。
一方で当該地区は川崎駅からは離れた臨海部で、公共交通はバスに依存している状態です。

同地区に「小田栄駅」が開業し、利用率の高い時間帯のダイヤが強化されることで、周辺の利便性が向上することとなります。

■「小田栄駅」の朝ラッシュ時増発
浜川崎行 尻手行
55 28 6 6 14 39
57 45 32 19 6 7 3 16 29 42 54
57 32 21 10 8 7 18 29 42

■「小田栄駅」の夕方ラッシュ時本数見直し
浜川崎行 尻手行
58 18 16 39
38 17 18 49
53 28 5 18 14 38
36 14 19 0 22 45
47 23 1 20 9 32 55

今回の報道発表資料では、「小田栄駅」の朝夕ラッシュ時のダイヤも発表されています。

朝ラッシュ時については、浜川崎行が2本、尻手行が1本増発されます。
これを見るかぎり、朝7時台がもっともニーズが高いということになりますね。

尻手方面においては、八丁畷や尻手から東京・横浜方面、川崎市内各地にさらに電車を乗り継いでいく方が多いでしょう。
そのような通勤・通学ルートを考えると、朝7時台の利用が多くなりそうです。

一方、夕方ラッシュ時については単純な増発ではなく、時間帯によって増減があります。
トータルでの本数は維持しつつ、夕方の早い時間帯よりも18時台~20時台に運行時間をシフトさせています。

■「小田栄駅」の配置
「小田栄駅」の配置

■「小田栄駅」の駅舎とホーム
「小田栄駅」の駅舎とホーム

川崎市はJR東日本との折半により「小田栄駅」の駅舎等を建設するとともに、川崎市の事業として駅前の道路やバス停の整備を行います。
駅舎は11月着工ですから工期は比較的短く、イメージイラストのように簡易なホームと駅舎が完成する予定です。

用地取得の都合上か、上りホームと下りホームの位置が中央の踏切を挟んでかなり異なりますね。


なお、「小田栄駅」は、約700m離れた「川崎新町駅」とは同一駅という扱いで、当面運賃も共通になるということです。

両駅とも武蔵小杉駅からは大人170円(ICカード165円)です。

■南武線にかつて存在した「武蔵中丸子駅」跡地
現在の武蔵中丸子駅跡地

2015/12/2エントリでは、南武線にかつて存在し、戦火に消えた「武蔵中丸子駅」をご紹介しました。

南武線の88年におよぶ歴史の中で、消える駅もあれば新しく登場する駅もあります。
南武線においては2009年3月14日の「西府駅」(東京都府中市)開業以来7年ぶりの新駅となります。

各地の新駅開業もだいぶ出尽くしてきた感もありますが、このご時世にあって、過去10年間に2つの新駅が開業している路線というのは、なかなか見当たらないのではないでしょうか?

南武線ではありませんけれども、沿線の武蔵小杉駅でも、ご存知の通り横須賀線・湘南新宿ラインの新駅が2010年に誕生しています。

こんなところにも、近年の川崎市の急速な発展を感じますね。

■南武支線の単線
南武支線の単線

【関連リンク】
(南武支線関連)
2015/1/19エントリ 八丁畷から、無人改札乗り換え。南武支線乗車レポート
2015/2/5エントリ 川崎市とJR東日本が包括連携協定を締結、南武支線に「(仮称)小田栄新駅」を2016年3月開業へ

(その他南武線関連)
2007/9/28エントリ 南武線の車庫・中原電車区
2011/4/13エントリ 南武線快速電車が運行開始
2012/5/30エントリ 中原電車区の鶴見線車両と、クモヤ145形
2013/1/24エントリ JR武蔵中原駅の発車メロディがフロンターレの応援歌に
2013/7/3エントリ JR東日本が南武線新型車両導入と各駅乗車人員を発表、武蔵小杉駅は28位に
2014/2/26エントリ JR南武線武蔵小杉駅の発車メロディが本日よりフロンターレ応援歌の原曲、ザ・クロマニヨンズ「ナンバーワン野郎!」に
2014/7/25エントリ 川崎市制90周年ヘッドマーク付の南武線が3編成運行中、デザインに「パークシティ武蔵小杉」が登場
2014/7/20エントリ JR南武線向河原駅前の踏切拡幅工事が完了し供用開始
2014/8/6エントリ JR南武線新型車両「E233系」が2014年10月導入、新型車両で叶える「あなたの夢」募集中
2014/8/16エントリ 向河原公園リニューアルで登場、「南武線車両ベンチ」
2014/10/4エントリ JR南武線新型車両「E233系」本日投入、武蔵小杉駅等で記念商品販売と「懐かしの写真展」がスタート
2014/10/23エントリ 南武線エキナカで、地産地消。「多摩川梨ジャム」使用商品を販売中
2014/10/30エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路で新キャラクター「多摩川梨くん」が南武線新型車両「E233系」を紹介中
2014/11/5エントリ JR南武線新型車両「E233系」乗車レポート
2015/5/7エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(1):「武蔵小杉駅」
2015/5/9エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(2):「武蔵中原駅」
2015/5/11エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(3):「向河原駅」
2015/7/17エントリ 川崎市が川崎縦貫高速鉄道の計画休止を発表、南武線長編成化を国交省・交通政策審議会に提案へ
2015/12/2エントリ 戦火に消えた、南武線の駅。玉川中学校・橘高校前の「武蔵中丸子駅」跡地探訪

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2015年
12月12日

「等々力球場」「等々力プール」の解体工事と、在りし日の記録。廃止されるプールは等々力陸上競技場併設を検討

【Reporter:はつしも】

現在、等々力緑地では大規模な再編整備が進められています。
その一環として等々力陸上競技場の全面改修が先行して着手されていまして、2015年3月にメインスタンドが完成しました。

これに続いて新硬式野球場・じゃぶじゃぶ池の整備が行われることとなり、現状の硬式野球場「等々力球場」と、「等々力プール」の解体工事が着手されています。
今回は解体工事の現況と計画をご紹介するとともに、解体前の両施設を記録として残しておきたいと思います。

■硬式野球場・プールの解体工事
硬式野球場・プールの解体工事

硬式野球場・プールの解体工事

等々力球場・等々力プールの解体工事は10月から進んでいまして、すでにプールや野球場のスタンドの姿は見えなくなっています。
その中にあって、野球場の電光掲示板がまだかろうじて残っていました。

■新硬式野球場の事業計画のお知らせ
新硬式野球場の事業計画のお知らせ

現地には、新硬式野球場の「事業計画のお知らせ」が掲示されていました。
工事の完成予定は2018年6月を予定しています。

建築物の用途を見ると、「老人福祉センター」が含まれています。
これは、現状テニスコート近くにある「等々力いこいの家」を外野スタンドの下に移転させるものです。

またこのほか、等々力緑地の公園インフォメーションセンターや災害備蓄倉庫も設置される予定です。

■川崎市 等々力緑地再編整備計画 公式野球場およびプール廃止のお知らせ
http://www.city.kawasaki.jp/530/cmsfiles/contents/
0000068/68479/haisi.pdf

■川崎市 等々力緑地再編整備計画 等々力緑地再編整備の今後の取り組みイメージ
http://www.city.kawasaki.jp/530/cmsfiles/contents/
0000068/68483/torikumi.pdf


■新硬式野球場のイメージパース
真紅式野球場のイメージパース

■全体の整備計画
全体の整備計画

解体工事の仮囲いには、新硬式野球場やじゃぶじゃぶ池などの整備計画が掲示されていました。
これは同様の内容が、川崎市等々力緑地再編整備室のウェブサイトにも掲載されています。

①新硬式野球場を従来のプール側に移動させる
②これにより空いた土地にじゃぶ池を整備する
③廃止されるプールは、等々力陸上競技場バックスタンド、サイドスタンドと一体整備を検討する


新硬式野球場は今回の整備により内野6,000人、外野4,000人程度の観客席を擁し、高校・社会人野球の大会を開催できるようになります。
現在は自由に中に入ることができないのですが、外野部分はシートを設置しない芝生席とし、通常時は公園の一部として利用できる計画です。

■解体前の旧硬式野球場「等々力球場」
解体前の旧硬式野球場

そしてこちらが、解体前の等々力球場です。
2015年10月18日に開催された「なかはら“ゆめ”区民祭」の会場の一部になっていまして、その時に記録を残しておきました。

■内野席
内野席

■バッターボックスから、バックスクリーンをのぞむ
バッターボックスから、バックスクリーンをのぞむ

旧等々力球場では、ご覧の通り外野に観客席がなく、内野のみとなっています。
これが新硬式野球場では、外野席も前述の通り芝生で整備されることになります。

「なかはら“ゆめ”区民祭」では、バッターボックスを使って野球をしている子供たちもいました。
これが旧硬式野球場での最後の機会であることは、知らなかったかもしれません。

■川崎市のロゴマークと、武蔵小杉の高層ビル群
川崎市のロゴマークと、武蔵小杉の高層ビル群

バッターボックスの斜め後ろには、川崎市のマークがありました。
右打席の後ろにしかありませんので、ネクストバッターズサークルというわけでもないようです。

また、外野フェンスの向こうには、武蔵小杉のタワーマンション群も見えます。

■カウント表示機
カウント表示機

バックスクリーン側の電光掲示板だけでなく、内野席側にもカウント表示機がありました。
近くで見ると、想像以上に大きいことがわかります。

これもかなり年代物でしたね。

■照明設備
照明設備

旧等々力球場にも、夜間の照明設備がありました。
野球場の位置と向き自体が変わりますので、こちらも新たに作り直されることでしょう。



■等々力プール(大人用)
等々力プール(大人用)

■等々力プール(子供用)
等々力プール(子供用)

続いて、解体前の等々力プールの姿も残しておきましょう。
ここには大人用の50mプールと、子供用(幼児用含め2種)がありました。

利用シーズンは7月~8月で、そのほか「CCとどろき エコ暮らしこフェア」でイベント活用もされていました。
上記写真は、「エコ暮らしこフェア」の際に記録しておいたものです。

このプールは年間の1時期しか活用されていないということもあり、等々力緑地再編整備にあたっては廃止がいったん決定されました。
しかしながら存続を求める声も多く、その後再選整備計画の中で「等々力陸上競技場バックスタンド・サイドスタンド整備」と複合させて再整備を行うことが検討されています。

本件については、前掲の川崎市の等々力緑地再編整備室の資料にもその旨明記されています。
現状は検討段階ではありますが、可能性が薄いものを市民に向けて開示するとは考えにくいですね。現状のところ、バックスタンド・サイドスタンドへの複合化の可能性が高いと考えてよいのではないでしょうか。

■1975年の等々力緑地航空写真
1975年の等々力緑地航空写真

そのようなわけで、今回のエントリでは硬式野球場・等々力プールの在りし日の姿、現在の工事状況、今後の整備計画をまとめてご紹介いたしました。
等々力陸上競技場のバックスタンド・サイドスタンドの整備計画は2016年度に取りまとめが行われる予定ですので、そこで等々力プールの位置づけについても具体化されてくるものと思います。

【関連リンク】
川崎市 等々力緑地再編整備室
川崎市 等々力緑地
2013/7/22エントリ 等々力陸上競技場改修工事の仮囲いに「あなたと等々力」思い出写真を掲示中
2014/1/22エントリ 等々力競技場改修工事現場で、65年間の等々力緑地航空写真が掲示
2014/5/18エントリ フロンターレ公式戦同時開催「第4回CC等々力 エコ暮らしこフェア」開催レポート
2015/3/13エントリ 等々力陸上競技場 新メインスタンド完成。報道機関向け内覧会・完成記念式典最速レポート!
2015/3/29エントリ 等々力陸上競技場新メインスタンドの、藤子・F・不二雄ミュージアムコラボのブロンズ像 全8体をご紹介

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2015年
12月05日

川崎市市民ミュージアムの年末年始2大企画展「江口寿史展KING OF POP」本日より、「2015川崎フロンターレ展」12月12日より開幕

【Reporter:はつしも】

この年末年始、川崎市市民ミュージアムで2つの目玉企画展が開催されます。
本日12月5日(土)から1月31日(日)までの「江口寿史展 KING OF POP」と、12月12日(土)から1月11日(月・祝)までの「2015川崎フロンターレ展」です。

■「江口寿史展 KING OF POP」
「江口寿史展 KING OF POP」 

■川崎市市民ミュージアム 江口寿史展 KING OF POP
http://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/king-of-pop-2/

江口寿史氏は、1977年の「すすめ!!パイレーツ」のデビューに始まり、「ストップ!!ひばりくん!」のヒットなどにより人気を博した漫画家・イラストレーターです。

本展は同氏のこれまでの仕事の集大成となる「KING OF POP江口寿史 全イラストレーション集」の発売を記念して開催されるものです。

本展では同氏の手による300点以上の原画が展示されているほか、開催期間中、下記の様々な企画が準備されています。

■リスペクト対談「江口寿史×ちばてつや」
本展の開催を記念して江口寿史と日本マンガ界の重鎮・ちばてつやの対談がついに実現!国民的人気作「あしたのジョー」をきっかけにマンガ家を志した江口の少年時代のエピソードや、両氏のマンガにかける思いを語っていただきます。

○2015年12月13日 14:00-15:30(開場13:30)
○定員:250名(先着順。当日12:00より整理券を配布)
○参加費:無料※ただし当日の展覧会観覧券(有料)が必要。

■列島縦断!分スケッチLIVE 川崎編
江口寿史が来場者の似顔絵を描くライブ・スケッチ。作品は、その場でスキャンして複製を会場に展示します。(作品の原本は参加者に進呈)
○2016年01月16日 13:00-/14:00-/15:00- / 2016年01月24日 13:00-/14:00-/15:00-
○各回5名(抽選)
○参加費:2,000円
※ライブ・スケッチの様子はどなたでも無料でご覧いただけます。
※本展入場の際にお渡しする抽選券で、いずれか1回分の抽選にご応募ください。抽選券配布は14:40まで。抽選は各回の15分前に会場にて行います。

■学芸員による展示解説
「江口寿史展 KING OF POP」の学芸員による展示解説を行ないます。
○2015年12月06日 14:00- / 2016年01月17日 14:00- / 2016年01月23日 14:00- / 2016年01月31日 14:00-
○参加費:無料
※ただし当日の展覧会観覧券(有料)が必要。

■ベビーカーツアー
学芸員による展示解説付きで「江口寿史展 KING OF POP」を鑑賞するツアーです。ベビーカーでも安心して鑑賞できるようにボランティアスタッフがサポートします。
○2015年12月17日 11:30-12:30 / 2016年01月19日 11:30-12:30
○対象:0歳~未就学児の親子
○定員:親子6組 ○参加費:無料※ただし当日の展覧会観覧券(有料)が必要。 ※要・事前申込(【申込ページ】、またはFaxにてお申込いただけます)

■川崎市民ミュージアムの大型タペストリー
「KING OF POP」の大型タペストリー 

市民ミュージアム内は、現在「KING OF POP」一色になっています。
エントランスロビーには大型タペストリーがありまして、市民ミュージアムの公式twitterが記念写真撮影を推奨していました。

また会場入口には江口寿史氏のキャラクター等身大パネルがありまして、こちらも撮影可となっています。

なお、展示される原画は12月と来年1月で一部入れ替えがありますので、期間中2回鑑賞しても楽しめるようになっています。

■川崎市市民ミュージアム 上映スケジュール
http://www.kawasaki-museum.jp/cinema/

さらに、「江口寿史展KING OF POP」の開催にあわせて、川崎市民ミュージアムの映像ホールでは「江口寿史と80年台日本映画」の特集上映が行われます。

原作の「エイジ」、キャラクター原案の「PERFECT BLUE」「老人Z」、ちばてつや対談特別上映として「あしたのジョー」などのアニメーション映画が上映されます。
上映スケジュールは、上記のウェブページをご参照ください。

■復活したミュージアムショップ
復活したミュージアムショップ

市民ミュージアムのミュージアムショップは先般閉鎖されていましたが、本展開催にあたって復活し、江口寿史氏関連の書籍等が販売されていました。

こちらは一時的なものかと思いますが、やはりミュージアムにはショップがあると良いですね。


■「2015川崎フロンターレ展」
 「2015川崎フロンターレ展」
※クリックで拡大します。

■川崎市市民ミュージアム 2015川崎フロンターレ展
http://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/frontale/
■川崎フロンターレ 2015川崎フロンターレ展開催のお知らせ
http://www.frontale.co.jp/info/2015/1130_13.html

そして12月12日から始まるのが、「2015川崎フロンターレ展」です。
川崎フロンターレの今シーズンの激闘を振り返るもので、毎年年末年始に開催されている恒例の企画展です。

こちらはフロンターレらしく、さまざまな企画が展開されていきます。
市民ミュージアムよりも川崎フロンターレのサイトの方が最新・詳細情報がアップデートされていますので、上記フロンターレのウェブサイトもご参照ください。

<主な企画>
■選手チャリティトークショー【2016年度後援会会員限定】
■ふろん太&カブレラ登場
■段ボールパーク
■エコプラ工作&ロボット操作体験
■ひつじのショーン粘土工作
■望遠鏡&星座早見盤作り
■ゲーフラ作り体験
■ヒロキーpresents OB選手を探せ!
■「カワサキのホコサキ」公開収録

上記の選手チャリティートークショーには、中村憲剛選手、プロモーション部の天野春果部長、伊藤宏樹さんが登場予定ですが、こちらは2016年後援会会員限定となります。

また展示の一部(ドルトムント戦や大久保選手得点王関連など)も同様に2016講演会会員限定となっていますので、ご注意ください。

■川崎市市民ミュージアム
川崎市市民ミュージアム 

■大型タペストリーの間から見える武蔵小杉の高層ビル
大型タペストリーの間から見える武蔵小杉の高層ビル

市民ミュージアムは武蔵小杉駅から少々距離がありますが、バスも比較的出ています。
2015/11/19エントリでご紹介したように、今は紅葉が綺麗な季節ですので、お散歩がてら足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

■等々力緑地の入口(府中街道から)
等々力緑地の入口(府中街道より) 

【関連リンク】
川崎市市民ミュージアム ウェブサイト
川崎フロンターレ ウェブサイト
2015/10/22エントリ 川崎市市民ミュージアムでデジカメワークショップ「水面に自分を映してセルフポートレートを撮ってみよう」が10月24日開催
2015/11/15エントリ 川崎市市民ミュージアム「あそぼう!つくろう!アートツール・キャラバンin川崎」開催レポート

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2015年
12月02日

戦火に消えた、南武線の駅。玉川中学校・橘高校前の「武蔵中丸子駅」跡地探訪

【Reporer:はつしも】

南武線の向河原駅~平間駅間に、かつて「武蔵中丸子駅」がありました。
「南武線各駅開業88周年記念展示」の一部でも紹介されていた「武蔵中丸子駅」の跡地を、本エントリでは訪れてみました。

■「武蔵中丸子駅」のマップ
「武蔵中丸子駅」のマップ

現在のJR南武線は、1927年に民営の「南武鉄道」として開業しました。
1927年3月9日に川崎駅~登戸駅間、矢向駅~川崎河岸駅間(貨物線)が開通し、今回ご紹介する「武蔵中丸子駅」が開業したのは同年8月11日です。

武蔵中丸子駅があったのは向河原駅と平間駅のちょうど中間で、現在は玉川中学校・橘高等学校の前にあたります。

■開業当時の武蔵中丸子駅(武蔵小杉駅開業88周年展示より)
開業当時の武蔵中丸子駅(武蔵小杉駅開業88周年展示より) 

武蔵中丸子駅の運命を変えたのは、戦争でした。
1945年4月15日、本土空襲により南武線の川崎駅-向河原駅間が不通になり、この際に武蔵中丸子駅・平間駅の駅舎が焼失したのです。4月19日に同区間が運転再開されたものの、両駅は休止したままの状態でした。

同年6月10日、武蔵中丸子駅は廃止となる一方、翌年5月1日に平間駅は営業を再開しました。

武蔵中丸子駅の地元では同駅の復活を求める運動も展開されましたが、駅間が短いこともあって実現には至りませんでした。

■中原区の空襲マップ
中原区の空襲マップ 

2013/2/16エントリでご紹介した「中原空襲展」の空襲マップを参照すると、武蔵中丸子駅(マップでは中丸子駅と表記)前の玉川中学校・橘高等学校はかつては日本電気(NEC)の工場だったことがわかります。

当時の空襲では中原区で多数稼動していた軍需工場が標的とされ、日本電気の工場も爆撃を受けたことが記録に残されています。
この爆撃の被害を受けて、武蔵中丸子駅は焼失したものと思われます。

■現在の武蔵中丸子駅跡地
 現在の武蔵中丸子駅跡地

■武蔵中丸子駅ホーム跡地
武蔵中丸子駅ホーム跡地

現在、武蔵中丸子駅の痕跡はほとんど見つけることができません。
しかしながら、線路と道路の間にホームが設置されていた名残のスペースが残されています。

■現地を行き交う南武線
現地を行き交う南武線

当時は周囲に住民も少なかったのでしょうが、現在では都市化が進んでいます。
駅が残されていれば、それなりに利用する方もいたことでしょう。

■川崎市立玉川中学校
川崎市立玉川中学校 

武蔵中丸子駅前には、現在は川崎市立玉川中学校があります。
「玉川」は「たまがわ」ではなく、「ぎょくせん」と読みます。

■川崎市立橘高等学校
川崎市立橘高等学校

玉川中学校の北側に隣接して、川崎市立橘高等学校があります。
旧制橘中学校からの歴史を有し、普通科に加えて国際科・スポーツ科が設置されています。

両校の敷地がかつては日本電気の工場で、空襲を受けたわけです。

■南武線東側の中丸子共栄会
中丸子共栄会

玉川中学校・橘高等学校と南武線を挟んで反対側(東側)には、商店街「中丸子共栄会」があります。
ここがかつては、武蔵中丸子駅前の商店街だったのでしょう。

この商店街をまっすぐ南下していくと、「南武通り商店街」を経て南武線平間駅に到着します。

■南武線の踏切
南武線の小さな踏切

南武線の踏切

この周辺は細かい路地がつながる住宅街で、何か所か南武線の踏切があります。

大小あるこれらの踏切も、将来的には連続立体交差事業によりなくなる予定です。

武蔵中原駅のホーム跡地として残された遊休スペースも、高架化の工事や完成後の高架下利用にあたっては、何らか活用されることになるのではないでしょうか。

【関連リンク】
(南武線各駅開業88周年関連)
2014/11/5エントリ JR南武線新型車両「E233系」乗車レポート
2015/5/7エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(1):「武蔵小杉駅」
2015/5/9エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(2):「武蔵中原駅」
2015/5/11エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(3):「向河原駅」

(向河原関連)
2010/10/11エントリ 向河原駅のNEC専用改札口
2010/1/2エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの日電玉川稲荷神社
2010/8/14エントリ 向河原駅駐輪場のゴーヤー
2010/9/20エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの「丸池」と噴水
2014/7/20エントリ JR南武線向河原駅前の踏切拡幅工事が完了し供用開始

(平間関連)
2011/7/16エントリ 「ガス橋」と平間の渡し
2014/11/21エントリ 下平間のバス停「住宅前」と、「武道館前」

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2015年
11月29日

等々力緑地で黄金に輝く、イチョウの黄葉ライトアップ

【Reporter:はつしも】

等々力緑地のイチョウの黄葉が、見頃になりました。
本サイトではこれまでに何度かご紹介してきたのですが、今年は夜、ライトアップされた姿を見てまいりました。

■昼間のテニスコート裏の黄葉
昼間のテニスコート裏の黄葉

こちらはすでにご紹介したことのある、昼間の黄葉です。
昼間も勿論良いのですが、これが夜になるとどうでしょうか。

■ライトアップされた夜間の黄葉
ライトアップされた夜間の黄葉

金色に輝く黄葉

夜になると照明の光を浴びて、イチョウの葉が金色に輝いています。
これもなかなか、良いものですね。

■テニスコートの照明
テニスコートの照明

この照明は、イチョウをライトアップしているわけではありません。
等々力緑地のテニスコートのナイター設備として、点灯しているものです。

等々力緑地のテニスコートは砂入り人工芝の10面で、朝9時から夜8時半まで利用が可能です。
ナイター設備が使われている日の日没後から8時半までがライトアップの見頃ということになりますね。

毎日ナイター設備が使われているとは限りませんので、狙って見に行くと空振りすることもあるかもしれません。

ただ、イチョウの黄葉はあちこちにありますけれども、ライトアップはなかなかありませんね。
今しか見られないレアな風景として、ご紹介してみました。

■水面に映る紅葉
水面に映る紅葉 

■水面に映る等々力緑地のパノラマ画像
水面に映る等々力緑地のパノラマ画像 
※クリックで拡大できます。

2015/11/19エントリでご紹介した等々力緑地の鏡面世界も、夜になるとまた雰囲気がかわります。

■等々力緑地の鏡面世界・夜
等々力緑地の鏡面世界・夜 

最近は日没が早くなり、5時を過ぎるとかなり暗くなります。
どうぞお気をつけてお帰りくださいませ。

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 等々力緑地
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 等々力緑地
2007/11/19エントリ 武蔵小杉の紅葉1:南武沿線道路
2007/11/24エントリ 武蔵小杉の紅葉2:二ヶ領用水
2008/11/15エントリ 紅葉の二ヶ領用水と渋川で、耳をすませば
2009/11/27エントリ 武蔵小杉に冬の訪れ
2008/11/30エントリ 武蔵小杉のイチョウの紅葉
2009/12/5エントリ 等々力緑地の紅葉
2010/12/16エントリ 等々力緑地のイチョウの実
2011/9/29エントリ 等々力緑地のプラタナス
2011/11/24エントリ 等々力緑地のイチョウの紅葉
2013/11/22エントリ 渋川・西加瀬付近のソメイヨシノの紅葉
2013/12/7エントリ 武蔵小杉の紅葉めぐり
2014/12/3エントリ 等々力陸上競技場「この木 なんの木 とどろ木」の、改修工事連続航空写真
2014/12/10エントリ 等々力緑地「フロンターレロード」のイチョウの紅葉
2015/11/19エントリ 等々力緑地の紅葉・黄葉と、鏡面世界パノラマ

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2015年
11月19日

等々力緑地の紅葉・黄葉と、鏡面世界パノラマ

【Reporter:はつしも】

晩秋になりました。
武蔵小杉周辺の木々の紅葉・黄葉が進み、等々力緑地では美しい風景が見られます。
 
■等々力緑地の入口(府中街道から)
等々力緑地の入口(府中街道より)

武蔵小杉駅周辺から等々力緑地にアクセスするには、裏道もありますが府中街道から入っていくのが一番わかりやすいルートとなります。

ここは武蔵小杉駅と等々力緑地をつなぐバスルートでもあり、等々力緑地の正面玄関にあたります。

等々力緑地内幹線道路の左右にそれぞれ紅葉・黄葉が見られ、緑地に来た人を迎えています。

■歩道の落葉
歩道の落葉 

歩道に敷き詰められた落ち葉

歩道にはたくさんの落ち葉が敷き詰められていました。
この季節は定期的に落ち葉かきをするのでしょうが、このような風景も良いものです。

■「健康美」の像と紅葉
「健康美」の像と紅葉

等々力緑地の入口には、「健康美」と題された像があります。

これは長崎市の平和記念像で知られる北村西望氏の作品で、等々力保育園の創設者である有馬茂氏が寄贈をしたものです。

この像の向こうに、枝振り良く育った木々が美しく見えました。

■水面に映る紅葉
水面に映る紅葉

等々力緑地の中に入ると、催し物広場の手前に池があります。

この水面に、鮮やかな木々やとどろきアリーナが綺麗に映っていました。

■水面に映る等々力緑地のパノラマ画像
水面に映る等々力緑地のパノラマ画像 
※クリックで拡大できます。

この風景が非常に美しかったですので、パノラマ画像を作成してみました。
クリックすると拡大できますので、お楽しみください。

■とどろきアリーナと運動広場の間の紅葉
とどろきアリーナと運動広場の間の紅葉

催し物広場を通って、とどろきアリーナと運動広場の間の細道を抜けていくと、木々が黄金のように輝いていました。
 
■硬式野球場そばの銀杏
硬式野球場そばの銀杏
 
黄葉といえば、やはり銀杏がポピュラーですね。
本サイトでも、等々力緑地テニスコート裏の銀杏の黄葉を過去にご紹介したことがありました。

こちらは硬式野球場そばの「中央駐車場」の銀杏です。

■フロンパークの紅葉
フロンパークの紅葉

等々力陸上競技場前の遊び場「フロンパーク」も、すっかり晩秋の風景になっていました。

11月22日(日)には、川崎フロンターレのJ1リーグ最終戦「vsベガルタ仙台戦」が開催されます。
このフロンパークにも、また多数のテントが並ぶことでしょう。

■パンジーの花壇
パンジーの花壇

紅葉の風景をご紹介してきましたが、11月の中原区といえば、パンジーの出荷ピークです。
等々力緑地の花壇にも、色とりどりのパンジーが咲いていました。

■等々力緑地の入口に、戻る
等々力緑地の入口に、戻る

そのようなわけで、等々力緑地をぐるりと回って入口に戻ってまいりました。

まだ紅葉・黄葉が十分始まっていない木もあり、しばらく秋の風景が楽しめるでしょう。
気温もまだそれほど寒くありませんので、等々力緑地の散歩には適した時期かと思います。

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 等々力緑地
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 等々力緑地
2007/11/19エントリ 武蔵小杉の紅葉1:南武沿線道路
2007/11/24エントリ 武蔵小杉の紅葉2:二ヶ領用水
2008/11/15エントリ 紅葉の二ヶ領用水と渋川で、耳をすませば
2009/11/27エントリ 武蔵小杉に冬の訪れ
2008/11/30エントリ 武蔵小杉のイチョウの紅葉
2009/12/5エントリ 等々力緑地の紅葉
2010/12/16エントリ 等々力緑地のイチョウの実
2011/9/29エントリ 等々力緑地のプラタナス
2011/11/24エントリ 等々力緑地のイチョウの紅葉
2013/11/22エントリ 渋川・西加瀬付近のソメイヨシノの紅葉
2013/12/7エントリ 武蔵小杉の紅葉めぐり
2014/12/3エントリ 等々力陸上競技場「この木 なんの木 とどろ木」の、改修工事連続航空写真
2014/12/10エントリ 等々力緑地「フロンターレロード」のイチョウの紅葉

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2015年
11月16日

中原消防署がNEC玉川ルネッサンスシティ・ノースタワーで37階・829段の「階段駆け上がり訓練」を実施

【Reporter:はつしも】

中原消防署が、NEC玉川ルネッサンスシティ・ノースタワーにおいて、37階・829段の「階段駆け上がり訓練」を実施しました。

■川崎市報道発表資料 37階829段の消防隊階段駆け上がり訓練を実施しました
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/840/0000072197.html

■階段駆け上がり訓練の概要
訓練日時 2015年10月30日(金)9時~11時
実施場所 NEC玉川ルネッサンスシティノースタワー東側屋内避難階段
37階建て829段・156m
参加隊員 中原消防署長以下47名
実施要領 「地震の発生により非常用エレベーターが停止し使用不能となる中、37階で火災が発生し、要救助者が多数いる」との想定により、防火衣を着装し、出火階まで屋内避難階段を各小隊単位(3~5人)で駆け上がりました。
所要タイム 7分45秒(最速小隊)

■階段駆け上がり訓練の様子
階段駆け上がり訓練の様子
※川崎市報道発表資料より

川崎市の各消防署の中でも、中原消防署管内には武蔵小杉駅周辺を中心として多数の超高層ビルが存在します。
これらの超高層ビルでは、大震災時において火災が発生し、エレベーターの使用ができなくなるケースも想定されています。

今回の「階段駆け上がり訓練」は、そのような緊急事態を想定し、中原消防署がNEC玉川事業場の協力を得て実施されたものです。

訓練は小隊ごとに分かれてタイムを計測し、829段を最速7分45秒で登りました。

■NEC玉川ルネッサンスシティ
NEC玉川ルネッサンスシティ

NEC玉川ルネッサンスシティは、26階建て・高さ116mのサウスタワーと、37階建て・高さ156mのノースタワーの2棟で構成されています。
今回訓練が実施されたのはノースタワーの方で、1階から最上階までの階段駆け上がりを実施したことになります。

■NEC玉川ルネッサンスシティヘリポートでの記念撮影
NEC玉川ルネッサンスシティヘリポートでの記念撮影
※川崎市報道発表資料より

今回の訓練では、高さ156mのノースタワーのヘリポートで記念撮影も行われていました。
写真奥に、高さ162.8mのパークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーの姿も見えますね。

820段を登り切って、お疲れのところでしょう。



なお、2015年3月14日に開催された「こすぎ防災フェス」では、パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーにおいて「第8回階段駆け上がりレース川崎大会」(Stair Race in MUSASHIKOSUGI)が開催されていました。
こちらにも中原消防署は参加をしています。

■「第8回階段駆け上がりレース川崎大会」(Stair Race in MUSASHIKOSUGI)
「第8回階段駆け上がりレース川崎大会」(Stair Race in MUSASHIKOSUGI)

■パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーウェブサイト 第二回MST防災デー ステアレース編
http://www.midskytower.com/wp/?p=3630

こちらは「階段駆け上がり訓練」を個人戦競技にしたもので、全国各地から消防士が集まりました。
59階(約200m)・999段を最速7分37秒でのぼりまして、今回の訓練の37階・829段・7分45秒を上回ります。

ただ今回は小隊単位での「訓練」であり個人が最速をめざす「レース」ではありません。
おのずと登り方が異なり、お互いに比較をするものではないでしょう。



ところで、今回の報道発表資料によると、中原消防署管内には高さ60mを超える超高層建築物が17棟あるとされています。
この17棟をリストにすると、以下の通りになるものと思われます。

1.パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー
2.パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー
3.パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー
4.エクラスタワー武蔵小杉
5.プラウドタワー武蔵小杉
6.リエトコート武蔵小杉イーストタワー
7.リエトコート武蔵小杉ザ・クラッシィタワー
8.THE KOSUGI TOWER
9.レジデンス・ザ・武蔵小杉
10.シティハウス武蔵小杉
11.ブリリア武蔵小杉
12.中原消防署・リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉
13.NEC玉川ルネッサンスシティ サウスタワー
14.NEC玉川ルネッサンスシティ ノースタワー
15.野村不動産武蔵小杉ビルN棟
16.武蔵小杉タワープレイス
17.富士通川崎工場本館ビル


本日現在で現実に存在する構築物としては、最高部190mに達する「シティタワー武蔵小杉」がありますが、これを除いて17棟に達してしまいました。
「シティタワー武蔵小杉」はまだ竣工はしていないため、上記にはカウントされていないようです。
また「KDX武蔵小杉ビル」(旧TKS武蔵小杉ビル)は、ぎりぎり60mには達していません。

「シティタワー武蔵小杉」をはじめ、これにさらにタワーマンションが7棟加わってくる計画ですので、高層ビルに対応した消防活動の訓練もさらに重要になってきます。
中原消防署では今後も、地域特性に対応した設備の配置や訓練の実施を行っていくことと思います。

■東日本大震災発生時、停電した高層ビル群
東日本大震災発生時、停電した高層ビル群

【関連リンク】
(東日本大震災関連)
2011/3/11エントリ 大地震により武蔵小杉で大規模な停電が発生
(中原消防署・防災訓練関連)
2009/2/7エントリ 東急テクノシステム跡地の消防車
2009/8/19エントリ 水難事故に備えよう
2010/3/27エントリ 中原消防署のミニカー展示
2010/3/26エントリ THE KOSUGI TOWERの消防訓練
2010/6/15エントリ 中原消防署が住宅用火災報知機設置を呼びかけ
2011/4/9エントリ 中原区役所の臨時給水所
2011/6/29エントリ 中原消防署に双腕作業機「ASTACO」配備
2012/10/22エントリ 「下小田中小学校おやじの会」が小学校における被災・宿泊体験を実施
2013/7/1エントリ パークシティ武蔵小杉で「RJC48」のマンション防災勉強会が開催
2013/8/11エントリ 川崎市総合防災訓練によりパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー・等々力緑地でヘリ救助訓練等防災イベントを実施
2013/1/2エントリ 中原消防署の消防車ペーパークラフト
2013/11/11エントリ 川崎市消防局の「太助」が、武蔵小杉駅前を歩く
2014/3/20エントリ 西街区商業施設・武蔵小杉東急スクエアの消防訓練
2014/3/30エントリ 本日供用開始「武蔵小杉駅東口駅前広場」の防災など各種機能
2014/9/13エントリ 中原消防団が踊る「恋するフォーチュンクッキー」で団員募集PR
2015/3/14エントリ 武蔵小杉の防災一大イベント「こすぎ防災フェス」「第8回階段駆け上がりレース川崎大会」開催レポート
2015/7/4エントリ 「消五郎」が見守る中原消防署の七夕飾り短冊募集と、消防風鈴・消防車カード・ペーパークラフト配布中

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2015年
11月15日

川崎市市民ミュージアム「あそぼう!つくろう!アートツール・キャラバンin川崎」開催レポート

【Reporter:はつしも】

2015年11月14日(土)と15日(日)の2日間にわたって、川崎市市民ミュージアムにおいて造形体験ワークショップ「あそぼう!つくろう!アートツール・キャラバンin川崎」が開催されました。

■川崎市市民ミュージアム
川崎市市民ミュージアム

■1階逍遥展示空間の「アートツール・キャラバン」
1階逍遥展示空間の「アートツール・キャラバン」 

「アートツール・キャラバン」は、横浜国立大学のAE(Art Education)ゼミのメンバーが、自分たちで開発したアートツールを提供して開催する造形ワークショップです。

同ゼミはこのワークショップを各地の学校や公園、美術館、商業施設などを回って実施していまして、市民ミュージアムでも2012年度から開催されています。

市民ミュージアムでは、1階の「逍遥展示空間」が会場となり、さまざまな造形体験の仕掛けが展開されていました。

■OHPによる投影
OHPによる投影 

■ライトテーブルによる投影
ライトテーブル

こちらは、OHPやライトテーブルを使ったデザイン体験です。
OHPの上に様々な色の形を載せて、綺麗な模様を作ることができます。

大きさの違う円を組み合わせて二重丸を作ったり、三角ふたつで星形を作ったり。
どんどん色を重ねていくと「黒」に近づいていったり、子どもたちが楽しそうに遊んでいました。

■形の組み合わせ
形の組み合わせ

形の組み合わせ

形の組み合わせ

こちらは、さまざまな形のピースを組み合わせる造形体験です。
明確な正解などがあるわけではなく、子どもたちが創意工夫で造形をしていました。

■剣山のようなアートツール
剣山のようなアートツール

こちらは、剣山のようなアートツールです。
たくさんの穴の開いた板に、細い棒を1本ずつさしていくことでこの形が出来上がります。

■手形が、押せます
手形が、押せます

手形が、押せます

そしてここにそっと手を当てて押していくと、手形を作ることができました。
もちろん、手形でなくてもいろんな造形がつくれます。

■吊り下げアート
吊り下げアート

吊り下げアート

こちらは、さまざまな造形を吊り下げて作っていくアートです。
左右のバランスをとりながら、子どもたちが自由にツールを組み合わせていました。

■アニメーション装置
アニメーション装置

アニメーション装置

続いてこちらは、アニメーション装置です。
回転させて、外側の隙間から覗き込むとボールの上をお猿さんが飛び跳ねている姿が見えます。

■紙製の「積み木」
紙製の「積み木」

これらのカラフルなパーツは、積み木…というか、紙製ですので「積み紙」とでも呼ぶべきものです。

■紙を積んで…
紙を積んで…

紙を積んで…

紙を積んで…

これはシンプルな紙ですが、これらを積んでいくことで綺麗な形ができます。

やっていくと、大人でもはまります。

■車輪づくり
車輪づくり

こちらは、大小のパーツを組み合わせて車輪をつくるものです。
作った後に斜面を転がしてみるのですが、車輪の形によって思わぬ転がり方をします。

このように造形をした後に実際に「使ってみる」と、面白さが増すように思います。

■ビル作り
ビル作り 

このカラフルなアートツールは、ビルのように見えます。
この外壁に発泡スチロールなどのオブジェを、好きなようにつけていくものです。

■ネジやボルトの造形
ネジの造形

こちらもまたユニークな造形で、ネジやボルトを組み合わせていくものです。
武骨な中にも、かわいらしさや美しさを感じます。

■着せ替えツール
着せ替えツール

これは、観光地などによくある顔ハメの記念撮影スポットです。
ただ、その衣装を自由に組み合わせて、着せ替えができるようになっています。

主に女の子たちが衣装をコーディネートして、記念撮影をしていました。

■お絵描きコーナー
お絵描きコーナー

お絵描きコーナー

「逍遥展示空間」の中央には、お絵描きコーナーがありました。

もちろん普通のお絵描きコーナーではなく、鏡のように映る素材にクレヨンで描いていくようになっています。

■スイカを食べるパックマン
西瓜を食べるパックマン

この鏡の素材をどう使うのかしら…と思っていたら、地面のシートに描いた西瓜を、パネルに描いたパックマン(のようなもの)に映して食べさせることができました。


他にもいくつかのアートツールがありましたが、ご紹介しただけでも本当に多種多様で、面白いですね。
玩具店等には置いていない、ユニークなアートツールによって自由な発想で遊べるのが特徴です。

「あそぼう!つくろう!アートツール・キャラバンin川崎」は、川崎市市民ミュージアムで近年は毎年開催されています。
またキャラバンが来ることもあるかと思いますので、お子さんと一緒にまた楽しんでみてはと思います。

■「逍遥展示空間」
逍遥展示空間 

【関連リンク】
川崎市市民ミュージアム ウェブサイト
横浜国立大学 大泉義一研究室 アートツール・キャラバン
2015/10/22エントリ 川崎市市民ミュージアムでデジカメワークショップ「水面に自分を映してセルフポートレートを撮ってみよう」が10月24日開催
2015/11/13エントリ 市民ミュージアムで「あそぼう!つくろう!アートツール・キャラバンin川崎」が11月14日(土)15日(日)開催

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2015年
11月13日

市民ミュージアムで「あそぼう!つくろう!アートツール・キャラバンin川崎」が11月14日(土)15日(日)開催

【Reporter:はつしも】

本日ふたつめのエントリです。

等々力緑地の市民ミュージアムにおいて、子どもの視覚・触覚・聴覚・嗅覚などの感覚を刺激し、造形あそびをする「あそぼう!つくろう!アートツール・キャラバンin川崎」が2015年11月14日(土)、15日(日)に開催されます。

■川崎市 「あそぼう!つくろう!アートツールキャラバン」を開催します。
http://www.city.kawasaki.jp/250/page/0000072137.html
■川崎市市民ミュージアム イベントアーカイブ
http://www.kawasaki-museum.jp/event/

「あそぼう!つくろう!アートツールキャラバンin川崎」」

「アートツール・キャラバン」は、横浜国立大学のAE(Art Education)ゼミのメンバーが、自分たちで開発したアートツールを提供して開催する造形ワークショップです。

同ゼミはこのワークショップを各地の学校や公園、美術館、商業施設などを回って展開していまして、市民ミュージアムでも2012年度から開催されています。

子どもやおとなが五感を使って、楽しみながら造形体験をすることができます。

■過去のアートツール・キャラバンの様子(※川崎市ウェブサイトより)
過去のアートツール・キャラバンの様子

過去のアートツール・キャラバンの様子

過去の「」アートツール・キャラバン

過去の「アートツール・キャラバン」の様子を見ると、詳細はわかりませんが見た目にユニークなツールが使われています。
一般のお店などには並んでいない、横浜国立大学の皆さんによるオリジナルツールを使っての造形体験は、なんだか楽しそうですね。

今回の「アートツール・キャラバンin川崎」では、大きく分けて「あそぶゾーン」「つくりだすゾーン」の2つが展開されます。
「あそぶゾーン」ではアートのおもちゃで思い切り遊ぶことができ、「つくりだすゾーン」ではさまざまな色や形のツールを組み合わせながら、造形ができるようです。

■アートツールが展開された「逍遥展示空間」(※川崎市ウェブサイトより)
アートツールが展開された「逍遥展示空間」

「アートツール・キャラバンin川崎」の会場となるのは、川崎市市民ミュージアム1階の「逍遥展示空間」です。
ここにさまざまなアートツールが展開され、皆さんで楽しむことができます。

■横浜国立大学 大泉義一研究室 アートツール・キャラバン
http://www7b.biglobe.ne.jp/~oizumi-labo/labo/wsc.html
■アートツール・キャラバン紹介(PDF)
http://www7b.biglobe.ne.jp/~oizumi-labo/caravan.pdf

これらのアートツールを開発している横浜国立大学の「AEゼミ」は、子どもと教育、アートのつながりに関心をよせる学生・教師・地域の方々・研究者で構成される美術教育ゼミです。

同ゼミの中心となる大泉義一教授の研究室サイトに、「アートツール・キャラバン」の情報も掲載されていました。

■「アートツール・キャラバンin川崎」の開催概要
開催日時 2015年11月14日(土)・15日(日)14:00~16:00
会場 川崎市市民ミュージアム 逍遥展示空間
対象 幼児、小中学生、保護者
参加費 無料
事前申込 不要
内容 あそぶゾーン:アートのおもちゃで思いっきり遊ぼう!
つくりだすゾーン:色や形をさがして、つくりだしてみよう!
主催 川崎市市民ミュージアム スクールプログラム大学連携 横浜国立大学AEゼミ

本イベントは参加費無料、事前申し込みも不要です。

既存の娯楽施設、プレイスペースにお子さんを連れていくのとはまた違った体験ができると思いますので、この機会に「川崎市市民ミュージアム」を訪れてみてはいかがでしょうか。

■川崎市市民ミュージアム
市民ミュージアム

【関連リンク】
川崎市市民ミュージアム ウェブサイト
2015/10/22エントリ 川崎市市民ミュージアムでデジカメワークショップ「水面に自分を映してセルフポートレートを撮ってみよう」が10月24日開催

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2015年
11月06日

「炭火焼鳥わいわい」が3号店「元住吉駅前フードショップオズ店」、4号店「武蔵小杉法政通り店」をオープン

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉・元住吉に2店舗を出店していた「炭火焼鳥わいわい」が、オズ通り商店街の元住吉駅近くに3号店「元住吉駅前フードショップオズ店」を2015年6月6日(土)にオープンさせました。

さらに10月4日(日)には「武蔵小杉法政通り店」もオープンし、同チェーンは4店舗体制となりました。

「炭火焼鳥わいわい」は、今後も中原区を中心に店舗拡大をしていくようです。

■炭火焼鳥わいわい 元住吉駅前店(3号店)オープン!
http://www.yakitori-waiwai.com/?p=418
■炭火焼鳥わいわい 武蔵小杉のテイクアウト焼鳥&立ち飲みのお店
http://www.yakitori-waiwai.com/?p=535

■「炭火焼鳥わいわい 元住吉駅前フードショップオズ店」
「炭火焼鳥わいわい 元住吉駅前フードショップオズ店」

「炭火焼鳥わいわい 元住吉駅前フードショップオズ店」は、その名前の通りオズ通り商店街の「フードショップOZ」の中にオープンしました。
「フードショップOZ」は昔ながらのモールになっていまして、「わいわい」以外には「八百文」(八百屋)、「ナカノ」(精肉)、「魚武」(鮮魚)、「金子園」(お茶)、「パティスリーシェリーブラン」(洋菓子)が営業をしており、一通りの食品がそろう建物になっていました。

外からでは「わいわい」がオープンしたことがわかりにくいのですが、よく見ると外壁上部に看板が出ています。

■「炭火焼鳥わいわい 元住吉駅前店」
「炭火焼鳥わいわい 元住吉駅前店」

「フードショップOZ」の中に入っていくと、「わいわい」のカウンターがあります。
狭いスペースではありますが、この日もたくさんのお客さんがお店の前に集まっていました。

「元住吉駅前フードショップオズ店」は完全持ち帰りのお店で、客席はありません。

■「炭火焼鳥わいわい 武蔵小杉法政通り店」
「炭火焼鳥わいわい 武蔵小杉法政通り店」

■「武蔵小杉法政通り店」の焼鳥
「武蔵小杉法政通り店」の焼鳥

一方、10月6日にオープンした「炭火焼鳥わいわい 武蔵小杉法政通り店」は、立ち飲みカウンターがあります。

テイクアウトももちろんできますが、カウンターで気軽に一杯もできるようになっています。

また、既存2店舗と新規2店舗では、営業時間がそれぞれ異なります。

■「炭火焼鳥わいわい」の営業時間
武蔵小杉サライ通り店 テイクアウト16:00~22:00
イートイン17:00~22:00
元住吉オズ通り店 テイクアウト16:00~22:00
イートイン17:00~22:00
元住吉駅前フードショップオズ店 テイクアウトのみ13:00~22:00
武蔵小杉法政通り店 テイクアウト&イートイン16:00~22:00

■同じくオズ通り商店街の「炭火焼鳥わいわい 元住吉店」
同じくオズ通り商店街の「炭火焼鳥わいわい 元住吉店」

「炭火焼鳥わいわい 元住吉フードショップオズ店」から、オズ通り商店街を駅から反対方向に進み、綱島街道をわたると「炭火焼鳥わいわい 元住吉店」があります。

ここも実はオズ通り商店街の一部で、同商店街内に「わいわい」が2店舗できたことになります。

■サライ通り商店街の「炭火焼鳥わいわい 武蔵小杉店」
サライ通り商店街の「炭火焼鳥わいわい 武蔵小杉店」

また、1号店であるサライ通り商店街の「武蔵小杉店」も健在です。

「元住吉店」「武蔵小杉店」はいずれも客席がありますので、夜に持ち帰りや飲んでいくなら既存の2店舗、立ち飲みでさっくり飲むなら武蔵小杉法政通り店、元住吉の方が昼間に買って帰るなら新しい「元住吉駅前店」、という住み分けになるでしょう。

■先代が二ヶ領用水沿いで営業していた「味よし」
先代が二ヶ領用水沿いで営業していた「味よし」

冒頭に申しあげたとおり、「炭火焼鳥わいわい」では、今後もまだ店舗展開を続けていく予定です。
先代が二ヶ領用水沿いで営業していた「味よし」が閉店に至るのと前後して、次世代の「わいわい」が通常店舗に業態を転換して
広げてきている形です。

それだけ既存店舗が好調ということなのでしょうね。

■「炭火焼鳥わいわい」の店舗マップ
「炭火焼鳥わいわい」の店舗マップ 

【関連リンク】
炭火焼鳥わいわい ウェブサイト
2013/8/9エントリ サライ通り商店街の「オリーブ亭」跡地に炭火焼鳥「わいわい」がオープン
2014/12/27エントリ 今市橋の「味よし」屋台閉店と、サライ通り商店街・オズ通り商店街の新店舗「炭火焼鳥 わいわい」
2015/9/2エントリ サライ通りの新コラボ。「フォレストコーヒー」バータイム営業「B-Side」で頂く、「わいわい」の焼鳥セット

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