武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2016年
06月11日

江川せせらぎ遊歩道と、渋川の紫陽花が見頃に

【Reporter:たちばな】

武蔵小杉周辺のアジサイ(紫陽花)が、見頃になりました。
江川せせらぎ遊歩道では、たくさんのアジサイを見ながら散歩を楽しむことができます。

■江川せせらぎ遊歩道のアジサイ
江川せせらぎ遊歩道のアジサイ

江川せせらぎ遊歩道のアジサイ

江川せせらぎ遊歩道のアジサイ

江川せせらぎ遊歩道のアジサイ

今回歩いてみたのは、江川せせらぎ遊歩道のうち、下小田中付近の一帯です。
このあたりでは各所にアジサイが植えられて、色とりどりの花を咲かせていました。

■水面に映るアジサイ
水面に映るアジサイ

水面に映るアジサイ 

水辺のアジサイたちは、せせらぎにその姿が映っていました。
何となく、得した気分になります。

■さまざまな種類のアジサイ
様々な種類のアジサイ

さまざまな種類のアジサイ

様々な種類のアジサイ

様々な種類のアジサイ

様々な種類のアジサイ

アジサイは遠くから見るとどれも同じように見えますが、ひとつひとつ見ていくと、実にさまざまな種類があることがわかります。

これらの品種を調べながら散策していくのも、楽しいかもしれないですね~。

■大きく育った子ガモ
大きく育った子ガモたち

以前ご紹介した子ガモたちは、大きく育っていました。
まだグループで行動していましたが、そのうち一人立ちができそうです。

アジサイ以外の花々もありますし、ザリガニ釣りをしている子どもたちの姿も見えました。
江川せせらぎ遊歩道では、季節ごとに違う楽しみ方ができます。



一方、江川は武蔵小杉からちょっと遠すぎて…という方には、法政二中・高前の渋川のアジサイもあります。

■法政二中・高前の渋川のアジサイ
法政二中・高前の渋川のアジサイ

法政二中・高前の渋川のアジサイ

法政二中・高前の渋川は、2014年~2015年にかけて遊歩道の整備が行われました。
その水辺には、ご覧の通りアジサイが植えられています。

こちらも法政二中・高側から、渋川に映る花を楽しめました。


また、江川せせらぎ遊歩道ほどでなくても、アジサイはさまざまな場所で見かけることができます。
梅雨時でお出かけがおっくうになりがちな時期ではありますが、少し目を向けてみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
川崎市上下市水道局 江川せせらぎ遊歩道
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 渋川
2008/11/7エントリ 江川せせらぎ遊歩道の「森とせせらぎ祭り」
2013/8/21エントリ 江川せせらぎ遊歩道の、ザリガニ釣り
2015/5/6エントリ 江川せせらぎ遊歩道で、「たらい舟」に乗る子どもたち
2016/2/27エントリ 江川せせらぎ遊歩道の河津桜が見頃に:鳥の蜜の吸い方2種と、大きなお雛様登場
2016/5/1エントリ 2016年5月、武蔵小杉の渋川にカルガモの子育てシーズン到来
2016/5/27エントリ 江川せせらぎ遊歩道の道路をめぐる、カルガモ親子の冒険

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2016年
06月10日

井田山・中原区市民健康の森のホタル観賞会「ヒカリノモリ」が本日6月10日(金)から12日(日)まで開催

【Reporter:たちばな】

井田山の市民健康の森で、ゲンジボタルを放流する鑑賞イベント「ヒカリノモリへ」が、本日6月10日(金)より6月12日(日)まで19:30~21:00に開催されています。

■ホタルの鑑賞イベント「ヒカリノモリへ」
ホタル観賞イベント「ヒカリノモリへ」

「ヒカリノモリへ」は、中原区市民健康の森を育てる会が、毎年この時期に開催しているホタル観賞イベントです。

市民健康の森の水辺にゲンジボタルを放流し、発光する姿を皆さんで楽しむことができます。

■市民健康の森の会場
市民健康の森の会場 

中原区市民健康の森は、井田山の西側、井田病院の隣接地にあります。

武蔵小杉方面から行く場合は、尻手黒川道路を「井田病院入口」で左折します。エントリ末尾にGoogleマップを掲載しておきますので、ご参照ください。

「ヒカリノモリへ」開催期間中は、ビニールシートを敷いた特設駐輪場が用意されています。

■ホタルの放流場所
ホタルの放流場所

ホタルの放流場所

■発光するホタル
発光するホタル

ゲンジボタルは、水辺に網テントを張って放流されています。

そのためはっきりを見ることはできませんが、穏やかな光が心なごみます。

■アンケート実施
アンケート

会場では、中原区市民健康の森を育てる会によるアンケートを実施しています。
ホタルの光を楽しんだあとで、ご協力いただける方はご記入ください。

中原区市民健康の森を育てる会は、地域住民の皆さんによって2001年に発足したボランティアグループです。
同会は、井田山の里山環境を将来にわたって保全・育成するとともに、環境学習や地域コミュニティの場として、人と自然の共生を図りながら、地元町内会とも連携して森の運営管理を行っています。

「ヒカリノモリ」以外にも、年間を通してさまざまな自然体験活動を行っています。

■夕暮れの矢上川と送電鉄塔
夕暮れの矢上川と送電鉄塔

「ヒカリノモリ」が始まる19:30~は、ちょうど日が沈んで暗くなっていく頃です。

矢上川と送電鉄塔も、普段とまた違った雰囲気がありますね。

■井田山から見える武蔵小杉の夜景
  井田山から見える武蔵小杉の夜景
 
また、中原区市民健康の森の前の坂道を登っていくと、井田山の上の井田病院にたどり着きます。
井田山からは、矢上川の送電鉄塔沿いに武蔵小杉の高層ビル群の夜景を見ることができます。

武蔵小杉周辺にお住まいであれば、夜間に井田山にいらっしゃる機会はあまりないでしょう。
ホタルを鑑賞したついでに、井田山からの夜景を楽しんでみるのも良いかもしれません。

■中原区市民健康の森のGoogleマップ


【関連リンク】
中原区ウェブサイト 中原区市民健康の森
2011/3/7エントリ 井田山(1):井田山から見る武蔵小杉
2012/1/6エントリ 井田山(2):井田平台公園
2012/5/1エントリ 井田山(3)井田病院の新棟が本日開院
2013/6/1エントリ 井田山(4):中原区市民健康の森と、ホタルの放流
2014/5/30エントリ 井田山のホタル観賞会「ヒカリノモリへ」が2014年6月5日(木)まで開催中
2015/4/7エントリ 川崎市立井田病院が4月1日全面開院、がん医療・救急医療などを機能強化
2016/3/7エントリ 川崎市バスが4月1日の井田方面大幅増便ダイヤ・「小杉駅入口グランツリー前」バス停新設を発表、井田病院行無料シャトルバスは3月31日廃止

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2016年
06月01日

国土交通省が多摩川・鶴見川・相模川水系の洪水氾濫シミュレーションを公開、武蔵小杉等任意地点への洪水到達時間と最大浸水深が検索可能に

【Reporter:はつしも】

国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所が、多摩川水系、鶴見川水系及び相模川水系に係る想定最大規模降雨における洪水氾濫シミュレーションを公開しました。
 
■京浜河川事務所 洪水氾濫シミュレーション
http://www.ktr.mlit.go.jp/keihin/keihin00642.html

京浜河川事務所は、多摩川・鶴見川・相模川の3河川および沖ノ鳥島を管理する国土交通所の組織です。
各地の出張所により、河川改修事業、維持修繕事業、環境整備事業およびそれらに関する諸調査等を実施しています。

今回公開されたシミュレーションは、当該河川の流域住民に情報を提供することで、洪水時の避難に役立てることを目的としたものです。

■公開された洪水氾濫シミュレーション
公開された洪水氾濫シミュレーション

本シミュレーションでは、多摩川水系・鶴見川水系・相模川水系の洪水氾濫シミュレーションが公開されていますが、本サイトではもちろん多摩川水系の情報にクローズアップしてみたいと思います。

公開されたシステムでは、任意地点からの浸水状況を知ることができます。今回は「想定しうる最大規模の降雨による氾濫時」における「武蔵小杉駅」を選択してみましょう。
そうすると、多摩川沿いに武蔵小杉駅を浸水させる決壊地点が丸印で表示されます。

これらの決壊地点のうち、色が違う丸印が2つあることにご注目ください。

等々力緑地付近の朱色は、浸水深が最も深くなる決壊地点です。
決壊時点から1時間で武蔵小杉駅に到達し、最大浸水深が0.5m~3mに達します。

もうひとつ、高津区下野毛付近のオレンジ色は、決壊してから最も早く到達する地点です。
決壊時点から30分で武蔵小杉駅に到達し、最大浸水深が0~0.5mに達します。

ここで意外なのは、等々力緑地付近よりも遠い高津区下野毛で決壊した方が、武蔵小杉には早く洪水が到達するということです。

本シミュレーションでは時間帯別の推移も見ることができますので、確認していきましょう。

■等々力緑地付近での決壊による到達時間
等々力緑地付近での決壊による到達時間

等々力緑地付近で決壊した場合は、決壊後30分は洪水は等々力緑地内にとどまり、1時間で武蔵小杉駅周辺に到達することがわかります。
到達すると前述の通り最大3mと大変水位が高くなります。

■高津区下野毛付近での決壊による到達時間
高津区下野毛付近での決壊による到達時間

一方こちらが高津区下野毛付近で決壊した場合です。

堤防の決壊前から、多摩川沿いの小杉陣屋町、新丸子駅周辺から武蔵小杉駅北口までが一気に浸水する予測になっています。
30分経過すると武蔵小杉駅周辺までが水に覆われ、最大浸水深は0.5mとされています。

このように、決壊するポイントによって、各地点への洪水の到達時間や、最大浸水深はかなり異なるわけです。

高津区下野毛での決壊は浸水深が大きくないとはいえ、水の力で足元をすくわれては抗うすべがありません。
距離が離れていることで甘く見ていると、あっという間に水が到達する可能性があるということですね。

ひとつひとつの地点ごとの情報を記憶しておくのは現実的ではありませんが、とりあえず「自分が想像するよりも危険な場合がある」と考えておくべきかと思いました。

■洪水シミュレーションの広域マップ
洪水シミュレーションの広域マップ

■中原区で洪水を免れる井田山
中原区で洪水を免れる井田山

平坦な中原区はほぼ全域が洪水の被害を受けることが想定されていますが、その中でも例外なのが井田山です。
ここは中原区では唯一の高台で、日吉側の台地に連なっています。


なお、本シミュレーションはあくまでも多摩川など対象となる水系の氾濫を予測したものであり、周辺の河川等は含まれておりません。
仮に多摩川が氾濫に至る場合、首都圏の多摩川以外の河川も氾濫している可能性が十分にありますので、その点を留意しておく必要があるでしょう。

近年は治水の発達により、昔のような度重なる多摩川の氾濫はなくなりましたが、自然を完全にコントロールすることはできないというのが現実です。
いざという時のために、お住まいの場所についての情報を一度確認しておくと良いと思います。

■多摩川と武蔵小杉
多摩川橋梁と武蔵小杉の鏡面世界 

【関連リンク】
京浜河川事務所 ウェブサイト
2008/8/29エントリ 多摩川増水
2009/10/9エントリ 武蔵小杉駅北口バス停の屋根が、台風18号で飛ばされ消失
2010/1/14エントリ 武蔵小杉駅北口バス停の屋根が修復完了
2010/7/19エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(8):「御蔵稲荷と多摩川」
2011/9/21エントリ 台風15号が武蔵小杉を直撃、JR武蔵小杉駅の看板が破損
2012/4/3エントリ 低気圧の発達による武蔵小杉の強風と、交通の一部混乱
2014/10/12エントリ 台風近づく武蔵小杉の、「ニカッパ君」と「マルエツの買い煽り」

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2016年
05月31日

ゴジラシリーズ最新作「シン・ゴジラ」で武蔵小杉が戦場に。川崎市市民ミュージアムの公開連動企画で過去の川崎市ロケ作品を6月19日(土)より連続上映

【Reporter:はつしも】

2016年7月29日より、「ゴジラ」シリーズ最新作「シン・ゴジラ」が公開されます。
本作品は「新世紀エヴァンゲリオン」で知られる庵野秀明氏が脚本・編集・総監督をつとめ、CGを活用して首都圏を襲うゴジラが描かれています。

また本作品の舞台には、武蔵小杉周辺が登場します。
先日公開された予告編では、丸子橋付近の大田区河川敷に防衛部隊が展開され、武蔵小杉側から首都を襲うゴジラを迎撃する様子が描かれていました。

下記の予告編映像では、武蔵小杉のタワーマンションを背景に激しい防衛戦が繰り広げられています。

■「シン・ゴジラ」予告編

※56秒あたりから武蔵小杉が登場します。

また川崎市市民ミュージアムの映像ホールでは、これを記念して「川崎市内撮影映画『シン・ゴジラ』公開連動企画 ゴジラあらわる!」と題し、川崎市でロケが行われた過去の「ゴジラ」作品を連続上映することが決定いたしました。

本企画では、特撮映画の金字塔といえる「ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版」、川崎区・幸区でロケが行われた「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」、開館まもない川崎市市民ミュージアムが登場する「ゴジラVSキングギドラ」の3作品が、6月19日(土)、25日(土)、26日(日)の3日間にわたって上映されます。

■川崎市内撮影映画「シン・ゴジラ」公開連動企画 ゴジラあらわる!
川崎市内撮影映画「シン・ゴジラ」公開連動企画 ゴジラあらわる!
※川崎市市民ミュージアムより。PDF版は【こちら】をご参照ください。

■「ゴジラあらわる!」上映スケジュール
6月19日(土)11:00~ ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版【デジタル上映】
6月19日(土)14:00~ ゴジラVSキングギドラ
6月25日(土)11:00~ ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃
6月25日(土)14:00~ ゴジラVSキングギドラ
6月26日(日)11:00~ ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃
6月26日(日)14:00~ ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版【デジタル上映】

■作品紹介(川崎市市民ミュージアムより)
ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版 監督:本多猪四郎/出演:宝田明、志村喬、河内桃子、平田昭彦、堺左千夫、村上冬樹/1954/モノクロ/DCP/スタンダード/97分

◆世界の映画史上に影響を及ぼした日本映画の金字塔“ゴジラ”が、デジタルリマスターによって鮮やかにスクリーンに甦る。真髄を極めた特撮と原水爆反対のメッセージが込められた重厚なドラマの衝撃を体感してください。
ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃 監督:本多猪四郎/出演:矢崎知紀、佐原健二、中真千子、天本英世、石田茂樹、沢村いき雄/1969/カラー/35mm/シネマスコープ/69分

◆川崎市に住む鍵っ子小学生・三木一郎は内気でいじめられているが、怪獣島の夢を見て、いじめっ子怪獣ガバラに立ち向かうミニラに励まされる。少年を主人公にしたファンタジー作品。川崎区や幸区でロケ撮影が行われた。
ゴジラVSキングギドラ 監督:大森一樹/出演:中川安奈、豊原功補、小高恵美、原田貴和子、土屋嘉男、西岡徳馬、山村聡/1991/カラー/35mm/ビスタ/102分

◆開館まもない川崎市市民ミュージアムにおいてロケ撮影が行われたシリーズ第18作。23世紀から1992年にやって来た未来人によってキングギドラは“メカ・キングギドラ”として復活し、ゴジラと対決する。

■料金
一般 600円
大学・高校生・65歳以上 500円
小中学生・市民ミュージアム友の会会員 400円
幼児(未就学児)、障害者手帳・身障者手帳・療育手帳をお持ちの方およびその介助者1名、被爆者手帳をお持ちの方 無料
スカラチケット(10枚綴り回数券・有効期限:平成29年1月15日(日)) 4,800円
※各種割引料金をご利用の方は、生徒手帳・学生証・障害者手帳など、証明できる書類等を必ずご提示ください。
※チケットはご入場の際に販売します。前売り券はありません。

■川崎市市民ミュージアム 映像ホール
映像ホール内部 

映像ホールの客席 

川崎市市民ミュージアムには、270名を収容する映像ホールが整備されていまして、2016/4/23エントリでご紹介しておりました。
映像ホールの設備が先般リニューアルしまして、4K対応のデジタルシネマプロジェクター、シネマサーバー、7.1chサラウンドシステムが導入されました。

今回上映される「ゴジラ」第1作、「ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版」は、これによりデジタル上映が行われます。

■「ゴジラVSキングギドラ」のロケが行われた川崎市市民ミュージアム
川崎市市民ミュージアム 

そして、「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」「ゴジラVSキングギドラ」は、いずれも川崎市が舞台として登場する作品です。

特に1991年に公開された「ゴジラVSキングギドラ」は、1988年に開館してまもない川崎市市民ミュージアムでロケが行われました。

本作品は、まさに映像ホールで上映するのにふさわしい作品といえるでしょう。
当時の風景などを垣間見る、貴重な映像資料でもあると思います。


7月29日公開の「シン・ゴジラ」公開に先立って、武蔵小杉に実は存在する「名画座」で、旧作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。

■映像ホールの入口
川崎市市民ミュージアムの映像ホール入口 

【関連リンク】
シン・ゴジラ ウェブサイト
川崎市市民ミュージアム ウェブサイト
 ・2015/10/22エントリ 川崎市市民ミュージアムでデジカメワークショップ「水面に自分を映してセルフポートレートを撮ってみよう」が10月24日開催
2015/11/15エントリ 川崎市市民ミュージアム「あそぼう!つくろう!アートツール・キャラバンin川崎」開催レポート
2015/12/5エントリ 川崎市市民ミュージアムの年末年始2大企画展「江口寿史展KING OF POP」本日より、「2015川崎フロンターレ展」12月12日より開幕
2016/4/23エントリ 武蔵小杉に、実は存在する名画座。「川崎市市民ミュージアム」映像ホールがリニューアルしデジタルシネマを上映中
2016/4/28エントリ 川崎市市民ミュージアムの「トーマス転炉」が語る、川崎の鉄鋼産業史

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2016年
05月27日

江川せせらぎ遊歩道の道路をめぐる、カルガモ親子の冒険

【Reporter:はつしも】

先日、春の陽光きらめく江川せせらぎ遊歩道で、子ガモ13羽の大家族カルガモ親子が泳いでいました。

本エントリでは春の花々とともに、ご紹介してまいりたいと思います。

■江川せせらぎ遊歩道
江川せせらぎ遊歩道

この遊歩道は、下水道整備により河川としての役割を終えた江川の跡地を利用し、計画段階から市民の意見を取り入れるパートナーシップ事業として2003年に完成したものです。

せせらぎを流れる水は等々力水処理センターで高度処理された下水であり、そのままでは生物が生息できないほどきれいなものです。
これを自然に近いものに近づけることで、せせらぎの水辺がさまざまな生物が住む豊かな環境になっています。

■カルガモ親子
カルガモ親子 

■ひと休みする子ガモ
ひと休みする子ガモ 

そして今年も、江川せせらぎ遊歩道にカルガモの子育ての季節がやってまいりました。

水辺の端の方、流れがゆっくりしているところで、ひと休み中です。

■カルガモ親子のおでかけ
下流にお出かけ

ひと休みしたら、下流にお出かけです。

数えたら親ガモが1羽に子ガモが13羽、合計14羽の大家族でした。

■道路の下をくぐるところで…
道路の下をくぐるところで…

江川せせらぎ遊歩道を下っていくと、途中で水辺の上を道路がまたいでいる場所があります。

道路の下をせせらぎが流れているのですが、親ガモが通るには入口が狭いため、親ガモだけがひょいっと道路の上に上がってしまいました。

■子ガモが、ついてこない…
子ガモが、ついてこない…

でも、子ガモたちがついてきません。

まだちいさいので、登ることはできないのです。

■呼びかける親ガモ
呼びかける親ガモ 

■道路下から出てきた子ガモたち
道路下から出てきた子ガモたち 

子ガモたちは親ガモがいなくなったことに当惑し、道路の下の水辺をさまよっていましたが、親ガモが呼びかけると出てきました。

■ふたたび合流して、ひと安心
ふたたび合流して、ひと安心 

再び親子が合流して、ひと安心です。
写真にはすべて映っていませんが、数えたらちゃんと14羽いました。

どうやらみんなで道路をこえるのは難しいと、みんなで上流に帰っていきました。

■水中でえさを取る子ガモ
水中でえさを取る子ガモ

その後子ガモたちは盛んに水中にくちばしを突っ込んで、何かえさを取っていました。
元気そうで何よりです。

■江川せせらぎ遊歩道の花々
江川せせらぎ遊歩道の花々

江川せせら遊歩道の花々

江川せせらぎ遊歩道の花々

5月になると、江川せせらぎ遊歩道の各所を鮮やかな花々が彩ります。
地域の方がお世話をされているもので、毎年たいへん楽しみにしています。

■花々に集まる蝶
 

これだけ花々が咲き誇れば、その蜜を吸うために蝶も集まってきます。
都市の喧騒を忘れる、美しい風景です。

中原区が梅雨入りをする前に、武蔵小杉からちょっと足をのばして散策をしてみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
川崎市上下市水道局 江川せせらぎ遊歩道
2008/5/21エントリ 二ヶ領用水のカルガモ親子
2008/11/7エントリ 江川せせらぎ遊歩道の「森とせせらぎ祭り」
2013/5/14エントリ 二ヶ領用水のカルガモ親子2013
2013/5/26エントリ 江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子
2013/6/8エントリ 江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子、1週間後の姿
2013/6/20エントリ 江川せせらぎ遊歩道の子ガモたちの、成長した姿
2014/5/11エントリ 江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子と、鮮やかな花々
2015/5/21エントリ 江川せせらぎ遊歩道の岩の上で、身を寄せ合うカルガモ親子
201/6/7エントリ 江川せせらぎ遊歩道の、13羽の大家族カルガモ一列縦隊
2016/5/1エントリ 2016年5月、武蔵小杉の渋川にカルガモの子育てシーズン到来

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2016年
05月19日

等々力緑地で「第47回花と緑の市民フェア」5月20日(金)~22日(日)開催、「第50回川崎市畜産まつり」22日(日)開催

【Reporter:はつしも】

2016年5月20日(金)~22日(日)に、等々力緑地において「第47回花と緑の市民フェア」が開催されます。
また22日(日)には、「第50回川崎市畜産まつり」が同時開催されます。

■川崎市 「第47回花と緑の市民フェア」及び「第50回川崎市畜産まつり」を開催します
http://www.city.kawasaki.jp/280/page/0000076184.html

■「花と緑の市民フェア」「川崎市畜産まつり」ポスター
「花と緑の市民フェア」「川崎市畜産まつり」ポスター
※クリックで拡大します。

最初に、明日20日(金)からスタートする「花と緑の市民フェア」からご紹介していきましょう。

■「第47回花と緑の市民フェア」開催概要
▼日時:2016年5月20日(金)~22日(日)9:00~17:00 ※荒天時中止
▼会場:等々力陸上競技場 催し物広場
▼プログラム:

内容 20日(金) 21日(土) 22日(日)
花と緑の即売会
園芸相談 10:00-16:00 10:00-16:00 10:00-16:00
青空園芸教室 13:30-15:00 14:00-15:30
花と植木の品評会 一般観覧
15:00-17:00
一般観覧
9:00-10:30
即売会
10:30-
花と緑の抽選会 9:00-17:00 9:00-17:00
青空料理講習会 12:00-13:00
フラワーデザイン講習会 10:30-12:00 10:30-12:00
フラワーデザイン展
フラワーアレンジメント展
緑化ポスター・標語展
民有地緑化推進コーナー
フラワーポットの展示
障害者作品展(作業室こすぎ) 9:00-16:00
野だて 9:00-17:00 9:00-17:00
市内産野菜とたまごの即売会(JAセレサ川崎)
動物ランド 10:00-15:00 10:00-15:00
餅つきの実演・販売 9:00-17:00 9:00-17:00
藍染め体験・販売
※天候状況、その他の事情により内容を変更する場合があります。

「花と緑の市民フェア」は、市民の方々が花と緑に親しみ、潤いのある生活と快適な街づくりを推進することを目的として毎年「川崎市畜産まつり」と同時開催されています。
昨年は3日間で約61,000名の来場者が集まりました。

基本的には園芸や緑化関連の催しが中心となっていますが、動物ランドや餅つき、藍染め体験など、土日を中心にさまざまな企画も用意されています。

■「花と緑の市民フェア」「川崎市畜産まつり」が同時開催された等々力緑地
「花と緑の市民フェア」「川崎市畜産まつり」が同時開催された等々力緑地

■アジサイの販売
アジサイの販売 

■フード系のテント
フード系のテント



続いて、「川崎市畜産まつり」についてご紹介していきたいと思います。
こちらは22日(日)のみの開催となります。

■「第50回川崎市畜産まつり」の開催概要
▼日時:2016年5月22日(日)10:00~15:00
▼会場:等々力緑地 催し物広場
▼プログラム:

内容 22日(日)
羊の毛刈り体験 14:00-
※先着30名、30分前から整理券配布
バター作り体験 10:30-/12:00-
※各回とも先着30名、30分前から整理券配布
乳搾り体験 10:00-/12:30-
※各回とも先着60名、30分前から整理券配布
鶏卵の品評会 一般観覧13:00-
乳牛・豚・鶏の展示 10:00-15:00
飼料の展示 10:00-15:00
動物ランド 10:00-15:00
ポニーの試乗 10:00-11:00/12:00-13:00/14:00-15:00※各回とも当日先着順
市内産たまごのつかみ取り(1回100円) 10:00-/13:00-
※各回とも、なくなり次第終了
県内牧場のアイスクリーム販売 10:00-
※なくなり次第終了
※天候状況、その他の事情により内容を変更する場合があります。

「川崎市畜産まつり」の開催時間は、10時~15時です。
同時開催の「花と緑の市民フェア」に比べて開始時間が1時間遅く、終了時間が2時間早くなっていますので、ご注意ください。

割合シニア向けの企画が多い「花と緑の市民フェア」に比べると、「羊の毛刈り」「バター作り」「乳搾り」の体験など、お子さんが喜ぶ催しがより多く揃っています。
両イベントをお子さん連れで楽しむならば、22日(日)10時~15時が良いかもしれませんね。

■「川崎市畜産まつり」の牛
川崎市畜産まつりの牛

■生後2週間の子牛
生後2週間の子牛

■羊の毛刈り体験
羊の毛刈り体験 

羊の毛刈り体験

■ふれあい動物園
ふれあい動物園

ふれあい動物園

ポニーの乗馬

なお、体験企画は記載の通り定員がありまして、30分前から整理券が配布されます。
昨年の実績ではすぐに定員満了になっていましたので、希望される方は早めに来場されることをお勧めします。

昨年開催については、2015/5/17エントリにおいてレポートさせていただきました。
武蔵小杉の近くでさまざまな植物、動物、畜産物に触れることができる、良い機会だと思います。

また、両イベントの過去の開催風景は川崎市のウェブサイトにも掲載されています。
関連リンクよりご参照ください。

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 花と緑の市民フェア 過去の開催風景
川崎市ウェブサイト 川崎市畜産まつり 過去の開催風景
2015/5/14エントリ 等々力緑地で「第46回花と緑の市民フェア」5月15日(金)~17日(日)開催、「第49回川崎市畜産まつり」17日(日)開催
2015/5/17エントリ 「第46回花と緑の市民フェア」「第49回川崎市畜産まつり」開催レポート

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2016年
05月13日

武蔵小杉目線で巡る、生田緑地。「かわさき宙と緑の科学館」「日本民家園」「岡本太郎美術館」と、「枡形山」から望む武蔵小杉

【Reporter:はつしも】

川崎市には、市北部を中心に豊かな自然が残されています。
代表的なものが多摩区から宮前区にかけて広がる「生田緑地」で、1941年の都市計画決定に基づいて整備・保全が行われています。

本サイトではこれまでに同緑地内の施設として、緑地中心部からは離れた場所の「藤子・F・不二雄ミュージアム」「生田緑地ばら苑」をご紹介してまいりました。

今回は「かわさき宙と緑の科学館」を中心に、「武蔵小杉目線」で生田緑地中心部をご紹介してまいりたいと思います。

■武蔵溝ノ口駅前から「溝19系統」で出発
武蔵溝ノ口駅前から「溝19系統」バスで出発

武蔵小杉から生田緑地中心部に向かうには、南武線武蔵溝ノ口駅の南口(ノクティとは反対側)から、川崎市バス「溝19系統」(向丘遊園駅南口行)を利用するのが便利です。

■川崎市バス「溝17系統」「溝18系統」「溝19系統」時刻表(PDF)
http://www.kcbn.jp/loca/tmtbl/pdf/00434_02_1.pdf
※「向」印がついている時刻を参照ください。

1時間に2本程度と本数が限られていますので、あらかじめ時間を定めて移動するのが良いでしょう。
「溝口駅南口」から、約20分ほどで「生田緑地入口」に到着します。

■生田緑地周辺の道路
生田緑地周辺の道路

平坦な武蔵小杉周辺と異なり、生田緑地に近づくと坂道が増えてきます。

自転車で通行するのは大変でしょうが、並木道に「坂道」と「カーブ」が加わると撮影する景観としては見ごたえがあります。

■「動物注意」
「動物注意」

また、生田緑地入口付近には、「動物注意」の標識もありました。
たぬきなどが通行することがあるのでしょうね。

■生田緑地入口とビジターセンター
生田緑地入口とビジターセンター

バス停から徒歩3分ほどで、生田緑地入口に到着です。
左側に見えるのはビジターセンターで、ここでガイド情報やトイレ等を利用することができます。

■「かわさき宙と緑の科学館」
「かわさき宙と緑の科学館」

さて、今回メインでご紹介する「かわさき宙と緑の科学館」は、入口から比較的近い場所にあります。

ここは土日祝日・夏休み・冬休みにはプラネタリウムの一般向け投影(平日は学校向け)が行われていまして、そのうち第1回目10:30~の回が子供向けプログラムとなっています。

チケットは9:30から当日分の販売が行われます。
行楽シーズンの第1回目は人気が集中しますので、早めに行って並んでおくのが良いと思います。

行列は代表者のみでOKですので、家族でお越しの場合はひとりが並び、その間に周辺を散策することも可能です。

■プラネタリウム投影機「MEGASTAR-Ⅲ FUSION」
「MEGASTAR-Ⅲ」

「MEGASTAR-Ⅲ」

そしてこちらが、「宙と緑の科学館」が誇る世界最高水準のプラネタリウム投影機「MEGASTAR-Ⅲ FUSION(メガスターⅢ フュージョン)」です。

大平技研と公益財団法人日本科学技術振興財団共同事業体が開発製作した最新鋭機で、肉眼では見えない星や明るさの違い、正確な色合いをも精密に描き出すことができます。

プラネタリウム投影中はもちろん撮影不可ですが、投影前後は自由に記念撮影が可能です。

■「かわさき宙と緑の科学館」の展示
「かわさき宙と緑の科学館」の展示 

■川崎市で発見された化石
川崎市で発見された化石 

「かわさき宙と緑の科学館」では、川崎市の自然に関する常設展示や、体験教室などが行われています。
プラネタリウムの待ち時間がある場合は、こちらを楽しむのも良いでしょう。

■生田緑地の地層
川崎市の地層

これは、最新の研究に基づいて生田緑地の30万年分の地層を5分の1サイズ、8mに縮小再現したものです。

生田緑地では、のちほどご紹介する「枡形山」などにおいて一部露出した地層を見ることができます。

■多摩川の地形に関する展示
多摩川の地形に関する展示

武蔵小杉の海抜

こちらは、多摩川の地形に関する展示です。
源流から河口に向かうにしたがって、低地になっていく姿が描かれています。

二子玉川・溝の口付近で17mあった海抜が、武蔵小杉では2mになっています。

■等々力緑地付近の多摩川の変遷
等々力緑地付近の多摩川の変遷

ここには、等々力緑地付近の多摩川の流れの変遷を示す資料も展示されていました。

これは本サイトの「川崎歴史ガイド・中原街道ルート」連載でもご紹介した、中原街道の旧割元名主「安藤家」が所蔵していた資料で、1712年頃の地図です。

現在の等々力緑地の南側を多摩川が流れていて、中原区等々力は、世田谷区の等々力とかつては一体であったことがわかります。

■現代の等々力緑地付近
現代の等々力緑地付近 

「あばれ川」と呼ばれる多摩川は氾濫を起こすたびにその流れを変え、治水工事もあって現在の姿となりました。

世田谷区と中原区の両方に「等々力」という地名があるのは、このような経緯に由来するものです。

■カフェレストラン「星めぐり」
カフェレストラン「星めぐり」

カフェレストラン「星めぐり」 

「かわさき宙と緑の科学館」には、カフェレストラン「星めぐり」も併設されています。

仮に10:30から45分程度のプラネタリウムを見ると11時過ぎになっていますから、混雑する前にここでランチを済ませても良いでしょう。

■日本民家園
日本民家園

それでは、「かわさき宙と緑の科学館」を出て、生田緑地をめぐっていきましょう。

科学館向かい側には、江戸時代の日本建築を移築した野外博物館「日本民家園」があります。

■日本民家園の「旧原家住宅」
日本民家園の「旧原家住宅」

旧原家住宅

日本民家園には、中原街道の旧名主家「旧原家住宅」が移築展示されています。

■旧原家住宅跡地
旧原家住宅跡地

「旧原家住宅」については、本サイトでは「川崎歴史ガイド・中原街道ルート」でご紹介しておりました(2009/10/6エントリ参照)。
現在の中原街道・小杉陣屋町では母屋跡地にマンションが建設されましたが、「陣屋門」などが残されたほか、歴史に関する展示などが行われています。

日本民家園の「旧原家住宅」については、エントリが長くなりますので「川崎歴史ガイド・中原街道ルート」の連載の枠でまた別途ご紹介したいと思います。

■生田緑地に残された自然
生田緑地に残された自然

生田緑地に残された自然

さらに、生田緑地の奥へと分け入っていきたいと思います。

生田緑地は都市計画により保全が行われていまして、たいへん豊かな自然環境が残されています。
つい1時間前には武蔵小杉の高層ビル群にいたことを忘れるような、木の香りがしました。

■川崎市岡本太郎美術館
川崎市岡本太郎美術館

緑地を分け入っていくと階段の先に見えてくるのが、「川崎市岡本太郎美術館」です。
岡本太郎氏は川崎市高津区二子生まれで、川崎市では等々力緑地の市民ミュージアムでも岡本太郎展が開催されたことがあります。

■シンボルタワー「母の塔」
シンボルタワー「母の塔」

美術館のそばには、巨大なシンボルタワー「母の塔」が建立されています。

これは岡本太郎氏が逝去した1996年の前年、1995年に基本設計が完了し、1999年に美術館とともに完成したものです。

■「太陽の塔」の記念撮影スポット
「太陽の塔」の記念撮影スポット

館内には岡本太郎氏の代表的な作品「太陽の塔」などに顔を入れて記念撮影するスポットもありますので、記念にいかがでしょうか。

■美術館併設「カフェテリアTARO」
美術館併設「カフェテリアTARO」 

「川崎市岡本太郎美術館」にも、併設の「カフェテリアTARO」があります。

ご覧の通り、チェアが岡本太郎仕様になっていました。

■枡形山の断面図
枡形山の断面図

■「枡形山」の地層
「枡形山」の地層

最後に、生田緑地でもっとも高い、標高88mの「枡形山」に登ってみたいと思います。

この「枡形山」はちょうど枡のような形をしていまして、鎌倉時代に源頼朝の侍大将・稲毛三郎重成が城を構えたと伝えられています。

100万年以上の永い年月にわたる地層の堆積によってできた台地で、頂上への途上では地層が露出している部分が見られます。

■頂上の展望台
屋上の展望台

枡形山の頂上には、展望台があります。
これは階段とエレベータでのぼることができます。

■枡形山の展望台から見える武蔵小杉の高層ビル群
枡形山展望台から見える武蔵小杉の高層ビル群

展望台からは、眼前に360度パノラマが広がっています。
ご覧の通り、武蔵小杉の高層ビル群もはっきりと見ることができました。

武蔵小杉の手前に見える緑地が、「ばら苑」のあたりです。

■生田緑地ばら苑「春の一般開放」(2013年)
生田緑地ばら苑 春の開苑

生田緑地ばら苑 春の開苑

「ばら苑」は、ちょうど2016年5月12日(木)~29日(日)の「春の一般開放」がスタートしました。
(写真は2013/5/30エントリでご紹介したものです)

美しいばらの花々が鑑賞できますので、5月中はこちらもおすすめです。

■生田緑地ばら苑 ばら苑へのアクセス
http://www.ikuta-rose.jp/access.html

今回ご紹介した生田緑地の中心部とは距離が離れていますので、その点ご注意くださいね。
南武線宿河原駅から徒歩23分か、登戸駅から藤子・F・不二雄ミュージアム行きのバスを利用することになります。

【関連リンク】
(生田緑地関連)
生田緑地 公式サイト
かわさき宙と緑の科学館 公式サイト
川崎市立日本民家園 公式サイト
生田緑地ばら苑 公式サイト
藤子・F・不二雄ミュージアム 公式サイト
2011/6/11エントリ 生田緑地ばら苑の春
2011/6/14エントリ 「藤子・F・不二雄ミュージアム」とローソンコラボ店舗
2011/8/6エントリ 「藤子・F・不二雄ミュージアム」の広報ラッピングバスが武蔵小杉に登場
2011/9/23エントリ 「藤子・F・不二雄ミュージアム」鑑賞レポート
2013/5/30エントリ 生田緑地ばら苑、春の一般開放

(川崎歴史ガイド・中原街道ルート連載)
2009/10/6エントリ (2):「旧原家母屋跡地」
2014/2/10エントリ (16):「木月堀と『くらやみ』」
2015/12/20エントリ (番外編):旧原家母屋跡地「GATE SQUARE小杉御殿町」の歴史展示

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2016年
05月11日

日本陸連第1種公認「等々力陸上競技場」前で、セカイキロクに挑戦

【Reporter:はつしも】

5月8日に「セイコーゴールデングランプリ陸上2016川崎」が等々力陸上競技場において開催されました。

これにあわせて、同競技場の向かい側壁面に、陸上競技をPRする絵柄が登場していました。

■公式野球場等建設工事現場と等々力陸上競技場
硬式野球場等工事現場と等々力陸上競技場

等々力緑地では、現在大規模な再編整備が行われています。

その先陣を切って改修されたのが等々力陸上競技場のメインスタンド(上記写真左側)であり、現在はこれに続いて硬式野球場・じゃぶじゃぶ池の整備(同右側)が着工しています。

ご覧の通り、「セイコーゴールデングランプリ陸上2016川崎」が開催された等々力陸上競技場に面する形で工事用の仮囲いが設置されていまして、この壁面を利用した陸上競技PRが行われていました。

■「セカイキロクに挑戦!!」
「セカイキロクに挑戦!!」 

これは「セカイキロクに挑戦!!」と題して、一部陸上競技の世界記録・日本記録をシルエットで表現したものです。

1種目ずつ、見ていきましょう。

■走り幅跳び
走り幅跳び

■走り幅跳びの世界記録・日本記録
走り幅跳びの世界記録・日本記録

まずこちらは、走り幅跳びです。
男子の世界記録がマイク・パウエル選手の8m95、日本記録が森長正樹選手の8m25です。

実際に現地のスケールを体感すると、たいへんな距離を跳ぶことがわかります。

■走り高跳び
走り高跳び

■走り高跳びの世界記録・日本記録
走り高跳びの世界記録・日本記録

続いて、走り高跳びです。

男子の世界記録はハビエル・ソトマヨル選手の2m45、日本記録が醍醐直幸選手の2m33です。

なお女子では、「セイコーゴールデングランプリ陸上2016川崎」のプレイベント「スペシャル陸上教室」(2016/3/22エントリ参照)で講師をつとめたハニカット陽子選手が、1m95の日本歴代2位の記録(日本記録は1m96の今井美希選手)を保有しています。

■100m走
100m走 

■100m走の世界記録と日本記録
100m走の世界記録と日本記録 

そしてこちらは、100m走です。
世界記録と日本記録の差は0秒42とわずかな時間ですが、距離にするとかなり差がつきます。

ここで描かれている差がどのように算出したものか明確ではありませんが、9秒58がゴールした瞬間の、10秒00との距離を再現したものでしょうかね。

■男子100m走世界記録
100m走世界記録

■100m走日本記録
100m走日本記録

男子100m走の世界記録はウサイン・ボルト選手の9秒58、日本記録は伊藤浩司選手の10秒00です。

日本人選手が、いつか9秒台で走ることを期待されている方も多いのではないでしょうか。


等々力陸上競技場前の仮囲いでは、このように走り幅跳び・走り高跳び・100m走の3種目が描かれていました。

「セイコーゴールデングランプリ陸上2016川崎」では世界記録・日本記録更新とはなりませんでしたが、各競技ともトレーニング方法や技術面などが発達を続けています。

いずれまた、新たな記録が生まれるのではないでしょうか。

■等々力陸上競技場
等々力陸上競技場

等々力陸上競技場

等々力陸上競技場というと、地元においては川崎フロンターレのホームグラウンドという印象が強いかもしれません。

しかしながらその名前の通り基本的に「陸上競技場」でもありまして(サッカーファン・サポーターの皆さんにとっては残念なことかもしれませんが)、サッカー専用スタジアムではありません。

■等々力陸上競技場 100mのプレス席
等々力陸上競技場 100mゴール前のプレス席

こちらは、等々力陸上競技場のプレス席です。
前方にペンなどが転がらないテーブルが設置されていまして、ちょうど目の前が100m走のゴールになっています。

このように、スタンドも「陸上競技場」としての設計にもなっているわけです。

等々力陸上競技場は、日本陸上競技連盟の第1種公認を受けており、「セイコーゴールデングランプリ陸上」は国際陸上競技連盟(IAAF)による「IAAFワールドチャレンジ」として位置づけられています。

そのような高レベルの陸上競技大会が開催できるのも、等々力陸上競技場の特徴といえるでしょう。

【関連リンク】
川崎市 等々力緑地再編整備室
川崎市 等々力緑地
2011/6/30エントリ 等々力緑地の「健康美」と「花時計」
2013/7/22エントリ 等々力陸上競技場改修工事の仮囲いに「あなたと等々力」思い出写真を掲示中
2014/1/22エントリ 等々力競技場改修工事現場で、65年間の等々力緑地航空写真が掲示
 ・2015/3/13エントリ 等々力陸上競技場 新メインスタンド完成。報道機関向け内覧会・完成記念式典最速レポート!
2015/3/29エントリ 等々力陸上競技場新メインスタンドの、藤子・F・不二雄ミュージアムコラボのブロンズ像 全8体をご紹介
2015/12/12エントリ 「等々力球場」「等々力プール」の解体工事と、在りし日の記録。廃止されるプールは等々力陸上競技場併設を検討
2016/3/13エントリ 等々力緑地再編整備:「健康美」の像周辺と、硬式野球場・じゃぶじゃぶ池整備エリアの工事進む
2016/3/22エントリ「セイコーゴールデングランプリ陸上2016川崎」プレイベント:一流アスリートによる「スペシャル陸上教室」が4月3日(日)開催、小学生対象に参加申込受付中

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2016年
05月03日

SUUMO武蔵小杉住宅展示場に、川崎フードと体験教室が集合。「ファミリービッグフェスタ」が5月3日(火)~5日(木)の3連休に開催

【Reporter:はつしも】

2016年5月3日(火)~5日(木)の3連休に、SUUMO武蔵小杉住宅展示場において「ファミリービッグフェスタ」が開催されています。

川崎市内各地の飲食店に加えて、今回はアクセサリー作りやダンス教室などの体験教室が多数出店しています。

■SUUMO武蔵小杉住宅展示場の「ファミリービッグフェスタ」
SUUMO武蔵小杉住宅展示場の「ファミリービッグフェスタ」

■「ファミリービッグフェスタ」の開催概要
日時 2016年5月3日(火)~6日(木)11:00~16:00
会場 SUUMO武蔵小杉住宅展示場
フード出店 KOSUGI CURRY(カレー)
●ブラジルキッチン(ブラジル料理)
発酵蔵カフェかもし堂(発酵食品)
山門前 住吉(久寿餅)
Bear Bear(シフォンケーキ)
TOCCO(生ジェラート)
CAFE CLUB KEY(パニーニ)
かわさき餃子舗の会かながわサンマー麺の会(餃子&サンマー麺)
Vegecafe78(スムージー)
SHIBA COFFEE(コーヒー)
体験出店 ●手形こいのぼり作り&似顔絵(カフェマイム
●フラダンス教室(菊田くみ子フラスタジオ
●ダンス体験(キッズガーデン武蔵小杉教室
●オリジナルチャーム作り(totelian
●姫鏡作り&数秘占い(カフェマイム
●コアバランスストレッチ(所英男のDr.ストレッチ
●デコソープ作り(カルチャースクールウィザードセンター
●アート教室(アトリエ・キュイキュイ
●子ども英会話教室(Apple Tree Kids Garden
Web https://suumo.jp/edit/tenjijyo/event/

本イベントは従来は「かわさきフードフェスタ」として開催されていたものです。
今回は「フード」だけでなくさまざまな体験教室も企画に加わったことから、名称が「ファミリービッグフェスタ」に変更されました。

■「かもし堂」の人気ロケ弁「塩糀弁当」
「かもし堂」の人気ロケ弁「塩糀弁当」

フード出店の中でお勧めなのが、「発酵蔵カフェ かもし堂」の発酵食品の「塩糀弁当」です。

このお弁当は「ロケ弁コンテスト」でグランプリを受賞していまして、多数の映画やドラマ等のロケで使われています。

■ロケ弁配達実績リスト
ロケ弁提供リスト

出店のご案内には、「塩糀弁当」をロケに配達した実績が掲載されていました。

つまらないことのようですが、ロケ弁選びはADの出演者もてなしセンスが問われる部分でもありますので、それだけ評判が良いということかと思います。

■「塩糀からあげ弁当」
「塩糀からあげ弁当」 

今回は、こちらの「塩糀からあげ弁当」をいただいてみました。
にんにく塩糀たれに漬け込んだからあげに良く味がしみて、揚げたてでなくても美味しくいただけました。

今回の出店では、お弁当以外にも「塩糀からあげ」だけの販売も行っていました。

■「KOSUGI CURRY」のオリジナルチキン+春野菜のBBQカレーあいがけ
「KOSUGI CURRY」のオリジナルチキン+春野菜のBBQカレーあいがけ

お弁当系では、「KOSUGI CURRY」のカレー弁当も人気でした。
こちらは「オリジナルチキン」と「春野菜のBBQカレー」のあいがけ弁当です。

■「TOCCO」のイタリアンジェラート
「TOCCO」のイタリアンジェラート

「TOCCO」のイタリアンジェラート

春の日差しの中で辛いものを食べると、甘いデザートがほしくなります。

「ファミリービッグフェスタ」には、2010/9/5エントリでご紹介したジェラートのお店「TOCCO
が出店していました。

■苺のショートケーキ
「苺のショートケーキ」

「TOCCO」では、写真の通り9種類のジェラートを用意しています。
今回は「苺のショートケーキ」をいただいてみました。甘いジェラートの中にケーキの生地がすこし、入っています。

■「エンジェルケーキ」
「エンジェルケーキ」

そしてこちらも同じくTOCCOの「エンジェルケーキ」です。
油を使わずに仕上げたシフォンケーキです。

ふわふわというよりはある程度しっかりした食感で、低カロリーながらメープル味がよくきいていました。

■川崎大師「住吉」の久寿餅
「住吉」の久寿餅

洋菓子以外だけでなく、和菓子も出店していました。
川崎大師の山門前から「住吉」です。

川崎大師名物、住吉のくず餅は「久寿餅」と書きます。
現地まで行くのは大変ですので、この機会に試してみるのもよいでしょう。

■オリジナルチャーム作りなどの体験教室
オリジナルチャーム作りなどの体験教室

■お名前ストラップ&ヘアゴムづくり
大名前ストラップ&ヘアゴムづくり

今回は詳しくご紹介できませんが、前掲の通り本イベントではさまざまな体験教室が開催されています。
こちらも家族連れの方がたくさん、集まっていました。

■コムゾー君
コムゾー君

■テントが並ぶ会場
テントが並ぶ会場

本イベントは基本的にSUUMO住宅展示場の集客の一環として開催されるものです。

モデルハウスの前で軽く声をかけられますが、それ以上の勧誘や個人情報の取得等はありませんので、ごく気軽に参加できるかと思います。

この3連休、特におでかけの予定もなくどうしようか…とお困りの方には良いかもしれません。

【関連リンク】
SUUMO住宅展示場武蔵小杉 公式ウェブサイト
2010/9/5エントリ パティスリー・リュッフェル跡地に「お菓子とジェラートのお店 TOCCO」オープン
2013/4/28エントリ SUUMO武蔵小杉住宅展示場で「かわさきフードフェスタ2013」開催中
2014/4/26エントリ SUUMO住宅展示場武蔵小杉にドクターイエローが登場、4連休に「かわさきフードフェスタ2014」開催
2014/5/5エントリ SUUMO住宅展示場武蔵小杉で「かわさきフードフェスタ2014」5月6日(火)まで開催中

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2016年
05月02日

川崎市・大田区の地サイダー登場。甘さ控えめ「黒湯サイダー」が各銭湯とスリーエフで発売中

【Reporter:はつしも】

川崎市および大田区の銭湯・スリーエフの一部において、「黒湯サイダー」が限定販売されています。

今回はこの「黒湯サイダー」を、ご紹介しましょう。

■「黒湯サイダー」のチラシ
「黒湯サイダー」のチラシ

■「黒湯サイダー」
「黒湯サイダー」 

川崎市から大田区にかけての一帯は、天然温泉である「黒湯」が出る地域です。
大田区は東京23区の中でも最も銭湯が多い区で、その4割近くが天然温泉を活用した銭湯になっています。

「黒湯」は、古代の植物が枯れて分解された無形成分の影響で茶褐色に色づいているのが特徴で、フミン酸が含まれて美肌効果があるとされています。

■「黒湯」に入れる「丸子温泉」


中原区においても、新丸子の「丸子温泉」は黒湯の温泉です。
昭和の風情を色濃く残した、昔ながらの雰囲気が味わえます。

■茶褐色の「黒湯サイダー」
茶褐色の「黒湯サイダー」

この「黒湯サイダー」は、この黒湯をイメージして2014年度に大田区の観光大使と川崎市の大学生が試作したもので、このたび川崎市の飲料メーカー・川崎飲料が商品化を行いました。

販売元は大田区・川崎市観光まちづくり連携事業実行委員会となっています。

温泉成分は含まれていませんが、ご覧の通り黒湯のような茶褐色をしていまして、ほんのりと塩味、甘さは控えめの仕上がりになっています。

■販売店のスリーエフ
販売店のスリーエフ川崎市ノ坪店

「黒湯サイダー」の販売は、前述の通り川崎市・大田区の銭湯とスリーエフの一部で行われています。

銭湯は行く機会のない方も多いと思いますので、綱島街道沿い・二ヶ領用水近くの「スリーエフ川崎市ノ坪店」が購入しやすいのではないでしょうか。

■陳列された「黒湯サイダー」
陳列された黒湯サイダー 

「スリーエフ川崎市ノ坪店」では、「黒湯サイダー」が発売開始当初にたくさん入荷していました。
一年に一度しか発売されない、「川崎市民は飲むべき一本」として紹介されています。

※5月2日21時時点においてまだ店頭在庫があることを確認しておりますが、今後完売する可能性があります。あらかじめご了承ください。

あくまで個人的な感想としては、「黒湯サイダー」は甘さ控えめでわたくしの好みからはやや外れるのですが、「ご当地限定」をこの機会に楽しんでみるのも悪くないものです。

■過去に開催された「もとすみ地サイダーフェスタ」
もとすみ地サイダーフェスタ

2012年~2013年には、元住吉で「地サイダーフェスタ」が開催されたのを本サイトでもご紹介しております。
ただ、このときは全国各地の地サイダーを集めるというもので、地元・川崎市を軸にした企画ではありませんでしたね。

今回は川崎市・大田区のまさしく「地サイダー」ということで、ご紹介いたしました。

【関連リンク】
スリーエフ 店舗検索
大田区ウェブサイト 地域自慢の新しいお土産 「黒湯サイダー」を発売しています!
2012/8/12エントリ 「もとすみ地サイダーフェスタ2012」開催中
2013/8/19エントリ 井田中ノ町商店街で「イダナカ地サイダーフェスタ」開催中、8月31日に紙芝居イベント実施
2016/2/24エントリ 2月28日(日)「いっしょにおフロんた~れ」を前に、武蔵小杉周辺銭湯めぐり。「今井湯」「丸子温泉」の煙突と、「祇園湯」営業終了

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