武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2015年
09月13日

「小杉神社例大祭」本日開催、武蔵小杉の街を巡る大神輿レポート

【Reporter:はつしも、地域のみなさま】

本日2015年9月13日、「小杉神社例大祭」の本祭が開催されました。
武蔵小杉駅周辺から等々力緑地近くの小杉神社まで、勇壮な大神輿が地域を練り歩いていきました。

今回はこの模様を、地域のみなさまからの提供写真も交えてご紹介したいと思います。

■小杉神社例大祭の神輿ルート
小杉神社例大祭の神輿ルート
※一昨年のものですが、本年と内容は同一でした。

■小杉町3丁目の大神輿
小杉町3丁目の大神輿

小杉神社例大祭の大神輿は、小杉神社を朝方に出発して、1日をかけて武蔵小杉の街を回っていきます。
こちらは小杉町3丁目、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の西側を通っているところです。

たいへん立派な神輿で、地域の方に聞いたところによると、重さは1トンに及ぶということです。

■セントア武蔵小杉と大神輿
セントア武蔵小杉と大神輿

大神輿はイトーヨーカドーの前から、セントア武蔵小杉の前を通って南武沿線道路方面に向かっていきます。

セントア武蔵小杉は、小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業により整備された複合ビルです。
大神輿が通る風景も、最近は大きく変わってきました。

■南武沿線道路の交通規制
南武沿線道路の交通規制

この大神輿が南武沿線道路を横断するため、一時的に交通規制も行われていました。
神輿が通る車線は「迂回を誘導」し、もう片側の車線は「注意願います」の案内を行っていました。

■中原街道を渡る大神輿
中原街道を通る大神輿 

小杉神社と武蔵小杉駅周辺の間には、南武沿線道路以外にももうひとつ、越えるべき幹線道路があります。
おわかりの通り、中原街道です。

上記写真は中原街道を通る大神輿です。

中原街道は江戸時代からの宿場町としての歴史を有しており、小杉神社の神輿の神酒所なども古くから設置されていました。

■神輿ルートの駐車禁止案内
神輿ルートの駐車禁止案内

大神輿は立派なもので、それに従う人の数もたいへん多くなっています。
幅の広い道路だけでなく細い路地も通行しますので、そんな際に路上駐車でもあれば支障をきたしてしまいます。

神輿のルートには、ご覧のような「駐車禁止」の案内が各所に掲示されていました。
そのため神輿のルートマップが手元になくても、これをたどっていくと神輿にたどり着くことができます。

■三角公園で一休み
三角公園で一休み

武蔵小杉駅周辺から南武沿線道路を越え、中原街道を越えて北上を続けると、小杉神社が近づいてきました。

多摩川近くの小杉陣屋町公園(通称:三角公園)で休憩です。
このあとは大神輿は16時半ごろに小杉神社に到着しまして、丸1日かけた長い旅路のおわりです。

■小杉神社
小杉神社

■小杉神社の神楽殿
小杉神社の神楽殿 

例大祭の日、小杉神社には露店が並び、神楽殿では演芸大会が開催されていました。

演芸大会では、中原中学校のブラスバンド・和太鼓、獅子舞奉納、日本舞踊やハワイアンダンスなどが披露されていました。

■小杉御殿町の子ども神輿
小杉御殿町の子ども神輿 

小杉御殿町の子ども神輿

■等々力の子ども神輿
等々力の子ども神輿

小杉神社例大祭の日、今回ご紹介した大神輿以外にも、各町内会において子ども神輿などが出ていました。

これらはサイズや装飾もかわいらしいもので、小杉御殿町などの住宅街の路地を練り歩いていました。

2015/9/12エントリでお伝えした通り、この土日は「今井神社祭礼」も日程が重なっていましたので、武蔵小杉の西側住宅街において、あちこちで神輿の掛け声が聞こえてきたかと思います。

小杉神社などの祭礼が終わると、いよいよ秋の到来という気がいたしますね。

■「小杉神社例大祭」Tシャツ
「小杉神社例大祭」Tシャツ

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 小杉神社
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 今井神社
2007/9/9エントリ 今井神社祭礼に今井4町集結
2013/8/14エントリ 小杉神社例大祭9月14日(土)、15日(日)開催、神輿の担ぎ手を募集中
2014/9/14エントリ 「SUUMO武蔵小杉住宅展示場」で2014秋祭りを9月15日(月・祝)まで開催中
2015/9/7エントリ 武蔵小杉・今井地区で住居表示が本日実施、今井南町の東住吉小学校が木月住吉町に編入
2015/9/12エントリ 9月12日・13日の土日に武蔵小杉で「小杉神社祭礼」「今井神社祭礼」「SUUMO秋祭り」が開催

Comment(0)

2015年
09月12日

9月12日・13日の土日に武蔵小杉で「小杉神社祭礼」「今井神社祭礼」「SUUMO秋祭り」が開催

【Reporter:はつしも】

本日9月12日(土)、9月13日(日)は、小杉神社および今井神社において祭礼がおこなわれています。

小杉神社は小杉町・小杉御殿町・小杉陣屋町・等々力の各町を、今井神社は今井上町・今井仲町・今井南町・今井西町の「今井4町」をカバーしています。

■小杉神社祭礼・今井神社祭礼のマップ
小杉神社祭礼・今井神社祭礼マップ

これらの町会は武蔵小杉駅西側の既存市街地の大部分を占めており、この土日は武蔵小杉にとって祭礼の週末となります。

■武蔵小杉駅前通り商店街のにぎわい
武蔵小杉駅前通り商店街のにぎわい

本日は昼間から、武蔵小杉周辺各地で神輿の掛け声が響き渡りました。
武蔵小杉駅前通り商店街のイトーヨーカドー前あたりで、そんな声が聞こえてくるとともに、人だかりが見えてきました。

■山車と子ども神輿
山車と、子ども神輿

これは子ども用の山車と、子ども神輿でした。

■子ども用の山車
子ども用の山車

子ども用の山車には4人ほどの子どもたちが乗って太鼓を叩き、それを子どもたちが引いていました。
こちらはまだ神輿を担ぐのが難しい、小さい子たちです。

■子ども神輿
子ども神輿

そしてこちらが、子ども神輿です。
小学校中~高学年以上というところでしょうか。

背丈が違いますので大変かと思いますが、頑張って町内を練り歩いていました。
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店は、ちょうど休憩場所にもなっていました。

■小杉3丁目町会の神輿(過去撮影分、メガネのオーサカ提供)
小杉3丁目町会の神輿

本日は宵宮で子ども神輿でしたが、明日9月13日(日)の本祭は、立派な本神輿が登場します。

こちらは町内の中心的な方にお伺いしたところ、今回も飛び入りでの参加は可能ということです。
2年前、2013/8/14エントリで募集を告知させていただいたものと、ルートなど仕様はほぼ変わらないのではないかと思います。
もしご希望の方がいらっしゃいましたら、町内会にお問い合わせください。



■今井神社の参道
今井神社の参道

そしてもちろん、祭礼と言えば神社の出店ですね。
こちらは今井神社で、今回も定番の出店が並んでいました。

■今井小学校 ティーチャーズバンド
今井小学校 ティーチャーズバンド

境内の神楽殿では、地域の皆さんによる演芸大会が開催されていました。
地域の小学生たちの人気を集めていたのは、今井小学校の先生たちによる「ティーチャーズバンンド」です。

■ティーチャーズバンドの集客
ティーチャーズバンドの集客

ティーチャーズバンドは小学校の生徒たちがこぞって見に来ますので、驚くべき集客力を有しています。

例えばストリートミュージシャンでここまで集めるのは、相当難しいでしょう。
生徒たちとのコミュニケーションも見られ、今井小学校の先生方が慕われている様子が見てとれました。



■SUUMO武蔵小杉住宅展示場のダイヤブロックスーモ星人
SUUMO武蔵小杉住宅展示場のダイヤブロックスーモ星人

なお、この土日は「SUUMO武蔵小杉住宅展示場」においても「秋祭り」が開催されています。

■SUUMO武蔵小杉住宅展示場 イベント
https://suumo.jp/edit/tenjijyo/event/

こちらも毎年盛況で、早めに行かないと模擬店が次々に終了してしまいます。
行ってみる場合は、午前中が良いかと思います。

■過去の「SUUMO武蔵小杉住宅展示場」の秋祭り
「SUUMO武蔵小杉住宅展示場」の秋祭り

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 小杉神社
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 今井神社
2007/9/9エントリ 今井神社祭礼に今井4町集結
2013/8/14エントリ 小杉神社例大祭9月14日(土)、15日(日)開催、神輿の担ぎ手を募集中
2014/9/14エントリ 「SUUMO武蔵小杉住宅展示場」で2014秋祭りを9月15日(月・祝)まで開催中
2015/9/7エントリ 武蔵小杉・今井地区で住居表示が本日実施、今井南町の東住吉小学校が木月住吉町に編入

Comment(0)

2015年
09月11日

「デスノート」「ドS刑事」などロケの定番、宮内の「廃工場スタジオ」

【Reporter:はつしも】

中原区等々力から宮内、高津区下野毛あたりにかけては、昔ながらの町工場街が広がっています。
2015/5/16エントリでご紹介した、「川崎ものづくりフェアin川崎」などで「メタルパッチワークアート」を提供している町工場グループ「チーム等々力」のように元気な町工場もありますが、中には廃業したところもあります。

そんな廃工場が現在ではレンタルスタジオとなりまして、テレビドラマのロケなどに提供されることがあります。

■中原区宮内の廃工場スタジオ
中原区宮内の廃工場スタジオ

中原区宮内の廃工場スタジオ

こちらが、各種ロケに提供されている廃工場です。
写真ではわかりにくいですが、建屋は3階建て構造になっています。外見はかつて工場として稼働していたときのままで、独特の雰囲気があります。

この場所は将来的には多摩川を渡る「等々力大橋(仮称)」につながる都市計画道路「宮内新横浜線」の予定地になっていまして、それも工場を閉鎖した理由のひとつではないかと思います。

■株式会社J大陸 廃工場スタジオ
http://www.j-tairiku.com/contents/studio/03koujyo.html

現在、ここは株式会社J大陸が管理する「廃工場スタジオ」として、一般に利用者の募集がかけられていました。
上記では6時間以内10万円、12時間以内20万円という価格設定になっています。

町工場が厳しい経営環境下にあって、有効な資産活用かもしれません。

■宮内の廃工場スタジオで撮影したとされる映像作品(一部)
「デスノート」、「ドS刑事」、「相棒13」、「ドン★キホーテ」、「特命係長只野仁」、「ケータイ刑事」、「家政婦のミタ」、「任侠ヘルパー」、「緊急取調室」、「ハガネの女」など多数


ここで撮影が行われた作品は多数ありますが、その多くが刑事ドラマとなっています。大体、事件現場として使われていることが多いようです。 確かに、犯人を追跡したり呼び出されたり遺体が発見されたりするとき、こういった廃工場のような場所がよく出てきますね。

松田翔太さんがヤクザ役で主演をつとめた「ドン★キホーテ」や、多部美華子さんが刑事役で主演した「ドS刑事」は、川崎区を舞台にしたドラマでした。
宮内の廃工場が出てきたのはそれぞれ1回だけでしたが、そういえば地元・川崎市のドラマだったことを思い出しました。

■事件現場でよく出てくる廃工場の内部
事件現場でよく出てくる廃工場の内部

■宮内の廃工場でのコスプレ撮影会の告知
http://1-5.jp/feg/10f.html
※2005年の情報です。

また、この廃工場スタジオでは、2005年頃には「コスプレ撮影会」も何回か開催されていたようです。
上記を参照すると、当時の開催1回に対して女性のコスプレイヤーが74人、男性のコスプレイヤーが11人、カメラマンが10人も参加されています。

実に100人近くが集まったわけで、コスプレイヤー2,000円×85名とカメラマン4,000円×10名で合計21万円の売上となります。仮に10万円の利用料を払っても、十分ペイできる規模となります。

コスプレをして撮影をするには、廃工場のような「非日常的」な風景が必要となるのでしょう。
想像もしていませんでしたが、こういうマーケットも宮内には存在していたのですね。

■廃工場の最寄バス停「下枠鼻」
廃工場の最寄バス停「下枠鼻」

廃工場の最寄バス停は、「下枠鼻(しもわくばな)」という耳慣れない名前でした。
現在の地名には残されていない、昔の地名のようです。

■古い木造アパート「下枠鼻荘」
古い木造アパート「下枠鼻荘」

近隣には、古い木造アパート「下枠鼻荘」がありました。
新築のマンションで下枠鼻の名前が使われることはあまりなさそうですが、数十年前には今よりも身近な地名だったのではないでしょうか。

このあたりの地域の歴史も紐解いていくと、面白そうです。

■宮内の町工場街
 宮内の町工場街
 
等々力・宮内・下野毛にかけての町工場街は、少し歩くだけでもいろいろな発見があります。
武蔵小杉からは少し離れていますし、普段訪れるような場所ではないですけれども、まだまだ知られていない資産があるような気がしました。

過去エントリの「下野毛探訪」も、あわせてご参照ください。

【関連リンク】
2015/5/16エントリ 「川崎ものづくりフェアin等々力」のメタルパッチワークアートと、段ボールパーク
2015/5/31エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(前編)
2015/6/1エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(後編)

Comment(1)

2015年
09月05日

武蔵小杉・二子玉川を結ぶ「玉11系統 FUTAKOSU BUS」本日運行開始、武蔵小杉目線で巡る乗車レポート

【Reporter:はつしも】

本日より、武蔵小杉駅と二子玉川駅を結ぶ東急バスがの新路線が運行開始されました。
本路線は二子玉川駅と多摩川駅を往復していた「玉11系統」を武蔵小杉駅まで延伸したもので、土日・休日限定で運行されます。

■「玉11系統」が発着する武蔵小杉駅東口駅前広場の3番乗り場
「玉11系統」が発着する武蔵小杉駅東口駅前広場の3番乗り場

3番乗り場のバス停

新設(延伸)された「玉11系統」は、武蔵小杉駅東口駅前広場の3番乗り場から発着します。
ここは当初は羽田空港行きリムジンバスが発着していましたが、その後東急バスによる「キヤノン玉川事業所」直行バスも運行開始されていました。

■3番乗り場の3系統の行列の仕方
3番乗り場の3系統の行列の仕方

今回の「玉11系統」が乗り入れることにより、3番乗り場からは3系統が発着します。
これに対応して、バス停には各系統の行列の仕方が掲示されていました。

まず点字ブロックのバス停側には羽田空港行きリムジンバスの行列を作り、反対側にはキヤノン玉川事業所直行バスと、「玉11系統」の行列を作る形になります。

キヤノン玉川事業所直行バスは平日のみの通勤バスであり、「玉11系統」は土日・休日限定のお出かけバスですので、バス停でバッティングすることはないわけです。

■「玉11系統」のラッピングバス
「玉11系統」のラッピングバス

そして今回、「玉11系統」を走る東急バスの車両は、同路線の武蔵小杉延伸をPRする特別仕様のラッピングバスになっていました。

■「土曜・休日は、流行の街まで乗り換えなし!」
「土曜・休日は、流行の街まで乗り換えなし!」

■「FUTAKOSU BUS」
「FUTAKOSU BUS」

バスの車体には、ご覧の通り二子玉川の街が描かれていました。
「土曜・休日は流行の街まで乗り換えなし!」とのコピーに加えて、「FUTAKO⇔KOSUGI」を合成して「FUTAKOSU BUS」という愛称が付けられていました。

■丸子橋を渡る「玉11系統」
丸子橋を渡る「玉11系統」 

それではさっそく「玉11系統」に乗車して、二子玉川まで行ってみましょう。
通常の路線バスで丸子橋を渡るのは、新鮮です。

前回情報提供いただきましたように、昭和40年代には丸子橋を渡る通常の路線バスがあったようなのですが、羽田空港行きリムジンバスなどを除いて、長いこと丸子橋を渡る路線が途絶えていました。

■多摩川駅バス乗り場
多摩川駅バス乗り場

多摩川駅バス乗り場

丸子橋を渡ると、すぐに多摩川駅のバス乗り場です。

今回、武蔵小杉駅から乗車したのは3名でしたが、多摩川駅では学生など長い行列ができていました。

■満員に近くなったバス
満席に近くなったバス

多摩川駅で、一気にバスは満席近くになりました。
武蔵小杉駅まで延伸される前の積み上げがありますので、本日時点ではほぼ多摩川駅~二子玉川駅間で確立されている路線という印象です。

■多摩川沿道から見える武蔵小杉
多摩川沿道から見える武蔵小杉

多摩川沿道から見える武蔵小杉

多摩川駅を発車すると、二子玉川まではずっと多摩川沿いの道路を走っていきます。

その間、しばらくの間武蔵小杉の高層ビル群を角度を変えながら見ることができます。
普段見ているアングルとは違う構図で見られますので、これもなかなか新鮮でした。

■等々力陸上競技場
等々力陸上競技場

■市民ミュージアムととどろきアリーナ
市民ミュージアムととどろきアリーナ

武蔵小杉の高層ビル群の次には、等々力緑地が見えてきました。

写真はメインスタンドが完成した等々力陸上競技場、市民ミュージアムとその奥のとどろきアリーナです。

■下野毛の「キヤノン玉川事業所」と「富士通川崎工場」
「キヤノン玉川事業所」と「富士通川崎工場」

等々力を過ぎると見えてくるのは、2015/5/31エントリ2015/6/1エントリでご紹介した高津区下野毛付近です。

写真は「キヤノン玉川事業所」と、その奥に見える「富士通川崎工場本館ビル」です。

「キヤノン玉川事業所」は、「玉11系統」と同じ武蔵小杉駅東口駅前広場3番バス乗り場から平日限定で発着する直行バスでアクセスが可能です。

■「玉川温室村」
「玉川温室村」

かねてから路線図を見て気になっていたのが、途中にある「玉川温室村」というバス停です。

このあたりは戦前、カーネーションの産地で温室がたくさんあったということです。
現在では衰退してしまい、バス停の名前として残っているのみのようです。

■「ライズ・プラザモール前」
「ライズ・プラザモール前」

「玉11系統」は、終点・二子玉川駅のひとつ手前の「ライズ・プラザモール前」で乗降できます。

2015/7/15エントリでご紹介した「二子玉川公園」に行くには、ここで降車した方がよいでしょう。

■終点・二子玉川駅
終点・二子玉川駅

こちらが、終点・二子玉川駅のバスロータリーです。
7番乗り場が「小杉駅東口」行きとなります。

■帰り道の丸子橋
帰り道の丸子橋 

帰り道も「玉11系統」に乗車して、丸子橋までやってきました。
武蔵小杉で下車したのは、6名でした。今回は二子玉川で何もせず、同じバスで単純にとんぼ帰りしたのですが、行きよりも帰りの方がやや乗客が多かったことになります。

「玉11系統」の運転間隔は11~15分程度、全線所要時間は28分程度です。
帰り道、多摩川の沿道から、丸子橋前で中原街道に合流するところがなかなか進まず、3回ほど信号待ちをしたところがややネックという気がいたしました。

全体として、本数も思ったより多いですし、所要時間としても十分使いやすいのではないかと思いました。
途中、多摩川沿いに武蔵小杉など中原区の風景が見えるのも(あくまで個人的には)プラスポイントです。

二子玉川や、途中の多摩川台公園などにお出かけの際、利用してみてはいかがでしょうか。

ご利用の際は、多摩川側の座席、特にシートの位置が高くなる後部座席がオススメです。

■二子玉川ライズの「蔦屋家電」
二子玉川ライズの「蔦屋家電」

■東急バス ダイヤ改正のお知らせ【2015年9月1日(火)実施】
http://www.tokyubus.co.jp/top/news/001021.html

 
※クリックで拡大します。

■「玉11系統」の時刻表
時刻 土曜 休日
9時 29 39 54 30 47
10時 07 23 39 54 03 16 30 45 59
11時 08 24 39 54 12 25 37 49
12時 09 24 39 54 02 13 26 37 49
13時 08 22 36 48 01 13 25 36 48
14時 00 12 24 36 48 01 13 25 37 48
15時 00 12 24 36 48 00 13 25 37 49
16時 00 12 24 36 48 00 12 25 37 49
17時 00 12 24 36 48 01 12 24 37 49
18時 02 13 24 37 50 02 13 24 36 50
19時 03 15 09
※2015年9月5日運行開始時点の時刻表です。


【関連リンク】
東急バス 「玉11系統」小杉駅東口時刻表

(二子玉川関連)
2011/4/27エントリ 東急線に乗って、二子玉川ライズへ
2015/7/15エントリ 二子玉川ライズ・第2期の目玉「蔦屋家電」と、「二子玉川公園」から見える武蔵小杉

(武蔵小杉駅東口駅前広場関連)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区C地区
2014/3/21エントリ 川崎市バスが川67・杉02系統の2014年4月1日付武蔵小杉駅東口駅前広場乗り入れを発表
2014/3/21エントリ 臨港バスが杉51・52系統の2014年4月1日付武蔵小杉駅東口駅前広場乗り入れを発表
2014/3/24エントリ 横須賀線武蔵小杉駅発着の羽田空港行きリムジンバスが武蔵小杉駅東口乗り入れを発表
2014/3/29エントリ 「武蔵小杉駅東口駅前広場完成記念式典」「第3回ふるさと交流フェスティバル」開催レポート
2014/3/30エントリ 本日供用開始「武蔵小杉駅東口駅前広場」の防災など各種機能
2015/5/31エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(前編)
2015/6/1エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(後編) 
2015/8/25エントリ 武蔵小杉駅東口と二子玉川駅を結ぶ東急バスが2015年9月5日(土)より土日限定で運行開始

Comment(9)

2015年
08月21日

多摩川浅間神社・河川敷から見る武蔵小杉の高層ビルと、富士山の夏景色

【Reporter:たちばな】

本サイトでは2011/11/25エントリ2015/3/22エントリにおいて、多摩川から見える富士山をご紹介してきました。
富士山など遠くのものは、空気が澄んでいる冬場によく見えますので、両エントリとも富士山の冬景色を掲載しております。

一方、夏場には空気中の塵や水蒸気が多いために遠くがかすんでしまいがちですが、それでもたまにコンディションが良い時、富士山が見えることがあります。

今回はそんな富士山の夏景色を、ご紹介したいと思います。

■多摩川浅間神社の見晴台
多摩川浅間神社の見晴台

■見晴台からのぞむ丸子橋と、武蔵小杉の高層ビル群
見晴台からのぞむ丸子橋と、武蔵小杉の高層ビル群

最初にやってきたのは、多摩川浅間神社の見晴台です。
2015/3/22エントリでご紹介したとおり、ここからは武蔵小杉周辺の風景をよく見渡すことができます。

■見晴台からの東横線と、富士山の夏景色
見晴台からの東横線と、富士山の夏景色

そしてここから視点を南西のほうに移しますと、東横線の向こうに富士山が見えました。
少し雲がかかっていますが、富士山がシルエットのように見えますね。

■冬景色の富士山
冬景色の富士山

前回ご紹介した、冬景色の富士山と比較してみましょう。
こちらは富士山が雪で白く染まり、手前の丹沢山系もくっきり見えます。

コンディションとしてはどうしても冬場の方が良いのですが、夏場にもたまに見えると嬉しいです。



それでは、続いて大田区側の多摩川河川敷で角度を変えながら富士山を見ていきましょう。

■武蔵小杉タワープレイスと、富士山
武蔵小杉タワープレイスと、富士山

丸子橋から新幹線・横須賀線の高架をくぐると、多摩川河川敷の土手のサイクリングロードに入ります。
ここでは武蔵小杉タワープレイスと横須賀線の間に、富士山が見えました。

■シティタワー武蔵小杉に隠れた富士山
シティタワー武蔵小杉に隠れた富士山

ガス橋方面に移動していくと、東京高校近くで高層ビルが上記写真のような並びになります。
ここでは高層ビルの中央に谷間ができ、ちょうど富士山が見えたのですが、現在はシティタワー武蔵小杉(黒色)が建設され、大部分が見えなくなりました。

写真ではシティタワー武蔵小杉の右側に、少し富士山がのぞいています。

■シティタワー武蔵小杉建設前の富士山
シティタワー武蔵小杉建設前の富士山

こちらがシティタワー武蔵小杉建設前の写真です。
中央に富士山の雪景色が見えます。

■少し位置をずらすと、見える富士山
少し位置をずらすと、見える富士山

現在も少し位置をずらしていけば、高層ビルの陰から富士山が出てきます。
こちらの写真ではNEC玉川ルネッサンスシティと、NEC玉川ソリューションセンターの間に見えています。

■武蔵小杉の高層ビル群
武蔵小杉の高層ビル群

大田区側の多摩川河川敷を移動していくにつれて、武蔵小杉の高層ビル群はその角度を変えていきます。
こちらはさらにガス橋寄りで、高層ビル群がもっとも密集して見える場所です。

こうしてみるとシティタワー武蔵小杉などが加わって、さらに厚みが増してきました。

今後は武蔵小杉駅北口などにタワーが6棟建設される計画がありますので、また河川敷からの風景も変わってくることでしょう。

【関連リンク】
2011/11/25エントリ 大田区側から見る武蔵小杉再開発ビルと、富士山
2015/3/22エントリ 多摩川浅間神社の見晴らし台から望む、武蔵小杉周辺パノラマ

Comment(0)

2015年
08月13日

準工業地帯の、企業と地域のかかわり。「クノール納涼盆踊り大会」開催レポート

【Reporter:たちばな】

2015/6/1エントリにおいて、キヤノン玉川事業所直行バスで行く「高津区下野毛」の工場街をご紹介しました。
この中で同地区最大規模の事業所として「クノール食品川崎事業所」を簡単に取り上げました。

同事業所では地域向けの活動も行っていまして、先日2015年7月24日(金)には「クノール納涼盆踊り大会」が開催されました。


■高津区下野毛周辺マップ
高津区下野毛周辺マップ

■クノール食品川崎事業所の入口
クノール食品川崎事業所の入口

クノール食品は味の素グループの企業であり、高津区下野毛の川崎事業所に本社および工場のひとつがあります。

同事業所では地域向けの活動として工場見学を受け付けているほか、たいへん広い敷地を活用して地域向けにグラウンドの貸し出しを行い、毎年夏には「クノール納涼盆踊り大会」を開催しています。

■盆踊り大会で集まった自転車
盆踊り大会で集まった自転車

入口近くの駐輪場には、盆踊り大会のために集まった自転車がたくさん並んでいました。
それだけ周辺地域から人が集まっているということなのでしょう。

■盆踊り大会の会場
盆踊り大会の会場

クノール食品川崎事業所の敷地内には、ご覧の通り広い芝生スペースがあります。
ここが盆踊り大会会場になっていまして、中央に櫓が組まれ、その周囲に出店のテントが並んでいます。

■レジャーシートでくつろぐ皆さん
レジャーシートでくつろぐ皆さん

会場のさらに外周部はすり鉢状の高台になっていまして、ここで皆さんレジャーシートを敷いてくつろいでいました。

■クノール食品の商品セット販売
クノール食品の商品セット販売 

クノール食品の商品セット販売

櫓の周囲には、たくさんの出店が並んでいました。
こちらで販売されていたのは、クノール食品の商品セット(1,000円)です。

■飲食物販売のテント
飲食物販売のテント 

もちろんお祭りの定番、ビールや各種飲食物販売のテントもありました。

■輪投げ
輪投げ

■スーパーボールすくい
スーパーボールすくい

■「よこ入りはぜったいしないで」
「よこ入りはぜったいしないで」

そしてもちろん、輪投げやスーパーボールすくいなど、子ども向けのゲームもありました。
行列をつくるスペースには、「よこ入りはぜったいしないで」というマナー看板が設置されていました。

よこ入りをすると、一番後ろからやり直しになります。
みんな楽しみに並んでいますから、ルール順守は大切ですね!

■ごみの分別コーナー
ごみの分別コーナー

マナーといえば、ごみの分別も大切ですね。
敷地内にいくつか、このような分別コーナーが設置されていました。

また喫煙コーナーもあわせて用意されていました。

■盆踊りの櫓
盆踊りの櫓

一番人が集まっていたのは、盆踊りの櫓のまわりです。
この時には参加者のプレゼント抽選会が行われていました。

■プレゼンターの山田社長
プレゼンターの山田社長 

賞品のプレゼンターは、クノール食品の山田裕美社長です。
こういった地域活動に、トップが参加することは大切なことと思います。

抽選番号が読み上げられるたびに、会場が盛り上がっていました。

■賑わう会場
賑わう会場 

■クノール食品の工場
クノール食品の工場

■工場内店舗
工場内店舗 

「クノール納涼盆踊り大会」会場までの道で、多少ですが同工場の風景を見ることができました。
実際の敷地はたいへん広く、通行したのはごく一部です。

■「TPM優秀賞」の展示
「TPM優秀賞」の展示

こちらは、同工場が受賞した「TPM賞」の展示です。

同賞は日本プラントメンテナンス協会によるもので、製造部門などを中心に設備管理や保全技術に関してすぐれた実績をおさめた事業場を表彰しています。

なお、2015/6/1エントリでご紹介したとおり、同事業所では事前申し込みによる工場見学も受け付けています。

■クノール食品 川崎事業所 工場見学
http://www.knorr.jp/contact/kawasaki.html

10名~50名様の団体が対象になっていまして、試食を含む90分のコースが用意されています。
工場見学では、同工場の特徴や強みなどももっと知ることができるでしょう。

■クノール食品 川崎事業所(平常時の盆踊り会場)
クノール食品 川崎事業所

高津区下野毛は工場と住居が混在した「準工業地帯」として発展してきました。

湾岸部などの完全な工業地帯とはまた性質が異なり、隣接する居住地域とのかかわりが非常に大切になってくるでしょう。

■下野毛のアパートのお断り書き
 

これまでにもご紹介してきたように、富士通川崎工場やNEC玉川事業場などでも、やはり地域貢献の取り組みを行っています。

クノール食品盆踊り大会で地域の皆さんが楽しく過ごされて、子どもたちの思い出にも残ることは、同社にとってもプラスになると思います。

■「富士通フェスティバル 春まつり 川崎」
春まつり開催中の富士通川崎工場

【関連リンク】
クノール食品 企業サイト
味の素 クノールブランドサイト
2015/4/5エントリ 「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2015」レポート
2015/5/31エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(前編)
2015/6/1エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(後編)

Comment(0)

2015年
08月11日

東横線に乗って、みなとみらいの「カップヌードルミュージアム」へ

【Reporter:はつしも】

みなとみらい駅の近くに、日清食品の「カップヌードルミュージアム」があります。
今回は武蔵小杉から東横線・みなとみらい線に乗って、行ってまいりました。

■カップヌードルミュージアム ウェブサイト
http://www.cupnoodles-museum.jp/

■カップヌードルミュージアム
カップヌードルミュージアム

カップヌードルミュージアム

カップヌードルミュージアムは、インスタントラーメンに関連するさまざまな展示や体験を行っている施設です。
横浜ワールドポーターズの向かい側にあり、最寄駅はみなとみらい線のみなとみらい駅または馬車道駅(いずれも徒歩8分)です。

武蔵小杉から直通で、特急電車であれば17分ほどでみなとみらい駅に到着します。
入場料は大人500円、高校生以下は無料となっているほか、1,500円の年間パスポートもあります。

■巨大カップヌードル
巨大カップヌードル

巨大カップヌードル

エントランスホールの上で目に留まるのは、巨大なカップヌードルです。
裏面の成分表示や注意書きなども、しっかり再現されています。

展示は主として2階にありますので、1階エントランスで受付をしたら2階にのぼっていきます。
なお、この際に3階の「マイカップヌードルファクトリー」の整理券を先にもらってしまうのがお勧めです(ファクトリーの詳細は後述します)。

■「インスタントラーメン ヒストリーキューブ」
インスタントラーメン ヒストリーキューブ

インスタントラーメン ヒストリーキューブ

2階で最初に展示されているのは、「インスタントラーメン ヒストリーキューブ」です。
これはインスタントラーメンの歴代パッケージを時系列で展示したもので、徐々に日清食品の商品ラインナップが拡充されていく様子がわかります。

■1958年「チキンラーメン」登場
1958年「チキンラーメン」登場

ヒストリーキューブは、世界初のインスタントラーメンが発明された1958年からスタートします。
日清食品創業者・安藤百福(あんどう ももふく)氏がひとりで研究を重ね、さまざまな試行錯誤を経て登場した「チキンラーメン」は大ヒット商品となりました。

ここからインスタントラーメンの歴史が始まり、発展していきます。

■1971年「カップラーメン」登場
1971年「カップラーメン」登場

そしてインスタントラーメン業界にとって、もう一つの大きなエポック・メーキングとなるのが、1971年の「カップラーメン」の登場です。
先ほどの「チキンラーメン」は袋に入ったものを容器に移して食べますが、こちらはもともとカップに入っためんにお湯を注いでそのまま食べることができます。

これは安藤百福氏がアメリカ視察に行った際、現地のスーパーマーケット担当者が「チキンラーメン」を小さく割ってカップに入れ、お湯を注いでフォークで食べたことにヒントを得たものです。
同氏は食習慣の違いに驚き、それを取り入れることでインスタントラーメンを世界に広めることに成功しました。

■1987年「初恋タッチ」カップラーメン
1987年「初恋タッチ」カップラーメン

ヒストリーキューブを見ていくと、中には当時の人気漫画をパッケージにしたものもありました。
これは1987年の「初恋タッチ」です。

「タッチ」は1981年から1986年まで「少年サンデー」で連載されていた人気漫画で、同時期の「うる星やつら」とともに同誌の黄金時代を築いた作品とされています。
「初恋タッチ」が販売された1987年はすでに連載が終了していますが、テレビアニメや映画がまだ続き、人気があったのでしょう。

■「インスタントラーメン ヒストリーキューブ」のパノラマ
インスタントラーメン ヒストリーキューブのパノラマ 
※クリックで拡大します。

「インスタントラーメン ヒストリーキューブ」は写真1枚では収まり切りませんので、パノラマ画像にしてみました。クリックで拡大してみてくださいね。


このヒストリーキューブに続いて案内されたのは、インスタントラーメンの発明者、「Mr.noodle」安藤百福氏の生涯をまとめた「百福シアター」です。
シアターは撮影禁止ですが、ここで同氏の「クリエイティブシンキング(創造的思考)」の原点となる6つのキーワードが紹介されます。

■カップヌードルミュージアム クリエイティブシンキングボックス
http://www.cupnoodles-museum.jp/attraction/04.html

6つのキーワードは、ミュージアムのウェブサイトでも説明されています。

1.まだ無いものを見つける
2.なんでもヒントにする
3.アイデアを育てる
4.タテ・ヨコ・ナナメから見る
5.常識にとらわれない
6.あきらめない


「カップヌードルミュージアム」の展示や体験は、すべて上記の6つのキーワードに沿って企画されています。
「まだ無いものを見つける」というのは、まさに安藤百福氏が発明した「インスタントラーメン」が当てはまりますね。

■「なんでもヒントにする」
「なんでもヒントにする」

■「タテ・ヨコ・ナナメから見る」
「タテ・ヨコ・ナナメから見る」

ミュージアムの総合プロデュースは著名クリエイターの佐藤可士和氏が担当していまして、きちんとテーマ性のある展示、センスの感じられるクリエイティブデザインが徹底されています。
余談ですがミュージアムのロゴと、同氏の出身である博報堂のロゴはなんだか似ているような…。

■「安藤百福ヒストリー」
「安藤百福ヒストリー」

また「百福シアター」で上映されたビデオの内容は、のちほど「安藤百福ヒストリー」の展示でも振り返ることができます。

■安藤百福氏の研究小屋
安藤百福氏の研究小屋

安藤百福氏の研究小屋

こちらは、安藤百福氏が独力で「チキンラーメン」を発明した研究小屋を再現したものです。
「チキンラーメン」が完成に近づいた1958年3月5日の未明、作業を終えた安藤百福氏が眠りについた直後の状態が忠実に再現されているということです。

小屋の中には特別な道具などはなく、同氏がまさに身一つで発明を成し遂げたことがわかります。

ミュージアムの展示スペースには、ご紹介した以外にも多数の展示があり、前掲の「6つのキーワード」に沿ってインスタントラーメンの歴史を知ることができました。



さて、「展示」に続いて、次は「体験」スペースに行ってみたいと思います。

■「マイカップヌードルファクトリー」
「マイカップヌードルファクトリー」

■カップヌードルミュージアム マイカップヌードルファクトリー
http://www.cupnoodles-museum.jp/attraction/07.html

体験スペースは3階にありまして、こちらは「マイカップヌードルファクトリー」です。
自分でカップをデザインし、スープや具材を選んでオリジナルのカップラーメンを作ることができます。

このファクトリーは時間帯別の整理券が配布されていますので、入館時に最初に一度3階まで来て整理券をもらい、指定された時間が来るまで2階の展示を見ているとロスが少ないと思います。
またはローソンチケットで事前に利用券を購入しておくことも可能ですので、詳しくはウェブサイトをご参照ください。

■オリジナルカップをデザイン
オリジナルカップをデザイン

まずは税込300円で標準のカップを購入し、テーブルに座ってマジックで彩色をしていきます。

■チキラーズのひよこちゃん
チキラーズのひよこちゃん

こちらはお手本にあった、チキンラーメンのキャラクター・チキラーズのひよこちゃんです。
もちろんカップには何を書いてもOKで、みなとみらいの風景を描いている方なども…。

■カップへのめん投入
カップへのめん投入

カップへのめん投入

カップができたら、自分でハンドルを回してカップへめんを投入します。

この工程において、安藤百福氏が開発の際に苦労したのは「めんがなかなかうまくカップに入ってくれない」ということでした。
それを解決したのが、「めんの上からカップをかぶせたうえで、そのカップをひっくり返す」という方法です。

このファクトリーでもその手法が再現されていまして、同氏の「逆転の発想」を体験することができます。

■4種のスープと、12種のトッピング
4種のスープと、12種のトッピング

続いて、スープとトッピングを選択します。
スープ4種のうちはどれかひとつ、トッピングは12種のうち4つを選択できます。

■一番人気の「ひよこちゃんナルト」
一番人気の「ひよこちゃんナルト」

ちなみに一番人気の具材は、「ひよこちゃんナルト」だそうです。
かわいいですね。

■蓋の圧着
蓋の圧着

■ビニールの把捉
ビニールの把束

ビニールの把束

具材を入れ終わったら蓋を圧着したのち、ビニールでカップ全体を把束します。
この際、ビニールは最初はブカブカしていますが、加熱処理によって縮み、店舗で売っているカップラーメンのようにぴったりフィットします。

■持ち運び用包装
持ち運び用包装

最後に、持ち運び用のエアーバッグに空気を入れて、完成です。
ここまで、平均的なオリジナルカップヌードルの作成所要時間は45分程度とされています。

持ち帰っておいしくいただいたのち、カップは記念にとっておいても良いでしょう。

この「マイカップヌードルファクトリー」は、来館されたお子さんの大半が参加しているように思います。
高校生以下入場無料ですが、この300円が実質的な入場料回収になっているかもしれません。



■「チキンラーメンファクトリー」
「チキンラーメンファクトリー」

■カップヌードルミュージアム チキンラーメンファクトリー
http://www.cupnoodles-museum.jp/attraction/06.html

そしてもうひとつの体験スペースは、「チキンラーメンファクトリー」です。
小麦粉をこねるところから始めて、「瞬間油熱乾燥法」で乾燥するまでの工程を体験することができます。

安藤百福氏は、「いかにしてめんを乾燥させてお湯で戻るようにできるか」でも苦心をしました。
それを解決したのが「瞬間油熱乾燥法」なのです。

「チキンラーメンファクトリー」は完全予約制で、ローソンチケットでチケットを購入しておく必要があります。
こちらも詳細はウェブサイトをご参照ください。

■「チキンラーメンファクトリー」のキッチン
「チキンラーメンファクトリー」のキッチン

このように、「マイカップヌードルファクトリー」では「逆転の発想」、「チキンラーメンファクトリー」では「瞬間油熱乾燥法」という、それぞれ安藤百福氏が試行錯誤の末にたどり着いたアイデアを体感できるようになっています。
「単なるモノの展示」「とりあえず体験」ではなく、きちんと「カップヌードルファクトリー」全体で1本筋が通ったテーマが感じられる点がなかなか良いと思いました。

■「ワールド麺ロード」
「ワールド麺ロード」

■カップヌードルミュージアム ワールド麺ロード
http://www.cupnoodles-museum.jp/attraction/09.html

さて、10時の開館から展示や体験を回ってくると、そろそろお昼時でおなかがすいてくることでしょう。
そんなときは、「NOODLES BAZAAR ワールド麺ロード」で食事をしましょう。

■アジアのナイトマーケットをイメージした店内
アジアのナイトイメージした店内

「ワールド麺ロード」は、安藤百福氏が「めん」のルーツを探し求めて世界を旅する途中で出会った、各国のさまざまな麺料理を提供するフードコートです。
店内はベトナムのような、アジアのナイトマーケットをイメージしてつくられています。

■トムヤムクンヌードル(タイ)
トムヤムクンヌードル(タイ)

辛さレベル3段階の一番上は、タイの「トムヤムクンヌードル」です。
レモングラスやコブミカンの葉、ナムプラーの風味がよくきいています。

■ミーゴレン(インドネシア)
ミーゴレン(インドネシア)

こちらはインドネシアの「ミーゴレン」です。
ケチャップマニスで味付けがされていまして、甘味のある焼きそばといった感じでおいしかったです。

辛さレベルは一番下で、お子さんでも十分食べられるでしょう。
その他、辛味が全くないフォー(ベトナム)、パスタ(イタリア)、ラグマン(カザフスタン)などもあります。

各メニューはハーフサイズ(税込300円)ですので、大人であれば2~3種食べられると思います。
せっかくですので、ご家族でいくつかシェアするとよいでしょう。

■商品化されたインスタントの「ミーゴレン」
商品化されたインスタントの「ミーゴレン」

「トムヤムクンヌードル」「ミーゴレン」は、いずれも日清食品から商品化されていましたね。
一番最初にご紹介した「インスタントラーメン ヒストリーキューブ」でも、海外製品が展示されていました。

■「カップヌードルパーク」
「カップヌードルパーク」

「カップヌードルパーク」

■カップヌードルミュージアム カップヌードルパーク
http://www.cupnoodles-museum.jp/attraction/08.html

そしてこちらは、子供向けの体験型アトラクション「カップヌードルパーク」です。
巨大なカップヌードル工場を模したアスレチック施設で、自分自身が「めん」になって製麺から出荷されるまでの工程を体験できるようになっています。

■スタート地点の「製麺ネット」
スタート地点の「製麺ネット」

スタート地点は、「製麺ネット」です。
「めん」になった子供たちが元気よく登っていきます。

この先には、「味付け」のボールプールや、「瞬間油熱乾燥法」を体感するバーチャルフライヤーがあります。

■具材をカップに入れるゲーム「トッピングキャッチ」
具材をカップに入れるゲーム「トッピングキャッチ」

こちらは、制限時間内に具材をカップに入れる「トッピングキャッチ」というゲームです。
具材を入れたら、いよいよ出荷です。

■出荷する「ケーサースライダー」
出荷する「ケーサースライダー」

完成したカップヌードルは、箱詰めされて出荷されます。
それらの箱をスムーズに運搬するのが、「ケーサースライダー」です。

平たく申し上げると滑り台でして、最期はここから子供たちが出てきます。

ケーサースライダーの奥に、さかさまになったカップヌードルの巨大カップが見えますね。
ここでも、先ほどの「めんをカップに入れるのではなく、カップをめんにかぶせる」という「逆転の発想」を体感できるようになっています。

「カップヌードルパーク」は完全入れ替え制で、1回300円で25分遊ぶことができます。
3歳以上、小学生以下で、身長90cm以上のお子さんが対象ですので、あらかじめご承知ください。



■ミュージアムショップ
ミュージアムショップ

ミュージアムを一通り回ったら、最後は定番のミュージアムショップですね。
ここではさまざまな日清食品のインスタントラーメン関連グッズが販売されています。

■人気の「ひよこちゃん」グッズ
人気の「ひよこちゃん」グッズ

人気の「ひよこちゃん」グッズ

やはり人気は、チキラーズの「ひよこちゃん」グッズです。

■カップラーメンの重し
カップラーメンの重し

こちらは、カップラーメンのふたの重しです。
これを日常的に愛用する食生活にはならないほうが良いかもしれませんが、グッズとして面白いと思いました。

他にもカップヌードル型のおまんじゅうなど、たくさんのグッズが並んでいました。
ついつい、お土産に買ってしまいます。



「カップヌードルミュージアム」のレポートは、以上です。
この日は平日の10時開館から行ったのですが、小学校の団体さんなども多く「マイカップヌードルファクトリー」などはたいへん混雑していました。

そうなると休日はさらに盛況でしょうから、やはり早めに入館して回るのがよさそうです。

■過去エントリでご紹介「キリンビール横浜工場」
過去エントリでご紹介「キリンビール横浜工場」

2015/2/7エントリでは、キリンビール横浜工場「ビアビレッジ」の見学をご紹介しました。
「ビアビレッジ」はあえて「南武支線」経由を楽しむというルートを選択してみましたが、それに比べると「カップヌードルミュージアム」は直通17分・徒歩8分ですから、アクセスはずっと便利です。

武蔵小杉から気軽に半日楽しめるスポットとして、いかがでしょうか。

■安藤百福氏と、カップヌードル
安藤百福氏と、カップヌードル

【関連リンク】
日清食品ホールディングス 2013年8月8日付ニュースリリース 「カップヌードルミュージアム」来館者200万人を達成
2008/3/4エントリ バスに乗って、ラゾーナへ(前編)
2008/3/5エントリ バスに乗って、ラゾーナへ(後編)
2008/4/5エントリ グリーンラインで、ノースポートへ(前編)
2008/4/6エントリ グリーンラインで、ノースポートへ(後編)
2008/7/19エントリ バスに乗って、トレッサ横浜へ(前編)
2008/7/20エントリ バスに乗って、トレッサ横浜へ(後編)
2008/8/13エントリ バスに乗って、IKEA港北へ(前編)
2008/8/14エントリ バスに乗って、IKEA港北へ(後編)
2008/11/29エントリ ラゾーナで食べる「佐世保バーガー」
2009/6/22エントリ ラゾーナ川崎プラザで買う「堂島ロール」と「ぼくのプリン」
2009/9/21エントリ ラゾーナ国のナゾーラ総理
2011/4/27エントリ 東急線に乗って、二子玉川ライズへ
2011/5/8エントリ リムジンバスに乗って、羽田空港へ(リムジンバス編)
2011/5/9エントリ リムジンバスに乗って、羽田空港へ(羽田空港編) 2015/2/7エントリ 南武支線を経由しても、行ける。「キリンビール横浜工場ファミリーツアー」参加レポート

Comment(0)

2015年
08月03日

武蔵小杉周辺で、変わりゆく社宅をめぐる。「横浜ゴム小杉寮」建替え、「JFE」大規模社宅2棟を積水ハウスのマンションに転換

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉周辺は、都心への交通利便性に比して都内よりは土地も安いことから、大企業の社宅が多数立地していました。
近年は福利厚生施設が縮小・廃止される傾向が強く、その跡地が売却されてマンションなどに建て替えられるケースが多くなってきました。

このたび、「横浜ゴム小杉寮」が建て替えられることになったほか、JFEの大規模社宅2棟が積水ハウスのマンションに転換されることになりました。
このあたりの動きも含めて、周辺地域の社宅・旧社宅を巡っていきたいと思います。

■武蔵小杉周辺の社宅動向マップ
武蔵小杉周辺の社宅動向マップ

こちらは、武蔵小杉周辺の社宅のうち、近年動きのあったものを中心に掲載したマップです。
主に東横線西側の住宅街に、大企業の社宅が多数立地していたことがわかります。

マップにお示ししたとおり、これらの多くがマンション等に転換されてきています。

■今井西町周辺の社宅動向マップ(拡大)
今井西町周辺の社宅動向マップ(拡大)

それではまず、今井西町周辺から見ていきましょう。

■「横浜ゴム小杉寮」
「横浜ゴム小杉寮」

最初にご紹介するのは、今井西町の「横浜ゴム小杉寮」です。
この社宅は廃止されず、このたび新たに建て替えられることになりました。

■「横浜ゴム小杉寮」建て替えの事業計画のお知らせ
「横浜ゴム小杉寮」建て替えの事業計画のお知らせ

現地では、社宅建て替えの事業計画のお知らせが掲示されています。
建物は現在と変わらず5階建てで、2017年3月に完成を予定しています。

■「横浜ゴム小杉寮」の看板
「横浜ゴム小杉寮」の看板

■「横浜ゴム小杉寮」の駐車場
「横浜ゴム小杉寮」の駐車場

最近の社宅は、明確に社名を出さないところも増えてきました。
「横浜ゴム小杉寮」はご覧の通り立派な看板が出ていまして、駐車場スペースは昔テニスコートだったようにも見えます。

昔ながらの社宅という風情ですが、これが建て替えで生まれ変わることになります。

■三菱商事社宅をリノベーションした「レシオン武蔵小杉」
三菱商事社宅をリノベーションした

「横浜ゴム小杉寮」の隣には、低層の大規模マンション「レシオン武蔵小杉」があります。
これは実はかつては三菱商事の社宅だったものをリノベーションして、分譲マンションに転換した物件です。同社宅は建物自体のグレードが高く、リノベーションにより一定以上の資産価値を維持して分譲が行われました。

敷地内に余裕があり、緑も多いのが特徴です。

三菱商事の社宅の子弟は帰国子女が多く、同社宅などを学区内に持つ今井小学校は教育レベルが高いということで、「今井小学校学区」というのが周辺の分譲マンションのセールスポイントにもなっていました。
「レシオン武蔵小杉」は、この地域の歴史の一つを残す物件といえるかもしれません。

■NEC西町アパート・西町寮
NEC西町アパート・西町寮

■NEC社宅の半分を売却して分譲された「ガーデンズコート武蔵小杉」
NEC社宅の半分を売却して分譲された「ガーデンズコート武蔵小杉」

今井西町には、さらにNECの大規模な社宅群があります。
こちらはそのうち約半分の敷地が売却され、三井不動産レジデンシャルの「ガーデンズコート武蔵小杉」として2006年に分譲されました。

またこれにともなって一部区画がガーデンズコート隣接の提供公園「今井西町けやき公園」になっています。

これが先ほどの「レシオン武蔵小杉」のはす向かいで、今井西町はかつては社宅がかなり集中して立地していたことがわかります。



■元住吉周辺の社宅動向マップ(拡大)
元住吉周辺の社宅動向マップ

続いて先ほどのマップに沿って、元住吉方面に移動していきます。
こちらでは商店街の北側にあった「JFEグループ」の大規模社宅2棟が、このたび積水ハウスのマンションに転換されることになりました。

■南側・えばらやがあった「JFEパシオーネ元住吉」
南側・えばらやヴェルがあた「JFEパシオーネ元住吉」

「JFEパシオーネ元住吉」

北側「JFEビラージュもとすみ」
北側「JFEビラージュもとすみ」

北側「JFEビラージュもとすみ」

元住吉のJFE寮は、「JFEパシオーネ元住吉」「JFEビラージュもとすみ」の南北2棟に分かれています。
このうち南側の「JFEパシオーネ」の商店街側には、かつて食品スーパー「えばらやヴェル」が出店していましたがすでに閉店済みです。

■JFE社宅跡地の「事業計画の構想の概要」
JFE社宅跡地の「事業計画の構想の概要」

■土地利用の計画図
土地利用の計画図

現地にはJFE社宅跡地の事業計画、土地利用の計画図が掲示されています。
南側が8階建て、北側が5階建てのマンションとなり、完成は2017年12月を予定しています。

■旧三菱ふそう社宅「プラウドシティ元住吉」
旧三菱ふそう社宅「プラウドシティ元住吉」

そしてJFE社宅のすぐ北側には、大規模マンション「プラウドシティ元住吉」があります。
こちらは2011/3/22エントリでお伝えしたとおり、かつては「三菱ふそうトラック・バス」の社宅でした。

■解体前の三菱ふそう社宅
解体前の三菱ふそう社宅

こちらは、当時ご紹介した解体前の社宅です。

こうしてみると、NEC西町アパートや、かつてのJX日鉱日石エネルギー社宅など、昔の社宅は大体似通った外見をしているものですね。

■ツインタワーマンションに転換されるJX日鉱日石エネルギー社宅(解体前)
ツインタワーマンションに転換されるJX日鉱日石エネルギー社宅跡地(解体前)

また、武蔵小杉周辺では東京機械製作所玉川製造所の移転により、同社の社宅もすべて売却されました。
売却後の跡地は、戸建て住宅やオフィスビルへと転換されています。

■小杉御殿町の「東京機械製作所新生寮」(当時)
小杉御殿町の「東京機械製作所新生寮」(当時)

■「新生寮」跡地の戸建て住宅(現在)
「新生寮」跡地の戸建て住宅(現在)

■武蔵小杉駅東口の「東京機械製作所新丸子社宅」(当時)
「武蔵小杉駅東口の「東京機械製作所新丸子社宅」(当時)

■「新丸子社宅」跡地の「KDX武蔵小杉ビル」(現在)
「新丸子社宅」跡地の「KDX武蔵小杉ビル」(現在)

福利厚生施設の転換ということでは、東京銀行のグラウンド跡地に建設された「パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー」「パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー」も当てはまりますね。

今回ピックアップした以外にも、まだ武蔵小杉周辺には社宅が多数残されています。
築年数が経過した物件もありますので、今後も徐々に用途転換や建て替えなどが進められていくことでしょう。

【関連リンク】
2011/3/22エントリ 井田三舞町の三菱ふそう社宅跡地に大規模マンション建設へ
2011/11/17エントリ 東京機械製作所が小杉御殿町の「新生寮」など固定資産を売却
2014/9/3エントリ 「TKS武蔵小杉ビル」が「KDX武蔵小杉ビル」に名称変更
2014/10/26エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地180mツインタワー「CO-SUGI PROJECT」発表、A地区2017年度・B地区2018年度完成予定

Comment(2)

2015年
08月02日

「親子でめぐろう!東急電車スタンプラリー」開催中、武蔵小杉・日吉の2駅を揃えて「オリジナル電車硬券」プレゼント

【Reporter:はつしも】

現在、東京急行電鉄が「親子でめぐろう!東急線電車スタンプラリー」を開催しています。

1stステージが7月18日(土)~8月9日(日)、2ndステージが8月10日(月)~8月31日(月)まで開催され、それぞれスタンプおよび賞品のデザインが変更されます。

東急武蔵小杉駅にもスタンプ台が設置され、日吉駅とあわせて2駅分のスタンプを集めることで「オリジナル電車硬券」をもらうことができます。

■東急電鉄ニュースリリース 夏休み期間中、東急線でスタンプラリーを開催! 「親子でめぐろう!東急線電車スタンプラリー2015」(7/18~8/31)
http://www.tokyu.co.jp/company/news/list/?id=2283
 
■スタンプラリーのスタンプ台設置駅
グループ1:横浜駅・菊名駅
グループ2:自由が丘駅・中目黒駅
グループ3:目黒駅・田園調布駅
グループ4:武蔵小杉駅・日吉駅
グループ5:長津田駅・青葉台駅
グループ6:鷺沼駅・溝の口駅
グループ7:二子玉川駅・大井町駅
グループ8:三軒茶屋駅(田園都市線)・下高井戸駅
グループ9:五反田駅・蒲田駅
ゴール:渋谷駅

スタンプ台が設置されているのは上記の19駅で、ゴールの渋谷駅を除く18駅は2駅ずつペアになっています。

ペアの2駅のスタンプを揃えるごとに「オリジナル電車硬券」がもらえます。
18駅をそろえた後でゴールの渋谷駅に行くと「オリジナル電車硬券」の記念台紙に加えて、1日駅長体験の応募はがきがプレゼントされます。

■武蔵小杉駅のスタンプ台
武蔵小杉駅のスタンプ台 

■日吉駅のスタンプ台
日吉駅のスタンプ台 

まずこちらは、武蔵小杉駅と日吉駅のスタンプ台です。
スタンプ台は各駅の手作りで、武蔵小杉駅では「Shibuya Hikarie号」のデザインになっています。

■武蔵小杉駅・日吉駅のスタンプ
武蔵小杉駅・日吉駅のスタンプ

武蔵小杉駅と日吉駅は、前掲の通り「4グループ」のペアです。
なお、このスタンプのデザインは、8月9日までの「1stステージ」と8月10日から31日までの「2ndステージ」で変更されます。

■1グループ揃えるごとにもらえる「オリジナル電車硬券」
1グループ揃えるごとにもらえるオリジナル硬券

前述の通り、今回のスタンプラリーでは、1グループ揃えるごとに「オリジナル電車硬券」がもらえます。
この硬券のデザインも、「1stステージ」「2ndステージ」でそれぞれ異なります。

上記は現在もらえる「1stステージ」のもので、「4グループ」の武蔵小杉駅・日吉駅の硬券は「2ndステージ」になると「Shibuya Hikarie号」のデザインになります。

■三軒茶屋駅のスタンプ台
三軒茶屋駅のスタンプ台

スタンプラリーは、各駅手作りのスタンプ台も楽しみの一つです。

こちらは三軒茶屋駅のスタンプ台で、「渋谷駅」「自由が丘駅」「武蔵小杉駅」「横浜駅」「元町・中華街駅」が描かれていました。

■「武蔵小杉駅」
武蔵小杉駅

これが描かれていた「武蔵小杉駅」です。
他の駅は比較的現実の風景に近かったのですが、武蔵小杉駅だけはかなり違いますね。
とりあえず未来的な駅、という感じでしょうか。

なお、このスタンプ台のどこかに「かくれのるるん」がいるそうですので、行ってみた方は探してみてください。

■菊名駅のスタンプ台
菊名駅のスタンプ台

菊名駅のスタンプ台は、マンガテイストな駅員さんのイラストがありました。

■横浜駅のスタンプ台
横浜駅のスタンプ台

最後は、横浜駅のスタンプ台です。
各駅のスタンプ台のうちどこが一番気合が入っているか、比べてみるのも良いですね。



鉄道事業者のスタンプラリーには範囲が広すぎて、なかば苦行のようなものもあります。

しかし東急電鉄の場合は沿線もそれほど広域ではありませんし、近隣の2駅ずつがグループになって「オリジナル電車硬券」が都度プレゼントされます。

出来る範囲で楽しめ、ハードルが低くてよいのではないでしょうか。

全駅コンプリートしたい方には、東急線全線が1日乗り降り自由になる「東急ワンデーオープンチケット」(おとな660円・こども330円)がオススメです。

スタンプラリーはあと数日、8月9日(日)までで「1stステージ」が終わり、8月10日(月)より「2ndステージ」に入っていくところです。

【関連リンク】
東京急行電鉄 ウェブサイト
2015/6/13エントリ 「東急武蔵小杉駅開業70周年記念入場券」発売および「記念イベント」開催レポート

Comment(2)

2015年
07月17日

川崎市が川崎縦貫高速鉄道の計画休止を発表、南武線長編成化を国交省・交通政策審議会に提案へ

【Reporter:はつしも】

2015年7月16日に、川崎市議会のまちづくり委員会が開催されました。
同委員会においては、「新たな総合計画における交通体系」が報告され、長年の懸案だった「川崎縦貫高速鉄道」の計画を休止し、本年度中に開催予定の交通政策審議会への提案を見送ることがあきらかになりました。

同時に、川崎市では川崎縦貫高速鉄道を見送るかわりにJR南武線の長編成化等を同審議会に提案することとしており、今後連続立体交差化とあわせて推進していくことが発表されました。

■川崎縦貫高速鉄道の計画路線図
川崎縦貫高速鉄道路線計画マップ

交通政策審議会は国土交通省の諮問機関であり、概ね15年に1度の開催を予定しています。
新線開業にあたっては同審議会の答申に位置づけられる必要があり、向こう15年間は川崎縦貫高速鉄道は検討の俎上にのぼらないことになります。
また川崎市では今後総合都市交通計画の見直しも予定しており、「川崎縦貫高速鉄道」が近い将来に実現する可能性が現時点でほぼ消滅しました。

■川崎市 平成27年度 まちづくり委員会
http://www.city.kawasaki.jp/980/page/0000067733.html
■2015年7月16日 まちづくり委員会資料
http://www.city.kawasaki.jp/980/cmsfiles/contents/0000067/
67733/270716machi1-1.pdf


まちづくり委員会における報告内容は、上記の川崎市ウェブサイトに資料が掲載されています。

■まちづくり委員会資料 川崎縦貫高速鉄道に関するポイント
<これまでの経緯>
○市民の交通利便性確保や鉄道ネットワークの充実、市内鉄道路線の混雑緩和等を目的に川崎縦貫鉄道計画を策定

<課題と今後の方向性>
○総合都市交通計画に位置付けられている川崎縦貫鉄道計画の必要性は認識
○川崎縦貫鉄道への導入を前提としていた新技術の実用化には、今後長期の時間を要する見込みであるとともに、開業を迎えるころには、超高齢化・人口減少社会が到来し、市民ニーズが変化する可能性がある
○当該鉄道計画は、財政負担が大きい
⇒以上のことから、事業着手できる環境にはないと判断

<今後の進め方>
○必要性はあるものの、事業着手できる環境には無いことから、川崎縦貫鉄道計画については休止とする
○交通政策審議会に対して、川崎縦貫鉄道の提案を見送る
○交通政策審議会の答申(2016年3月予定)を踏まえて、平成29年度を目途に、以下に示す今後の方向性等を基に総合都市交通計画の見直しを行い、川崎縦貫鉄道計画の位置付けを明確にする
○見直した総合都市交通計画に基づき、計画的な取組を推進する

<今後の方向性>
(1)身近な移動を支える地域交通ネットワークの充実
○地域の特性や市民のニーズを踏まえた駅を中心とする持続可能な輸送体系(路線バスを基本)の構築
○路線バスの定時性、速達性向上やバス利用者の利便性向上に向けた取組 等
(2)既存鉄道路線の輸送力増強等による、混雑緩和の促進・広域鉄道ネットワークの充実への貢献
○JR南武線の長編成化に向けた取組を推進
○東急田園都市線、小田急小田原線の複々線化の促進 等


上記の通り、川崎市としては川崎縦貫高速鉄道の必要性は認めるものの、技術的なハードルや巨額の財政負担を勘案し、計画を休止するということです。
提案を見送った交通政策審議会の答申が2016年3月に出ることも踏まえて、川崎市の総合都市交通計画を見直し、あらためて川崎縦貫高速鉄道の位置づけを明確にすることになります。

現時点においては川崎縦貫高速鉄道は「休止」ですが、計画の見直しにより「中止」ないしはそれに近い再定義がなされるのではないでしょうか。




一方、川崎市は2015年1月29日にJR東日本と包括連携協定締結を発表しました。

本協定は川崎市内における地域と鉄道の持続的な発展に向けて両者が連携・協力を推進することを目的としたもので、南武線の利便性向上が施策として位置づけられています。

その中で南武支線に「(仮称)小田栄新駅」を設置することについても検討を進めることが合意されていまして、協定内容の詳細は2015/2/5エントリでもお伝えしておりました。

■川崎市とJR東日本の包括連携協定調印式
川崎市とJR東日本の包括連携協定調印式
※川崎市報道発表資料より

■川崎市報道発表 川崎市と東日本旅客鉄道株式会社との包括連携協定の締結について
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/500/0000064646.html

■南武線に導入された新型車両「E233系」
南武線に導入された新型車両「E233系」

また本協定に先立って、南武線に快速電車が復活したほか、新型車両「E233系」が導入されるなど利便性の向上がはかられるようになってきました。
新型車両は従来よりも幅広で定員が約1割増加し、川崎縦貫高速鉄道の目的であった「南武線の混雑緩和」に寄与するものです。

■連続立体交差化された武蔵小杉付近の南武線
連続立体交差化された武蔵小杉付近の南武線

さらに将来的には武蔵小杉駅—尻手駅間の南武線連続立体交差化事業も具体化を控えており、これは川崎市の負担により実施される事業です。

川崎市としては川崎縦貫高速鉄道よりも、既存の南武線に投資をしていくということでしょう。



一方、冒頭で申しあげたとおり川崎市では、今回の交通政策審議会に対して横浜市営地下鉄のあざみ野延伸など新線整備のほか、既存路線の改良として「南武線の長編成化」を提案する方針であることがあわせて発表されました。

■川崎市まちづくり委員会が交通政策審議会に提案する事業
<新線>
○横浜市営地下鉄3号線延伸(あざみ野〜新百合ヶ丘)
○川崎アプローチ線(川崎〜浜川崎)
○東海道貨物支線貨客併用化(品川・東京テレポート〜桜木町)
<線増>
○小田急小田原線複々線化(登戸〜新百合ヶ丘)
○東急田園都市線複々線化(溝の口〜鷺沼)
<改良>
○JR南武線輸送力増強(長編成化)

長編成化とは、現在6両編成である南武線を7両以上の編成に拡張するということです。
長編成化のためには各駅のホームを拡張する必要がありますので、これはこれで大きな事業です。

■優等列車が10両編成になった東急東横線
優等列車が10両編成になった東急東横線

2013年には、東急東横線が副都心線などと相互直通運転を開始するのに伴い、従来8両編成だったものが急行・通勤特急・特急電車に限って10両編成になりました。

そのため、東急東横線では急行停車駅のみでホーム拡張が行われています。

南武線の長編成化がどのような形になるものか、現段階ではわかりません。
ただ武蔵小杉駅−尻手駅間の連続立体交差化は各駅の仕様を拡張するかつてないチャンスであり、長編成化の大きな契機となるものと思います。

日本全体ではすでに人口減が始まっているとはいえ、南武線沿線はまだまだ長期にわたって人口増が続くことが予想されています。
通勤ラッシュ時に利用される方にとっては、長編成化が実現するならば朗報かと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:川崎縦貫高速鉄道
2007/9/28エントリ 南武線の車庫・中原電車区
2009/2/8エントリ 中原電車区の早咲き八重桜
2010/3/13エントリ 横須賀線武蔵小杉駅本日開業、記念イベント開催
2010/3/14エントリ 横須賀線武蔵小杉駅、初の平日ラッシュ
2011/4/13エントリ 南武線快速電車が運行開始
2012/3/22エントリ 二ヶ領用水の桜のつぼみと、中原電車区の早咲きの桜
2012/5/30エントリ 中原電車区の鶴見線車両と、クモヤ145形
2013/1/24エントリ JR武蔵中原駅の発車メロディがフロンターレの応援歌に
2013/7/3エントリ JR東日本が南武線新型車両導入と各駅乗車人員を発表、武蔵小杉駅は28位に
2014/2/26エントリ JR南武線武蔵小杉駅の発車メロディが本日よりフロンターレ応援歌の原曲、ザ・クロマニヨンズ「ナンバーワン野郎!」に
2014/7/25エントリ 川崎市制90周年ヘッドマーク付の南武線が3編成運行中、デザインに「パークシティ武蔵小杉」が登場
2014/7/20エントリ JR南武線向河原駅前の踏切拡幅工事が完了し供用開始
2014/8/6エントリ JR南武線新型車両「E233系」が2014年10月導入、新型車両で叶える「あなたの夢」募集中
2014/8/16エントリ 向河原公園リニューアルで登場、「南武線車両ベンチ」
2014/10/4エントリ JR南武線新型車両「E233系」本日投入、武蔵小杉駅等で記念商品販売と「懐かしの写真展」がスタート
2014/10/23エントリ 南武線エキナカで、地産地消。「多摩川梨ジャム」使用商品を販売中
2014/10/30エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路で新キャラクター「多摩川梨くん」が南武線新型車両「E233系」を紹介中
2014/11/5エントリ JR南武線新型車両「E233系」乗車レポート
2015/1/19エントリ 八丁畷から、無人改札乗り換え。南武支線乗車レポート
2015/2/5エントリ 川崎市とJR東日本が包括連携協定を締結、南武支線に「(仮称)小田栄新駅」を2016年3月開業へ

Comment(11)