川崎フロンターレは、東京五輪などの影響により、今季も開幕から連戦が続いています。
4月3日「大分トリニータ戦」、7日「サガン鳥栖戦」、11日「FC東京戦」、14日「アビスパ福岡戦」、そして本日18日の「サンフレッチェ広島戦」がGW前の5連戦となっていました。
このうち最初の「大分戦」「鳥栖戦」については2021/4/8エントリで連勝をお伝えし、川崎フロンターレのJ1リーグ300勝という節目ともなっていました。
そして続く「東京戦」「福岡戦」は連勝、本日の「広島戦」は引き分けとなり、川崎フロンターレはこの5連戦を4勝1分けで終えることとなりました。
これにより川崎フロンターレは開幕以来12戦10勝2分けと、いまだ無敗で首位を走っています。
■FC東京戦で1得点した三笘薫選手
(C)川崎フロンターレ
■前所属・アビスパ福岡戦でゴールした遠野大弥選手
(C)川崎フロンターレ
■本日の広島戦・家長昭博選手のゴール(Jリーグtwitter)
本日のサンフレッチェ広島戦は6連勝をかけた試合で、優勢に進めながらも残念ながら1-1ドローに終わりました。ゴール動画
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) April 18, 2021
明治安田生命J1リーグ 第10節
川崎Fvs広島
1-0
⌚️ 38分
⚽️ 家長 昭博(川崎F)#Jリーグ#川崎フロンターレvsサンフレッチェ広島
その他の動画はこちらhttps://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/PRiJcYfjgt
しかしながら2位で、川崎フロンターレ同様無敗だった名古屋グランパスがサガン鳥栖に敗れたことで、勝点差を「1」広げることとなりました。
さて、本日のサンフレッチェ広島戦は休日の等々力陸上競技場開催ということで、ホームゲームイベントが実施されましたので、そちらもご紹介したいと思います。
■等々力陸上競技場周辺のホームゲームイベント
川崎フロンターレのホームゲーム開催時には、等々力陸上競技場周辺で毎回ホームゲームイベント(フロンパーク)が開催されています。
例年のように大きな集客をする企画は実施が難しい状況ですが、感染防止対策等も講じながら、できる範囲でのアトラクションや、スタジアムグルメが展開されています。
■「カブトムシの森」幼虫採集編
今年のJ1リーグは、「AFCチャンピオンズリーグ(ACL。アジア各国のリーグ上位クラブが戦う国際大会)」の開催日程調整により、玉突きで日程変更を余儀なくされています。
本日のサンフレッチェ広島戦も、ACLの日程変更により急遽開催日の変更が行われたものでした。
「カブトムシの森」は、当初はカブトムシの成長にあわせて採集イベントを開催する予定でしたが、まだ幼虫の時期に試合開催となってしまいました。
それでもなんとか開催できないか…ということで、今回は「幼虫採集編」としてフロンパークに登場することになりました。
■幼虫の採集
幼虫の採集場所はフロンパーク内に距離を取って設置されています。
また当日時間帯別に定員を定めて参加者を受け付けることで、家族単位で、密集せずにイベント開催が可能です。
■採集した幼虫
イベント参加者は、幼虫1匹は必ず持ち帰れるようになっています。
専用の幼虫カプセルに土と一緒に入れて、お持ち帰りとなります。
カブトムシの幼虫は大きく育った立派なもので、子どもたちも目を輝かせていたのが印象的でした。
■イベント会場を担当する天野春果さん
イベント会場では、川崎フロンターレ タウンコミュニケーション部の天野春果部長がお客様対応をしていました。
同氏は川崎フロンターレのイベント仕掛人として有名で、その企画力・実行力を買われて出向していた東京五輪組織委員会から出向期間を終えて帰ってきていました。
■雪見だいふくけん玉チャレンジ
続いてこちらは、「ロッテ雪見だいふく けん玉チャレンジ」です。
けん玉1回勝負で、成功内容に応じて雪見だいふくやキシリトールガムがもらえます。
なお、参加にあたっては手の消毒と、けん玉は1回使用するごとに新しいウェットティッシュでアルコール消毒をしていました。
シンプルなようで結構力が入るもので、成功・失敗はありつつも皆さん楽しんでいたと思います。
■たかたのゆめちゃんグッズ販売
そして本日は、川崎フロンターレと友好協定を締結している陸前高田市の、「たかたのゆめちゃんグッズ販売」も行われていました。
例年、春・冬2回の「陸前高田ランド」では物産販売が大々的に行われてきましたが、今シーズンはマスコットキャラクター「たかたのゆめちゃん」が準レギュラー的に登場してきています。
■「たかたのゆめちゃん」本人も登場
そのようなわけで、「たかたのゆめちゃん」本人も等々力陸上競技場に登場です。
今回はスポンサー「イッツコム」のマスコット「コムゾー」に加えて、サンフレッチェ広島戦冠スポンサー「SENEN」の「ペンティー」もいましたので、マスコット盛りだくさんでしたね。
■定番のキックターゲット「ファンタジスタ」
■新アトラクション「ふわふわ迷路」
フロンパークのアトラクションも、定番のキックターゲットなどに加えて、新アトラクション「ふわふわ迷路」が登場です。
難易度は高くありませんので、迷路を解くというよりはお子さんが歩き回って楽しむ感じかと思います。
■洗足学園音楽大学の皆さんの生演奏による時報
そして今シーズンは、洗足学園音楽大学の皆さんの生演奏により、試合開始1時間前などを告げる時報が行われています。
演奏するファンファーレは同じですがメンバーは毎回違い、交代で演奏されているようです。
この1時間前のファンファーレを聞いたら、あともう少しホームゲームイベントを楽しんで、ぼちぼち等々力陸上競技場に入ろうかというところです。
本日は天気も良く暖かかったこともあり、今季のホームゲームイベントでは一番賑わっていたように感じられました。
■スタジアムグルメ「Fスイーツ」の「フロンチーノ・サクラ」
本日は日差しが暖かく、冷たいものが欲しくなる方もおおかったようです。
写真はスタジアムグルメ「Fスイーツ」の「フロンチーノ・サクラ」(600円)です。
桜味のベースに生クリームを絞り、桜ベリーソースと茹で小豆、もちっとしたギュウヒが載せられていました。
こうしたスタジアムグルメを楽しむのも、観戦の醍醐味の一つです。
さて、次回のホームゲームはGW中の5月4日、現在2位の名古屋グランパスとの大一番となります。
ホームゲームイベントは先日荒天で中止となった「フロンターレ牧場」(川崎市内の牧場から動物たちが登場する人気イベント)ということですので、こちらもまた楽しめるかと思います。
【関連リンク】
・川崎フロンターレ ウェブサイト
(2021シーズン関連)
・2021/2/21エントリ 川崎フロンターレがゼロックス杯2年ぶり優勝、武蔵小杉駅北口「フロカフェ」に「日本全体で輪になる」和紙の優勝風呂桶・優勝賞金パネルが展示
・2021/2/25エントリ 川崎フロンターレがJAセレサと川崎市産イチゴを応援、J1開幕2/26より武蔵小杉「フロカフェ」とホームゲームでコラボメニューを提供
・2021/2/26エントリ 川崎フロンターレがマリノス戦制しJ1ホーム開幕戦9年ぶり勝利、緊急事態宣言下で「ソーシャルディスタンス等々力キッズランド」開催
・2021/3/4エントリ 等々力緑地で川崎フロンターレ・川崎ブレイブサンダース公式戦が同時開催、とどろきアリーナイベントに中村憲剛氏がゲスト出演
・2021/3/11エントリ 東日本大震災から10年の武蔵小杉:川崎フロンターレ選手らが募金活動実施、サポーターが「ニュータンタン」カップ麺にメッセージ添え仙台に差入れ
・2021/4/8エントリ 川崎フロンターレが大分・鳥栖に連勝しJ1リーグ10クラブ目の300勝、久々週末ホームゲーム「ドールランド」に「たかたのゆめちゃん」も登場