その段階では富士通レッドウェーブ、富士通フロンティアーズの装飾が一部未施工となっていましたが、先日GW期間中に施工が行われ、中原区役所の装飾が完成しました。
■富士通レッドウェーブ・富士通フロンティアーズの装飾
川崎市は、ホームタウンスポーツの推進により市のブランド力向上をはかり、また市民とのふれあいを重視した取り組みを協力して進めることでスポーツ資源をまちづくりに活用していくことなどを目的として「かわさきスポーツパートナー」を認定しています。
今回、中原区役所で装飾が行われたのは、「かわさきスポーツパートナー」に認定されている川崎フロンターレ・川崎ブレイブサンダース・NECレッドロケッツ・富士通フロンティアーズ・富士通レッドウェーブの5チームです。
3月の施工でも一応中原区役所敷地内の照明ポールには全5チームの装飾が行われていましたが、区役所の建物の施工は富士通フロンティアーズ・富士通レッドウェーブ都合により5月に後追いで実施することとなっていました。
それが今回、区役所建物の南側に装飾が完成したというわけです。
■富士通フロンティアーズの装飾
左側は、富士通フロンティアーズの装飾です。
エンブレムとマスコットキャラクター「フロンティー」が掲載されていました。
また下部には中原区のマークと、「川崎市は富士通フロンティアーズを応援しています」とのメッセージが添えられています。
富士通フロンティアーズは、富士通のアメリカンフットボール部として1985年に創設されました。
日本アメリカンフットボール界の開拓者になるべく、その名前が付けられたそうです。
社会人日本一を決める「JAPAN X BOWL」で2014年に初優勝し、日本選手権「RICE BOWL」でも学生王者に勝利して日本一となりました。
その後2016~2019年にかけて、「JAPAN X BOWL」「RICE BOWL」4連覇を果たし、5連覇はならなかったものの2021年には「RICE BOWL」6度目の優勝を果たしています。
■富士通レッドウェーブの装飾
続いてこちらは、富士通レッドウェーブの装飾です。
同様にエンブレムと、マスコットキャラクター「レッディ」が描かれていました。
下部の中原区のマークと、「川崎市は富士通レッドウェーブを応援しています」とのメッセージも共通です。
富士通レッドウェーブは、Wリーグに所属する女子バスケットボールチームです。
過去に「皇后杯」3連覇を果たし、3連覇の最後の年となった2007-08シーズンにはWリーグも制しています。
直近ではWリーグ2021-22シーズンで準優勝を果たすなど、優れた成績を収めてきました。
東京2020オリンピックには町田瑠唯選手、宮澤夕貴選手、オコエ桃仁花選手が日本代表として選出され、史上初の銀メダル獲得に大きく貢献しました。
■館内エレベーターの装飾
また中原区役所の南側に加えて、館内エレベーターの扉にも富士通フロンティアーズ・富士通レッドウェーブの装飾が行われていました。
デザイン要素は、建物南側壁面と共通ですね。
こちらは来庁者の、特にエレベーター利用者にはかなり目に留まりやすいのではないでしょうか。
■南側から見た中原区役所庁舎
■川崎フロンターレデザインに装飾された中原区役所の正面玄関
■川崎ブレイブサンダースデザインに装飾された南武線側の風除室
■NECレッドロケッツデザインに装飾された東側出入口
こうして、中原区役所に「かわさきスポーツパートナー」5チームの装飾が揃いました。
なお、「かわさきスポーツパートナー」はほかに社会人野球の「東芝ブレイブアレウス」があります。
■上丸子跨線橋下の中原区役所×川崎フロンターレ装飾
■こすぎコアパークの「富士通フロンティアーズ」「富士通レッドウェーブ」装飾
本サイトでこれまでにご紹介してきた通り、武蔵小杉駅や武蔵中原駅の周辺にもさまざまな「かわさきスポーツパートナー」の装飾が行われてきました。
地域の皆さまの目にも、よく目に入るようになってきたのではないでしょうか。
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