武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2019年
01月25日

武蔵小杉の老舗「三角堂薬局」が府中街道拡幅により市ノ坪交差点付近に2月1日移転、1940年以来79年間営業した地から立ち退き

【Reporter:はつしも】

府中街道の武蔵小杉周辺区間において、長年にわたって道路拡幅事業が推進されています。
東横化学前~東急線高架下の「市ノ坪工区」は一部が供用開始となり、現在は東急高架下~小杉御殿町交差点の「小杉工区」の用地取得が順次進められているところです。

この事業の進捗に伴って、「小杉工区」内にある「三角堂薬局」が立ち退きを行うことになりました。
同薬局は2019年2月1日をもって市ノ坪交差点付近に完成したビル1階に移転となり、1940年(昭和15年)以来79年にわたって営業を続けてきた地を離れることになります。

■府中街道の「三角堂薬局」
府中街道の「三角堂薬局」

道路拡幅事業には、道路の両側を拡幅するものと、道路の片側の建物は生かし、もう片側のみを立ち退かせて拡幅を行うものの2種類があります。
府中街道の「小杉工区」は後者のパターンで、中原警察署側を生かし、今回立ち退きを行う「三角堂薬局」側を拡幅させる計画となっています。

三角堂薬局側には、2015年6月30日の閉店当時創業50年の歴史があった「エル・アミーゴ」、2018年12月31日の閉店(横浜市栄区に移転)まで48年間にわたって営業してきた「満留賀」など、たいへん古くからの店舗が軒を連ねていました。

■「三角堂薬局」移転のお知らせ
「三角堂薬局」移転のお知らせ

今回移転する「三角堂薬局」は、お知らせにも書いてある通り、1940年からこの場所で営業をしてきたということです。
現在の建物はそう古くはありませんから、途中で建て替えはあったかと思いますが、「エル・アミーゴ」を超える79年間もの歴史があったわけです。

同薬局は閉店ではなく、市ノ坪交差点付近の新築ビルへの移転となります。

移転は「当分の間」ということですから、将来的に現地近くに戻ってくる可能性もありそうですね。

■「三角堂薬局」が移転するビル
三角堂薬局が移転するビル

三角堂薬局が移転するビル

「三角堂薬局」が移転するのは、市ノ坪交差点の少し北側に完成した新築ビルの1階です。
ここはかつて「リンガーハット」などがあった場所で、立ち退きと道路拡幅を行ったのち、残された用地にマンションが3棟相次いで建設されました。

これらのマンションの低層部は、これまでのエントリでご紹介した「さんぐり屋」など、各種店舗が入居しています。

■「三角堂薬局」オープンのお知らせ
「三角堂薬局」オープンのお知らせ

「三角堂薬局」新店舗の入口ドアはすでに完成していまして、オープンのお知らせも掲示されていました。
薬局は大規模な設備工事等は不要でしょうから、あとは薬の在庫とデータベース等をもって移転してくるだけではないでしょうか。

従来の場所からは東急線を挟んで反対側になりますので、利用者層は多少変動があるかもしれません。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 府中街道

(府中街道遊休地活用関連)
2017/3/30エントリ 川崎市の府中街道拡幅遊休地活用募集に東武プロパティーズなどが入札、東急武蔵小杉駅南口高架下に時間貸し駐輪場が4月5日(水)頃オープン
2017/4/6エントリ 東急電鉄がフィル・カンパニーとの駐車場複合ビルに「すこやか小杉保育園」2017年8月頃開園を発表/高架下の府中街道拡幅予定地に「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」がオープン
2017/5/31エントリ 府中街道拡幅遊休地活用「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」が利用料金を「16時間100円」に値下げ、等々力緑地近くに「三井のリパーク川崎宮内4丁目」がオープン
2017/11/28エントリ 川崎市が府中街道拡幅用地活用入札「第2回」を実施、「小杉町3丁目」用地を移動販売・露店による物販・飲食店舗等を用途に月額7万円台から募集
2018/4/11エントリ 川崎市が府中街道拡幅遊休地活用を推進、小杉町3丁目の川崎信金前に「TOBU PARK武蔵小杉駅第2駐輪場」がオープン
2018/8/1エントリ 川崎市が府中街道拡幅の遊休地活用を推進、等々力緑地入口に「タイムズ川崎宮内第2」がオープン

(その他府中街道拡幅関連)
2012/3/1エントリ さよなら、リンガーハット川崎武蔵小杉店
2012/8/11エントリ 府中街道の中華料理店「かんちゃん」閉店、府中街道拡幅用地の取得進む
2015/5/25エントリ 府中街道拡幅により安いステーキ「エル・アミーゴ」が閉店、50年の歴史に幕
2015/8/24エントリ 武蔵小杉「吉岡時計店」の、3万分の1の奇跡。オスの三毛猫「ジロー君」と、「ミケタン」
2016/12/7エントリ 府中街道拡幅区間に残る、「黒焼き」のうなぎ専門店。相撲部屋を移築した「むさし野」
2017/1/8エントリ 相撲部屋を移築した「黒焼き」のうなぎ専門店「むさし野」が、府中街道拡幅のため閉店
2017/10/5エントリ 「ニッポンレンタカー中原区役所前営業所」が府中街道拡幅のために一時閉鎖、用地提供の上11月10日(金)再オープンへ
2017/11/15エントリ 府中街道拡幅後の新築ビル「SOARS」「クレスト武蔵小杉Ⅱ」が竣工、「SOARS」2階に洋食ダイニング「さんぐり家」が11月下旬オープン
2017/11/30エントリ 府中街道拡幅:「ニッポンレンタカー中原区役所前営業所」が営業再開・「フラワーマルシェ」移転先募集・「むさし野」周辺ビル解体着手
2018/12/11エントリ 府中街道の蕎麦店「満留賀」が道路拡幅のため2018年12月31日をもって閉店、48年の歴史に幕。来年2月4日に横浜市旭区に移転オープン

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2019年
01月24日

武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会が1月27日(日)開催、プラスケアのリレーショナルアート「花言葉」でガーベラと「大切な言葉」を交換

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」が、2019年1月27日(日)10:00~に開催されます。
本イベントでは法政大学相撲部の皆さんを中心としたもちつきと即売会が行われるほか、同商店街で利用できるプレミアム商品券の販売も行われます。

また一般社団法人プラスケアによる「1day暮らしの保健室」も引き続きコラボ開催されます。
こちらでは従来の健康相談や絵本の読み聞かせに加えて、新企画として地域の皆さんによるリレーショナルアート「花言葉」が実施される予定です。

■武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」
法政大学相撲部の皆さん  

■「もちつき大会」の開催概要
日時 2019年1月27日(日)10:00~完売次第終了
会場 イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店前(旧清水薬局前)
内容 ●法政大学相撲部によるもちつき(お子さんの自由参加可能)
●つきたてのお餅の即売(きなこ・あんこ・ごま・いそべ・おろし、1パック300円)
●きのこ汁の販売
●「+Cafe Project」(一般社団法人プラスケア)による
・「1day暮らしの保健室」
・リレーショナルアート「花言葉」
・病気や障害に関する絵本の読み聞かせ
Web 武蔵小杉便利帳

■武蔵小杉駅前通り商店街の商品券の販売概要
販売日時 2019年1月27日(日)10:00~(※完売次第終了)
販売場所 イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店前(もちつき大会会場)
内容 1口5,000円で6,000円分の商品券(500円券×12枚)
販売数 限定200口(ひとり4口まで)
使用期限 2019年3月31日(日)まで
利用可能店舗 武蔵小杉便利帳

武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」は、毎年6月と1月に開催されている恒例イベントです。
かつては冬は12月に開催されていましたが、年末は商店街各店とも多忙な時期であることも勘案して、昨年から1月開催に変更されました。

■法政大学相撲部の皆さんと一緒にもちつき
お子さんのもちつき 

■つきたてのお餅の即売
お餅の即売   
 
法政大学相撲部の皆さんによるもちつきには、フリーでお子さんなども参加できます。
そのつきたてのお餅は、商店街の方の調味により即売されます。

味付けはきなこ、あんこ、ごま、いそべ、おろしの5種で、これは前回と同様です。

■武蔵小杉駅前通り商店街の商品券販売
武蔵小杉駅前通り商店街の商品券販売

■商品券
商品券

そして今回は、武蔵小杉駅前通り商店街のプレミアム商品券の販売も行われます。
これは1口5,000円で6,000円分の商品券が、ひとり4口まで購入できます。

最大2万円購入で、2万4,000円分の商品券になるというわけです。

商品券の使用期限である3月31日までに何らか購買予定のある方であれば、とりあえず購入しておくとよいでしょう。

■「プラスケア」のコラボ出店「1day暮らしの保健室」
「プラスケア」のコラボ出店  

■健康相談
健康相談 

■絵本の読み聞かせ
プラスケアプロジェクト 

一般社団法人プラスケアは、医療者と地域をつなぐ事業「暮らしの保健室」を武蔵小杉周辺で展開しています。
「暮らしの保健室」では、看護師・医師が常駐して病院よりも気軽な健康相談をすることができます。

それがもちつき大会に臨時出店するのが「1day暮らしの保健室」です。
ここでは健康相談に加えて、病気や健康、障害などをテーマにした絵本の読み聞かせも行われます。

■リレーショナルアート「花言葉」のガーベラ
リレーショナルアート「花言葉」のガーベラ
※写真提供:一般社団法人プラスケア

そして今回、プラスケアのテントで新企画として実施されるのがリレーショナルアート「花言葉」です。

リレーショナルアートとは、芸術家が固定的な作品作りをするのではなく、地域の人々なども含めた共同作業を通した関係性、コミュニケーション全体をアートとして表現するものです。

今回のリレーショナルアートでは、元住吉の花屋さん「Bianca」の協力により300輪のガーベラを用意し、「あなたが大切にしている言葉」とガーベラ1輪を交換していきます。
大切にしている言葉はカードに書いて、プラスケアのテントに掲示しますので、最大で300の言葉が並ぶことになるわけです。

見た目上はこの並んだカードがアートの成果物のように見えますが、それはリレーショナルアートとしては表面的なものです。

ガーベラを持ち帰った方は自宅にご家族がいれば、「そのガーベラ、どうしたの?」とおそらくは聞かれるでしょう。
そうすると「自分が大切にしている言葉」について会話が生まれるきっかけになったり、一人暮らしの方でもガーベラを見て思い出したり…、というところまでがリレーショナル(関係性の)アートの意図となっています。

このリレーショナルアートは、プラスケアの「暮らしの保健室」付属の「社会的処方研究所」の企画として実施されます。
「社会的処方研究所」では、薬ではなく「街の中のつながり」で健康を促進することを研究しています。

例えば、精神的な疾病であれば、孤独な環境よりも人と人のつながりを強めることで、従来よりも健康な状態になることが十分考えられるわけです。

■「ヤクルトマン」
ヤクルトマン

なお、今回はガラガラ抽選会はありませんが、これまで抽選会に商品を提供していたヤクルトの「ヤクルトマン」は今回も登場するということです。
 
武蔵小杉周辺では本イベント以外での登場シーンは多くありませんので、この機会に記念撮影してみてはいかがでしょうか。

なお、毎回のご案内ではございますが、もちつき大会のお餅は、例年では、14時くらいには完売となっています。
昼時には長い行列ができることもありますので、少し早目に来場されると良いと思います。

 【関連リンク】
ヤクルトマン ウェブサイト

(もちつき大会関連)
2014/12/14エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:「+Care Project」が健康企画を展開
2015/6/14エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:家族の絆モニュメントに「+Care Project」ヤクルト君・チームパーキンソン参加
2015/12/13エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:雨天の法大相撲部もちつきと、「+Care Project」の肌湿度測定など
2016/6/12エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会が本日開催、同商店街・「+Care Project」のカメラによる開催レポート
2016/12/8エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」2016年12月開催が中止決定、ノロウイルス感染問題報道等によりイベント見直し
2017/6/18エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」、「小杉てづくり市」初開催レポート:武蔵小杉に21のハンドメイド作家が集まり大盛況に
2018/1/19エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街の冬季「もちつき大会」が12月から時期変更、2018年1月21日(日)に開催
2018/1/21エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」が本日開催、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店「宮崎県フェア」から「みやざき犬」「ばいぞーくん」も来場
2018/6/18エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」が開催、健康プロジェクト・プラスケアがリレーショナルアート「まちへの手紙」を実施しヤクルトマン登場

(プラスケア関連)
一般社団法人プラスケア ウェブサイト
2017/3/8エントリ 武蔵小杉の健康プロジェクト「+Care Project」が街の医療相談スポット「暮らしの保健室」開設を計画、立ち上げ支援金をクラウドファンディングで3月31日まで募集中
2017/5/23エントリ 武蔵小杉の健康プロジェクト「+Care Project」が街の医療相談スポット「暮らしの保健室」を「idacafe」などに開設、5月24日(水)は「化粧外来」もスタート
2018/1/12エントリ 地域密着建設会社・大山組本社のレンタルスペース「丸子テラス」で、プラスケアが「暮らしの保健室」と新春アコースティックライブを1月13日(土)開催

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2019年
01月22日

「なかはらミュージカル」がアミガサ事件を描く公演「GREIFEN」を3月9日(土)10日(日)上演、1月26日(土)に完売必至のチケット販売

【Reporter:はつしも】

中原区の市民ミュージカル「なかはらミュージカル」の第7回公演「GREIFEN」が、2018年3月9日(土)、10日(日)に中原市民館において開催されます。

1月26日(土)より、同公演チケットの一般販売がスタートいたしますので、ご紹介いたします。

なお、本チケットは毎回人気が高く早々に完売となる可能性があります。
あらかじめご了承ください。

■「なかはらミュージカル」第7回公演「GREIFEN」
「なかはらミュージカル」第7回公演「GREIFEN」

■「なかはらミュージカル」第7回公演「GREIFEN」の開催概要
ストーリー 時は大正4年。御幸村(当時の中原)は多摩川が氾濫する度に村一面が海と 化し、大八車で家財道具を持ち出さなければならないほど、人々は水害に 悩まされていた。東京へ堤防工事を訴えるも折しも第一次世界大戦が勃発。
 帝都東京は守りを固め、工事に回す予算はなく、人々の陳情は先延ばしにさ れていた。御幸村会議員、秋元家の一人娘である小百合は、屋敷で働く女中 の環と一緒に築堤運動に参加。環は5年前の関東大水害の生き残りであり、 そこで支えてくれた一人の男性との再会を願っていた。ある晩、嵐が村を 襲い大きな被害が出る。人々の怒りは頂点へ達し、直接知事へ訴えるべく、 目印に編み笠を被り県庁を目指す。たどり着いた先で小百合と環が出会っ た人物は、環が探していたあの男性だった。約100年前、人々が知恵を 絞り命がけで掴み取った、希望の物語。
公演日時 ●2019年3月9日(土)
・森組12:30開演(開場12:00)
・風組17:00開演(開場16:30)
●2019年3月10日(日)
・森組12:30開演(開場12:00)
・風組17:00開演(開場16:30)
会場 中原市民館2F 多目的ホール【アクセス
観劇料 おとな・こども共通2,000円 全席自由
チケット購入方法 ●販売開始:2019年1月26日(土)18:30~20:30
●販売場所:中原市民館2F多目的ホール
※会場を借りてのチケット販売のため、時間外の来場はご遠慮ください。
※26日以降のチケット販売はウェブサイトをご参照ください。
問い合わせ先 なかはらミュージカル実行委員会
TEL 080-3469-4330
E-MAIL nakaharamusical2019@gmail.com
スタッフ ●プロデュース:森田シゲル
●演出・脚本・演技指導:和泉さな
●音楽:松本麻衣
●歌唱指導:南智子
●振付・ダンス指導:富岡ひかり
主催 なかはらミュージカル実行委員会
後援 川崎市中原区・川崎市教育委員会・公益財団法人川崎市生涯学習財団・「音楽のまち・かわさき」推進協議会・社会福祉法人川崎市中原区社会福祉協議会・中原区文化協会・中原区PTA協議会・中原区子ども会連合会・NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント
Web ●なかはらミュージカル 公式サイト
https://www.naka-myu.com/
●なかはらミュージカル facebookページ
https://www.facebook.com/nakaharamusical

「なかはらミュージカル(なかミュー)」は、中原市民館の開館記念事業「NAKAHARA ACT STREET」の企画として2013年に誕生した市民ミュージカルです。

中原区の地域人材を活用した音楽・芸術の振興、中原区の魅力発信を行うとともに、世代をこえた豊かな交流の場づくりや地域への理解を深めること、次世代を担う子どもたちを育てていくことなどを目的としたものです。

出演者は毎年公募制であり、今回も73名もの幅広い年代の地域住民が集まりました。
また本公演は全日程のチケットが短期間で完売するほどで、興行としても高い人気を有しています。

従来は中原区役所の「地域課題対応事業」として公演を続けてきましたが、今回の「第7回公演」からは行政管轄から独立し、新たに「一般社団法人 New Act Society」の事業としてスタートすることになりました。

■第1回公演「水の郷のものがたり」
第1回公演「水の郷のものがたり」

■第5回公演「多摩川伝」
昨年、第5回公演「多摩川伝」

2013年に第1回公演として上演されたのが「水の郷のものがたり」
二ヶ領用水の歴史をテーマにした作品でした。

翌年度からは「NAKAHARA ACT STREET」から中原区地域課題対応事業として独立し、「桃の里のものがたり」「多摩川伝」など、中原区を舞台にしたオリジナル作品の上演を行ってきたところです。

「なかはらミュージカル」は毎年地域の歴史に触れる内容となっていまして、公演を通じて演じる側も、観る側も地域への理解を深めることができます。


そして今回の第7回公演は「GREIFEN(グライフェン)」と題し、「アミガサ事件」をテーマに上演されます。

「アミガサ事件」とは、1914年(大正3年)9月16日、大雨が降るたびに洪水に悩まされてきた橘樹郡御幸村の住民、約200名が「多摩川の築堤」を神奈川県知事に求めるべく決起した事件のことです。
この集団は目印として編み笠をかぶっていたことから、「アミガサ事件」として後世に伝わっています。

道中、より広範囲の住民も加わって500人ほどが神奈川県庁に押し寄せたといわれ、代表者が当時の知事と面談して地域の窮状と築堤の必要性を訴えました。

これをきっかけとして各地で築堤運動が活発となり、御幸村の一帯には道路をかさ上げした「有吉堤」が1916年に完成するなど、現在の多摩川の治水の礎ともなりました。

タイトルの「GREIFEN(グライフェン)」とは、ドイツ語で「掴む」の意味。
自分たちの力で平和な暮らしを掴み取ろうとした先人たちの物語です。

■「アミガサ事件」の決起の場所となった八幡大神
「アミガサ事件」の決起の場所となった八幡大神

■「アミガサ事件百年の碑」
「アミガサ事件百年の碑」

こちらが、決起の場所となった中原区上平間の「八幡大神」です。

「アミガサ事件」から100年が経過した2014年には、この神社の境内に記念碑が設置されました。

■「アミガサ事件」後に築堤された「有吉堤」の遺構と、竣工百年の記念碑(中丸子児童公園)
中丸子児童公園に残る「有吉堤」の遺構と、竣工百年の記念碑

一方こちらは、当時の「有吉堤」の遺構が残る「中丸子児童公園」です。
写真奥が一段高くなっているのが、道路をかさ上げした堤の部分です。

この遺構の前にも、2016年に記念碑が建立されました。こちらは「有吉堤竣工100年」を記念したものです。

つまり、「アミガサ事件」から100年が2014年、「有吉堤竣工」から100年が2016年ということですね。
長年にわたって苦しんできたことを、この事件が2年で動かしたわけですから、振り返ってみると地域にとってたいへん大きなできごとだったことがわかります。

なお、「アミガサ事件」については2016/12/22エントリでもご紹介していますので、ご参照ください。

このような歴史について、100年以上経ってから地域の皆さんが演じるというのは、当時の方にはなかなか想像できなかったことと思います。

郷土本を読むのは億劫かもしれませんが、地域の皆さんが一体となった「なかはらミュージカル」を、純粋にエンターテイメントとして楽しんでみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
なかはらミュージカル ウェブサイト
一般社団法人New Act Society
なかはらミュージカル facebookページ
2013/2/16エントリ 「なかはらアクトストリート2013」「中原空襲展」開催レポート
2016/12/22エントリ 多摩川の築堤を直訴「アミガサ事件」による「有吉堤」完成から100年。八幡大神・中丸子児童公園の記念碑と遺構をめぐる
2017/6/7エントリ 東急武蔵小杉駅の情報発信スポット「こすぎアイ」で地域イベント告知を開始、「なかはらミュージカル」実行委員・ボランティアスタッフ・出演者を募集中
2018/1/26エントリ 「なかはらミュージカル」第6回公演「新・多摩川伝」が2018年3月10日(土)・11日(日)開催、人気のチケット一般販売が1月27日(土)スタート
2018/5/26エントリ 市民ミュージカル「なかはらミュージカル」がアミガサ事件をテーマに「第7回公演」を2019年3月上演、出演者募集の事前説明会を6月17日(日)に開催

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2019年
01月16日

「川崎パパ塾」が2018年度第8回講座「パパ達へ!地域を楽しくすることに汗をかこう!」を1月23日(水)開催

【Reporter:はつしも】

父親の地域参加を考える「川崎パパ塾」が、2018年度の講座を毎月開催しています。
第8回講座「パパ達へ!地域を楽しくすることに汗をかこう!」が2019年1月23日(水)に開催されますので、ご紹介します。

川崎パパ塾

■「川崎パパ塾」2018年度講座の開催概要
開催回数 全10回予定
会場 武蔵小杉駅周辺を予定
ウェブ ●ウェブサイト
●facebookページ
主催 川崎パパ塾
協賛 ナイス株式会社/小杉ママのチャリティーリユース/はり・きゅう・マッサージ治療院alto
協力 かわさき市民活動センター/武蔵小杉ライフ
後援 NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント

■第8回「パパ達へ!地域を楽しくすることに汗をかこう!」のプログラム
日時 2019年1月23日(水)19:30~21:30(19:00受付開始)
※講座終了後には懇親会を企画しております(1時間程度)。
会場 小杉町3丁目町会会館【アクセス
内容 子育てにおける父親の大きな役割のひとつは「地域を楽しくすること」だと、川崎パパ塾は考えています。
「自分の住んでいる街が子どもにとって優しい街」であるべきだし、子どもには「住んでいる街への誇り」を持ってほしい。
そして、そういう街や人の中でこそ、育つ子どもの能力があるんです!もちろん、父親の横のつながりが育む地域の安心感もあります。

たぶん、みなさん、そんなことは分かっていますよね?

では「地域を楽しくすること」の担い手に自分たちがなろう!としたときに・・・、
・どんなキッカケが必要だろう?
・こういう仲間を増やすにはどうしたらいいだろう?
こんなことを皆さんと一緒に考える講座です。
講師 奥平亨パパ
対象 子育て中のパパ、これからパパになる方
※ママも大歓迎!
定員 20名
料金 1,000円/1名
※ドリンク(ビール等あり)、お茶菓子を準備しています。
申込方法 下記のウェブページからお申込みください。
イベントページ
※イベントページ内に申込ページへのリンクがあります。
申込ページ
※申し込みページに直接アクセスする場合はこちら。

「パパ塾」は、2010年から活動をしている、ボランティア自主企画によるパパの学習活動です。

「パパが変われば、家族と地域が変わる」をメインテーマに、父親の子育て参加や、相互のネットワーク作り、社会参加がしやすい環境づくりなどを促進する取り組みを行っています。

本年度の講座の一環として、「川崎パパ塾」では、11月に開催された「なかはら子ども未来フェスタ」に「紙ヒコーキ講座」として参加しました。
同フェスタで、地域参加に関心を持ったパパに実際にイベント出展を体験してもらった形で、パパたちの反応も良かったようです。

今回ご案内する講座「パパ達へ!地域を楽しくすることに汗をかこう!」は、この反響もふまえてより「地域」にフォーカスしたもので、「パパ塾」でも活動を続けてきた「奥平パパ」が講師をつとめます。

■絵本の読み聞かせ活動をする奥平パパ
絵本の読み聞かせをする奥平パパ

奥平パパは、国内最大規模の絵本情報サイト「絵本ナビ」の役員もつとめられ、これまでに川崎パパ塾では「絵本の選び方」講座や絵本の読み聞かせ活動なども実施してこられました。

地域活動の経験豊富なパパの話もヒントに、パパ同士でコミュニケーションをしてみてはいかがでしょうか。

■過去の「川崎パパ塾」開催風景
グループでの懇親 

【関連リンク】
川崎パパ塾 ウェブサイト
川崎パパ塾 Facebookページ
2014/10/1エントリ 「第9回なかはら子ども未来フェスタ」で開催、「川崎パパ塾」の折り紙ヒコーキ講座
2016/1/31エントリ 「川崎パパ塾」のミニ絵本図書館「パパの本棚」が、中原市民館から「COSUGI CAFE」へ移転
2017/9/25エントリ イクメン育成「川崎パパ塾」が2017年度スケジュールを公開、第1回「夫婦のパートナーシップ」(10月25日開催)の参加者募集をスタート
2017/10/17エントリ 「川崎パパ塾」の2017年度第2回講座「紙飛行機作り」(11月16日)が参加受付スタート、「なかはら子ども未来フェスタ」の紙飛行機ワークショップ準備活動を実施
2017/11/27エントリ 「第12回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート:パラスポーツ「ボッチャ」体験と、川崎パパ塾「飛行距離ギネス記録紙飛行機」などが賑わう
2017/12/27エントリ 「川崎パパ塾」2017年度第3回講座「胎内記憶で学ぶ、子育ての神秘」が2018年1月20日(土)開催、夫婦参加歓迎で申込受付中
2018/1/2エントリ 「川崎パパ塾」が1月8日(月・祝)「お正月deミュージアム」に参加、1月31日(水)第4回講座「パパカメラ:家族写真を撮ろう」の参加申込スタート
2018/1/15エントリ パパの子育てを考える「川崎パパ塾」の第5回講座「頭の良い子が育つ家とは?」(2月8日開催)が参加受付スタート
2018/1/27エントリ 「川崎パパ塾」の第6回講座「パパも知っておきたい薬のはなし」(2月15日開催)が参加受付開始、薬剤師パパが子供向けの薬の知識をレクチャー
2018/3/14エントリ 「川崎パパ塾」が2017年度最終講座「パパの新しい働き方・生き方を考える『育休・ライフシフト』」を3月29日(木)開催、参加申込受付中
2018/6/10エントリ 「川崎パパ塾」が2018年度講座をスタート、第1回「初心者の写真講座『家族写真の撮り方&楽しみ方』」(6月27日開催)の参加申込を受付中
2018/7/2エントリ イクメン育成「川崎パパ塾」が2018年度第2回講座「怒らない子育て」を7月25日(水)開催/第1回「初心者の写真講座」はパパママで賑わう
2018/8/9エントリ パパママが交流「川崎パパ塾」が「家族旅行」をテーマに第3回講座を8月23日(木)開催、参加申込スタート
2018/8/21エントリ 川崎市内幼稚園の11月1日一斉入園受付を控え、川崎パパ塾が講座「パパの為の幼稚園選びのポイント&新しい教育科目」を9月13日(木)に開催
2018/9/19エントリ 「川崎パパ塾」が「パパの料理教室」を10月13日(土)に中原市民館で開催、スパイスから作るキーマカレーを伝授
2018/10/31エントリ 「川崎パパ塾」が11月15日(木)開催講座で「紙ヒコーキで地域参加」を伝授、11月23日「なかはら子ども未来フェスタ」に紙ヒコーキ体験を出展
2018/12/3エントリ 「川崎パパ塾」が整理収納アドバイザーによる「今日から実践!家族が笑顔で暮らすための片づけ習慣術」講座を12月19日(水)開催

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2019年
01月11日

三井不動産ビルマネジメントのシェアオフィス「WORK STYLING武蔵小杉」が2019年2月オープン、多様化するビジネススタイルをサポート

【Reporter:はつしも】

三井不動産ビルマネジメントが法人向けにシェアオフィスなどの提供を行う「WORK STYLING(ワークスタイリング)」が、2019年2月に武蔵小杉にオープンする予定であることがわかりました。
全国30拠点のオフィスを10分単位のシンプルプライスで提供し、多様化するビジネススタイルをサポートするものとしています。

■「WORK STYLING」(ワークスタイリング)の既存オフィス
「WORK STYLING」

「WORK STYLING」

ワークスタイリング

「WORK STYLING」はビジネスユースですので、新宿三井ビルディングや東京ミッドタウン、八重洲、汐留、品川などをはじめとした都心のビジネス街を中心に開設されています。

また都心以外では立川、町田、新横浜、横浜、海浜幕張、柏、船橋、大宮などの主要駅にあります。

各拠点とも、上記写真の通りデザイン性の高いオフィスになっています。


「WORK STYLING」のサービスは下記の3種に大別され、拠点ごとに3種のいずれかに特化しています。

●「ワークスタイリングSHARE」:多拠点型のシェアオフィス
●「ワークスタイリングFLEX」:ニーズに合わせたオフィスの提供
●「ワークスタイリングSTAY」:宿泊施設付きワークスペース


大半の拠点は「ワークスタイリングSHARE」業態であり、「FLEX」業態は八重洲、日比谷、六本木、西新宿など都心のビジネス街です。
「STAY」業態は、汐留イタリア街の1か所のみでした。

上記の傾向からすると、「WORK STYLING武蔵小杉」は「ワークスタイリングSHARE」の形態になるものと思われますが、現段階で確定と申し上げられるものではありません。

各地の「WORK STYLING」は利用会員であれば共通で利用することができますから、武蔵小杉への開設は鉄道網の結節点であることに着目したものではないでしょうか。
あらためて既存の拠点を見てみると、武蔵小杉からは大半が鉄道で直結していることがわかります。

■武蔵小杉周辺のオフィスビル
計画には加わらない「小杉ビルディング」

ついに差し替えられた「KDX」のロゴマーク 

■三井不動産グループが管理する「旧NEC小杉ビル」
旧「NEC小杉ビル」

なお、「WORK STYLING武蔵小杉」のオープンについてはまだ未発表であり、ロケーションは現段階でわかりません。
既存施設ではおのずと三井不動産グループが保有するビルに入居する割合が高くなっていますが、100%というわけではありません。

ただ、武蔵小杉で2019年2月にオープンできて、シェアオフィスを展開できるような場所というと、限られるように思います。

小杉ビルディングや武蔵小杉タワープレイス、武蔵小杉STMビル、KDX武蔵小杉ビルなど、既存のオフィスビルの空き区画に入居するということもありえるでしょう。
またほかに候補としては、三井不動産グループが管理する「旧NEC小杉ビル」の遊休フロアを活用するということも考えられます。


いずれにせよ2月オープンであれば、遠からず三井不動産ビルマネジメントの「WORK STYLING」のウェブサイトなどで告知が出ることと思います。

【関連リンク】
WORK STYLING 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:レンタルスペース
2018/1/12エントリ 地域密着建設会社・大山組本社のレンタルスペース「丸子テラス」で、プラスケアが「暮らしの保健室」と新春アコースティックライブを1月13日(土)開催

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2019年
01月10日

川崎市×タニタ包括協定による「健康プログラム」を実施、中原市民館に血圧計・体組成計を設置

【Reporter:はつしも】

川崎市と株式会社タニタは、市民の健康増進のための連携・協力に関して包括協定を締結しています。
その協定の一環として、両者は市内の児童生徒とその保護者向けの「健康プログラム」を、2018年5月から2019年1月にかけて実施してきました。

本プログラムは親子で楽しく運動習慣や食事習慣の大切さについて学ぶものです。
参加者はプログラム期間中、「活動量計」を持ち歩いて市内の市民館に常設する「計測スポット」などで歩数のデータアップを行ったり、体組成計で体重・筋肉量・基礎代謝量などの測定を行います。

記録された測定結果の履歴データは、参加者がウェブサイトで閲覧できます。
また市民館で「調理実習セミナー」を開催することで「タニタ食堂」のメニュー作りのポイントを学ぶ取り組みも行ってきました。

本プログラムが2019年1月12日に修了となるにあたり、本エントリでは、中原市民館の「計測スポット」をご紹介しておきたいと思います。

■中原市民館の「川崎市×タニタ健康プログラム 計測スポット」
中原市民館の「川崎市×タニタ健康プログラム 計測スポット」

中原市民館の「川崎市×タニタ健康プログラム 計測スポット」

「タニタ健康プログラム」の計測スポットは、中原市民館、高津市民館、麻生市民館の市内3か所に設置されていました。
中原市民館では、1階エントランスホールのつきあたり角地にパーテーションが設けられています。

このパーテーションの掲示にあるように、「健康プログラム」に登録された方(中原市民館で15組程度)だけでなく、一般の方でも計測が可能でした。

■計測スポットの器具
計測スポットの器具

■血圧計
血圧計

■体組成計
体組成計

体組成計

ここに設置されていたのは、血圧計と体組成計でした。
勿論タニタ製の計測器であり、同社としては製品を市民に体験してもらえるという営業上のメリットがあるわけです。

■「活動量計」の読み取り端末
活動量計の読み取り端末

本プログラムでは、前述の通り参加者が持ち歩く「活動量計」が、万歩計と個人データの認証装置を兼ねています。
プログラム参加者はこの読み取り機に活動量計をかざすことで、歩数のアップロードと、体組成計の計測データをアップロードすることになります。

一見、活動量計がないと利用できないように見えますが、一般の方は端末にかざさなくても血圧計・体組成計を利用することができます。

■利用方法
利用方法の説明

利用方法の説明

なお、「川崎市×タニタ健康プログラム」は、中原市民館では1月12日に修了セミナーが開催され、血圧計・体組成計の測定とともに成績優秀者への表彰も行われます。
(12日はこのため9:00~15:00に利用できなくなります)

一応プログラムとしてはそこで修了となりますから、中原市民館に設置されたコーナーもすみやかに撤収される可能性があります。

今回のプログラムを経て、川崎市とタニタの協業が今後どのように発展していくかは現段階でわかりませんので、あらかじめご承知ください。

【関連リンク】
川崎市報道発表資料 川崎市と株式会社タニタとの包括協定を締結します(PDF)
川崎市教育委員会 タニタ健康プログラム参加者募集

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2019年
01月02日

武蔵小杉の年末年始は青空広がる好天、川崎フロンターレは1/15新年ご挨拶回り・かわさき応援バナナ販促活動を実施へ

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉の2019年の年末年始は、好天に恵まれました。
本サイトも平常モードに入る前に、武蔵小杉の街をめぐってみました。

■多摩川の大田区側から見た武蔵小杉
多摩川の大田区側から見た武蔵小杉

武蔵小杉の高層ビル群は、非常に大きいために少し離れた場所のほうが全体像が見えます。
こちらは、多摩川の大田区側から見たものです。

以前ご紹介した時に比べて、右側に「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」のツインタワーが新たに立ち上がりました。

■プラウドタワー武蔵小杉の下から
プラウドタワー武蔵小杉の下から

小杉御殿町交差点から

真冬の低温下で天候が良いと、非常にきれいな青空が見られます。
大体お正月の時期はコンディションが良いことが多く、撮影日和であります。

■都市計画道路 武蔵小杉駅南口線の街路樹
武蔵小杉駅南口線の街路樹

街路樹というと、花咲く春の時期や、紅葉などに注目することが多いのですが、冬場の枝も美しいものです。

写真は武蔵小杉駅東口駅前広場から綱島街道までまっすぐのびる「都市計画道路 武蔵小杉駅南口線」の街路樹です。

■中原街道「やまだや」の「中原メリー」
中原街道「やまだや」の「中原メリー」

中原街道の小杉十字路近くに、川崎市の公立学校制服取扱店「やまだや」があります。

この店頭にはマネキン人形「中原ジョン」と「中原メリー」がいることを2015/5/20エントリでご紹介しておりました。

この「中原メリー」が、年末からお正月仕様になっていました。

■「菓心 桔梗屋」の鏡餅
菓心桔梗屋の鏡餅

お正月といえば、鏡餅ですね。
スーパーマーケットなどでもたくさん売っていますが、新丸子の和菓子店「菓心 桔梗屋」でも手作りの鏡餅を販売していました。

大量生産品にはないフォルムが、なんともいえないものがあります。

■「SHIBACOFFEE」の「初春ブレンド」
SHIBACOFFEEの「初春ブレンド」 

同じく新丸子では、コーヒー店「SHIBACOFFEE」で年末からオリジナルブレンド「初春ブレンド」を販売していました。
これはお正月のファミリーをイメージした、比較的どなたでも飲みやすいアレンジになっています。

なお「SHIBACOFFEE」の年始営業は1月5日(土)からですので、ご注意ください。

■川崎フロンターレのオフィシャルグッズショップ
川崎フロンターレのオフィシャルグッズショップ

■「2019HAPPY NEW YEAR」
「2019HAPPY NEW YEAR」

一方、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店は、今回の年末年始は平常営業です。

1階の川崎フロンターレのオフィシャルグッズショップでは、年始のご挨拶が掲示されていました。

■ 「かわさき応援バナナ」キャンペーン
「かわさき応援バナナ」キャンペーン

川崎フロンターレの選手が市内の商店街を回る「新年挨拶回り」は、今年は1月15日に開催されます。

それに合わせてイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店で「かわさき応援バナナ」 販促活動も開催される予定です。

オフィシャルグッズショップでは、この告知も掲示されていました。
昨年は車屋紳太郎選手と、武蔵小杉商店街の挨拶回りの途中立ち寄りで中村憲剛選手が来場されましたが、今年はまだ参加選手は未発表です。

例年、直前に川崎フロンターレのウェブサイトに情報が掲載されますので、気になる方はチェックしておいてください。

■2018年イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店販促活動の車屋紳太郎選手
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の車屋紳太郎選手
 

これから武蔵小杉周辺では、さまざまな年始のイベントが行われてまいります。
徐々にいろいろなものが目覚めて、始動してくる感じですね。

【関連リンク】
川崎フロンターレ 1/15 必勝祈願、新年ご挨拶回り実施のお知らせ
川崎フロンターレ かわさき応援バナナ「1/15 川崎フロンターレ選手販促活動」実施のお知らせ
2017/1/3エントリ 中原区の7寺院をめぐる、福運スタンプラリー。2017年1月7日(土)まで実施中「川崎七福神めぐり」完遂レポート
2018/12/29エントリ 武蔵小杉周辺の大型商業施設・スーパー等の2018-2019年末年始営業時間まとめ:マルエツ各店が23年ぶり元日休業など営業短縮が拡大
2018/12/30エントリ 武蔵小杉の2018-2019年末年始診療所まとめ:中原休日急患診療所・中部小児急病センター・中原歯科保健センター・井田病院
2018/12/31エントリ 武蔵小杉の2018年大晦日:23:45頃から西明寺で除夜の鐘がはじまり、元日から各商業施設の初売りや「川崎七福神」がスタート
2019/1/1エントリ 武蔵小杉ライフ:2019新年のご挨拶

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2018年
12月31日

武蔵小杉の2018年大晦日:23:45頃から西明寺で除夜の鐘がはじまり、元日から各商業施設の初売りや「川崎七福神」がスタート

【Reporter:はつしも】

本日は大晦日です。
武蔵小杉の2018年もあとわずかとなりました。

お正月3が日に向けて、武蔵小杉の初売りイベント等をおさらいしておきたいと思います。

■グランツリー武蔵小杉のお正月ディスプレイ
グランツリー武蔵小杉の初売りディスプレイ

グランツリー武蔵小杉のお正月ディスプレイ

武蔵小杉の初売りといえば、やはりグランツリー武蔵小杉、ららテラス武蔵小杉、武蔵小杉東急スクエア、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の4つの大型商業施設に多くの人が集まるでしょう。

グランツリー武蔵小杉では、すでに1階にお正月ディスプレイが登場していました。

■グランツリー武蔵小杉の元日待機場所の案内
グランツリー武蔵小杉の元日待機場所のご案内

グランツリー武蔵小杉では、元日の「福袋」「セール」「千本引き」の待機場所が定められています。
早くから長い行列になるものと思われますので、混乱のないようご留意ください。

■元日休業となる武蔵小杉東急スクエア
元日休業となる武蔵小杉東急スクエア

前述の4つの商業施設のうち、武蔵小杉東急スクエアだけは元日休業です。

そのため、元日初売りはグランツリー武蔵小杉、ららテラス武蔵小杉、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店で行われ、武蔵小杉東急スクエアは2日が初売りとなります。

■武蔵小杉周辺商業施設の新春イベント
1日 グランツリー武蔵小杉 初売り
グランツリー武蔵小杉 開運千本引き(9時~)
グランツリー武蔵小杉 鏡開き(12時~)
グランツリー武蔵小杉 連獅子と記念撮影会(13時/15時/17時)
グランツリー武蔵小杉 おじゃるずパフォーマンスショー(14時/16時)
ららテラス武蔵小杉 福袋販売
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店 開運500本引き(9時~)
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店 わくわく謎解きすごろく
2日 グランツリー武蔵小杉 干支小物プレゼント(9時~)
グランツリー武蔵小杉 初夢大抽選会(10時~)
武蔵小杉東急スクエア 初売り
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店 干支小物プレゼント
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店 わくわく謎解きすごろく
ビーンズ武蔵中原 戌年干支土鈴プレゼント(10時~)
3日 グランツリー武蔵小杉 VR体験 バーチャル絶景神社福参り(11~18時)
グランツリー武蔵小杉 初夢大抽選会(10時~)
武蔵小杉東急スクエア 獅子舞練り歩きイベント(11時/13時/15時)
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店 わくわく謎解きすごろく

また今年も、武蔵小杉周辺の商業施設(グランツリー武蔵小杉・武蔵小杉東急スクエア・ららテラス武蔵小杉・イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店・ビーンズ武蔵中原)の新春イベント情報をまとめました。

今後情報が追加される可能性もありますが、現段階では昨年よりも若干おとなしめという気がいたします。

これも年末年始の休業増・営業時間短縮等と同じように、年末のイベント仕込み負担を軽減する「働き方改革」ということでしょうか。

もちろん、大型商業施設以外の商店街などでも獅子舞などのイベントがありますので、上記はあくまでもごく一部です。

■西明寺の除夜の鐘
西明寺の除夜の鐘

除夜の鐘のお知らせ

今年も深夜より、除夜の鐘つきが行われます。

武蔵小杉近辺でどなたでも除夜の鐘がつけるのは西明寺で、こちらでは23:45頃から読経とともに先着順でスタートいたします。
除夜の鐘にあわせて、毎年甘酒もふるまわれています。

2015/12/30エントリなどでもご紹介しておりますので、ご参照ください。

■武蔵小杉周辺の神社仏閣の初詣
西明寺 23:45頃から読経とともに先着順で除夜の鐘
住吉神社 0時から甘酒ふるまい、先着2,000名に開運箸
丸子山王日枝神社 0時から御神酒、おしるこふるまい

上記は主要な神社・仏閣のみ掲載しておりますが、上記以外の各神社等でもお神酒のふるまい等を行っています。

また内容は変わる場合もありますので、あらかじめご承知ください。

■市ノ坪神社の初詣
市ノ坪神社の初詣

市ノ坪神社の初詣

こちらは、市ノ坪神社の初詣の様子です。
たいへん寒くなりますから、暖かくしてお出かけください。

■「川崎七福神」のご朱印帳
「川崎七福神」のご朱印帳

そして中原区では、毎年元日から7日まで「川崎市七福神めぐり」が実施されています。

恵比寿神、大黒天、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老神、布袋尊を祭る7つの寺院をめぐり、御朱印帳(色紙)に御朱印を押していただきながら、新年の幸福を祈るというものです。

こちらも2017/1/3エントリで詳細をレポートしておりますので、どうぞご参照ください。

■西明寺のだるまのおみくじ
だるまおみくじ 

さて、武蔵小杉ライフも、そろそろ2018年は店じまいとなります。
皆様もどうぞ良いお年をお迎えください。

【関連リンク】
2015/12/30エントリ 大晦日の武蔵小杉でつく、除夜の鐘。中原街道の「西明寺」にて先着順受付
2017/1/3エントリ 中原区の7寺院をめぐる、福運スタンプラリー。2017年1月7日(土)まで実施中「川崎七福神めぐり」完遂レポート
2018/12/29エントリ 武蔵小杉周辺の大型商業施設・スーパー等の2018-2019年末年始営業時間まとめ:マルエツ各店が23年ぶり元日休業など営業短縮が拡大
2018/12/30エントリ 武蔵小杉の2018-2019年末年始診療所まとめ:中原休日急患診療所・中部小児急病センター・中原歯科保健センター・井田病院

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2018年
12月30日

武蔵小杉の2018-2019年末年始診療所まとめ:中原休日急患診療所・中部小児急病センター・中原歯科保健センター・井田病院

【Reporter:はつしも】

今年もあとわずかになってまいりました。
毎年恒例ではございますが、年末年始(12月30日~1月4日)に診療が受けられる、武蔵小杉周辺の主な施設をお伝えしておきたいと思います。

関東労災病院では12月29日(土)から1月3日(木)にかけて6日間が休診となるなど、各病院が年末年始モードに入りますので、念のための備えとしてご覧ください。

■武蔵小杉周辺で年末年始に診療が受けられる施設
診療科 名称および所在地 受付時間 Web
内科・小児科 中原休日急患診療所
(中原区役所向かい)
9:00~11:30
13:00~16:00
リンク
小児科 中部小児急病センター(日本医科大学武蔵小杉病院内) 18:30~23:00 リンク
リンク
救急外来 川崎市立井田病院
(中原区井田2-27-1)
24時間
※要事前連絡
リンク
歯科 中原歯科保険センター
(中原区小杉町2-288-4)
9:00~11:30
13:00~16:00
※12月30日(日)から1月3日(木)まで診療(1月4日(金)は診療なし)
リンク

上記は、川崎市が2018年12月21日付の「かわさき市政だより」において、12月30日(日)~1月4日(金)に受信できる医療機関として告知を行っているものです。

内容は昨年と変わらず、中原休日急患診療所、中部小児急病センター、川崎市立井田病院、中原歯科保健センターの4施設でそれぞれ担当する科目で診療を受けることができます。

■「中原休日急患診療所」が入る川崎市医師会館
「中原休日急患診療所」

■年末に多くの方が集まる中原休日急患診療所の待合室
拡張された中原休日急患診療所の待合室
 
このうち「中原休日急患診療所」は、川崎市医師会が運営する医療施設で、診療科目は内科・小児科です。 以前は中原区役所敷地内にありましたが、2017年に府中街道を挟んだ向かい側の「川崎市医師会館」に移転しました。

新しい中原休日急患診療所が迎える年末年始は、今年で2シーズン目にあたります。
従来の施設よりも拡張され、明るい雰囲気になりました。

本日は年末年始診療で、多くの方が集まって待機していました。
 
■「中部小児急病センター」(日本医科大学武蔵小杉病院内)
日本医科大学武蔵小杉病院

同じく小児科の診療を行っているのは、「中部小児急病センター」です。
2013年4月1日から、日本医科大学武蔵小杉病院内に設置されました。

診療時間は18:30~23:00で、夜間診療を行っています。
日中に診療を行っている中原休日急患診療所とは、時間帯ですみ分けています。

なお、同病院のウェブサイトによるとけが、転落、やけどなどの「外傷」は受け付けておらず、「内科疾患」のみということですので、ご注意ください。

■川崎市立井田病院
川崎市立井田病院

一方、24時間体制で救急外来の診療を行っているのが、川崎市立井田病院です。

来院前に電話で連絡で、あくまでも重症患者が優先となっています。
ウェブサイトに詳細な注意事項が記載されていますので、事前にご参照ください。

■「中原歯科保険センター」休日急患診療所
「中原歯科保険センター」

最後は、「中原歯科保健センター」です。
休み中に歯が痛みはじめるとなかなかにつらいものがありますので、気がかりな方は早めに受診をしておくのが良いですが、どうしようもない場合もありますね。

中原歯科保健センターの運営は川崎市歯科医師会で、受付時間は中原休日急患診療所と同じ日中です。

■武蔵小杉周辺の年末年始診療施設マップ
武蔵小杉周辺の年末年始診療施設マップ

武蔵小杉周辺の年末年始診療施設マップ



また、川崎市では下記のウェブサイト「かわさきのお医者さん」において、医療機関の情報提供を行っています。

■川崎市ウェブサイト 救急医療機関・救急医療情報センター「かわさきのお医者さん」
http://www.iryo-kensaku.jp/kawasaki/

電話でのガイダンスも行っていますので、困った際の情報取得にご活用ください。


本エントリは年末年始にお困りの際、なるべく早く医療情報に到達できる一助として、川崎市からの情報発信内容を「武蔵小杉周辺」に特化・再整理して掲載しているものです。

当然ではございますが、本サイトでは川崎市による情報提供内容、また各施設におけるさまざまなケースの診療可否、診療内容等につきまして、いかなる保証も推奨も行っておりません。

前掲の年末年始診療施設の一覧には、各施設のウェブサイトを掲載しておりますので、詳細は各診療所やかかりつけ医等にご相談・ご確認の上、判断いただけますようお願い申し上げます。


また、本エントリが武蔵小杉の皆様にとって無用のものとなりますよう、お祈り申し上げます。
どうぞすこやかな年末年始をお過ごしください。

【関連リンク】
川崎市 市政だより 2018年12月21日号
武蔵小杉ライフ:生活情報:病院
2018/12/29エントリ 武蔵小杉周辺の大型商業施設・スーパー等の2018-2019年末年始営業時間まとめ:マルエツ各店が23年ぶり元日休業など営業短縮が拡大

(中原休日急患診療所関連)
川崎市医師会 ウェブサイト
2017/6/10エントリ 「中原休日急患診療所」が川崎市医師会館に移転完了、大幅拡張された待合室に多数の利用者が集まる

(日本医科大学武蔵小杉病院関連)
日本医科大学武蔵小杉病院 ウェブサイト
日本医科大学「中部小児急病センター」のご案内(PDF)

(中原歯科保健センター関連)
川崎市歯科医師会 ウェブサイト

(井田病院関連)
川崎市立井田病院 ウェブサイト
2013/7/8エントリ 井田病院の「病院レストランを考えよう!ワークショップ」開催レポート
2014/6/7エントリ 井田病院レストラン「ポールライト」の「からだにおいしい定食」
2015/4/7エントリ 川崎市立井田病院が4月1日全面開院、がん医療・救急医療などを機能強化
2015/5/18エントリ 川崎市立井田病院が半日帰り「がんドック事業」を開始、5月20日(水)より申込スタート
2016/3/7エントリ 川崎市バスが4月1日の井田方面大幅増便ダイ ヤ・「小杉駅入口グランツリー前」バス停新設を発表、井田病院行無料シャトルバス は3月31日廃止
2018/7/24エントリ 川崎市立井田病院再整備事業・Ⅲ期工事で完成、ロータリー・立体駐車場と院内保育園

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2018年
12月27日

東住吉小学校のブロック塀が建築基準法不適合疑いにより解体、川崎市の調査で指摘された24校で対応進める

【Reporter:はつしも】

2018年6月18日に、大阪府北部を震源とするマグニチュード6.1の地震が発生しました。
この地震により、建築基準法の定める基準を満たしていなかった高槻市内の小学校のブロック塀が倒壊し、登校途中の児童が下敷きになって死亡するという痛ましい事故が発生しています。

高槻市での事故発生を受けて、川崎市では市立学校57校の塀や投てき板の現地調査を行い、中原区内の大戸小学校、平間小学校、東住吉小学校、下小田中小学校、住吉小学校など、24校において現行の建築基準法に適合していない疑いがあることを発表しました。

ここまでの経緯については、本サイトでも2018/8/10エントリでお伝えをしております。

東住吉小学校においては、該当するブロック塀に近づかないよう、注意喚起の掲示を行っていましたが、このたびブロック塀の解体が行われました。

今後代替のフェンスなどを設置するものと思われます。

■解体前のブロック塀
解体前のブロック塀

解体前のブロック塀

こちらが、東住吉小学校の解体前のブロック塀です。
高さは2.2m未満ですが、ブロック塀を支える控壁がないため、不適合の疑いがあるとされていました。

川崎市による発表後、壁面に一定間隔で「注意 この壁に近づかないでください」という掲示が取り付けられました。
ふりがな付きで、当然ながら小学生でも読める内容です。

ただ、ここには綱島街道を渡る歩道橋もあるため幅の狭い場所があります。
近づかないといってもおのずと限界があり、リスクがあるのであれば早期のつくりかえが必要と考えられました。

■ブロック塀の解体
ブロック塀の解体

ブロック塀の解体

そのようなわけで、高槻市の事故発生から半年ほどがかかりましたが、ご覧の通り、このたびブロック塀の解体が行われました。

ブロック塀は簡単な構造ですから、解体工事自体は短時間で終了し、破砕したブロック塀はトラックの荷台に積まれて、回収されていきました。

■当面代替のフェンス
代替のフェンス

解体後は、当座の手当として工事用のフェンスが取り付けられています。
恒久的にこのままではなく、必要な予算等の手当てもしたうえで新たなフェンスの施工が行われるものと思います。

■他の区画のフェンス
他の区画のフェンス

東住吉小学校では、不適合の疑いがあるフェンスは綱島街道側に限られており、それ以外は鉄製のフェンスになっています。
こちらは不適合にはなっていません。

■不適合の疑いが発表された24校のリスト
ブロック塀(高さ2.2m超) 浅田小学校、南河原小学校、大戸小学校、梶ヶ谷小学校、白幡台小学校、菅生小学校
ブロック塀(高さ2.2m以下で仕様を満たす控壁なし) 殿町小学校、さくら小学校、幸町小学校、下河原小学校、平間小学校、東住吉小学校、登戸小学校、西生田小学校、南百合丘小学校、塚越小学校、宮前平中学校、稲田中学校
投てき板(高さ2.2m超) 下小田中小学校、西有馬小学校
投てき板(高さ2.2m以下で仕様を満たす控壁なし) 幸町小学校、住吉小学校、大戸小学校、長尾小学校、宿河原小学校、片平小学校

川崎市では、前述の通り24校において、ブロック塀や投てき板が現行の建築基準法を満たしていない疑いがあるとされています。
各学校においても、同様に既存のブロック塀等の解体、つくりかえが進められていくことでしょう。

■同じく不適合が指摘された大戸小学校の投てき板
大戸小学校の投てき板

【関連リンク】
川崎市報道発表資料 川崎市立学校におけるブロック塀等の現地調査について

(防災関連エントリ)
2009/8/19エントリ 水難事故に備えよう
2010/3/26エントリ THE KOSUGI TOWERの消防訓練
2010/6/15エントリ 中原消防署が住宅用火災報知機設置を呼びかけ
2011/4/9エントリ 中原区役所の臨時給水所
2011/6/29エントリ 中原消防署に双腕作業機「ASTACO」配備
2012/10/22エントリ 「下小田中小学校おやじの会」が小学校における被災・宿泊体験を実施
2012/9/14エントリ パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーが川崎市の「高層集合住宅の震災対策に関する整備基準」適合第1号に認定
2012/10/22エントリ 「下小田中小学校おやじの会」が小学校における被災・宿泊体験を実施
2013/7/1エントリ パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーで「RJC48」のマンション防災勉強会が開催
2013/8/31エントリ 川崎市総合防災訓練によりパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー・等々力緑地でヘリ救助訓練等防災イベントを実施
2013/9/27エントリ パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーが川崎市の「高層集合住宅の震災対策に関する整備基準」適合第2号に認定
2014/3/20エントリ 西街区商業施設・武蔵小杉東急スクエアの消防訓練
2014/3/30エントリ 本日供用開始「武蔵小杉駅東口駅前広場」の防災など各種機能
2014/4/24エントリ 川崎市が災害時における帰宅困難者向けリーレット「武蔵小杉駅版」を配布、一時滞在施設マップを掲載
2014/9/13エントリ 中原消防団が踊る「恋するフォーチュンクッキー」で団員募集PR
2015/2/22エントリ 「こすぎ防災フェス」が2015年3月14日(土)開催、ミッドスカイタワーの階段999段で「階段駆け上がりレース川崎大会」同時開催
2015/3/14エントリ 武蔵小杉の防災一大イベント「こすぎ防災フェス」「第8回階段駆け上がりレース川崎大会」開催レポート
2015/11/16エントリ 中原消防署がNEC玉川ルネッサンスシティ・ノースタワーで37階・829段の「階段駆け上がり訓練」を実施
2016/4/14エントリ 川崎市が「武蔵小杉駅周辺エリア防災計画」を発表、大震災時の駅周辺混乱抑制・安全対策を推進
2016/6/1エントリ 国土交通省が多摩川・鶴見川・相模川水系の洪水氾濫シミュレーションを公開、武蔵小杉等任意地点への洪水到達時間と最大浸水深が検索可能に
2018/5/7エントリ 中原区役所の「災害時応急給水拠点(臨時給水所)」看板がリニューアル、上下水道局職員キャラクター「ウォータン」が登場
2018/8/10エントリ 川崎市がブロック塀等に建築基準法不適合の疑いある市立小中学校24校を発表、東住吉小ブロック塀や大戸小投てき板などに警告を掲示

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