武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2009年
10月13日

府中街道拡幅用地の更地化

hatsushimo.gif

2009/9/9エントリにおいて、府中街道拡幅用地確保のための取り壊し
工事
について取り上げました。その後、取り壊し工事が完了し、現地が
更地になっています。

■都市計画道路 武蔵小杉駅南口線南端のT字路
都市計画道路 武蔵小杉駅南口線南端のT字路

まずは都市計画道路 武蔵小杉駅南口線が府中街道とぶつかる
T字路
からですが、既存の建物がなくなり、残りは電話ボックスのみ
となっています。
電話ボックスさえ撤去すれば不自然なカーブを解消できる状態です
が、今のところ改良工事は始まっていません。更地にしてから1ヶ月
が経過
していますが、現在の状態は交通安全上のリスクもあります
し、早めに改良したほうが良いのではないかと思います。

■T字路から市ノ坪交差点方面を見
T字路から市ノ坪交差点方面を見る

T字路から市ノ坪交差点方面を見ると、府中街道の拡幅スペースと
しての位置づけがよくわかります。

■府中街道拡幅用地の廃墟
府中街道拡幅用地の廃墟

T字路から市ノ坪交差点までについては、この廃墟など、わずかな
部分を除いて拡幅用地が確保されました。廃墟についても、過去
エントリで取り上げたように2008年12月に川崎市による買収が完了
していますが、今のところ取り壊される気配はありません。

■市ノ坪交差点付近の拡幅用地
市ノ坪交差点付近の拡幅用地

もう1箇所は市ノ坪交差点付近の用地ですが、こちらも三角形の
土地が更地になっています。
このまま前方に進むと東急武蔵小杉駅に到達するもので、現在の
計画ではとりあえずそこまでの拡幅を行うことになっています。

■市ノ坪交差点付近の拡幅用地(東側より)
市ノ坪交差点付近の拡幅用地

角度を変えて東側から現地を見ると、隣に前回コメントをいただいた
自転車屋さん、そのさらに隣はリンガーハットがあります。
府中街道はここから東急武蔵小杉駅まで小規模なお店が密集して
並んでいますので、なかなか難しい区間ではないかと思います。

現在のところ、この取り壊し工事がすんでまた次、ということでは
なく、更地にして小休止といった感じです。ただいずれにせよ予定と
しては東横科学~市ノ坪交差点が2011年度、市ノ坪交差点~
東急武蔵小杉駅までが2012年度の完成目標
となっており、少し
ずつ工事が進んでいくものと思います。

■府中街道拡幅マップ
府中街道拡幅マップ

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 府中街道
2007/10/13エントリ 府中街道の歩道
2008/3/11エントリ 府中街道拡幅
2009/2/10エントリ 都市計画道路 武蔵小杉駅南口線の南端完成
2009/5/27エントリ 都市計画道路 武蔵小杉駅南口線全線開通
2009/7/13エントリ 府中街道拡幅・廃墟のゆくえ
2009/9/9エントリ 府中街道拡幅進捗と武蔵小杉駅南口線のT字路

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2009年
10月10日

川崎市が新丸子東第2公園に造園業者を投入

hatsushimo.gif

2009/9/29エントリにおいて新丸子東第2公園が荒れ果てたまま放置
されている件を取り上げてから8日目の10月7日、川崎市環境局が
造園業者を投入
し、除草及び樹木の手入れを行いました。
これにより、新丸子東第2公園は正常化され、綺麗な状態に復旧して
います。

以前の状態と比較もしつつ見ていきましょう。

■新丸子東第2公園の入口(前回エントリ時)
新丸子東第2公園の入口(前回エントリ時)
■新丸子東第2公園の入口(作業後)
新丸子東第2公園の入口

新丸子東第2公園の入口に立った時点で、すでに以前との違いが
わかります。地面やフェンスの雑草が除去されていますね。

■新丸子東第2公園の全景(前回エントリ時)
新丸子東第2公園の全景(前回エントリ時)
■新丸子東第2公園の全景(作業後)
新丸子東第2公園の全景

先日までは公園全体を多い尽くしていた雑草が、完膚なきまでに
除草
されています。

■遊具があった場所(前回エントリ時)
遊具があった場所(前回エントリ時)
■遊具があった場所(作業後)
遊具があった場所(作業後)

前回取り上げたスプリング遊具があったはずの場所ですが、除草
した結果、やはりなくなっていたことがわかりました。

■遊具の跡地?(作業後)
遊具の跡地?

また、除草された地面に、かつては木の柱が立っていたような跡
4つ確認できました。これは遊具の跡地ではないでしょうか?

■木の柱の跡(拡大)
木の柱の跡(拡大)

拡大してみると、木の柱を切除した跡がよくわかります。
2つ残されていたスプリング遊具もなくなってしまいましたが、それ
以外にも何らかの遊具があったものと思われます。

■手入れされた樹木(作業後)
手入れされた樹木(作業後)

パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーの公開空地との
境界の樹木もきちんと剪定され、手入れされています。最初の全景
の写真の奥を見比べると、一目瞭然ですね。

■公園の端に落ちた柿の実(作業後)
公園の端に落ちた柿の実

公園の端の住宅沿いの部分には、柿の実がたくさん落ちていました。
これは、隣の住宅の敷地にある柿の木が、公園の上まで枝を伸ばし、
実を落としているものです。
雑草だらけのときには気付きませんでしたが、こんな季節感を感じ
させるものがあった
のですね。

■隣接のJR東日本の敷地
隣接のJR東日本の敷地

■JR東日本の掲示
JR東日本による掲示

前回コメントで話題に上った隣接地ですが、これはJR東日本の敷地
であることが現地で確認できました。あまり使われていないようです
が、空地のような部分はJR東日本の駐車場となっています。

■「新丸子立坑」
新丸子立坑

地上の小さな建造物を確認すると、「新丸子立坑」というさびついた
看板がかろうじて読み取れました。
立坑とは、地下の水平坑道に人員や物資を搬入するための縦穴
ことですので、この付近にJRが保有する地下トンネルにつながって
いる
、ということでしょう。
この場所でJRの地下トンネルというと、おそらくは武蔵野貨物線の
地下トンネル
ではないかと思います。

     ※         ※         ※

さて、新丸子東第2公園の話に戻りますが、9月29日の夜に前回の
記事を開示してから8日目
に川崎市が動いた、ということで、記事が
関係部門に伝わってから
造園業者への発注決裁、手続きを考えると
大体そんなところ
かな、というのが一言での感想です。
行政でも武蔵小杉ブログをお読みになっている方は多いですし、
または一般のどなたかが連絡をされたのかもしれません。

結局のところ、どれだけ放置していても迫られればやるのです。
迫られなければやらない、ともいえますが・・・。

とりあえず、遊具はなくても十分に使えるスペースになりましたので、
良かったです。
川崎市環境局のとの意見交換会にあたって、2009/3/9エントリ
コメントで皆さんに託された要望の一部に応える結果に(時間がかか
ってしまいましたが)なり、お受けした以上一定の責任がありましたの
で安堵しています。
3月に写真入り資料で川崎市環境局には直接伝えているのですから、
その時点で動いてくれればよかったのですが・・・。

なお、今回の造園業者が入るよりも先に、前回コメントいただいた
公園井戸端会議さんも有言実行で、2日間に渡ってカマ持参で除草
などをある程度された
そうです。
通常は造園業者が作業をしてくれない入口フェンス際の雑草も除去
してくださった
そうで、現在では入口フェンスの見通しが非常によく
なっています。

■入口フェンスの見通し(作業後)
入口フェンスの見通し

外からでもはっきりと公園内が見えるようになっていて、防犯上も
良い状態
になったと思います。
公園井戸端会議さん、お疲れ様でした。

・・・というわけで、ここまでのいきさつはさておき、良い状態になった
ことは間違いありません。折角のスペースですので、今後の環境
維持も含めて有効活用していけると良いですね。

■新丸子東第2公園の所在地
新丸子東第2公園の所在地

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 新丸子東第2公園
2007/10/31エントリ 武蔵小杉の公園管理:小杉御殿町2丁目公園
2009/3/9エントリ 公園井戸端会議プロジェクトに参加
2009/3/11エントリ 公園井戸端会議と、オリーブの木
2009/8/9エントリ 中原区の公園行政について、川崎市環境局との意見交換会
2009/9/18エントリ 犯罪のないまちづくり
2009/9/29エントリ 再開発地区・新丸子東第2公園の現状と公園管理

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2009年
10月08日

NEC玉川ソリューションセンター建設中

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NEC玉川ルネッサンスシティの南側、小杉駅東部地区D地区におい
て、NEC玉川ソリューションセンターの建設が進んでいます。

■NEC玉川ソリューションセンター
NEC玉川ソリューションセンター

予定よりもエントリが遅くなったため、今回の写真は8月下旬のもの
で1ヶ月以上が経過しています。現在ではもう少し工事が進んでいま
すが、この段階でもすでに鉄骨が組みあがり、建物全体の形状が
見えてきています。

■向河原側より
向河原側より

ちょっと角度を変えて、南武線を挟んだ向河原駅の東側より撮影
したものです。北側のNEC玉川ルネッサンスシティと近接している
ことがわかります。
写真右端には、向河原駅のホーム南端が見えますね。

■南側より
南側より

さらにぐるりと回って、南側から見るとこのようになります。NEC玉川
事業場の研修所や、NECレッドロケッツ玉川アリーナなどが並んで
いるエリアです。
南側から見ると、写真手前からNEC玉川ソリューションセンター、
NEC玉川ルネッサンスシティサウスタワー、ノースタワーの順番

ビルが並び、東側(写真右)にスライドしつつ背の順になっている
ことがよくわかります。

・ソリューションセンター 12階建て 64.5m(一部塔屋)
・ルネッサンスシティサウスタワー 26階建て 高さ116m
・ルネッサンスシティノースタワー 37階建て 高さ156m


また、最近では品川のソニー本社など、環境負荷軽減をテーマに
したオフィス
が増加していますが、このNEC玉川ソリューションセン
ターもCo2排出量50%削減
(従来オフィス費)等を謳っています。

■NECプレスリリース NECが“人と地球にやさしい”エコロジーな
次世代オフィスを建設

http://www.nec.co.jp/press/ja/0811/2501.html

ソリューションセンターに先立って建設されたNEC玉川ルネッサンス
シティも同様
で、昼間に自動的に照明を調整するシステムや自家
発電装置などによりビル運用エネルギーを41%削減しているほか、
建設時の廃棄物を50%削減、また将来的なビルの解体も想定し、
リサイクル可能な資材(エコマテリアル)を97%使用して建設され
ています。
(上記のような明確な数値はリリースに明記されていないものの、
同様の対応はソリューションセンターにも引き継がれています)

今後もNEC玉川事業場にNECグループの拠点集約が進んでいく
かもしれませんが、環境負荷軽減という観点がもはや常識となり
つつあるようです。

このNEC玉川ソリューションセンターの完成は2010年4月を予定
しており、丁度横須賀線武蔵小杉駅の開業と同じタイミングとなり
ます。位置的に向河原駅の方が最寄りとなりますが、横須賀線で
通勤される方もいらっしゃるのでしょうね。

■向河原駅前広場公園から見たNEC玉川ソリューションセンター
向河原駅前広場公園から見たNEC玉川ソリューションセンター

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区 D地区
2007/8/9エントリ 武蔵小杉再開発:NEC玉川事業場建替え

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2009年
10月05日

横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路と綱島街道トンネル

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一昨日取り上げた児童用トンネルの閉鎖・人道地下通路供用開始と
重なる話なのですが、2009/7/30エントリ以降も、南武線ホームから
横須賀線武蔵小杉駅をつなぐ連絡通路
の工事が進んでいます。

■南武線をまたく跨線橋
南武線をまたぐ跨線橋

前回は鉄骨が組まれただけという感じでしたが、この時点ではコンクリ
ートの床面
が出来上がっています。現在では屋根の一部も鉄骨が
組みあがりつつあるようです。
写真奥が南武線ホームで、ホームの先端からこの跨線橋につながる
ことになります。

■跨線橋の横須賀線側階段
跨線橋の横須賀線側階段

跨線橋の横須賀線側を見ると、階段の形状ができているのが確認
できます。階段の隣(写真奥)には、エスカレーターが設置されると
思われるスペースがあります。

■跨線橋より横須賀線方面
跨線橋より横須賀線方面

跨線橋の階段を降りて、横須賀線方面へと連絡通路は続くことに
なりますが、ここはまだまだ工事中です。連絡通路が地下に潜り、
また一昨日のエントリで取り上げたように、南武線をくぐる南北連絡
通路も設置
されます。

さて、写真奥には綱島街道の「上丸子跨線橋」が見えますが、その
下にトンネルが穿たれています。

■上丸子跨線橋下部のトンネル工事
上丸子跨線橋下部のトンネル工事

ズームしてみると、上丸子跨線橋の土手だった部分がトンネルに
なりつつある
のがわかります。

■上丸子跨線橋下部のトンネル工事
上丸子跨線橋下部のトンネル工事

横須賀線武蔵小杉駅への連絡通路は、新幹線への干渉が発生した
ため工事が遅れ、2010年3月の開業時には地上を通る暫定通路で
乗換えを行う
こととなりました。
ただ、地上を通るにしても綱島街道の土手を超える必要があります
ので、暫定連絡通路はこの付近を通行することになるのではないか
と思います。
なお、上丸子跨線橋の土手の除去については、もともと綱島街道の
拡幅工事
において予定されていました。

今回はこんなところですが、さすがに開業まで半年となると、ホーム、
ロータリー、連絡通路とそれぞれに形が見えてくるものですね。
最終的な工事完了までは長い道のりですが、引き続き追っていき
たいと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉駅
2007/5/31エントリ 武蔵小杉再開発:横須賀線武蔵小杉駅説明会
2007/10/10エントリ 横須賀線武蔵小杉駅工事の進捗
2008/1/31エントリ 横須賀線武蔵小杉駅・駅前交通広場の図案
2008/3/14エントリ 横須賀線武蔵小杉駅トンネル工事
2008/10/1エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路着工と工事図
2008/10/9エントリ 横須賀線武蔵小杉駅のイメージパース
2008/10/24エントリ 横須賀線武蔵小杉新駅完成が1年遅れ、仮設での開業に
2009/3/20エントリ 横須賀線武蔵小杉新駅ロータリーの最終図面
2009/4/17エントリ 綱島街道・上丸子跨線橋の仮管路設置工事
2009/5/7エントリ 横須賀線武蔵小杉新駅の駅舎現る
2009/5/19エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路跨線橋工事開始
2009/6/27エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路工事(2009年6月)
2009/7/18エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリー工事(2009年5月~6月)
2009/7/28エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリー工事(2009年7月)
2009/7/30エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路工事(2009年7月)
2009/8/13エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリー工事(2009年8月)
2009/8/24エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の駐輪場
2009/9/3エントリ 横須賀線武蔵小杉駅、線路切り替え直前
2009/9/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅線路切り替え工事完了
2009/9/7エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリーの駐輪場と照明
2009/9/10エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリーの屋根
2009/9/12エントリ 横須賀線武蔵小杉駅駐輪場の、イメージパースと工期と工事費
2009/9/13エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の旧下り線撤去完了
2009/9/22エントリ 横須賀線武蔵小杉駅工事に伴う徐行2009/10/3エントリ 南武線の児童用トンネルが10/20閉鎖、人道地下通路を
部分供用開始

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2009年
10月03日

南武線の児童用トンネルが10/20閉鎖、人道地下通路を部分供用開始

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南武線を地下でくぐる児童用通学路が2009年10月20日10:00に
閉鎖
されることとなり、同時に横須賀線武蔵小杉駅連絡通路と併せ
て工事が行われている新しい人道地下通路が部分的に供用開始
されることとなりました。

■児童用通学路の入口(南側)
児童用通学路の入口(南側)

現在、児童用通学路の入口や内部にお知らせが掲示されています。

■児童用通学路閉鎖・人道地下通路供用のお知らせ
児童用通学路廃止・人道地下通路供用のお知らせ

この「子供トンネル」とも呼ばれる児童用通学路は、これまでにも
取り上げてきましたが、南武線をまたぐ使いやすいルートが他に
無いこともあり、その名称とは裏腹に大人も多く利用する通路となっ
ています。

■児童用通学路の内部
児童用通学路の内部

しかしながらご覧の通り天井が非常に低く、自転車では通行しにくい
など以前から地域の課題となっていました。
この児童用通学路を、横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路設置工事と
併せて改良し、大人も通行できる人道地下通路とすることは、当初の
工事説明会等でも事前に告知がなされていたものです。
2007/5/31エントリ参照)

新しい人道地下通路は事前の告知どおり従来より東急武蔵小杉駅
寄り
になりまして、概ね下記に示した位置になります。

■新しい人道地下通路の位置
新しい人道地下通路の位置

現在の工事の進捗を見ると、まだまだ工事中ではありますが、一応
写真右端には地下通路の入口となるスロープの白い壁が確認でき
ます。
また、南武線の下にトンネルができていることも、以前の写真と比べ
るとわかりやすい
かと思います。

■2009/10/1エントリ時点での人道地下通路予定地
人道地下通路予定地

この時点では、まだ旧・フローラルガーデンが建っていますね。人道
地下通路が建設された部分の南武線の線路を見比べると、その部分
だけ形状が変わっており、現在ではトンネルの施工がなされたことが
わかります。

ただし、写真を見ても判るとおり現在も工事は進んでいる最中で、
今回供用開始となる人道地下通路には制約があります。

・22:00~6:00の間は通行ができません。
・エレベーターはまだ使用できません。
・通路の一部の屋根がまだ未完成です。

完成は2010年2月頃とのことで、横須賀線武蔵小杉駅の開業より
一足先に完全供用となるようです。

まだ未完成の状態で供用開始する理由は、現在の児童用通学路の
南側入口部分は、横須賀線武蔵小杉駅連絡通路の工事が横切る
ことで封鎖されてしまう
ためであると思われます。
横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路は待ったなしの状態ですので、
10月20日に現在の児童用通学路を閉鎖した後、連絡通路をつなげ
る工事を急ピッチで進めることになるのでしょう。

新しい連絡通路が具体的にどのような通路かは通ってみないとわか
りませんが、少なくとも従来よりは使いやすいものになっているので
はないかと思います。
特にエレベーターの設置は、周辺のバリアフリーアクセスの向上
寄与するのではないでしょうか。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉駅
2007/5/31エントリ 武蔵小杉再開発:横須賀線武蔵小杉駅説明会
2008/10/1エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路着工と工事図
2009/6/27エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路工事(2009年6月)

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2009年
10月02日

新丸子東3丁目地区B地区に「ブリリア武蔵小杉」正式発表

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新丸子東3丁目地区B地区の「(仮称)武蔵小杉F1地区分譲マン
ション」が、正式に「ブリリア武蔵小杉」として公表
されました。
10月1日より物件ウェブサイトがオープンしています。
(情報提供いただきました。ありがとうございました)

■ブリリア武蔵小杉 物件ウェブサイト
http://www.kosugi2.jp/

■ブリリア武蔵小杉建設予定地のB地区
ブリリア武蔵小杉建設予定地のB地区

このB地区の用地は東京機械製作所が所有していたもので、写真奥
では横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路が南武線沿いに建設中です。
2009/8/15エントリでご紹介しましたように、9月1日付で東京機械製
作所より東京建物および伊藤忠都市開発に売却
されたことがプレス
リリースされていました。

■東京機械製作所 固定資産の譲渡に関するお知らせ
http://www.tks-net.co.jp/ir/news090813a.pdf

ただ、今回オープンした物件ウェブサイトを見ると、売主には東京機械
製作所も名を連ねています

これには理由がありまして、正確な土地の持分は以下のようになって
います。

■ブリリア武蔵小杉建設用地の持分
・東京建物      50%
・伊藤忠都市開発 49%
・東京機械製作所   1%


実は東京機械製作所は完全に土地を売却しておらず、わずか1%
だけの持分を残しています
。これは、開発事業の実態は東京建物と
伊藤忠都市開発に委ねる一方、最低限の立場と影響力は残して
おきたいという意向によるものでしょう。
持分が1%でもある以上、売主ということになるわけです。ほとんど
売却した、ということでプレスリリース上はこの点についてあえて
言及をしなかったわけですね。

竣工は2011年8月ということで、まだまだ先の話ですが、あと3ヶ月
後、2010年1月には販売が開始となります。
1階には店舗が入る予定になっておりまして、駅前地区でもあります
ので利便性の高まるような店舗になると良いと思います。

■ブリリア武蔵小杉のイメージパース
ブリリア武蔵小杉 イメージパース

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:新丸子東3丁目地区
2007/9/18エントリ 新丸子東3丁目A地区に商業・業務施設、B地区にマンション?
2007/12/23エントリ 新丸子東3丁目地区C地区の進捗
2008/6/22エントリ 新丸子東3丁目地区の進捗・2008年6月
2008/6/24エントリ 新丸子東3丁目地区に東京建物20階マンション
2008/8/11エントリ (仮称)武蔵小杉F1地区分譲マンションの公示
2008/11/23エントリ 新丸子東3丁目地区・フローラルガーデン×2
2009/1/28エントリ 新・フローラルガーデン完成と周辺整備
2009/3/14エントリ 旧・フローラルガーデン取り壊し
2009/3/30エントリ 旧・フローラルガーデン取り壊しと道路整備
2009/6/27エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路工事(2009年6月)
2009/7/5エントリ (仮称)武蔵小杉F1地区分譲マンションのイメージパース
2009/8/15エントリ 東京機械製作所が武蔵小杉再開発用地を売却

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2009年
10月01日

フーディアム武蔵小杉のパリミキ跡地に催事場オープン

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2009年9月23日にフーディアム武蔵小杉2階のパリミキ武蔵小杉店
が閉店
しましたが、本日より、フーディアムの催事場として「良品彩貨
暮らしの雑貨バザール」がオープン
しました。

■良品彩貨物 暮らしの雑貨バザール
良品彩貨 暮らしの雑貨バザール

前回エントリでのコメントでは100円ショップという情報をいただいて
いたのですが、これは催事場で、新店舗ではないということでした。
内容は期間限定で、入れ替わっていくようです。

■催事場の全景
催事場の全景

催事場は簡易なもので、パリミキがなくなった空白スペースに、
陳列棚が並んでいるかたちです。

現在販売されているのは、冒頭のタイトルの通り、「暮らしの雑貨」
ということで、いろいろな生活雑貨が並んでいます。

■食器・調理器具
食器・調理器具

このあたりは、箸などの食器や鍋・フライパンといった調理器具
並んでいます。お箸は105円均一で売られていました。

■おろし金・ピーラー
おろし金・ピーラー

このあたりは、おろし金やピーラーなどですね。ピーラーもいくつか
種類が揃っています。

■トゲ抜き
トゲ抜き

■爪切り
爪切り

トゲ抜きや爪切りも、ちょっと変わったものが売っています。アイデア
商品という感じでしょうか。結構雑多な物が売っていました。

・・・というわけで、結局テナントは空き状態で、フーディアムがその分
活用するということになりました。ただの空白スペースになってしまう
にはエスカレーター前で勿体無いですから、次善の策ということです
ね。
いずれテナントが入れば催事場はなくなるということになるのでしょう
が、とりあえずこのような感じで運用されるようです。
なお、この催事場の会計は隣の薬局で受け付けるかたちになってい
ました。

■フーディアムの看板
フーディアム武蔵小杉の看板

フーディアムの外の看板も、55ステーションに続いてパリミキの
文字が消去
されました。ちょっと寂しくなりましたね。

パリミキの閉店については武蔵小杉に限った話ではありませんで、
2009年3月期の業績が赤字(32億円の当期純損失)に転落したこと
もあり、パリミキは計画的な不採算店舗の閉店を進めています。
2009年3月期には年間34店舗の新規開店と並行して61店舗の閉店
を実施しており、本年度(2010年3月期)においても15店舗の新規
開店・70店舗の閉店を計画
しています。
パリミキ武蔵小杉店の閉店は、この70店舗の閉店計画のうちの1店
舗ということです。

しかしながらとりあえず、フーディアムの2階に「ちょっと立ち寄って
みる」
お店がオープンした・・・といってよいのでしょうか。集客力と
してはあまり強くないとは思いますが、今後の推移も見守っていき
たいと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット foodium武蔵小杉
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 D・E地区
2008/5/24エントリ フーディアム武蔵小杉本日オープン
2008/7/25エントリ フーディアム武蔵小杉に関するアンケート結果
2009/3/17エントリ フーディアム武蔵小杉の55ステーションが閉店
2009/3/13エントリ 「武蔵小杉に関するアンケート」集計結果レポート
2009/8/31エントリ フーディアム武蔵小杉2階、パリミキ9月23日閉店

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2009年
09月29日

再開発地区・新丸子東第2公園の現状と公園管理

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2009/8/9エントリにおいて、川崎市環境局との中原区の公園行政に
関する意見交換会
を取り上げました。環境局の人的・予算的キャパ
シティの制約もあり、なかなか公園の管理が行き届かない面がある
のが現状ですが、その一例として再開発地区にある「新丸子東第2
公園」
を取り上げてみたいと思います。

■新丸子東第2公園の所在地
新丸子東第2公園の所在地

新丸子東第2公園は、再開発地区の綱島街道から1本脇道に入った
ところ
にあります。上記マップのグリーンの部分の形状の通りで、
脇道からさらに細い通路で中に入っていったところに公園の敷地が
開けているかたちになっています。
公園の西側は、パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー
の公開空地と隣接
していますが、柵で仕切られていてつながっては
いません。

■新丸子東第2公園の入口
新丸子東第2公園の入口

実際に現地を見てみると、このような細い通路の入口になっていま
す。この時点で、この公園に入っていくのが少々ためらわれますが
・・・。
前方には公園の奥にステーションフォレストタワーも見えますね。

■新丸子東第2公園の全景
新丸子東第2公園の全景

細い通路を抜けると、公園の敷地が広がっています。小さい敷地なの
ですが、果たしてここは公園なのでしょうか?

■生い茂った雑草
生い茂った雑草

敷地の外周部は雑草が生い茂っていて、もはや近づけません。

さて、以前私がこの公園に来た際も、「ずいぶん荒れているなあ」
思いましたが、その際にはこの公園唯一の遊具として、老朽化した
スプリング遊具が2つありました


■老朽化したスプリング遊具(前回撮影時点)
荒廃した公園(新丸子東第2公園)

ところが、これが現在では・・・、

■遊具があった場所
遊具があった場所(現在)

・・・もう、何がどうなっているのかわかりません。
一応雑草をかきわけて探してみましたが、撤去されたのか、見つか
りませんでした。

■放置自転車
放置された自転車

また、手前のフェンス際には、自転車が放置されていました。放置と
いっても施錠はされており、割合きれいなビニール傘が挟んであり
ましたので、どなたかがここをベースに利用されているように思われ
ました。

何分こんな状態ですので子どもたちの人影などなく、見かけることが
あるとすればホームレス風の男性がベンチで寝そべっているくらい
です。

■寝泊り禁止のお願い
寝泊り禁止のお願い

川崎市環境局側もこの公園のリスクを全くわかっていないわけでは
ないようで、一応このような寝泊り禁止の看板が設置されています。
看板はきれいでしたので、比較的最近設置されたものではないかと
思います。

■公園からパークシティ武蔵小杉を見上げて
公園からパークシティを見上げて

新丸子東第2公園の隣はパークシティ武蔵小杉ステーションフォレ
ストタワー
ですので、見上げるとタワーがよく見えます。
公園がこのような状態で放置されるのであれば、フェンスを挟んで
隣接している公開空地と一緒にして整備
してしまった方が良かった
のでは、と思いました。
間口が狭くて公園全体が閉鎖された死角そのものになってしまう
構造的な問題
もあり、現状ですと、公園がこの状態で存在すること
は地域にとってのリスク要因にしかなっていないように感じます。

なお、この新丸子東第2公園の問題につきましては、前回の意見交
換会に先立って、2009/3/9エントリにおいて改善して欲しいとのコメ
ント
をりえりえさんやミさんからいただきました。
私自身も以前からこの公園は何とかならないものかと思っており
ましたので、写真入りの資料としてまとめ、川崎市環境局に要望と
してお伝え
しております。
・・・ただ、現状は残念ながらご覧の通りでして、改善されるどころか
以前よりも状況は悪化
していました。

きちんと整備するには予算が付くことが必要ですし、やるにしても
ニーズのヒアリングや設計など時間がかかることでしょうが、現状は
あきらかに放置されすぎで、とりあえず雑草の手入れくらいは最低限
必要
と思います。

しかしながら、前回の意見交換会のエントリにもあります通り、川崎
市環境局のできることには限界があるというのが現実で、人的にも
手が回りきらない
面があるようです。
抜本的な再整備は別として、日常的な管理、手入れについては
地域の協力
がないと立ち行かない、というのが現状です。

前回エントリにおいて、比較的管理の行き届いた公園として、小杉
御殿団地に隣接した小杉御殿町2丁目公園の事例に言及しました
が、先日、土曜日の午前中に草刈りや清掃をしている地域ボランテ
ィアの皆さん
をお見かけしました。

■小杉御殿町2丁目公園を清掃する皆さん
小杉御殿町2丁目公園を清掃する皆さん

これは小杉御殿団地の皆さんによるボランティア活動のようで、こう
した地域の皆さんの協力で公園が維持されています。遊具にも目が
行き届いていて、破損したり古くなったりした部分が比較的こまめに
交換されている
のを確認しています。
2007/10/31エントリでも一度取り上げています)

遊具のメンテナンスなども含め、川崎市環境局としては最低限のチェ
ック以外は連絡ベースでしか対応できない
状況です。それはつまり、
地域から声が上がるかどうかで公園の管理状況に格差が出ることを
意味しています。

そういう意味では、新丸子東第2公園の現状を改善して、継続的に
地域の皆さんが快適に利用できるようにするためには、地域の皆さん
が関心を持って行政に働きかけたり、主体的に環境づくりをしていく
ことも必要なのではないでしょうか。
それにあたっては、当然ながら行政サイドには果たすべき責任を全う
していただくとして、ですね。
このあたり、2009/9/18エントリ「犯罪のないまちづくり」で取り上げた
ブロークンウィンドウズ理論にかかわるまちづくりの意識とも重なって
くる話のように思います。

ちょうど、9月27日には「市内統一美化活動」として、川崎市内の各地
で地域の皆さんによるごみ拾いや清掃が行われました。その中で、
中丸子まるっこ公園では草むしりが行われたそうです。
この活動に武蔵小杉のブロガー・たいにーさんが参加され、レポート
記事を書いていらっしゃいました。お疲れ様でした。

■たいにー・すちゃらかのーと 中丸子まるっこ公園の草むしり
http://wankuma.seesaa.net/article/129070718.html

■中丸子まるっこ公園
中丸子まるっこ公園

タマゴが先かニワトリが先か、行政か地域か、いろいろと考え方は
あろうかと思いますが、新丸子東第2公園に関しては、いずれにせよ
現状が早く改善されると良いと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 新丸子東第2公園
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 小杉御殿町2丁目公園
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 中丸子まるっこ公園
2007/10/31エントリ 武蔵小杉の公園管理:小杉御殿町2丁目公園
2009/3/9エントリ 公園井戸端会議プロジェクトに参加
2009/3/11エントリ 公園井戸端会議と、オリーブの木
2009/8/9エントリ 中原区の公園行政について、川崎市環境局との意見交換会
2009/9/18エントリ 犯罪のないまちづくり

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2009年
09月26日

中原変電所の地上部分除却工事

hatsushimo.gif

小杉駅南部地区A地区の「武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市
街地再開発事業」
において、中原変電所の地下化がほぼ完了して
いますが、あわせて地上に残された変電所設備の除却が進んで
います。

まず、2009年1月時点での地上部分を見てみましょう。

■中原変電所の地上部分(2009年1月)
中原変電所地上部分(2009年1月)

ご覧の通りで、この時点では変電所の設備がまだまだ残っています。
ただし、2009/2/26エントリでも取り上げたように、従来あった送電
鉄塔
はこの時点ですでになくなっています。

そして、これが現在ではどうなっているかというと、

■中原変電所の地上部分(2009年9月)
中原変電所の地上部分(2009年9月)

このように、変電所設備が除却されているのが確認できます。
なくなってみるとそれなりのスペースですね。これまで長い間、東急
東横線の特急停車駅である
武蔵小杉駅の駅前が高度利用されて
いなかった
ことにあらためて感慨を覚えます。
この反対、駅の東側も、銀行保有のグラウンドだったり駐車場だった
りしたわけですが・・・。

■変電所設備が除却された跡
変電所設備が除却された跡

■送電鉄塔の足場
送電鉄塔の足場

カメラをズームしてみると、変電所設備や送電鉄塔を除却した跡
確認できます。これらも再開発ビルを建設する際には取り除かれる
ことになるのでしょう。

中原変電所の地下化は2009年夏に完了する予定でしたので、ほぼ
予定通りに進んできました。あとは地上部分の整備をもう少し進めて、
都市計画道路の整備や再開発ビルの着工を待つことになるものと
思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 A地区
2008/1/24エントリ 中原変電所の鉄塔と送電線
2008/1/26エントリ 中原変電所の鉄塔取り壊し
2008/2/2エントリ 中原変電所の鉄塔が一部消滅
2008/5/3エントリ 中原変電所工事の建造物
2008/7/12エントリ 中原変電所工事の建造物・2008年7月
2008/9/18エントリ 小杉駅周辺まちづくり推進地域構想説明会・
質疑応答編(上)

2009/2/26エントリ 中原変電所から鉄塔が消滅
2009/6/30エントリ 中原変電所地下化工事の地上に貯水槽出現
2009/8/10エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の駐輪場移転、道路
整備工事着工へ

2009/9/1エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の駐輪場が本日移転

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2009年
09月24日

シティハウス武蔵小杉のクリニックモール、決まらず

hatsushimo.gif

シティハウス武蔵小杉2階のクリニックモールに関して、内科が1フロア
独占しての開業予定だったものが変更となり、内科については面積を
縮小して2009年12月開業予定、それ以外については現在も埋まって
いない状態
であることがわかりました。
現在のステータスをまとめると、以下のようになります。

■シティハウス武蔵小杉テナントスペースの募集状況
2階 区画A:未定(特に歯科を重点的に募集中)
2階 区画B:内科(2009年12月開業予定)
2階 区画C:未定(診療科を特定せず募集中)

1階 調剤薬局を募集中

つまり、内科以外については調剤薬局も含めてまだ募集をかけている
状態
ということになります。募集を始めたのが2007年10月ですから、
成約に至らないままほぼ2年間が経過しているわけで、なかなか難しい
ものですね。
他の医療モールの事例を見ても、なかなか埋まらないというケースは
珍しいものではないようです。

■シティハウス武蔵小杉 1~2階テナントスペース
シティハウス武蔵小杉 1~2階テナントスペース

なお、区画Aについては面積の都合等もあり、歯科を重点的に募集
かけている状況です。再開発地区で歯科というと、フーディアム武蔵
小杉の「パークシティ歯科」と重複することになりますね。歯科はどこの
街でも数が多いですし、人口比でいえば再開発地区に2つあっても差し
支えないかもしれません。

■パークシティ歯科
パークシティ歯科

ところで、2009年8月17日に三井住友銀行ATMがオープンして以降、
1階テナントスペースにはもう空きがないと思われたため、調剤薬局
2階に変更になったのでは、と思っていたのですが、確認したところ
これはあくまでも1階にオープン、ということのようです。

シティハウス武蔵小杉の分譲広告等にもそのように記載されていま
したが、はて、どこかに場所がありましたかね。独立した入口はもう
ないようですので、デイリーヤマザキの奥にでもスペースができる、と
いうことでしょうか?17.18坪、約57㎡ということですから、それなりの
スペースではあると思うのですが・・・。
とりあえず内科は12月開業予定ということですが、調剤薬局も決まっ
ていないと困りますね。

ただ現在のところ、単純な話、内科以外は成約しておらず募集中、と
いうことで見通しは立っていません。調剤薬局は決まれば12月に
間に合いそうですが、他の診療科は、今すぐに決まらないと12月の
開業は物理的に厳しいでしょう。
2年間成約しなかったという事実は普通に考えると厳しいですが、
横須賀線武蔵小杉駅の開業というプラス要素もありますし、折角の
駅前スペースですので早く埋まると良いと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 C地区
2008/7/16エントリ シティハウス武蔵小杉建設中
2008/8/19エントリ シティハウス武蔵小杉の外観とテナントスペース
2008/12/14エントリ シティハウス武蔵小杉、完成間近
2009/1/9エントリ シティハウス武蔵小杉の1階店舗判明、2階賃料値下げ
2009/3/12エントリ シティハウス武蔵小杉入居開始、テナントオープンは
5月以降に

2009/4/26エントリ シティハウス武蔵小杉のテナント告知
2009/5/17エントリ デイリーヤマザキシティハウス武蔵小杉店が6/26オープン
2009/6/9エントリ シティハウス武蔵小杉のクリーニング店「ホームドライ」
6/26オープン

2009/6/26エントリ シティハウス武蔵小杉のデイリーヤマザキ・ホームドライ
本日オープン

2009/8/2エントリ シティハウス武蔵小杉の追加テナント工事
2009/8/17エントリ シティハウス武蔵小杉の三井住友銀行ATM本日オープン

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