武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2008年
12月13日

中原区役所の武蔵小杉再開発模型

hatsushimo.gif

以前からあるものですので、ご紹介するのも今更なのですが、中原
区役所
の5階に武蔵小杉再開発の模型が展示されています。

■武蔵小杉再開発の模型
武蔵小杉再開発の模型

これは、市民が再開発事業をイメージしやすくすることを目的として、
2005年2月1日から展示されているもので、基本的に2004年11月
段階までの計画
を反映しています。

■南東から見た再開発模型
南東から見た再開発模型

こちらは再開発ビル群を南東から見たかたちで、高層ビルが林立
しているのがわかります。ひとつだけ色違いで青い模型は、中原
消防署+リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉
の複合ビルです。

■南から見た再開発模型
南から見た再開発模型

模型を南から見ると、緑の並木道として表現された都市計画道路
武蔵小杉南口線
がよく見えます。この模型ですと、シティハウス武蔵
小杉
がありませんね。

シティハウス以外にも、(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(北)(南)等も
反映されておらず、小杉駅南部地区でも、「F地区まちづくり勉強会」
が残ったままになっていたりします。

設置段階からのアップデートはほとんどなされていないようですが、
それでも細部までよくできていますので、眺めてみると楽しめます。
中原区役所に何かついでの用事があれば、ちょっと立ち寄ってみると
いいと思いますよ。

■中原区役所
中原区役所

【関連リンク】
川崎市公式ウェブサイト 「小杉駅周辺地区」の模型の展示について
中原区公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:再開発マップ・日程
武蔵小杉ライフ:生活情報:行政関連施設

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2008年
12月09日

パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーの眺望(3)

hatsushimo.gif

さて、パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーからの
眺望をご紹介するシリーズ3回目です。今回は、スカイテラスから
北西~北方面を見てみましょう。

■ステーションフォレストタワーから北西の眺望
ステーションフォレストタワーから北西の眺望

こちら方面でまず目に留まるのは、やはり武蔵小杉タワープレイス
ですね。ステーションフォレストタワーの最高部が162m、武蔵小杉
タワープレイスの最高部が100mということで、62mの高低差があり
ます。

タワープレイスが結構下のほうに見えますが、ミッドスカイタワーは
最高部203mとなっており、またさらに印象が違うのでしょうね。

■小杉ビルディング・NEC小杉ビル
小杉ビルデング・NEC小杉ビル

武蔵小杉タワープレイスの手前には、小杉ビルディング(水色)と
NEC小杉ビル(白色)が見えます。それらの奥にかつては見えたで
あろうホテル・ザ・エルシィは取り壊され、コインパーキングになって
います。

■新日本石油社宅
新日本石油社宅

タワープレイスの向こう側には、新日本石油の社宅が立ち並んで
いるのがわかります。これは1号館~13号館まで全体で11棟(6号
館・7号館の2棟がないため)あるようですが、西北の角の13号館は
すでに取り壊しが完了しています。

しかし、こうして見るとかなりの面積になりますね。ここは新日石
不動産
三井不動産レジデンシャルによるマンション開発が行わ
れます。
敷地面積にしてステーションフォレストタワー丸ごと(フーディアム、
公開空地含む)を超えるくらいの大きさがありますので、どのような
敷地計画になるものか気になります。

■日本医科大学武蔵小杉病院
日本医科大学付属武蔵小杉病院

タワープレイスの北側には、日本医科大学付属武蔵小杉病院
敷地が見えます。日本医科大学新丸子校舎のグラウンドが大きく
見えますので、わかりやすいですね。

■東急新丸子駅
東急新丸子駅

スカイテラスからほぼ真北を見ると、東急新丸子駅があります。
こちらには目立つ建物はないのですが、隙間なく建物が密集して
いる感じですね。

■等々力緑地
等々力緑地

視線をちょっと遠くまで伸ばすと、等々力緑地が見えます。等々力
陸上競技場の白い屋根が目印になります。その向こう側には、
多摩川の先に二子玉川のタワーも見えます。

今回はここまでです。
次回は、一番最初の41階シティラウンジに戻って、そこから見える
風景をご紹介したいと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2008/5/4エントリ 新日本石油社宅12号棟・13号棟取り壊し完了
2008/10/26エントリ エルシィ跡地の「タイムズ武蔵小杉駅前」オープン
2008/10/28エントリ パークシティ武蔵小杉ステーションフォレスト
タワーの公開空地

2008/11/27エントリ パークシティ武蔵小杉ステーションフォレスト
タワーの眺望(1)

2008/12/3エントリ パークシティ武蔵小杉ステーションフォレスト
タワーの眺望(2)

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2008年
12月07日

中原消防署が消えた日

hatsushimo.gif

取り壊し工事の続いていた旧・中原消防署ですが、すでに建物が
ほとんどなくなり、工事完了が近づいているようです。

■旧・中原消防署(府中街道より)
旧・中原消防署(府中街道より)

工事用の壁に囲まれているので内部はよく見えないのですが、
以前の写真と比較してみると・・・。

■2008/4/21エントリの中原消防署
2008/4/21エントリの中原消防署

この時点では消防署が新庁舎に移転したことにより封鎖されただけ
で、まだ取り壊しは始まっていません。

■2008/10/31エントリの旧・中原消防署
2008/10/31エントリの中原消防署

こちらはいよいよ取り壊しが始まっていますが、消防署の建物の
2階部分や物見台
が壁の外からも見えますので、建物が大方健在
であることがわかりますね。

さて、現在の取り壊し工事現場の壁の中を見てみると・・・。

■旧・中原消防署取り壊し現場内
旧・中原消防署取り壊し工事現場内

うーん、もう跡形もありませんね。多少瓦礫が残っていて、あとは
トラックで搬出するだけの状態のようです。
現地の掲示によると、工事期間は12月26日までとなっていますが、
十分期間内で終わりそうですね。

写真奥に見えるのは二ヶ領用水、木々の間の瓦屋根は大乗院です。
現状の府中街道は狭苦しい感じなのですが、この用地が中原区役
所の駐車場
になって二ヶ領用水まで視界が抜けると、一時的な土地
利用ではありますが多少印象が変わるかも知れません。

【関連リンク】
中原消防署 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 中原警察署
2008/4/21エントリ 中原消防署 新庁舎移転
2008/9/15エントリ 旧中原消防署の跡地利用と小杉3丁目中央地区
2008/10/31エントリ 中原消防署旧庁舎取り壊し

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2008年
12月03日

パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーの眺望(2)

hatsushimo.gif

日があきましたが、2007/11/27エントリに引き続いて、パークシティ
武蔵小杉ステーションフォレストタワー
からの眺望です。前回は南側
のリエトコート武蔵小杉方面などでしたが、今回は西側を見てみたい
と思います。

■スカイテラスから見る武蔵小杉の西側
スカイテラスから見る武蔵小杉の西側

写真左側に見えるのはミッドスカイタワーで、手前が小杉町3丁目、
その先に今井仲町、今井南町、今井西町などが見えます。こちら
側はそれほど高い建物がありません。

■武蔵小杉駅西側の市街地
武蔵小杉駅西側の市街地

ちょっと視線を下に落とすと、手前に東急武蔵小杉駅の駅舎上部が
見えます。これが小杉駅南部地区B地区ですね。その先がこすぎ
FROM跡地や中原変電所で、現在工事中の小杉駅南部地区A地区
です。

■イトーヨーカドーと小杉町3丁目東地区
イトーヨーカドーと小杉町3丁目東地区

小杉駅南部地区A地区の西側に、大きなイトーヨーカドーが見えます。
この東側と北側が、小杉町3丁目中央地区で、現在地区計画の策定
が進められています。

■聖マリアンナ医科大学東横病院とセントスクエア武蔵小杉
聖マリアンナ医科大学東横病院とセントスクエア武蔵小杉

イトーヨーカドーの南側に視線を移すと、聖マリアンナ医科大学東横
病院
があります。白くて新しいですね。その隣には、この近辺では
最も高層のセントスクエア武蔵小杉が建っています。

■小杉町3丁目中央地区
小杉町3丁目中央地区

イトーヨーカドーよりさらに西には、中原市民館など、小杉町3丁目
中央地区
があります(写真中央やや下の白い屋根の建物が中原
市民館です)。
その先には、南武線沿いに中原区役所も見えますね。紅白の電波
塔は、NTT東日本川崎北電話局です。

■電話局の写真館 NTT東日本川崎北
http://denwakyoku.jp/kawasakikita.html

さて、今回はこんなところです。次回は、南武線よりも北側にアン
グルを動かしてみたいと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報
2008/10/28エントリ パークシティ武蔵小杉ステーションフォレスト
タワーの公開空地

2008/11/27エントリ パークシティ武蔵小杉ステーションフォレスト
タワーの眺望(1)

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2008年
12月02日

武蔵小杉駅南口線の南端が舗装開始

hatsushimo.gif

武蔵小杉再開発の中丸子地区で、延伸が進められている都市計画
道路 武蔵小杉駅南口線
の舗装が行われています。

■都市計画道路 武蔵小杉駅南口線の南端(コスギタワー側から)
都市計画道路 武蔵小杉駅南口線の南端

これは、THE KOSUGI TOWER側から見たもので、南向きの写真
です。前方が府中街道へつきあたる部分です。写真左側で、舗装が
進んでいます。

■都市計画道路 武蔵小杉駅南口線の南端(府中街道側から)
都市計画道路 武蔵小杉駅南口線の南端(府中街道側から)

こちらは、反対の府中街道側から北向きに撮影したものです。前方に
THE KOSUGI TOWERシティハウス武蔵小杉NEC玉川ルネッ
サンスシティ
が見えます。

■道路拡幅工事のお知らせ
道路拡幅工事の看板

現地の看板によると、この拡幅工事は12月19日までとなっています。
あと少しですが、そうすると、前回のエントリで言及した東京応化工業
側(上記写真左側)の歩道
が未着手なのが気になるところです。
設置するとすれば、間に合うのでしょうか。

■延伸部分の俯瞰
延伸部分の俯瞰

これは延伸部分の舗装が始まる少し前ですが、現地を俯瞰したもの
です。上から見ると、中原生活環境事業所のブルーのごみ収集車が
たくさん並んでいるのがわかりますね。

再開発事業が始まってから長らく工事が行われ、少しずつ開通して
きた都市計画道路 武蔵小杉駅南口線の全線開通までもう少しです。
完全なる開通は武蔵小杉駅前のロータリー(小杉駅南部地区C地区)
の完成を待つ必要があるのでしょうが、とりあえず駅前から府中街道
まで開通することによって、どの程度車の流れが変わるでしょうか。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 B地区
2008/6/10エントリ 武蔵小杉駅南口線の南端
2008/6/11エントリ 好きですかわさき愛の街
2008/6/27エントリ 武蔵小杉駅南口線の用地確保
2008/7/4エントリ 武蔵小杉駅南口線開通区間拡大
2008/11/17エントリ 武蔵小杉駅南口線南端の歩道

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2008年
11月27日

パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーの眺望(1)

hatsushimo.gif

さて、今回私が来ているのは・・・、

■アイスティーと眼下に広がる眺望
ステーションフォレストタワー ビューラウンジ

前方に多摩川、カーブを描く新幹線と横須賀線・・・ということで、ここは
パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーシティラウンジ
です。
写真右側に細長く伸びる影は、ステーションフォレストタワーの影
ですね。まるで日時計の針のようです。

北東側が2フロア分(40~41F)吹き抜けになっていまして、ワイドに
東京方面の眺望が楽しめるものです。バーカウンターがあり、ドリン
クや簡単なおつまみなども頼むことができます。
今回は、ステーションフォレストタワーにお住まいの方のご好意により、
タワーからの眺望を見せていただきました。ありがとうございました。

まずは、最上部のスカイテラスからの写真をご紹介したいと思います。

■地上から見たスカイテラス
地上から見たスカイテラス

パークシティ武蔵小杉のふたつのタワーの最上部には、いずれも
屋上からの眺望を楽しめるスカイテラスが設置されています。
上記の写真の点線で囲んだあたりで、地上から肉眼で確認する
ことができます。

■スカイテラスからのリエトコート武蔵小杉・コスギタワー
スカイテラスからのリエトコート武蔵小杉・THE KOSUGI TOWER

スカイテラスから、南側を見た風景です。リエトコート武蔵小杉
THE KOSUGI TOWERの全景がよく見えます。

■リエトコート武蔵小杉公開空地
リエトコート武蔵小杉公開空地

ズームすると、リエトコート武蔵小杉の公開空地の形状がよくわかり
ます。NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの事務所の入っている
リエトプラザは、屋上緑化されています。
手前は綱島街道で、拡幅中ですね。

■パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー
パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー

ステーションフォレストタワーとはラウンド形状の角が向き合うかたち
で、59階建てのミッドスカイタワーがそびえたっています。47階建て
のステーションフォレストタワーとは12階分の高低差があるため、
スカイテラスからでもまだ上に見上げるかたちです。

■ミッドスカイタワーの最上部
ミッドスカイタワーの最上部

見上げれば、ミッドスカイタワーの最上部が見えます。丁度太陽が
かかっているタイミングでした。ミッドスカイタワーにも同じように
スカイテラスがあるのがわかります。

武蔵小杉でここまでの高さに登ったのは、リエトコート武蔵小杉の
取材
でウエスト(当時)・イーストの45階からの眺望を撮影したとき
以来でした。
リエトコートの時は屋上ではなくて、あくまで最上階のバルコニー
でしたので、今回は何より空が広がっていて、まさにスカイテラス
という感じでしたね。

写真は他にもありますので、今後不定期でまたエントリさせていた
だきたいと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 D・E地区
武蔵小杉ライフ:リエトコート武蔵小杉特別取材コンテンツ
2008/10/28エントリ パークシティ武蔵小杉ステーションフォレスト
タワーの公開空地

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2008年
11月25日

小杉駅南部地区F地区と新丸子東3丁目地区

hatsushimo.gif

武蔵小杉再開発エリアのうち、東急武蔵小杉駅を中心とした「小杉駅
南部地区」
「新丸子東3丁目地区」があります。今日は、この地区の
経過について少し取り上げてみたいと思います。

小杉駅南部地区は、当初の区割りが現在では一部変更されているの
ですが、まずは当初のものから見ていきましょう。

■当初の小杉駅南部地区
当初の小杉駅南部地区

当初の小杉駅南部地区は上記のような区分になっていました。

A地区:武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業
B地区:未定
C地区:武蔵小杉駅南口地区東街区第一種市街地再開発事業
D地区:パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー
E地区:パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー
F地区:未定(F地区まちづくり勉強会)


A・C・D・Eの各地区については、2004年12月20日に都市計画決定
行われて再開発事業が進捗しましたが、B地区とF地区についてはなか
なか具体化が進みませんでした。

B地区については東京急行電鉄の管轄ですので、シンプルに東京急行
の意向次第、というところになりますが、F地区については東京機械製作
所の社宅など企業所有地のほか、一戸建ての住宅地も存在し、「F地区
まちづくり勉強会」
が結成されて地権者を中心に検討が行われていまし
た。

しかし、検討の結果、他の地区のように地区全域を再開発するという
結論には至りませんでした。

その結論は、F地区のうち、企業所有地を中心とするエリアを「新丸子東
3丁目地区」
として新たに2006年12月20日に都市計画決定し、従来の
F地区を解消するものでした。
その結果、低層の住宅エリアについては、再開発地区から外れること
となったわけです。

これにより、再開発地区の区割りが変更されることになります。

■現在の小杉駅南部地区と新丸子東3丁目地区
小杉駅南部地区と新丸子東3丁目地区

新丸子東3丁目地区は3つに分割され、

A地区:未定(東京機械製作所社宅跡地)
B地区:(仮称)武蔵小杉F1地区分譲マンション
C地区:フローラルガーデン移転新築


現在、上記のように開発が進捗しているところです。
上記マップの赤線で囲んだ部分が、旧F地区から新丸子東3丁目
地区に編入されず、再開発から外れた低層住宅エリアです。

■旧F地区の低層住宅エリア
旧F地区の低層住宅エリア

この低層住宅エリアで、個人によるマンション建設も計画されており、
11月7日より建築計画のお知らせが公示されています。

■旧F地区の建築計画のお知らせ
旧F地区の建築計画のお知らせ

詳細は記述しませんが、敷地面積339.57㎡、地上6階建て、高さ
17.61mの建物です。着工は2009年4月15日、竣工は2010年1月
15日の予定
で、自宅兼用の賃貸マンションとなっています。

このエリアがどうなるのか、F地区が再編された際に取りざたされまし
たが、個別のマンション建設が浮上するということは、行政上の再開
発事業のスキームによる開発からは完全に外れた、と考えてよさそう
です。
ただ、行政上の再開発事業によらずとも、戸建て住宅の建て替えも
含め、こうした個別の既存建築物の更新は自然と行われていくことに
なるのでしょう。

再開発を検討した結果、変わる風景と変わらない風景があるわけ
ですが、必ず開発しなければいけない、ということではありません。
当然、いろいろな選択肢があるものと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:新丸子東3丁目地区

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2008年
11月23日

新丸子東3丁目地区・フローラルガーデン×2

hatsushimo.gif

武蔵小杉再開発エリアの新丸子東3丁目地区C地区に建設中の、
(仮称)武蔵小杉松尾マンションの工事の防音シートが取り外され、
外観が見えるようになりました。

■(仮称)武蔵小杉松尾マンション
(仮称)武蔵小杉松尾マンション

・・・ん? 何か、見たことがあるような・・・?
視線をちょっと左に動かすと、

■隣接するフローラルガーデン
隣接するフローラルガーデン

こちらの、隣接する新丸子東3丁目地区B地区の既存マンション、
フローラルガーデンにかなり似ています。こちらのマンションは、
2008/10/1エントリのコメントで情報いただきました通り、2009年1月
末までに取り壊し
が予定されています。

両方のマンションをよくよく比較してみると、

■フローラルガーデンのバルコニー
フローラルガーデンのバルコニー

■(仮称)武蔵小杉松尾マンションのバルコニー
(仮称)武蔵小杉松尾マンションのバルコニー

ほとんど、同一といってもよいですね。

(仮称)武蔵小杉松尾マンションの工事現場の壁を見てみると、謎が
解けました。

■「新築賃貸マンション」フローラルガーデン入居者募集の掲示
フローラルガーデン入居者募集の掲示

「新築賃貸マンション」フローラルガーデンとして入居者の募集が
行われていました。

■藤和不動産 TOWANET フローラルガーデン物件情報
http://www.towanet.co.jp/live/rent/search/detail_chintai.asp?in_
bkn_no=D2448216


・・・ということで、この2つのマンションは同一(フロア数など異なる
部分もありますが)のもので、

(仮称)武蔵小杉松尾マンション=新・フローラルガーデン

B地区 旧・フローラルガーデンの再開発による取り壊し
 ↓
C地区 新・フローラルガーデンへの新築移転


ということだったのですね。
旧・フローラルガーデンにお住まいの方は、新・フローラルガーデンに
そのまま移転されるケースもあるのではないでしょうか。

■旧・フローラルガーデン(左)と新・フローラルガーデン(右)
旧・フローラルガーデンと新・フローラルガーデン

藤和不動産のサイトを見ると、新・フローラルガーデンは28戸募集が
あり、間取りは1LDK~2LDK、54~57㎡台、家賃は16~17万円台
いうところです。

旧・フローラルガーデンを見ると、現在引越し済みのお部屋も増えて
きているようです。こちらを2009年1月までに取り壊し、2009年2月に
新・フローラルガーデンを引渡しとなりますので、丁度バトンタッチ
して生まれ変わることになるようです。

そうすると、横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路の工事が本格的に進ん
でいくことになります。

また、旧・フローラルガーデンは東京建物の(仮称)武蔵小杉F1地区
分譲マンション
の予定地でもありますが、こちらの着工は2009年5月
予定と多少間があくことになっており、横須賀線連絡通路の工事が
先行するものです。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:新丸子東3丁目地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉駅
2007/9/18エントリ 新丸子東3丁目A地区に商業・業務施設、B地区にマンション?
2007/12/23エントリ 新丸子東3丁目地区C地区の進捗
2008/6/22エントリ 新丸子東3丁目地区の進捗・2008年6月
2008/6/24エントリ 新丸子東3丁目地区に東京建物20階マンション
2008/8/11エントリ (仮称)武蔵小杉F1地区分譲マンションの公示
2008/10/1エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路着工と工事図面

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2008年
11月19日

小杉町3丁目東地区再開発のコンサルを日本設計に委託

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武蔵小杉再開発地区である小杉町3丁目東地区について、再開発
準備組合が再開発ビルの基本計画と都市計画の策定、環境アセス
メント等のコンサルタント業務を日本設計に委託したことがわかりま
した。
11月14日付の建通新聞において報じられているものです。

■建通新聞神奈川 小杉町3丁目東の基本計画を日本設計に
http://www.kentsu.co.jp/kanagawa/news/p05083.html

記事によると、日本設計はたたき台となる基本計画素案を、地権者
からの意見に基づき2009年3月頃にまとめるものとされています。
あくまでたたき台ではありますが、そこから大きな変更はないものと
思われ、本年度中にある程度の計画の具体化がなされそうです。

2008/7/1エントリで取り上げた際には、8月頃にコンサルタントを
確定することとなっていました。コンサルタントの選定に多少時間が
かかったのか、建通新聞が情報を拾うのが遅かったのかわかりま
せんが、本年度中(2009年3月)の基本計画素案策定というスケ
ジュールは変更になっていません。

■小杉町3丁目地区再開発マップ
小杉3丁目地区再開発マップ

2008/10/21エントリでお伝えしたとおり、小杉町3丁目東地区に隣接
する小杉町3丁目中央地区はすでに都市計画決定がなされ、再開発
準備組合から本組合に移行するフェーズです。
また、こすぎFROM・中原変電所跡地の小杉駅南部地区A地区
現在着工済みで、変電所の地下化工事を行っています。

A地区(武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業)が
この中では最も先行することになりますが、こちらも竣工は2012年度
となっておりますので、まだしばらく工事が続きます。
東地区の着工のタイミングによっては、武蔵小杉駅西側の広範囲が
同時期に工事中となるのかもしれません。

■小杉町3丁目東地区内の既存建造物
小杉アパート

既存商店

東地区の土地利用形態はどのようなものになるのかわかりませんが、
武蔵小杉駅の西側は建物が密集していますので、ある程度オープン
スペース
があるといいかな、と思います。

なお、小杉駅南部地区A地区、C地区、新丸子東3丁目地区B地区の
設計にも、今回選定された日本設計が入っています。
隣接地区にまた
がる都市計画設計を一括で引き受けているのですから、地区全体の
バランスを勘案したコーディネートを期待したいところです。

【関連リンク】
日本設計 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉3丁目地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区A地区
2008/7/1エントリ 小杉町3丁目東地区再開発始動
2008/10/21エントリ 小杉町3丁目中央地区再開発が本組合に移行へ

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2008年
11月18日

リエトコート武蔵小杉の空室率・11月6日現在

hatsushimo.gif

リエトコート武蔵小杉イーストタワーの空室率についての継続レポート
ですが、現在、11月6日時点の空室率が開示されています。

■リエトコート武蔵小杉とTHE KOSUGI TOWER(手前がイースト)
リエトコート武蔵小杉とTHE KOSUGI TOWER

■ダヴィンチ・アドバイザーズ 空室情報(住居)
http://www.davinci-advisors.com/img/property_home.pdf

■ダヴィンチ首都圏内物件の空室戸数及び空室率(%)の推移
物件名 空室数/総戸数 空室率(%)推移
11/6
7/3 5/15

リエトコート武蔵小杉
イーストタワー

250戸/542戸

46.1

62.9 67.0

リエトコート大島

5戸/313戸

1.6

0.6 0.6

リエトコート錦糸町

24戸/294戸

8.2

16.3 23.5
リエトコート向島 なし 1.2 なし

リエトコートアルクス
タワー

26戸/281戸

9.3

9.3 2.8

リエトコート夏目坂

29戸/165戸

17.6

 22.4 28.5

リエトコート四谷

6戸/  49戸

12.2

8.2

8.2

リエトコート浅草橋

6戸/  49戸

12.2

12.2

6.1

サンモールクレスト

8戸/  34戸

23.5

5.9

14.7
サンモール第3 1戸/ 14戸 7.1 なし なし

エーデルハイム

7戸/  81個

8.6

7.4

7.4
※総戸数のうち、錦糸町とアルクスタワーは店舗1戸を除き算出
※空室率は小数点第2位を四捨五入

・・・ということで、5/15→7/3が1ヶ月半程度のスパンだったものが、
今回は7/3→11/7と4ヶ月以上間があいたこともあり、空室率の改善
も前回より大きくなっています。過半数が埋まったかたちですね。

しかし、同時期に竣工したリエトコート錦糸町リエトコート夏目坂
比較すると、リエトコート錦糸町は空室率が平常レベルまで到達した
ようで、やはり進捗が遅いのは変わりがありません。他の物件は、
大体このくらいの空室率で推移するのかな、というところに落ち着い
ているように思います。

■隣接するザ・クラッシィタワー(右側、ライトアップ中)
隣接するザ・クラッシィタワー

隣接するツインタワーのウエストタワーはダヴィンチから売却され、
THE CLASSY TOWER(ザ・クラッシィタワー)として分譲されること
になりましたが、イーストタワーの賃貸からクラッシィタワーの分譲に
切り替える方も一部いらっしゃるかもしれませんね。

もっとも、イーストタワーには法人契約による賃貸も多いでしょうし、
そもそものライフスタイルの違いから、住み替え需要はあまり大きな
影響は及ぼさないように思います。
(ただし、別の角度から見ると、企業業績が全般的に悪化している
現在の状況は、法人契約に影響するかもしれません)

今後、年末から年度末にかけて引越しシーズンになりますので、
どのように動いていくのか興味深いところです。
なお、今回からダヴィンチ・アドバイザーズの空室状況の資料に
次回更新予定が入っていました。次回は2008年12月中旬予定
記載されていますが、問い合わせが増えたのでしょうかね。

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