JX日鉱日石エネルギー社宅跡地180mツインタワー「CO-SUGI PROJECT」発表、A地区2017年度・B地区2018年度完成予定
【Reporter:はつしも】
JX日鉱日石エネルギー社宅跡地の「(仮称)小杉町二丁目開発計画」が着工し、三井不動産レジデンシャル・JX日鉱日石不動産より「CO-SUGI PROJECT」として発表されました。
■「CO-SUGI PROJECT」物件サイト
http://www.co-sugi.com/shinchiku/F0605001/
■「CO-SUGI PROJECT」建設地
「CO-SUGI PROJECT」として発表されたのは、元々はJX日鉱日石エネルギー社宅のあった用地です。ここにはかねてから180mのツインタワーおよび商業施設、コンベンション施設が建設されれることがあきらかになっていました。
■武蔵小杉駅北口地区再開発マップ
このたび、前掲のマンション販売ウェブサイトがプレオープンし、このうち駅寄りでコンベンション施設が整備される「A地区」が先行して着手されるスケジュールがあきらかになりました。
「A地区」は2015年6月下旬より販売開始、2017年12下旬月竣工、2018年3月下入居となります。
「B地区」はこれに1年ほど時間差をつけるかたちで、2018年度(2019年3月まで)完成予定となっています。
■「CO-SUGI PROJECT」の現地広告
現在、「CO-SUGI PROJECT」の現地の仮囲いには、マンション販売の広告が掲出されています。
■「大規模複合施設開発」
広告には、再開発事業のコンセプトが記載されていました。
「約200mにもおよぶ商業施設」とありますが、「平米」ではなく「メートル」で表記するのは珍しいですね。
■東西約200mの南武沿線道路に面した敷地
「CO-SUGI PROJECT」の敷地は、南側が南武沿線道路に面していまして、この東西全長が約200mです。
低層部商業施設は南武沿線道路側に配置されるのでしょうから、「約200mにもおよぶ商業施設」というのは、この東西全長のことを指しているのではないでしょうか。
ただ、発表された物件概要を参照すると、「A地区」再開発ビルの構成は住宅592戸に加えて店舗7区画、コンベンション施設とあります。
以前もお伝えした通り、「CO-SUGI PROUECT」の商業施設はそれほどの規模のものではありません。このあたりは、キャッチコピーがややミスリードを誘うかもしれませんね。
■「学習塾」の設置予定
また現地の「事業計画のお知らせ」を参照すると、建物の用途が訂正され、新たに「学習塾」が追加されました。
わざわざ追加したということは、具体的に「学習塾」の入居予定があるということなのでしょう。
■「タウン イン ザ ガーデン」
■「レジリエントタウン」
コンセプトの一つに、災害対応に関する記述がありました。
「(仮称)小杉町二丁目開発計画」の段階から、敷地内にはマンホールトイレが整備されることは説明されていまして、本サイトでもお伝えしておりました。
近年のタワーマンションでは、免震構造なども標準的になってきましたね。
■旧NEC小杉ビル(SIA武蔵小杉ビル)
また現地のほか、近隣の旧NEC小杉ビル(SIA武蔵小杉ビル)にも「CO-SUGI PROJECT」の広告が掲示されていました。
旧NEC小杉ビルは、2011/12/12エントリでお伝えした通り、UR都市機構から三井不動産レジデンシャルが取得しています。
こちらは事業者の意向により、再開発の順番としては「CO-SUGI PROJECT」よりも後回しになっています。
三井不動産としてはまずは2018年3月に「CO-SUGI PROJECT」A地区を完成させ、その後B地区、小杉町3丁目東地区、さらにこの「エルシィ跡地+旧NEC小杉ビル跡地」に着手していくものと思います。
とりあえず旧NEC小杉ビルは、先行する「CO-SUGI PROJECT」の広告塔として活用されるようですね。
■「(仮称)小杉町二丁目開発計画」(CO-SUGI PROJECT)イメージパース(過去資料)
■A・B地区をつなぐペデストリアンデッキのイメージ(過去資料)
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2011/8/27エントリ 旧新日本石油社宅跡地にコンベンション施設整備で川崎市と事業者が合意、2016年度完成へ
2011/8/30エントリ 旧新日本石油社宅再開発は180m級タワーマンション2棟に、低層部商業施設がエルシィ跡地とデッキ接続へ
2011/10/18エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地の180mツインタワーは54階建て・1,280戸規模に
2011/10/22エントリ (仮称)小杉町2丁目開発計画のフロアマップとイメージ図
2011/10/29エントリ 川崎市と日本医科大学の、小学校新設に向けた協定内容
2011/12/12エントリ NEC小杉ビルを三井不動産レジデンシャルが取得、UR都市機構のエルシィ跡地との一体再開発に参画
2011/12/23エントリ 大西学園中学・高等学校の建替え工事が竹中工務店に決定、2015年4月供用開始へ
2012/2/24エントリ 日本医大再開発:武蔵小杉病院・新丸子校舎を移転、跡地開発および3,000㎡の公園を整備へ
2012/4/27エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地ツインタワーの低層部フロアマップ詳細が判明、保育所も入居へ
2011/12/12エントリ NEC小杉ビルを三井不動産レジデンシャルが取得、UR都市機構のエルシィ跡地との一体再開発に参画
2012/5/17エントリ ホテル・ザ・エルシィ跡地に180m級超高層タワーを計画
2012/5/18エントリ 「(仮称)小杉町二丁目開発計画」の条例環境影響評価準備書説明会
2012/5/28エントリ 「小杉町2丁目地区」の都市計画素案説明会を開催、6月3日(日)にも中原区役所で追加開催へ
2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
2012/11/27エントリ 川崎市まちづくり局が「小杉町2丁目地区開発計画に関する説明会」を2012年12月1日(土)に開催
2013/1/25エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院の移転跡地に都市型住宅・福祉・商業の高層ビル2棟を誘導へ
2013/9/13エントリ 大西学園中・高建替工事が2014年4月着工・2016年2月竣工へ
2014/2/15エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院跡地に三菱地所レジデンスが180mツインタワー・商業施設を建設へ
2014/9/7エントリ 川崎市が「日本医科大学武蔵小杉再開発計画」に関するアンケート結果を発表
JX日鉱日石エネルギー社宅跡地の「(仮称)小杉町二丁目開発計画」が着工し、三井不動産レジデンシャル・JX日鉱日石不動産より「CO-SUGI PROJECT」として発表されました。
■「CO-SUGI PROJECT」物件サイト
http://www.co-sugi.com/shinchiku/F0605001/
■「CO-SUGI PROJECT」建設地
「CO-SUGI PROJECT」として発表されたのは、元々はJX日鉱日石エネルギー社宅のあった用地です。ここにはかねてから180mのツインタワーおよび商業施設、コンベンション施設が建設されれることがあきらかになっていました。
■武蔵小杉駅北口地区再開発マップ
このたび、前掲のマンション販売ウェブサイトがプレオープンし、このうち駅寄りでコンベンション施設が整備される「A地区」が先行して着手されるスケジュールがあきらかになりました。
「A地区」は2015年6月下旬より販売開始、2017年12下旬月竣工、2018年3月下入居となります。
「B地区」はこれに1年ほど時間差をつけるかたちで、2018年度(2019年3月まで)完成予定となっています。
■「CO-SUGI PROJECT」の現地広告
現在、「CO-SUGI PROJECT」の現地の仮囲いには、マンション販売の広告が掲出されています。
■「大規模複合施設開発」
広告には、再開発事業のコンセプトが記載されていました。
「約200mにもおよぶ商業施設」とありますが、「平米」ではなく「メートル」で表記するのは珍しいですね。
■東西約200mの南武沿線道路に面した敷地
「CO-SUGI PROJECT」の敷地は、南側が南武沿線道路に面していまして、この東西全長が約200mです。
低層部商業施設は南武沿線道路側に配置されるのでしょうから、「約200mにもおよぶ商業施設」というのは、この東西全長のことを指しているのではないでしょうか。
ただ、発表された物件概要を参照すると、「A地区」再開発ビルの構成は住宅592戸に加えて店舗7区画、コンベンション施設とあります。
以前もお伝えした通り、「CO-SUGI PROUECT」の商業施設はそれほどの規模のものではありません。このあたりは、キャッチコピーがややミスリードを誘うかもしれませんね。
■「学習塾」の設置予定
また現地の「事業計画のお知らせ」を参照すると、建物の用途が訂正され、新たに「学習塾」が追加されました。
わざわざ追加したということは、具体的に「学習塾」の入居予定があるということなのでしょう。
■「タウン イン ザ ガーデン」
■「レジリエントタウン」
コンセプトの一つに、災害対応に関する記述がありました。
「(仮称)小杉町二丁目開発計画」の段階から、敷地内にはマンホールトイレが整備されることは説明されていまして、本サイトでもお伝えしておりました。
近年のタワーマンションでは、免震構造なども標準的になってきましたね。
■旧NEC小杉ビル(SIA武蔵小杉ビル)
また現地のほか、近隣の旧NEC小杉ビル(SIA武蔵小杉ビル)にも「CO-SUGI PROJECT」の広告が掲示されていました。
旧NEC小杉ビルは、2011/12/12エントリでお伝えした通り、UR都市機構から三井不動産レジデンシャルが取得しています。
こちらは事業者の意向により、再開発の順番としては「CO-SUGI PROJECT」よりも後回しになっています。
三井不動産としてはまずは2018年3月に「CO-SUGI PROJECT」A地区を完成させ、その後B地区、小杉町3丁目東地区、さらにこの「エルシィ跡地+旧NEC小杉ビル跡地」に着手していくものと思います。
とりあえず旧NEC小杉ビルは、先行する「CO-SUGI PROJECT」の広告塔として活用されるようですね。
■「(仮称)小杉町二丁目開発計画」(CO-SUGI PROJECT)イメージパース(過去資料)
■A・B地区をつなぐペデストリアンデッキのイメージ(過去資料)
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武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
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2012/5/17エントリ ホテル・ザ・エルシィ跡地に180m級超高層タワーを計画
2012/5/18エントリ 「(仮称)小杉町二丁目開発計画」の条例環境影響評価準備書説明会
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