「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」に川崎市が整備、1,000人規模コンベンションセンターのイメージパースと平面図
【Reporeter:はつしも】
武蔵小杉駅北口の「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」に整備される川崎市のコンベンションセンター整備工事が、現地に置いて公示されました。
工事は2017年10月31日までを予定しており、2018年3月に再開発ビル全体が完成することになります。
本エントリでは現地に掲載されたイメージパースに加えて、全体構造を示した平面図もご紹介したいと思います。
■「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」
「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」は、JX日鉱日石エネルギー社宅跡地に、三井不動産・JX日鉱日石不動産が開発する180m・53階建てのツインタワーマンションです。
ツインタワーは段階的な建設が行われ、先行して武蔵小杉駅寄りの「タワーズイースト」の建物躯体が現在立ち上がりつつあります。
ツインタワーの低層部にはいずれも商業・業務施設が建設される計画であり、「タワーズイースト」については2階の一部が川崎市に寄贈され、そこに市営の1,000人規模のコンベンションセンターが整備されることになります。
■コンベンションセンター建設工事の公示
「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」は民間の開発事業ですが、コンベンションセンターについては公共事業ということになります。
民間事業者から川崎市に寄贈されるのはスケルトンの状態の建物(何も施工されていないコンクリート丸裸の状態)であり、そこから川崎市がコンベンションセンターの整備工事を行っていくかたちです。
■「仮称小杉町二丁目地区コンベンション施設整備その1工事」
■「仮称小杉町二丁目地区コンベンション施設整備その2工事」
同整備工事は行政上、「仮称小杉町二丁目地区コンベンション施設整備工事」という名称になっています。
2015年8月スタートの「その1工事」と、同年12月スタートの「その2工事」に区分され、いずれも2017年10月31日までが工期となっています。
工事費は「その1工事」が1億6,956万円、「その2工事」が10億2,934万円で、合計11億9,890万円です。
そのうち5%が市費、50%が国費、45%が起債とされています。
川崎市の事業ではありますが、半分が国費で賄われることになるわけですね。
これは川崎市債の発行も含め市の予算を投じることになるため、「その1工事」「その2工事」の発注が段階的に川崎市議会において承認決議されています。
■コンベンションセンターのイメージパース
コンベンションセンターは1,000人規模とかねてから発表されており、公示にはスクール形式(テーブル+椅子)のイメージパースが掲載されていました。
これはコンベンションホールを一番大きく使った形態かと思います。
■コンベンションホールの平面図
現地の公示にはありませんが、こちらがコンベンションセンターの平面図です。
ホールはA・B・Cの3つに分かれていまして、このパーテーションは可動式になっています。
前掲のイメージパースは、A・B・Cをすべて使ったものでしょう。
■ホワイエのイメージパース
続いてこちらは、ホワイエのイメージパースです。
スペースには余裕がありますので、イベントの際にここにブースを出したりすることもできそうです。
実際にどのようなイベントが、ここで開催されるでしょうか。
■建物躯体が立ち上がりつつあるパークシティ武蔵小杉ザ ガーデン タワーズイースト
■タワーズイーストの壁面サンプル
「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」は、現在建物躯体が立ち上がりつつあるところです。
現在は細長いタワー部分を建設しており、低層部に下駄履き状に広がる商業・業務施設の姿は見えていません。
タワー部分の壁面はすでにタイルが取り付けられていまして、完成した際の大体のカラーデザインがわかるようになってきました。
公示区域内には、写真のような壁面タイルのサンプルが掲示されています。
武蔵小杉再開発のタワーマンションは、基本的にこのようなアースカラーが基調となっています。
「タワーズイースト」は、2018年3月に完成・入居が予定されています。
まだ2年間工事が続きますが、今後タワーの背丈が徐々に伸びていくことになるでしょう。
【関連リンク】
・武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
・2011/8/27エントリ 旧新日本石油社宅跡地にコンベンション施設整備で川崎市と事業者が合意、2016年度完成へ
・2011/8/30エントリ 旧新日本石油社宅再開発は180m級タワーマンション2棟に、低層部商業施設がエルシィ跡地とデッキ接続へ
・2011/10/18エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地の180mツインタワーは54階建て・1,280戸規模に
・2011/10/22エントリ (仮称)小杉町2丁目開発計画のフロアマップとイメージ図
・2011/12/12エントリ NEC小杉ビルを三井不動産レジデンシャルが取得、UR都市機構のエルシィ跡地との一体再開発に参画
・2012/4/27エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地ツインタワーの低層部フロアマップ詳細が判明、保育所も入居へ
・2011/12/12エントリ NEC小杉ビルを三井不動産レジデンシャルが取得、UR都市機構のエルシィ跡地との一体再開発に参画
・2012/5/17エントリ ホテル・ザ・エルシィ跡地に180m級超高層タワーを計画
・2012/5/18エントリ 「(仮称)小杉町二丁目開発計画」の条例環境影響評価準備書説明会
・2012/5/28エントリ 「小杉町2丁目地区」の都市計画素案説明会を開催、6月3日(日)にも中原区役所で追加開催へ
・2012/11/27エントリ 川崎市まちづくり局が「小杉町2丁目地区開発計画に関する説明会」を2012年12月1日(土)に開催
・2014/10/26エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地180mツインタワー「CO-SUGI PROJECT」発表、A地区2017年度・B地区2018年度完成予定
・2015/1/8エントリ JX社宅跡地ツインタワー正式名称が「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」に決定、北口地区を「武蔵小杉の山の手」と位置付け
・2015/3/12エントリ 武蔵小杉駅北口の複合施設「COSUGI VILLAGE」の「COSUGI CAFE」3月13日(金)オープン直前先行レポート
・2015/4/3エントリ パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン建設地から、光のエール「COSUGI TOWER OF LIGHT」が毎日5分間点灯中
武蔵小杉駅北口の「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」に整備される川崎市のコンベンションセンター整備工事が、現地に置いて公示されました。
工事は2017年10月31日までを予定しており、2018年3月に再開発ビル全体が完成することになります。
本エントリでは現地に掲載されたイメージパースに加えて、全体構造を示した平面図もご紹介したいと思います。
■「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」
「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」は、JX日鉱日石エネルギー社宅跡地に、三井不動産・JX日鉱日石不動産が開発する180m・53階建てのツインタワーマンションです。
ツインタワーは段階的な建設が行われ、先行して武蔵小杉駅寄りの「タワーズイースト」の建物躯体が現在立ち上がりつつあります。
ツインタワーの低層部にはいずれも商業・業務施設が建設される計画であり、「タワーズイースト」については2階の一部が川崎市に寄贈され、そこに市営の1,000人規模のコンベンションセンターが整備されることになります。
■コンベンションセンター建設工事の公示
「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」は民間の開発事業ですが、コンベンションセンターについては公共事業ということになります。
民間事業者から川崎市に寄贈されるのはスケルトンの状態の建物(何も施工されていないコンクリート丸裸の状態)であり、そこから川崎市がコンベンションセンターの整備工事を行っていくかたちです。
■「仮称小杉町二丁目地区コンベンション施設整備その1工事」
■「仮称小杉町二丁目地区コンベンション施設整備その2工事」
同整備工事は行政上、「仮称小杉町二丁目地区コンベンション施設整備工事」という名称になっています。
2015年8月スタートの「その1工事」と、同年12月スタートの「その2工事」に区分され、いずれも2017年10月31日までが工期となっています。
工事費は「その1工事」が1億6,956万円、「その2工事」が10億2,934万円で、合計11億9,890万円です。
そのうち5%が市費、50%が国費、45%が起債とされています。
川崎市の事業ではありますが、半分が国費で賄われることになるわけですね。
これは川崎市債の発行も含め市の予算を投じることになるため、「その1工事」「その2工事」の発注が段階的に川崎市議会において承認決議されています。
■コンベンションセンターのイメージパース
コンベンションセンターは1,000人規模とかねてから発表されており、公示にはスクール形式(テーブル+椅子)のイメージパースが掲載されていました。
これはコンベンションホールを一番大きく使った形態かと思います。
■コンベンションホールの平面図
現地の公示にはありませんが、こちらがコンベンションセンターの平面図です。
ホールはA・B・Cの3つに分かれていまして、このパーテーションは可動式になっています。
前掲のイメージパースは、A・B・Cをすべて使ったものでしょう。
■ホワイエのイメージパース
続いてこちらは、ホワイエのイメージパースです。
スペースには余裕がありますので、イベントの際にここにブースを出したりすることもできそうです。
実際にどのようなイベントが、ここで開催されるでしょうか。
■建物躯体が立ち上がりつつあるパークシティ武蔵小杉ザ ガーデン タワーズイースト
■タワーズイーストの壁面サンプル
「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」は、現在建物躯体が立ち上がりつつあるところです。
現在は細長いタワー部分を建設しており、低層部に下駄履き状に広がる商業・業務施設の姿は見えていません。
タワー部分の壁面はすでにタイルが取り付けられていまして、完成した際の大体のカラーデザインがわかるようになってきました。
公示区域内には、写真のような壁面タイルのサンプルが掲示されています。
武蔵小杉再開発のタワーマンションは、基本的にこのようなアースカラーが基調となっています。
「タワーズイースト」は、2018年3月に完成・入居が予定されています。
まだ2年間工事が続きますが、今後タワーの背丈が徐々に伸びていくことになるでしょう。
【関連リンク】
・武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
・2011/8/27エントリ 旧新日本石油社宅跡地にコンベンション施設整備で川崎市と事業者が合意、2016年度完成へ
・2011/8/30エントリ 旧新日本石油社宅再開発は180m級タワーマンション2棟に、低層部商業施設がエルシィ跡地とデッキ接続へ
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・2011/10/22エントリ (仮称)小杉町2丁目開発計画のフロアマップとイメージ図
・2011/12/12エントリ NEC小杉ビルを三井不動産レジデンシャルが取得、UR都市機構のエルシィ跡地との一体再開発に参画
・2012/4/27エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地ツインタワーの低層部フロアマップ詳細が判明、保育所も入居へ
・2011/12/12エントリ NEC小杉ビルを三井不動産レジデンシャルが取得、UR都市機構のエルシィ跡地との一体再開発に参画
・2012/5/17エントリ ホテル・ザ・エルシィ跡地に180m級超高層タワーを計画
・2012/5/18エントリ 「(仮称)小杉町二丁目開発計画」の条例環境影響評価準備書説明会
・2012/5/28エントリ 「小杉町2丁目地区」の都市計画素案説明会を開催、6月3日(日)にも中原区役所で追加開催へ
・2012/11/27エントリ 川崎市まちづくり局が「小杉町2丁目地区開発計画に関する説明会」を2012年12月1日(土)に開催
・2014/10/26エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地180mツインタワー「CO-SUGI PROJECT」発表、A地区2017年度・B地区2018年度完成予定
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・2015/3/12エントリ 武蔵小杉駅北口の複合施設「COSUGI VILLAGE」の「COSUGI CAFE」3月13日(金)オープン直前先行レポート
・2015/4/3エントリ パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン建設地から、光のエール「COSUGI TOWER OF LIGHT」が毎日5分間点灯中