「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン タワーズウエスト」発表、ツインタワー・一般開放される屋上庭園の等イメージパースを公開
【Reporter:はつしも】
武蔵小杉駅北口では、JX日鉱日石エネルギー社宅跡地において三井不動産レジデンシャル・JX不動産によるツインタワー「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」の開発が進められています。
そのうち駅寄りの「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン タワーズイースト」については先行して販売が行われ、2018年3月の入居に向けて建物躯体が立ち上がってきていました。
このたび、もう1棟の「タワーズウエスト」(2019年3月入居予定)が発表され、2棟のイメージパースなどが公開されています。
■「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の建設地
■「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン タワーズウエスト」の建設地
「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」が建設されるJX日鉱日石エネルギー社宅跡地は、南武沿線道路の北側にあります。
現在、南武沿線道路沿いは高い仮囲いが設置されていまして、そこに物件の広告が掲出されました。
■「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」2棟のイメージパース
■「タワーズウエスト」低層部屋上は庭園に
これまでは2棟目の「タワーズウエスト」が販売上は未発表であったため、イメージパースでは「タワーズイースト」のみが細部まで描かれ、「タワーズウエスト」は半透明のおおまかな形状のみで処理されていました。
今回2棟が出揃ったことで、イメージパースも完全形で公表されました。
「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」では、低層部に商業施設・コンベンション施設、高層部に53階建てのタワーマンションを計画しています。
タワーマンションは敷地の南側(南武沿線道路側)に寄せられていまして、「タワーズウエスト」低層部の屋上にはどなたでも利用できる庭園が設けられています。
■南武沿線道路沿いの低層部所業施設
南武沿線道路沿いには、低層部に業施設が配置されます。
また従来十分な広さが無かった歩道が、歩道状空地によって拡張されることになります。
■2階のペデストリアンデッキ
2階レベルには、2棟のタワーの低層部商業施設・コンベンション施設をつなぐペデストリアンデッキが設置されます。
このデッキはホテル・ザ・エルシィ跡地を中心とした再開発ビルと直結し、将来的にはJR武蔵小杉駅につながることを構想しています。
■「タワーズウエスト」の屋上庭園
こちらは前述の「タワーズウエスト」の低層部商業施設の屋上庭園です。
イメージパースではさまざまな植栽と、水辺の空間が描かれていました。
ペデストリアンデッキを経由して、どなたでも利用できる公共施設となっています。
一方、先行して建設中の「タワーズイースト」の2階には、これまでにもお伝えした通り川崎市のコンベンション施設が整備されます。
コンベンション施設についてはすでに川崎市からイメージパースが公開されており、2016/3/21エントリにおいてご紹介していました。
■コンベンション施設のイメージパース(川崎市公開)
「タワーズイースト」のコンベンション施設は、事業者である三井不動産レジデンシャル・JX不動産が川崎市にスケルトンの状態(何も施工されていない壁と柱だけの状態)の建物を川崎市に寄贈し、川崎市が内部の整備工事を行うことで建設されます。
タワーマンション・商業施設とコンベンション施設は建物としては一体ですが、内部工事は事業者と川崎市で役割分担して行う形になります。
■最上部テラスからの眺望
■等々力陸上競技場
「タワーズウエスト」現地の掲示では、最上部テラスからの眺望イメージも掲載されていました。
テラスからは、西北方面に等々力陸上競技場の姿が見えました。
「タワーズウエスト」は、これまでの武蔵小杉再開発によるタワーマンションでは、最も等々力緑地に近い物件ということになります。
川崎フロンターレのホームゲーム開催時には、テラスや高層階から選手がピッチを走る姿が小さく見えるのではないでしょうか。
■旧NEC小杉ビルの壁面広告
■壁面広告のふろん太くん
そんなこともあってか、「タワーズウエスト」の広告には、川崎フロンターレのマスコットキャラクター「ふろん太くん」が登場していました。
物件サイトや武蔵小杉駅北口の旧NEC小杉ビルに掲出された壁面広告で、その姿を確認することができます。
武蔵小杉のマンション販売といえば「東京都心・横浜への交通利便性」が強調されることが多かったのですが、「タワーズウエスト」では「ウォーカブル・コンパクトシティ」として武蔵小杉周辺が第一に紹介されています。
ビジネスである以上、デベロッパーとしては当然ながら「一番マンションを高く売れるPR手段」を取るのが必然です。
再開発によって武蔵小杉に商業施設や公共施設の集積が進んだことが一番大きいかと思いますが、東京都心への利便性よりも、地域で愛される川崎フロンターレなども含め、地元そのものがPRに活用されるようになってきたのは基本的に良いことではないかと思います。
■建設が進む「タワーズイースト」
「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」は、前述の通り「タワーズイースト」が2018年3月、「タワーズウエスト」が2019年3月入居予定となっています。
1年先行する「タワーズイースト」は、すでに建物躯体が十数階部分まで立ち上がってきました。
今回イメージパース等が公開された「タワーズウエスト」は、まだ基礎工事の段階です。
ちょうど1年後追いする形とすれば、来年には現在の「タワーズイースト」のように建物躯体が出来上がってくることと思います。
【関連リンク】
・パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン 物件サイト
・武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
・2011/8/27エントリ 旧新日本石油社宅跡地にコンベンション施設整備で川崎市と事業者が合意、2016年度完成へ
・2011/8/30エントリ 旧新日本石油社宅再開発は180m級タワーマンション2棟に、低層部商業施設がエルシィ跡地とデッキ接続へ
・2011/10/18エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地の180mツインタワーは54階建て・1,280戸規模に
・2011/10/22エントリ (仮称)小杉町2丁目開発計画のフロアマップとイメージ図
・2011/12/12エントリ NEC小杉ビルを三井不動産レジデンシャルが取得、UR都市機構のエルシィ跡地との一体再開発に参画
・2012/4/27エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地ツインタワーの低層部フロアマップ詳細が判明、保育所も入居へ
・2011/12/12エントリ NEC小杉ビルを三井不動産レジデンシャルが取得、UR都市機構のエルシィ跡地との一体再開発に参画
・2012/5/17エントリ ホテル・ザ・エルシィ跡地に180m級超高層タワーを計画
・2012/5/18エントリ 「(仮称)小杉町二丁目開発計画」の条例環境影響評価準備書説明会
・2012/5/28エントリ 「小杉町2丁目地区」の都市計画素案説明会を開催、6月3日(日)にも中原区役所で追加開催へ
・2012/11/27エントリ 川崎市まちづくり局が「小杉町2丁目地区開発計画に関する説明会」を2012年12月1日(土)に開催
・2014/10/26エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地180mツインタワー「CO-SUGI PROJECT」発表、A地区2017年度・B地区2018年度完成予定
・2015/1/8エントリ JX社宅跡地ツインタワー正式名称が「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」に決定、北口地区を「武蔵小杉の山の手」と位置付け
・2015/3/12エントリ 武蔵小杉駅北口の複合施設「COSUGI VILLAGE」の「COSUGI CAFE」3月13日(金)オープン直前先行レポート
・2015/4/3エントリ パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン建設地から、光のエール「COSUGI TOWER OF LIGHT」が毎日5分間点灯中
・2016/3/21エントリ 「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」に川崎市が整備、1,000人規模コンベンションセンターのイメージパースと平面図
武蔵小杉駅北口では、JX日鉱日石エネルギー社宅跡地において三井不動産レジデンシャル・JX不動産によるツインタワー「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」の開発が進められています。
そのうち駅寄りの「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン タワーズイースト」については先行して販売が行われ、2018年3月の入居に向けて建物躯体が立ち上がってきていました。
このたび、もう1棟の「タワーズウエスト」(2019年3月入居予定)が発表され、2棟のイメージパースなどが公開されています。
■「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の建設地
■「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン タワーズウエスト」の建設地
「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」が建設されるJX日鉱日石エネルギー社宅跡地は、南武沿線道路の北側にあります。
現在、南武沿線道路沿いは高い仮囲いが設置されていまして、そこに物件の広告が掲出されました。
■「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」2棟のイメージパース
■「タワーズウエスト」低層部屋上は庭園に
これまでは2棟目の「タワーズウエスト」が販売上は未発表であったため、イメージパースでは「タワーズイースト」のみが細部まで描かれ、「タワーズウエスト」は半透明のおおまかな形状のみで処理されていました。
今回2棟が出揃ったことで、イメージパースも完全形で公表されました。
「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」では、低層部に商業施設・コンベンション施設、高層部に53階建てのタワーマンションを計画しています。
タワーマンションは敷地の南側(南武沿線道路側)に寄せられていまして、「タワーズウエスト」低層部の屋上にはどなたでも利用できる庭園が設けられています。
■南武沿線道路沿いの低層部所業施設
南武沿線道路沿いには、低層部に業施設が配置されます。
また従来十分な広さが無かった歩道が、歩道状空地によって拡張されることになります。
■2階のペデストリアンデッキ
2階レベルには、2棟のタワーの低層部商業施設・コンベンション施設をつなぐペデストリアンデッキが設置されます。
このデッキはホテル・ザ・エルシィ跡地を中心とした再開発ビルと直結し、将来的にはJR武蔵小杉駅につながることを構想しています。
■「タワーズウエスト」の屋上庭園
こちらは前述の「タワーズウエスト」の低層部商業施設の屋上庭園です。
イメージパースではさまざまな植栽と、水辺の空間が描かれていました。
ペデストリアンデッキを経由して、どなたでも利用できる公共施設となっています。
一方、先行して建設中の「タワーズイースト」の2階には、これまでにもお伝えした通り川崎市のコンベンション施設が整備されます。
コンベンション施設についてはすでに川崎市からイメージパースが公開されており、2016/3/21エントリにおいてご紹介していました。
■コンベンション施設のイメージパース(川崎市公開)
「タワーズイースト」のコンベンション施設は、事業者である三井不動産レジデンシャル・JX不動産が川崎市にスケルトンの状態(何も施工されていない壁と柱だけの状態)の建物を川崎市に寄贈し、川崎市が内部の整備工事を行うことで建設されます。
タワーマンション・商業施設とコンベンション施設は建物としては一体ですが、内部工事は事業者と川崎市で役割分担して行う形になります。
■最上部テラスからの眺望
■等々力陸上競技場
「タワーズウエスト」現地の掲示では、最上部テラスからの眺望イメージも掲載されていました。
テラスからは、西北方面に等々力陸上競技場の姿が見えました。
「タワーズウエスト」は、これまでの武蔵小杉再開発によるタワーマンションでは、最も等々力緑地に近い物件ということになります。
川崎フロンターレのホームゲーム開催時には、テラスや高層階から選手がピッチを走る姿が小さく見えるのではないでしょうか。
■旧NEC小杉ビルの壁面広告
■壁面広告のふろん太くん
そんなこともあってか、「タワーズウエスト」の広告には、川崎フロンターレのマスコットキャラクター「ふろん太くん」が登場していました。
物件サイトや武蔵小杉駅北口の旧NEC小杉ビルに掲出された壁面広告で、その姿を確認することができます。
武蔵小杉のマンション販売といえば「東京都心・横浜への交通利便性」が強調されることが多かったのですが、「タワーズウエスト」では「ウォーカブル・コンパクトシティ」として武蔵小杉周辺が第一に紹介されています。
ビジネスである以上、デベロッパーとしては当然ながら「一番マンションを高く売れるPR手段」を取るのが必然です。
再開発によって武蔵小杉に商業施設や公共施設の集積が進んだことが一番大きいかと思いますが、東京都心への利便性よりも、地域で愛される川崎フロンターレなども含め、地元そのものがPRに活用されるようになってきたのは基本的に良いことではないかと思います。
■建設が進む「タワーズイースト」
「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」は、前述の通り「タワーズイースト」が2018年3月、「タワーズウエスト」が2019年3月入居予定となっています。
1年先行する「タワーズイースト」は、すでに建物躯体が十数階部分まで立ち上がってきました。
今回イメージパース等が公開された「タワーズウエスト」は、まだ基礎工事の段階です。
ちょうど1年後追いする形とすれば、来年には現在の「タワーズイースト」のように建物躯体が出来上がってくることと思います。
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・パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン 物件サイト
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