東急電鉄が東横線初の座席指定有料列車「S-TRAIN」の詳細を発表、武蔵小杉駅通過・自由が丘駅停車で3月25日(土)より運行開始
【Reporter:はつしも】
東京急行電鉄ほか東横線直通3社が、2017年3月25日(土)のダイヤ改正より導入する有料の座席指定制直通列車についての詳細を1月10日に発表しました。
愛称は「S-TRAIN」となり、土休日に「西武秩父駅」~「元町・中華街駅」間、平日に「所沢駅」~「豊洲駅」間において運行されます。
東横線・みなとみらい線内においては、「元町・中華街駅」「みなとみらい駅」「横浜駅」「自由が丘駅」「渋谷駅」に停車し、「武蔵小杉駅」は通過することが決定しました。
また1月11日より、「S-TRAIN」のウェブサイトも公開されています。
■東急電鉄ニュースリリース 2017年3月25日(土)から「S-TRAIN」運行開始!
http://www.tokyu.co.jp/company/news/list/?id=2520
■「S-TRAIN」ウェブサイト
http://www.s-train.jp/
■「S-TRAIN」(西武鉄道新型通勤車両・40000系)
※東急電鉄ニュースリリース・S-TRAINウェブサイトより。以下同じ。
「S-TRAIN」は、西武鉄道の新型通勤車両「40000系」が使用されます。
同車両は通常の通勤車両としても使用されますが、有料の座席指定制列車として運行する場合のみ、「S-TRAIN」という愛称がつけられることになります。
■「S-TRAIN」のロゴ
「S-TRAIN」には、
●「通勤・通学などのさまざまなシーン(Scene)」
●「全席指定でゆったり座れる席(Seat)」
●「乗り換えのない(Seamless)直通運転の便利さ」
という意味が込められています。
リリースにはありませんが、西武鉄道を軸に2方面に運行される列車ですので、西武鉄道の「S」という意味も裏側には込められているかもしれません。
■運行路線図
冒頭に申しあげた通り、「S-TRAIN」は武蔵小杉駅には停車しません。
自由が丘駅に停車しますので、同駅での対面ホームでの乗換えを行うことになります。
土休日は元町・中華街と西武秩父を結ぶ観光列車、平日は豊洲と所沢を結ぶ通勤列車という性格です。
■予定されるダイヤの一部
「S-TRAIN」を利用すると、自由が丘から西武秩父まで2時間前後になるようです。
武蔵小杉からであれば、乗換えを含めてプラス15分程度、見ておけばよいでしょうか。
■西武鉄道新型通勤車両「40000系」のクロスシート
■ロングシート
「S-TRAIN」は、すべて西武鉄道の新型通勤車両「40000系」で運行されます。
東横線内には上記写真のようなクロスシート(電車の進行方向またはその逆向きのシート)の車両が通ることは普段はありませんから、なかなか新鮮ではないでしょうか。
■4号車に配置されるトイレ
長い区間を運行する「S-TRAIN」には、4号車にトイレも配置されています。
トイレにはおむつ交換台も設置されます。
■コンセント
また、同車両では2座席にひとつ、電源コンセントが設置されています。
長時間の外出時、スマートフォンの充電などに利用することができます。
■プラズマクラスター
加えて同車両では、西武鉄道の車両では初めて、シャープの空気清浄器「プラズマクラスター」を導入しています。
どの程度快適性が体感できるかどうかはわかりませんが、混雑して空気が悪くなりがちな通勤電車で効果があれば有難いですね。
その他、「40000系」の仕様につきましては、関連リンクの西武鉄道ニュースリリースもご参照ください。
車内には無料のW-Fiも提供され、中つり広告がデジタルサイネージになるなど、さまざまな特徴があります。
武蔵小杉に停車しないのは正直予想外で、残念ではありますが、「武蔵小杉を電車が通過する」という普段見慣れない光景が見られることを、個人的には楽しみにしております。
【関連リンク】
・S-TRAINウェブサイト
・西武鉄道ニュースリリース 人にやさしい、みんなと共に進む電車 新型通勤車両「40000 系」(2016 年度製作導入編成) 完成 !
・東京急行電鉄 ウェブサイト
・2012/7/25エントリ 東急東横線・副都心線が2013年3月16日から直通運転を開始、日比谷線直通は終了へ
・2012/9/22エントリ 元住吉検車区の東京メトロ副都心線・東武線・西武線車両
・2013/1/22エントリ 東横線の副都心線直通に伴う3月16日ダイヤ改正等発表と、渋谷駅の「のるるん」カウントダウン
・2013/2/18エントリ 東急電鉄が3月16日からの副都心線直通ダイヤを発表、前夜終電の一部区間を運休に
・2013/2/24エントリ 武蔵小杉駅周辺商店街の「こすぎ名物花見市」「東横線・副都心線直通」コラボレーション横断幕
・・2013/3/15エントリ 東横線渋谷駅の地上駅舎が本日営業終了、明日3月16日から副都心線直通開始
・2013/3/28エントリ 副都心線直通開始後の、東急武蔵小杉駅
・2013/4/6エントリ 東横線・副都心線直通記念ラッピング列車のイラストに武蔵小杉駅が採用、2013年4月14日より運行開始
・2013/11/5エントリ 東急電鉄が東横線・田園都市線の終電延長を試験的に実施、渋谷発25:20元住吉行を運行へ
・2015/1/9エントリ 東急電鉄が2020年目標に東横線・田園都市線・大井町線全64駅にホームドア設置を発表、武蔵小杉駅は2015年3月までに先行設置へ
・2015/5/5エントリ 東急東横線武蔵小杉駅に設置された、シースルーのホームドア
・2015/11/20エントリ 東急電鉄が武蔵小杉駅に「タッチパネル式デジタル時刻表」を本日導入、国内初の先着列車案内を提供
・2016/4/19エントリ 東急電鉄が駅構内映像をスマホ配信する「駅視-vision」の実証実験を武蔵小杉駅でスタート
・2016/6/16エントリ 東急東横線・みなとみらい線に初の座席指定有料列車が2017年春登場、副都心線・西武秩父線から土日祝に直通運転
東京急行電鉄ほか東横線直通3社が、2017年3月25日(土)のダイヤ改正より導入する有料の座席指定制直通列車についての詳細を1月10日に発表しました。
愛称は「S-TRAIN」となり、土休日に「西武秩父駅」~「元町・中華街駅」間、平日に「所沢駅」~「豊洲駅」間において運行されます。
東横線・みなとみらい線内においては、「元町・中華街駅」「みなとみらい駅」「横浜駅」「自由が丘駅」「渋谷駅」に停車し、「武蔵小杉駅」は通過することが決定しました。
また1月11日より、「S-TRAIN」のウェブサイトも公開されています。
■東急電鉄ニュースリリース 2017年3月25日(土)から「S-TRAIN」運行開始!
http://www.tokyu.co.jp/company/news/list/?id=2520
■「S-TRAIN」ウェブサイト
http://www.s-train.jp/
■「S-TRAIN」(西武鉄道新型通勤車両・40000系)
※東急電鉄ニュースリリース・S-TRAINウェブサイトより。以下同じ。
「S-TRAIN」は、西武鉄道の新型通勤車両「40000系」が使用されます。
同車両は通常の通勤車両としても使用されますが、有料の座席指定制列車として運行する場合のみ、「S-TRAIN」という愛称がつけられることになります。
■「S-TRAIN」のロゴ
「S-TRAIN」には、
●「通勤・通学などのさまざまなシーン(Scene)」
●「全席指定でゆったり座れる席(Seat)」
●「乗り換えのない(Seamless)直通運転の便利さ」
という意味が込められています。
リリースにはありませんが、西武鉄道を軸に2方面に運行される列車ですので、西武鉄道の「S」という意味も裏側には込められているかもしれません。
■運行路線図
冒頭に申しあげた通り、「S-TRAIN」は武蔵小杉駅には停車しません。
自由が丘駅に停車しますので、同駅での対面ホームでの乗換えを行うことになります。
土休日は元町・中華街と西武秩父を結ぶ観光列車、平日は豊洲と所沢を結ぶ通勤列車という性格です。
■予定されるダイヤの一部
「S-TRAIN」を利用すると、自由が丘から西武秩父まで2時間前後になるようです。
武蔵小杉からであれば、乗換えを含めてプラス15分程度、見ておけばよいでしょうか。
■西武鉄道新型通勤車両「40000系」のクロスシート
■ロングシート
「S-TRAIN」は、すべて西武鉄道の新型通勤車両「40000系」で運行されます。
東横線内には上記写真のようなクロスシート(電車の進行方向またはその逆向きのシート)の車両が通ることは普段はありませんから、なかなか新鮮ではないでしょうか。
■4号車に配置されるトイレ
長い区間を運行する「S-TRAIN」には、4号車にトイレも配置されています。
トイレにはおむつ交換台も設置されます。
■コンセント
また、同車両では2座席にひとつ、電源コンセントが設置されています。
長時間の外出時、スマートフォンの充電などに利用することができます。
■プラズマクラスター
加えて同車両では、西武鉄道の車両では初めて、シャープの空気清浄器「プラズマクラスター」を導入しています。
どの程度快適性が体感できるかどうかはわかりませんが、混雑して空気が悪くなりがちな通勤電車で効果があれば有難いですね。
その他、「40000系」の仕様につきましては、関連リンクの西武鉄道ニュースリリースもご参照ください。
車内には無料のW-Fiも提供され、中つり広告がデジタルサイネージになるなど、さまざまな特徴があります。
武蔵小杉に停車しないのは正直予想外で、残念ではありますが、「武蔵小杉を電車が通過する」という普段見慣れない光景が見られることを、個人的には楽しみにしております。
【関連リンク】
・S-TRAINウェブサイト
・西武鉄道ニュースリリース 人にやさしい、みんなと共に進む電車 新型通勤車両「40000 系」(2016 年度製作導入編成) 完成 !
・東京急行電鉄 ウェブサイト
・2012/7/25エントリ 東急東横線・副都心線が2013年3月16日から直通運転を開始、日比谷線直通は終了へ
・2012/9/22エントリ 元住吉検車区の東京メトロ副都心線・東武線・西武線車両
・2013/1/22エントリ 東横線の副都心線直通に伴う3月16日ダイヤ改正等発表と、渋谷駅の「のるるん」カウントダウン
・2013/2/18エントリ 東急電鉄が3月16日からの副都心線直通ダイヤを発表、前夜終電の一部区間を運休に
・2013/2/24エントリ 武蔵小杉駅周辺商店街の「こすぎ名物花見市」「東横線・副都心線直通」コラボレーション横断幕
・・2013/3/15エントリ 東横線渋谷駅の地上駅舎が本日営業終了、明日3月16日から副都心線直通開始
・2013/3/28エントリ 副都心線直通開始後の、東急武蔵小杉駅
・2013/4/6エントリ 東横線・副都心線直通記念ラッピング列車のイラストに武蔵小杉駅が採用、2013年4月14日より運行開始
・2013/11/5エントリ 東急電鉄が東横線・田園都市線の終電延長を試験的に実施、渋谷発25:20元住吉行を運行へ
・2015/1/9エントリ 東急電鉄が2020年目標に東横線・田園都市線・大井町線全64駅にホームドア設置を発表、武蔵小杉駅は2015年3月までに先行設置へ
・2015/5/5エントリ 東急東横線武蔵小杉駅に設置された、シースルーのホームドア
・2015/11/20エントリ 東急電鉄が武蔵小杉駅に「タッチパネル式デジタル時刻表」を本日導入、国内初の先着列車案内を提供
・2016/4/19エントリ 東急電鉄が駅構内映像をスマホ配信する「駅視-vision」の実証実験を武蔵小杉駅でスタート
・2016/6/16エントリ 東急東横線・みなとみらい線に初の座席指定有料列車が2017年春登場、副都心線・西武秩父線から土日祝に直通運転