「丸子橋」の範囲はどこまで? 実は「上子橋」と一体的に連結
【Reporter:はつしも】
中原街道が多摩川を渡る「丸子橋」は、武蔵小杉周辺地域では非常に高い知名度があります。 本エントリでは、この「丸子橋」と一体的に連結されている「上子橋」に注目してみたいと思います。
■丸子橋に向かう中原街道(中原区側・綱島街道合流地点から)
中原区の主要幹線道路である中原街道と綱島街道は、中原区側から見た場合、丸子橋の手前で合流して中原街道に一本化され、丸子橋につながっていきます。
上記写真の合流地点から丸子橋に向かっての坂道になっていまして、多くの方はこの一連の区間を「丸子橋」と認識していることが多いのではないかと思います。
■「上子橋」(手前)と「丸子橋」(奥)
ところが、実は上記写真の手前までが「上子橋」で、奥が「丸子橋」という区分になっています。
これはいったいどのようなことか、境目の部分をもっとよく見ていきましょう。
■「上子橋」と「丸子橋」の境界
■「上子橋」
■「丸子橋」
こちらが、「上子橋」と「丸子橋」の境界部分です。
確かに、多摩川の土手より手前には「上子橋」、奥には「丸子橋」という名前が明示してありました。
すなわち、土手より手前の「多摩沿線道路をまたぐのが上子橋」、土手より先の「多摩川をまたぐのが丸子橋」ということです。
■多摩沿線道路をまたぐ「上子橋」
上記写真は、「上子橋」を側面からみたところです。
綱島街道との合流地点から上り坂になり、多摩沿線道路をまたいで丸子橋につながります。
■多摩川をまたぐ「丸子橋」
そしておなじみの「丸子橋」です。
土手から多摩川をまたいで、大田区側までつながっています。
■「上子橋」と「丸子橋」のマップ
ふたつの橋梁の関係は、マップでお示しすると上記のようになります。
私個人も数年前に現地で「上子橋」の表示を見るまで、これが一体で「丸子橋」だと思っていたのですが、同様に解釈されていた方も多いのではないでしょうか?
当時「丸子橋の坂道を自転車でのぼるのが大変」などと言ったりしていたのですが、実際は坂道がきついのは「上子橋」でした。
「丸子橋」は多少上り下りがある程度で、平面に近くなっています。
さて、とはいえ人と会話をするのに正確を期して「上子橋」といっても、あまり通じなそうですね。
私自身、今後も便宜上まとめて「丸子橋」と言ってしまいそうな気がいたします。
【関連リンク】
・武蔵小杉ライフ:タウンガイド:生活情報:公園 多摩川緑地
・2009/5/30エントリ 丸子橋公園の「初代丸子橋親柱」
・2009/9/23エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(1):「丸子の渡し」
・2011/6/1エントリ 丸子橋の大田区側の親柱
・2015/10/13エントリ 中原区にあった、日本初の常設サーキット。 「多摩川スピードウェイ」メインスタンド跡地を歩く
・2015/11/21エントリ 「多摩川スピードウェイ・回顧展」が11月21 日(土)・22日(日)開催、第1回レース優勝車「オオタ号」を展示中
・2016/3/4エントリ 丸子橋近くの、隠れた休憩スポット。ランステーション「try-a+」で、スペシャルティコーヒーの営業が3月5日(土)スタート
・2016/7/7エントリ 丸子橋周辺の多摩川水位を、24時間ライブ配信。「国土交通省京浜河川事務所 田園調布出張
・2016/7/17エントリ 中原区の、日本初常設サーキットの記録。市民ミュージアム「多摩川スピードウェイ展」が本日スタート、福田市長も観覧/スピードウェイ遺構には記念パネルが設置
・2016/10/30エントリ 「第3回 丸子の渡し祭り」開催レポート:渡し船は1時間40分待ちの盛況、大田区発祥「揚げパンマン」登場
・2018/4/21エントリ 多摩川のアユ遡上が盛んに、丸子橋近く「調布取水堰」で水面を飛び跳ねる姿を観測
・2018/5/6エントリ 「新しい地図」香取慎吾・草彅剛の新ユニット「SingTuyo」の新曲「KISS is my life.」のMVが公開、武蔵小杉のタワーマンションと丸子橋が登場
・2018/6/7エントリ 等々力緑地に設置「ガス橋」への案内標識は、なぜ「丸子橋」ではないのか考える
・2018/10/25エントリ 丸子橋近くで響く快音。ランステーション「try-a+」も2階で休日営業する「丸子橋バッティングセンター」
・2019/1/13エントリ 「丸子どんど焼き」が本日開催:「どんとくん・どんとちゃん」に獅子舞も登場、丸子山王日枝神社による式典からレポート
中原街道が多摩川を渡る「丸子橋」は、武蔵小杉周辺地域では非常に高い知名度があります。 本エントリでは、この「丸子橋」と一体的に連結されている「上子橋」に注目してみたいと思います。
■丸子橋に向かう中原街道(中原区側・綱島街道合流地点から)
中原区の主要幹線道路である中原街道と綱島街道は、中原区側から見た場合、丸子橋の手前で合流して中原街道に一本化され、丸子橋につながっていきます。
上記写真の合流地点から丸子橋に向かっての坂道になっていまして、多くの方はこの一連の区間を「丸子橋」と認識していることが多いのではないかと思います。
■「上子橋」(手前)と「丸子橋」(奥)
ところが、実は上記写真の手前までが「上子橋」で、奥が「丸子橋」という区分になっています。
これはいったいどのようなことか、境目の部分をもっとよく見ていきましょう。
■「上子橋」と「丸子橋」の境界
■「上子橋」
■「丸子橋」
こちらが、「上子橋」と「丸子橋」の境界部分です。
確かに、多摩川の土手より手前には「上子橋」、奥には「丸子橋」という名前が明示してありました。
すなわち、土手より手前の「多摩沿線道路をまたぐのが上子橋」、土手より先の「多摩川をまたぐのが丸子橋」ということです。
■多摩沿線道路をまたぐ「上子橋」
上記写真は、「上子橋」を側面からみたところです。
綱島街道との合流地点から上り坂になり、多摩沿線道路をまたいで丸子橋につながります。
■多摩川をまたぐ「丸子橋」
そしておなじみの「丸子橋」です。
土手から多摩川をまたいで、大田区側までつながっています。
■「上子橋」と「丸子橋」のマップ
ふたつの橋梁の関係は、マップでお示しすると上記のようになります。
私個人も数年前に現地で「上子橋」の表示を見るまで、これが一体で「丸子橋」だと思っていたのですが、同様に解釈されていた方も多いのではないでしょうか?
当時「丸子橋の坂道を自転車でのぼるのが大変」などと言ったりしていたのですが、実際は坂道がきついのは「上子橋」でした。
「丸子橋」は多少上り下りがある程度で、平面に近くなっています。
さて、とはいえ人と会話をするのに正確を期して「上子橋」といっても、あまり通じなそうですね。
私自身、今後も便宜上まとめて「丸子橋」と言ってしまいそうな気がいたします。
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