川崎市4/25発表の新型コロナウイルス感染者数は224名・中原区上昇続く、男女比較では男性40~50代・女性20代が高比率に
【Reporter:はつしも】
川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本サイトでは4月5日発表データより独自に集計を行い、毎週土曜日を基本にグラフ化して提供をしております。
本日4月25日付の発表では、6人(うち3人が中原区)の感染者が確認され、累計感染者数が224名に達しました。
また4月18日からは新型コロナウイルス感染の検査人数も発表されるようになったため、今回こちらも新規グラフに追加しています。
さらに男女別の年齢構成も集計した結果、男性は「40~50代」、女性は「20代」の感染割合が相対的に高いことがわかりました。
■川崎市内の感染者数の推移
■1日の感染者増加数の推移
最初に、川崎市内の感染者数の推移と、1日の感染者数の推移です。
これまでのピークは4月11日付の18名増加と、4月19日の16名増加です。
この両日と、土日の影響と思われる感染者数急減の日を除くと、直近では感染者数の増加は微減傾向のようにも見えます。
ただまた突然4月19日のように数字が急増するタイミングもあり、引き続き緊張した状況といえると思います。
■区別の感染者数の推移
続いてこちらは、区別の感染者数の推移です。
下段の囲み内の数値は、4月18日時点発表数値との対比です。
中原区は本日付での発表でも3名の感染者が発生しており、川崎市7区の中では上昇カーブが上に向いてしまっています。
中原区以外では宮前区で感染が多い状況ですが、これは「中原区は人口が多い」というだけでは説明がつかないように思われます。
中原区では他区よりも感染拡大が進んでいる、と考えるのが妥当ではないでしょうか。
■川崎市の検査人数(前日比および累計)
冒頭にお伝えした通り、4月18日より川崎市が累計の新型コロナウイルス検査人数を発表するようになりました。
累計人数の前日比を算出すると、それが1日での検査人数ということになります。
上記の日付は「発表日」で、集計されているのは前日の集計データです。
検査人数が減少している4月20・21日は、18・19日の土日影響によるものではないかと思います。
それを除くと、おおよそ1日に60名~80名の検査が行われていることがわかりました。
直近の4月25日は、検査人数が62名とやや少なめになっていますね。
■区別の感染者数の割合
さて、区別データに戻って感染者数割合を示すと、上記の通りです。
こちらは大きな変動はありませんでした。
■感染者数の男女比
男女比は、変動がありませんでした。
データの蓄積が進み、おおよそ比率としてはこのあたりに落ち着いてきたかもしれません。
■年代別の感染者数
年代別の感染者数は、前回引き続き20代~50代の働き盛り層がやや減少しました。
その中でも20代は前々回4.8pt減、前回3.3pt減、今回2.2pt減ですから、本サイトが最初にお伝えした4月5日発表データからは10.3ptも減少していることになります。
■年代別の感染者数【男性】
■年代別の感染者数【女性】
そして今回は新規にクロス集計として「男女別の年代」を分析してみました。
結果「男性は40~50代」、「女性は20代」が目立って多いことがわかりました。
これは女性は都心部に通勤をしない主婦層も含まれることなどが要因として考えられます。
ただし「女性の20代」は比率ではなく絶対数でも男性の20代を上回っていることは、留意する必要があろうかと思います。
■職業別の感染者数
最後は、職業別の感染者数です。
こちらは前回から大きな変動はありませんでした。
今回のグラフは、以上です。
これからゴールデンウィークの連休に入り、新型コロナウイルス感染拡大防止にあたっては非常に重要な時期にさしかかります。
感染が拡大している中原区においても、引き続きさまざまな点に注意して生活する必要があろうかと思います。
【関連リンク】
・神奈川県ウェブサイト 神奈川県の外出自粛要請後の人口変動分析
・川崎市 【緊急情報】川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況
・川崎市教育委員会 市立学校 新型コロナウイルス感染症への対応について
・川崎市 新型コロナウイルス感染症関連情報リンクページ
・武蔵小杉・新丸子・元住吉・武蔵中原・向河原周辺テイクアウト店舗マップ【新型コロナウイルス感染症対応】
(新型コロナウイルス関連エントリ)
・2020/3/5エントリ 新型コロナウイルス対策で東急スクエア・ららテラスなど武蔵小杉の商業施設が営業短縮、公共施設は機能縮小し各種イベントが中止に
・2020/3/11エントリ 東日本大震災から9年の武蔵小杉:川崎フロンターレが「ReMind-1」募金を実施、新型コロナ対応で街頭活動に代えて銀行振込で受付
・2020/3/19エントリ 武蔵小杉のソメイヨシノが開花、「第43回こすぎ名物花見市」「富士通フェスティバル春まつり川崎2020」「第35回中原桃まつり」は中止に
・2020/3/27エントリ 新型コロナウイルス拡大防止の外出自粛要請を受け、「武蔵小杉東急スクエア」「ららテラス武蔵小杉」が3月28日(土)、29日(日)臨時休業に
・2020/4/1エントリ 川崎フロンターレオフィシャルグッズ&カフェ「AZZURRO NERO × FRO CAFE(フロカフェ)」本日オープン、「お風呂」コンセプトの店内を完全レポート
・2020/4/2エントリ 新型コロナウイルス影響で川崎市立学校は4月17日まで臨時休業に、市立図書館機能制限は「当面の間」に延長
・2020/4/3エントリ 新型コロナウイルス対応で武蔵小杉のグランツリー・ららテラス・東急スクエア・小杉プラザ・フロカフェなどが4月4日(土)・5日(日)臨時休業
・2020/4/5エントリ 川崎市内の新型コロナウイルス感染者が60名に到達:中原区12名が最多、性別・年代・職業別では「働き盛り男性会社員」が高比率に
・2020/4/7エントリ 新型コロナウイルス対応「緊急事態宣言」発令、武蔵小杉の東急スクエア・ららテラス・グランツリー・ヨーカドー等が4/8から一部除き長期休業に
・2020/4/10エントリ 上丸子山王町のブックカフェ「COYAMA」でオンライン古本市を開催、新型コロナウイルスによる臨時休業下でSNS活用
・2020/4/11エントリ 川崎市の新型コロナウイルス感染者数が本日過去最多18名増で累計114名に、中原区が最多・働き盛り会社員比率高まる
・2020/4/15エントリ 「ナチュラマーケット」が食品スーパー「ナチュラストアー」を期間限定開店、生産者・取引業者連携で新型コロナウイルス影響による食品ロスを防止
・2020/4/15エントリ 川崎フロンターレが新型コロナウイルス対策でオリジナルマスク販売、需要急減の陸前高田市・キャンプ地等の物産紹介にビデオ会議背景画像を配布
・2020/4/18エントリ 新型コロナウイルス対応で武蔵小杉周辺飲食店がテイクアウト拡大、センターロードで「くろちゃん」「くろべこ」が山形牛カルビ弁当や串焼き等販売
・2020/4/18エントリ 川崎市の新型コロナウイルス感染者数は4/18発表で172名に:全市で若干増加鈍化も最多・中原区はカーブ上昇、会社員比率は減少
・2020/4/20エントリ 神奈川県が県内12地点の人口流動分析データを発表・更新、ブレーメン通り商店街では緊急事態宣言後に人出が増加
・2020/4/21エントリ 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため川崎市が「指定喫煙場所」を閉鎖、武蔵小杉駅周辺3か所も閉鎖に
・2020/4/23エントリ 新丸子「菓心 桔梗屋」の人気商品・みかぼ焼きのご自宅おすすめレシピ。オーブンレンジでバターと焼く「みかバター」
・2020/4/24エントリ 新型コロナウイルス対応で広がる飲食店テイクアウト:新丸子「Powers」の、ワンコイングリーンカレー弁当
川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本サイトでは4月5日発表データより独自に集計を行い、毎週土曜日を基本にグラフ化して提供をしております。
本日4月25日付の発表では、6人(うち3人が中原区)の感染者が確認され、累計感染者数が224名に達しました。
また4月18日からは新型コロナウイルス感染の検査人数も発表されるようになったため、今回こちらも新規グラフに追加しています。
さらに男女別の年齢構成も集計した結果、男性は「40~50代」、女性は「20代」の感染割合が相対的に高いことがわかりました。
■川崎市内の感染者数の推移
■1日の感染者増加数の推移
最初に、川崎市内の感染者数の推移と、1日の感染者数の推移です。
これまでのピークは4月11日付の18名増加と、4月19日の16名増加です。
この両日と、土日の影響と思われる感染者数急減の日を除くと、直近では感染者数の増加は微減傾向のようにも見えます。
ただまた突然4月19日のように数字が急増するタイミングもあり、引き続き緊張した状況といえると思います。
■区別の感染者数の推移
続いてこちらは、区別の感染者数の推移です。
下段の囲み内の数値は、4月18日時点発表数値との対比です。
中原区は本日付での発表でも3名の感染者が発生しており、川崎市7区の中では上昇カーブが上に向いてしまっています。
中原区以外では宮前区で感染が多い状況ですが、これは「中原区は人口が多い」というだけでは説明がつかないように思われます。
中原区では他区よりも感染拡大が進んでいる、と考えるのが妥当ではないでしょうか。
■川崎市の検査人数(前日比および累計)
冒頭にお伝えした通り、4月18日より川崎市が累計の新型コロナウイルス検査人数を発表するようになりました。
累計人数の前日比を算出すると、それが1日での検査人数ということになります。
上記の日付は「発表日」で、集計されているのは前日の集計データです。
検査人数が減少している4月20・21日は、18・19日の土日影響によるものではないかと思います。
それを除くと、おおよそ1日に60名~80名の検査が行われていることがわかりました。
直近の4月25日は、検査人数が62名とやや少なめになっていますね。
■区別の感染者数の割合
さて、区別データに戻って感染者数割合を示すと、上記の通りです。
こちらは大きな変動はありませんでした。
■感染者数の男女比
男女比は、変動がありませんでした。
データの蓄積が進み、おおよそ比率としてはこのあたりに落ち着いてきたかもしれません。
■年代別の感染者数
年代別の感染者数は、前回引き続き20代~50代の働き盛り層がやや減少しました。
その中でも20代は前々回4.8pt減、前回3.3pt減、今回2.2pt減ですから、本サイトが最初にお伝えした4月5日発表データからは10.3ptも減少していることになります。
■年代別の感染者数【男性】
■年代別の感染者数【女性】
そして今回は新規にクロス集計として「男女別の年代」を分析してみました。
結果「男性は40~50代」、「女性は20代」が目立って多いことがわかりました。
これは女性は都心部に通勤をしない主婦層も含まれることなどが要因として考えられます。
ただし「女性の20代」は比率ではなく絶対数でも男性の20代を上回っていることは、留意する必要があろうかと思います。
■職業別の感染者数
最後は、職業別の感染者数です。
こちらは前回から大きな変動はありませんでした。
今回のグラフは、以上です。
これからゴールデンウィークの連休に入り、新型コロナウイルス感染拡大防止にあたっては非常に重要な時期にさしかかります。
感染が拡大している中原区においても、引き続きさまざまな点に注意して生活する必要があろうかと思います。
【関連リンク】
・神奈川県ウェブサイト 神奈川県の外出自粛要請後の人口変動分析
・川崎市 【緊急情報】川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況
・川崎市教育委員会 市立学校 新型コロナウイルス感染症への対応について
・川崎市 新型コロナウイルス感染症関連情報リンクページ
・武蔵小杉・新丸子・元住吉・武蔵中原・向河原周辺テイクアウト店舗マップ【新型コロナウイルス感染症対応】
(新型コロナウイルス関連エントリ)
・2020/3/5エントリ 新型コロナウイルス対策で東急スクエア・ららテラスなど武蔵小杉の商業施設が営業短縮、公共施設は機能縮小し各種イベントが中止に
・2020/3/11エントリ 東日本大震災から9年の武蔵小杉:川崎フロンターレが「ReMind-1」募金を実施、新型コロナ対応で街頭活動に代えて銀行振込で受付
・2020/3/19エントリ 武蔵小杉のソメイヨシノが開花、「第43回こすぎ名物花見市」「富士通フェスティバル春まつり川崎2020」「第35回中原桃まつり」は中止に
・2020/3/27エントリ 新型コロナウイルス拡大防止の外出自粛要請を受け、「武蔵小杉東急スクエア」「ららテラス武蔵小杉」が3月28日(土)、29日(日)臨時休業に
・2020/4/1エントリ 川崎フロンターレオフィシャルグッズ&カフェ「AZZURRO NERO × FRO CAFE(フロカフェ)」本日オープン、「お風呂」コンセプトの店内を完全レポート
・2020/4/2エントリ 新型コロナウイルス影響で川崎市立学校は4月17日まで臨時休業に、市立図書館機能制限は「当面の間」に延長
・2020/4/3エントリ 新型コロナウイルス対応で武蔵小杉のグランツリー・ららテラス・東急スクエア・小杉プラザ・フロカフェなどが4月4日(土)・5日(日)臨時休業
・2020/4/5エントリ 川崎市内の新型コロナウイルス感染者が60名に到達:中原区12名が最多、性別・年代・職業別では「働き盛り男性会社員」が高比率に
・2020/4/7エントリ 新型コロナウイルス対応「緊急事態宣言」発令、武蔵小杉の東急スクエア・ららテラス・グランツリー・ヨーカドー等が4/8から一部除き長期休業に
・2020/4/10エントリ 上丸子山王町のブックカフェ「COYAMA」でオンライン古本市を開催、新型コロナウイルスによる臨時休業下でSNS活用
・2020/4/11エントリ 川崎市の新型コロナウイルス感染者数が本日過去最多18名増で累計114名に、中原区が最多・働き盛り会社員比率高まる
・2020/4/15エントリ 「ナチュラマーケット」が食品スーパー「ナチュラストアー」を期間限定開店、生産者・取引業者連携で新型コロナウイルス影響による食品ロスを防止
・2020/4/15エントリ 川崎フロンターレが新型コロナウイルス対策でオリジナルマスク販売、需要急減の陸前高田市・キャンプ地等の物産紹介にビデオ会議背景画像を配布
・2020/4/18エントリ 新型コロナウイルス対応で武蔵小杉周辺飲食店がテイクアウト拡大、センターロードで「くろちゃん」「くろべこ」が山形牛カルビ弁当や串焼き等販売
・2020/4/18エントリ 川崎市の新型コロナウイルス感染者数は4/18発表で172名に:全市で若干増加鈍化も最多・中原区はカーブ上昇、会社員比率は減少
・2020/4/20エントリ 神奈川県が県内12地点の人口流動分析データを発表・更新、ブレーメン通り商店街では緊急事態宣言後に人出が増加
・2020/4/21エントリ 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため川崎市が「指定喫煙場所」を閉鎖、武蔵小杉駅周辺3か所も閉鎖に
・2020/4/23エントリ 新丸子「菓心 桔梗屋」の人気商品・みかぼ焼きのご自宅おすすめレシピ。オーブンレンジでバターと焼く「みかバター」
・2020/4/24エントリ 新型コロナウイルス対応で広がる飲食店テイクアウト:新丸子「Powers」の、ワンコイングリーンカレー弁当