等々力緑地で川崎フロンターレ・川崎ブレイブサンダース公式戦が同時開催、とどろきアリーナイベントに中村憲剛氏がゲスト出演
【Reporter：あさお】
2021年3月3日は、等々力緑地においてふたつのプロスポーツ公式戦がほぼ同時に行われていました。
等々力陸協競技場のJ1リーグ第11節「川崎フロンターレvsセレッソ大阪戦」と、とどろきアリーナのB1リーグ第25節「川崎ブレイブサンダースvs宇都宮ブレックス戦」です。
両クラブは同じく川崎市をホームタウンとするクラブとして近年コラボレーションを推進しています。
この日は川崎フロンターレの中村憲剛FRO（Frontale Relations Organizer）が川崎ブレイブサンダースのホームゲームイベントにゲスト出演し、篠山竜青選手とのフォトセッションやフリースローチャレンジを実施しました。
■開幕戦から変更のなかったスターティングメンバー
（c）川崎フロンターレ
J1リーグ開幕戦「第1節」は2月26日に開催され、川崎フロンターレが横浜F・マリノスを破りました。
このセレッソ大阪戦は2試合目となりますが、「第11節」です。
これは川崎フロンターレが国際大会「AFCチャンピオンズリーグ」に出場するため、バッティングする日程を調整した結果、第11節を前倒して実施したものです。
通常、リーグ戦は毎週末に実施となりますが、こうした日程調整は週の半ば、水曜日に入ってくることが多いです。
そうすると週末の試合と中2日、中3日での連戦となり、体力的には厳しいものがあります。
場合によってはターンオーバーと呼ばれる、大幅な選手の入れ替えを行うこともありますが、この日の川崎フロンターレは、開幕戦と同じスターティングメンバーでした。
■見事なドリブルから決勝点を挙げた三笘薫選手
（c）川崎フロンターレ
■Jリーグtwitter 三笘薫選手の見事なドリブルからのゴール
この試合は、かつて川崎フロンターレで3年連続得点王に輝いた大久保嘉人選手に2得点を許し、難しい試合展開となりました。
ただ、それでも川崎がショートパスを中心に終始ボールを握り、元ブラジル代表のレアンドロ ダミアン選手の2得点に加え、昨季大ブレイクした三笘薫選手の決勝点で逆転勝利を収めました。
三笘薫選手は、「ヌルヌルドリブル」と呼ばれる滑らかなボールタッチのドリブル突破が代名詞です。
このときのドリブルも見事なものでスタンドが沸きましたので、是非動画でご覧ください。
一方、とどろきアリーナでは、川崎ブレイブサンダースのホームゲームイベントに川崎フロンターレの中村憲剛FROが登場しました。
■篠山竜青選手と中村憲剛FROのフォトセッション
試合開始前には、キャプテン篠山竜青選手と中村憲剛FROのフォトセッションが行われました。
篠山竜青選手が身長178cm、中村憲剛選手が175cmと、比較的体格が近い二人です。
いずれも選手として恵まれたフィジカルというわけではありませんが、バスケットボールとサッカーというそれぞれの競技でトップクラスまで到達しました。
「体が小さくても、誰にでも可能性がある」というのは、中村憲剛FROの引退セレモニーでの言葉でした。
篠山竜青選手と二人並んだ姿を見て、ふとそんなことを思い出しました。
■中村憲剛FROのフリースローチャレンジ
B1リーグは、1クォーター10分×4回が1ゲームとなっています。
それぞれのクォーター間には短時間のイベントが開催されるようになっています。
今回は第1クォーター終了後に、中村憲剛FROがフリースローに挑戦しました。
これは「超プレッシャーチャレンジ」と呼ばれるイベントです。
3本中1本でも決まれば成功となり、普段一般参加者にはスペシャル成功得点がプレゼントされます。
■フリースローに挑戦する中村憲剛FRO
■残念ながら、失敗
このチャレンジは残念ながら、失敗でした。
足でのボールコントロールは絶妙な中村憲剛FROも、バスケットボールは難しかったようですね。
■川崎ブレイブサンダースtwitter
なお、本番では失敗でしたが、練習では好調だったということです。
「超プレッシャーチャレンジ」というイベント名の通り、本番はたくさんの観客が見守る中、緊張もあったかもしれません。
■オンラインライブに参加する中村憲剛FRO
サッカーだけでなく、川崎市を中心に今後活動の幅を広げていくのではないでしょうか。
■川崎ブレイブサンダースvs宇都宮ブレックス
そして川崎ブレイブサンダースは、試合では残念ながら54-56のロースコアゲームで宇都宮ブレックスに敗れました。
B1リーグ東地区首位の壁は、なかなかに厚いものです。
ただ、川崎ブレイブサンダースもここまで7連勝していました。
チャンピオンシップ出場圏の3位まで浮上しており、まだこれからといえるでしょう。
【関連リンク】
・川崎フロンターレ ウェブサイト
（2021シーズン関連）
・2021/2/21エントリ 川崎フロンターレがゼロックス杯2年ぶり優勝、武蔵小杉駅北口「フロカフェ」に「日本全体で輪になる」和紙の優勝風呂桶・優勝賞金パネルが展示
・2021/2/25エントリ 川崎フロンターレがJAセレサと川崎市産イチゴを応援、J1開幕2/26より武蔵小杉「フロカフェ」とホームゲームでコラボメニューを提供
・2021/2/26エントリ 川崎フロンターレがマリノス戦制しJ1ホーム開幕戦9年ぶり勝利、緊急事態宣言下で「ソーシャルディスタンス等々力キッズランド」開催
（2020シーズン優勝・中村憲剛氏引退関連）
・2020/11/25エントリ 川崎フロンターレが史上最速のJ1リーグ優勝決定、中村憲剛選手らが「黄金のお風呂」で歓喜
・2020/11/29エントリ 川崎フロンターレJ1祝優勝・中村憲剛への「One Four KENGO」感謝メッセージが武蔵小杉・新丸子・元住吉・武蔵中原・向河原・平間など各地に登場
・2020/12/4エントリ 川崎駅北口通路に「川崎フロンターレ優勝記念ストリート」が登場、歴代ユニフォーム・中村憲剛選手の18年ヒストリーと今季戦績を展示
・2020/12/9エントリ 武蔵小杉駅前・こすぎコアパークに「ケンゴヒストリーウォール」が登場、工事壁面に中村憲剛選手と川崎フロンターレの18年間の記録を展示
・2020/12/20エントリ 等々力陸上競技場で18年の川崎フロンターレ人生に花道、「中村憲剛引退セレモニー＆優勝報告会」開催完全レポート
・2020/12/23エントリ 「2020 Jリーグアウォーズ」で川崎フロンターレから史上最多9人がベストイレブン選出、MVPは逃すもルーキー三笘薫が最多得票
・2020/12/27エントリ 川崎フロンターレがブラウブリッツ秋田戦制し元日天皇杯決勝進出、中村憲剛ホーム最後の試合に感謝のコレオ・横断幕等が登場
・2020/12/30エントリ 中原区役所が川崎フロンターレ＆中村憲剛選手一色に、1/4までケンゴに感謝のメッセージをWeb募集・フラッグ化して贈呈へ
・2021/1/1エントリ 川崎フロンターレが天皇杯初優勝・中村憲剛2冠で有終の美。東急武蔵小杉駅・新丸子駅発車案内に祝賀＆感謝メッセージが表示
・2021/1/10エントリ 「2020川崎フロンターレ展」「中村憲剛展」がノクティプラザで開幕、J1優勝シャーレ・天皇杯展示や「黄金のおフロ」フォトスポットも登場
・2021/1/14エントリ 中村憲剛氏が引退後初仕事、「アンカー」川崎フロンターレトップパートナー契約会見に特別アンバサダーとして登場 ・2021/1/18エントリ 中村憲剛引退「One Four KENGO」プロモーションで武蔵小杉を走った、川崎フロンターレカラー青黒2台の「ケンゴカー」
・2021/1/24エントリ 川崎フロンターレが新体制発表会開催、社会貢献で「クラブが不要不急でないことを示す」決意表明。中村憲剛が新役職「FRO」に就任
・2021/1/29エントリ 川崎フロンターレ2020優勝祝賀メッセージ追補編：武蔵小杉東急スクエア・JAセレサ川崎・富士通川崎工場などに天皇杯・2冠獲得祝賀が追加に
・2021/1/31エントリ 東急武蔵小杉駅の川崎フロンターレビジュアルが2021シーズン版に更新、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のグッズショップは本日取り扱い終了に
・2021/2/5エントリ グランツリー武蔵小杉で川崎フロンターレ写真展がスタート、リニューアル準備の仮囲いで24年の歴史を振り返る
（川崎ブレイブサンダース関連）
・川崎ブレイブサンダース ウェブサイト
・2020/2/5エントリ 「川崎ブレイブサンダース」とどろきアリーナ観戦ガイド：京都ハンナリーズ戦で「ロウル」と横浜ベイスターズ「スターマン」が初コラボ
（川崎フロンターレ＆川崎ブレイブサンダース広報ビジュアル関連）
・2019/10/4エントリ 東急武蔵小杉駅が川崎フロンターレ・川崎ブレイブサンダース仕様に装飾、「スポーツの駅」お披露目にふろん太・カブレラ・ロウルが登場
・2019/11/14エントリ 武蔵小杉駅周辺の川崎市案内板の裏面に、川崎ブレイブサンダース・川崎フロンターレの広報ビジュアルが掲示
・2019/12/25エントリ 武蔵小杉東急スクエアの2019クリスマス：フロンターレ・ブレイブサンダース・レッドロケッツの3クラブツリーと館内装飾が登場
・2020/2/7エントリ 武蔵小杉駅北口駅舎とこすぎコアパークの川崎フロンターレ広報ビジュアルが更新、川崎ブレイブサンダースのスケジュール表は試合結果を表示
・2020/3/6エントリ 東急武蔵小杉駅のtoksがリニューアル、ふろん太＆ロウルの「スポーツの駅」仕様で東急グッズ販売
・2020/10/30エントリ 武蔵小杉駅周辺の川崎ブレイブサンダース広報ビジュアルが新シーズン版に更新、チームスローガン「UN1TE」掲げ
2021年3月3日は、等々力緑地においてふたつのプロスポーツ公式戦がほぼ同時に行われていました。
等々力陸協競技場のJ1リーグ第11節「川崎フロンターレvsセレッソ大阪戦」と、とどろきアリーナのB1リーグ第25節「川崎ブレイブサンダースvs宇都宮ブレックス戦」です。
両クラブは同じく川崎市をホームタウンとするクラブとして近年コラボレーションを推進しています。
この日は川崎フロンターレの中村憲剛FRO（Frontale Relations Organizer）が川崎ブレイブサンダースのホームゲームイベントにゲスト出演し、篠山竜青選手とのフォトセッションやフリースローチャレンジを実施しました。
■開幕戦から変更のなかったスターティングメンバー
（c）川崎フロンターレ
J1リーグ開幕戦「第1節」は2月26日に開催され、川崎フロンターレが横浜F・マリノスを破りました。
このセレッソ大阪戦は2試合目となりますが、「第11節」です。
これは川崎フロンターレが国際大会「AFCチャンピオンズリーグ」に出場するため、バッティングする日程を調整した結果、第11節を前倒して実施したものです。
通常、リーグ戦は毎週末に実施となりますが、こうした日程調整は週の半ば、水曜日に入ってくることが多いです。
そうすると週末の試合と中2日、中3日での連戦となり、体力的には厳しいものがあります。
場合によってはターンオーバーと呼ばれる、大幅な選手の入れ替えを行うこともありますが、この日の川崎フロンターレは、開幕戦と同じスターティングメンバーでした。
■見事なドリブルから決勝点を挙げた三笘薫選手
（c）川崎フロンターレ
■Jリーグtwitter 三笘薫選手の見事なドリブルからのゴール
ボールが足に吸い付くとはこのこと。#川崎フロンターレ#三笘薫 選手が華麗すぎるアウトインで抜き去る
— Ｊリーグ (@J_League) March 3, 2021
今シーズン初得点をスロー映像で振り返ります@kaoru_mitoma @frontale_staff #Ｊリーグ#2021のヒーローになれ pic.twitter.com/z9v9UQoI3e
この試合は、かつて川崎フロンターレで3年連続得点王に輝いた大久保嘉人選手に2得点を許し、難しい試合展開となりました。
ただ、それでも川崎がショートパスを中心に終始ボールを握り、元ブラジル代表のレアンドロ ダミアン選手の2得点に加え、昨季大ブレイクした三笘薫選手の決勝点で逆転勝利を収めました。
三笘薫選手は、「ヌルヌルドリブル」と呼ばれる滑らかなボールタッチのドリブル突破が代名詞です。
このときのドリブルも見事なものでスタンドが沸きましたので、是非動画でご覧ください。
一方、とどろきアリーナでは、川崎ブレイブサンダースのホームゲームイベントに川崎フロンターレの中村憲剛FROが登場しました。
■篠山竜青選手と中村憲剛FROのフォトセッション
試合開始前には、キャプテン篠山竜青選手と中村憲剛FROのフォトセッションが行われました。
篠山竜青選手が身長178cm、中村憲剛選手が175cmと、比較的体格が近い二人です。
いずれも選手として恵まれたフィジカルというわけではありませんが、バスケットボールとサッカーというそれぞれの競技でトップクラスまで到達しました。
「体が小さくても、誰にでも可能性がある」というのは、中村憲剛FROの引退セレモニーでの言葉でした。
篠山竜青選手と二人並んだ姿を見て、ふとそんなことを思い出しました。
■中村憲剛FROのフリースローチャレンジ
B1リーグは、1クォーター10分×4回が1ゲームとなっています。
それぞれのクォーター間には短時間のイベントが開催されるようになっています。
今回は第1クォーター終了後に、中村憲剛FROがフリースローに挑戦しました。
これは「超プレッシャーチャレンジ」と呼ばれるイベントです。
3本中1本でも決まれば成功となり、普段一般参加者にはスペシャル成功得点がプレゼントされます。
■フリースローに挑戦する中村憲剛FRO
■残念ながら、失敗
このチャレンジは残念ながら、失敗でした。
足でのボールコントロールは絶妙な中村憲剛FROも、バスケットボールは難しかったようですね。
■川崎ブレイブサンダースtwitter
#中村憲剛 さん、本番では惜しくもフリースロー成功ならずでしたが、開場前の短い練習タイムでは、反対サイドでシュートを打つ宇都宮の選手を見て何かを掴んだのか、3連続でシュートを決めていました
— 川崎ブレイブサンダース⚡️3/6(土),7(日) 新潟戦 @川崎市とどろきアリーナ (@brave_thunders) March 3, 2021
1日応援団長、ありがとうございました@kengo19801031 https://t.co/9fsMM3SS8N pic.twitter.com/ovA4bxI5Kw
なお、本番では失敗でしたが、練習では好調だったということです。
「超プレッシャーチャレンジ」というイベント名の通り、本番はたくさんの観客が見守る中、緊張もあったかもしれません。
■オンラインライブに参加する中村憲剛FRO
またこのほか、中村憲剛FROは「川崎応援オンラインLIVE」にも参加していました。「川崎応援オンラインLIVE」第２部始まっています。
— 川崎ブレイブサンダース⚡️3/6(土),7(日) 新潟戦 @川崎市とどろきアリーナ (@brave_thunders) March 3, 2021
思わず目の前のモニターで繰り広げられる試合に見入ってしまう3人
ライブ配信はスポーツエンターテイメントアプリ「Player!」をダウンロードしてお楽しみください
▶︎https://t.co/TkZs8JbSQU#中村憲剛 https://t.co/zuofVkFrML pic.twitter.com/9zxau4ENUf
サッカーだけでなく、川崎市を中心に今後活動の幅を広げていくのではないでしょうか。
■川崎ブレイブサンダースvs宇都宮ブレックス
そして川崎ブレイブサンダースは、試合では残念ながら54-56のロースコアゲームで宇都宮ブレックスに敗れました。
B1リーグ東地区首位の壁は、なかなかに厚いものです。
ただ、川崎ブレイブサンダースもここまで7連勝していました。
チャンピオンシップ出場圏の3位まで浮上しており、まだこれからといえるでしょう。
【関連リンク】
・川崎フロンターレ ウェブサイト
（2021シーズン関連）
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