等々力緑地再編整備実施計画改定案が公表、とどろきアリーナ再整備で屋内プール設置、等々力陸上競技場等施設の2029年度整備完了目指す
【Reporter:はつしも】
「等々力緑地再編整備実施計画改定(案)」が公表され、このたびパブリックコメント(市民意見)の募集がスタートしました。
これは2021年5月27日に公表された「改定骨子案」に対するパブリックコメント募集を経て取りまとめられたもので、等々力陸上競技場を球技専用スタジアムとするなど基本的な内容はほぼ同一です。
ただ、今回新たに等々力緑地全体の整備イメージより具体的に示されたほか、「とどろきアリーナ」を再整備して屋内プールを設置すること、また各施設を2029年度に整備完了する計画などが示されました。
パブリックコメントの募集は、2021年12月21日まで受け付けています。
■等々力緑地再編整備後のイメージパース
※川崎市発表資料より、以下同じ
5月27日発表の改定骨子案ではもう少しざっくりした平面図でしたが、今回は上記の通りより具体的かつ精緻な施設配置が示されました。
⑧等々力第1、第2サッカー場の北側⑭は現在川崎市水道局の設備工事が行われており、前回資料では「オープンスペース」とのみ記載されていたものが、今回は「運動広場・多目的広場」として野球練習場のを兼ねた施設イメージになっています。
また現在のテニスコートにあたる⑥は「催し物広場」となり、テニスコートが⑦(水道局の設備工事エリア)に移転しています。
現在の催し物広場にあたる㉗は、民間提案に求める施設機能となっています。
これは民間企業にこれまでの概念にとらわれない柔軟な発想を取り入れた飲食・物販、 スポーツ、市民活動、生涯学習、趣味、学び、体験、文化など多様なニーズに対応する提案を求めるものとしています。
■とどろきアリーナの再編イメージ
そしてこちらが、とどろきアリーナの再編イメージです。
メインアリーナにあわせてスポーツセンターを整備し、そこに「屋内プール」を設けることが想定されています。
■整備スケジュール
そして最後に整備スケジュールです。
今回のパブリックコメントを受けて2022年2月に計画改定し、4月に事業者公募、2023年3月に事業契約を締結します。
そして2023年4月から整備を推進し、2025年度に既存施設を解体、2029年度に整備完了を目指すものとしています。
今から8年後ですから、想像したよりも早いですね。
球技専用スタジアムとして再整備する等々力陸上競技場など既存施設の解体まで、あと4年ほどということになります。
まずはパブリックコメントの募集が目の前で実施中ですので、ご意見ある方は応募してみてはいかがでしょうか。
■等々力陸上競技場の球技専用スタジアムとしての整備イメージ
※川崎市報道発表資料より
【関連リンク】
・川崎市パブリックコメント 「等々力緑地再編整備実施計画改定(案)」の市民意見の募集について
・等々力緑地再編整備室
・川崎市 等々力緑地
・武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 等々力緑地
・2015/3/13エントリ 等々力陸上競技場 新メインスタンド完成。報道機関向け内覧会・完成記念式典最速レポート!
・2015/12/12エントリ 「等々力球場」「等々力プール」の解体工事と、在りし日の記録。廃止されるプールは等々力陸上競技場併設を検討
・2016/3/13エントリ 等々力緑地再編整備:「健康美」の像周辺と、硬式野球場・じゃぶじゃぶ池整備エリアの工事進む
・2016/11/15エントリ 川崎市が等々力緑地再編整備の「じゃぶじゃぶ池」のイメージプラン3案を発表、本日より11月30日まで市民意見を募集中
・2016/12/11エントリ 等々力緑地の硬式野球場・じゃぶじゃぶ池建設工事の仮囲いに硬式野球場のイメージパースが掲示
・2017/3/12エントリ 等々力緑地再編整備:府中街道沿いの正面広場のリニューアルが完了、「健康美」の像を移設しオープンスペースを拡張
・2017/6/15エントリ 等々力陸上競技場サイド・バックスタンド3階を増築する第2期整備基本方針(案)が発表、6月17日(土)メインスタンドで説明会開催・7月11日(火)までパブリックコメント募集中
・2017/9/13エントリ 等々力緑地の硬式野球場建設工事で廃棄物・軟弱地盤等の問題が発覚、工期が2年遅れ2020年完成へ/等々力プールの等々力陸上競技場バック・サイドスタンド併設可能性は消滅
・2018/11/8エントリ 川崎市が総合自治会館跡地活用・等々力緑地再編整備について民間事業者からの事業提案を募る「マーケットサウンディング」を実施、2019年1月までに結果公表へ
・2019/12/19エントリ 東急が等々力陸上競技場全面改築など緑地再編整備を川崎市にPFI事業提案、市が取組方針案を公表し意見募集
・2020/3/17エントリ 等々力緑地の硬式野球場の建設進む、仮囲いに工事進捗の空撮写真が時系列で掲示
・2020/4/19エントリ 等々力補助競技場の再整備が完成、フィールドが人工芝化され陸上トラックが鮮やかな青色に
・2020/10/19エントリ 県内最大規模・最新設備の硬式野球場「等々力球場」が等々力緑地で供用開始、報道機関向け内覧会・完成記念式典開催レポート
・2021/5/27エントリ 川崎市が等々力緑地再編整備改定骨子案を発表:等々力陸上競技場は球専用スタジアム化、6/1より市民意見を募集
「等々力緑地再編整備実施計画改定(案)」が公表され、このたびパブリックコメント(市民意見)の募集がスタートしました。
これは2021年5月27日に公表された「改定骨子案」に対するパブリックコメント募集を経て取りまとめられたもので、等々力陸上競技場を球技専用スタジアムとするなど基本的な内容はほぼ同一です。
ただ、今回新たに等々力緑地全体の整備イメージより具体的に示されたほか、「とどろきアリーナ」を再整備して屋内プールを設置すること、また各施設を2029年度に整備完了する計画などが示されました。
パブリックコメントの募集は、2021年12月21日まで受け付けています。
■等々力緑地再編整備後のイメージパース
※川崎市発表資料より、以下同じ
5月27日発表の改定骨子案ではもう少しざっくりした平面図でしたが、今回は上記の通りより具体的かつ精緻な施設配置が示されました。
⑧等々力第1、第2サッカー場の北側⑭は現在川崎市水道局の設備工事が行われており、前回資料では「オープンスペース」とのみ記載されていたものが、今回は「運動広場・多目的広場」として野球練習場のを兼ねた施設イメージになっています。
また現在のテニスコートにあたる⑥は「催し物広場」となり、テニスコートが⑦(水道局の設備工事エリア)に移転しています。
現在の催し物広場にあたる㉗は、民間提案に求める施設機能となっています。
これは民間企業にこれまでの概念にとらわれない柔軟な発想を取り入れた飲食・物販、 スポーツ、市民活動、生涯学習、趣味、学び、体験、文化など多様なニーズに対応する提案を求めるものとしています。
■とどろきアリーナの再編イメージ
そしてこちらが、とどろきアリーナの再編イメージです。
メインアリーナにあわせてスポーツセンターを整備し、そこに「屋内プール」を設けることが想定されています。
■整備スケジュール
そして最後に整備スケジュールです。
今回のパブリックコメントを受けて2022年2月に計画改定し、4月に事業者公募、2023年3月に事業契約を締結します。
そして2023年4月から整備を推進し、2025年度に既存施設を解体、2029年度に整備完了を目指すものとしています。
今から8年後ですから、想像したよりも早いですね。
球技専用スタジアムとして再整備する等々力陸上競技場など既存施設の解体まで、あと4年ほどということになります。
まずはパブリックコメントの募集が目の前で実施中ですので、ご意見ある方は応募してみてはいかがでしょうか。
■等々力陸上競技場の球技専用スタジアムとしての整備イメージ
※川崎市報道発表資料より
【関連リンク】
・川崎市パブリックコメント 「等々力緑地再編整備実施計画改定(案)」の市民意見の募集について
・等々力緑地再編整備室
・川崎市 等々力緑地
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