横須賀線武蔵小杉駅「新下りホーム」が本日供用開始、コンコース拡張し階段3か所・エスカレーター・エレベーター1基ずつが稼働
横須賀線武蔵小杉駅で整備が進められていた「新下りホーム」が、本日より供用開始になりました。
新下りホームへの階段、エスカレーター、エレベーターも開通し、休日ながら多くの方が利用しました。
明日からの平日ラッシュに、ホーム混雑緩和の期待が高まります。
■本日供用開始になった「新下りホーム」
武蔵小杉新駅は、武蔵小杉再開発事業の一環として、2010年3月に開業しました。
開業以来、周辺開発の進捗に伴って乗降客数は増加を続け、コロナ禍以前には各種メディアからその混雑状況が指摘されるようになっていました。
これまでに新駅の自動改札機増設や朝ラッシュ時限定の臨時改札口の設置なども行われ、一定の緩和効果がみられました。
さらにJR東日本は、2018年7月17日に武蔵小杉新駅(横須賀線武蔵小杉駅)」のホームを増設し、「1面2線」から「2面2線」にするとともに、新駅北側に改札口を増設することを発表しました。
改札口の増設は「2023年度中(2024年4月まで)」とまだ工事中ですが、本日はこのうち下り方面のホーム増設が先行して完了したかたちです。
新たなホームはNEC玉川事業場側に設置され、下り方面の電車のみの乗降に使われます。
■従来のホームからはロープで封鎖
従来のホームは、ご覧の通り下り方面側はロープで封鎖されていました。
簡単に撤去可能なロープですので、何らかアクシデントの場合などは一時的に活用することもありえるのかもしれませんね。
■新下りホームから発車する相鉄線の車両
■新下りホームに入線する成田エクスプレス
本日は新下りホームの供用開始のみで、何か横須賀線・湘南新宿ライン・直通する相鉄線等の運行に変更があったわけではありません。
いつも通り、各路線の多彩な車両が行き来していました。
■拡張された1階コンコース
■階段
■エスカレーター・階段
■エレベーター
新下りホームの供用開始にあたって、横須賀線武蔵小杉駅の1階コンコースも拡張されました。
一部は改札口の位置が変更された2022/12/4エントリでもご紹介しておりましたが、ガラス張りの壁面が導入され、従来よりも明るく開放感のあるコンコースになっています。
■新下りホームのガラス張り壁面
■外に見える玉川事業場
ガラス張り壁面は、新下りホームにも導入されています。
ここからはNEC玉川事業場の三角屋根が見えました。
■Suicaグリーン券専用販売機
このほか、新下りホームにはSuicaグリーン券専用販売機、通常のベンチなどが設置されていました。
従来のホーム同様、飲料の自動販売機などはありません。
■「JR武蔵小杉駅」の看板
また、新下りホームの設置により、NEC玉川事業場側の「JR武蔵小杉駅」の看板も新しくなりました。
ただ、従来は電光式で夜に点灯するようになっていたものが、本日はただの横断幕の掲示のようになっていました。
これが暫定的なものなのか、これでFIXなのかどうかはわかりません。
他のJR東日本の駅で、こういったかたちの看板は見かけないように思いますね。
本日は休日でしたので、明日以降が本格的な新下りホームの活用ということになります。
ホームのスペースが大幅に広くなることは間違いありませんので、従来よりもラッシュ時のホームや階段、エスカレーターなどの混雑度が改善されることと思います。
【関連リンク】
・JR東日本プレスリリース 横須賀線武蔵小杉駅新下りホームの供用を開始します(PDF)
・川崎市 2022年6月1日 まちづくり委員会資料(PDF)
(JR武蔵小杉駅関連エントリ)
・2018/7/17エントリ JR東日本が武蔵小杉新駅の混雑緩和対策でホーム増設2面2線化・北側改札口新設を発表、ホーム供用開始は2023年度を予定
・2018/9/7エントリ JR東日本が横須賀線・総武快速線に山手線導入の新型車両「E235系」を2020年度から投入、普通車オールロングシートにグリーン車では無料Wi-Fiも提供
・2019/7/24エントリ 川崎市がJR武蔵小杉駅南武線ホームに2022年3月ホームドア設置を発表、川崎・武蔵溝ノ口・登戸の各駅にも整備へ
・2019/7/25エントリ JR東日本が武蔵小杉新駅横須賀線ホームの安全対策を発表、2019年11月「転落防止注意喚起センサー」2020年3月「スレッドライン」を設置へ
・2019/11/30エントリ 本日開業「相鉄・JR直通線」で武蔵小杉から相鉄線方面が直通に、武蔵小杉東急スクエア「崎陽軒」で記念弁当も発売
・2021/4/6エントリ JR東日本が2021年度ホームドア整備計画(21駅)を発表、南武線第1号として武蔵小杉駅に整備へ ・2021/7/7エントリ JR横須賀線武蔵小杉駅の下り専用ホーム増設工事進む、横浜駅寄りに大きく位置をずらしてホーム躯体と屋根がお目見え
・2022/1/18エントリ JR武蔵小杉駅の南武線ホームドア供用開始が2022年3月13日(日)に決定、2月1日・2日に本体設置工事を実施
・2022/2/2エントリ JR武蔵小杉駅南武線ホームにホームドア本体が設置完了、3月13日(日)供用開始に向け調整中
・2022/2/11エントリ JR武蔵小杉駅北口・南武線駅舎の外壁改修工事が完了しリフレッシュ、駅看板も新調
・2022/3/14エントリ JR武蔵小杉駅南武線ホームドアが供用開始、南武線では導入第1号に
・2022/6/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅新規改札口の川崎市・JR東日本施行協定資料が公表、上丸子跨線橋からのルート新設し2023年度供用開始を計画
・2022/9/16エントリ JR東日本が横須賀線武蔵小杉駅「新下りホーム」の2022年12月18日(日)供用開始を発表、改札口新設は2023年度内に
・2022/12/4エントリ JR武蔵小杉駅「横須賀線新下りホーム」12/18供用開始を控え、本日12/4より改札位置が変更(原状復帰)に
新下りホームへの階段、エスカレーター、エレベーターも開通し、休日ながら多くの方が利用しました。
明日からの平日ラッシュに、ホーム混雑緩和の期待が高まります。
■本日供用開始になった「新下りホーム」
武蔵小杉新駅は、武蔵小杉再開発事業の一環として、2010年3月に開業しました。
開業以来、周辺開発の進捗に伴って乗降客数は増加を続け、コロナ禍以前には各種メディアからその混雑状況が指摘されるようになっていました。
これまでに新駅の自動改札機増設や朝ラッシュ時限定の臨時改札口の設置なども行われ、一定の緩和効果がみられました。
さらにJR東日本は、2018年7月17日に武蔵小杉新駅(横須賀線武蔵小杉駅)」のホームを増設し、「1面2線」から「2面2線」にするとともに、新駅北側に改札口を増設することを発表しました。
改札口の増設は「2023年度中(2024年4月まで)」とまだ工事中ですが、本日はこのうち下り方面のホーム増設が先行して完了したかたちです。
新たなホームはNEC玉川事業場側に設置され、下り方面の電車のみの乗降に使われます。
■従来のホームからはロープで封鎖
従来のホームは、ご覧の通り下り方面側はロープで封鎖されていました。
簡単に撤去可能なロープですので、何らかアクシデントの場合などは一時的に活用することもありえるのかもしれませんね。
■新下りホームから発車する相鉄線の車両
■新下りホームに入線する成田エクスプレス
本日は新下りホームの供用開始のみで、何か横須賀線・湘南新宿ライン・直通する相鉄線等の運行に変更があったわけではありません。
いつも通り、各路線の多彩な車両が行き来していました。
■拡張された1階コンコース
■階段
■エスカレーター・階段
■エレベーター
新下りホームの供用開始にあたって、横須賀線武蔵小杉駅の1階コンコースも拡張されました。
一部は改札口の位置が変更された2022/12/4エントリでもご紹介しておりましたが、ガラス張りの壁面が導入され、従来よりも明るく開放感のあるコンコースになっています。
■新下りホームのガラス張り壁面
■外に見える玉川事業場
ガラス張り壁面は、新下りホームにも導入されています。
ここからはNEC玉川事業場の三角屋根が見えました。
■Suicaグリーン券専用販売機
このほか、新下りホームにはSuicaグリーン券専用販売機、通常のベンチなどが設置されていました。
従来のホーム同様、飲料の自動販売機などはありません。
■「JR武蔵小杉駅」の看板
また、新下りホームの設置により、NEC玉川事業場側の「JR武蔵小杉駅」の看板も新しくなりました。
ただ、従来は電光式で夜に点灯するようになっていたものが、本日はただの横断幕の掲示のようになっていました。
これが暫定的なものなのか、これでFIXなのかどうかはわかりません。
他のJR東日本の駅で、こういったかたちの看板は見かけないように思いますね。
本日は休日でしたので、明日以降が本格的な新下りホームの活用ということになります。
ホームのスペースが大幅に広くなることは間違いありませんので、従来よりもラッシュ時のホームや階段、エスカレーターなどの混雑度が改善されることと思います。
【関連リンク】
・JR東日本プレスリリース 横須賀線武蔵小杉駅新下りホームの供用を開始します(PDF)
・川崎市 2022年6月1日 まちづくり委員会資料(PDF)
(JR武蔵小杉駅関連エントリ)
・2018/7/17エントリ JR東日本が武蔵小杉新駅の混雑緩和対策でホーム増設2面2線化・北側改札口新設を発表、ホーム供用開始は2023年度を予定
・2018/9/7エントリ JR東日本が横須賀線・総武快速線に山手線導入の新型車両「E235系」を2020年度から投入、普通車オールロングシートにグリーン車では無料Wi-Fiも提供
・2019/7/24エントリ 川崎市がJR武蔵小杉駅南武線ホームに2022年3月ホームドア設置を発表、川崎・武蔵溝ノ口・登戸の各駅にも整備へ
・2019/7/25エントリ JR東日本が武蔵小杉新駅横須賀線ホームの安全対策を発表、2019年11月「転落防止注意喚起センサー」2020年3月「スレッドライン」を設置へ
・2019/11/30エントリ 本日開業「相鉄・JR直通線」で武蔵小杉から相鉄線方面が直通に、武蔵小杉東急スクエア「崎陽軒」で記念弁当も発売
・2021/4/6エントリ JR東日本が2021年度ホームドア整備計画(21駅)を発表、南武線第1号として武蔵小杉駅に整備へ ・2021/7/7エントリ JR横須賀線武蔵小杉駅の下り専用ホーム増設工事進む、横浜駅寄りに大きく位置をずらしてホーム躯体と屋根がお目見え
・2022/1/18エントリ JR武蔵小杉駅の南武線ホームドア供用開始が2022年3月13日(日)に決定、2月1日・2日に本体設置工事を実施
・2022/2/2エントリ JR武蔵小杉駅南武線ホームにホームドア本体が設置完了、3月13日(日)供用開始に向け調整中
・2022/2/11エントリ JR武蔵小杉駅北口・南武線駅舎の外壁改修工事が完了しリフレッシュ、駅看板も新調
・2022/3/14エントリ JR武蔵小杉駅南武線ホームドアが供用開始、南武線では導入第1号に
・2022/6/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅新規改札口の川崎市・JR東日本施行協定資料が公表、上丸子跨線橋からのルート新設し2023年度供用開始を計画
・2022/9/16エントリ JR東日本が横須賀線武蔵小杉駅「新下りホーム」の2022年12月18日(日)供用開始を発表、改札口新設は2023年度内に
・2022/12/4エントリ JR武蔵小杉駅「横須賀線新下りホーム」12/18供用開始を控え、本日12/4より改札位置が変更(原状復帰)に