富士通フロンティアーズが川崎市ら連携で10/22富士通スタジアム公式戦で衣類回収&フードドライブ実施、先端技術活かしプラ成分再資源化
川崎市は、「かわさきプラスチック循環プロジェクト(相性:かわプラ)」を設立し、10の参画事業者とともにプラスチック資源循環を推進しています。
その一環として、川崎市とかわプラに参画している富士通株式会社が連携し、「富士通フロンティアーズ」の試合開始前に衣類回収・リサイクルの取り組みを実施することになりました。
対象試合は2023年10月22日(日)に富士通スタジアム川崎で開催されるX1 SUPER秋季リーグ第4節「アサヒビールシルバースター戦」です。
またこれとあわせて、富士通は神奈川県および公益社団法人フードドライブかながわと連携し、各ご家庭で使い切れない食品を持ち寄り必要とする方に寄付する「フードドライブ」を実施します。
■着なくなった服、資源になります
※川崎市報道発表資料より
■衣類リサイクルの流れ
※富士通提供、以下同じ
令和2年度の環境省調査によると、現在、国内の家庭から年間約75 万トンの衣類が廃棄され、そのうち約 65%の 49 万トンが焼却されている状況ということです。
衣類には化学繊維が多く使われており、川崎市ではその回収と適切なリサイクルを進めることは脱炭素社会の実現、プラスチック資源循環の観点からも重要な取組の1つと考えています。
今回の川崎市と富士通フロンティアーズによる取り組みにおいては、ポリエステル・ポリウレタン・ナイロン・レーヨンなど化学繊維を含むスポーツウェアなどの衣類を回収します。
これらはフロンティアーズを通じてリサイクル業者に送られ、衣類に含まれるプラスチック成分が「アンモニア・水素・二酸化炭素」という3種類の素材に分解されます。
このうちアンモニアは化学繊維や合成樹脂などの原料として、水素は水素自動車の燃料などに二酸化炭素はドライアイスなどとして再活用されるということです。
回収したプラスチックを燃料として用いる「サーマルリサイクル」は全国で行われているものの、今回のように化学的に分解して再資源化する「ケミカルリサイクル」は先進的な技術が必要となります。
川崎市の臨海部にはこうした先進技術を持つ事業者が多数立地しています。
今回の川崎市と富士通による「かわプラ」の取り組みは、川崎市の立地を生かしたコラボレーション事業というわけです。
■衣類リサイクル ご協力をお願いいたします!
■スケルトンごみ収集車の展示も(弊紙撮影)
また当日会場では、川崎市によるスケルトンごみ収集車の展示や、ごみの分別ゲームなども行われる予定です。
上記写真は、中原区役所にスケルトンごみ収集車が登場した時のものです。
ごみを収集する車体の内部が、シースルーで見えるようになっています。
また前述の通り、富士通フロンティアーズはこれにあわせて、「フードドライブ」を実施します。
フードドライブとは家庭で使い切れない食品を持ち寄り、「本当に食べ物を必要とする人」に寄付する活動です。
生活に困窮されているご家庭への支援と食品ロス削減に寄与する取り組みです。
富士通フロンティアーズはSDGsに貢献する本活動の趣旨に賛同し、試合会場においては今回が初実施となります。
■フードドライブの対象
■「もったいない」を「ありがとう」に!
折角ですので余剰の食品がありましたら、こちらもお持ちになってはいかがでしょうか。
試合当日、フロンティアーズの赤いテント横にフードドライブの回収ボックスが設置されます。
またご協力いただいた方には神奈川県からプレゼントも予定されているということです。
■富士通スタジアム川崎(川崎区)(弊紙撮影)
■富士通フロンティアーズの試合(弊紙撮影)
富士通フロンティアーズの試合が行われる「富士通スタジアム川崎」は、川崎区の旧川崎球場を再整備したものです。
フロンティアーズによる迫力あるアメリカンフットボールの試合は、発達障がいをお持ちの小学生とご家族を対象とした観戦イベントともに2023/9/28付記事でご紹介をしておりました。
関連リンクより、そちらもご参照ください。
■富士通フロンティアーズによる衣類リサイクルとフードドライブの開催概要
なお、「かわプラ」みよる衣類回収・リサイクルの取り組みは、富士通レッドウェーブのWリーグ2023-24レギュラーシーズン「シャンソン戦」(2024年3月16日、17日)でも実施される予定です。
こちらはとどろきアリーナですので、武蔵小杉駅からは近いですね。
■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 発達障がいをお持ちの小学生とご家族向けの観戦イベント
(富士通フロンティアーズ関連)
・2021/8/5エントリ 武蔵小杉駅近くの案内板に富士通レッドウェーブ・富士通フロンティアーズのビジュアルが登場、中原区がかわさきスポーツパートナーをPR
・2022/3/21エントリ 中原区役所に川崎フロンターレに加え川崎ブレイブサンダース・NECレッドロケッツ・富士通レッドウェーブ・フロンティアーズの装飾が登場、「かわさきスポーツパートナー」一色に
・2022/4/5エントリ 武蔵小杉駅・武蔵中原駅周辺の案内サインに富士通フロンティアーズ・富士通レッドウェーブの装飾が追加に、中原警察署の制服で交通安全啓発も
・2022/5/15エントリ 中原区役所に富士通フロンティアーズ・レッドウェーブ装飾が追加、かわさきスポーツパートナー5チームのPRが完成
・2022/7/30エントリ 中原区役所×グランツリー武蔵小杉「KOSUGI SPORTS FES2022」が7/30・31開催中、富士通スポーツやドローンサッカー体験で健康促進
・2022/8/28エントリ 川崎フロンターレが上位対決鹿島戦制し暫定3位浮上、ホームゲームイベント「フロンターレ牧場」「カブトムシの森」に富士通フロンティアーズも参戦
・2023/1/12エントリ 富士通フロンティアーズがライスボウル連覇しアメフト日本一の栄冠、グランツリー武蔵小杉での優勝報告会で「川崎市スポーツ特別賞」贈呈
・2023/9/12エントリ 富士通フロンティアーズがXリーグ好発進、ライスボウル3連覇目指し趙翔来・高木翼選手らが川崎市長を表敬訪問
・2023/9/28エントリ 富士通フロンティアーズがアメフトXリーグで発達障がい児向け「センサリールーム」体験イベント実施、スポーツの力で可能性広げ
その一環として、川崎市とかわプラに参画している富士通株式会社が連携し、「富士通フロンティアーズ」の試合開始前に衣類回収・リサイクルの取り組みを実施することになりました。
対象試合は2023年10月22日(日)に富士通スタジアム川崎で開催されるX1 SUPER秋季リーグ第4節「アサヒビールシルバースター戦」です。
またこれとあわせて、富士通は神奈川県および公益社団法人フードドライブかながわと連携し、各ご家庭で使い切れない食品を持ち寄り必要とする方に寄付する「フードドライブ」を実施します。
■着なくなった服、資源になります
※川崎市報道発表資料より
■衣類リサイクルの流れ
※富士通提供、以下同じ
令和2年度の環境省調査によると、現在、国内の家庭から年間約75 万トンの衣類が廃棄され、そのうち約 65%の 49 万トンが焼却されている状況ということです。
衣類には化学繊維が多く使われており、川崎市ではその回収と適切なリサイクルを進めることは脱炭素社会の実現、プラスチック資源循環の観点からも重要な取組の1つと考えています。
今回の川崎市と富士通フロンティアーズによる取り組みにおいては、ポリエステル・ポリウレタン・ナイロン・レーヨンなど化学繊維を含むスポーツウェアなどの衣類を回収します。
これらはフロンティアーズを通じてリサイクル業者に送られ、衣類に含まれるプラスチック成分が「アンモニア・水素・二酸化炭素」という3種類の素材に分解されます。
このうちアンモニアは化学繊維や合成樹脂などの原料として、水素は水素自動車の燃料などに二酸化炭素はドライアイスなどとして再活用されるということです。
回収したプラスチックを燃料として用いる「サーマルリサイクル」は全国で行われているものの、今回のように化学的に分解して再資源化する「ケミカルリサイクル」は先進的な技術が必要となります。
川崎市の臨海部にはこうした先進技術を持つ事業者が多数立地しています。
今回の川崎市と富士通による「かわプラ」の取り組みは、川崎市の立地を生かしたコラボレーション事業というわけです。
■衣類リサイクル ご協力をお願いいたします!
■スケルトンごみ収集車の展示も(弊紙撮影)
また当日会場では、川崎市によるスケルトンごみ収集車の展示や、ごみの分別ゲームなども行われる予定です。
上記写真は、中原区役所にスケルトンごみ収集車が登場した時のものです。
ごみを収集する車体の内部が、シースルーで見えるようになっています。
また前述の通り、富士通フロンティアーズはこれにあわせて、「フードドライブ」を実施します。
フードドライブとは家庭で使い切れない食品を持ち寄り、「本当に食べ物を必要とする人」に寄付する活動です。
生活に困窮されているご家庭への支援と食品ロス削減に寄与する取り組みです。
富士通フロンティアーズはSDGsに貢献する本活動の趣旨に賛同し、試合会場においては今回が初実施となります。
■フードドライブの対象
■「もったいない」を「ありがとう」に!
折角ですので余剰の食品がありましたら、こちらもお持ちになってはいかがでしょうか。
試合当日、フロンティアーズの赤いテント横にフードドライブの回収ボックスが設置されます。
またご協力いただいた方には神奈川県からプレゼントも予定されているということです。
■富士通スタジアム川崎(川崎区)(弊紙撮影)
■富士通フロンティアーズの試合(弊紙撮影)
富士通フロンティアーズの試合が行われる「富士通スタジアム川崎」は、川崎区の旧川崎球場を再整備したものです。
フロンティアーズによる迫力あるアメリカンフットボールの試合は、発達障がいをお持ちの小学生とご家族を対象とした観戦イベントともに2023/9/28付記事でご紹介をしておりました。
関連リンクより、そちらもご参照ください。
■富士通フロンティアーズによる衣類リサイクルとフードドライブの開催概要
日時 | 2023年10月22日(日)12:30~13:30 ※試合開始は13:30 |
開催場所 | 富士通スタジアム川崎 |
内容 | ①不要衣類を回収&川崎市の最先端テクノロジーで再資源化 対象:ポリエステル・ポリウレタン・ナイロン・レーヨンなど化学繊維を含む衣類(スポーツウェア等) 対象外:カバン、靴、帽子、ベルト・革製品 ②フードドライブ 対象:米などの穀類・缶詰・レトルト・インスタント食品・菓子などで、常温保存ができ、賞味期限が2ヶ月以上残っているもの 対象外:冷蔵が必要なもの、賞味期限が不要なもの、外袋が破れているもの、アルコール |
リリース | ●富士通フロンティアーズ スポーツウェアなど不要衣類を回収し、川崎市の最先端テクノロジーで再資源化に協力します! ●富士通フロンティアーズ 試合会場でフードドライブを実施! ●川崎市 富士通フロンティアーズと連携した「衣類回収・リサイクル」を初実施します! |
なお、「かわプラ」みよる衣類回収・リサイクルの取り組みは、富士通レッドウェーブのWリーグ2023-24レギュラーシーズン「シャンソン戦」(2024年3月16日、17日)でも実施される予定です。
こちらはとどろきアリーナですので、武蔵小杉駅からは近いですね。
■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 発達障がいをお持ちの小学生とご家族向けの観戦イベント
(富士通フロンティアーズ関連)
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・2022/4/5エントリ 武蔵小杉駅・武蔵中原駅周辺の案内サインに富士通フロンティアーズ・富士通レッドウェーブの装飾が追加に、中原警察署の制服で交通安全啓発も
・2022/5/15エントリ 中原区役所に富士通フロンティアーズ・レッドウェーブ装飾が追加、かわさきスポーツパートナー5チームのPRが完成
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