【Reporter:はつしも】
本日、川崎フロンターレの新型コロナウイルス対策として、ビデオ会議を活用したイベント
「オンラインフロンパーク」が試験的に開催されました。
今回は
後援会員から抽選で100名のみに限定し、
選手によるトークショーのほか、普段ホームゲームイベントに登場している店舗やさまざまな企画がビデオ会議で展開されました。
本日はすでに
「AZZURRO NERO × FRO CAFE(フロカフェ)」の営業再開についてお伝えしておりますが、続けて川崎フロンターレ関連で2つ目のエントリとしてご紹介いたします。
なお、本エントリでは川崎フロンターレからの要請により、参加者個人が特定できないよう、画像の一部を加工しております。
■「オンラインフロンパーク」入口
川崎フロンターレでは、毎回等々力陸上競技場での
ホームゲーム開催時に周辺でイベント「フロンパーク」を開催しています。
川崎フロンターレ関連のさまざまなアトラクションや、スタジアムグルメなどが出店するもので、本サイトでもこれまでにご紹介してまいりました。
しかしながら、
現在はJリーグが長期中断を余儀なくされており、当然ながらフロンパークも開催できません。
川崎フロンターレでは、
サポーターの皆さんに少しでも楽しんでもらえる場を構築すべく、今回100名限定で「オンラインフロンパーク」を開催することとなりました。
■選手によるスペシャルトークショー
■今年のゴールパフォーマンス「ゲッツ」を披露する中村憲剛選手
■バーチャル背景を使いこなす登里享平選手
オンラインフロンパークは、大きく分けて
2つのビデオ会議サービス「Zoom」と「Remo」を活用しています。
まずイベント冒頭、
川崎フロンターレの選手たち(中村憲剛選手、谷口彰悟選手、小林悠選手、登里享平選手、安藤駿介選手、脇坂泰斗選手)よるトークショーが行われました。
多くの選手はSNSなどを活用されていますが、それ以外ではなかなかサポーターとの接点が持てません。
中断中の話題などもまじえて、あっという間に時間が過ぎていきました。
■グッズショップ「アズーロ・ネロ」の中継
■店内でのZoom中継の模様
そしてこちらは、
オフィシャルグッズショップ&カフェ「アズーロ・ネロ×フロカフェ」からの中継です。
店長さんがグッズ等の紹介をするのを、Zoomで視聴することができました。
■ふろん太&カブレラの部屋
選手だけでなく、
マスコットキャラクター「ふろん太」「カブレラ」もZoomに登場です。
ふたりともしゃべることはできませんので、テキストのチャットでコミュニケーションができました。
■もうひとつのビデオ会議サービス「Remo」の入口
■ウェルカムメッセージ
■「Remo」のフロンパークフロアガイド
オンラインフロンパークでZoomと併用して活用されていたのが、
「Remo」です。
こちらは事前の会員登録が必要ですが、
Zoomよりももう少し凝った造りになっていました。
フロンパークが全体で8階建てになっていまして、その中に
選手とのコミュニケーションルーム、フロンターレ牧場、陸前高田ランドの生産者の皆さんのルーム、サポーターの交流ルームなどが配置されています。
■脇坂泰斗選手とのコミュニケーションルーム
■中村憲剛選手とのコミュニケーションルーム
Remoのオンラインフロンパークでは、
トークショーに出演した6選手がそれぞれのトークルームに分かれて、4人ずつ会話ができるようになっていました。
5分入れ替え制ですが、4人しかいませんので、選手がひとりずつ入室者を名前で呼んでくれて、「何か質問あります?」といった風に話を振ってくれます。
大ベテランの中村憲剛選手などはさすがに慣れたもので、皆さんがリラックスできるように適度に場を和ませながら会話していました。
通常、こんな少人数で選手と会話する機会はなかなかありませんので、贅沢な場だったと思います。
■陸前高田ランドの生産者ルーム
トークルームには、選手だけでなく、
フロンパークに出店している「陸前高田ランド」の生産者の皆さんのルームもありました。
今年は残念ながら陸前高田ランドが開催できていませんが、それぞれの物産のご紹介をされていました。
■フロンターレ牧場
続いて訪れたのは
「フロンターレ牧場」のルームです。
今回はウサギなどの飼育場所とつないで、かわいい動物たちの姿を見ることができました。
■「フロンターレガム」の抽選
「Zoom」「Remo」のビデオ会議以外にも、
ロッテのフロンターレガムの抽選などもありました。
こちらは10名ですから、今回の100名の参加者が全員参加すると10分の1の確率ですね。
■フィナーレの選手挨拶(中村憲剛選手、登里享平選手)
(谷口彰悟選手)
(小林悠選手)
(安藤駿介選手)
今回のオンラインフロンパークは、14:00にスタートして16:00に終了です。
最後はまた
中村憲剛選手、谷口彰悟選手、小林悠選手、登里享平選手、安藤駿介選手、脇坂泰斗選手が登場して、ご挨拶で締めとなりました。
あくまでもベータ版的な試験開催ということでしたが、それでも非常に楽しめる内容だったと思います。
参加者にはアンケートが実施されていまして、今後の「第2回」以降の開催の参考にされるようです。
今回、
4万5,000人の後援会員の中から100名でしたから、全員が申し込まないにしてもなかなかに狭き門であったことが想像されます。
川崎フロンターレでは試験開催の経験値も踏まえて、
また規模等も順次拡張しながらオンラインフロンパークを成長させていくのではないでしょうか。
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