武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2020年
03月19日

武蔵小杉のソメイヨシノが開花、「第43回こすぎ名物花見市」「富士通フェスティバル春まつり川崎2020」「第35回中原桃まつり」は中止に

【Reporter:はつしも】

二ヶ領用水や渋川など、武蔵小杉周辺のソメイヨシノが一部開花しました。

その一方、毎年3月末~4月頭に開催されていた「第43回こすぎ名物花見市」「富士通フェスティバル 春まつり川崎2020」は、新型コロナウイルスの影響により中止となりました。
3月22日(日)に開催を予定していた「中原桃まつり」も中止になるなど、武蔵小杉周辺でも大きな影響が出ています。

■二ヶ領用水で開花したソメイヨシノ
二ヶ領用水で開花したソメイヨシノ

二ヶ領用水で開花したソメイヨシノ

二ヶ領用水で開花したソメイヨシノ

武蔵小杉周辺では、二ヶ領用水や渋川沿い、中原平和公園や等々力緑地などにソメイヨシノの並木があります。

上記は二ヶ領用水のソメイヨシノで、本日気温が上がったこともあって、ぐっと開花が進みました。

■「こすぎ名物花見市」中止のお知らせ
「こすぎ名物花見市」中止のお知らせ

■過去の「こすぎ名物花見市」
昨年の「こすぎ名物花見市」

昨年の「こすぎ名物花見市」

昨年の「こすぎ名物花見市」

その二ヶ領用水のお花見シーズンに、長年にわたって開催されてきたのが「こすぎ名物花見市」です。

今年は43回目を数える予定でしたが、残念ながら中止となりました。

■過去の「富士通フェスティバル 春まつり川崎」
過去の「富士通フェスティバル春まつり川崎」

過去の「富士通フェスティバル春まつり川崎」

過去の「富士通フェスティバル春まつり川崎」

そしてJR武蔵中原駅前の富士通川崎工場で毎年開催されてきた「富士通フェスティバル 春まつり川崎」も、中止となりました。

同工場では地域貢献活動の一環として「春まつり」と、「富士通フェスティバル イルミナイト川崎」を2大イベントとして継続していますが、昨年12月の「イルミナイト」も令和元年台風19号の影響により中止となりました。

それだけに「春まつり」を楽しみにしていた地域の皆さんも多かったと思いますが、地域最大規模の集客イベントですので、このご時世での中止はやむを得ないところでしょう。

■3/22「中原桃まつり」中止のお知らせ
中原桃まつり中止のお知らせ

「こすぎ名物花見市」「富士通フェスティバル春まつり川崎」のような規模ではありませんが、3月22日に予定されていた「中原桃まつり」も中止になりました。

かつては多くの桃を生産し、「桃の里」として知られた中原区の歴史を受け継いで開催されているイベントです。

■二ヶ領用水沿いの桃の花
二ヶ領用水沿いの桃の花

二ヶ領用水沿いの桃の花

二ヶ領用水沿いには、「中原桃の会」によって桃の木が植えられています。
こちらも開花していますので、散策される際にお楽しみください。

■パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデンの「エドヒガンザクラ」
パークシティ武蔵小杉ザガーデンのエドヒガンザクラ

パークシティ武蔵小杉ザガーデンのエドヒガンザクラ

パークシティ武蔵小杉ザガーデンのエドヒガンザクラ

開花したソメイヨシノを探す途中、パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイーストの公開空地で、開花が進んだ桜が見つかりました。
これはソメイヨシノではなく、エドヒガンザクラでした。

エドヒガンザクラは名前の通り春の彼岸頃、ソメイヨシノよりも早く開花します。
非常に長命で、山梨県北杜市の「神代桜」は樹齢2,000年ともいわれています。

逆にソメイヨシノは短命で50年が寿命ともいわれ、戦後に植えられた木の多くがすでにかなりの老木とされています。

さまざまな環境への耐性など、街路樹としての総合的な扱いやすさは専門外でわかりませんが、寿命だけを見ると、エドヒガンザクラがかなり優位なのですね。

【関連リンク】
(こすぎ名物花見市関連)
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 二ヶ領用水
2008/4/10エントリ 丸子・小杉桜まつり2008レポート
2009/4/5エントリ 丸子・小杉桜まつり2009レポート
2010/4/5エントリ 「2010丸子・小杉桜まつり」レポート
2011/3/19エントリ 「2011丸子・小杉花見市」開催中止
2013/4/7エントリ 「第36回こすぎ名物花見市」レポート
2014/4/7エントリ 「第37回こすぎ名物花見市」レポート
2015/4/6エントリ 「第38回こすぎ名物花見市」雨天のレポート、ダンスグループ「KSG48」始動
2016/4/3エントリ 「第39回こすぎ名物花見市」開催レポートと、中原平和公園に至る二ヶ領用水のソメイヨシノ
2017/4/2エントリ 「第40回こすぎ名物花見市」レポート:中原警察署・KSG48・ふろん太くん・所英男さん・イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店が自転車安全啓発活動を実施
2018/4/10エントリ 早朝の準備中をめぐる、「第41回こすぎ名物花見市」

2019/4/8エントリ 「第42回こすぎ名物花見市」レポート:好天とソメイヨシノの見頃に恵まれ盛況、ビンゴゲームは長蛇の列に

(富士通フェスティバル春まつり川崎関連)
富士通 サステナビリティ 地域貢献活動 
2008/4/8エントリ 「2008富士通春まつり」レポート
2009/4/6エントリ 「2009富士通春まつり」レポート
2010/4/4エントリ 「2010富士通春まつり」レポート
2011/3/16エントリ 「2011富士通春まつり」が開催中止
2012/4/1エントリ 「2012富士通川崎工場春まつり」レポート
2013/5/19エントリ 「2013富士通川崎工場春まつり」レポート
2014/4/6エントリ 「2014富士通川崎工場春まつり」レポート
2015/4/5エントリ 「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2015」レポート
2016/4/4エントリ 「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2016」レポート
2017/4/3エントリ 「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2017」レポート:55kgのバチマグロの解体ショーでいただく、マグロ丼
2018/4/2エントリ 「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2018」レポート:川崎工場80周年記念展示で振り返る歴史と、パラスポーツ体験
2019/4/7エントリ 「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2019」レポート:本館ビル20階から見る、新設アメフト場「FRONTIERS Field」

(富士通フェスティバルイルミナイト川崎関連)
2019/12/17エントリ 富士通川崎工場「富士通フェスティバル イルミナイト川崎」が令和元年台風19号等災害により開催見送り

(中原区の桃関連)
2009/7/6エントリ 二ヶ領用水の桃の実と空き店舗
2010/4/18エントリ 二ヶ領用水の桃の花
2010/8/31エントリ 二ヶ領用水・西下橋交差点から等々力緑地付近
2012/6/11エントリ 「二ヶ領用水 中原桃の会」による中原区制40周年記念植樹「源平枝垂れ桃」
2014/11/3エントリ 「中原区の木」が「モモ」に決定、シンボルイラストの原画を12月5日(金)まで募集中
2015/3/5エントリ 2015年3月1日制定、「中原区の木・モモ」とシンボルマーク
2015/4/4エントリ 小杉町3丁目中央地区の都市計画道路が供用開始、自転車専用レーンを整備
2015/4/18エントリ 二ヶ領用水の満開八重桜と、「中原区の木」桃の花
2015/6/12エントリ 武蔵小杉・二ヶ領用水などのタチアオイと、桃の実
2016/8/26エントリ 二ヶ領用水の桃の実と、こすぎごてんみどり歩道橋前「選奨土木遺産」認定の案内サイン
2018/5/30エントリ 二ヶ領用水の桃の木に実がなる季節が到来、「中原桃の会」や「ごうじ保育園」の子どもたちによる若木も元気に生育中

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2020年
03月18日

法政通り商店街の「横浜サンド」で朝から買える、「法政BOX」「川崎BOX」とボリュームたっぷり「法政ドッグ」

【Reporter:はつしも】

法政通り商店街に「横浜サンド」というお店があります。
本エントリでは、このサンドイッチ屋さんをご紹介したいと思います。

■法政通り商店街の「横浜サンド」
法政通り商店街の「横浜サンド」

「横浜サンド」は、法政通り商店街の中ほど、武蔵小杉駅から向かうと二ヶ領用水よりも少し手前にあります。

港町の横浜らしい、水色をベースにした店構えが特徴です。

川崎市の武蔵小杉にありながら「横浜サンド」という名前に疑問を感じたことのある方も多いと思います。
店主さんは川崎市生まれですが、学生時代から横浜にたいへん思い入れをお持ちで、お店を出すにあたっては名前に「横浜」を入れることだけは決めていたのだそうです。

■サンドイッチが並ぶ店内
サンドイッチが並ぶ店内

サンドイッチが並ぶ店内

「横浜サンド」は、その名前の通りサンドイッチ専門店です。
店内には奥に厨房があり、手前のショーケースに50種類近くのサンドイッチが並んでいました。

2個入りのサンドイッチは多くが200円台半ば、トンカツなど一部が300円台というところです。

■野菜中心の「法政BOX」
野菜中心の「法政BOX」 

同店には、いくつかご当地の名前が付いた商品があります。
こちらは「法政BOX」(380円)です。

「法政BOX」という名前からは体育会系の、ヘビーなサンドイッチを個人的には想像しますが、これは野菜中心のヘルシーセットでした。

■チキンカツ入り「川崎BOX」
チキンカツ入り「川崎BOX」

お野菜も良いですが、やっぱりお肉系も食べたいという方も多いかと思います。
そんな方にはチキンカツサンドの入った「川崎BOX」(440円)もおすすめです。

■「法政ドッグ」
法政ドッグ

「横浜サンド」では、サンドイッチ系のほかに一部ドッグ系もあります。
こちらの「法政ドッグ」(180円)は、ポテトサラダに玉子がたっぷり入っています。

たいへんボリューミーでありながらお値段は抑えめで、法政大学の学生さんも喜ぶのではないでしょうか。

サンドイッチやドッグのパンはとてもふんわりとしていて、いずれも一定以上のクオリティがありました。

同店は朝6時からと、早朝営業しているのも特徴です。
この時間帯であれば通勤・通学前にここで購入していくこともできますし、実際そのような利用をされている方が多いようです。

機会があれば、一度試してみても良いと思います。

■はいじぃ迷作劇場 具の量が限界すぎてハミ出すパン屋さんを求める旅。

 
なお、コメントで情報提供いただきました、吉本のYoutube食レポ芸人「はいじぃ」さんが横浜サンドに挑戦した動画はこちらです。

ソメイヨシノ満開の頃の二ヶ領用水、渋川も出てきます。

■「横浜サンド」の店舗情報
●中原区市ノ坪66
●営業時間:6:00~18:00
●定休日:年中無休(不定休)

■マップ


【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:ベーカリー 横浜サンド

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2020年
03月17日

等々力緑地の硬式野球場の建設進む、仮囲いに工事進捗の空撮写真が時系列で掲示

【Reporter:はつしも】

等々力緑地における硬式野球場の建設工事が進み、球場の建物躯体が出来上がってきました。
また工事現場の仮囲いには、これまでの工事進捗を撮影した上空からの写真が掲示されていますので、ご紹介します。

■等々力緑地で建設が進む硬式野球場
等々力緑地で建設が進む硬式野球場

等々力緑地で建設が進む硬式野球場

等々力緑地では、大規模な再編整備が段階的に進められています。
2015年3月には等々力陸上競技場のメインスタンドが、2017年には府中街道に面した広場のリニューアルが完成しました。

さらに現在進められているのが、新たな硬式野球場の建設です。
この工事は当初2018年9月に完了する予定でしたが、想定外の廃棄物・土壌汚染・軟弱地盤や水路などが発見されたことで一時作業が中断され、2020年まで完成が遅れる見込みとなっていました。

その後は無事に工事が続行されまして、写真で確認できるような野球場の躯体が組み上げられています。

■正面広場から見た硬式野球場の観客席
正面広場から見た硬式野球場の観客席

正面広場から見た硬式野球場の観客席

リニューアルが完成した等々力緑地の正面広場に回ると、硬式野球場の内野観客席が見えました。

新たな硬式野球場では、内野に座席を設置し、外野は芝生席とする計画です。
試合が開催されていない日には、公園の一部として自由に入場して芝生で休憩などできるようにする構想が発表されていました。

内野の座席は一定の高さもあり、見やすそうです。

■硬式野球場と武蔵小杉のタワーマンション
硬式野球場と武蔵小杉のタワーマンション

硬式野球場を北側から見ると、武蔵小杉のタワーマンションが見えました。
等々力陸上競技場同様、高さのある内野席からもよく見えるのではないでしょうか。

■工事進捗の写真
工事進捗の写真

そして建設工事現場の仮囲いのうち、等々力緑地の催し物広場に面した部分には、2019年7月から12月にかけての工事進捗の写真が掲示されていました。
いずれも上空からのアングルで、ドローン空撮を行ったものではないかと思います。

■2019年7月17日
2019年7月17日

2019年7月17日

■2019年10月4日
2019年10月4日

2019年10月4日

■2019年12月19日
2019年12月19日

2019年12月19日

徐々に硬式野球場が出来上がっていく様子が、時系列でわかります。

おおよそ2か月半おきに更新されているようですので、またそのうち最新版が掲示されるかもしれませんね。

【関連リンク】
等々力緑地再編整備室
川崎市 等々力緑地
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 等々力緑地
2013/7/22エントリ 等々力陸上競技場改修工事の仮囲いに「あなたと等々力」思い出写真を掲示中
2014/1/22エントリ 等々力競技場改修工事現場で、65年間の等々力緑地航空写真が掲示
2015/3/13エントリ 等々力陸上競技場 新メインスタンド完成。報道機関向け内覧会・完成記念式典最速レポート!
2015/3/29エントリ 等々力陸上競技場新メインスタンドの、藤子・F・不二雄ミュージアムコラボのブロンズ像 全8体をご紹介
2015/12/12エントリ 「等々力球場」「等々力プール」の解体工事と、在りし日の記録。廃止されるプールは等々力陸上競技場併設を検討
2016/3/13エントリ 等々力緑地再編整備:「健康美」の像周辺と、硬式野球場・じゃぶじゃぶ池整備エリアの工事進む
2016/11/15エントリ 川崎市が等々力緑地再編整備の「じゃぶじゃぶ池」のイメージプラン3案を発表、本日より11月30日まで市民意見を募集中<
2016/12/11エントリ 等々力緑地の硬式野球場・じゃぶじゃぶ池建設工事の仮囲いに硬式野球場のイメージパースが掲示
2017/3/12エントリ 等々力緑地再編整備:府中街道沿いの正面広場のリニューアルが完了、「健康美」の像を移設しオープンスペースを拡張
2017/6/15エントリ 等々力陸上競技場サイド・バックスタンド3階を増築する第2期整備基本方針(案)が発表、6月17日(土)メインスタンドで説明会開催・7月11日(火)までパブリックコメント募集中
2017/9/13エントリ 等々力緑地の硬式野球場建設工事で廃棄物・軟弱地盤等の問題が発覚、工期が2年遅れ2020年完成へ/等々力プールの等々力陸上競技場バック・サイドスタンド併設可能性は消滅
2018/11/8エントリ 川崎市が総合自治会館跡地活用・等々力緑地再編整備について民間事業者からの事業提案を募る「マーケットサウンディング」を実施、2019年1月までに結果公表へ
2019/12/19エントリ 東急が等々力陸上競技場全面改築など緑地再編整備を川崎市にPFI事業提案、市が取組方針案を公表し意見募集

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2020年
03月16日

JR川崎駅北口通路の川崎フロンターレパネルが2020シーズン仕様に更新、クラブ23年のヒストリーを展示

【Reporter:あさお】

2018年に開業したJR川崎駅の「北口通路」に、川崎フロンターレのPRパネルが掲示されています。
先日、このパネルが2020シーズン仕様に更新されましたので、ご紹介します。

■JR川崎駅の北口通路
JR川崎駅の北口通路

JR川崎駅では、駅の混雑緩和を目的として「北改札」と「北口通路」が2018年2月17日に新設されました。
この北口通路には、供用開始以来壁面に川崎フロンターレ関連のパネルが展示され、本サイトではこれを便宜上「フロンターレロード」と呼んでおります。

このパネルは各シーズンごとと、また適時タイミングに合わせて更新されています。

シーズンが変わると選手の入退団やユニフォームの変更等がありますので、新シーズンが始まるタイミングでは、必ず更新されるようになっています。

■改札寄りの展示「GET NEXT」
改札寄りの展示

改札寄りの展示

川崎フロンターレでは、シーズンごとにキャッチフレーズを決定しています。
近年を振り返ると2017が「Paint it blue」、2018が「GO Sensational !」、2019が「EVER BLUE どこまでも高めていく」でした。

そして2020シーズンは「GET NEXT」です。

川崎フロンターレは2017・2018シーズンにJ1連覇を果たしましたが、他クラブが引いて守る「川崎対策」が進んだことなどもあり3連覇はなりませんでした。
タイトル奪還のためには現状を打破することが必要であり、2020シーズンはキャッチフレーズ「GET NEXT」のもと、新システム「4-3-3」(※)を採用してより攻撃的なサッカーを志向しています。

このパネルで登場しているのは、1枚目左から大島僚太選手、田中碧選手、谷口彰悟選手、2枚目左から小林悠選手、脇坂泰斗選手、三笘薫選手です。

小林悠選手は前キャプテン、谷口彰悟選手は現キャプテン、大島僚太選手は絶対的な「10番」ですから、クラブの顔として順当なところでしょう。

加えてベストヤングプレーヤーを受賞した旧成長株の田中碧選手と、脇坂泰斗選手、三笘薫選手はいずれもユース出身の若手選手です。

三笘選手はルーキーですので、このパネルに入るのはクラブの期待値の高さを感じます。

※4-3-3:キーパーを除き守備4人・中盤3人・前線3人でよりゴール前に人数をかけるフォーメーション。リヴァプールなど欧州サッカーで採用が進む。

■「算数ドリル」の活動
改札寄りの展示

「GET NEXT」に並ぶ改札寄りの展示には、「川崎フロンターレは全力のプレーと地域活動を通じて、川崎を笑顔あふれる元気な街に創り上げます。」というメッセージとともに、さまざまな活動紹介が掲載されていました。

ここで紹介されているのは「川崎フロンターレ算数ドリル」です。
ドリル内に選手らが登場して、サッカーなどをテーマに取り入れて親しみやすく算数を伝えるもので、川崎市内の小学校6年生向けに2007年から製作・配布しています。

■年間100回以上の地域イベントや社会貢献活動
改札寄りの展示

そしてフロンターレといえば、地域イベントや社会貢献活動への積極的な協力です。
本サイトでも、武蔵小杉周辺のイベントや多摩川清掃を行う「エコラシコ」など、さまざまな取り組みをご紹介してきました。

しかし年間100回以上というと、3日に1回近くやっているのですね。

■年間約200回のサッカー教室
改札寄りの展示

そしてサッカーの分野においては、年間約120の市内小学校・幼稚園・保育園、その他で約200回のサッカー教室を開催しています。

本サイトでも等々力陸上競技場で開催される「親子サッカードリーム教室」や、「麻生グラウンド」でのサッカー教室などをご紹介しておりました。

■陸前高田市への東日本大震災復興支援と交流事業
改札寄りの展示

またこちらは、2011年から継続している、陸前高田市への東日本大震災復興支援事業と、交流事業の紹介です。

陸前高田市を訪問しての活動に加えて、同市の物産が集まるホームゲームイベント「陸前高田ランド」も年に2回開催しています。


川崎フロンターレは、Jリーグクラブとして地域貢献度において「10年連続1位」の評価を受けています。
一方で、「シルバーコレクター」と言われタイトルが取れない間、地域貢献活動で「選手に過大な負荷がかかっているのではないか」「そんなことをしているから勝てないのではないか」という声も一部にありました。

しかしながら、1997年のクラブ創設以来、地道な貢献活動を続けることで、観客が全く入らなかった等々力陸上競技場が今では満員となり、多くのサポーターの後押しを受けてJ1連覇、2019年にはルヴァンカップ優勝を果たすこととなりました。

昨年放送された、ラグビーを題材にしたドラマ「ノーサイド・ゲーム」も同様に、不人気クラブが地域貢献活動をしながら支持者を増やして勝利をつかむストーリーが描かれました。
実はこれはドラマ制作にあたって川崎フロンターレへの取材が行われて、実例として参考にされていたものです。

ドラマではストーリー進行上の尺が限られていますから、地域貢献活動を始めたシーズン内に効果が表れて観客が急増していましたが、実際にはそんなわけはありません。

川崎フロンターレのように10年、20年の継続が必要なのだと思います。

■東口寄りの展示
東口寄りの展示

続いて、東口寄りのパネル展示も見ていきましょう。
こちらは通路の両側にパネルがあります。

■クラブのヒストリー展示
クラブのヒストリー展示

ここでは、川崎フロンターレの1997年創立から、2019シーズンまでのヒストリーが年ごとに展示されていました。
1997から2016までの20年間はパネル1枚に2年分、タイトルを獲得した2017シーズン以降は単年ごとにパネル複数枚が使われています。

上記は一番最初の1997・1998シーズンのパネルです。
ここからは左右に1年分ずつ分割してご紹介していきます。

■1997年「誕生」
1997年「誕生」

1997年は、クラブ創設です。
Jリーグが発足した当初に加盟した10クラブは「オリジナル10」と呼ばれて現在も強豪とされるクラブが多いですが、川崎フロンターレは後発組としてスタートを切りました。

パネルに写っている等々力陸上競技場のバックスタンドは、現在と基本的には同じです。

JFLからJリーグ昇格をめざしたシーズンは、勝ち点差1で3位に終わり、ぎりぎりのところで昇格を逃す結果となりました。

■1998年「涙」
1998年「涙」

この年は、現在監督をつとめる鬼木達選手が鹿島アントラーズから加入しました。
JFLで準優勝を果たし、1999年からJリーグが「J1」「J2」の2部制に移行することが決定していたため、J1参入決定戦に臨みました。

このJ1参入決定戦において、川崎フロンターレは1回戦でアビスパ福岡に敗れたため、J2に参入することが決定しました。

パネルにある「博多の森の惨劇」とはこの参入決定戦のことで、延長Vゴール(※ゴールが決まった瞬間にゲーム終了となる当時のルール)で敗れるという壮絶なものでした。

■1999年「J1初昇格」
1999年「J1初昇格」

そして1999年、川崎フロンターレはJ2優勝を果たし、初のJ1昇格を決めました。
1997年の創立から昇格争いに絡み続けてきたことも考えると、ここまで一般的に見ると順調といえる出だしだったかもしれません。

ただ、当然ながらその後順調なばかりではありませんでした。
そんな苦難の歴史も、このあとのパネルでは展示されています。

■2000年「無念」
2000年「無念」

初のJ1昇格は、残念ながら1年で降格となってしまいました。
シーズン終了後には、現在クラブ特命大使としてPR活動に従事する中西哲生さんが退団したほか、監督なども一新されました。

なお、この年ははじめてヤマザキナビスコカップ(現在のルヴァンカップ)の決勝に進出し、0-2で鹿島アントラーズに敗れています。
こののち、2019年に初優勝するまで、実に4回にわたって決勝で敗れるという呪縛を受けることになります。

■2001年「再出発」
2001年「再出発」

続く2001年は、J2クラブとして新体制での再出発となりました。
また運営会社名からも富士通の名前が消えて現在の「株式会社川崎フロンターレ」に変更され、地元企業などからの出資も受けて地域との関係強化が図られました。

のちにキャプテンを務める伊藤宏樹選手(現在はクラブスタッフ)が入団したのも、この年です。
J2で7位に終わり1年での再昇格はなりませんでしたが、天皇杯でベスト4まで勝ち進むなど、将来の可能性を感じさせました。

■2002年「成長」
2002年「成長」

そして2002年は、J2リーグ4位・天皇杯ベスト8でした。

攻撃ではブラジル人フォワードのベンチーニョ選手が16得点を獲得する一方、守備では前年に入団した伊藤宏樹選手がフィールドプレイヤーでチーム1位の出場時間でフル稼働して中心選手に育ちました。

ムラはありながらも、「成長」の1年となりました。

パネル下部に写っている背番号7は、現在の鬼木監督です。

■2003年「勝点1差」
勝点1差

パネルのタイトルの通り「勝点1差」でJ1昇格を逃した年です。

パネル右上がこの年入団したブラジル人のジュニーニョ選手で、28得点を獲得。
その後圧倒的な得点力で君臨し、川崎フロンターレの成長期を支えました。

またこの年は現在のクラブのシンボル的存在、中村憲剛選手が入団してリーグ34試合に出場しています。

■2004年「Mind-1」
2004年「Mind-1」

J2降格以来3年が経過した2004年、ついに川崎フロンターレはJ1再昇格を果たします。
ジュニーニョ選手は37得点を獲得し、これはもちろん得点王です。

この年のキャッチフレーズが「Mind-1」で、これは現在の東日本大震災復興支援活動にも引き継がれています。

写真右上で水をかけているのは、中村憲剛選手でしょうか。

■2005年「自信」
2005年「自信」

2005年はJ1リーグに昇格し、8位の成績を収めました。
昇格したクラブの多くは最低限の目標として「J1残留」を掲げますが、まずはそれを果たしたわけです。

J2で無敵を誇ったジュニーニョ選手はJ1でも22得点を獲得し、その実力を証明しました。

■2006年「10周年」
2006年「10周年」

1997年のクラブ創立から10周年の年です。

中村憲剛選手は現在の「背番号14」を付けた、若々しい姿が写っています。
この年は日本代表に初招集されるなど、すでにJリーグを代表する選手の一人になっていました。

J1リーグでも浦和レッズに次ぐ2位に入り、AFCチャンピオンズリーグの出場権を獲得しました。

■2007年「準優勝」
2007年「準優勝」

2007年は、ナビスコカップ(現在のルヴァンカップ)で2000年に続いて2度目の決勝進出を果たしました。
このときはガンバ大阪に0-1で敗れ、パネルにある通り無念の準優勝でした。

また天皇杯もベスト4で鹿島アントラーズに敗れ、カップ戦では惜しいところで苦杯を舐めることとなりました。

■2008年「意地」
2008年「意地」

2008年は、J1リーグで2006年に続く2位を獲得しました。

2006年は1位の浦和レッズと勝点差が離れていましたが、今回は1位鹿島アントラーズとの勝点差は3で、最終節まで優勝の可能性を残していました。

それだけに、たいへん悔しい2位でした。

■2009年「悲願目前」
2009年「彼岸目前」

2009年もパネルのタイトル通り、悲願のタイトル獲得まで目前まで行きました。

ナビスコ杯は決勝で敗れ、3度目の準優勝に終わりました。
リーグ戦はふたたび最終節にもつれ込みましたが、鹿島アントラーズに競り負ける形になりました。
科gい 2005年のJ1復帰以降、2006のJ1リーグ、2007のナビスコ杯、2008のJ1リーグ、2009のJ1リーグ&ナビスコ杯と、4年連続で「2位」「準優勝」という結果を重ねたわけです。
栄冠に届きそうで届かない、そんな時期だったと思います。

■2010年「世界」
2010年「世界」

2010年は、ワールドカップイヤーでした。
川崎フロンターレからは、パネルの写真にある中村憲剛選手、稲本潤一選手、川島永嗣選手の3人が日本代表に、そして鄭大世選手が北朝鮮代表に選ばれました。

川島選手は正守護神としてフル出場し、日本代表はベスト16進出を果たしました。

ワールドカップは海外クラブが有望な選手を探すショウケースとしての側面があり、川島・鄭両選手はワールドカップ終了後にそれぞれ海外移籍を果たしました。
中村憲剛選手も欧州クラブからオファーがあったようですが、タイトルを獲得するために川崎フロンターレに残留しました。

その後、現在に至るまでクラブを代表する選手として活躍しています。

またこの年は、のちにJ1連覇の原動力となった小林悠選手が入団しました。

■2011年「挑」
2011年「挑」

2011年は、東日本大震災が発生し、たいへん深刻な被害をもたらしました。
ここから、川崎フロンターレの被災地支援活動が始まり、「Mind-1」として現在も続いています。

一方この年、パネル左上の大島僚太選手が静岡学園高校から入団しました。
当時から大きな期待を受けた選手で、ここから川崎フロンターレの中盤を支配する「10番」に育ちました。

■2012年「変化」
2012年「変化」

等々力陸上競技場は、かねてから老朽化やキャパシティの限界が指摘され、改築に向けて22万人以上の署名運動などが行われていました。
それが2012年に大きく前進し、メインスタンドの改築が着手されることとなりました。

またエースストライカーとして得点を量産してきたジュニーニョ選手は鹿島アントラーズに移籍し、のちにJ1制覇の基礎を作った風間八宏監督が就任するなど、体制も大きく変わった年でした。

■2013年「礎」
2013年「礎」

2013年は、大久保嘉人選手(パネル下)が加入しました。
同年から3年連続で得点王に選出され、風間監督が構築する川崎フロンターレの攻撃型サッカーを支えました。

パネルでは大久保嘉人の隣に、小林悠選手の姿も見えます。

J1リーグは3位で、まだまだタイトル獲得への礎をつくっていく時期でした。

■2014年「加速」
2014年「加速」

2014年は、2020シーズンのキャプテン谷口彰悟選手が入団しました。
同選手はこの年はリーグ戦30試合に出場するなど即戦力として活躍し、その後不動のセンターバックとしてディフェンスラインを統率しています。

またパネルの写真にある通り、等々力陸上競技場メインスタンドの改修工事が徐々に進んできました。

■2015年「新時代」
2015年「新時代」

そして2015年、等々力陸上競技場メインスタンドが完成しました。
より傾斜のついた観戦しやすいスタンドに、ファミリーシートなど様々な席が用意されています。

この年はエウシーニョ選手を補強で獲得するとともに、サイドバックの車屋紳太郎選手が入団、ユースからは板倉滉、三好康児両選手が昇格するなど、J1初制覇時の顔ぶれの多くが揃ってきました。

■2016年「20周年」
2016年「20周年」

2016年は、クラブ創立から20周年でした。
この記念すべき年にタイトル獲得を目指しましたが、リーグ戦はチャンピオンシップで敗退、天皇杯は決勝まで進んだものの鹿島アントラーズに敗れ、次のシーズンに悲願を持ち越すこととなりました。

シーズン終了後に風間監督が退任し、現在の鬼木監督が就任しました。

パネル左上は、車屋紳太郎選手です。

■2017年「初優勝」
2017年「初優勝」

2017年「初優勝」

■2018年「連覇」
2018年「連覇」

2018年「連覇」

■2019年「制覇」
2019年「制覇」

2019年「制覇」

2017年以降のパネルは、それぞれタイトルを獲得した歓喜の瞬間を中心に、1年でパネル2枚ずつを使っています。
2017年はJ1初優勝、2018年はJ1連覇、2019年はルヴァンカップ初制覇です。

この3年間は本サイトでも重ねてご紹介してきましたし、ここで付け加えることはありません。

特に2017年のJ1初優勝のとき、悲願を達成した中村憲剛選手の涙はサポーターのみならず、多くの人の心を打ちました。

■2020年「GET NEXT」
2020年「GET NEXT」

最後のパネルは2020シーズンのキャッチフレーズ「GET NEXT」です。
改札寄りでは3名+3名の2枚のパネルでしたが、ここでは同じ内容が1枚にまとまっています。


「フロンターレロード」のパネルのご紹介は、以上です。
パネルで展示されたヒストリーの背景を少しでも知っていると、また違う印象を受けるかもしれません。

現在、新型コロナウイルスの影響により、Jリーグの試合は少なくとも3月いっぱいまで全面的に中止になっています。
J1のリーグ戦は第1節を消化したのみで、まだ「新シーズン開幕」の実感も薄いところではありますが、再開を待ちつつせめてもの展示を楽しまれる方もいらっしゃることでしょう。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ

(2020シーズン関連)
2020/1/9エントリ 川崎フロンターレが川崎大師必勝祈願から2020シーズン始動、武蔵小杉では挨拶回りに大島僚太選手・バナナ隊長脇坂泰斗選手が登場
2020/1/11エントリ 武蔵小杉駅北口高架下に川崎フロンターレグッズショップ「アズーロ・ネロ」と「FROCAFE」が2020年3月中旬オープン決定、川崎ブレイブサンダースグッズも販売へ
2020/2/7エントリ 武蔵小杉駅北口駅舎とこすぎコアパークの川崎フロンターレ広報ビジュアルが更新、川崎ブレイブサンダースのスケジュール表は試合結果を表示
2020/2/13エントリ 平間銀座商店街・新丸子商店街で川崎フロンターレ応援の横断幕が新年挨拶回りに合わせて更新
2020/2/22エントリ 川崎フロンターレのJ1開幕「鳥栖戦」はドロー、始球式には古賀稔彦さんが登場。新型コロナウイルス対策で一部イベント中止や感染防止対策を実施
2020/2/24エントリ 「スポーツの駅」東急武蔵小杉駅の川崎フロンターレ広報ビジュアルが2020シーズン版に更新
2020/2/28エントリ 武蔵小杉東急スクエアで川崎フロンターレ応援展示およびメッセージ募集を実施、ルヴァンカップ優勝「お菓子の風呂桶」も登場
2020/3/11エントリ 東日本大震災から9年の武蔵小杉:川崎フロンターレが「ReMind-1」募金を実施、新型コロナ対応で街頭活動に代えて銀行振込で受付

(川崎駅関連)
川崎市 川崎駅北口自由通路等整備事業
アトレ川崎 ウェブサイト
2011/2/13エントリ JR川崎駅のエレベーターが供用開始
2012/6/13エントリ ラゾーナ川崎プラザが大規模リニューアルを決定、2012年10月中旬より順次新店舗オープンへ
2017/3/28エントリ JR川崎駅で「南武線開業90周年イベント」階段アートと、「南武線の歴史」展示を大規模展開中
2017/7/12エントリ JR川崎駅の大規模拡張事業が進行中。「中央北改札」が6月18日開業、北口通路・北改札は2018年3月開業予定
2018/2/17エントリ JR川崎駅に北改札・北口通路・駅ナカ「アトレ」が本日開業、川崎フロンターレ優勝メモリアル・2018シーズン全選手パネルを展示「フロンターレロード」も登場
2018/8/12エントリ JR川崎駅北口通路の「フロンターレロード」の全選手パネルが更新、新戦力の宮代大聖選手も登場
2019/2/21エントリ 2/23開幕戦「多摩川クラシコ」直前!JR川崎駅北口通路「フロンターレロード」のパネルが2019シーズン仕様に更新、新戦力含め全選手を紹介

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2020年
03月15日

元住吉に地域交流スペース「となりの.」が本日オープン、コワーキング&カフェ・レンタルスペース・放課後サポートなどを提供

【Reporter:はつしも】

本日、元住吉の住宅街に地域交流スペース「となりの.」がオープンしました。

「コワーキング&カフェ」「レンタルスペース」「委託販売形式のレンタルボックス」「放課後サポート(学童保育)」の各種サービスを提供します。

■フロール元住吉1階の「となりの.」
フロール元住吉1階の「となりの.」

となりの. 

「となりの.」は、元住吉駅から綱島街道を挟んで徒歩8分程度、中原区西加瀬の住宅街の一角にオープンしました。
建物は神奈川県住宅供給公社の賃貸住宅「フロール元住吉」で、その1階部分に「となりの.」が入居しています。

同店は地域でで暮らす人の接点となることをコンセプトとしています。

休日のカフェや、コワーキングスペースでのテレワークや勉強、趣味、手作り雑貨の販売、放課後の学童、習い事など、さまざまな用途で使われることを想定しています。

■「となりの.」のコワーキング&カフェスペース
コワーキング&カフェスペース

「となりの.」の中心的なサービスが、コワーキング&カフェスペースの提供です。
2時間までドリンク代+300円(6月末まで+100円)、2時間以降は1時間ごとに+150円で利用できます。

また、週2回程度、事前予約制で乳幼児を対象とした託児も提供しています。

さらにこのスペースでは、4月以降、夕方17時~19時に小学生を対象とした宿題の見守り「放課後サポート」も提供する予定です。

■カウンター席の電源
電源付きのカウンター席

カウンター席の電源

コワーキング&カフェスペースは、フリーWifiが使えます。
また、カウンター席では電源も提供されていました。

ワンドリンクで2時間利用できると考えれば、PC作業なども捗りそうです。

■受付カウンター下の「レンタルボックス」
受付カウンター下のレンタルボックス

コワーキング&カフェの受付カウンター下には「レンタルボックス」があります。

これは4月から開始予定のサービスで、ハンドメイドの雑貨などを販売できる箱型ショップになっています。
月額2,500円~の料金で、手数料なしの委託販売ができます。

利用してみたい方は、スタッフまでご相談ください。

 ■予約制レンタルスペース
予約制レンタルスペース

そしてコワーキング&カフェスペースの隣には、予約制の「レンタルスペース」がありました。

利用料は1時間あたり、10時~14時が1,500円、14時~19時が1,000円、19時~20時が1,500円という価格設定です。

またレンタルスペースでは、子どもたちの居場所を作っていくことを目的として、小学生対象の習い事を開催したい方を募集しています。

前述の「放課後サポート」サービスでは、この習い事もあわせて利用できるというわけです。
 
■給湯器・電子レンジ・手洗い
給湯器・電子レンジ・手洗い

■多機能トイレ
多機能トイレ 

■更衣室・コピー機
コピー機と更衣室  

その他、「となりの.」のスペース内には、コワーキング・レンタルスペースとして各種機能が用意されていました。

文具、カッティングマシーン、各種ケーブル等の貸し出しもありますので、利用方法につきましてはスタッフの方にご相談ください。 
 
 ■ドリンクはテイクアウトも可能
ドリンクはテイクアウトも可能
 
■テイクアウトカウンター
テイクアウトカウンター 
 
■ストレートティー(510円)
ストレートティー

「となりの.」では、オープニング当初はドリンクメニューのみ提供しています。
3月末には、徐々にフードメニューも始めていくということでした。


ドリンクはテイクアウトも可能で、テイクアウト専用のカウンターもありました。

■専用駐輪場
専用駐輪場

駅から離れた住宅街の中の、マンション1階というと、心配になるのが駐輪場所です。
「となりの.」では、専用の駐輪場が用意されていました。

武蔵小杉周辺からでも自転車に乗れば比較的すぐに着きますので、足をのばす方もいらっしゃるのではないでしょうか。

■向かい側は公園
向かい側は公園  

そして「フロール元住吉」の隣の敷地は、公園になっていました。
これはフロール元住吉とあわせて整備されたものと思います。

さいごに、「となりの.」のサービス概要をまとめておきます。
明日月曜日は定休日ですので、その点ご注意くださいね。

■「となりの.」のサービス概要
コワーキング&カフェ ●2時間までドリンク代+300円
※6月末までドリンク代+100円
●2時間以降1時間ごとに+150円
レンタルスペース(予約制) (利用者募集中)
●個室1時間あたり10~14時1,500円、14~19時1,000円、19時~20時1,500円
●カフェスペース1時間あたり10~17時4,500円~
レンタルボックス (2020年4月より募集予定)
●1箱月額2,500円~
放課後サポート (利用者募集中)
●17~19時
※詳細はウェブサイトをご参照ください。

■「となりの.」店舗情報
●所在地:中原区西加瀬5-1フロール元住吉1階
●営業時間:10:00~20:00
●定休日:日曜日、月曜日
●Web:https://www.tonarino-motosumi.jp/
 
■マップ


【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:レンタルスペース
2018/1/12エントリ 地域密着建設会社・大山組本社のレンタルスペース「丸子テラス」で、プラスケアが「暮らしの保健室」と新春アコースティックライブを1月13日(土)開催
2019/1/11エントリ 三井不動産ビルマネジメントのシェアオフィス「WORK STYLING武蔵小杉」が2019年2月オープン、多様化するビジネススタイルをサポート

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2020年
03月14日

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店川崎フロンターレグッズショップの「元祖ニュータンタンメン本舗」巨大カップ麺と、2020ユニフォーム販売

【Reporter:はつしも】

2020/1/28エントリにおいて、川崎市のラーメン店「元祖ニュータンタンメン本舗」のカップ麺をご紹介しました。
その後早い段階で完売状態になってしまっていたのですが、好評に応えて増産され、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店や各種スーパーマーケット・コンビニエンスストアなどで在庫が復活していました。

■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の川崎フロンターレオフィシャルグッズショップ
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の川崎フロンターレオフィシャルグッズショップ

■復活した在庫
復活した在庫

「元祖ニュータンタンメン本舗」は、創業55年を数える老舗です。
川崎市を中心とした神奈川県内を地盤とし、中原区内ではは「小杉店」「新丸子店」「元住吉店」「平間店」「新城店」があります。

特徴は唐辛子が利いた鶏ガラスープと、スープ全体を覆うふわふわ溶き玉子とひき肉&にんにく、そしてもちもちの麺です。
独特にの旨味が人気を博し、「川崎のソウルフード」とも呼ばれています。

「元祖ニュータンタンメン本舗」はかねてから川崎フロンターレのホームゲームイベントで特別メニューを販売するなどコラボレーションを進めています。

そんな縁もあって、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のオフィシャルグッズショップでは、ニュータンタンメン本舗のカップ麺が大々的に売り場展開されていました。

※売場の再編は随時行われますので、あらかじめご承知ください。

■元祖ニュータンタンメン本舗の巨大なカップ麺
元祖ニュータンタンメン本舗の巨大なカップ麺

元祖ニュータンタンメン本舗の巨大なカップ麺

近年、SNSマーケティングがきわめて有効な手段とされているため、写真撮影を促すインパクトを重視した販促ツールが流行しています。
元祖ニュータンタンメン本舗のカップ麺においても、在庫復活にあわせて巨大カップ麺が登場していました。

この巨大カップ麺は、蓋の部分もきちんと作りこまれています。

■セブンイレブンなど各店舗で在庫復活したカップ麺
各店舗で在庫復活したニュータンタンメン本舗のカップ麺

各店舗で在庫復活したニュータンタンメン本舗のカップ麺

なお、今回はイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店だけでなく、各地のスーパーやセブンイレブンなどコンビニエンスストアでもカップ麺の在庫が復活しています。

本サイトでは、都内のコンビニエンスストアでも販売されているのを確認しました。

上記写真はセブンイレブン川崎中原区役所前店ですが、ここでは前回は1週間で在庫切れになってしまったそうです。

■川崎フロンターレの2020シーズンユニフォーム(ホーム用)
川崎フロンターレの2020シーズンユニフォーム(ホーム用)

■同じく、ビジター用
同じく、ビジター用

またイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の川崎フロンターレオフィシャルグッズショップでは、2020シーズンユニフォームの販売もスタートしていました。

昨シーズン最終節にお披露目された際にご紹介はしておりましたが、近くで落ち着いて見る機会がこれまでありませんでしたので、ディテールを確認してみました。

■胸のエンブレム
胸のエンブレム

胸のエンブレムは、昨シーズンは立体的で厚みのある素材を圧着していましたが、今シーズンは平面になりました。
存在感としては立体のほうが優位ですが、平面的な布地のほうが引っかかったりせず、楽に折りたためるメリットもあるでしょう。

エンブレム上部の、主要タイトル獲得数を示す星は昨シーズンに引き続き刺繍です。
2017・2018シーズンのJ1連覇と2019シーズンのルヴァンカップ優勝を反映して、2つから3つに増えていました。

■縞模様に盛り込まれた必勝だるま


今シーズンのユニフォームの模様は、「和」のテイストを盛り込んでいます。
その縦縞の中に、川崎大師の必勝だるまの模様が1か所ありました。

これがどこにあるかは、実物で探してみてください。

■川崎大師の必勝だるま
本殿前での記念撮影

川崎フロンターレでは、毎年、川崎大師で新年必勝祈願を行います。

その際に登場するのが川崎大師の必勝だるまで、これはシーズンを通して等々力陸上競技場のホームゲームにおいてもミックスゾーン(選手がピッチに出入りするエリア)に置かれています。

川崎市をホームタウンとするクラブならではのユニフォームデザインといえるでしょう。

■昨シーズン最終節でお披露目された際の2020シーズンユニフォーム
昨シーズン最終節でお披露目された際の2020シーズンユニフォーム



■完売した「カルビーポテトチップス ニュータンタンメン味」
完売した「カルビーポテトチップスニュータンタンメン味」

なお、「元祖ニュータンタンメン本舗」「川崎フロンターレ」「川崎市」の3者協力により「カルビーポテトチップス ニュータンタンメン味」が2020年2月17日に発売され、同日のエントリでご紹介しておりました。
こちらも大人気で、武蔵小杉周辺ではもう在庫がなかなか見当たらない状態になっています。

少なくとも当初の前提では、増産はなく完売次第終了とリリースされていましたので、カップ麺のように復活はないかもしれません。

カップ麺も再度完売になる可能性がありますので、食べたい方はお早めにどうぞ。

【関連リンク】
カルビー ラブジャパン ウェブサイト
川崎市報道発表資料「ポテトチップス ニュータンタンメン味」いよいよ発売!~川崎の”食の魅力”と”観光資源”を発信します~
元祖ニュータンタンメン本舗 ウェブサイト
川崎フロンターレ 2016年6月20日付お知らせ 「元祖ニュータンタンメン本舗」等々力陸上競技場店オープンのお知らせ
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:ラーメン・そば・うどん 元祖ニュータンタンメン本舗新丸子店
2018/6/30エントリ 川崎フロンターレ「2018ファン感謝デー」に過去最多12,253人が来場、ジュビロ磐田に移籍の大久保嘉人選手も登場しサポーターに挨拶
2018/9/2エントリ 川崎フロンターレの田坂祐介選手らも愛好、川崎市のソウルフード「元祖ニュータンタンメン本舗」
2019/12/1エントリ 川崎フロンターレホーム最終戦イベント「陸前高田ランド・冬」の牡蠣やホタテに賑わい、2020シーズンユニフォームも発表
2020/1/28エントリ 川崎のソウルフード「元祖ニュータンタンメン本舗」のカップ麺がイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店などで発売中
2020/2/17エントリ 「カルビーポテトチップス ニュータンタンメン味」が本日発売、元祖ニュータンタンメン本舗・川崎フロンターレ・川崎市が3者協力

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2020年
03月13日

「スーパービュー踊り子」が30年の歴史に幕、ラストランが武蔵小杉駅にも到着。3/14ダイヤ改正で「サフィール踊り子」がデビューへ

【Reporter:こだなか】

本日、JR東日本が運行する伊豆方面の観光列車「スーパービュー踊り子」がラストランを迎え、30年の歴史に幕を下ろしました。
JR武蔵小杉駅にも同列車が停車し、多くの方が別れを惜しみました。

JR東日本では明日、2020年3月14日にダイヤ改正を実施し、「スーパービュー踊り子」に代わる新型特急「サフィール踊り子」の運行を開始します。

■「スーパービュー踊り子」のJR武蔵小杉駅の最終列車
スーパービュー踊り子のJR武蔵小杉駅の最終列車

スーパービュー踊り子は、1990年に運行を開始し、JR東京駅・新宿駅などと伊豆急下田駅を結んできました。

運行開始から20年後、2010年3月13日には横須賀線武蔵小杉駅が開業し、同駅においても1日1往復の列車が停車していました。

そこからさらに10年後、2020年3月13日にラストランを迎えることとなったわけです。

■広い「スーパービュー」ウインドウ
広いウインドウ

スーパービュー踊り子の特徴の一つは「スーパービュー」の名前にふさわしく、ウインドウがたいへん広いことです。

伊豆急下田までの往復の間、車窓からの風景を楽しむことができました。

■スーパービュー踊り子の表示
スーパービュー踊り子の表示 

こちらは、スーパービュー踊り子の表示です。
この表示とも、本日をもってお別れです。

■さよならメッセージ
さよならメッセージのテロップ



到着時刻の電光掲示板には、スーパービュー踊り子のさよならメッセージがテロップで流れていました。

1画面内には収まりませんので、全文はYoutube動画をご参照ください。

■「サフィール踊り子」の乗車位置
「サフィール踊り子」の停車位置

そしてJR武蔵小杉駅の横須賀線下りホームでは、明日3月14日から運行される「サフィール踊り子」の停車位置表示がすでに設置されていました。

■「サフィール踊り子」のイメージパース
サフィール踊り子のイメージパース

■グリーン個室
サフィール踊り子のイメージパース

■カフェテリア(ヌードルバー)
ヌードルバー 
※JR東日本ニュースリリースより

「サフィール踊り子」は全席指定の8両編成で、プレミアムグリーン車、グリーン個室、グリーン車、カフェテリア(ヌードルバー)車両で構成されています。

東京方面からは毎日往復運行されますが、新宿方面からは土日祝の伊豆急下田行きのみの運行となります。

そのため、武蔵小杉駅停車も土日祝の12:44発伊豆急下田行きのみとなります。
帰り道は横浜駅で横須賀線・湘南新宿ラインに乗り換えることになるでしょうか。

詳細につきましては、関連リンクの特設サイトをご参照ください。
一度乗ってみたくなる列車です。

【関連リンク】
JR東日本 サフィール踊り子特設サイト
2010/3/13エントリ 横須賀線武蔵小杉駅本日開業、記念イベント開催
2010/3/14エントリ 横須賀線武蔵小杉駅、初の平日ラッシュ
2020/2/21エントリ JR横須賀線武蔵小杉駅開業10周年記念イベントが3/20開催、3/1より記念カード配布開始。連絡通路ポスターや階段が10周年仕様に
※記念イベントは延期になりました。

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2020年
03月12日

武蔵小杉にカラスの巣作りシーズンが到来、南武沿線道路の電柱にも針金ハンガーの巣が構築中

【Reporter:はつしも】

南武沿線道路沿いの電柱の上に、カラスが巣を作っていました。 この場所では2年前にもカラスが巣作りをしていまして、外敵が近寄らないなどさまざまな条件から定番スポットになっているようです。
  
■南武沿線道路の電柱
南武沿線道路沿いの電柱

■電柱の上のカラスの巣
電柱の上のカラスの巣

カラスの巣ができたのは、南武沿線道路沿いの「武蔵小杉住宅展示場」前(旧SUUMO武蔵小杉住宅展示場、今井上町)です。
武蔵小杉駅周辺の幹線道路は電線の地中化も進んできましたが、ここはまだ地上にあり、高い位置に電線が張り巡らされています。

その電柱の上に、カラスの巣ができていました。

■針金ハンガーなどでできた巣
針金ハンガーなどでできた巣

カラスの巣は、拡大してみると針金ハンガーや木の枝などでできています。

この時期は巣作りのため、住宅のバルコニーからカラスがハンガーをもっていってしまう事案が多発しますね。
皆様もどうぞお気を付けください。

■木の皮のような巣の材料
木の皮のような巣の材料

こちらは、カラスが木の皮のような巣の材料を運んできた瞬間です。
まだ巣作りの段階で、ヒナは生まれていないようです。

■カラスの両親
カラスの両親

この巣からは、2羽のカラスが盛んに行き来して材料を運んでいました。
夫婦で協力して巣作りをしているのでしょう。

■等々力緑地で、木の皮を剥がして運ぶカラス
等々力緑地で、木の皮を剥がして運ぶカラス

こちらは別の日に、等々力緑地で撮影した写真です。
カラスがクチバシで木の皮を剥がして、まとめて運んでいくところを撮影することができました。

こちらは距離も撮影日も離れていますし、南武沿線道路沿いとはまた別のカラスでしょう。
武蔵小杉周辺各地で、巣作りシーズンが到来していることがうかがわれます。

■昨年のカラスの巣除去のお知らせ
昨年のカラスの巣除去のお知らせ

2年前、同じ場所に巣ができたときには、ヒナが育った後に東京電力パワーグリッドが除去作業を行っていました。

東京電力パワーグリッドは、首都圏エリアで送電線ネットワークを維持・運用して送配電サービスを提供する東京電力の100%子会社です。
インフラ保守の観点から、巣の除去は必要な手当てかと思います。


なお、子育て中のカラスは巣に近づく人間を攻撃することがあります。
特に小さい子供やお年寄り、女性などが攻撃されやすいようですので、基本的にあまり近寄らないのがベターです。

とはいえこの場所は今井小学校・今井中学校などが近く、児童が通行することもあります。日常ご利用の方は完全に避けるのは難しいかもしれません。
2年前同様、注意喚起の観点からもお伝えしたいと思います。

【関連リンク】
2011/5/21エントリ 等々力緑地で、繁殖期のカラスにご注意
2016/3/6エントリ ごみ出しのルール無視が招いた、カラスの井田中学校生徒襲撃事件。カラスの子育てシーズンを迎え注意を喚起
2017/11/20エントリ 多摩川を下る(6):多摩川河川敷から、神奈川県に番組を発信。「アール・エフラジオ日本川崎幸放送局」の送信設備
2018/5/12エントリ 南武沿線道路沿いの電柱にカラスが針金ハンガーで巣作り、東京電力パワーグリッドが巣立ち後の撤去を手配中

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2020年
03月11日

東日本大震災から9年の武蔵小杉:川崎フロンターレが「ReMind-1」募金を実施、新型コロナ対応で街頭活動に代えて銀行振込で受付

【Reporter:はつしも】

本日をもって、2011年3月11日に発生した東日本大震災から9年が経過しました。

震災では1万5千人を超える方が亡くなられ、多くの方が家屋等を失われたことなどにより、現在に至るまで地域の皆様の暮らしに甚大な被害が生じています。
改めて、亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被害を被られた方にお見舞いを申し上げます。  
 
■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のメッセージ
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のメッセージ
 
3.11のこの日、1年間の間にご紹介してきた震災関連の取り組みなどを振り返りつつ、現在川崎フロンターレが実施している「銀行振込」による募金活動「ReMind-1」もご紹介したいと思います。

■「Mind-1ニッポンプロジェクト」による募金活動
募金活動  
 
川崎フロンターレでは、東日本大震災復興支援活動「Mind-1ニッポンプロジェクト」の一環として募金活動を継続的に実施しています。
今年もホームゲームイベント「陸前高田ランド」や、武蔵小杉駅の街頭などで募金活動を行ってきました。

しかしながら現在は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、街頭での募金活動を取りやめざるを得なくなりました。

これに代わるものとして、3.11を迎えるにあたり「ReMind-1週間」として、3月15日までを強化期間として銀行振込による募金を受け付けています。

■川崎フロンターレの「ReMind-1週間」
ReMind-1
※川崎フロンターレリリースより

■「ReMind-1週間」の実施概要
期間 2020年3月9日(月)~15日(日)
振込先 川崎信用金庫武蔵小杉支店
※詳細はリリース参照
備考 ※上記期間以外でも振込を受け付けております。
※ご利用金融機関が設定する振込手数料が別途かかります。
※受領証等の発行はしておりません。あらかじめご了承ください。
※この口座への募金は課税控除の対象ではありません。また税金徴収証明書の発行はいたしません。課税控除対象の募金を希望される方は、日本赤十字社など該当の団体へ直接募金をお願いいたします。
リリース Mind-1 ニッポンプロジェクト 「3/11 募金活動“ReMind-1 週間”」のお知らせ

備考にも記載の通り、上記期間はあくまでも強化期間で、3月16日以降も募金可能です。
振込先口座番号等はリリースをご参照ください。

■公式カフェ「川崎フロンターレ カフェ&ダイニング ~川崎モアーズの湯~」
川崎フロンターレ公式カフェ「モアーズの湯」 
 
川崎フロンターレでは、2019年3月に公式カフェ「川崎モアーズの湯」を期間限定オープンしました。
同店では、売上の一部を「Mind-1ニッポンプロジェクト」に寄付していました。

営業期間は昨年終了しましたが、4月1日には武蔵小杉駅前に新たな公式カフェ「FRO CAFE」&グッズショップ「アズーロ・ネロ」がオープンする予定です。

■「陸前高田ランド・冬」のもちまき
陸前高田ランド・冬のもちまき
 
■「大和田家」の蒸し牡蠣
「大和田家」の蒸しかき 
 
■陸前高田市の生産者の皆さん(大和田家の牡蠣)
陸前高田市の「大和田家の牡蠣」生産者の方 
 
また川崎フロンターレでは、6月と12月にホームゲームイベント「陸前高田ランド」を開催しました。

本イベントでは、川崎フロンターレと友好協定を締結する陸前高田市の物産が集結し、生産者の皆さんとの交流が行われています。

■「洋服ポスト武蔵小杉 by nakool」
洋服ポスト武蔵小杉 by nakoolの皆さん 
 
武蔵小杉では、法政通り商店街のメンズセレクトショップ「ナクール」による「洋服ポスト」が継続的に実施されています。

これは不要になった洋服を集め、アジア各国で古着として販売するともに、重量に応じて東日本大震災の復興支援プロジェクトに寄付を行う取り組みです。

今年は16回目の実施で寄贈重量がはじめて1トンを突破するなど、年を経るごとにより多くの寄付ができるようになってきています。

■東日本大震災復興支援曲第6弾「アメイジング舞祭」
東日本大震災復興支援曲第6弾「アメイジング舞祭」 
 
■Youtube動画「アメイジング舞祭」 

 
12月にこすぎコアパークで開催された「こすぎ舞祭」では、東日本大震災復興支援曲第6弾の新曲「アメイジング舞祭」がオープニングでした。
ダンス担当は「かわさき舞祭ジュニアプロジェクト スーパー舞音(マインド)」です。
 
金銭的な寄付でなくても、忘れずに発信し続けることも、支援の一つのかたちかもしれません。


今回ご紹介した以外にも、引き続き川崎市の施設等に募金箱が設置されるなど、各地で支援活動が続けられています。



以下、今年も川崎市の災害関係の情報発信メディアをまとめておきます。
活用されないのが一番ですが、備えておくことが大切かと思います。
 
■川崎市による災害発生時の情報発信
 ●
市防災情報ポータルサイト
http://portal.kikikanri.city.kawasaki.jp/index.shtml
 ●メールニュースかわさき
http://www.city.kawasaki.jp/shisei/category/50-8-0-0-0-0-0-0-0-0.html
 ●屋外防災無線
 ※防災テレホンサービス(044-245-8870)でも確認可能
 ●かわさきFM(79.1MHz)
 https://www.kawasakifm.co.jp/
 ※サイマルラジオならスマートフォン・インターネットでも聴くことができます。
 ●tvk(テレビ神奈川:3ch)データ放送
http://www.tvk-yokohama.com/
 ●携帯電話緊急速報メール
 ※au、NTTドコモ、ソフトバンク
 ●Twitterアカウント川崎市総務局危機管理室「@kawasaki_bousai」
https://twitter.com/kawasaki_bousai 

【関連リンク】
(東日本大震災関連)
2011/3/11エントリ 大地震により武蔵小杉で大規模な停電が発生
2011/3/12エントリ 東日本大震災翌日の武蔵小杉
2011/3/13エントリ 東日本大震災時の武蔵小杉
2011/3/14エントリ 東日本大震災に伴う中原区の輪番停電と、節電活動
2012/3/11エントリ 東日本大震災から1年の武蔵小杉 
2013/3/11エントリ 東日本大震災から2年の武蔵小杉
2014/3/11エントリ 東日本大震災から3年の武蔵小杉
2015/3/11エントリ 東日本大震災から4年の武蔵小杉
2016/3/11エントリ 東日本大震災から5年の武蔵小杉
2017/3/11エントリ 東日本大震災から6年の武蔵小杉
2018/3/11エントリ 東日本大震災から7年の武蔵小杉/溝の口では川崎フロンターレ選手会が募金活動を実施
2019/3/11エントリ 東日本大震災から8年の武蔵小杉:この1年も川崎フロンターレ「Mind-1」、ナクール「洋服ポスト」など支援活動が継続

(川崎フロンターレ関連)
川崎フロンターレ Mind-1日本プロジェクト ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ

(この1年間の東日本大震災支援関連記事)
2019/3/27エントリ 川崎フロンターレ公式カフェ「川崎モアーズの湯」が期間限定で本日オープン、陸前高田の食材メニュー提供しパブリックビューイングも実施へ
2019/4/20エントリ 不要な洋服をアジアに届け東日本大震災復興支援。「洋服ポスト武蔵小杉 by nakool」が本日実施、16回目で寄贈量が初の1トン突破
2019/6/1エントリ J1リーグ第14節・川崎フロンターレvs浦和レッズ戦は1-1ドローで10戦無敗、「陸前高田ランド」では餅まきに賑わい
2019/7/22エントリ 「洋服ポスト武蔵小杉 by nakool」17回目が開催、寄付先の復興支援活動「南三陸スマイルアゲインプロジェクト」の劇家・高山広さんも参加
2019/10/31エントリ 川崎フロンターレが「令和元年台風19号」災害支援街頭募金活動を武蔵小杉駅前で実施、11/2等々力「広島戦」でも選手参加募金活動を予定
2019/12/1エントリ 川崎フロンターレホーム最終戦イベント「陸前高田ランド・冬」の牡蠣やホタテに賑わい、2020シーズンユニフォームも発表
2019/12/11エントリ 「こすぎ舞祭」が冬季初開催、東日本大震災復興支援曲第6弾「アメイジング舞祭」新曲披露などこすぎコアパークに熱気

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2020年
03月10日

武蔵小杉から相鉄・JR直通線で1駅。「羽沢横浜国大駅」と、駅周辺から見るみなとみらい・新横浜・武蔵小杉の高層ビル群

【Reporter:こだなか】 

2019年11月30日に「相鉄・JR直通線」が開業し、武蔵小杉に相鉄線直通の列車が発着
するようになりました。

本サイト「武蔵小杉ライフ」では、情報カバーエリアの中心を「武蔵小杉駅から1駅」の「新丸子、元住吉、武蔵中原、向河原」あたりに置いていますが、同路線の開業により「羽沢横浜国大駅」が一応「武蔵小杉から1駅」の範囲に加わってきました。

「羽沢横浜国大駅」は相鉄・JR直通線のために開業した新駅で、横浜市神奈川区羽沢町にあります。
武蔵小杉からの所要時間は15分あり、近郊エリアとはいえないものがありますが「一応1駅」ということで、ここでご紹介しておきたいと思います。

■武蔵小杉から相鉄線方面に向かう12000系
武蔵小杉から相鉄線方面に向かう12000系

■所要時間は「15分」
所用時間は「15分」

相鉄・JR直通線は、JR武蔵小杉駅横須賀線ホームから、海老名方面行きが1時間に2~5本発着しています。
直通に対応して導入された新型車両「12000系」が、従来のJR線の車両とは一味違うデザインで異彩を放っています。

なお、今回乗車したのはこの「12000系」ではなく、相鉄・JR直通線が一部直通運転を行なう埼京線の車両です。

車両内のモニターには、羽沢横浜国大駅をはじめとする各駅への所要時間が表示されていました。
前述の通り、武蔵小杉駅から羽沢横浜国大駅までは15分かかります。

この所要時間は、首都圏の鉄道の駅間としはまれに見る長さです。

■落ち着いた車内
落ち着いた車内

相鉄・JR直通線は、まだ定期の切り替えが進んでいないこともあってか、まだ利用率が高くありません。
そのため、朝ラッシュ時においても武蔵小杉駅に比較的すいた状態の新宿方面行き列車が入線してきます。

そして同路線のダイヤは既存の湘南新宿ラインの置き換えではなく「純粋増便」になっていますから、JR武蔵小杉駅横須賀線ホームにおける湘南新宿ラインの待機列が軽減され、ホームの混雑緩和にも一役買っています。

今回乗車したのは平日の下り方面ですから、車内は落ちついたものでした。

■羽沢横浜国大駅ホームに到着
羽沢横浜国大駅ホームに到着

■駅看板
駅看板

駅名看板

駅名看板

■ホームの階段
駅階段

■エスカレーター
エスカレーター

武蔵小杉駅から新川崎駅、鶴見駅を通過して、途中長いトンネルを抜けて羽沢横浜国大駅に到着です。

改札口とコンコースが地上レベルにありまして、ホームは一応地下階という扱いのようです。

駅の管轄としては、相鉄線とJR東日本による共同利用駅になっています。

■駅舎入口
駅舎入口

■天井の高いコンコース
天井の高いコンコース

■相鉄線ヒストリーの展示
相鉄線のヒストリー展示

コンコースは丸い天井がとても高く、自然光も採り入れるようになっていて開放感がありました。
駅構内には、今のところ店舗などはありませんが、一角に昔の相鉄線の車両の一部など、ヒストリー展示がありました。

■路線図
路線図

■運賃案内図
運賃案内図

こちらが、羽沢横浜国大駅を起点とした路線図と、運賃案内図です。

武蔵小杉駅まで310円、そこから新川崎駅までいくと220円、鶴見駅まで行くと170円となっていまして、案内図を見て疑問に思う方も多いかと思います。

これは開業当日のエントリでも言及したとおり、相鉄・JR直通線はルートとしては、

「羽沢横浜国大駅」⇒「鶴見駅」(170円)⇒「新川崎駅」(220円)⇒「武蔵小杉駅」(310円)

というルートを経由してくることによるものです。

つまり、羽沢横浜国大駅からの運行ルートで見た場合、鶴見駅・新川崎駅は「停車しない途中駅」です。

例えば羽沢横浜国大から武蔵小杉駅まで来て、横須賀線に乗り換えて新川崎駅で降車するとなると、「1駅戻る」格好になるわけで、当然ながら運賃は武蔵小杉駅で降車するよりも安くなります。

■周辺案内図
周辺案内図

■JR貨物の横浜羽沢駅
JR貨物の横浜羽沢駅

それでは、羽沢横浜国大駅の周囲には、何があるでしょうか。

当然ながら駅名にも入っている、横浜国立大学のキャンパスが徒歩15分ほど(※大学ウェブサイトによる)の場所にあります。
 
また、JR貨物の「横浜羽沢駅」が隣接していますが、こちらはあくまでも別の駅という扱いになっています。

それ以外は主に住宅や農地などで目立った施設はありませんが、2023年度には「相鉄・JR直通線」に加えて、羽沢横浜国大駅から綱島エリアなどを経由して日吉駅から東急線に直通する「相鉄・東急直通線」が開業を予定しています。

「相鉄・東急直通線」開業時には、駅前に高層マンションや商業施設などが完成する計画となっています。

羽沢横浜国大駅の開業はまずは第一段階ということで、本格的な「まちびらき」は2023年を待つことになりそうです。

■駅近くの高台の農地と、みなとみらい方面
駅近くの高台の農地と、みなとみらい方面

■新横浜プリンスホテル方面
新横浜プリンスホテル方面

そのようなわけで、現段階で際立った観光スポットやショッピングエリアがあるわけではないのですが、駅周辺を見渡すとあちこちに高台があります。
高台があるということは、周囲を見渡せるビュースポットがあるのではないか…ということで、探索をしてみました。

駅近くの高台からは、農地の向こうにランドマークタワーなどみなとみらいの高層ビル群が見えたほか、新横浜のプリンスホテルの姿も確認できました。

■武蔵小杉のタワーマンション群を確認
武蔵小杉のタワーマンション群

武蔵小杉のタワーマンション群

そして本サイト「武蔵小杉ライフ」としては、当然ながら武蔵小杉が見えるかどうかが最重要であります。
駅の近くではなかなか難しかったのですが、武蔵小杉方面に高台の視界が開ける場所を求めて探索していくと、はたして30分ほどで武蔵小杉ビュースポットが見つかりました。

なお、これは本サイトの「酔狂」の部類に属しますので、一般の方にはお勧めいたしません。
わざわざ羽沢横浜国大駅まで見に行く必要は全くなく、本エントリをご参照いただき、「左様か」と一笑いただければ十分かと存じます。

羽沢横浜国大駅のレポートは、以上です。
万が一、どなたかの役に立つことがありましたら幸いです。

■羽沢横浜国大駅のマップ


【関連リンク】
(相鉄・JR直通線関連)
相鉄都心直通線 特設サイト
2019/11/6エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路に11月30日開業「相鉄・JR直通線」のPRポスターが登場、「よんれつ」など武蔵小杉駅歴代キャラクターが紹介
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2019/12/3エントリ JR武蔵小杉駅横須賀線ホームに「転落防止注意喚起センサー」「スレッドライン」が運用開始、相鉄・JR直通線開業に合わせ計画を前倒し

(「〇〇から見た武蔵小杉」関連エントリ)
2011/3/7エントリ 井田山(1):井田山から見る武蔵小杉
2011/5/9エントリ リムジンバスに乗って、羽田空港へ(羽田空港編)
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