武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2017年
12月07日

グランツリー武蔵小杉の西武・そごう跡地が新ショッピングゾーン「1st class」として12月8日(金)第1期一斉オープン、百貨店路線にカジュアルをミックス

【Reporter:はつしも】

グランツリー武蔵小杉の開業時から営業していた「西武・そごう武蔵小杉SHOP」は、2017年8月27日をもって営業を終了しました。
その後一部ブランドが段階的に営業を再開しておりましたが、12月8日(金)に新ショッピングゾーン「1st class(ファーストクラス)」として「第1期」テナントが一斉オープンすることになりました。

■「1st class(ファーストクラス)」のイメージパース
ファーストクラス 
※セブンアンドアイ・ホールディングス リリース資料より

「1st class」は、「森の中」をイメージしたデザインを取り入れつつ、各ショップとを共用部の境界をシームレスにつなげた空間づくりをしています。
「いつもよりちょっと贅沢に、楽しく」をテーマに、従来の百貨店路線にカジュアル路線を融合したコンセプトでの改装オープンとなります。

■オープン準備中の「1st class(ファーストクラス)」
オープン準備中の「1st class(ファーストクラス)」

■「1st class」のオープン告知
「ファーストクラス」のオープン告知

■デジタルサイネージ
デジタルサイネージ

「1st class」は、現在売場内装準備が最終段階に入っています。
入口付近においては、壁面が人口緑化されるとともに、武蔵小杉の街の風景などを映し出すデジタルサイネージも設置されていました。

■グランツリー武蔵小杉「1st class」のオープニング店舗(赤文字は更新部分)
オープン日 名称 出店場所
9月8日(金) セオリー(アパレル) 1st class(営業再開)
9月8日(金)
11月22日(水)
ポロ ラルフローレン(9月8日)・チルドレン(11月22日)(アパレル) 1st class(営業再開)
12月8日(日) マッキントッシュフィロソフィー(アパレル) 1st class(営業再開)
12月8日(日) アンドドットノスタルジア(&.NOSTALGIA)(アパレル)
オープン告知
1st class
12月8日(金) ハンカチーフギャラリー(ハンカチ)
オープン告知
1st class
12月8日(金) コモドス(comodoz)(本革バッグ)
オープン告知
1st class
12月8日(金) マンハッタナーズ(ハンドバッグ等) 1st class
12月8日(金) オプティーク パリミキ(メガネ) 1st class
12月8日(金) ダニエルウェリントン(DANIEL WELLINGTON)(時計) 1st class
12月8日(金) シックスパッドストア(SIXPAD STORE)(トレーニングギア) 1st class
12月8日(金) アイスウォッチ(ICE-WATCH)ポップアップストア(時計) 1st class
12月8日(金) MESSAGE FLOWER BOX ポップアップストア(フラワー) 1st class

■その他のオープニング店舗(赤文字は更新部分)
オープン日 名称 出店場所
11月22日(水) B-DESIGN(じぶんまくら)(オーダーメイド枕) 3階ヨロズマート跡地
11月22日(水) オリヒカ(ORIHICA)(スーツ) 3階ビジネスエキスパート跡地
11月22日(水) SoftBank / Y!mobile(携帯電話キャリア) 3階ギャローリア跡地
12月8日(金) Style/Kirala(スタイルケア&ウォーターサーバー) 3階ケント跡地
12月8日(金)予定⇒未確定? Pana Suru ポップアップストア(シーズン雑貨)(※約2か月の期間限定) 不明
12月8日(金)予定⇒未確定? ネスプレッソ ポップアップストア(コーヒー)(※約1か月の期間限定) 不明

「1st class」12月8日(金)のオープニング店舗は、本サイトですでにご紹介していた「マッキントッシュフィロソフィー」「ハンカチーフギャラリー」「comodoz」「マンハッタナーズ」「パリミキ」に、新たに「&.NOSTALGIA」「DANIEL WELLINGTON」「SIXPAD STORE」「ICE-WATCHポップアップストア」「MESSAGE FLOWER BOXポップアップストア」が加わり、つごう10店舗となりました。
すでに営業再開・拡張オープン済みの「ポロ ラルフローレン」「セオリー」を加えると、12店舗ということになります。

また新規オープンはこれが「第1期」であり、来春には「第2期」オープンがあるということです。

■開店準備中の「MESSAGE FLOWER BOX」
メッセージフラワーボックス

期間限定ポップアップストアのうち、日比谷花壇による「MESSAGE FLOWER BOX」は、グランツリー武蔵小杉のウェブサイト等に告知が出ていません。

ただ、現地では本日すでにディスプレイが行われていました。

■猫デザインの「マンハッタナーズ」
マンハッタナーズ

■「ハンカチーフギャラリー」
ハンカチーフギャラリー

■現段階の12月8日オープニング告知に入っていない「ネスプレッソ ポップアップストア」
ネスプレッソブティック

従来12月8日オープン予定でお伝えしていた「ネスプレッソ ポップアップストア」は、今回の「1st class」の告知には含まれていませんでした。

ただ、ネスプレッソについては、12月8日~1月9日期間限定でのスタッフ募集がすでに行われていた事実があります。

「1st class」の扱いではないために単にまだ告知されていないだけかもしれませんし、今回ポップアップストアとして新たに登場した「ICE-WATCH」「日比谷花壇」との兼ね合いなど、何らか変更があったのかもしれません。

さらにシーズン雑貨の「Pana Suru」のポップアップストアもこのたび追加で出店情報が出てきましたが、こちらもオープン告知はされていません。

期間限定で身軽に出店するポップアップストアだけに、柔軟に予定が変更されたり、場合によっては中止となる可能性もあろうかと思います。

この点、あらかじめご承知ください。

■かつての「西武・そごう武蔵小杉SHOP」
かつての「西武・そごう武蔵小杉SHOP」

従来の「西武・そごう武蔵小杉SHOP」は、開業以来いくつかの店舗入れ替えを経つつ、結果としては売上が伸びずに営業終了に至りました。

それにより比較的大きなスペースが空きましたので、抜本的な用途転換を期待する声もありましたが、結果としては「従来の百貨店系ファッション店舗+α」へのリニューアルとなりました。

売場内には「西武・そごう」時代から営業を続ける「ポロ ラルフローレン」「セオリー」「マッキントッシュフィロソフィー」がありますし、隣接する美容エリアもラグジュアリーな雰囲気が商売上必要です。
そのような前提条件から、隣接してあまり違和感の出る店舗を並べるわけにはいかないという制約はあったでしょう。

「であれば西武・そごうの看板をそのままつけておけば」という意見もあるかもしれませんが、看板を外すことで取り扱いブランドの自由度を少し拡げ、今回のようなカジュアル寄りの店舗を入れていくということかと思います。
百貨店の看板のかわりに「1st class」という冠をつけ、百貨店のあとを受け継ぐ上質感も演出をしています。

一方でそれは「従来と大きくは変わらない」ということでもありまして、例えば話題の大型店を誘致するような、グランツリー武蔵小杉にとっての「起爆剤」にはなりにくいともいえます。

どのような結果になるかは、現段階ではなかなか予測できません。
今後の推移を見守っていく必要がありそうです。

■旧「ケント」跡地には「Style/Kirala」が出店
旧「ケント」跡地には「Style/Kirala」が出店

旧「ケント」跡地には「Style/Kirala」が出店

なお、旧「西武・そごう」以外での空き区画として唯一残っていた「ケント」跡地には、スタイルケア(姿勢矯正の座椅子等)・ウォーターサーバーの「Style/Kirala」が12月8日(金)に「1st class」と同日オープンすることになりました。
こちらは現地に告知が出ています。

これは2店舗の複合店になりますが、「1st class」にオープンするトレーニングギアの「SIXPAD STORE」と運営会社が同じ「株式会社MTG」です。
セブンアンドアイが愛知県でオープンさせた大型商業施設「プライムツリー赤池」でも、3店舗セットでの出店をしています。

とりあえずはこのあたりで、グランツリー武蔵小杉の年末リニューアルは一段落になるでしょう。
次は来春の「1st class」第2期オープンを待つことになります。

【関連リンク】
(出店店舗関連)
イトーヨーカドー ニュースリリース グランツリー武蔵小杉 2Fに新ショップゾーン 「1st class (ファーストクラス)」12 月 8 日(金)に第一期オープン!
Pana Suru ウェブサイト
アイスウォッチ ウェブサイト
ダニエルウェリントン ウェブサイト
アンドドットノスタルジア ウェブサイト
株式会社MTG ウェブサイト
川崎フロンターレ オフィシャルスーツサプライヤー ORIHICAグランツリー武蔵小杉店 コラボデコレーションショップオープンのお知らせ
オリヒカ ウェブサイト グランツリー武蔵小杉店11月22日OPEN
パリミキ ウェブサイト
マンハッタナーズ ウェブサイト
ハンカチーフギャラリー ウェブサイト
コモドス ウェブサイト
ネスプレッソ ウェブサイト
じぶんまくら ウェブサイト
ポロラルフローレンチルドレン ウェブサイト
マッキントッシュフィロソフィー ウェブサイト

(グランツリー武蔵小杉関連)
グランツリー武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:大型商業施設 グランツリー武蔵小杉
武蔵小杉ブログ グランツリー武蔵小杉関連エントリ

(西武・そごう武蔵小杉SHOP関連等)
2017/5/16エントリ グランツリー武蔵小杉の「西武・そごう武蔵小杉SHOP」が2017年8月末頃撤退決定、川崎市内から百貨店が消滅へ
2017/6/9エントリ グランツリー武蔵小杉「西武・そごう武蔵小杉SHOP」の閉店日が2017年8月27日(日)に決定、本日6月9日より「ご愛顧感謝閉店売りつくしセール」がスタート
2017/8/27エントリ グランツリー武蔵小杉「西武・そごう武蔵小杉SHOP」が本日営業終了、専門ブランドエリアは存続へ。ラルフローレン・セオリー・マッキントッシュフィロソフィーは9月8日以降営業再開
2017/8/30エントリ グランツリー武蔵小杉の「西武・そごう武蔵小杉SHOP」「ハーネスドッグ」閉店跡地が閉鎖。オーダーメイド枕の「じぶんまくら」が2017年11月出店決定
2017/9/8エントリ グランツリー武蔵小杉・旧西武・そごうの「ポロ ラルフローレン」「セオリー」が本日営業再開、ヨーカドーPBブランドのギャローリア・Kent・ビジネスエキスパートが9月24日同時閉店
2017/10/22エントリ グランツリー武蔵小杉に「ポロ ラルフローレンチルドレン」「ORIHICA」が11月出店決定、「チルドレン」は西武・そごう武蔵小杉SHOP跡地のラルフローレンが増床
2017/11/8エントリ グランツリー武蔵小杉にハンカチーフギャラリー・コモドス・ネスプレッソが12月8日頃出店決定、既報のじぶんまくら・オリヒカ・ポロ ラルフローレンチルドレンが11月22日オープン発表
2017/11/10エントリ グランツリー武蔵小杉にNY発の「猫」アートブランド「マンハッタナーズ」が12月8日出店決定、11月22日・12月8日の2段階で新店舗一斉オープンへ2017/11/23エントリ 川崎フロンターレオフィシャルスーツサプライヤー「ORIHICA」がグランツリー武蔵小杉にフロンターレ特別仕様でオープン、西武・そごう跡地12月8日改装オープンに「パリミキ」が加わる

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2017年
12月06日

JR東日本が武蔵小杉駅の混雑緩和策を発表、2018年春に新南口ニューデイズ跡地に朝ラッシュ時限定の改札・エスカレーターを新設、南武線下りホームの一部を拡幅

【Reporter:はつしも】

JR東日本が、本日付で武蔵小杉駅の混雑緩和対策を発表しました。

これにより、「新南口」のニューデイズ跡地に朝ラッシュ時のみ利用可能な改札口と上りエスカレーターを新設すること、またこれに並行して、新駅との乗り換え通路を兼ねる南武線下りホームについて、その一部を約1m拡張することがわかりました。

両工事はすでに着手されており、2018年春の供用開始が予定されています。

■新たな改札とエスカレーターの設置図
新改札とエスカレーターの設置図 
※JR東日本プレスリリースより

◾改札機とエスカレーターが新設されるニューデイズ跡地
新改札とエスカレーターの設置場所 

JR武蔵小杉駅の新南口では、朝ラッシュのピーク時に行列が発生していました。

これは増加する利用者が改札口近くの上りエスカレーターに集中することが主な要因であり、改札機の増設は行ったものの大きな改善効果をあげるものではありませんでした。

新南口改札正面にはニューデイズと川崎信金のATMがあり、これは2017年10月25日に閉店となりました。
その段階では跡地の利用については不明でしたが、このたび新改札とエスカレーターを新設することが発表されたものです。

◾朝ラッシュ時のエスカレーター行列
朝のラッシュ時の行列

新南口改札の行列は、朝ラッシュ時のピークに限られており、それ以外では大きな問題は見られません。

そのため、管理運営コストの兼ね合いから新改札と上りエスカレーターの利用時間は朝7時~9時に限定される計画です。

新改札機はIC専用が2機、上りエスカレーターが1基となります。

◾上りエスカレーターが新設される横浜寄りホーム先端
上りエスカレーターが新設される横浜寄りホーム先端

新設されるエスカレーターは、横浜寄りのホーム先端につながることになります。
そうすると従来に比べてこちらに乗客が集まることになりそうです。



■南武線下りホームの拡幅図
 南武線ホームの拡張図
※JR東日本プレスリリースより

◾拡幅工事中の南武線下りホーム

拡張工事中の南武線下りホーム 

そしてもうひとつは、南武線下りホームの拡張です。

南武線下りホームは、南武線口から新駅方面への乗り換え通路を兼ねていることもあり、南武線の乗客と乗り換え客が錯綜して大変混みあう状態が続いています。

これを約50mの区間を対象に最大1m拡張することで、少しでも通行をしやすくしようというものです。

ただしこれは下りホームに停車する最後尾1号車から、新駅寄りのエレベーターまでの50mほどに拡張エリアが限られています。
最も通行がしにくい車両停車位置前のうち、2号車から6号車までは従来と変わらないため、拡張効果は限定的かもしれません。

ただ、JR東日本が武蔵小杉駅の混雑改善に向けて、設備投資に舵を切ったのは基本的に良いことと思います。 用地の限界等はありますが、実現可能な施策に知恵を絞ることが引き続き必要ですね。

【関連リンク】
JR東日本プレスリリース 武蔵小杉駅の混雑緩和対策工事の着手について(PDF)
2015/7/30エントリ JR武蔵小杉駅が「行列ができる」新南口の自動改札機を2015年8月26日新型交換・1機増設を決定
2015/8/26エントリ JR武蔵小杉駅の「行列ができる」新南口の自動改札機が、本日新型更新および1機増設
2015/8/30エントリ JR武蔵小杉駅「南武線口」が9月2日に新型自動改札機に更新、「新南口」の行列は1機増設後も改善されず
2015/9/2エントリ JR武蔵小杉駅南武線口の自動改札機が本日新型に更新、「幅の広い」改札機を配置
2017/10/20エントリ JR武蔵小杉新駅「ニューデイズ武蔵小杉新南店」が2017年10月25日(水)23時閉店決定
2017/10/24エントリ 府中街道沿いのメガネスーパー跡地に「ローソン」出店、武蔵小杉新駅改札前「川崎信金ATM」が10月25日(水)にニューデイズと同時閉店へ

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2017年
12月05日

中原街道の、人気焼肉店。「ホルモンセンターどうげん」

【Reporter:はつしも】

中原街道の武蔵中原駅寄りに、焼肉店「ホルモンセンターどうげん」があります。
今回は、休日には行列もできる同店をご紹介してみたいと思います。

■「ホルモンセンターどうげん」
「ホルモンセンターどうげん」

■店名の由来「医食同源」
店名の由来「医食同源」

「ホルモンセンターどうげん」は、JR武蔵中原駅から中原街道沿いを徒歩5分程度北上したところにあります。

「どうげん」という店名は、バランスのとれた食事を美味しくいただくことで健康になるという考え方「医食同源」に由来しています。

■「どうげん」のお座敷席
「どうげん」のお座敷席

■テーブル席
テーブル席

■カウンター席
カウンター席

「どうげん」の店内は、お座敷席を中心にしつつ、テーブル席、少数ながらカウンター席も用意されています。

カウンター席は、排煙設備の配置を見る限り、2名での利用を想定したものかと思います。

■「どうげん」のメニュー
メニュー

メニュー

「どうげん」のメニューは、通常の焼肉、刺し、汁物、ハチノスなどの珍味、鍋物、ごはん、サラダ、キムチが揃っています。

一番高いタン塩で1,500円と、全体としてリーズナブルな価格帯に設定されていました。

■タン塩(1,500円)
タン塩

■カルビ(950円)
カルビ

■ロース(900円)
ロース

まずはタン塩、カルビ、ロースのポピュラーな3種から。

この中ではタン塩が、さすがに「どうげん」では一番高いだけあって柔らかく、美味しかったです。

■どうげんカルビ(1,300円)
どうげんカルビ

■上カルビ(1,300円)
上カルビ

カルビの上位メニューに、「どうげんカルビ」と「上カルビ」の2種があります。

いずれも1,300円でどちらを選ぶか迷いますが、比較してみたところ、量重視なら「どうげんカルビ」、質重視なら「上カルビ」ではないかと思いました。

これはお好みとシチュエーションで使い分けをされると良いと思います。

■ハラミ(1,300円)
ハラミ

「どうげん」は、「ホルモンセンター」と店名にある通り、ホルモン系のメニューも押しのひとつになっています。

今回、ホルモン系ではハラミをいただいてみました。

こちらも全体にリーズナブルなホルモン系の中では1,300円と一番お値段が高い品で、とけるような舌触りに満足いたしました。

■キムチ盛り合わせ
キムチ

サイドメニューとして、キムチやどうげんサラダなどもおすすめです。
なお、ライスは普通サイズでも分量大目ですので、ご留意ください。

全体として、1,000円未満のメニューが多く、どんどん頼んでいっても目が飛び出るような金額にはなりにくいと思います。


なお、週末の一巡目は、前日までの予約で一杯になることが多く、当日は先着順の受付で席が空き次第ご案内になります。

以前はずっと並んでいる必要があったのですが、数年前に携帯電話での呼び出し制度が導入されまして、10分程度で駆けつけられればお店を離れることも可能です。

武蔵小杉周辺で焼肉といえば「肉酒場」「北京」(向河原)「牛8」などもご紹介してまいりましたが、「どうげん」は美味しいながらもリーズナブルな料金が魅力です。

武蔵中原で昔から人気を維持しているお店ですので、未体験の方は一度試してみるのも良いと思います。

■「ホルモンセンターどうげん」の店舗情報
●所在地:中原区上小田中6-27-11
●営業時間:17:00~26:00(L.O.25:00)日祝17:00~25:00(L.O.24:00)
●定休日:第3水曜日・毎週木曜日(祝日、祝日前日除く)

■マップ


【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:焼肉店 ホルモンセンターどうげん
2010/4/7エントリ ロース焼肉専門店「北京(向河原店)」
2012/2/13エントリ ロース焼肉専門店「肉酒場」レポート
2012/11/16エントリ クリスマス仕様の「肉酒場」でいただく、牛骨ラーメンとBABBIのジェラート
2015/10/8エントリ 焼肉交差点の「焼肉北京」がブレーメン通り商店街に10月下旬~11月上旬移転決定、火災後半年を経て営業再開へ
2017/4/12エントリ 東急武蔵小杉駅高架下商業施設の焼肉店「牛8(USHIHACHI)」のディナータイム

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2017年
12月04日

川崎市が「川崎フロンターレJ1優勝記念パレード」12月10日(日)実施を発表、「川崎市10大ニュース」を12月6日(水)まで投票受付中

【Reporter:はつしも】

川崎フロンターレは、「2017明治安田生命J1リーグ」において優勝し、創設21年目にして初のタイトルを獲得しました。
過去に8回、タイトルに迫りながらも準優勝に終わった苦い記憶を払拭する、まさに悲願達成といえます。

川崎市では、この喜びをサポーターや市民の皆様と分かち合い、チームを祝福することを目的として、川崎市役所~川崎駅周辺における優勝パレードを12月10日(日)に実施することを発表しました。

■川崎フロンターレ優勝記念パレードの開催概要
日時 2017年12月10日(日)11:30~12:00(雨天決行)
主催 川崎市
協力 株式会社川崎フロンターレ
当日スケジュール ●11:30頃 パレード開始予定
●12:00頃 パレード終了予定
※当日の進行状況により時間が前後する場合があります。
ルート 川崎市役所第3庁舎前~川崎駅前東交差点~川崎駅前南交差点
(パレード実施区間は交通規制を実施します。規制時間は10:30~13:00を予定しております。)
注意事項 ●開始時間前における場所の事前確保は御遠慮ください。
●パレードでの「紙ふぶき」「紙テープ」類の使用及びドローンを使用した撮影は、環境や安全面の観点から禁止とさせていただきます。タオルマフラーなどでの盛り上げを是非お願いいたします。
●当日は交通規制を実施しますので、周辺道路が混雑することが予想されます。御迷惑をお掛けいたしますがあらかじめ御承知おきください。また、観覧される方はお車での御来場は御遠慮ください。
●交通規制実施時間はバス等の運行内容が変更となります。詳細につきましては、各事業者のHPを御覧いただくか、直接お問い合わせください。
●沿道の駐輪スペースにつきましても一部利用を制限させていただきますので、御承知おきください。
●沿道の安全を第一に実施いたしますので、他の方の通行の妨げにならないよう、係員の指示に従って御観覧いただきますよう御協力をお願いいたします。
Web ●川崎市 川崎フロンターレ2017 J1リーグ優勝記念パレードを実施します。
●パレードコース及び交通規制図(PDF)

■優勝パレードのルートマップ
優勝パレードのルートマップ

今回の優勝パレードは、川崎区の川崎市役所第3庁舎前をスタート地点として、銀杏並木の大通りを川崎駅方面に向かっていきます。
川崎駅に面した通りをロータリーの北端から南端まで移動したところで、パレードが終了となります。

コースとしては比較的コンパクトなもので、パレード時間も30分で終了となります。

このあたりは、優勝決定が最終戦の土壇場までもつれる中にあって、限られた時間で交通規制等を調整しきらなければならない制約もあったのではないでしょうか。

コースがコンパクトな分、サポーターや市民の皆さんの密度が高くなることが想定されます。

しかし前掲の注意事項に記載の通り、開始時間前の場所の事前確保は禁止となっています。原則として公道を占拠することはできませんので、あらかじめご承知ください。

■優勝パレードが実施される川崎市役所前の大通り
優勝パレードが実施される川崎市役所前の大通り

今回、川崎フロンターレにとっては、もちろん初の優勝パレードとなります。

2017シーズンのチームは、すでに先日解散式を行いオフに入りました。
日本代表選出選手は参加ができないようですが、長年チームに貢献してきた中村憲剛選手をはじめ、 今シーズンの体制で活躍した選手たちの集合を見られる、最後の機会ではないかと思います。

武蔵小杉から川崎駅までは南武線ですぐですので、パレードで声援を送ってみてはいかがでしょうか。



そしてもうひとつ、川崎市主催による年末の企画があります。
本サイトの公式twitterやfacebookページではすでにご案内をしております、「川崎市10大ニュース」の投票です。

■「川崎市10大ニュース」
「川崎市10大ニュース」

■「川崎市10大ニュース」の実施概要
内容 2017年に市内で起こった出来事の中から皆さんの投票で10大ニュースを決定します。あらかじめ市が選定した候補から、印象に残っている出来事を投票いただき、得票数の多い順に1番から10番までを「平成29(2017)年川崎市10大ニュース」として決定します。
賞品 投票いただいた方の中から抽選で、川崎の魅力が詰まった素敵な賞品(36種類)を203名にプレゼントします。
投票受付期間 11月21日(火)~12月6日(水)
投票方法 11月21日(火)から市ホームページ(パソコン・スマートフォン)の他、各区役所、市民館、図書館等に設置した投票箱に、備え付けの投票用紙を使って投票することができます。
Web ●川崎市 平成29(2017)年川崎市10大ニュースの投票を募集します!
●Web投票サイト

「川崎市10大ニュース」は、あらかじめ川崎市が選定した候補により投票が行われ、得票数の多い順から1番~10番目までが「川崎市10大ニュース」として決定されます。
しかしながらこの投票は11月21日からスタートしているため、川崎フロンターレ関連の選択肢は「YBCルヴァンカップ準優勝」しかありません。

「ルヴァンカップ準優勝」が12月2日に決定した「J1リーグ優勝」よりもニュースとして上ということは、普通に考えればないでしょうが、得票数順で「ルヴァンカップ準優勝」のみが10大ニュースとしてランクインする結果にもなりえる状態です。

「川崎市10大ニュース」の投票システムでは、選択肢にないニュースも、「その他自由記載」で投票することが可能です。
「川崎フロンターレJ1優勝」が「川崎市10大ニュース」にふさわしい、とお考えの方は、自由記載での投票をしてみてはいかがかと思います。

こちらの投票は、12月6日(水)まで可能です。

何を重要なニュースと考えるかは人ぞれぞれですので、ひとつの情報提供としてお知らせいたします。

■「川崎フロンターレ優勝」を伝える号外
「アズーロ・ネロ」での号外配布 

【関連リンク】
川崎フロンターレ ウェブサイト
川崎市市民ミュージアム 2017川崎フロンターレ展
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
2017/11/4エントリ 川崎フロンターレがルヴァンカップ決勝でセレッソ大阪に敗れ準優勝。当日はせんとくん応援・青覇テープ販売・フロンターレ神社開帳などが展開
2017/11/12エントリ 川崎フロンターレホームゲーム・ドール提供「ガンバ大阪戦」(11/18)を控え、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店でバナナ折り紙の応援キャンペーンを実施中
2017/11/18エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店オフィシャルグッズショップのフロンターレ応援「バナナ折り紙」が等々力陸上競技場・ガンバ大阪戦で選手向け展示、グルージャ盛岡「キヅール」も登場
2017/12/2エントリ 川崎フロンターレが創設21年目で初の栄冠。最終戦の逆転でJ1リーグ優勝・小林悠選手が得点王を獲得、武蔵小杉の街が祝賀モードに

(親子サッカードリーム教室関連)
2017/10/26エントリ 川崎フロンターレ協力「親子サッカードリーム教室」2017開催レポート:大島僚太選手・三好康児選手が交流会に登場 

(ビッグフラッグ関連)
2016/12/16エントリ 中原区役所壁面に、天皇杯の川崎フロンターレを応援するユニフォーム型ビッグフラッグが登場
2017/10/27エントリ 今井小学校の校舎壁面に川崎フロンターレの「ハロウィンふろん太」ビッグフラッグが登場
2017/11/1エントリ 中原区役所に川崎フロンターレのルヴァンカップ決勝応援ビッグフラッグが登場、小杉ビジョンではPR映像が放送中

(川崎フロンターレ観戦関連)
2015/3/13エントリ 等々力陸上競技場 新メインスタンド完成。報道機関向け内覧会・完成記念式典最速レポート!
2015/3/29エントリ 等々力陸上競技場新メインスタンドの、藤 子・F・不二雄ミュージアムコラボのブロンズ像 全8体をご紹介
2015/5/27エントリ フロンターレの「遅割」半額チケットで、お得に楽しむ平日夜の等々力ホームゲーム
2015/6/16エントリ 等々力陸上競技場「ホームA」で楽しむ、フロンターレのホームゲーム/読書会「フロンターレあるあるを読もう!」6月23日開催
2017/4/13エントリ 無料チケットやサポートショップ優待など特典が一杯! 川崎フロンターレ後援会入会ガイド
2017/8/11エントリ 川崎フロンターレ試合日に楽しむ、青色メニュー。「KOSUGI CURRY」のブルードリンクと、「SHIBA COFFEE」のブルークリームソーダ

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2017年
12月03日

江川せせらぎ遊歩道の高度処理水を止めて清掃活動を実施、普段は見られない綺麗な水底がお目見え

【Reporter:はつしも】

先日、江川せせらぎ遊歩道の水が抜かれ、清掃活動が行われていました。
この期間は普段は見ることのできない、せせらぎの水底を確認することができました。

■水が抜かれた江川せせらぎ遊歩道
水が抜かれた江川せせらぎ遊歩道

水が抜かれた江川せせらぎ遊歩道  

江川せせらぎ遊歩道は、中原区と高津区の境界付近に整備された、約2.4kmの水辺の遊歩道です。
計画段階から市民の意見を取り入れるパートナーシップ事業として2003年に完成し、 地域の皆さんの協力により維持・管理がなされています。

本サイトでもこれまでに何度かご紹介をしておりますが、いずれも水が流れている平常時です。
このような姿を見たのは、今回が初めてでした。

■水底の清掃活動
水底の清掃活動 

今回はせせらぎの水を抜いたことで、水底のごみ拾いができるようになっていました。
ここで驚きを禁じ得なかったのは、水底が想像以上に綺麗であったことです。

二ヶ領用水や渋川で水を止めたとすると、結構ドロドロした感じになると思うのですが、江川せせらぎ遊歩道は写真の通り綺麗なものでした。

あまりの綺麗さに人工的な印象も受けますが、実はそれは正解でして、せせらぎの水は等々力水処理センターの高度処理水(下水をきれいにしたもの)を利用しているのです。

この高度処理水はそのままでは生物が住めないほどきれいなもので、近隣のが生き物を放流することにより、自然の水質に近づけています。

■水底のカラス
水底のカラス

水底のカラス

とはいえ、せせらぎには生き物もしっかり生息しています。

この時は水底にカラスが下りて、干上がったせせらぎに取り残された小魚をくわえていました。

■水がわずかに残った江川せせらぎ遊歩道
水がわずかに残った江川せせらぎ遊歩道

江川せせらぎ遊歩道では、定期的に水を止めてメンテナンスをしているようです。

またそのうち等々力水処理センターの高度処理水が上流から流されて、普段の姿に戻ることでしょう。

■普段の江川せせらぎ遊歩道
江川せせらぎ遊歩道 

【関連リンク】
川崎市上下水道局 江川せせらぎ遊歩道
2008/11/7エントリ 江川せせらぎ遊歩道の「森とせせらぎ祭り」
2013/5/26エントリ 江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子
2013/6/8エントリ 江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子、1週間後の姿
2013/6/20エントリ 江川せせらぎ遊歩道の子ガモたちの、成長した姿
2013/8/21エントリ 江川せせらぎ遊歩道の、ザリガニ釣り
2014/5/11エントリ 江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子と、鮮やかな花々
2015/4/30エントリ 江川せせらぎ遊歩道にこいのぼりが登場、5月3日(日)にたらい舟の川下りイベントを開催
2015/5/6エントリ 江川せせらぎ遊歩道で、「たらい舟」に乗る子どもたち
2015/5/21エントリ 江川せせらぎ遊歩道の岩の上で、身を寄せ合うカルガモ親子
201/6/7エントリ 江川せせらぎ遊歩道の、13羽の大家族カルガモ一列縦隊
2016/2/27エントリ 江川せせらぎ遊歩道の河津桜が見頃に:鳥の蜜の吸い方2種と、大きなお雛様登場
2016/8/12エントリ 江川せせらぎ遊歩道の、「カブトムシ時計」「稲穂時計」「カタツムリ時計」
2017/5/4エントリ 江川せせらぎ遊歩道に散策シーズン到来。カルガモ大家族の子育てと、鮮やかな花々

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2017年
12月02日

川崎フロンターレが創設21年目で初の栄冠。最終戦の逆転でJ1リーグ優勝・小林悠選手が得点王を獲得、武蔵小杉の街が祝賀モードに

【Reporter:はつしも】

本日、J1リーグの2017シーズン最終節が行われ、川崎フロンターレは大宮アルディージャに5-0勝利しました。
前節時点で首位の鹿島アントラーズが引き分けに終わったことで両チームが勝ち点72で並び、勝ち点差により川崎フロンターレがJ1リーグ初優勝を飾る結果となりました。

川崎フロンターレは国内3大タイトルであるJ1リーグ・天皇杯・ルヴァンカップ、そしてアジアチャンピオンズリーグを通じて、創設21年目で初のタイトル獲得となります。

また本日はフォワードの小林悠選手が3得点を挙げ、年間23得点で単独得点王に輝きました。
こちらもセレッソ大阪の杉本健勇選手を最終戦で逆転しての個人タイトル獲得です。

■J1最終節が開催された等々力陸上競技場
J1最終節が行われた等々力陸上競技場

■フロンパーク入口の「ピコリーノ」
フロンパーク入口の「ピコリーノ」

本日の大宮アルディージャ戦は、14時キックオフでした。
午前中から等々力陸上競技場前の「フロンパーク」の準備が始まり、サポーターの皆さんが集まり始めました。

本日のチケットは完売、来場者は25,904人と発表されています。

フロンパーク入口の小鳥付き車止め「ピコリーノ」は、今日もおなじみのフロンターレのセーターに加えて、タオルマフラーも装着です。

■「陸前高田ランド・冬」
「陸前高田ランド・冬」

陸前高田ランド・冬

本日のフロンパークは、恒例の「陸前高田ランド・冬」です。

川崎フロンターレが友好協定を締結して継続的な支援活動を実施している、陸前高田市の様々な物産が販売されました。

■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のオフィシャルグッズショップ
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のオフィシャルグッズショップ 

「おめでとう!初タイトル J1リーグ青覇!!」

オフィシャルグッズショップ

そして本日の、5-0での勝利と初タイトル獲得です。

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のオフィシャルグッズショップでは、早速優勝を祝福する掲示が展開されていました。

■「アズーロ・ネロ」での号外配布
「アズーロ・ネロ」での号外配布

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のオフィシャルグッズショップで掲示されていた日刊スポーツの号外は、小杉町2丁目のグッズショップ「アズーロ・ネロ」でも配布されていました。

この号外の1面では本日の試合が特集されるとともに、裏側の2面で2017シーズンの公式戦記録が網羅されており、コンパクトながらも楽しめる内容になっていました。

表紙でジャンプしているのは、得点王を獲得したキャプテン・小林悠選手です。

●川崎フロンターレ 勝ち点72 得失点差+39(21勝4敗9分)
●鹿島アントラーズ 勝ち点72 得失点差+22(23勝8敗3分)

川崎フロンターレと鹿島アントラーズの勝敗を最後に分けたのは、得失点差でした。

鹿島アントラーズはどちらかといえば堅い守備力で1点差をものにしていくチームであり、川崎フロンターレは2点、3点、時には5点まで追加点を取りにいく屈指の攻撃力を持つチームです。

スタイル自体はどちらが良いという話ではありませんが、今シーズンについて、川崎フロンターレが勝ちが見えても守りに入らず、貪欲に得点を重ねてきたことが実を結んだわけです。

その原動力のひとつが、かつて3年連続得点王を獲得した大久保嘉人選手の移籍後の穴を埋めた、小林悠選手であったことは疑いないでしょう。

■「小杉らぁめん夢番地」の祝賀メッセージ
「小杉らぁめん夢番地」の祝賀メッセージ

■武蔵小杉商店街の祝賀メッセージ
武蔵小杉商店街の祝賀メッセージ

また、オフィシャルグッズショップだけでなく、「小杉らぁめん夢番地」や武蔵小杉駅前通り商店街などにおいても、川崎フロンターレの優勝を祝うのぼりなどが登場していました。

こののぼりはルヴァンカップで優勝した場合にも使われる予定でしたが、今回めでたく取り付けが行われました。

■本日は等々力陸上競技場に遅れて到着した「シャーレ」(を模したピコリーノの小道具)
本日は等々力にはなかったシャーレ

J1リーグを制したチームには、「シャーレ」と呼ばれる銀皿が贈られます。

シャーレは鹿島アントラーズが試合を行っていたヤマハスタジアム(静岡県磐田市)にスタンバイしていたため、川崎フロンターレの優勝決定を受けて急ぎ等々力陸上競技場に運ばれてきました。

試合終了直後のセレモニーには当然間に合いませんでしたが、遅れてシャーレが等々力陸上競技場に到着し、選手たちも掲げることができたそうです。

上記写真は昨年11月に「ピコリーノ」の小道具として持たされていた、ミニチュアサイズの「シャーレ」です。

等々力緑地の川崎市市民ミュージアムでは、12月16日から「川崎フロンターレ展」が開催されます。
同展において、ひょっとしたら本物のシャーレが展示されるかもしれませんね。


本日をもって川崎フロンターレの2017シーズン公式戦は終了となりますが、すでに優勝セール等が市内で始まっています。
また12月10日(日)11:00~に川崎市役所周辺で優勝パレードも計画(※詳細は公式リリースをお待ちください。変動の可能性もあります)されているようですので、しばらく川崎市内の盛り上がりが続くことでしょう。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ウェブサイト
川崎市市民ミュージアム 2017川崎フロンターレ展
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
2017/11/4エントリ 川崎フロンターレがルヴァンカップ決勝でセレッソ大阪に敗れ準優勝。当日はせんとくん応援・青覇テープ販売・フロンターレ神社開帳などが展開
2017/11/12エントリ 川崎フロンターレホームゲーム・ドール提供「ガンバ大阪戦」(11/18)を控え、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店でバナナ折り紙の応援キャンペーンを実施中
2017/11/18エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店オフィシャルグッズショップのフロンターレ応援「バナナ折り紙」が等々力陸上競技場・ガンバ大阪戦で選手向け展示、グルージャ盛岡「キヅール」も登場

(親子サッカードリーム教室関連)
2017/10/26エントリ 川崎フロンターレ協力「親子サッカードリーム教室」2017開催レポート:大島僚太選手・三好康児選手が交流会に登場 

(ビッグフラッグ関連)
2016/12/16エントリ 中原区役所壁面に、天皇杯の川崎フロンターレを応援するユニフォーム型ビッグフラッグが登場
2017/10/27エントリ 今井小学校の校舎壁面に川崎フロンターレの「ハロウィンふろん太」ビッグフラッグが登場
2017/11/1エントリ 中原区役所に川崎フロンターレのルヴァンカップ決勝応援ビッグフラッグが登場、小杉ビジョンではPR映像が放送中

(川崎フロンターレ観戦関連)
2015/3/13エントリ 等々力陸上競技場 新メインスタンド完成。報道機関向け内覧会・完成記念式典最速レポート!
2015/3/29エントリ 等々力陸上競技場新メインスタンドの、藤 子・F・不二雄ミュージアムコラボのブロンズ像 全8体をご紹介
2015/5/27エントリ フロンターレの「遅割」半額チケットで、お得に楽しむ平日夜の等々力ホームゲーム
2015/6/16エントリ 等々力陸上競技場「ホームA」で楽しむ、フロンターレのホームゲーム/読書会「フロンターレあるあるを読もう!」6月23日開催
2017/4/13エントリ 無料チケットやサポートショップ優待など特典が一杯! 川崎フロンターレ後援会入会ガイド
2017/8/11エントリ 川崎フロンターレ試合日に楽しむ、青色メニュー。「KOSUGI CURRY」のブルードリンクと、「SHIBA COFFEE」のブルークリームソーダ

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2017年
12月01日

川崎市立中学校の学校給食が本日より完全実施、中原区内では上平間の中部学校給食センターから配送を開始

【Reporter:はつしも】

本日より川崎市中部学校給食センターが稼働し、武蔵小杉周辺など14の中学校における学校給食の提供がスタートしました。

同センターの供給能力は1日1万食におよび、今井中・住吉中・井田中・中原中・宮内中・西中原中・玉川中・平間中・日吉中・高津中・西高津中・野川中・平中・稲田中への配送が行われました。

また。同日より川崎市北部学校給食センターが担当する12校への提供もスタートしました。これにより川崎市における中学校給食が完全実施となります。

■川崎市中部学校給食センター
川崎市中部学校給食センター

川崎市中部学校給食センターは、中原区上平間の川崎市水道局の施設「平間配水所」の一部用地を活用して建設が行われました。

2017年8月末に完成したのち、本日まで中学校給食提供の準備が進められてきたところです。

こちらは正門側で、主に食材等の搬入が行われています。

■給食搬出側
給食搬出側

給食搬出側

17号車

そしてセンターの裏手が、給食の搬出側になっています。
給食を運ぶトラックが、この時は18号車(写真は17号車)まで並んでいました。

■搬出口
搬出口 

こちら側にには搬出口が並んでいまして、トラックに積み込みやすいようになっています。

ここで給食が積まれたのち、14の中学校に届けられるわけです。

■中部学校給食センターのスタッフ
中部学校給食センターのスタッフ

これまで準備プロセスに従事してきた中部学校給食センターのスタッフも、本日から本格稼働です。

調理エリアに入るスタッフは、衛生管理がたいへん重要です。

■隣接地に建設中の「川崎市動物愛護センター」
隣接地に建設中の「川崎市動物愛護センター」

川崎動物愛護センター

■川崎市動物愛護センターの建築計画のお知らせ
事業計画のお知らせ

なお、川崎市中部学校給食センターの隣接地では、同じく平間配水所の敷地を活用して、「川崎市動物愛護センター」の建設が進められています。

こちらは現在の高津区蟹ヶ谷から2019年2月に移転する予定です。


平間配水所ではこのほか、公園の整備なども行われていまして、公共施設としての姿が徐々に変わってきています。

まずは今回の中部学校給食センターの稼働開始により、川崎市中部地区の「給食の拠点」として、また新しい役割を果たしていくことになりますね。

■「平間配水所」の調圧塔
「平間配水所」の給水塔 

【関連リンク】
川崎市教育委員会 川崎市中部学校給食センターが完成しました
川崎市上下水道局 ウェブサイト
2011/7/16エントリ 「ガス橋」と平間の渡し
2014/11/21エントリ 下平間のバス停「住宅前」と、「武道館前」
2014/11/28エントリ 川崎市動物愛護センターが中原区上平間に2018年度移転へ
2015/5/26エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(4):「平間駅」
2016/9/7エントリ 臨海部の工業用水を支える「平間配水所」の調圧塔と、川崎市中部学校給食センター・動物愛護センター整備

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2017年
11月30日

府中街道拡幅:「ニッポンレンタカー中原区役所前営業所」が営業再開・「フラワーマルシェ」移転先募集・「むさし野」周辺ビル解体着手

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉周辺では、府中街道の拡幅事業が進められています。

その一環として用地提供を行っていた「ニッポンレンタカー中原区役所前営業所」の建て替え工事が完了し、2017年11月21日に営業を再開させました。

■従来の「ニッポンレンタカー中原区役所前営業所」
従来の「ニッポンレンタカー中原区役所前営業所」

■再オープンした「ニッポンレンタカー中原区役所間営業所」
再オープンした「ニッポンレンタカー中原区役所間営業所」

「ニッポンレンタカー中原区役所前営業所」は、その名前の通り府中街道の中原区役所向かいで営業する店舗です。
従来は現在の府中街道の歩道いっぱいまで店舗の面積がありましたが、道路拡幅事業により敷地を後退させる必要がありました。

近年のレンタカー店舗は各店舗間のネットワーク化も進み、必ずしも大規模な面積を必要としません。
同店の場合は移転や閉店をするのではなく、敷地の一部を削ってより省スペースな店舗として生まれ変わることを選択しました。

敷地を削ったとはいっても、すぐに拡幅工事が始まるわけではありません。
2017/11/28エントリでご紹介した通り、小杉町3丁目の拡幅用地が2018年4月1日から最大5年間を期限に民間事業者に貸し出しされることが告知されていますから、少なくともその間は現状のまま塩漬けとなります。

そのため上記写真の通り、削った土地にもニッポンレンタカーののぼりが出ており、車の出入りもしますので実質的に同店が占有的に使用することができるスペースとなっているようです。



■東急線高架近くの「フラワーマルシェ」が移転先募集
東急線高架近くの「フラワーマルシェ」が移転先募集

■「年内営業」と「移転先募集」
「年内営業」と「移転先募集」

府中街道沿いでは、東急線高架近くでの立ち退きが徐々に始まってきました。
「てもみん」向かいの「フラワーマルシェ」では、「年内営業」(年内で営業終了の意と思われる)の告知が掲示されるとともに、移転先を募集しています。

■「むさし野」や周辺の建物解体
「むさし野」や周辺の建物解体

■「むさし野」の解体
「むさし野」の解体

また東急線高架の南側でも、2016年12月に閉店した「むさし野」の建物解体がすでに着手されています。
これに加えて、周辺の建物の解体準備も進んできました。

■「株式会社イシイ」の移転
「株式会社イシイ」の移転

「株式会社イシイ」の移転

「むさし野」の隣にあった機械工具等の販売会社「株式会社イシイ」は、近隣に事務所移転をしていました。
すぐ近所で移転がまとまって、これは良かったのではないでしょうか。

こちらも「むさし野」同様、上記写真撮影後に解体が着手されました。

■「ワタナベ洋服店」の解体調査
「ワタナベ洋服店」の解体調査

「ワタナベ洋服店」の解体調査

そして「株式会社イシイ」から1軒挟んだ「ワタナベ洋服店」では、解体のためのアスベスト等事前調査の告知が掲示されていました。
こちらもほどなく解体工事が始まることでしょう。

■「イシイ」「ワタナベ洋服店」の間で営業を続ける「酔い処 仲川恭平」「スナック知恵」
「イシイ」「ワタナベ洋服店」の間で営業を続ける「酔い処 仲川恭平」「知恵」

なお、「株式会社イシイ」と「ワタナベ洋服店」の間には、「酔い処 仲川恭平」とスナック「知恵」が入る建物があります。
こちらは今のところは営業を継続していました。

「酔い処 仲川恭平」は、2016年3月にオープンしたばかりで、もともと拡幅による立ち退きを前提として出店をしたお店でした。
早期に立ち退きでは出店コストの回収ができませんから、可能な限りは営業を続ける前提かと思いますが、それがいつまでかは現段階ではわかりません。

この建物は、解体が始まる「ワタナベ洋服店」とは密着して一体化した建物のようになっています。
「ワタナベ洋服店」だけ解体するとなると、作業場は少々気を遣いそうです。

■拡幅が進む府中街道
拡幅が進む府中街道

このように府中街道では、徐々に川崎市による用地取得が進んできています。
とはいえ前述のように何か所かで期間限定での民間用地活用も行っており、現実に拡幅工事が着工されるまでには数年以上を要することが確実です。

どらくらいかかるのかわかりませんけれども、取得済みの用地を連続的に歩行できるようにするなど、当面の交通安全性を向上させるような取り組みもあってよいかと思いました。

【関連リンク】
(府中街道拡幅関連)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 府中街道
2012/3/1エントリ さよなら、リンガーハット川崎武蔵小杉店
2012/8/11エントリ 府中街道の中華料理店「かんちゃん」閉店、 府中街道拡幅用地の取得進む
2015/5/25エントリ 府中街道拡幅により安いステーキ「エル・ア ミーゴ」が閉店、50年の歴史に幕
2015/8/24エントリ 武蔵小杉「吉岡時計店」の、3万分の1の奇 跡。オスの三毛猫「ジロー君」と、「ミケタン」2016/12/7エントリ 府中街道拡幅区間に残る、「黒焼き」のうなぎ専門店。相撲部屋を移築した「むさし野」
2017/1/8エントリ 相撲部屋を移築した「黒焼き」のうなぎ専門店「むさし野」が、府中街道拡幅のため閉店
2017/5/31エントリ 府中街道拡幅遊休地活用「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」が利用料金を「16時間100円」に値下げ、等々力緑地近くに「三井のリパーク川崎宮内4丁目」がオープン
2017/10/5エントリ 「ニッポンレンタカー中原区役所前営業所」が府中街道拡幅のために一時閉鎖、用地提供の上11月10日(金)再オープンへ
府中街道拡幅後の新築ビル「SOARS」「クレスト武蔵小杉Ⅱ」が竣工、「SOARS」2階に洋食ダイニング「さんぐり家」が11月下旬オープン

(ニッポンレンタカー関連)
ニッポンレンタカー 新設営業所のお知らせ
2016/9/10エントリ 武蔵小杉新駅前「タイムズ武蔵小杉第3」跡地に「ニッポンレンタカー」が出店へ、リッチモンドホテル隣に10/15オープン「トヨタレンタリース」と競合
2016/10/20エントリ 「ニッポンレンタカー武蔵小杉横須賀線口営業所」「トヨタレンタリース神奈川武蔵小杉駅前店」オープン、ニッポンレンタカーの建物は車両タイプの移動式

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2017年
11月29日

多摩川浅間神社下から、武蔵小杉をのぞむカフェ&バー。「多摩川ダイナー」のパーティーメニュー

【Reporter:たちばな】

丸子橋を渡った先、大田区の多摩川沿いの「多摩川浅間神社」に、武蔵小杉周辺を一望できる見晴らし台があることを2015/3/22エントリでご紹介しました。

この多摩川浅間神社の下にあるカフェ&バー「多摩川ダイナー」を、ご紹介したいと思います。

■「多摩川ダイナー」
「多摩川ダイナー」

「多摩川ダイナー」は、丸子橋を渡ってすぐの交番の信号を左折し、多摩川沿いの道路を1分ほど二子玉川方面に歩いたところにあります。

手前には多摩川浅間神社にのぼっていく階段がありますが、そこは素通りします。

道路沿いに、上記写真のようなオープンテラス席のあるお店が見えてきます。

■「多摩川ダイナー」のカウンター
「多摩川ダイナー」のカウンター

「多摩川ダイナー」の店内には、カウンターのほか、テーブル席も20名ほどあります。
またオープンテラス席では、バーベキュー(1名5,000円、4名から)もできるということです。

■パーティーメニュー(3,800円、90分飲み放題つき):ブルスケッタ
パーティーメニュー

■パーティーメニュー:サラダ
サラダ

■パーティーメニュー:ポテト
ポテト

■パーティーメニュー:肉料理
肉料理

■パーティーメニュー:パスタ
パスタ

■パーティーメニュー(3,800円、90分飲み放題つき)
パーティーメニュー

今回オーダーしたのは、同店の「パーティーメニュー」(3,800円、90分飲み放題つき)です。

料理はブルスケッタ、サラダ、ポテト、肉料理、パスタの5種で、いずれも、お酒に合う濃いめの味付けで飲食が進みました。

このほか、もう少しグレードアップしたい場合は5,000円、120分飲み放題つきのパーティーメニューもあります。

同店では「ランチ」「ホリデーランチ」「ディナー」「ドリンク」「BBQ」「レディースプラン」も用意されていますので、それぞれ公式ウェブサイトのメニューをご参照ください。

■「多摩川ダイナー」ウェブサイトのメニュー(PDF)
●ランチ
●ホリデーランチ
●ディナー ●ドリンク
●BBQ
●パーティーメニュー
●レディースプラン

■「多摩川ダイナー」前から、丸子橋方面
多摩川ダイナー前から、武蔵小杉方面

■多摩川越しに見える武蔵小杉
多摩川越しに見える武蔵小杉方面

「多摩川ダイナー」からは、多摩川越しに武蔵小杉の高層ビル群が見えます。

武蔵小杉にいると近すぎて全景が見えませんが、多摩川をわたることで武蔵小杉の夜景を楽しむことができるわけです。

また、店舗の真上にある、多摩川浅間神社からのパノラマをついでに眺めるのも良いでしょう。

たまに気分をかえて、ここまで足をのばしてみてはいかがでしょうか。

■浅間神社の見晴らし台から見た、丸子橋と武蔵小杉の高層ビル
丸子橋と武蔵小杉の高層ビル

■多摩川浅間神社からのパノラマ

こちらをクリックすると拡大ウインドウが開きます

■「多摩川ダイナー」店舗情報
●所在地:大田区田園調布1-55-20浅間ビル5号
●営業時間:火~日11:30-23:00/祝日11:30-21:00
●定休日:月曜日
●ウェブ:http://www.delight-tmg.com/tmg/
 
■「多摩川ダイナー」のマップ


【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:カフェ 多摩川ダイナー
2009/9/23エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(1):「丸子の渡し」
2011/6/1エントリ 丸子橋の大田区側の親柱
2011/7/16エントリ 「ガス橋」と平間の渡し
2011/11/25エントリ 大田区から見る武蔵小杉再開発ビルと、富士山
2012/8/15エントリ ガス橋から見た、六郷土手の花火大会
2015/3/22エントリ 多摩川浅間神社の見晴らし台から望む、武蔵小杉周辺パノラマ
2015/10/13エントリ 中原区にあった、日本初の常設サーキット。 「多摩川スピードウェイ」メインスタンド跡地を歩く
2015/11/21エントリ 「多摩川スピードウェイ・回顧展」が11月21 日(土)・22日(日)開催、第1回レース優勝車「オオタ号」を展示中
2016/2/5エントリ 大田区側の多摩川河川敷から見る、武蔵小杉の 鏡面世界パノラマ
2016/4/8エントリ (番外編):旧中原街道「桜坂」から見えるソメイヨシノと、武蔵小杉の高層ビル群
2016/7/7エントリ 丸子橋周辺の多摩川水位を、24時間ライブ配信。「国土交通省京浜河川事務所 田園調布出張所」の鉄塔探訪
2016/7/17エントリ 中原区の、日本初常設サーキットの記録。市民ミュージアム「多摩川スピードウェイ展」が本日スタート、福田市長も観覧/スピードウェイ遺構には記念パネルが設置
2016/8/6エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(番外編):大田区側「おいと坂」と、「美富士橋」から見る武蔵小杉の高層ビル群
2016/10/30エントリ 「第3回 丸子の渡し祭り」開催レポート:渡し船は1時間40分待ちの盛況、大田区発祥「揚げパンマン」登場

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2017年
11月28日

川崎市が府中街道拡幅用地活用入札「第2回」を実施、「小杉町3丁目」用地を移動販売・露店による物販・飲食店舗等を用途に月額7万円台から募集

【Reporter:はつしも】

川崎市は現在、道路拡幅用地のうち、一定以上の期間にわたって事業が着手されない用地を民間事業者に貸し出して活用を進める事業を推進しています。

武蔵小杉周辺では府中街道(国道409号)の拡幅用地がこれにあたりまして、2017年4月以降には東急線高架下(中原区市ノ坪)に「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」、等々力緑地近く(中原区宮内)に「三井のリパーク川崎宮内4丁目」が相次いでオープンしました。

そしてこのたび、用地活用事業の「第2回募集」において、川崎信用金庫武蔵小杉支店近く(小杉町3丁目)の土地が「駐輪場、広場、公園、購買施設、食事施設」として、等々力緑地近く(宮内4丁目)の土地が「自動車駐車場」として入札が行われることになりました。

占用料は前者が月額78,100円、後者は月額66,000円からの入札となります。

■川崎市による道路予定地の利用者募集「第2回募集」
所在地 小杉町3丁目 宮内4丁目
面積 71㎡ 165㎡
用途 駐輪場、広場、公園、購買施設、食事施設 自動車駐車場
利用期間 2018年4月1日から5年以内 2018年4月1日から5年以内
占用料月額 最低額1,100円/1㎡
71㎡合計78,100円
最低額400円/1㎡
165㎡合計66,000円
入札資料 川崎市ウェブサイト 川崎市ウェブサイト

■府中街道拡幅の道路予定地活用マップ
府中街道拡幅の用地活用マップ 

■小杉町3丁目の対象用地(駐輪場、広場、公園、購買施設、食事施設)
小杉町3丁目の対象用地

■入札募集の掲示
入札募集の掲示

まずこちらは、小杉町3丁目の対象用地です。

写真の手前側が川崎信用金庫武蔵小杉支店の仮店舗側で、対象用地はすでに拡幅用地として川崎市の取得が完了しています。

武蔵小杉周辺における今までの拡幅用地活用は「駐車場」「駐輪場」に限られていたのですが、この場所は周辺が商業地ということもあってか、用途が「駐輪場、広場、公園、購買施設、食事施設」ということになっています。

注目は「購買施設、食事施設」で、これはより具体的には「自動車を利用した移動販売や露店などの物販や飲食ができる購買施設または食事施設」と定義されています。

建築確認が必要な店舗建物は建設できないものの、移動販売やテントなどによる物販店舗・飲食店舗は営業ができるということです。

 一方、「広場・公園」については、用途として設定する意図はなんでしょうか。
普通に考えて、川崎市など行政以外に「広場、公園」をわざわざ利用料を支払って整備する民間企業・団体等がいるものでしょうか。
国や県にしてもこの場所にミニサイズの公園等を整備する動機づけがあるものかどうか、この点は正直よくわかりませんでした。

なお、占用料は前掲の通り、1㎡あたり最低1,100円、敷地が71㎡ですから、月額78,100円から入札が可能です。
5年以内という期間限定ではありますが、新規出店にチャレンジをされる方にとってはチャンスといえるかもしれません。

■旧店舗解体前の対象用地(右側)
旧店舗解体前の対象用地 

上記写真は、今回の対象用地を旧店舗解体前に撮影をしたものです。

対象用地は写真右側で、1階がメガネ店、2階がオリジナルTシャツ等の制作受託店舗が入る建物がありました。

この解体からすでに2年程度が経過しており、さらに今回の入札により5年間の店舗利用が可能なわけですから、立ち退きはもう少し後でも良かった、ともいえます。

勿論それを言っていては用地取得が進まなくなりますから、順次取得をしていくことになるわけですが、立ち退きをされた方からするとまた別の見方があるかもしれません。



■宮内4丁目の対象用地(用途:自動車駐車場)
宮内4丁目の対象用地(自動車駐車場)

■入札募集の掲示
入札募集の掲示

もうひとつは、宮内4丁目の用地です。
この用地は駅からかなり距離がありますが、等々力緑地の入口のすぐそばにあります。

そのようなロケーションを勘案して、こちらは用途が自動車駐車場に限定されています。

■もともと駐車場だった対象用地
もともと駐車場だった対象用地

なお、この用地はご覧の通りもともと駐車場として活用されていたものでした。

それを府中街道拡幅のために川崎市が取得したものの、当面工事着工の見込みがないために改めて駐車場として活用する民間事業者を募集するというかたちです。

あまり初期コストをかけずに運用できそうな点は、本物件のメリットでしょう。

■「第1回」で入札された等々力緑地近くの「三井のリパーク川崎宮内4丁目」
等々力緑地近くの「三井のリパーク川崎宮内4丁目」

なお、今回の入札対象用地からすぐ近くには、同様に川崎市の「第1回」募集により「三井のリパーク川崎宮内4丁目」として活用されることになった拡幅用地があります。

今回の用地は、これに比べるとかなり小規模なものです。

■同じく「第1回」で入札された東急線高架下「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」
東急線高架下の「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」

「第1回」募集では、冒頭にご紹介した通り、用地を活用する民間事業者がスムーズに決定しました。

今回は小杉町3丁目においては店舗という選択肢もありますし、どのような活用がなされるものか個人的にも注目しています。

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 道路予定地の利用者募集のご案内
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