武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2016年
03月16日

「KOSUGI CURRY」2号店、街の案内所カフェ「@marucafe」が医大モールに4月5日(火)オープン決定

【Reporter:はつしも】

「KOSUGI CURRY」を運営する株式会社サウンドキッチンが、2号店となる「@marucafe(あっとまるかふぇ)」をiDAiモールに2016年4月5日(火)にオープンさせることになりました。

「@marucafe」には「あつまる」「あったまる」「あっとしんまるこ」の3つの意味が込められ、「街のご案内カフェ」として企画されました。
武蔵小杉・新丸子周辺のお店やコミュニティなど、さまざまな情報発信基地となることをコンセプトとしています。

本日付でオープンが発表されまして、ウェブサイトがオープンしました。

■「@marucafe」ウェブサイト
http://atmarucafe.com/
@marucafeのロゴ
■「@marucafe」の外観イメージ
「@marucafe」の外観イメージ
※現在施工中であり、一部イメージです。

「@marucafe」は、iDAiモールの中ほど、「菓心桔梗屋」の近くにオープンしました。
ここは以前はとんかつの「三八」、その後カツサンドのお店「a cafe」が営業をしていたところです。

■1階のカウンター席
1階のカウンター席 

「@marucafe」は2階建てになっていまして、1階にはカウンター4席があります。

■ショップカード置き場
ショップカード置き場

「@marucafe」は「街のご案内所」として、地域の皆さんから街の情報を集めています。

■「@marucafe」で募集している街の情報の例
▼お店のショップカードやお知らせ
▼コミュニティ活動のチラシ
▼地域で活動するアーティストのCD

お店のやコミュニティ活動の情報をお店に置いたり、地域で活動するアーティストの方の音楽をお店でかけたり、さまざまな地域情報発信を行うことを予定しています。

何かご紹介したい街の情報がありましたら、気軽に持ち寄ってみてはいかがでしょうか。

■武蔵小杉周辺の壁面マップ
武蔵小杉周辺の壁面マップ

また1階・2階ともに、壁面には武蔵小杉周辺のマップが描かれています。

このマップも見ながら付箋を貼ってみたり、地域に関する話題が弾みそうです。

■2階のテーブル席
2階のテーブル席

2階はキッチンカウンターがない分、少しスペースに余裕があります。
こちらにはテーブル10席が用意されています。

また2階には、全席Wi-Fiと電源が完備しています。
モバイル端末を活用して、街の情報集めや情報発信も可能ですね。

営業時間は
・11:00~14:00のランチタイム
・15:00~17:00のカフェタイム
・18:00~26:00のナイトタイム
(日曜日・祝日は11:00~17:00)
3つの時間帯があり、それぞれメニューが異なります。

ここではその一部だけ、ご紹介しましょう。

■ランチタイムの、カスタマイズできる特製カレーライス
特製カレーライス 

まずこちらは、ランチタイムの特製カレーです。
「@marucafe」は「KOSUGI CURRY」の2号店ということもあってカレーが目玉メニューのひとつになっています。

2種類のルーを選択したのち、トッピングでカスタマイズが可能です。

■カフェタイムの「まるこサンド」
カフェタイムの「まるこサンド」 

続いてこちらはカフェタイムの「まるこサンド」です。

ご覧の通りまんまるなホットサンドで、パンや具材には武蔵小杉・新丸子のお店で作られたものが使われています。

■ナイトタイムの軽食
ナイトタイムの軽食

そしてナイトタイムには、日替わり定食やかんたんなおつまみ、お総菜、軽食などが用意されています。

深夜26時まで営業をしていますので、夜遅いお帰りでも利用が可能です。

また夜21時以降は、食事の持ち込みもOKとなっています。

これは「街の案内所」としてのコンセプトに沿ったもので、街の美味しいものを是非ご紹介いただきたいという思いが込められています。


ご紹介は以上ですが、いかがでしょうか。
今までのカフェとはまた少し違った楽しみかたができそうです。

1号店である「KOSUGI CURRY」も、「対話式カレー」として地域での交流を重視し、「武蔵小杉カレーフェスティバル」「新丸子ゴールデンルートクラブ」「新丸子の路地裏マルシェ」など、さまざまな地域盛り上げの企画を立ち上げ・参画してきました。

今回の「@marucafe」は、その姿勢をさらに進化させたものといえるでしょう。

4月5日(火)のオープン以降、またここから新しいものが生まれてくるかもしれませんね。

■「@marucafe」の店舗情報
▼所在地:中原区新丸子町754
▼営業時間:
火曜~土曜11:00-14:00 / 15:00-17:00 / 18:00-26:00
日曜・祝日11:00-17:00
▼定休日:月曜日(祝日の場合も定休)
▼全席禁煙、駐車場なし
▼Web:http://atmarucafe.com/

■「@marucafe」のマップ
「@marucafe」のマップ

※本エントリの写真は株式会社サウンドキッチンより提供を受けています。

【関連リンク】
(KOSUGI CURRY)関連
KOSUGI CURRYウェブサイト
おさるセンムの独立計画 【重大発表】4月5日にカフェをオープンいたします!
2012/1/23エントリ 濃すぎカレーの移動販売。「KOSUGI CURRY」
2012/7/1エントリ 濃過ぎカレーの移動販売「KOSUGI CURRY」が店舗営業を開始
2013/7/6エントリ 「ブーランジュリー・メチエ」と「KOSUGI CURRY」のコラボレーション「焼きカレーパン」期間限定販売中
2014/7/19エントリ 新丸子周辺6店舗による「新丸子ゴールデンルートクラブ」発足、コラボ第1弾「メチエ×コスギカレーの焼きカレーパン」販売中
2014/10/20エントリ 10月25日(土)開催「コスギフェスタ2014」に「KOSUGU CURRY」「SHIBA COFFEE」が共同出店、翌日より「+Care Project」の「Walk & Get」に参加
2015/11/7エントリ 第2回「新丸子の路地裏マルシェ」11月7日(土)8日(日)開催、「Common Life」「BJcafe」に加え「SHIBA COFFEE」「KOSUGI CURRY」が初参加

(新丸子ゴールデンルートクラブ関連)
新丸子ゴールデンルートクラブ ウェブサイト
2014/7/19エントリ 新丸子周辺6店舗による「新丸子ゴールデンルートクラブ」発足、コラボ第1弾「メチエ×コスギカレーの焼きカレーパン」販売中
2014/9/8エントリ 「新丸子ゴールデンルートクラブ」SHIBA COFFEE×You+コラボ企画「『コーヒーってこんなに味が違うんだ!』を体験する会」が2014年9月11日(木)開催
2015/9/3エントリ 「新丸子ゴールデンルートクラブ」の「新丸子みんなで作るタウンガイドキャンペーン」11月15日まで開催中 

(武蔵小杉カレーフェスティバル関連)
2015/10/12エントリ 武蔵小杉の「ひと」(10)「コスギフェスタ2015実行ワーキング・グループ」安藤均さん、奥村佑子さん
2015/10/23エントリ 「コスギフェスタ2015」前夜祭「タワレコ秋のミュージックフェスタ」「武蔵小杉カレーEXPO」開催レポート/24日(土)本祭1日目の見所まとめ

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2016年
03月15日

「シティタワー武蔵小杉」竣工・公開空地オープン、店舗13区画のうち2階にクリニック3院を計画

【Reporter:はつしも】

53階建てのタワーマンション「シティタワー武蔵小杉」がこのたび完成し、周辺の公開空地もあわせてオープンしました。

同タワーの1~2階には13区画のテナントスペースが整備されており、そのうち2階には認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」に加えて3院程度のクリニックモールが整備される計画であることがわかりました。

■竣工したシティタワー武蔵小杉
竣工したシティタワー武蔵小杉

シティタワー武蔵小杉は、住友不動産分譲による最高部190m・53階建てのタワーマンションです。
グランツリー武蔵小杉駅の南側に位置し、武蔵小杉駅からは約4分です。

■シティタワー武蔵小杉のマンション銘板
シティタワー武蔵小杉のマンション銘板

このエリアにはかつて東京機械製作所玉川製造所第一工場・第二工場がありました。
第一工場跡地はセブン&アイホールディングスが買収して「グランツリー武蔵小杉」を建設し、第二工場跡地は住友不動産が160億円で買収してシティタワー武蔵小杉を建設しました。

シティタワー武蔵小杉の竣工により、いわゆる「東京機械製作所玉川製造所再開発」事業が完成したことになります。

■グランツリー武蔵小杉側の歩道状空地
グランツリー武蔵小杉側の歩道状空地

シティタワー武蔵小杉のグランツリー武蔵小杉側では、歩道状空地が開放されたことで、さらに歩道が広くなりました。
東京機械製作所玉川製造所があったころ、ここはドブ板の上の狭隘な歩道であったことから考えるとたいへんな変化です。

■居住者用エントランス
居住者用エントランス

■シティタワー周辺を回る公開空地の小道
シティタワー周辺を回る公開空地の小道

■公開空地の広場
公開空地の広場

公開空地がオープンしたことにより、シティタワー武蔵小杉の周辺をぐるりと回ることができるようになりました。
これにより、拡幅前の狭隘な府中街道を歩行者が一部迂回することも可能です。

■1階~2階のテナントスペース
1~2階のテナントスペース

■1~2階のテナントスペース
1~2階のテナントスペース 

2016/1/22エントリでご紹介したとおり、シティタワー武蔵小杉の1~2階には13区画のテナントスペースがあります。
このうち2階の最大区画(上記2枚目の写真の2階手前)には、認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」が2016年4月にオープンすることがすでに告知されています。

■シティタワー武蔵小杉1階のテナント図
1階フロア図 

■シティタワー武蔵小杉2階のテナント図
2階フロア図 

そして「ポポラー川崎武蔵小杉園」(上記テナント図「M区画」)に加えて、2階では3区画「H区画」「I区画」「L区画」において、クリニックを入居させる計画が進められています。

これまでのマンション付属商業施設を見てもわかる通り、駅直結でもない限りは2階は「ふらっと人が集まる」業態の店舗は難しいですから、クリニックモールにするのは妥当なところではないでしょうか。

その他の区画については、現段階ではまだわかりません。

■テナントスペース内
テナント区画内

テナントスペースはまだスケルトンの状態で、オープン準備等はまだ始まっていません。

上述のクリニックについてもまだ入居するクリニックがすべて確定はしていないようですので、商業施設として稼働するのはもう少し先の話になりそうです。

■テナント用駐輪場
テナント専用駐輪場

複数の区画をまとめて使ったりする可能性もないとはいえませんが、シティタワー武蔵小杉のテナントスペースは13区画があり、全体ではそれなりに来客数があるでしょう。

そのため建物1階には、テナント専用の駐輪場が用意されていました。
公開空地などへの放置を防ぐためにも、必要な設備ですね。

とりあえずは「ポポラー川崎武蔵小杉園」は4月にオープンしますので、テナントが揃わなくても施設としてはまもなくオープンすることになります。

今後順次、他のテナント情報もお伝えしてまいりたいと思います。

■引き続き販売が続くシティタワー武蔵小杉
販売が続くシティタワー武蔵小杉

なお、「シティタワー武蔵小杉」の成約は約6割程度の進捗率で、今後1年半ほどは販売活動が継続される予定です。

これは「即日完売」を価格設定ミスと捉え、「一定以上の価格設定で、建物完成後も値引きをせず売れるまで売る」と言われる住友不動産独特の営業スタイルによるもので、同社としては通常通りの販売スケジュールといえるでしょう。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区(大規模工場跡地地区)
2010/7/22エントリ 東京機械製作所跡地に11万㎡商業施設と57階タワーマンションを建設、2015年度完成へ
2010/7/23エントリ 追補:東京機械製作所跡地商業施設は2014年度完成、2015年度に全体完成
2010/8/2エントリ 東京機械製作所跡地再開発・大型複合商業施設と高層マンションの詳細情報
2010/10/24エントリ 東京機械製作所が玉川製造所第二工場用地を住友不動産に売却を決議、2011年3月23日引渡しへ
2013/1/7エントリ 住友不動産が東京機械製作所跡地「シティタワー武蔵小杉」を発表
2013/4/3エントリ 東京機械製作所玉川製造所跡地の再開発工事と、工事車両向けの注意書き
2013/4/24エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉から見た、「(仮称)アリオ武蔵小杉」「シティタワー武蔵小杉」建設工事
2015/2/20エントリ シティタワー武蔵小杉のタワークレーンとPC工法
2016/1/22エントリ 完成近づく「シティタワー武蔵小杉」に2フロア13区画のテナント案内板が登場、2階に認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」が4月に開園へ

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2016年
03月14日

川崎歴史ガイド・中原街道ルート(番外編):神明神社と上小田中公園に残る、「くらやみ」の歴史

本サイトでは、2009年9月から6年半に及ぶ長期連載「川崎歴史ガイド・中原街道ルート」をシリーズでお届けしています。

財団法人川崎市文化財団の事業に、市内の歴史文化遺産の保存と紹介を目的とした「川崎歴史ガイド」があります。これは市内の歴史をたどる9つのルートを設定し、現地にガイドパネルを設置するほか、パンフレットを作成して当該地域の歴史を紹介するものです。

中原区においては、「中原街道」と「二ヶ領用水」がルートに設定されており、本連載では「中原街道ルート」の紹介を行っています。

この第16回では、「木月堀と『くらやみ』」をご紹介しました(2014/2/10エントリ参照)。
『くらやみ』とは、中原街道の旧名主家・原家のお屋敷の木々が立派で大きな影をつくっていることから、古くから同家のお屋敷がそのように呼ばれていたものです。

今回はこれに関連して、「神明神社」の歴史をご紹介したいと思います。

■神明神社
神明神社

神明神社は、「くらやみ」のお屋敷からさらに北側に入っていった場所にあります。この神社は、原家とゆかりのある神社です。

■原家寄贈の石碑
原家寄贈の石碑

神明神社の境内には、原家が寄贈した石碑が鎮座しています。ここに、神明神社と原家のかかわりについて説明がありました。

この石碑によると、神明神社の紀元2,600年記念にあたる1940年、氏子からの要望を受けて原家が所有する土地を明神社に寄贈されたそうです。
その時の敷地は、北側にある「上小田中公園」の敷地も含めたたいへん広いものでした。

その後1955年頃、境内に「神明会館」を建設するための費用を捻出するため、神明神社は北側の土地を川崎市に売却します。これが現在の「上小田中公園」になっているということです。

■神明会館
神明会館

こちらが現在も境内にある「神明会館」です。築年数は経っていますが、中原区の神社の中でも、立派な会館ではないでしょうか。
神明会館は、地域の催しなどにも活用されているようです。

■上小田中公園
上小田中公園

続いてこちらが神社北側にある「上小田中公園」です。
見通しが良く遊具が複数整備された、街区公園の中でも広めの公園です。

ここまでがかつては神明神社だったのですから、かなり広い神社だったことがわかります。
またその土地を寄贈した、旧名主家の力がうかがわれますね。

■石碑に刻まれた「くらやみ」の文字
石碑に刻まれた「くらやみ」の文字

寄贈された石碑には署名として「原 本家(くらやみ)」と刻まれていました。
「木月堀と『くらやみ』」において、原家のお屋敷が「くらやみ」と呼ばれていたことをご紹介しましたが、実際に地域に定着した呼び名であったことがわかります。

■神明神社の「八百八橋」
神明神社の「八百八橋」

なお、この神明神社には「八百八橋」があります。
明確に案内等は何もないのですが、神社の塀の外側に並んでいるのが、「八百八橋」の石橋でしょう。

「八百八橋」とは、1772年から1781年にかけて上丸子で「ほしか屋」という肥料店を営んでいた野村文左衛門が私財を投じて中原街道沿いの各地に架けた石橋のことです。
野村文左衛門は「人々のために1,000の橋を架ける」という志によりこの事業を行い、その功績を讃えて「八百八橋」と呼ばれるようになりました。

詳細については、「川崎歴史ガイド・中原街道ルート」の第4回「明治の醤油づくりと八百八橋」2009/11/29エントリ)をご参照くださいね。
「八百八橋」は、いくつかの神社のほか武蔵小杉駅北口、中原区役所など、現在も中原区に複数残されていますので、今後もご紹介する予定です。

神明神社をめぐる歴史については、以上です。

また次回は、「川崎歴史ガイド・中原街道ルート」の本編に戻りたいと思います。

■中原区役所に移設・保存された八百八橋
中原区役所に保存された八百八橋

■神明神社のマップ
神明神社のマップ

【関連リンク】
(川崎歴史ガイド・中原街道ルート連載)
2009/9/23エントリ (1):「丸子の渡し」
2009/10/6エントリ (2):「旧原家母屋跡地」
2009/11/9エントリ (3):「旧名主家と長屋門」
2009/11/29エントリ (4):「明治の醤油作りと八百八橋」
2009/12/21エントリ (番外編):「武蔵小杉駅の八百八橋」
2010/2/9エントリ (番外編):「丸子の渡しガイドパネル入札不調」
2010/2/14エントリ (5):「小杉御殿と『カギ』の道」
2010/3/30エントリ (6):「小杉御殿の御主殿跡」
2010/5/23エントリ (番外編)「中原区役所の八百八橋」
2010/6/28エントリ (7):「小杉陣屋と次大夫」
2010/7/19エントリ (8):「御蔵稲荷と多摩川」
2010/8/19エントリ (9):「西明寺と小杉学舎」
2010/11/12エントリ (10):「小杉駅と供養塔」
2011/2/11エントリ (11):「庚申塔と大師道」
2011/3/27エントリ (12):「小杉十字路」
2011/4/7エントリ (番外編):「中原区役所の八百八橋」リニューアル
2011/5/3エントリ (番外編):「中原区役所の八百八橋」看板設置と
石橋ベンチ

2011/7/9エントリ (13):「二ヶ領用水と神地橋」
2011/9/4エントリ (14):「泉沢寺と門前市」
2012/12/1エントリ 「安藤家長屋門」が川崎市指定文化財に、本日12月1日(日)に一般開放
2013/2/9エントリ 「安藤家長屋門 川崎市重要歴史記念物記念イベント」が2013年3月14日(木)、30日(土)開催
2013/2/12エントリ 川崎市重要歴史記念物「安藤家長屋門」一般公開レポート
2013/8/16エントリ (15):「旧中原村役場跡」
2014/2/10エントリ (16):「木月堀と『くらやみ』」
2015/12/20エントリ (番外編):旧原家母屋跡地「GATE SQUARE小杉御殿町」の歴史展示

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2016年
03月13日

等々力緑地再編整備:「健康美」の像周辺と、硬式野球場・じゃぶじゃぶ池整備エリアの工事進む

【Reporter:はつしも】

等々力緑地では、陸上競技場をはじめとした大規模な再編整備が進められています。

その一環として硬式野球場・じゃぶじゃぶ池の整備が着手されまして、現在等々力緑地の広範囲が立ち入りできない状態になっています。

■現在の等々力緑地再編整備マップ
現在の等々力緑地再編整備マップ 

■府中街道に面した等々力緑地の入口
府中街道に面した等々力緑地の入口

まずこちらは、府中街道に面した等々力緑地のエントランスゾーンです。
ここも等々力緑地のエントランスにふさわしい姿に再整備を行うことになり、すでに仮囲いで覆われています。

■「健康美」の像
「健康美」の像

「健康美」の像 

ここには2011/6/30エントリなどでご紹介した、「健康美」の像が鎮座しています。
この像の周辺は、すでに更地化が進められていました。

■臨時のバス停
臨時バス亭

そしてエントランスゾーンの中央にはアスファルトが敷設されまして、臨時のバス停が整備されていました。

■エントランスゾーンのイメージ図
エントランスゾーンのイメージ図 

エントランスゾーンの完成イメージは、上記のようになります。

既存のケヤキ並木を活かした広場が整備されるとともに、混雑緩和や安全確保のために広場周辺道路の再編や線形改良も実施されます。

イメージ図で見る限り、「健康美」の像を設置するような場所がありませんので、どこかに移設されるのでしょうか。

またバス停のための道路拡幅も行われており、現在整備されているバス停は、あくまでも臨時の物となるようです。

■等々力硬式野球場(等々力球場)・じゃぶじゃぶ池の整備
硬式野球場(等々力球場)の整備

エントランスゾーンを過ぎて等々力緑地の中心部に入っていくと、等々力硬式野球場・じゃぶじゃぶ池の整備エリアが見えてきます。

こちらも高い仮囲いに覆われ、内部で整備工事が進められていました。

■株式会社興建の「頑張れ!川崎フロンターレ」
株式会社興建の「頑張れ!川崎フロンターレ」 

この整備工事の一部は、地元の建築会社・株式会社興建が受注しています。
仮囲いの上には、同社による「頑張れ!川崎フロンターレ」の横断幕が設置されていました。

写真奥に見えるのは、等々力陸上競技場メインスタンドです。

■等々力硬式野球場の完成予想図
等々力硬式野球場の完成予想図

■等々力硬式野球場の事業計画のお知らせ
等々力硬式野球場の事業計画のお知らせ 

また仮囲いには、等々力硬式野球場の完成予想図や、事業計画のお知らせも掲示されていました。

■とどろきアリーナから見た等々力硬式野球場整備エリア
等々力硬式野球場の整備エリア

とどろきアリーナの3階にのぼると、窓から等々力硬式野球場整備エリアが見えました。

2015/12/12エントリでは解体途上の姿をご紹介しましたが、すでに完全に更地になっていますね。

ここから2018年6月の完成に向けて、等々力硬式野球場の建設が着手されることになります。

■仮囲いの向こうに見える武蔵小杉のタワーマンション
催し物広場から見た武蔵小杉のタワーマンション

等々力緑地の催し物広場からは、仮囲いの向こうに武蔵小杉のタワーマンションがよく見えました。

武蔵小杉駅前の姿はすでに大きく変わりましたが、今後は等々力緑地も新しく生まれかわっていきます。

■エクラスタワーとパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーの合体
エクラスタワー武蔵小杉とパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーの合体

最後におまけの1枚です。

このアングルからは、エクラスタワー武蔵小杉と、パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーがちょうど重なって見えました。
名付けて「エクラスシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー」です。

等々力緑地あたりからも武蔵小杉駅方面を眺めてみると、新しい発見があります。

【関連リンク】
川崎市 等々力緑地再編整備室
川崎市 等々力緑地
2011/6/30エントリ 等々力緑地の「健康美」と「花時計」
2013/7/22エントリ 等々力陸上競技場改修工事の仮囲いに「あなたと等々力」思い出写真を掲示中
2014/1/22エントリ 等々力競技場改修工事現場で、65年間の等々力緑地航空写真が掲示
2014/5/18エントリ フロンターレ公式戦同時開催「第4回CC等々力 エコ暮らしこフェア」開催レポート
2015/3/13エントリ 等々力陸上競技場 新メインスタンド完成。報道機関向け内覧会・完成記念式典最速レポート!
2015/3/29エントリ 等々力陸上競技場新メインスタンドの、藤子・F・不二雄ミュージアムコラボのブロンズ像 全8体をご紹介
2015/12/12エントリ 「等々力球場」「等々力プール」の解体工事と、在りし日の記録。廃止されるプールは等々力陸上競技場併設を検討

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2016年
03月12日

東京から武蔵小杉への、隠れた帰宅ルート。東急池上線・雪が谷大塚駅から丸子橋まで徒歩16分

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉は、鉄道の交通利便性がきわめて高い場所と言われます。
東急東横線・目黒線、JR横須賀線・湘南新宿ライン・南武線とその直通列車を利用することができ、ひとつの路線に運航トラブルがあったとしても、他の路線を使うことで通勤・通学が可能できるからです。

ただ東京・横浜間の乗客数はたいへん多く、運行トラブル時には乗客を引き受ける他の路線もかなり混雑します。混雑が急病人等さらなるトラブルを呼ぶこともあり、苦労することも多いでしょう。

今回は、東京都心から武蔵小杉への隠れた帰宅ルートとして以前情報をお寄せいただいた、東急池上線の「雪が谷大塚駅」をご紹介したいと思います。

■東急池上線 雪が谷大塚駅
東急池上線 雪が谷大塚駅 

■隣接の雪が谷検車区

隣接の雪が谷検車区 

雪が谷大塚駅は、五反田~蒲田間を結ぶ東急池上線の駅で、1923年に池上電気鉄道の「雪ヶ谷駅」として開業しました。
その後「調布大塚駅」との統合を経て1943年に現駅名に改称され、現在に至ります。ここ30年ほどの乗降客数は1万人強で、横ばい傾向です。

同駅には隣接して東急電鉄の「雪が谷検車区」が設置されています。
ここは池上線・多摩川線の車庫で、雪が谷大塚駅は池上線の始発・終着電車が設定されています。

■踏切の「のるるん」
踏切の「のるるん」

雪が谷大塚駅の駅舎の外に出ると、踏切の先にすぐ中原街道が通っています。
踏切には東急電鉄のキャラクター「のるるん」がいました。

中原区内にも東急線の踏切がありますが、「のるるん」はいなかったように思います。
そのうち中原区にも登場するかもしれませんね。

■中原街道・雪が谷大塚駅前から見える武蔵小杉のタワーマンション
中原街道・雪が谷大塚駅前から見える武蔵小杉のタワーマンション

さて、踏切を渡って中原街道に出ると、ここからすぐに武蔵小杉のタワーマンションが見えました。
左からTHE KOSUGI TOWER、リエトコート武蔵小杉2棟です。

なるほど、これは確かに歩いて行けそうです。

タワーマンションの手前で中原街道を横切っているのが、環状八号線の立体交差です。

■丸子橋に到着
丸子橋に到着 

雪が谷大塚駅から丸子橋までが約1.25kmで、不動産広告の基準である分速80mの場合、徒歩換算約16分です。
さらに武蔵小杉駅北口までは合計約2.8kmで、同じく徒歩換算約35分となります。

特に新丸子寄りにお住まいの方など、東横線・目黒線・JR線の複数路線が混迷を極めた場合には十分迂回ルートとして使えるのではないでしょうか。

■雪が谷大塚から武蔵小杉までのマップ
雪が谷大塚から武蔵小杉までのマップ

こちらが雪が谷大塚駅から、武蔵小杉周辺までのマップです。
赤い矢印が、先ほど雪が谷大塚駅前から、中原街道ごしにTHE KOSUGI TOWER・リエトコート武蔵小杉を見た視線の角度です。

ちょうど中原街道と環状八号線の交差点の先に、タワーマンションが見える位置関係になっています。

■武蔵小杉のタワーマンションから見た雪が谷大塚方面
武蔵小杉のタワーマンションから見た雪が谷大塚方面

普段、この迂回ルートを使うことはあまりないと思いますが、帰り道に困ったときやちょっとウォーキングをしてみたいときにでも、思い出してみてください。

■ダイヤが乱れた際の東急武蔵小杉駅の混雑
運転再開後、入場規制中の東急武蔵小杉駅

■ダイヤが大幅に乱れた際の運行案内
ダイヤが大幅に乱れた際の運行案内 

【関連リンク】
東京急行電鉄 各駅情報 雪が谷大塚駅
2011/3/11エントリ 大地震により武蔵小杉で大規模な停電が発生
2012/4/3エントリ 低気圧の発達による武蔵小杉の強風と、交通の一部混乱
2013/3/10エントリ 武蔵小杉を覆った「煙霧」
2013/10/16エントリ 台風26号により多摩川を渡る鉄道が朝ラッシュ時運休、武蔵小杉駅が大混雑に
2014/2/15エントリ 東急元住吉駅で東横線衝突事故が発生:一部区間で運転再開、16日始発より全線復旧見込

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2016年
03月11日

東日本大震災から5年目の武蔵小杉:中原図書館で「震災から1800日」展示を3月21日まで開催

【Reporter:はつしも】

本日、東日本大震災の発生から5年が経過しました。
あらためて、震災によって命を落とされた多くの方のご冥福をお祈り申し上げます。

武蔵小杉では5年という年月の経過にあたり、川崎市立中原図書館において企画展「震災から1800日、東日本大震災を振り返る」が3月21日まで開催されています。

■中原図書館「震災から1800日、東日本大震災を振り返る」
中原図書館「震災から1800日、東日本大震災を振り返る」

本企画展の会場は、中原図書館の6階多目的室です。
スペースには十分な余裕があり、周囲壁面および中央テーブルにおいて東日本大震災に関する展示が行われています。

■被災地の図書館と読書支援活動
被災地の図書館と読書支援活動

壁面の展示は、被災地における図書館の被害状況、またボランティア等による読書活動の支援に関するものが中心になっています。

通常の震災の展示では図書館だけにフォーカスすることはないですから、これは中原図書館ならではの視点かと思います。

■2014年に中原図書館で開催されたこすぎナイトキャンパス読書会「走れ!移動図書館」
2014年に中原図書館で開催されたこすぎナイトキャンパス読書会「走れ!移動図書館」

中原図書館では、2014年6月にNPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの読書会「こすぎナイトキャンパス」が開催されました。
そこでは車の「移動図書館」によって被災地を支援した鎌倉幸子さんの「走れ!移動図書館 本でよりそう復興支援」が課題図書になり、鎌倉さんもゲストとして参加されていました。

とりわけ震災発生直後は生命の安全と「衣食住」に直結する支援が急務であったのは当然ですけれども、心によりそう「本の力」も決して無視できるものではなかったと思います。

■読書支援活動の展示
読書支援活動の展示


中原図書館の展示では鎌倉さんの「移動図書館」は登場していませんが、被災地における図書館の復興と読書支援活動を知ることができます。

■3月12日~16日の新聞各紙の展示
3月12日~16日の新聞各紙の展示

また会場中央には、3月12日から16日にかけての、全国紙・被災地の地方紙・一部スポーツ新聞が展示されています。

■当時の報道
当時の報道

■被災地の地方紙
被災地の地方紙

紙面を読んでいると心が痛みますが、被災地の皆様とは比べるべくもありません。

震災発生直後、全体の状況がなかなか見えない中でどのように報道が行われたか、あらためて目を通すことで記憶が掘り起こされていきました。

中原図書館の「震災から1800日、東日本大震災を振り返る」は、3月21日まで開催されています。
休展日がありますので、エントリ末尾の開催情報をご参照のうえご来場ください。


なお、本日14時26分、中原図書館では館内放送が流れ、黙祷がささげられました。

■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のメッセージ
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のメッセージ

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店では、震災から5年を迎えるにあたってのメッセージが掲示されていました。

武蔵小杉周辺で、さまざまな立場の方がそれぞれの思いで1日を過ごされたことと思います。


武蔵小杉周辺では、この1年間の間にも新しい復興支援の取り組みが展開されました。

■「こすぎ舞祭」での「東日本大震災ふくしまこども寄附金」募集
「こすぎ舞祭」での「東日本大震災ふくしまこども寄附金」募集


4月25日には、武蔵小杉駅前の新たなイベントとして、「こすぎ舞祭」が開催されました。
「こすぎ舞祭」の会場においては、「東日本大震災ふくしまこども寄附金」の募集が行われていました。

同寄附金は福島県による取り組みで、東日本大震災による震災孤児の支援を行っています。

■川崎フロンターレホーム最終戦の「陸前高田ランド」
川崎フロンターレホーム最終戦の「陸前高田ランド」


■グランツリー武蔵小杉の「ふくしまの米 新米キャンペーン」
グランツリー武蔵小杉の「ふくしまの米 新米キャンペーン」

川崎フロンターレは継続的に復興支援に取り組み、2015年9月11日には陸前高田市と友好協定「高田フロンターレスマイルシップ」を締結しました。
その一環としてホームゲーム開催時に等々力緑地に「陸前高田ランド」がオープンしまして、本サイトでも2015/11/22エントリでご紹介しておりました。

またフロンターレでは同月、グランツリー武蔵小杉において「ふくしまの米 新米キャンペーン」なども開催しています。

■「ナクール」の「洋服ポスト武蔵小杉」
「ナクール」の「洋服ポスト武蔵小杉」

復興支援活動は、メジャーなスポーツクラブや大企業、大規模な地域イベントだけではありません。

法政通り商店街のメンズセレクトショップ「ナクール」は、不要となった洋服を有効活用する「洋服ポスト武蔵小杉 by nakool」を7月11日を初回に不定期でスタートさせました。

この取り組みでは、不要になった洋服を回収してアジア各国で古着として再利用するとともに、売却金額の一部を「ナクール」の指定により「南三陸スマイルアゲインプロジェクト」に寄付するものとなっています。

これらの取り組みは本サイトがたまたまご紹介したもので、武蔵小杉周辺で行われている支援活動のごく一部です。
企業、商店、個人などさまざまな立場で、それぞれの考え方に基づいた活動が多数行われています。

■東日本大震災発生当日の武蔵小杉
東日本大震災発生当日の武蔵小杉

東日本大震災が発生した3月11日、本サイトでは毎年東日本大震災に関することをお伝えしてまいりました。
これは何か固定化したものではありませんが、本サイトといたしましては、今後も情報をお伝えすることを継続してまいります。

■川崎市報道発表資料 震災から1800日、東日本大震災を振り返る
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/
880/0000074567.html


■震災から1800日、東日本大震災を振り返る」の開催概要
開催期間 2016年3月1日(火)~3月21日(月)
開催時間 平日9:30~21:00、土日および3月21日(月)9:30~17:00
今後の休展日 15日(火)全日、16日(水)午前、18日(金)全日
会場 中原図書館6階多目的室
その他 入場無料・申込不要

【関連リンク】
川崎フロンターレ 高田フロンターレスマイルシップ締結記者発表会見
2011/3/11エントリ 大地震により武蔵小杉で大規模な停電が発生
2011/3/12エントリ 東日本大震災翌日の武蔵小杉
2011/3/13エントリ 東日本大震災時の武蔵小杉
2011/3/14エントリ 東日本大震災に伴う中原区の輪番停電と、節電活動
2011/3/15エントリ 武蔵小杉で、広がる節電活動
2011/3/18エントリ 東日本大震災復興支援・川崎フロンターレによる街頭募金活動
2011/3/20エントリ 広がる支援の輪
2011/3/28エントリ 武蔵小杉周辺の東日本大震災復興支援義援金受付
2011/4/15エントリ フロンターレの街頭募金活動:本日15日横須賀線武蔵小杉駅、18日平間駅、20日武蔵中原駅ほか
2011/5/12エントリ 向河原駅前広場公園の「3.11シュアパーク」
2011/6/10エントリ 多摩川花火大会が復興支援イベントとして2011年10月1日(土)開催へ
2011/6/12エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会を東日本大震災復興支援チャリティイベントとして開催
2011/6/20エントリ 中原区役所の花植え体験花壇と、被災者の皆様へのメッセージ
2011/6/26エントリ 中原警察署の七夕飾りで、震災復興を願う
2011/11/5エントリ 川崎市環境局の東日本大震災被災地への災害用トイレ提供
2011/12/30エントリ 東急武蔵小杉駅に東日本大震災被災者応援メッセージの虹が登場
2012/2/28エントリ 2月29日21時 NHKニュースウォッチ9で武蔵小杉再開発地区の防災取組を報道予定、本サイトが震災時の写真を提供
2012/3/10エントリ とどろきアリーナの「東日本大震災復興支援アリーナまつり」レポート
2012/3/11エントリ 東日本大震災から1年の武蔵小杉
2012/3/26エントリ 「東急武蔵小杉駅春まつり」と、東日本大震災復興を願う千羽鶴
2012/4/4エントリ 東日本大震災被災3県4紙による合同プロジェクト紙面を中原図書館で配布
2012/4/13エントリ 東急武蔵小杉駅改札内の、「春まつり」で折られた千羽鶴
2012/8/13エントリ 「nakool(ナクール)」で劇家・高山広さんの東北復興支援一人芝居ライブを開催
2012/9/14エントリ パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーが川崎市の「高層集合住宅の震災対策に関する整備基準」適合第1号に認定
2012/10/22エントリ 「下小田中小学校おやじの会」が小学校における被災・宿泊体験を実施
2013/2/20エントリ 「ナクール(nakool)」で、劇家・高山広さんの東北復興支援一人芝居ライブ「劇励」第2弾を開催
2013/3/7エントリ とどろきアリーナで「アリーナまつり」2013年3月9日(土)開催、「川崎市青少年フェスティバル」3月17日(日)開催
2013/3/11エントリ 東日本大震災から2年の武蔵小杉
2013/3/25エントリ とどろきアリーナの「東日本大震災復興支援 アリーナまつり」でいただく、東北地方物産
2013/4/9エントリ 高山広さんの東北復興支援一人芝居ライブ「劇励 in nakool」開催報告
2013/5/2エントリ ブレーメン通り商店街のコミュニティセンターで「東日本大震災 福島復興パネル展」が開催
2013/6/9エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街によるもちつき大会が本日開催、収益金を被災地・南三陸町へ
2013/6/27エントリ ブレーメン通り商店街の「ふくしま復興支援&地域交流フェスタ」開催レポート
2013/7/1エントリ パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーで「RJC48」のマンション防災勉強会が開催
2013/8/31エントリ 川崎市総合防災訓練によりパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー・等々力緑地でヘリ救助訓練等防災イベントを実施
2013/9/27エントリ パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーが川崎市の「高層集合住宅の震災対策に関する整備基準」適合第2号に認定
2014/2/12エントリ 平成25年度「かわさきボランティア・市民活動フェア」開催レポート
2014/3/9エントリ 「アリーナまつり」の東日本大震災被災地物産と、NECレッドロケッツ選手の最高到達点
2014/3/11エントリ 東日本大震災から3年の武蔵小杉
2014/3/20エントリ 西街区商業施設・武蔵小杉東急スクエアの消防訓練
2014/3/30エントリ 本日供用開始「武蔵小杉駅東口駅前広場」の防災など各種機能
2014/4/24エントリ 川崎市が災害時における帰宅困難者向けリーレット「武蔵小杉駅版」を配布、一時滞在施設マップを掲載
2015/2/22エントリ 「こすぎ防災フェス」が2015年3月14日(土)開催、ミッドスカイタワーの階段999段で「階段駆け上がりレース川崎大会」同時開催
2015/3/10エントリ とどろきアリーナのスポーツイベント「東日本大震災復興支援 アリーナまつり」が2015年3月14日(土)開催
2015/3/11エントリ 東日本大震災から4年の武蔵小杉
2015/3/14エントリ 武蔵小杉の防災一大イベント「こすぎ防災フェス」「第8回階段駆け上がりレース川崎大会」開催レポート
2015/7/26エントリ 「第1回洋服ポスト武蔵小杉 by nakool」実施レポート
2015/11/16エントリ 中原消防署がNEC玉川ルネッサンスシティ・ノースタワーで37階・829段の「階段駆け上がり訓練」を実施
2015/11/22エントリ 川崎フロンターレが2015シーズン最終戦に勝利、大久保嘉人選手がJリーグ史上初の3年連続得点王を獲得

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2016年
03月10日

小杉町3丁目東地区再開発:旧中原図書館の暫定バイク駐車場が6月末閉鎖、再開発地区内の移転進む

【Reporter:はつしも】

旧中原図書館の敷地内に暫定整備されていた「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設」が、2016年6月末日をもって閉鎖されることになりました。

これは小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の進捗によるもので、閉鎖後に旧中原図書館の建物解体が行われることになります。

■旧中原図書館と「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設」
旧中原図書館と「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設」

旧中原図書館は、武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業により、駅直結の再開発ビル「小杉コアタウン」内に2013年4月2日に移転しました。
これにより同年1月4日をもって旧中原図書館は閉館し、小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業が具体化するまでは遊休地となっていました。

一方武蔵小杉駅の東側では、西街区に続いて武蔵小杉駅南口地区東街区第一種市街地再開発事業が進み、同地区内にあったバイク駐車場が移転を余儀なくされました。

この移転先として旧中原図書館が暫定的に活用されることとなり、武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設」として2013年6月にオープンしていたものです。

■バイク専用の武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設
バイク専用の武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設

同施設はもともとがバイク駐車場の移転受け皿として整備されたものですので、バイク専用です。

武蔵小杉駅西側からアクセスして、駐車場にバイクを停めたのちに敷地内を横断してダイソー前に出ることができましたので、比較的使いやすかったと思います。

■施設閉鎖のお知らせ
施設閉鎖のお知らせ

現在、駐車場の構内には、2016年6月末をもって施設を閉鎖する旨の告知が掲示されています。
オープンしたのが2013年6月ですから、ちょうど3年間、暫定的に運用できたことになります。

3年間施設を寝かしておいても仕方ないですし、市有資産の有効活用になったのではないでしょうか。

■旧中原市民館の暫定駐輪場(2009年6月~2010年11月)
旧中原市民館の暫定駐輪場

同じような市有資産の活用としては、旧中原市民館を駐輪場活用したケースもありました。

こちらも旧中原市民館がミッドスカイタワー1~2階に移転後、小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業が始まるまでの2年5か月(2009年6月~2010年11月)の間暫定的に駐輪場としていたものです。

武蔵小杉駅周辺の再開発事業は段階的に進められ、その都度このような施設移転や暫定的な運用が行われてきました。

ただ、今回の「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設」の移転先は存在せず、ここで完全閉鎖となります。

■東急線高架下のバイク駐車場
東急線高架下の暫定駐車場

なお、武蔵小杉駅周辺では昨年の11月25日に東急線高架下に駐輪場およびバイク駐車場が整備されています。
これは今回のバイク駐車場閉鎖を背景として、川崎市から東急電鉄に整備の要望があったと聞いています。



■小杉町3丁目東地区から移転した美容室「dejavu」
小杉町3丁目東地区から移転した美容室「dejavu」

■「dejavu」の移転告知
「dejavu」の移転告知

現在、小杉町3丁目東地区においては、既存店舗等の立ち退きが順次進められています。

「小杉こども文化センター」「ドトールコーヒーショップ」をはじめ、これまでに何店舗かお伝えしてきましたが、その後、武蔵小杉東急スクエアに面した美容室「dejavu」が移転していました。

■「dejavu」の移転先
「dejavu」の移転先

「dejavu」の移転先は、「お好み焼 忍」のビル(現在建設工事中)と「ナチュラ」の間のビルです。

ここは再開発地区外で、今後も現状のまま存続するブロックです。

小杉町3丁目東地区は、これまでの武蔵小杉再開発に比べて既存の個人商店が区域内に多く含まれています。
こういった移転先の調整もなかなかたいへんなようで、今後も順次移転・閉店が続いていくことになるでしょう。

■今後解体される旧中原図書館
今後解体される中原図書館 

今後解体される中原図書館

今後解体される中原図書館

旧中原図書館は丸3年空家のままとなっていましたが、駐輪場が閉鎖されたのち、解体が行われるものと思います。

「さようなら・ありがとう!中原図書館」イベントで描かれた絵やメッセージも、あとしばらくでお別れとなりそうです。

■小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業のイメージパース
小杉町3丁目東地区の再開発ビル 

【関連リンク】
美容室dejavu facebookページ

(小杉町3丁目東地区関連)
小杉町3丁目東地区市街地再開発組合
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 東地区
2008/7/1エントリ 小杉町3丁目東地区再開発始動
2008/11/19エントリ 小杉町3丁目東地区再開発のコンサルを日本設計に委託
2010/10/30エントリ 小杉町3丁目東地区再開発事業の試験掘り実施
2011/7/26エントリ 小杉町3丁目東地区再開発で商業・公共公益施設とタワーマンションを建設へ
2011/10/28エントリ 小杉町3丁目東地区再開発に三井不動産レジデンシャル・東急不動産が参画
2012/1/30エントリ 小杉町3丁目東地区再開発計画の素案を2012年2月提出へ、2013年3月の都市計画決定目指す
2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
2013/1/31エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビルに小杉こども文化センターと総合自治会館が移転決定
2015/4/8エントリ 小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の組合設立認可と、商業・業務・公共公益施設の概要
2015/7/29エントリ 小杉町3丁目東地区:川崎信金武蔵小杉支店が「64Cafe」前に仮設店舗で2016年7月以降移転へ
2016/12/14エントリ 小杉町3丁目東地区再開発で相次ぐ、既存店舗等の立ち退き。2016年3月末で「小杉こども文化センター」が閉館、2月17日に児童向け説明会を開催へ
2016/2/25エントリ 川崎市が「小杉こども文化センター」建替えで方針転換、中原区役所に当面代替施設を用意・再開発地区内にプレハブ施設を整備へ

(暫定駐輪場関連)
2009/6/2エントリ 旧中原市民館の臨時駐輪場オープン
2010/10/17エントリ 小杉町3丁目中央地区の解体工事着手、旧中原市民館の駐輪場を2010年11月30日閉鎖
2013/6/3エントリ 旧中原図書館敷地内にバイク駐車場「武蔵小杉駅自転車等駐車場第6施設」がオープン

(旧中原市民館関連)
2013/5/13エントリ 「さよなら・ありがとう!旧中原図書館」イベントレポート<

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2016年
03月09日

新丸子の上質な窯焼きピッツァレストラン「maru」でいただくピッツァと、充実一品料理とデザート

【Reporter:はつしも】

近年、武蔵小杉周辺に窯焼きピッツァのお店がたいへん多くなりました。
今回はそのうちのひとつ、新丸子の「maru」をご紹介したいと思います。

■新丸子の「maru」
新丸子の「maru」

新丸子の「maru」は、イダイモールの「モンタボー」の角を曲がって、まっすぐ北上したところにあります。
この通りには、2009/4/24エントリでご紹介したインド料理店「JAGA」がありまして、それよりももう少し先に2012年4月に出店したのが「maru」です。

■「maru」の店内
「maru」の店内

「maru」の店内は、ピッツァ窯をカウンター席が囲み、周囲の壁際にテーブル席が並ぶ構成になっています。

■ナポリ風のピッツァ窯
ナポリ風のピッツァ窯

そしてこちらが存在感の大きいピッツァ窯です。
丸みがあってかわいらしく、薪でピッツァを焼いています。

■クアトロフォルマッジ・小エビとリコッタチーズのハーフ&ハーフ
クアトロフォルマッジ・小エビとリコッタチーズのハーフ&ハーフ

「maru」では、2種類のピッツァを半分ずつにした「ハーフ&ハーフ」を頼むことができます。
こちらは「クアトロフォルマッジ」(単独1,900円)と、「小エビとリコッタチーズ」(単独1,700円)のピッツァです。

ハーフ&ハーフのお値段は、組み合わせたピッツァ単独のお値段合計÷2となります。

「クアトロフォルマッジ」はタレッジオ・ゴルゴンゾーラ・モッツァレラチーズ・パルミジャーノの4種のチーズが使われています。
濃厚なチーズにかけたはちみつが、よく合いました。

また「小エビとリコッタチーズ」も、小エビのぷりぷり具合がなんともいえず、こちらも満足のいく仕上がりでした。

■生ハムのピザ
生ハムのピザ

続いてご紹介するのは「生ハムのピザ」(1,900円)です。
パルミジャーノ・パルマ産生ハムの上に、ルッコラの原種であるセルバチコがたっぷり載っています。

セルバチコを落とさずに食べるのが難しいですが、こちらも新鮮な生ハムがたいへん美味しかったです。
「maru」のピッツァの生地はもちもちタイプで、焼き立ての熱さと食感を楽しめました。

ハーフ&ハーフでいろんな味を少しずつ楽しむのも良いですし、気に入ったピッツァを単独でオーダーするのも良いと思います。

■8種の焼き野菜の盛り合わせ
8種の焼き野菜の盛り合わせ

また、「maru」ではピッツァ以外の料理も秀逸なものが揃っています。

こちらは「8種の焼き野菜の盛り合わせ」(1,200円)で、ピッツァ窯で焼いてあります。
天然塩とアンチョビディップが添えてあるのですが、これが野菜に非常によく合いました。

バーニャカウダの焼き野菜版という感じですね。

■ゴロゴロジャガイモのジャーマンポテト
ゴロゴロジャガイモのジャーマンポテト

■豚バラ肉の赤ワイン煮込み
豚バラ肉の赤ワイン煮込み 

その他、「ゴロゴロジャガイモのジャーマンポテト」(680円)、「豚バラ肉の赤ワイン煮込み」(980円)などもいずれも料理のレベルが高かったように思います。

■ゴルゴンゾーラのチーズケーキ
ゴルゴンゾーラのチーズケーキ

■ガトーショコラ
ガトーショコラ

■塩キャラメルのデザート
塩キャラメルのジェラート

そして「maru」は、デザートも充実しています。

一律500円で、この日は写真のゴルゴンゾーラのチーズケーキ、ガトーショコラ、塩キャラメルのジェラートのほか、ティラミス、濃厚たまごのカスタードプリン、パンナコッタのキャラメルソース掛け、アフォガードがありました。

「ゴルゴンゾーラのチーズケーキ」は初めて食べましたが、思ったよりもゴルゴンゾーラの濃厚な味がチーズケーキとして成立していました。
私は良いと思いましたがこれは好みの世界ですので、普通に甘いデザートを食べたい場合は、ほかの選択肢もお勧めします。

■武蔵小杉ライフfaceboo版 maruのメニュー

新丸子の窯焼きピッツァのレストラン「maru」のメニューです。武蔵小杉ブログ紹介記事はこちら。http://musashikosugi.blog.shinobi.jp/Entry/3387/

武蔵小杉ライフさんの投稿 2016年3月9日


武蔵小杉ライフfacebook版には「maru」のメニューも掲載いたしましたので、来店される方はご参照くださいませ。
 
■maru faebookページ 新デザート登場

こんばんは。今日の新丸子はフロンターレ開幕戦で賑わいましたね。さて、季節のおすすめ料理が更新されましたのでご紹介です。こちらは「豚肉のコラーゲンテリーヌ」。豚タン、豚足、豚耳、鶏の手羽元でコラーゲンたっぷりのテリーヌに仕上げました。ぜひお試しください。

新丸子maruさんの投稿 2016年3月5日


また「maru」のfacebookページでは、新しいデザートも紹介されていました。
最新情報はこちらでもチェックしてみてください。

「maru」の料理のレポートは、以上です。
ピッツア、一品料理、デザートに至るまで、全体的に料理のクオリティが高く満足できました。

以前思いたって「maru」に行ったときには予約で満席でしたので、今回はあらかじめ予約を入れていきました。

2012年にオープンして以来、4年近くが経過した現在も盛況が続いていまして、週末は予約が必須です。
実際に食べてみると、その盛況ぶりも納得というところです。

■「maru」付近から見た新丸子の街と武蔵小杉のタワーマンション


「maru」の前の通りからは、南に新丸子の街と、武蔵小杉のタワーマンションを望むことができます。

今回、お店や街の写真は昼間のものを使っていますが、「maru」は18:00からの夜営業のみとなっています。
ランチ営業はありませんので、夜にゆっくり食事を楽しむお店です。
(その他、テイクアウトも可能となっています)

また同店は、2016/2/3エントリでご紹介した「かわさきレストラン・ウィーク」の参加23店舗にも選ばれていました。

武蔵小杉周辺では再開発が始まった時期あたりから、各地にレベルの高い個人のレストランも出店してきているように思います。

■「maru」の店舗情報
▼所在地:中原区丸子通2-704 FKハイム102
▼営業時間:18:00~24:00
▼定休日:火曜日、その他不定休あり

■「maru」のマップ


【関連リンク】
maru facebookページ
2009/4/25エントリ 新丸子のインドネパール料理「JAGA」
2016/2/3エントリ ぐるなびが「かわさきそだち」の食材による「かわさきレストラン・ウィーク」を市内23店舗で2月21日まで開催:溝の口「フィオーレ」でのプレス向け試食会レポート

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2016年
03月08日

パークシティ武蔵小杉隣接地区で続く、戸建住宅のマンション転換。3月完成「カーサブライト」向かいにも5階建てマンションが建設へ

【Reporter:はつしも】

新丸子東3丁目・パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーの隣接地区に賃貸マンション「カーサブライト」が建設され、ほぼ完成に近づいたことを2016/2/19エントリでお伝えしました。

このたび、その向かい側にも5階建てのマンションを建設する計画があきらかになりました。

いずれも戸建て住宅をマンションに建て替えするもので、大規模再開発の傍らで既存の低層住宅街も徐々にその姿が変わりつつあります。

■5階建てマンション建設予定地
5階建てマンション建設予定地

5階建てマンションが建設されるのは、パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーに隣接した一角です。

このエリアは武蔵小杉再開発地区にあって「まちづくり勉強会」までは行われたものの、結論としては再開発には加わらずに低層住宅街として存続してきました。

しかしながら大規模再開発ではなく個別の事業として、土地利用の転換が徐々に進んできています。

写真やや左奥の新築マンションが、すでにご紹介した「カーサブライト」です。

■5階建てマンションの事業計画のお知らせ
5階建てマンションの事業計画のお知らせ

現地には3月4日付で「事業計画のお知らせ」が掲出されました。
5階建てのマンションで、店舗等は入りません。

2016年5月着工、2017年3月に完成を予定しています。

■向かい側の「カーサブライト」
向かい側の「カーサブライト」

一方こちらは向かい側の「カーサブライト」です。
同マンションでは1階が店舗区画になっていまして、市ノ坪の「保育室Clover武蔵小杉園」が4月に移転を予定しています。

■隣接の「Bellevue square」
隣接の「Bellevue square」

そしてこちらは、5階建てマンション建設予定地に隣接したマンション「Bellevue square」です。
「カーサブライト」同様に再開発が始まってから、マンションに転換されたものです。

■ステーションフォレストタワー公開空地隣接の築浅マンション「メゾンルミエール」
ステーションフォレストタワー公開空地隣接の築浅マンション

周辺にはこのほかにも築浅のマンション「メゾンルミエール」などが建設されていまして、徐々に戸建て住宅街の姿が変わってきています。

これらの背景は前回エントリでも申し上げたところで、

1.再開発によって土地の利便性が急速に高まる
2.マンション等に建て替えを行った場合に見込める賃料が上がる
3.事業としての収益性が高まり、おのずと地権者の土地利用転換が促進される

といったところかと思います。
好みやよしあしの話ではなく、必然的に市場原理が後押しするということですね。

これは再開発地区に限った話ではなく、つまるところ武蔵小杉駅周辺の既存市街地も、かつては農地や戸建て住宅街だったものが都市化によって同じ道をたどってきたわけです。

駅前地区であったものの、長年そういった都市化が進んでこなかった場所において、一気に時計の針が進んだということでしょう。

■周辺の開発案件マップ
周辺の開発案件マップ

またこの周辺では綱島街道の「上丸子跨線橋」の拡幅が進められており、近接する戸建て住宅が更地になっています。

さらに街道を挟んだ反対側では、2016/1/20エントリでお伝えした通り「川崎バルブ工業」の駐車場用地が「(仮称)ビジネスホテル武蔵小杉」として開発されることがあきらかになりました。

■上丸子跨線橋拡幅と戸建て住宅跡地
上丸子跨線橋拡幅と戸建て住宅跡地

■「(仮称)ビジネスホテル武蔵小杉」建設予定地
「(仮称)ビジネスホテル武蔵小杉」建設予定地

今後の大規模再開発は武蔵小杉駅北口がメインになってきますが、当初の再開発エリア周辺においても、中小規模を含めさまざまな開発が行われるものと思います。

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2016年
03月07日

グランツリー武蔵小杉の、食事もできる人気スイーツ店。「The French Toast Factory」

【Reporter:たちばな】

グランツリー武蔵小杉には、1階の「GORMET WALK」および「Tasty Table」、4階の「Food Terrace」に集中的に飲食店舗が配置されています。
ただ、グランツリー武蔵小杉は「ジャンル別」のフロア構成にこだわらない店舗配置をコンセプトにしていまして、レストランフロア以外の区画にも飲食店が点在しています。

今回は2階の人気店「The French Toast Factory」をご紹介したいと思います。

■グランツリー武蔵小杉2階の「The French Toast Factory」
グランツリー武蔵小杉2階の「The French Toast Factory」

グランツリー武蔵小杉2階の「The French Toast Factory」

「The French Toast Factory」は、セブン&アイ・ホールディングスの大型商業施設「アリオ亀有」「グランツリー武蔵小杉」で2店舗を展開しています。
「グランツリー武蔵小杉店」については2014/7/30エントリで出店第一報をお伝えするとともに、同店の目玉であるフレンチトースト「FTFクラシックトースト」をご紹介しておりました。

■アリオ亀有店の「FTFクラシックトースト」
アリオ亀有店の「FTFクラシックトースト」


「FTFクラシックトースト」(1,200円)は、フレンチトーストの美味しさの決め手とされるアパレイユを、厚切りトーストに十分しみ込ませて焼き上げてあります。
塩味の発酵バター・パンケーキシロップ・ハチミツ入りハニーホイップ・レモンをお好みでつけて、味を変えながら食べられるようになっています。

こちらはグランツリー武蔵小杉店についても基本的に同じですので、今回ご紹介するのは同店の別メニューです。

■「ロコモコ・チェダー」
「ロコモコ・チェダー」


「The French Toast Factory」はデザートのイメージが強いですが、お食事プレートもいくつか用意されています。
こちらは「ロコモコ・チェダー」(1,400円)です。

自家製ミートローフの上にチェダーチーズ・半熟フライドエッグを載せ、デミグラスソースをかけたロコモコ風のプレートです。
これにフレンチトースト2枚も加わって、十分なボリュームがあります。

■定番の「オムライス」
定番の「オムライス」

また同店には、オムレツ・オムライスも8種ほどのメニューが用意されています。
写真は「オムライス」(980円)です。

これは定番のオムライスで、他店舗のオムライスと比べて大きな違いや特徴はありませんが、ふんわり卵とデミグラスソースの組み合わせは安定のおいしさです。
お値段も同店の食事メニューの中では廉価な方ですので、普通に食事をしたい場合には良いと思います。

■テイクアウトの「フレンチトーストカップ」
テイクアウトの「フレンチトーストカップ」

「The French Toast Factoryグランツリー武蔵小杉店」は、オープン以来人気を博し、よく順番待ちの行列を見かけます。
そんなときには、テイクアウトの「フレンチトーストカップ」(各種580円)もおやつにはお勧めです。

このカップはオレンジシュゼット・ブルーベリーマーブル・ピンクストロベリー・アップルシナモンロール・マロンスパイラルの5種ありまして、グランツリー武蔵小杉内(各専門店の売り場内を除く)で食べることができます。
同店前にも座席やごみ箱がありますので、多くの方はそこで召し上がっているようです。

写真は「ブルーベリーマーブル」です。 ブルーベリーソルベ、フロマージュソースの下には、フレンチトーストが入っています。

こちらはアリオ亀有店にはなく、グランツリー武蔵小杉店限定となります。

このようなわけで、「The French Toast Factory」は、普通の食事・スイーツを食べながらのカフェ・テイクアウトと、思ったよりに用途が広いお店でした。
休日に行列ができていることもありますが、ニーズに合わせて活用できるかと思います。

■「The French Toast Factoryグランツリー武蔵小杉店」の店舗情報
▼所在地:中原区新丸子東3-1135-1 グランツリー武蔵小杉2F
▼営業時間:10:00~21:00(L.O.20:30)
▼定休日:なし

【関連リンク】
The French Toast Factory ウェブサイト
グランツリー武蔵小杉 ショップ情報 The French Toast Factory
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