武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2015年
05月12日

武蔵小杉駅前「お好み焼 忍」旧店舗が50年の歴史に幕、ビル建替えにより2016年秋再オープンへ

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉駅南口「こすぎコアパーク」前の「お好み焼 忍」が、2015年5月10日(日)をもって休店となりました。
老朽化のため7階建てのビルに建て替えを行うこととなり、2016年秋の再オープンを予定しています。

■「お好み焼 忍」
「お好み焼 忍」

■「お好み焼 忍」の休店・建て替え告知
「お好み焼 忍」

「お好み焼 忍」は、武蔵小杉で約50年にわたって営業をしてきたお店です。
最近では「コスギフェスタ2014」のちょい飲み企画「街歩き食べ歩き」にも参加をしていまして、それをきっかけに初来店された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

■「忍」の店内
「忍」の店内

■「忍」で焼くお好み焼
「忍」で焼くお好み焼

「忍」は店内が外からは見えないのですが、想像以上に客席数がありました。
鉄板を目の前に、自分で焼くタイプのお店です。

■「忍」と「こすぎコアパーク」
「忍」と「こすぎコアパーク」

「忍」はかねてから駅近ではありましたが、再開発が進む前の周辺環境はパチンコ店と変電所に面した「裏通り」でした。
それが再開発によって一変し、駅前広場「こすぎコアパーク」に面した商業的には絶好のロケーションになっています。

■2008年5月時点、「裏通り」の「忍」
2008年5月時点、「裏通り」の「忍」

実際、武蔵小杉東急スクエア・ららテラス武蔵小杉がオープンして以降、東急スクエアのレストラン行列を回避してきたお客さんが駅前で目についた「忍」に流れ、たいへん繁盛するという循環も生まれていたようです。

「ぐるなび」の口コミを参照しても、そのようなシチュエーションで来店した書き込みが複数目につきました。

■「忍」の北側に整備される「小杉町3丁目東地区」の再開発ビルと広場
「忍」の北側に整備される「小杉町3丁目東地区」の再開発ビルと広場

また、「忍」の北側では小杉町3丁目東地区再開発が控えています。 「忍」のビルは同事業の南端に整備される新たな広場にも面することとなり、さらに周辺環境が整備されていく予定です。

小杉町3丁目東地区再開発の概要については、関連リンクをご参照ください。

■「こすぎコアパーク」と、建て替えや店舗入れ替えが進む既存ビル
「こすぎコアパーク」と、建て替えや店舗入れ替えが進む既存ビル

「こすぎコアパーク」と、建て替えや店舗入れ替えが進む既存ビル

近年、「忍」だけでなく周辺の既存ビルも建て替えや店舗の入れ替えが進んでいます。
これはいわゆる「武蔵小杉再開発」とは別個の個別の事業ですが、再開発の進捗に関連した動きといえます。

なぜならば、従来は道路も未整備の「裏通り」だったものが駅前広場に面したロケーションに変貌することによって、テナントや住居の賃料上昇が見込めるからです。
賃料が上昇すれば、「商業ビルの建て替え」が事業として採算性が高まり、地権者の意欲を促進することになるわけです。

また従来は出店を控えていた業種の店舗も、環境が整備されることにより出店検討がしやすくなるでしょう。
(一方でこれは、一定以上の賃料支払い能力がある店舗でないと出店が難しくなる、ということでもあります)

■「忍」の看板とエクラスタワー武蔵小杉
「忍」の看板とエクラスタワー武蔵小杉

今後、具体的な事業計画は変更される可能性もあるでしょうが、「忍」の新しいビルは7階建てを予定しているようです。
少なくとも現在に比べると高層化される形になり、おそらくは駅前の商業ビルとして、テナントによる収益化をはかることになるのではないでしょうか。

もちろん「忍」は、1階店舗として再オープンするものと思います。
駅前の好立地のビルとなりますので、全体の構成も気になるところですね。

再オープンは2016年秋の予定ですので、休店からそれほど間をあけずに現在の建物が解体され、新ビル建設が着工することになるでしょう。

【関連リンク】
(武蔵小杉駅南口周辺の新店舗関連)
2014/4/8エントリ 東急武蔵小杉駅南口に「やきとり家すみれ」「所英男のDr.ストレッチ」武蔵小杉店がオープン
2014/8/20エントリ 東急武蔵小杉駅南口の4階建て商業ビルが竣工、不動産仲介「アクア21」が本日オープン
2014/8/30エントリ 東急武蔵小杉駅南口にジェイグループの新業態「Seafood&Wine MARCADO」が2014年9月27日(土)オープンへ
2014/9/1エントリ 東急武蔵小杉駅南口に「NATURAL LAWSON」が2014年10月1日(水)オープンへ
2014/9/9エントリ 「北海道新得町塚田農場」が武蔵小杉駅南口・センターロード内に出店
2014/10/3エントリ 東急武蔵小杉駅前に「マルカド」「ナチュラルローソン」「海鮮問屋 浜の玄太丸」がオープン
2014/10/28エントリ 武蔵小杉駅南口に九州居酒屋「博多満月」11月13日(木)オープン、「北海道新得町塚田農場」12月3日(水)オープン予定
2015/3/18エントリ 武蔵小杉のセンターロードに、塚田農場に続く新店舗。「博多天神 もつ鍋 お多福」が本日3月18日オープン
2015/3/25エントリ センターロード入口・マツモトキヨシ跡地に海鮮居酒屋「磯丸水産武蔵小杉南口店」が2015年5月オープンへ
2015/4/10エントリ 旧増田屋ビル1階に「トモズ」の調剤薬局が出店、隣接の「トモズ武蔵小杉店」と併存へ
2015/4/17エントリ フーディアム武蔵小杉の「ラ・セゾン・デ・パン」4月20日閉店・「飯野眼科」9月移転、跡地にダイエーグループのベーカリー「ラ・ボンテ」が2015年5月出店決定

(小杉町3丁目東地区関連)
2015/4/8エントリ 小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の組合設立認可と、商業・業務・公共公益施設の概要

(「街歩き食べ歩き」関連)
2014/10/1エントリ 「コスギフェスタ2014」新企画、「街歩き&食べ歩き」のお得なちょい飲みチケットが前売り開始

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2015年
05月11日

南武線各駅開業88周年記念展示(3):「向河原駅」

【Reporter:はつしも】

南武線各駅開業88周年記念展示をご紹介するシリーズ第3回は、「向河原駅」です。

■向河原駅開業88周年記念展示
向河原駅開業88周年記念展示 

現在のJR南武線は、開業当時は民営の「南武鉄道」による路線でした。
1927年3月9日に川崎駅~登戸駅間、矢向駅~川崎河岸駅間(貨物線)が開通し、その後1930年3月25日までに順次現在の路線が開通しました。1944年4月1日に国鉄に買収されて「南武線」となり、現在に至ります。

今回ご紹介する「向河原駅」は、前回の「武蔵中原駅」と同じく、1927年3月9日から開業していたスターティングメンバ―です。

■向河原駅のヒストリー
向河原駅のヒストリー



向河原駅は武蔵小杉駅に比べて小規模な駅ですが、開業当初から独自の歴史を有しています。
開業から2年半後、1929年9月10日には向河原駅~新鶴見駅間の貨物線が開通し、向河原駅は南武鉄道の貨物列車を東海道線に直通させる連絡駅としての役割を果たすようになりました。

■向河原駅下りホーム脇の貨物線跡地
向河原駅下りホーム脇の貨物線跡地

年表に記載の通り、この向河原~新鶴見間貨物線は1973年10月1日に廃止されまして、現在では貨物線の姿を見ることはできません。

現在の向河原駅では、川崎寄りおよび下りホーム脇にかつての貨物線跡が空き地になっています。

■1980年頃の向河原駅
1980年頃の向河原駅

向河原駅の記念展示には、これまでの駅と同様に今昔の写真が掲載されています。
上記は1980年頃の向河原駅です。

■2013年8月の向河原駅
2013年8月の向河原駅

■2015年5月現在の向河原駅
 2015年5月現在の向河原駅

1980年というと今から35年も前ですが、向河原駅の駅舎は現在も基本的には変わっていないことがわかります。

ただ、2013年8月から2015年5月の写真でも、細かく見ると変わっている点があるのに気付かれるかと思います。

■向河原駅の看板(2013年8月)
向河原駅の看板(2013年8月)

■向河原駅の看板(2015年5月)
向河原駅の看板(2015年5月)

まず、1980年頃の写真と比べると、壁面にステンドグラスが設置されています。
これは以前からお馴染みです。

それに加えて現在では、「JR向河原駅」の看板が、南武線カラーと沿線風景をデザイン化したものに更新されていました。

このデザインは、2014年10月4日に導入された南武線新型車両「E233系」で取り入れられたものです。

■「E233系」で取り入れられた南武線沿線デザイン
「E233系」で取り入れられた南武線沿線デザイン

このデザインを採用した駅の看板は、今後南武線各駅に展開されていくのかもしれませんね。

■向河原駅周辺の風景画
向河原駅周辺の風景画

向河原駅周辺の風景画

また、開業88周年記念展示とは無関係ですが、駅舎内には向河原駅周辺の風景画が掲示されていました。

1枚目は近隣の学校の児童が描いたものと思われます。

■向河原駅とNEC玉川ルネッサンスシティ
向河原駅とNEC玉川ルネッサンスシティ

風景画にも描かれているように、向河原駅前にはNEC玉川事業場が広がり、現在ではNEC玉川ルネッサンスシティの高層ビルがそびえたっています。

NEC玉川事業場ができたのは1936年6月で、1940年8月5日には「向河原駅」は「日本電気前駅」に名称変更され、これは1944年4月1日の南武鉄道国有化時に「向河原駅」に戻るまで続きました。

前回の武蔵中原駅が富士通のように、向河原駅はNECとともに歴史を積み重ねてきた駅であったといえるでしょう。

■高架化が完了した武蔵小杉-武蔵中原間
高架化が完了した武蔵小杉-武蔵中原間

今後、将来的には南武線の武蔵小杉~尻手間の高架化事業が予定されています。
そうすると向河原駅は高架駅に生まれ変わることになり、高架下の活用なども行われるものと思われます。

長年駅舎も変わっていない向河原駅としては、かつてない変化の時が訪れることになりそうです。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区C地区
2010/10/11エントリ 向河原駅のNEC専用改札口
2010/1/2エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの日電玉川稲荷神社
2010/8/14エントリ 向河原駅駐輪場のゴーヤー
2010/9/20エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの「丸池」と噴水
2014/7/20エントリ JR南武線向河原駅前の踏切拡幅工事が完了し供用開始
2014/11/5エントリ JR南武線新型車両「E233系」乗車レポート
2015/5/7エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(1):「武蔵小杉駅」
2015/5/9エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(2):「武蔵中原駅」

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2015年
05月10日

グランツリー武蔵小杉の、「和」の食材セレクトショップ。「久世福商店」

【Reporter:はつしも】

グランツリー武蔵小杉に、「和」の食材のセレクトショップがあります。
「久世福商店」です。

■「久世福商店」グランツリー武蔵小杉店
「久世福商店」グランツリー武蔵小杉店

「久世福商店」は、長野の「サンクゼール」による、こだわりの日本食に特化したセレクトショップです。
長野・善光寺大門の本店をはじめとして最近首都圏に出店を進め、直営店は現在9店舗。神奈川県はグランツリー武蔵小杉が初出店となります。

同店の出店については、2014/9/27エントリで第一報をお伝えしておりました。

■「久世福商店」の発酵醸造食品を軸とした商品群
「久世福商店」の発酵醸造商品を軸とした商品群

■「久世福商店」の看板商品のひとつ「万能だし」 「久世福商店」の看板商品のひとつ「万能だし」

■日本酒
日本酒

日本酒

前回もお伝えしたとおり、「久世福商店」では目利きのバイヤーが日本全国を回り、小規模ながら地元で愛される生産者から良質な食品を仕入れています。
日本酒・味噌・醤油・みりん・黒酢などの発酵醸造食品を軸としつつ、生産者と共同開発しただし・調味料・冷凍食品・お菓子・台所道具など多様なジャンルの商品をそろえています。

■サンクゼール 久世福商店オンラインショップ
http://stcousair.jp/SHOP/976037/list.html

同店の品揃えについては、ウェブ上ではこちらのオンラインショップがわかりやすいかと思います。

■パスタソース
パスタソース

■ジャム
ジャム

店舗の中央では、パスタソースとジャムの特集をしています。
パスターソースやジャムなどは、ソースの試食もできるようになっていました。

■久世福商店のお菓子
久世福商店のお菓子

■飴
飴

■あられ
あられ

こちらは、飴やおせんべいなど、「和」のテイストのお菓子です。
少量の袋入りで、スーパーの「お徳用スナック菓子」とは違うコンセプトになります。

■コーヒー挽き
コーヒー挽き

久世福商店では、台所用具も一部取り扱っています。
グランツリー武蔵小杉の店舗では、コーヒー挽きも少しですが置いてありました。

■ギフト用詰め合わせ
ギフト用詰め合わせ

「食のセレクトショップ」ですので、店内にはギフトにも好適な賞品が置かれています。
写真はギフト用の詰め合わせで、「久世福商店」オリジナルの綺麗な紙箱に入れてもらうことができます。

ちょっと目先を変えた贈答品にいいかもしれませんね。

■おとうふドーナツの販売
おとうふドーナツの販売

■おとうふドーナツ(抹茶・レモン)
おとうふドーナツ(抹茶・レモン)

そして、現在店頭販売されていて気軽に買えるのが、この「おとうふドーナツ」です。
お豆腐屋さんの絹ごし豆腐を40%練りこんだドーナツで、しっとりと優しい味がします。

ドーナツというと油っこいイメージもありますが、こちらも美味しくいただけますので、おやつにお勧めです。

■隣接の食品スーパー「グランツリーマルシェ」
隣接の食品スーパー「グランツリーマルシェ」

「小杉コアタウン」の西街区再開発ビルには、食品スーパーとして地権者店舗の「マルエツ」が入り、一体の武蔵小杉東急スクエア部分にセレクトショップの「大野屋商店」が入っています。
また東街区の「ららテラス」には「成城石井」もあります。

それらと近い位置づけで、グランツリー武蔵小杉内で「グランツリーマルシェ」(イトーヨーカドー食品スーパー部分)とセレクトショップの「久世福商店」が隣接していまして、お互いに補完をしているように思います。

毎日の食卓はもちろん一般の食品スーパーにお世話になるわけですが、「大野屋商店」「久世福商店」のようなセレクトショップもあると楽しいですね。

■「久世福商店」の看板
「久世福商店」の看板

【関連リンク】
サンクゼールウェブサイト ショップリスト グランツリー武蔵小杉店
2014/9/27エントリ 「グランツリー武蔵小杉」に日本食セレクトショップ「久世福商店」、「白洋舎」が出店 2014/11/20エントリ プレオープン直前先行公開!「グランツリー武蔵小杉」プレス向け内覧会レポート
2014/11/22エントリ 「グランツリー武蔵小杉」本日グランドオープン、セブン&アイ史上最多7,000人が行列
2014/11/23エントリ 「グランツリー武蔵小杉」11月22日グランドオープン総来館者数が12万人に
2014/11/23エントリ 「グランツリー武蔵小杉」プレス向け内覧会レポート追補版:「銀座山野楽器/ヤマノミュージックサロン」
2014/11/25エントリ 「グランツリー武蔵小杉」の駐輪場・バイク駐車場利用ガイド
2014/11/27エントリ 「グランツリー武蔵小杉」の、雪の結晶降り注ぐクリスマスイルミネーション
2014/11/30エントリ 「グランツリー武蔵小杉」プレス向け内覧会レポート追補版「スノーピーク」
2014/12/2エントリ 「グランツリー武蔵小杉」の公共交通機関利用優待サービス「グランピット」による、nanacoポイント獲得ガイド
2014/12/5エントリ 「グランツリー武蔵小杉」の来館者数がセブン&アイ最速で100万人を突破、売上計画を上回る
2014/12/8エントリ グランツリー武蔵小杉の「妖怪ウォッチ」抽選販売行列と、「ジバニャン」撮影会登場
2014/12/12エントリ グランツリー武蔵小杉に吹く、ハワイの風。「マウイマイクス」と「ホノルルコーヒー」
2014/12/16エントリ グランツリー武蔵小杉「ぐらんぐりんガーデン」の冬季限定夜景とイルミネーション
2014/12/18エントリ グランツリー武蔵小杉に、ミニ映画館が登場。「クリスマスキネコ映画祭」12月20日(土)・21日(日)開催
2014/12/29エントリ グランツリー武蔵小杉「Chocott Milk Bar」の「デコソフトクリーム」
2015/1/13エントリ グランツリー武蔵小杉のお好み焼き店「神戸六甲道 ぎゅんた」
2015/1/17エントリ グランツリー武蔵小杉の「折鶴モニュメント」展示終了と、バレンタイン特設売場オープン

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2015年
05月09日

南武線各駅開業88周年記念展示(2):「武蔵中原駅」

【Reporter:はつしも】

南武線各駅開業88周年記念展示をご紹介するシリーズ第2回は、「武蔵中原駅」です。

■武蔵中原駅開業88周年記念展示
武蔵中原駅開業88周年記念展示

現在のJR南武線は、開業当時は民営の「南武鉄道」による路線でした。
1927年3月9日に川崎駅~登戸駅間、矢向駅~川崎河岸駅間(貨物線)が開通し、その後1930年3月25日までに順次現在の路線が開通しました。1944年4月1日に国鉄に買収されて「南武線」となり、現在に至ります。

前回エントリでご紹介した武蔵小杉駅は川崎駅~登戸駅間開業から約8か月後、11月1日の開業でしたが、武蔵中原駅は3月9日から開業していた「スターティングメンバー」です。
今年、2015年が武蔵中原駅にとっても開業88年にあたり、武蔵小杉駅同様に南武線と駅の歴史を紹介するポスターが展示されています。

■1980年頃の武蔵中原駅
1980年頃の武蔵中原駅

武蔵中原駅の年表には駅独自の出来事はあまり記載されていないのですが、その中でも大きな変化は、1990年12月20日の「南武線高架化」でしょう。
高架化にともなって、武蔵中原駅は従来よりも200mほど武蔵小杉駅寄りに移動しています。

このポスターには、高架化される10年前、1980年頃の武蔵中原駅の写真が掲載されていました。
小さな橋上駅舎で、現在の「ビーンズ武蔵中原」のような商業施設は付属していません。

■高架化された現在の武蔵中原駅
高架化された現在の武蔵中原駅

現在の武蔵中原駅は、高架化されてから25年が経過しました。
2面4線のホームを有し、快速電車の待ち合わせが実施されています。

■1947年から2015年までの南武線車両紹介
1947年から2015年までの南武線車両紹介

また、武蔵中原駅では「88周年記念」ポスターが2枚ありまして、武蔵小杉駅と同じフォーマットのものに加えて、1947年から2015年までの南武線車両を紹介するものが掲示されています。
これは南武線の車庫「中原電車区」を有する、武蔵中原駅ならではの展示です。

■「南武線砂利を運んでいました」
「南武線砂利を運んでいました」

もともと南武線は、多摩川で採取された砂利を運搬するために敷設された鉄道でした。
この写真は年代がわかりませんが、まだ砂利を運搬していた当時のものと思われます。

■「チョコレート色の電車も運行していました」
「チョコレート色の電車も運行していました」

南武線といえば黄色と茶色のイメージですが、こんなチョコレート色の電車も運行されていたのですね。
国鉄時代の車両ではないでしょうか。

■武蔵中原駅 川崎寄り(1947~1978年)
武蔵中原駅 川崎寄り(1947~1978年)

■南武線車内(1947~1978年)
南武線社内(1947~1978年)

これら2枚の写真は武蔵中原駅の川崎寄りと、南武線車内の写真とされています。
ただ年代が1947年~1978年と31年も幅がありますね。

それだけこの車両が現役だった期間が長いということでしょうか。

■武蔵中原駅 立川寄り(1969~1991年)
武蔵中原駅 立川寄り(1969~1991年)

続いて立川寄りの写真で、こちらも22年の幅があります。
昔の中央線のような、オレンジ色の車両が走っています。

後ろには現在とは異なる、昔の「富士通」のロゴが見えます。

■現在の富士通川崎工場
現在の富士通川崎工場

■2008年の富士通川崎工場70周年
2008年の富士通川崎工場70周年

武蔵中原駅前に富士通川崎工場ができたのは、南武線開業後11年が経過した1938年です。
2008年の「富士通川崎工場春まつり」では、川崎工場70周年の記念展示が行われていました。

武蔵中原駅とともに、歴史を積み重ねてきた工場といえるでしょう。

■現在の武蔵中原駅から見える武蔵小杉の高層ビルと、E233系
現在の武蔵中原駅から見える武蔵小杉の高層ビルと、E233系

現在の武蔵中原駅は高架化により、ホームから遠くが見渡せるようになりました。
武蔵小杉方面には高層ビル群がこの数年の間にあらわれ、走る車両も新型の「E233系」に順次更新されているところです。

また今後は武蔵中原駅前の富士通川崎工場に新たな研究開発拠点の建設も予定されており、武蔵中原自体の風景も変わっていく部分があるでしょう。

【関連リンク】
2007/9/28エントリ 南武線の車庫・中原電車区
2008/4/8エントリ 富士通春まつり2008レポート
2009/2/8エントリ 中原電車区の早咲き八重桜
2011/4/13エントリ 南武線快速電車が運行開始
2011/9/7エントリ 富士通が川崎工場再開発計画をリリース、第一期事業として新棟を2015年度完成へ
2012/3/22エントリ 二ヶ領用水の桜のつぼみと、中原電車区の早咲きの桜
2012/5/30エントリ 中原電車区の鶴見線車両と、クモヤ145形
2013/1/24エントリ JR武蔵中原駅の発車メロディがフロンターレの応援歌に
2014/11/5エントリ JR南武線新型車両「E233系」乗車レポート
2015/1/19エントリ 八丁畷から、無人改札乗り換え。南武支線乗車レポート
2015/5/7エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(1):「武蔵小杉駅」

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2015年
05月08日

府中街道沿い「Prima SK武蔵小杉」にオープン「33Dining」のそうめんと、「たまひよの写真スタジオ」

【Reporter:たちばな】

府中街道沿いに建設された「Prima SK武蔵小杉」の店舗区画に「Cloe(クロエ)」「33Dining(サーティースリーダイニング)」「たまひよの写真スタジオ」「Clef(クレフ)」の4店舗が出揃ったことを、2015/4/29エントリでお伝えしました。

本エントリでは、そのうちすでにオープン済みの「33Dining」「たまひよの写真スタジオ」を主にご紹介したいと思います。

■「Prima SK武蔵小杉」
「Prima sk」

「Prima SK武蔵小杉」は、シティタワー武蔵小杉南側の府中街道沿いに開発された複合ビルです。
1階~3階が店舗、4階~10階が賃貸マンションになっています。

■「Prima SK武蔵小杉」のフロア構成
階数 区画A 区画B
3階 たまひよの写真スタジオ たまひよの写真スタジオ
2階 33Dining Clef(クレフ)
1階 Cloe(クロエ) Cloe(クロエ)

■2階「33Dining」3階「たまひよの写真スタジオ」の区画
2階「33Dining」3階「たまひよの写真スタジオ」の区画

今回ご紹介する「33Dining」は同ビルの2階、「たまひよの写真スタジオ」は3階にオープンしました。
まずは2階の「33Dining」からご紹介していきましょう。

■「33Dining」ウェブサイト
http://33dining.com/

■「33Dining」の店内


「33Dining」は、2階の区画をワインのお店「Clef」と分け合う形で出店しています。
屋内のテーブル席・カウンター席に加えて、屋外のテラス席も用意されています。

気候のよい時期は、テラス席も気持ち良いかもしれません。

■「33Dining」のそうめん(税別480円)
「33Dining」のそうめん
※上記写真左手には税別300円のお通しを含んでいます。


「33Dining」のそうめん

「33Dining」は、そうめん・にゅうめんとお酒がこだわりのお店です。
そうめん発祥の地・奈良県の三輪地方のそうめんが使われています。

■キッズスペース
キッズスペース

■おむつ交換台
 おむつ交換台

同店はランチ営業も行っているほか、「子育てにやさしいお店」をコンセプトとしており、キッズスペースやおむつ交換台、子ども用のいす、離乳食など子ども用メニューが用意されています。

■「33Dining」の子ども用メニュー(金額は税別)
・おこさまそうめん 180円
・おこさまにゅうめん 180円
・離乳食 150円
・おこさまドリンク 100円
※ソフトドリンクから選択する形になります。

子ども用メニューは分量が少ないと思いますがお値段も手ごろですので、乳幼児をお連れの方にはありがたい対応かと思います。

なお、これらのコンセプトは本エントリ時点での運用であり、今後変更される可能性が全くないとはいえませんので、あらかじめご了承ください。



続いて、「たまひよの写真スタジオ」のご紹介です。

■「たまひよの写真スタジオ」ウェブサイト 武蔵小杉店
http://studio.benesse.ne.jp/cat004.php

■「たまひよの写真スタジオ」ごろりんアート
「たまひよの写真スタジオ」

■マタニティフォト
「たまひよの写真スタジオ」
※写真提供:ベネッセコーポレーション

「たまひよの写真スタジオ」は、2015/1/28エントリで一度ご紹介しました。

育児雑誌「たまごクラブ」「ひよこクラブ」を発行するベネッセコーポレーションによる写真スタジオで、武蔵小杉店のほか豊洲・仙川・センター南・大宮・船橋に出店しています。

自然光をとりいれたナチュラルな仕上げが同スタジオの特徴であり、南西向きで日照時間の長い「Prima SK武蔵小杉」3階は出店場所として適しているといえるでしょう。

■「しまじろうと一緒に撮影プラン」
「しまじろうと一緒に撮影プラン」

■「たまひよの写真スタジオ」ウェブサイト しまじろうと一緒に撮影プラン
http://studio.benesse.ne.jp/topics/plan/shimajiro.html

「たまひよの写真スタジオ」武蔵小杉店では、同店限定で「しまじろうと一緒に撮影プラン」を設定しています。
2015年6月30日まではオープニングキャンペーン価格になっております。もろもろ詳細は上記ウェブページをご参照くださいね。

■「たまひよの写真スタジオ」と1階美容室「Cloe」の入口
「Cloe」「たまひよの写真スタジオ」入口

なお、「たまひよの写真スタジオ」と1階の美容室「Cloe」の入口は、府中街道に面した正面ではなく、横手にあります。
この段階では「Cloe」のアプローチ部分はまだ植栽が未完成でしたが、店舗は3月31日にオープンしています。

■楽天ビューティー Cloe musashikosugi(クロエ武蔵小杉)
http://beauty.rakuten.co.jp/s5010013452/

■「Prima SK武蔵小杉」の店舗区画
「Prima SK武蔵小杉」の店舗区画

「Prima SK武蔵小杉」は、まずはこれらの3店舗でスタートする形になりました。

さらに6月下旬には、2015/4/29エントリでお伝えしたワインと創作料理のお店「Clef」が最後の1区画にオープンを予定しています。

すでに上階の賃貸マンションも入居が行われていますので、「Clef」のオープンをもって「Prima SK武蔵小杉」は完成することになります。

■拡幅が進む府中街道と「Prima SK武蔵小杉」
拡幅が進む府中街道と「Prima SK武蔵小杉」

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区(大規模工場跡地地区)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他再開発情報 府中街道
2008/4/27エントリ 中原警察署、新庁舎に移転
2011/2/6エントリ 府中街道の「危険で危い」建物が解体着手
2011/7/1エントリ  府中街道の「危険で危い」建物跡地に6階建てビルを建設
2011/11/9エントリ 府中街道の「みらい本社ビル」イメージパース
2012/9/23エントリ 府中街道の「みらい本社ビル」外観お目見え
2012/10/14エントリ 府中街道の「小杉Mビルディング」(みらい本社ビル)2~5階にカラオケ店「コート・ダジュール武蔵小杉店」が12月オープンへ
2012/11/24エントリ 府中街道にオープン予定「コート・ダジュール武蔵小杉店」のキッズサービス
2012/12/10エントリ 府中街道の小杉Mビルディング1階に「てもみん」が12月中旬オープン
2013/6/4エントリ 小田切病院が12階建てのマンション・クリニック併設ビルに建て替えへ
2013/11/23エントリ シティタワー武蔵小杉隣接の府中街道沿いに10階建ての店舗付きマンション「(仮称)かまた商事市ノ坪ビル」建設へ
2014/6/18エントリ 小田切病院建て替えの事業計画が6階建ての診療所・老人ホーム併設ビルに変更
2015/1/26エントリ シティタワー武蔵小杉隣接「(仮称)かまた商事市ノ坪ビル」の3フロア・6区画店舗スペースがお目見え
2015/1/28エントリ かまた商事市ノ坪ビル改め「Prima SK武蔵小杉」に創作ダイニング「33Dining」、「たまひよの写真スタジオ」が出店へ
2015/2/8エントリ 府中街道沿いの「小田切病院」「ホテル精養軒」が解体完了、それぞれ新棟建設へ
2015/3/16エントリ 府中街道沿い「Prima SK武蔵小杉」1階に美容室「クロエ」が2015年3月25日(水)オープンへ
2015/4/29エントリ 府中街道沿い「Prima SK武蔵小杉」に創作料理とソムリエが選ぶワインのお店「Clef」が2015年6月下旬オープンへ

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2015年
05月07日

南武線各駅開業88周年記念展示(1):「武蔵小杉駅」

【Repoter:はつしも】

JR南武線は、かつては民営の南武鉄道が開業させた路線でした。

南武鉄道は川崎駅~登戸駅間、矢向駅~川崎河岸駅間(貨物線)が1927年3月9日に開通したのを皮切りに、1930年3月25日まで順次現在の路線を開通させていきました。

今年、2015年は南武線および各駅の多くにとっては開業88周年にあたることになります。

これを記念して、開業88周年を迎える各駅に、駅の歴史を紹介するポスターが展示されています。
今回はそのうち「武蔵小杉駅」をご紹介しましょう。

■武蔵小杉駅のポスター
武蔵小杉駅のポスター 

武蔵小杉駅のポスターは、南武線改札口側、びゅうプラザの入口近くに設置されています。
南武線および武蔵小杉駅のあゆみ、年表に加えて、同駅の今昔写真などが掲載されていました。

■南武線と武蔵小杉駅の年表
南武線と武蔵小杉駅の年表

現在の南武線武蔵小杉駅の位置には当初は「グラウンド前駅」があり、旧「武蔵小杉駅」は現在の府中街道あたりに開業していたことは地元では比較的知られています。

年表を見ると、当初のグラウンド前駅・武蔵小杉駅の開業は1927年11月1日で、3月9日の川崎駅~登戸駅間開業からは8か月弱経過していることがわかります。
グラウンド前駅・武蔵小杉駅が併合されて武蔵小杉駅になったのが1944年4月1日ですから、両駅が16年半ほどは並び立っていたわけですね。

■JR武蔵小杉駅の連絡通路(本通路)
JR武蔵小杉駅の連絡通路(本通路)

■現在は廃止された暫定連絡通路
現在は廃止された暫定連絡通路

そして年表には、2010年3月13日の「横須賀線武蔵小杉駅開業」に加えて、2011年6月25日の「南武線・横須賀線間連絡本通路開業」も記されています。

今ではすっかり馴染んでしまいましたが、そういえば横須賀線武蔵小杉駅の建設工事は予定よりも遅れ、2010年3月13日時点では「暫定連絡通路」での開業でした。

■「フロンターレ応援ソング発車メロディ」開始のポスター
 

また年表の最後に記載されている、2014年2月26日の「南武線発射メロディを川崎フロンターレの応援歌に変更」は、まだ比較的記憶に新しいところですね。

■JR武蔵小杉駅(川崎行)の発車メロディ


■JR武蔵小杉駅(立川行)の発車メロディ



採用されたフロンターレの応援歌は、同日のエントリでご紹介したとおり、フロンターレサポーターがアレンジして歌う応援ソング、原曲のザ・クロマニヨンズ「ナンバーワン野郎!」です。

■1980年頃の武蔵小杉駅
1980年頃の武蔵小杉駅

■1977年頃 南武線武蔵小杉駅ホーム
1977年頃 南武線武蔵小杉駅ホーム

続いてポスターには、年表のまわりに武蔵小杉駅の今昔写真が掲載されています。
上記は、1980年頃の武蔵小杉駅と、1977年頃の南武線ホームです。

駅舎の写真は、北口ロータリーを撮影したものではないでしょうか。
南武線ホームは、昔から島式ではなく相対式であったことがわかります。

■開業当時の南武鉄道風景(武蔵中丸子駅)
開業当時の南武鉄道風景(武蔵中丸子駅) 
 
また今昔写真とあわせて、「開業当時の南武鉄道風景」とされる絵も紹介されていました。
こちらはかつて平間駅・向河原駅間にあった「武蔵中丸子駅」の風景です。

周辺はまだ都市化されておらず、農地が広がっていた様子が確認できます。

これは武蔵小杉駅からは少し離れますが、現在は残されていない駅ですので、「88周年記念」ではここで一緒に紹介することにしたのではないでしょうか。

■現在の武蔵小杉駅北口
現在の武蔵小杉駅北口

さて、88周年を迎えるのは当然武蔵小杉駅だけでなく、南武線の大部分の駅も同じことです。
各駅でも同様に「開業88周年」のポスターが展示されていますので、シリーズ化してご紹介してまいりたいと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉
2010/3/13エントリ 横須賀線武蔵小杉駅本日開業、記念イベント開催
2010/3/14エントリ 横須賀線武蔵小杉駅、初の平日ラッシュ
2011/6/25エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路が本日供用開始
2014/2/26エントリ JR南武線武蔵小杉駅の発車メロディが本日よりフロンターレ応援歌の原曲、ザ・クロマニヨンズ「ナンバーワン野郎!」に
2015/4/20エントリ JR南武線スタンプラリー「なんぶらり」本日スタート、武蔵小杉駅など9駅スタンプで「特製南武線ロゴ入りコースター」をプレゼント

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2015年
05月06日

江川せせらぎ遊歩道で、「たらい舟」に乗る子どもたち

【Reporter:はつしも】

江川せせらぎ遊歩道において、たらい舟に乗ってせせらぎを下るイベントが開催されました。

■江川せせらぎ遊歩道のこいのぼりゾーン
江川せせらぎ遊歩道のこいのぼりゾーン

たらい舟イベントが開催されたのは、江川せせらぎ遊歩道のこいのぼりゾーンです。
下小田中6丁目の「フィットケアデポ下小田中店」付近で、毎年4月下旬から5月上旬にかけてこいのぼりが飾られています。

こいのぼりゾーンについては、2015/4/30エントリで先行してご紹介しておりまして、今回のたらい舟イベントについても告知をさせていただきました。

■用意されたたらい舟(1~2人用)
用意されたたらい舟(1~2人用) 

このたらい舟イベントでは、2か所にタイプの異なるたらい舟が用意されていました。

こちらは1~2人用で、近隣の農家の方がみそ造りで大豆を水に浸すために使っていたものだそうです。

■たらい舟に乗って
たらい舟に乗って

たらい舟に乗って

子どもたちがたらい舟に乗ると、船頭さんがロープで引いて操作してくれます。
水深は浅いですし、安心です。

■4人乗りタイプのたらい舟
4人乗りタイプのたらい舟

そしてこちらはもうひとつのたらい舟です。
プラスチック製の大きなたらいが2つ組み合わせられていまして、前後に4人くらい乗ることができます。

コースの全長は、こちらの方が少し長かったように思います。

■船頭さんの操作
船頭さんの操作

たらい舟イベントを運営されていた船頭さんたちは地域のボランティアで、このエリアのこいのぼりの飾り付けもされています。

子どもたちに優しく、かつ安全管理には気を遣っていらっしゃいました。

■たらい舟に並ぶ皆さん
たらい舟に並ぶ皆さん

子どもたちはたらい舟に乗ると、みんなたいへん楽しそうな表情を見せていました。
そんな楽しいイベントは人気を集め、長い行列ができていました。

本イベントは決して大規模な催しではありませんけれども、地域の方の手によって毎年恒例で開催されています。

また江川せせらぎ遊歩道では、秋になると「森とせせらぎ祭り」なども開催されます。
地域の憩いの空間として手入れも行き届いていますし、良い場所だと思います。

【関連リンク】
森とせせらぎネット ウェブサイト
川崎市上下市水道局 江川せせらぎ遊歩道
2008/5/21エントリ 二ヶ領用水のカルガモ親子
2008/11/7エントリ 江川せせらぎ遊歩道の「森とせせらぎ祭り」
2013/5/14エントリ 二ヶ領用水のカルガモ親子2013
2013/5/26エントリ 江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子
2013/6/8エントリ 江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子、1週間後の姿
2013/6/20エントリ 江川せせらぎ遊歩道の子ガモたちの、成長した姿
2013/8/21エントリ 江川せせらぎ遊歩道の、ザリガニ釣り 2014/5/11エントリ 江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子と、鮮やかな花々
2015/4/30エントリ 江川せせらぎ遊歩道にこいのぼりが登場、5月3日(日)にたらい舟の川下りイベントを開催

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2015年
05月05日

東急東横線武蔵小杉駅に設置された、シースルーのホームドア

【Reporter:はつしも】

東急電鉄が2020年を目標に東横線・田園都市線・大井町線の全64駅にホームドアを設置することを2015年1月9日付で発表し、同日付のエントリでお伝えしました。

■東京急行電鉄 1月9日付ニュースリリース 2020年を目標に東横線・田園都市線・大井町線の全64駅にホームドアを設置します
http://www.tokyu.co.jp/information/list/?id=157

そのうち2014年度に代官山駅・武蔵小杉駅・横浜駅に先行して設置が行われることとされていまして、武蔵小杉駅のホームドアが3月より供用開始となっています。

■東急東横線・武蔵小杉駅のホームドア
東急東横線・武蔵小杉駅のホームドア

こちらは、東急東横線武蔵小杉駅の、渋谷方面ホームです。

かつての東横線はドア数の異なる日比谷線直通を行っており、ドア位置が固定できずにホームドアの設置が難しい状況でした。
2013年3月16日のダイヤ改正で日比谷線直通が廃止されたことにより、ホームドアの設置ができるようになったわけです。

■シースルーのホームドア
シースルーのホームドア

シースルーのホームドア

武蔵小杉駅では、かねてから目黒線にホームドアが設置されていました。
目黒線のホームドアとの大きな違いは、ご覧の通りシースルーになっている点です。

機能性はよくわかりませんが、従来型よりも閉塞感が少ないでしょうか?

■ホームドアの車両案内
ホームドアの車両案内

またホームドアには、10両編成・8両編成それぞれの車両案内が掲載されていました。

東横線では採用されていませんが、ホームドアには電車の接近を知らせる電光掲示板が設置されているものなどもあります。

東急電鉄では、2014年2月に利用者意見を募ったうえでホームドアの設置を行っています。
どのように反映されたものかはわかりませんが、今回のホームドアの設置は、利用者意見を踏まえて行われているものです。

■目黒線(左)と東横線(右)
目黒線(左)と東横線(右)

鉄道の運行で一番大切なのは、安全性ですね。
ホームドアの設置ですべてが解決できるものではありませんが、ひとつの有効な対策とされています。

東急東横線の武蔵小杉駅は利用者も多いですし、ホームドアが先行して設置されて良かったと思います。

【関連リンク】
2012/7/25エントリ 東急東横線・副都心線が2013年3月16日から直通運転を開始、日比谷線直通は終了へ
2012/9/22エントリ 元住吉検車区の東京メトロ副都心線・東武線・西武線車両
2013/1/22エントリ 東横線の副都心線直通に伴う3月16日ダイヤ改正等発表と、渋谷駅の「のるるん」カウントダウン
2013/2/18エントリ 東急電鉄が3月16日からの副都心線直通ダイヤを発表、前夜終電の一部区間を運休に
2013/2/24エントリ 武蔵小杉駅周辺商店街の「こすぎ名物花見市」「東横線・副都心線直通」コラボレーション横断幕
2013/3/15エントリ 東横線渋谷駅の地上駅舎が本日営業終了、明日3月16日から副都心線直通開始
2013/3/28エントリ 副都心線直通開始後の、東急武蔵小杉駅
2013/4/6エントリ 東横線・副都心線直通記念ラッピング列車のイラストに武蔵小杉駅が採用、2013年4月14日より運行開始
2013/11/5エントリ 東急電鉄が東横線・田園都市線の終電延長を試験的に実施、渋谷発25:20元住吉行を運行へ
2013/11/19エントリ 東急電鉄が12月週末における東横線・田園都市線の試験的終電延長の追加措置を発表、渋谷発24:31武蔵小杉行を菊名まで運転延長
2013/12/15エントリ JR湘南新宿ライン「速いぞ!」に対抗、東急東横線「速い、だけじゃない。」
2014/2/14エントリ 東急武蔵小杉駅の東横線ホームに2014年3月以降ホームドアが設置へ、2月19日(水)まで利用者意見募集中
2014/2/16エントリ 東急電鉄が2014年3月15日付ダイヤ改正を発表、目黒線に武蔵小杉7:41始発 急行浦和美園行が増発
2015/1/9エントリ 東急電鉄が2020年目標に東横線・田園都市線・大井町線全64駅にホームドア設置を発表、武蔵小杉駅は2015年3月までに先行設置へ

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2015年
05月04日

武蔵小杉の「こどもの日」に、各地で泳ぐこいのぼり

【Reporter:はつしも】

明日は「こどもの日」です。

少子化の日本にあってもたくさんの子供たちが暮らす武蔵小杉の各地で、こいのぼりの姿が見られるようになりました。

■今井仲町のこいのぼり
今井仲町のこいのぼり

武蔵小杉というとタワーマンションの印象が強くなりましたが、東急線西側の今井地区や下小田中地区には広いお庭のあるお屋敷が多数存在します。

中原区役所からほど近い今井仲町で、昔ながらの立派なこいのぼりを見ることができました。

■すみれ保育園のこいのぼり
すみれ保育園のこいのぼり

年中行事を大切にしている場所といえば、保育園や幼稚園です。
こちらは二ヶ領用水と東急線高架の交点近くにある「すみれ保育園」です。

保育園の屋根から綱を渡して、こいのぼりが飾られていました。
写真奥に見えるのは東住吉小学校です。

■中原図書館のこいのぼり
中原図書館のこいのぼり 

■中原図書館の兜
中原図書館の兜 

あとは公共施設なども、年中行事の飾り付けがよくありますね。
こちらは中原図書館です。

ここでは入口にこいのぼりが、館内の自動貸出機には兜が飾られていました。

■グランツリー武蔵小杉のこいのぼり
グランツリー武蔵小杉のこいのぼり

続いて、商業施設系も行ってみましょう。

武蔵小杉最大の商業施設・グランツリー武蔵小杉では、先日こいのぼりバルーンを手作りするワークショップが開催されていました。

4階の子ども向けプレイスペース「スマイルスクエア」の壁面に、そのこいのぼりバルーンがずらりと並んでいました。

■武蔵小杉東急スクエア「NINA」のソフトクリームのこいのぼり
武蔵小杉東急スクエア「NINA」のソフトクリームのこいのぼり

続いて、武蔵小杉東急スクエアに移動です。
武蔵小杉東急スクエア・フードショースライス1階のアイスクリーム店「NINA」でソフトクリームを頼んだら、スプーンに折り紙のこいのぼりがついてきました。

■「NINA」のGWイベント
「NINA」のGWイベント

この「NINA」では、5月6日(水)までの間、小学生以下のお客様限定でくじ引きを行っています。
運が良ければ無料券が当たる…かもしれません。

■武蔵小杉東急スクエア GW&母の日イベント
http://www.kosugi-square.com/news/template.html?id=971

武蔵小杉東急スクエアでは、まだGW&母の日イベントの予定が残されています。
詳細は上記イベント告知をご参照ください。

■こいのぼりが泳ぐ、江川せせらぎ遊歩道
こいのぼりが泳ぐ、江川せせらぎ遊歩道
 
さて、武蔵小杉から少々離れて、江川せせらぎ遊歩道です。
こちらは2015/4/30エントリでご紹介した通り、たくさんのこいのぼりが水面に映っています。

5月3日に開催された「たらい舟」イベントについては、また別途レポートさせていただきたいと思います。

■法政通り商店街の「ニカッパ君」こどもの日仕様
法政通り商店街の「ニカッパ君」こどもの日仕様

そして最後はまた武蔵小杉に戻ってまいりまして、法政通り商店街の「ニカッパ君」のこどもの日仕様です。

「ニカッパ君」は、法政通り商店街のマスコットキャラクターです。
今市橋に2体が立っているほか、同商店街のパンフレット等にも登場しています。

今回のこどもの日仕様では、こいのぼりとともにニカッパ君が立派な兜をかぶっています。

■ニカッパ君の兜
ニカッパ君の兜

ニカッパ君が登場したのは2012年5月で、初めてこどもの日仕様になったのが2013年です。
2014年版を経て、今回が3回目のこどもの日仕様となります。

毎回微妙に鎧兜などが違いまして、今回も兜の「ツノ」の形状が違うようです。
これは…、どうやらハンガーを再利用したものですね。ハンガーをさかさまにして、銀色に塗装をしています。
仕上がりを見ると、まったく違和感がありません。なかなか良いアイデアだと思います。

■ニカッパ君の後ろ姿
ニカッパ君の後ろ姿

こどもの日仕様のニカッパ君は、法政通り商店街を通る子供たちを見守っています。

こどもたちみんなが、元気に育ちますように。

【関連リンク】
法政通り商店街 ウェブサイト
2014/3/17エントリ 法政通り商店街の「ニカッパ君」の入学式仕様と、「アラセ」の小学校用品取扱い
2014/4/28エントリ 法政通り商店街の「ニカッパ君」がフルアーマーこどもの日仕様に
2014/7/6エントリ 法政通り商店街の「ニカッパ君」に記念撮影スポットが登場
2014/9/23エントリ 法政通り商店街の「ニカッパ君」ハロウィン仕様と、プレミアム商品券9月26日(金)27日(土)販売
2014/10/12エントリ 台風近づく武蔵小杉の、「ニカッパ君」と「マルエツの買い煽り」
2014/11/13エントリ 法政通り商店街の「ニカッパ君」が七五三仕様に(2014年版)
2015/1/10エントリ 法政通り商店街の「ニカッパ君」がお正月仕様に(2015年版)
2015/2/16エントリ 法政通り商店街「ニカッパ君」の節分仕様から、ひなまつり仕様
2015/3/28エントリ 武蔵小杉の2015お花見シーズン到来と、入学式仕様のニカッパ君
2015/4/30エントリ 江川せせらぎ遊歩道にこいのぼりが登場、5月3日(日)にたらい舟の川下りイベントを開催

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2015年
05月03日

グランツリー武蔵小杉・ぐらんぐりんガーデンの「こども基地」と、「くじらの噴水」

【Reporter:はつしも】

ゴールデンウィークの真っ只中です。

グランツリー武蔵小杉の屋上庭園「ぐらんぐりんガーデン」に、子供のプレイスペース「こども基地」が5月4日(月)まで登場しています。

■グランツリー武蔵小杉 ゴールデンウィークイベント
http://www.grand-tree.jp/web/gw/

■「ぐらんぐりんガーデン」の「こども基地」
ぐらんぐりんガーデンの「こども基地」

「ぐらんぐりんガーデン」は、グランツリー武蔵小杉のシンボルのひとつともいえる庭園です。
同施設の屋上の一部を利用して、さまざまな植物が育てられているほか、子ども向けの遊び場が用意されています。

その一番奥(東急線側)のイベントスペースを活用して、今回の「こども基地」が設営されました。

■コリントゾーン
コリントゾーン

まずこちらは、ビー玉をころがして遊ぶ「コリントゾーン」です。
木や竹、チューブなどが組み合わさっていまして、あちこちからビー玉を投入できるようになっています。

■「間伐材つみきゾーン」
間伐材つみきゾーン 

■「間伐材つみきゾーン」の木琴
 木琴

続いてこちらは、「間伐材つみきゾーン」です。

その名前の通り、間伐材や不要となった材木を集めて、遊べるようになっています。

■家具の脚?
家具の脚?

良く見てみると、これは木製家具の脚の部分でしょうか。
不揃いなだけに、遊び方も子どもたちの創意工夫次第です。

■木材でつくった建物
木材で作った建物

不揃いな木材を組み合わせて、子どもたちは上手に建物をつくったりしていました。

■「昔あそびゾーン」
「昔遊びゾーン」

「昔あそびゾーン」

一方こちらは「昔あそびゾーン」です。
ベーゴマやけん玉、お手玉など、昔懐かしい遊戯ができるようになっていました。

■「親子休憩ゾーン」
「親子休憩ゾーン」 

人工芝でくつろげるようになっていたのは、「親子休憩ゾーン」です。
ここにはおもちゃのほか、絵本や紙芝居などがありました。

時間帯によりますがここは木陰もありましたので、ひと休みできそうです。

■「こども基地」と花壇
「こども基地」と花壇

グランツリー武蔵小杉のウェブサイトによれば、遊び道具は日替わりもあるということです。
最終日となる明日5月4日(月)は、また違うものがあるかもしれません。

また同施設ではほかにもゴールデンウィーク中のイベントが予定されていますので、冒頭に掲載したウェブサイトをご参照くださいね。

■「ぐらんぐりんガーデン」のくじらの噴水
「ぐらんぐりんガーデン」のくじらの噴水

また、最近はだいぶ気温もあがってまいりまして、「夏日」になることも珍しくなくなってきましたね。
水遊びの季節の到来です。

4月25日から秋口くらいまでの温かい間、ぐらんぐりんガーデンの「くじらの噴水」から、水が出るようになりました。

水が出る時間は毎日11:00~、13:00~、15:00~、17:00~の4回、それぞれ1分程度です。
各時間の直前にはアナウンスがありますので、水浸しにご注意ください。

■グランツリー武蔵小杉 イベント情報 水がとびでるよ!くじらの噴水
http://www.grand-tree.jp/web/event/admin_posts_2193.html

グランツリー武蔵小杉の屋上庭園「ぐらんぐりんガーデン」は、たいへん人気の施設になっています。
ゴールデンウィーク中は、特にたくさんの人が訪れることでしょう。

【関連リンク】
グランツリー武蔵小杉 ウェブサイト
2014/9/27エントリ 「グランツリー武蔵小杉」に日本食セレクトショップ「久世福商店」、「白洋舎」が出店
2014/11/20エントリ プレオープン直前先行公開!「グランツリー武蔵小杉」プレス向け内覧会レポート
2014/11/22エントリ 「グランツリー武蔵小杉」本日グランドオープン、セブン&アイ史上最多7,000人が行列
2014/11/23エントリ 「グランツリー武蔵小杉」11月22日グランドオープン総来館者数が12万人に
2014/11/23エントリ 「グランツリー武蔵小杉」プレス向け内覧会レポート追補版:「銀座山野楽器/ヤマノミュージックサロン」
2014/11/25エントリ 「グランツリー武蔵小杉」の駐輪場・バイク駐車場利用ガイド
2014/11/27エントリ 「グランツリー武蔵小杉」の、雪の結晶降り注ぐクリスマスイルミネーション
2014/11/30エントリ 「グランツリー武蔵小杉」プレス向け内覧会レポート追補版「スノーピーク」
2014/12/2エントリ 「グランツリー武蔵小杉」の公共交通機関利用優待サービス「グランピット」による、nanacoポイント獲得ガイド
2014/12/5エントリ 「グランツリー武蔵小杉」の来館者数がセブン&アイ最速で100万人を突破、売上計画を上回る
2014/12/8エントリ グランツリー武蔵小杉の「妖怪ウォッチ」抽選販売行列と、「ジバニャン」撮影会登場
2014/12/12エントリ グランツリー武蔵小杉に吹く、ハワイの風。「マウイマイクス」と「ホノルルコーヒー」
2014/12/16エントリ グランツリー武蔵小杉「ぐらんぐりんガーデン」の冬季限定夜景とイルミネーション
2014/12/18エントリ グランツリー武蔵小杉に、ミニ映画館が登場。「クリスマスキネコ映画祭」12月20日(土)・21日(日)開催
2014/12/29エントリ グランツリー武蔵小杉「Chocott Milk Bar」の「デコソフトクリーム」 2015/1/13エントリ グランツリー武蔵小杉のお好み焼き店「神戸六甲道 ぎゅんた」
2015/1/17エントリ グランツリー武蔵小杉の「折鶴モニュメント」展示終了と、バレンタイン特設売場オープン

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