武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2010年
12月06日

武蔵小杉の「ひと」(5):川崎市まちづくり局(後編)

karejishi.gif

前編から続き)

--お二人の今現在の活動においての課題とか今後の方向性に
ついてはいかがでしょうか?

(植木)
一番大きいのは今後新たに建設されるマンションの住民の方々が
どれだけNPOに加入していただけるか
、といったあたりが一つの
課題ですよね。

いま計画がある中でいうと東京機械の跡地とあとは東横線の駅を
挟んだ西と東両方
にまたマンションが建ちますよね。この地域に
ついても先ほどのNPOの設立の趣旨からすると、もともと住民が
いなくてコミュニティがなかった場所なので、そういうところには
やはりNPOとしても活動を広げて行きたいなと思っていて、
そうするとそこの3棟についてもNPOに加入していただけるように
いろんなかたちで調整をしていかなければいけない
というのが一つ
大きな課題です。

もう一つはやっとエリマネ連絡会議等が開催できるようになってきて
マンションの住民の方、地域住民の方を主体としたNPOの運営
というような形になってきている
のですね。それがもっと動いていく
なかでNPOの活動というのは多分大きく変わってくると思うんです
よね。

■エリマネ連絡会議
エリマネ連絡会議

住民の方が実際に必要だと思っていることと、われわれ行政や
あるいはNPOに携わっている周辺の市街地の住民の方々がNPO
としてやるべきだと思っている内容とはたぶん温度差があって、
ほんとに住民の方主体のNPO活動になってくると、今まで
やっている事業も大幅に見直しをしていろいろと内容を変えて
いかないといけない
というようなことになってくると思います。

その辺については人の問題、何をやるについても人手がないと
できませんので、そういうものを担っていって頂ける人材、
こういったものを発掘していかないといけない
と。たぶんその辺が
NPO的には大きな課題なのかなと思います。

--駅の向こう側というのは少し離れていますがどの辺までエリアを
拡大するのでしょうか?中丸子のほうにも新しいマンションが
建ちますし、地域の町内会との分担などはどうなのでしょう?

(植木)
町内会についてはむしろこの新しいマンションができた時に地図上
だけでいうと既存の町内会の対象に入るわけですが、実際には既存の
町内会の世帯数よりもマンション1棟のほうが世帯数でいうと大きい
ようなマンションが建
ってしまうので、それはちょっと面倒を見切れ
ない
といったような話がでてきたのです。

それでこの地域では今現在町内会がないという状況になっているの
ですね。それが実際に西街区のほうでいうとあの辺の町内会の方が
どういう意向かと、つまり向こうの方々が町内会で面倒をみるから
ということであればそれはまた状況が違うのでしょうけど、
もし同じように町内会では面倒みられませんということであれば、
そこはやはりNPOとしてフォローしていかなければいけない
のだろう
なと思います。

(下田)
そういう整理がついてすんなり町内会で受け入れてもらえるので
あれば、あえてエリマネでどうこうという話ではないと
思うんですよね。

(植木)
その辺がなかなか難しくて、それと町内会=NPOではないので
例えば町内会に入ったからといってじゃあNPOではなにもしなくて
いいのか?という問題もあるのだろうし、あと現在NPOが対象に
しているのは分譲マンションだけ
なんですよ。賃貸がまったく
抜けちゃっているんですね。

■賃貸マンション R-Styles武蔵小杉
賃貸マンション R-Styles武蔵小杉

■賃貸マンション ロイヤルパークス武蔵小杉
賃貸マンション ロイヤルパークス武蔵小杉

本当は住んでいる住民という視点で考えるとみんな同じなので、
そこにはなんの区別もないはずなので、そうすると我々はその人たち
を対象にいろんな活動をしたいんですけど、現実の問題としては賃貸
だと管理組合がない
じゃないですか。管理会社があるだけなので。
そうすると我々が交渉する窓口がないわけですよね。

--各世帯ということになりますね。

そうですね。例えば近隣の賃貸マンションでも300戸近い規模の
ところがありますが、1軒1軒回ってNPOの活動を説明して
いくのもなかなか現実には難しくて、それでもパパママパークとか
こども探検隊とかやっているとその賃貸マンションの方からも
たくさん参加者がいる
んですよ。

■こども探検隊の特別企画として開催されたハロウィンイベント
こども探検隊の特別企画として開催されたハロウィンイベント

そこの住民の方で個別にNPOの正会員になってくださるような理解
のある方もいらっしゃるのですけど、なかなかそれが全世帯にというと
難しい。
まあそれは周辺のこの地域以外の中原区のマンションでも
町内会に入っていないところなんて一杯あるわけで、どこでも同じ
だと思うんですけど。

(下田)
民生委員の話一つとってもあれだけのマンションを町内会に入れたと
しても、町内会の方で全てが賄える活動ではないですよね。だから
マンションの人も町内会に頼りっきりじゃなくて自分達も町内会に
参加する意識
を持ってくれないとたぶんうまく回っていかないと
思うんですよね。この地区の超高層マンション一棟で民生委員を
2人ださないといけない
という話じゃないですか。

(植木)
というのは、民生委員は380世帯に一人ださないといけないという
決まりがあるんですよ。そうするとこの辺のマンションなどは
2人ずつぐらい出さないといけないのですよね。ところがいまの
ところ誰も出ていなかった。

さっき言った地図の話でいうとこの辺は中丸子だから駅の向こう側の
町内会のほうから現在民生委員が出ていて、その人たちが一応は
担当になっている
のですね。そうすると何かあるとその方たちがきて
活動をする必要があるのですが、そもそもセキュリティの問題が
あって入る事ひとつ大変
です。

まして誰がどこに住んでいるとか、全然わかんないわけですよね。
それはまあ住んでいる住民の方にとっても同じなのですけど、
隣の人の顔も名前もわかんないという人が一杯いるわけで。

--そういった民生委員とか児童委員というのもまちづくり局の
管轄なのですか?

(植木)
これは区役所の地域保健福祉課の担当ですが、もちろん区役所と
連携はしています。こちらのエリマネ連絡会議やいろんな交流会の
場を使って区役所の担当職員が来て民生委員・児童委員の説明を
させてもらったり、あるいは個別にマンションの交流会に伺って、
そういう説明をさせていただいたりして、理解をしていただくような
努力をしています。

(下田)
その結果として3人候補者がでました。結局これだけ大きくても
町内会がないじゃないですか。町内会と行政との連携って切っても
切れない部分があって、いろんな情報交換や役割分担をしているん
ですよね。

そういうものが一切なくて、例えば民生委員はとりあえずでました
けれども、青少年指導員や体育指導員や地域教育会議とか町会経由で
出ているもの、そういったまだまだ整理仕切れていない部分って一杯
あるんですよ。それは町内会とおんなじようにやる必要は
ないんだろうけど、この地域なりのかかわり方というのはやっぱり
考えていかないといけない
ですよね。

--確かに既存の町内会・自治会が持っている重要な機能・役割分担
みたいなものはありますよね。

(植木)
住民の方々もいまそういう町内会的な機能をNPOに求めるように
なってきている
、それはいろいろと話していく中で感じているん
ですね。やっぱりそういう町内会的なものをやって欲しいという
希望があると。

■NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの交流会
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの交流会

一方でやっぱりNPO法人なのであくまで主目的は公益的な活動を
するのがメイン
なんですよ。公益的ということは不特定多数の人の
ための活動をするということで、マンション住民という特定多数の
人のためだけの活動ということになるとこれは共益的な活動になって
しまうと。

そうなるとこれはNPO法人のもともとの趣旨とずれてきてしまうの
ですね。町内会的な活動、そこに住んでいるみんなのための活動に
なるとこれはもうあきらかに共益的な活動の部分
なので、それを主に
NPOとしてやるということはやはりそのいまの法制度上難しい。

そうするとNPOとしてやれることは公益的なことを主として行い
ながら副次的に共益的なことをやりましょう
と、いまはそのやれる
範囲のことをなるべく大きくして、やれるだけやっていこうとして
いるんですけど、これが町内会活動とかをもっと頑張ってやって
くれよってことになってくると、ひょっとするとNPOとしては
担えなくなるかもしれない。


その場合にはNPOの他になにか新しい団体を設立するのか、
あるいはNPO自体を新しい組織に移行するのか、その辺の将来的な
展望というのはよくわからないのですが、あくまで
エリアマネジメント活動を推進していくというまちづくり局の目的
からするとNPOはNPOとしてあって、それとは別に町内会的な
活動をする団体をつくるという方向になっていくのかな、

という風に思いますね。

やっぱりそれをやっていかないといけないし、住民のニーズが
いまそういうところにはっきりと出てきているので、これからは
そういう方向を模索していくのかなと思います。

--今まで面識がなかった同士のマンション住民からそのような
要望が出ているとは知りませんでした。


それは本当にわれわれも予期しなかったのですけど、こんなに早い
段階で住民の方からやっぱり町内会必要だよねという話が出てきて、
そういうことを真剣に考えていこうと自分達の口からそういう意見が
出てきた
というのがちょっと意外なぐらいでした。だから我々としても
これは全力でサポートしてそういうような形にもっていきたいなと
思います。

■植木課長補佐
植木課長補佐

(下田)
民生委員だってこんなに早く3人でるとは思わなかったですね。
法に定められているから課題であるのは間違いなかったですけど
時間がかかるのだろうなと思ったら、意外なことに3人出てきて
くれて。

(植木)
それだけこのマンションの住民の方のポテンシャルというのは高い
んですよ。いろんな知識だとか能力だとか経験だとか持ち合わせて
いる方がたくさんいて、やる気のある方も一杯いらっしゃるのです。

たとえば先ほどいった民生委員というのはこうなんですよ、
こういうふうにこのマンションからも出して欲しいのです、
ということを行政から説明するじゃないですか。説明してそういう
趣旨をちゃんと理解してもらうと、よし俺がやろうという方が実は
いらっしゃる
んですよ。
それってこの地域以外の他のマンション群ではなかなか無いこと
なのかなと思いますね。だからこの住民の方々についてはすばら
しい人材も一杯いて非常に頼もしく思いますよね。

--下田さんのほうにも課題や方向性をお伺いしたいのですが。

(下田)
私もやっぱり形は徐々に出来ているとは思うのですけど、やっぱり
です。ほんとに人についても3年前からみれば比べるべくもない
ぐらいたくさんの人と一緒に活動は出来てきている
んですけど、
まだまだ探せば探すほど課題が結構出てきて、自分達のやりたい
こととかも盛り上がって来ている
んですよ、ものすごく。

でも結局やっぱり同じ人がいくつもやってしまっているんですよね。
ワーキンググループなんかを立ち上げてもやっぱり引っ張ってくれる
人は決まっていて、例えばレジデンスの森さんとか。
(前回NPO法人インタビュー参照)
ああいうすばらしい人材が一杯いるんですけども、やっぱその人に
集中しちゃうというか、だからこううまく役割分担みたいなのを
キレイにして、みんなで仕上げていける形にしたいな
って思って
いるんですよ。

持続可能な取組みとして地域に定着していくためには、一人の人に
過度な負担がかかっちゃうのはよろしくないですし、やっぱり地域
全体として活動していく趣旨とかにも反しますから。そういう課題を
発掘してその課題を解決する方向性をみんなでまとめていけるように
したいです。それを実現するためのこうキレイな組織体制と役割分担
して、みんなでやっていこうという形を少しずつでもまとめて
いければいいかなあというと思います。

(植木)
最初に入会したレジデンスにしてもまだ3期目、次が4期目ですよね。
要するに理事会とかのメンバーになってNPOや地域と関わって
いかないと見えないじゃないですか、いろんな部分が。

たぶん今まで見ていても、理事になってNPOと関わってみて
やっぱりこういうことは大事だとか、じゃあ自分も関わってやって
いこう
っていうふうになってくると思うんですよね。

だからレジデンスさんでもどんどん理事が代替わりしていって
その度にいろんな人がNPOと関わりを持っていって、じゃあ俺も
手伝おうっていう人がどんどん増えてきているのだと思います。

その点からみると、今はまだ3~4年目の段階でいろんな人に
みんな一緒にやろうよっていっても実際にはなかなか難しい

思うので、それはこれから時間がたっていくと徐々に変わって
いく
のじゃないかなと思います。

それともう一つは、レジデンスが一番に入会してくれたというのは
NPOとしては非常に大きくて、まあ中には当然NPOに対して
反対する意見とかもあったんでしょうけど、そういうのもまとめて、
まあ一度やってみようよということで最初に意見を集約して
くださった、第一期の理事の方が果たしてくれた役割というのは
非常に大きい
と思うんですよ。

それがあったからこそパークシティとかコスギタワーとかみんな
そういうところも協力してくれているわけで、そのおかげが大きいと
われわれは感じているんですよね。

■4期目を迎えたレジデンス・ザ・武蔵小杉
4期目を迎えたレジデンス・ザ・武蔵小杉

--例えば地域の活動をするときに一定数で賛同されない方、
あるいは反対だという意見も存在します。そういったことに対する
取り組みについてなにかありますか?

(植木)
やっぱりわれわれが思っているのは根気よく説明をするというのが
一番
かなと思います。

例えばあるマンションなんかでも最初は非常に反対意見が多くて
理事会としてもこのままでは難しいよという話もあったんですけど、
何度も足を運んで説明して、実際にNPOの活動に参加して
いただくうちに理事の方に理解していただけるようになりました。

そうするとあとは理事の方が各住民を説得してくださるんで、
非常にうまくいくようになると思うんです。だからその前提としては
我々が理事の方々に対してどれだけきちんと説明が出来て説得が
できるのかということ
、それは時間をかけてお互い人間関係を築いて
信頼関係が出来てこないとなかなかそう簡単には進まない
ので、
それぞれのマンションの理事会にもそれこそ何度も何度も行って、
土日も行って、だいたいマンションの理事会って土日が多いじゃない
ですか、あとは平日のすごく遅い時間とか、われわれも本音を言えば
勘弁して欲しいと思う時もあるんですけど(笑)
行って、話をしてきているわけですよね。

それでやっぱりその中で住民の方にしても役所の人もこんな夜遅く
よく来てくれたとか、休みの日にきてくれたとか、そういう中で
やっぱり人間関係ができてきたり、例えば今回みたいにハロウィン
とかあったりするじゃないですか。そういうのを通して一緒にやって
いくとやっぱりNPO必要だなと思ってくださる
わけですよね。
そういうところの積み重ねでしか無いと思うんですよ、うまく説得
というかみなさんに理解してもらえるようにするというのは。

(下田)
最初から全部受け入れてくれるとこなんてないですよね。
NPOって何?ってところからの人が多いですからね。

--最後に武蔵小杉ブログの読者のみさんに一言お願いします。

(下田)
役所の人間も割とみんな見ているんですよ(笑)
武蔵小杉ライフさんを定期的にチェックしていて、なんでそんな
ところまで知っているんだろうとか(笑)でも、地域の情報が
あれだけなんでも見られるというのがあるというのは便利だし
ありがたいと思うんですよね。

NPOに携わっている観点からすると、本来はNPOのホームページ
があのようにあるべきじゃないか
と思っているんですけれども、
NPOの使命としてはそういう情報発信とか情報を集約するっていう
機能がこれからますます重要になってくると思いますので、そういう
意味では武蔵小杉ライフさんをお手本にしながらやっていきたいなと
思います。

大きなことやらなくていいと思うんですよね。ここにくれば何か
見られるとか、情報がちょっと載っているだけでも十分
だと思うん
ですよね。せっかくこれだけの地域のイベントとかをやっているので
そこら辺をうまく発信できるようなツールをもっと作って行きたいな
っていうのはありますよね。

住民のみなさんには、まずは参加して触れてもらって理解して
もらいたいと
と思うのですね。まだまだご理解いただけてない部分
ってあると思うし、こっちがみなさんのかゆいところに手が届いて
いないのかも知れないですけど、そこはまさに参加してそういう
指摘をしてもらって、願わくはじゃあ一緒にやっていこうよという
体制を作りたいなと思っています。

私がほんとに嬉しかったのはパパママパークってもう3年ぐらい
やっているんですけど、そこに参加している若いお母さん達が
自分達にもお手伝いが出来るんじゃないかということで、
パパママパークⅡみたいなのが出来た
んですよ。

■「パパママパークこすぎ」
「パパママパークこすぎ」

それはなぜかと言うと参加者のお母さんが、もう結構お子さん達が
大きくなって自分達来づらいかなって思っていたらしいんです。
そんなことないよと、じゃあそういう人たちのためのパークを自分達
でやればいいじゃん、という話になって第二のパークみたいなのが
出来たんです。それってほんとに理想だなと思います。まさにOB的
な感じでその人たちが次の世代を担うような、うまい仕組み
になった
なあと思います。

それは最終的な目標ですけど、まずは参加してみて体験してもらって
みんなで作っていくNPO
だと思っているので、できればそこで口と
手を出していただく、という人をもっと一人でも多く見つけたいと
思っています。

(植木)
武蔵小杉ブログの情報の早さ、正確さにはいつも驚かされています(笑)
NPOのホームページも現在見直し中なんですが、地元のみなさんが
困ったときにはNPOのホームページを見ようと思っていただける
ようなものを目指しています。近日中にリニューアル予定ですので、
ときどきインターネットでチェックしていただけるとうれしいです。

(後日、リニューアルオープンしました)
■NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント 新ウェブサイト
http://musashikosugi.jpn.org/

--本日はどうもありがとうございました。

■川崎市まちづくり局 植木課長補佐(左)と下田さん(右)
川崎市まちづくり局 植木課長補佐(左)と下田さん(右)

【関連リンク】
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント 公式ウェブサイト
2009/11/7エントリ 「キラッと!小杉&丸子モールマップ」
2010/9/26エントリ THE KOSUGI TOWERで「コスタまつり
2010秋」開催

2010/10/19エントリ 武蔵小杉の「ひと」(4):NPO法人小杉駅周辺
エリアマネジメント(前編)

2010/10/20エントリ 武蔵小杉の「ひと」(4):NPO法人小杉駅周辺
エリアマネジメント(後編)

2010/12/5エントリ 武蔵小杉の「ひと」(5):川崎市まちづくり局(前編)

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2010年
12月05日

武蔵小杉の「ひと」(5):川崎市まちづくり局(前編)

karejishi.gif

武蔵小杉ライフが地域活動に関わり合いのある方々へお話を伺う
インタビューシリーズ。第5回目は武蔵小杉地区の再開発に深く
関わりをもつ川崎市まちづくり局の植木課長補佐ならびに下田氏に
お話を伺いました。

行政の立場としてこの武蔵小杉をどう捉えているのか?このまちは
今後どうなっていくのか?
などなどを、お二人の日ごろの活動を
交えながら聞いてみました。

■川崎市まちづくり局・植木課長補佐(左)と下田さん(右)
川崎市まちづくり局・植木課長補佐(左)と下田さん(右)

--武蔵小杉周辺で活動しているところをよくみかけますが、
どんなことをやっておられるのですか?


(下田)
我々は小杉駅周辺総合整備推進室というこの地域の再開発全般
等を担当している部署
です。我々がここで活動している経緯ですが、
これだけの大規模な再開発というのがこの短期間に行われている
中で、もともと既成市街地ではなくて企業のグラウンド跡地だったり
とか大規模な工場の跡地というところで再開発事業が行われている
というところで、我々としましては、かなり早い段階からハード整備
だけではなくて将来的な街のあり方を見据えて、ソフトな街づくりの
あり方も検討して行こう
ということでまち局(※まちづくり局。以下同じ)
が中心となって、小杉駅周辺戦略会議というものを立ち上げました。

この中で学識経験者だったりとか、企業の方とかあるいは市民の方々
と一緒に小杉の将来像というのを検討してきました。
結果としてその中で、地域住民が主体となったなんらかのコミュニ
ティ活動、もしくは街の維持管理活動をやっていくことが必要
だろうと
なりまして、NPO法人という形でこのエリアマネジメントを立ち上げる
ことになってきました。

NPO法人自体は当然地域の住民の方々が主体となっているもの
ですし、独立した法人ということもありますが、我々としましても
この地域のエリアマネジメントの推進ということは非常に重要だと
認識していますし、この地域の将来像を明らかにした小杉駅周辺
将来構想
というものにエリアマネジメントの推進の必要性というもの
は明記しております。

(参考記事)
■川崎市まちづくり局 小杉駅周辺まちづくり推進地域構想
http://www.city.kawasaki.jp/50/50tosike/home/tosimasu/
kosugi/kosugi.htm

■2008/4/18エントリ 小杉駅周辺地区将来構想パブリックコメント結果
http://musashikosugi.blog.shinobi.jp/Entry/361/

行政と住民との協働により、両者ともに歩む中で小杉駅周辺での
エリアマネジメントをやっていくことが必要だということで、我々は
NPOの支援という形で、小杉で活動させていただいています。

--まちづくり局の活動の中で、武蔵小杉はどのような位置付けに
あるのでしょうか?


(下田)
川崎市からみて、ということでいうと総合計画等に「広域拠点」という
形で明確に位置づけられているんですよ。広域拠点は川崎と武蔵
小杉とあと新百合ヶ丘しかない
んです。だから市の中での位置づけと
いうのは非常に高い
と思います。そこでこういった再開発があるという
ことなので、市としての力の入れ方というのもかなり大きいことである
のは間違いないですね。

(植木)
もちろん小杉だけに川崎市が力を投入するわけにはいかないので、
そこは他の地域と公平ではあるのですが、小杉の場合は秘めている
ポテンシャルは非常に大きいと思います。

つまり、まだ駅前のこれだけ便利なところに工場が残っていたり、
交通の利便性が非常に高かったり、まして今回の新駅の開業によって
一層利便性が高くなったと。

そういう意味では非常にポテンシャルが高いと我々は思っていて、
そのまちをほっておくとそれこそ企業が勝手な開発をしてしまう

ということがあるので、そういうことが無いないようにこの街を、
みんなの宝物ですからね、その辺をうまく市としても調整していこう
ということでそういう意味で非常に高い位置づけ
になっています。

--広域拠点についてもう少し詳しく教えてください

(下田)
総合計画上では、市の拠点を広域拠点、地域生活拠点、臨海都市
拠点とそれぞれ位置付けをしていて「市外の隣接都市拠点との調和
のもとに適切な機能分担を行い、地理的条件や交通機能などを踏まえ、
民間活力を活かした個性と魅力に溢れた拠点形成を目指す地区」を
広域拠点
としています。

それは単純に内部の話だけじゃなくて外部とのネットワークとか
そういった意味も含めて市の核となる場所をそういう意味で指します。

■広域拠点としての武蔵小杉
広域拠点としての武蔵小杉

--まちづくり局は川崎市全体をみる組織だと思いますがその中で
武蔵小杉を専門で担当されているのですか?


(植木)
拠点ごとに開発の担当を設けてやっているところと再開発全般を
やっている部署と両方あるのです。小杉は特に大規模な再開発が
あるので、特別にそういう組織を作ってハード面をいままでやって
きた
のですけど、先ほど話があったようにハード面だけでなく
ソフト面もやっていかないといけないということになりました。

特にまちづくり局としては、今まではあまりそういったソフト面の
ことを行政としてやってこなかった部分があったので、これは初めて
のケースだと思うのですがこういう形でソフト面をまちづくり局が
主体的に担っていこう
ということで取り組んでいます。

--ハード面とソフト面についてもう少し詳しく教えてください。

(下田)
ハードというのは建物や基盤整備、新駅もそうですね。基盤を整備
すればかたちはすごくきれいな街になりますし、道路も広くなって
便利になります。ただハードが整ったまち=住みやすいまちか、
というとそうではないと。そこで必要になるのがソフトの部分で、
簡単なところからいくとお隣さんとのご近所づきあいだとか、
あるいは清掃してきれいにしたって何もしなければあっという間に
汚れっていっちゃう
わけですよね。

そういう地道な清掃活動によってまちの維持管理みたいなものを
続けていったりとか、あるいは楽しい、にぎやかなイベントなんかを
やって地域全体のまちおこし的な活動していったり、住民同士の
つながりでやるような小さなまちづくり活動
をやっていくことに
よって、ほんとにそこに住んでいる人たちの住みやすさというのは
変わっていくのじゃないかなというようなところですよね。

エリアマネジメントというと結構大きな話のように見えるかも
しれないですけど割と小さな話なんかも含めてそこの住民が主体に
動くようなまちづくりをうまく展開
していければいいかなと思って
います。

--ソフト面での活動に関して、再開発地区に新規居住者が入居して
きてから約3年が経ちました。
これまでを振り返ってみていかがでしょうか?


(植木)
いちばん最初このNPOができた当初はまだ住民の方もいらっしゃら
なくて、全くなにも出来ない状態がありました。それが徐々にあの
マンションが入居したよ、このマンションが入居したよということで
入居されるたびにそこのマンションの理事会にお伺いしてNPOの
説明をして、NPOの活動にご協力いただくようにお話をして
という
ことを個別のマンションごとに繰り返してやって来ました。

ようやく各マンションの理事さんたちと顔がつながってきて、今度は
そこを越えて各マンション、このエリア全体のマンションの方々を
NPOが中心になって繋いで、このまちづくりを住民のみなさんが
主体となって考えていこう、ということがやっとできるようになって
きたと。
この3年半でやっとそういうNPOが目指したところに、
まあスタートラインにたったのかなという感じですよね。

これから本当にそういう方々との街づくりを進めていく中で、
みなさんが抱えている課題だとか、みなさんが認識している
こうあった方がいいんじゃないかというようなところを実現して
いけるかどうか、それがNPOの存在価値になっていくのだろうなと
思います。これがうまくいかないと逆にNPOは存在価値がない
というような評価をされるじゃないかと思っています。

--これまで活動してこられた中で困難だったことはありましたか?

(植木)
NPOの活動の趣旨に賛同していただいて、会員になっていただく
ということを我々はNPOと一緒にやって来ているのですけど、
趣旨には理解を示していただいても、じゃあマンション全体で全世帯
あげてNPO活動に協力しましょう、NPOに加入しましょうという
ところまで話が進んでいくのにだいぶ時間がかかる
ということが
ありました。

それはマンション内部の調整もそうでしょうし、我々が理事さんに
NPOのあり方等についてきちんと理解していただけるようにする
努力が足りなかった部分があるのでしょうし、そこが一番難しい
ですよね。

--武蔵小杉駅周辺では一段落していた開発が再度始まりました。
 今後のまちづくり局の活動にはどのように影響しそうでしょうか?


(植木)
もともとNPOの定款上も小杉駅周辺の住民を対象にという文言が
あって、対象としているのはあくまで小杉駅周辺という漠然とした
範囲
なのですね。だから今度の駅前の再開発地域については十分
その対象になる
と考えています。

もちろん東横線の東西地域についても、もともと町内会とか
コミュニティとかいったものが存在していない場所ですから、
西街区にしても東街区にしてもその辺に新しいマンションが出来て
きた場合にはやっぱりNPOとしても関わっていく必要がありますし、
またまちづくり局としてもあそこの地域においても
エリアマネジメント活動を推進していく必要性がある
と認識して
います。

(下田)
西街区、東街区もそうですし、東京機械の跡地もそうなので
エリアマネジメントの展開をまたもう一段階発展させていかないと
いけないと思います。でも北側という話になるとそこは少し今の
枠組みとはまた別のところで整理
していかなきゃいけないのかな
というところはあります。

■東京機械製作所と東急武蔵小杉駅の西街区・東街区方面
東京機械製作所と東急武蔵小杉駅の西街区・東街区方面

--前回エリマネで話を伺ったときに商業的な観点の話もいろいろ
でましたがお二人の活動にはそういった範囲も含まれるのでしょうか?


(下田)
小杉駅周辺全体を考えていくのであれば、既成市街地にはこれだけの
商店街がありますので、商店街との連携というのも長期的なスパン
では出てくる
と思うんですよ。そことの関わり方というのは、例えば
いままでの実績でいうとモールマップみたいなのを作って情報発信
みたいなものはさせていただきました。

今後そういったところでどのような関わりをしていくのかは、
みなさんで検討していかないと見えないところではあるんですよね。
位置づけとしては商業活性化もNPOの目的となっているのは
間違いないので。

(植木)
そのような目的で活動をする際にはそれが果たして住民の方にとって
プラスなのかどうか、いまの住民のみなさんが求めているのは
そういうことなのかという視点でみる必要があると思います。

いま住民の方が求めているのはやっぱり自分達が暮らしやすいまちを
作っていこう
ということなので、具体的にいうともっと地道なことというの
かな、自分達の生活に根ざしたことなのですけど、その辺と商店街との
コラボだとかいうのはちょっと異なる部分があるのかなと思います。

--先日インタビューではコスギタワーでの祭りの話を伺いました。
あれは一種の商業とのコラボではあると思いますが、住民のため
地域のコミュニティのためにも価値はあると思いますが。


(植木)
たぶんみなさん考えているのはこの地域で例えば夏祭りとか秋祭り
とか、そういうお祭りを開きたいなというのがあって、ただいろんな
意味で制約がある
のですよね。

まず場所、それをやるための人手や予算などいろんな問題があると
思うのですけど、特に場所が難しいんですよね。そういう中で実際
自分達のやれる範囲でやろうと思うとああいう形でそのマンションの
中を使ってやるとかマンション周辺の公開空地を使ってやるという
ことになってきて、たぶんああいう形になるのかなと思います。

ただ、あれはマンションのイベントなので招待されていない他の
マンションの方は基本的に入れない
じゃないですか。その辺が
ちょっと限界というかですね、だからほんとに目指しているところは
そういうお祭り的なところでもっと住民が交流できて楽しく遊べる
ようなもの
だと思うのですけどそれがあのまま発展していくのか
というとちょっと違うのかなという気はしますね。

■「コスタまつり2010秋」の案内
「コスタまつり2010秋」の案内

--ちょうどいま関わり方というお話がでましたが、お二人はどの
くらいまで関わるのですか?まちづくりが終わるまで?
ずっとでしょうか?(笑)

(植木)
まちづくり局と中原区役所との役割分担もあるんですね。
まちづくり局としては先ほど小杉地区のこういうソフト面のことを
やるのが初めてのケースだという話をしましたけれど、それは多分
区役所にとってももちろん初めてのケースなわけですよ。

今まではまち局はハード面のことをやって、ソフト面は区役所で
という話だったと思うのですけど、これだけの大規模な集合住宅に
おいて、それこそ町内会とか自治会がないわけなので、区役所
としてもどうやって関わっていこうか
とそういう思いが一つある。

それで、まち局は先ほどいったようにエリアマネジメントの推進
ということでこの地域のまちづくり、資産価値の向上ということを
目指していろんなことをやっているのですけど、それとの関わり方、
我々としては当初こういうNPOを作ってこれを通じて
エリアマネジメント活動を推進していくという中でそういう
自治会的な組織作りまでいくことができればいいなという形で
やってきたのですけど、実際こうやっていく中で、住民の方の中
から自治会組織の必要性だとかそういうご意見が非常に強く
出てくるようになってきた
んですね。

そういった自治会とか町内会の話になってきますと、今度はまさしく
中原区役所の地域振興課の仕事なんですよ。その辺になってくると
中原区役所とも共同で一緒に住民の方々を交えて、この地区の
そういう自治会のあり方等を一緒に考えていかないといけない、
最終的には彼らが主体となって今後地域の住民の方と一緒に
まちづくりをしていくという形
になってくると思うんですね。

いまのところは我々がこの地域に直接入り込んで地道な活動をして
いますけど、ゆくゆくは区役所も一緒に手を取り合ってやっていこう
ということで多分今年の後半から来年にかけてもっと積極的に区役所
とも共同でいろんなことを仕掛けて行きたい、と思っています。

--少し話は変わりますが、お二人は行政の担当者としてこの
武蔵小杉を担当されているのだと思いますが、お二人から見て
この街についてどう思われますか?


(植木)
私はもともと元住吉の出身なんですよ。小杉駅の変わりようも
ずっとみてきているので一言でいうとほんとに変わったなっていう
思いが強い
ですよね。

昔は東横線と当時の国鉄南武線の間が連絡通路もなくて直結だったん
ですよ。改札に人もいなかったのですけど、非常にのどかな街で昔の
工業都市の駅があったころのイメージがまだあったんですけどその後
ですよね、東横線の駅が変わって周辺にマンションがたってきて。
ほんとに昔しか知らない人がいきなり何年かぶりに小杉にくると
びっくりすると思いますよね。

それはどういう風にびっくりするかっていうと多分マンションばっかり
出来て人は増えているんだけどなんかあんまりそういう商業施設や
映画館もそうでしょうしそういったものがなくて
、ただなんか
マンションだけの街になっちゃった、そういう感じがたぶん強いと
思いますね。

個人的にもこれからはもっともっと小杉にそういう人々がほんとに楽しく
暮らせるような賑わいのある街にできるような施設にぜひいろいろと
出てきてもらって変えていきたいな
、と思いますよね。

(下田)
僕は川崎出身ではないんですよ。初めて来たのが入社試験の時で、
役所の一次試験が川崎で二次試験の面接会場が中原区役所だったの
です。その時初めて小杉にきてあの距離を迷ったんですね。区役所に
いく細い道の。そんな印象があって、駅前のビルも雑多な感じが
していて。

■下田さん
下田さん

それから配属されてしばらく都市計画に携わっていてちょうど
NECのビルが建った頃ですね。その後しばらく離れて別の部署に
いる間に小杉整備室という組織ができたのですが、いなくなった
数年間の間にどんどん事業計画が進んでいて、私が今の部署に来た
時には、わずかこの数年でこんなに変わるのかと思いましたね。

特にこの中丸子なのですけど、私はこの雰囲気が好きなんですよね。
ここの空地率(真上から見た時の)が80%とかそのぐらいあるん
ですよね、たしか。とても工場跡地だったとは思えない形でこれだけ
劇的に変わって、そこにもう人が住み始めてきている。わずか数年で
風景がこんなに変わっちゃうのかなというところは思いますよね。

■中丸子地区の公開空地
中丸子地区の公開空地

--現在のまちづくり局の活動における課題や今後の方向性について
教えてください。


(植木)
今度の東京機械跡地にかなりそういう商業施設も出来るでしょうし、
まあそうなってくると大分変わってくるんだろうなと思います。

住民の方からの話を聞いているとやっぱりコンベンションとかホテル
とかっていうのが欲しいなっていう要望
があります。ようは結婚式を
挙げたりするような場所ですね。昔でいうエルシィがあって、
その前は小杉会館という結婚式場だったのですけどその辺に代わる
ものですね。ビジネスホテルじゃやっぱり担えない部分ですよね。

やっぱお客さんが来た時に、お客さんを連れて一緒に食事できる
ような場所がない
とかそういう話ですよね。それはやっぱり我々
としても同じですよね、そういうのがあればそれは魅力的なまちに
なるだろうと。

(下田)
小杉は再開発の規模としてはかなり大きいのですけれども、一体開発
じゃない
じゃないですか。個別の事業者が全部違うんですよ。それは
もともと持っていた所有者が違うのでしょうがないのですけど、
グラウンド地区や西も東も違うし、東京機械も中丸子だって
そうですよ。

その中で役所としてやるのであれば、それをどれだけきれいな形に
まとめることが出来るのか
、というところですよね。地区計画なり
個別事業の誘導なりというのを行ってはいるのですけど、そこら辺の
調整というのは今後の大きな課題なんじゃないかなと思います。

--例えばまち全体の調和を図るといったような話をよく聞きますが、
そういった観点の活動もなにかされているのですか?


(下田)
例えばこの地域でいうならば景観形成地区みたいなものを指定して
いて、まちの景観をトータルでコントロールしようというようなこと
もやっているのですけど、そこも事業者の理解とかがないとなかなか
難しい
ところってあるんですよね。

ご存知かもしれませんが、こういうところの建築物の色彩って、
明度彩度とかをきちんと抑えていて、一定の縛りをかけていて

その中でやってもらいます。

簡単に言えばど派手な色は使っちゃダメとか、カンバンはこういう
風に出しなさいとかルールはあるのですけどやっぱりそれだって、
事業主さんあるいは店子で入るお店の方々のご理解がないと、
そういうトータルでのコントロールというのは結構難しい
ですよ。

そういう意識が住民の人とかに徐々に芽生えれば、昔国立の
マンション紛争で景観の利益みたいな話があったじゃないですか、
そういうことになる前に地域全体で取り組んでいこうという話に
なると思います。まだまだ小杉ではそういうところまで行ってないと
思うので、そういうのって地道な活動を続けていく中で、そういう
意識を持っていくというのが重要
なのかなと思うんですけどね。

--実際景観条例みたいなものはどこまで規制できるものなのですか?

(下田)
景観条例では、建築物のデザインや色彩、広告物の出し方など、
街並み形成に係る方針・あるいは基準を設けています。
方針部分に
ついては街並み形成のイメージを事業者さんにご理解いただくもので、
具体的な数値による規制ではないのですが、基準部分については、
基本的にその数値内にしてもらうことになります。

また、都市計画法に基づく地区計画により、道路等基盤整備の必要性
とか空地の確保、あるいは建ぺい率、容積率部分については
トータルでここまで、ということは言える
のですが、個々の事業に
関して具体的にそこに誘致する施設をどうするかとかということに
なると、そこはほんとに個別の対応
ですよね。それは各担当が相当
苦労してやっているのだと思います。

特に組合施工でやっている西街区、東街区というのは市が都市計画
として事業決定し、地元の人たちが権利者として入っているわけじゃ
ないですか。小杉の中心部分でもあり、公共性の高いこの事業を成り
立たせないといけません。
途中で頓挫させるわけにはいかないので。

■東急武蔵小杉駅ビル予定地と西街区・東街区
東急武蔵小杉駅ビル予定地と西街区・東街区

市街地再開発事業というのは市が指導する立場にあり、補助金を
支出するとともに、事業として成立するために我々は理事会などにも
参加して、こうあるべきだよということを組合さんや事業協力者さんに
言っています。

それと別の範囲では民間が単独でやる民間開発、簡単にいうと補助金
が入ってないというところ
ですね。そうした単独開発をどうやって
コントロールしていくかというと、やはり地区計画なんかである一定の
ルールをかける、あとは個別ごとの協議をしていく中で、市としての
意見を言っていく
ということになります。

--その辺については先ほど伺ったソフト面の整備や地域住民との
活動における関わりはどうなんでしょうか?


(下田)
エリアマネジメントのやり方っていろいろあるじゃないですか。
商業地域でやるのであればほんとに維持管理、街並みの演出みたいな
ものがまず先にある
と思うんですけど、じゃあこの地域でそれを
みなさんが目指すのかというと、将来的にはそういった方向性も大切
だと思いますが、いまのところはそういうふうじゃないのかなって
思うんですね。

もう少し自分達のコミュニティにゆとりが出来てまち全体を見て、
もっときれいなまち、そういうまちにしていこうという話であれば
あるかもしれないですね。例えば新百合ヶ丘などでは、
景観形成協議会といった活動を住民の方が頑張っていて、自分達で
まちをチェックして歩こうみたいなそういう活動をやっているところ
もある
んですけど、そういうところとはまたひとつ違うのかなという
風に思いますけどね。

--そのようなレベルまでまち全体がいくのはなにが必要なのでしょうか?

(植木)
まず話し合いの場が出来ていないと無理ですよね。単に時間がたてば
そうなるかっていうとそうでもないような気がするし難しいですよね。

後編に続く)

【関連リンク】
川崎市公式ウェブサイト まちづくり局
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント 公式ウェブサイト
2009/11/7エントリ 「キラッと!小杉&丸子モールマップ」
2010/9/26エントリ THE KOSUGI TOWERで「コスタまつり
2010秋」開催

2010/10/19エントリ 武蔵小杉の「ひと」(4):NPO法人小杉駅周辺
エリアマネジメント(前編)

2010/10/20エントリ 武蔵小杉の「ひと」(4):NPO法人小杉駅周辺
エリアマネジメント(後編)

2010/12/6エントリ 武蔵小杉の「ひと」(5):川崎市まちづくり局(後編)

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2010年
12月04日

小杉町3丁目中央地区のKJメゾン武蔵小杉の解体開始

hatsushimo.gif

小杉町3丁目中央地区において、KJメゾン武蔵小杉の取り壊しが
開始
されました。

■解体されるKJメゾン武蔵小杉
解体されるKJメゾン武蔵小杉

小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業の実施に伴い、
地区内では既存建造物の解体が進められています。
2010/11/30エントリでは、そのうち第二成高ビル、小杉第6共同
ビルの解体が完了
したことをお伝えしていました。

今回解体が着手されたKJメゾン武蔵小杉は、解体完了した両ビル
の南側にあり、従来は賃貸住宅として供給されていたものです。
2010/6/25エントリ参照)

■重機で取り壊される建物上部
重機で取り壊される建物上部

これは建物の最上部が重機で取り壊されるところです。
重機の先端が壁を破壊していますが、粉塵等が飛散しないように
その部分に放水が実施
されているのがわかります。

■解体が進んだKJメゾン武蔵小杉
解体が進んだKJメゾン武蔵小杉

解体が進んだKJメゾン武蔵小杉

そしてこれは本日の状況ですが、ほんの少しの間に取り壊し作業
が進んでいます。この調子ですと、そう遠からず建物の姿が見え
なくなるのではないでしょうか?

KJメゾン武蔵小杉は第一から第三まで3棟あり、今回取り壊されて
いるのは一番北側の第三
です。
計画では第三の取り壊しのあとに第一、第二や旧中原市民館等に
着手することになっていまして、今後も順次既存の建物が姿を
消していくことになります。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 中央地区
2009/3/5エントリ 小杉町3丁目中央地区再開発を清水建設・野村
不動産・相鉄不動産に委託

2009/6/2エントリ 旧中原市民館の臨時駐輪場オープン
2009/12/10エントリ 小杉町3丁目中央地区の小杉第6共同ビルが
2010年2月末テナント退去、メチエ移転へ

2010/2/25エントリ ブーランジュリー・メチエ、しばしのお別れ
2010/3/24エントリ 武蔵小杉再開発地区の駐車場2箇所が閉鎖
2010/4/28エントリ 中原区役所の駐車場・駐輪場取り壊し工事
2010/5/21エントリ 小杉町3丁目中央地区・味奈登庵のケイアイ
ビルが当面存続

2010/6/18エントリ 中原区役所の駐車場・駐輪場取り壊し工事
(2010年6月)

2010/6/25エントリ 小杉町3丁目中央地区のKJメゾン武蔵小杉
2010/8/18エントリ 小杉町3丁目中央地区再開発:中原区役所の
北側出入口完成

2010/10/17エントリ 小杉町3丁目中央地区の解体工事着手、
旧中原市民館の駐輪場を2010年11月30日閉鎖

2010/11/30エントリ 小杉町3丁目中央地区の第二成高ビル・
小杉第6共同ビル解体完了

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2010年
12月03日

豪雨の横須賀線武蔵小杉駅ホームで、傘満開

hatsushimo.gif

今朝は大変な豪雨と強風が吹き荒れまして、通勤・通学時間帯を
直撃したために往生した方もいらっしゃったのではないでしょうか。
もっとも雨が強かった時間帯、横須賀線武蔵小杉駅ホームは
異様な光景
となっていました。

■傘満開の横須賀線武蔵小杉駅ホーム
傘満開の横須賀線武蔵小杉駅ホーム

ご覧の通りなのですが、ホームには当然屋根があるにも関わらず、
皆さんの傘が満開
となっています。そして、写真右側(新幹線側)
には人が少なく、多くの方が左側(NEC玉川事業場側)に寄って
電車を待っていました。

これは、防風壁がNEC玉川事業場側にしかないために、新幹線側
から物凄い勢いで雨が吹き込み、傘を差さなければずぶ濡れに
なってしまう状況
だったものです。

■傘、傘、傘
傘、傘、傘

■ホームの新幹線側に吹き込む雨
ホームの新幹線側の吹き込む雨

通常であれば、ホームで傘を差していると駅員さんから注意を受ける
わけですが、この時はホーム内に豪雨が降っているに等しい状況
でした。
傘を差さずにずぶ濡れになって満員電車に乗るほうがはるかに
周囲に迷惑をかけてしまう現実
がありまして、正直やむを得ない
状態だったと思いますし、駅員さんからのアナウンスもありません
でした。

ただ、これで強風の影響などでダイヤが大幅に乱れていたりすると、
連絡通路が封鎖された2010年11月1日を上回る
阿鼻叫喚の地獄
絵図
になったのではないか、と思います。

本日は南武線や田園都市線などのダイヤも乱れていたようでした
し、かなり苦労された方も多かったのではないでしょうか。
その後あっさり雨はやんでしまいまして、お昼時には嘘のような
青空になりましたので、傘をお忘れの方も多そう
ですね。

強風をかいくぐりつつ、とりあえず今日も一日無事に終わりまして、
「全て世は事も無し」、と温かい紅茶など飲みながら本エントリを
書くに至れたことを、ここに感謝する次第です。

■「全て世は事も無し」
「全て世は事も無し」

【関連リンク】
2008/8/29エントリ 多摩川増水

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2010年
12月02日

旧中原市民館の臨時駐輪場閉鎖と東急武蔵小杉駅自転車等第4駐車場拡張オープン

hatsushimo.gif

かねてからお伝えしておりました通り、2010年11月30日をもって
旧中原市民館の臨時駐輪場が閉鎖となり、また、翌12月1日より
東急武蔵小杉駅自転車等第4駐車場が拡張されました。

■閉鎖された旧中原市民館の臨時駐輪場
閉鎖された旧中原市民館の臨時駐輪場

まず、こちらは閉鎖された旧中原市民館の臨時駐輪場(跡地)です。
臨時駐輪場の横断幕が取り外され、入口が閉鎖されています。
この臨時駐輪場は、2010年6月1日にオープン2010/6/2エントリ
参照)していましたので、丁度6ヶ月で役割を終えたことになります。

■閉鎖告知と駐輪場案内
閉鎖告知と駐輪場案内

入口には、駐輪場閉鎖のお知らせと、代替となる駐輪場の案内図が
掲示してありました。この掲示には、「第1、第4駐輪場をご利用下さ
い。」
と書いてあります。

第1駐輪場は、現在解体工事の途上にある旧中小企業婦人会館に
隣接した駐輪場で、第4駐輪場が、今回拡張された二ヶ領用水・
渋川分岐点付近の駐輪場
にあたります。

■拡張された東急武蔵小杉駅自転車等第4駐車場
拡張された東急武蔵小杉駅自転車等第4駐車場

この渋川沿いの駐輪場拡張については、2010/11/29エントリでも
事前に取り上げておりましたが、その後無事に完成し、12月1日
よりオープン
していました。

■一時利用の看板と照明
一時利用の看板と照明

現地に掲示されている通り、この拡張部分の駐輪場は一時利用
のみとなっており、料金は自転車1日50円
となっています。

フェンス部分には、やはり工事中に用意されていたコードをつないで
照明が設置されていました。

■東急武蔵小杉駅自転車等第4駐車場の看板
東急武蔵小杉駅自転車等第4駐車場の看板

前回エントリではカバーで覆われていた駐輪場の看板もオープンに
なりまして、駐輪場の料金案内等が記載されています。

渋川沿いの拡張部分は新規にナンバリングされた駐輪場ではなく、
既存の二ヶ領用水沿いの駐輪場(東急武蔵小杉駅自転車等第4
駐車場)の一部
となっています。

■駐輪場のスタッフの方
駐輪場のスタッフの方

この駐輪場は機械式の精算ではありませんので、人的に料金を
徴収する必要があり、スタッフの方が現地に待機
しています。

ただ、この拡張部分は存在があまり知られていないのでしょう、
利用率はまだ低いようです。写真をご覧の通りですが、撮影時点に
おいては1台も自転車は停まっていませんでした。

今後は、近隣を通行される方が徐々に拡張に気付かれたりして、
多少は利用されていくようになるのでは・・・と思います。

■東急武蔵小杉駅自転車等第4駐車場と拡張エリア
東急武蔵小杉駅自転車等第4駐車場と拡張エリア

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:駐輪場 東急武蔵小杉駅自転車等第4
駐車場

2010/3/5エントリ 二ヶ領用水沿いの駐輪場が有料化
2009/6/2エントリ 旧中原市民館の臨時駐輪場オープン
2010/10/17エントリ 小杉町3丁目中央地区の解体工事着手、
旧中原市民館の駐輪場を2010年11月30日閉鎖

2010/11/29エントリ 渋川・二ヶ領用水分岐点に2010年12月1日
より駐輪場を増設

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2010年
12月01日

向河原駅前の、武蔵小杉店。担々麺の「白湯麺屋」

hatsushimo.gif

2010年4月に、向河原駅前に「白湯麺屋」という担々麺のお店が
できていました。

■白湯麺屋 武蔵小杉店
白湯麺屋 武蔵小杉店

場所は向河原駅の改札を出て正面右手方面にありますが、間口が
狭くカウンターのみというラーメン屋さんらしい店構えのため、最初は
気付きにくいかもしれません。

■店先の食券販売機
店先の食券券売機

店内ではなく店先に食券券売機がありまして、ここでオーダーを
選ぶようになっています。
一番左上にあって基本メニューらしいのが、白胡麻担々麺。その他、
黒胡麻担々麺や特性豚バラ担々麺、担々つけめんなどの各種バリ
エーションもあります。

店内は前述の通りカウンターのみ、11席でした。愛想の良いお兄
さんが迎えてくれます。

■白胡麻担々麺
白胡麻担々麺

今回いただいたのは、基本メニューとおぼしき白胡麻担々麺
最近ラーメンで1,000円オーバーというのも珍しくなくなってきました
が、これは680円とそこそこのお値段です。
麺の上に載っているのは、もやし、挽肉、カイワレですね。

食べてみると辛さはそれほどでもなく、白湯仕立てのスープにほの
かなマイルドさも感じます。白胡麻もよく効いていて、おいしかった
です。
口当たりが柔らかいですので、あまり人を選ばないタイプかな、と
思いました。

写真ですとわかりづらいですが、麺は細麺です。
私は細麺が好みなのですが、武蔵小杉周辺では細麺のお店が
あまり多くないもので、これは個人的には嬉しいところ。

他のメニューも気になるところですが、何回か利用されている方に
お伺いすると、特性豚バラ担々麺がお勧めということでしたので、
次回試してみたいと思います。

・・・ところで、このお店は向河原駅改札口から至近距離ですが、
「武蔵小杉店」
なんですね。
以前でしたら強引すぎるネーミングだったかもしれませんが、
横須賀線武蔵小杉駅が開業したことにより、このエリアも横須賀
線口からは徒歩圏内となっています(エントリ末尾のマップを
ご参照ください)。

目の前は向河原駅ですので、普通に「向河原店」の方が分かりや
すい
ような気もしましたが、これも新駅開業の影響、ということに
なりますでしょうか。

なお、「白湯麺屋」は、この「武蔵小杉店」のほか、鹿島田や本牧
にも店舗があるようです。

■白湯麺屋武蔵小杉店 店舗情報
所在地:神奈川県川崎市中原区下沼部1748(下記マップ参照)
営業時間:11:30~23:30
定休日:日曜日

■白湯麺屋武蔵小杉店 マップ
白湯麺屋 武蔵小杉店 マップ

【関連リンク】
ラーメンデータベース 白湯麺屋 武蔵小杉店

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2010年
11月30日

小杉町3丁目中央地区の第二成高ビル・小杉第6共同ビル解体完了

hatsushimo.gif

小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業のための既存
建築物取り壊し工事が進み、第二成高ビル、小杉第6共同ビルの
解体が完了
しています。

■小杉町3丁目中央地区
小杉町3丁目中央地区

小杉町3丁目中央地区のうち、先行して取り壊しが進んでいるのは
南武線高架沿いの部分で、2010/10/17エントリで解体用の防護壁
が組まれているのをご紹介しておりました。

写真中央に見えるのがすでに退去が完了しているKJメゾン武蔵小杉
ですが、その手前にあったビルがなくなっています。

■第二成高ビル・小杉第6共同ビルの跡地
第二成高ビル・小杉第6共同ビルの跡地

解体現場を見てみると、ここにあった第二成高ビル、小杉第6共同
ビルが解体
され、すでに瓦礫等も運び出されて平地になっています。
ここにはブーランジュリー・メチエやフロンターレの後援会事務所
など
があったのですが、現在では各地に移転しています。

写真の一番奥に見えるのは味奈登庵が入居しているケイアイビル
ですが、こちらが取り壊しになるのは再開発事業の最終フェーズ
近くになっており、当面そのまま稼動し続けることになります。

■解体が着手されるKJメゾン武蔵小杉
解体が着手されるKJメゾン武蔵小杉

■KJメゾン武蔵小杉に組まれた足場
KJメゾン武蔵小杉に組まれた足場

第二成高ビル・小杉第6共同ビルに続いて解体が着手されるのは、
裏手にあるKJメゾン武蔵小杉です。現地では、すでに解体用の
足場が組まれていました。

KJメゾン武蔵小杉に続いては、いよいよ旧中原市民館の取り壊し
が着手
される予定となっており、本日付、11月30日をもって臨時
駐輪場が閉鎖
となりました。
そうなると、南武線高架沿いからイトーヨーカドー前まで更地が
広がることになりますので、大分がらんとした印象になるのでは
ないでしょうか?

■取り壊し予定の旧中原市民館
取り壊し予定の旧中原市民館

見慣れた風景が大きく変わっていくのは一抹の寂しさがありますが、
この付近もさかのぼっていけば昔は昔で全く違う風景だったわけ
でして、街が変わり続けていくことは自然の成り行きでもあります。

私などはビルが建て変わってしまうと、以前はどんなだったか
すぐに思い出せなくなってしまうのですが、写真で記録があると
記憶をたどることができますね。
将来、自分自身や誰かが現在の武蔵小杉を思い出すときに
手がかりとなれるよう
、ここに記録をとっておきたいと思います。

■解体前の第二成高ビル
解体前の第二成高ビル

■解体前の小杉第6共同ビル
解体前の小杉第6共同ビル

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 中央地区
2009/3/5エントリ 小杉町3丁目中央地区再開発を清水建設・野村
不動産・相鉄不動産に委託

2009/6/2エントリ 旧中原市民館の臨時駐輪場オープン
2009/12/10エントリ 小杉町3丁目中央地区の小杉第6共同ビルが
2010年2月末テナント退去、メチエ移転へ

2010/2/25エントリ ブーランジュリー・メチエ、しばしのお別れ
2010/3/24エントリ 武蔵小杉再開発地区の駐車場2箇所が閉鎖
2010/4/28エントリ 中原区役所の駐車場・駐輪場取り壊し工事
2010/5/21エントリ 小杉町3丁目中央地区・味奈登庵のケイアイ
ビルが当面存続

2010/6/18エントリ 中原区役所の駐車場・駐輪場取り壊し工事
(2010年6月)

2010/6/25エントリ 小杉町3丁目中央地区のKJメゾン武蔵小杉
2010/8/18エントリ 小杉町3丁目中央地区再開発:中原区役所の
北側出入口完成

2010/10/17エントリ 小杉町3丁目中央地区の解体工事着手、
旧中原市民館の駐輪場を2010年11月30日閉鎖

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2010年
11月29日

渋川・二ヶ領用水分岐点に2010年12月1日より駐輪場を増設

hatsushimo.gif

二ヶ領用水沿いに、東急武蔵小杉駅自転車等第4駐車場があります。
2010/3/5エントリでも取り上げたとおり、この駐輪場は駐輪設備を
整備することで2010年3月1日より有料化されていました。

第4駐車場は丁度二ヶ領用水と渋川が分岐する場所にありますが、
現在、分岐した渋川沿いにも駐輪場を拡張するため工事が行われて
います。

■東急武蔵小杉駅自転車等第4駐車場と拡張エリア
東急武蔵小杉駅自転車等第4駐車場と拡張エリア

位置関係は上記のマップの通りで、二ヶ領用水の両側に従来から
駐輪場があったものが、渋川沿いの南側にも拡張されるかたちに
なります。

■渋川沿いの拡張エリア
渋川沿いの拡張エリア

現地では、駐輪設備の設置はほぼ完了し、アスファルトの白線も
きれいに引かれています。

■駐輪設備
駐輪設備

駐輪設備は平地式のごく普通のもので、前輪を入れて斜めに自転
車を停めるようになっています。

■駐輪場の照明を設置するコード
駐輪場の照明を設置するコード

渋川沿いのフェンスを見ると、撮影時点においては一定間隔で地面
から太いコードが伸びていました。これはおそらく、駐輪場の照明
設置するための電源コードではないかと思います。

そういえば、従来からの東急武蔵小杉駅自転車等第4駐車場でも、
有料化に際して照明が設置
されていましたね。

■駐輪場の看板
駐輪場の看板

二ヶ領用水との分岐店近くには、駐輪場の工事看板と、オープン後
の正式な駐輪場看板
が設置されていました。
正式な駐輪場看板は、まだ供用開始されていないために覆い隠さ
れています。

■川崎市建設緑政局 公式ウェブサイト
http://www.city.kawasaki.jp/53/53ziten/home/ziten_top/
ziten_top.htm


この駐輪場拡張エリアがいつから供用開始されるのか、現地や川崎
市建設緑政局のサイトにも情報がなかったのですが、直接問い合わ
せたところ、2010年12月1日オープン予定とのことでした。

この駐輪場、「東急武蔵小杉駅」駐輪場と名乗るにはかなりの距離
ありますので、毎日の通勤・通学等で使用するには不便さが否めま
せんね。
ただ、旧中原市民館の駐輪場も11月30日で閉鎖されてしまいますし、
せっかく拡張する以上はなるべく活用されればと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:駐輪場 東急武蔵小杉駅自転車等第4
駐車場

2010/3/5エントリ 二ヶ領用水沿いの駐輪場が有料化
2010/10/17エントリ 小杉町3丁目中央地区の解体工事着手、
旧中原市民館の駐輪場を2010年11月30日閉鎖

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2010年
11月28日

南武沿線道路の紅葉:武蔵小杉タワープレイス~武蔵小杉STMビル

hatsushimo.gif

いよいよ本格的に秋から冬に季節も移ってまいりまして、各地で
紅葉が見られるようになりました。今回は、南武沿線道路の紅葉
ご紹介したいと思います。

■南武沿線道路(武蔵小杉タワープレイス付近)
南武沿線道路(武蔵小杉タワープレイス付近)

3年前、2007/11/17エントリで取り上げた際にはもう少し西側の、
新日本石油社宅付近を撮影していたのですが、今回はそこよりも
駅寄りのエリアを歩いてみました。

■武蔵小杉タワープレイスと紅葉
武蔵小杉タワープレイスと紅葉

武蔵小杉タワープレイスの近くから見上げてみると、ブルーをバック
に紅葉した葉が鮮やかに見えます。
紅葉と申しましても、黄色い葉と、赤い葉があるのがわかります。

■武蔵小杉STMビル付近の紅葉
武蔵小杉STMビル付近の紅葉

並木道は、武蔵小杉駅北口ロータリー前の武蔵小杉STMビルまで
続いています。ビル名で聞くとどこのことかよくわからない、という
方も多いかもしれませんが、横浜銀行や東京三菱UFJ銀行、スター
バックス
の入った駅前のオフィスビルです。

2009/5/31エントリで取り上げましたが、昨年このビルに設置された
サイレンが誤作動し、深夜の武蔵小杉にサイレンが大音量で響き
続けるという事件が発生
したのはまだ記憶に新しいところですね。

■南武沿線道路の歩道の落ち葉
南武沿線道路の歩道の落ち葉

さて、並木の葉はもう結構散ってきていまして、歩道には落ち葉
敷き詰められていました。歩道を歩いたり、風が吹いたりすると、
冬らしいカサカサと乾いた音が耳に残ります。

もうしばらくすると紅葉した葉もすべて散り、南武沿線道路も完全に
冬の装いになることと思います。

【関連リンク】
2007/11/19エントリ 武蔵小杉の紅葉1:南武沿線道路
2009/5/31エントリ 武蔵小杉STMビルのサイレンが誤作動
2010/4/29エントリ 南武沿線道路にツツジが咲く頃

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2010年
11月27日

「第5回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート

hatsushimo.gif

本日、中原区役所において「第5回なかはら子ども未来フェスタ」
開催されました。

■中原区役所の入口
中原区役所入口

イベント概要については昨日のエントリでご紹介したばかりですので
割愛しますが、この時期に恒例で開催されている子ども向けのイベ
ント
です。
先日は同じく中原区役所で「なかはら福祉健康まつり」が開催されて
おり、こちらはどちらかというと高年齢層をターゲットにしています。
行政はやはり公共公益ですので、特定の年齢層に偏らない施策を
とっていくかたちになるわけですね。

■ベビーカー置き場
ベビーカー置き場

今回は子ども向け、特に小学生低学年以下の小さい子がメイン
ターゲットになっていますので、区役所の入口前にベビーカー置き
場が設置
されています。

ご覧の通り、ディズニーランドのアトラクション前のようにベビーカー
がたくさん並んでいます。

■中原区役所庁舎前広場
中原区役所庁舎前広場

中原区役所庁舎前広場では、今回同時開催となっていた「第7回
エコカフェ」
のスターバックスのお店(写真手前)や、焼きそばなどの
模擬店が出ていました。
ちょっと寒いですけれども、用意された客席は結構埋まっていました。

■バルーンアート(犬)
バルーンアート(犬)

■バルーンアート(アンパンマン)
バルーンアート(アンパンマン)

メインの会場は5階になりますが、エレベーターを出たところで人が
集まっていたのは、こちらのバルーンアート
写真は犬とアンパンマンの形をしたバルーンアートですけれども、
非常によくできていますね。

■中原区役所5階の廊下
中原区役所5階の廊下

■市民活動団体の活動紹介
市民活動団体の活動紹介

5階の各会場をつなぐ廊下には、両側の壁に市民活動団体の紹介
掲示してありました。
写真は、「とどろき水辺の楽校」の活動紹介です。

■二ヶ領せせらぎ館 水辺の楽校
http://www.seseragikan.com/mizube/index.html

「とどろき水辺の学校」は、NPO法人多摩川エコミュージアムと協働
で活動しているグループです。自然豊かな多摩川を取り戻し、子ども
たちの学び・遊び場として活用
しようと、川崎市とも協働で活動をされ
ています。

■お魚釣り
お魚釣り

さて、会場内には子どもたちが遊べるコーナーがたくさんありました。
レゴブロック(デュプロ)やカプラ(2007/6/24エントリ参照)など、
既製のおもちゃで遊べるところもあったのですが、参加団体の皆さん
による手作りのアトラクションにも子どもたちが集まっていました。

■おはなし会
おはなし会

こちらは、中原図書館の読み聞かせボランティアの方による「おは
なし会」
です。川崎市立図書館では、現在フロンターレと協力して
「読書のまち かわさき」を推進
しており、ここにも中村憲剛選手の
POP
が設置されていました。
このPOPは、中原図書館でも同じものを見かける・・・と申しますか、
おそらく図書館から持ってきたものではないでしょうか。

■メインステージ終了後に撤収をされる反町充宏さん
メインステージ終了後に撤収をされる反町充宏さん

メインステージでは、昨日のエントリでご紹介したプログラム通り、
マジックショー、チアリーディングやキッズダンスなどが出演して
いました。
今回注目したのはステージではなくて、その機材周りでして、これを
提供されていたのはNPO法人カワサキミュージックキャストであり、
スタッフとして反町充宏さんの姿が見えました。

NPO法人カワサキミュージックキャストについては、これまでに
何度も取り上げていますが、反町充宏さんのインタビュー記事
一番まとまっていると思います。

2010/7/4エントリ 武蔵小杉の「ひと」(1):カワサキミュージック
キャスト・反町充宏さん(前編)

2010/7/5エントリ 武蔵小杉の「ひと」(1)カワサキミュージック
キャスト・反町充宏さん(後編)


私もいろいろなイベントに顔を出すことが多いのですが、川崎市を
ベースに、こういった公益性のあるイベントで機材周りの支援をされ
ている反町さんを、よくお見かけします。
今回もまたお会いしましたね、ということで、撤収作業をされている
ところ恐縮でしたが、ご挨拶だけさせていただきました。

この「なかはら子ども未来フェスタ」は実行委員の方による手作りの
イベントであり、参加団体や裏方で支える皆さんのがんばりで成立
しているものと思います。

・・・そんなところで、全て紹介し切れませんけれども、イベントレポ
ートは以上です。
昨年はインフルエンザ流行のためにイベントが中止になってしまい
ましたので、1年ぶりの参加を楽しみにしていたお子さんもいらっ
しゃるのではないでしょうか。

また来年も、参加してみようと思います。

■ステージの看板
ステージの看板

【関連リンク】
中原区 公式ウェブサイト
人形劇団ひとみ座 公式ウェブサイト
住吉高校公式ウェブサイト チアリーディング部
2008/11/22エントリ 第3回なかはら子ども未来フェスタ
2010/6/14エントリ 中原区環境“楽習会”レポート
2010/8/29エントリ 中原区エコカフェ開催
2010/11/9エントリ 「第6回エコカフェ」のスケルトンごみ収集車
2010/10/26 「第5回なかはら子ども未来フェスタ」2010年11月
27日(土)開催


NPO法人カワサキミュージックキャスト 公式ウェブサイト
In Unity2011 公式ウェブサイト
2008/9/27エントリ なかはらオープンカフェ、リエトコートで開催
2008/9/28エントリ なかはらオープンカフェ2日目
2009/2/11エントリ In Unity2009 反町充宏実行委員長インタビュー(前編)
2009/2/12エントリ In Unity2009 反町充宏実行委員長インタビュー(後編)
2010/2/20エントリ 「新丸子インユニCafe」開催レポート
2010/3/14エントリ 「In Unity2010」開催レポート
2010/7/4エントリ 武蔵小杉の「ひと」(1):カワサキミュージック
キャスト・反町充宏さん(前編)

2010/7/5エントリ 武蔵小杉の「ひと」(1)カワサキミュージック
キャスト・反町充宏さん(後編)

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