武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2009年
10月12日

武蔵小杉の空を、飛行船が通過

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今日の14:30頃、武蔵小杉の上空を飛行船が飛んでいました。これ
は、株式会社日本飛行船の運行する「ツェッペリンNT」という飛行船
で、桶川の運行基地から横浜に向かっていたものです。

■株式会社日本飛行船 公式ウェブサイト
http://www.nac-airship.com/

■キヤノン小杉事業所と飛行船
キヤノン小杉事業所と飛行船

私がたまたま見かけたのは、キヤノン小杉事業所の裏手あたりで、
飛行船は北から現れて南の空に消えていきました。

■空飛ぶ飛行船
空飛ぶ飛行船

普段は3.8倍ズームのカメラしか持ち歩いていないもので、デジタル
ズームをしなければ上記の写真程度にしかならないのですが、今回
は運良く10倍ズームのカメラも持っていました。

■飛行船「ツェッペリンNT」
飛行船「ツェッペリンNT」

飛行船のバナー広告は複数掲示されていたのですが、側面のメイン
広告は常盤薬品工業の「イソフラボン」でした。

■横浜開港150年記念キャラクター「たねまる」
横浜開港150年記念キャラクター「たねまる」

今回は行き先が横浜ということもあってか、前面下部には横浜開港
150年記念キャラクターの「たねまる」
がいました。

■たねまるドットコム
http://www.tanemaru.com/

■みなとみらいのたねまる
みなとみらいのたねまる

たねまるといえば、先日開港記念祭真っ只中のみなとみらいを歩い
ているのを見かけました。・・・余分な話ですが。
その後開港記念祭は終了しましたが、今回の飛行船のように、まだ
継続的に広告宣伝していたんですね。

なお、先日の慶応義塾大学創立150年記念式典の際にも、武蔵小杉
の空をツェッペリンNTが飛行していました。
2008/11/8エントリ参照)

■慶應義塾大学創立150年記念式典のツェッペリンNT
慶應義塾大学創立150年記念式典のツェッペリンNT

どちらも150年記念ですから、慶応義塾大学創立の翌年、横浜港が
開港したということになります。歴史がありますね。

株式会社日本飛行船のウェブサイトを参照すると、今回のフライトは
本日で終了
で、連休明けから機材点検に入るようです。
武蔵小杉は単に通行ルートでしかなかったのですが、空を見上げて
飛行船を見つけると、ちょっと得した気分になってしまうのでした。

【関連リンク】
2008/11/8エントリ 陸の王者、武蔵小杉の空を飛ぶ

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2009年
10月11日

「(武蔵)小杉」

hatsushimo.gif

先日、小杉御殿町2丁目を歩いていたときに、このようなものを見か
けました。

■「テラス小杉」
「テラス小杉」

通り沿いのマンションの壁面に、「テラス小杉」というマンション名の
文字が立体的に設置されているだけなのですが、ふと見たときに
なぜか細かい部分が気になりました。

■「小杉」?
「小杉」?

「小杉」の「小」の部分をよく見てみると・・・んん?

■「(武蔵)小杉」
「(武蔵)小杉」

近づいてよーく見てみると・・・何と、小さな「武蔵」の文字があるでは
ありませんか。つまり、これを正しく読むと、「テラス武蔵小杉」という
ことになるようです。
「武蔵」だけ、やや控えめに読むのかどうかはわかりませんが・・・。

正式名称はどちら? と思って調べてみると、マンションの物件情報
では「テラス武蔵小杉」という名称で中古流通
しているようです。これ
は、不動産物件としては、「武蔵小杉」という名称にしておいた方が
分かりやすく、検索等に引っかかりやすいという営業上の理由もある
かもしれません。
郵便物などですと、「小杉」でも「武蔵小杉」でもどちらでも届きそう
ですね。

・・・街で見かけた、ちょっとした謎でした。

【関連リンク】
2008/2/15エントリ 武蔵小杉の空に、謎の人影
2008/3/20エントリ 今井上町・サントリーのサントリー
2009/1/16エントリ 小杉駅南部地区A地区にも自転車マナー看板
2009/2/1エントリ 洗っていいとも!中原店
2009/2/13エントリ いつもポケットに、武蔵小杉ライター
2009/5/20エントリ 等々力緑地の竹林で、許されざる・・・
2009/9/30エントリ 今井上町の二宮金次郎、地上に降り立つ

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2009年
10月10日

川崎市が新丸子東第2公園に造園業者を投入

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2009/9/29エントリにおいて新丸子東第2公園が荒れ果てたまま放置
されている件を取り上げてから8日目の10月7日、川崎市環境局が
造園業者を投入
し、除草及び樹木の手入れを行いました。
これにより、新丸子東第2公園は正常化され、綺麗な状態に復旧して
います。

以前の状態と比較もしつつ見ていきましょう。

■新丸子東第2公園の入口(前回エントリ時)
新丸子東第2公園の入口(前回エントリ時)
■新丸子東第2公園の入口(作業後)
新丸子東第2公園の入口

新丸子東第2公園の入口に立った時点で、すでに以前との違いが
わかります。地面やフェンスの雑草が除去されていますね。

■新丸子東第2公園の全景(前回エントリ時)
新丸子東第2公園の全景(前回エントリ時)
■新丸子東第2公園の全景(作業後)
新丸子東第2公園の全景

先日までは公園全体を多い尽くしていた雑草が、完膚なきまでに
除草
されています。

■遊具があった場所(前回エントリ時)
遊具があった場所(前回エントリ時)
■遊具があった場所(作業後)
遊具があった場所(作業後)

前回取り上げたスプリング遊具があったはずの場所ですが、除草
した結果、やはりなくなっていたことがわかりました。

■遊具の跡地?(作業後)
遊具の跡地?

また、除草された地面に、かつては木の柱が立っていたような跡
4つ確認できました。これは遊具の跡地ではないでしょうか?

■木の柱の跡(拡大)
木の柱の跡(拡大)

拡大してみると、木の柱を切除した跡がよくわかります。
2つ残されていたスプリング遊具もなくなってしまいましたが、それ
以外にも何らかの遊具があったものと思われます。

■手入れされた樹木(作業後)
手入れされた樹木(作業後)

パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーの公開空地との
境界の樹木もきちんと剪定され、手入れされています。最初の全景
の写真の奥を見比べると、一目瞭然ですね。

■公園の端に落ちた柿の実(作業後)
公園の端に落ちた柿の実

公園の端の住宅沿いの部分には、柿の実がたくさん落ちていました。
これは、隣の住宅の敷地にある柿の木が、公園の上まで枝を伸ばし、
実を落としているものです。
雑草だらけのときには気付きませんでしたが、こんな季節感を感じ
させるものがあった
のですね。

■隣接のJR東日本の敷地
隣接のJR東日本の敷地

■JR東日本の掲示
JR東日本による掲示

前回コメントで話題に上った隣接地ですが、これはJR東日本の敷地
であることが現地で確認できました。あまり使われていないようです
が、空地のような部分はJR東日本の駐車場となっています。

■「新丸子立坑」
新丸子立坑

地上の小さな建造物を確認すると、「新丸子立坑」というさびついた
看板がかろうじて読み取れました。
立坑とは、地下の水平坑道に人員や物資を搬入するための縦穴
ことですので、この付近にJRが保有する地下トンネルにつながって
いる
、ということでしょう。
この場所でJRの地下トンネルというと、おそらくは武蔵野貨物線の
地下トンネル
ではないかと思います。

     ※         ※         ※

さて、新丸子東第2公園の話に戻りますが、9月29日の夜に前回の
記事を開示してから8日目
に川崎市が動いた、ということで、記事が
関係部門に伝わってから
造園業者への発注決裁、手続きを考えると
大体そんなところ
かな、というのが一言での感想です。
行政でも武蔵小杉ブログをお読みになっている方は多いですし、
または一般のどなたかが連絡をされたのかもしれません。

結局のところ、どれだけ放置していても迫られればやるのです。
迫られなければやらない、ともいえますが・・・。

とりあえず、遊具はなくても十分に使えるスペースになりましたので、
良かったです。
川崎市環境局のとの意見交換会にあたって、2009/3/9エントリ
コメントで皆さんに託された要望の一部に応える結果に(時間がかか
ってしまいましたが)なり、お受けした以上一定の責任がありましたの
で安堵しています。
3月に写真入り資料で川崎市環境局には直接伝えているのですから、
その時点で動いてくれればよかったのですが・・・。

なお、今回の造園業者が入るよりも先に、前回コメントいただいた
公園井戸端会議さんも有言実行で、2日間に渡ってカマ持参で除草
などをある程度された
そうです。
通常は造園業者が作業をしてくれない入口フェンス際の雑草も除去
してくださった
そうで、現在では入口フェンスの見通しが非常によく
なっています。

■入口フェンスの見通し(作業後)
入口フェンスの見通し

外からでもはっきりと公園内が見えるようになっていて、防犯上も
良い状態
になったと思います。
公園井戸端会議さん、お疲れ様でした。

・・・というわけで、ここまでのいきさつはさておき、良い状態になった
ことは間違いありません。折角のスペースですので、今後の環境
維持も含めて有効活用していけると良いですね。

■新丸子東第2公園の所在地
新丸子東第2公園の所在地

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 新丸子東第2公園
2007/10/31エントリ 武蔵小杉の公園管理:小杉御殿町2丁目公園
2009/3/9エントリ 公園井戸端会議プロジェクトに参加
2009/3/11エントリ 公園井戸端会議と、オリーブの木
2009/8/9エントリ 中原区の公園行政について、川崎市環境局との意見交換会
2009/9/18エントリ 犯罪のないまちづくり
2009/9/29エントリ 再開発地区・新丸子東第2公園の現状と公園管理

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2009年
10月09日

武蔵小杉駅北口バス停の屋根が、台風18号で飛ばされ消失

hatsushimo.gif

昨日は台風18号で首都圏も公共交通をはじめ混乱していましたが、
武蔵小杉駅北口ロータリーの屋根が飛ばされるという爪痕を残しま
した。

■武蔵小杉北口ロータリーのバス停
武蔵小杉駅北口ロータリーのバス停

武蔵小杉駅北口ロータリーには、タクシー乗り場を含め7つの屋根
設置されています。側面がフロンターレカラーにカラーリングされて
いることを2009/6/11エントリでは取り上げましたが、現在、中央の
2つの屋根が強風で飛ばされ
、完全になくなってしまっています。

■地上から見たバス停の屋根
地上から見たバス停の屋根

地上から見ると、上記のようになっていて、骨組みだけ残ったスケル
トン状態
ですね。

■バス停から屋根を見上げて
バス停から屋根を見上げて

バス停からスケルトンの屋根を見上げると、白い雲と武蔵小杉タワー
プレイスが見えました。

■飛ばされる前の屋根
飛ばされる前の屋根

こちらは飛ばされる前の屋根ですが、これが強風で吹き飛ばされる
となると、かなり怖いですね。女性が怪我をされたそうですが、幸い
なことに軽傷ですんだ
ようです。

どのようなかたちで固定されていたのか、老朽化があったのか、
詳しいことはわかりませんが、かなり大きなものですので、直撃を
受けたら相当危険
です。
今後修理が行われることと思いますが、今回の台風では破壊され
なかった他の屋根についても点検をしてほしい
ところですね。

■台風一過の武蔵小杉駅北口ロータリー
台風一過の武蔵小杉駅北口ロータリー

【関連リンク】
2009/5/31エントリ 武蔵小杉STMビルのサイレンが誤作動
2009/6/11エントリ 武蔵小杉駅北口のフロンターレカラー

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2009年
10月08日

NEC玉川ソリューションセンター建設中

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NEC玉川ルネッサンスシティの南側、小杉駅東部地区D地区におい
て、NEC玉川ソリューションセンターの建設が進んでいます。

■NEC玉川ソリューションセンター
NEC玉川ソリューションセンター

予定よりもエントリが遅くなったため、今回の写真は8月下旬のもの
で1ヶ月以上が経過しています。現在ではもう少し工事が進んでいま
すが、この段階でもすでに鉄骨が組みあがり、建物全体の形状が
見えてきています。

■向河原側より
向河原側より

ちょっと角度を変えて、南武線を挟んだ向河原駅の東側より撮影
したものです。北側のNEC玉川ルネッサンスシティと近接している
ことがわかります。
写真右端には、向河原駅のホーム南端が見えますね。

■南側より
南側より

さらにぐるりと回って、南側から見るとこのようになります。NEC玉川
事業場の研修所や、NECレッドロケッツ玉川アリーナなどが並んで
いるエリアです。
南側から見ると、写真手前からNEC玉川ソリューションセンター、
NEC玉川ルネッサンスシティサウスタワー、ノースタワーの順番

ビルが並び、東側(写真右)にスライドしつつ背の順になっている
ことがよくわかります。

・ソリューションセンター 12階建て 64.5m(一部塔屋)
・ルネッサンスシティサウスタワー 26階建て 高さ116m
・ルネッサンスシティノースタワー 37階建て 高さ156m


また、最近では品川のソニー本社など、環境負荷軽減をテーマに
したオフィス
が増加していますが、このNEC玉川ソリューションセン
ターもCo2排出量50%削減
(従来オフィス費)等を謳っています。

■NECプレスリリース NECが“人と地球にやさしい”エコロジーな
次世代オフィスを建設

http://www.nec.co.jp/press/ja/0811/2501.html

ソリューションセンターに先立って建設されたNEC玉川ルネッサンス
シティも同様
で、昼間に自動的に照明を調整するシステムや自家
発電装置などによりビル運用エネルギーを41%削減しているほか、
建設時の廃棄物を50%削減、また将来的なビルの解体も想定し、
リサイクル可能な資材(エコマテリアル)を97%使用して建設され
ています。
(上記のような明確な数値はリリースに明記されていないものの、
同様の対応はソリューションセンターにも引き継がれています)

今後もNEC玉川事業場にNECグループの拠点集約が進んでいく
かもしれませんが、環境負荷軽減という観点がもはや常識となり
つつあるようです。

このNEC玉川ソリューションセンターの完成は2010年4月を予定
しており、丁度横須賀線武蔵小杉駅の開業と同じタイミングとなり
ます。位置的に向河原駅の方が最寄りとなりますが、横須賀線で
通勤される方もいらっしゃるのでしょうね。

■向河原駅前広場公園から見たNEC玉川ソリューションセンター
向河原駅前広場公園から見たNEC玉川ソリューションセンター

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区 D地区
2007/8/9エントリ 武蔵小杉再開発:NEC玉川事業場建替え

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2009年
10月07日

今井上町の二宮金次郎像が修復完了

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今井上町・日本キャビネット工業の二宮金次郎像が屋上から地上に
降り立ったことは2009/9/30エントリで取り上げましたが、その後、
像を台座に固定していたパイプが取り外されていました。

■日本キャビネット工業の二宮金次郎像
日本キャビネット工業の二宮金次郎

この二宮金次郎はかつて日本キャビネット工業の屋上にあったの
ですが、先般地震で倒壊してしまったため修復を行っていました。
なぜか屋上にあることで一部で話題を呼んでいたのですが、安全
面を考慮して地上に移設
されることとなったものです。

修復が完了した旨、日本キャビネット工業ウェブサイトのトップ
ページにも記載されています。

■日本キャビネット工業 公式ウェブサイト
http://www.niccabi-rack.co.jp/

「お知らせ
弊社屋上に設置しておりました二宮金次郎像が先日の地震で倒壊
してしまいましたが、修復作業が完了しました。

(※お知らせはいずれ記載が消去されるものと思います)

■二宮金次郎像の修復箇所
二宮金次郎像の修復箇所

先般の倒壊では、この足の部分が壊れてしまったようで、修復時
には接着作業を行っていました。
外見上、壊れたような跡はわからなくなっていますね。

■二宮金次郎像の銘板
二宮金次郎像の銘板

またこの足元には、像の銘板が設置されています。これを全て読ん
でみると、以下の通りです。

有限会社星野工場
星野工業この地に創立(大正5年) 平成10年11月吉日


日本キャビネット工業は1972年(昭和47年)に設立、親会社のニッ
キャビ(旧商号:星野商事)は1965年(昭和40年)に設立されて
いますので、有限会社星野工場というのは、おそらくニッキャビ
(星野商事)の前身にあたる会社
ではないかと思います。
大正5年(1916年)創立というと、前身からであれば創立93年を数え
るかなり歴史ある会社だったのですね。

この二宮金次郎も古いもので、戦時中も石製であったため日本軍に
接収されることなく
現在に残されました。地域の歴史を語るものと
して、近隣の今井小学校などで見学なども実施したことがあるよう
です。

■二宮金次郎像の表情
二宮金次郎像の表情

二宮金次郎像を近くで見ると、屋上から見上げていた時よりも表情
がよくわかりますね。・・・こちら、現在の武蔵小杉ライフのトップペ
ージ画像
になっています。
南部沿線道路から角を曲がったところにあるのですが、これまで
屋上にあるために気付かなかった通行者の方の目にもとまるように
なるのではないかと思います。

■屋上に在りし日の二宮金次郎像
屋上に在りし日の二宮金次郎像

■日本キャビネット工業 所在地
日本キャビネット工業マップ

【関連リンク】
2008/2/15エントリ 武蔵小杉の空に、謎の人影
2009/9/30エントリ 今井上町の二宮金次郎、地上に降り立つ

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2009年
10月06日

川崎歴史ガイド・中原街道ルート(2):旧原家母屋跡地

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川崎歴史ガイド・中原街道ルートをめぐる連載2回目です。
今回は、丸子橋から東急線のガードをくぐり、しばらく歩いた先の
「旧原家母屋跡地」をご紹介します。

■旧原家母屋跡地
旧原家母屋跡地

「旧原家母屋跡地」ですが、ここには中原街道ルートの全体マップの
ガイドパネルがあるだけで、川崎歴史ガイドの歴史スポットとしては
位置づけられていません。

そのため、ガイドブックにも記載されていないのですが、中原街道を
歩いていけばすぐに目に留まるような立派な門構えであり、ガイド
パネルの隣には石碑が建てられています。

■「旧原家母屋跡地」の石碑
旧原家母屋跡地の石碑

これによると、原家九代目の文次郎氏は、1889年から24年の歳月
をかけて、この地に母屋を1913年に完成
させたそうです。
総ケヤキ造りの母屋は、当時の高度な木造建築技術を駆使した
建築物であり、2001年に川崎市の重要歴史記念物に指定されて
います。

現在では十一代目正巳氏の願いもあり、母屋は多摩区の川崎市立
日本民家園に移築
され、多くの人が郷土や先人の智恵について学ぶ
学習室として利用されているものです。

■川崎市立日本民家園ウェブサイト 施設案内 旧原家住宅
http://www.city.kawasaki.jp/88/88minka/home/x-metc.htm#etc_3

■中原街道の道標
中原街道の道標

また、石碑の近くには、中原街道の道標も建っています。
「右 東京 十粁(10キロメートル)」、「左 平塚 五十粁(50キロ
メートル)」
となっています。
「東京」と書いてありますのでこれは古いものではないのでしょうが、
中原街道は江戸から平塚の中原までを結ぶ街道であったため、
平塚までの距離が記載されているわけです。

原家は名主をつとめた名家で、現在でも立派なお屋敷が残ってい
ます。江戸時代から手広く肥料商を営み、石橋を多くの場所に架け
たことから石橋という屋号で呼ばれていたようです。
中原街道ルートのもう少し先、「木月堀と『くらやみ』」というスポット
でお屋敷が紹介されています。

■「旧原家母屋跡地」マップ
「旧原家母屋跡地」マップ

【関連リンク】
川崎市立日本民家園 公式ウェブサイト
2008/8/8エントリ 中原街道のカギ道(前編) 小杉御殿と西明寺
2009/9/23エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(1):「丸子の渡し」

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2009年
10月05日

横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路と綱島街道トンネル

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一昨日取り上げた児童用トンネルの閉鎖・人道地下通路供用開始と
重なる話なのですが、2009/7/30エントリ以降も、南武線ホームから
横須賀線武蔵小杉駅をつなぐ連絡通路
の工事が進んでいます。

■南武線をまたく跨線橋
南武線をまたぐ跨線橋

前回は鉄骨が組まれただけという感じでしたが、この時点ではコンクリ
ートの床面
が出来上がっています。現在では屋根の一部も鉄骨が
組みあがりつつあるようです。
写真奥が南武線ホームで、ホームの先端からこの跨線橋につながる
ことになります。

■跨線橋の横須賀線側階段
跨線橋の横須賀線側階段

跨線橋の横須賀線側を見ると、階段の形状ができているのが確認
できます。階段の隣(写真奥)には、エスカレーターが設置されると
思われるスペースがあります。

■跨線橋より横須賀線方面
跨線橋より横須賀線方面

跨線橋の階段を降りて、横須賀線方面へと連絡通路は続くことに
なりますが、ここはまだまだ工事中です。連絡通路が地下に潜り、
また一昨日のエントリで取り上げたように、南武線をくぐる南北連絡
通路も設置
されます。

さて、写真奥には綱島街道の「上丸子跨線橋」が見えますが、その
下にトンネルが穿たれています。

■上丸子跨線橋下部のトンネル工事
上丸子跨線橋下部のトンネル工事

ズームしてみると、上丸子跨線橋の土手だった部分がトンネルに
なりつつある
のがわかります。

■上丸子跨線橋下部のトンネル工事
上丸子跨線橋下部のトンネル工事

横須賀線武蔵小杉駅への連絡通路は、新幹線への干渉が発生した
ため工事が遅れ、2010年3月の開業時には地上を通る暫定通路で
乗換えを行う
こととなりました。
ただ、地上を通るにしても綱島街道の土手を超える必要があります
ので、暫定連絡通路はこの付近を通行することになるのではないか
と思います。
なお、上丸子跨線橋の土手の除去については、もともと綱島街道の
拡幅工事
において予定されていました。

今回はこんなところですが、さすがに開業まで半年となると、ホーム、
ロータリー、連絡通路とそれぞれに形が見えてくるものですね。
最終的な工事完了までは長い道のりですが、引き続き追っていき
たいと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉駅
2007/5/31エントリ 武蔵小杉再開発:横須賀線武蔵小杉駅説明会
2007/10/10エントリ 横須賀線武蔵小杉駅工事の進捗
2008/1/31エントリ 横須賀線武蔵小杉駅・駅前交通広場の図案
2008/3/14エントリ 横須賀線武蔵小杉駅トンネル工事
2008/10/1エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路着工と工事図
2008/10/9エントリ 横須賀線武蔵小杉駅のイメージパース
2008/10/24エントリ 横須賀線武蔵小杉新駅完成が1年遅れ、仮設での開業に
2009/3/20エントリ 横須賀線武蔵小杉新駅ロータリーの最終図面
2009/4/17エントリ 綱島街道・上丸子跨線橋の仮管路設置工事
2009/5/7エントリ 横須賀線武蔵小杉新駅の駅舎現る
2009/5/19エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路跨線橋工事開始
2009/6/27エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路工事(2009年6月)
2009/7/18エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリー工事(2009年5月~6月)
2009/7/28エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリー工事(2009年7月)
2009/7/30エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路工事(2009年7月)
2009/8/13エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリー工事(2009年8月)
2009/8/24エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の駐輪場
2009/9/3エントリ 横須賀線武蔵小杉駅、線路切り替え直前
2009/9/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅線路切り替え工事完了
2009/9/7エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリーの駐輪場と照明
2009/9/10エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリーの屋根
2009/9/12エントリ 横須賀線武蔵小杉駅駐輪場の、イメージパースと工期と工事費
2009/9/13エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の旧下り線撤去完了
2009/9/22エントリ 横須賀線武蔵小杉駅工事に伴う徐行2009/10/3エントリ 南武線の児童用トンネルが10/20閉鎖、人道地下通路を
部分供用開始

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2009年
10月04日

東急多摩川駅の転落事故と武蔵小杉駅等7駅の安全対策

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2009年9月13日、東急東横線多摩川駅において、川崎市の女性
(81歳)が乗った車椅子がホームに転落し、女性が亡くなるという
事故
がありました。
これは多摩川駅のホームの斜面が原因で車椅子が動き出してしま
い、転落に至った事故で、多摩川駅では同様の事故が2年前にも
発生
しています。

■エレベーター前の斜面(自由が丘駅)
エレベーター前の斜面(自由が丘駅)

その後東急電鉄が調査を行った結果、多摩川駅以外の7駅につい
ても、ホームの傾斜が原因で車いすが線路に転落するおそれがある
ことが分かったのですが、武蔵小杉駅および新丸子駅がその7駅に
含まれていました。

■車椅子が転落のおそれがある7駅
東急東横線:中目黒、自由が丘、新丸子、武蔵小杉
東急田園都市線:渋谷、鷺沼、長津田

※ホームにエレベーターが設置され、柵等の転落防止策が取られ
ていない54駅のうち、ホームの傾斜が1mあたり2cm以上となって
いる駅
(多摩川駅の傾斜は1mあたり2.5cm)

この調査結果を受けて、東京急行電鉄では上記の7駅についてガー
ドマンを配置し、11月末までに転落防止柵を設置
することとなって
います。
また、武蔵小杉駅・自由が丘駅の現地を確認したところ、エレベー
ターに注意を喚起する音声アナウンス機器が設置されていたほか、
掲示物も設置されていました。

■東急武蔵小杉駅のエレベーター
東急武蔵小杉駅のエレベーター

こちらは東急武蔵小杉駅のエレベーターですが、この手前に常時
ガードマンが配置
されています。また、エレベーターの入口上部に、
小さい音声機器が設置されているのが見えますでしょうか?

■エレベーターに設置された音声機器
エレベーターに設置された音声機器

同様の音声機器はエレベータ内にも設置されていまして、斜面に
よってエレベーターが転落する危険があることについて注意喚起
するアナウンス
を、常時流しています。
エレベーター内では通常のエレベーターの動作に関するアナウンス
も流れていますので、2つのアナウンスが混じってしまうのですが、
聞き取れないほどではありません。

■エレベータ内の掲示
エレベーター内の掲示

エレベータ内には前述の通り書面による掲示もありまして、内容は
音声アナウンスと同じように注意喚起をするものです。

該当する全てのエレベーターにおいて「ガードマン1名配置」「音声
アナウンス」「書面掲示」の対応
が取られていまして、東京急行電鉄
としては応急的に打てる対策は取ったかたちではないかと思います。
11月末までに転落防止策を設置することで、それを恒久的措置と
して、おそらくガードマンの設置を終了することになるのでしょう。

2年間の間に同じ原因による事故が発生し、万一3度目があれば
かなり重大な責任を東急電鉄が問われることになりますので、迅速
な措置を取るのは当然のことではあります。
なお、本件については東急電鉄からはプレスリリースなどは開示さ
れていない
ようですが、安全の問題ですので、事故の発生と特定の
駅におけるリスクの存在、またこういった対策を取っていることは、
きちんとリリースを出した方が良い
ように思いました。

現在、東急電鉄に遅れを取る形でJR南武線のバリアフリー化
進められていますが、果たしてこのような死角がないものか、是非
検証しつつ進めていただきたいと思います。

【関連リンク】
2008/5/1エントリ 武蔵小杉駅北口エレベーター
2008/5/16エントリ 武蔵中原駅のエレベーター、完成間近

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2009年
10月03日

南武線の児童用トンネルが10/20閉鎖、人道地下通路を部分供用開始

hatsushimo.gif

南武線を地下でくぐる児童用通学路が2009年10月20日10:00に
閉鎖
されることとなり、同時に横須賀線武蔵小杉駅連絡通路と併せ
て工事が行われている新しい人道地下通路が部分的に供用開始
されることとなりました。

■児童用通学路の入口(南側)
児童用通学路の入口(南側)

現在、児童用通学路の入口や内部にお知らせが掲示されています。

■児童用通学路閉鎖・人道地下通路供用のお知らせ
児童用通学路廃止・人道地下通路供用のお知らせ

この「子供トンネル」とも呼ばれる児童用通学路は、これまでにも
取り上げてきましたが、南武線をまたぐ使いやすいルートが他に
無いこともあり、その名称とは裏腹に大人も多く利用する通路となっ
ています。

■児童用通学路の内部
児童用通学路の内部

しかしながらご覧の通り天井が非常に低く、自転車では通行しにくい
など以前から地域の課題となっていました。
この児童用通学路を、横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路設置工事と
併せて改良し、大人も通行できる人道地下通路とすることは、当初の
工事説明会等でも事前に告知がなされていたものです。
2007/5/31エントリ参照)

新しい人道地下通路は事前の告知どおり従来より東急武蔵小杉駅
寄り
になりまして、概ね下記に示した位置になります。

■新しい人道地下通路の位置
新しい人道地下通路の位置

現在の工事の進捗を見ると、まだまだ工事中ではありますが、一応
写真右端には地下通路の入口となるスロープの白い壁が確認でき
ます。
また、南武線の下にトンネルができていることも、以前の写真と比べ
るとわかりやすい
かと思います。

■2009/10/1エントリ時点での人道地下通路予定地
人道地下通路予定地

この時点では、まだ旧・フローラルガーデンが建っていますね。人道
地下通路が建設された部分の南武線の線路を見比べると、その部分
だけ形状が変わっており、現在ではトンネルの施工がなされたことが
わかります。

ただし、写真を見ても判るとおり現在も工事は進んでいる最中で、
今回供用開始となる人道地下通路には制約があります。

・22:00~6:00の間は通行ができません。
・エレベーターはまだ使用できません。
・通路の一部の屋根がまだ未完成です。

完成は2010年2月頃とのことで、横須賀線武蔵小杉駅の開業より
一足先に完全供用となるようです。

まだ未完成の状態で供用開始する理由は、現在の児童用通学路の
南側入口部分は、横須賀線武蔵小杉駅連絡通路の工事が横切る
ことで封鎖されてしまう
ためであると思われます。
横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路は待ったなしの状態ですので、
10月20日に現在の児童用通学路を閉鎖した後、連絡通路をつなげ
る工事を急ピッチで進めることになるのでしょう。

新しい連絡通路が具体的にどのような通路かは通ってみないとわか
りませんが、少なくとも従来よりは使いやすいものになっているので
はないかと思います。
特にエレベーターの設置は、周辺のバリアフリーアクセスの向上
寄与するのではないでしょうか。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉駅
2007/5/31エントリ 武蔵小杉再開発:横須賀線武蔵小杉駅説明会
2008/10/1エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路着工と工事図
2009/6/27エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路工事(2009年6月)

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