武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2023年
02月16日

「まきまきキッチン」が川崎市国際交流センターで毎月第3土曜にフードパントリー開催、「遊べる子ども食堂」でコミュニティの場に

川崎市国際交流センターで、毎月第3土曜日にこども食堂「まきまきキッチン」フードパントリーが開催されています。

2月は今週末、18日(土)に開催予定ですので、1月度の開催の模様をご紹介したいと思います。



■川崎市国際交流センターの「まきまきキッチン」
まきまきキッチン

まきまきキッチン

まきまきキッチン

「まきまきキッチン」は、2019年に活動をスタートしたこども食堂グループです。

貧困などさまざまな家庭の事情がある子どもたちを支援し、どなたでも気軽に参加できるコミュニティの場をつくる取り組みを継続されています。

■受付
受付

■募金箱
募金箱

■袋詰めでの食品の配布
袋詰めでの食品の配布

袋詰めでの食品の配布

「まきまきキッチン」の活動の中心は、食品の提供です。
現在はコロナ禍もあり、フードドライブを活用して袋詰めでの食品の配布(フードパントリー)を行っています。

■寒い日に嬉しいお汁粉
お汁粉

寒い日に嬉しいお汁粉

お汁粉

1月開催の寒い日には、温かいお汁粉が振舞われました。
もなかの皮を砕いて入れると、お餅のようになって美味しくいただけます。

■ポカポンゲーム
ポカポンゲーム

ポカポンゲーム

「まきまきキッチン」は前述の通り、食品を配布するだけでなく、どなたでも気軽に参加できるコミュニティの場となることを目的としています。

子どもたちが遊べて、お菓子がもらえる「ポカポンゲーム」もありました。

■「はなうた図工室」
はなうた図工室

はなうた図工室

こちらは、「まきまきキッチン」とコラボ出展していた「はなうた図工室」です。
ご覧の通り自由にお絵かきが楽しめたほか、「スクラップ・アート」で遊べました。

■段ボールを再利用した「スクラップ・アート」
スクラップ・アート

スクラップ・アート

スクラップ・アート

こちらが、段ボールを再利用した「スクラップ・アート」です。
シンプルなようで、やりはじめると子どもたちは熱中して楽しみます。

■ハンドメイドの小物・巾着など
ハンドメイドの袋

ハンドメイド

ハンドメイドの小物・巾着など

ハンカチ

こちらは、ハンドメイド品を作っていらした方がお子さんと一緒に出店されていました。
いずれもかわいらしい色合い・柄ですね。

小物の袋は、ひとり1個自由にお持ち帰りできました。

■韓国のスパムやナッツ、頭かっさ(頭皮マッサージ)
韓国の食品 

韓国のスパムやナッツ

■頭かっさ(頭皮マッサージ)を受ける「まきまきキッチン」代表の安西まきこさん
頭かっさ

最後は、韓国のスパムやナッツ、そして頭かっさ(頭皮マッサージ)です。
かっさ(頭皮マッサージ)の代金は、全額子ども食堂に寄付されるということです。

写真でマッサージを受けているのが、「まきまきキッチン」代表の安西まきこさんです。
保育ボランティアグループ「にじの会」でも子育て支援をされています。

いつもふんわりと穏やかな笑顔が素敵な方ですので、声をかけてみてください。

子ども食堂は「貧困の子どもたちの支援」として一般に受け止められていますが、安西さんはかねてから「貧困は金銭的な問題だけではなく、共働きなどで家族の時間が取れないなどさまざまな事情がある」といいます。

そのため、「まきまきキッチン」は、様々な困りごとを抱えた方に来てもらって、パントリーだけでなく「遊べるこども食堂」として楽しんで帰ってもらいたいということです。


冒頭にお伝えした通り、次回は2月18日(土)、時間は10:00~14:00(※目安)です。

なお、現在「まきまきキッチン」を開催している川崎市国際交流センターは、公共の広場のため並んで待機したりするのは控えていただきたいということですので、あらかじめご承知ください。

食品の提供など、支援につきましては関連リンクより公式ウェブサイトをご参照ください。
Amazonのウィッシュリストで募集もされていますので、あわせてリンクを掲載しておきます。

■「まきまきキッチン」Instagram


■まきまきキッチンfacebookページ


【関連リンク】
まきまきキッチン ウェブサイト
まきまきキッチン Amazonウィッシュリスト
まきまきキッチン Instagram
まきまきキッチン facebookページ
はなうた図工室 ウェブサイト

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2023年
02月15日

JR川崎駅北口通路の川崎フロンターレヒストリー展示が更新、2022-2023シーズン追加でカタール移籍の谷口彰悟選手やパリSG戦の写真も

2018年に開業したJR川崎駅の「北口通路」に、かねてから川崎フロンターレのヒストリー展示パネルが掲示されています。

先日、このパネルに2022・2023シーズン部分が追加更新されましたので、ご紹介します。 

■JR川崎駅北口通路の川崎フロンターレヒストリー展示パネル
 川崎フロンターレのヒストリー展示パネル

JR川崎駅では、駅の混雑緩和を目的として「北改札」と「北口通路」が2018年2月17日に新設されました。

この北口通路には、供用開始以来壁面に川崎フロンターレ関連のパネルが展示されています。

パネルはクラブ創立から現在までの歴史を辿るものになっていまして、新シーズンが始まるタイミングで、終わったシーズンの記録と、新シーズンのユニフォームを着用したビジュアルが追加されるようになっていました。

パネルのラックは17枚分あり、1997~2016シーズンの20年間はパネル1枚に2年分を掲載し、10枚を消費しています。

残り7枚のパネルがありますが、昨年はこれを2017~2020シーズンの4年間で4枚、2021シーズン2枚、2022シーズン1枚という構成で使っていました。

今年は2枚使っていた2021シーズンを1枚に減らすことで、2017~2023シーズンを1枚ずつで7枚掲示する形になりました。

■新たに加わった2022シーズンの記録
新たに加わった2022シーズンの記録

こちらが、新たに加わった2022シーズンの記録です。

「決意 タイトルを獲れず。しかし、最後まで諦めない姿勢を見せる。」

このパネルでは、4枚の象徴的な写真が組み合わさっていました。

■カタールに移籍した谷口彰悟キャプテン(当時)
谷口彰悟キャプテン

谷口彰悟キャプテン

4枚の写真のうち、2枚が谷口彰悟キャプテン(当時)がメインでした。

弊紙でもお伝えした通り、谷口彰悟選手はワールドカップ終了後にカタールのアル・ラーヤンに移籍しました。

長く川崎フロンターレの中心で、昨季はキャプテンもつとめていた同選手の移籍を惜しむ方は多く、送別会にもたくさんの方が詰めかけました。

2枚目は、シーズン最終戦の「多摩川クラシコ」FC東京戦のものでしょう。
最後まで優勝の可能性を残し、あきらめずに戦い抜きました。

なお、昨年追加された2021シーズンも、海外移籍した三笘薫選手、田中碧選手の写真がパネルに使われており、こうした写真のセレクトは川崎フロンターレが意図したものではないかと思います。

■マリノス戦のジェジエウ選手
マリノス戦のジェジエウ選手

2022シーズンは、優勝した横浜F・マリノスを川崎フロンターレが追う形になりました。

後半戦のマリノスとの直接対決、勝利しなければかなり厳しくなる中、終了間際にジェジエウ選手が足をつりながらもゴールを決め、紙一重で希望がつながったシーンがありました。

上記はそのときの写真で、これも2022シーズンを象徴するものといえるでしょう。

■パリ・サンジェルマンとの親善試合
パリ・サンジェルマンとの親善試合

そして最後の1枚は、パリ・サンジェルマンとの親善試合の集合写真です。

メッシ、エムバペ、ネイマールら超ワールドクラスの選手らとの、貴重な対戦機会でした。

■メッシ選手のサイン入り風呂桶
メッシ選手のサイン入り風呂桶

■エムバペ選手のサイン入り風呂桶
エムバペ選手のサイン入り風呂桶

そういえば、年末年始に開催されていた2022川崎フロンターレ展では、メッシ選手、エムバペ選手にサインをもらった「風呂桶」も展示されていました。

よく見るとこの風呂桶は親善試合の特別仕様になっています。
こういうところ、しっかりしていますね。

■2023年ユニフォームのビジュアル
2023年のビジュアル

そして最後のパネルは、2023シーズンの選手ビジュアルです。

「過去を超える」ことをコンセプトにしたキャッチフレーズ「Exceed_」とともに、「最強のチャレンジャー」としての川崎フロンターレの中心選手6人の写真が掲載されています。

左から2017シーズンMVPの小林悠(こばやしゆう)選手、2018シーズンMVPの家長昭博(いえながあきひろ)選手、新キャプテンの橘田健人(たちばなだけんと)選手、副キャプテンの脇坂泰斗(わきざかやすと)選手、エースナンバー10番をつける大島僚太(おおしまりょうた)選手、カタールW杯代表の山根視来(やまねみき)選手です。

■東急武蔵小杉駅コンコース内「こすぎアイ」の広報ビジュアル 東急武蔵小杉駅「こすぎアイ」の川崎フロンターレ広報ビジュアル

■JR線側改札口の大島僚太選手
改札口の大島僚太選手

■こすぎコアパークの橘田健人選手
こすぎコアパークの橘田健人選手

こちらは、先日ご紹介した武蔵小杉駅周辺の川崎フロンターレ装飾(2023シーズン版)です。

こうした川崎市内の装飾も一通り更新されてきまして、開幕戦は今週末、2月17日(金)の横浜F・マリノス戦です。
チケットは完売しており、等々力陸上競技場が久々に全席で声出し応援となる予定です。

【関連リンク】
(2023シーズン関連)
2023/1/11エントリ 川崎フロンターレが2023必勝祈願・新年ご挨拶回りを3年ぶり実施、中原区内を小林・家長・大島・車屋ら各選手が回り橘田選手は「アボカド隊長」で登場
2023/1/21エントリ 川崎フロンターレの商店街タペストリーが2023シーズン版に更新、向河原~平間などで付け替え
2023/2/2エントリ 東急武蔵小杉駅構内と周辺・中原区役所の川崎フロンターレ装飾が2023シーズン版に更新、新キャプテン橘田健人や川崎復帰の宮代大聖も

(川崎駅北口関連)
2017/7/12エントリ JR川崎駅の大規模拡張事業が進行中。「中央北改札」が6月18日開業、北口通路・北改札は2018年3月開業予定
2018/2/17エントリ JR川崎駅に北改札・北口通路・駅ナカ「アトレ」が本日開業、川崎フロンターレ優勝メモリアル・2018シーズン全選手パネルを展示「フロンターレロード」も登場
2018/8/12エントリ JR川崎駅北口通路の「フロンターレロード」の全選手パネルが更新、新戦力の宮代大聖選手も登場
2019/2/21エントリ 2/23開幕戦「多摩川クラシコ」直前!JR川崎駅北口通路「フロンターレロード」のパネルが2019シーズン仕様に更新、新戦力含め全選手を紹介2020/3/16エントリ JR川崎駅北口通路の川崎フロンターレパネルが2020シーズン仕様に更新、クラブ23年のヒストリーを展示
2020/9/1エントリ 川崎駅北口通路に川崎フロンターレと市内U-12サッカークラブのユニフォームが一斉展示、FC中原・東住吉SCなど中原区の各クラブも登場
2020/12/4エントリ 川崎駅北口通路に「川崎フロンターレ優勝記念ストリート」が登場、歴代ユニフォーム・中村憲剛選手の18年ヒストリーと今季戦績を展示
2021/3/26エントリ 川崎駅北口通路の川崎フロンターレゾーンに川崎ブレイブサンダース天皇杯優勝祝賀展示が登場、コロナ禍の全選手応援メッセージも掲示
2022/1/29エントリ JR川崎駅北口通路の川崎フロンターレヒストリー展示が更新、田中碧ら海外移籍3選手の姿や2022新ユニフォームが追加
2022/2/10エントリ 川崎フロンターレの「26(フロ)周年」タペストリーが向河原・平間などに登場、武蔵小杉・等々力陸上競技場周辺に「多摩川クラシコ」タペストリーも
2022/4/27エントリ 布廃材の「さをり織り」アートが川崎駅から市内巡回展示へ、川崎フロンターレの旧タペストリーなどが素材として活用

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2023年
02月14日

向河原の路地裏で隠れ家ベーカリー「悠々閑々」が木金土のみ営業中、川崎市市民文化大使・EXILE松本利夫さんも紹介

向河原の路地裏に、隠れ家的なパン屋さん「悠々閑々(ゆうゆうかんかん)」があります。
今回は、同店の国産小麦のパンをご紹介したいと思います。

■「悠々閑々」のパン
悠々閑々のパン

■「みのや」前の「悠々閑々」への曲がり角(写真左)
みのや駅前の曲がり角

向河原の駅前から、南武沿線道路に向かって商店街「向河原商栄会」が広がっています。
写真左は向河原の老舗ベーカリー「小麦工房みのや」で、過去記事でご紹介しておりました。

今回ご紹介する「悠々閑々」は、この向かいの角を曲がった先にあります。

■「悠々閑々」の看板
「悠々閑々」の看板

悠々閑々の看板

「みのや」前の角を曲がると、「悠々閑々」の看板が見えてきます。
なお、後ほど店舗情報にも記載いたしますが、営業日(販売日)は木・金・土ですので、ご注意ください。

一応、本記事の掲載が火曜日の夜、多くの方は水曜日にお読みになったうえで翌日から3日間が営業日というタイミングにさせていただきました。

お店はご覧の通り、看板の先の、建物脇の道をこのまま進んでいきます。
一瞬このまま進むのをためらいますが、「お気軽にどうぞ」と看板にも書いてありますので大丈夫です。

■奥にある「悠々閑々」
「悠々閑々」の店舗

■パンのメニュー
メニュー

メニュー

細い道を進むと、「悠々閑々」があります。
カウンター窓口だけのこじんまりした店構えで、メニューが掲示されています。

メニューはパンのほか、ピザ、焼き菓子もありました。
パンはいずれも国産小麦で、店内で手作りされています。

写真を見ると、どれも美味しそうでした。

■呼び出しのベル
呼び出しのベル

お店の方はカウンターで常時待機されているわけではありませんので、お買い物の際はベルで呼びましょう。

看板にもある通り、「悠々閑々」のコンセプトは「パンdeコミュニケーション」です。
作る人と味わう人のつながりを大切にされているということで、気軽にお声がけしてみてください。

■りんごのシナモンロール(250円)
りんごのシナモンロール

■エピ(ベーコン)(230円)
ベーコンエピ

今回いただいたのは、「りんごのシナモンロール」と「エピ(ベーコン)」です。

「りんごのシナモンロール」は、シナモンがよく効いてりんごがたっぷり入っています。
りんごは酸味よりも、しっかり甘味のある仕上がりでした。

「エピ(ベーコン)」は、粗挽きコショウのアクセントがほどよく、しっかりした歯ごたえがあります。
お店のおススメでは、リベイク(水分が逃げないようトースターで温め直し)して召し上がっていただきたいということでした。

いずれもとても美味しく、他のパンも色々試してみたくなりました。

■EXILE松本利夫さん認定店のステッカー
松本利夫さん認定店

なお、弊紙が「悠々閑々」を知ったきっかけは、川崎市出身で「川崎市市民文化大使」をつとめえるEXILE松本利夫さん(川崎利夫さん)のYoutubeチャンネル「川崎応援プロジェクトMATSUぼっちIN THE HOUSE」の動画でした。

「川崎利夫」こと松本利夫さんが「悠々閑々」をアポなし訪問して召し上がっていたのも、ちょうど今回ご紹介した「りんごのシナモンロール」「エピ(ベーコン)」でした。

■「川崎応援プロジェクトMATSUぼっちIN THE HOUSE」


こちらが、「MATSUぼっちIN THE HOUSE」の動画です。

「悠々閑々」の部分にスタート地点を合わせてありますが、本サイトでもご紹介している「むかいがわら子ども食堂じぃーじぃーず」なども紹介されていますので、よろしければ全体もご覧になってみてください。

(たちばな)

■「悠々閑々(ゆうゆうかんかん)」の店舗情報
●所在地:川崎市中原区下沼部1749
●営業時間:11:00~16:00
●営業日:木・金・土のみ
●Instagram:https://www.instagram.com/yuyuandkankan/


■マップ


【関連リンク】
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2023年
02月13日

武蔵小杉から見える「白い煙突」の正体。建て替え工事中の川崎市ごみ処理施設「橘処理センター」

武蔵小杉から西方面に、白い煙突のようなものが見えていました。
これがかねてから気になっていたものですから、正体を確認しに行ってみました。

■武蔵小杉から西に見える「白い煙突」
武蔵小杉から西に見える煙突

武蔵小杉のタワーマンションなど、一定以上の高さから西を見ると、かねてからご覧のような白い煙突、あるいや搭のようなものが見えていました。

足元の部分は良く見えませんので、これが一体何なのか遠景ではわかりませんでした。

■尻手黒川道路から見上げた白い煙突
白い煙突

煙突に近づくには、尻手黒川道路をひたすら西に向かうのが良いようでした。

高津区に入り、2023/1/6エントリでご紹介した「梶ヶ谷貨物ターミナル」付近まで来ると、高台の住宅街の上に煙突が見えてきました。

■巨大な煙突と建設中の建造物
巨大な煙突と建設中の建造物

白い煙突と建設中の建造物

近づいてみると、白い煙突は想像以上に巨大なものでした。
また、あわせて大規模な建造物が建設中でした。

現地の掲示を確認すると、これは川崎市の廃棄物処理施設「橘処理センター」の建て替え工事でした。

工事に関するウェブサイトが開設されて、情報が公開されています。

従来の橘処理センターは、稼働から40年か経過して老朽化のため建て替えが必要となっていました。
同センターの焼却処理施設は2014年度末に、粗大ごみ処理施設は2015年度末で稼働休止しています。

現在は上記写真の通り、敷地の高低差を利用した造成地盤を設置して、限られた敷地を立体利用する工事が進められています。

この白い煙突の高さは、100mということでした。

武蔵小杉でいえば、北口の武蔵小杉タワープレイスとちょうど同じ高さです。

新たな橘処理センターは、ごみ焼却処理施設としては3炉で1日600トン、ミックスペーパー資源化処理施設としては2ラインで1日45トンの処理能力を有します。

■市民プラザ通り側の建物
市民プラザ側の建物

■隣の市民プラザ
隣の市民プラザ

この「橘処理センター」は、北側は「市民プラザ通り」に面し、隣は川崎市民プラザです。
市民プラザ通り沿いでは、建物の外壁も出来上がってきていました。

また、建て替えにより隣接する川崎市民プラザとは一体的な土地利用を行うものとしています。

■川崎市橘リサイクルコミュニティセンター
川崎市橘リサイクルコミュニティセンター

■「かわるん」の自動販売機
かわるんの自動販売機

また敷地内にでは、川崎市橘リサイクルコミュニティセンターが建て替え中も営業してきましたが、こちらも2022年度末(2023年3月末)で廃止されます。

こちらはどなたでも入館でき、リサイクル講座の開催やリサイクル品の回収、バザーなどのイベント開催を行ってきました。

リサイクル品の回収なども順次終了となりますが、本エントリに記録を残しておきたいと思います。

新たな橘処理センターは、2023年に完成、2024年にかけて試運転を行う工事日程となっています。

工事もこれから終盤に入り、完成の姿も見えてくるのではないでしょうか。

■近接するJR梶ヶ谷貨物ターミナル駅の空撮
梶ヶ谷貨物ターミナル駅の空撮
(撮影:northsan)

■川崎市のごみを運搬するコンテナ
川崎市のごみを運搬するコンテナ

なお、橘処理センター近くの梶ヶ谷貨物ターミナルからは、臨海部に川崎市のごみを輸送する「クリーンかわさき号」が運行されています。

詳細は関連リンクよりご参照ください。

■「橘処理センター」のマップ


【関連リンク】
橘処理センター建設工事 ウェブサイト
川崎市橘リサイクルコミュニティセンター ウェブサイト
川崎市民プラザ ウェブサイト
2018/6/27エントリ 武蔵小杉の地下を走る貨物線「武蔵野南線」に給電、上小田中の「梶ヶ谷変電所」で見る「金矢」の字
2018/9/11エントリ 武蔵小杉の地下を走る貨物線「武蔵野南線」探訪(2)「今井仲町立坑」 2023/1/6エントリ 武蔵小杉地下を走る「武蔵野南線」の「梶ヶ谷貨物ターミナル駅」探訪、川崎市のごみを運搬「クリーンかわさき号」も運行

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2023年
02月12日

アートフェス「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」2Days開催レポート:フィナーレのゲーフラパフォーマンスに盛り上がり

来場者参加型のアートフェス「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」が、2月11日・12日の2日間にわたって開催され、終幕しました。

昨日はこのうち、地元アーティストと住民共創の仕掛本「シン・マルコちん」の配布についてご紹介をさせていただきました。

本日は2日間のステージプログラムとワークショップのレポートを、すべてはご紹介しきれませんがお届けしたいと思います。

フィナーレ


■ステージプログラム「和太鼓祗園」
和太鼓祗園

和太鼓祗園

和太鼓祗園

和太鼓祗園

和太鼓祗園

和太鼓祗園

最初にご紹介するのは、中原区で活動する和太鼓グループ「和太鼓祗園」です。
子どもから大人まで、幅広い年代で活動しています。

楽しそうに太鼓を打つ子どもたちも、パワフルな大人たちの太鼓もどちらも素敵でした。

先月、NEC玉川ルネサンスシティホールで開催された「In Unity2023」にも出演していましたので、弊紙でもご紹介したばかりです。

■「紙芝居屋ゆうことぴっぴ」
紙芝居屋ゆうことぴっぴ

続いて、中原区を中心にご家族で紙芝居活動をされている「紙芝居屋ゆうことぴっぴ」です。

来場者参加型で、見るだけでなく楽しい演出が盛り込まれています。

今回はおみくじが登場して、「大吉」を引きたいのですが…。
観客席から子どもたちにステージに上がってもらって、引いてもらいます。

■「大成功」
紙芝居屋ゆうことぴっぴ

■「大人気」
紙芝居屋ゆうことぴっぴ

■「大丈夫」
紙芝居屋ゆうことぴっぴ

■「大盛」
紙芝居屋ゆうことぴっぴ

出てきたおみくじは、「大成功」「大人気」「大丈夫」「大盛」などでした。
意外な展開です。

■紙芝居本編
紙芝居屋ゆうことぴっぴ

紙芝居本編は、主人公のうさおくんが、風船で飛んできたお手紙を拾うお話でした。
中には種がはいっていて、これを植えてほしいということなのですが、果たしてどうなるでしょうか。

ストーリーは、ご覧になったときのお楽しみにしておきましょう。

■「武蔵小杉ファミリーウィンドオーケストラ」
武蔵小杉ファミリーウィンドオーケストラ

武蔵小杉ファミリーウィンドオーケストラ

武蔵小杉ファミリーウィンドオーケストラ

武蔵小杉ファミリーウィンドオーケストラ

2日目の冒頭には、「武蔵小杉ファミリーウィンドオーケストラ」が出演しました。

吹奏楽が好きな子育て世代の皆さんが、子どもたちを蚊帳の外にせず、一緒に練習・演奏をするグループです。

今回の「コスギアート・ラ・ファブリカ」でも、子どもたちもステージに座って、あるいは一緒に演奏に加わったりお手伝いをして演奏をしていました。

■幕間に登場「OTM≒15」
オタマトーン

オタマトーン

1日目のステージの幕間には、「OTM≒15」が登場して、SNSで海外でも話題になった楽器「オタマトーン」などの演奏をしてくれました。

こうしたちょっと楽しい企画が挟んであったのも良かったと思います。

■「ユキノ フラ スタジオ リノハナ」
ユキノフラスタジオリノハナ

ユキノフラスタジオリノハナ

ユキノフラスタジオリノハナ

「ユキノ フラ スタジオ リノハナ」は、武蔵小杉で活動するフラダンス教室です。
心落ち着くような、優美な踊りが印象に残りました。

■「フラ レイ マカマエ」のフラダンス体験
フラダンス体験

フラダンス体験

フラダンス体験 

「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」では、フラダンス体験のワークショップも開催されました。

上記は1日目の「フラ レイ マカマエ」のフラダンス体験です。
さきほどご紹介した「ユキノ フラ スタジオ リノハナ」も、2日目に体験ワークショップを開催していました。

■アート体験「オリジナルぬりえ&ハンドマッサージ」
オリジナルぬりえ&ハンドマッサージ

ハンドマッサージ

■「かわさき折り紙」を使ったバレンタインカード・冠・ハガキ作り
かわさき折り紙

かわさき折り紙

また、「コスギアート・ラ・ファブリカ」では多くのアート体験もありました。

ぬりえ、フィンガーペイント、バルーンアートや、「かわさき折り紙」を使ったバレンタインカード・冠・ハガキ作りなど、多くのご家族が楽しんでいました。

■占いコーナー
占いコーナー

占いコーナー

また中原市民館2階ホール前には、2日間にわたって占いコーナーが常設されていました。

手相やカードなどアプローチはそれぞれありますが、こちらは大人の方に人気で、最終日も終了ぎりぎりまで占い相談をされている方がいらっしゃいました。

■「SDGsカフェ」のカードゲーム
SDGsカフェ

SDGsカフェ

SDGsカフェ

SDGsカフェ

SDGsカフェ

こちらは、中原区の哲学カフェ「ナカテツ」による「SDGsカフェ」です。
このときは「SDGs」を学ぶカードゲームを行っていました。

配られたカードはそれぞれSDGsにつながるさまざまなプロジェクトが書いてありますが、このプロジェクトを実行するためにはお金や時間がかかります。

限られたリソースを、参加者の皆さんで交換したり補いあってプロジェクトを実行し、世界の状況を変えていくゲームになっています。

「世界の状況」は「経済」「環境」「社会」の3つのパラメーターで表現され、それぞれ「あちらを立てるとこちらが立たず…」でバランスが重要になってきます。

実際の世界にも当てはまるSDGsの進め方の難しさを、ゲームで楽しみながら学べるというわけです。

■フィナーレで作るゲーフラ作り体験
ゲーフラ作り体験

ゲーフラ作り体験

ゲーフラ作り体験

ゲーフラ作り体験

さて、こちらはフィナーレで使うゲーフラ作り体験です。
ゲーフラとはゲートフラッグのことで、サッカーの応援などでよく使われます。

カラフルな絵の具を使って、ご覧のようなゲーフラが出来上がります。

■ステージプログラムのトリ「nice and suunydays」
ナイトアンドサニーデイ

■ゲーフラを持って集まった皆さん
ゲーフラを持って集まった皆さん

ステージプログラム2日目の最後は、ジャマイカンスカ(ジャマイカ発のポピュラー音楽)の「nice and sunnydays」です。

その演奏が終わると、そのままフィナーレが始まりました。

■フィナーレのゲーフラパフォーマンス
フィナーレ

フィナーレは、先ほどご紹介した「ゲーフラ作り体験」で作ったゲーフラを持ち寄ってのパフォーマンスです。

「nice and sunnydays」のメンバーがそのままステージに残り、ゲーフラを持った人をひとりずつステージに呼んで、Jリーグの応援のようにコールをしてくれるという趣向です。

上記写真は「和太鼓祗園」のゲーフラです。

■「TETSU AND KOTA」
フィナーレ

■「いちごしかかたん!」
フィナーレ

■「もうすぐ2ねん生」
フィナーレ

このゲーフラは、「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」参加団体が多くつくられていましたが、どなたでも作ることができました。

「もうすぐ2ねん生」など、新年度への期待をこめたメッセージもあり、会場の皆さんからも温かい応援が寄せられました。

■「和太鼓颯」
フィナーレ

■「フラ レイ マカマエ」
フィナーレ

■「ゆうことぴっぴ」
フィナーレ

■「D.M.C.ダンスカンパニー」
フィナーレ

■「まちのひろば」
フィナーレ

■「木月住吉町ドッチボール部」
フィナーレ

■「Dance Art Studio K」
フィナーレ

■「ぐるーぷ琴音人」
フィナーレ

■「サノマキコ」
フィナーレ

■「シン・マルコ」
フィナーレ

ゲーフラのうち、「サノマキコ」さんは、今回配布された仕掛本「シン・マルコちん」のイラストレーターですね。
(※ゲーフラを持っているのはご本人ではありません)

詳細は関連リンクより昨日のエントリをご参照ください。

■みんなでジャンプしてフィナーレ
フィナーレ

最後は、みんなでジャンプして終了です。

2日間、多彩な企画に多くの方が集まり、アートやダンスなどの体験を楽しみました。

昨年は中原市民館が新型コロナウイルスワクチンの接種会場になっていたこともあり、限定的な開催となりましたが、今年は久々にフルに活用しての開催となりました。

参加団体も長く活動制限をしていたところも多く、こうしたイベント参加も徐々に復活してきたところではないでしょうか。

また今後、アートに限らずさまざまな体験型のイベントが楽しめる環境になっていくとよいと思います。

■「コスギアート・ラ・ファブリカ」実行委員会を引っ張るきゃさりんさん
きゃさりんさん

(はつしも)

【関連リンク】
シン・マルコちん(STREET STORIES)ウェブサイト
コスギアート・ラ・ファブリカ ウェブサイト
コスギアート・ラ・ファブリカ facebookページ
Street Stories(シン・マルコちん)ウェブサイト
2019/9/11エントリ 武蔵小杉のアートの祭典「コスギアート ラ・ファブリカ」が9月16日(月祝)に中原市民館で初開催、多彩なワークショップが無料で展開
2019/9/16エントリ 武蔵小杉のアートの祭典「コスギアート ラ・ファブリカ」初開催レポート:中原市民館の体験型企画に賑わい
2020/9/6エントリ 武蔵小杉のアートフェス「コスギアート ラ・ファブリカ」が9/20・21開催、コロナに負けず「おもしろマスク作り」など体験型企画満載
2020/9/20エントリ 武蔵小杉のアートフェス「コスギアート ラ・ファブリカ2020」初日レポート:西中原中合唱部特別出演、9/21まで中原市民館でワークショップ開催
2020/9/21エントリ 武蔵小杉のアートフェス「コスギアート ラ・ファブリカ2020」最終日レポート:D.M.C.ダンスカンパニー好演、おもしろマスク作りなどワークショップにも賑わい
2021/9/17エントリ 中原平和公園野外音楽堂で体験型アートフェス「街ナカアート2021」が10月2日初開催、コロナ禍に文化芸術活動で人をつなぐ 2021/10/2エントリ アートフェス「街ナカアート2021」が中原平和公園で初開催、多彩なパフォーマンスや体験型ワークショップに笑顔
2021/10/8エントリ 野外アートフェス「街ナカアート2021」が翌日に「お片付けイベント」を開催、インスタレーションの竹材再利用し弓矢づくりワークショップに
2021/12/11エントリ 「コスギアート・ラ・ファブリカ」が女性の人権をテーマに一人芝居「橋」を川崎市国際交流センターで12月25日上演
2022/2/13エントリ 武蔵小杉のアートフェス「コスギアート・ ラ・ファブリカ2022」開催レポート:「紙芝居ゆうことぴっぴ」など好演、昭和テイストの参加型ステージにSDGsアートも2022/10/30エントリ アートで楽しくつながる「街ナカアート2022」がこども食堂フォーラム内で中原平和公園開催、参加型企画やダンス体験などが人気に
2023/2/8エントリ 「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」が2月11・12日に中原市民館で開催、地元アーティストと住民共創の絵本「シン・マルコちん」も無料配布
2023/2/11エントリ 中原市民館で開幕「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」で地元アーティストと住民共創の仕掛け本「シン・マルコちん」が人気に、LINE連動ミッションで交流促進も

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2023年
02月11日

中原市民館で開幕「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」で地元アーティストと住民共創の仕掛け本「シン・マルコちん」が人気に、LINE連動ミッションで交流促進も

来場者参加型のアートフェス「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」が本日2月11日(土)に中原市民館でスタートしました。

本イベントは「はじけるアート コスギ!」を合言葉に、音楽やダンス、演劇、美術など多彩なパフォーマンスとワークショップを2月12日(日)までの2日間にわたって実施します。

今回は地元アーティスト「Ash」さん・イラストレーター「サノマキコ」さんと地域住民の皆さん共創による絵本「シン・マルコちん」も会場で配布され、たいへん人気を集めていました。

本エントリでは、「シン・マルコちん」を中心にご紹介したいと思います。

■「シン・マルコちん」作者の「Ash(アッシュ)さん」
シン・マルコちん

■「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」会場の中原市民館
中原市民館

「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」会場の中原市民館は、東急武蔵小杉駅東口駅前の「パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー」の低層部1~2階に併設されています。

昨年は新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場となっていたこともあり、「コスギアート・ラ・ファブリカ」は部分的な開催となりましたが、今年は全館を活用しての開催が実現しました。

■地元アーティストと住民共創作品「シン・マルコちん」
1階のシン・マルコちん配布コーナー

■「シン・マルコちん」
シン・マルコちん

1階入口正面に配置されていたのが、新丸子を題材にしたアート本「シン・マルコちん」の無料配布コーナーです。

これは川崎市の文化芸術によるまちづくり事業「アート・フォー・オール」のモデル事業としてて実施されたもので、地元在住のアーティスト「Ash」さん、イラストレーターの「サノマキコ」さん、そしてワークショップ参加した地域住民の皆さんが共創した作品です。

■ストーリーテラーの地元アーティスト「Ash(アッシュ)」さん
アーティストのAshさん

「シン・マルコちん」の共創プロセスについては、2023/2/8エントリでもご紹介しておりました。

本作品の作者(ストーリーテラー)は俳優・琵琶奏者など多方面で活躍されている地元在住の「Ash(アッシュ)」さんです。
また挿絵は同じく地元イラストレーターのサノマキコさんが描かれていますが、お二人だけでなく、地域住民の皆さんと一緒に共創されたというのが特徴です。

■昨年12月に開催されたワークショップ
物語作りのワークショップ

■住民の皆さんが物語作りに参加
 物語作りのワークショップ

こちらは、昨年12月に新丸子で開催された物語創作のワークショップの様子です。

Ashさんが講師となり、参加者が「新丸子のお気に入りの場所」「気になる場所」を持ち寄り、グループごとに登場人物になりきってその場所について語り、さらに年明けには参加者で実際に現地を訪問しました。

ワークショップで参加者の皆さんから集まった物語をもとに、Ashさんが物語を構成し、サノマキコさんがイラストを描きくことで、新丸子の物語「シン・マルコちん」が完成しました。

■ワークショップに参加した「シン・マルコの住民」の証のバッジ
バッジ

ワークショップ参加者の方は、「シン・マルコちん」の物語を紡いだ「まちの住民」の証として、こちらのバッジをつけています。

バッジを付けた方はまちの案内人としての役割も果たすということですので、見かけたら声をかけてみてください。

■完成した「シン・マルコちん」
シン・マルコちん

■12か月で構成された物語
12か月で構成された物語

■月ごとに課題が設定
月ごとに課題が設定

「シン・マルコちん」は、新丸子の街をテーマにした12か月の物語が描かれています。
これを普通に読むだけでも物語として楽しめるのですが、単なる読み物としてだけではなく、本を片手に街を歩き、街の発見や出会いを楽しんでいけるような工夫が凝らされています。

毎月「ちょっとしたミッション」が設定されていて、それをクリアしながら楽しめるようになっています。
また見開きの左ページはカレンダーになっていますので、1年間を通して手帳のように携帯しながら新丸子の街歩きを楽しむことができます。

■「シン・マルコちん」公式LINEシン・マルコちん公式LINE

■LINEオープンチャット「マルコのひろば」
 グループチャット「マルコのひろば」
※ミッションの部分は加工してあります。

また「シン・マルコちん」は、スマートフォンを中心に普及するコミュニケーションアプリ「LINE」を活用し、参加者「シン・マルコの住民」の皆さんで交流を促進する仕掛けになっています。

まず「シン・マルコちん」の冊子内に、公式LINEとお友達になれるQRコードが掲載されています。
公式LINEでは、「シン・マルコちん」に関するご案内が配信されます。

そして、さらに公式LINE内や、今回の「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」会場で、オープンチャット「マルコのひろば」への登録案内があります。

「マルコのひろば」は、「シン・マルコ」の住民登録のようなものです。
このープンチャット内で「シン・マルコちん」の本の中で出てくる「ちょっとしたミッション」を共有して、まちの住民同士で交流ができるようになっています。

また、このミッションをクリアしていくと、ある月では新丸子の和菓子屋さんでささやかなプレゼントがもらえるとか。

そんな楽しみも仕掛けられています。

■ハッシュタグ「#シン・マルコちん」
シン・マルコちんのタグ

なお、SNS等で投稿をされる際は、ハッシュタグ「#シン・マルコちん」が推奨されていました。

「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」にはフォトスポットが設置(前掲のAshさんの写真)されていますので、とりあえずそこで撮影しておきましょう。

■サノマキコさんの作品展示
サノマキコさん

サノマキコさんの作品展示

中原市民館1階のギャラリーでは、「シン・マルコちん」のイラストレーター・サノマキコさんの作品も展示されています。

こちらもあわせてご覧ください。

■新丸子を題材にした本「シン・マルコちん」
シン・マルコちん

シン・マルコちん

また、前回お伝えした通り、「シン・マルコちん」配布会場ではサノマキコさんの似顔絵屋さんも実施しています。

12日(日)の「コスギアート・ラ・ファブリカ」は17:30クローズですが、「シン・マルコちん」の配布は16:00まで、またサノマキコさんの似顔絵屋さんは14:30まで(定員到達次第受付終了)となりますので、ご注意ください。

■「シン・マルコちん」関連企画(アート・フォー・オール推進モデル事業)
サノマキコの似顔絵屋さん ワークショップ 

●主催 イラストレーター サノマキコ
●会場 1F EVホール
●価格 500円〜
●所要時間 約15分〜20分
●定員数 制作可能人数に達し次第終了
●開催時間 10:00〜(休憩有)最長14:30まで

また、明日ご参加される方のために、2月12日(日)のみのイベント情報を下記に再掲しておきますので、ご活用ください。



■「コスギアート ラ・ファブリカ2023(Kosugiart La Fabbrica)」
コスギアート・ラ・ファブリカ
※コスギアート・ラ・ファブリカ実行委員会提供、以下同じ

■「コスギアート ラ・ファブリカ2023(Kosugiart La Fabbrica)」の開催概要
日時 ●2月11日(土)10:00~20:00(18:00~有料演劇公演有)
●2月12日(日)10:00~17:30
会場 中原市民館【アクセス
入場料 無料
内容 参加型アートフェス
注意事項 感染症防止対策等につきましては、公式ウェブサイトをご参照ください。
主催 コスギアート ラ・ファブリカ実行委員会
後援 「音楽のまち・かわさき」推進協議会/公益財団法人かわさき市民活動センター
Web ●ウェブサイト
●facebookページ
●シン・マルコちん(STREET STORIES)ウェブサイト

■2月12日(日)のホールステージ
10:30-11:00 武蔵小杉ファミリーウィンドオーケストラ
武蔵小杉ファミリーウィンドオーケストラ

吹奏楽が大好きな子育てファミリーを中心としたサークルです。皆で楽しくをモットーに活動をしています。
11:15-11:45 ユキノ フラ スタジオ リノハナ


武蔵小杉で活動しているフラダンス教室です。アロハの心を大切に楽しく本格的なフラが学べる教室です。
12:15-12:45 D.M.C.ダンスカンパニー


中原区で子供中心に活動するモダン、コンテンポラリーダンスカンパニーです。
13:00-13:30 野川种太鼓


私たちは野川中学校支援級を卒業し、太鼓好きが集まって作ったグループです。これからも練習頑張ります。
13:40-14:10 petit chou


ダンサーの上野可南子と横井樹らら、制作/プロデュース担当の神林遥を中心としたダンスユニット。
13:40-14:10 ぐるーぷ「琴音人」


幅広い世代で、楽しく箏(おこと)を合奏するグループです。伝統の音色で、現代曲や皆様ご存じの曲も奏でます!
15:10-15:40 和太鼓 颯


川崎富士見中で練習している和太鼓チームです。コロナ禍ですが昨年は稲毛神社で奉納太鼓を叩く事が出来ました。
15:50-16:20 Danae Art Studio K


今回初めての舞台のメンバーがいます。 ハラハラドキドキですが、経験のあるメンバーと楽しく踊ります。
16:30-17:00 nice and sunnydays


どことなく情緒を感じさせ、あたたかく響くジャマイカ発のオーセンティックスカやロックステディをお楽しみください!
17:00 フィナーレ


制作した”オリジナルフラッグ”を掲げて イベントフィナーレで一緒に盛り上がろう!
ワークショップで作ったオリジナルのフラッグに書かれた名前で”応援コール” してもらえちゃうよ! みんなの素敵なフラッグを持って12日のフィナーレに参加してね。


■2月12日(日)のワークショップ
ストレッチ体験 ワークショップ

ちょっと痛いけどつまんで揉んで ボールでコロコロストレッチ。10名までマットあります。 マットなしでも良ければ12名まで参加可能。

●主催 Danae Art Studio K
●会場 体育室
●価格 無料
●所要時間 1回/30〜40分
●定員数 10~12名
●開催時間 11:30〜
フラダンス体験 ワークショップ

武蔵小杉で活動しているフラダンス教室です。アロハの心を大切に楽しく本格的なフラが学べる教室です。

●主催 ユキノ フラ スタジオリノハナ
●会場 体育室
●価格 無料
●所要時間 (1回/60分)
●定員数 –
●開催時間 14:00〜
バレンタインカード・冠・ハガキ作り ワークショップ

かわさき折り紙を使い3つの作品を作ります。子どもも大人も自由に色あそびを楽しんでください!

●主催 かわさき色ものがたり
●会場 第2会議室
●価格 100円(3つセットで)
●所要時間 –
●定員数 –
●開催時間 10時~15時
SDGsカフェカワテツ ワークショップ
ワークショップ

【午前の部】カードゲームで知ろう「2030SDGs」 ~世界で30万人が体験、国連でも開催!SDGsの本質を体感的に楽しく理解する~
【午後の部】楽しく哲学カフェ~気候変動って~(ハイブリッド開催)

●主催 川崎市の哲学カフェおおきな木おうち哲カフェ
●会場 料理室
●価格 午前の部:無料 午後の部:500円
●所要時間 –
●定員数 各20名
●開催時間 午前の部①10:30~12:30 午後の部②13:30~15:30

■2月11日(土)12日(日)両日開催のワークショップ
伝統楽器、箏(おこと)の演奏体験 ワークショップ

短時間でもメロディーを奏でることができますよ(^^♪

●主催 ぐるーぷ「琴音人」
●会場 音楽室
●価格 500円(教材費)
●所要時間 1回/50分
●定員数 各回先着6名
●開催時間 11日 / 11:00〜 12日 / 15:30〜
占い姉妹 ワークショップ

占い姉妹(ユニット名)叶佳&彩江 占い、お悩み相談又は開運法伝授。 手相、カード、気学、算命学で占います。

●主催 叶佳&彩江
●会場 ホワイエ
●価格 500円/10分
●所要時間 (1回/60分)
●定員数 –
●開催時間 11日 / 10:00〜17:00 12日 / 10:00〜16:00 (12日は休憩有)
Z aYaさんの遊び場 ワークショップ

太極からのメッセージを易カードを使ってお伝えします。 他、作品展あり。
●主催 Z aYa
●会場 ホワイエ
●価格 自由料金(投げ銭制)
●所要時間 お一人/15分~20分
●定員数 –
●開催時間 11日 /10:00〜17:00 12日 /10:00〜16:00
中原ドリームアップ応援隊 ワークショップ

活動上のお悩みごと相談や、新規活動立ち上げの支援ほか、貴方のやりたい!を応援します。アンケートへのご協力もお願いいたします。

●主催 中原ドリームアップ応援隊
●会場 ホワイエ
●価格 無料
●所要時間 –
●定員数 –
●開催時間 10:00〜16:00
かわさき色ものがたり ワークショップ

川崎をイメージした20色の「かわさき折り紙」を使い、切り紙絵、ちぎり絵などで思い思いのアートを楽しみ、ポストカード、イベントカード、季節作品を作るワークショップ「かわさき色あそび」を開催。またアンケートで川崎市7区のイメージカラーを探す活動などを展開しているグループです。

●主催 かわさき色ものがたり
●会場 1Fギャラリー 作品展示
●価格 無料
ハンガーアート ワークショップ

アート講師として長年フリースペースやこども文化センターなどで活動。 針金ハンガーと余り毛糸を使ったリサイクルアート「ハンガーアート」を創出し、子どもから大人まで誰でも楽しめる新しい工作の普及に努めています。

●主催 有北いくこ
●会場 1Fギャラリー 作品展示
●価格 無料

【関連リンク】
シン・マルコちん(STREET STORIES)ウェブサイト
コスギアート・ラ・ファブリカ ウェブサイト
コスギアート・ラ・ファブリカ facebookページ
Street Stories(シン・マルコちん)ウェブサイト
2019/9/11エントリ 武蔵小杉のアートの祭典「コスギアート ラ・ファブリカ」が9月16日(月祝)に中原市民館で初開催、多彩なワークショップが無料で展開
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2021/12/11エントリ 「コスギアート・ラ・ファブリカ」が女性の人権をテーマに一人芝居「橋」を川崎市国際交流センターで12月25日上演
2022/2/13エントリ 武蔵小杉のアートフェス「コスギアート・ ラ・ファブリカ2022」開催レポート:「紙芝居ゆうことぴっぴ」など好演、昭和テイストの参加型ステージにSDGsアートも2022/10/30エントリ アートで楽しくつながる「街ナカアート2022」がこども食堂フォーラム内で中原平和公園開催、参加型企画やダンス体験などが人気に
2023/2/8エントリ 「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」が2月11・12日に中原市民館で開催、地元アーティストと住民共創の絵本「シン・マルコちん」も無料配布

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2023年
02月10日

江川せせらぎ遊歩道で紅梅が見頃に、河津桜・ソメイヨシノに続く花咲く季節がスタート

江川せせらぎ遊歩道で、梅の花が見頃を迎えていました。
お散歩しながら、写真撮影をする方が多く見受けられました。



■江川せせらぎ遊歩道
江川せせらぎ遊歩道

江川せせらぎ遊歩道は、中原区と高津区の境界付近に整備された親水遊歩道です。

計画段階から市民の意見を取り入れるパートナーシップ事業として2003年に完成し、 地域の協力により維持・管理が続けられてきました。

等々力水処理センターによる高度処理水を活用した綺麗な水辺に加えて、遊歩道沿いで地域の皆さんが手入れする植物もみどころとなっています。

■見ごろを迎えた紅梅
江川せせらぎ遊歩道の紅梅

梅の木が植えられているのは、江川せせらぎ遊歩道のうち尻手黒川道路寄り、井田中ノ町6丁目付近です。
詳細はエントリ末尾のマップもご参照ください。

■鮮やかな紅梅
鮮やかな紅梅

鮮やかな紅梅

開花していたのはご覧の通り、朱色が鮮やかな紅梅でした。
ソメイヨシノ同様、青空によく映えますね。

■つぼみもまだ残っていた紅梅
鮮やかな紅梅

鮮やかな紅梅

鮮やかな紅梅

撮影は2月5日ですが、この時点でまだつぼみが残っていました。
そのため、まだ今週末も引き続き見頃かと思います。

■「18才と81歳の違い」
18歳と81歳の違い

紅梅ゾーンは、2023/2/3エントリでご紹介した、「18才と81才の違い」掲示ゾーンのすぐ近くです。

あわせてお散歩で巡ってみるのもよいでしょう。

■江川せせらぎ遊歩道・尻手黒川道路北側の河津桜(2021年)
江川せせらぎ遊歩道の河津桜

また、2月も下旬になると、江川せせらぎ遊歩道のこの周辺エリアでは河津桜も見頃を迎えます。

梅の花がおわったあとは、また引き続き春まで楽しめる季節が続きます。


■江川せせらぎ遊歩道 紅梅ゾーンのマップ


【関連リンク】
川崎市上下水道局 江川せせらぎ遊歩道
2021/2/28エントリ 江川せせらぎ遊歩道・高度処理水停止中の川底から見た、美しい河津桜
2022/5/4エントリ 「こどもの日」迎え江川せせらぎ遊歩道にこいのぼりが2年連続登場、獣医師監修「カルガモみまもり」啓発絵本も地域住民が製作
2022/6/8エントリ 江川せせらぎ遊歩道のアーティチョークが開花、つぼみから開花までの1か月を定点観測
2022/6/12エントリ 江川せせらぎ遊歩道に多種のアジサイが開花、6月下旬以降に挿し穂のプレゼントも
2023/1/19エントリ 江川せせらぎ遊歩道の年始にお正月の寄せ植えが登場、「松竹梅」に鶴が舞いおめでたい仕上がり
2023/2/3エントリ 江川せせらぎ遊歩道に「18才と81才の違い」川柳が掲示、SNS等で拡散「笑点」大喜利を元ネタに

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2023年
02月09日

川崎フロンターレと健康増進「明治安田生命Jリーグウォーキングin等々力緑地」開催、アプリでJクラブ&個人ランキング競争も

明治安田生命では、Jリーグ・クラブとタイアップした「明治安田生命Jリーグウォーキング」を継続的に開催しています。

これは「みんなの健活プロジェクト」「地域の元気プロジェクト」と題し、各クラブのホームタウンの皆さんがJクラブ選手らと楽しみながら一緒に歩くことで、健康づくりを応援するプロジェクトです。

2023年1月28日には、川崎フロンターレとタイアップした「明治安田Jリーグウォーキングin等々力緑地」が開催されました。
クラブOBで「クラブ特命大使」の中西哲生さんが登場し、地域の皆さんと等々力緑地の外周を1周しました。

■「明治安田生命Jリーグウォーキングin等々力緑地」の中西哲生さんとふろん太君
明治安田生命Jリーグウォーキングin等々力緑地

みんなの健活プロジェクト

本イベントは、等々力陸上競技場近くの「くすのき広場」がスタート地点となりました。

冒頭は川崎フロンターレクラブ特命大使の中西哲生のオープニングトークと、グッズ抽選会です。

中西哲生さんは、川崎フロンターレ草創期の1997年に加入しました。
主に守備的なポジションで活躍し、1999年には主将をつとめてJ1昇格に貢献したのち、2000年に引退しています。

2007年からは川崎フロンターレの広報・普及活動を行う「クラブ特命大使」に任命され、本サイトでご紹介するホームゲームイベントにも多数登場してきました。

■ふろん太君と明治安田生命のマスコット「うさりん」
うさりん

■明治安田生命の「かんたん保険シリーズ ライト!」のマスコット「ライト!くん」
ライト!くん

また本イベントには、川崎フロンターレの「ふろん太」君のほか、明治安田生命のマスコット「うさりん」、「ライト!くん」も参加していました。

「うさりん」は、耳を縮めたり伸ばしたりするのが癖で、これは「医療費と補償額をぴったりさせる」ことを示しているのだそうです。

「ライト!くん」は、保険に関心がない若者やよく理解していない人に興味を持ってもらうために生まれてきました。
おしりが光るのが特徴で、実は空を飛べるのだそうです。

■「みんなの健活体操 with Jリーグ」
みんんなの健活体操withJリーグ

みんんなの健活体操withJリーグ

みんなの健活体操withJリーグ

ウォーキングの前には、「みんなの健活体操 with Jリーグ」です。

この体操は、ブラジル体操をもとに無理なく続けられるように開発されています。
体をリズミカルに動かしながら、体全体を適度にストレッチできます。

明治安田生命によると、「筋肉の協調性やバランスを高め、関節の可動域を広げられるため、運動前の準備体操に最適」で、パフォーマンスの向上はもちろん、ケガをしにくい状態へと体を整えられるということです。

■キックのモーション
みんんなの健活体操withJリーグ

キックのモーション

「みんなの健活体操 with Jリーグ」には、Jリーグコラボらしくキックのモーションがあります。

ここでは足を交互に振り上げることで、股関節の柔軟性向上に加え、体幹部をひねることで背中・腰の柔軟性向上が期待できるということです。

「うさりん」はさすがにできませんが、ふろん太君もしっかり得意のキックモーションをしていました。

■「みんなの健活体操 with Jリーグ」紹介動画


この体操は、明治安田生命公式Youtubeチャンネルに動画が公開されていますので、ご参照ください。

どなたでも気軽にできる体操になっていると思います。

■等々力緑地外周3kmをウォーキング
ウォーキングスタート

ウォーキングスタート

ウォーキングスタート

体操で十分身体をほぐしたら、ウォーキングスタートです。
コースは等々力緑地外周で、約3kmのルートになっています。

中西哲生さんを先頭に、好天のもと歩くのは気持ちよさそうでした。

■血管年齢測定コーナー
健康チェックブース

本イベントには参加賞としてショルダーボトルホルダー、完歩賞としてオリジナル缶バッジがプレゼントされます。

またスタート地点では「健活コーナー」として血管年齢測定もできました。

参加費無料(定員200名)でプレゼントもいただきつつ、楽しんで健康増進・健康チェックできますので、休日の午前中に参加するには良いイベントだったのではないでしょうか。

今後もまた開催される時があると思いますので、イベントレポートとして記録に残しておきます。



■「Jリーグウォーキング」アプリ「クラブランキング」
Jリーグウォーキングアプリ

■同じく「個人ランキング」
Jリーグウォーキングアプリ 

また、明治安田生命では、「Jリーグウォーキングアプリ」も提供しています。

このアプリでは参加者が所属クラブを登録して、Jクラブ間での「クラブランキング」と、登録クラブ内での「個人ランキング競争」ができます。

「クラブランキング」は、バトルモードとしてJリーグのシーズンに合わせてイベントが開催されます。

2022シーズン後半戦終了時点において、川崎フロンターレは9位でした。

クラブランキングで上位になったクラブには、明治安田生命とJリーグから活動支援が行われるということです。

ウォーキングを楽しむツールのひとつとして、活用してみるのも良いでしょう。

【関連リンク】
明治安田生命Jリーグウォーキング ウェブサイト
※Jリーグウォーキングアプリの説明もあります。
明治安田生命 みんなの健活体操 with Jリーグ
明治安田生命 うさりん&かめろんハウスにようこそ!
明治安田生命 かんたん保険シリーズライト! ライト!くん図鑑

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2023年
02月08日

「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」が2月11・12日に中原市民館で開催、地元アーティストと住民共創の絵本「シン・マルコちん」も無料配布

来場者参加型のアートイベント「コスギアート ラ・ファブリカ2023」が、2月11日(土)、12日(日)に中原市民館全館で開催されます。

本イベントは「はじけるアート コスギ!」を合言葉に、音楽やダンス、演劇、美術など多彩なパフォーマンスとワークショップを2日間にわたって実施します。

どなたでも楽しむことができ、フィナーレでは皆さんで作った「ゲーフラ(ゲートフラッグ)」を手に参加型で盛り上がります。

また今回は地元アーティスト「Ash」さん・イラストレーター「サノマキコ」さんと地域住民の皆さん共創による絵本「シン・マルコちん」もお披露目され、会場で配布される予定です。



■「コスギアート ラ・ファブリカ2023(Kosugiart La Fabbrica)」
コスギアート・ラ・ファブリカ
※コスギアート・ラ・ファブリカ実行委員会提供、以下同じ

■「コスギアート ラ・ファブリカ2023(Kosugiart La Fabbrica)」の開催概要
日時 ●2月11日(土)10:00~20:00(18:00~有料演劇公演有)
●2月12日(日)10:00~17:30
会場 中原市民館【アクセス
入場料 無料
内容 参加型アートフェス
注意事項 感染症防止対策等につきましては、公式ウェブサイトをご参照ください。
主催 コスギアート ラ・ファブリカ実行委員会
後援 「音楽のまち・かわさき」推進協議会/公益財団法人かわさき市民活動センター
Web ●ウェブサイト
●facebookページ

「ラ・ファブリカ」とは、イタリア語・スペイン語で「工場」を意味し、「武蔵小杉で芸術文化を創造する」コンセプトがイベント名称になっています。
武蔵小杉周辺で文化芸術関連の活動を続ける市民団体や個人が実行委員の中心となり、企画運営されています。

昨年の「コスギアート ラ・ファブリカ2022」は、会場の都合によりホールとギャラリーの2か所での限定開催となりましたが、今年は全館開催です。

2日にわたってホールでのステージプログラムと、中原市民館各所でのワークショップが実施されます。

■2月11日(土)のホールステージ
10:00-10:30 フラ レイ マカマエ
フラレイマカマエ

心を表現する美しいフラを目指し、各種イベントやボランティアでの舞台を通してチームとの絆を深めています。
10:45-11:15 和太鼓祇園


私達は中原区を中心に、幅広い年齢層で活動しています。今年も皆で元気いっぱい演奏します!お楽しみに!
11:30-12:00 紙芝居屋ゆうことぴっぴ


親子の紙芝居屋です。手作りの紙芝居で、クイズやゲームを取り入れた参加型の紙芝居ショーをしています!
12:10-12:40 COCOS


気の合う3人組、鍵盤トリオ「COCOs」親しみやすいプログラムで幅広い層の方々にお聴きいただいてます。
12:50-13:20 Bloomove Dance Studio


今年で7年目を迎える武蔵小杉のダンススクール。「皆で楽しく」をモットーにいつも笑顔満載のスタジオです。
13:30-14:00 M’S TAP FACTORY


今年で29周年目となる老舗のタップダンスカンパニー。タップダンスの事なら何でもご相談下さい!!
14:10-14:40 MEGASAX


コスギアート初登場!吹奏楽でもビッグバンドでもない、FunkyでGroovyな大迫力サウンドを6管のSAXで奏でます!
14:50-15:20 音楽団体NPO法人さえの会


合唱団「虹」を中心としてジャンルに拘らず、歌って!踊って!演技して!
15:00-16:00 急行☆YAMABAN☆リンシャンカイホー楽団


スイングジャズから、懐メロ、JPOP、アニソン、ラテンナンバーまで、ごちゃまぜの亜空間がこちらです。
幕間登場 OTM≒15


ちょっとオンチなオタマトーンとオカリナをはじめ様々な楽器とコラボして演奏を楽しんでます。


■2月12日(日)のホールステージ
10:30-11:00 武蔵小杉ファミリーウィンドオーケストラ
武蔵小杉ファミリーウィンドオーケストラ

吹奏楽が大好きな子育てファミリーを中心としたサークルです。皆で楽しくをモットーに活動をしています。
11:15-11:45 ユキノ フラ スタジオ リノハナ


武蔵小杉で活動しているフラダンス教室です。アロハの心を大切に楽しく本格的なフラが学べる教室です。
12:15-12:45 D.M.C.ダンスカンパニー


中原区で子供中心に活動するモダン、コンテンポラリーダンスカンパニーです。
13:00-13:30 野川种太鼓


私たちは野川中学校支援級を卒業し、太鼓好きが集まって作ったグループです。これからも練習頑張ります。
13:40-14:10 petit chou


ダンサーの上野可南子と横井樹らら、制作/プロデュース担当の神林遥を中心としたダンスユニット。
13:40-14:10 ぐるーぷ「琴音人」


幅広い世代で、楽しく箏(おこと)を合奏するグループです。伝統の音色で、現代曲や皆様ご存じの曲も奏でます!
15:10-15:40 和太鼓 颯


川崎富士見中で練習している和太鼓チームです。コロナ禍ですが昨年は稲毛神社で奉納太鼓を叩く事が出来ました。
15:50-16:20 Danae Art Studio K


今回初めての舞台のメンバーがいます。 ハラハラドキドキですが、経験のあるメンバーと楽しく踊ります。
16:30-17:00 nice and sunnydays


どことなく情緒を感じさせ、あたたかく響くジャマイカ発のオーセンティックスカやロックステディをお楽しみください!
17:00 フィナーレ


制作した”オリジナルフラッグ”を掲げて イベントフィナーレで一緒に盛り上がろう!
ワークショップで作ったオリジナルのフラッグに書かれた名前で”応援コール” してもらえちゃうよ! みんなの素敵なフラッグを持って12日のフィナーレに参加してね。

まず、中原市民館2階のホールステージは、上記の通り2日間にわたって実にさまざまなグループが出演します。

ダンス、太鼓、合唱、ビッグバンドなどバラエティ豊かで、また2日目の最後は参加型のフィナーレとなっています。

■2月11日(土)18:30開演「最後の手紙」
最後の手紙

さらに上記のほか、2月11日(土)には、特別プログラムとして志賀澤子さんによる一人芝居「最後の手紙」が上演されます。

第二次世界大戦中のウクライナで虐殺されたという、ひとりのユダヤ人女性の物語ということです。

■2月11日(土)のワークショップ
フラダンス体験 ワークショップ

心を表現する美しいフラを目指し、各種イベントやボランティアでの舞台を通してチームとの絆を深めています。

●主催 フラ レイ マカマエ
●会場 体育室
●価格 無料
●所要時間 –
●定員数 10名まで
●開催時間 11:30〜
タップダンス体験 ワークショップ

タップシューズを履いてリズムを奏でてみませんか?? 誰でも楽しく体験出来ます。

●主催 M’S TAP FACTORY
●会場 体育室
●価格 無料
●所要時間 1回30分
●定員数 –
●開催時間 ①14:30〜 ②15:30〜
オリジナルぬりえ&ハンドマッサージ ワークショップ

オリジナルイラスト作品に色をつけて、ワクワクするような、自分だけの絵に仕上げてみましょう!集中して疲れたあとには、ハンドマッサージも体験できます。

●主催 NPO 法人ILC-Culture
●会場 第2会議室
●価格 100円
●開催時間 10:00〜16:00
フィンガーペイント・バルーンアート ワークショップ
ワークショップ

フィンガーペイント:指に絵の具をつけてキャンバスにアートを♡ バルーンアート:キットパスでお絵描き!自分だけのバルーンを作ろう♡

●主催 megu_asobi
●会場 第1会議室
●価格 各500円
●所要時間 1回/15~30分
●定員数 –
●開催時間 10時~15時
哲カフェ×マッチング×お菓子作りタカテツ=高津区の哲学カフェ×NPO法人婚活アドバイザー福田アン ワークショップ

対話系カードゲームやおかし作り、哲学対話を通じて参加者の価値観を感じます。(事前予約制)参加人数により、内容が変更になる場合があります。

●会場 料理室
●参加費 2,000円 (飲み物、お菓子材料費込み)
●所要時間 所要時間20~30分
●対象 23~35歳くらいで交際相手を探している方 (男女合わせて12人)
●開催時間 14時~17時
●ご応募はこちらから
http://ptix.at/lVngZI

■2月12日(日)のワークショップ
ストレッチ体験 ワークショップ

ちょっと痛いけどつまんで揉んで ボールでコロコロストレッチ。10名までマットあります。 マットなしでも良ければ12名まで参加可能。

●主催 Danae Art Studio K
●会場 体育室
●価格 無料
●所要時間 1回/30〜40分
●定員数 10~12名
●開催時間 11:30〜
フラダンス体験 ワークショップ

武蔵小杉で活動しているフラダンス教室です。アロハの心を大切に楽しく本格的なフラが学べる教室です。

●主催 ユキノ フラ スタジオリノハナ
●会場 体育室
●価格 無料
●所要時間 (1回/60分)
●定員数 –
●開催時間 14:00〜
バレンタインカード・冠・ハガキ作り ワークショップ

かわさき折り紙を使い3つの作品を作ります。子どもも大人も自由に色あそびを楽しんでください!

●主催 かわさき色ものがたり
●会場 第2会議室
●価格 100円(3つセットで)
●所要時間 –
●定員数 –
●開催時間 10時~15時
SDGsカフェカワテツ ワークショップ
ワークショップ

【午前の部】カードゲームで知ろう「2030SDGs」 ~世界で30万人が体験、国連でも開催!SDGsの本質を体感的に楽しく理解する~
【午後の部】楽しく哲学カフェ~気候変動って~(ハイブリッド開催)

●主催 川崎市の哲学カフェおおきな木おうち哲カフェ
●会場 料理室
●価格 午前の部:無料 午後の部:500円
●所要時間 –
●定員数 各20名
●開催時間 午前の部①10:30~12:30 午後の部②13:30~15:30

■2月11日(土)12日(日)両日開催のワークショップ
伝統楽器、箏(おこと)の演奏体験 ワークショップ

短時間でもメロディーを奏でることができますよ(^^♪

●主催 ぐるーぷ「琴音人」
●会場 音楽室
●価格 500円(教材費)
●所要時間 1回/50分
●定員数 各回先着6名
●開催時間 11日 / 11:00〜 12日 / 15:30〜
占い姉妹 ワークショップ

占い姉妹(ユニット名)叶佳&彩江 占い、お悩み相談又は開運法伝授。 手相、カード、気学、算命学で占います。

●主催 叶佳&彩江
●会場 ホワイエ
●価格 500円/10分
●所要時間 (1回/60分)
●定員数 –
●開催時間 11日 / 10:00〜17:00 12日 / 10:00〜16:00 (12日は休憩有)
Z aYaさんの遊び場 ワークショップ

太極からのメッセージを易カードを使ってお伝えします。 他、作品展あり。
●主催 Z aYa
●会場 ホワイエ
●価格 自由料金(投げ銭制)
●所要時間 お一人/15分~20分
●定員数 –
●開催時間 11日 /10:00〜17:00 12日 /10:00〜16:00
中原ドリームアップ応援隊 ワークショップ

活動上のお悩みごと相談や、新規活動立ち上げの支援ほか、貴方のやりたい!を応援します。アンケートへのご協力もお願いいたします。

●主催 中原ドリームアップ応援隊
●会場 ホワイエ
●価格 無料
●所要時間 –
●定員数 –
●開催時間 10:00〜16:00
かわさき色ものがたり ワークショップ

川崎をイメージした20色の「かわさき折り紙」を使い、切り紙絵、ちぎり絵などで思い思いのアートを楽しみ、ポストカード、イベントカード、季節作品を作るワークショップ「かわさき色あそび」を開催。またアンケートで川崎市7区のイメージカラーを探す活動などを展開しているグループです。

●主催 かわさき色ものがたり
●会場 1Fギャラリー 作品展示
●価格 無料
ハンガーアート ワークショップ

アート講師として長年フリースペースやこども文化センターなどで活動。 針金ハンガーと余り毛糸を使ったリサイクルアート「ハンガーアート」を創出し、子どもから大人まで誰でも楽しめる新しい工作の普及に努めています。

●主催 有北いくこ
●会場 1Fギャラリー 作品展示
●価格 無料

また中原市民館全体を活用して、ワークショップも多数実施されます。

11日(土)、12日(日)にそれぞれ実施されるものと、両日実施されるものがありますので、ご関心あるものをチェックしてみてください。

■新丸子を題材にした本「シン・マルコちん」
シン・マルコちん

シン・マルコちん

また今回は、新丸子を題材にしたアート本「シン・マルコちん」も「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」会場で無料配布されます。

これは川崎市の文化芸術によるまちづくり事業「アート・フォー・オール」のモデル事業として採択されたもので、地元在住のアーティスト「Ash」さん、イラストレーターの「サノマキコ」さん、そしてワークショップ参加した地域住民の皆さんが共創しています。

■昨年12月に開催されたワークショップ
物語作りのワークショップ

■アーティスト・ストーリーテラーのAshさん
物語作りのワークショップ

■住民の皆さんが物語作りに参加
物語作りのワークショップ

昨年12月には、Ashさんが講師となり、新丸子で物語作りのワークショップが開催されました。

参加者が「新丸子のお気に入りの場所」「気になる場所」を持ち寄り、グループごとに登場人物になりきってその場所について語り、さらに年明けには参加者で実際に現地を訪問していきました。

ワークショップで参加者の皆さんから集まった物語をもとに、Ashさんが物語を構成し、サノマキコさんがイラストを描き、新丸子の物語「シン・マルコちん」が完成したというわけです。

この本は単なる読み物・絵本ではなく、本を片手に街を歩き、街の発見や出会いを楽しんでいけるような工夫が凝らされています。

12か月の物語が描かれ、1年間を通して手帳のようにアクティブに携帯できます。

「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」の2日間、入口正面特設ブースでの配布となりますので、まずは受け取ってみてはいかがでしょうか。

また今回は「アート・フォー・オール」の特設会場が設置され、サノマキコさんの「似顔絵屋さん」の出店や、「シン・マルコちん」のイラスト作品展示も行われます。

似顔絵屋さんは写真からでもOKで、500円です。
制作可能人数に達し次第終了となりますので、希望される方はお早めにどうぞ。

■「紙芝居ゆうことぴっぴ」(2022年)
ステージプログラム「紙芝居屋ゆうことぴっぴ」

■「和太鼓祗園」(2022年)
和太鼓祗園

■コミカルなダンス「ダンサンブル」(2020年)
ダンサンブル

■質の高いコンテンポラリー「D.M.C.ダンスカンパニー」(2020年)
D.M.Cダンスカンパニー

■楽しい「急行☆リンシャンカイホー楽団」(2019年)
急行☆リンシャンカイホー楽団

「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」では、「紙芝居ゆうことぴっぴ」「和太鼓祗園」「ダンサンブル」「D.M.C.ダンスカンパニー」「急行☆リンシャンカイホー楽団」など、過去に出演してきたグループも登場します。

過去の開催レポートは、関連リンクよりご参照ください。

2日間、たっぷり楽しめるイベントになっていると思います。


なお、本イベントは新型コロナウイルス感染症対策のため、体調不良の場合や「14日以内に海外渡航歴がある場合は参加できない」などのお願いもありますので、予めご了承ください。

ご不明な点がありましたら、主催者までお問い合わせください。

【関連リンク】
コスギアート・ラ・ファブリカ ウェブサイト
コスギアート・ラ・ファブリカ facebookページ
Street Stories(シン・マルコちん)ウェブサイト
2019/9/11エントリ 武蔵小杉のアートの祭典「コスギアート ラ・ファブリカ」が9月16日(月祝)に中原市民館で初開催、多彩なワークショップが無料で展開
2019/9/16エントリ 武蔵小杉のアートの祭典「コスギアート ラ・ファブリカ」初開催レポート:中原市民館の体験型企画に賑わい
2020/9/6エントリ 武蔵小杉のアートフェス「コスギアート ラ・ファブリカ」が9/20・21開催、コロナに負けず「おもしろマスク作り」など体験型企画満載
2020/9/20エントリ 武蔵小杉のアートフェス「コスギアート ラ・ファブリカ2020」初日レポート:西中原中合唱部特別出演、9/21まで中原市民館でワークショップ開催
2020/9/21エントリ 武蔵小杉のアートフェス「コスギアート ラ・ファブリカ2020」最終日レポート:D.M.C.ダンスカンパニー好演、おもしろマスク作りなどワークショップにも賑わい
2021/9/17エントリ 中原平和公園野外音楽堂で体験型アートフェス「街ナカアート2021」が10月2日初開催、コロナ禍に文化芸術活動で人をつなぐ 2021/10/2エントリ アートフェス「街ナカアート2021」が中原平和公園で初開催、多彩なパフォーマンスや体験型ワークショップに笑顔
2021/10/8エントリ 野外アートフェス「街ナカアート2021」が翌日に「お片付けイベント」を開催、インスタレーションの竹材再利用し弓矢づくりワークショップに
2021/12/11エントリ 「コスギアート・ラ・ファブリカ」が女性の人権をテーマに一人芝居「橋」を川崎市国際交流センターで12月25日上演
2022/2/13エントリ 武蔵小杉のアートフェス「コスギアート・ ラ・ファブリカ2022」開催レポート:「紙芝居ゆうことぴっぴ」など好演、昭和テイストの参加型ステージにSDGsアートも

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2023年
02月07日

JR南武線連続立体交差事業(矢向~武蔵小杉間)アセス説明会が開催:高架化3駅は8両編成余地確保、現行2040年完成予定での用地取得は厳しい見通しも

本日、「JR東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間)」および関連道路整備事業に係る環境アセスメントに関する住民説明会が中原市民館ホールで開催されました。

■南武線立体交差事業・関連道路整備事業の説明会資料
説明会資料

川崎市とJR東日本は、JR南武線の矢向駅~武蔵小杉駅間における連続立体交差事業(高架化事業)を進めています。
またこれにあわせて、川崎市では南武線沿いの関連道路整備事業も計画しています。

連続立体交差化事業は、規模が大きいために環境に対する影響を検証する「条例環境影響評価(環境アセスメント)」手続きが必要となります。

また関連道路整備事業に関しても、川崎市が重要性を鑑みて自主的な環境影響評価を行います。

これらの事業概要・環境影響評価のあらましをまとめた「環境影響評価準備書」が、2023年1月20日から3月6日まで縦覧されており、本サイトでも初日に概要をお伝えしておりました。

環境アセスメントの手続きにおいては、必ず最初に環境影響評価準備書に関する住民説明会を行います。

今回の説明会は幸区・中原区で全4回が予定され、本日中原市民館で2回目の説明会が開催されたというわけです。

■JR東日本南武線連続立体交差事業に関する川崎市の資料
連続立体交差事業の川崎市の資料

南武線高架化後イメージ

施工ステップ

■事業計画等の概要
●事業名 JR 東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間)
●事業区間 矢向駅~武蔵小杉駅
●事業延長 約 4.5km
●除去踏切数 9箇所
●駅 3駅(鹿島田駅、平間駅、向河原駅)
●工法 別線高架工法
●変電所(移設) 1箇所(向河原変電所)

事業の概要等については、基本的に環境影響評価準備書ですでに開示されている通りです。
本日の説明会はそれを要約して説明する位置づけで、それ自体に新しい情報はありません。

環境影響評価準備書は川崎市のウェブサイトで開示されていますので、詳細はエントリ末尾の関連リンクよりそちらをご参照ください。

一方、説明会では質疑応答があり、その中でいくつか確認できた情報がありますので、お伝えしたいと思います。

■高架化される南武線向河原駅
南武線向河原駅

今回の連続立体交差事業では、向河原駅、平間駅、鹿島田駅の3駅が高架駅として再整備されます。

それにあたって現在6両編成の南武線を将来的に長編成化することを見据えた再整備についても注目されましたが、とりあえず建設されるのは従来通り「6両編成対応」のホームということです。

ただし、将来的な可能性に備え8両分のスペースは確保する旨、川崎市建設緑政局より言及がありました。

なお、鹿島田駅については、現状の南武線を横断するペデストリアンデッキについては撤去せざるを得ないということです。

■移転する向河原変電所
南武線とJR東日本向河原変電所

■移転先として調整中と言及された中丸子老人いこいの家
中丸子老人いこいの家

また本事業では、川崎市立橘高等学校近くの「向河原変電所」が移設されます。

その移設先については、現在の中丸子老人いこいの家の用地を調整中である旨、こちらも川崎市建設緑政局より説明がありました。

■事業スケジュール(川崎市資料より)
事業スケジュール

そして事業スケジュールについては、用地取得の見通しについて質疑がありました。

現状、令和5年度末(2024年3月末)に都市計画決定、2024年度に用地取得、2029年度に下り線高架化工事を着手して最終的には2039年度(2040年)に完成というスケジュールが示されています。

つまり用地取得から下り線高架化工事まで5年をみているわけですが、出席者よりこれが余裕を持った「堅い見通し」なのか、他の道路拡幅等の用地取得の例を鑑みると現実的には厳しいのか、質問がありました。

こちらも川崎市建設緑政局より回答があり、指摘の通り道路拡幅等で十数年など時間を要する事例があることにも言及しつつ、5年というスケジュールは実際にはかなり厳しい日程とは考えているという、現時点での受け止めを説明されました。

現在、用地取得の対象者にアンケートを送付しており、今後丁寧に対応してご理解に努めるということでした。

となりますと、2039年度(2040年)の高架化はかなりスムーズにいった場合のシナリオであり、現実的にはさらに先になるとみておいたほうが心構えとしては良さそうです。

■解消される向河原駅前の踏切
踏切の整理ボランティア

時間は相当にかかりますが、川崎市とJR東日本では、南武線の連続立体交差化事業により、交通の分断や「開かずの踏切」の解消を図るものとしています。

踏切は9カ所が解消される計画で、これは地域にとっても大きな環境改善にはなるでしょう。

このあとは環境アセスメントの手続きとともに都市計画手続きが行われ、それぞれ意見募集のプロセスがあります。

詳細は以下より環境影響評価準備書をご参照ください。

【関連リンク】
JR東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間)に係る条例環境影響評価準備書及び要約書
JR東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間)に伴う関連道路整備事業に係る自主的環境影響評価準備書及び要約書
2023/1/20エントリ 南武線武蔵小杉駅~矢向駅間連続立体交差事業・関連道路整備の環境アセスメント資料が本日縦覧開始、2040年完成に向け前進

(向河原駅関連エントリ)
2010/10/11エントリ 向河原駅のNEC専用改札口
2011/2/23エントリ 南武線快速電車運行開始ポスターと、踏切横断注意
2011/8/3エントリ 御幸踏切の馬頭観音
2011/8/9エントリ 向河原駅前踏切を2倍近く拡幅へ
2010/10/12エントリ 開かずの御幸踏切と、隣接の歩道橋
2012/3/8エントリ 開かずの「御幸踏切」の歩道橋改修
2014/7/20エントリ JR南武線向河原駅前の踏切拡幅工事が完了し供用開始
2015/12/2エントリ 戦火に消えた、南武線の駅。玉川中学校・橘高校前の「武蔵中丸子駅」跡地探訪
2016/4/25エントリ  JR向河原駅から延びる、歴史の遺構。「市ノ坪短絡線」廃線跡の緑道を巡る
2018/10/16エントリ JR東日本向河原変電所から、NEC玉川事業場まで続く「送電鉄塔中原線」をめぐる
2018/11/17エントリ 武蔵小杉再開発地区から下沼部小への通学路で安全向上取組中。踏切拡張に続き歩道にグリーンベルト設置、同小PTAが見守り活動を継続
2019/6/17エントリ 向河原駅前の「開かずの踏切」迂回路を整備、歩行者・自転車専用で2019年6月30日(日)17時に供用開始決定
2019/6/30エントリ 向河原駅前の「開かずの踏切」迂回路が歩行者・自転車専用で本日供用開始、アンダーパス側から地域住民や玉川中生徒らが通行

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