武蔵小杉駅周辺では、
東急武蔵小杉駅コンコース内など各所に川崎フロンターレと川崎ブレイブサンダースの装飾が展開されています。
このたび
川崎フロンターレの装飾ビジュアルが更新され、2023シーズン版になりました。
■武蔵小杉周辺の川崎フロンターレ装飾
■東急武蔵小杉駅コンコース内「こすぎアイ」の広報ビジュアル
東急武蔵小杉駅のコンコースには、東急や地域の広報コーナー「こすぎアイ」が2017年に設置されました。
そのスペースを活用して、
2019年10月に川崎ブレイブサンダースと川崎ブロンターレが広報ビジュアルが導入され、「スポーツの駅・武蔵小杉」としてお披露目されました。
シーズンごとにユニフォームや選手も入れ替わりがあり、それぞれシーズン開幕にあわせて更新が行われています。
■脇坂泰斗・橘田健人・ジェジエウ各選手
「こすぎアイ」では、ベンチの周りが装飾されています。
向かって左側は、
脇坂泰斗(わきざかやすと)・橘田健人(たちばなだけんと)・ジェジエウの3選手でした。
■脇坂泰斗選手
脇坂泰斗選手は、2022シーズンに中村憲剛さんの「背番号14」を継承した中盤の要です。
川崎フロンターレユースから阪南大学を経てトップチームに加入し、足元でボールを「ビタ止め」して一瞬のターンでチャンスを作る技術はJリーグでも随一です。
2022シーズンはベストイレブンを受賞し、
川崎フロンターレを代表する選手となりました。
■橘田健人選手
橘田健人選手は、桐蔭横浜大学から今季加入3年目を迎えます。
ルーキーイヤーから中盤で存在感を発揮し、1年目、2年目はJリーグ優秀選手賞を受賞。今季はベストイレブンを目指します。
あらゆる試合で全力を尽くし、鋭い出足でピッチを駆けてボール奪取を続ける姿はもはや「川崎フロンターレの心臓」ともいえます。
鬼木監督の信頼も厚く、今季はカタールに移籍した谷口彰悟選手のあとを継ぐキャプテンに選ばれました。
■ジェジエウ選手
ジェジエウ選手は、川崎フロンターレの最終ラインを防衛するセンターバックです。
スピード、フィジカル、ジャンプ力など「モンスター級」の能力を持ち、「ディフェンスで歓声が上がる」選手です。
昨季までセンターバックのコンビを組んでいた谷口彰悟選手が移籍したため、今季ジェジエウ選手にかかる期待は一層大きくなります。
■宮代大聖選手・チャナティップ選手
そして向かって右側は、宮代大聖(みやしろたいせい)選手・チャナティップ選手でした。
■宮代大聖選手
宮代大聖選手は、川崎フロンターレユースから直接トップチームに昇格した生え抜き選手です。
ポジションはフォワードで「川崎の大砲」と呼ばれています。
フォワードは小林悠選手やレアンドロ ダミアン選手などこれまで有力な選手が揃い、出場機会が限られるためレノファ山口、徳島ヴォルティス、サガン鳥栖にレンタル移籍をしてきました。
昨季はサガン鳥栖で活躍し、
J1リーグでキャリアハイの8得点を記録。
今季より満を持して川崎フロンターレ復帰となりました。
シーズン開幕時点でレアンドロ ダミアン選手、小林悠選手がともに負傷、また同じくフォワードの知念慶選手も鹿島アントラーズに完全移籍をしたこともあり、開幕からの期待が高まります。
■チャナティップ選手
チャナティップ選手は、「タイでは知らない人がいない」ほどの知名度を持つ英雄です。
北海道コンサドーレ札幌で活躍し、昨季から川崎フロンターレに移籍しました。
昨季は負傷もありフル稼働ができませんでしたが、小回りのきくドリブルやショートパス連携ではスタンドが沸くプレイも随所にみられました。
チャナティップ選手が川崎フロンターレにフィットしたときには、大きな戦力となることは間違いないでしょう。
笑顔で愛されるキャラクターも持ち味で、今後地域活動も徐々に復活していくであろう川崎フロンターレにはピッチ以外でもフィットできるように思います。
■「こすぎアイ」の全景
東急武蔵小杉駅の情報発信スポット
「こすぎアイ」では、川崎フロンターレ装飾が行われているベンチ側の向かいに、大型の映像装置があります。
映像装置側は
川崎ブレイブサンダースの装飾が行われていまして、こちらは2022-23シーズンになっています。
また
映像装置では川崎フロンターレの情報発信のほか、弊紙「武蔵小杉ライフ」によるニュース配信も行われていますので、ご覧になってみてくだっさい。
■JR線側改札口の大島僚太選手
そして東急武蔵小杉駅では、JR線側の改札口の柱でも川崎フロンターレ装飾が行われています。
柱の改札口側は、
大島僚太(おおしまりょうた)選手でした。
この場所は昨季は谷口彰悟選手の装飾が行われていたところです。
大島僚太選手は、「Jリーグで一番上手い」と評されるほどの技術の持ち主で、川崎フロンターレの「キング」とも呼ばれます。
特に2021~2022シーズンは筋肉系の負傷に悩まされ、出場試合数がかなり限られましたが、復帰するとすぐにトップレベルのプレイができる実力はさすがでした。
今シーズンはユニフォームの名前を「OSHIMA」から「RYOTA」に変更し、心機一転川崎フロンターレの「10番」としてシーズンを通した活躍が期待されます。
■家長昭博選手
大島僚太選手の反対側は、
家長昭博(いえながあきひろ)選手した。
家長昭博選手は、36歳の大ベテランですが、昨季は右サイドでリーグ戦全試合に出場するなど圧倒的な存在感を示しました。
利き足は左ですが左右両足を自在に使いこなし、強靭なフィジカルを活かした高いボールキープ力があることで、右サイドバックの日本代表・山根視来(やまねみき)選手の攻撃参加にもつながっています。
今季、キャンプ中の負傷があり開幕戦に不在となるかもしれませんが、今季も欠かせない戦力でしょう。
■こすぎコアパークの橘田健人選手
武蔵小杉駅周辺の川崎フロンターレ装飾も、同様に2023シーズン版に更新されていました。
こちらは駅前広場
「こすぎコアパーク」の交通案内板裏側で、今シーズンのキャプテン橘田健人選手になっていました。
昨シーズンは脇坂泰斗選手だったところです。
■中原区役所正面玄関の川崎フロンターレ装飾
最後は、
中原区役所正面玄関の川崎フロンターレ装飾です。
中原区役所では、昨年「かわさきスポーツパートナー」である川崎フロンターレ、川崎ブレイブサンダース、NECレッドロケッツ、富士通レッドウェーブ、富士通フロンティアーズの装飾が行われました。
そのうち正面玄関が川崎フロンターレになっていまして、ここは
従来谷口彰悟選手だったものが脇坂泰斗選手に更新されました。
それ以外の部分は、従来通りかと思います。
■新シーズンの商店街ポスター
先日取材レポートをお届けした
「商店街挨拶回り」では、選手らが2023シーズンのポスターを配布して回りました。
商店街各店舗に掲示されていますので、ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
今シーズンはまずはJ1リーグの「タイトル奪還」がテーマとなります。
駅周辺の装飾や商店街のタペストリー、ポスターも新シーズン版に更新され、シーズン開幕が近づいてきたのを実感します。
(はつしも)
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