武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2023年
02月19日

川崎市×双日による中原区・高津区のデマンド交通実証実験「チョイソコかわさき」体験レポート:川崎フロンターレ開幕戦でも等々力まで試験運行

川崎市中原区と高津区の一部において、総合商社の双日株式会社がデマンド交通サービス「チョイソコかわさき」を2022年11月2日から2月27日まで(月水金土日の9~17時)運行しています。

これは川崎市における実証実験事業計画として国土交通省及び川崎市の補助事業として採択されたもので、当該期間の実証実験をもって事業化が検討されます。

本サービスは2月17日のJ1リーグ開幕戦「川崎フロンターレvs横浜F・マリノス戦」でも、「餃子の王将武蔵小杉店」前から等々力陸上競技場まで試験的な運行が実施されました。

弊紙では「チョイソコかわさき」サービスを実際に乗車体験してみましたので、レポートいたします。

■双日によるデマンド交通サービス「チョイソコかわさき」
チョイソコかわさき

チョイソコかわさき
※双日株式会社提供

「チョイソコかわさき」は、かねてから地域交通の課題解決を模索していた川崎市と双日が連携したデマンド型の乗合交通サービスです。

「デマンド型」とは、通常のバスのように路線を固定せず、利用者の予約に合わせて運行する乗合交通システムです。

端的に説明すれば予約専門の乗り合いタクシーですが、株式会社アイシンが提供する「チョイソコシステム」を活用し、地域住民のユーザーの予約状況に応じて最も効率的なルートで運行されることで、利便性とコストメリットを提供するのが特徴です。

■「チョイソコかわさき」の停留所
チョイソコかわさきの停留所

「チョイソコかわさき」の停留所は、中原区と高津区の一部に、これだけ膨大に設定されています。

上記のほか、地元企業やスポーツチームとの連携により、NEC 玉川事業場、 富士通クリニック・総合体育館、富士通北(富士通裏門付近、 グランツリー武蔵小杉にも停留所が追加されています。

これらの停留所間であれば、どんな組み合わせでも自由に設定して専用車を呼ぶことができます。

■LINEのお友達登録
LINEのお友達登録

「チョイソコかわさき」は、まずはLINEのお友達登録が入口になっています。
但し、このLINE自体には予約機能はなく、単に予約サイトへのリンクがあるのみです。

LINEでの情報発信等は行われるようですが、「チョイソコかわさき」のサービスを利用するにはここからリンクしたユーザー向けサイトをブックマークするのが簡便でしょう。

そのため本来は直接ユーザーサイトのURLをご案内したいところですが、双日・川崎市ともにLINEのお友達登録のみが入口として案内されています。

■ユーザーサイトの停留所マップ
停留所マップ

まず、マップまたは停留所名から、出発点と行先、そして希望する時間を設定します。
時間は、30分後から設定が可能です。

■車の候補が表示される
車の候補が表示される

情報を登録すると、車の候補が表示されます。

これが前述の「チョイソコシステム」により、各地の利用者からの予約情報をもとに最適化されて提案されるというわけです。

上記は2月17日の等々力陸上競技場での川崎フロンターレ開幕戦での試験運行の車ですが、こちらは日没後の運行でしたので、最初に昼間の乗車レポートをお伝えしましょう。

■「地域子育て支援センターちゃちゃ」から江川せせらぎ遊歩道までを予約
地域子育て支援センターちゃちゃから江川せせらぎ遊歩道

今回は、今井仲町の「地域子育て支援センターちゃちゃ」から、「江川せせらぎ遊歩道(第40停留所)」までを予約してみました。

■「地域子育て支援センターちゃちゃ」停留所
地域子育て支援センターちゃちゃ

茶々いまい保育園

チョイソコかわさきの専用車  

チョイソコかわさきの専用車

予約すると時間通りに、「チョイソコかわさき」の専用車がやってきました。
サービスのロゴマークがプリントされていますので、すぐにわかるかと思います。

■8人乗りのゆったりした車内
8人乗りのゆったりした車内

■車内で流れているかわさきFM
かわさきFM

車内は8人乗りで、ゆったりしていました。
また地域密着型の交通サービスらしく、かわさきFMがかかっています。

■法政二中高の前を通過して江川せせらぎ遊歩道へ
法政二中高の前を通過して江川せせらぎ遊歩道へ

乗車後は、先払いでひとり300円(未就学児は無料)を支払います。
現金のほか電子マネー等も利用できます。

あとは基本的には通常のタクシーと同様で、目的地の停留所に着くのを待つのみです。

運転手の方はお話を伺うと地元でタクシー運転手をされている方で、ルートなどはよくご存じで的確に経路選択されていたと思います。

■江川せせらぎ遊歩道(第40停留所)に到着
江川せせらぎ遊歩道に到着

第40停留所

予約時の表示通り、10分ほどで江川せせらぎ遊歩道(第40停留所)まで到着しました。

江川せせらぎ遊歩道沿いに限っても多数の停留所がありますので、もっと上流、あるいは下流と目的地により近い場所を設定できますので、便利ではないでしょうか。

■帰り道は今井仲町の「第20停留所」を選択
今井仲町の第20停留所を選択

第20停留所

さて、帰り道は、「地域子育て支援センターちゃちゃ」ではなく、今井仲町の渋川や田口小児科近く、「第20停留所」を選択してみました。

このように、デマンド交通サービスは同じ停留所で往復する必要はありません。
帰り道は都合に応じて、別の停留所を選択してもよいのです。

なお、今回のルート設定は、「チョイソコかわさき」の使い方の一例として、「同一経路のバス路線が全くない」、また「バスの停留所がまずありえない住宅街の路地」をあえて選択したものです。

■最西端の「第1停留所」(高津区の千年交差点付近)
最西端の第1停留所

第1停留所

最西端の停留所(第1停留所)は、高津区の千年交差点付近にありました。
中原街道はバス路線がありますが、ちょっと離れた裏路地に「チョイソコかわさき」の停留所があります。

■グランツリー武蔵小杉前の停留所
グランツリー武蔵小杉の停留所

武蔵小杉駅近くでは、グランツリー武蔵小杉前にも停留所がありました。

たとえば、グランツリー武蔵小杉で買い物のときに予約をしておいて、少し遠めの自宅近くまで利用するということも考えられます。

バスに乗っても200円以上かかりますので、300円で家の近くまで乗せてもらえたら助かるのではないでしょうか。

■川崎フロンターレ開幕戦での試験運行
川崎フロンターレ開幕戦での試験運行

川崎フロンターレ開幕戦での試験運行

また本サービスは、前述の通り等々力陸上競技場での川崎フロンターレ開幕戦においても試験運行が行われました。

このときは「餃子の王将武蔵小杉店前(武蔵小杉駅前停留所)」から、等々力陸上競技場までの運行が行われました。

行きが3便、帰りが2便で、20名の方が利用されたということです。
弊紙が乗車させていただいた便にも、サポーターの方が同乗されていました。

■等々力陸上競技場までの車内
等々力陸上競技場までの道中

■等々力陸上競技場に到着
等々力陸上競技場に到着

試験運行は餃子の王将武蔵小杉店前をスタートして、等々力緑地のフロンパーク入口付近の停留所を経由して、終点は等々力陸上競技場の10番ゲート付近(裏手の駐車場前)でした。

ただし、フロンパーク入口付近の停留所を過ぎると、等々力陸上競技場に向かうサポーターの導線と重なるため、到着には予定よりも少し時間を要しました。

仮に行先が10番ゲートだったとしても、フロンパーク入口で降りて歩いてしまうのが、一番速達性・利便性が高そうでした。

また、開幕戦での試験運行は、ラジオ日本で川崎フロンターレ応援番組「奥田明日美のハッピーフロンターレ!」(月曜20:15~20:30)のMCをつとめている奥田明日美さんも取材をされていましたので、近日放送があると思います。
ファン・サポーターの方は、そちらもご注目ください。



「チョイソコかわさき」の実証実験事業は、2023年2月27日(月)でいったん終了となります。

今後の事業展開は実証結果を踏まえて、双日や川崎市において検討されるものと思います。

双日の自動車本部で本事業を担当される齊藤さんにお話を伺うと、純粋に交通サービス事業単独で事業を維持するのは難しい側面もあるため、PR媒体としても活用しつつ、地域のコミュニティとして支え合っていければということでした。

「地域の方に親しみをもって、また多くの方にご利用いただきたいと思います」

とのことで、今後双日としては地域企業や民間団体、NPO法人とも連携を図り、地域コミュニティのさらなる活性化や都市型MaaSの確立を目指して地域住民の移動手段の提供と、交通を入口とした街づくりに貢献していくということです。

実証実験の結果がどうなるかは現段階でわかりませんが、実際に利用してみて便利さは確実に感じましたので、何らか良い形で事業化ができることを期待しております。

■「チョイソコかわさき」実証実験の実施概要
●運行期間 令和4年11月2日(水)~令和5年2月27日(月)まで
●運行日時 月・水・金・土曜日・日曜日(祝日も運行)の9時から17時まで
●運賃 300円/回(未就学児は無料)
※詳細は下記関連リンクを参照ください。

【関連リンク】
川崎市 中原区と高津区の一部におけるチョイソコかわさき(オンデマンド交通)実証実験について
チョイソコかわさき LINEお友達登録ページ
ラジオ日本 奥田明日美のハッピーフロンターレ!
川崎フロンターレ 2/17 横浜FM デマンド交通「チョイソコかわさき」試験運用のお知らせ
2023/2/17エントリ 川崎フロンターレのJ1リーグとフロカフェ「川崎いちごフェス2023」開幕、ホームゲーム限定「かわさきイチゴのカブレラ大福」も登場

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2023年
02月18日

3/18開業「相鉄・東急新横浜線」各駅ダイヤ発表・武蔵小杉駅時刻表分析、優等列車中心に東横線・目黒線各毎時3-4本程度が直通

東急線と相鉄線が運行する「相鉄・東急新横浜線」が、2023年3月18日に開業します。

その開業日や運行概要については2022/12/21エントリでお伝えしておりましたが、東急新横浜線内の各駅を含むダイヤ改正後の各駅時刻表が、2月17日に両社のウェブサイトにて公表されました。

また、相鉄・東急新横浜線の情報をまとめた「相鉄・東急新横浜線 ご利用ハンドブック」もウェブサイトに掲載され、2月20日以降(一部の駅は本日18日以降)東急線内の東急インフォメーションポケットなどで無料配布されます。

■「相鉄・東急新横浜線」開業のご案内
相鉄・東急新横浜線の開業案内
※東急株式会社提供

「相鉄・東急新横浜線」は、東急日吉駅から相鉄西谷駅を結ぶ10kmの新路線です。
このうち西谷~新横浜が4.2kmの「相鉄新横浜線」、新横浜~日吉が5.8kmの「東急新横浜線」となり、実際には一体的な路線として運行されます。

相鉄新横浜線のうち、西谷~羽沢横浜国大については先行して「相鉄・JR直通線」として開業済みであり、武蔵小杉に停車する直通路線として本サイトでもすでにご紹介しておりました。

「相鉄・東急新横浜線」によるアクセス向上
相鉄・東急新横浜線によるアクセス向上
※東急株式会社提供

本路線の開業により、東急目黒線・東横線が新横浜と直結し、新横浜の「日産スタジアム」や東海道新幹線経由での中部・関西方面へのアクセスが向上することになります。

上記は東急各線からの「相鉄・東急新横浜線」を利用した新横浜での新幹線乗り換えシミュレーションです。

勿論品川からも新幹線は利用できますが、新横浜乗り換えも従来より増加するでしょう。

■武蔵小杉からアクセスが向上する新横浜の日産スタジアム
ワールドチャレンジが開催された日産スタジアム

■相鉄・東急新横浜線の時刻表
東急新横浜線
※東急株式会社提供

■東急目黒線武蔵小杉駅の平日朝時刻表(日吉 新横浜方面)
時刻 平日
5時 5海 19新 25湘 33し 44 48 54し
6時 0海 7 12し 16 23し 29海 33 38海 42 46 51し 54湘 56 59
7時 4し 7 11海 13 16し 20 23 26し 29大 32 34 37湘 40し 46 49し 52 54大 58
8時 4し 7 10海 13 16 20湘 24 27し 30 33 36 42し 46 49 53し
9時 0海 1 3し 7海 12 14し 19海 21 27 29 38 44海 47 54し
※急行(赤文字)
※海:海老名、湘:湘南台、し:新横浜行、大:大和

■東急東横線武蔵小杉駅の平日朝時刻表(横浜 元町・中華街 新横浜 二俣川方面)
時刻 平日
5時 10 20 29 35 39海 48
6時 2 6 8 14 18 23 31 38 41 45 52 55 59
7時 6 10 14 20湘 22 25 28 31 34 37 41 44湘 46 49 51 54 57
8時 1 4 6 9湘 11 13 16 21 23 27 31 33湘 36 38 41 44 48大 50 52 59
9時 1 4 6 10 11谷 17 20 23海 25 28 32 35湘 38 41 45 48 50谷 53 56
※急行(赤文字) 通勤特急(ピンク) 特急(緑)
※海:海老名、湘:湘南台、大:大和、谷:西谷

弊紙では、東急武蔵小杉駅に着目して、平日朝の時刻表をピックアップしてみました。

上記時刻表のうち、太字の時刻の電車(行先が併記してあるもの)が相鉄・東急新横浜線直通電車です。

まず、全体として相鉄・東急新横浜線方面に直通するのは東横線よりも目黒線の方が本数が多いことがわかります。

目黒線は従来日吉止まりだったものを延伸するだけですので、ダイヤへの影響が少ないことが理由でしょう。

東横線においては、相鉄・東急新横浜線方面に直通するのは急行・通勤特急・特急の優等列車となっています。

また、東横線は単純な延伸ではなく、従来の横浜駅に向かうダイヤに相鉄・東急新横浜線行きのダイヤを挿入する形になりますので、急行などの優等列車が2本連続となる形が多くなっています。

多くの場合、先に相鉄・東急新横浜線直通の急行が来て、その次に横浜駅・元町中華街駅行きの特急が来るダイヤになっています。

横浜駅方面に向かう際、間違えないように気を付けましょう。

その他、目黒線急行の速達化などもありますので、詳細は関連リンクよりリリース等をご参照ください。

【関連リンク】
《東急電鉄:ニュースレター》東急新横浜線を含むダイヤ改正後の各駅時刻表を公開します
東急電鉄 各駅時刻表
東急電鉄乗り換え案内・運賃検索機能
※検索可能範囲:東急線全線
※相互直通運転を行う他社線内までの乗り換え案内・運賃は、3月上旬提供予定
相鉄・東急新横浜線 ご利用ハンドブック(PDF)
東急ニュースリリース  相鉄・東急直通線 開業日に関するお知らせ
東急ニュースリリース 2023年3月18日(土)相鉄新横浜線※1・東急新横浜線開業に伴い形成される 広域鉄道ネットワークの直通運転形態および主な所要時間について 
東急ニュースリリース 2023年3月18日(土)東横線・目黒線・田園都市線など東急線6路線でダイヤ改正を実施 ~同日に東急新横浜線が開業します~

(相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線関連エントリ)
2019/11/6エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路に11月30日開業「相鉄・JR直通線」のPRポスターが登場、「よんれつ」など武蔵小杉駅歴代キャラクターが紹介
2019/11/30エントリ 本日開業「相鉄・JR直通線」で武蔵小杉から相鉄線方面が直通に、武蔵小杉東急スクエア「崎陽軒」で記念弁当も発売
2020/3/10エントリ 武蔵小杉から相鉄・JR直通線で1駅。「羽沢横浜国大駅」と、駅周辺から見るみなとみらい・新横浜・武蔵小杉の高層ビル群
2022/1/27エントリ 武蔵小杉から新横浜に直通「相鉄・東急直通線」開業予定が2023年3月に、東急目黒線の8両編成営業が2022年4月上旬から順次スタート
2022/11/20エントリ JR武蔵小杉駅で相鉄・JR直通線開業3周年記念イベント開催、撮影会に「ハマの電チャン」「そうにゃん」登場しオリジナルグッズ販売も
2022/12/21エントリ 相鉄・東急直通線(相鉄新横浜線・東急新横浜線)の開業日が2023年3月18日に決定、広域鉄道ネットワークで武蔵小杉から新横浜が1本に

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2023年
02月17日

川崎フロンターレのJ1リーグとフロカフェ「川崎いちごフェス2023」開幕、ホームゲーム限定「かわさきイチゴのカブレラ大福」も登場

本日、2023明治安田生命J1リーグ第1節「川崎フロンターレvs横浜F・マリノス戦」が等々力陸上競技場で開催されました。
全18クラブのうち本カードだけが通常の土曜日開催に先駆けて金曜日開催となり、文字通り「J1リーグ開幕戦」となりました。

いきなり前年の1位、2位が激突する屈指の好カードは、開始4分でゴール前のミスから川崎が失点する思いがけない展開となりました。
川崎もボールを支配して決定機を作るものの惜しくもゴールに繋がらず。逆に37分にコーナーキックから追加点を許します。

■Jリーグtwitter ゴール動画 橘田健人

後半アディショナルタイムに新キャプテン・橘田健人選手が痛烈なシュートでゴールネットを揺らすも、1-2で開幕戦を落とす結果となりました。

攻守が目まぐるしく入れ替わるスピード感ある試合に、観客22,563人、全席で声出し応援が可能となった等々力陸上競技場は大歓声に包まれました。

■Jリーグ開幕戦となった等々力陸上競技場
等々力陸上競技場


■武蔵小杉駅前での「エル・ゴラッソ」号外配布
号外配布

号外配布

本日は前述の通りJ1リーグ唯一の開幕戦ということもあって、サッカー専門新聞「エル・ゴラッソ」の号外も配布されました。

川崎フロンターレは「奪還」。
横浜F・マリノスは「連覇」。

それぞれキャプテンをつとめる橘田健人選手、喜田拓也選手が1面に登場しました。

■等々力陸上競技場の案内板も新シーズン仕様に
ウェルカムボード

ウェルカムボード

ウェルカムボード

等々力陸上競技場には、新丸子駅、武蔵小杉駅、武蔵中原駅方面などいくつかのアクセスルートがあります。

その導線ごとにウェルカムボードが立てられているのですが、こちらも新シーズン仕様になっていました。

中央がユース出身の14番・脇坂泰斗選手、左がベテランのムードメーカー・登里享平選手。
そして右が柏レイソルから新加入の大南拓磨選手です。

大南拓磨選手は、柏レイソルで日本代表にも選出経験のあるセンターバックです。

谷口彰悟選手の穴を埋める戦力として活躍が期待され、早速本日の開幕戦も後半に出場機会を得ました。

同じくセンターバックのジェジエウ選手が後半終了間際にレッドカード退場・次節出場停止となったため、大南選手の活躍が期待されます。

■ホームゲームイベントは「等々力スーパーキッズランド」
等々力スーパーキッズランド

等々力スーパーキッズランド

等々力スーパーキッズランド

等々力スーパーキッズランド

イケメンダンク

平日開催のホームゲームでは、多くの場合大規模な企画イベントではなく、キックターゲットなどのミニゲームが楽しめる「等々力スーパーキッズランド」が開催されます。

毎年イケメンが採用されるバスケットボールゲーム「イケメンダンク」は、新キャプテンの橘田健人選手をセンターに、左に大島僚太選手、そして右にユースからトップ昇格した大関友翔選手が起用されていました。

■会場内に設置された選手紹介
選手紹介

選手紹介

選手紹介

選手紹介

会場内には、各所に選手紹介がありました。
好きな食べ物や川崎のおすすめスポット、趣味、選手でお兄ちゃんにするなら誰か、が書いてあります。

川崎フロンターレのウェブサイトの選手紹介は質問数が膨大でサッカーからプライベート、小ネタまで多岐に渡っていることで知られています。

ホームゲームイベントでの掲示は、そこから抜粋したものでした。

抜粋したのはサッカーのことではなく、イベント来場者にまずはキャラクターを知ってもらおうということでしょう。

まだご覧になったことがない方は、是非ウェブサイトのプロフィールも読んでみてください。

■銭湯をテーマにした映画「湯道」コラボ
「湯道コラボ」

「湯道コラボ」

「湯道コラボ」

また本日は、銭湯をテーマにした映画「湯道」とのコラボレーションも行っていました。
SNS投稿でグッズ抽選に参加できた他、始球式は同作品に出演している天童よしみさんでした。

もちろん、川崎フロンターレがJリーグで唯一クラブ名に「フロ」がつくことによるコラボです。

■7番ゲートの行列が復活
7番ゲートの行列が復活

■グッズ売り場の行列
グッズ売り場の行列

今シーズンのJリーグは100%収容で、全席で「声出し応援」が可能となります。
開幕戦の好カードということもあり、平日ながらチケットは完売して前述の通り22,563人が来場しました。

また今シーズンは開幕から自由席の運用も行われ、等々力陸上競技場の自由席へのメインの入場口となる「7番ゲート」の長い行列が復活しました。

メインスタンド前のグッズ売り場も、タオルマフラーなどの新シーズングッズを求める方の行列が長く伸びていました。

■通行量調査
通行量調査

こうした人出の回復基調のなかで、等々力陸上競技場周辺では通行量の調査が行われていました。

今後の運営の参考になるものと思います。

■マスコットグリーティング
マスコットグリーティング

マスコットグリーティング

マスコットグリーティング

選手バスが到着する前の、マスコットグリーティングもコロナ禍で一時期中止となりましたが、復活しています。

川崎フロンターレのマスコットキャラクター「カブレラ」と結婚した陸前高田市の「たかたのゆめちゃん」は、すっかりクラブのマスコットのようにレギュラー化しました。

■応援のカードを掲げて青く染まった等々力陸上競技場
応援のカードを掲げてスタジアムを青く染める

配布されたカード

本日の開幕戦は入場時に、応援のカードが配られました。
試合前にこれをみんなで掲げて、等々力陸上競技場を青く染める演出が行われました。

このカードも、新キャプテンの橘田健人選手がメインです。

■ファンブック2023
ファンブック2023

またシーズン開始時には、選手紹介などをまとめた「ファンブック」が販売されます。
開幕戦だけでなくシーズンを通して販売していますので、最初に購入しておくとよいと思います。

■スポンサー企業「UD」の珪藻土コースター
珪藻土コースター

また本日は「UD(ユーディー)エキサイトマッチ」ということで、冠スポンサーのUDによる「珪藻土コースター」の販売も行われていました。

これはきわめて吸水性が高く、冷たい飲み物を置くのに好適です。
こちらも2023シーズン版で、写真はこれまたキャプテン橘田健人選手です。



■武蔵小杉駅北口の「アズーロ・ネロ×フロカフェ」
フロカフェ

一方、武蔵小杉駅北口のオフィシャルグッズショップ&カフェ「アズーロ・ネロ×フロカフェ」は、試合前に多くのお客さんが来店していました。

新シーズングッズも人気ですが、こちらの行列は川崎産いちごを使った「川崎いちごフェス2023」のメニューを求めるものでした。

■ホームゲーム限定の「かわさきイチゴのカブレラ大福」(500円)
カブレラ大福

「フロカフェ」では毎年川崎産いちごのメニューを提供していまして、人気を博しています。

こちらはホームゲーム開催日限定で販売されている「かわさきイチゴのカブレラ大福」です。

ふんわりもちもちの大福の中に、甘いクリームと新鮮な川崎産いちごが入っていて幸せな気持ちになります。

ホームゲーム限定メニューには、ほかに「かわさきイチゴのワッフルサンド」もありますが、やはり1番人気はカブレラ姿の大福でした。

ちなみに、カブレラの葉っぱの部分も食べられます。

■「かわさきイチゴのFROンチトースト」(1,100円)
FROンチトースト

こちらは「かわさきイチゴのFROンチトースト」です。

厚切りのデニッシュをバターで焼き上げ、川崎産いちごと自家製いちごジャム、そして練乳クリームがふんだんに添えられています。

こちらも満足の一品でした。

■「かわさきイチゴの抹茶ラテ」(600円)
抹茶ラテ

ドリンクも、川崎産いちごメニューが揃っています。
こちらは「かわさきイチゴの抹茶ラテ」です。

下にいちごの果肉の層があって、太めのストローでいちごから食べるも良し、抹茶と混ぜても良しです。

他にもまだまだ「川崎いちごフェス2023」のメニューはありますので、またご紹介したいと思います。

「川崎いちごフェス2023」の販売期間は、5月7日までですので、今後のホームゲーム開催時にもご注目ください。

(あさお、はつしも)

【関連リンク】
川崎フロンターレ ゲーム記録 第1節
川崎フロンターレ FRO CAFE「川崎いちごフェス2023」&「笑顔いっぱい~いちごスタンプラリー」開催のお知らせ

(2023シーズン関連)
2023/1/11エントリ 川崎フロンターレが2023必勝祈願・新年ご挨拶回りを3年ぶり実施、中原区内を小林・家長・大島・車屋ら各選手が回り橘田選手は「アボカド隊長」で登場
2023/1/21エントリ 川崎フロンターレの商店街タペストリーが2023シーズン版に更新、向河原~平間などで付け替え
2023/2/2エントリ 東急武蔵小杉駅構内と周辺・中原区役所の川崎フロンターレ装飾が2023シーズン版に更新、新キャプテン橘田健人や川崎復帰の宮代大聖も
2023/2/15エントリ JR川崎駅北口通路の川崎フロンターレヒストリー展示が更新、2022-2023シーズン追加でカタール移籍の谷口彰悟選手やパリSG戦の写真も

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2023年
02月16日

「まきまきキッチン」が川崎市国際交流センターで毎月第3土曜にフードパントリー開催、「遊べる子ども食堂」でコミュニティの場に

川崎市国際交流センターで、毎月第3土曜日にこども食堂「まきまきキッチン」フードパントリーが開催されています。

2月は今週末、18日(土)に開催予定ですので、1月度の開催の模様をご紹介したいと思います。



■川崎市国際交流センターの「まきまきキッチン」
まきまきキッチン

まきまきキッチン

まきまきキッチン

「まきまきキッチン」は、2019年に活動をスタートしたこども食堂グループです。

貧困などさまざまな家庭の事情がある子どもたちを支援し、どなたでも気軽に参加できるコミュニティの場をつくる取り組みを継続されています。

■受付
受付

■募金箱
募金箱

■袋詰めでの食品の配布
袋詰めでの食品の配布

袋詰めでの食品の配布

「まきまきキッチン」の活動の中心は、食品の提供です。
現在はコロナ禍もあり、フードドライブを活用して袋詰めでの食品の配布(フードパントリー)を行っています。

■寒い日に嬉しいお汁粉
お汁粉

寒い日に嬉しいお汁粉

お汁粉

1月開催の寒い日には、温かいお汁粉が振舞われました。
もなかの皮を砕いて入れると、お餅のようになって美味しくいただけます。

■ポカポンゲーム
ポカポンゲーム

ポカポンゲーム

「まきまきキッチン」は前述の通り、食品を配布するだけでなく、どなたでも気軽に参加できるコミュニティの場となることを目的としています。

子どもたちが遊べて、お菓子がもらえる「ポカポンゲーム」もありました。

■「はなうた図工室」
はなうた図工室

はなうた図工室

こちらは、「まきまきキッチン」とコラボ出展していた「はなうた図工室」です。
ご覧の通り自由にお絵かきが楽しめたほか、「スクラップ・アート」で遊べました。

■段ボールを再利用した「スクラップ・アート」
スクラップ・アート

スクラップ・アート

スクラップ・アート

こちらが、段ボールを再利用した「スクラップ・アート」です。
シンプルなようで、やりはじめると子どもたちは熱中して楽しみます。

■ハンドメイドの小物・巾着など
ハンドメイドの袋

ハンドメイド

ハンドメイドの小物・巾着など

ハンカチ

こちらは、ハンドメイド品を作っていらした方がお子さんと一緒に出店されていました。
いずれもかわいらしい色合い・柄ですね。

小物の袋は、ひとり1個自由にお持ち帰りできました。

■韓国のスパムやナッツ、頭かっさ(頭皮マッサージ)
韓国の食品 

韓国のスパムやナッツ

■頭かっさ(頭皮マッサージ)を受ける「まきまきキッチン」代表の安西まきこさん
頭かっさ

最後は、韓国のスパムやナッツ、そして頭かっさ(頭皮マッサージ)です。
かっさ(頭皮マッサージ)の代金は、全額子ども食堂に寄付されるということです。

写真でマッサージを受けているのが、「まきまきキッチン」代表の安西まきこさんです。
保育ボランティアグループ「にじの会」でも子育て支援をされています。

いつもふんわりと穏やかな笑顔が素敵な方ですので、声をかけてみてください。

子ども食堂は「貧困の子どもたちの支援」として一般に受け止められていますが、安西さんはかねてから「貧困は金銭的な問題だけではなく、共働きなどで家族の時間が取れないなどさまざまな事情がある」といいます。

そのため、「まきまきキッチン」は、様々な困りごとを抱えた方に来てもらって、パントリーだけでなく「遊べるこども食堂」として楽しんで帰ってもらいたいということです。


冒頭にお伝えした通り、次回は2月18日(土)、時間は10:00~14:00(※目安)です。

なお、現在「まきまきキッチン」を開催している川崎市国際交流センターは、公共の広場のため並んで待機したりするのは控えていただきたいということですので、あらかじめご承知ください。

食品の提供など、支援につきましては関連リンクより公式ウェブサイトをご参照ください。
Amazonのウィッシュリストで募集もされていますので、あわせてリンクを掲載しておきます。

■「まきまきキッチン」Instagram


■まきまきキッチンfacebookページ


【関連リンク】
まきまきキッチン ウェブサイト
まきまきキッチン Amazonウィッシュリスト
まきまきキッチン Instagram
まきまきキッチン facebookページ
はなうた図工室 ウェブサイト

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2023年
02月15日

JR川崎駅北口通路の川崎フロンターレヒストリー展示が更新、2022-2023シーズン追加でカタール移籍の谷口彰悟選手やパリSG戦の写真も

2018年に開業したJR川崎駅の「北口通路」に、かねてから川崎フロンターレのヒストリー展示パネルが掲示されています。

先日、このパネルに2022・2023シーズン部分が追加更新されましたので、ご紹介します。 

■JR川崎駅北口通路の川崎フロンターレヒストリー展示パネル
 川崎フロンターレのヒストリー展示パネル

JR川崎駅では、駅の混雑緩和を目的として「北改札」と「北口通路」が2018年2月17日に新設されました。

この北口通路には、供用開始以来壁面に川崎フロンターレ関連のパネルが展示されています。

パネルはクラブ創立から現在までの歴史を辿るものになっていまして、新シーズンが始まるタイミングで、終わったシーズンの記録と、新シーズンのユニフォームを着用したビジュアルが追加されるようになっていました。

パネルのラックは17枚分あり、1997~2016シーズンの20年間はパネル1枚に2年分を掲載し、10枚を消費しています。

残り7枚のパネルがありますが、昨年はこれを2017~2020シーズンの4年間で4枚、2021シーズン2枚、2022シーズン1枚という構成で使っていました。

今年は2枚使っていた2021シーズンを1枚に減らすことで、2017~2023シーズンを1枚ずつで7枚掲示する形になりました。

■新たに加わった2022シーズンの記録
新たに加わった2022シーズンの記録

こちらが、新たに加わった2022シーズンの記録です。

「決意 タイトルを獲れず。しかし、最後まで諦めない姿勢を見せる。」

このパネルでは、4枚の象徴的な写真が組み合わさっていました。

■カタールに移籍した谷口彰悟キャプテン(当時)
谷口彰悟キャプテン

谷口彰悟キャプテン

4枚の写真のうち、2枚が谷口彰悟キャプテン(当時)がメインでした。

弊紙でもお伝えした通り、谷口彰悟選手はワールドカップ終了後にカタールのアル・ラーヤンに移籍しました。

長く川崎フロンターレの中心で、昨季はキャプテンもつとめていた同選手の移籍を惜しむ方は多く、送別会にもたくさんの方が詰めかけました。

2枚目は、シーズン最終戦の「多摩川クラシコ」FC東京戦のものでしょう。
最後まで優勝の可能性を残し、あきらめずに戦い抜きました。

なお、昨年追加された2021シーズンも、海外移籍した三笘薫選手、田中碧選手の写真がパネルに使われており、こうした写真のセレクトは川崎フロンターレが意図したものではないかと思います。

■マリノス戦のジェジエウ選手
マリノス戦のジェジエウ選手

2022シーズンは、優勝した横浜F・マリノスを川崎フロンターレが追う形になりました。

後半戦のマリノスとの直接対決、勝利しなければかなり厳しくなる中、終了間際にジェジエウ選手が足をつりながらもゴールを決め、紙一重で希望がつながったシーンがありました。

上記はそのときの写真で、これも2022シーズンを象徴するものといえるでしょう。

■パリ・サンジェルマンとの親善試合
パリ・サンジェルマンとの親善試合

そして最後の1枚は、パリ・サンジェルマンとの親善試合の集合写真です。

メッシ、エムバペ、ネイマールら超ワールドクラスの選手らとの、貴重な対戦機会でした。

■メッシ選手のサイン入り風呂桶
メッシ選手のサイン入り風呂桶

■エムバペ選手のサイン入り風呂桶
エムバペ選手のサイン入り風呂桶

そういえば、年末年始に開催されていた2022川崎フロンターレ展では、メッシ選手、エムバペ選手にサインをもらった「風呂桶」も展示されていました。

よく見るとこの風呂桶は親善試合の特別仕様になっています。
こういうところ、しっかりしていますね。

■2023年ユニフォームのビジュアル
2023年のビジュアル

そして最後のパネルは、2023シーズンの選手ビジュアルです。

「過去を超える」ことをコンセプトにしたキャッチフレーズ「Exceed_」とともに、「最強のチャレンジャー」としての川崎フロンターレの中心選手6人の写真が掲載されています。

左から2017シーズンMVPの小林悠(こばやしゆう)選手、2018シーズンMVPの家長昭博(いえながあきひろ)選手、新キャプテンの橘田健人(たちばなだけんと)選手、副キャプテンの脇坂泰斗(わきざかやすと)選手、エースナンバー10番をつける大島僚太(おおしまりょうた)選手、カタールW杯代表の山根視来(やまねみき)選手です。

■東急武蔵小杉駅コンコース内「こすぎアイ」の広報ビジュアル 東急武蔵小杉駅「こすぎアイ」の川崎フロンターレ広報ビジュアル

■JR線側改札口の大島僚太選手
改札口の大島僚太選手

■こすぎコアパークの橘田健人選手
こすぎコアパークの橘田健人選手

こちらは、先日ご紹介した武蔵小杉駅周辺の川崎フロンターレ装飾(2023シーズン版)です。

こうした川崎市内の装飾も一通り更新されてきまして、開幕戦は今週末、2月17日(金)の横浜F・マリノス戦です。
チケットは完売しており、等々力陸上競技場が久々に全席で声出し応援となる予定です。

【関連リンク】
(2023シーズン関連)
2023/1/11エントリ 川崎フロンターレが2023必勝祈願・新年ご挨拶回りを3年ぶり実施、中原区内を小林・家長・大島・車屋ら各選手が回り橘田選手は「アボカド隊長」で登場
2023/1/21エントリ 川崎フロンターレの商店街タペストリーが2023シーズン版に更新、向河原~平間などで付け替え
2023/2/2エントリ 東急武蔵小杉駅構内と周辺・中原区役所の川崎フロンターレ装飾が2023シーズン版に更新、新キャプテン橘田健人や川崎復帰の宮代大聖も

(川崎駅北口関連)
2017/7/12エントリ JR川崎駅の大規模拡張事業が進行中。「中央北改札」が6月18日開業、北口通路・北改札は2018年3月開業予定
2018/2/17エントリ JR川崎駅に北改札・北口通路・駅ナカ「アトレ」が本日開業、川崎フロンターレ優勝メモリアル・2018シーズン全選手パネルを展示「フロンターレロード」も登場
2018/8/12エントリ JR川崎駅北口通路の「フロンターレロード」の全選手パネルが更新、新戦力の宮代大聖選手も登場
2019/2/21エントリ 2/23開幕戦「多摩川クラシコ」直前!JR川崎駅北口通路「フロンターレロード」のパネルが2019シーズン仕様に更新、新戦力含め全選手を紹介2020/3/16エントリ JR川崎駅北口通路の川崎フロンターレパネルが2020シーズン仕様に更新、クラブ23年のヒストリーを展示
2020/9/1エントリ 川崎駅北口通路に川崎フロンターレと市内U-12サッカークラブのユニフォームが一斉展示、FC中原・東住吉SCなど中原区の各クラブも登場
2020/12/4エントリ 川崎駅北口通路に「川崎フロンターレ優勝記念ストリート」が登場、歴代ユニフォーム・中村憲剛選手の18年ヒストリーと今季戦績を展示
2021/3/26エントリ 川崎駅北口通路の川崎フロンターレゾーンに川崎ブレイブサンダース天皇杯優勝祝賀展示が登場、コロナ禍の全選手応援メッセージも掲示
2022/1/29エントリ JR川崎駅北口通路の川崎フロンターレヒストリー展示が更新、田中碧ら海外移籍3選手の姿や2022新ユニフォームが追加
2022/2/10エントリ 川崎フロンターレの「26(フロ)周年」タペストリーが向河原・平間などに登場、武蔵小杉・等々力陸上競技場周辺に「多摩川クラシコ」タペストリーも
2022/4/27エントリ 布廃材の「さをり織り」アートが川崎駅から市内巡回展示へ、川崎フロンターレの旧タペストリーなどが素材として活用

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2023年
02月14日

向河原の路地裏で隠れ家ベーカリー「悠々閑々」が木金土のみ営業中、川崎市市民文化大使・EXILE松本利夫さんも紹介

向河原の路地裏に、隠れ家的なパン屋さん「悠々閑々(ゆうゆうかんかん)」があります。
今回は、同店の国産小麦のパンをご紹介したいと思います。

■「悠々閑々」のパン
悠々閑々のパン

■「みのや」前の「悠々閑々」への曲がり角(写真左)
みのや駅前の曲がり角

向河原の駅前から、南武沿線道路に向かって商店街「向河原商栄会」が広がっています。
写真左は向河原の老舗ベーカリー「小麦工房みのや」で、過去記事でご紹介しておりました。

今回ご紹介する「悠々閑々」は、この向かいの角を曲がった先にあります。

■「悠々閑々」の看板
「悠々閑々」の看板

悠々閑々の看板

「みのや」前の角を曲がると、「悠々閑々」の看板が見えてきます。
なお、後ほど店舗情報にも記載いたしますが、営業日(販売日)は木・金・土ですので、ご注意ください。

一応、本記事の掲載が火曜日の夜、多くの方は水曜日にお読みになったうえで翌日から3日間が営業日というタイミングにさせていただきました。

お店はご覧の通り、看板の先の、建物脇の道をこのまま進んでいきます。
一瞬このまま進むのをためらいますが、「お気軽にどうぞ」と看板にも書いてありますので大丈夫です。

■奥にある「悠々閑々」
「悠々閑々」の店舗

■パンのメニュー
メニュー

メニュー

細い道を進むと、「悠々閑々」があります。
カウンター窓口だけのこじんまりした店構えで、メニューが掲示されています。

メニューはパンのほか、ピザ、焼き菓子もありました。
パンはいずれも国産小麦で、店内で手作りされています。

写真を見ると、どれも美味しそうでした。

■呼び出しのベル
呼び出しのベル

お店の方はカウンターで常時待機されているわけではありませんので、お買い物の際はベルで呼びましょう。

看板にもある通り、「悠々閑々」のコンセプトは「パンdeコミュニケーション」です。
作る人と味わう人のつながりを大切にされているということで、気軽にお声がけしてみてください。

■りんごのシナモンロール(250円)
りんごのシナモンロール

■エピ(ベーコン)(230円)
ベーコンエピ

今回いただいたのは、「りんごのシナモンロール」と「エピ(ベーコン)」です。

「りんごのシナモンロール」は、シナモンがよく効いてりんごがたっぷり入っています。
りんごは酸味よりも、しっかり甘味のある仕上がりでした。

「エピ(ベーコン)」は、粗挽きコショウのアクセントがほどよく、しっかりした歯ごたえがあります。
お店のおススメでは、リベイク(水分が逃げないようトースターで温め直し)して召し上がっていただきたいということでした。

いずれもとても美味しく、他のパンも色々試してみたくなりました。

■EXILE松本利夫さん認定店のステッカー
松本利夫さん認定店

なお、弊紙が「悠々閑々」を知ったきっかけは、川崎市出身で「川崎市市民文化大使」をつとめえるEXILE松本利夫さん(川崎利夫さん)のYoutubeチャンネル「川崎応援プロジェクトMATSUぼっちIN THE HOUSE」の動画でした。

「川崎利夫」こと松本利夫さんが「悠々閑々」をアポなし訪問して召し上がっていたのも、ちょうど今回ご紹介した「りんごのシナモンロール」「エピ(ベーコン)」でした。

■「川崎応援プロジェクトMATSUぼっちIN THE HOUSE」


こちらが、「MATSUぼっちIN THE HOUSE」の動画です。

「悠々閑々」の部分にスタート地点を合わせてありますが、本サイトでもご紹介している「むかいがわら子ども食堂じぃーじぃーず」なども紹介されていますので、よろしければ全体もご覧になってみてください。

(たちばな)

■「悠々閑々(ゆうゆうかんかん)」の店舗情報
●所在地:川崎市中原区下沼部1749
●営業時間:11:00~16:00
●営業日:木・金・土のみ
●Instagram:https://www.instagram.com/yuyuandkankan/


■マップ


【関連リンク】
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2023年
02月13日

武蔵小杉から見える「白い煙突」の正体。建て替え工事中の川崎市ごみ処理施設「橘処理センター」

武蔵小杉から西方面に、白い煙突のようなものが見えていました。
これがかねてから気になっていたものですから、正体を確認しに行ってみました。

■武蔵小杉から西に見える「白い煙突」
武蔵小杉から西に見える煙突

武蔵小杉のタワーマンションなど、一定以上の高さから西を見ると、かねてからご覧のような白い煙突、あるいや搭のようなものが見えていました。

足元の部分は良く見えませんので、これが一体何なのか遠景ではわかりませんでした。

■尻手黒川道路から見上げた白い煙突
白い煙突

煙突に近づくには、尻手黒川道路をひたすら西に向かうのが良いようでした。

高津区に入り、2023/1/6エントリでご紹介した「梶ヶ谷貨物ターミナル」付近まで来ると、高台の住宅街の上に煙突が見えてきました。

■巨大な煙突と建設中の建造物
巨大な煙突と建設中の建造物

白い煙突と建設中の建造物

近づいてみると、白い煙突は想像以上に巨大なものでした。
また、あわせて大規模な建造物が建設中でした。

現地の掲示を確認すると、これは川崎市の廃棄物処理施設「橘処理センター」の建て替え工事でした。

工事に関するウェブサイトが開設されて、情報が公開されています。

従来の橘処理センターは、稼働から40年か経過して老朽化のため建て替えが必要となっていました。
同センターの焼却処理施設は2014年度末に、粗大ごみ処理施設は2015年度末で稼働休止しています。

現在は上記写真の通り、敷地の高低差を利用した造成地盤を設置して、限られた敷地を立体利用する工事が進められています。

この白い煙突の高さは、100mということでした。

武蔵小杉でいえば、北口の武蔵小杉タワープレイスとちょうど同じ高さです。

新たな橘処理センターは、ごみ焼却処理施設としては3炉で1日600トン、ミックスペーパー資源化処理施設としては2ラインで1日45トンの処理能力を有します。

■市民プラザ通り側の建物
市民プラザ側の建物

■隣の市民プラザ
隣の市民プラザ

この「橘処理センター」は、北側は「市民プラザ通り」に面し、隣は川崎市民プラザです。
市民プラザ通り沿いでは、建物の外壁も出来上がってきていました。

また、建て替えにより隣接する川崎市民プラザとは一体的な土地利用を行うものとしています。

■川崎市橘リサイクルコミュニティセンター
川崎市橘リサイクルコミュニティセンター

■「かわるん」の自動販売機
かわるんの自動販売機

また敷地内にでは、川崎市橘リサイクルコミュニティセンターが建て替え中も営業してきましたが、こちらも2022年度末(2023年3月末)で廃止されます。

こちらはどなたでも入館でき、リサイクル講座の開催やリサイクル品の回収、バザーなどのイベント開催を行ってきました。

リサイクル品の回収なども順次終了となりますが、本エントリに記録を残しておきたいと思います。

新たな橘処理センターは、2023年に完成、2024年にかけて試運転を行う工事日程となっています。

工事もこれから終盤に入り、完成の姿も見えてくるのではないでしょうか。

■近接するJR梶ヶ谷貨物ターミナル駅の空撮
梶ヶ谷貨物ターミナル駅の空撮
(撮影:northsan)

■川崎市のごみを運搬するコンテナ
川崎市のごみを運搬するコンテナ

なお、橘処理センター近くの梶ヶ谷貨物ターミナルからは、臨海部に川崎市のごみを輸送する「クリーンかわさき号」が運行されています。

詳細は関連リンクよりご参照ください。

■「橘処理センター」のマップ


【関連リンク】
橘処理センター建設工事 ウェブサイト
川崎市橘リサイクルコミュニティセンター ウェブサイト
川崎市民プラザ ウェブサイト
2018/6/27エントリ 武蔵小杉の地下を走る貨物線「武蔵野南線」に給電、上小田中の「梶ヶ谷変電所」で見る「金矢」の字
2018/9/11エントリ 武蔵小杉の地下を走る貨物線「武蔵野南線」探訪(2)「今井仲町立坑」 2023/1/6エントリ 武蔵小杉地下を走る「武蔵野南線」の「梶ヶ谷貨物ターミナル駅」探訪、川崎市のごみを運搬「クリーンかわさき号」も運行

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2023年
02月12日

アートフェス「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」2Days開催レポート:フィナーレのゲーフラパフォーマンスに盛り上がり

来場者参加型のアートフェス「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」が、2月11日・12日の2日間にわたって開催され、終幕しました。

昨日はこのうち、地元アーティストと住民共創の仕掛本「シン・マルコちん」の配布についてご紹介をさせていただきました。

本日は2日間のステージプログラムとワークショップのレポートを、すべてはご紹介しきれませんがお届けしたいと思います。

フィナーレ


■ステージプログラム「和太鼓祗園」
和太鼓祗園

和太鼓祗園

和太鼓祗園

和太鼓祗園

和太鼓祗園

和太鼓祗園

最初にご紹介するのは、中原区で活動する和太鼓グループ「和太鼓祗園」です。
子どもから大人まで、幅広い年代で活動しています。

楽しそうに太鼓を打つ子どもたちも、パワフルな大人たちの太鼓もどちらも素敵でした。

先月、NEC玉川ルネサンスシティホールで開催された「In Unity2023」にも出演していましたので、弊紙でもご紹介したばかりです。

■「紙芝居屋ゆうことぴっぴ」
紙芝居屋ゆうことぴっぴ

続いて、中原区を中心にご家族で紙芝居活動をされている「紙芝居屋ゆうことぴっぴ」です。

来場者参加型で、見るだけでなく楽しい演出が盛り込まれています。

今回はおみくじが登場して、「大吉」を引きたいのですが…。
観客席から子どもたちにステージに上がってもらって、引いてもらいます。

■「大成功」
紙芝居屋ゆうことぴっぴ

■「大人気」
紙芝居屋ゆうことぴっぴ

■「大丈夫」
紙芝居屋ゆうことぴっぴ

■「大盛」
紙芝居屋ゆうことぴっぴ

出てきたおみくじは、「大成功」「大人気」「大丈夫」「大盛」などでした。
意外な展開です。

■紙芝居本編
紙芝居屋ゆうことぴっぴ

紙芝居本編は、主人公のうさおくんが、風船で飛んできたお手紙を拾うお話でした。
中には種がはいっていて、これを植えてほしいということなのですが、果たしてどうなるでしょうか。

ストーリーは、ご覧になったときのお楽しみにしておきましょう。

■「武蔵小杉ファミリーウィンドオーケストラ」
武蔵小杉ファミリーウィンドオーケストラ

武蔵小杉ファミリーウィンドオーケストラ

武蔵小杉ファミリーウィンドオーケストラ

武蔵小杉ファミリーウィンドオーケストラ

2日目の冒頭には、「武蔵小杉ファミリーウィンドオーケストラ」が出演しました。

吹奏楽が好きな子育て世代の皆さんが、子どもたちを蚊帳の外にせず、一緒に練習・演奏をするグループです。

今回の「コスギアート・ラ・ファブリカ」でも、子どもたちもステージに座って、あるいは一緒に演奏に加わったりお手伝いをして演奏をしていました。

■幕間に登場「OTM≒15」
オタマトーン

オタマトーン

1日目のステージの幕間には、「OTM≒15」が登場して、SNSで海外でも話題になった楽器「オタマトーン」などの演奏をしてくれました。

こうしたちょっと楽しい企画が挟んであったのも良かったと思います。

■「ユキノ フラ スタジオ リノハナ」
ユキノフラスタジオリノハナ

ユキノフラスタジオリノハナ

ユキノフラスタジオリノハナ

「ユキノ フラ スタジオ リノハナ」は、武蔵小杉で活動するフラダンス教室です。
心落ち着くような、優美な踊りが印象に残りました。

■「フラ レイ マカマエ」のフラダンス体験
フラダンス体験

フラダンス体験

フラダンス体験 

「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」では、フラダンス体験のワークショップも開催されました。

上記は1日目の「フラ レイ マカマエ」のフラダンス体験です。
さきほどご紹介した「ユキノ フラ スタジオ リノハナ」も、2日目に体験ワークショップを開催していました。

■アート体験「オリジナルぬりえ&ハンドマッサージ」
オリジナルぬりえ&ハンドマッサージ

ハンドマッサージ

■「かわさき折り紙」を使ったバレンタインカード・冠・ハガキ作り
かわさき折り紙

かわさき折り紙

また、「コスギアート・ラ・ファブリカ」では多くのアート体験もありました。

ぬりえ、フィンガーペイント、バルーンアートや、「かわさき折り紙」を使ったバレンタインカード・冠・ハガキ作りなど、多くのご家族が楽しんでいました。

■占いコーナー
占いコーナー

占いコーナー

また中原市民館2階ホール前には、2日間にわたって占いコーナーが常設されていました。

手相やカードなどアプローチはそれぞれありますが、こちらは大人の方に人気で、最終日も終了ぎりぎりまで占い相談をされている方がいらっしゃいました。

■「SDGsカフェ」のカードゲーム
SDGsカフェ

SDGsカフェ

SDGsカフェ

SDGsカフェ

SDGsカフェ

こちらは、中原区の哲学カフェ「ナカテツ」による「SDGsカフェ」です。
このときは「SDGs」を学ぶカードゲームを行っていました。

配られたカードはそれぞれSDGsにつながるさまざまなプロジェクトが書いてありますが、このプロジェクトを実行するためにはお金や時間がかかります。

限られたリソースを、参加者の皆さんで交換したり補いあってプロジェクトを実行し、世界の状況を変えていくゲームになっています。

「世界の状況」は「経済」「環境」「社会」の3つのパラメーターで表現され、それぞれ「あちらを立てるとこちらが立たず…」でバランスが重要になってきます。

実際の世界にも当てはまるSDGsの進め方の難しさを、ゲームで楽しみながら学べるというわけです。

■フィナーレで作るゲーフラ作り体験
ゲーフラ作り体験

ゲーフラ作り体験

ゲーフラ作り体験

ゲーフラ作り体験

さて、こちらはフィナーレで使うゲーフラ作り体験です。
ゲーフラとはゲートフラッグのことで、サッカーの応援などでよく使われます。

カラフルな絵の具を使って、ご覧のようなゲーフラが出来上がります。

■ステージプログラムのトリ「nice and suunydays」
ナイトアンドサニーデイ

■ゲーフラを持って集まった皆さん
ゲーフラを持って集まった皆さん

ステージプログラム2日目の最後は、ジャマイカンスカ(ジャマイカ発のポピュラー音楽)の「nice and sunnydays」です。

その演奏が終わると、そのままフィナーレが始まりました。

■フィナーレのゲーフラパフォーマンス
フィナーレ

フィナーレは、先ほどご紹介した「ゲーフラ作り体験」で作ったゲーフラを持ち寄ってのパフォーマンスです。

「nice and sunnydays」のメンバーがそのままステージに残り、ゲーフラを持った人をひとりずつステージに呼んで、Jリーグの応援のようにコールをしてくれるという趣向です。

上記写真は「和太鼓祗園」のゲーフラです。

■「TETSU AND KOTA」
フィナーレ

■「いちごしかかたん!」
フィナーレ

■「もうすぐ2ねん生」
フィナーレ

このゲーフラは、「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」参加団体が多くつくられていましたが、どなたでも作ることができました。

「もうすぐ2ねん生」など、新年度への期待をこめたメッセージもあり、会場の皆さんからも温かい応援が寄せられました。

■「和太鼓颯」
フィナーレ

■「フラ レイ マカマエ」
フィナーレ

■「ゆうことぴっぴ」
フィナーレ

■「D.M.C.ダンスカンパニー」
フィナーレ

■「まちのひろば」
フィナーレ

■「木月住吉町ドッチボール部」
フィナーレ

■「Dance Art Studio K」
フィナーレ

■「ぐるーぷ琴音人」
フィナーレ

■「サノマキコ」
フィナーレ

■「シン・マルコ」
フィナーレ

ゲーフラのうち、「サノマキコ」さんは、今回配布された仕掛本「シン・マルコちん」のイラストレーターですね。
(※ゲーフラを持っているのはご本人ではありません)

詳細は関連リンクより昨日のエントリをご参照ください。

■みんなでジャンプしてフィナーレ
フィナーレ

最後は、みんなでジャンプして終了です。

2日間、多彩な企画に多くの方が集まり、アートやダンスなどの体験を楽しみました。

昨年は中原市民館が新型コロナウイルスワクチンの接種会場になっていたこともあり、限定的な開催となりましたが、今年は久々にフルに活用しての開催となりました。

参加団体も長く活動制限をしていたところも多く、こうしたイベント参加も徐々に復活してきたところではないでしょうか。

また今後、アートに限らずさまざまな体験型のイベントが楽しめる環境になっていくとよいと思います。

■「コスギアート・ラ・ファブリカ」実行委員会を引っ張るきゃさりんさん
きゃさりんさん

(はつしも)

【関連リンク】
シン・マルコちん(STREET STORIES)ウェブサイト
コスギアート・ラ・ファブリカ ウェブサイト
コスギアート・ラ・ファブリカ facebookページ
Street Stories(シン・マルコちん)ウェブサイト
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2019/9/16エントリ 武蔵小杉のアートの祭典「コスギアート ラ・ファブリカ」初開催レポート:中原市民館の体験型企画に賑わい
2020/9/6エントリ 武蔵小杉のアートフェス「コスギアート ラ・ファブリカ」が9/20・21開催、コロナに負けず「おもしろマスク作り」など体験型企画満載
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2020/9/21エントリ 武蔵小杉のアートフェス「コスギアート ラ・ファブリカ2020」最終日レポート:D.M.C.ダンスカンパニー好演、おもしろマスク作りなどワークショップにも賑わい
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2023/2/11エントリ 中原市民館で開幕「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」で地元アーティストと住民共創の仕掛け本「シン・マルコちん」が人気に、LINE連動ミッションで交流促進も

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2023年
02月11日

中原市民館で開幕「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」で地元アーティストと住民共創の仕掛け本「シン・マルコちん」が人気に、LINE連動ミッションで交流促進も

来場者参加型のアートフェス「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」が本日2月11日(土)に中原市民館でスタートしました。

本イベントは「はじけるアート コスギ!」を合言葉に、音楽やダンス、演劇、美術など多彩なパフォーマンスとワークショップを2月12日(日)までの2日間にわたって実施します。

今回は地元アーティスト「Ash」さん・イラストレーター「サノマキコ」さんと地域住民の皆さん共創による絵本「シン・マルコちん」も会場で配布され、たいへん人気を集めていました。

本エントリでは、「シン・マルコちん」を中心にご紹介したいと思います。

■「シン・マルコちん」作者の「Ash(アッシュ)さん」
シン・マルコちん

■「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」会場の中原市民館
中原市民館

「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」会場の中原市民館は、東急武蔵小杉駅東口駅前の「パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー」の低層部1~2階に併設されています。

昨年は新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場となっていたこともあり、「コスギアート・ラ・ファブリカ」は部分的な開催となりましたが、今年は全館を活用しての開催が実現しました。

■地元アーティストと住民共創作品「シン・マルコちん」
1階のシン・マルコちん配布コーナー

■「シン・マルコちん」
シン・マルコちん

1階入口正面に配置されていたのが、新丸子を題材にしたアート本「シン・マルコちん」の無料配布コーナーです。

これは川崎市の文化芸術によるまちづくり事業「アート・フォー・オール」のモデル事業としてて実施されたもので、地元在住のアーティスト「Ash」さん、イラストレーターの「サノマキコ」さん、そしてワークショップ参加した地域住民の皆さんが共創した作品です。

■ストーリーテラーの地元アーティスト「Ash(アッシュ)」さん
アーティストのAshさん

「シン・マルコちん」の共創プロセスについては、2023/2/8エントリでもご紹介しておりました。

本作品の作者(ストーリーテラー)は俳優・琵琶奏者など多方面で活躍されている地元在住の「Ash(アッシュ)」さんです。
また挿絵は同じく地元イラストレーターのサノマキコさんが描かれていますが、お二人だけでなく、地域住民の皆さんと一緒に共創されたというのが特徴です。

■昨年12月に開催されたワークショップ
物語作りのワークショップ

■住民の皆さんが物語作りに参加
 物語作りのワークショップ

こちらは、昨年12月に新丸子で開催された物語創作のワークショップの様子です。

Ashさんが講師となり、参加者が「新丸子のお気に入りの場所」「気になる場所」を持ち寄り、グループごとに登場人物になりきってその場所について語り、さらに年明けには参加者で実際に現地を訪問しました。

ワークショップで参加者の皆さんから集まった物語をもとに、Ashさんが物語を構成し、サノマキコさんがイラストを描きくことで、新丸子の物語「シン・マルコちん」が完成しました。

■ワークショップに参加した「シン・マルコの住民」の証のバッジ
バッジ

ワークショップ参加者の方は、「シン・マルコちん」の物語を紡いだ「まちの住民」の証として、こちらのバッジをつけています。

バッジを付けた方はまちの案内人としての役割も果たすということですので、見かけたら声をかけてみてください。

■完成した「シン・マルコちん」
シン・マルコちん

■12か月で構成された物語
12か月で構成された物語

■月ごとに課題が設定
月ごとに課題が設定

「シン・マルコちん」は、新丸子の街をテーマにした12か月の物語が描かれています。
これを普通に読むだけでも物語として楽しめるのですが、単なる読み物としてだけではなく、本を片手に街を歩き、街の発見や出会いを楽しんでいけるような工夫が凝らされています。

毎月「ちょっとしたミッション」が設定されていて、それをクリアしながら楽しめるようになっています。
また見開きの左ページはカレンダーになっていますので、1年間を通して手帳のように携帯しながら新丸子の街歩きを楽しむことができます。

■「シン・マルコちん」公式LINEシン・マルコちん公式LINE

■LINEオープンチャット「マルコのひろば」
 グループチャット「マルコのひろば」
※ミッションの部分は加工してあります。

また「シン・マルコちん」は、スマートフォンを中心に普及するコミュニケーションアプリ「LINE」を活用し、参加者「シン・マルコの住民」の皆さんで交流を促進する仕掛けになっています。

まず「シン・マルコちん」の冊子内に、公式LINEとお友達になれるQRコードが掲載されています。
公式LINEでは、「シン・マルコちん」に関するご案内が配信されます。

そして、さらに公式LINE内や、今回の「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」会場で、オープンチャット「マルコのひろば」への登録案内があります。

「マルコのひろば」は、「シン・マルコ」の住民登録のようなものです。
このープンチャット内で「シン・マルコちん」の本の中で出てくる「ちょっとしたミッション」を共有して、まちの住民同士で交流ができるようになっています。

また、このミッションをクリアしていくと、ある月では新丸子の和菓子屋さんでささやかなプレゼントがもらえるとか。

そんな楽しみも仕掛けられています。

■ハッシュタグ「#シン・マルコちん」
シン・マルコちんのタグ

なお、SNS等で投稿をされる際は、ハッシュタグ「#シン・マルコちん」が推奨されていました。

「コスギアート・ラ・ファブリカ2023」にはフォトスポットが設置(前掲のAshさんの写真)されていますので、とりあえずそこで撮影しておきましょう。

■サノマキコさんの作品展示
サノマキコさん

サノマキコさんの作品展示

中原市民館1階のギャラリーでは、「シン・マルコちん」のイラストレーター・サノマキコさんの作品も展示されています。

こちらもあわせてご覧ください。

■新丸子を題材にした本「シン・マルコちん」
シン・マルコちん

シン・マルコちん

また、前回お伝えした通り、「シン・マルコちん」配布会場ではサノマキコさんの似顔絵屋さんも実施しています。

12日(日)の「コスギアート・ラ・ファブリカ」は17:30クローズですが、「シン・マルコちん」の配布は16:00まで、またサノマキコさんの似顔絵屋さんは14:30まで(定員到達次第受付終了)となりますので、ご注意ください。

■「シン・マルコちん」関連企画(アート・フォー・オール推進モデル事業)
サノマキコの似顔絵屋さん ワークショップ 

●主催 イラストレーター サノマキコ
●会場 1F EVホール
●価格 500円〜
●所要時間 約15分〜20分
●定員数 制作可能人数に達し次第終了
●開催時間 10:00〜(休憩有)最長14:30まで

また、明日ご参加される方のために、2月12日(日)のみのイベント情報を下記に再掲しておきますので、ご活用ください。



■「コスギアート ラ・ファブリカ2023(Kosugiart La Fabbrica)」
コスギアート・ラ・ファブリカ
※コスギアート・ラ・ファブリカ実行委員会提供、以下同じ

■「コスギアート ラ・ファブリカ2023(Kosugiart La Fabbrica)」の開催概要
日時 ●2月11日(土)10:00~20:00(18:00~有料演劇公演有)
●2月12日(日)10:00~17:30
会場 中原市民館【アクセス
入場料 無料
内容 参加型アートフェス
注意事項 感染症防止対策等につきましては、公式ウェブサイトをご参照ください。
主催 コスギアート ラ・ファブリカ実行委員会
後援 「音楽のまち・かわさき」推進協議会/公益財団法人かわさき市民活動センター
Web ●ウェブサイト
●facebookページ
●シン・マルコちん(STREET STORIES)ウェブサイト

■2月12日(日)のホールステージ
10:30-11:00 武蔵小杉ファミリーウィンドオーケストラ
武蔵小杉ファミリーウィンドオーケストラ

吹奏楽が大好きな子育てファミリーを中心としたサークルです。皆で楽しくをモットーに活動をしています。
11:15-11:45 ユキノ フラ スタジオ リノハナ


武蔵小杉で活動しているフラダンス教室です。アロハの心を大切に楽しく本格的なフラが学べる教室です。
12:15-12:45 D.M.C.ダンスカンパニー


中原区で子供中心に活動するモダン、コンテンポラリーダンスカンパニーです。
13:00-13:30 野川种太鼓


私たちは野川中学校支援級を卒業し、太鼓好きが集まって作ったグループです。これからも練習頑張ります。
13:40-14:10 petit chou


ダンサーの上野可南子と横井樹らら、制作/プロデュース担当の神林遥を中心としたダンスユニット。
13:40-14:10 ぐるーぷ「琴音人」


幅広い世代で、楽しく箏(おこと)を合奏するグループです。伝統の音色で、現代曲や皆様ご存じの曲も奏でます!
15:10-15:40 和太鼓 颯


川崎富士見中で練習している和太鼓チームです。コロナ禍ですが昨年は稲毛神社で奉納太鼓を叩く事が出来ました。
15:50-16:20 Danae Art Studio K


今回初めての舞台のメンバーがいます。 ハラハラドキドキですが、経験のあるメンバーと楽しく踊ります。
16:30-17:00 nice and sunnydays


どことなく情緒を感じさせ、あたたかく響くジャマイカ発のオーセンティックスカやロックステディをお楽しみください!
17:00 フィナーレ


制作した”オリジナルフラッグ”を掲げて イベントフィナーレで一緒に盛り上がろう!
ワークショップで作ったオリジナルのフラッグに書かれた名前で”応援コール” してもらえちゃうよ! みんなの素敵なフラッグを持って12日のフィナーレに参加してね。


■2月12日(日)のワークショップ
ストレッチ体験 ワークショップ

ちょっと痛いけどつまんで揉んで ボールでコロコロストレッチ。10名までマットあります。 マットなしでも良ければ12名まで参加可能。

●主催 Danae Art Studio K
●会場 体育室
●価格 無料
●所要時間 1回/30〜40分
●定員数 10~12名
●開催時間 11:30〜
フラダンス体験 ワークショップ

武蔵小杉で活動しているフラダンス教室です。アロハの心を大切に楽しく本格的なフラが学べる教室です。

●主催 ユキノ フラ スタジオリノハナ
●会場 体育室
●価格 無料
●所要時間 (1回/60分)
●定員数 –
●開催時間 14:00〜
バレンタインカード・冠・ハガキ作り ワークショップ

かわさき折り紙を使い3つの作品を作ります。子どもも大人も自由に色あそびを楽しんでください!

●主催 かわさき色ものがたり
●会場 第2会議室
●価格 100円(3つセットで)
●所要時間 –
●定員数 –
●開催時間 10時~15時
SDGsカフェカワテツ ワークショップ
ワークショップ

【午前の部】カードゲームで知ろう「2030SDGs」 ~世界で30万人が体験、国連でも開催!SDGsの本質を体感的に楽しく理解する~
【午後の部】楽しく哲学カフェ~気候変動って~(ハイブリッド開催)

●主催 川崎市の哲学カフェおおきな木おうち哲カフェ
●会場 料理室
●価格 午前の部:無料 午後の部:500円
●所要時間 –
●定員数 各20名
●開催時間 午前の部①10:30~12:30 午後の部②13:30~15:30

■2月11日(土)12日(日)両日開催のワークショップ
伝統楽器、箏(おこと)の演奏体験 ワークショップ

短時間でもメロディーを奏でることができますよ(^^♪

●主催 ぐるーぷ「琴音人」
●会場 音楽室
●価格 500円(教材費)
●所要時間 1回/50分
●定員数 各回先着6名
●開催時間 11日 / 11:00〜 12日 / 15:30〜
占い姉妹 ワークショップ

占い姉妹(ユニット名)叶佳&彩江 占い、お悩み相談又は開運法伝授。 手相、カード、気学、算命学で占います。

●主催 叶佳&彩江
●会場 ホワイエ
●価格 500円/10分
●所要時間 (1回/60分)
●定員数 –
●開催時間 11日 / 10:00〜17:00 12日 / 10:00〜16:00 (12日は休憩有)
Z aYaさんの遊び場 ワークショップ

太極からのメッセージを易カードを使ってお伝えします。 他、作品展あり。
●主催 Z aYa
●会場 ホワイエ
●価格 自由料金(投げ銭制)
●所要時間 お一人/15分~20分
●定員数 –
●開催時間 11日 /10:00〜17:00 12日 /10:00〜16:00
中原ドリームアップ応援隊 ワークショップ

活動上のお悩みごと相談や、新規活動立ち上げの支援ほか、貴方のやりたい!を応援します。アンケートへのご協力もお願いいたします。

●主催 中原ドリームアップ応援隊
●会場 ホワイエ
●価格 無料
●所要時間 –
●定員数 –
●開催時間 10:00〜16:00
かわさき色ものがたり ワークショップ

川崎をイメージした20色の「かわさき折り紙」を使い、切り紙絵、ちぎり絵などで思い思いのアートを楽しみ、ポストカード、イベントカード、季節作品を作るワークショップ「かわさき色あそび」を開催。またアンケートで川崎市7区のイメージカラーを探す活動などを展開しているグループです。

●主催 かわさき色ものがたり
●会場 1Fギャラリー 作品展示
●価格 無料
ハンガーアート ワークショップ

アート講師として長年フリースペースやこども文化センターなどで活動。 針金ハンガーと余り毛糸を使ったリサイクルアート「ハンガーアート」を創出し、子どもから大人まで誰でも楽しめる新しい工作の普及に努めています。

●主催 有北いくこ
●会場 1Fギャラリー 作品展示
●価格 無料

【関連リンク】
シン・マルコちん(STREET STORIES)ウェブサイト
コスギアート・ラ・ファブリカ ウェブサイト
コスギアート・ラ・ファブリカ facebookページ
Street Stories(シン・マルコちん)ウェブサイト
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2023年
02月10日

江川せせらぎ遊歩道で紅梅が見頃に、河津桜・ソメイヨシノに続く花咲く季節がスタート

江川せせらぎ遊歩道で、梅の花が見頃を迎えていました。
お散歩しながら、写真撮影をする方が多く見受けられました。



■江川せせらぎ遊歩道
江川せせらぎ遊歩道

江川せせらぎ遊歩道は、中原区と高津区の境界付近に整備された親水遊歩道です。

計画段階から市民の意見を取り入れるパートナーシップ事業として2003年に完成し、 地域の協力により維持・管理が続けられてきました。

等々力水処理センターによる高度処理水を活用した綺麗な水辺に加えて、遊歩道沿いで地域の皆さんが手入れする植物もみどころとなっています。

■見ごろを迎えた紅梅
江川せせらぎ遊歩道の紅梅

梅の木が植えられているのは、江川せせらぎ遊歩道のうち尻手黒川道路寄り、井田中ノ町6丁目付近です。
詳細はエントリ末尾のマップもご参照ください。

■鮮やかな紅梅
鮮やかな紅梅

鮮やかな紅梅

開花していたのはご覧の通り、朱色が鮮やかな紅梅でした。
ソメイヨシノ同様、青空によく映えますね。

■つぼみもまだ残っていた紅梅
鮮やかな紅梅

鮮やかな紅梅

鮮やかな紅梅

撮影は2月5日ですが、この時点でまだつぼみが残っていました。
そのため、まだ今週末も引き続き見頃かと思います。

■「18才と81歳の違い」
18歳と81歳の違い

紅梅ゾーンは、2023/2/3エントリでご紹介した、「18才と81才の違い」掲示ゾーンのすぐ近くです。

あわせてお散歩で巡ってみるのもよいでしょう。

■江川せせらぎ遊歩道・尻手黒川道路北側の河津桜(2021年)
江川せせらぎ遊歩道の河津桜

また、2月も下旬になると、江川せせらぎ遊歩道のこの周辺エリアでは河津桜も見頃を迎えます。

梅の花がおわったあとは、また引き続き春まで楽しめる季節が続きます。


■江川せせらぎ遊歩道 紅梅ゾーンのマップ


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