武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2023年
10月17日

等々力緑地・催し物広場のタワー型モニュメントがさび進行劣化により撤去、安全管理に配慮

等々力緑地では、川崎市による再編整備が進められています。
そんな中、下記写真の風景で何かお気づきになるでしょうか。

■等々力緑地 催し物広場(2023年10月7日撮影)
等々力緑地 催し物広場

なんとなく、何かが足りないような気がしてきませんか。

上記は2023年10月7日に撮影したもので、写真奥ではとどろきアリーナ前が川崎ブレイブサンダースのB1リーグ開幕戦イベント会場になっていましたが、それは今回無関係です。

■2023年9月30日撮影
9月30日撮影 

モニュメント

それでは、こちらが1週間ほどさかのぼって、9月30日に撮影したものです。
もうおわかりのとおり、ここにはねじれたタワーのようなモニュメントがありました。

■モニュメント撤去のお知らせ
撤去のお知らせ

このとき、モニュメント撤去のお知らせが掲示されていました。
さびが進行し管理上危険であるため、10月2日に撤去が行われていたのでした。

■さびが進行したモニュメント
さびが進行したモニュメント

さびが進行したモニュメント

さびが進行したモニュメント

確かによく見てみると、全体的にさびが進行しています。

ただちに倒壊などするものではなかったでしょうが、補修も難しく、リスク管理の観点からはそろそろ撤去せざるを得ないものだったかと思います。

■撤去後の台座
撤去後の台座

撤去前にモニュメントを確認しましたが、これには作家の名前や、モニュメント自体の名称などは記載がありませんでした。

ただ、長年等々力緑地にあって、親しみのある風景だったのではないでしょうか。

今後等々力緑地の再編整備も進められる中、かつての等々力緑地の風景として、本記事に記録しておきたいと思います。

【関連リンク】
川崎とどろきパーク株式会社 ウェブサイト
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2020/4/19エントリ 等々力補助競技場の再整備が完成、フィールドが人工芝化され陸上トラックが鮮やかな青色に
2020/10/19エントリ 県内最大規模・最新設備の硬式野球場「等々力球場」が等々力緑地で供用開始、報道機関向け内覧会・完成記念式典開催レポート
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2021/11/26エントリ 等々力緑地再編整備実施計画改定案が公表、とどろきアリーナ再整備で屋内プール設置、等々力陸上競技場等施設の2029年度整備完了目指す
2022/11/8エントリ 等々力緑地再編整備・運営事業を東急・富士通・川崎フロンターレなどのコンソーシアムが576億円で落札、新スタジアムなどのイメージパースを公表
2023/4/21エントリ 等々力緑地再編整備の環境影響配慮計画書が公表・意見募集開始、風水害記録や動植物生態など環境情報が満載
2023/8/4エントリ 等々力緑地「21世紀の森」散策レポート:神奈川県下市町・全国政令市等協力の木々が生育、市民ミュージアム建設記念彫刻展の作品も

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2023年
10月15日

第45回なかはら“ゆめ”区民祭雨天決行、5年ぶりパレード復活ならずも湯河原町「ゆたぽんファイブ たん平」と自衛隊「はまにゃん」登場

本日、等々力緑地において「第45回なかはら“ゆめ”区民祭」が開催されました。
雨天により5年ぶりとなるパレードの復活はなりませんでしたが、午後には雨が上がる時間帯もあり実施された企画が賑わいました。

■「なかはら“ゆめ”区民祭」が開催された催し物広場
なかはらゆめ区民祭

■中止となったステージ
中止となったステージ

「なかはら“ゆめ”区民祭」は、今回で45回目を迎える中原区最大規模のイベントです。
コロナ禍による中断を経て昨年4年ぶりに復活開催され、さらに今年は5年ぶりの「みこし・はやしパレード」が予定されていました。

残念ながら雨天によりパレード、ステージ、川崎フロンターレちびっこサッカー教室など野外系の企画は中止となってしまいましたが、テント出店やとどろきアリーナ内の屋内イベントなどを中心に部分決行となりました。

メイン会場の「催し物広場」は、ご覧の通り足元がぬかるんで少々厳しいものはありましたが、ある程度のテント出店がありました。

■湯河原町のマスコットキャラクター「たん平」
湯河原町のマスコットキャラクター「たん平(たんぺい)」

催し物広場で目立っていたのが、湯河原町のマスコットキャラクター「たん平」です。

湯河原町の「湯河原駅前通り明店街」は「モトスミ・ブレーメン通り商店街」と2023年5月29日に友好協定を締結しており、そのご縁で区民祭に出店してきたということです。

「たん平」は、湯河原町にはたぬきが発見したといわれる温泉があることから、たぬきをモチーフとしています。

全体ではキャラクターが5匹いまして、5匹の仲良したぬきが「ゆたぽんファイブ」として変身し、ちょい悪組織「リトルキャッツ」と戦うのだそうです。

「たん平」は「ゆたぽんイエロー」に変身し、特産品で町の花の「みかん」をPR。
手にもっているのは焼きそばということでした。

湯河原町のテントも出店し、特産品のPRなども行っていました。

■等々力球場周辺の出店
等々力球場前の出展

■姿勢チェック
姿勢チェック

足元がぬかるんだ催し物広場に比べると、等々力球場周辺の出店は比較的コンディションが良く、午後に雨が上がると一定の賑わいを見せました。

■自衛隊 神奈川地方協力本部のマスコットキャラクター「はまにゃん」
陸上自衛隊のマスコットキャラクター

こちらは、自衛隊 神奈川地方協力本部のマスコットキャラクター「はまにゃん」です。
海上自衛隊3等海曹で、「はま」は横浜の「はま」です。

写真では見えませんが、しっぽにはいかりのマークがついています。

自衛隊神奈川地方協力本部(神奈川地本)は、横浜市中区に本部があります。

神奈川県における自衛隊の窓口として主に自衛官の募集・採用、国民保護・災害対策関連業務、自衛隊の広報、地方公共団体との各種窓口業務、退職予定自衛官の再就職援護、予備自衛官等の管理業務などを行っています。

県内に12ヵ所の募集案内所等も設け、自衛隊の制度説明や受験案内をはじめ、総合的な学習の時間の支援、体験航海・体験搭乗、基地・駐屯地のイベントの案内・見学等、幅広くサポートしているということです。

こうした事業内容から、地域で親しみをもってもらえるように「はまにゃん」のようなマスコットキャラクターを2010年に誕生させました。

■自衛隊の水タンク車
自衛隊給水車両

こちらは、自衛隊の水タンク車です。
容量5,000リットルで、飲料水の運搬やポンプ車としても使用できます。

■炊事車
炊事車

並んでいたのは、炊事車です。
気化式バーナー6基を同時に使用でき、電源と燃料さえあれば単体で使用できます。

かまど部分は分割して、独立して炊事も可能となっています。
ひとつの釜でお米10kg(約100人分)を約20分で炊くことができ、内がま、揚げなべを使用することで蒸し物・揚げ物・焼き物の調理に対応できるということです。

■自衛隊神奈川地方協力本部 公式X

自衛隊神奈川地方協力本部の活動については、公式Xもご参照ください。
「はまにゃん」も登場します。

■震災工作車「ASTACO」
ASTACO

ASTACO

災害時には、自衛隊だけでなく、消防隊の車両も活動します。
こちらは川崎市消防局の中原消防署に配備された震災工作車「ASTACO」です。

2種類のアームで、瓦礫を除去したり掴んだりする作業が可能です。

■川崎市バスのペーパークラフト
川崎市バスのペーパークラフト

川崎市バスのペーパークラフト

続いて、川崎市バスもペーパークラフトで出店していました。
このペーパークラフトは、2024年10月19日から開幕する「全国都市緑化かわさきフェア」をPRするものです。

■「ご近所さんぽ」のご紹介
「ご近所さんぽ」の紹介

また等々力球場周辺では、中原区役所地域ケア推進課による「ご近所さんぽ」の紹介も行われていました。

LINEのオープンチャットやウェブサイトで予定をお知らせし、中原区内の各地を1時間程度お散歩しているのだそうです。

ご関心ある方は、記事末尾から中原区のウェブサイトもご参照ください。

またお散歩の様子はYoutubeでも公開されています。

■ご近所さんぽ ダイジェスト


■「ご近所さんぽ」ブースではお気に入り散歩スポットの募集
おさんぽスポットの募集

「なかはら“ゆめ”区民祭」の「ご近所さんぽ」ブースでは、来場者のお気に入り散歩スポットの募集を行っていました。

シールや付箋を貼った部分が、来場者のお勧めスポットです。

■川崎市市民ミュージアムの整備ブース
川崎市市民ミュージアムの整備ブース

意見募集

■市民ミュージアムの缶バッジプレゼント
市民ミュージアムの缶バッジプレゼント

また現在川崎市では、川崎市市民ミュージアムの移転再整備に向けた検討を進めています。

現在地での再建は災害リスク等の観点から困難であり、生田緑地周辺地域へ移転再整備することで大きな方向性が決定されたところです。

本イベントでは、新たなミュージアムに期待することに関する投票を行っていました。

■とどろきアリーナ内の「こどもフェスタ」
とどろきアリーナ内のこどもフェスタ 

こどもフェスタ

とどろきアリーナ内のこどもフェスタ 

とどろきアリーナ内のこどもフェスタ 

とどろきアリーナ内のこどもフェスタ 

今回、屋内で支障なく開催できたのがとどろきアリーナ内の「こどもフェスタ」です。
お子さん向けのゲームや工作などが盛りだくさんで、たくさんのこどもたちが熱中していました。

全ての企画をご紹介はできませんが、「第45回なかはら“ゆめ”区民祭」は部分開催ながら楽しいイベントになっていたように思います。

パレードの復活は、来年「6年ぶり」を期待したいところですね。

【関連リンク】
湯河原戦隊ゆたぽんファイブ ウェブサイト
自衛隊神奈川地方協力本部 ウェブサイト キャラクター
モトスミ・ブレーメン通り商店街 湯河原駅前通り明店街と友好提携
中原区ウェブサイト 『ご近所さんぽ』はじめませんか?
2008/10/22エントリ なかはら“ゆめ”区民祭レポート
2011/10/16エントリ 「第33回なかはら“ゆめ”区民祭」参加レポート:「コスギフェスタ2011」広報活動実施
2012/10/21エントリ 「第34回なかはら“ゆめ”区民祭」レポート:「なかはらフォトコンテスト」審査と「NHKのど自慢」予選会
2015/10/18エントリ 「第37回なかはら“ゆめ”区民祭」開催レポート:川崎フロンターレ中原アシストクラブが多方面で協力
2016/10/16エントリ 「第38回なかはら“ゆめ”区民祭」開催レポート:川崎市消防救助隊発足50周年記念展示に双腕工作車「ASTACO」が登場 2018/10/18エントリ 「なかはら“ゆめ”区民祭」が10月21日(日)開催、第40回開催記念クイズラリーに加え「リアル宝探し」ゲームがこすぎコアパーク集合で同時開催
2022/10/12エントリ 「第44回なかはら“ゆめ”区民祭」が10/16(日)4年ぶり開催、10/19立ち上げ「中原区ソーシャルデザインセンター」がクイズラリーなど実施
2022/10/16エントリ 「第44回なかはら“ゆめ”区民祭」4年ぶり開催に賑わい、等々力球場周辺も新会場に自衛隊車両や地域団体などが集結

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2023年
09月07日

とどろきアリーナの曲面ガラスが「光の魔法」を演出、西日受けた偶然の産物

川崎市とどろきアリーナで、ちょっとした光の魔法のような風景が見られました。
将来的に再整備も計画される中、ささやかながら記録に残しておきたいと思います。

■川崎市とどろきアリーナ
川崎市とどろきアリーナ

とどろきアリーナは、等々力緑地の西北に配置されている川崎市のスポーツ拠点です。
最大観客席6,500席のメインアリーナなど、当時の近代的な設備を備えた多目的施設として1995年に完成しました。

開設当初から日露対抗バレーボール大会やNHK杯新体操競技大会、第30回全日本バスケットボール大会、東洋太平洋ジュニアライト級タイトルマッチ、大相撲川崎場所、ボリショイサーカスなどが開催されてきました。

■光レンガの広場
光るレンガの広場

とどろきアリーナの前は、レンガが敷き詰められた広場になっています。
川崎ブレイブサンダースのホームゲーム開催時には、イベントや出店スペースになっていますね。

夏の日の午後、ここを通りましたらご覧の通り床面が不思議な形に輝いていました。

■アリーナの曲面に光が反射
とどろきアリーナの曲面が光を反射

■光が集まる先端
光が集まる先端

一瞬どうなっているのかわかりませんでしたが、これはとどろきアリーナの曲面のガラスが太陽光を反射して、レンガに光を集めていたのですね。

曲面が光を集める先端のレンガを触ってみると熱く焼けたようになっていました。

魔法のような光で、肉眼で見るとなかなかに綺麗でしたので、弊紙以外にも写真撮影をされている方が複数いらっしゃいました。

当然、時間帯によって光の形は変わっていきます。
このガラス面は西側を向いていますから、反射の光が観測できるのは主に午後ということになるでしょう。

なお、光が集まってレンガが熱く焼けるわけですから、光の集中を肉眼で直視してしまうと危険な可能性があります。
遠くから鑑賞し、光の先端そのものからガラス面は直視しないようにするのが安全と思います。

そういう意味では、お子さんが遊ぶ場でもあり、日差しが強い夏には思わぬ事故につながる可能性もゼロとはいえないことから、念のための注意喚起の意味でも、本記事を公開しておく意味があると考えました。

■とどろきアリーナの休憩ペース「情報サロン」
情報サロン内

■情報サロン利用案内
情報サロン利用案内

また、2023/8/9エントリでお伝えした通り、とどろきアリーナ内には飲食可能な休憩スペース「情報サロン」があります。

暑い日はこちらで一息入れるのも、良いと思います。

【関連リンク】
川崎とどろきパーク株式会社 施設利用案内 とどろきアリーナ
2023/7/30エントリ 「無印良品presentsみんなで朝ウォーキング」が「KOSUGI SPORTS FES 2023」2日目に開催、姿勢や歩き方整え武蔵小杉の街歩き 2023/8/9エントリ 等々力緑地の知られざる「飲食可能」休憩スポット。とどろきアリーナの「情報サロン」

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2023年
09月03日

目黒通りと接続予定「宮内新横浜線」の子母口工区が供用開始、「等々力大橋」完成は2030年度まで5年延期の見通し

川崎市から横浜市にかけて、「都市計画道路 宮内新横浜線」の整備が進められています。

この道路は将来的には目黒通りから建設中の「等々力大橋」を渡って中原区宮内に入り、横浜市港北区の新横浜駅まで至る幹線道路となる予定です。

中原区内では等々力大橋付近と、子母口付近の「山越え」が難所となっていますが、このうち尻手黒川道路から山越えの手前までの「子母口工区」が2023年8月26日に供用開始となりました。

一方、等々力大橋については橋脚の工法変更や道路整備の遅れなどにより、工事完了予定が2025年度から2030年度に延期される見通しとなっています。

■宮内新横浜線「子母口工区」のマップ
宮内新横浜線のマップ  

まずこちらは、「宮内新横浜線」の子母口工区のマップです。
青い部分が今回供用開始となった部分です。

そこから先は曲がりくねった山登りの旧道となっており、旧道と合流するかたちになります。

供用開始となった宮内新横浜線子母口工区
供用開始になった宮内新横浜線

こちらは、旧道の合流地点から宮内新横浜線の供用開始区間を撮影したものです。
奥が尻手黒川道路との交差点で、角にスーパーマーケット「ライフ」があります。

宮内新横浜線自体は片側2車線で整備されていますが、写真の手前で細い旧道と合流します。
車線減少によるボトルネック渋滞が生じないよう、現段階では片側1車線で供用開始となっていました。

■尻手黒川道路との交差点
尻手黒川道路との交差点

■新しいバス停
新しいバス停

新道の供用開始により新しいバス停が誕生し、一部バス路線の経路変更が行われました。
交通の円滑化や混雑緩和などの整備効果が期待されています。

■旧道との合流地点
旧道との合流地点

■整備区間を横断する矢上川
矢上川

■曲がりくねった山登り
曲がりくねった山登り

整備区間の先は旧道と合流します。
旧道は矢上川を渡って曲がりくねった山登りになります。

今後宮内新横浜線は前掲のマップの通り、まっすぐ直進して整備される計画ですが、矢上川に新しい橋を架ける必要もあり、一筋縄ではいかないでしょう。

現段階では工事も未着手ですから、完成は相当先になりそうです。

■宮内新横浜線・高津区と中原区の境界
宮内新横浜線・中原区と高津区の境界

■宮内新横浜線と府中街道の交差点付近(この先で等々力大橋に接続)
宮内新横浜線と府中街道の交差点付近

宮内新横浜線を北上すると、ほどなく高津区から中原区に入り、中原区宮内で府中街道との交差点(西下橋交差点)にぶつかります。

この先も現状工場や住宅が密集しているエリアに道路を通し、等々力大橋を建設して目黒通りにつなげていくわけですが、こちらも大方の予想通り、進捗が遅れている状況です。

■完成済みのA2橋台・P3橋脚(川崎市側)
完成済みのA2橋台・P3橋脚

■整備途上の目黒通り(東京都側)
目黒通りへの接続部

等々力大橋は、現状一部の橋脚・橋台が完成していますが、残る橋脚で活用する想定だった中洲が令和元年東日本台風により使えなくなり、工法変更を余儀なくされました。

また東京都世田谷区側の用地取得・道路整備が遅れていることから、工事の完了予定が2025年度から2030年度まで遅れる見通しであることが川崎市より示されています。

率直なところ、2025年度に完成することをイメージされていた方は、もともとあまりいらっしゃらなかったのではないかと想像いたします。

2030年度というのも、「ここで完成見込み」というよりは、「少なくとも2030年度までは完成しない」と解釈しておいたほうがよいかもしれませんね。

【関連リンク】
川崎市 第2次川崎市道路整備プログラムについて【計画期間:平成28年度から令和11年度】
2008/12/8エントリ 宮内新横浜線と多摩川新橋
2010/8/31エントリ 二ヶ領用水・西下橋交差点から等々力緑地付近
2015/5/31エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(前編)
2015/6/1エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(後編)
2015/9/11エントリ 「デスノート」「ドS刑事」などロケの定番、宮内の「廃工場スタジオ」
2019/2/25エントリ  「(仮称)等々力大橋」建設の護岸設置工事が着工、目黒通りと宮内新横浜線を接続する橋梁イメージ写真が現地に掲示
2021/11/25エントリ 中原区宮内と目黒通りを接続「等々力大橋(仮称)」の橋脚・橋台が着工、11/19発表川崎市道路整備プログラム案で2029年度も事業継続見通し
2022/2/9エントリ 中原区と目黒通りを接続「等々力大橋(仮称)」の橋脚がお目見え、工事現場13m地下泥岩から貝の化石も発見
2022/5/25エントリ 中原区と目黒通りを接続「等々力大橋(仮称)」の川崎側橋脚・橋台躯体が完成、近隣保育園の見学会も開催
2022/11/22エントリ 「等々力大橋(仮称)」の東京都側橋脚・護岸工事が着工、接続準備進んだ目黒通りから中原区・遠くみなとみらいを望む

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2023年
08月25日

中原区最大級商店街イベント「第43回にぎどん夜店市」4年ぶり開幕、武蔵新城4商店街に8/26(土)まで賑わい

武蔵新城地区最大のイベント「第43回にぎどん夜店市」が、本日より4年ぶりに開幕しました。
明日8月26日(土)までの2日間、武蔵新城の商店街に17時から夜店が並び、たいへん多くの方で賑わいます。

■「第43回にぎどん夜店市」
武蔵新城の「にぎどん」  

あいもーるの賑わい

「にぎどん」は、武蔵新城駅周辺の商店街で毎年開催されている、同地区最大のイベントです。

会場となっているのは「新城あいもーる」「あいもーるアルコ」「マイロードゆうゆう」「新城サンモール」の4商店街です。

武蔵新城駅周辺は、これらの商店街が「線」ではなく「面」で広がっているのが特徴です。
駅南口の広範囲の一帯がに実に様々な夜店が並びます。

その中でも最も賑わうのが、上記写真のアーケードがある商店街「新城あいもーる」です。

■さまざまな夜店
さまざまな夜店

さまざまな夜店

さまざまな夜店

さまざまな夜店


さまざまな夜店

あいもーるには、美味しい・楽しい夜店がたくさん出ています。
好きな食べ物を探しながら歩くだけでも、なんとなく夏祭りの気分で楽しめるのではないでしょうか。

■「新城サンモール」
サンモール

こちらは、「新城サンモール」です。
時として進むのも大変なあいもーるに比べるとスペースに余裕がありますので、人混みが苦手、という方はこちらを通行するのも一策です。

■横手の路地もたいへんな賑わい
横の路地もたいへんな賑わい

横手の路地もたいへんな賑わい

横手の路地もたいへんな賑わい

横手の路地もたいへんな賑わい

武蔵新城は、前述の通り商店街が面的に発達しています。

南北に並行してのびる「新城あいもーる」「新城サンモール」に対し、東西に交差する各路地にも商店が並び、こちらもたいへん賑わっていました。

あちこちジグザグに路地を巡ってみる楽しさは、武蔵小杉とはまた違った商店街の味わいかと思います。

なお、「新城サンモール」では、26日(土)、27日(日)11:00~19:00に「SUNFES」も開催されます。

こちらもさまざまな飲食出店がありますので、実質的に「にぎどん夜店市」と一体的なお祭りかと思います。
つまり金、土、日と武蔵新城が盛り上がるわけです。

また8月25日(土)は、武蔵小杉のこすぎコアパーク周辺で「なかはらコアまつり」も初開催されますし、25日(土)、26日(日)には住吉神社のお祭りなどもあります。

どれに行くか、迷うところですね。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル にぎどん動画

また今回、「にぎどん」イベントの雰囲気を感じていただくための、1分弱の簡単な動画も公開しましたので、あわせてご参照ください。

■新城サンモールfacebookページ


■「あいもーる」のマップ


【関連リンク】
新城サンモール商店街facebookページ
2013/9/8エントリ 武蔵新城の名物イベント「第36回にぎどん夜店市」開催レポート
2027/8/26エントリ 中原区随一、圧倒的な集客力。武蔵新城の名物イベント「第40回にぎどん夜店市」開催レポート

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2023年
08月23日

慶應義塾高校が夏の甲子園107年ぶり優勝、地元東急日吉駅・商店街が優勝祝賀一色に

本日、「第105回全国高校野球選手権記念大会」、いわゆる夏の甲子園大会決勝が行われました。
慶應義塾高等学校が仙台育英高等学校に勝利し、実に107年ぶりの甲子園優勝を果たしました。

これを祝して、慶應義塾高校の地元・東急日吉駅や商店街に祝賀メッセージが多数掲示されました。

■東急日吉駅・商店街の慶應義塾高校優勝祝賀メッセージ
日吉中央通りの優勝祝賀横断幕 

■日吉中央通りのアーチの祝賀メッセージ
日吉中央通りの横断幕

優勝祝賀横断幕

まずこちらは、日吉駅前の日吉中央通りのアーチです。
日吉商店街・日吉地区連合町内会による横断幕が掲示されていました。

ここには「祝甲子園出場」横断幕が掲示されていたのですが、準備されていた優勝祝賀横断幕に本日すみやかに更新されました。

日吉駅は駅の東側が慶応義塾大学日吉キャンパス、西側が放射状に広がる商店街になっています。
慶應義塾高校(塾高)も日吉キャンパス内に校舎があります。

慶應義塾の学生らは商店街側を日吉の裏側、通称「ひようら」と呼んで親しんでいます。
商店街としても馴染みのお客さんでしょうし、応援ムードも盛り上がっていたようです。

■東急日吉駅の電光掲示板
東急日吉駅の電光掲示板

東急日吉駅の電光掲示板

続いて、東急日吉駅を見ていきましょう。
改札口やホームの電光掲示板では、優勝祝賀のメッセージが流れていました。

こちらのメッセージは武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル動画で全文を収録していますので、記事末尾よりどうぞご参照ください。

■コンコースやホームの掲示
コンコースやホームの掲示

コンコースやホームの掲示

コンコースやホームの掲示

コンコースやホームの掲示

コンコースやホームの掲示

コンコースやホームでも、慶應義塾高校の「祝優勝」ポスターでいっぱいでした。
そういえば、当たり前ですが神奈川県代表でしたね。

■デジタルサイネージ
コンコースやホームの掲示

コンコースのデジタルサイネージにも、優勝祝賀メッセージが一定間隔で表示されていました。

東急電鉄のマスコットキャラクター「のるるん」も、バットとボールを持って「日吉の街に感動をありがとう!」と感謝を伝えています。

■「祝甲子園出場」の懸垂幕
「祝甲子園出場」の懸垂幕も

コンコースには、「祝甲子園出場」の懸垂幕もまだ残っていました。
これは朝日新聞が、各都道府県で配布するものでしょうかね。

武蔵小杉周辺では、古くは法政二高が1960年、1961年に「甲子園夏春連覇」を果たしています。
その時にも武蔵小杉が盛り上がったようですし、また日吉でも何らかセレモニー的なものが行われるのではないでしょうか。

■東急日吉駅の電光掲示板祝賀メッセージ全文などまとめ動画


また今回、東急日吉駅の電光掲示板メッセージ全文などまとめ動画を武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで公開しておりますので、ご参照ください。

■慶應義塾大学矢上キャンパスから見た武蔵小杉の高層ビル群
矢上キャンパスから見た武蔵小杉の高層ビル群

【関連リンク】
慶應義塾高等学校 ウェブサイト
2008/11/8エントリ 陸の王者、武蔵小杉の空を飛ぶ
2016/7/29エントリ 慶應義塾大学日吉キャンパスから見る、武蔵小杉の高層ビル群と井田病院
2016/8/16エントリ 井田山周辺の別世界。アイザック・ニュートン生家のりんごの木を継承する、新日鉄先端技術研究所跡地の分譲住宅街「さくらが丘Isaac日吉」を歩く
2016/9/21エントリ 武蔵小杉の「ひと」(11):慶應義塾大学「Joint」代表、コスギフェスタ2016の地域運動会「コスギんピック」発起人・大和田樹さん
2017/1/16エントリ 日吉の住宅街で、絵本と児童書を地域につないで44年。「こどもの本のみせ ともだち」
2017/7/15エントリ 等々力陸上競技場で「早慶クラシコ 早慶サッカー定期戦」が開催、早稲田大学が男子6連勝、女子無敗を守る
2017/10/7エントリ 慶應義塾大学理工学部「第18回矢上祭」が10月7日(土)・8日(日)開催:子どもが楽しめるサイエンス企画満載、明日8日はロボコンや花火大会も実施 2017/10/30エントリ 慶應義塾大学理工学部「矢上キャンパス」から見る、武蔵小杉の高層ビル群と東海道新幹線のトンネル
2020/12/22エントリ 川崎・横浜の市境巡り。中原区井田と港北区日吉のごみ収集の境界線
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2023/3/1エントリ 「丸善日吉東急アベニュー店」が天一書房閉店跡地に本日オープン、15万冊の蔵書にオープン記念文具セットも

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2023年
08月11日

下小田中「かしま園」で多摩川梨直売が「幸水」「あきあかり」から開始、鮮度抜群で果汁豊か

下小田中の農園「かしま園(鹿島園)」で、今年も多摩川梨の収穫と直売がスタートしました。

もっとも収穫が早い「幸水」からスタートし、5種類の梨が9月中旬ごろまで順番に販売される予定です。

■下小田中の「かしま園」の梨園
かしま園

多摩川梨  

「かしま園」は、下小田中5丁目の住宅街にあります。
パンジーの栽培、7月にご紹介した「枝豆」の販売に続いて、毎年8月上旬から梨畑が収穫シーズンを迎えます。

梨畑はパンジーや枝豆の畑のすぐ近くにありまして、道路に面して直売所があります。
クロネコヤマトののぼりが目印ですが、場所は記事末尾のマップをご参照ください。

■多摩川梨の直売所
多摩川梨の直売所

多摩川梨の直売所

「かしま園」で栽培されているのは、下記の5種類です。

●「幸水」(8月上旬より):梨の代名詞的な早生種
●「あきあかり」(8月中旬より):かしま園の最新品種
●「豊水」(8月下旬より):大玉で多汁、贈答に最適
●「あきづき」(8月下旬より):かしま園おすすめの新品種
●「新星」(9月上旬より):糖度が高い希少品種
※紹介はかしま園による

昨年ご紹介した時に比べて、収穫時期が少し変わっているところがあります。
本日時点では、「幸水」「あきあかり」が収穫・販売されていました。

■「多摩川梨」のポスター
多摩川梨

■かしま園の瑞々しい「幸水」
幸水

瑞々しい幸水


「多摩川梨」というのは川崎市や稲城市など多摩川流域で栽培されている梨の総称です。

その中でかしま園でも栽培されている「幸水」「豊水」など、さまざまな品種が栽培されています。

今回は「幸水」をいただきました。

ご紹介の中では「豊水」が大玉で多汁とされているのですが、この幸水もびっくりするくらい瑞々しく、嚙んだ瞬間に豊かな果汁が口中に広がります。

通常の梨が生産者から実際にスーパーの売場に並ぶまでの流通プロセスを経ていない、採れたて直売でないとなかなか味わえない鮮度です。

2kg1袋1,500円など、一般のスーパー販売品よりも高いとは思いますが満足感はそれを上回るものでした。

■かしま園Instagram
この投稿をInstagramで見る

かしま園(@kashimaen_)がシェアした投稿


かしま園のInstagramによると、次の「豊水」も試食用が収穫されるなど順調に生育しているようです。
お好みの品種がありましたら、タイミングを合わせていくのもいいでしょう。

収穫・販売状況は上記のInstagramで発信されています。
袋売りの予約は9時~12時まで電話で受け付けているということです。

■直売所ではヤマト便の受付
地方発送

またヤマト便での地方発送は直売所で受け付けていますので。お土産にも良いかもしれませんね。

なお、かしま園は雨天休園で、直近では台風予報がありますので、お休みになる可能性があります。
事前確認をお勧めいたします。

■「かしま園(鹿島園)」の概要
●所在地:中原区下小田中5-1-2
※梨畑はこのすぐ近くの、下記Googleマップの場所です。
●開園時間:9:00~12:00※雨天休園
●電話番号:Instagram・Webに掲載
●Web:
http://kashimaen.my.coocan.jp/
●Instagram:https://www.instagram.com/kashimaen_/

■マップ


【関連リンク】
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2023年
08月09日

等々力緑地の知られざる「飲食可能」休憩スポット。とどろきアリーナの「情報サロン」

2023年7月30日に、「KOSUGI SPORTS FES 2023」の企画として「無印良品presentsみんなで朝ウォーキング」をご紹介しました。

その際に川崎市とどろきアリーナの「アリーナ情報サロン」という場所で休憩をしたのですが、中原区の皆さんのほとんどがご存じないのではないかと思われました。

折角市民に開放された公共施設ですので、この機会にご紹介しておきたいと思います。
 
■川崎市とどろきアリーナ
川崎市とどろきアリーナ

とどろきアリーナは、等々力緑地内にある川崎市のスポーツ施設です。

メインアリーナは最大6,500名収容で、川崎ブレイブサンダースやNECレッドロケッツのホームゲームも開催されています。

他にもサブアリーナや体育室など、市民への貸し出しも行っています。

■「アリーナ情報サロン」が配置された区画(建物外観)
情報サロンが配置された区画

「アリーナ情報サロン」は、とどろきアリーナの建物の写真右手前に配置されています。

ガラス張りなのですが、このガラスは室内があまり見えないようになっているため、外からではほぼ認識ができない状態かと思います。

■「アリーナ情報サロン」外側からの入口(現在は閉鎖中)
情報サロン入口

アリーナ情報サロン

アリーナ情報サロンは元来広く開放された施設であり、外側から直接入れるように出入口が設置されていました。

ここに「アリーナ情報サロン」の名前も一応掲示されています。

ただこの出入口は現在非常時以外使えないようになっていました。

■情報サロン利用案内
情報サロン利用案内

情報サロンは、とどろきアリーナのサブアリーナ側エントランスから入館し、館内を経由して入ることができます。

入口近くには、利用案内が掲示されていました。
利用時間は外側に掲示されているものと30分差異がありますが、こちらが正しいでしょう。

自動販売機は休止中とありますが、先日は実際に利用できました。
また飲食も可能と明記されています。

■情報サロン内
情報サロン内

情報サロン内

情報サロン内

こちらが、情報サロンの内部です。
想像以上にゆったりと、テーブル・椅子・ソファが配置されています。

■「情報サロン」としての名残のラック
情報サロン内

情報サロンの名残のラック

最初に訪問した際、「情報サロンとは何?」というのをまず疑問に思ったのですが、サロン内に答えがありました。

中原図書館や市民館にあるような、資料のラックがいくつかあったのです。

おそらくここにスポーツ関係などの資料が備え置かれていて、とどろきアリーナ利用者が閲覧できる「情報収集スポット」になっていたのでしょう。

ご覧の通り現在はラックは空の状態で、利用されている形跡はありませんでした。

■等々力緑地の催し物広場が見えるガラス張りのサロン
外が見えるガラス張りのサロン

■従来の出入口
従来の出入口

情報サロンはガラス張りで、外からは中が良く見えませんが、中からは外が見えます。
とどろきアリーナ前の広場や、催し物広場方面まで眺めることができました。

ちなみにこのとき、催し物広場では「あそべるビアガーデン」が開催されている猛暑の休日だったのですが、情報サロンにはひとりも利用者がいませんでした。

ここにこんな休憩スポットがあるということは、ほぼ皆さんご存じないのではないでしょうか。
事実上の遊休施設になっている感は、正直ありました。

とどろきアリーナは市民に開放された公共施設ですし、情報サロンも飲食可能な休憩スペースですので、せっかくですから施設の利用ルールに沿って活用していければ良いと思います。

主な想定は等々力緑地やとどろきアリーナ利用者がお弁当を食べたりするといったところでしょう。
例えば広くて誰も使っていないからといって、50人で大規模に料理を持ち込んで大宴会、といったことは想定されていないでしょうから、そのあたりは常識の範囲内で、必要に応じ事務室にご確認ください。

【関連リンク】
川崎とどろきパーク株式会社 施設利用案内 とどろきアリーナ
2023/7/30エントリ 「無印良品presentsみんなで朝ウォーキング」が「KOSUGI SPORTS FES 2023」2日目に開催、姿勢や歩き方整え武蔵小杉の街歩き

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2023年
08月05日

等々力緑地で「あそべるビアガーデン」が開幕、子ども向けアトラクション組み合わせ8/13まで開催

等々力緑地の催し物広場において、大人も子どもも楽しめる「あそべるビアガーデン」が開幕しました。

本日8月5日(土)から13日(日)の11:00~20:00に入場無料で開催されています。

■等々力緑地催し物広場の「あそべるビアガーデン」
あそべるビアガーデン

あそべるビアガーデン

等々力緑地は、東急や富士通、丸紅、川崎フロンターレらによる共同企業体「川崎とどろきパーク株式会社」によって2023年4月1日より運営が行われています。

同社は「日本一笑顔あふれる公園へ」をスローガンに、現在さまざまなイベントを企画しています。

その一環として企画されたのが今回の「あそべるビアガーデン」です。

「あそべるビアガーデン」は、ビアガーデンに子ども向けアトラクションを組み合わせることで、大人も子どもも楽しめるイベントとなっています。

■各種ビールの提供
ビールの提供

ビールの提供

ビールの提供

■フード出店
フード出展

フード出店

ビヤガーデンですから、勿論ビールをはじめとした各種ドリンクが提供されています。
また定番の屋台フード類や、かき氷などもありました。

ビールのラストオーダーは、19:30です。

■飲食スペースは屋根付き
飲食スペースは屋根付き

■マジックショーや大道芸も開催
マジックショーも開催

本日はたいへんな炎天下でしたので、撮影を行った昼間はお客さんがまだ少なめでしたね。
飲食スペースは勿論屋根付きでしたので良かったです。

また8月5日(土)、6日(日)については14時ごろから様子を見て19時ごろまでマジックショーや大道芸も行われて、お客さんが集まっていました。

8月11日(金)~13日(日)にはバスキングミュージックが同様の時間帯に行われるということです。

■子ども向けのアトラクションも
子ども向けのアトラクションも

そしてこちらが、子ども向けのアトラクションです。
一部を除き有料となっています。

本日のような猛暑ですと、無料で行列が長くなるのは子どもの体力が厳しいでしょうし、有料で却ってよかったかもしれません。

■「キッズドラゴン」(ふわふわ)
キッズドラゴン

■「アクアボール」
アクアボール

■「スペーススライダー」
スペーススライダー

■「アリゾナハンティング」
アリゾナハンティング

本日は開催初日、また取材時は猛暑の昼間でしたから、アトラクションはすぐ遊べる状態でした。

今後は徐々に認知度が上がってきたり、天候がもう少し過ごしやすい日など、お客さんが増えるかもしれません。

子ども向けアトラクションは18時までとなっていますので、ご注意ください。

■ハンマーチャレンジ
ハンマーチャレンジ

こちらのハンマーチャレンジは、どなたでも無料で参加できました。
ハンマーで思いっきり叩くことで、その力に応じて測定器が跳ねあがります。

大人の男性が上手く叩くと、一番上まで届いていました。
こちらは周囲に気を付けて、またご覧になる方もネットの中に入らないようにしましょう。

■フリーマーケットも開催
フリーマーケットも開催

また会場奥では、フリーマーケットも開催されています。
こちらは開催期間中の土日祝のみ、時間は18時までとなっています。

なお、「あそべるビアガーデン」は雨天・荒天中止となっています。
来週の中盤あたりは雨予報も出ていましたので、天候にはご留意くださいね。

■「あそべるビアガーデン」まとめ動画


また今回、会場の雰囲気をお伝えできるよう、「あそべるビアガーデン」のまとめ動画を公開いたしました。

1分29秒で概ね本記事と同内容プラス、マジックショーやアトラクションの様子を掴んで頂けるかと思いますので、来場検討のご参考にしてください。

■「あそべるビアガーデン」の開催概要
日時 2023年8月5日~13日(日)11:00~20:00
※雨天・荒天中止
会場 等々力緑地 催し物広場(入場無料)
内容

●ビアガーデン11:00~20:00(ラストオーダー19:30)
●フワフワ遊具:11:00~18:00
●大道芸:8/5(土)6(日)14時以降から様子を見て19時ごろまで実施
●バスキングミュージック:8/11(金)~13日(日)14時以降から様子をみて19時ごろまで実施
●フリーマーケット:期間中の土日祝のみ開催11:00~18:00

主催 有限会社フジヤマコム / 川崎とどろきパーク株式会社
WEB 川崎とどろきパーク株式会社 子供も大人も楽しい「あそべるビアガーデン」開催します‼


【関連リンク】
川崎とどろきパーク株式会社
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(等々力緑地再編整備関連)
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2023年
08月04日

等々力緑地「21世紀の森」散策レポート:神奈川県下市町・全国政令市等協力の木々が生育、市民ミュージアム建設記念彫刻展の作品も

等々力緑地では、東急や丸紅、川崎フロンターレらによる共同企業体「川崎とどろきパーク株式会社」による運営・再編整備が進められています。

その等々力緑地の一角にある「21世紀の森」を、今回記録しておきたいと思います。

21世紀の森

■等々力緑地の「21世紀の森」
21世紀の森

「21世紀の森」は、とどろきアリーナ前の広場に面しています。

等々力緑地の再編整備計画においても、「緑とアートを楽しむ空間の再整備を進める」ものとされており、森林は勿論保護しつつもある程度姿が変わる可能性があります。

そこで再整備が始まる前に、現状の姿を記録しておこうというものです。

■21世紀の森 神奈川県下市町コーナー
21世紀の森 神奈川県下市町コーナー

■21世紀の森 大都市コーナー
21世紀の森 大都市コーナー

「21世紀の森」は、かながわ都市緑化フェアの火災を記念して、神奈川県下の市町村や全国の大都市の協力を得て造成されました。

「神奈川県下市町コーナー」「大都市コーナー」にエリア分けされています。
いずれも昭和61年(1986年)10月の日付でした。

<神奈川県下市町コーナー>
●神奈川県 イチョウ
●横浜市 シイノキ
●横須賀市 オオシマザクラ
●平塚市 クスノキ
●鎌倉市 ヤマザクラ
●藤沢市 クロマツ
●小田原市 クロマツ
●茅ヶ崎市 アカシヤ
●相模原市 ケヤキ
●三浦市 クロマツ
●秦野市 サザンカ
●厚木市 モミジ
●大和市 ヤマザクラ
●伊勢原市 シイノキ
●海老名市 ツゲ
●座間市 モクセイ
●南足柄市 サザンカ
●綾瀬市 ヤマモミジ
●葉山町 クロマツ
●寒川町 モクセイ
大磯町 クロマツ
●二宮町 ツバキ
●中井町 キンモクセイ
●大井町 キンモクセイ
●松田町 ナンテン
●山北町 フナ
●開成町 シイカシ
●箱根町 ヤマザクラ
●真鶴町 クスノキ
●湯ヶ原町 サクラ
●愛川町 カエデ
●城山町 モミジ
●津久井町 ヤマモミジ
●相模湖町 カツラ
●藤野町 カシワ

<大都市コーナー>
●札幌市 ライラック
●東京都 イチョウ
●横浜市 シイノキ
●名古屋市 クスノキ
●京都市 タカオカエデ
●大阪府 イチョウ
●大阪市 イチョウ
●神戸市 サザンカ
●広島市 クスノキ
●北九州市 イチイカシ
●福岡市 クロカネモチ

神奈川県は海辺の市町が多く、「クロマツ」の寄贈が多いですね。

■森への入口
森への入口

■休憩スペース
あずまや

■木漏れ日さす竹林
竹林

■見事な森
見事な森

21世紀の森は、造成から37年ほどが経過しています。
木々は立派に育って、立派な森が形成されていました。

木陰が多く、夏場でも散歩しやすいでしょう。

■クスノキの紹介
クスノキの紹介 

■クスノキの葉
クスノキの葉

全てではありませんが、森の木々には紹介札がついているものがありました。

クスノキは樹皮に含まれる精油を樟脳(防虫剤)の原料としたのだそうで、葉をもむと樟脳の香りがすることが書かれています。

■毒キノコの注意喚起
毒キノコの注意喚起

■カラスの注意喚起
カラスの注意喚起

■たけのこを採り禁止の掲示
たけのこ採り禁止の掲示

また森の中には、毒キノコやカラスに対する注意喚起のほか、たけのこ採り禁止の掲示もありました。

カラスは子育てシーズンには巣を守るために攻撃的になる場合がありますので、ご注意ください。

■21世紀の森の野外彫刻鑑賞ルート案内図
案内図

21世紀の森には、野外彫刻などアート作品が点在しています。
アート作品を巡りながら、散策を楽しめるようになっています。

一部ですが、アート作品をご紹介していきましょう。

■「シャリグラム」
シャリグラム

シャリグラム

■「見張り搭からずっと」
見張り搭からずっと

見張り搭からずっと

■「軽くふれる」
軽くふれる

軽く触れる

■「一衣帯水」
一衣帯水

一衣帯水

■「恋人たち」
恋人たち

恋人たち

■「Stele-XXV」
Stele-XXV

「21世紀の森」に展示されている彫刻は、川崎市市民ミュージアムの開館を記念して行われた彫刻展において入選した作品7点を含む作品群ということです。

中国、ユーゴスラビアの作家の作品もありました。

■川崎市役所昭和32年入所職員勤続30周年記念樹
勤続30周年記念樹

勤続30周年記念樹

ところで、森の中に「昭和32年入所職員 川崎市役所32会 勤続30周年記念樹」という石碑がありました。

1957年入所で勤続30周年ですと1987年ですから、「21世紀の森」が造成された1986年と凡そ重なります。

仮に大卒で入所された場合、現在90歳前後というところでしょうか。
まだお元気の方もいらっしゃるかと思いますが、すでに川崎市にはいらっしゃらない場合も多いように思います。

ふと懐かしく検索される可能性や、ご親族の方が記録を辿られる場合もあるかもしれません。

そんな時に写真が出てきたら嬉しいのでは、ということでこちらも本記事に記録しておくことといたしました。
(実際、転居した方からそのような声を頂くことが多々あります)

■かわさき21カウントダウン記念植樹 シダレザクラ
シダレザクラ

シダレザクラ

こちらも記念植樹ですが、「かわさき21カウントダウン」で植えられたシダレザクラです。
2001年1月8日、21世紀になってからの植樹ですね。

タイトルのデザインに、時代を感じます。

■等々力緑地四季園散策ルート案内図
四季園

■等々力緑地四季園
四季園

■彫刻「巣立ち」
巣立ち

巣立ち

さらに、「21世紀の森」の奥には、「等々力緑地四季園」も広がっています。
こちらにも彫刻がありますので、あわせて散策してみてください。

川崎市市民ミュージアムの裏手に出ることができますので、市民ミュージアムのまわりをぐるりと回って帰ってくるのもよいでしょう。

【関連リンク】
川崎とどろきパーク株式会社 ウェブサイト
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