武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2024年
11月26日

「全国都市緑化かわさきフェア」等々力緑地会場秋季最終日レポート:木育コーナー「やさちぃきのひろば」など盛況に

「全国都市緑化かわさきフェア」の2024秋季開催は、11月17日に最終日を迎えました。

次は2025年3月22日(土)からの春季開催となりますが、その前に秋季開催の模様を今後いくつか記録に残しておきたいと思います。

■「全国都市緑化かわさきフェア」等々力緑地会場最終日
全国都市緑化かわさきフェア最終日

■「やさちぃきのひろば」


まずこちらは、全国都市緑化かわさきフェアのコア会場のひとつである、等々力緑地の催し物広場の中央で開催されていた木育コーナー「やさちぃきのひろば」です。

典型的な木材消費地である川崎市は、国産木材の利用促進と普及を目的として、木材利用に関わるサプライヤーのプラットフォームとして「川崎市木材利用促進フォーラム」を2015年10月に設置しています。

「やさちぃ き のひろば」で遊べる木のおもちゃは、川崎市木材利用促進フォーラムの会員自治体から提供されたもので、木の柔らかさや温かさ、木の産地や材種による香りや手触りの違いを感じることができます。

■「やさちぃきのひろば」の開催スケジュール
第1弾 2024年8月17日(土)、18日(日) (中原区)グランツリー武蔵小杉
第2弾 2024年9月28日(土)、29日(日) (宮前区)県立東高根森林公園
第3弾 202411月3日(日) (川崎区)川崎市役所本庁舎広場
第4弾 2024年11月16日(土)、17日(日) (幸区)ラゾーナ川崎プラザ
第5弾 2024年11月30日(土)、12月1日(日) (麻生区)新百合丘オーパ
第6弾 2024年12月7日(土)、 8日(日) (高津区)武蔵溝ノ口駅南北自由通路
第7弾 20253月1日(土) 、2日(日) (多摩区)かわさき宙と緑の科学館

「やさちいきのひろば」は、川崎市7区を順番にめぐることになっていて、第1弾・中原区のグランツリー武蔵小杉での開催を弊紙でご紹介しておりました。

「全国都市緑化かわさきフェア」での実施はこの枠組みの中では告知されていなかったのですが、秋季開催最終日の11月17日に開催されていました。

■国産木材の積み木で作ったタワー
国産木材の積み木で作ったタワー

国産木材の積み木で作ったタワー

国産木材の積み木で作ったタワー

国産木材の積み木で作ったタワー

国産木材の積み木で作ったタワー

国産木材の積み木で作ったタワー

国産木材の積み木で作ったタワー

国産木材の積み木で作ったタワー

「やさちぃきのひろば」では、国産木材の積み木をふんだんに投入して、思う存分積み上げることができました。

こういった積み木は「カプラ」という商品で市販もされていますが、自宅でここまでの量を揃えるのはなかなか難しいですね。

お子さんの身長よりも高くなるような大作も作られて、とても楽しそうでした。

■森林の働きに関する啓発
森林の働きに関する啓発

森林の働きに関する啓発

森林の働きに関する啓発

森林の働きに関する啓発

また、楽しく遊ぶのはもちろんですが、森林の大切な働きについての啓発ビジュアルも掲示されていました。

森林は都市の水源でもあり、都市に暮らしていても密接につながっています。

その機能を維持するためには適切に森林資源を活用・循環させる林業が産業として持続することも大切な要素です。

■音楽ステージ「TAKATSU MUSIC STAGE」
音楽ステージ「TAKATSU MUSIC STAGE」

音楽ステージ「TAKATSU MUSIC STAGE」

また最終日のステージでは、高津区役所の連携企画「TAKATSU MUSIC STAGE」が開催されていました。

写真はサックスカルテットの「ベビカル」です。

「ベビカル」は、2023年の高津区民音楽祭でミュートン賞(優秀賞)を受賞し、赤ちゃんから大人まで楽しめる演奏を目指しています。

川崎市高津区にゆかりの平原綾香さんの代表曲で、武蔵溝ノ口駅のメロディにも採用された「jupiter」にちなんで「木星のファンタジー」、川崎市出身の坂本九さんの名曲「見上げてごらん夜の星よ」などを演奏しました。

■キットパス体験
キットパス体験

キットパス体験

キットパス体験

こちらも高津区の企業「日本理化学」による水に溶けるクレヨン「キットパス」体験です。
川崎フロンターレのホームゲームイベントなどでもおなじみです。

水に溶けるので、車に落書きしても大丈夫です。
子どもたちの絵で、車体が埋め尽くされていましたね。

「全国都市緑化かわさきフェア」のイベントのうち、弊紙でご紹介できているのはごくごく一部です。
毎週楽しい催しが連続して開催されて賑わっていましたね。

2025年3月22日(土)からの春季開催もまた春の花々も咲きますし、今から楽しみです。

【関連リンク】
全国都市緑化かわさきフェア 特設サイト
やさちぃきのひろば ウェブサイト

(やさちぃきのひろば関連)
2024/8/26エントリ 国産木材利用促進・木育イベント「やさちぃきのひろば」がグランツリー武蔵小杉から開幕、川崎市7区で順次開催

(全国都市緑化かわさきフェア関連)
2024/4/3エントリ 二ヶ領用水「今井上町緑道」の舗装改修工事が完成、「しらゆり今井保育園」の花壇やベンチも整備 2024/4/30エントリ 二ヶ領用水・今井上町緑道で今井小学校3年生が環境保護啓発ポスターを掲示、リニューアル花壇は近隣9保育園が協力
2024/7/28エントリ 二ヶ領用水・今井上町緑道の清掃活動&灯篭流しに約100人が参加、全国都市緑化かわさきフェア控え
2024/8/2エントリ 「全国都市緑化かわさきフェア」控え二ヶ領用水・今井上町緑道付近にガイドパネルが設置、400年の歴史やあらまし伝え
2024/9/30エントリ 二ヶ領用水・今井上町緑道で「ランタンナイト&清掃活動」開催、「菓心桔梗屋」出張販売も
2024/10/17エントリ 最速公開!「全国都市緑化かわさきフェア」内覧レポート【等々力緑地編】、10/19開幕日にはコアパークで「KOSUGIキャンドルナイト」も※20日順延
2024/10/18エントリ 川崎市7区巡る謎解きラリー「謎走中!」が開催中、市民参加で作った謎を配置し「全国都市緑化かわさきフェア」生田緑地でイベントも
2024/10/20エントリ 「KOSUGIキャンドルナイト」でこすぎコアパークが別世界に、11/2丸子橋でのキャンドルナイト控え緑化フェアとコラボ
2024/10/27エントリ コスギカレーフェス2024開幕!緑化フェア開催中の等々力緑地「武蔵小杉カレーEXPO」に賑わい、スタンプラリーもスタート
2024/10/29エントリ 二ヶ領用水の公衆トイレや緑道を今井小学校3年生が装飾、「全国都市緑化かわさきフェア」等々力緑地会場導線に
2024/10/30エントリ 絶賛開催中!「全国都市緑化かわさきフェア」内覧レポート【富士見公園編】、3会場のコンセプト取材も
2024/11/13エントリ 「全国都市緑化かわさきフェア」等々力緑地会場追補編:さとうたけしさん「川崎市3景」ライブペインティングショーも見事
2024/11/15エントリ 「全国都市緑化かわさきフェア」装飾が武蔵中原や新丸子に登場、JAセレサ川崎中原支店は川崎市市制100周年花壇も

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2024年
11月25日

中原街道・千年交差点先の高台から見える、武蔵小杉の高層ビル群【夜景バージョン】

中原街道の「千年交差点」近くの高台で、武蔵小杉の高層ビル群がよく見えるビュースポットがあることを、今から5年前の2019/11/9エントリでご紹介しておりました。

先日久しぶりに撮影したその場所の写真をXで投稿したところ、「夜景が綺麗」とのリプライをいただきましたので、改めて撮影の上ご紹介したいと思います。

■高津区千年交差点近くの高台から望む、武蔵小杉の夜景
中原街道の高台から望む武蔵小杉

■昼間の風景
中原街道の高台から望む武蔵小杉

まずこちらは、昼間の風景です。
中原街道を中原区からまっすぐ南下すると、高津区の「千年交差点」先で街道が上り坂になります。

この高台の上には、これまでにご紹介してきた「橘官衙遺跡群」や川崎市最古の寺院「影向寺」、「子母口富士見台古墳」などがあり、川崎市の史跡スポットになっています。

上り坂を最上部近くまでのぼって後ろを振り向くと、上記写真のような眺望が広がっています。

■「X」にて、夜景のおすすめポスト

そして武蔵小杉ライフ公式Xのポストに、夜景をお勧めする引用リツイートなどをいただきました。

同様の情報提供を以前にもいただいておりましたので、この機会に撮影してみることとしました。

■中原街道の高台から望む、武蔵小杉の夜景
中原街道の高台から望む武蔵小杉

そしてこちらが、同じ場所から撮影した夜景です。
確かにいい感じの夜景になっていますね。

■パークシティ武蔵小杉3棟
中原街道の高台から望む武蔵小杉

こちらは、東急武蔵小杉駅東口駅前に建つ、高い順にパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー、ステーションフォレストタワー、ザ グランドウイングタワーの3棟です。

手前に送電線が横切っています。

■シティタワー武蔵小杉、リエトコート武蔵小杉THE CLASSY TOWER、THE KOSUGI TOWER
中原街道の高台から望む武蔵小杉

パークシティ武蔵小杉3棟よりも右側に見えるのは、左からシティタワー武蔵小杉、リエトコート武蔵小杉THE CLASSY TOWER、THE KOSUGI TOWERです。

THE KOSUGI TOWERは大規模修繕工事の足場が設置されています。

写真左端に少しだけ見えている白いビルが、NEC玉川ルネッサンスシティです。

遠くから望遠で撮影すると、近くで観るのとはまた違った角度や重なりになるのが、個人的に撮影の楽しみです。

■「橘樹歴史公園」で復元された倉庫
復元された倉庫


■子母口富士見台古墳
子母口富士見台古墳

小高い古墳

■川崎市最古の寺院「影向寺」
影向寺の文化財

■神奈川県指定重要文化財 影向寺薬師堂
影向寺の文化財

■「かわさきのむかし話」に登場する「井戸坂」
井戸坂の上

この高台周辺の史跡スポットについては、関連リンクよりご参照ください。

武蔵小杉からは少々距離がありますが、昼間にみるべき場所はたくさんありますので、お好きな方でしたら無駄足にはならないかと思います。

【関連リンク】
2019/3/22エントリ 中原街道の尻手黒川道路交差点近くに「ケーズデンキ川崎野川店」がオープン、3月24日(日)までオープニングイベント実施中
2019/11/9エントリ 中原街道・千年交差点先の高台から見える、武蔵小杉の高層ビル群
2020/8/27エントリ 高津区に点在、北限・西限の武蔵小杉。下野毛「ハイラーク武蔵小杉」、千年「メイツ武蔵小杉」、子母口「ユナイト武蔵小杉」
2021/4/27エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(番外編):子母口富士見台古墳から見た武蔵小杉の高層ビル群と、富士見台からの富士山
2021/9/16エントリ 武蔵小杉から自転車20分で行ける、バスケットゴールのある公園。「千年中央公園」レポート
2024/6/10エントリ 「かわさきのむかし話」探訪、現地で分かる影向寺裏「井戸坂」(高津区)にむじなが出る理由
2024/6/20エントリ 川崎市の国史跡「橘樹官衙遺跡群」で飛鳥時代の倉庫を復元、6/21まで一般公開も
2024/11/9エントリ 川崎市最古・7世紀創建「影向寺」が指定文化財を特別公開、木造薬師如来・十二神将などが迫力

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2024年
11月22日

中原区役所×こすぎの大学「なかはらはじめの一歩 まち歩き×スマホ写真講座」開催、ららテラス武蔵小杉で12/2まで写真展も

中原区役所主催の「なかはら はじめの一歩講座」が、「全国都市緑化かわさきフェア」の一環として等々力緑地で11月4日に開催されました。

今回は「まち歩き×スマホ写真講座」と題し、プロのフォトグラファーによるスマートフォンの写真講座、実際に等々力緑地での撮影を作品シェア、弊紙「武蔵小杉ライフ」によるローカルメディア運営のきっかけ等のゲストトークが行われました。

また当日撮影された参加者の皆さんの写真は、ららテラス武蔵小杉4階で12月2日まで展示されています。

■「なかはらはじめの一歩 まち歩き&スマホ写真講座」
なかはらはじめの一歩

■等々力老人いこいの家での開催
なかはらはじめの一歩

■コミュニティ大学「こすぎの大学」協力による運営
なかはらはじめの一歩

■中原区役所の平井さんによる区役所の取り組み説明
なかはらはじめの一歩

「なかはら はじめの一歩講座」は、川崎市市制100周年をきっかけにわたしたちが住むまちを一緒に楽しむ仲間と繋がる場」として昨年度スタートしました。

まちの魅力や活躍する人々を知ることを「はじめの一歩」とし、地域にかかわるきっかけを作っていくことを目的としています。

運営は地域のコミュニティ大学「こすぎの大学」が協力され、主催は中原区役所です。

■アイスブレイクの自己紹介からスタート
なかはらはじめの一歩

なかはらはじめの一歩

会場は、全国都市緑化かわさきフェア開催中の等々力緑地で、等々力球場の1階にある「等々力老人いこいの家」でした。

その会議室で事前申込による50人ほどが集まりました。
最初はアイスブレイクの自己紹介からでしたが、皆さん活発に会話されていました。

■フォトグラファーの矢部ひとみさんと小山志麻さんが講師に
なかはらはじめの一歩

なかはらはじめの一歩

なかはらはじめの一歩

なかはらはじめの一歩

「スマホ写真講座」は、フォトグラファーの矢部ひとみさんと、小山志麻さんが講師でした。

現在のスマートフォンはカメラとしての性能もすぐれており、画像補正も簡単にできるなど写真撮影のメリットが多くあります。

「あらかじめ撮影したいもののイメージを持つこと」など心構えの部分から、カメラの設定や画像加工などの基礎的なテクニックまで、コンパクトに教えてくださいました。

■「全国都市緑化かわさきフェア」開催中の等々力緑地での撮影
なかはらはじめの一歩

■講師も同行してアドバイス
なかはらはじめの一歩

なかはらはじめの一歩

この日は全国都市緑化かわさきフェアが開催中でしたので、被写体になる綺麗なもの、面白いものがたくさんありました。

講師も同行して、等々力緑地内で実際に撮影をしてみました。

■等々力老人いこいの家に戻って写真を共有ストレージにアップ
なかはらはじめの一歩

なかはらはじめの一歩


なかはらはじめの一歩

等々力老人いこいの家に戻りましたら、共有ストレージに写真をアップし、皆さんの写真を1枚ずつ紹介です。

今のスマートフォンは、本当にきれいに写真が撮れますね。

■講師による講評
なかはらはじめの一歩

なかはらはじめの一歩

■写真を楽しむ参加者の皆さん
なかはらはじめの一歩

なかはらはじめの一歩

皆さんの写真の着眼点はそれぞれに素晴らしく、講評する講師のおふたりや参加者の皆さんも楽しそうでした。

これに続いて、弊紙「武蔵小杉ライフ」も講師として登壇し、ローカルメディアを始めるに至ったきっかけや運営上の苦労などをお話させていただきました。

■講演を受けたフリートーク
なかはらはじめの一歩

弊紙講演後にはグループトークが行われ、たいへん盛り上がっているように見受けられました。
地域での「はじめの一歩」を踏み出すにあたって、参考になる部分がありましたら幸いです。

■「こすぎの大学」オカポンのイラストによる講座まとめ
なかはらはじめの一歩

なかはらはじめの一歩

なかはらはじめの一歩

「こすぎの大学」のメンバーである岡本克彦さん(オカポン)が、この日の講座の内容をイラストでわかりやすくまとめてくれましたので、ご参照ください。

■記念撮影
なかはらはじめの一歩

最後に皆さんで記念撮影して、講座は終了です。
交流も活発に行われ、皆さん楽しんでいらっしゃったのではないでしょうか。

■ららテラス武蔵小杉で写真展開催中
なかはらはじめの一歩

なかはらはじめの一歩

この日の皆さんの作品は、ららテラス武蔵小杉で12月2日までミニ写真展として展示されています。

楽しい写真ばかりですので、是非ご覧ください。

■「裏ロジーちゃん」
なかはらはじめの一歩

こちらはその中の1枚、「裏ロジーちゃん」という作品です。

中原区のエコ推進キャラクターですが、何となく顔が影になっていて裏がありそうな…?という1枚です。

これも新しい着眼点で、面白いですね。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル ららテラス武蔵小杉で写真展も!「なかはらはじめの一歩 まち歩き×スマホ写真講座」


また本講座の模様を、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで動画レポートしております。
こちらもあわせて、ご視聴ください。

【関連リンク】
中原区ウェブサイト 【ミニ写真展開催中】「なかはらはじめの一歩 まち歩き×スマホ写真講座」開催報告
こすぎの大学 【展示中】第2回はじめのいっぽ講座(11/4開催)
2016/8/29エントリ 武蔵小杉に密着した、学びのコミュニティ。誰もが先生になり、アイデアを実現する「こすぎの大学」
2017/5/18エントリ 「武蔵小杉ライフ」10周年企画第1弾・「第53回こすぎの大学~武蔵小杉と武蔵小杉ブログ~」を5月25日(木)開催、参加者で作る「未来記事」を武蔵小杉の商業施設に展示
2023/8/28エントリ こすぎの大学参画「コモンズプロジェクト」がすごろくでコミュニティの楽しさや失敗共有、「しくじりコモンズラボゲーム」体験会レポート
2024/3/27エントリ 中原区役所主催「なかはら はじめの一歩講座」がこすぎの大学プロデュースで開催、まちに参加するきっかけ作りに

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2024年
11月21日

武蔵小杉に紅葉の季節到来、南武沿線道路・二ヶ領用水・等々力緑地などが鮮やか

11月も下旬にさしかかり、急激に気温が下がってきました。
武蔵小杉周辺の街路樹もあちこちで鮮やかに色づいています。

■武蔵小杉周辺に紅葉の季節到来
武蔵小杉に紅葉の季節到来

■都市計画道路 武蔵小杉駅南口線のケヤキ並木
都市計画道路武蔵小杉駅南口線

都市計画道路 武蔵小杉駅南口線の紅葉

まず武蔵小杉駅の近くから。
こちらは東急武蔵小杉駅東口駅前広場から綱島街道に至る「都市計画道路 武蔵小杉駅南口線」のケヤキ並木です。

当初、ケヤキを植えると木の根が波打って舗装を凸凹にしてしまうため、メンテナンスが大変だという声もあったところ、「ケヤキを通常よりも深く埋めて植える」ことでクリアしたという話を聞いたことがあります。

ただ、それでも根っこで凹凸が発生し、修繕をした時期がありました。
自然の力は非常に強いものですね。

この道路が供用開始になった2008年から比べると、ケヤキ並木もたいへん立派になりました。

この道路は両側にパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー、パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーという三井不動産レジデンシャルのタワーマンションがあります。

上記写真はミッドスカイタワー側、中原市民館の近くで撮影したものです。
夜になるとこちら側はライトアップもされていて、なかなか綺麗です。

■二ヶ領用水沿いの紅葉
二ヶ領用水沿いの紅葉

二ヶ領用水沿いの紅葉

続いてこちらは、二ヶ領用水沿いの紅葉です。
今井神社付近ですが、このあたりには八重桜や桃、ケヤキ、常緑樹も含めてさまざまな街路樹が植えられています。

等々力緑地で11月17日まで開催されていた「全国都市緑化かわさきフェア」のアクセスルートにもなっていましたので、そこで初めて通ったという外来の方もいらっしゃったのではないでしょうか。

なお、同フェアは2025年3月にも春季開催があります。
また違った花々で彩られることと思いますので、個人的にも楽しみにしています。

■等々力緑地のイチョウの黄葉
等々力緑地のイチョウの黄葉

そしてこちらは、等々力緑地のイチョウの黄葉です。
テニスコートの裏手にも立派なイチョウ並木があり、過去にご紹介しておりました。

そこまで入っていかなくても、小杉神社前の道路沿いで立派なイチョウを見ることができました。

各所によって紅葉のタイミングは異なりますので、12月に入ってもしばらく紅葉が楽しめるのではないでしょうか。

ご紹介した以外にも南武沿線道路、中原平和公園など綺麗な場所がありますので、まさそれほど寒くならないうちに、散策してみてはいかがでしょうか。

■中原平和公園・彫刻展示広場の紅葉(2020年撮影)
中原平和公園・彫刻展示広場の紅葉

■等々力緑地・テニスコート沿いのイチョウ並木(2023年撮影)
等々力緑地のイチョウの黄葉

【関連リンク】
2007/11/19エントリ 武蔵小杉の紅葉1:南武沿線道路
2007/11/24エントリ 武蔵小杉の紅葉2:二ヶ領用水
2008/11/15エントリ 紅葉の二ヶ領用水と渋川で、耳をすませば
2009/11/27エントリ 武蔵小杉に冬の訪れ
2008/11/30エントリ 武蔵小杉のイチョウの紅葉
2009/12/5エントリ 等々力緑地の紅葉
2010/12/16エントリ 等々力緑地のイチョウの実
2011/9/29エントリ 等々力緑地のプラタナス
2011/11/24エントリ 等々力緑地のイチョウの紅葉
2013/11/22エントリ 渋川・西加瀬付近のソメイヨシノの紅葉
2013/12/7エントリ 武蔵小杉の紅葉めぐり
2014/12/10エントリ 等々力緑地「フロンターレロード」のイチョウの紅葉
2015/11/19エントリ 等々力緑地の紅葉・黄葉と、鏡面世界パノラマ
2015/11/29エントリ 等々力緑地で黄金に輝く、イチョウの黄葉ライトアップ
2015/12/6エントリ パークシティ武蔵小杉周辺と、南武沿線道路の紅葉
2016/11/20エントリ 武蔵小杉に、紅葉の季節が到来。等々力緑地の「ふるさとの森」を探訪
2018/12/5エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデンから接続「小杉町ペデストリアンデッキ」から初めて見る、南武沿線道路のケヤキの紅葉
2019/12/18エントリ 川崎市国際交流センターなど、武蔵小杉周辺の2019紅葉巡り
2020/11/12エントリ 武蔵小杉で深まる秋。南武沿線道路・小杉御殿町交差点以西の紅葉が見頃に
2020/11/17エントリ 「パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー・ミッドスカイタワー」周辺のケヤキが10年以上を経て生育、紅葉が見事に
2020/11/24エントリ 中原平和公園・彫刻展示広場の紅葉が見頃に、紅黄のコントラストも鮮やか
2020/12/1エントリ 等々力緑地テニスコート裏の黄葉が見頃に、南側マンション建て替えで40年ぶり早朝の陽に照らされ
2021/12/5エントリ 等々力緑地・南武沿線道路・Kosugi 3rd Avenueなど武蔵小杉の紅葉・黄葉が見頃に
2022/11/14エントリ 黄金色に染まる武蔵小杉。南武沿線道路・二ヶ領用水沿いなどの紅葉が見頃に
2023/11/24エントリ マジックアワーに楽しむ、等々力緑地テニスコート沿いのイチョウの黄葉ライトアップ
2023/12/10エントリ 武蔵小杉・渋川沿いのソメイヨシノ紅葉と、法政二中高付近で進む遊歩道改修工事

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2024年
11月18日

中村憲剛さん・成田真由美さんら等々力に登場!「かわさき多摩川マラソン2024」に車いす20人含む6,946人が参加

「かわさき多摩川マラソン2024」が、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(等々力陸上競技場)で11月17日に開催されました。

今回は川崎市市制100周年記念大会ということで、スペシャルゲストに中村憲剛さんらが登場し、1月14日に開催予定の引退試合よりも一足先に等々力のスタンド前に立ちました。

■川崎市市制100周年記念 かわさき多摩川マラソン2024
かわさき多摩川マラソン2024 

「かわさき多摩川マラソン」は、毎年Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuと等々力緑地内、そして多摩川沿いを会場に開催されています。

ハーフマラソン、10km、ペアランニング、3km、ファミリーラン、車いすランの各種目に分かれ、老若男女問わずどなたでも参加できます。

■3kmの部スタート
3kmの部スタート

今回の参加者は、全体で6,946人でした。
一番多かったのがハーフマラソンの部3,388人。上記写真は3kmの部で、466人が参加しました。

■スタートのピストルは中村憲剛さん
スタートのピストルは中村憲剛さん

スタートのピストルは中村憲剛さん

スタート

スタートのピストルは、スペシャルゲストの川崎フロンターレFRO中村憲剛さんでした。
号砲を合図に、皆さん勢いよくスタートしました。

■スタンドの前に立った中村憲剛さん
スタンドの前に立った中村憲剛さん

中村憲剛さんは、12月14日にUvanceとどろきスタジアムで引退試合を開催します。
「かわさき多摩川マラソン」でそれよりも一足早く、等々力のスタンドの前に立つことになりました。

トラックを走る皆さんに声をかけ、後押しをしていました。

■元気にトラックを走る皆さん
元気に走る皆さん

■富士通スポーツの選手らも応援
富士通スポーツの選手らも応援

元気にトラックを走る皆さんを、中村憲剛さんに加えて、富士通スポーツの選手らも応援しました。

■等々力緑地内のコース
等々力緑地内のコース

ゴール

ゴール

ゴール

ゴール

皆さんそれぞれに自分に合った種目で走れるのが本大会の良いところです。
3kmですと、特に気軽に参加できると思います。

みなさんそれぞれの距離を完走し、充実した表情でした。

■給水も大切
給水も大切

この日はなかなか暑い日でしたので、給水も大切です。
会場でもこまめな給水を呼び掛けていました。

■川崎ブレイブサンダースチアリーダーズ「IRIS(アイリス)」
アイリス

アイリス

■川崎ブレイブサンダースチアリーダースクール「IRIS GIRLS(アイリスガールズ)」
アイリスガールズ

アイリスガールズ

またステージでは、川崎ブレイブサンダースチアリーダーズ「IRIS」と、そのスクール生「IRIS GIRLS」のパフォーマンスもありました。

いずれも元気いっぱい、素敵な演技で会場を盛り上げてくれました。

■車いすラン
車いすラン

■救護ボランティアと中村憲剛さん
救護ボランティアと中村憲剛さん

■スタートは中村憲剛さん
スタートは中村憲剛さん

そして最後を飾るのは、車いすランです。
スタートは他種目同様、中村憲剛さんがつとめました。

■車いすランの皆さん
車いすラン

■パラリンピック金メダリスト成田真由美さんと中村憲剛さん
成田真由美さんと中村憲剛さん

車いすランには、スペシャルゲストとしてパラリンピック競泳金メダリストの成田真由美さんも参加しました。

競技場から等々力緑地内コースに出るところでは、中村憲剛さんが参加者の皆さんを見送りました。

■等々力緑地内コース
等々力緑地内コース

こちらは、等々力緑地内コースです。
写真の方は、手が不自由でいらっしゃるため足で地面を蹴って進んでいます。

障がいの有無も、その在り方も人それぞれの個性があり、それぞれのペースで良いのです。

■ゴール
ゴール

ゴール

車いすランの皆さんも、元気に完走されて惜しみない拍手が贈られました。

■表彰式
表彰式

■車いすラン表彰式プレゼンターには成田真由美さんも
成田真由美さん

記念撮影

入賞者の表彰式が執り行われて、「かわさき多摩川マラソン」も締めくくりです。
車いすランの表彰式には成田真由美さんもプレゼンターとして参加。記念撮影も行われました。

皆さんとても良い表情をされていますね。

多くの参加者の方も気持ちよく走られたようで、大変良い大会になったのではないでしょうか。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル「中村憲剛さん&成田真由美さんも等々力に登場!かわさき多摩川マラソン2024」


また本大会の模様を、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで動画レポートしております。

皆さんが元気に走る様子、中村憲剛さんがスタンド前に立った姿や川崎ブレイブサンダースチアリーダーズ「IRIS」「IRIS GIRLS」の演技などは動画をぜひご覧ください。

【関連リンク】
かわさき多摩川マラソン ウェブサイト
2017/11/19エントリ 「2017川崎国際多摩川マラソン」が本日開催、等々力陸上競技場から大西学園吹奏楽部の演奏を背に6,000人が快走
2019/11/4エントリ 「令和元年台風19号」が多摩川河川敷に大きな爪痕を残す、「2019川崎国際多摩川マラソン」が中止に
2020/9/23エントリ コロナ禍中止の代替「2020川崎国際多摩川オンラインマラソン」が開催へ、川崎フロンターレデザインランナーズマスク参加賞で参加申込受付中


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2024年
11月13日

「全国都市緑化かわさきフェア」等々力緑地会場追補編:さとうたけしさん「川崎市3景」ライブペインティングショーも見事

「第41回全国都市緑化かわさきフェア」の2024年秋季開催期間が終盤に至り、11月17日(日)まで残すところあと数日となりました。

コア会場のひとつ、等々力緑地に関しては開幕前に内覧会レポートをお伝えしておりましたが、その段階ではまだ未完成だったエリアが多数ありました。

また開幕日の10月19日にはアーティストのさとうたけしさんによるライブペインティングイベントも開催されていましたので、「等々力緑地会場追補編」としてご紹介しておきたいと思います。

■全国都市緑化かわさきフェア等々力緑地会場追補編
全国都市緑化かわさきフェア等々力緑地会場

全国都市緑化フェアは、緑の大切さを学びつつ、緑がもたらす快適で豊かなまちづくりを推進するため、1983年から全国各地を巡回して開催されてきました。

これが川崎市制100周年記念事業として、2024年秋季と2025年春季に川崎市で開催されることとなり、富士見公園・等々力緑地・生田緑地の3か所がコア会場となります。

■主に追補させていただくメインガーデン「アクティブガーデン」
に追補させていただくメインガーデン「アクティブガーデン」

今回メインで追補させていただくのは、メインガーデンの「アクティブガーデン」です。

全長75mのエリアに「五感」を使って遊べる、40以上の仕掛けが施されていますが、内覧時点では作業中のエリアが多くあり、その魅力を十分にお伝えできていませんでした。

■パレットつみき
パレットつみき

パレットつみき

こちらは、「パレットつみき」です。

積み木の形状が組み合わせやすいようになっていまして、「積む」というよりは「組み上げていく」ようになっていました。

■「足ing(アーシング)」
「足ing(アーシング)」

続いて、足裏でさまざまな素材を感じる「足ing(アーシング)」です。
裸足で歩いてみることを推奨しています。

■さまざまな石材の説明
さまざまな石材の説明

さまざまな石材の説明

ここには土や芝生に加えてさまざまな石材もありまして、それぞれの特徴も説明されていました。

■香りを楽しむトンネル
香りを楽しむトンネル

こちらは香りを楽しむトンネルです。

とりあえず曲がりくねったトンネルというだけでも子どもたちは大盛り上がりするわけですが、ほのかに植物の香りが心地よく、大人の皆さんもぜひついていってみてください。

■木琴などの楽器
木琴などの楽器

「音で楽しむ」楽器エリアでは、木材などを活用した楽器が並んでいて、こちらも子どもたちに大人気でした。

■木くずなどで遊べるエリア
木くずなどで遊べるエリア

木くずなどで遊べるエリア

続いてこちらは、木くずなどに触れて遊べるエリアです。
子どもたちは木の葉のようにパーッとばらまいたりして、これまた楽しく遊んでいました。

■カレープラント
カレープラント

■観賞用トウガラシ
カレープラント

味覚エリアということで、カレーの香りがする「カレープラント」や、鑑賞用のトウガラシは内覧会でもご紹介しておりました。

■アンブレラアート
アンブレラアート

とどろきアリーナ近くの21世紀の森では、「森のアート」として、アンブレラアートがありました。

飾られているアンブレラは、川崎市高津区の「日本理化学」による消せるクレヨン「キットパス」を使い、子どもたちが楽しい絵を描いてくれました。

またこの近くには同じくキットパスよる「脱炭素アート」も展示されていまして、こちらは内覧会時点では未展示でしたので、今回ご紹介しておきましょう。

■「森のアート~脱炭素~」
「森のアート~脱炭素~」

「森のアート~脱炭素~」

「森のアート~脱炭素~」

「森のアート~脱炭素~」

「森のアート~脱炭素~」

「森のアート~脱炭素~」

「森のアート~脱炭素~」

「森のアート~脱炭素~」

「森のアート~脱炭素~」

これらの「森のアート~脱炭素~」は、「2050年に脱炭素した川崎で暮らし、働いていること」をテーマに、川崎市立の中学校・高校合計7校の生徒の皆さんが描いた作品です。

いずれも力作で、メッセージが伝わってきます。

■神奈川県内の農業高校5校による「GREEN×EXPO2027」作品展示
神奈川県内の農業高校5校による「GREEN×EXPO2027」作品展示

神奈川県内の農業高校5校による「GREEN×EXPO2027」作品展示

神奈川県内の農業高校5校による「GREEN×EXPO2027」作品展示

催し物広場には、横浜市で開催予定の「GREEN×EXPO2027」のPR展示もありました。
これらは神奈川県内の農業高校5校の生徒らによる園芸作品です。

■桔梗屋の葛バー「多摩川梨」
葛バー

葛バー

また催し物広場では、日替わりでさまざまな出店があります。

初日には新丸子の和菓子店「菓心 桔梗屋」の葛バーの特別バージョン「多摩川梨」などを販売していました。

■さとうたけしさんによるライブペインティング
さとうたけしさんによるライブペインティング

さとうたけしさんによるライブペインティング

そして最後に、催し物広場のステージでオープニングイベントとして行われていた、アーティストのさとうたけしさんによるライブペインティングをご紹介しておきたいと思います。

さとうたけしさんは、ペンキローラー1本で絵を描いていくスタイルで多方面でご活躍です。

■作成途中の作品
作成途中の作品

作成途中の作品

作成途中の作品

今回描かれたのは3枚の作品で、川崎市の風景を題材にしたものです。
上記はいずれも作成途上ですが、何を描いたものかおわかりになるでしょうか?

■丸子橋と多摩川、武蔵小杉を描いた「City」
丸子橋と多摩川、武蔵小杉を描いた「City」

■臨海部の工業地帯を描いた「Industry」
臨海部の工業地帯を描いた「Industry」

■民家園とメタセコイアを描いた「Nature」
民家園とメタセコイアを描いた「Nature」

こちらが完成形で、丸子橋と多摩川、武蔵小杉を描いた「City」、臨海部の工業地帯を描いた「Industry」、日本民家園とメタセコイアを描いた「Nature」の3作品でした。

いずれも細かい表現が難しいローラーの彩色で風景を表現した、見事なものです。

■フォトセッション
フォトセッション場

フォトセッション

さとうたけしさんの川崎市のおすすめスポットは、川崎大師とのこと。
川崎大師の皆さんと、弘法大師のお遍路の旅もされてきたそうです。
 
さとうたけしさんによるライブペインティング作品は、「全国都市緑化かわさきフェア」開催期間中のステージで展示されていますので、11月17日(日)までの開催期間中、お楽しみください。

また今回のライブペインティングの様子も収録した動画を武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで公開しております。

ほか、全国都市緑化かわさきフェアの「等々力緑地会場編」「富士見公園編」もあわせて、ご視聴ください。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル さとうたけしさんライブペインティングも!全国都市緑化かわさきフェア等々力緑地会場レポート追補編


■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 最速公開!「全国都市緑化かわさきフェア」内覧レポート「等々力緑地編」


■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル「全国都市緑化かわさきフェア」内覧レポート!都市の緑化がテーマの「富士見公園編」


【関連リンク】
全国都市緑化かわさきフェア 特設サイト

(全国都市緑化かわさきフェア関連)
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2024/7/28エントリ 二ヶ領用水・今井上町緑道の清掃活動&灯篭流しに約100人が参加、全国都市緑化かわさきフェア控え
2024/8/2エントリ 「全国都市緑化かわさきフェア」控え二ヶ領用水・今井上町緑道付近にガイドパネルが設置、400年の歴史やあらまし伝え
2024/9/30エントリ 二ヶ領用水・今井上町緑道で「ランタンナイト&清掃活動」開催、「菓心桔梗屋」出張販売も
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2024/10/29エントリ 二ヶ領用水の公衆トイレや緑道を今井小学校3年生が装飾、「全国都市緑化かわさきフェア」等々力緑地会場導線に
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2024年
11月10日

史上初貸切運行「ドクターイエロー味ぽん号」が、本日14時8分頃武蔵小杉~多摩川通過、味ぽんロゴ入りシートも確認

株式会社Mizkan(愛知県半田市、以下ミツカン)と、JR東海(同名古屋市)の東海道新幹線は、2024年に60周年を迎えます。これを記念したコラボレーションの一環として、東海道新幹線の点検用車両「ドクターイエロー」初の貸し切り列車「味ぽん号」が、本日新大阪から東京まで運行されました。

これに伴い、14:08頃に「ドクターイエロー味ぽん号」が武蔵小杉から多摩川を通過し、これを待つ多くの方が撮影を行いました。

■「ドクターイエロー味ぽん号」運行
ドクターイエロー味ぽん号

■多摩川土手の大田区側でドクターイエロー味ぽん号を待つ人々
ドクターイエロー味ぽん号を待つ人々

ドクターイエロー味ぽん号を待つ人々

冒頭、知った風なことを申し上げたわけですが、弊紙ではこういった企画があることを全く存じ上げませんでした。

本日は丸子橋近くの多摩川河川敷両岸で「丸子の渡し祭り」が開催されており、その取材で大田区側を訪問したところ、上記写真のようにカメラを構えた方がずらりと並ぶ状況になっていました。

■Xフォロワーの方から教えていただきました
弊紙公式Xで投稿したところ、親切なフォロワーの方から「ドクターイエロー味ぽん号」の運行であることを教えていただきました。

取材中でカメラを持っていたものですから、まったくの偶然で撮影ができた、というわけです。

■多摩川を通過するドクターイエロー味ぽん号
多摩川を通過するドクターイエロー味ぽん号

多摩川を通過するドクターイエロー味ぽん号

そしてこちらが、武蔵小杉から多摩川を通過する、ドクターイエロー味ぽん号です。
特別臨時列車ですが、ヘッドマークなど外側で識別できるものは見つかりませんでした。

■「味ぽん」ロゴ入りシートに乗車する参加者
味ぽんロゴ入りシートで乗車する参加者 

ただ、車内のシートには、「味ぽん」のロゴが確認できました。
また貸し切り列車ということで、乗車してきた参加者の姿も確認できました。

なお、本企画は参加時点において取材撮影で映像が映りこむ可能性があることをあらかじめ了承のうえ応募することになっています。

■味ぽん公式X


■味ぽん×東海道新幹線 ダブル60周年コラボビジュアル
味ぽん×東海道新幹線のコラボビジュアル 

■味ぽん×東海道新幹線のコラボ商品
味ぽん×東海道新幹線のコラボ商品 

■味ぽん×東海道新幹線「ドクターイエロー味ぽん号」
味ぽん×東海道新幹線のコラボ商品 

またミツカンとJR東海では、10月11日から順次、SNSでのコラボキャンペーンの展開や東海道新幹線一部駅構内の販売店においてコラボ商品を発売しています。

ともに愛知県に本社を置くミツカンとJR東海は、お客様の「旅」と「食卓」において、それぞれの使命に従い、「安全」、そして「たのしさ」を提供しているということです。

「お客様にこれまでの感謝を伝えるとともに新たな“たのしさ”を提供したい」というコンセプトで、初めてのコラボレーションが実現しました。
前述の通り、ドクターイエローの貸切運行は史上初となります。

■「ドクターイエロー味ぽん号」の運行概要
●開催日:2024年11月10日(日) 「味ぽん」の日
●行程:新大阪発(10時台)→東京着
●人数: 合計50名様(2名10組、3名10組) ※応募者から抽選

まったくもって偶然の出会いでしたが、幸運でした。

【関連リンク】
2011/11/25エントリ 大田区側から見る武蔵小杉再開発ビルと、富士山
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2024年
11月09日

川崎市最古・7世紀創建「影向寺」が指定文化財を特別公開、木造薬師如来・十二神将などが迫力

川崎市高津区千年周辺には、「橘樹官衙遺跡群」と呼ばれる飛鳥時代にさかのぼる遺跡が残されています。
この地区には律令制における郡家(役所)があり、千年の高台に米の貯蔵を行っていた倉庫跡が発掘されており、その一部が復元されて「橘樹歴史公園」として整備・期間限定で一般公開されたことを2024/6/20エントリでお伝えしておりました。

また同地区には川崎市最古の寺院「影向寺(ようごうじ)」があります。

川崎市では「橘樹歴史公園」の完成を記念して、影向寺の協力を得て同寺院の国指定重要文化財や川崎市重要歴史記念物の特別公開を11月8日(金)から10日(日)までの3日間実施していますので、ご紹介いたします。

■川崎市最古!影向寺指定文化財特別公開
影向寺の文化財

■影向寺の山門
影向寺の文化財

影向寺は、7世紀後半に開かれた川崎市最古の寺院です。
言い伝えでは、下記のような縁起があります。

●天平11年(739年)に光明皇后が眼病を患った
●聖武天皇の御夢の中に一人の僧が現れ、「武蔵の国橘樹郡橘郷(現在の影向寺周辺)に不思議な霊石があり、聖浄な水をたたえている。そこに伽藍を建立し薬師如来を安置すれば皇后の病も治癒する」と述べた
●聖武天皇が早速行基を遣わして祈願したところ皇后の病は快癒された
●翌年、聖武天皇の名により立派な伽藍が建立され、影向寺のはじまりとなった

上記の縁起によれば8世紀の創建ということになりますが、現在では研究が進んで前述の通り7世紀後半に創建されたことが分かっています。

■神奈川県指定重要文化財 影向寺薬師堂
影向寺の文化財

境内の中心にあるのが、神奈川県指定重要文化財の「影向寺薬師堂」です。

現在の薬師堂は元禄7年(1694年)に再建されたものですが、地下には奈良時代の金堂の基壇が眠っています。

■奈良時代の礎石を再利用した部分
影向寺の文化財

境内の裏側には3か所、奈良時代の金堂の礎石を再利用した部分があります。
こうした部分も、薬師堂の歴史的価値を示すものとなっています。

■薬師堂の宮殿(くうでん)
影向寺の文化財

薬師堂の宮殿に安置されているのは勿論薬師如来ですが、現在あるのは新しいもので、影向寺の歴史ある薬師如来は、別途裏手の安置堂に所蔵されています。

■見事な天井画
影向寺の文化財

影向寺の文化財

薬師堂で見上げると、見事な天井画がありました。
左右両側にあり、まだ鮮やかな色彩が残されています。

■影向寺の歴史を証明した文字瓦
影向寺の文化財

影向寺の文化財

こちらは、薬師堂で展示されていた文字瓦で、境内から発掘されたものです。

「无射志国荏原評(むさしのくにえばらこおり)」とありますが、「国」と「評(こおり)」が並べて書かれていることから、大宝律令(701年)より前に作られたものであることがわかりました。

これにより、影向寺のはじまりが伝承にある8世紀よりも古く、7世紀後半であることが特定されたというわけです。

■「め」の治癒を願う絵馬
影向寺の文化財

前述のように、影向寺には光明皇后の眼病を治癒したという言い伝えがあります。

薬師如来は病の治癒を祈願するものですが、薬師堂の中には、特に眼病の治癒を祈願する「め」の絵馬が多く残されていました。

■さまざまな絵柄の絵馬
影向寺の文化財

「め」の絵馬のほかにも、さまざまな絵柄がありましたので、ひとつひとつ見ていると興味深いものがありました。

■安置堂も公開
影向寺の文化財

 ■国指定重要文化財 木造薬師如来および両脇侍像
影向寺の文化財

そして今回は薬師堂裏手の安置堂も公開されました。
こちらが国指定重要文化財の木造薬師如来および両脇侍像です。

影向寺の本尊で、11世紀後半の制作と考えられています。

■穏やかな表情の薬師如来
影向寺の文化財

木造薬師如来は、伏し目で穏やかな表情が特徴です。

また両脇侍像(木造薬師如来両脇士像)は、月光菩薩立像・日光菩薩立像の対になっています。
同じく11世紀後半の制作と考えられ、薬師如来とあわせて三尊一具(3体セット)です。

■川崎市重要歴史記念物 木造二天立像
影向寺の文化財

影向寺の文化財

こちらは、憤怒相の木造二天立像です。
平安時代後期の作品とみられますが、面部などは後世の削り直しも施されています。

また彩色されたあとも、少し残っていますね。
もともとは鮮やかな姿だったのではないでしょうか。

■川崎市重要歴史記念物 木造十二神将立像
影向寺の文化財

影向寺の文化財

十二神将は、薬師如来の眷属である12尊の総称です。

これまで南北朝時代の制作と考えられていましたが、研究の進展にともなって年代は再検討の余地がでてきているようです。

■薬師如来胎内女神座像と伝えられる像
影向寺の文化財

また安置堂には、薬師如来胎内女神座像と伝えられる像もケース内に展示されていました。
仏像内には、こうしたものを収めておく場合がありますね。

■聖徳太子堂
影向寺の文化財

■川崎市重要歴史記念物 木造聖徳太子立像
影向寺の文化財

そしてこちらは、川崎市重要歴史記念物の木造聖徳太子立像です。
劣化が進んだため、2022年度に修理が行われて現在の姿になりました。

■木造聖徳太子胎内木札墨書銘
影向寺の文化財

この胎内には、寛文2年(1662年)に修理を行った際の記録が収められており、その写真もあわせて展示されていました。

■影向石
影向寺の文化財

なお、境内には眼病治癒の伝承が残る「影向石」が安置されています。
中央のくぼみが、霊水をたたえるとされていた場所ですね。

今回の影向寺の文化財特別公開は、11月10日(日)まで行われています。
10:00~15:00で予約等なしでどなたでも観覧できますので、この機会に訪問してみるのも良いと思います。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 川崎市最古!影向寺が指定文化財特別公開、木造薬師如来や十二神将など迫力


今回も、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで影向寺指定文化財特別公開を動画レポートで公開しております。

また「橘樹官衙遺跡群」の「橘樹歴史公園」については、関連リンクの過去記事もご参照ください。

■「橘樹歴史公園」で復元された倉庫
復元された倉庫

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 飛鳥時代の復元倉庫を一般公開!国史跡「橘樹官衙遺跡群」


■影向寺のマップ


なお、影向寺のアクセスは駅からかなり遠く、高台の上で歩くと結構大変です。
武蔵中原駅などから「ハローサイクリング」で電動アシスト付き自転車をレンタルしていくと便利かもしれません。

また中原街道沿いのバス停「影向寺(ようごうじ)」で下車するのも良さそうです。

【関連リンク】
川崎市教育委員会 橘樹官衙遺跡群
川崎市教育委員会 令和6年度 指定文化財等現地特別公開 影向寺の文化財
影向寺 ウェブサイト
2021/4/27エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(番外編):子母口富士見台古墳から見た武蔵小杉の高層ビル群と、富士見台からの富士山
2024/6/10エントリ 「かわさきのむかし話」探訪、現地で分かる影向寺裏「井戸坂」(高津区)にむじなが出る理由
2024/6/20エントリ 川崎市の国史跡「橘樹官衙遺跡群」で飛鳥時代の倉庫を復元、6/21まで一般公開も

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2024年
10月30日

絶賛開催中!「全国都市緑化かわさきフェア」内覧レポート【富士見公園編】、3会場のコンセプト取材も

「第41回全国都市緑化かわさきフェア」の2024年秋季開催が10月19日(土)から11月17日(日)まで開幕しました。

全国都市緑化フェアは、緑の大切さを学びつつ、緑がもたらす快適で豊かなまちづくりを推進するため、1983年から全国各地を巡回して開催されてきました。
これが川崎市制100周年記念事業として、2024年秋季と2025年春季に川崎市で開催されることとなり、富士見公園・等々力緑地・生田緑地の3か所がコア会場となります。

■全国都市緑化かわさきフェア内覧レポート「富士見公園編」
全国都市緑化かわさきフェア

弊紙ではこのうち富士見公園と等々力緑地について内覧取材をさせていただきました。
今回は「等々力緑地編」に続く「富士見公園編」内覧レポートをお届けいたします。

なお、お花などは秋季開催期間が進むにつれてピークを迎えるように調整されていますので、あらかじめご承知ください。

■内覧会が行われた富士見公園編会場
全国都市緑化かわさきフェア

全国都市緑化かわさきフェア

内覧会が行われた富士見公園は、川崎区にあります。

川崎駅から徒歩約16分と少々距離があり、富士通スタジアム川崎や川崎競輪場、道路を挟んで向かい側にはカルッツ川崎などがあるエリアです。

■川崎の工場をイメージした入口
全国都市緑化かわさきフェア

まず入口は、川崎市が工業都市として発展したイメージに緑を交えたゾーンになっていました。

■工場から、波紋状に広がるガーデンに変貌
全国都市緑化かわさきフェア

全国都市緑化かわさきフェア

全国都市緑化かわさきフェア

全国都市緑化かわさきフェア

工場ゾーンから先に進むと波紋のように広がるお花畑に風景が一変します。
ここにはお花畑の中の人を映すミラーオブジェが設置されていました。

 ■富士通スタジアム川崎の壁面緑化
全国都市緑化かわさきフェア

富士見公園会場は、「都市の緑化」をテーマに、壁面緑化(垂直花壇)を多く取り入れています。
アメリカンフットボールの試合などが行われる富士通スタジアム川崎も、ご覧の通り大胆に壁面緑化されていました。

この下部の垂直花壇は、「多様性×みどり」をテーマに川崎高校がデザインしたものです。

■さまざまな垂直花壇
全国都市緑化かわさきフェア

垂直花壇には、さまざまなタイプがあります。
壁面基盤型・登はん型など多彩な壁面緑化を、解説付きで楽しむことができました。

■「野花のレインガーデン」
全国都市緑化かわさきフェア

全国都市緑化かわさきフェア

富士通スタジアム川崎近く、「野花のレインガーデン」では、日本を代表する押し花作家・杉野宜雄氏や同氏監修の押し花作品も展示されていました。

■隈研吾氏デザイン事務所と神奈川県立高協働のオブジェ
全国都市緑化かわさきフェア

全国都市緑化かわさきフェア

富士見公園会場には、横浜市で開催予定の「GREEN×EXPO2027」のPR展示もありました。
これは隈研吾氏のデザイン事務所と、神奈川県立高が協働した作品です。

■庭園出展コンテスト「みどりのベランダ部門」
全国都市緑化かわさきフェア

全国都市緑化かわさきフェア

全国都市緑化かわさきフェア

こちらは、庭園出展コンテスト「みどりのベランダ部門」です。
都会の緑化をコンセプトに、自宅のベランダでもちょっとやってみたくなるような作品が並んでいました。

■富士見公園内にはピッツェリア&カフェも出店
全国都市緑化かわさきフェア

■ドッグラン併設のペットショップも
全国都市緑化かわさきフェア

全国都市緑化かわさきフェア

また富士見公園内には、緑化フェアに合わせてピッツェリア&カフェ、そしてドッグラン併設のペットショップもオープンしました。

■柵にも綺麗な花が
全国都市緑化かわさきフェア

全国都市緑化かわさきフェア

いたるところが花壇になり、花の香りに誘われて蝶も多く集まっていました。

■庭園出展コンテスト「みどりのワークスペース部門」
全国都市緑化かわさきフェア

全国都市緑化かわさきフェア

全国都市緑化かわさきフェア

全国都市緑化かわさきフェア

こちらは庭園出展コンテスト「みどりのワークスペース部門」です。
こんな素敵なワークスペースがあったら良いですね。

■全国造園デザインコンクール最優秀賞作品
全国都市緑化かわさきフェア

全国造園デザインコンクール最優秀賞作品です。
こちらは川崎の藍染めを使った作品でした。

■庭園出展コンテスト「垂直花壇部門」
全国都市緑化かわさきフェア

こちらは庭園出展コンテスト「垂直花壇部門」です。
川崎市をイメージした作品ということでした。

■ユニークな垂直花壇がたくさん
全国都市緑化かわさきフェア

他にも、ユニークな垂直花壇がたくさんありました。
ひとつひとつ、見ていると楽しいですよ。

■「Floralia Fantasia by 假屋崎省吾」
全国都市緑化かわさきフェア

こちらの作品は、市立川崎高校の生徒によるスケッチを元に、假屋崎省吾さんが作り上げた作品です。

タイトルは「Floralia Fantasia by 假屋崎省吾」です。
フォトスポットに良さそうですね。

■工事中の仮囲いも垂直花壇に
全国都市緑化かわさきフェア

富士見公園の隣は、ビルの工事が行われていました。
その仮囲いも垂直花壇となり、緑化フェアの雰囲気を損なわないような演出になっていました。

■自治体出展花壇「GARDEN Love Letter」
全国都市緑化かわさきフェア

そして富士見公園前の大通り向かい側には、自治体出展花壇が並んでいました。

花と緑の花壇を各自治体からのラブレターに見立て、全国各地からのメッセージを届けるものになっています。

こちらはJAXAの宇宙科学研究所がある相模原市です。

■横須賀市
全国都市緑化かわさきフェア

■福岡市
全国都市緑化かわさきフェア

福岡市は西日本短期大学緑地環境学科の学生や造園業界団体らとの産官学連携の「花屋台」という作品になっています。

■静岡の富士山
全国都市緑化かわさきフェア

静岡は富士山の造形ですぐわかりますね。
他にも多くの自治体の花壇が並んでいましたので、ご覧になってみてください。

■「トラックガーデン」
全国都市緑化かわさきフェア

全国都市緑化かわさきフェア

全国都市緑化かわさきフェア

最後にご紹介するのは「トラックガーデン」です。
全国の庭師が、全国都市緑化かわさきフェアの3会場を表現したものです。

■川崎市建設緑政局 緑化フェア推進室の木村室長
全国都市緑化かわさきフェア

内覧終了後、川崎市建設緑政局 緑化フェア推進室の木村室長にお話を伺いました。

「川崎を象徴する3つのエリア(富士見公園、等々力緑地、生田緑地)でコア会場を設定して、それぞれの違った緑というものを体感して頂きたいと思います。是非それぞれの魅力、川崎の魅力も含めて改めて楽しんでいただいたり、新たなる発見をしていただけたらなと思います」

木村室長の取材は約3分ほど、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで動画レポートの中で収録しておりますので、是非ご視聴ください。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 「全国都市緑化かわさきフェア」内覧レポート!都市の緑化がテーマの「富士見公園編」


【関連リンク】
全国都市緑化かわさきフェア 特設サイト

(全国都市緑化かわさきフェア関連)
2024/4/3エントリ 二ヶ領用水「今井上町緑道」の舗装改修工事が完成、「しらゆり今井保育園」の花壇やベンチも整備 2024/4/30エントリ 二ヶ領用水・今井上町緑道で今井小学校3年生が環境保護啓発ポスターを掲示、リニューアル花壇は近隣9保育園が協力
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2024年
10月28日

JR南武線向河原駅の「スマートホームドア」が供用開始、新型「スリットフレームホームドア」も登戸駅などで登場へ

JR東日本では、南武線各駅にホームドアの設置を進めています。

すでに武蔵小杉駅、武蔵中原駅で設置されたものをご紹介しておりましたが、2024年10月23日より、向河原駅のホームドアが新たに供用開始となりました。

■南武線向河原駅
南武線向河原駅

南武線向河原駅

■ホームドアの案内表示
ホームドアの案内表示

向河原駅は、相対式ホーム2面2線を有する南武線の駅です。
武蔵小杉駅と平間駅の間にあり、住所では中原区下沼部となります。

コロナ禍以降の1日平均乗車人員は1万人を割り込んでいましたが、目の前にNEC玉川事業場があり、今後もNECのオフィスビルが建設されるなど一定の利用者が見込める駅といえるでしょう。

そのホームに、ご覧の通りホームドアが設置されました。

■稼働中の「スマートホームドア」
稼働中のホームドア

稼働中のホームドア

このホームドアは、JR東日本において「スマートホームドア」と呼ばれるものです。

「スマートホームドア」は、従来型のホームドアよりも軽量で、工期短縮を実現しています。
2019年から同社の駅で利用され、2023年6月30日に武蔵中原駅1・4番線ホームで供用開始されたバージョンからは、防護性を高めた新バージョンが採用されました。

向河原駅に設置されたのは、武蔵中原駅と同じ新バージョンです。

■ホームドア設置当日のJR武蔵小杉駅南武線ホーム
ホームドアが供用開始になったJR武蔵小杉駅南武線ホーム

こちらは、2022年3月13日に供用開始されたJR武蔵小杉駅の従来型ホームドアです。
スマートホームドアよりも重厚な外観ですね。

スマートホームドアは、これよりも空洞部分が多くなっています。

それぞれバージョンは異なりますが、武蔵小杉駅、武蔵中原駅、向河原駅と南武線の武蔵小杉周辺各駅にホームドアの設置が進んできました。

■登戸駅などに導入される「スリットフレームホームドア」
スリットフレームホームドア

スリットフレームホームドア
※JR東日本提供

そして今後は、登戸駅などでさらに新型の「スリットフレームホームドア」というタイプが導入されるということです。

これは従来型のホームドアと同様の形状により安全性を維持しつつ、扉や戸袋をスリット化して風が抜ける構造とすることで、風圧影響を従来型から約40%軽減し、ホームの補強工事など設置工事の簡素化が見込めます。

また据付構造や制御システムについては従来型のホームドアと互換性があり、従来型と組み合わせて使用することや、工事設計・施工の効率化をはかっています。

■ホームドアの比較
ホームドアの比較
※JR東日本提供

■2024年度のホームドア設置計画(当初発表)
2024年度のホームドア設置計画
■2024年度のホームドア設置計画(2024年8月追加発表)

2024年度のホームドア設置計画
※JR東日本提供

JR東日本のホームドア(従来型/スリットフレームホームドア/スマートホームドア)の違いや、2024年度の設置計画につきましては、上記をご参照ください。

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