武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2015年
02月07日

南武支線を経由しても、行ける。「キリンビール横浜工場ファミリーツアー」参加レポート

【Reporter:はつしも】

川崎市に隣接する、横浜市鶴見区にキリンビールの「横浜工場」があります。
本工場では最近人気の高い無料の工場見学を実施していまして、地域に向けて開放された「キリンビアビレッジ」に年間を通じて多くの方が訪れています。

本エントリでは、工場見学の子ども向けコース「ファミリーツアー」をご紹介してみたいと思います。

■キリンビールウェブサイト 工場見学 横浜工場
http://www.kirin.co.jp/entertainment/factory/yokohama/#top

■キリンビール横浜工場
キリンビール横浜工場

キリンビール横浜工場の最寄り駅は、京浜急行線の「生麦」駅です。
駅から第一京浜沿いに徒歩10分ほどの場所に、入口があります。

■貯蔵タンク
貯蔵タンク

キリンビール横浜工場は、緑地や水辺なども含む広い敷地を有しています。
その中でも目を引くのが、工場の建物よりも背の高い、「キリンビアビレッジ」のロゴの付いた貯蔵タンクです。

この貯蔵タンクでは、1~2ヶ月ほどかけてビールが熟成されています。

■横浜工場の模型
横浜工場の模型

「キリンビアビレッジ」に入ると、工場見学の受付があります。
見学入口近くには、横浜工場の模型jが展示してありました。写真右上を見ると、さきほどの貯蔵タンクがありますね。

地上から見ると全体像がわからなかったのですが、貯蔵タンクは131本も敷地内に並んでいます。
横浜工場は、キリンビール工場の中でも最大となる年間50万キロリットルの生産能力を有しているのだそうです。

■まずはビールの原料から
まずは原料から

さて、あらかじめ予約しておいた「ファミリーコース」の定刻より、見学スタートです。
見学コースはビールがつくられる過程に沿ったものになっていまして、まずはビールの原料からです。

ガイドの方がついて、解説をしながら案内してくれます。

■麦芽
麦芽

■ホップ
ホップ

ビールの原料は、ご存知の通り麦芽とホップです。
実際に原料として使われているものを手にとってみることができます。

ガイドの方の勧めにしたがって麦芽を食べてみると、「おいしい味」というわけではないのですが、鼻にさわやかな香りが抜けるようでした。

■ビールの仕込釜
ビール釜

■ビールの濾過機
ビールの濾過機

麦芽とホップなどの原料がビールにかわっていくのが、ビール釜です。
ここでは麦芽を糖化するなどして麦汁をつくり、そこにホップを混ぜて煮沸する釜です。

キリンビールの人気ブランド「一番搾り」は、ここで一番最初にろ過された麦汁しか使わないのだそうです。

続いて麦汁に「ビール酵母」を加えて1週間ほど発酵させたところで、出てくるのが先ほどの巨大な貯蔵タンクです。
貯蔵タンクでは前述の通り1~2ヶ月をかけて熟成されます。

最後にろ過した上でビン・カンへ詰められ、首都圏などに出荷されていくわけです。

■環境にやさしいビール瓶の改良
環境にやさしいビール瓶の改良

そしてこちらは、ビール瓶の断面がわかるようにしたサンプルです。
これを見ると、昔に比べてビール瓶の厚みがかなりカットされていることがわかります。

キリンビールとしては、これにより瓶に必要となる原材料を削減して、環境不可を軽減しているということです。

■ミニゲーム「プラスチックカップ積み上げ競争」
ミニゲーム「プラスチックカップ積み上げ競争」

今回参加した「ファミリーツアー」では、途中で子ども向けのクイズが各所で設けられていたほか、ミニゲームも用意されていました。
写真は「プラスチックカップ積み上げ競争」です。

子どもたちをいくつかのグループに分け、リレーでプラスチックカップを重ねていくというものです。

■「本日の試飲」
本日の試飲

そして最後は、お楽しみの試飲です。
ビールだけでなく、ソフトドリンクも用意されています。

■試飲スペース
試飲スペース

■試飲ビールのサーバー
試飲ビールのサーバー

■1杯目「一番搾りフローズン」
1杯目「一番搾りフローズン」

試飲は3杯まで飲めるのですが、ビールを希望の方の1杯目は、氷点下のビール「一番搾りフローズン」をいただくことができました。
泡のかたちがかわいいですね。

セットで「柿の種」もおつまみでついています。

■キリンビールウェブサイト 一番搾りフローズン
http://www.kirin.co.jp/products/beer/ichiban/quality/idea/frozen/

■ソフトドリンク「キリンレモン」
ソフトドリンク「キリンレモン」

キリンのソフトドリンクといえば、個人的には「キリンレモン」です。
サイズは小さいですので、別のドリンクもおかわりで飲めるかと思います。

■グッズ販売「BREWERY SHOP」
グッズ販売「BREWERY SHOP」

そして試飲スペースの隣には、キリンビールのグッズショップ「BREWERY SHOP」がありました。
こちらはビール工場見学をしなくても、裏口から入ってお買い物ができるようになっています。

■キリンビールTシャツ
キリンビールTシャツ

■ビールゼリー
ビールゼリー

写真は「キリンビールTシャツ」と、「ビールゼリー」です。
ビール工場見学のお土産に何か買っていくのも、よいと思います。

ここまで回って、およそ70分というところです。
割とシンプルで「じっくり見学」といったコースではないのですが、お土産の購入以外は無料であることも踏まえて十分楽しめるのではないかと思います。

子ども向けの「ファミリーツアー」は、土日に設定されていまして、それ以外に平日も開催されている「一番搾り うまさの秘密体験ツアー」などがあります。
いずれもビール工場見学のウェブサイトから予約ができますが、直近の土日は人気が集まっていますので、希望される方はお早めに予約状況を確認してみてくださいね。

■キリンビール横浜工場のレストラン
キリンビール横浜工場内のレストラン

キリンビール横浜工場のレストラン

また、キリンビール横浜工場の敷地内には、別棟でレストランが2つあります。
工場見学の前後に、ランチビールなどいただきつつお料理を食べてみるのも良いでしょう。

写真はレストラン「ビアポート」です。

■キリンビール横浜工場 パブブルワリー スプリングバレー
http://www.kirin.co.jp/entertainment/factory/yokohama/restaurant/
■キリンビール横浜工場レストラン ビアポート
http://www.kirin.co.jp/entertainment/factory/yokohama/restaurant/beerport.html



ところで話題が飛びますが、2015/1/19エントリにおいて八丁畷から尻手まで乗車した「南武支線」をご紹介しました。
これは実は、「キリンビール横浜工場」の見学の際に利用してみたものでした。

武蔵小杉―(南武線)―尻手―(南武支線)―八丁畷―(京急線各駅停車)―生麦

横浜駅または川崎駅から京急線に乗る経路が一般的かと思いますが、生麦駅は京急線の各駅停車しか停車しません。
南武支線のダイヤさえ事前に確認して接続がよければ、これが時間的にもそれほど悪くない経路になります。

のんびりと話の種に南武支線に乗ってみる・・・のも、選択肢としてはあることをお伝えしておきます。

■八丁畷駅の南武支線
八丁畷駅の南武支線

【関連リンク】
キリンビールウェブサイト 工場見学 横浜工場
2015/1/19エントリ 八丁畷から、無人改札乗り換え。南武支線乗車レポート

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2015年
02月05日

川崎市とJR東日本が包括連携協定を締結、南武支線に「(仮称)小田栄新駅」を2016年3月開業へ

【Reporter:はつしも】

2015/1/19エントリにおいて、尻手から浜川崎までをつなぐ「南武支線」をご紹介しました。
その10日後、2015年1月29日に、川崎市とJR東日本が包括連携協定を締結したことを発表しました。

本協定は川崎市内における地域と鉄道の持続的な発展に向けて両者が連携・協力を推進することを目的としたもので、その中で南武支線に「(仮称)小田栄新駅」を設置することについても検討を進めることが合意されています。

■川崎市とJR東日本の包括連携協定調印式
川崎市とJR東日本の包括連携協定調印式
※川崎市報道発表資料より

■川崎市報道発表 川崎市と東日本旅客鉄道株式会社との包括連携協定の締結について
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/500/0000064646.html

<川崎市とJR東日本との包括連携協定の内容>
①鉄道と沿線のブランド向上
■満足度が高く愛される駅・鉄道の実現により、路線イメージを向上し、住みたい魅力のある沿線・まちを目指します。
【主な取組】
○南武線・南武支線の利便性・快適性向上
 利便性や快適性が向上するよう、新駅の設置を含め、検討を進めます。
○南武線・南武支線のイメージアップ
 新型式車両の導入を契機として、活性化・ブランド向上に取り組みます。
○情報発信拠点としての駅や沿線の価値向上
 多くの人が集う場である駅のポテンシャルを活かして、共同イベントを開催するなど、駅と地域の活性化に向けた取組を進めます。

②地域の暮らしの安全・安心の向上
■安全・安心・快適で、子どもから高齢者まで誰もが暮らしやすい沿線・まちを目指します。
【主な取組】
○安心して子育てができる環境の創出
 待機児童の解消に向け、沿線での保育環境等の充実に取り組みます。
○子どもから高齢者まで誰もが安全・安心に暮らせる環境の創出
 線路の立体化等による踏切解消や、踏切環境の改善、災害時の帰宅困難者対策等、誰もが常に安全・安心に暮らせるための取組を進めます。
○スムーズに鉄道を利用できる取組の推進
 エレベーターの整備等、鉄道利用の円滑化に向けた取組を進めます。

③低炭素化・スマート化
■来るべき水素社会を見据え、水素エネルギーの利活用に戦略的に取り組むなど、環境負荷を更に低減させ、持続可能な社会の実現を目指します。
【主な取組】
○水素の利活用に向けた検討
 燃料電池を活用した「エコステ(※)」の推進など、水素エネルギーの利活用の可能性を追求します。
(※)エコステーションの略で、駅設備に省エネルギー、再生可能エネルギーなど、様々な環境保全技術を導入する取組のこと。
○まちづくりにおけるスマート化に向けた協力
ICT等の活用による低炭素化の促進や、便利・快適・安全な都市環境の形成に向けた取組を進めます。

④公共交通の利用促進
■環境負荷が少なく、人に優しい公共交通機関である鉄道の利用を促進し、自動車利用から鉄道利用への転換を目指します。
【主な取組】
○駅へのアクセス性を向上させる取組の推進
 橋上駅舎化や線路の立体化等により、駅までのアクセス改善や、鉄道とバスの乗換円滑化等に取り組みます。
○地域のにぎわい・交流を促進するまちづくりの推進
 駅と地域の結節を強化し、活発な交流を生み出すまちづくりを進めます。
○沿線企業・住民の皆様の利用促進に向けた意識の醸成
 子どもの体験活動等を通じて、啓発活動に取り組みます。


本協定は、大きく分けて上記の4つに区分されています。
施策の一番最初には「南武線・南武支線の利便性・快適性向上」がありまして、その実例として「武蔵小杉新駅」の設置も挙げられています。

■武蔵小杉新駅
武蔵小杉新駅

そして本協定の第1弾として取り組まれるのが、南武支線の新駅「(仮称)小田栄新駅」設置に向けた検討です。
南武支線の川崎新町―浜川崎駅間の「小田栄」地区が、その候補地となっています。

■八丁畷駅の南武支線
八丁畷駅の南武支線

■(仮称)小田栄新駅設置予定地
(仮称)小田栄新駅設置予定地

■(仮称)小田栄新駅の概要
▼所在地:川崎区小田栄付近
▼検討位置:南武支線 川崎新町―浜川崎駅間
▼設置目的:人口が急増している小田栄地区の利便性を向上し、まちづくりに寄与するため。
▼開業目標時期:2015年度末(2016年3月)
▼利用者予測:約3,500人/日
▼新駅による効果(例:小田栄地区⇒新宿)
【旧経路】川崎までバス、川崎から東海道線・山手線利用(品川経由)
【新経路】南武支線・南武線・湘南新宿ライン利用(武蔵小杉経由)
 (所要時間)57分⇒48分【9分短縮】


新駅設置を検討する「小田栄地区」の北側はホームセンター「コーナン」や、大規模マンションなどの開発が相次ぎ、人口が増加しています。
一方で当該地区は川崎駅からは離れた臨海部で、公共交通はバスに依存している状態です。

同地区への新駅設置により、周辺の利便性が向上することとなります。

本協定の資料では、同地区から新宿に向かう新ルートとして、「武蔵小杉経由」が例示されています。
新ルートの中でも短縮効果の大きいものをピックアップしたものと思いますが、ここでも武蔵小杉新駅効果が出てくるわけですね。

本協定には「新駅の検討を進めます」とありましたので、ぱっと見の印象では数年先の話のように思ったのですが、よく読むと新駅開業目標時期は2015年度末(2016年3月まで)となっていました。
今から1年ほどの間に、開業までこぎつける想定です。

考えてみれば南武支線の駅ですから、そんなに大掛かりな建設工事にはならないのでしょうね。
新駅は低コスト化・短工期化による早期開業を目指すということです。

協定上では「検討」といいながらも実務的にはすでに既定路線であり、遠からず着工のはこびとなるものと思います。

■南武線に導入された新型車両「E233系」
南武線に導入された新型車両「E233系」

本協定に先立って、南武線には快速電車が復活し、新型車両「E233系」が導入されるなど利便性の向上がはかられるようになってきました。

まずは南武支線の新駅が目玉になっていますが、沿線での保育所設置やアクセスの改善などさまざまな施策も打ち出されていますし、将来的には武蔵小杉駅―尻手駅間の南武線連続立体交差化事業も具体化を控えています。

今後も川崎市内でのまちづくりに寄与するような改善が行なわれていくとよいと思います。

■連続立体交差化された武蔵小杉付近の南武線
連続立体交差化された武蔵小杉付近の南武線

【関連リンク】
2007/9/28エントリ 南武線の車庫・中原電車区
2009/2/8エントリ 中原電車区の早咲き八重桜
2010/3/13エントリ 横須賀線武蔵小杉駅本日開業、記念イベント開催
2010/3/14エントリ 横須賀線武蔵小杉駅、初の平日ラッシュ
2011/4/13エントリ 南武線快速電車が運行開始
2012/3/22エントリ 二ヶ領用水の桜のつぼみと、中原電車区の早咲きの桜
2012/5/30エントリ 中原電車区の鶴見線車両と、クモヤ145形
2013/1/24エントリ JR武蔵中原駅の発車メロディがフロンターレの応援歌に
2013/7/3エントリ JR東日本が南武線新型車両導入と各駅乗車人員を発表、武蔵小杉駅は28位に
2014/2/26エントリ JR南武線武蔵小杉駅の発車メロディが本日よりフロンターレ応援歌の原曲、ザ・クロマニヨンズ「ナンバーワン野郎!」に
2014/7/25エントリ 川崎市制90周年ヘッドマーク付の南武線が3編成運行中、デザインに「パークシティ武蔵小杉」が登場
2014/7/20エントリ JR南武線向河原駅前の踏切拡幅工事が完了し供用開始
2014/8/6エントリ JR南武線新型車両「E233系」が2014年10月導入、新型車両で叶える「あなたの夢」募集中
2014/8/16エントリ 向河原公園リニューアルで登場、「南武線車両ベンチ」
2014/10/4エントリ JR南武線新型車両「E233系」本日投入、武蔵小杉駅等で記念商品販売と「懐かしの写真展」がスタート
2014/10/23エントリ 南武線エキナカで、地産地消。「多摩川梨ジャム」使用商品を販売中
2014/10/30エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路で新キャラクター「多摩川梨くん」が南武線新型車両「E233系」を紹介中
2014/11/5エントリ JR南武線新型車両「E233系」乗車レポート
2015/1/19エントリ 八丁畷から、無人改札乗り換え。南武支線乗車レポート

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2015年
01月23日

武蔵小杉目線で回る、東急電鉄「電車とバスの博物館」観覧レポート

【Reporter:はつしも】

2014/4/30エントリにおいて、東急電鉄による絵本「ぼく、のるるん」をご紹介しました。
この絵本を持参すると、同社が運営する「電車とバスの博物館」に大人2人、子供2名が無料で入場することができます。

今回はこの「電車とバスの博物館」に行ってまいりました。

■東急電鉄 電車とバスの博物館
http://www.tokyu.co.jp/museum-2/index.html

■宮崎台駅のご案内
宮崎台駅のご案内

電車とバスの博物館は、東急田園都市線の宮崎台駅前にあります。
ホームに降りると、すぐに「当駅下車」のご案内が目に留まります。

■電車とバスの博物館の入口


■アプローチ
アプローチ

■アプローチの東急電鉄ヒストリー
アプローチの東急電鉄ヒストリー

宮崎台駅の改札を出ると、すぐに電車とバスの博物館の入口があります。
アプローチの壁面には、東急電鉄の草創期がからのヒストリーが掲示されています。

■途中には踏切も…
途中には踏切も…

アプローチを進んで館内に入る直前には、線路と踏切も登場しました。
この踏切、決まった時間に遮断機が下りたりもするようです。

■入館券の券売機
入館券の券売機

■入口の改札
入口の改札

電車とバスの博物館の館内入口は、もちろん鉄道の改札のようになっています。
券売機で入館券(大人100円・小中学生50円)を購入し、自動改札機を通ります。

今回は前述の絵本「ぼく、のるるん」を持っていますので、無料で入館ができました。

■電車とバスの博物館の館内
電車とバスの博物館の館内

改札口から館内に入ると、そこにはさまざまな展示コーナーが並んでいます。
本エントリでは「武蔵小杉目線」で、そのごく一部をご紹介していきましょう。

■渋谷駅周辺の模型
渋谷駅周辺の模型

■旧東横線渋谷駅
旧東横線渋谷駅

こちらは東急電鉄最大の拠点・渋谷駅周辺の模型です。
すでに渋谷ヒカリエは建設済みですがこれに続く再開発事業は未着工の状態で、旧東横線渋谷駅がまだ健在です。

現在はすでにこのホームは解体が進められていますね。

■昭和30~40年代ごろの高津駅
昭和30~40年代ごろの高津駅

模型から奥に進んでいくと、古い駅舎が見えてきました。
昭和30~40年代ごろの高津駅を再現したものです。

■高津駅からの定期運賃表
高津駅からの定期運賃表

切符売り場の上には、高津駅からの定期運賃表が掲示されていました。
これによると武蔵小杉駅まで通勤1か月が740円となっています。

時代が違いますので、今とはだいぶ運賃が違いますね。
また今では券売機にデジタルで金額が表示されますので、こういった定期運賃表は見かけなくなりました。

■駅名のはんこ
駅名のはんこ

駅名のはんこ

これは、昔使われていた駅名のはんこです。
「武蔵小杉」は「武蔵」だけが狭いところに縦書きになっています。

「多摩川園前」(現・多摩川駅)は5文字でも横書きですから、文字数の問題ではありません。
他のはんこも見てみると、「武蔵新田」「武蔵小山」などの「武蔵」も縦書きになっていまして、どうやら「武蔵」は縦書き、という基準が適用されているようです。

■東急89駅初乗り区間乗車券


■武蔵小杉駅の初乗り区間乗車券
武蔵小杉駅の初乗り区間乗車券

またこちらは、東急89駅の初乗り区間乗車券です。
武蔵小杉駅からの切符の路線図を見ると、まだ桜木町駅が健在で、多摩川駅が「多摩川園駅」になっていますね。

■東急線ジオラマシュミレータ
東急線ジオラマシュミレータ

■宮崎台駅
宮崎台駅

続いてこちらは、東急線のジオラマシュミレータです。
このジオラマを走る東急線を、2か所で運転できます。

操作する東急線には前面に小型カメラがついていて、モニターで臨場感ある映像を見ながら運転することができます。

このジオラマでは、残念ながら武蔵小杉駅の姿は見つけることができませんでした。

■バスエリア
バスエリア

電車とバスの博物館は、大きく分けて上階の「電車エリア」と下階の「バスエリア」に分かれています。

電車エリアから階段をおりていくと、バスエリアが広がっています。

■昔の路線バス


■かつての路面電車「玉電」の車両
かつての路面電車「玉電」の車両

バスエリアには、昔の路線バスのほか、1907~1969年に渋谷から二子玉川まで走っていた路面電車「玉電」(旧玉川線)の車両も展示されていました。

この「玉電」(旧玉川線)が廃止されたのちに「新玉川線」が開通し、現在の「田園都市線」にいたるわけですね。

実際に乗車できるこれらの展示物に、たくさんの人が集まっていました。

■お土産に、東急グッズも
お土産に、東急グッズも

■伊豆急グッズも
伊豆急グッズも

電車とバスの博物館では、「のるるん」など各種東急電鉄グッズが販売されています。
写真のように東急グループ傘下の伊豆急のグッズも、一部置いてありました。


今回ご紹介したのは展示のごく一部ですので、詳細は公式ウェブサイトもご参照ください。
全体を通してふりかえると、大人100円・小中学生50円の入館料であれば、十分楽しめるのではないかと思いました。

■絵本「ぼく、のるるん」
絵本「ぼく、のるるん」

■絵本「ぼく、のるるん」に貼れる特別シール
絵本「ぼく、のるるん」に貼れる特別シール

なお、絵本「ぼく、のるるん」を電車とバスの博物館に持っていくと大人2名+子供2名まで無料で入館できるほか、絵本に貼れるシールがもらえます。

絵本の路線図ページ(全数刷直しとなった誤植があったページ。2014/5/8エントリ参照)に、シールを貼るための空き枠が用意されています。

絵本をお持ちの方はこちらも、どうぞお忘れなく!

【関連リンク】
2014/4/30エントリ 東急電鉄が絵本「ぼく、のるるん」「のるるんかるた」などを新発売
2014/5/8エントリ 東急電鉄の絵本「ぼく、のるるん」が駅名誤植により販売中止、刷直しおよび交換対応を実施へ
2014/5/28エントリ 絵本「ぼく、のるるん」販売再開・交換開始と、武蔵小杉駅への「のるるん」殺到

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2015年
01月22日

地域情報発信「なかはらメディアネットワーク」と、中原区の情報発信に関するアンケート

【Reporter:はつしも】

中原区では、地域情報発信の取り組みとして「なかはらメディアネットワーク」を立ち上げ、民間の各種地域メディアと連携を行なっています。
現在、テレビ・ラジオ・紙媒体・インターネットの6つのメディアが加わり、中原区の情報を発信することにより地域交流の促進や中原区のイメージアップを行なうことを目的としています。

■中原区ウェブサイト なかはらメディアネットワーク
http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/page/0000048793.html

 なかはらメディアネットワーク

詳細は上記をご覧いただきたいと思いますが、現在ネットワークに加わっている6媒体は以下の通りです。

■イッツコム(CATV・地デジ11ch) 地域情報番組「なかはらスマイル」
水・金 17:45~17:54 土・日曜 10:35~10:44
http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/page/0000052525.html
■かわさきFM(ラジオ・79.1MHz)地域情報番組「Enjoy★なかはら」
金曜 11:00~11:30(再放送 21:00~21:30)
http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/page/0000052067.html
■k-press インターネット新聞「中原区ニュース」
http://nakaharanews.net/
■タウンニュース中原区版 地域新聞 金曜発行
http://www.townnews.co.jp/0204/
■タマジン 季刊誌 年4回発行
http://tamajin.org/
■ママとKidsの街歩き(SUUMO住宅展示場武蔵小杉) 季刊誌 年3回発行
http://mamatokids.com/

上記媒体のカバー範囲や知名度はそれぞれ異なりますけれども、何かしら目に留まったことはあるのではないでしょうか。

「なかはらメディアネットワーク」では、各媒体の冊子・チラシなどを配布する「なかはらメディアネットワーク情報コーナー」を中原区の各所に設置しています。

■「なかはらメディアネットワーク情報コーナー」設置場所
<公共施設>
中原区役所/中原保健福祉センター(保健所)/中原市民館/中原図書館/小杉行政サービスコーナー/とどろきアリーナ/川崎市国際交流センター
<商店街>
新城商店街振興組合会館(新城あいもーる中央)/モトスミ・ブレーメン通り商店街コミュニティーセンター/新丸子東栄会(SHIBA COFFEE内)/平間商栄会(セブンイレブン平間店内)
<その他>
東急「武蔵小杉駅」改札内/東急「元住吉駅」改札内/武蔵小杉タワープレイス(かわさきFM スタジオ前)/iTSCOM スポット武蔵小杉東急スクエア/SUUMO 住宅展示場武蔵小杉/NPO 法人小杉駅周辺エリアマネジメント事務所/グランツリー武蔵小杉(綱島街道北口側トイレ前)


公共施設は用事がないとなかなか行く機会がないかもしれませんが、鉄道駅や商業施設などにも情報コーナーが設置されています。

■「グランツリー武蔵小杉」の情報コーナー
「グランツリー武蔵小杉」の情報コーナー

「SHIBA COFFEE」の情報コーナー

グランツリー武蔵小杉では、1階の川崎市マップや地元紹介パネルなどが掲示されているコーナーが「地域密着エリア」になっています。
ここに「なかはらメディアネットワーク情報コーナー」が設置されていました。

■中原市民館の情報コーナー
中原市民館の情報コーナー

個人商店では「SHIBA COFFEE」にもありますし、東急武蔵小杉駅、元住吉駅、中原図書館などは多くの方が集まる場所かと思います。



■中原区 情報発信に関するアンケート
https://sc.city.kawasaki.jp/multiform/multiform.php?form_id=828&_ga=1.259242121.2033434851.1421908947

さて、この「なかはらメディアネットワーク」に関連して、中原区が地域情報の発信に関するアンケートを1月28日まで実施しています。
内容は「なかはらメディアネットワーク」に加わっているメディアの知名度や、情報発信に関する要望などをヒアリングするものとなっています。

その中に、

「区内の情報をより手軽に手に入れるために、どのような手段が必要か教えてください。」

という設問がありまして、回答が「ポータルサイト」「スマートフォンアプリ」「その他」の3択になっていました。
これだけアンケートで回答を限定しているということは、今後ポータルサイトやスマートフォンアプリの作成を検討しているのかもしれませんね。

アンケートは18問中17問が選択式ですぐに終わりますが、最後の18問のみが自由回答で要望を出すこともできるようになっています。

地域の情報がさまざまな確度、方法でより多くの方に届いたほうが良いのは確かですから、思うところがある方はアンケートで要望を送ってみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
中原区ウェブサイト なかはらメディアネットワーク

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2015年
01月19日

八丁畷から、無人改札乗り換え。南武支線乗車レポート

【Reporter:はつしも】

JR南武線には、尻手から浜川崎までの「支線」があります。
この「南武支線」に乗る機会がありましたので、ご紹介しておきたいと思います。

■南武支線 八丁畷駅
南武支線 八丁畷駅

南武支線 八丁畷駅

今回は京浜急行電鉄の八丁畷駅から、南武支線に乗換えを行ないました。
京急線ホームから南武支線ホームは十字型の立体交差で、ホーム同士が階段で直接つながっています。

■京急線⇒南武支線乗り換え改札機
京急線⇒南武支線乗り換え改札機

■南武支線⇒京急線乗り換え改札機
南武支線⇒京急線乗り換え改札機

京急線と南武支線のホームの間には、通常の改札口は設置されていません。
そのかわりこちらのICカード専用自動改札機が南武支線ホームに設置されていまして、ICカードをタッチするようになっています。

切符の投入口はありませんので、切符を利用の場合は降車先の駅で乗り越し精算をするかたちになります。

■南武支線所要時間案内
南武支線所要時間案内

南武支線には、尻手・八丁畷・川崎新町・浜川崎の4駅があります。
駅に設置された所要時間案内も、たいへん短いものになっています。

各駅間の所要時間は2、3分というところで、すぐに終点まで到達します。

■南武支線車両
南武支線車両

南武支線車両

さて、八丁畷駅を見物している間に、南武支線の電車がやってきました。
通常の南武線とは異なるラインカラーが入っています。

この車両はJR武蔵中原駅の「中原電車区」にも配置されていますので、早朝などに武蔵小杉駅周辺の南武線(本線)を走る姿もたまに見受けられます。

■南武支線の単線
南武支線の単線

南武線(本線)は複線ですが、南武支線は東京近郊では珍しい単線です。
先頭車両から、単線を進む風景を見ることができました。

■尻手駅での本線との乗り換え
尻手駅での本線との乗り換え

八丁畷駅からわずか2分で、尻手駅に到着しました。
ここでは対向ホームで本線(立川方面)と乗り換えができます。

■南武支線の時刻表(尻手駅)
南武支線の時刻表(尻手駅)

こちらは、南武支線の時刻表です。
平均して1時間に2本程度で、唯一朝8時台に4本が運行されています。

南武支線の沿線には、川崎新町駅近くに県立川崎高校、浜川崎駅前にはJFEスチールの広大な工場があります。
2両編成・単線でのんびりした印象ですが、通勤・通学で利用されているようです。

普段は乗る機会がないかもしれませんが、なかなか新鮮でした。南武線の新型車両「E233系」は支線には導入されず、駅の施設などもレトロな印象を受けます。
今回は行かなかった湾岸方面、川崎新町駅・浜川崎駅も一度見てみたいところです。

【関連リンク】
2007/9/28エントリ 南武線の車庫・中原電車区
2009/2/8エントリ 中原電車区の早咲き八重桜
2011/4/13エントリ 南武線快速電車が運行開始
2012/3/22エントリ 二ヶ領用水の桜のつぼみと、中原電車区の早咲きの桜
2012/5/30エントリ 中原電車区の鶴見線車両と、クモヤ145形
2013/1/24エントリ JR武蔵中原駅の発車メロディがフロンターレの応援歌に
2013/7/3エントリ JR東日本が南武線新型車両導入と各駅乗車人員を発表、武蔵小杉駅は28位に
2014/2/26エントリ JR南武線武蔵小杉駅の発車メロディが本日よりフロンターレ応援歌の原曲、ザ・クロマニヨンズ「ナンバーワン野郎!」に
2014/7/25エントリ 川崎市制90周年ヘッドマーク付の南武線が3編成運行中、デザインに「パークシティ武蔵小杉」が登場
2014/7/20エントリ JR南武線向河原駅前の踏切拡幅工事が完了し供用開始
2014/8/6エントリ JR南武線新型車両「E233系」が2014年10月導入、新型車両で叶える「あなたの夢」募集中
2014/8/16エントリ 向河原公園リニューアルで登場、「南武線車両ベンチ」
2014/10/4エントリ JR南武線新型車両「E233系」本日投入、武蔵小杉駅等で記念商品販売と「懐かしの写真展」がスタート
2014/10/23エントリ 南武線エキナカで、地産地消。「多摩川梨ジャム」使用商品を販売中
2014/10/30エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路で新キャラクター「多摩川梨くん」が南武線新型車両「E233系」を紹介中
2014/11/5エントリ JR南武線新型車両「E233系」乗車レポート

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2015年
01月12日

「第5回なかはらフォトコンテスト」優秀賞・入選作品発表

【Reporter:はつしも】

「第5回なかはらフォトコンテスト」の優秀賞作品・入選作品が発表されました。
今回も審査員による審査および市民投票が行なわれまして、応募全181作品の中から優秀賞6作品、入選10作品が選ばれました。

■第5回なかはらフォトコンテスト優秀賞作品
http://nmachi.exblog.jp/21421161/
■第5回なかはらフォトコンテスト入選作品
http://nmachi.exblog.jp/21421140/
 
「なかはらフォトコンテスト」は、中原区まちづくり推進委員会と中原区役所が主催する地域写真コンテストです。身近な風景の中に「まちの魅力」を認識することで地元への愛着を持っていただくこと、また中原区の魅力を広くPRすることを目的としています。

■第5回なかはらフォトコンテスト審査員(敬称略)
・東京総合写真専門学校校長 伊奈英次
・川崎市民ミュージアム写真担当学芸員 深川雅文
・武蔵小杉ライフ代表 はつしも
・なかはら20年構想委員会委員長 栗原護
・中原区長 鈴木賢二
・中原区まちづくり推進委員会委員長および中原区民会議委員長 板倉徹

なお、本サイト「武蔵小杉ライフ」は今回も本コンテストの審査員をつとめさせていただきました。
本コンテストでは写真の撮影技術の優劣ではなく、その場のよさが伝わるかどうかが基準となっています。

それでは早速、優秀賞および入選作品をご紹介していきましょう。
まずは優秀賞6作品です。

<優秀賞>

仲良し兄弟のたらい舟 川上 勝正さん 江川せせらぎ遊歩道で撮影
仲良し兄弟のたらい舟 川上 勝正さん 江川せせらぎ遊歩道で撮影
子供の日に江川せせらぎ遊歩道でたらい舟乗りを楽しんでいる兄弟を撮影しました。


(武蔵小杉ライフ解説)
子どもの日の頃の、江川せせらぎ遊歩道ですね。毎年開催されているたらい舟乗りイベントです。
2014/5/11エントリでは、こいのぼりの写真などをご紹介しておりました。

時計台が、2台 村田 由美子さん 木月で撮影
時計台が、2台 村田 由美子さん 木月で撮影
小杉の法政高校の時計台が2台あった!


(武蔵小杉ライフ解説)
法政二中・高の時計塔が建て替えとなりまして、一定期間だけ新旧時計塔が並存していました。現在は古い時計塔は取り壊しが完了していますので、期間限定の風景となりました。
本サイトでは2014/1/24エントリでご紹介しています。

春が来た♪ 川澄 徹さん 多摩川サイクリングロード休憩所付近で撮影
春が来た♪ 川澄 徹さん 多摩川サイクリングロード休憩所付近で撮影
毎年ここで桜を愛でるのを楽しみにしています。年々桜が大きく育っているようです。今年はユキヤナギもタイミング良く満開で、土手を走る人、漕ぐ人、歩く人、それぞれ春を感じているようでした。カメラを覗きながら嬉しくなります。「生長化収蔵」自然に感謝。

(武蔵小杉ライフ解説)
毎年フォトコンテストに応募のある多摩川河川敷です。
定番ではありますがさまざまな風景、さまざまな瞬間がありますね。ユキヤナギや、写真にはありませんがハマダイコンなども綺麗です。

タワーマンションズ 渡辺 亮介さん 武蔵小杉で撮影
タワーマンションズ 渡辺 亮介さん 武蔵小杉で撮影
毎年タワーマンションがにょきにょき生えてくる勢いのある街、武蔵小杉

(武蔵小杉ライフ解説)
タワーマンションは、中原区の風景のひとつの要素ですね。撮影はミッドスカイタワーの公開空地です。
広角レンズでマジックアワーの再開発地区の風景を捉えています。

 二ヶ領用水で夏の想い出、灯篭流し 市川毅さん 二ヶ領用水で撮影
二ヶ領用水で夏の想い出、灯篭流し 市川毅さん 二ヶ領用水で撮影
平和公園前、今年で第2回灯篭流しが開催された。いつまでも平和が続きますように!

(武蔵小杉ライフ解説)
灯篭を流すお子さんのやわらかい表情がうまくとらえられています。第2回ということでまだ新しい催しですので、今後長く地域に根付いていくとよいと思います。

南武線と富士山 慶田 真樹さん JR武蔵中原駅ホームで撮影
南武線と富士山 慶田 真樹さん JR武蔵中原駅ホームで撮影
JR武蔵中原駅に停車中の南武線車両と富士山です。

(武蔵小杉ライフ解説)
武蔵中原駅ホームから富士山が見えることを、不覚にも知りませんでした。南武線、中原街道、富士山という3要素を1枚に収めている美味しい写真です。
南武線ホームからですと、尻手駅でも富士山が見えますね。



続いて、入選10作品です。

わが町自慢の花壇 阿部 雅之さん 中原区役所前南武線ガード下で撮影
わが町自慢の花壇 阿部 雅之さん 中原区役所前南武線ガード下で撮影
芝桜が満開となった箱庭風の花壇がありました。きれいに手入れが行き届いているようです。

(武蔵小杉ライフ解説)
一見、何ということもない写真ですが、ここには歩道スペースを活用した花壇があり、市民グループの「花クラブ実行委員会」の皆さんが手入れをされています。
このときには2014/5/13エントリでご紹介した見事な「デザイン花壇」ができていまして、そんな足元の小さな魅力に着目したものです。実際には花で綺麗な絵柄が作られていますので、そのあたりもわかると良いと思います。

ハートゴルフ場 古郡 憲明さん 多摩川河川敷で撮影
ハートゴルフ場 古郡 憲明さん 多摩川河川敷で撮影

きれいに刈り込まれたハート型が印象的です。

(武蔵小杉ライフ解説)
ここは下沼部小学校付近の「多摩川ゴルフ倶楽部」の敷地内です。プレイヤーの利用が終了したのちは一般にも開放されていまして、かわいいハート型の木を見ることができます。
このハート型の木については、2013/7/19エントリでご紹介させていただきました。横須賀線の車窓からも、多摩川を渡る際に見えますので、今度目を凝らしてみてください。

光輝 森川 則宏さん 市ノ坪住宅近くで撮影
光輝 森川 則宏さん 市ノ坪住宅近くで撮影
府中街道を夜車で通る時にいつも室外灯のあかりが一斉に輝いていてきれいです。

(武蔵小杉ライフ解説)
府中街道の御幸跨線橋を渡った先あたりですね。シャッタースピードを落として撮影したものでしょう。
この「市ノ坪住宅」が竣工したのは1973年で、もう40年以上が経過しています。いつかはこの風景も変わる日が来るのでしょうか。

天空のライブ 大口 文弘さん 元住吉駅で撮影
天空のライブ 大口 文弘さん 元住吉駅で撮影
東急元住吉駅改札口前の小広場。イベントライブの生音にビックリ・・・背景の高層ビルとの融合も素敵でした。

(武蔵小杉ライフ解説)
東急元住吉駅改札前の広場では、「フライマルクト」などたまにイベントが開催されています。先日は同駅の発車ベルにフロンターレの応援歌が採用され、セレモニーが行なわれていました。
背景のタワーマンションの構図に、奥行きが感じられます。

造形物 神田 昭さん 武蔵小杉駅で撮影
造形物 神田 昭さん 武蔵小杉駅で撮影
変わったモニメントですが、この街に合っています。


(武蔵小杉ライフ解説)
このモニュメントは、武蔵小杉周辺の町内会・商店街による「武蔵小杉駅周辺再開発協議会」の意向を受けて、武蔵小杉駅南口地区東街区再開発組合が川崎市に寄贈を行ったものです。モニュメントの作成はデザイナーの鈴木尚和氏が手がけ、3案のうちから一般投票により「家族の絆」に決定されました。
現在の武蔵小杉駅近くに存在した「工業都市駅」のイメージをモチーフに、2対の「小杉ロボ」が寄り添う姿を表現しています。頭部はネジ、胴体の歯車は心臓をイメージしており、LEDが光るようになっています。本サイトでは2014/7/11エントリなどでご紹介しています。

二ヶ領用水・春爛漫(桃と桜) 津脇 梅子さん 二ヶ領用水・桃並木で撮影
二ヶ領用水・春爛漫(桃と桜) 津脇 梅子さん 二ヶ領用水・桃並木で撮影
県外からも花桃や桜のお花見に皆さん訪れます。子供から大人まで毎年楽しみにしているお花見散歩道。

(武蔵小杉ライフ解説)
これは二ヶ領用水の中でも、宮内など中原区北部で撮影されたものかと思います。トンネルのような桃と桜の花の対比と、青空が綺麗です。
中原区は「桃の郷」でもあり、先般桃が「中原区の木」として採用(2014/11/3エントリ参照)されました。

音座 佐々木 篤史さん 等々力緑地内で撮影
音座 佐々木 篤史さん 等々力緑地内で撮影
座るだけで何か素敵なアイデアが浮かんできそうな特別なベンチ。


(武蔵小杉ライフ解説)
解説というほどのものではありませんが、このベンチ、ずっと気になっていました。
等々力緑地といえば陸上競技場やアリーナ、市民ミュージアムですが、こういった小さな発見を共有していくのも良いと思います。

ともしび 沼尻 修一さん 多摩川丸子橋で撮影
ともしび 沼尻 修一さん 多摩川丸子橋で撮影
日枝神社のどんど焼きと、小杉の夜景を丸子橋から撮りました。


(武蔵小杉ライフ解説)
最初は赤い光が何かわからなかったのですが、「丸子どんど焼き」です。
本サイトでも2011/1/10エントリでご紹介していますが、こうして別の構図で見てみると、また違った世界に気付きます。
 
孝太さん イトーヨーカ堂前で撮影
初めてのもちつき 酒井 孝太さん イトーヨーカ堂前で撮影
毎年恒例のもちつき大会。法政大学相撲部の方にご指導頂きながらもちつきを行いました。

(武蔵小杉ライフ解説)
本サイトでも毎回ご紹介している、武蔵小杉駅前通り商店街のもとつき大会です。お子さんを優しくサポートする法政大学相撲部の皆さんの姿が、地域に根ざしたイベントのよさを伝えてくれる写真です。
本サイトでは直近では2014/12/14エントリでレポートさせていただきました。
 
これからも変わらないでね 伊藤 温子さん 平間駅の歩道橋で撮影
これからも変わらないでね 伊藤 温子さん 平間駅の歩道橋で撮影

毎年行く平間銀座のお祭りを歩道橋から撮影。当たり前の光景だけどこれが当たり前じゃ無くなる日が来るのかな…
大好きな街を子供達の為にも守っていかないと!そう誓った一枚。

(武蔵小杉ライフ解説)
「なかはらフォトコンテスト」は、受賞作品を見てもわかるとおり比較的武蔵小杉周辺の写真が多く応募されています。武蔵新城や平間エリアが相対的に少ないのですが、中原区の幅広い魅力を発見していくのがコンテストの趣旨となっています。 平間銀座といえば、サンバカーニバルなどが知られていますね。写真から商店街の奥行きと賑わいが伝わってきます。



優秀賞作品、入選作品は以上です。

今回の応募数は181作品と、前回の243作品には届かなかったのですが、中原区の魅力が感じられる写真が多数集まりました。
「武蔵小杉ライフ」は前回までよりも深く審査を担当させていただきまして、応募された作品の中から限られた作品を選ぶのは、難しいながらも楽しい仕事でした。

多分に独断と偏見ではございますが、6名の審査員のそれぞれの視点により選ばせていただきました。

今年も引き続き「第6回なかはらフォトコンテスト」が開催される見込みです。
またご案内申し上げるかと思いますので、どうぞお気軽にご参加ください。

【関連リンク】
中原区まちづくり推進委員会公式ブログ なかまちブログ
2011/12/29エントリ 「第2回なかはらフォトコンテスト」入選作品発表
2013/1/21エントリ 「第3回なかはらフォトコンテスト」優秀賞・入賞作品発表、中原区役所で全応募作品を展示中
2013/4/18エントリ 「第4回なかはらフォトコンテスト」に向けた「写真講座」が2013年5月8日(水)開催
2013/9/5エントリ 「第4回なかはらフォトコンテスト」優秀賞・入選作品発表、中原区役所で全応募作品を展示中

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2014年
12月31日

武蔵小杉の2014大晦日、グランツリーのおりがみワークショップと福袋

【Reporter:はつしも】

2014年もさいごの1日が終わろうとしています。
今年も、武蔵小杉周辺の大晦日をめぐってみたいと思います。

■グランツリー武蔵小杉の干支おりがみワークショップ
グランツリー武蔵小杉の干支おりがみワークショップ

グランツリー武蔵小杉の干支おりがみワークショップ

今年の武蔵小杉の大晦日は、昨年までと比べて「グランツリー武蔵小杉」の存在が最大の違いですね。

グランツリー武蔵小杉の1階シンボルツリーの周囲では、2015年の干支「羊」のおりがみワークショップが本日18時まで開催されています。

■羊の折り紙
 羊の折り鶴

折り鶴のシンボルツリーのまわりには、すでにたくさんの羊の折り紙が並んでいました。

■グランツリー武蔵小杉の福袋
グランツリー武蔵小杉の福袋

そして商業施設のお正月と言えば、福袋ですね。
各店舗がそれぞれに福袋の告知を行っていました。

新聞折込広告などであらためて告知もあると思いますが、各店舗の告知を収集できる範囲でまとめてみましたので、こちらもご参考までにどうぞ。


■西武・そごう冬市
西武・そごう冬市

■2015初売りイベントカレンダー
2015初売りイベントカレンダー

そしてもちろん「西武・そごう武蔵小杉SHOP」では新春セール「冬市」が開催されます。
またグランツリー武蔵小杉全体でも、さまざまな新春イベントが開催される予定です。

詳細はグランツリー武蔵小杉のウェブサイトもご参照くださいね。

■グランツリー武蔵小杉 イベント&ニュース
http://www.grand-tree.jp/web/event/topics/index.html

■武蔵小杉東急スクエア・ららテラス武蔵小杉の初売りセール&福袋
武蔵小杉東急スクエア・ららテラス武蔵小杉の初売りセール&福袋

一方、武蔵小杉東急スクエア・ららテラス武蔵小杉も連合して、初売りセール&福袋販売を行います。
こちらは店頭のチラシに詳細情報が掲載されていまして、おそらく新聞折込等も入ることでしょう。

■丸子山王日枝神社
丸子山王日枝神社

■丸子山王日枝神社の元旦祭・びしゃ祭
丸子山王日枝神社の元旦祭・びしゃ祭

武蔵小杉周辺の各神社では、初詣に多くの方が集まります。
日付が変わってから、深夜にお出かけになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

写真は長い歴史を持つ丸子山王日枝神社で、元旦午前から「元旦祭」が開催されます。

また西明寺では除夜の鐘つきもあります。
皆様もそれぞれの地元の神社にお詣りをされることと思います。


2015年は、どんな年になるでしょうか。
どうぞ良いお年をお迎えください。

【関連リンク】
グランツリー武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉東急スクエア ウェブサイト
ららテラス武蔵小杉 ウェブサイト
丸子山王日枝神社 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 丸子山王日枝神社
2008/12/30エントリ 新年御開帳・川崎七福神巡り
2009/12/31エントリ 武蔵小杉の2009年大晦日
2010/1/23エントリ 丸子山王日枝神社の「神猿」
2010/1/11エントリ まるこどんど焼き
2010/4/24エントリ 丸子山王日枝神社と住吉神社の「力石」
2011/1/3エントリ 丸子山王日枝神社と川崎大師の初詣
2011/1/9エントリ 武蔵小杉から見る東京スカイツリー
2011/1/10エントリ 丸子どんど焼き・2011
2011/12/31エントリ 丸子山王日枝神社の年始行事
2012/12/31エントリ 丸子山王日枝神社の2013年始行事と、大楽院の「川崎七福神」
2013/12/29エントリ 武蔵小杉周辺の大型店・スーパーマーケットの年末年始営業時間
2014/12/26エントリ 武蔵小杉周辺の大型店・スーパーの年末年始営業時間まとめ:グランツリー・東急スクエア・ららテラス元旦営業揃い踏み

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2014年
12月26日

武蔵小杉周辺の大型店・スーパーの年末年始営業時間まとめ:グランツリー・東急スクエア・ららテラス元旦営業揃い踏み

【Reporter:はつしも】

クリスマスが終わり、街中が一斉に年末年始モードに替わって来ました。
武蔵小杉周辺の大型店舗やスーパーマーケットの年末年始営業時間も出揃いましたので、またお知らせいたします。

■武蔵小杉・新丸子・元住吉・武蔵中原周辺の大型店・スーパーの年末年始営業時間
(赤文字が通常営業から変更されている部分)

30日(火) 31日(水) 1日(木) 2日(金) 3日(土) 4日(日)
■武蔵小杉周辺
グランツリー
専門店
10-21 10-21 10-21 10-21 10-21 10-21
グランツリー
マルシェ
9-22 9-22 9-22 9-22 9-22 9-22
グランツリー
Home&Works
10-22 10-22 9-22 9-22 10-22 10-22
グランツリー
good day park
10-22 10-22 9-22 9-22 10-22 10-22
東急スクエア
専門店
10-21 10-19 10-19 10-19 10-21 10-21
東急スクエア
レストラン
10-23 11-19 11-19 11-19 10-21 10-21
東急ストア
武蔵小杉
24h 0-21 10-19 10-24 24h 24h
マルエツ
武蔵小杉駅前
7-25 7-25 7-25 7-25 7-25 7-25
ららテラス 10-21 10-20 9-21 10-21 10-21 10-21
ヨーカドー
武蔵小杉駅前
9-22 9-22 9-22 9-22 9-22 9-22
フーディアム
1階食料日用品
7-25 7-25 7-25 7-25 7-25 7-25
フーディアム
2階生活用品
10-21
※1
10-21
※1
10-21
※1
10-21
※1
10-21
※1
10-21
※1
デリド 7-25 7-25 10-25 7-25 7-25 7-25
大野屋
小杉
9-22 9-20 10-13
※2
休業 休業 10-22
■新丸子周辺
東急ストア
新丸子
24h 0-21 休業 10-24 24h 24h
■元住吉周辺
大野屋
元住吉
9-22 9-20 10-13
※2
休業 休業 10-22
マルエツ
元住吉
9-25 9-25 11-20 10-20 10-21 9-25
えばらや 9:30-22 9:30-20 休業 休業 10:30-19 9:30-22
マックスバリュ
木月住吉
8-20 8-20 8-20 8-20 8-20 8-20
ライフ
中原井田
9-22 9-21 休業 10-20 9:30-22 9:30-22
■武蔵中原周辺
ビーンズ
武蔵中原
10-21 10-20 休業
※3
10-20 10-21 10-21
マルエツ
中原
9-24 9-24 9-20 9-20 9-20 9-24
いなげや
川崎下小田中
9-22 9-20 休業 10-20 10-20 9-22
TAIGA 9-20 8-20 休業 休業 10-19 9-19
■向河原周辺
スーパー五光 9-20 9-21 休業 休業 休業 9-21
■その他
ノジマ
川崎中原
10-21 10-18 10-18 10-21 10-21 10-21
ライフ
宮内2丁目1階
9-24 9-21 休業 10-20 9:30-24 9:30-24
ライフ
宮内2丁目2階
9-22 9-21 休業 10-20 9:30-22 9:30-22
※1 医薬品は20時まで。その他、専門店はそれぞれ営業時間が異なります。
※2 予約品の受け取りのみで、通常営業はしていません。
※3 一部営業している店舗があります。その他の日も店舗により時間が異なります。

※4 店舗名から店舗ウェブサイトにリンクしています。

なお、武蔵小杉東急スクエアやビーンズ武蔵中原など、複合型の商業施設は店舗によって営業時間が異なる場合があります。
また記載の情報は店頭の掲示、ウェブサイト、広告チラシ等で確認しておりますが保証はいたしませんので、各店舗にご確認ください。(※店名から各店舗のウェブサイトにリンクしております)

また、上記はすべての店舗を網羅はしておりませんので、あらかじめご了承ください。

■テナントにより異なる営業時間(フーディアム)
テナントにより異なる営業時間

昨年、2013/12/29エントリで同様に年末年始営業時間をお伝えしたときに比べると、今年は新店舗がいくつか登場しています。
もちろんその筆頭は「グランツリー武蔵小杉」ですが、それ以外にも「ららテラス武蔵小杉」「ライフ宮内2丁目店」「ノジマ川崎中原店」が加わっています。

昨年の表と見比べてみるとすぐにお気づきになると思いますが、昨年は武蔵小杉東急スクエア・東急ストアなどが元旦休業だったものが、今年は営業することになっています。

これは今年から参戦する「グランツリー武蔵小杉」が、年末年始に営業時間を短縮するどころかスタートを1時間早める体勢で臨むことが影響しているものと思われます。
これに対応して、同じく今年から参戦の「ららテラス武蔵小杉」も休業日を設けずに営業する予定となっています。

今回の年末年始については、お買い物で困ることはあまりなさそうですね。

■グランツリー武蔵小杉
「グランツリー武蔵小杉」

■武蔵小杉東急スクエアとららテラス武蔵小杉
武蔵小杉東急スクエアとららテラス武蔵小杉

新年早々、「グランツリー武蔵小杉」「武蔵小杉東急スクエア」「ららテラス武蔵小杉」の3トップをはじめとした各店舗で、福袋の販売や新春セールが行なわれるものと思います。

「グランツリー武蔵小杉」が登場して初のお正月に、多くの方が武蔵小杉に集まることでしょう。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット
2014/12/29エントリ 武蔵小杉周辺の大型店・スーパーマーケットの年末年始営業時間

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2014年
12月24日

武蔵小杉・元住吉・新丸子のクリスマス・2014

【Reporter:はつしも】

本日はクリスマスイブです。
武蔵小杉周辺各地が、クリスマスモードになっていました。

■ブレーメン通り商店街の音楽隊像とクリスマスツリー
ブレーメン通り商店街の音楽隊像とクリスマスツリー

今年は、元住吉方面から回ってみましょう。
ブレーメン通り商店街のコミュニティセンター前では、音楽隊像がサンタクロースの衣装を着ていました。
かわいらしいツリーも、もちろんあります。

ここはイルミネーションも設置されていますので、日没後に来てみるのも良いと思います。

■「波照間」の看板人形
「波照間」の看板人形

そしてこちらは美容室「波照間」の看板人形です。
この人形がサンタクロースになっている様子は、今から3年前、2011/12/24エントリでもご紹介しておりましたが、そのときは色白でした。
3年間の間にいつのまにか日に焼けたようで、小麦色の肌jになっていました。

■「パティスリー・ディヴァン」のクリスマスケーキ
「パティスリー・ディヴァン」のクリスマスケーキ

「パティスリー・ディヴァン」のクリスマスケーキ

今年のクリスマスケーキは、井田中ノ町商店街の「パティスリー・ディヴァン(patisserie DIVIN)」にしてみました。
予約のケーキだけでなく、当日販売のケーキもたいへんかわいいです。

■お年賀の販売も
お年賀の販売も

「ディヴァン」では、お年賀好適品の「黒豆のタルト」などの予約もスタートしています。
店舗の年の瀬はクリスマスからお正月までが一連の流れになっていて、お忙しいですね。

■「ハックルベリー」のクリスマスケーキ当日販売
「ハックルベリー」のクリスマスケーキ当日販売

クリスマスケーキの当日販売といえば、木月祇園町の「ハックルベリー」にも看板が出ていました。
予約をしていない方の駆け込み寺になりそうですね。



■「グランツリー武蔵小杉」のクリスマス
 グランツリー武蔵小杉のクリスマス

■「グランツリー武蔵小杉」のクリスマス行列「エクレール・ド・リーブ」
「グランツリー武蔵小杉」のクリスマス行列

そして、今年のクリスマスの新スポットといえば、「グランツリー武蔵小杉」です。
こちらにも1階「Tasty Table」の各所に行列ができていました。

その中でも一番の行列だったのが、「エクレール・ド・リーブ」です。
同店のケーキやエクレアについては、またの機会にご紹介しましょう。

■グランツリー武蔵小杉のシンボルツリー
グランツリー武蔵小杉のシンボルツリー

■シンボルツリーに飾られたサンタ折り紙


グランツリー武蔵小杉では、サンタ折り紙教室が開催されていました。
シンボルツリーの周りには、子どもたちが折った作品が並んでいました。

ひとつひとつ違っていて、かわいらしいです。

■武蔵小杉東急スクエア「ブールミッシュ」の行列
武蔵小杉東急スクエア「ブールミッシュ」の行列 

そしてグランツリー以上に行列ができていたのは、武蔵小杉東急スクエアです。
こちらは週替わりのショップスペース「THIS WEEK」に「ブールミッシュ」がきていました。同店は銀座に本店を置くフランス菓子のお店ですね。

■武蔵小杉東急スクエア「いちごの樹」の行列
武蔵小杉東急スクエア「いちごの樹」の行列

そして今回、武蔵小杉で一番の行列を作っていたのが、武蔵小杉東急スクエアの「いちごの樹」です。予約のケーキを買い求める方が、2重に折り返した行列になっていました。

これは同店がオープンしてから、日常のお客さんをひとりひとり積み上げた結果かと思います。



■「ブーランジュリー・メチエ」のシュトーレン
「ブーランジュリー・メチエ」のシュトーレン

さて一方新丸子では、今年も「ブーランジュリー・メチエ」のシュトーレンが人気を集めていました。
昨年は500個だったものを700個用意したそうですが、すでに完売しています。

こちらも毎年予約必須の一品ですね。


皆様は今年のクリスマスイブは、いかがお過ごしでしたでしょうか。
明日の朝には、多くの子どもたちにクリスマスプレゼントが届いていることかと思います。

夜も更けてまいりましたので、今日はこのへんで。
メリークリスマス!

■今年のクリスマス人気商品「DX妖怪ウォッチ」
今年のクリスマス人気商品「DX妖怪ウォッチ」

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2014年
12月23日

武蔵小杉目線で見る、JR東日本2015年3月ダイヤ改正:南武線快速拡大・成田エクスプレス見直し、上野東京ライン開業

【Reporter:はつしも】

2014年12月19日に、JR東日本が2015年3月のダイヤ改正を発表しました。

今回のダイヤ改正においては南武線の快速運転区間が川崎~立川間に拡大、成田エクスプレスの運転時刻が見直されるとともに、「上野東京ライン」が開業することになります。

本エントリでは「武蔵小杉目線」で今回のダイヤ改正等をご紹介します。

■JR東日本ニュースリリース 2015年3月ダイヤ改正について
http://www.jreast.co.jp/press/2014/20141222.pdf

■南武線の新型車両「E233系」
南武線の新型車両「E233系」

JR南武線は、ドル箱の黒字路線でありながら、長年「JRに放置された路線」といわれていました。
しかしながら、近年は首都圏を環状につなぐ「東京メガループ」として位置付けられ、快速電車の運行再開や新型車両「E233系」の導入などが続いています。

現在の快速電車は、2011年4月9日に運行がスタートしたものですが、これまでは運行区間が川崎~稲城長沼間に限られており、稲城長沼~立川は各駅停車となっていました。
このたび快速運転区間が立川まで延長され、川崎~立川間の所要時間が47分から42分に短縮されることになります。

■快速電車の停車駅比較
駅名 改正前 改正後
川崎
尻手
矢向
鹿島田
平間
向河原
武蔵小杉
武蔵中原
武蔵新城
武蔵溝ノ口
津田山
久地
宿河原
登戸
中野島
稲田堤
矢野口
稲城長沼
南多摩
府中本町
分倍河原
西府
谷保
矢川
西国立
立川

上記の赤丸の部分が新たな快速運転区間で、ここで5分短縮することになります。
それ以外の快速停車駅の変更はありません。

武蔵小杉から山梨県へ旅行しようとすると立川までが長いのですが、5分速達は有難いですね。
(快速電車の運行時間帯が限られているのですが…)


また今回のダイヤ改正では、成田エクスプレスの運転時刻見直しも行われました。
早朝時間帯に運転している1往復を廃止する一方、成田空港駅を12時台に到着・発車する列車が増発されます。

■成田エクスプレスの増発列車
▼成田エクスプレス21号
 池袋発11:03 東京発11:34 空港第2ビル着12:27 成田空港着12:31
▼成田エクスプレス22号
 成田空港発12:45 空港第2ビル発12:48 東京着13:44 大船着14:31

増発される成田エクスプレス22号の武蔵小杉着が、14時くらいになるでしょうか。

■御幸踏切を通過する成田エクスプレス
成田エクスプレス通過中の御幸踏切

また、成田エクスプレスはこれまで全席指定でしたが、乗車日・乗車区間のみを指定して列車・座席を指定しない特急券「座席未指定券」を新たに販売します。

これにより、直前まで乗車列車が決まらない場合や満席時などにも利用することができるようになります。
なお、料金は通常の指定席特急料金と変わらないということです。



そして、今回のダイヤ改正の目玉の一つは、「上野東京ライン」の開業です。
これはご存じの通り、宇都宮線・高崎線・東海道線が相互直通運転を開始し、常磐線が品川駅まで直通運転を行うという新路線です。

武蔵小杉目線でみると「上野東京ライン」は品川駅から利用することになろうかと思いますが、宇都宮線・高崎線・東海道線はすでに「湘南新宿ライン」が相互直通運転を行っており、わざわざ品川駅で乗り換える必要がありませんね。

となると、武蔵小杉からは常磐線の利便性向上がもっとも大きく寄与しそうです。

■常磐線特急・現「スーパーひたち」
 

現在の常磐線の長距離特急「スーパーひたち」・中距離特急「フレッシュひたち」は、新たに「ひたち」「ときわ」として再編され、全74本中44本が品川駅発着となります。

これにより、従来武蔵小杉から常磐線に乗車するためには
武蔵小杉⇒(横須賀線)⇒品川⇒(山手線・京浜東北線)⇒上野⇒(常磐線)
という2回の乗り換えが必要だったものが、
武蔵小杉⇒(横須賀線)⇒品川⇒(常磐線)
このように乗り換え1回ですむようになります。

到達時間も品川~水戸間が現行96分から改正後83分と、13分の短縮になります。

なお、常磐線については現在は指定席車両・自由席車両の混合になっていますが、すべての車両で事前の座席指定が可能になるほか、座席指定が無くても社内の空席が利用できるサービスを導入するということです。



今回のダイヤ改正のご紹介は、以上です。
世間的に、今回のダイヤ改正の目玉はもちろん「北陸新幹線」の長野~金沢間の開業かと思います。

ただ、本サイトは「武蔵小杉ライフ」ですので、あくまでも「武蔵小杉目線」でご紹介をさせていただきました。

南武線の新型車両「E233系」の姿を見ることも、大分多くなってきたように思います。
今後もより利便性が高まり、快適に利用できるようになると良いですね。

【関連リンク】
JR東日本プレスリリース 通勤形車両の新造計画について(2014年7月2日発表)
JR東日本ニュースリリース 2014年10月、いよいよ南武線にE233系車両がデビューします!~南武線オリジナルロゴのデザインが決定しました!~(PDF)(2014年7月24日発表)
2011/4/13エントリ 南武線快速電車が運行開始
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