武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2011年
04月02日

4月4日(月)より湘南新宿ラインが初電より運行再開、成田エクスプレスは一部列車を運行

hatsushimo.gif

長期間運休が続いていた湘南新宿ラインが、4月4日(月)初電より
運行再開
されることになりました。また、あわせて成田エクスプレスの
一部列車も運行
されることになります。
JR東日本からリリースされている列車運行計画に記載されているほか、
横須賀線武蔵小杉駅改札口に、告知が掲示されています。

■JR東日本 列車運行計画
http://www.jreast.co.jp/pdf/untenkeikaku.pdf
※日毎に内容は更新されますので、参照時点において当該記載が
変更されている可能性があります

■横須賀線武蔵小杉駅の告知
横須賀線武蔵小杉駅の告知

なお、湘南新宿ラインは全列車の運転を予定していますが、一部
運転区間が変更
されることとなっています。また、告知にもあります
通り、計画停電が実施された場合にも行先変更や運休となる区間
があります
ので、ご注意ください。

また、一部列車が運行される成田エクスプレスについては、具体的
にどの列車が運行されるかは現時点においてリリースがありません
ので、引き続き確認が必要
です。

【関連リンク】
2011/3/11エントリ 大地震により武蔵小杉で大規模な停電が発生
2011/3/12エントリ 東日本大震災翌日の武蔵小杉
2011/3/13エントリ 東日本大震災時の武蔵小杉
2011/3/14エントリ 東日本大震災に伴う中原区の輪番停電と、
節電活動

2011/3/15エントリ 武蔵小杉で、広がる節電活動
2011/3/16エントリ 「2011富士通春まつり」が開催中止
2011/3/18エントリ 東日本大震災復興支援・川崎フロンターレによる
街頭募金活動

2011/3/19エントリ 川崎市発表の計画停電対象地域が更新、中原区
の多くが対象外に

2011/3/19エントリ 「2011丸子・小杉花見市」開催中止
2011/3/20エントリ 広がる支援の輪
2011/3/24エントリ 川崎市上下水道局が浄水場の放射能測定結果を公表
2011/3/25エントリ 東京電力の計画停電のグループが26日より細分化、
川崎市は対象区域に変更なし

2011/3/28エントリ 武蔵小杉周辺の東日本大震災復興支援義援金受付

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2011年
03月25日

東京電力の計画停電のグループが26日より細分化、川崎市は対象区域に変更なし

hatsushimo.gif

かねてからの報道通り、東京電力による計画停電のグループ分け
が2011年3月26日(土)より25グループに細分化
されることとなりま
した。
これを受けて川崎市より、東京電力川崎支社による区分リストが
公表
されています。

■川崎市ウェブサイト 緊急情報
http://www.city.kawasaki.jp/kinfo/kinfo145/index.html

■川崎市内における計画停電を行う可能性のある地域の一覧表
(PDFファイル)
http://www.city.kawasaki.jp/kinfo/kinfo145/file_3.pdf

上記ページ及びPDFファイルの通りなのですが、ざっくり申し上げる
と、川崎市においては従来の1~5グループにアルファベットが付与
されたのみで、対象地域も区分も変わっていません。


○グループ 1 → グループ 1-E(川崎区の一部)
○グループ 2 → グループ 2-D(麻生区の一部)
○グループ 3 → グループ 3-D(幸区、中原区の一部)
○グループ 4 → グループ 4-D(川崎区、幸区の一部)
○グループ 5 → グループ 5-D(高津区、宮前区の一部)


細分化前後は上記のように名称が変更されていまして、川崎市内
における区分は5区分のまま
となっています。

今回の細分化により、計画停電対象地域もある程度変動する可能
性があるのではないか、と思っていたのですが、蓋を開けてみれば
従来から変更無しとなっています。
正確な事情はわかりませんが、中原区においては多くが対象外と
なったままです。

■川崎市報道発表資料 地震に伴う計画停電に対する再要望について(PDFファイル)
http://www.city.kawasaki.jp/e-news/info3770/file1.pdf

なお、川崎市の3月23日付報道発表資料により、川崎市が東京電力
に対して計画停電の対象からの除外を要望した施設のリストが公表

されています。

これは、市内の大規模病院などをはじめとして、生命にかかわる
施設、ライフライン、防災施設などをリストアップ
したもので、それらの
一部が計画停電の対象から除外されています。
中原区においては、関東労災病院、川崎市立井田病院、聖マリアンナ
医科大学病院、中原消防署などが除外
されていました。

■関東労災病院
関東労災病院

さて、東日本大震災の影響による計画停電は、本年の夏、または
冬に至るまで長期にわたって続く
ことが見込まれています。
武蔵小杉においても各地で節電の取組みが進んでおりますが、
私個人といたしましても引き続き努力してまいりたいと思います。

■節電中のJR武蔵小杉駅
節電中のJR武蔵小杉駅

【関連リンク】
2011/3/11エントリ 大地震により武蔵小杉で大規模な停電が発生
2011/3/12エントリ 東日本大震災翌日の武蔵小杉
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2011/3/24エントリ 川崎市上下水道局が浄水場の放射能測定結果を公表

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2011年
03月24日

川崎市上下水道局が浄水場の放射能測定結果を公表

hatsushimo.gif

Twitterでは昨日より発信させていただいておりますが、川崎市上下
水道局が、市内の水道水を供給する浄水場の放射能測定結果を
公表
しました。

■川崎市上下水道局 水道水の放射能の測定結果
http://www.city.kawasaki.jp/80/80syomu/home/
oshirase/houshanou.html


2011年3月24日の測定結果においては、放射性ヨウ素、放射性セシ
ウムのいずれも検出されませんでした。
ここ3日間の測定結果を参照しても、23日にごく微量のヨウ素が
一部の浄水場で検出されたにとどまっており、いずれも国の定める
指標値を大きく下回る水準となっています。

武蔵小杉周辺でもミネラルウォーターが店頭から姿を消すなどして
おりますが、政府等からの呼びかけにもありますように、冷静な
対応が望まれるところですね。

       ※       ※       ※

なお、刻々と変わる最新情報をキャッチアップするには、Twitterが
行政や東京電力等でも活用されており、非常に有用なツール
となって
おります。震災直後に電話・メールがつながらなくなる環境下に
おいても貴重な連絡手段となっていました。

武蔵小杉ライフの公式Twitterアカウントも稼働しておりますので、
どうぞご活用ください。
@musashikosugi http://twitter.com/#!/musashikosugi

【関連リンク】
2011/3/11エントリ 大地震により武蔵小杉で大規模な停電が発生
2011/3/12エントリ 東日本大震災翌日の武蔵小杉
2011/3/13エントリ 東日本大震災時の武蔵小杉
2011/3/14エントリ 東日本大震災に伴う中原区の輪番停電と、
節電活動

2011/3/15エントリ 武蔵小杉で、広がる節電活動
2011/3/16エントリ 「2011富士通春まつり」が開催中止
2011/3/18エントリ 東日本大震災復興支援・川崎フロンターレによる
街頭募金活動

2011/3/19エントリ 川崎市発表の計画停電対象地域が更新、中原区
の多くが対象外に

2011/3/19エントリ 「2011丸子・小杉花見市」開催中止
2011/3/20エントリ 広がる支援の輪

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2011年
03月20日

広がる支援の輪

karejishi.gif

東日本巨大地震から1週間が経ちました。

いまだに体感できる余震がいく度も続いており原発の状況もなかなか
終息が見えないなど不安な状況が続いています。

ここ武蔵小杉周辺においても計画停電による生活への影響や公共
交通機関の規制、ガソリンや一部生活物資の品薄による入手難
など、
日々の生活においても少なからぬ影響が生じていることと思います。

一方で連日報道されている被災地現地の状況は今なおもって深刻な
ものであり、テレビや新聞などの報道を通じた情報でしか分かり
ませんが、とても見ていられないような状況を窺い知ることが
できます。

繰り返しになりますが、既に地震から一週間が経過しています。
いまだに衣食住すらままならない極寒の地で、実際に過されている
人達や現地でボランティアの活動されている方々の状況は想像を
絶するものがあることでしょう。

そんな中で地域においても、「自分達で出来ることを」と活動されて
いる方々がいます。今回はそんな人たちを追ってみました。

全国で活動を展開する青年会議所の地域組織、川崎青年会議所
(JCI)では被災地に向けての支援物資提供活動を実施
しています。

------------------
■川崎青年会議所
http://www.kawasaki-jc.or.jp/aboutus/index.html
■最近の活動報告  被災地に向けて2回目の支援物資提供
http://www.kawasaki-jc.or.jp/action/march-2011.html#110319
■支援物資のお願い(PDFファイル)
http://www.kawasaki-jc.or.jp/project/citizens_ask.pdf
------------------

この青年会議所のメンバーが地域のコミュニティに支援を呼びかけ
その活動の輪が広がっています。

この呼びかけを受けて再開発地域にあるマンションの一つ、
レジデンス・ザ・武蔵小杉ではコミュニティ委員会が住民に対して
支援物資の提供のお願い
を呼びかけました。

■掲示板の告知
掲示板の告知

■回収箱
回収箱

掲示板をみた住民の方々が次々と支援物資を持ち寄り、翌朝には
大量のダンボール箱いっぱいの物資が集まりました。

■集まった支援物資(1)
集まった支援物資(1)

集まった支援物資は呼びかけを行ったメンバー宅へ運ばれ、さらに
地域住民や町内から集まった物資とともにまとめられました。中には
一輪車やスコップなどの工具類など大掛かりなものもありました。

■集まった支援物資(2)
集まった支援物資(2)

ここでは地域のボランティアのママさん達の手作業により仕分
行われていました。

■仕分作業(1)
仕分作業(1)

防寒用に提供された衣類を濡れないようにビニール袋に詰めたり、
サイズ別に仕分したり
していきます。これだけでも大変な作業です。

■仕分作業(2)
仕分作業(2)

仕分された支援物資には分類別に目的用途が分かるように次々に
貼紙が添付され
積まれていきます。

■JCIへ持込み
JCIへ持ち込み

こうして仕分された支援物資は再び車に積まれ、その後武蔵新城に
ある青年会議所(JCI)の中継所
に持ち込まれました。

■JCI中継所 救援物資受付窓口
JCI中継所 救援物資受付窓口

中継所ではさらに他の地域からも集められた物資が保管されて
いました。

■中継所の支援物資
中継所の支援物資

伺った話では支援物資は今夜横浜方面の集積所に移動され積み
替えられた後、被災地に向けて発送
されるそうです。

さて、このような被災地への支援活動を行う際に大きく2つの課題
あります。

一つは、自分も物資提供の支援ができる/やりたいと思っていても
どのようにやったらいいのかわからない
、という方が多いのでは
ないかという点です。

もう一つは現地で本当に必要としているものが何か分からないという
点です。

1番目の課題については、確かにネットで調べれば支援物資の窓口は
いくらでも見付かります。しかし自分でそこに持ち込んだり発送方法
を調べたりという活動
までとなるとなかなか手が付けられるものでは
ありません。

しかし今回のように地域コミュニティを通じて呼びかけを行うと
あっという間に物資が集まる
という状況があります。これは枠組み
さえあれば実は自分も協力したいと思っている大多数の人
がおり、
このような場合においても地域コミュニティの担う役割が重要となる
ことを窺い知ることができます。

次に2番目の課題についてはメディアでも報じられているとおり
必要な物資が現地に届かないという状況があることです。

これはまだ交通網の復旧もままならない状況で、行政の活動にも
限界があることでしょうし、そもそも被災地の隅々まで支援物資を
届けるルートが確立できていないためだと思われます。

このような場合、今回活動を行っている青年会議所のような
ボランティア団体のネットワークを通じて、必要な物資を現地まで
届け、あとは受け入れ先で待機している現地を熟知したメンバで
活動を行う
という方法は、有効な手段の一つだと思われます。
これは流通業界における集配システムとも似ている部分があります。

また今回呼びかけを行ったメンバーは、現地で被災地の各避難所を
回っているボランティアと直接連絡を取り合って、今なにが必要か
という情報を入手
し、呼びかけを行いました。
今回は特に毛布は足りているが防寒着が不足しているという情報が
もたらされました。

このようなリアルタイムの情報が入手され支援物資提供を呼びかける
活動地域で展開されるということはとても重要なことだと思います。

ここでもやはり地域のコミュニティを通じての活動がとても重要な
意味を持っています。

今回支援物資の仕分作業を手伝った最中には、入手難とされている
乾電池やお米
などもありました。

都会で買占め騒動などが起きるたびに複雑な気分になりますが、
その一方で身を切ってでも今回の活動にご協力いただいた方々
いるようなことを思うと、とても感慨深い思いがしました。

【関連リンク】
2010/12/17エントリ 武蔵小杉の「ひと」(6):レジデンス・ザ・武蔵
小杉(前編)

2010/12/18エントリ 武蔵小杉の「ひと」(6):レジデンス・ザ・武蔵
小杉(後編)

2011/3/11エントリ 大地震により武蔵小杉で大規模な停電が発生
2011/3/12エントリ 東日本大震災翌日の武蔵小杉
2011/3/13エントリ 東日本大震災時の武蔵小杉
2011/3/14エントリ 東日本大震災に伴う中原区の輪番停電と、
節電活動

2011/3/15エントリ 武蔵小杉で、広がる節電活動
2011/3/16エントリ 「2011富士通春まつり」が開催中止
2011/3/18エントリ 東日本大震災復興支援・川崎フロンターレによる
街頭募金活動

2011/3/19エントリ 川崎市発表の計画停電対象地域が更新、中原区
の多くが対象外に

2011/3/19エントリ 「2011丸子・小杉花見市」開催中止

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2011年
03月19日

「2011丸子・小杉桜まつり」開催中止

hatsushimo.gif

2011年4月3日開催予定の「丸子・小杉桜まつり」が開催中止となり
ました。
このたびの東日本大震災の発生により、同日の「富士通春まつり」も
中止
となっており、武蔵小杉周辺の春の2大イベントがいずれも開催
されないこととなります。

■「こすぎ名物花見市」中止の掲示
「こすぎ名物花見市」開催中止の掲示

「丸子・小杉桜まつり」は、丸子地区と小杉地区の合同イベントで、
「まるこ花見市」と「こすぎ名物花見市」の同時開催
という形態で
行われます。
上記の看板はそのうち「こすぎ名物花見市」のもので、開催中止の
旨が掲示
されています。

■2010年の二ヶ領用水の桜
2010年の二ヶ領用水の桜

■2010年の渋川の桜
2010年の渋川の桜

非常に残念ではありますが、桜の花が咲くのは決して中止には
なりません。

音楽や出店、大道芸なども楽しいですが、落ち着いて桜並木を眺め
るのも良いと思います。

ソメイヨシノの開花まではまだもう少しかかりそうですが、花開く
春の訪れを楽しみに待ちたいと思います。

【関連リンク】
2010/4/5エントリ 「2010丸子・小杉桜まつり」レポート
2011/3/11エントリ 大地震により武蔵小杉で大規模な停電が発生
2011/3/12エントリ 東日本大震災翌日の武蔵小杉
2011/3/13エントリ 東日本大震災時の武蔵小杉
2011/3/14エントリ 東日本大震災に伴う中原区の輪番停電と、
節電活動

2011/3/15エントリ 武蔵小杉で、広がる節電活動
2011/3/16エントリ 「2011富士通春まつり」が開催中止
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2011/3/19エントリ 川崎市発表の計画停電対象地域が更新、中原区
の多くが対象外に

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2011年
03月19日

川崎市発表の計画停電対象地域が更新、中原区の多くが対象外に

hatsushimo.gif

2011年3月18日の21:04に、川崎市公表による市内の計画停電対象
地域が更新
されました。
これにより、中原区の多くの地区が対象外となっています。

■川崎市緊急情報 地震に伴う計画停電の実施スケジュールについて
(3月19日分)
http://www.city.kawasaki.jp/kinfo/kinfo142/index.html

■川崎市内における計画停電を行う可能性のある地域の一覧表(PDF)
http://www.city.kawasaki.jp/kinfo/kinfo142/file_2.pdf

詳細は上記の川崎市ウェブサイトをご参照ください。
リストは今後も更新される可能性がありますし、予期せず状況が変わ
る可能性も十分ありますので、ご注意ください。

【関連リンク】
2011/3/11エントリ 大地震により武蔵小杉で大規模な停電が発生
2011/3/12エントリ 東日本大震災翌日の武蔵小杉
2011/3/13エントリ 東日本大震災時の武蔵小杉
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2011年
03月15日

武蔵小杉で、広がる節電の輪

hatsushimo.gif

昨日に引き続き、15日も中原区においては計画停電は実施されな
かった
ようです。しかしながら、首都圏の鉄道が大幅に本数を減ら
したことで混乱をきたしたことから、鉄道に対してより多くの電力を
振り分けることになり、電力需要は拡大
する見込みです。

中原区以外の全対象地域で見れば、15日についてはすべての
グループ(の一部地域)において計画停電が実施
されていました。
これは鉄道の混乱と計画停電の実施のどちらを取るか、トレード
オフの問題かと思います。

さて、そんな中武蔵小杉駅周辺においても節電活動が広がっており、
各所で店舗の看板を消灯したり、営業時間を切り上げたりといった
動きが見られるようになりました。

■法政通り商店街の節電ポスター
法政通り商店街の節電ポスター

法政通り商店街の電柱には、このようなポスターが貼られていました。
これは、Twitterを中心とした呼びかけで、全国のデザイナー、コピー
ライターが無償でポスターを作成し、フリーで解放
しているものです。

■節電ポスター
http://setsuden.tumblr.com/

上記のサイトを参照すると、非常に多くの作品が寄せられているのが
わかります。ひとつひとつ見ていくと、心に響くものがあります。

■「消すんじゃないんだよ、届けるんだよ。」
http://setsuden.tumblr.com/post/3807206075/
http-twitter-com-kinggeorge1103


私が個人的に良いと思ったのは、上記のコピーです。こういった作品で
人を動かすというのは、クリエイターならではの支援活動
ではないかと
思います。

■節電協力により閉店
節電協力により閉店

法政通り商店街の店舗を見てみると、外側の照明を落としている
店舗のほか、上記のように節電協力のために営業時間を短縮して
いる店舗もありました。

■照明を落としたTSUTAYA
照明を落としたTSUTAYA

法政通り商店街以外でも、各種チェーン店などが看板の照明を
落としている
のが目につきました。
普段が結構まばゆいので、暗くなってみるとかなり雰囲気が変わって
見えます。

■店舗内照明の間引き
店舗内照明の間引き

また、外側の看板だけでなく、店舗内の照明を一部間引いている
ところ
も多くみられました。
店内は多少薄暗い印象にはなりますが、買い物をするのには特段
支障ありません。

■「KOSUGI PLAZA」4日間休業のお知らせ
「KOSUGI PLAZA」4日間休業のお知らせ

昨日のエントリでも取り上げたように、本日15日から18日まで、
東急武蔵小杉駅南口のパチンコ店「KOSUGI PLAZA」は4日間の
休業
に入っています。
一定期間休業してしまうというのは、確かに節電効果は大きいですね。

       ※       ※       ※

さて、もう一度計画停電の話に戻りますと、引き続き流動的な状況
続いています。

■川崎市ウェブサイト 地震に伴う計画停電の実施スケジュールに
ついて(3月15日)
http://www.city.kawasaki.jp/kinfo/kinfo135/index.html

本日15日の計画停電についても、川崎市よりグループ分けの変更が
昼間に発表
されており、昨日も申しあげたように状況は刻一刻と変わ
っていく状況でした。
当然電力供給と連動して、鉄道の運行状況も流動的にならざるを
得ないわけです。

そのため、本ブログにおいて鉄道の運行状況や計画停電の状況を
情報として記載することは、逐一最新情報をキャッチアップできない
以上混乱の原因となるため、あくまでも主体者からの公式リリースを
参照いただくのが最善
と判断しております。

さまざま不安はありますけれども、情報を冷静に確認しつつ、目の前
でできる最大の支援
として、各地で展開されている節電活動に協力
していきたいと思います。

【関連リンク】
2011/3/11エントリ 大地震により武蔵小杉で大規模な停電が発生
2011/3/12エントリ 東日本大震災翌日の武蔵小杉
2011/3/13エントリ 東日本大震災時の武蔵小杉
2011/3/14エントリ 東日本大震災に伴う中原区の輪番停電と、
節電活動

Comment(2)

2011年
03月14日

東日本大震災に伴う中原区の輪番停電と、節電運動

hatsushimo.gif

東日本大震災発生から3日が経過しましたが、3月14日現在、関東
地方において電力の需給状況が逼迫しており、今後一定期間は
輪番で計画的な停電を実施する可能性
があります。
川崎市中原区についても輪番停電の対象となっておりましたが、
14日についてはごく一部の地区での実施にとどまり、中原区における
停電はありませんでした。

先ほど、東京電力より15日~18日における輪番停電の計画が発表
されています。

■東京電力ウェブサイト
http://www.tepco.co.jp/index-j.html

■東京電力プレスリリース 3月15日(火)の計画停電実施予定等に
ついて
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11031414-j.html

■神奈川県の輪番停電計画表(PDFファイル)
http://www.tepco.co.jp/images/kanagawa.pdf

■3月15日 グループごとの停電対象時間帯
第3グループ  6:20~10:00 の時間帯
第4グループ  9:20~13:00 の時間帯
第5グループ 12:20~16:00 の時間帯
第1グループ 15:20~19:00 の時間帯
第2グループ 18:20~22:00 の時間帯

上記を参照すると、中原区については第3~5グループに分類されて
いました。早朝から夕方にかけて、各地域で最大3時間停電する
計画となっています。
明日以降の停電状況が実際にどうなるか、気になるところですね。

14日については中原区においては停電がなかったわけですが、
だからといって街が平常通り動いていたわけではありませんでした。

■閉鎖されたJR武蔵小杉駅
閉鎖されたJR武蔵小杉駅

■JR武蔵小杉駅北口バスロータリーの行列
JR武蔵小杉駅北口バスロータリーの行列

武蔵小杉に接続している鉄道のうち、JR南武線、JR横須賀線、JR
湘南新宿ラインは朝の時点で終日運休と告知
されました。
それによって南武沿線道路を歩く方の数は平常よりもずっと多か
ったですし、路線バスには行列ができていました。

横須賀線については、夜になって2割程度の運行再開となりました
が、もともと本数が少ないものの2割ですので、1時間に1、2本程度
の運行でした。

■朝の東急武蔵小杉駅
朝の東急武蔵小杉駅 

東急東横線、東急目黒線についても朝から本数を減らしての運行
となり、午後から夕方にかけては多くの区間が運休
となりました。
武蔵小杉に到達するJR線が全滅しているために乗客が東急線に
集中
し、列車内は大変な混雑となっていました。

■営業休止のお知らせ
営業休止のお知らせ

また、各種店舗に着いては、計画停電が行われないことを前提に
営業を予定するわけにはいきませんので、停電時間帯を中心に
臨時休業
を行っているところが多く見受けられました。

計画停電については刻一刻と変化する状況に対応して東京電力が
判断をしていますので、非常に流動的なものとなっています。
明日以降の状況については、各自最新情報を確認する必要があ
ります。

このような非常事態にあたり、Twitter等ソーシャルメディアを中心
として「ヤシマ作戦」という名のもとに節電を呼びかける運動
行われています。

■ITmedia News 節電徹底へ「ヤシマ作戦」賛同者がTwitterで広がる
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1103/12/news017.html

■Twitter ハッシュタグ ヤシマ作戦
http://twitter.com/search?q=%23yashimasakusen110312

こういった呼びかけや各種一般メディア等における報道などに呼応
するかたちで、武蔵小杉周辺においても節電が広がっています。

■屋上照明を消灯したレジデンス・ザ・武蔵小杉
屋上照明を消灯したレジデンス・ザ・武蔵小杉

こちらは過去のライトダウンイベントなどでも消灯を行っていた
再開発地区のレジデンス・ザ・武蔵小杉ですが、今回も屋上照明を
オフにしています。

■最上部LEDを消灯したパークシティ武蔵小杉
最上部LEDを消灯したパークシティ武蔵小杉

レジデンスからすぐ近くのパークシティ武蔵小杉についても、最上部
のLEDを消灯していました。

■パチンコ店「KOSUGI PLAZA」
パチンコ店「KOSUGI PLAZA」

駅の西側の市街地においても、各店舗が看板の照明を落としている
ところが多く、パチンコ店も軒並み消灯していました。
こちらの「KOSUGI PLAZA」については、消灯だけではなく15日(火)
から18日(金)まで、4日間休業
することになっています。

また、このような外部的に確認できる照明だけでなく、中原区内の
オフィスビルにおいても、照明を一部落としたりといった節電活動
が行われていたようです。

全国的な節電活動が、計画停電実施見送りの決め手になったか
どうかはわかりませんけれども、各事業者、各家庭の取組みを合わ
せれば決して少なくない力にはなっている
のではないかと思います。

       ※       ※       ※

さて、電気の供給や公共交通機関の運行に関して、明日以降の
明確な見通しは立っていない
と考えた方がよさそうです。
本日の状況を見ると、一旦公式に発表されたことも直前になって変更
になる可能性
が十分にあります。

本ブログにおいてもいつも通り情報を整理してお知らせしたいところ
ですが、このような状況ですと逐次更新されない情報がかえって混乱
の原因となりかねず、
なかなか難しいところです。

電力供給については電力会社、公共交通機関については交通事業
者の公式リリースをご確認いただくのが一番
かと思います。
また、Yahoo!等報道機関と連携したポータルサイトで最新情報を
得ることも可能
ですが、ピックアップされた報道内容からは状況が
変動していく可能性がありますので、ご注意ください。

■Yahoo! News 計画停電
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/scheduled_blackout/

しばらく不便が続きますけれども、中原区においてはまだまだ平常
に近い生活
ができておりますので、冷静に、節電等できうる対応を
していければと思います。

【関連リンク】
2011/3/11エントリ 大地震により武蔵小杉で大規模な停電が発生
2011/3/12エントリ 東日本大震災翌日の武蔵小杉
2011/3/13エントリ 東日本大震災時の武蔵小杉

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2011年
03月13日

東日本大震災時の武蔵小杉

karejishi.gif

■はじめに:
今回の震災で被害にあわれた方へ心よりご冥福をお祈りいたします。
この記事は興味本位で被害状況を写すものではなく、今後想定される
関東地方での大規模災害に備え、我々地域住民で何が出来るのかを
考える一助
になればと思うものです。

筆者は地震発生時には南武線の登戸駅付近で電車に乗っていました。
当初脱線したのかと思うような激しい揺れでしたがその後乗客の中
から、「東北で大地震」「大津波警報」といった声が挙がるのを
聞いて事態を知るようになりました。

当然ながら携帯などは一切繋がらず不安がつのりましたが、徒歩→
タクシーと乗り継ぎ2時間ぐらいかけて武蔵小杉周辺まで帰り着き
ました。
震災時にたまたまそれほど遠くない場所にいたので比較的
帰着が早かったことは運が良かったと思います。

その後武蔵小杉駅周辺を見て回りました。

-------

■3/11 17:46 再開発地区のスーパー フーディアム
3/11 17:46 再開発地区のスーパー フーディアム

初めに見て回ったのが再開発地区の店舗群ですが、軒並み停電に
なり閉店
していました。これは隣接するタワーマンションが1棟
まるごと停電となっているため、この影響によるものと思われます。

■3/11 17:47 再開発地区 中原市民館横のam/pm
3/11 17:47 再開発地区 中原市民館横のam/pm

向かい側、中原市民館の入る建物の1階にあるコンビニも同様に
停電で閉店
していました。再開発地区のマンション群ではこの様に
1階に店舗、上階に居住区となっている建物が多く見受けられますが
電力供給系統としては建物が停電すると全て影響を受ける様子が
伺えます。

■3/11 17:48 綱島街道
3/11 17:48 綱島街道

元住吉・日吉方面に向かう道路を撮影したものですが、既に大渋滞
となっていました。帰宅する途中で通った南武沿線道路も溝の口から
武蔵小杉方面にかけては上下線とも大渋滞でした。このように地震
からわずか数時間で幹線道路が軒並み機能しなくなる
ことは非常に
恐いことだと思います。この渋滞は深夜まで続いた模様です。

■3/11 17:50 武蔵小杉新駅広場のスーパーデリド
3/11 17:50 武蔵小杉駅広場のスーパーデリド

今回の地震では電力等のインフラの被災を免れた
レジデンス・ザ・武蔵小杉の1階に入るスーパー
です。買出しに
来た人たちが行列をなしています。

行列には心なしか会社員姿の方々が多いように見受けられました。
電車が止まったため徹夜を覚悟した周辺の会社員の方でしょうか?
もしくはここから徒歩で帰宅される方々でしょうか。

この店舗その後入場規制がかかり、通常より早めの夜22時ごろ
には閉店となった模様
です。震災発生時には食料や非常品の確保
をしたくなる気持ちは理解できます。特に大きな混乱はなかった
ようですが、このような事態では冷静に対処頂きたいと思います。

■3/11 17:51 武蔵小杉駅 新南改札口
3/11 17:51 武蔵小杉駅 新南改札口

3/11 17:51 武蔵小杉駅 新南改札口

駅改札に向かう通路です。灯が消え真っ暗な状態です。
このとき既に南武線、横須賀線ともに不通となっていましたが、
それでもなんらかの情報を求めて改札方面へ行き来する人々が
見受けられました。

このときホームにはちょうどオレンジ色の湘南新宿ラインが停止して
いました。この路線は総経路がかなり長く遠地を目的地とされていた
にもかかわらず下車を余儀なくされた方々も多かったのでは
なかったかと思います。

■3/11 17:52 新駅広場前のタクシー待ち行列
3/11 17:52 新駅広場のタクシー待ち行列

新駅広場前のタクシー乗り場で待ち行列をなす人たちです。
後日都心方面から帰宅した人から伺った話では都心の駅前でタクシー
を一晩待ったが来たのはわずか4台だった
とのことでした。
前述の幹線道路の渋滞でも書いた通り、この状況では一旦出た
タクシーが戻ってくるのは容易な状況ではなかったことでしょう。

■3/11 17:53 野村不動産武蔵小杉ビル
3/11 17:53 野村不動産武蔵小杉ビル

新駅広場に面する野村ビルですが、ここもここもなぜか電力が生き
ているようで1棟まるごと点灯しています。この様に区画ごとに
電力の死活に差がある理由はよく分かりません。

■3/11 17:53 新駅広場前の交差点の信号
3/11 17:53 新駅前広場の交差点の信号

新駅広場前の交差点の信号は消灯していました。筆者が帰宅する
途中でも信号の消灯や店舗の停電を数多く見かけました。

この信号はちょうど1年前、2010年3月の横須賀線武蔵小杉駅の開業
と同時に設置
されたものですが、それ以前は無信号状態で、交差点前
では車両は一旦減速しゆっくりと通過していました。当時の状態に
戻ったわけですが当時とは異なる点は人通りが圧倒的に増えています。

幸い事故等には至らなかった模様ですが、他の箇所ではいち早く
人手で手信号の整理を行っているような光景も見かけたのに比べると
少々危険なように感じました。

■3/11 17:58 NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの事務所
3/11 17:58 NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの事務所

日が暮れてきました。
再開発地区にあるNPO小杉駅周辺エリアマネジメントの事務所には
周辺のマンションから非難されてきた住民が多く集まっていました。
しかし、周辺のマンション群と同じく事務所にも電力が通って
いませんでした。多くが小さなお子さんを連れたお母さん方でした。
灯も暖房もない中で懐中電灯やろうそくの火を頼りに不安な時を
過されたことと思います。

■3/11 18:06 野村ビル1階の店舗
3/11 18:06 野村ビル1階の店舗

電力が生きている野村ビルでは1階の店舗群は通常通り営業している
模様でした。ここだけ見ると一見震災の被害などないような平和な
光景です。

■3/11 20:08 レジデンス・ザ・武蔵小杉
3/11 20:08 レジデンス・ザ・武蔵小杉

先ほどの場所に戻りまして、電力インフラの被災を免れた
レジデンス・ザ・武蔵小杉ではNPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント
や周辺マンションと協力して、周辺住民の受け入れを決定
しました。
マンション1階のロビーを開放し、小さなお子さんを連れた家族や
エレベーターが停止していることによる帰宅困難者を受け入れて
いました。先般当ブログのインタビュー記事でも取り上げた
コミュニティ委員会の保崎さんが率先して陣頭指揮を取っていました。

■3/11 22:49 綱島街道
3/11 22:49 綱島街道

夜22時過ぎごろより周辺でも徐々に電力が回復してきました。
信号や街灯も点灯してきました。この時間綱島街道では徒歩で帰宅
する方々の行列
がまだまだ続いていました。

しかし被災を受けたエレベーターの動力は回復せず順番に点検を
待っている状況でした。結局一番遅いところでは深夜2時ごろまで
復旧が続いた模様
です。

■3/12 06:09 レジデンス・ザ・武蔵小杉
3/12 06:09 レジデンス・ザ・武蔵小杉

翌朝、レジデンスさんに再びお邪魔しました。
この緊急避難所では数十名の方々が一夜を過されたとのことでした。
住民のみなさんが徹夜で交代番をされたとのことで大変ご苦労なこと
だったと思います。

写真は読売新聞が被災者の方に無償で新聞をご提供頂いたとのこと
でした。このような状況でも新聞の配達が行われていることは驚き
でしたが、被害にあわれた方々が何よりも欲しいのは情報です。
こういった無償のご協力には大変感慨深いものがあります。

-------
以上は筆者が当日周辺を回った時に知りえた限りの情報です。
その後武蔵小杉周辺では大きな混乱もなく、街は徐々に平穏を
取り戻しつつありますが、いまこの原稿を書いている現在も
たびたび余震を感じています。

今回の災害を教訓とし、より地域での備えが充実すればと思います。

【関連リンク】
2010/12/17エントリ 武蔵小杉の「ひと」(6):レジデンス・ザ・武蔵
小杉(前編)

2010/12/18エントリ 武蔵小杉の「ひと」(6):レジデンス・ザ・武蔵
小杉(後編)

2011/3/11エントリ 大地震により武蔵小杉で大規模な停電が発生
2011/3/12エントリ 東日本大震災翌日の武蔵小杉

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2011年
03月12日

東日本大震災翌日の武蔵小杉

hatsushimo.gif

東北・関東を襲った大震災の発生から1日が経過しました。
震源地に近い宮城県等における甚大な被害の全貌があきらかに
なりつつあり、痛ましい映像が各種メディアにおいて報道されてい
ます。

武蔵小杉では昨日に比べ街が落ち着きを取り戻したように見えます
が、鉄道の運行を含め、やはり災害の影響を受けている部分があり
ます。
今回は提供いただいた写真も交え、震災翌日の武蔵小杉の状況
レポートいたしたいと思います。

■鉄道網の麻痺
鉄道網の麻痺

昨日に引き続いて鉄道網は完全に回復せず、運休または平常の
何割かの運行
となっている状況が終日続いていました。
こちらはJR武蔵小杉駅の運行情報ビジョンですが、ご覧のとおり
ほとんど全ての路線が赤く表示されています。

■南武線快速電車運行中止
南武線快速電車運行中止

本日はJR東日本ダイヤ改正の初日にあたり、南武線快速電車が
運行開始される予定となっていましたが、このような状況下、当然
ながら運行中止
となっていました。

上記の電光掲示板に15:00、15:18の各駅停車立川行が表示され
ていますが、平常ダイヤではこの間に15:06の各駅停車登戸行、
15:12の快速立川行きが設定
されています。
全列車各駅停車化というよりは、快速電車は運休にしたという扱い
のようです。

■臨時休業の店舗
臨時休業の店舗

東急線も同様に平常よりも少ない本数で運行されていましたが、
東急武蔵小杉駅の構内では「住まいと暮らしのコンシェルジュ」が
臨時休業
となっていました。
他にも同様に、臨時休業や営業時間の短縮などを行っていた店舗
があったようです。

■スーパーの商品入荷への影響
スーパーの商品入荷への影響

スーパーマーケットでは、地震の影響により流通ルートが平常通り
動かなくなり、上記のように一部商品が未入荷になったりしていま
した。
また、カップラーメンなどの保存食、ミネラルウォーターなども買い
だめする方が列をなし、品薄となっている状況
です。

■電池等の品切れ
電池等の品切れ

もっとも商品の在庫が払底していたのが、単1の乾電池です。
単1の乾電池は懐中電灯に使われることが多く、昨日の停電、
また今後ありえる計画停電の対策のために購入する方が多く、
武蔵小杉駅周辺のほとんどの店舗で品切れとなりました。

■剥離した建物壁面
剥離した建物壁面

また、建物にも全く被害がなかったわけではなく、今回の地震により
壁面の剥離が発生している建物も見受けられました。
こちらは比較的最近建設されたマンションですが、ご覧の通り壁面
の一部が落下しています。

あくまでも表面の素材の剥離であり、建物躯体そのものには何ら
支障はない
ものと思いますが、落下したりすると危険ですので、
周囲は立ち入り禁止となっています。

■府中街道沿いの倒壊リスクがあった建物跡地
府中街道沿いの倒壊リスクがあった建物跡地

そういう意味では、2011/2/6エントリでご紹介した、府中街道沿いの
建物の解体が完了
していたのは、事故を未然に防止することが
できたのかもしれません。
この建物は、倒壊リスクがあるために以前から警告文が掲示されて
おり、先般解体が完了したばかりでした。もう少し解体が遅かったら、
危険な状態だった可能性もあります。

       ※       ※       ※

大体このようなところで、軽微ながらも、武蔵小杉にも確実に震災の
影響は波及しています。懸念されていた計画停電については、とり
あえず明日まで回避されている
ようですが、今後の見通しについて
はわかりません。
明後日からは平日となり、この土日とは街の動きがまた違ったものに
なってくると思いますが、まずは冷静に対処していきたいと思います。

また、申しあげるまでもないことですが、震源地に近い地域において
は未曽有の大災害となっており、数多くの方々の安否がわからない
状況となっております。
一人でも多くの方のご無事を、武蔵小杉からお祈り申し上げます。

【関連リンク】
2011/2/6エントリ 府中街道沿いの「危険で危ない」建物が解体着手
2011/3/11エントリ 大地震により武蔵小杉で大規模な停電が発生

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