武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2023年
02月02日

東急武蔵小杉駅構内と周辺・中原区役所の川崎フロンターレ装飾が2023シーズン版に更新、新キャプテン橘田健人や川崎復帰の宮代大聖も

武蔵小杉駅周辺では、東急武蔵小杉駅コンコース内など各所に川崎フロンターレと川崎ブレイブサンダースの装飾が展開されています。

このたび川崎フロンターレの装飾ビジュアルが更新され、2023シーズン版になりました。

■武蔵小杉周辺の川崎フロンターレ装飾


■東急武蔵小杉駅コンコース内「こすぎアイ」の広報ビジュアル
 東急武蔵小杉駅「こすぎアイ」の川崎フロンターレ広報ビジュアル

東急武蔵小杉駅のコンコースには、東急や地域の広報コーナー「こすぎアイ」が2017年に設置されました。

そのスペースを活用して、2019年10月に川崎ブレイブサンダースと川崎ブロンターレが広報ビジュアルが導入され、「スポーツの駅・武蔵小杉」としてお披露目されました。

シーズンごとにユニフォームや選手も入れ替わりがあり、それぞれシーズン開幕にあわせて更新が行われています。

■脇坂泰斗・橘田健人・ジェジエウ各選手
脇坂泰斗・橘田健人・ジェジエウ各選手

「こすぎアイ」では、ベンチの周りが装飾されています。
向かって左側は、脇坂泰斗(わきざかやすと)・橘田健人(たちばなだけんと)・ジェジエウの3選手でした。

■脇坂泰斗選手
脇坂泰斗選手

脇坂泰斗選手は、2022シーズンに中村憲剛さんの「背番号14」を継承した中盤の要です。

川崎フロンターレユースから阪南大学を経てトップチームに加入し、足元でボールを「ビタ止め」して一瞬のターンでチャンスを作る技術はJリーグでも随一です。

2022シーズンはベストイレブンを受賞し、川崎フロンターレを代表する選手となりました。

■橘田健人選手
橘田健人選手

橘田健人選手は、桐蔭横浜大学から今季加入3年目を迎えます。

ルーキーイヤーから中盤で存在感を発揮し、1年目、2年目はJリーグ優秀選手賞を受賞。今季はベストイレブンを目指します。

あらゆる試合で全力を尽くし、鋭い出足でピッチを駆けてボール奪取を続ける姿はもはや「川崎フロンターレの心臓」ともいえます。

鬼木監督の信頼も厚く、今季はカタールに移籍した谷口彰悟選手のあとを継ぐキャプテンに選ばれました。

■ジェジエウ選手
ジェジエウ選手

ジェジエウ選手は、川崎フロンターレの最終ラインを防衛するセンターバックです。

スピード、フィジカル、ジャンプ力など「モンスター級」の能力を持ち、「ディフェンスで歓声が上がる」選手です。

昨季までセンターバックのコンビを組んでいた谷口彰悟選手が移籍したため、今季ジェジエウ選手にかかる期待は一層大きくなります。

■宮代大聖選手・チャナティップ選手
宮代大聖・チャナティップ選手

そして向かって右側は、宮代大聖(みやしろたいせい)選手・チャナティップ選手でした。

■宮代大聖選手
宮代大聖選手

宮代大聖選手は、川崎フロンターレユースから直接トップチームに昇格した生え抜き選手です。
ポジションはフォワードで「川崎の大砲」と呼ばれています。

フォワードは小林悠選手やレアンドロ ダミアン選手などこれまで有力な選手が揃い、出場機会が限られるためレノファ山口、徳島ヴォルティス、サガン鳥栖にレンタル移籍をしてきました。

昨季はサガン鳥栖で活躍し、J1リーグでキャリアハイの8得点を記録。
今季より満を持して川崎フロンターレ復帰となりました。

シーズン開幕時点でレアンドロ ダミアン選手、小林悠選手がともに負傷、また同じくフォワードの知念慶選手も鹿島アントラーズに完全移籍をしたこともあり、開幕からの期待が高まります。

■チャナティップ選手
チャナティップ選手

チャナティップ選手は、「タイでは知らない人がいない」ほどの知名度を持つ英雄です。
北海道コンサドーレ札幌で活躍し、昨季から川崎フロンターレに移籍しました。

昨季は負傷もありフル稼働ができませんでしたが、小回りのきくドリブルやショートパス連携ではスタンドが沸くプレイも随所にみられました。

チャナティップ選手が川崎フロンターレにフィットしたときには、大きな戦力となることは間違いないでしょう。

笑顔で愛されるキャラクターも持ち味で、今後地域活動も徐々に復活していくであろう川崎フロンターレにはピッチ以外でもフィットできるように思います。

■「こすぎアイ」の全景
こすぎアイの全景

東急武蔵小杉駅の情報発信スポット「こすぎアイ」では、川崎フロンターレ装飾が行われているベンチ側の向かいに、大型の映像装置があります。

映像装置側は川崎ブレイブサンダースの装飾が行われていまして、こちらは2022-23シーズンになっています。

また映像装置では川崎フロンターレの情報発信のほか、弊紙「武蔵小杉ライフ」によるニュース配信も行われていますので、ご覧になってみてくだっさい。

■JR線側改札口の大島僚太選手
改札口の大島僚太選手

大島僚太選手

そして東急武蔵小杉駅では、JR線側の改札口の柱でも川崎フロンターレ装飾が行われています。

柱の改札口側は、大島僚太(おおしまりょうた)選手でした。
この場所は昨季は谷口彰悟選手の装飾が行われていたところです。

大島僚太選手は、「Jリーグで一番上手い」と評されるほどの技術の持ち主で、川崎フロンターレの「キング」とも呼ばれます。

特に2021~2022シーズンは筋肉系の負傷に悩まされ、出場試合数がかなり限られましたが、復帰するとすぐにトップレベルのプレイができる実力はさすがでした。

今シーズンはユニフォームの名前を「OSHIMA」から「RYOTA」に変更し、心機一転川崎フロンターレの「10番」としてシーズンを通した活躍が期待されます。

■家長昭博選手
家長昭博選手

大島僚太選手の反対側は、家長昭博(いえながあきひろ)選手した。

家長昭博選手は、36歳の大ベテランですが、昨季は右サイドでリーグ戦全試合に出場するなど圧倒的な存在感を示しました。

利き足は左ですが左右両足を自在に使いこなし、強靭なフィジカルを活かした高いボールキープ力があることで、右サイドバックの日本代表・山根視来(やまねみき)選手の攻撃参加にもつながっています。

今季、キャンプ中の負傷があり開幕戦に不在となるかもしれませんが、今季も欠かせない戦力でしょう。

■こすぎコアパークの橘田健人選手
こすぎコアパークの橘田健人選手

武蔵小杉駅周辺の川崎フロンターレ装飾も、同様に2023シーズン版に更新されていました。

こちらは駅前広場「こすぎコアパーク」の交通案内板裏側で、今シーズンのキャプテン橘田健人選手になっていました。

昨シーズンは脇坂泰斗選手だったところです。

■中原区役所正面玄関の川崎フロンターレ装飾
中原区役所正面玄関の川崎フロンターレ装飾

中原区役所正面玄関の川崎フロンターレ装飾

中原区役所正面玄関の川崎フロンターレ装飾

最後は、中原区役所正面玄関の川崎フロンターレ装飾です。

中原区役所では、昨年「かわさきスポーツパートナー」である川崎フロンターレ、川崎ブレイブサンダース、NECレッドロケッツ、富士通レッドウェーブ、富士通フロンティアーズの装飾が行われました。

そのうち正面玄関が川崎フロンターレになっていまして、ここは従来谷口彰悟選手だったものが脇坂泰斗選手に更新されました。

それ以外の部分は、従来通りかと思います。

■新シーズンの商店街ポスター
新シーズンのポスター

先日取材レポートをお届けした「商店街挨拶回り」では、選手らが2023シーズンのポスターを配布して回りました。

商店街各店舗に掲示されていますので、ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。

今シーズンはまずはJ1リーグの「タイトル奪還」がテーマとなります。

駅周辺の装飾や商店街のタペストリー、ポスターも新シーズン版に更新され、シーズン開幕が近づいてきたのを実感します。

(はつしも)

【関連リンク】
(2023シーズン関連)
2023/1/11エントリ 川崎フロンターレが2023必勝祈願・新年ご挨拶回りを3年ぶり実施、中原区内を小林・家長・大島・車屋ら各選手が回り橘田選手は「アボカド隊長」で登場
2023/1/21エントリ 川崎フロンターレの商店街タペストリーが2023シーズン版に更新、向河原~平間などで付け替え

(こすぎアイ関連)
2017/4/5エントリ 東急武蔵小杉駅コンコースのリニューアルが完了、川崎フロンターレも登場する情報発信&イベントスポット「こすぎアイ」が正式供用開始
2019/10/4エントリ 東急武蔵小杉駅が川崎フロンターレ・川崎ブレイブサンダース仕様に装飾、「スポーツの駅」お披露目にふろん太・カブレラ・ロウルが登場
2020/10/30エントリ 武蔵小杉駅周辺の川崎ブレイブサンダース広報ビジュアルが新シーズン版に更新、チームスローガン「UN1TE」掲げ
2021/1/31エントリ 東急武蔵小杉駅の川崎フロンターレビジュアルが2021シーズン版に更新、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のグッズショップは本日取り扱い終了に
2022/2/1エントリ 武蔵小杉駅の川崎フロンターレビジュアルが2022シーズン版に更新、中村憲剛さんから継承「14番」脇坂泰斗選手が登場
2022/9/5エントリ 東急武蔵小杉駅が広報ビジョン「こすぎアイ」刷新、川崎フロンターレ選手映像や「武蔵小杉ライフ」の地域ニュース配信をスタート
2022/9/25エントリ 武蔵小杉駅の川崎ブレイブサンダース装飾が2022-23シーズン版に更新、チームスローガンは「FULL THROTTLE -その世界は強いほど美しい-」

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2023年
01月29日

「Jリーグマスコット総選挙2023」最後の開催に川崎フロンターレ「ワルンタ」がエントリー、「#ワルンタを国立へ」キーワードに支援集まる

Jリーグでは、例年各クラブのマスコットの人気投票を行う「Jリーグマスコット総選挙」を開催してきました。
毎年シーズン前に盛り上がってきた企画でしたが、今回の「2023」が最後の開催となります。

TwitterおよびJリーグ公式アプリで2月3日(金)18:00まで投票を行い、4位以下は2月8~10日にJリーグの公式SNSで発表され、ベスト3は特別な演出で発表(※調整中)されることとなっています。

これは過去の例に倣うと、2月11日に国立競技場で開催される「FUJIFILM SUPER CUP 2023」で発表されることが予想されます。

川崎フロンターレではこれまで「ふろん太」「カブレラ」がエントリーしてきましたが、最後のマスコット総選挙は「ワルンタ」がエントリーすることとなりました。

ワルンタはその名前の通りヒール役で、常にダルそうであまり仕事もしないことに定評がありますが、この総選挙にあたり想像以上の応援を受けています。

「#ワルンタを国立へ」のフレーズのもと、多くのファン・サポーターだけでなく川崎ブレイブサンダース・NECレッドロケッツなどの公式twitterも応援に加わるなど、多くの方の協力で現在上位につけているようです。

■Jリーグtwitter マスコット総選挙「ワルンタ」投票用ツイート

まずこちらが、Jリーグマスコット総選挙2023の投票用ツイートです。

このツイートを「公式リツイート」(引用リツイートは無効)することで、「ワルンタ」に1票が入ります。

このほか、Jリーグ公式アプリからの投票も可能です。

■2019年「成人式」のヤンキー座りワルンタ
ヤンキー座りで記念撮影

■大分トリニータの「ニータン」の台車に座ってしまったワルンタ
ニータン

■ダルそうにホームゲームイベントに参加するワルンタ
ドールランド春のワルンタ

こちらは、平常運転のワルンタです。
基本的に態度が悪く、いつもダルそうにしています。

ホームゲームイベントのじゃんけんゲームも、寝転がってしまいました。

ただそもそも働きたくないので登場自体しないことも多く、「出動しているだけでサプライズ」というレア感も人気になっています。

■やさしいワルンタ
やさしいワルンタ

■高円宮杯ファイナルで気合を入れるワルンタ
選手を迎えるワルンタ、カブレラ、ふろん太

ただ、本サイトで取材させていただいた、発達障がい児のサッカー体験「えがお共創プロジェクト」では、子どもたちに優しく接する姿も見せてくれました。

また高円宮杯U-18プレミアリーグファイナルなど、ここ一番というときには選手らを鼓舞する姿もみられるときがあります。

川崎フロンターレ公式の紹介によると、「クラブ愛は人一倍ある」ということでした。

そんなワルンタのツンデレなキャラクターが人気を呼び、今回の「Jリーグマスコット総選挙」では「#ワルンタを国立へ」、つまり上位3位に押し上げようという機運が盛り上がっています。

これはメインキャラクターのふろん太、またカブレラも達成できなかったことです。

■過去の川崎フロンターレマスコットの実績
2013年 13位(ふろん太)
2014年 13位(ふろん太)
2015年 6位(ふろん太)
2016年 13位(ふろん太)
2017年 8位(カブレラ)
2018年 8位(ふろん太)
2019年 8位(ふろん太)
2020年 12位(ふろん太)
2021年 11位(ふろん太)
2022年 12位(カブレラ)

このように、過去の最上位は2015年の6位(ふろん太)でした。

■川崎ブレイブサンダースtwitter

■NECレッドロケッツtwitter
前述の通り、この盛り上がりにを後押しすべく、川崎市に本拠を置く「かわさきスポーツパートナー」の仲間である「川崎ブレイブサンダース」「NECレッドロケッツ」などのtwitterも「#ワルンタを国立へ」に協力されています。

上記はメッセージ用の引用リツイートで、別途公式リツイートで有効投票もされていました。

■川崎フロンターレ応援チャンネル「ポチャフロ」のPR動画


また、川崎フロンターレ応援Youtubeチャンネル「ポチャフロ」では、「勝手に」ワルンタの総選挙プロモーションビデオを作っていました。

■JリーグTwitter ワルンタのPR動画
そしてワルンタからも、PR動画が届いています。
ふろん太がサポートしていますが、ワルンタはいつもの調子ですね。

■武蔵小杉駅北口の「アズーロ・ネロ×フロカフェ」前の「#ワルンタを国立へ」
ワルンタを国立へ

ワルンタを国立へ

「#ワルンタを国立へ」盛り上がりはクラブでも想像以上だったようです。

後を追いかけるかたちで、武蔵小杉駅北口のオフィシャルグッズショップ&カフェ「アズーロ・ネロ×フロカフェ」に「#ワルンタを国立へ」のチョークアートやディスプレイが登場しました。

■ワルンタ、ふろん太、カブレラのぬいぐるみ
ワルンタ、ふろん太、カブレラのぬいぐるみ

「Jリーグマスコット総選挙」の投票は、2月3日(金)までです。

ふろん太、カブレラもなしえなかったベスト3入り(※発表方法は調整中)は果たして実現できるでしょうか。

まずはどこまで得票数を伸ばせるかと、2月8日~10日の4位以下の発表にワルンタが入っているかどうかが、注目されます。

【関連リンク】
Jリーグマスコット総選挙2023
Jリーグマスコット総選挙2023 マスコット紹介 ワルンタ

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2023年
01月21日

川崎フロンターレの商店街タペストリーが2023シーズン版に更新、向河原~平間などで付け替え

川崎フロンターレでは、川崎市内の商店街に毎年タペストリーを掲出しています。

デザインを変更しつつ10年以上にわたって継続しており、昨年は「26(フロ)周年」デザインでした。

■昨年の「26(フロ)周年」デザイン
フロ周年デザイン

昨年はデザイン自体が2022シーズン限定でしたし、またタペストリーは風雨に晒されますので1年経過しますと結構くたびれてきます。

そのため、毎年年末から年始にかけて、商店街やサポーター有志の協力を得て順次タペストリーを更新していきます。

昨年12月24日には、JR南武線の平間駅~向河原駅にかけての商店街タペストリーが新シーズン版に更新されましたので、ご紹介いたします。

■川崎フロンターレの新タペストリー
北谷町通り商店会の新タペストリー

こちらは、向河原駅から平間駅の間にある「北谷町通り商店街」です。

商店街が多少アップダウンしながらまっすぐ伸びていますので、見ごたえのあるタペストリー撮影が可能です。

■向河原商栄会「鮪ぎゅう」のタペストリー
鮪ぎゅうのタペストリー

通常、商店街タペストリーは街路灯など高い場所にあることが多いのですが、間近に眺めるなら向河原の「鮪ぎゅう」がお勧めです。

ここは店先ののれんのように、目線の位置にタペストリーが掲出されています。

■新しいタペストリー
新しいタペストリー

新しいタペストリーデザインは、中央に川崎フロンターレのエンブレム。

マスコットキャラクターの「ふろん太」「カブレラ」が描かれ、下にあるのは等々力陸上競技場メインスタンドですね。

まだタペストリーの更新が済んでいない商店街もありますが、順次作業が進められ行く予定です。

■陸前高田ランド仕様のタペストリー(2022年11月撮影)
陸前高田ランド仕様のタペストリー

「陸前高田ランド」仕様のタペストリー(2022年11月撮影)

川崎フロンターレのタペストリーは、ホームゲームの企画に対応した特別仕様も登場します。

こちらは「陸前高田ランド」仕様のタペストリーです。

マスコットキャラクターの「カブレラ」と陸前高田市の「たかたのゆめちゃん」が、交際の末「ゴールイン」したことを記念したものになっています。

■「多摩川クラシコ」仕様のタペストリー
等々力緑地の「多摩川クラシコ」タペストリー

ほかにも、FC東京都の対戦時に登場する「多摩川クラシコ」仕様や、ハロウィンイベント時に登場する「KAWAハロー!ウィンPARTY」仕様などがあります。

等々力陸上競技場だけでなく、武蔵小杉駅周辺などにも登場しますので、2月以降に始まる
2023シーズンに注目してみてください。

【関連リンク】
川崎フロンターレ 「商店街タペストリー付け替え作業」参加者募集のお知らせ
2022/2/10エントリ 川崎フロンターレの「26(フロ)周年」タペストリーが向河原・平間などに登場、武蔵小杉・等々力陸上競技場周辺に「多摩川クラシコ」タペストリーも
2022/3/3エントリ 川崎フロンターレが浦和に逆転勝利でリーグ首位、武蔵小杉・等々力陸上競技場周辺に「26(フロ)周年タペストリー」出揃う
2023/1/7エントリ 「川崎ゆかり」W杯日本代表選手への感謝・応援メッセージが市内各所に登場、中原図書館・新城高校・鷺沼小・フレルさぎ沼を巡る

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2023年
01月11日

川崎フロンターレが2023必勝祈願・新年ご挨拶回りを3年ぶり実施、中原区内を小林・家長・大島・車屋ら各選手が回り橘田選手は「アボカド隊長」で登場

本日、川崎フロンターレの「必勝祈願・新年ご挨拶回り」が行われ、2023シーズンが本格的に始動しました。

「必勝祈願」は恒例の川崎大師において行われました。
その後選手たちが「新年ご挨拶回り」として、川崎市内各商店街を手分けして回り、サポートショップにご挨拶しながらポスター・サイン入り色紙を配りました。

またこれとあわせて、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店・フレルさぎ沼において「かわさき応援バナナ・かわさき応援アボカド」選手販促活動が行われました。

必勝祈願・新年ご挨拶回り

武蔵小杉では車屋紳太郎選手・永長鷹虎選手、新丸子では家長昭博選手・松長根悠仁選手、元住吉では大島僚太選手、向河原では小林悠選手が挨拶回りを行い、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店では橘田健人選手が来店して販促活動を行いました。

2021、2022シーズンはコロナ禍により「新年ご挨拶回り」「販促活動」ができない状態が続いてきましたが、今回は3年ぶりの実施となりました。

■川崎大師
川崎大師  

■川崎大師での護摩祈祷
護摩祈祷

護摩祈禱

■住職さんのお話
住職さんのお話

川崎フロンターレでは、年明けまでに各選手の契約更新や新入団契約を終え、新シーズンを戦うチームで川崎大師を訪れ、必勝祈願を行うのが恒例になっています。

必勝祈願では、川崎大師の本殿内に選手・監督らが集まり、炎の前で護摩祈祷を行います。

祈祷ののちにお札を受け取り、終了となりました。
また今回は、祈祷後の住職さんのお話もメディアに公開されました。

■鬼木監督囲み取材
鬼木監督囲み取材

必勝祈願に続いて、川崎大師の事務所内で恒例の囲み取材です。
最初は鬼木監督です。

インタビューの全文をお伝えいたします。

--新シーズンを迎えて今のお気持ちは。

新たな気持ちというか、昨年タイトルを取れなかったので、そういう意味で言うとまたみんなでスタート、もう始まっているので、楽しみながらやれていると、そういう状況です。

--今年の初夢は。

いや、まだ見ていないかもしれないですね(笑)。


--昨季タイトルを取れなかったが、今年変えようと思っていることは。

変えるというよりも、よりアグレッシブに、エキサイティングなゲームがができるような、そういう取り組みをしたいと思っていますね。昨年タイトルを取れなかったですけれども、すべてを否定するものではないと思っていて、積み上げてみたもの、成長してきている選手もいますし、どんどん上積みしてければ、そういう思いでいます。

--新キャプテンについては。


何人か頭の中にはありますけれども、その中で今週しっかりトレーニングを積んで、キャンプくらいには決めて選手に報告できればと思います。

--今年への意気込みは。

まずはタイトルをもう1回取ると。Jリーグの優勝というものを掲げながら。もうひとつは地域の皆さんにサッカーで喜んで貰えるようなクラブになりたいですし、そういう選手にもなっていってほしいので、とにかく夢や希望、感動を与えられるチーム、選手になっていってほしいと思います。そういうものを突き詰めていきたいと思います。

--3年ぶりの商店街あいさつ回りについては。

いつも生の声を聴けますし、いつも元気をもらっているので、その分御礼というか、感謝を伝えられるチャンスでもあるので、そういう機会になればと思います。

■脇坂泰斗選手取材
脇坂泰斗選手取材

例年、囲み取材は監督とキャプテンなのですが、昨シーズンまでのキャプテン・谷口彰悟選手はカタールのアル・ラーヤンに移籍となりました。

そのため、今回は代表で脇坂泰斗選手が登場しました。
同選手はキャプテン候補のひとりかと思いますが、ただ現時点では「キャプテンは決まっていない」ということでした。

鬼木監督同様、全文をお伝えいたします。

--今のお気持ちは。

久しぶりのチームとしての必勝祈願で、例年よりいよいよ始まるなという、イベントとしてあるので、身の引き締まる思いです。試合が待ち遠しい気分です。

--3年ぶりのあいさつ回りについては。

フロンターレはずっとこういう活動をして、地域の方々と一緒に強くなってきたクラブなので、また昨年取れなかったタイトルに向けて、また「チーム川崎」としてタイトルを取りに行くために、ここからがスタートという思いをこめて、選手も楽しんでやっていきたいなと思います。その姿勢がサポーターだったり、地域の方々が楽しんでくれることにつながると思うので、今日は楽しみたいなと思います。

--初夢は。

昨年の10月に娘が生まれたんですけど、娘が出てきました(笑)。

--娘さんが生まれての年末年始は。

ワールドカップイヤーで例年よりオフが長かったので、家族の時間が多く取れましたし、休養も十分とれたので、こからまたギアを挙げてやっていきたいなと思います。

--今年の意気込みを。

チームとしてまずリーグ奪還というところも一番ですけれども、フロンターレというクラブがもっともっと大きくなるためには、アジアだったり世界でもっと結果を示していかないといけないので、ACLというところもあるので、そこもタイトルを取りに行くところも全力でやっていたいなと思います。

--脇坂選手個人とチームの目標は。

個人としてはもちろん1年間試合に出続けて、今年はより若い選手も増えたので、そういった選手たちが自分のプレイに集中できる環境づくりも自分たちで率先してやらないといけないですし、チームとしては先ほども言ったようにただ優勝するだけでなく圧倒的な力を示すためにもトレーニングは切磋琢磨してやっていきたいなと思います。

--ゴールパフォーマンスは。

去年のパフォーマンスが「ズィーヤ」なので、今年どうなるかわからないんですけど、10ゴール位リーグ戦で取れればいいですが、自分の結果だけにならず、最善の選択をすること、チームのゴールに自分がどれだけ関われるかというところにこだわってやっていきたいです。


■本殿前の必勝だるまと、ふろん太・カブレラ
本殿前のふろん太・カブレラと必勝だるま

囲み取材に続いて、本殿前で集合写真の撮影です。
最初に祈祷を受けた必勝だるまと、マスコットキャラクターのふろん太・カブレラが登場しました。

今年の必勝だるまは、「王座奪還」です。

■本殿前での記念撮影
本殿前の記念撮影
※クリックで拡大します。

記念写真は、画像をクリック・タップすると別ウインドウで大きめの写真が開くようにしておきました。

2023シーズンは、このメンバーで戦っていくことになります。

過去にJ1リーグのタイトルを獲得した翌シーズンの必勝祈願は、キャプテンが優勝銀皿「シャーレ」を持って登場します。

2022シーズンは惜しくも2位であったためシャーレがありませんが、2023シーズンはそれを奪還するのが目標です。



■新年ご挨拶回り(川崎大師の吉田社長・鬼木監督・山根視来選手)
吉田社長・鬼木監督・山根視来選手

川崎大師での必勝祈願後は、各選手が川崎市内各所の商店街を分担して「新年ご挨拶回り」を行っていきます。

一番近いのは川崎大師周辺で、こちらは鬼木監督と山根視来選手が担当しました。
山根選手は、ワールドカップ代表としての活躍も記憶に新しいところですね。

サイン入り色紙と、2023シーズンのポスターを配っていきます。

■向河原商栄会・「小麦工房みのや」の小林悠選手
向河原「小麦工房みのや」の小林悠選手

みのやからプレゼントされたアンパンマンのパン 

それでは、武蔵小杉周辺の商店街を回っていきましょう。
まずこちらは、向河原商栄会を回った小林悠選手です。

人気ベーカリー「小麦工房みのや」で、小林悠選手に似ていると評判の「アンパンマン」のパンをプレゼントされていました。

■商店街を回る小林悠選手
商店街を回る小林悠選手

おしゃれの店いとう

小林悠選手はベテランですので、さすがに慣れたものですね。
いつもの優しい笑顔で、商店街の各店舗を回っていきました。

■元住吉・オズ通り商店街の大島僚太選手
元住吉の大島僚太選手

■おずっちょと記念撮影
おずっちょと記念撮影

続いて、元住吉は大島僚太選手です。
川崎フロンターレの「10番」を背負う選手だけあって、たいへんなギャラリーでした。

2022シーズンは負傷に悩まされたこともあり、今季は心機一転、ユニフォームの表記を「OSHIMA」から「RYOTA」に変更しました。

オズ通り商店街でマスコットキャラクター「おずっちょ」とも記念撮影です。

■和式整体&整心「響氣」の大島僚太選手
響氣

車屋の鳥重弁当と

オズ通り商店街では、和式整体&整心「響氣」も訪れました。

ここでは同店とご縁があるという、枚方の「車屋」(車屋紳太郎選手と店名が同じで川崎フロンターレとコラボも行っているお店)の鳥重弁当と、遠野大弥選手をイメージしたという「ダイヤの琥珀糖」を手に記念撮影です。

■新丸子・家長昭博選手
新丸子・家長昭博選手

続いて新丸子西口の商店街は、家長昭博選手です。
主に東口を回った松長根悠仁選手と分担して新丸子を回りました。

ご覧の通り新丸子のiDAiモールで大人気でした。

■「菓心 桔梗屋」の家長昭博選手
桔梗屋の家長昭博選手

家長昭博選手

iDAiモールのサポートショップといえば、老舗和菓子店「菓心 桔梗屋」ですね。
家長昭博選手もリラックスした表情を見せてくれました。

3年ぶりのあいさつ回りについては「活気があっていいですね」とのこと。

今年の目標は
「優勝したら皆さん喜んでくれるんで。皆さんを喜ばしたいですね」
と力強い言葉がありました。

■「いがらし珈琲店」の家長昭博選手
いがらし珈琲店

家長昭博選手は、2022シーズンでは右サイドで絶対的な存在感を見せました。
MVPを選出する記者投票でも、3位につけていたといいます。

現在36歳とフィールドプレイヤー最年長の大ベテランとして、今季も活躍が期待されます。

■武蔵小杉は車屋紳太郎選手・永長鷹虎選手
武蔵小杉は車屋紳太郎選手・永長鷹虎選手 

そして武蔵小杉は、車屋紳太郎選手・永長鷹虎選手でした。
車屋紳太郎選手は、ワールドカップで活躍した谷口彰悟選手と幼馴染で、川崎フロンターレのディフェンスラインを8シーズンにわたって支えています。

永長鷹虎選手は、2022シーズンに興国高校から新加入し、今後の飛躍が期待されています。
「新年ご挨拶回り」は、若手選手はこうしてベテラン選手とペアで回るケースが多いですね。

■「神奈川銀行武蔵小杉支店」
神奈川銀行

■「でんきのはくおう」
でんきのはくおう

■「横浜サンド」
横浜サンド

■レディスファッション「アラセ」
レディスファッション「アラセ」

■「武蔵小杉商店街事務所」
武蔵小杉商店街事務所

■「三角堂薬局」
三角堂薬局

■「スリースターズパンケーキ」
スリースターズパンケーキ

武蔵小杉のお店は、皆さんお馴染みのところも多いのではないでしょうか。
今回の取材を機会に初めて店内に入ったところもあり、回っていてもなかなか面白かったです。

なお、今回は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、武蔵小杉周辺においてはサイン会・撮影会などは行わず、あいさつ回りを中心に実施しました。

■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の橘田健人選手
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店
 
橘田健人選手

そして「新年ご挨拶回り」と並行して、「かわさき応援バナナ・かわさき応援アボカド」の選手販促活動が毎年実施されています。

売り上げの一部が等々力陸上競技場整備資金になる「かわさき応援バナナ」「かわさき応援アボカド」を購入すると、サイン入りカードのプレゼントや、選手との記念撮影ができるというものです。

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店には、2018年の車屋紳太郎選手、2019年の家長昭博選手、2020年の脇坂泰斗選手に続き、今年は橘田健人選手が登場しました。

橘田健人選手は今季プロ3年目で、ルーキーイヤーから主軸として活躍する中心選手です。
2年連続で優秀選手賞も受賞し、今季はベストイレブン受賞も期待されます。

■サイン入りカードをプレゼント
サイン入りカードをプレゼント

プレゼント

今回の販促活動では、「かわさき応援バナナ」「かわさき応援アボカド」のいずれかを購入するとサイン入りカードプレゼント、両方購入するとさらに記念撮影ができました。

写真の通り、橘田健人選手の優しい笑顔が印象的でした。

同選手が加入してからの2シーズンは、なかなかファンサービスの機会がありませんでしたが、今季以降はこうした姿を見る機会も増え、ファンが増えそうな気がします。

この販促活動で「かわさき応援バナナ」約400パック、「かわさき応援アボカド」約100パックが販売されたということです。

 
今回ご紹介した武蔵小杉周辺の商店街以外にも、川崎市の各商店街を選手たちが訪れ、サポートショップを回りました。

今回は実に3年ぶりの交流となり、選手らにとっても貴重な機会となったようです。

J2時代からの地道な活動で少しずつ応戦する人を増やしてきたことが、現在の川崎フロンターレの礎となっており、こうした地域密着の活動を非常に重視しています。

地域の後押しを受けて、今季はJ1リーグのタイトル奪還、また天皇杯・ルヴァンカップ・AFCチャンピオンズリーグという主要タイトルの獲得を目指していくことになります。

(撮影協力:古林)

【関連リンク】
川崎フロンターレ ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
2019/1/15エントリ 川崎フロンターレが2019シーズン始動:川崎大師で必勝祈願、武蔵小杉にはバナナ隊長・MVP家長昭博選手や新年ご挨拶回りの田中碧選手らが登場
2020/1/9エントリ 川崎フロンターレが川崎大師必勝祈願から2020シーズン始動、武蔵小杉では挨拶回りに大島僚太選手・バナナ隊長脇坂泰斗選手が登場

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2023年
01月07日

「川崎ゆかり」W杯日本代表選手への感謝・応援メッセージが市内各所に登場、中原図書館・新城高校・鷺沼小・フレルさぎ沼を巡る

FIFAワールドカップカタール2022大会は、アルゼンチンの優勝で閉幕しました。

日本代表はベスト16でクロアチアに惜しくもPKで敗れたものの、予選リーグでドイツ・スペインを破るなど下馬評を上回る活躍をしました。

大会終了後、武蔵小杉の中原図書館や、田中碧選手・三笘薫選手が卒業した鷺沼小学校などにおいて、「川崎市ゆかり」の日本代表選手らへの感謝や応援のメッセージが掲示されていましたので、ここに記録しておきたいと思います。

■川崎市立中原図書館の感謝メッセージ
中原図書館の感謝のメッセージ

中原図書館の感謝のメッセージ

中原図書館の感謝のメッセージ

まずこちらは、中原図書館の感謝のメッセージです。

川崎フロンターレから選出された谷口彰悟・山根視来両選手はもちろん、以前川崎フロンターレに所得していた川島永嗣・守田英正・板倉滉・三笘薫・田中碧各選手、一時期川崎フロンターレユースに所属していた久保建英選手、川崎市出身で「さぎぬまSC」にも所属していた権田修一選手「川崎ゆかりの選手」として掲示されていました。

「新しい景色への挑戦は、2026年へ ありがとう!川崎ゆかりの選手たち」
ということで、未来へ希望をつなぐものとなっています。

■「応援しよう!サッカー日本代表」
応援しよう!サッカー日本代表

応援しよう!サッカー日本代表

この時は中原図書館では、サッカー日本代表をテーマにした本を特集していました。

特集終了後も、本自体は図書館で予約して借りられますので、読みたい本がある方は川崎市立図書館のウェブサイトで検索してみてください。

■神奈川県立新城高校の田中碧選手応援幕
神奈川県立新城高校

田中碧選手応援

続いてこちらは、神奈川県立新城高校です。

同校は川崎フロンターレからドイツ2部・デュッセルドルフに移籍した田中碧選手や、同じく川崎フロンターレからベルギー・ロイヤルアントワープに移籍した三好康児選手の出身校です。

東京五輪では両選手とも代表に選出されたため、両選手を応援する横断幕が掲示されていたのを、本サイトでもご紹介していました。

カタールW杯には田中碧選手が選出され、開催前の応援メッセージとして、上記写真の幕が掲示されていました。
こちらはW杯終了後も引き続き掲示され、直近でも見ることができました。

■鷺沼小学校の三笘薫選手・田中碧選手横断幕
三笘薫選手・田中碧選手往年の横断幕

三笘薫選手・田中碧選手往年の横断幕

三笘薫選手・田中碧選手往年の横断幕

カタールW杯で活躍した三笘薫選手・田中碧選手が鷺沼出身で、小学校からの幼馴染であったことは、テレビ等でかなり紹介されましたので、多くの方がご存じかと思います。

両選手が卒業した鷺沼小学校では、「鷺沼から世界へ」と題して、応援の横断幕が掲示されています。

これは両選手が川崎フロンターレユースに入る前に所属していた「さぎぬまサッカークラブ」から寄贈されたものです。

この「さぎぬまサッカークラブ」には、ゴールキーパーとしてフル出場した権田修一選手も、FC東京ユース加入前に所属していたほか、ディフェンダーとして活躍した板倉滉選手も一時所属していました。

■鷺沼駅前の商店街
鷺沼駅前の商店街

■「鷺沼から世界へ」三笘薫選手・田中碧選手のタペストリー
三笘薫選手・田中碧選手のタペストリー

鷺沼駅前の商店街では、「鷺沼から世界へ」と題した三笘薫選手・田中碧選手のタペストリーもありました。

こちらはユニフォームが2020シーズンのもので、傷みも目立ってきていますが、鷺沼から誕生したスター選手ですので、掲示できる限りは掲示していくのではないでしょうか。

■「フレルさぎ沼」の横断幕
フレルさぎぬまの横断幕

フレルさぎ沼の横断幕

最後は、鷺沼駅前の商業施設「フレルさぎ沼」です。

ここでは三笘薫選手・田中碧選手・権田修一選手、そして板倉滉選手への感謝の横断幕が掲示されていました。

前述の通り4選手とも「さぎぬまサッカークラブ」出身という共通点があります。

特に三笘薫選手・田中碧選手は鷺沼小学校・有馬中学校出身で鷺沼で生まれ育った選手ということで、まさに地元ですね。

■東急田園都市線鷺沼駅
鷺沼駅

■川崎フロンターレ応援メッセージ
鷺沼駅の応援メッセージ

■フロンタウンさぎぬま
フロンタウンさぎぬま

鷺沼には、フットサル施設「フロンタウンさぎぬま」があり、昨年末には谷口彰悟選手の海外移籍にあたっての送別会が開催されていました。

そのようなこともあって川崎フロンターレ色が強く、駅前にも川崎市による応援メッセージが掲示されていました。

ワールドカップで活躍する選手も多く輩出し、一躍「サッカーのまち」として広く日本に知られるようになっていますね。

【関連リンク】
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2023年
01月05日

「2022川崎フロンターレ展」が川崎ルフロンで開幕、週末にはベストイレブン盾やW杯出場「フロンターレファミリー」展示も

「2022川崎フロンターレ展」が、JR川崎駅前の川崎ルフロンで開幕しました。

川崎フロンターレの2022シーズンを振り返る写真展やさまざまな企画で使われたアイテム等の展示のほか、週末には「ベストイレブン盾」やワールドカップ出場選手関連の展示も行われます。

開催期間は2023年1月20日(金)までです。

■川崎ルフロン1階の川崎フロンターレ装飾
1階の川崎フロンターレ装飾

1階の川崎フロンターレ装飾

川崎フロンターレ装飾

まず川崎ルフロンの1階に到着すると、川崎フロンターレ装飾がお迎えです。
試合開催時にスタジアムに掲示される各選手の横断幕が、ご覧の通り張り巡らされています。

■メイン会場の2022シーズン写真展「戦いの軌跡」
メイン会場の2022シーズン写真展

戦いの軌跡

メイン会場は3階の2022シーズン写真展「戦いの軌跡」です。

ここではシーズン開幕から終了までのオフィシャルカメラマンによる写真が時系列で展示されており、まさにシーズンを振り返ることができます。

■展示写真のパネル加工(参考:2021シーズンの田中碧選手)
パネル加工

ここに展示されている写真は、全てパネル加工をオーダーすることができます。
上記写真はご参考で、2021シーズンの田中碧選手の写真をフォトフレームに加工したものです。

■アジアツアーのユニフォーム展示
アジアツアーのユニフォーム展示

■中村憲剛さん着用始球式GKユニフォーム
中村憲剛さん着用始球式ユニフォーム

中村憲剛さん着用始球式ユニフォーム

また写真展会場内には、川崎フロンターレのアジアツアーでのユニフォームや、中村憲剛さんが始球式で着用したゴールキーパー用ユニフォームなども展示されていました。

中村憲剛さんがゴールキーパーユニフォームを着用することは現役自体にはありませんでしたので、企画ならではですね。

■各種ホームゲームイベント関連の展示
ホームゲームイベントの展示

■陸上コラボイベント「リック&ジョー」で使われたアイテム
ホームゲームイベントの展示

■「陸前高田ランド」で登場した「たかたのゆめちゃん」コラボタペストリー
ホームゲームイベントの展示

■銭湯スタンプラリーの展示
ホームゲームイベントの展示

そしてこちらは、本サイトでもご紹介してきたホームゲームイベントや、「銭湯スタンプラリー」など地域イベント関連の展示です。

こちらもシーズンを懐かしく振り返ることができます。

■選手紹介映像の完全バージョンなどスペシャル映像
スペシャル映像公開

写真展の前では、スペシャル映像も公開されていました。

2022シーズンのゴール集や、ホームゲームイベントにあわせて作られた「オリジナル選手紹介」の完全版です。

ホームゲームでの選手紹介はベンチ入り選手のみが放送されますが、ここでは全登録選手の映像を見ることができます。

■川崎フロンターレアカデミーの展示
アカデミーの展示

アカデミーの展示

アカデミーの展示

また、川崎ルフロンでは3階だけでなく、各フロアに展示が配置されています。
こちらは川崎フロンターレアカデミーの展示です。

特に2022シーズンはU-18が高円宮杯U-18プレミアリーグEASTに初昇格し、初優勝を果たしました。

プレミアリーグWESTの勝者と対戦するチャンピオンシップでは敗れて準優勝となりましたが、これもたいへんな快挙といえるでしょう。

■「フロンタウン生田」の展示
フロンタウン生田

■等々力緑地再編整備の展示
等々力緑地再編整備の展示

続いて、川崎フロンターレが整備を進めるスポーツ拠点「フロンタウン生田」や、事業参画が決定した「等々力緑地再編整備」の展示です。

今後、川崎フロンターレの活動の幅がさらに広がっていきそうです。

■週末の「ベストイレブン盾」の展示
ベストイレブン盾の展示

ベストイレブン盾

ベストイレブン盾の展示

「2022川崎フロンターレ展」は、毎週末にイベントが開催されるほか、「ベストイレブン盾」の展示やワールドカップ関連の特別展示が行われます。

上記はベストイレブン盾です。
2022シーズンは家長昭博・山根視来・脇坂泰斗・マルシーニョ・谷口彰悟の5選手が受賞しました。

■全選手のスパイク展示
全選手のスパイク展示

ベストイレブンは5人でしたが、スパイク展示は全選手分あります。
2022シーズンは比較的白系が多かったのですね。

■メッシ選手のサイン入り風呂桶
メッシ選手のサイン入り風呂桶

■エムバペ選手のサイン入り風呂桶
エムバペ選手のサイン入り風呂桶

川崎フロンターレは、7月20日に世界的ビッグクラブのパリ・サンジェルマンと親善試合を行いました。

その際にメッシ選手・エムバペ選手に風呂桶にサインをもらっていたのですね。

週末にベストイレブン盾やスパイクとあわせて、こちらのお宝も展示されていました。

■フロンターレファミリーワールド写真展
フロンターレファミリーワールド写真展

 フロンターレファミリー

フロンターレファミリー

そしてまた週末には、FIFAワールドカップ2022カタール大会に出場した「フロンターレファミリー」の写真展や各種展示も行われています。

川崎フロンターレからW杯代表に選出された谷口彰悟選手・山根視来選手はもちろん、以前在籍していた板倉滉・田中碧・三笘薫・守田英正・川島永嗣の各選手の展示もあります。

このエリアは、川崎フロンターレの2023シーズン後援会員のみが入場できます。
そのため細かくご紹介してしまいますと後援会員特典の趣旨を損ないますので、こちらは上記程度のさわりの写真にとどめておきます。

ほかにも谷口彰悟・山根視来両選手の日本代表ユニフォームの展示などもありましたので、現地でお楽しみください。

■同時開催「わたしの川崎フロンターレフォトコンテスト」展示
フォトコンテスト

フォトコンテスト

さらに、同時開催イベントとして「わたしの川崎フロンターレフォトコンテスト」も展示されていました。

本コンテストは、川崎フロンターレサポーターの皆さんからフロンターレにまつわる写真を募集し、テーマ別に展示・表彰を行っています。

さまざまな、楽しい写真が展示されていますので、来場の際はあわせてご覧ください。

■週末開催のイベント告知
週末開催のイベント告知

「2022川崎フロンターレ展」では、前述の通り週末にイベントを開催しています。

ちょうど今週末、1月7日(土)がオープニングセレモニーで、ふろん太・カブレラが登場します。

また上記写真には記載がありませんが、同日には2022シーズンで引退を発表した菊地光将選手(2008~2011在籍)、西部洋平選手(2012~2015在籍)、金久保順選手(2014在籍)の3名によるフロンターレファミリー引退セレモニーも開催されるということです。

イベントの詳細は関連リンクより公式ウェブサイトをご参照ください。

(あさお)

【関連リンク】
川崎フロンターレ 「2022川崎フロンターレ展」開催のお知らせ

(川崎フロンターレ展関連エントリ)
2017/1/7エントリ 「2016川崎フロンターレ展」に天皇杯準優勝トロフィーが登場/同展を最後に市民ミュージアムが長期改修、4月より指定管理者制度によるリニューアルオープンへ
2017/12/16エントリ 「2017川崎フロンターレ展」が本日スタート、後援会会員限定エリアにJ1優勝のシャーレ・小林悠選手MVP・得点王トロフィーなどが集結
2018/1/11エントリ 1月14日(日)終了「2017川崎フロンターレ展」での退団選手への寄せ書きと、スマホアプリによる選手とのバーチャル記念撮影
2018/1/14エントリ 東急バス×川崎フロンターレ「Paint it Blue Bus!!」が完成、溝の口~武蔵小杉~川崎駅間運行に先立ち市民ミュージアムで本日お披露目
2018/12/15エントリ 川崎市市民ミュージアムで「2018川崎フロンターレ展」が本日開幕。スワロフスキー製の風呂桶が燦然と輝き、後援会員限定エリアにJ1連覇のシャーレを展示
2018/12/26エントリ 川崎市市民ミュージアム「2018川崎フロンターレ展」に家長昭博選手MVP・7選手のベストイレブン表彰トロフィーなどが追加展示、ブルーサンタ仕様のふろん太・カブレラも登場
2018/12/15エントリ 川崎市市民ミュージアムで「2018川崎フロンターレ展」が本日開幕。スワロフスキー製の風呂桶が燦然と輝き、後援会員限定エリアにJ1連覇のシャーレを展示
2019/12/21エントリ 「2019川崎フロンターレ展」にルヴァン優勝トロフィー・ワールドチャレンジ優勝シャーレが展示、ふろん太・カブレラも特別コスチュームで登場
2021/1/10エントリ 「2020川崎フロンターレ展」「中村憲剛展」がノクティプラザで開幕、J1優勝シャーレ・天皇杯展示や「黄金のおフロ」フォトスポットも登場
2021/1/10エントリ 「2020川崎フロンターレ展」「中村憲剛展」がノクティプラザで開幕、J1優勝シャーレ・天皇杯展示や「黄金のおフロ」フォトスポットも登場
2021/12/27エントリ 「2021川崎フロンターレ展」が川崎ルフロンで開幕、週末にはJ1優勝「シャーレ」「MVPトロフィー」展示や各種イベントも

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2023年
01月03日

川崎フロンターレが2023シーズン1stユニフォーム発表、優勝記念ならぬ優勝「祈念」グッズも販売【ユニフォームプレゼント企画あり】

川崎フロンターレが、2023シーズンの1stユニフォームを発表しました。

1月7日(土)より後援会先行販売がスタートし、後援会員先行販売で完売しなかった場合、1月10日(火)より一般販売が行われます。

■川崎フロンターレの2023シーズン1stユニフォーム
川崎フロンターレの2023シーズン1stユニフォーム 
©KAWASAKI FRONTALE

今回の1stユニフォームは、PUMAグローバルコンセプト『CELEBRATING THE ROOTS』に基づき、クラブが創設された1997シーズンに採用されたストライプ柄と、J2史上初の「勝点100・得点100」を達成しJ1昇格を決めた2004シーズン2ndユニフォームを元にアレンジを加えたオリジナルデザインとなっています。

前面のストライプ柄は数えると7本あり、川崎フロンターレの「根源」である川崎市7区を表現しています。

このストライプを前面のみに採用することで、常に最前線で挑戦し続け、正面から正々堂々と戦う姿勢を表現したデザインにしているということです。

また、クラブでは2022シーズンから「川崎フロンターレSDGs」を打ち出してさまざまな取り組みを一層推進していますが、これに対応するかたちで、「SDGs」のロゴも裾の部分にプリントされました。

■橘田健人選手
橘田健人選手
©KAWASAKI FRONTALE

今回のモデルに起用されていたのは、橘田健人(たちばなだけんと)選手、小林悠(こばやしゆう)選手、脇坂泰斗(わきざかやすと)選手の3人でした。

橘田健人選手は、桐蔭横浜大学から2023シーズンでプロ3年目。
鋭い出足でボールを奪取し攻撃につなげる、中盤の「川崎フロンターレの心臓」です。

守田英正・田中碧・旗手怜央など中盤の日本代表クラスの選手が次々と移籍し、同じく国内トップクラスの実力を持つ大島僚太選手の故障が続く中でも川崎フロンターレの中盤が何とか維持できているのは、橘田選手の力がかなり大きいように思います。

■小林悠選手
小林悠選手
©KAWASAKI FRONTALE

小林悠選手は、川崎フロンターレ14年目を迎えるベテラン選手です。
2017シーズンにMVP・得点王を獲得してJ1リーグ初制覇に大きく貢献するなど、長年にわたってクラブを支えてきました。

フォワードではレアンドロ ダミアン選手とポジションを争う立場にあり近年はスタメン出場機会が減っていますが、クラブを代表する選手といえるでしょう。

クラブのバンディエラ(生え抜きの中心選手)、中村憲剛さんからサッカー選手としての技術だけでなく地域貢献、ファンサービスなどのDNAを受け継いでいる点も見逃せません。

■脇坂泰斗選手
脇坂泰斗選手
©KAWASAKI FRONTALE

脇坂泰斗選手は、川崎フロンターレU-18から阪南大学を経て川崎フロンターレトップチームに2018年に加入しました。

今季大卒7年目を迎え、いまや中堅としてクラブの中核となる選手です。
同選手が特筆すべきは、足元でボールを止める・蹴るのきわめて高い技術です。

足元でボールをピタッと止めた瞬間からのターンは、たびたち決定的なチャンスにつながっています。

2022シーズンには中村憲剛さんの「14番」を受け継ぎ、次々と中心選手が海外移籍をしていく中でもクラブを支え続けています。

■実際の色合いに近いと思われる写真
ユニフォーム
©KAWASAKI FRONTALE
ユニフォーム
©KAWASAKI FRONTALE
ユニフォーム
©KAWASAKI FRONTALE

ところで、前掲の3選手着用写真は、これまでの川崎フロンターレの「サックスブルー」とは少々色合いが違って見えます。

ただ、こちらのユニフォーム単体でのクラブ提供写真を参照すると、概ね従来通りのサックスブルーのようです。

おそらくですが、選手着用写真は、選手の顔などをドラマチックに演出するために、写真全体が暗めに補正されているのではないでしょうか。


なお、前述の通り1月7日(土)からは後援会員先行販売となりますが、そこで完売しますと一般販売が行われません。

もし、まだ後援会員ではないけれども、今年から応援したいので確実に入手したいという場合は、1月6日中にウェブサイトから入会して決済を完了させる必要があります。

詳細はエントリ末尾より公式ウェブサイトをご参照ください。
今回は「2023シーズン1stユニフォーム」の特設サイトもオープンしています。

■武蔵小杉ライフtwitter ユニフォーム1名様プレゼント企画
そして今回、武蔵小杉ライフでは、新年プレゼント企画を実施いたします。
クラブ提供により、川崎フロンターレ2023シーズン1stユニフォームを1名様にプレゼントいたします。

応募方法は簡単で、上記の武蔵小杉ライフ公式twitterのツイートをRT(リツイート)いただき、あわせて武蔵小杉ライフ公式twitter(@musashikosugi)をフォローするだけです。

詳細は上記ツイートをご参照ください。

■脇坂泰斗選手twitter

■小林悠選手twitter



なお、川崎フロンターレでは2022シーズンは惜しくも無冠に終わりましたが、2023シーズンのタイトル獲得を祈って、「2023シーズン優勝祈念グッズ」が発売されています。

こちらは1月1日~9日までオンラインショップで受付となりますので、詳細は関連リンクよりご参照ください。

■「2023シーズン優勝 絵馬キーホルダー」
優勝祈念グッズ
©KAWASAKI FRONTALE

■「2023シーズン優勝祈念 勝守」
優勝祈念グッズ
©KAWASAKI FRONTALE

■「2023シーズン優勝祈念 勝ち点缶」
優勝祈念グッズ
©KAWASAKI FRONTALE

2017シーズン以降は毎年何らかの「優勝『記念』グッズ」が発売されていたのですが、2022シーズンは残念ながらタイトル獲得がなりませんでした。

そのため「優勝記念グッズ」ならぬ「優勝『祈念』グッズ」ということです。

川崎フロンターレらしい、遊び心のあるグッズが揃っています。

過去の優勝記念グッズは過去にご紹介していますので、関連リンクよりご参照ください。
2021シーズンの優勝記念グッズは実はまだご紹介していないませんので、記録としてどこかのタイミングで記事にまとめる予定です。

■2020シーズン優勝記念グッズと「One Four KENGOグッズ」
組み合わせ

【関連リンク】
川崎フロンターレ 2023シーズン1stユニフォーム特設サイト
川崎フロンターレ 「2023 1stユニフォーム」デザイン決定および先行販売のお知らせ 
川崎フロンターレ 「2023シーズン 優勝祈念グッズ」販売のお知らせ

(優勝記念グッズ関連エントリ)
2018/5/28エントリ 川崎フロンターレ「2017明治安田生命J1リーグ優勝記念グッズ」発送出揃う、ブルーレイ・優勝記念切手・トートバッグなどをご紹介
2019/5/5エントリ 川崎フロンターレ連覇記念グッズ発送出揃う、記念切手やスノードーム等に加え1,000ピースのジグソーパズルを完成
2020/5/1エントリ 川崎フロンターレの2019シーズンタイトル獲得記念グッズ出揃う、ルヴァン杯優勝・新井章太・田中碧両選手の個人タイトル獲得を振り返る
2021/8/17エントリ 川崎フロンターレの2020シーズンJ1優勝記念グッズ・中村憲剛さん引退「One Four KENGOプロモーショングッズ」出揃う

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2022年
12月25日

W杯日本代表・川崎フロンターレ谷口彰悟の退団送別会に2,635人集結、ブルーサンタ姿で感謝と新たな挑戦を表明【全文掲載】

本日、川崎フロンターレを今季限りで退団する谷口彰悟選手の送別会が、川崎市宮前区の「フロンタウンさぎぬま」で開催されました。

川崎フロンターレを9年間に支えた主力選手であり今季のキャプテン、なおかつカタールワールドカップ日本代表として活躍した選手の送別会とあって、実に2,635人ものサポーターが集結しました。

■谷口彰悟選手送別会の記念撮影
フロンタウンさぎぬま

■フロンタウンさぎぬま
フロンタウンさぎぬま

送別会が開催されたフロンタウンさぎぬまは、東急田園都市線鷺沼駅の近くにあります。
フットサルコート6面を有し、予約によりビジターでの利用も可能です。

■フットサルコートに集まったサポーターの皆さん(パノラマ撮影)
フットサルコートに集まったサポーターの皆さん

今回は前述の通り、2,635人ものサポーターが集まりました。
通常の撮影では全体像をとらえることが難しかったため、上記はパノラマモードで撮影したものです。

想定上の集まりだったようですが、なんとかコート一杯に収容することができました。

■谷口彰悟選手の横断幕
横断幕

横断幕

横断幕

■谷口彰悟選手の新旧ユニフォーム
谷口彰悟選手の新旧ユニフォーム

谷口彰悟選手の新旧ユニフォーム

谷口彰悟選手の新旧ユニフォーム

コートのネットには、「FORZA KAWASAKI」の大横断幕と共に、谷口彰悟選手の横断幕3種と、歴代ユニフォームが飾られていました。

ユニフォームは2014年の入団当初の「背番号15」のものや、3種の日本代表ユニフォームもありました。

■洗足学園音楽大学の皆さんのファンファーレとチャントでお迎え
ファンファーレとチャント

■「ブルーサンタ」で谷口彰悟選手登場
谷口彰悟選手登場

■司会は「ファイト!フロンターレ」の新保里歩さん
MCは「ファイト!フロンターレ」の新保里歩さん

洗足学園大学の皆さんの演奏によるファンファーレ、そしてチャント(応援歌)メロディにのせて、谷口彰悟選手が登場しました。

本日はクリスマスということで、「ブルーサンタ」での登場です。

以下、谷口彰悟選手のご挨拶と、司会の新保里歩さんによるインタビューの全文を掲載いたします。

なお、フロンタウンさぎぬまが田園都市線に隣接しているため、電車の通過音により聞き取りがどうしてもできなかった部分があります。あらかじめご了承ください。




谷口彰悟選手

(谷口)
えー、さいごまでこういうのやらせるんだなって(笑)。さすが、フロンターレだなって思います。みなさんがあまり盛り上がらなかったので、引いてんのかなって(笑)。はい、あのー、メリークリスマス。

まずは本当に、年末お忙しい中、これだけたくさんの方に集まっていただいて感謝しています。なかなか自分の口から、言う機会があまりなかったので、あらためて、こういう機会を作ってくださったサポーター、川崎華族の皆さんにも本当に感謝していますし、フロンターレのスタッフの皆さんにも感謝しています。

今日、この日を迎えるにあたって、何を話そうかなっていろいろ考えてはいたんですけど、なかなかうまいことまとまらず、今日を迎えたという風な感じです。まずは今回、本日をもって、このクラブを退団するということを決断しました。

2014年に入団して、数々の悔しい思いもたくさんしたし、クラブの悲願であったリーグの優勝、そういったものも達成することができて、まずはJリーグを引っ張っていくような存在になっているこの川崎フロンターレの一員としてやってこれたことは、僕の大きな財産だと思います。

やっぱり、温かいサポーターの皆さんに常に支えていただきながら、一丸となって一緒に戦ってこれたことは、本当にサポーターの皆さんには感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。


ただ、ひとりのサッカー選手として、これからのサッカー人生をどうしたいのかと、そういうことも同時に勿論考えて、まだまだ自分は成長できると思っていますし、ここからもっともっと大きくなっていけると、もっと上を目指していきたいという、そういう思いが出てきました。ずっと思ってはいたんですけど、それをどうしたらもっと実現できるかということを考えた結果、移籍という決断にいたりました。

勿論、この決断は簡単ではなかったですし、たくさん悩みました。今でもこの川崎フロンターレを離れるという決断をしたことに対して、自分自身、なんて馬鹿なことをしているんだろうなという思いを自分でまだ抱えています。やっぱりこれだけ皆さんに応援していただいて、ましてやキャプテンという役職を任されながら、そういった中でチームを離れるという決断をしてしまったことに対しては、まだまだやり残したことはあると思っています。


ですが、自分もサッカー選手として、もう一つ大きくなりたい、成長したいという思いを大事にしてやっていきたいなと、僕自身のサッカー人生なので、悔いなくやりたいなたという思いで、次の新天地でまだ頑張っていきたいなと思います。

チームからは離れますけど、もちろん心はフロンターレにありますし、フロンターレを応援していきたいと思っています。本当にフロンターレはこれからビッグになっていくクラブだと思っています。そのためには皆さんの力も必要だと思いますので、これからもフロンターレと共に戦っていってほしいなと思います。

それと同時に、僕のことも少し、応援していただけたらなと思います。

まとまっていない話でしたけども、本当に9年間、僕を支えていただき、感謝しています。本当にありがとうございました。

谷口彰悟選手

--チームメイトの反応は。

シンタロウ(同じく熊本県出身の幼馴染の車屋紳太郎選手)はあっさりでしたね。あっさり(笑)。「あ、そうですか。」みたいな。僕もワールドカップから帰ってきて、麻生グラウンドにも顔を出して、そのときにほかの何人かもいたので昼ごはん行こうと誘ったんですけど、「ショウゴさんもうちょっと時間かかりますよね。大丈夫です」っていって帰っていきました。そういう奴です(笑)

みんな驚いていましたし、ありがとうというのと、頑張れというのは言われました。

--監督からは何か言われましたか。

監督もしっかり挨拶させていただいて、オニさん(鬼木監督)からもいままでお疲れさまというのと、引っ張ってくれてありがとうというのも言ってくれて、それがひとりのサッカー選手として、そういったことを決められるというのは嬉しいことだし、次どこでもしっかり頑張ってというのは言われました。

谷口彰悟選手

--フロンターレで印象に残っている試合は。

やっぱり2017年の初優勝した時の、ホーム等々力で戦ったあの試合は、一番印象に残っているかなと思います。やっぱり僕たちの悲願だったので、それを等々力で、ああいうかたちで、最後逆転優勝という形でしたけど、そういうかたちで達成できたとき、サポーターの皆さんがすごく目の前で、会場が揺れるんじゃないかというくらいの声援を今でも覚えていますし、あの等々力の感激、あの空気は一生忘れないと思いますし、やっぱりすごく印象に残っています。

--デビュー戦のFC東京戦も覚えていますか。

もちろんしっかりと覚えています。僕のプロキャリアのスタートの試合でしたし、左サイドバックで出たのは今でも懐かしいですし、そこから僕のフロンターレ人生というか、フロンターレのキャリアが始まったんだなというのは、今でも覚えていますし、ああやって戦えたことを誇りに思います。

谷口彰悟選手

--これまでのフロンターレを振り返っていかがですか。

最初苦しかった時期が長くて、どうやったら勝てるんだろう、優勝できるんだろうという思いで戦ってきて、自分たちで考えながら、足りない部分を補いながらやってきて、そこから優勝ができないチームが優勝できて、優勝が当たり前というか、求められるようなチームになっていく過程を経験できたというのは、僕のサッカー人生において大きな財産になると思いますし、それを経験できたというのはすごく良かったし楽しかったというのは、その日々が1日1日が凄く楽しかったというのは、いまでも思っています。

--川崎フロンターレで一番仲が良かった選手は。

一番で言われると難しいですけど(笑)、ノボリさん(登里享平選手)とか、ユウさん(小林悠選手)とかリョウタ(大島僚太選手)、ああ、あとアンちゃん(安藤駿介選手)。結構長く在籍している選手にはなっちゃいますね(笑)
やっぱり、すごくよくしてもらっていましたし、長く一緒にやってきましたんで、来年から一緒にできないのはすごく寂しいなという思いはあります。でも本当にさっきも、驚いたねという話や寂しいねという話もしましたけれども、でも、お互い頑張ろうという、フロンターレでは頑張るし、僕は僕で違うところで頑張るという、そういう話はしました。

谷口彰悟選手

--覚悟を決めたきっかけは。

9年間本当に周りのサポーターの皆さん、選手の皆さん、家族のような関係性で、居て当たり前というか、一緒にやって当たり前、いつも応援してくれて当たり前というか、そういう環境を変えるというのはすごく不安ですし、その気持ちは大きいですけれども、やっぱり挑戦したいという気持ちと、まだまだ成長したい、大きくなりたいという思いは強かったし、その出てきた自分の感情を、自分のサッカー人生で大事にしたいという思いがあったので、何かきっかけがあったかといわれると難しいですけれども、自分の気持ちに従おう、後悔はしたくないという思いです。

--これからの目標は。

目標はやっぱり、サッカー選手としてはレベルの高いところを目指していきたいなという思いで、どの国でどのクラブでやるかというところも常にたかいところでという思いは持ちながら、やっていきたいですし、日本代表というところも、ワールドカップを経験して、これ以上ない大会だなというのはすごく実感したし、もう一度それを味わいたいなという思いがあるので、どうなるかわからないですけれども、ワールドカップ代表というところもしっかりと目指しながらやっていきたいなという思いがあります。いいこともあろうが、いやなこともあろうが、あとは常にポジティブに、1日1日を過ごしていくのが目標かなと思います。

--川崎フロンターレの9年間で得たものは。

本当に僕のプロサッカー生活のキャリアがこのチームで良かったなというのは感じています。それがなぜかというのはもちろん、自分たちの目標、リーグ戦のタイトルだったりカップ戦のタイトルだったり、そういったものをみんなで目指していく、シルバーコレクターといわれた時代から、とにかく脱出したかったし、優勝が当たり前、優勝が求められる、それが当たり前、勝って当たり前というチームにしたかったので、そういう思いは強かったので、そういったチームで戦ってこれたのはすごく良かったと思いますし、またやっぱり地域密着で、ファン・サポーターの皆さんを大事にするこのクラブの姿勢というのは、このクラブじゃないと学べなかったというのはすごく感じています。

僕の今のこの格好をみてわかるように、どうやったらサポーターの皆さんが楽しんでくれるかなとか、どうやったらサポーターの皆さんがスタジアムに足を運んでくれるかなというのを常に、考えているスタッフの皆さんと、それに協力する選手たちの関係性がすごく僕は好きで、それがこのクラブの象徴だと思うので、これからフロンターレの選手がたくさんいろんな活動をしていくと思うし、サッカーで成績を残すのは当たり前だけど、ファン・サポーターの皆さんと共に寄り添って一緒になってつくりあげていくという、そのスタイルはやっぱり続けていってほしいなと思いますし、それをこのクラブで学べたというのはすごく僕にとっては大きかったです。

サポーターの皆さん

--谷口選手にとって川崎フロンターレはどう言う存在ですか。

本当に家族というか、本当に僕はそういう思いでいました。もちろん、毎日会う選手たちやスタッフの皆さんもそうだし、応援してくださっているサポーターの皆さんに支えられて僕は生きてこれたんだな、サッカーをしてこれたんだなというのは、すごく感じました。なので、皆さんが僕を応援してくれているというのがすごく嬉しいし、もちろん、もっともっと一緒にサッカーをして、もっともっと応援してもらいたかったんですけど、また今後フロンターレの選手たちを応援してほしいですし、僕も今後は皆さんと同じように、いちサポーターとして川崎フロンターレを応援していきたいと思います。僕の心の中にはいつもフロンターレがあります。まだこれから帰ってくるタイミングがあれば顔を出したいなと思います。



■メッセージ入りタペストリーのプレゼント
タペストリーのプレゼント

タペストリーのプレゼント

タペストリーのプレゼント

タペストリーのプレゼント

タペストリーのプレゼント

そして恒例、メッセージ入りのタペストリーのプレゼントです。

最初はワールドカップ日本代表での写真、続いて2枚は2022シーズンの写真、そして最後は突然金髪になって物議を醸し、ほどなく黒髪に戻ったという「黒歴史?」の写真でした。

これには谷口彰悟選手も苦笑いしていましたね。

■送別会前、タペストリーへのメッセージ記入
送別会前、メッセージの記入

これらのタペストリーのメッセージは川崎フロンターレオフィシャルグッズショップ「アズーロ・ネロ」で事前に集められたほか、また本日の送別会開催前に会場でも書くことができました。

川崎フロンターレを長く支えた中心選手だけに、たいへん多くのメッセージが所狭しと集まりました。

■パイナップルのプレゼント
パイナップルのプレゼント

そしてこちらも恒例、パイナップルのプレゼントです。
ホームゲームでのヒーローにいつも贈られているものです。

■記念撮影
記念撮影

記念撮影

そして冒頭にも掲載した、谷口彰悟選手とサポーターの皆さんでの記念撮影です。
2,635人も集まると、枠に収めるのが大変です。

会場の奥のほうまで、びっしりと人が集まっているのがわかりますね。

■一人ずつグータッチでお別れ
グータッチでお別れ

普段の送別会では、最後にひとりずつ短時間ですが対話の機会が設けられます。

しかし、さすがにこれだけの人数が集まりますと、ひとり30秒でも約1,300分、合計20時間以上かかってしまいます。

ただそれでもなるべくひとりひとり御礼ができればということで、順番にグータッチだけ、できることになりました。

これでもそれなりの時間を要しましたが、最後に貴重な機会になったのではないでしょうか。


イベント終了後囲み取材があり、谷口彰悟選手より、おそらく報道の通りカタールに移籍する見込みである旨、言及がありました。

また次期キャプテンについても、「最初から完璧な人はいないし、僕もそうでした。(中略)今のフロンターレならだれがやっても問題ないと思います。みんながサポートしてくれると思いますし」と心配ない旨、お話されていました。

川崎フロンターレの最終ラインを9年間支え、なおかつ精神的な支柱でもあった谷口彰悟選手の移籍のインパクトは、決して小さくないのは事実でしょう。

しかしこれが新たな選手の成長・台頭を促すこともあるでしょうし、新しい川崎フロンターレを見るのも楽しみの一つではないでしょうか。

【関連リンク】
川崎フロンターレ 12/15谷口彰悟選手の送別会開催のお知らせ
2021/6/28エントリ 川崎フロンターレが田中碧選手の独デュッセルドルフ移籍を発表。本サイトが追った2016~2021の6年間を振り返る
2021/7/25エントリ 「鷺沼から世界へ」。武蔵小杉「アズーロ・ネロ×フロカフェ」で川崎フロンターレから独移籍の田中碧選手への寄せ書きを実施
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2022/11/6エントリ 川崎フロンターレ谷口彰悟・山根視来のカタールW杯壮行会完全レポート:麻生区役所でサポーター約千人が後押し
2022/11/15エントリ 中原区役所に川崎フロンターレ谷口彰悟・山根視来の日本代表応援懸垂幕が登場、中原図書館ではSAMURAI BLUE応援メッセージ募集 2022/1214エントリ 川崎フロンターレを今季退団、知念慶・丹野研太両選手の送別会が橘高校で開催、寄せ書き贈呈しサポーターと交流

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2022年
12月19日

グランツリー武蔵小杉の川崎フロンターレフォトスポットがシーズン終盤に更新、本日退団発表の谷口彰悟選手も最後の登場

2021シーズンより、グランツリー武蔵小杉に川崎フロンターレのフォトスポットが常設されています。

フォトスポットはシーズンごとに2回更新され、2022シーズン版の1回目は2022/5/5エントリでご紹介しておりました。

この更新2回目がシーズン終盤の秋ごろに行われまして、本日退団することが発表された谷口彰悟選手も登場しています。

■グランツリー武蔵小杉3階のフォトスポット「攻める」
2階のフォトスポット「攻める」

■グランツリー武蔵小杉2階のフォトスポット「護る」
グランツリー武蔵小杉3階のフォトスポット「護る」

■フォトスポットの配置ガイド
フォトスポットのガイド

グランツリー武蔵小杉のフォトスポットは、2階・3階に設置されています。
今回は3階が「ATTACK-攻める-」、2階が「DEFEND-護る-」というコンセプトで、それぞれ攻撃・守備で活躍する選手ら4人ずつがセレクトされています。

更新前は「新加入選手」がテーマで若手選手が多かったですが、今回はレギュラー陣が選ばれていました。

■3階「攻める」脇坂泰斗選手・橘田健人選手
脇坂泰斗選手・橘田健人選手

脇坂泰斗(わきざかやすと)選手は、川崎フロンターレユースから阪南大学を経由して2018シーズンに加入しました。

Jリーグトップクラスの「ボールを止める、蹴る」技術を武器に主にインサイドハーフ(中盤の攻撃的なポジション)で活躍しています。

2022シーズンからは従来の背番号8から、中村憲剛選手の「14番」という特別な背番号を引き継ぎ、ベストイレブンを受賞するなどクラブを象徴する選手となりつつあります。

橘田健人(たちばなだけんと)選手は、桐蔭横浜大学から2021シーズンに加入しました。
ルーキーイヤーから大活躍し、2年連続でJリーグ優秀選手賞を受賞しています。

インサイドハーフ、あるいはアンカー(中盤の守備的なポジション)が主戦場で、攻撃だけでなく、鋭い出足からのボール奪取も特長です。

■3階「攻める」レアンドロ ダミアン選手、家長昭博選手
レアンドロダミアン選手、家長昭博選手

レアンドロ ダミアン選手は、ブラジルのインテルナシオナルから2019シーズンに川崎フロンターレに加入しました。

元ブラジル代表のフォワードで、ロンドン五輪では6得点で得点王に輝いています。
川崎フロンターレでは2021シーズンにフィットして真価を発揮、MVP・得点王に輝きました。

2022シーズンは負傷により思うような成績が残せなかったものの、まだまだこれから力を発揮できる選手です。

家長昭博(いえながあきひろ)選手は、フィールドプレイヤーとしては最年長の36歳、かつ2022シーズンも圧倒的なパフォーマンスを見せた選手です。
右ウイングとして日本代表の山根視来選手と見事な連携を見せ、2022シーズンにキャリアハイの12得点を記録。ベストイレブンにも選ばれました。

かつては短期間で移籍を重ねる「さすらいの傭兵」的な存在でしたが、2017年に川崎フロンターレに移籍してからは過去最長の6シーズンにわたって定着しました。
過去の6つの国内主要タイトル獲得に大きく貢献しています。

■2階「護る」山根視来選手、ジェジエウ選手
山根視来選手、ジェジエウ選手

そして2階「護る」選手らも見ていきましょう。

山根視来(やまねみき)選手は、カタールワールドカップ日本代表に選出され、予選のコスタリカ戦に出場しました。

川崎フロンターレには湘南ベルマーレから2020シーズンに加入。
加入してすぐに右サイドバックとして定着し、守備だけでなく果敢な攻撃参加で前掲の家長昭博選手との連携で幾度もチャンスをつくりました。

ジェジエウ選手は、ブラジルのアトレチコ・ミネイロから2019年に川崎フロンターレに加入しました。

「モンスター」とも称される驚異の身体能力・スピードを持ち、「守備で歓声が上がる」Jリーグにおいて稀有な選手です。

川崎フロンターレの危機を何度も救い、またセットプレーでは恵まれた体躯を活かしてゴールも挙げています。

■チョン ソンリョン選手、谷口彰悟選手
チョンソンリョン選手、谷口彰悟選手

こちらが最後のフォトスポットです。

チョン ソンリョン選手は、元韓国代表のゴールキーパーです。
川崎フロンターレに2016シーズンから加入し、高いセービング能力でタイトル獲得に大きく貢献しました。

現在37歳の大ベテランですが加入以来正ゴールキーパーの座を譲らず、近年でも川崎フロンターレの新戦術に対応し、新たなプレースタイルを磨く成長力も持っています。

そして最後が、本日海外移籍を前提とした退団が発表された谷口彰悟(たにぐちしょうご)選手です。
筑波大学から2014年に川崎フロンターレに加入し、ルーキーイヤーから9年間、リーグ戦30試合以上に出場する不動のセンターバックとしてクラブを支えてきました。

山根視来選手と共にカタールワールドカップ代表に選出され、予選のスペイン戦、決勝トーナメントのクロアチア戦にフル出場して高いパフォーマンスを発揮しました。

Jリーグトップクラスのセンターバックの力が、日本代表、そして世界で通用することを証明した選手です。


このフォトスポットはユニフォームが2022シーズンですし、年明けからスタートする新シーズンにあたっては、また遠からず更新されることでしょう。

特に谷口彰悟選手は退団が確定していますし、フォトスポットで写真を撮っておくなら今のうちですね。

【関連リンク】
川崎フロンターレウェブサイト 谷口彰悟選手 退団のお知らせ
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
2021/2/5エントリ グランツリー武蔵小杉で川崎フロンターレ写真展がスタート、リニューアル準備の仮囲いで24年の歴史を振り返る
2021/5/1エントリ グランツリー武蔵小杉で5/2まで開催「川崎フロンターレCheering FESTIVAL」でふろん太久々イベント登場、8選手フォトスポットも館内常設に
2021/8/19エントリ グランツリー武蔵小杉で川崎フロンターレ・ブレイブサンダース・NECレッドロケッツ・富士通レッドウェーブ・フロンティアーズのユニフォームが展示
2021/10/12エントリ グランツリー武蔵小杉の川崎フロンターレフォトスポットが更新、ハロウィンの「パンプキンキャッスル」も登場
2022/5/5エントリ グランツリー武蔵小杉の川崎フロンターレフォトスポットが2022シーズン版に更新、武蔵小杉などを背景にチャナティップら新加入4選手も登場

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2022年
12月14日

川崎フロンターレを今季退団、知念慶・丹野研太両選手の送別会が橘高校で開催、寄せ書き贈呈しサポーターと交流

川崎フロンターレの2022シーズン終了後、来シーズンの新体制に向けた契約更改などが進められています。

そんな中、今シーズンをもって川崎フロンターレを退団する知念慶(ちねんけい)選手、丹野研太(たんのけんた)選手の送別会が、川崎市立橘高等学校で本日開催されました。

■知念慶選手、丹野研太選手との記念撮影
 知念慶選手、丹野研太選手

川崎フロンターレでは、例年クラブ協力のもと、サポーター有志による対談選手の送別会を行ってきました。

近年はコロナ禍によりなかなか選手と共に集まるイベント開催ができませんでしたが、今年は久々に開催できることとなりました。

これまでは「フロンタウンさぎぬま」で開催されることが多かったのですが、今回は使用できない日程となったため、川崎市立橘高等学校のアリーナを借りて開催されました。

知念慶選手は鹿島アントラーズに完全移籍、丹野研太選手は契約満了が発表されています。

■退団選手への寄せ書き
退団選手への寄せ書き

退団選手への寄せ書き

アリーナの一角には、送別会開催前に寄せ書きのコーナーが設置されました。
毎回選手ごとの大きなタペストリーが用意され、マジックでメッセージを書けるようになっていました。

■知念慶選手への寄せ書き
知念慶選手

■丹野研太選手への寄せ書き
丹野研太選手への寄せ書き

■イサカゼイン選手への寄せ書き
イサカゼイン選手への寄せ書き

今回の送別会の参加選手は前述の通り知念慶選手、丹野研太選手ですが、このほかイサカゼイン選手もモンテディオ山形への完全移籍が発表されています。

イサカゼイン選手のタペストリーも用意され、たくさんのメッセージで埋まっていました。

■知念慶選手の挨拶
知念慶選手の挨拶

知念慶選手は沖縄出身で、愛知学院大学から2017シーズンに川崎フロンターレに加入しました。

フィジカルが強いフォワードとして、スタメン起用は多くはなかったものの毎年確実に得点を挙げ、川崎フロンターレのタイトル獲得にも貢献してきました。

挨拶では「悔しい思いもたくさんありました」と振り返りつつ、「サポーターの皆さんの応援でここまでやってこれました」と感謝の言葉を伝えました。

■丹野研太選手の挨拶
丹野研太選手の挨拶

丹野研太選手は、セレッソ大阪から2020年に加入したゴールキーパーです。
川崎フロンターレでは第2ゴールキーパーとして常に準備を怠らず、正ゴールキーパーのチョンソンリョン選手の負傷時や退場時など、厳しい状況での出場でクラブを救う活躍を見せました。

出場機会は少なかったものの、ゴールからの大きな声出しなども含め大きなインパクトと、出場しない時も「タンちゃんが控えている」安心感をもたらした選手でした。

「タイトルを取るチームでの3年間はこれから生きてくる」
「コロナで声出しができない状況が続きましたが、応援歌も作ってもらって3年目には満員の等々力でプレイできて嬉しかった」

丹野選手もこのように振り返りつつ、川崎フロンターレでの3年間に感謝の思いを伝えました。

■寄せ書きタペストリーのプレゼント
タペストリーのプレゼント

タペストリーのプレゼント

寄せ書きタペストリーのプレゼント

プレゼントされたタペストリー

寄せ書きが集まったタペストリーは、会場で両選手にプレゼントされました。
今回来場できなかったイサカゼイン選手にも、別途贈呈されるものと思います。

■全員で記念撮影
記念撮影

両選手と記念撮影

両選手との記念撮影

そして両選手と、集まったサポーターの皆さんで記念撮影です。
やはり知念慶選手、丹野研太選手の背番号のユニフォームやタオルマフラーを持っている方が多いですね。

■ひとりずつ対話の時間
対話の時間

対話の時間

対話の時間

対話の時間

対話の時間

そして最後は、来場された方ひとりずつと、知念慶選手、丹野研太選手の対話の時間が設けられました。

これも毎回恒例で、短い時間ながらこれまでの思い出や感謝などを伝え、たいへん和やかな場となっていました。

来場者数はかなり多いですので、ひとりずつ対話するとかなり時間がかかります。
それでもひとりずつ丁寧に対応されていました。

Jリーグのクラブによっては、移籍した選手が対戦相手として登場してきたときには、ブーイングすることも珍しくはありません。

ただ、川崎フロンターレでは移籍選手を毎回拍手で温かく迎えるのが恒例になっています。

選手らもそれは理解されていますし、また等々力陸上競技場に来るのを楽しみにされていることが多いようです。

丹野研太選手の新所属はわかりませんが、知念慶選手は鹿島アントラーズでおそらくは等々力陸上競技場でベンチ入りしてくるのではないでしょうか。

「恩返しゴール」「恩返しセーブ」はもらいたくありませんが、両選手が今後新天地で羽ばたき、また元気にプレイする姿がみられるとよいと思います。

(はつしも)

【関連リンク】
川崎フロンターレ 12/14退団選手の送別会開催のお知らせ
2021/6/28エントリ 川崎フロンターレが田中碧選手の独デュッセルドルフ移籍を発表。本サイトが追った2016~2021の6年間を振り返る
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