武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2022年
09月07日

川崎フロンターレのナイトゲームで「声出し応援」代わりにペンライト輝く、「Paint it Blue!! Night」開催中

川崎フロンターレでは、2022シーズンに「26(フロ)周年」を記念してナイトゲームの演出として、等々力陸上競技場を暗転させて観客席全体でペンライトを照らす「Paint it Blue!! Night」を開催しています。

そのペンライトの「マスコットバージョン」が品切れの状態が続いていたのですが、8月に再入荷していましたので、ご紹介したいと思います。

■ペンライトで照らす「Paint it Blue!! Night」
Paint it Blue!! Night

Paint it Blue!! Night

Paint it Blue!! Night

Paint it Blue!! Night

現在、Jリーグでは新型コロナウイルスの影響により「声出し」の応援が大部分規制されている状況にあります。

試験的な緩和も行われてきていますが、その制約のある環境下で応援を「色」で表現するために導入されたのが、写真のようなペンライトやサイリウムです。

川崎フロンターレのクラブカラーであるブルーを基本に、現在多くの方がライトを持ってスタジアムに来場しています。

■「Paint it Blue!! Night」用ペンライト(キャラクターVer.)
ペンライト(マスコットVer.)

■水色に点灯
水色に点灯

こちらが、人気の「Paint it Blue!! Night」用ペンライト(マスコットVer.)です。
ふろん太、カブレラ、ワルンタ、そして陸前高田市の「たかたのゆめちゃん」が描かれています。

■ペンライトは色変更が可能
ペンライトは色変更が可能

ペンライトは色変更が可能

ペンライトは色変更が可能

ペンライトは色変更が可能

このペンライトは、色変更が可能です。
フロンターレのブルー(水色)のほか、緑、赤、青、紫、白がありました。

ブラジル人選手が注目されたタイミングでは緑色にする、試合開始前に対戦相手のサポーターの皆さんにウェルカムメッセージがアナウンスされるタイミングでは、相手クラブカラーにするなど、応用が可能です。

今季、ホームゲームのナイトゲームに限ると、残る試合は9/10サンフレッチェ広島戦、10/12京都サンガFC戦となります。

また来季には「声出し応援」ができるような動きもありますが、今季の「Paint it Blue!! Night」はライトが綺麗で好評でしたし、購入された方も多いので引き続き活用されるような気がします。

一方でここまでの規模で活用されるのは今シーズンだけの風景かもしれませんので、本記事に記録を残しておきたいと思います。

■武蔵小杉駅北口「アズーロ・ネロ」でのペンライト販売
ペンライト販売

■開幕戦で配られたサイリウム
サイリウムで応援

【関連リンク】
川崎フロンターレ ナイトゲームの光の演出「Paint it Blue!!Night」開催のお知らせ 
Jリーグオンラインストア 川崎フロンターレ 純烈コラボペンライト
※オンラインストアではマスコットVer.は品切れ中です。またアズーロ・ネロでも完売の可能性があります。
2022/2/18エントリ 川崎フロンターレが2022シーズンJ1開幕戦「多摩川クラシコ」制す、始球式に「純烈」登場しホームゲームイベントにSDGsブースも

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2022年
09月01日

武蔵小杉で創業「コールドクター」が川崎フロンターレ・川崎市消防局と「救急車の適正利用」取り組み会見、小林悠選手からもメッセージ

2022年8月31日に開催されたJ1リーグ第20節「川崎フロンターレvsサガン鳥栖戦」の開催前、等々力陸上競技場において川崎フロンターレ・川崎市消防局・株式会社コールドクターによる「救急車の適正利用」の取り組みに関する記者会見が行われました。

■川崎フロンターレ・川崎市消防局・コールドクターによる記者会見
川崎市消防局・コールドクター・川崎フロンターレによる記者会見

株式会社コールドクター(東京都渋谷区、代表取締役社長:合田武広、以下コールドクター)は、もともと創業者のひとりが市内でクリニックを経営している縁もあり、武蔵小杉で2018年に創業された会社です。

休日や夜間に最短30分で医師が往診するサービスや、24時間・365日対応できるオンライン相談・診療サービスなどを提供しています。

「かわさき起業家オーディション」で各賞を受賞するなど川崎市との縁も深く、また2022年6月18日より川崎フロンターレとオフィシャルパートナー契約も締結しました。

同社はさらなる地域貢献を進めていきたいとの思いもあり、川崎フロンターレのマッチングにより、川崎市消防局を含めた3者で「救急車の適正利用」に関する取り組みを進めていくこととなり、8月31日に記者会見が行われました。

その第1弾として発表されたのが、川崎フロンターレの選手が登場する啓発ポスターです。

■救急車適正利用の啓発ポスター
救急車適正利用啓発ポスター
※提供 川崎フロンターレ

コールドクターは、夜間休日の診療を取り巻く「受診できる医療機関が限られている」「診察まで長時間待たされてしまう」「受診を断られてしまうこともある」といった課題を解決するためにサービスを立ち上げたといいます。

「本来救急車が必要のないケース」での119番利用が増加する背景には、夜間や休日などで医療機関が利用しにくい、相談できる先がわからないといった事情もあるでしょう。

そこにコールドクターの休日夜間の往診サービスや、オンラインでの相談・診療サービスも活用したり、川崎市が設置する電話相談窓口なども活用することで、救急車の適正な利用につながるというわけです。

川崎市消防局のニーズとコールドクターのサービスがうまくマッチし、川崎フロンターレと共に上記の啓発ポスターが完成しました。

■川崎市消防局 原田俊一局長
川崎市消防局 原田俊一局長

■コールドクター 丸山浩司医師(代表取締役)
コールドクター 丸山浩司医師

■川崎フロンターレ 吉田明宏社長
川崎フロンターレ 吉田明宏社長

今回の会見では川崎市消防局の原田俊一局長、コールドクターの丸山浩司代表取締役・医師、川崎フロンターレの吉田明宏社長が登壇されました。

以下、会見の全文をお伝えいたします。



■原田消防局長
川崎市の救急要請の現状につきまして簡単にご説明させていただきます。川崎市消防局では現在市内に29台の救急車を配置して、24時間体制で市内の救急事故に対応しております。令和3年中の市内での出動につきましては、6万9,883件出動しております。これは約7分30秒に1回、市内のどこかで救急車が出動している計算になります。

また本市の救急車により医療機関に搬送された方はのべ5万7,840人でありますが、そのうち約半数の方は入院の必要のない軽症の患者さんでした。

現在川崎市では急な病気やけがをした場合、これから受信できる、川崎市の歯医者さんを除く医療機関を24時間365日電話案内する救急医療情報センターのほか、夜間、子どもの症状に対して受信したほうが良いのか、保護者の方が迷ったときにアドバイスを提供する「#8000番」、こういったサービスがありますので、ご活用いただきたいと思います。


■コールドクター 丸山医師(代表取締役)
今回の取り組みに触れる前に、簡単にコールドクターについてご説明させていただきます。コールドクターは川崎市の武蔵小杉で創業した会社であり、主として最短30分で自宅に医師を呼ぶことができる、夜間休日の往診サービスを提供しております。
往診サービスに加え、24時間365日対応可能な医療相談・オンライン診療も提供しております。

休日夜間に体調不良やけがに見舞われ、空いている病院がない、病院に行きたくても動くことができない、そもそもどこに相談したらいいかわからない、そのような不安な思いをされた方は少なくありません。そんな中で、自宅に居ながら、スマホで医療相談や診察を受けることが可能になっています。

またコールドクターでは往診事業のほかにも、ワクチン接種に関する事業も行っております。川崎市様でも、大規模接種会場において医歯約20名、看護師約50名を毎日手配し、1日2,000人以上の市民の皆様にワクチン接種を行い、川崎市様と共にコロナウイルス感染拡大防止につとめてまいりました。また川崎市様とはご縁がありまして、昨年2021年にはかわさき起業家オーディションに応募させていただき、かわさき起業家優秀賞をはじめ計7賞を受賞させていただきました。川崎発の事業として全国展開を進めてまいります。今後も市民の皆様が安心した日々を過ごせるようなサービスを提供できるよう精進してまいります。


■川崎フロンターレ 吉田社長
6月より弊社のオフィシャルパートナーとしてご支援いただいている、コールドクター様から、川崎市への恩返しをしたいとの相談をいただきました。先ほど丸山医師からご説明があったように、武蔵小杉、川崎で創業したというところで、川崎市に感謝の思いを強く抱いていらっしゃいました。
そこで、川崎市消防局様にご相談したところ、救急車適正利用にお困りであると伺いました。であれば、夜間休日の往診サービスを提供しているコールドクター様と救急車の適正利用を世の中にPRしたい消防局の思いとニーズがマッチしました。

これによって、両社の特長を最大限に活かすことにつながり、本当に必要な方へ救急車を届けることができるようになると考えました。今回のポスターは、従来からある救急車適正活用のポスターと違い、フロンターレを活用いただきよりポジティブなイメージで啓もうできるデザインになっています。

また単に救急車の適正利用を促すだけではなく、救急車が必要ない場合でも、違った形での医療サービスがあるということも川崎市民に広く周知する狙いもございます。

もちろん皆様もお気づきの通り、右下の小林選手が「11番」、ダミアン選手が「9番」、この背番号を足すと「119番」という、こういったメッセージもこめております。
他にも川崎フロンターレにとって中村憲剛の14番を受け継いだ脇坂選手が医師役でポスターに出ております。彼の背番号は14、つまりいちよん、「いし」、というシャレも入れて、フロンターレのユーモアも入れて、前向きに市民の皆様に啓もう活動ができると考えております。

他にも10月12日水曜日に京都サンガFC戦において、コールドクターエキサイトマッチを開催いたします。もちろん、当日も救急車適正利用の啓もう活動を行う予定となっており、来場者へ救急車適正利用を促すチラシの配布や、大型ビジョンで動画の放映などを行う予定でございます。詳細は後日、川崎フロンターレのホームページでお知らせをご覧いただければと思います。




吉田社長によると、前掲の啓発ポスターに登場する選手の背番号が「11+9=119」、「14(医師)」になっているということで、川崎フロンターレらしいスタイルですね。

またここで、啓発ポスターに登場する川崎フロンターレの小林悠選手のメッセージ動画が紹介されました。

川崎フロンターレより提供いただいていますので、下記Youtube動画をご視聴ください。

■小林悠選手 メッセージ動画

※提供 川崎フロンターレ

■小林悠選手
皆さん、こんにちは。川崎フロンターレの小林悠です。今回救急車適正利用のポスターに起用していただき、ありがとうございます。コールドクターのようなサービスがあることを初めて知りました。私自身、遠征で家をあけることが多く、3人の子供をもつ親として、自宅にドクターが来てくれるのは本当に助かります。もちろん本当に困っていることがあれば、救急車も呼んでください。この活動を通じて、救急車を必要としているかたへ救急車が届き、ひとりでも多くの命が助かることを願っております。



最後に、各代表者からメッセージが発信されました。
こちらも全文をお届けいたします。

■原田消防局長
このたびは川崎フロンターレ様とコールドクター様にご協力いただき、このようなポスターを作成できましたことを感謝申し上げます。今回のポスターは救急車の適正利用をテーマとして作成したものになりますけれども、おそらくここにいらっしゃる皆様方の中にも、救急車の適正利用とは何?とお思いになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

救急車の適正利用とは、適時適切な救急車の利用のことで、たとえば意識がない、突然の激しい頭痛、冷や汗を伴う胸の痛みなど、これはいつもと違うと、危険を感じたときに躊躇せず119番をして救急車を呼んでくださいということで、決して救急車を呼ばないでくださいということではございません。

多くの方にこの適正利用についてご理解いただくことで、まさにいま救急車を必要としている方が救急車を使えるようにしようということでございます。本当に救急車を必要としてる方にいち早く救急車を届けたい。これが私たちの共通の願いでございます。

私たち消防職員も日々全力で職務を遂行しておりますけれども、そこに市民の皆様のご理解とご協力が加わることで、誰もが安心して暮らせる、「最幸(さいこう)のまち・かわさき」へまた一歩近づいていけると確信しております。本日はまことにありがとうございました。


■コールドクター 丸山医師
このたびは川崎フロンターレ様と川崎市消防局様とこのような取組ができたことを大変うれしく思います。今回のテーマである救急車の適正利用についてですが、実際には急なケガや体調不良時には適切な判断をするというのは難しいものだと思われます。ただ、救急車を呼ぶという選択肢以外にも、そもそも受信すべきか相談できる、そういった事業や窓口があること、また往診という選択肢があることを今回知っていただければと思っております。実際に軽症から中等症だと見込まれる方に関しては、医療相談から往診、本当に中等症から重症が予想される方には救急車を使用する、そういったかたちで本当に必要な方に、最速で救急車が届けられる体制をつくっていくことが重要だと考えています。そういった社会インフラを今後一緒につくっていければと思います。本日はありがとうございました。

■川崎フロンターレ 吉田社長
あらためまして、今回はコールドクター様、川崎市消防局様にご協力いただき、本当にありがとうございます。御礼申し上げます。

一人でも多くの命を助けることにつながる活動へ、川崎フロンターレとして参加させていただくということに、たいへん嬉しく、また光栄に思っております。

今回のように両者のニーズをひきあわせることでより良い世の中になるように、これからもさまざまな取組を行っていければと思います。引き続きよろしくお願いいたします。




質疑応答ののち、記者会見は終了しました。

2022年8月7日には、川崎フロンターレがパートナー企業と共に「かわさきこども食堂ネットワーク」を支援する記者会見が行われていましたが、今回も川崎フロンターレがうまくネットワークをつないで、課題解決への道筋をつくっていく取り組みになっていたかと思います。

現在はコロナ禍もあり、そもそもが医療機関の利用全体が増えてしまっている状況とのことですが、今後救急車の適正利用が進んでいくことを期待したいと思います。

コールドクターのサービス詳細につきましては、下記の関連リンクより公式ウェブサイトをご参照ください。

【関連リンク】
みてねコールドクター ウェブサイト
かわさき起業家オーディション 受賞者紹介ページ
川崎フロンターレウェブサイト 川崎フロンターレSDGs
2022/4/3エントリ 川崎フロンターレが抗菌・防カビ等技術企業「染めQテクノロジィ」とSDGs協業に調印、6/18「かわさきSDGsランド」出展など活動推進
2022/8/9エントリ 川崎市・川崎フロンターレがSDGs協定締結し会見、地域社会のインフラ目指し「かわさきこども食堂ネットワーク」をパートナーと支援

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2022年
09月01日

川崎フロンターレが鳥栖に完勝しリーグ暫定首位に、「川崎市制記念試合」始球式&YMCAショーにGENERATIONS中務裕太さんと中村憲剛さんも登場

2022明治安田生命J1リーグ第20節「川崎フロンターレvsサガン鳥栖戦」が8月31日に等々力陸上競技場で開催されました。

リーグ終盤を迎えて完成度の上がる川崎フロンターレは、見事な連携とボール奪取により終始ボールを支配。サガン鳥栖の隙を逃さずに攻勢をかけて4-0で完勝しました。

今季故障に苦しんだ大島僚太選手の初得点も生まれるなど、非常に見所のある試合だったように思います。

これにより川崎フロンターレは、当日試合のなかった横浜F・マリノスよりも1試合早く消化して勝点を「1」上回り、暫定首位に立ちました。

■GENERATIONS中務裕太さん、中村憲剛さんの「YMCAショー」

またこの試合は、毎年恒例の「川崎市制記念試合」でした。

かつて、川崎市制記念試合でハーフタイムショーをつとめてきた西城秀樹さんは、2018年5月16日に逝去されました。
それを西城さんと親交があり、川崎市とも縁のあったコロッケさんが2019年から引き継がれました。

今回はコロッケさんに加えて、ダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS」の中務裕太さんが中村憲剛さんとともに登場し、西郷秀樹さんの「YMCA」で等々力陸上競技場を盛り上げました。

■GENERATIONS中務裕太さんと中村憲剛さんのコラボ動画


また、この日の始球式もGENERATIONSの中務裕太さんがつとめました。

この始球式とハーフタイムの「YMCAショー」に先立って、サッカーを中村憲剛さんが教え、ダンスを中務裕太さんが教えるというコラボ企画が行われていました。

詳しくは川崎フロンターレのYoutubeチャンネルをご視聴ください。



■ホームゲームイベントの「イケメンダンク」も中務裕太さん・中村憲剛さん仕様に
イケメンダンク

今回は平日開催ということで、ホームゲームイベントは大掛かりな企画は行わず、恒例のミニゲームやスタジアムグルメが等々力陸上競技場周辺に展開されました。

ただその中でも、バスケットボールゲーム「イケメンダンク」は、中務裕太さんと中村憲剛さんの特別仕様になっていました。

■洗足学園音楽大学の皆さんによる時報ダンス
洗足学園音楽大学の皆さんの時報ダンス

洗足学園音楽大学の皆さんの時報ダンス

洗足学園音楽大学の皆さんの時報ダンス

洗足学園音楽大学の皆さんの時報ダンス

洗足学園音楽大学の皆さんの時報ダンス

洗足学園音楽大学の皆さんの時報ダンス

そして今回は比較的余裕の生じた等々力球場前のスペースを活かして、洗足学園音楽大学の皆さんによる「時報ダンス」も行われました。

キックオフ2時間前、1時間前に躍動感あるダンスを見せてくれました。
一番最後の写真は、もちろん西郷秀樹さんの「YMCA」です。

■ふろん太も「YMCA」を練習
ふろん太も練習

マスコットキャラクターのふろん太も、ハーフタイムショーに備えてキックオフ前から「YMCA」の練習です。

練習の成果は出たでしょうかね。

■観客の皆さんに配られた「YMCA」フラッグ
YMCAフラッグ

観客の皆さんには、本日の入場時にこちらの「YMCA」フラッグが配られました。

川崎市制記念試合の盛り上がりもあり、試合内容もきわめてクオリティの高いものでしたので、川崎フロンターレを応援する方には満足度が高い結果だったのではないでしょうか。

残るリーグ戦は9試合、暫定2位のマリノスは1試合消化が少なく勝ち点差はわずか「1」です。
ここからは最後まで負けられない、熾烈な優勝争いに突入していきます。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ゲーム記録 第20節

(西城秀樹さん関連)
2018/5/20エントリ 「第7回CC等々力エコ暮らしこフェア」が本日川崎フロンターレホームゲームと同時開催、急逝の西城秀樹さんを追悼しビッグフラッグが登場
2018/7/23エントリ 川崎フロンターレ「川崎市制記念試合」で西城秀樹さんに捧ぐYMCAパフォーマンス実施、初対戦V・ファーレン長崎の高田明社長も登場
2019/7/27エントリ 川崎フロンターレが「川崎市制記念試合」大分戦に勝利、西城秀樹さんのYMCAショーをコロッケさんが継ぎ等々力に歓声
2020/9/24エントリ 川崎フロンターレが中村憲剛・キングカズ・中村俊輔ら揃い踏みレジェンド対決制し6連勝、コロッケさんがYMCAショーで登場 2021/5/30エントリ 川崎フロンターレが鹿島戦制し無敗記録更新、「CC等々力エコ暮らしこフェア」にデジモン、ハーフタイムに西城秀樹さんの思い継ぎコロッケさん登場

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2022年
08月28日

川崎フロンターレが上位対決鹿島戦制し暫定3位浮上、ホームゲームイベント「フロンターレ牧場」「カブトムシの森」に富士通フロンティアーズも参戦

2022明治安田生命J1リーグ第27節「川崎フロンターレvs鹿島アントラーズ戦」が8月27日(土)に等々力陸上競技場で開催されました。

重要な上位決戦となったこの試合は、家長昭博選手によるPKと脇坂泰斗選手による直接フリーキックからの2点で川崎フロンターレが先行するかたちになりました。
試合全体を通じてボールを多く支配した鹿島が終盤まで攻勢をかけたものの、川崎フロンターレが失点を1にとどめ、2-1で勝利しました。

川崎フロンターレはJ1リーグ戦においては鹿島に対して2016シーズンから無敗を続けており、今シーズンもホーム&アウェイ2試合を2勝で終え、いわゆる「シーズンダブル」を達成しました。

これにより川崎フロンターレは現在暫定3位、首位横浜F・マリノスとの勝ち点差を2としています。

■JリーグTwitter 川崎Fvs鹿島

またこの日は、ホームゲームイベントとして「フロンターレ牧場・カブトムシの森~幼虫採集編~」が開催されましたので、レポートしたいと思います。

フロンターレ牧場

■ホームゲームイベントが開催された等々力陸上競技場周辺
ホームゲームイベントが開催された等々力陸上競技場周辺

■「フロンターレ牧場」の目玉イベント「どうぶつかけっこ」
どうぶつかけっこ

どうぶつかけっこ

どうぶつかけっこ

「フロンターレ牧場」は、今季春にも開催されたホームゲームイベントの人気企画です。
川崎市内に唯一存在する牧場「福田牧場」などの協力を得て、動物たちがイベント会場に登場しました。

こちらは目玉イベントの「どうぶつかけっこ」です。

会場を競馬場に見立て、子どもたちがジョッキーとなって子ヤギたちと一緒にゴールを目指します。
今回は春に生まれた子ヤギたちが少し成長しての出走となりました。

■出走のファンファーレは洗足学園音楽大学の皆さん
出走のファンファーレは洗足学園音楽大学の皆さん

かけっこのファンファーレは洗足学園音楽大学の皆さんによる演奏です。
高らかな演奏で、出走を盛り上げました。

■ヤギの「かけっこ券」
かけっこ券

また来場者は、1位のヤギを予想する「かけっこ券」を購入できました。
見事的中すると、抽選で川崎フロンターレ選手のサイン入りグッズなどがもらえます。

■牛の乳しぼり体験
牛の乳しぼり体験

牛の乳しぼり体験

また「フロンターレ牧場」では、牛の乳しぼり体験も人気です。
こちらは横浜市にある「相澤良牧場」の協力によるものです。

■「相澤良牧場」によるソフトクリーム販売
ソフトクリーム

■コーヒーゼリーソフト
ソフトクリーム 

■かき氷ソフト
かき氷ソフト

「相澤良牧場」は、ソフトクリーム販売も行っていました。
こちらも大人気で、長い行列ができていました。

実際にいただいてみると想像以上にソフトクリームが濃厚で、舌触りがなめらかで心地よいです。

待機時間は30分以上は覚悟する必要がありますが、並んで食べる価値はあるように思いました。

■「イクミママのどうぶつドーナツ」も販売
イクミママのどうぶつドーナツも販売

イクミママのどうぶつドーナツ

また今回は「動物」つながりということで、元住吉の人気ドーナツ店「イクミママのどうぶつドーナツ」も出店していました。

本サイトで以前お伝えした通り、「イクミママ」は武蔵小杉駅北口のオフィシャルカフェ「フロカフェ」でもふろん太・カブレラドーナツを提供しています。

かわいらしい動物たちのドーナツが様々な種類あって、見ているだけでも楽しいですね。

■動物たちへのえさやり体験
動物たちへのえさやり体験

動物たちへのえさやり体験

動物たちへのえさやり体験

こちらは、動物たちへのえさやり体験です。
羊、ヤギ、亀に野菜のえさやりができました。

またこのほか、ひよこなどの小動物ふれあいコーナーもありました。

■「カブトムシの森~幼虫採集編~」
カブトムシの森幼虫採集編

カブトムシの森幼虫採集編

続いてこちらは、併催イベント「カブトムシの森~幼虫採集編~」です。
川崎フロンターレでは、かねてからカブトムシ飼育の体験イベントを行ってきましたが、今回は初の「越冬飼育」です。

ここから秋冬を超えてカブトムシの幼虫を自宅で育て、来年夏にカブトムシの成虫まで育てようという企画です。

会場内に設置された土の中から幼虫を掘り当てて持ち帰ることができました。

■飼育の記録
カブトムシ飼育日記

カブトムシ飼育日記

カブトムシ飼育日記

会場のフェンスには、担当スタッフによるカブトムシ飼育日記も掲示されていました。
皆さんが連れて帰った幼虫たちも、元気に成虫になると良いですね。

■富士通スタジアム川崎PRイベント「アメフトーーク」による綱引き
富士通アメリカンフットボール部フロンティアーズ

また今回は、「フロンターレ牧場」「カブトムシの森~幼虫採集編~」に加えて、川崎区にあるアメリカンフットボール場「富士通スタジアム川崎」のPRイベント「アメフトーーク」も同時開催されていました。

こちらは富士通のアメリカンフットボール部「富士通フロンティアーズ」の選手の皆さんが全面協力です。

■綱引き大会は大盛り上がり
綱引き大会

綱引き大会は大盛り上がり

富士通フロンティアーズの皆さんによる綱引き大会は、大盛り上がりでした。
子どもたちから大人まで、年齢や人数が違ってもフロンティアーズの皆さんのほうでちょうどよく調整して、熱戦でした。

特に小さい子どもたちのときには、優しく勝たせてあげていたように思います。

■Xリーグ2022シーズン開幕
Xリーグ開幕

富士通フロンティアーズが参加する社会人アメリカンフットボール「Xリーグ」は、9月10日(土)、11日(日)に開幕します。

富士通フロンティアーズは9月10日(土)に富士通スタジアム川崎で東京ガスと対戦する予定です。

詳細は関連リンクより、Xリーグや富士通フロンティアーズのウェブサイトをご参照ください。




次の川崎フロンターレのリーグ戦は、8月31日(水)サガン鳥栖戦です。

これは「川崎市制記念試合」として、恒例の「ハーフタイムY.M.C.Aショー」やコロッケさん出演、中村憲剛さんと親交のあった「GENERATIONS」中務裕太さんによる始球式などが予定されています。

リーグ戦も優勝がかかる終盤になると完売が続くようになりますが、次回は平日夜で比較的チケットが取りやすいですので、この機会に観戦してみるのも良いと思います。

【関連リンク】
川崎フロンターレ 26(フロ)周年記念特別企画「LDH JAPAN」×「川崎フロンターレ」 8/31 鳥栖「川崎市制記念試合」実施のお知らせ
Xリーグ ウェブサイト
富士通フロンティアーズ ウェブサイト

(2022シーズンホームゲーム関連)
2022/2/18エントリ 川崎フロンターレが2022シーズンJ1開幕戦「多摩川クラシコ」制す、始球式に「純烈」登場しホームゲームイベントにSDGsブースも
2022/3/3エントリ 川崎フロンターレが浦和に逆転勝利でリーグ首位、武蔵小杉・等々力陸上競技場周辺に「26(フロ)周年タペストリー」出揃う
2022/3/17エントリ 川崎フロンターレが今季初休日ホームゲームで「フロンターレ牧場」を開催、牛の乳しぼり・羊の毛刈り体験に子ヤギのかけっこも出走
2022/4/3エントリ 川崎フロンターレが抗菌・防カビ等技術企業「染めQテクノロジィ」とSDGs協業に調印、6/18「かわさきSDGsランド」出展など活動推進
2022/4/10エントリ 川崎フロンターレの柏戦ホームゲームイベント「陸前高田ランド・春」の物産販売や餅まきに賑わい、藁科前社長に勝利で花道 
2022/5/14エントリ 川崎フロンターレが約1か月ぶりホームゲームでアビスパ福岡に勝利、ホームゲームイベント「噂のケンケツSHOW」で献血を推進 2022/6/2エントリ 川崎フロンターレが天皇杯2回戦で札幌大学に5-0快勝、高卒ルーキー永長鷹虎がデビュー戦初ゴール
2022/6/26エントリ 川崎フロンターレvs磐田戦は痛恨ドロー、ホームゲームイベント「九州熊本熱闘合志園」では谷口・車屋両選手の学生時代写真展や大久保嘉人氏登場も
2022/8/7エントリ 川崎フロンターレが首位マリノスに土壇場勝利、ホームゲームイベント「かわさき水まつり」にクラブ史上最多50企画が集結
2022/8/11エントリ 川崎フロンターレらが「2022えがお共創プロジェクト」開催、等々力陸上競技場「センサリールーム」で発達障がい児向けサッカー観戦を実施

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2022年
08月17日

等々力緑地に残る、川崎フロンターレ創立10周年顕彰モニュメント。「2006シーズンJ1準優勝」「イルカのオブジェ」「ビクトリーロード」紹介

等々力緑地の等々力陸上競技場近くに、遊具などが設置された児童遊園があります。
ここには川崎フロンターレのクラブ創立10周年を記念したモニュメントが、2006シーズンに設置されていました。

今回はこのモニュメントと、モニュメントが紹介する「イルカのオブジェ」や「ビクトリーロード」に注目してみました。

■等々力陸上競技場近くの児童遊園
モニュメント

等々力陸上競技場の児童遊園

この児童遊園は、等々力陸上競技場メインスタンドと公式野球場、テニスコートに囲まれたエリアにあります。

普段は多くの子どもたちの遊び場となっているほか、川崎フロンターレのホームゲーム開催時にはさまざまなイベント会場としても使われています。

■川崎フロンターレの創立10周年モニュメント「J1リーグ準優勝」
川崎フロンターレの創立10周年顕彰

そしてこの児童遊園の一角に、3つの川崎フロンターレ関連のモニュメントが設置されています。

上記は川崎フロンターレが2006シーズンにJ1準優勝を果たした際の「シャーレ」が描かれています。

いまやJ1リーグを4度制覇している川崎フロンターレですが、当時はこれが「初のJ1準優勝」でした。
またクラブ創立10周年ということもあり、こうしてモニュメントが作られたというわけです。

当時の現在の川崎フロンターレの立ち位置の違いをあらためて実感できますね。

■「イルカのひろば」のモニュメント
イルカのひろばのモニュメント

そしてもうひとつが「イルカのひろば」のモニュメントです。

川崎フロンターレのマスコットキャラクター(ふろん太)にちなんで、イルカのオブジェが設置されていることが記されています。

■イルカのオブジェ
イルカのオブジェ

イルカのオブジェ

周囲を見渡すと、確かにイルカのオブジェがあちこちに設置されています。
公共施設ですので、当時「ふろん太君」をあえて直接的に描かなかったのでしょう。

現在では、武蔵小杉駅東口駅前広場や横須賀線武蔵小杉駅前広場のインターロッキングブロックにふろん太君が描かれるなど、公共施設にもふろん太君がデザイン採用されたりしています。

このあたりにも、現在の川崎フロンターレとのステージの違いを感じます。

■「等々力陸上競技場ビクトリーロード」のモニュメント
等々力陸上競技場「ビクトリーロード」

最後は、「等々力陸上競技場ビクトリーロード」のモニュメントです。

川崎市公文書館側から児童遊園の前を通って等々力陸上競技場へのメインアプローチがありまして、それが「ビクトリーロード」(フロンターレロード)と名付けられています。

このビクトリーロード中央の太陽光ハイブリッド型風車は、2005年「愛・地球博」で出展されていたものが寄付され、川崎フロンターレのフラッグが取り付けられるように改良のうえで2006年に設置されたということです。

■太陽光ハイブリッド型風車などが設置された照明
太陽光ハイブリッド型風車が付いた照明

フロンターレロード

太陽光ハイブリッド型風車

この太陽光ハイブリッド型風車付きの照明には、「フロンターレロード」と書かれていました。
モニュメントに記載されていた「ビクトリーロード」とは表記のばらつきがありますが、モニュメントよりも目につく分「フロンターレロード」の方が知られているかもしれません。

■別バージョン太陽光ハイブリッド型風車付き照明
別バージョンの太陽光ハイブリッド型風車

別バージョンの太陽光ハイブリッド型風車

このビクトリーロード(フロンターレロード)には、別バージョンの風車や、風車のない太陽光発電のみの照明も設置されています。

現在は夏場ですので、太陽光発電も良く稼働しているのではないでしょうか。

■夜にはブルーライトが点灯
ブルーライトに輝く

夜にはブルーライトが点灯

これらの照明は、夜にブルーライトが点灯します。
川崎フロンターレのクラブカラーに合わせたものです。

点灯時間は限られていますので、見ようとすると意外と見られないかもしれません。

■川崎フロンターレ遊具
川崎フロンターレ遊具

川崎フロンターレ遊具

川崎フロンターレ遊具

今回ご紹介した児童遊園には、川崎フロンターレ仕様の遊具も設置されています。
こちらも普段、子どもたちに人気です。

川崎フロンターレは1997年のクラブ創設から、地域密着の活動を続けて少しずつ地域に受け入れられ、支持を広げてきました。

等々力緑地に残されたモニュメントのように、古くからの記録を辿ってみると、新しい発見があります。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ウェブサイト
2010/10/15エントリ 等々力緑地のフロンターレ遊具

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2022年
08月11日

川崎フロンターレらが「2022えがお共創プロジェクト」開催、等々力陸上競技場「センサリールーム」で発達障がい児向けサッカー観戦を実施

8月10日、YBCルヴァンカップ準々決勝「川崎フロンターレvsセレッソ大阪戦」の2戦目が等々力陸上競技場で開催されました。

この日は発達障がいのある子どもたちへの取り組みとして、「2022えがお共創プロジェクト」が開催されました。

■センサリールームでの観戦
 

■「えがお共創プロジェクト」の歓迎メッセージ
えがお共創プロジェクトの歓迎メッセージ

「えがお共創プロジェクト」は、川崎フロンターレがパートナー各社とともに2019年から継続している取り組みです。
感覚過敏などにより外出やスタジアムなどでのサッカー観戦が困難な小学生のお子さんとそのご家族を対象に、サッカーを楽しむことができる環境を整えます。

今回の「2022」は、川崎フロンターレが主催し、川崎市・JTB・全日本空輸(ANA)・富士通・世界文化ワンダークリエイトの共催、障がい者向けの玩具やトレーニング用品を販売するコス・インターナショナルの協力により開催されました。

発達障がいは、日本に約48万人いるといわれます。
しかし見た目ではわかりにくく、理解不足により「単なるわがまま」と誤解されてしまうことがあります。

また音や光などに対しての感覚に個人差があり、スポーツが好きでも、大きな声や音に接することの多いスポーツ参加や観戦を苦手と感じる場合もありますし、感覚過敏によりマスクの着用が難しく、コロナ禍においては外出が難しいなど、さまざまな困難に直面しています。

「えがお共創プロジェクト」は、そんな発達障がいのある子どもたちの可能性を広げることを目的とした取り組みです。
周囲の理解と少しずつの配慮で、子どもたちがスポーツを楽しみ、それをきっかけにさらに生き生きと周囲とかかわることができるようになります。

本サイトでも2020年、2021年の取り組みをご紹介いたしましたが、この2年間はいずれも観戦試合はアウェー開催で、なおかつコロナ禍で移動も困難であったため、等々力陸上競技場での「パブリックビューイング」となりました。

今回は等々力陸上競技場でのホームゲームとなり、感覚過敏に配慮した「センサリールーム」で、試合を生観戦することができました。

■バス到着
バスの到着

今回は横須賀線武蔵小杉駅ロータリーから、等々力陸上競技場までの専用バスがチャーターされました。

このバスの移動中、サポーターの方から応援方法が事前にレクチャーされました。

事前に「どんな場所で」「どんなことがあるのか」、理解しておくことも発達障がいの子どもたちにとって安心できる要素になるようです。

■受付で消毒と検温
受付で消毒と検温

■応援メッセージの記入
応援メッセージの記入

受付で消毒と検温をしたら、選手への応援メッセージを記入しました。
これはあとでウォーミングアップに出てくる選手たちを迎える際に、掲げるものです。

■ピッチサイドに入場
ピッチサイドに入場

ピッチサイドに入場

ひとりひとり応援用のフラッグを渡されて、ピッチサイドに入場です。
まだ選手たちは出てきていませんが、普段は入れない場所ですし、テンションが上がりますね。

■選手たちを出迎え
選手たちを出迎え

選手たちを出迎え

この2年間、選手と触れ合うイベントはなかなか開催ができませんでしたが、今回はウォーミングアップに向かう選手たちの出迎えを行うことができました。

観客席にもすでに観客が入り始め、試合前の臨場感・高揚感を味わうことができたのではないでしょうか。

■6階テラスへ移動
6階のテラス席へ移動

そして観戦のため、6回テラスに移動します。
その途中、「トイレはいついってもいいよ」など、優しい言葉と絵柄でわかりやすい案内がありました。

■6階テラス
6階テラス

6階テラス

そして今回は、6階テラスが「センサリールーム」として提供されました。

発達障がいにはさまざまな個性があり、大きな音や強い光が苦手な「感覚過敏」を生じる場合があります。

センサリールームは、そんな個性をもった子どもたちでも落ち着いて感染ができるように配慮されています。

また応援の太鼓や手拍子などの大きな音があっても大丈夫であれば、より臨場感を味わえる屋外の席も使用できました。

■ひらがなの選手紹介
ひらがなの選手紹介

また「えがお共創プロジェクト」実施の試合では、選手紹介などの表示がひらがな・カタカナになります。

細かいところまで、子どもたちに向けた配慮が施されています。

■「スヌーズレン機器」を設置したカームダウンスペース
カームダウンスペース  

センサリールームの一角には、障がいがあっても受容しやすい視覚・聴覚・触覚・嗅覚などの感覚刺激を与える「スヌーズレン機器」を設置したカームダウンスペースが設けられていました。

試合観戦の刺激でちょっと疲れてしまったら、こちらで一休みできるというわけです。

■ハーフタイムにはマスコットによるグリーティング
カブレラ

そしてハーフタイムには、マスコットキャラクター「カブレラ」によるグリーティングです。
毎回「えがお共創プロジェクト」では、マスコットたちも大人気です。

■カームダウンスペースで遊ぶ子どもたち
カームダウンスペースで遊ぶこどもたち

カームダウンスペースで遊ぶこどもたち

Jリーグの試合は前後半90分、アディショナルタイムとハーフタイムを加えると約2時間あります。
その間、ずっと試合に集中していなければならない、というものではありません。

「えがお共創プロジェクト」では、子どもたちに縛りをかけるようなことは一切なく、自由にカームダウンスペースでリラックスしていました。

こういった「安心できる」環境づくりが、子どもたちにとっては何より大切です。

■子どもたちに寄り添う全日本空輸のスタッフ
全日本空輸のスタッフ

一方、「えがお共創プロジェクト」のスタッフの皆さんが子どもたちに寄り添う姿も、そっと声をかけたりするのが程よく、2019年から継続してきた経験値も活きているのでは、と感じさせられました。

特に全日本空輸のスタッフの皆さんは、接客がお仕事だけに慣れたもので、子どもたちもリラックスして会話していたようでした。

■富士通による「でじふろサンロクマル」
デジふろサンロクマル

こちらは、会場に展示されていた映像「でじふろサンロクマル」です。

「でじふろサンロクマル」では、富士通のVRソリューションを活用して、等々力陸上競技場や選手バスの中などを自由に探索することができるものです。

Googleストリートビューのようなもの、というのが一番わかりやすいですが、より動きがスムーズで実際に現地にいるような体験ができます。

今回の「えがお共創プロジェクト」では、このコンテンツが事前に公開されまして、「自分たちが行くのがどんな場所なのか」事前に確認できるようになっていました。

こちらも前述の通り、子どもたちの安心につながる施策です。

なお、富士通企業スポーツ推進室マネージャーの田中さんにお話を伺うと、今回の会場となった6階テラスのトイレへの導線のコンテンツがなかったため、本プロジェクトのために追加で開発を行ったということでした。

子どもたちを迎えるための、細かいところまでの心くばりです。

■富士通のソリューション「きもち日記」
富士通の「きもち日記」

富士通の「きもち日記」

富士通の「きもち日記」

富士通の「きもち日記」

こちらは、富士通の「きもち日記」という、発達障害や知的障害などがある子どもたちが、気持ちや経験を文章で表現することを支援するソフトウェアです。

昨年の「えがお共創プロジェクト」でも提供されていました。

絵日記のように視覚的に自分の気持ちや経験を5W1Hで表現できるため、1日の行動を振り返ったり、活動や学習の履歴を残すことができます。

■Jリーグの野々村チェアマンも参加
野々村チェアマンも参加

今回の「えがお共創プロジェクト」はJリーグの野々村チェアマンや川崎市の副市長も来場され、富士通のソリューションも真剣な表情で体験されていました。

■世界文化ワンダークリエイトによる「ぬりえ」「めいろ」など
世界文化ワンダークリエイト

世界文化ワンダークリエイト

世界文化ワンダークリエイト

世界文化ワンダークリエイト

世界文化ワンダークリエイト

前回は「協力」として参加していた世界文化ワンダークリエイトは、今回「共催」になりました。

担当の方にお話を伺うと、同社としてもこの取り組みに手ごたえを感じ、プロジェクトの協力関係が深まっていく中で、そのような話になったということです。

同社は発達障がいのあるお子さんを対象にした保育情報誌「PriPriパレット」を発刊していまして、今回は同誌に掲載されている「ぬりえ」「めいろ」などを提供していました。

「えがお共創プロジェクト」ではこうしたパートナーの輪が広がり、それぞれのリソースを持ち寄ることで子どもたちにとって楽しい、安心できる空間が提供されています。

こうして等々力陸上競技場にきて「お出かけして楽しかった」という体験をすることで、より活動的になれたり、外に向かって可能性が広がるきっかけになるようです。

これまでに「えがお共創プロジェクト」に参加した子どもたちにおいてもそうした効果が実際に出ていまして、保護者の方から「とてもよかった」とお話を伺ったことがありました。

川崎フロンターレはこのようにサッカーを通じて、パートナーと協力することで「地域社会にとって必要とされるインフラ」となることを目標としてさまざまな取り組みを推進しています。

試合は2-2のドローとなり、川崎フロンターレは2試合合計の結果、「3-3」ではありますが「アウェイゴール数」で上回られたためYBCルヴァンカップは敗退することとなりました。

ただ、勝敗に関わらず子どもたちは楽しんでいたようで、「良かった」「楽しかった」と感想を話してくれました。

また中には前回からのリピーター参加の方もいらっしゃって、このプロジェクトの満足度の高さの証明でもあるでしょう。

前回、前々回のパブリックビューイングと異なり、今回はホームゲーム生観戦となりましたが、パブリックビューイングに比べるとより試合をしっかり観戦しているお子さんが多かったように思います。

この点は、やはりスタジアムでの生のサッカー体験の力を感じました。
富士通企業スポーツ推進室の田中マネージャーもこの点は同じ感想を持たれていたようで、「生で見ると、また来たくなる、そういう力があると思います」とお話いただきました。

■盛り上がった観戦
盛り上がった観戦

川崎フロンターレのこれまでの発達障がいのある子どもたちに向けた取り組みは、2020年5月にJリーグの社会連携プロジェクト「シャレン!アウォーズ」のチェアマン特別賞を受賞しています。

「シャレン!」とは、Jリーグがより豊かな社会を共創していくための取り組みで、「社会連携」を略した言葉です。
3者以上の協力により、幅広い社会テーマに取り組むものです。

JTBのご担当の方も、「多くの方に注目していただいて、この協力の輪を広げていきたい」とのことでした。
今後の継続的な活動にも期待が集まります。

■感覚過敏の再現VR動画(小杉小学校で撮影)


最後に、パブリックビューイング会場でも展示されていた「感覚過敏の再現VR動画」を今回も再掲しておきます。

この動画は、富士通の製作により川崎市立小杉小学校で収録されています。

光や音の感じ方の違いを一例として理解できますので、イヤホンを使うなどして、是非一度視聴してみてください。

もちろん感じ方は人によって異なり、この映像がすべてではありません。
ただ、外見だけではわからない個性、感じ方の違いがあることを理解する一助になるかと思います。

【関連リンク】
シャレン!Jリーグ社会連携ウェブサイト 2020Jリーグシャレン!アウォーズ・Jリーグチェアマン特別賞『発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム/川崎フロンターレ』活動レポート
川崎フロンターレ 「発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム」の取り組み 2020Jリーグシャレン!アウォーズ「Jリーグチェアマン特別賞」受賞のお知らせ
川崎フロンターレ 発達障がいのある子どもたちへの取り組み 「2021えがお共創プロジェクト」開催のお知らせ


(えがお共創プロジェクト関連)
シャレン!Jリーグ社会連携ウェブサイト 2020Jリーグシャレン!アウォーズ・Jリーグチェアマン特別賞『発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム/川崎フロンターレ』活動レポート
川崎フロンターレ 「発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム」の取り組み 2020Jリーグシャレン!アウォーズ「Jリーグチェアマン特別賞」受賞のお知らせ
2020/6/18エントリ Jリーグ社会連携で表彰、川崎フロンターレの「発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム」番外編トークイベント開催レポート
2020/11/22エントリ 川崎フロンターレが11/21大分戦で開催、「発達障がい児向け親子サッカー教室&パブリックビューイング」密着取材レポート
2021/11/21エントリ 川崎フロンターレ・川崎市・JTB・ANA・富士通らが「2021えがお共創プロジェクト」開催、等々力陸上競技場で発達障がい児向けサッカー教室やパブリックビューイング実施

(富士通のソリューション)
2021/12/31エントリ 川崎フロンターレ・富士通のオンライン企画「でじふろサンロクマル」が開幕、VRソリューションで等々力陸上競技場など未公開エリア探検

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2022年
08月09日

川崎市・川崎フロンターレがSDGs協定締結し会見、地域社会のインフラ目指し「かわさきこども食堂ネットワーク」をパートナーと支援

2022年8月7日、川崎フロンターレvs横浜F・マリノス戦が開催された日、大一番の試合開催前の等々力陸上競技場において、川崎市と川崎フロンターレが持続可能な開発目標(SDGs)に関する協定締結の記者会見が行われました。

本協定に基づく取り組みとして、「かわさきこども食堂ネットワーク」が抱える課題を持続可能な方法で解決するため、川崎フロンターレがクラブパートナーと共に支援を行うこととなり、関係当事者とともに取り組みの説明が行われました。

■川崎市・川崎フロンターレのSDGs協定記者会見
川崎市・川崎フロンターレのSDGs協定記者会見

協定締結式

この協定の正式名称は、「川崎市と川崎フロンターレが実施する持続可能な開発目標(SDGs)の推進に関する協定書」です。

①スポーツを通じた社会・経済・環境の課題解決に関すること
②SDGsの推進及び達成に向けた連携・協力実施に関すること
③その他、本協定の目標達成のために必要な事項に関すること

大きく上記の3点が定められ、詳細及び具体的事項については協議の上決定することとしています。

また前述の通り、この協定に基づいた「かわさきこども食堂ネットワーク」の支援が行われることとなり、川崎市の福田紀彦市長、川崎フロンターレの吉田明宏社長、かわさきこども食堂ネットワークの佐藤由加里代表、クラブパートナーのロッテ、マルコメの担当者とコアラのマーチ君が一堂に会しました。

■協定に基づく「かわさきこども食堂ネットワーク」支援の取り組み図
かわさきこども食堂ネットワーク支援の取り組み
(c)KAWASAKI FRONTALE

こちらが、本協定に基づく「かわさきこども食堂ネットワーク」支援の取り組みを図にしたものです。

「こども食堂」とは、さまざまな事情のある子どもたちが一人でも安心して利用できる、無料または廉価な食事を提供する食堂のことです。
「かわさきこども食堂ネットワーク」は、川崎市内のこども食堂の連携ネットワークで、情報共有や交流、課題解決を目的に活動しています。

この取り組みでは、川崎フロンターレがクラブパートナー企業や川崎市が認定する「かわさきSDGsパートナー」と「かわさきこども食堂ネットワーク」のマッチングを行い、食品や置き場の提供を行うことで、子ども食堂の課題解決につなげます。

また川崎フロンターレは、子ども食堂を利用する子どもたちを試合に招待するなどの取り組みも行うということです。



記者会見ではまず、川崎市と川崎フロンターレのSDGs協定締結について、川崎市の福田紀彦市長、川崎フロンターレの吉田明宏社長からご挨拶がありました。

本エントリでは、その全文をお届けいたします。

■川崎市 福田紀彦市長
川崎市 福田紀彦市長

<福田市長コメント>
川崎フロンターレがSDGsの推進に向けて本市と連携して積極的に取り組んでいただくこととなり、たいへん心強く感じております。本市にはさまざまな困難な課題を市民・事業者と連携して解決してきた歴史がございます。こうした実績とSDGsの推進に向けた高いポテンシャルが評価され、国から「SDGs未来都市」に認定されています。

「SDGs未来都市」として誰ひとり取り残さず、これからも持続可能な都市であり続けるため、川崎フロンターレをはじめ、市内のさまざまなステークホルダーと連携して持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めていきたいと考えております。


このたびスポーツを通じて、社会・経済・環境の課題解決に取り組むことで、SDGsの達成に向けた取り組みを推進するという、川崎フロンターレのSDGs推進に対する熱い思いにたいへん共感いたしました。協定締結を通じて、両社がより一層連携して取り組むことで、よりSDGsのゴール達成に向けた取り組みを効果的に進められると考えております。本市では昨年の3月から登録認証制度「かわさきSDGsパートナー」を開始しておりまして、フロンターレもパートナーとなっていただいておりますけれども、現在2,000社を超える企業・団体がパートナーとなる見込みとなっております。

『かわさきこども食堂ネットワーク』支援にあたりましては、このパートナーの皆さまに対してSDGsプラットフォームを通じこのプロジェクトへの参加協力を依頼するなど、サポートをさせていただきたいと考えております。

このムーブメントをより大きく、力強いものとしたいと考えておりまして、川崎フロンターレが持つ発信力や影響力に大いに期待しております。Jリーグも熱戦が続いておりますけれども、今後もJリーグ全体をけん引する強豪チームとして、市民の皆さまとともにふたたび喜びを分かち合えることを祈念しております。

最後に今回の協定締結をきっかけに川崎フロンターレとのパートナーシップを深めて、ともに持続可能な社会の実現に取り組んでまいりたいと考えております。

■川崎フロンターレ 吉田明宏社長
川崎フロンターレ吉田明宏社長

<吉田社長コメント>
今回は4月に発表させていただいた、クラブパートナーの「染めQテクノロジィ」様・川崎市産業振興財団様との会見を致しました、「川崎フロンターレSDGs」の取り組み第2弾ということで、今回発表させていただきます。

まずは川崎市様と、スポーツを通じた社会・経済・環境の課題解決に関することについて、さらなる相互連携・協力を行ってまいります。さらにかわさきこども食堂ネットワーク様が抱えている課題を、川崎市様、川崎フロンターレパートナー企業様にもご協力いただきまして、少しでも解決していけるように努力してまいります。

川崎フロンターレには有難いことに、約1,000社のパートナー様がいらっしゃいます。この取り組みについてもすでにご協力をご検討いただいております、他のパートナー企業様もたくさんいらっしゃいます。
我々川崎フロンターレが携わることで、川崎市様やパートナー企業様には、これまで実施できなかったことを少しでもやさしく実施できるようにともに、社会により良いインパクトになるように我々がスケールできればと考えております。


このように川崎フロンターレでは、「川崎フロンターレSDGs」で多くの皆さまとつながることに寄り、単なるサッカークラブではなく、地域の社会インフラとしての役割、つまり生活の一部としてなくてはならない存在としてのクラブを目指してまいります。



続いて、本協定に基づいた「かわさきこども食堂ネットワーク」の支援の取り組みについて、川崎フロンターレとともに参加するパートナー企業のロッテ、マルコメ、ドールと、かわさきこども食堂ネットワークの代表者からご挨拶がありました。

ロッテはコアラのマーチ、マルコメは味噌や米麴製品など、ドールはバナナなどの提供を行います。

またこの日は欠席となりましたが、富士通川崎工場も、子ども食堂向けの寄贈品の保管場所を提供されるということで、ご紹介がありました。

■ロッテ マーケティング本部ブランド戦略部焼き菓子企画課 金田真里恵様、コアラのマーチくん
ロッテ金田さん

<ロッテ 金田さんコメント>
このたび川崎フロンターレ様の呼びかけに賛同しまして、かわさきこども食堂ネットワーク様の支援を開始することになりました。

コアラのマーチについて少しだけ紹介させていただきますと、このようについ誰かに話したくなるような、かわいらしいコアラのキャラクターが特徴的なお菓子でございます。そんなコアラのマーチを通して、お子様方に美味しさだけではなく、楽しい時間をお届けできたらいいなと思っております。

■マルコメ マーケティング本部マーケティング部部長 岸直人さん
マルコメ岸さん

<マルコメ岸さんコメント>
私もこどもが二人おりまして、子どもたちに対してお腹いっぱい食べ物を差し上げたいという親としての思いを当然理解しております。

我々は味噌汁は勿論、その原料である米糀を使った製品、大豆を使った製品、いろいろ商品がございます。いずれもお子様たちの健康に寄与できる食べ物だと思っております。微力ながらこういったかたちで参加できたら嬉しく思っております。

■ドール 生鮮第一本部バナナ部 草本里緒さん
ドール草本さん

<ドール 草本さんコメント>
弊社ではドールの理念に則り、一昨年度から一部地域ではございますが、子ども食堂にバナナを提供することを行ってまいりました。

今回は川崎フロンターレ様にお声がけいただき、その活動にご協力できることをとても嬉しく思っております。私たちの提供するバナナが子ども食堂を利用する皆さまの一助となれば幸いです。

■かわさきこども食堂ネットワーク代表 佐藤由加里さん
かわさきこども食堂ネットワーク佐藤さん

<かわさきこども食堂ネットワーク 佐藤さんコメント>
私自身も高津区で子ども食堂を2017年より開始しております。
今年、2022年は大田区で始まった子ども食堂がちょうど10周年になる、「子ども食堂10周年」の年にあたるそうです。

当団体は2018年9月に本格的な活動を開始しまして、主に寄贈品や助成金の情報などを市内の子ども食堂などに提供している団体でございます。

昨年は約6トンの寄贈品を市内の子ども食堂に配布することをしておりまして、そのうち昨年は約3トン、今年に入ってからは約2.7トンの大量の寄贈品がございまして、その一時保管場所として、富士通の工場の一部をお借りして実現できたということがございます。

そのときにも一時保管場所として受けてくれる場所があるかないかということで、それらの品物を有効的に活用できるかできないか、という課題が最初にくるので、非常に助かっております。

川崎フロンターレさんには子どもとその保護者を試合観戦にご招待をいただいておりますが、その話を進めていく中で、今回のようなスポンサー企業の皆さまに多大なるご協力をいただけるお話があり、たいへん感謝しております。
このような支援をいただけるということは、常に運営費をどうしようと悩んでいる子ども食堂にとっては非常に助かるお話ですし、また今回ご提供いただけるロッテさん、ドールさん、マルコメさん、子どもたちが大好きな商品がいっぱいございますので、そのへんでもものすごくみんな喜んでいて、次はいつなんだろうともう話しているという状態です。
川崎市内で子ども食堂をやっていてよかったなと心から感謝しております。

このような、スポーツチームが子ども食堂のネットワーク全体を支援するという取り組みは全国で初めてのさきがけとなる取り組みのようでございますことも、あわせてご紹介させていただきます。

まだまだ課題はいろいろありますが、輸送の部分や一時置き場の件などでお問合せご協力いただけるということがございましたら、ご連絡いただければと思います。



今回はすでにプロジェクトに参加されているパートナー企業が会見に参加されましたが、今後川崎市と川崎フロンターレのSDGs協定に基づき、クラブパートナーやかわさきSDGパートナーへの呼びかけにより、協力の環が広がっていくことが想定されます。

「子ども食堂」は無料または低廉な料金で子どもたちに食事を提供するため、資金や物資などのリソースに課題があります。

そんな課題が多くの企業や団体とのマッチングにより、解決に結びついていくことが期待されます。

【関連リンク】
川崎フロンターレ 川崎市と「持続可能な開発目標(SDGs)に関する協定」締結 ならびに川崎フロンターレパートナー企業との「かわさきこども食堂ネットワーク」支援開始のお知らせ 
川崎フロンターレウェブサイト 川崎フロンターレSDGs
かわさきこども食堂ネットワーク ウェブサイト
2022/4/3エントリ 川崎フロンターレが抗菌・防カビ等技術企業「染めQテクノロジィ」とSDGs協業に調印、6/18「かわさきSDGsランド」出展など活動推進

(こども食堂関連)
2021/4/15エントリ 向河原のこども食堂「ふれあい食堂」がNECルネッサンスシティで特別開催、人気ラーメン店「一風堂」がキッチンカーで子どもたちに無料提供
2021/10/23エントリ NEC玉川ルネッサンスシティで向河原のこども食堂「ふれあい食堂」らがハロウィンイベント開催、In Unityステージイベントなど多彩な企画に笑顔
2021/11/16エントリ 向河原で温かい居場所作り「むかいがわら こども食堂じぃーじぃーず」がオープン、朝300円・昼夜600円の定食に夜はお酒も提供 2021/12/17エントリ NEC田んぼ作りプロジェクトのお米がこども食堂向けに川崎市へ贈呈、玉川事業場で贈呈式と「ふれあい食堂」らによるクリスマスイベント開催
2022/2/5エントリ 川崎ブレイブサンダースがSR渋谷2連戦でSDGs推進、武蔵小杉駅北口のバスケットステーション「ザ・ライトハウス」こども食堂でお弁当配布も
2022/6/19エントリ 川崎フロンターレ・川崎市・公園緑地協会・富士通川崎工場が「第1回かわさきSDGsランド」開催、「水曜どうでしょう」コラボイベントも

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2022年
08月07日

川崎フロンターレが首位マリノスに土壇場勝利、ホームゲームイベント「かわさき水まつり」にクラブ史上最多50企画が集結

本日、J1リーグ第24節「川崎フロンターレvs横浜F・マリノス戦」が等々力陸上競技場で開催されました。

現在首位を走るマリノスを迎え、必勝を期した川崎フロンターレ。
両クラブにとって負けられない一戦は、積極的なプレスのぶつかりあいからスタートしました。

前半24分、日本代表から戻ってきた山根視来選手からのセンタリングをレアンド ロダミアン選手がヘッドで合わせて先取点を取るも、前半終了間際に素早いカウンターからマリノスが同点に追いつきました。

このままドローかと思われたところ、また後半終了間際、家長昭博選手がゴール前に放り込んだボールをケガから復帰したジェジエウ選手がヘッドで捉え、土壇場で川崎フロンターレが2-1で勝利しました。

■DAZN twitter 揺れる等々力ドラマが待っていた!

ジェジエウ選手は最後足を攣っていたために「致し方なく」ディフェンダーながら前線に一人置いたままにしていたのですが、最後に力を振り絞りました。

これにより川崎フロンターレは、マリノスに比べて2試合未消化になっている分を仮に勝利した場合、「勝点差2」まで迫る可能性があることになります。

また本日はホームゲームイベントとして、「かわさき水まつり」が開催されました。
「水遊び」をテーマにクラブ史上最多の「50」のアトラクションが展開されましたので、その一部をご紹介したいと思います。

■「かわさき水まつり」が開催された等々力陸上競技場周辺
かわさき水まつり





「かわさき水まつりランド」は、昨年「川崎水道100周年」を記念して初開催され、今年は昨年に続き2回目の開催となります。
ただし、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で日程変更や規模縮小を余儀なくされ、特に川崎市上下水道局の企画は全面的に中止となってしまいました。

今回はそのリベンジとなるもので、下記の3つのテーマランドが登場しました。

●川崎市上下水道局presents「かわさき水まつりランド」
●フィンランド大使館商務部協力「FINLANDランド」
●JAMSTEC協力による「ふろん太海ランド」

本エントリでは、この3つのランドを順番にご紹介していきましょう。

■川崎市上下水道局presents「かわさき水まつりランド」


まずこちらは、川崎市上下水道局presents「かわさき水まつりランド」です。
川崎市上下水道局のキャラクター「ウォータン」と、「ウォータンの妹」もそろって来場です。

■復旧工作車の展示








ウォータンの後ろに展示されていたのは、川崎市上下水道局の復旧作業車です。
今回はその中に入って、多種多様な工具を見学することができました。

■川崎市上下水道局の給水車


並んで展示されていたのは、川崎市上下水道局の給水車です。
災害時などにも活躍します。

■水道管復旧作業の実演


一方こちらは、破損した水道管の復旧作業の実演です。
穴が開いて水が勢いよく噴出した状態からですが、このままでは思うように作業ができません。

■木材を差し込んで穴をふさぐ


まずは応急処置として、穴が開いた部分に木材を差し込み、吹き出す水を止めて体制を整えます。

■穴が開いた部分を外側から手当て




補修する体制が整ったら、木材を外して外側から手当てをしていきます。
上記写真のような「鉄のばんそうこう」を取り付けてしっかりボルトを締めることで復旧完了です。

■川崎市水道100周年のヒストリー展示




続いて、「川崎市水道100周年」のヒストリー展示です。
上記の「印籠継手」は、古くは大正8年から使われていたものだそうです。

■マンホールカード配布


■川崎フロンターレデザインのマンホールカード
川崎市・川崎フロンターレデザインのマンホールカード

またこちらのブースでは、川崎市上下水道局の「ご当地マンホールカード」が配布されていました。

川崎市上下水道局は川崎フロンターレと協力して、ふろん太・カブレラデザインのマンホールを等々力陸上競技場前に設置しています。

そのご当地マンホールのカードが各自治体で配布されていまして、これは2022/8/2エントリでもご紹介しておりました。

■ph値を測定する実験




またこちらは、水道水、石鹸水、紅茶などのph値を測定する実験です。
パックテストの色で、ph値がわかります。

■山北町の藍染め体験


続いて、こちらはうってかわって、山北町の藍染め体験をしているところです。
実は丹沢湖がある神奈川県山北町は、川崎市の水源地のひとつなんですね。

都市部の水源は山間部の森林などに守られていることを、認識しておくことが大切です。

■ウォータースライダー


■パドルボート


学習もよいですが、シンプルに水遊びも楽しいものです。
会場内には大きなウォータースライダーやパドルボートが設置され、子どもたちの人気を集めていました。



■「FINLANDランド」のムーミン


続いて、「FINLANDランド」をめぐっていきましょう。
FINLANDランドはフィンランド大使館商務部協力により開催され、フォトスポットに同国の人気キャラクター「ムーミン」が登場しました。

昨年はコロナ禍によりフォトパネルのみになってしまったのですが、今回は立体ムーミンが参加してくました。

■「モルック」体験




昨年も実施された、フィンランドのスポーツ「モルック」体験です。

ボーリングのピンのような木材は「スキットル」と呼ばれ、倒した本数で点数が決まります。
スキットルは倒された市で再び立て、先に「50点ちょうど」になったほうが勝ちということです。

■フィンランドの人気のお菓子「エロヴェナオーツバー」


■北欧のパン


■フィンランド産のベリーを使ったソーダ


また「FINLANDランド」では、フィンランドのフード&ドリンクも販売していました。

フィンランドを代表するオーツ麦ブランド「エロヴェナ」のオーツバーは、昨年の好評に応えて登場です。

また各種北欧パン、フィンランド産ベリーを使用した「ベリースパークリングドリンク」のほか、写真はありませんが「フィンランドサウナホットドッグ」も販売されていました。

■FINLANDテントサウナ体験


等々力球場前に並んだテントは、「FINLANDテントサウナ体験」です。

こちらはフィンランド政府観光局特別協賛による企画で、フィンランド発のテントサウナブランド「SAVOTTA」とフィンランド製サウナストーブ「MISA」を使用しています。

テントサウナ4基、水風呂、セルフロウリュサービス、外気浴休憩スペースに加えて、隣接する野球場内施設のロッカールーム・シャワールームが利用できる充実ぶりでした。

■川崎フロンターレオリジナルサウナグッズ「カブレラサウナトントゥ」


さらに「FINLAMDランド」では、川崎フロンターレオリジナルグッズも多数用意されていました。

中でもユニークなのが、「カブレラサウナトントゥ(サウナストーン)」です。

これは川崎の石材会社「沖セキ」の協力で製作されたもので、2年をかけて完成されたものだそうです。



■「ふろん太海ランド」のステージ


最後、3つ目のテーマランドは、「ふろん太海ランド」です。
こちらにはステージが設置されて、「海」と「フィンランド」をテーマにしたトークショーが連続して開催されました。

■「ファイト!フロンターレ」MCの新保里歩さん


■「SukiSukiフロンターレ」MCの阿井莉沙さん


■「イゴフロ」パーソナリティの奥田明日美さん


■川崎フロンターレイベントMCの山口真奈さん


最初のトークショーは、川崎フロンターレ応援番組やイベントMCの皆さんによる「水にまつわるエトセトラ」でした。

出演はtvk「ファイト!フロンターレ」の新保里歩さん、イッツコム「SukiSukiフロンターレ」の阿井莉沙さん、ラジオ日本「イゴフロ」の奥田明日美さん、イベントMCの山口真奈さんです。

来場者は男性が多めでしたが、美容に関する話などで盛り上がっていました。
川崎フロンターレ応援番組のMCの皆さんは、局や番組が違ってもいつも仲良くされているのが特徴です。

■FINLAMDトークショー


■フィンランド大使館 木村正裕さん


■北欧旅行フィンツアー ノーラ・シロラさん 


一方こちらは、FINLANDトークショーです。

フィンランドの食や旅行をテーマに、フィンランド大使館の木村正裕さん、北欧旅行フィンツアーのノーラ・シロラさんがフィンランドの魅力を語ってくれました。

■JAMSTECの有人潜水調査船「しんかい6500」のフォトスポット


川崎フロンターレでは、「26(フロ)周年」を記念して深海に挑戦する特別企画を推進しています。
これに協力しているのが国立研究開発法人海洋研究開発機構、通称「JAMSTEC」です。

JAMSTECの協力のもと、ふろん太は有人潜水調査船「しんかい6500」に乗って、推進6,500mの深海に潜って広大な海の世界を探っていくということです。

今回の「ふろん太海ランド」では、「しんかい6500」のフォトスポットが設置されていました。

■深海無人探査ロボット「AUV-NEXT」原寸大模型


またこちらは、JAMSTECの深海無人探査ロボット「AUV-NEXT」の原寸大模型です。

「AUV-NEXT」は最新鋭の機体で、最大深度4,000メートルまで潜り、あらかじめ決められたルートに沿って調査ができます。

センサーで自分の位置・姿勢・速度等を認識しながら自律的に航行し、超音波を使って深海の地形調査が可能ということです。

世界初の国際海底探査コンペティション「Shell Ocean Discovery XPRIZE」では、ギリシャ沖の地中海にて24時間135kmの航行に成功し、準優勝を果たしました。

■ミンククジラの頭の骨


■川崎北部市場水産物部in等々力「おさかなタッチ」






また「ふろん太海ランド」では、ミンククジラの巨大な骨が展示されていたほか、川崎北部市場水産物部による近海の魚や、東京海洋大学による深海魚に触ってみる体験コーナーもありました。

魚に振れる機会は意外とありませんので、子どもたちもおそるおそる触っていました。

■「カワスイ」による「ポリプテルスエンドリケリー」


■「カワスイ」による「ピラニア・ナッテリー」展示


■甲羅に触れられる「ニシカマゲクビガメ」


また今回は川崎水族館「カワスイ」も出展していました。

ここには「ポリプテルスエンドリケリー」「ピラニア・ナッテリー」、甲羅に触れられる「ニシカマゲクビガメ」が来ていました。

また時間帯により、飼育クルーに寄り餌やりがいども行われていました。

■川崎港のビーチバレーコートの砂を使ったミニビーチ


最後にご紹介するのは、ビーチバレー体験です。
川崎市臨海部の川崎港には、ビーチバレーのトップ選手が使うビーチバレーコートがあります。

この砂を使った特設ミニビーチを会場内に設置して、ビーチバレーの体験ができるようになっていました。

川崎市は海に面していることを、思い出させてくれる企画でした。


以上、クラブ史上最多となる「50」のアトラクションをすべてはご紹介できませんが、半分くらいはご紹介できたでしょうか。
昨年、かなりの縮小開催となったリベンジは十分果たせたでしょう。

首位との決戦も制し、川崎フロンターレサポーターの皆さんも満足して1日を過ごされたことと思います。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ゲーム記録 第24節

(川崎フロンターレ×川崎市上下水道局関連)
2020/10/7エントリ 武蔵小杉の川崎フロンターレ公式カフェ「フロカフェ」で川崎市水道100周年「ウォータン&カブレラ和菓子セット」を販売、「菓心 桔梗屋」が協力
2021/9/29エントリ 川崎フロンターレが神戸降し3戦連続逆転勝利、水道局コラボマンホールお披露目や「サ道」三宅弘城さんらトークショー等「かわさき水まつり」も展開
2022/8/2エントリ 東京ビッグサイト「下水道展」で「多摩川クラシコ」、川崎市&川崎フロンターレ・小平市&FC東京がマンホールカードで競演

(2022シーズンホームゲーム関連)
2022/2/18エントリ 川崎フロンターレが2022シーズンJ1開幕戦「多摩川クラシコ」制す、始球式に「純烈」登場しホームゲームイベントにSDGsブースも
2022/3/3エントリ 川崎フロンターレが浦和に逆転勝利でリーグ首位、武蔵小杉・等々力陸上競技場周辺に「26(フロ)周年タペストリー」出揃う
2022/3/17エントリ 川崎フロンターレが今季初休日ホームゲームで「フロンターレ牧場」を開催、牛の乳しぼり・羊の毛刈り体験に子ヤギのかけっこも出走
2022/4/3エントリ 川崎フロンターレが抗菌・防カビ等技術企業「染めQテクノロジィ」とSDGs協業に調印、6/18「かわさきSDGsランド」出展など活動推進
2022/4/10エントリ 川崎フロンターレの柏戦ホームゲームイベント「陸前高田ランド・春」の物産販売や餅まきに賑わい、藁科前社長に勝利で花道 
2022/5/14エントリ 川崎フロンターレが約1か月ぶりホームゲームでアビスパ福岡に勝利、ホームゲームイベント「噂のケンケツSHOW」で献血を推進 2022/6/2エントリ 川崎フロンターレが天皇杯2回戦で札幌大学に5-0快勝、高卒ルーキー永長鷹虎がデビュー戦初ゴール
2022/6/26エントリ 川崎フロンターレvs磐田戦は痛恨ドロー、ホームゲームイベント「九州熊本熱闘合志園」では谷口・車屋両選手の学生時代写真展や大久保嘉人氏登場も

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2022年
08月02日

東京ビッグサイト「下水道展」で「多摩川クラシコ」、川崎市&川崎フロンターレ・小平市&FC東京がマンホールカードで競演

下水道関連製品・サービスの展示会「下水道展'22東京」が、本日8月2日から8月5日まで東京ビッグサイトで開催されています。

本展示会には「パブリックゾーン」として川崎市など地方公共団体も出展しており、川崎市が「川崎フロンターレ」デザインの、小平市が「FC東京」デザインのマンホールカードを配布していました。

東京ビッグサイトにおいて、はからずも「多摩川クラシコ・ご当地マンホール編」が実現したことになります。

■川崎フロンターレ・FC東京デザインのマンホールカード
川崎フロンターレ・FC東京デザインのマンホールカード

近年、各自治体において「ご当地マンホール」の設置が進められるとともに、その絵柄を印刷した「マンホールカード」がコレクターズアイテムとして配布されています。

多くの場合は各地の観光名所や史跡などが絵柄として採用されますが、川崎市と小平市においては地元のJ1クラブ「川崎フロンターレ」「FC東京」デザインのマンホールが設置されていました。

両クラブは多摩川を挟んだライバルとして、その対戦は「多摩川クラシコ」と呼ばれてプロモーションが行われています。

今回は東京ビッグサイトでは川崎市・小平市のブースが向かい合わせとなり、場所をかえた「多摩川クラシコ」となっていたというわけです。

両自治体のブースで、それぞれ写真のマンホールカードが配布されていました。

■川崎市・川崎フロンターレデザインのマンホールカード
川崎市・川崎フロンターレデザインのマンホールカード

川崎市・川崎フロンターレデザインのマンホールカード

まずこちらは、川崎市の川崎フロンターレデザインのマンホールカードです。

マスコットキャラクターの「ふろん太」「カブレラ」が描かれているもので、川崎水道100周年を記念して等々力陸上競技場前に2021年に設置されました。

カードの裏側には、デザインの由来も掲載されています。

川崎市では、「スポーツの力で、人を、街をもっと笑顔にするため、市民をはじめすべての人と共に歩む」川崎フロンターレと連携して、市民のまちへの愛着、誇りを育み、連帯感を醸成するとともに、魅力づくりを目指しているということです。

■小平市・FC東京デザインのマンホールカード
小平市・FC東京デザインのマンホールカード

小平市・FC東京デザインのマンホールカード

続いてこちらは、小平市のFC東京デザインのマンホールカードです。

FC東京のマスコットキャラクター「東京ドロンパ」と、小平市ふれあい下水道館の微生物キャラクター「ヒルガタワムちゃん」が描かれています。

FC東京のホームグラウンド・味の素スタジアムは調布市にありますが、小平市には練習グラウンドがあります。

「小平市ふれあい下水道館」では日本で唯一、誰でも自由に地下25mの実際に使われている下水道に入り、下水の流れる音やにおい、色などをリアルに体験できるのだそうです。

そこに東京ドロンパとヒルガタワムちゃんが一緒に見学に来た様子が、マンホールになっています。

■小平市ブースのゲーム賞品「FC東京マンホールデザインのコースター」
FC東京マンホールデザインのコースター

なお、小平市ブースでは、FC東京マンホールデザインのコースターなどもゲームの賞品として配布されていました。

マンホールカードはブースのゲームをクリアすればだれでも同じものがもらえますが、こちらはゲームの結果により賞品が異なりますので、あらかじめご承知ください。

上記のコースターは、賞品の中で一番上位のものです。

■川崎市・ブランドメッセージデザインのマンホールカード
川崎市のブランドメッセージデザインのマンホールカード

川崎市・ブランドメッセージデザインのマンホールカード

また川崎市ブースではもう1枚、ブランドメッセージデザインのマンホールカードも配布していました。

川崎市では市制100周年を2024年に控え、シビックプライドを醸成し、未来の川崎をイメージするためにブランドメッセージ「Colors,Future! いろいろって、未来。」を制定しました。

このデザインを採用したご当地マンホールは、川崎駅東口駅前広場に2017年に設置されています。

■相模原市・はやぶさ2デザインのマンホールカード
相模原市のマンホールカード

相模原市・はやぶさ2デザインのマンホールカード

なお、「下水道展'22東京」ではほかにも自治体が出店しており、相模原市などで同様にマンホールカードを配布していました。

マンホールの絵柄を集める「マンホール愛好家」の方にはお勧めのイベントかと思います。

■「下水道展'22東京」開催中の東京ビッグサイト
東京ビッグサイト

下水道展

「下水道展'22東京」は、8月5日(金)まで開催されています。
入場するには事前登録が必要ですので、エントリ末尾のウェブサイトをご参照ください。

■川崎フロンターレと川崎市上下水道局のコラボマンホール(等々力陸上競技場前)
川崎フロンターレと川崎市上下水道局のコラボマンホール

川崎フロンターレと川崎市上下水道局のコラボマンホール

【関連リンク】
下水道展 ウェブサイト
2021/9/29エントリ 川崎フロンターレが神戸降し3戦連続逆転勝利、水道局コラボマンホールお披露目や「サ道」三宅弘城さんらトークショー等「かわさき水まつり」も展開

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2022年
07月24日

川崎フロンターレが「2022ファン感謝デー」を等々力陸上競技場で3年ぶり開催、6,523人が来場し選手らの全力ステージに笑顔

川崎フロンターレの「2022年ファン感謝デー」が7月23日に開催されました。

ここ2年は新型コロナウイルスの影響によりオンラインが中心となってきましたが、今回は3年ぶりに等々力陸上での開催となりました。

■3年ぶりに等々力陸上競技場で開催された川崎フロンターレ「2022ファン感謝デー」






川崎フロンターレの「ファン感謝デー」は、選手会の協力のもと、川崎フロンターレ後援会とクラブ主催により毎年夏頃に開催されています。

後援会員限定のイベントで、ファンと選手らの貴重な触れ合いの場として選手らが主体的に企画にも参加しています。

3年ぶりとなる等々力陸上競技場開催では、等々力陸上競技場内外にさまざまなアトラクションやお店が展開されました。

■はしご車体験


メインスタンド前で目を引いたのは、はしご車体験です。

中原消防署の協力によりはしご車が出動し、高く高く伸びたはしごの上からメインスタンド周辺の眺望を楽しむことができました。

こちらが事前抽選で、本サイトでも実際に載せていただいたことがありますがメインスタンドの屋根を見下ろせて壮観でした。

■フロンターレトレイン


■キッズカート


お子さん向けの「乗り物系」では、他に「フロンターレトレイン」や「キッズカート」がありました。

「フロンターレトレイン」は、川崎フロンターレのエンブレムやマスコットキャラクターでラッピングされています。

■アスレチックラン


こちらは30mにおよぶ「アスレチックラン」です。
普段は3分割されているアスレチックが一体になり、よりダイナミックに楽しめるようになっていました。

小さいお子さんですと、「ファン感謝デー」といっても選手にはまだそこまで興味を持っていない場合もあります。

そんなお子さんたちでも、楽しめる企画が満載でした。

■シュートチャレンジ


■等々力陸上競技場のピッチでサッカー




■等々力陸上競技場ピッチでのベンチシート体験


そしてもちろん、せっかく等々力陸上競技場で開催するのですからピッチを使ったイベントもありました。

ピッチでのサッカー体験は、実際やってみると綺麗な芝の上をボールが良く走ってとても気持ち良いです。

またトラックにはベンチシートも置かれ、普段は監督や選手らが座るシートを体験することができました。

■川崎新田ボクシングジムのミット打ち体験


川崎フロンターレは、市内のボクシングジム「川崎新田ボクシングジム」とのコラボレーションを以前から実施しています。

今回のファン感謝デーにも、同ジムによるミット打ち体験の出展がありました。
現役のプロボクサーの皆さんらが、初心者にもやさしく教えてくれました。

■等々力魅力づくりPRブース


■等々力緑地・等々力陸上競技場再編整備のイメージ


■昔の等々力陸上競技場の映像


■七夕願掛け


川崎市では、民間活力を導入した等々力緑地の再編整備を進めており、本サイトでもお伝えした通り、等々力陸上競技場については球技専用スタジアムへの改修が計画されています。

今回のファン感謝デーでは、等々力緑地・等々力陸上競技場の再編整備イメージの展示や昔の等々力陸上競技場の映像展示、時期は少々過ぎていますが七夕の願掛けが行われていました。

再編整備のイメージは、すでに本サイトでお伝えしたものです。
七夕の願掛けでは、やはり多くの方が川崎フロンターレの優勝を願っていました。

■竹を使った工作体験




また「等々力緑地魅力づくりPRブース」では、2024年度に川崎市で開催を予定している「都市緑化かわさきフェア」に向けた啓発活動の一環として、竹を使った工作体験もありました。

こちらも普段はなかなかできない体験ですね。

■明治大学との共同による「フロンタウン生田」模型


■生田周辺地域の地形模型


川崎フロンターレでは、2023年春に複合スポーツ施設「フロンタウン生田」を開業させる予定です。

今回のファン感謝デーでは、明治大学理工学部建築学科山本俊哉研究室と共同で作成したフロンタウン生田の模型と、周辺地域の地形模型が展示されていました。

生田には明治大学のキャンパスがありますので、そのご縁でしょう。

■明治大学のマスコットキャラクター「めいじろう」


そのようなわけで、今回のファン感謝デーには明治大学のマスコットキャラクター「めいじろう」が来場していました。

「めいじろう」は、川崎フロンターレが天皇杯で明治大学と対戦した際にも、等々力陸上競技場に来ていたのを本サイトでご紹介しておりました。

■ふろん太君、たかたのゆめちゃんとめいじろう


「めいじろう」は、川崎フロンターレの「ふろん太」、陸前高田市の「たかたのゆめちゃん」とも記念撮影していました。

マスコット撮影会をしていた「ふろん太」「たかたのゆめちゃん」に飛び入りしたものです。

■ふろん太


■たかたのゆめちゃん


川崎フロンターレは陸前高田市と友好協定を締結し、相互の課題解決に協力しています。
陸前高田市の「たかたのゆめちゃん」は、その交流の中で川崎フロンターレのマスコット「カブレラ」と交際しゴールインしました。

今回はかわいらしい浴衣での来場です。

■山根選手のミキティーノ




また「ファン感謝デー」では、スタジアムグルメも注目の一つです。
上記は日本代表・山根視来選手をテーマにした「ミキティーノ」です。

当日は天気も良くかなり暑い日でしたから、冷たいミキティーノが大人気でした。
山根選手が好きだというドライフルーツがたっぷり入っています。

■選手来場が中止になったかわりに、トレカのプレゼント




ファン感謝デーでは、通常はこうした選手ごとの企画に選手本人が登場して販売をします。
しかしながら、今回は開催前に新型コロナウイルス感染症の「第7波」が急拡大してしまい、選手が直接ファンと触れ合うイベントは基本的に中止となりました。

そのかわりにプレゼントされたのが、ファン感謝デー仕様の選手トレカです。

■山村和也選手の「ヤマぜたん」


こちらは山村和也選手をテーマにした「ヤマぜたん」です。
元祖ニュータンタンメン本舗がスタジアムグルメ用に開発した商品です。

ファン感謝デー特別仕様でニンニク味噌ともやしが「ヤマ」盛りになっており、人気で早い時間帯に完売していました。

■二階堂コーチによる試合前ミーティング映像体験(中止)の修了証


■プレゼントのコーチトレカ


■アンカーの充電器もプレゼント


また今回は選手だけでなく、コーチに関してもファンと直接触れ合う企画は中止となりました。
コーチ経由で選手などクラブ内に感染が広がってしまうことを懸念したものでしょう。

今回は二階堂悠コーチが、試合前に選手向けの分析映像を見せながらのミーティングを疑似体験できるイベントが予定されていたのですが、こちらも中止となってしまいました。

そこでイベント当選者には、予定されていた修了証と、二階堂コーチのトレカ、そしてスポンサーのアンカー・ジャパン提供の充電器がプレゼントされました。

■ステージでのグルメPR(ジェジエウ選手)




■インタビューに答えるマルシーニョ選手


■同じくインタビューに答えるチョン・ソンリョン選手


また、選手らは直接触れ合う企画が中止になったものの、ステージでのグルメPRや、インタビューに登場してくれました。

直近で世界的ビッグクラブの「パリ・サンジェルマン」と親善試合で対戦した時の感想など、外国籍の選手らも通訳を介してインタビューに答えました。

焼きそばをPRしたジェジエウ選手は、昨年の負傷からちょうど復帰してきたところで、川崎フロンターレが誇る驚異の身体能力を持つセンターバックとして今後の活躍が期待されます。

■フロンターレ美術王決定戦


■似顔絵の「お題」は鬼木透監督


続いてステージでは、「フロンターレ○○王決定戦」と題して、「クイズ王決定戦」「美術王決定戦」が開催されました。

「美術王決定戦」のお題は「鬼木監督の似顔絵」です。

■お手本の小林悠選手による鬼木監督の似顔絵


こちらは、お手本として紹介された小林悠選手による鬼木監督の似顔絵です。
ポイントはふくらはぎの筋肉ということで、確かに前掲の鬼木監督に写真を見てみると、ふくらはぎがかなりたくましいですね。

顔の特徴などもよくとらえているのではないでしょうか?

■チョン・ソンリョン選手


■チャナティップ選手


■ジェジエウ選手


■ジョアン シミッチ選手


■レアンドロ ダミアン選手


■マルシーニョ選手


「フロンターレ美術王決定戦」に参加したのは、ソンリョン、チャナティップ、ジェジエウ、シミッチ、ダミアンの外国籍5選手です。

いずれも個性あふれる似顔絵になりましたが…、

■美術王に選ばれたシミッチ選手


今回フロンターレ美術王に決定したのは、シミッチ選手です。

シミッチ選手が描いた似顔絵に添えられていた吹き出しのセリフは、鬼木監督が良く言う「丁寧に」という意味なのだそうです。

■洗足学園音楽大学の皆さんによるパフォーマンス










ステージでは、洗足学園音楽大学の皆さんによるパフォーマンスも行われました。
吹奏楽に加えて、ミュージカル科の皆さんによる歌唱も声が良く通って、エネルギッシュでした。

■「フロンタールズ」のパフォーマンス




洗足学園音楽大学に続いて、川崎フロンターレのチアリーダーズ「フロンタールズ」のパフォーマンスです。

こちらも「ファン感謝デー」恒例ですね。

■「激アツLIVE」のトップバッターは吉田社長の「長渕剛」


■チャナティップ選手も登場


そして川崎フロンターレの「ファン感謝デー」のメインイベントは、選手らが歌い踊る「激アツLIVE」です。

トップバッターは今季より藁科氏から社長を引き継いだ吉田社長の「長渕剛」でした。
チャナティップ選手も途中から加わって、想像以上のクオリティです。

■ステージプロデュースは登里享平選手の「ノボP」


ステージ演出は、今年もプロデューサー・登里享平選手の「ノボP」です。
選手が受け身ではなく、主体的に企画してファンを楽しませようとするのも、川崎フロンターレのファン感謝デーの魅力です。

■「Snow Man」の「ブラザービート」


■松井蓮之選手(左)、橘田健人選手(右)


■瀬古樹選手


■遠野大弥選手


■永長鷹虎選手(左)、五十嵐太陽選手(右)


松井蓮之(まついれんじ)、橘田健人(たちばなだけんと)、瀬古樹(せこたつき)、永長鷹虎(えいながたかとら)、五十嵐太陽(いがらしたいよう)の5選手は「Snow Man」の「ブラザーヒート」を歌いました。

橘田健人選手は、昨年ルーキーイヤーながら大活躍し中心選手となりました。
他の4人はそれぞれ新加入選手で、今後の活躍が期待されます。

■「EXILE」ならぬ「FXILE(エフザイル)」


■早坂勇希選手


■佐々木旭選手


■宮城天選手(左)、マルシーニョ選手(右)


早坂勇希(はやさかゆうき)選手、佐々木旭(ささきあさひ)選手、宮城天(みやぎてん)選手、マルシーニョ選手は「FXILE」での登場です。

ファン感謝デー直前に選手の移籍があり、メンバーが少なくなりましたがよく頑張りました。

■宮城天選手はソロでも熱唱


宮城天選手は、歌手になりたかったといいます。
そんなこともあってか、今回はソロでも「BUMP OF CHICKEN」の「天体観測」を熱唱してくれました。

宮城天選手は川崎フロンターレユース出身で、学校は下小田中小学校から井田中、幸高校に通っていました。

「ブレーメン通り商店街最高傑作」とも一部で呼ばれる地元選手です。

■ドラムは安藤駿介選手


宮城天選手のソロ歌唱を支えたのは、ドラムの安藤駿介選手でした。
2週間くらい練習されたそうですが、「ノボP」にうっかり紹介を忘れられる一幕も…。

■小林悠選手による中島みゆき「糸」




小林悠選手が歌ったのは、中島みゆきの「糸」です。

小林選手はこの歌詞を替えて、
「このクラブに入って13年、フロンターレに関わるすべてのみなさんに出逢えたことを」
「僕は幸せと呼びます」
と歌ったのが本日のハイライトでした。

■最後は「いい湯だな」と鬼木監督からのご挨拶


最後のアンコールは全員で「26(フロ)周年」にかけた「いい湯だな」を歌い、エンディングです。
鬼木監督も挨拶に立ち、残るタイトル「J1リーグ」「ルヴァンンカップ」の獲得に向けて全力を尽くすことを誓いました。

■ステージはYoutubeチャンネルでもアーカイブ配信


なお、ステージの様子は川崎フロンターレのYoutubeチャンネルでもアーカイブ配信されていますので、ご覧ください。

■激アツLIVE客席購入者にプレゼントされたフラッグ


■スタンプラリー参加者にプレゼントされた「26(フロ)周年」仕様トレカ


今回のレポートは、以上です。

当初の予定とは異なり、新型コロナウイルス感染症の急拡大により変更を余儀なくされましたが、それでも多くのファン・サポーターが家族で楽しんでいたと思います。

川崎フロンターレでは、毎年このようなファンとの触れ合いを力にかえて、シーズン後半に臨んでいます。

現在はJ1リーグで3位につけ、まだまだこれから3連覇に向かって戦いが続いていきます。
またカップ戦では「ルヴァンカップ」が残っており、「2冠」を目指していくことになるでしょう。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
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