武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2023年
01月05日

「2022川崎フロンターレ展」が川崎ルフロンで開幕、週末にはベストイレブン盾やW杯出場「フロンターレファミリー」展示も

「2022川崎フロンターレ展」が、JR川崎駅前の川崎ルフロンで開幕しました。

川崎フロンターレの2022シーズンを振り返る写真展やさまざまな企画で使われたアイテム等の展示のほか、週末には「ベストイレブン盾」やワールドカップ出場選手関連の展示も行われます。

開催期間は2023年1月20日(金)までです。

■川崎ルフロン1階の川崎フロンターレ装飾
1階の川崎フロンターレ装飾

1階の川崎フロンターレ装飾

川崎フロンターレ装飾

まず川崎ルフロンの1階に到着すると、川崎フロンターレ装飾がお迎えです。
試合開催時にスタジアムに掲示される各選手の横断幕が、ご覧の通り張り巡らされています。

■メイン会場の2022シーズン写真展「戦いの軌跡」
メイン会場の2022シーズン写真展

戦いの軌跡

メイン会場は3階の2022シーズン写真展「戦いの軌跡」です。

ここではシーズン開幕から終了までのオフィシャルカメラマンによる写真が時系列で展示されており、まさにシーズンを振り返ることができます。

■展示写真のパネル加工(参考:2021シーズンの田中碧選手)
パネル加工

ここに展示されている写真は、全てパネル加工をオーダーすることができます。
上記写真はご参考で、2021シーズンの田中碧選手の写真をフォトフレームに加工したものです。

■アジアツアーのユニフォーム展示
アジアツアーのユニフォーム展示

■中村憲剛さん着用始球式GKユニフォーム
中村憲剛さん着用始球式ユニフォーム

中村憲剛さん着用始球式ユニフォーム

また写真展会場内には、川崎フロンターレのアジアツアーでのユニフォームや、中村憲剛さんが始球式で着用したゴールキーパー用ユニフォームなども展示されていました。

中村憲剛さんがゴールキーパーユニフォームを着用することは現役自体にはありませんでしたので、企画ならではですね。

■各種ホームゲームイベント関連の展示
ホームゲームイベントの展示

■陸上コラボイベント「リック&ジョー」で使われたアイテム
ホームゲームイベントの展示

■「陸前高田ランド」で登場した「たかたのゆめちゃん」コラボタペストリー
ホームゲームイベントの展示

■銭湯スタンプラリーの展示
ホームゲームイベントの展示

そしてこちらは、本サイトでもご紹介してきたホームゲームイベントや、「銭湯スタンプラリー」など地域イベント関連の展示です。

こちらもシーズンを懐かしく振り返ることができます。

■選手紹介映像の完全バージョンなどスペシャル映像
スペシャル映像公開

写真展の前では、スペシャル映像も公開されていました。

2022シーズンのゴール集や、ホームゲームイベントにあわせて作られた「オリジナル選手紹介」の完全版です。

ホームゲームでの選手紹介はベンチ入り選手のみが放送されますが、ここでは全登録選手の映像を見ることができます。

■川崎フロンターレアカデミーの展示
アカデミーの展示

アカデミーの展示

アカデミーの展示

また、川崎ルフロンでは3階だけでなく、各フロアに展示が配置されています。
こちらは川崎フロンターレアカデミーの展示です。

特に2022シーズンはU-18が高円宮杯U-18プレミアリーグEASTに初昇格し、初優勝を果たしました。

プレミアリーグWESTの勝者と対戦するチャンピオンシップでは敗れて準優勝となりましたが、これもたいへんな快挙といえるでしょう。

■「フロンタウン生田」の展示
フロンタウン生田

■等々力緑地再編整備の展示
等々力緑地再編整備の展示

続いて、川崎フロンターレが整備を進めるスポーツ拠点「フロンタウン生田」や、事業参画が決定した「等々力緑地再編整備」の展示です。

今後、川崎フロンターレの活動の幅がさらに広がっていきそうです。

■週末の「ベストイレブン盾」の展示
ベストイレブン盾の展示

ベストイレブン盾

ベストイレブン盾の展示

「2022川崎フロンターレ展」は、毎週末にイベントが開催されるほか、「ベストイレブン盾」の展示やワールドカップ関連の特別展示が行われます。

上記はベストイレブン盾です。
2022シーズンは家長昭博・山根視来・脇坂泰斗・マルシーニョ・谷口彰悟の5選手が受賞しました。

■全選手のスパイク展示
全選手のスパイク展示

ベストイレブンは5人でしたが、スパイク展示は全選手分あります。
2022シーズンは比較的白系が多かったのですね。

■メッシ選手のサイン入り風呂桶
メッシ選手のサイン入り風呂桶

■エムバペ選手のサイン入り風呂桶
エムバペ選手のサイン入り風呂桶

川崎フロンターレは、7月20日に世界的ビッグクラブのパリ・サンジェルマンと親善試合を行いました。

その際にメッシ選手・エムバペ選手に風呂桶にサインをもらっていたのですね。

週末にベストイレブン盾やスパイクとあわせて、こちらのお宝も展示されていました。

■フロンターレファミリーワールド写真展
フロンターレファミリーワールド写真展

 フロンターレファミリー

フロンターレファミリー

そしてまた週末には、FIFAワールドカップ2022カタール大会に出場した「フロンターレファミリー」の写真展や各種展示も行われています。

川崎フロンターレからW杯代表に選出された谷口彰悟選手・山根視来選手はもちろん、以前在籍していた板倉滉・田中碧・三笘薫・守田英正・川島永嗣の各選手の展示もあります。

このエリアは、川崎フロンターレの2023シーズン後援会員のみが入場できます。
そのため細かくご紹介してしまいますと後援会員特典の趣旨を損ないますので、こちらは上記程度のさわりの写真にとどめておきます。

ほかにも谷口彰悟・山根視来両選手の日本代表ユニフォームの展示などもありましたので、現地でお楽しみください。

■同時開催「わたしの川崎フロンターレフォトコンテスト」展示
フォトコンテスト

フォトコンテスト

さらに、同時開催イベントとして「わたしの川崎フロンターレフォトコンテスト」も展示されていました。

本コンテストは、川崎フロンターレサポーターの皆さんからフロンターレにまつわる写真を募集し、テーマ別に展示・表彰を行っています。

さまざまな、楽しい写真が展示されていますので、来場の際はあわせてご覧ください。

■週末開催のイベント告知
週末開催のイベント告知

「2022川崎フロンターレ展」では、前述の通り週末にイベントを開催しています。

ちょうど今週末、1月7日(土)がオープニングセレモニーで、ふろん太・カブレラが登場します。

また上記写真には記載がありませんが、同日には2022シーズンで引退を発表した菊地光将選手(2008~2011在籍)、西部洋平選手(2012~2015在籍)、金久保順選手(2014在籍)の3名によるフロンターレファミリー引退セレモニーも開催されるということです。

イベントの詳細は関連リンクより公式ウェブサイトをご参照ください。

(あさお)

【関連リンク】
川崎フロンターレ 「2022川崎フロンターレ展」開催のお知らせ

(川崎フロンターレ展関連エントリ)
2017/1/7エントリ 「2016川崎フロンターレ展」に天皇杯準優勝トロフィーが登場/同展を最後に市民ミュージアムが長期改修、4月より指定管理者制度によるリニューアルオープンへ
2017/12/16エントリ 「2017川崎フロンターレ展」が本日スタート、後援会会員限定エリアにJ1優勝のシャーレ・小林悠選手MVP・得点王トロフィーなどが集結
2018/1/11エントリ 1月14日(日)終了「2017川崎フロンターレ展」での退団選手への寄せ書きと、スマホアプリによる選手とのバーチャル記念撮影
2018/1/14エントリ 東急バス×川崎フロンターレ「Paint it Blue Bus!!」が完成、溝の口~武蔵小杉~川崎駅間運行に先立ち市民ミュージアムで本日お披露目
2018/12/15エントリ 川崎市市民ミュージアムで「2018川崎フロンターレ展」が本日開幕。スワロフスキー製の風呂桶が燦然と輝き、後援会員限定エリアにJ1連覇のシャーレを展示
2018/12/26エントリ 川崎市市民ミュージアム「2018川崎フロンターレ展」に家長昭博選手MVP・7選手のベストイレブン表彰トロフィーなどが追加展示、ブルーサンタ仕様のふろん太・カブレラも登場
2018/12/15エントリ 川崎市市民ミュージアムで「2018川崎フロンターレ展」が本日開幕。スワロフスキー製の風呂桶が燦然と輝き、後援会員限定エリアにJ1連覇のシャーレを展示
2019/12/21エントリ 「2019川崎フロンターレ展」にルヴァン優勝トロフィー・ワールドチャレンジ優勝シャーレが展示、ふろん太・カブレラも特別コスチュームで登場
2021/1/10エントリ 「2020川崎フロンターレ展」「中村憲剛展」がノクティプラザで開幕、J1優勝シャーレ・天皇杯展示や「黄金のおフロ」フォトスポットも登場
2021/1/10エントリ 「2020川崎フロンターレ展」「中村憲剛展」がノクティプラザで開幕、J1優勝シャーレ・天皇杯展示や「黄金のおフロ」フォトスポットも登場
2021/12/27エントリ 「2021川崎フロンターレ展」が川崎ルフロンで開幕、週末にはJ1優勝「シャーレ」「MVPトロフィー」展示や各種イベントも

Comment(0)

2023年
01月03日

川崎フロンターレが2023シーズン1stユニフォーム発表、優勝記念ならぬ優勝「祈念」グッズも販売【ユニフォームプレゼント企画あり】

川崎フロンターレが、2023シーズンの1stユニフォームを発表しました。

1月7日(土)より後援会先行販売がスタートし、後援会員先行販売で完売しなかった場合、1月10日(火)より一般販売が行われます。

■川崎フロンターレの2023シーズン1stユニフォーム
川崎フロンターレの2023シーズン1stユニフォーム 
©KAWASAKI FRONTALE

今回の1stユニフォームは、PUMAグローバルコンセプト『CELEBRATING THE ROOTS』に基づき、クラブが創設された1997シーズンに採用されたストライプ柄と、J2史上初の「勝点100・得点100」を達成しJ1昇格を決めた2004シーズン2ndユニフォームを元にアレンジを加えたオリジナルデザインとなっています。

前面のストライプ柄は数えると7本あり、川崎フロンターレの「根源」である川崎市7区を表現しています。

このストライプを前面のみに採用することで、常に最前線で挑戦し続け、正面から正々堂々と戦う姿勢を表現したデザインにしているということです。

また、クラブでは2022シーズンから「川崎フロンターレSDGs」を打ち出してさまざまな取り組みを一層推進していますが、これに対応するかたちで、「SDGs」のロゴも裾の部分にプリントされました。

■橘田健人選手
橘田健人選手
©KAWASAKI FRONTALE

今回のモデルに起用されていたのは、橘田健人(たちばなだけんと)選手、小林悠(こばやしゆう)選手、脇坂泰斗(わきざかやすと)選手の3人でした。

橘田健人選手は、桐蔭横浜大学から2023シーズンでプロ3年目。
鋭い出足でボールを奪取し攻撃につなげる、中盤の「川崎フロンターレの心臓」です。

守田英正・田中碧・旗手怜央など中盤の日本代表クラスの選手が次々と移籍し、同じく国内トップクラスの実力を持つ大島僚太選手の故障が続く中でも川崎フロンターレの中盤が何とか維持できているのは、橘田選手の力がかなり大きいように思います。

■小林悠選手
小林悠選手
©KAWASAKI FRONTALE

小林悠選手は、川崎フロンターレ14年目を迎えるベテラン選手です。
2017シーズンにMVP・得点王を獲得してJ1リーグ初制覇に大きく貢献するなど、長年にわたってクラブを支えてきました。

フォワードではレアンドロ ダミアン選手とポジションを争う立場にあり近年はスタメン出場機会が減っていますが、クラブを代表する選手といえるでしょう。

クラブのバンディエラ(生え抜きの中心選手)、中村憲剛さんからサッカー選手としての技術だけでなく地域貢献、ファンサービスなどのDNAを受け継いでいる点も見逃せません。

■脇坂泰斗選手
脇坂泰斗選手
©KAWASAKI FRONTALE

脇坂泰斗選手は、川崎フロンターレU-18から阪南大学を経て川崎フロンターレトップチームに2018年に加入しました。

今季大卒7年目を迎え、いまや中堅としてクラブの中核となる選手です。
同選手が特筆すべきは、足元でボールを止める・蹴るのきわめて高い技術です。

足元でボールをピタッと止めた瞬間からのターンは、たびたち決定的なチャンスにつながっています。

2022シーズンには中村憲剛さんの「14番」を受け継ぎ、次々と中心選手が海外移籍をしていく中でもクラブを支え続けています。

■実際の色合いに近いと思われる写真
ユニフォーム
©KAWASAKI FRONTALE
ユニフォーム
©KAWASAKI FRONTALE
ユニフォーム
©KAWASAKI FRONTALE

ところで、前掲の3選手着用写真は、これまでの川崎フロンターレの「サックスブルー」とは少々色合いが違って見えます。

ただ、こちらのユニフォーム単体でのクラブ提供写真を参照すると、概ね従来通りのサックスブルーのようです。

おそらくですが、選手着用写真は、選手の顔などをドラマチックに演出するために、写真全体が暗めに補正されているのではないでしょうか。


なお、前述の通り1月7日(土)からは後援会員先行販売となりますが、そこで完売しますと一般販売が行われません。

もし、まだ後援会員ではないけれども、今年から応援したいので確実に入手したいという場合は、1月6日中にウェブサイトから入会して決済を完了させる必要があります。

詳細はエントリ末尾より公式ウェブサイトをご参照ください。
今回は「2023シーズン1stユニフォーム」の特設サイトもオープンしています。

■武蔵小杉ライフtwitter ユニフォーム1名様プレゼント企画
そして今回、武蔵小杉ライフでは、新年プレゼント企画を実施いたします。
クラブ提供により、川崎フロンターレ2023シーズン1stユニフォームを1名様にプレゼントいたします。

応募方法は簡単で、上記の武蔵小杉ライフ公式twitterのツイートをRT(リツイート)いただき、あわせて武蔵小杉ライフ公式twitter(@musashikosugi)をフォローするだけです。

詳細は上記ツイートをご参照ください。

■脇坂泰斗選手twitter

■小林悠選手twitter



なお、川崎フロンターレでは2022シーズンは惜しくも無冠に終わりましたが、2023シーズンのタイトル獲得を祈って、「2023シーズン優勝祈念グッズ」が発売されています。

こちらは1月1日~9日までオンラインショップで受付となりますので、詳細は関連リンクよりご参照ください。

■「2023シーズン優勝 絵馬キーホルダー」
優勝祈念グッズ
©KAWASAKI FRONTALE

■「2023シーズン優勝祈念 勝守」
優勝祈念グッズ
©KAWASAKI FRONTALE

■「2023シーズン優勝祈念 勝ち点缶」
優勝祈念グッズ
©KAWASAKI FRONTALE

2017シーズン以降は毎年何らかの「優勝『記念』グッズ」が発売されていたのですが、2022シーズンは残念ながらタイトル獲得がなりませんでした。

そのため「優勝記念グッズ」ならぬ「優勝『祈念』グッズ」ということです。

川崎フロンターレらしい、遊び心のあるグッズが揃っています。

過去の優勝記念グッズは過去にご紹介していますので、関連リンクよりご参照ください。
2021シーズンの優勝記念グッズは実はまだご紹介していないませんので、記録としてどこかのタイミングで記事にまとめる予定です。

■2020シーズン優勝記念グッズと「One Four KENGOグッズ」
組み合わせ

【関連リンク】
川崎フロンターレ 2023シーズン1stユニフォーム特設サイト
川崎フロンターレ 「2023 1stユニフォーム」デザイン決定および先行販売のお知らせ 
川崎フロンターレ 「2023シーズン 優勝祈念グッズ」販売のお知らせ

(優勝記念グッズ関連エントリ)
2018/5/28エントリ 川崎フロンターレ「2017明治安田生命J1リーグ優勝記念グッズ」発送出揃う、ブルーレイ・優勝記念切手・トートバッグなどをご紹介
2019/5/5エントリ 川崎フロンターレ連覇記念グッズ発送出揃う、記念切手やスノードーム等に加え1,000ピースのジグソーパズルを完成
2020/5/1エントリ 川崎フロンターレの2019シーズンタイトル獲得記念グッズ出揃う、ルヴァン杯優勝・新井章太・田中碧両選手の個人タイトル獲得を振り返る
2021/8/17エントリ 川崎フロンターレの2020シーズンJ1優勝記念グッズ・中村憲剛さん引退「One Four KENGOプロモーショングッズ」出揃う

Comment(0)

2022年
12月25日

W杯日本代表・川崎フロンターレ谷口彰悟の退団送別会に2,635人集結、ブルーサンタ姿で感謝と新たな挑戦を表明【全文掲載】

本日、川崎フロンターレを今季限りで退団する谷口彰悟選手の送別会が、川崎市宮前区の「フロンタウンさぎぬま」で開催されました。

川崎フロンターレを9年間に支えた主力選手であり今季のキャプテン、なおかつカタールワールドカップ日本代表として活躍した選手の送別会とあって、実に2,635人ものサポーターが集結しました。

■谷口彰悟選手送別会の記念撮影
フロンタウンさぎぬま

■フロンタウンさぎぬま
フロンタウンさぎぬま

送別会が開催されたフロンタウンさぎぬまは、東急田園都市線鷺沼駅の近くにあります。
フットサルコート6面を有し、予約によりビジターでの利用も可能です。

■フットサルコートに集まったサポーターの皆さん(パノラマ撮影)
フットサルコートに集まったサポーターの皆さん

今回は前述の通り、2,635人ものサポーターが集まりました。
通常の撮影では全体像をとらえることが難しかったため、上記はパノラマモードで撮影したものです。

想定上の集まりだったようですが、なんとかコート一杯に収容することができました。

■谷口彰悟選手の横断幕
横断幕

横断幕

横断幕

■谷口彰悟選手の新旧ユニフォーム
谷口彰悟選手の新旧ユニフォーム

谷口彰悟選手の新旧ユニフォーム

谷口彰悟選手の新旧ユニフォーム

コートのネットには、「FORZA KAWASAKI」の大横断幕と共に、谷口彰悟選手の横断幕3種と、歴代ユニフォームが飾られていました。

ユニフォームは2014年の入団当初の「背番号15」のものや、3種の日本代表ユニフォームもありました。

■洗足学園音楽大学の皆さんのファンファーレとチャントでお迎え
ファンファーレとチャント

■「ブルーサンタ」で谷口彰悟選手登場
谷口彰悟選手登場

■司会は「ファイト!フロンターレ」の新保里歩さん
MCは「ファイト!フロンターレ」の新保里歩さん

洗足学園大学の皆さんの演奏によるファンファーレ、そしてチャント(応援歌)メロディにのせて、谷口彰悟選手が登場しました。

本日はクリスマスということで、「ブルーサンタ」での登場です。

以下、谷口彰悟選手のご挨拶と、司会の新保里歩さんによるインタビューの全文を掲載いたします。

なお、フロンタウンさぎぬまが田園都市線に隣接しているため、電車の通過音により聞き取りがどうしてもできなかった部分があります。あらかじめご了承ください。




谷口彰悟選手

(谷口)
えー、さいごまでこういうのやらせるんだなって(笑)。さすが、フロンターレだなって思います。みなさんがあまり盛り上がらなかったので、引いてんのかなって(笑)。はい、あのー、メリークリスマス。

まずは本当に、年末お忙しい中、これだけたくさんの方に集まっていただいて感謝しています。なかなか自分の口から、言う機会があまりなかったので、あらためて、こういう機会を作ってくださったサポーター、川崎華族の皆さんにも本当に感謝していますし、フロンターレのスタッフの皆さんにも感謝しています。

今日、この日を迎えるにあたって、何を話そうかなっていろいろ考えてはいたんですけど、なかなかうまいことまとまらず、今日を迎えたという風な感じです。まずは今回、本日をもって、このクラブを退団するということを決断しました。

2014年に入団して、数々の悔しい思いもたくさんしたし、クラブの悲願であったリーグの優勝、そういったものも達成することができて、まずはJリーグを引っ張っていくような存在になっているこの川崎フロンターレの一員としてやってこれたことは、僕の大きな財産だと思います。

やっぱり、温かいサポーターの皆さんに常に支えていただきながら、一丸となって一緒に戦ってこれたことは、本当にサポーターの皆さんには感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。


ただ、ひとりのサッカー選手として、これからのサッカー人生をどうしたいのかと、そういうことも同時に勿論考えて、まだまだ自分は成長できると思っていますし、ここからもっともっと大きくなっていけると、もっと上を目指していきたいという、そういう思いが出てきました。ずっと思ってはいたんですけど、それをどうしたらもっと実現できるかということを考えた結果、移籍という決断にいたりました。

勿論、この決断は簡単ではなかったですし、たくさん悩みました。今でもこの川崎フロンターレを離れるという決断をしたことに対して、自分自身、なんて馬鹿なことをしているんだろうなという思いを自分でまだ抱えています。やっぱりこれだけ皆さんに応援していただいて、ましてやキャプテンという役職を任されながら、そういった中でチームを離れるという決断をしてしまったことに対しては、まだまだやり残したことはあると思っています。


ですが、自分もサッカー選手として、もう一つ大きくなりたい、成長したいという思いを大事にしてやっていきたいなと、僕自身のサッカー人生なので、悔いなくやりたいなたという思いで、次の新天地でまだ頑張っていきたいなと思います。

チームからは離れますけど、もちろん心はフロンターレにありますし、フロンターレを応援していきたいと思っています。本当にフロンターレはこれからビッグになっていくクラブだと思っています。そのためには皆さんの力も必要だと思いますので、これからもフロンターレと共に戦っていってほしいなと思います。

それと同時に、僕のことも少し、応援していただけたらなと思います。

まとまっていない話でしたけども、本当に9年間、僕を支えていただき、感謝しています。本当にありがとうございました。

谷口彰悟選手

--チームメイトの反応は。

シンタロウ(同じく熊本県出身の幼馴染の車屋紳太郎選手)はあっさりでしたね。あっさり(笑)。「あ、そうですか。」みたいな。僕もワールドカップから帰ってきて、麻生グラウンドにも顔を出して、そのときにほかの何人かもいたので昼ごはん行こうと誘ったんですけど、「ショウゴさんもうちょっと時間かかりますよね。大丈夫です」っていって帰っていきました。そういう奴です(笑)

みんな驚いていましたし、ありがとうというのと、頑張れというのは言われました。

--監督からは何か言われましたか。

監督もしっかり挨拶させていただいて、オニさん(鬼木監督)からもいままでお疲れさまというのと、引っ張ってくれてありがとうというのも言ってくれて、それがひとりのサッカー選手として、そういったことを決められるというのは嬉しいことだし、次どこでもしっかり頑張ってというのは言われました。

谷口彰悟選手

--フロンターレで印象に残っている試合は。

やっぱり2017年の初優勝した時の、ホーム等々力で戦ったあの試合は、一番印象に残っているかなと思います。やっぱり僕たちの悲願だったので、それを等々力で、ああいうかたちで、最後逆転優勝という形でしたけど、そういうかたちで達成できたとき、サポーターの皆さんがすごく目の前で、会場が揺れるんじゃないかというくらいの声援を今でも覚えていますし、あの等々力の感激、あの空気は一生忘れないと思いますし、やっぱりすごく印象に残っています。

--デビュー戦のFC東京戦も覚えていますか。

もちろんしっかりと覚えています。僕のプロキャリアのスタートの試合でしたし、左サイドバックで出たのは今でも懐かしいですし、そこから僕のフロンターレ人生というか、フロンターレのキャリアが始まったんだなというのは、今でも覚えていますし、ああやって戦えたことを誇りに思います。

谷口彰悟選手

--これまでのフロンターレを振り返っていかがですか。

最初苦しかった時期が長くて、どうやったら勝てるんだろう、優勝できるんだろうという思いで戦ってきて、自分たちで考えながら、足りない部分を補いながらやってきて、そこから優勝ができないチームが優勝できて、優勝が当たり前というか、求められるようなチームになっていく過程を経験できたというのは、僕のサッカー人生において大きな財産になると思いますし、それを経験できたというのはすごく良かったし楽しかったというのは、その日々が1日1日が凄く楽しかったというのは、いまでも思っています。

--川崎フロンターレで一番仲が良かった選手は。

一番で言われると難しいですけど(笑)、ノボリさん(登里享平選手)とか、ユウさん(小林悠選手)とかリョウタ(大島僚太選手)、ああ、あとアンちゃん(安藤駿介選手)。結構長く在籍している選手にはなっちゃいますね(笑)
やっぱり、すごくよくしてもらっていましたし、長く一緒にやってきましたんで、来年から一緒にできないのはすごく寂しいなという思いはあります。でも本当にさっきも、驚いたねという話や寂しいねという話もしましたけれども、でも、お互い頑張ろうという、フロンターレでは頑張るし、僕は僕で違うところで頑張るという、そういう話はしました。

谷口彰悟選手

--覚悟を決めたきっかけは。

9年間本当に周りのサポーターの皆さん、選手の皆さん、家族のような関係性で、居て当たり前というか、一緒にやって当たり前、いつも応援してくれて当たり前というか、そういう環境を変えるというのはすごく不安ですし、その気持ちは大きいですけれども、やっぱり挑戦したいという気持ちと、まだまだ成長したい、大きくなりたいという思いは強かったし、その出てきた自分の感情を、自分のサッカー人生で大事にしたいという思いがあったので、何かきっかけがあったかといわれると難しいですけれども、自分の気持ちに従おう、後悔はしたくないという思いです。

--これからの目標は。

目標はやっぱり、サッカー選手としてはレベルの高いところを目指していきたいなという思いで、どの国でどのクラブでやるかというところも常にたかいところでという思いは持ちながら、やっていきたいですし、日本代表というところも、ワールドカップを経験して、これ以上ない大会だなというのはすごく実感したし、もう一度それを味わいたいなという思いがあるので、どうなるかわからないですけれども、ワールドカップ代表というところもしっかりと目指しながらやっていきたいなという思いがあります。いいこともあろうが、いやなこともあろうが、あとは常にポジティブに、1日1日を過ごしていくのが目標かなと思います。

--川崎フロンターレの9年間で得たものは。

本当に僕のプロサッカー生活のキャリアがこのチームで良かったなというのは感じています。それがなぜかというのはもちろん、自分たちの目標、リーグ戦のタイトルだったりカップ戦のタイトルだったり、そういったものをみんなで目指していく、シルバーコレクターといわれた時代から、とにかく脱出したかったし、優勝が当たり前、優勝が求められる、それが当たり前、勝って当たり前というチームにしたかったので、そういう思いは強かったので、そういったチームで戦ってこれたのはすごく良かったと思いますし、またやっぱり地域密着で、ファン・サポーターの皆さんを大事にするこのクラブの姿勢というのは、このクラブじゃないと学べなかったというのはすごく感じています。

僕の今のこの格好をみてわかるように、どうやったらサポーターの皆さんが楽しんでくれるかなとか、どうやったらサポーターの皆さんがスタジアムに足を運んでくれるかなというのを常に、考えているスタッフの皆さんと、それに協力する選手たちの関係性がすごく僕は好きで、それがこのクラブの象徴だと思うので、これからフロンターレの選手がたくさんいろんな活動をしていくと思うし、サッカーで成績を残すのは当たり前だけど、ファン・サポーターの皆さんと共に寄り添って一緒になってつくりあげていくという、そのスタイルはやっぱり続けていってほしいなと思いますし、それをこのクラブで学べたというのはすごく僕にとっては大きかったです。

サポーターの皆さん

--谷口選手にとって川崎フロンターレはどう言う存在ですか。

本当に家族というか、本当に僕はそういう思いでいました。もちろん、毎日会う選手たちやスタッフの皆さんもそうだし、応援してくださっているサポーターの皆さんに支えられて僕は生きてこれたんだな、サッカーをしてこれたんだなというのは、すごく感じました。なので、皆さんが僕を応援してくれているというのがすごく嬉しいし、もちろん、もっともっと一緒にサッカーをして、もっともっと応援してもらいたかったんですけど、また今後フロンターレの選手たちを応援してほしいですし、僕も今後は皆さんと同じように、いちサポーターとして川崎フロンターレを応援していきたいと思います。僕の心の中にはいつもフロンターレがあります。まだこれから帰ってくるタイミングがあれば顔を出したいなと思います。



■メッセージ入りタペストリーのプレゼント
タペストリーのプレゼント

タペストリーのプレゼント

タペストリーのプレゼント

タペストリーのプレゼント

タペストリーのプレゼント

そして恒例、メッセージ入りのタペストリーのプレゼントです。

最初はワールドカップ日本代表での写真、続いて2枚は2022シーズンの写真、そして最後は突然金髪になって物議を醸し、ほどなく黒髪に戻ったという「黒歴史?」の写真でした。

これには谷口彰悟選手も苦笑いしていましたね。

■送別会前、タペストリーへのメッセージ記入
送別会前、メッセージの記入

これらのタペストリーのメッセージは川崎フロンターレオフィシャルグッズショップ「アズーロ・ネロ」で事前に集められたほか、また本日の送別会開催前に会場でも書くことができました。

川崎フロンターレを長く支えた中心選手だけに、たいへん多くのメッセージが所狭しと集まりました。

■パイナップルのプレゼント
パイナップルのプレゼント

そしてこちらも恒例、パイナップルのプレゼントです。
ホームゲームでのヒーローにいつも贈られているものです。

■記念撮影
記念撮影

記念撮影

そして冒頭にも掲載した、谷口彰悟選手とサポーターの皆さんでの記念撮影です。
2,635人も集まると、枠に収めるのが大変です。

会場の奥のほうまで、びっしりと人が集まっているのがわかりますね。

■一人ずつグータッチでお別れ
グータッチでお別れ

普段の送別会では、最後にひとりずつ短時間ですが対話の機会が設けられます。

しかし、さすがにこれだけの人数が集まりますと、ひとり30秒でも約1,300分、合計20時間以上かかってしまいます。

ただそれでもなるべくひとりひとり御礼ができればということで、順番にグータッチだけ、できることになりました。

これでもそれなりの時間を要しましたが、最後に貴重な機会になったのではないでしょうか。


イベント終了後囲み取材があり、谷口彰悟選手より、おそらく報道の通りカタールに移籍する見込みである旨、言及がありました。

また次期キャプテンについても、「最初から完璧な人はいないし、僕もそうでした。(中略)今のフロンターレならだれがやっても問題ないと思います。みんながサポートしてくれると思いますし」と心配ない旨、お話されていました。

川崎フロンターレの最終ラインを9年間支え、なおかつ精神的な支柱でもあった谷口彰悟選手の移籍のインパクトは、決して小さくないのは事実でしょう。

しかしこれが新たな選手の成長・台頭を促すこともあるでしょうし、新しい川崎フロンターレを見るのも楽しみの一つではないでしょうか。

【関連リンク】
川崎フロンターレ 12/15谷口彰悟選手の送別会開催のお知らせ
2021/6/28エントリ 川崎フロンターレが田中碧選手の独デュッセルドルフ移籍を発表。本サイトが追った2016~2021の6年間を振り返る
2021/7/25エントリ 「鷺沼から世界へ」。武蔵小杉「アズーロ・ネロ×フロカフェ」で川崎フロンターレから独移籍の田中碧選手への寄せ書きを実施
2021/8/11エントリ 川崎フロンターレが三笘薫選手の英ブライトン移籍を発表、独レンタル移籍・田中碧選手のオンライン激励会を開催
2022/11/3エントリ カタールW杯日本代表に川崎フロンターレ谷口彰悟・山根視来が選出、記者会見で夢・感謝・成長を語る【全文掲載】
2022/11/6エントリ 川崎フロンターレ谷口彰悟・山根視来のカタールW杯壮行会完全レポート:麻生区役所でサポーター約千人が後押し
2022/11/15エントリ 中原区役所に川崎フロンターレ谷口彰悟・山根視来の日本代表応援懸垂幕が登場、中原図書館ではSAMURAI BLUE応援メッセージ募集 2022/1214エントリ 川崎フロンターレを今季退団、知念慶・丹野研太両選手の送別会が橘高校で開催、寄せ書き贈呈しサポーターと交流

Comment(1)

2022年
12月19日

グランツリー武蔵小杉の川崎フロンターレフォトスポットがシーズン終盤に更新、本日退団発表の谷口彰悟選手も最後の登場

2021シーズンより、グランツリー武蔵小杉に川崎フロンターレのフォトスポットが常設されています。

フォトスポットはシーズンごとに2回更新され、2022シーズン版の1回目は2022/5/5エントリでご紹介しておりました。

この更新2回目がシーズン終盤の秋ごろに行われまして、本日退団することが発表された谷口彰悟選手も登場しています。

■グランツリー武蔵小杉3階のフォトスポット「攻める」
2階のフォトスポット「攻める」

■グランツリー武蔵小杉2階のフォトスポット「護る」
グランツリー武蔵小杉3階のフォトスポット「護る」

■フォトスポットの配置ガイド
フォトスポットのガイド

グランツリー武蔵小杉のフォトスポットは、2階・3階に設置されています。
今回は3階が「ATTACK-攻める-」、2階が「DEFEND-護る-」というコンセプトで、それぞれ攻撃・守備で活躍する選手ら4人ずつがセレクトされています。

更新前は「新加入選手」がテーマで若手選手が多かったですが、今回はレギュラー陣が選ばれていました。

■3階「攻める」脇坂泰斗選手・橘田健人選手
脇坂泰斗選手・橘田健人選手

脇坂泰斗(わきざかやすと)選手は、川崎フロンターレユースから阪南大学を経由して2018シーズンに加入しました。

Jリーグトップクラスの「ボールを止める、蹴る」技術を武器に主にインサイドハーフ(中盤の攻撃的なポジション)で活躍しています。

2022シーズンからは従来の背番号8から、中村憲剛選手の「14番」という特別な背番号を引き継ぎ、ベストイレブンを受賞するなどクラブを象徴する選手となりつつあります。

橘田健人(たちばなだけんと)選手は、桐蔭横浜大学から2021シーズンに加入しました。
ルーキーイヤーから大活躍し、2年連続でJリーグ優秀選手賞を受賞しています。

インサイドハーフ、あるいはアンカー(中盤の守備的なポジション)が主戦場で、攻撃だけでなく、鋭い出足からのボール奪取も特長です。

■3階「攻める」レアンドロ ダミアン選手、家長昭博選手
レアンドロダミアン選手、家長昭博選手

レアンドロ ダミアン選手は、ブラジルのインテルナシオナルから2019シーズンに川崎フロンターレに加入しました。

元ブラジル代表のフォワードで、ロンドン五輪では6得点で得点王に輝いています。
川崎フロンターレでは2021シーズンにフィットして真価を発揮、MVP・得点王に輝きました。

2022シーズンは負傷により思うような成績が残せなかったものの、まだまだこれから力を発揮できる選手です。

家長昭博(いえながあきひろ)選手は、フィールドプレイヤーとしては最年長の36歳、かつ2022シーズンも圧倒的なパフォーマンスを見せた選手です。
右ウイングとして日本代表の山根視来選手と見事な連携を見せ、2022シーズンにキャリアハイの12得点を記録。ベストイレブンにも選ばれました。

かつては短期間で移籍を重ねる「さすらいの傭兵」的な存在でしたが、2017年に川崎フロンターレに移籍してからは過去最長の6シーズンにわたって定着しました。
過去の6つの国内主要タイトル獲得に大きく貢献しています。

■2階「護る」山根視来選手、ジェジエウ選手
山根視来選手、ジェジエウ選手

そして2階「護る」選手らも見ていきましょう。

山根視来(やまねみき)選手は、カタールワールドカップ日本代表に選出され、予選のコスタリカ戦に出場しました。

川崎フロンターレには湘南ベルマーレから2020シーズンに加入。
加入してすぐに右サイドバックとして定着し、守備だけでなく果敢な攻撃参加で前掲の家長昭博選手との連携で幾度もチャンスをつくりました。

ジェジエウ選手は、ブラジルのアトレチコ・ミネイロから2019年に川崎フロンターレに加入しました。

「モンスター」とも称される驚異の身体能力・スピードを持ち、「守備で歓声が上がる」Jリーグにおいて稀有な選手です。

川崎フロンターレの危機を何度も救い、またセットプレーでは恵まれた体躯を活かしてゴールも挙げています。

■チョン ソンリョン選手、谷口彰悟選手
チョンソンリョン選手、谷口彰悟選手

こちらが最後のフォトスポットです。

チョン ソンリョン選手は、元韓国代表のゴールキーパーです。
川崎フロンターレに2016シーズンから加入し、高いセービング能力でタイトル獲得に大きく貢献しました。

現在37歳の大ベテランですが加入以来正ゴールキーパーの座を譲らず、近年でも川崎フロンターレの新戦術に対応し、新たなプレースタイルを磨く成長力も持っています。

そして最後が、本日海外移籍を前提とした退団が発表された谷口彰悟(たにぐちしょうご)選手です。
筑波大学から2014年に川崎フロンターレに加入し、ルーキーイヤーから9年間、リーグ戦30試合以上に出場する不動のセンターバックとしてクラブを支えてきました。

山根視来選手と共にカタールワールドカップ代表に選出され、予選のスペイン戦、決勝トーナメントのクロアチア戦にフル出場して高いパフォーマンスを発揮しました。

Jリーグトップクラスのセンターバックの力が、日本代表、そして世界で通用することを証明した選手です。


このフォトスポットはユニフォームが2022シーズンですし、年明けからスタートする新シーズンにあたっては、また遠からず更新されることでしょう。

特に谷口彰悟選手は退団が確定していますし、フォトスポットで写真を撮っておくなら今のうちですね。

【関連リンク】
川崎フロンターレウェブサイト 谷口彰悟選手 退団のお知らせ
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
2021/2/5エントリ グランツリー武蔵小杉で川崎フロンターレ写真展がスタート、リニューアル準備の仮囲いで24年の歴史を振り返る
2021/5/1エントリ グランツリー武蔵小杉で5/2まで開催「川崎フロンターレCheering FESTIVAL」でふろん太久々イベント登場、8選手フォトスポットも館内常設に
2021/8/19エントリ グランツリー武蔵小杉で川崎フロンターレ・ブレイブサンダース・NECレッドロケッツ・富士通レッドウェーブ・フロンティアーズのユニフォームが展示
2021/10/12エントリ グランツリー武蔵小杉の川崎フロンターレフォトスポットが更新、ハロウィンの「パンプキンキャッスル」も登場
2022/5/5エントリ グランツリー武蔵小杉の川崎フロンターレフォトスポットが2022シーズン版に更新、武蔵小杉などを背景にチャナティップら新加入4選手も登場

Comment(0)

2022年
12月14日

川崎フロンターレを今季退団、知念慶・丹野研太両選手の送別会が橘高校で開催、寄せ書き贈呈しサポーターと交流

川崎フロンターレの2022シーズン終了後、来シーズンの新体制に向けた契約更改などが進められています。

そんな中、今シーズンをもって川崎フロンターレを退団する知念慶(ちねんけい)選手、丹野研太(たんのけんた)選手の送別会が、川崎市立橘高等学校で本日開催されました。

■知念慶選手、丹野研太選手との記念撮影
 知念慶選手、丹野研太選手

川崎フロンターレでは、例年クラブ協力のもと、サポーター有志による対談選手の送別会を行ってきました。

近年はコロナ禍によりなかなか選手と共に集まるイベント開催ができませんでしたが、今年は久々に開催できることとなりました。

これまでは「フロンタウンさぎぬま」で開催されることが多かったのですが、今回は使用できない日程となったため、川崎市立橘高等学校のアリーナを借りて開催されました。

知念慶選手は鹿島アントラーズに完全移籍、丹野研太選手は契約満了が発表されています。

■退団選手への寄せ書き
退団選手への寄せ書き

退団選手への寄せ書き

アリーナの一角には、送別会開催前に寄せ書きのコーナーが設置されました。
毎回選手ごとの大きなタペストリーが用意され、マジックでメッセージを書けるようになっていました。

■知念慶選手への寄せ書き
知念慶選手

■丹野研太選手への寄せ書き
丹野研太選手への寄せ書き

■イサカゼイン選手への寄せ書き
イサカゼイン選手への寄せ書き

今回の送別会の参加選手は前述の通り知念慶選手、丹野研太選手ですが、このほかイサカゼイン選手もモンテディオ山形への完全移籍が発表されています。

イサカゼイン選手のタペストリーも用意され、たくさんのメッセージで埋まっていました。

■知念慶選手の挨拶
知念慶選手の挨拶

知念慶選手は沖縄出身で、愛知学院大学から2017シーズンに川崎フロンターレに加入しました。

フィジカルが強いフォワードとして、スタメン起用は多くはなかったものの毎年確実に得点を挙げ、川崎フロンターレのタイトル獲得にも貢献してきました。

挨拶では「悔しい思いもたくさんありました」と振り返りつつ、「サポーターの皆さんの応援でここまでやってこれました」と感謝の言葉を伝えました。

■丹野研太選手の挨拶
丹野研太選手の挨拶

丹野研太選手は、セレッソ大阪から2020年に加入したゴールキーパーです。
川崎フロンターレでは第2ゴールキーパーとして常に準備を怠らず、正ゴールキーパーのチョンソンリョン選手の負傷時や退場時など、厳しい状況での出場でクラブを救う活躍を見せました。

出場機会は少なかったものの、ゴールからの大きな声出しなども含め大きなインパクトと、出場しない時も「タンちゃんが控えている」安心感をもたらした選手でした。

「タイトルを取るチームでの3年間はこれから生きてくる」
「コロナで声出しができない状況が続きましたが、応援歌も作ってもらって3年目には満員の等々力でプレイできて嬉しかった」

丹野選手もこのように振り返りつつ、川崎フロンターレでの3年間に感謝の思いを伝えました。

■寄せ書きタペストリーのプレゼント
タペストリーのプレゼント

タペストリーのプレゼント

寄せ書きタペストリーのプレゼント

プレゼントされたタペストリー

寄せ書きが集まったタペストリーは、会場で両選手にプレゼントされました。
今回来場できなかったイサカゼイン選手にも、別途贈呈されるものと思います。

■全員で記念撮影
記念撮影

両選手と記念撮影

両選手との記念撮影

そして両選手と、集まったサポーターの皆さんで記念撮影です。
やはり知念慶選手、丹野研太選手の背番号のユニフォームやタオルマフラーを持っている方が多いですね。

■ひとりずつ対話の時間
対話の時間

対話の時間

対話の時間

対話の時間

対話の時間

そして最後は、来場された方ひとりずつと、知念慶選手、丹野研太選手の対話の時間が設けられました。

これも毎回恒例で、短い時間ながらこれまでの思い出や感謝などを伝え、たいへん和やかな場となっていました。

来場者数はかなり多いですので、ひとりずつ対話するとかなり時間がかかります。
それでもひとりずつ丁寧に対応されていました。

Jリーグのクラブによっては、移籍した選手が対戦相手として登場してきたときには、ブーイングすることも珍しくはありません。

ただ、川崎フロンターレでは移籍選手を毎回拍手で温かく迎えるのが恒例になっています。

選手らもそれは理解されていますし、また等々力陸上競技場に来るのを楽しみにされていることが多いようです。

丹野研太選手の新所属はわかりませんが、知念慶選手は鹿島アントラーズでおそらくは等々力陸上競技場でベンチ入りしてくるのではないでしょうか。

「恩返しゴール」「恩返しセーブ」はもらいたくありませんが、両選手が今後新天地で羽ばたき、また元気にプレイする姿がみられるとよいと思います。

(はつしも)

【関連リンク】
川崎フロンターレ 12/14退団選手の送別会開催のお知らせ
2021/6/28エントリ 川崎フロンターレが田中碧選手の独デュッセルドルフ移籍を発表。本サイトが追った2016~2021の6年間を振り返る
2021/7/25エントリ 「鷺沼から世界へ」。武蔵小杉「アズーロ・ネロ×フロカフェ」で川崎フロンターレから独移籍の田中碧選手への寄せ書きを実施
2021/8/11エントリ 川崎フロンターレが三笘薫選手の英ブライトン移籍を発表、独レンタル移籍・田中碧選手のオンライン激励会を開催
2022/11/3エントリ カタールW杯日本代表に川崎フロンターレ谷口彰悟・山根視来が選出、記者会見で夢・感謝・成長を語る【全文掲載】
2022/11/6エントリ 川崎フロンターレ谷口彰悟・山根視来のカタールW杯壮行会完全レポート:麻生区役所でサポーター約千人が後押し
2022/11/15エントリ 中原区役所に川崎フロンターレ谷口彰悟・山根視来の日本代表応援懸垂幕が登場、中原図書館ではSAMURAI BLUE応援メッセージ募集

Comment(0)

2022年
12月11日

川崎フロンターレU-18が高校年代最高峰・プレミアリーグ昇格初年度でEAST優勝・ファイナル準優勝の快挙、羽ばたく「ヤンフロ」に国立競技場で声援

本日、「高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2022ファイナル」が国立競技場で開催されました。

プレミアリーグEAST優勝の川崎フロンターレU-18と、同じくWEST優勝のサガン鳥栖U-18が高校年代日本一を賭けて戦い、川崎フロンターレU-18は2-3で敗れて惜しくも準優勝となりました。

ファイナルで敗れはしたものの、プレミアリーグ昇格初年度でEASTを制したのは快挙といえるでしょう。

■プレミアリーグファイナルが開催された国立競技場
プレミアリーグファイナルが開催された国立競技場 

一般に高校年代のサッカーというと、お正月の「全国高校サッカー選手権大会」をイメージされる方が多いと思いますが、これはあくまでも高校の部活動の大会であり、クラブユースが参加していません。

「高円宮杯JFA U-18サッカーリーグ」はプレミアリーグ・プリンスリーグ・都道府県リーグの3階層で構成され、高校サッカー・クラブユースが混合で戦い毎年降格・昇格があります。
最上位のプレミアリーグは、「毎試合が全国高校サッカー選手権の決勝戦レベル」ともいわれる、高校サッカーとクラブユースのそれぞれのトップがしのぎを削るリーグです。

川崎フロンターレU-18は2021シーズンのプリンスリーグ関東で優勝し、2022シーズンからプレミアリーグEASTへと昇格を果たしました。
そして初年度ながら他のクラブユース・前年度優勝の青森山田高校など強豪校との戦いを制し、昇格初年度で見事優勝を果たしました。

プレミアリーグの「EAST」「WEST」が日本一を決定する「ファイナル」は新型コロナウイルスの影響により過去2年は開催が見送られていましたが、今年は3年ぶりに開催となりました。

■川崎フロンターレのグッズ出店
グッズ出店

グッズ出店

グッズ出店

■アトラクションの出店
アトラクションの出店  

本日のファイナルは、川崎フロンターレのホームゲームではありませんが、国立競技場のゲート前にグッズ出店と、「“プレミア”キッズランドin国立」と題して、アトラクションの出店がありました。

グッズ出店には、多くのサポーターが訪れて行列ができていました。

■アカデミーの皆さんによる「ヤンフロ通信」配布
アカデミーの皆さんに夜「ヤンフロ通信」配布

川崎フロンターレを応援する方は、国立競技場Bゲートからの入場となりました。
Bゲートでは、川崎フロンターレアカデミー(ユース)の皆さんがアカデミー情報紙「ヤンフロ通信」を配布していました。

■集まったサポーターとビッグフラッグ
集まったサポーターとビッグフラッグ

本日の来場者数は、8,572人でした。
国立競技場の収容人数は約68,000人ですので、さすがにすべての客席は使用せず、1階の一部を開放するかたちでした。

そのうち「声出し応援」が許可されたエリアでは、多くのサポーターが集まって応援をしていました。
また2階、3階部分にはユニフォームやエンブレム、ロゴのビッグフラッグが掲出されていました。

対戦相手のサガン鳥栖はさすがにかなりの距離がありますので、東京の国立競技場まで集まるのはかなりハードルがあります。
そのようなこともあって、国立競技場の雰囲気は完全に川崎フロンターレU-18のホームゲームのようになっていたと思います。

■「ヤンフロと国立で」
ヤンフロと国立で

サポーターが掲げるフラッグ(ゲートフラッグ、一般にゲーフラと呼ばれるもの)には、「ヤンフロと国立で」というものがありました。

「ヤンフロ」とはヤングフロンターレ、すなわちアカデミーの選手たちのことで、「ヤンフロを国立へ」「ヤンフロと国立で」というキーワードがSNSなどで多く使われました。

■ふろん太
ふろん太

■ワルンタ、カブレラ
ワルンタ、カブレラ

また川崎フロンターレU-18は、マスコットキャラクターも総動員です。
定番のふろん太、カブレラに加えて、働かないことが信条?のワルンタも登場しました。

■選手を迎えるワルンタ、カブレラ、ふろん太
選手を迎えるワルンタ、カブレラ、ふろん太

選手を迎えるワルンタ、カブレラ、ふろん太

そしてウォーミングアップでピッチに入る選手らを、マスコットキャラクターたちが出迎えです。
ここでもワルンタが先頭に立って、グータッチで激励していました。

普段ピッチに来ても片隅の方でダラダラしているだけのワルンタらしからぬ、気合の入りようです。

■高円宮杯の優勝カップ
高円宮杯の優勝カップ

高円宮杯の優勝カップ

試合前には、高円宮杯の優勝カップも会場に登場しました。
これにはふろん太、カブレラ、そしてワルンタも注目していましたね。

■選手入場
選手入場

■プレミアリーグEAST優勝の表彰
プレミアリーグEAST優勝の表彰

そして選手入場後、試合前にはプレミアリーグEAST、WESTの優勝表彰がありました。

高円宮妃久子殿下から、優勝盾の授与が行われました。
これは川崎フロンターレU-18が獲得した、すばらしい栄冠です。

授与を受けたのは、キャプテンマークをつけた背番号10、大関友翔(おおぜきゆうと)選手です。
同選手は、来シーズンからのトップ昇格が決まっています。

■同じくプロ契約済みの高井幸大選手
同じくプロ契約済みの高井幸大選手

今シーズンの川崎フロンターレU-18を支えたひとりが、背番号4、センターバックの高井幸大(たかいこうた)選手です。

身長192cmの恵まれた体格も活かし、最終ラインを防衛するとともに、今日のゲーム終盤では前線にコンバートしてパワープレーもこなしました。

高校2年時に飛び級でプロ契約を結び、年代別代表にも選出されている逸材です。

■1点目の歓喜
1点目の歓喜

■PKを決めた松長根悠仁選手(中央)
松長根悠仁選手

1点目のPKを決めた松長根悠仁(まつながねゆうと)選手も、トップ昇格が決まっています。
高井幸大選手と同期で、センターバックでコンビを組んでいます。

いずれも川崎フロンターレの未来を担う選手たちです。

■ファイナル準優勝の表彰
ファイナル準優勝の表彰

ファイナル準優勝の表彰

2-3のまま試合終了のホイッスルが鳴ると、多くの選手がピッチに倒れこみました。
涙を流す選手が多く、たいへん悔しい結果でしたが、素晴らしい活躍を見せてくれました。

FIFAワールドカップカタール2022で活躍した三笘薫選手、板倉滉選手、田中碧選手らも、かつてはU-18で戦っていました。

彼らが果たせなかったプレミアリーグ昇格、EAST優勝、ファイナル準優勝という栄冠を獲得できたU-18の選手たちは、「川崎フロンターレの未来そのもの」です。

直接トップ昇格をする選手だけでなく、三笘薫選手のように大学経由で大きく成長する選手もいますし、皆さんの今後の活躍に期待したいと思います。

(はつしも)

【関連リンク】
高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ ウェブサイト

(川崎フロンターレユース関連)
2016/12/17エントリ 川崎フロンターレの20周年事業。川崎市に寄贈された「等々力第1サッカー場」の人工芝と、夜間LED照明設備
2017/12/9エントリ 年内、まだ等々力でフロンターレを応援できる!「高円宮杯U-18プリンスリーグ」最終節前橋育英高校戦が12月10日(日)開催/田中碧選手が出場した昨年最終節を振り返る
2018/12/7エントリ 等々力陸上競技場の2018年最終戦。高円宮杯最終節「川崎フロンターレU-18対東京ヴェルディユース戦」が12月9日(日)13時キックオフ
2019/1/12エントリ 川崎フロンターレU-18の2018最終戦を振り返る:U-19日本代表・宮代大聖選手がプロでの活躍に向け挨拶
2019/10/6エントリ 川崎フロンターレが湘南ベルマーレとのU-18・J1「湘南2DAYS」で連勝、トップ昇格内定・宮城天選手が活躍 2019/12/12エントリ 川崎フロンターレU-18が帝京高校戦制しプリンスリーグ残留、今季トップチーム登録・宮城天・有田恵人選手らが卒団の挨拶
2021/12/6エントリ 川崎フロンターレ「J1優勝報告会&U-18壮行会」完全取材レポート:サポーター5千人前にシャーレ掲げ等々力陸上競技場に青覇テープが舞う
2022/4/12エントリ 川崎フロンターレU-18が初挑戦・高校年代最高峰「高円宮杯プレミアリーグ」で2連勝、等々力陸上競技場ホーム開幕戦レポート
2022/10/18エントリ 川崎フロンターレU-18がプレミアリーグ「等々力陸上競技場最終節」で横浜FCユース降し首位堅守、ふろん太・カブレラ・ワルンタ揃い踏み

Comment(0)

2022年
12月07日

カルビー「サッカー日本代表チームチップス2022」で揃える、川崎フロンターレゆかりのW杯代表選手トレカ

現在、「FIFAワールドカップカタール2022」が開催されています。
日本代表「SAMURAI BLUE」は予選リーグを1位で突破したのち、決勝トーナメントでクロアチアにPKで惜しくも敗れ
ました。

目標としていた「ベスト8進出」はあと一歩で達成できませんでしたが、多くの方が日本代表を応援し、強豪に一歩も譲らず戦う姿に勇気づけられました。

さて、本大会にあわせて、カルビーが日本代表選手のトレーディングカード付「サッカー日本代表チームチップス2022」を販売していました。

■「サッカー日本代表チームチップス2022」のトレーディングカード


サッカー日本代表チームチップスのトレーディングカード

本大会の日本代表には川崎フロンターレから谷口彰悟選手、山根視来選手が選出されたほか、田中碧・三笘薫・守田英正・板倉滉ら「元川崎フロンターレ所属」、川崎市の「さぎぬまSC」出身の権田修一選手など、多くの「川崎市ゆかり」の選手らが選出されて活躍しており、各選手のカードも入っていますので、ここで記録としてご紹介しておきたいと思います。

なお、このカードの選出基準は、2021年5月~2022年6月に行われた日本代表戦出場選手であり、ワールドカップ代表とは異なります。

■三笘薫選手
三笘薫選手

三笘薫選手

今大会、最も大きなインパクトを残した日本代表選手のひとりは、間違いなく三笘薫(みとまかおる)選手でしょう。

三笘薫選手はさぎぬまSCから川崎フロンターレユースに入り、筑波大学を経て川崎フロンターレに加入。
他の誰にもまねができないドリブル突破が武器で、ルーキーイヤーからMVP級の活躍でした。
現在は英国プレミアリーグのブライトンに所属しています。

今回のワールドカップでも、日本代表のチャンスの多くを演出しました。

■田中碧選手(プレイングタイムベストイレブンカード)
田中碧選手

田中碧選手

決勝トーナメント進出がかかったスペイン戦で、三笘薫選手からのパスを受けて決勝点を挙げたのが田中碧(たなかあお)選手です。

田中碧選手は川崎フロンターレユースからトップチームに昇格した生え抜きで、当初は出場機会がなかったものの急成長。2018シーズンに「ベストヤングプレイヤー賞」を受賞しました。

ボランチとして2021シーズンまで川崎フロンターレの中盤を支え、2021-22シーズンからドイツ2部のデュッセルドルフに移籍しました。
東京五輪代表を経て、日本代表に定着しています。

ワールドカップ予選で主力として活躍し予選突破に貢献、ワールドカップにおいてもドイツ戦・スペイン戦・クロアチア戦に出場し活躍しました。

三笘薫選手とは小学校が同じで、川崎フロンターレユースに入る前のさぎぬまSC時代からのチームメイトという幼馴染でした。
そんな2人がスペイン戦でボールを繋いで決勝点を挙げたことは、テレビや新聞等でも話題になりましたね。

なお、日本代表選手のカードは、対象期間の代表戦出場時間上位11人についてはノーマルカードに加えて「プレイングタイムベストイレブンカード」(ホログラム入り)があります。

上記の田中碧選手のカードは、プレイングタイムベストイレブンカードです。

■山根視来選手(プレイングタイムベストイレブンカード)
山根視来選手

山根視来選手

今回、数少ない国内組として、川崎フロンターレから谷口彰悟選手とともに代表選出されたのが、山根視来(やまねみき)選手です。

山根選手は湘南ベルマーレから2020シーズンに川崎フロンターレに加入しました。
不動の、Jリーグ最高レベルの右サイドバックとして、川崎フロンターレの攻撃力を支えています。

その活躍が評価され、今回ワールドカップ代表に選出されました。
ワールドカップでは予選リーグのコスタリカ戦に出場し、残念ながら勝利はなりませんでしたが、Jリーグから世界へつながる扉があることを、谷口彰悟選手とともに証明しました。

上記の山根選手のカードは、プレイングタイムベストイレブンカードです。

■山根視来選手のノーマルカード
山根視来選手のノーマルカード

山根選手

こちらは、山根選手のノーマルカードです。
コンプリートを目指す方は、両方頑張って揃えてみてください。

■チームカード(2022年6月ガーナ戦)
チームカード

また、選手ごとのカードのほか、チームカードもあります。
こちらは2022年6月10日の「ガーナ戦」のスターティングメンバーです。

これには前掲の山根視来選手と、谷口彰悟選手も入っています。

「カルビー日本代表選手チームチップス」は、一応2023年3月下旬が終売日となっていますが、カルビーのウェブサイトでは「休売中」というステータスになっています。

武蔵小杉では直近まで「セブンイレブン川崎中原区役所前店」では販売していましたが、本日時点では完売していました。店舗によりばらつきがあるようです。
販売状況は保証できませんので、あらかじめご了承ください。

■2018年のロシアワールドカップ時の日本代表選手カード大島僚太選手)
大島僚太選手

【関連リンク】
(カルビー日本代表チームチップス関連)
カルビー商品情報 日本代表選手チームチップス2022
2018/6/8エントリ カルビー「サッカー日本代表チームチップス」2018年版が6月下旬まで販売、川崎フロンターレの大島僚太・小林悠・谷口彰悟・阿部浩之・車屋紳太郎5選手のカードが揃う

(川崎フロンターレと日本代表関連)
川崎フロンターレ 日本代表メンバー選出のお知らせ
2018/5/31エントリ 川崎フロンターレ・大島僚太選手がロシアワールドカップ日本代表に選出、こすぎコアパークでの壮行会が超満員に
2019/7/2エントリ 田中碧選手のトゥーロン国際大会トロフィーも展示。川崎フロンターレ&武蔵小杉目線で巡る「日本サッカーミュージアム」観覧レポート
2022/11/3エントリ カタールW杯日本代表に川崎フロンターレ谷口彰悟・山根視来が選出、記者会見で夢・感謝・成長を語る【全文掲載】
2022/11/6エントリ 川崎フロンターレ谷口彰悟・山根視来のカタールW杯壮行会完全レポート:麻生区役所でサポーター約千人が後押し
2022/11/15エントリ 中原区役所に川崎フロンターレ谷口彰悟・山根視来の日本代表応援懸垂幕が登場、中原図書館ではSAMURAI BLUE応援メッセージ募集

Comment(0)

2022年
12月05日

富士通陸上競技部協力「なかはらランニングフェスタ」が等々力緑地で初開催、車椅子トライアルランに川崎フロンターレ「ふろん太」も参加

子どもも大人も気軽に楽しめるランニングイベント「なかはらランニングフェスタ」が2022年12月4日(日)に初開催されました。

本イベントでは富士通陸上競技部の協力によるランニング教室も開催されたほか、「車椅子ユーザーの課題把握」を目的とした車椅子のトライアルランも実施されました。

トライアルランでは、川崎フロンターレのふろん太君も参加し、皆さんと一緒にコースを回りました。

■なかはらランニングフェスタ
なかはらランニングフェスタ

なかはらランニングフェスタ

「なかはらランニングフェスタ」は、中原区町内会連絡協議会・中原区スポーツ推進委員会・中原区青少年指導員連絡協議会・中原区子ども会連合会・中原区商店街連合会・中原区社会福祉協議会で構成された「実行委員会」と、中原区役所の主催により企画運営されました。

大きく分けて、富士通陸上競技部による「ランニング教室」、小学校低学年と保護者ペアによる「ファミリーラン」(1km)、等々力陸上競技場とその周辺を走る「ロードレース」(3km、5km)の3つの企画がありました。

各企画は事前申込制で、大変好評につきいずれも定員満了となっていました。

■ランニング教室(小学生向け)
ランニング教室(小学生向け)

■富士通陸上競技部OBの鈴木良則さん
富士通陸上競技部OB

ランニング教室は、小学生対象と、一般(中学生以上)対象の2コースに分かれていました。
それぞれ富士通陸上競技部OBの方がコーチで、小学生対象は鈴木良則さんでした。

鈴木さんは、2009年の実業団ニューイヤー駅伝では1区を走り、富士通を優勝に導きました。
3年連続で陸上競技部の主将をつとめるなど、中心的な存在として活躍されていました。

■腕の振り方
腕の振り方

■力がきちんと伝わる走り方
走り方

力が伝わる走り方

■巧みにコーチされる鈴木さん
巧みにコーチされる鈴木さん

鈴木さんのコーチは、子どもたちにもとても伝わりやすい内容でした。
身体の動かしかた、力の効果的な伝え方をステップをひとつひとつ踏んで教えていきます。

子どもたちも楽しみながらコーチを受けていたと思います。

■一般(中学生以上)対象コーチの笹野浩志さん
笹野浩志さん

一般コース

そして一般(中学生以上)コースは、同じく富士通陸上競技部OBの笹野浩志さんがコーチでした。

笹野さんは日本選手権800mで3度優勝し、2004年には当時日本歴代3位となる「1分47秒02」の自己ベストも記録されています。

■足を高く上げる練習
足を高くあげる練習

■楽しくランニング
楽しくランニング

一般の部でも、体の動かし方から始めて、段階的に走るコツを伝授していきました。
大人の皆さんも、広いトラックで体を動かすのは気持ちよさそうでしたね。

■富士通陸上競技部のノートもプレゼント
富士通陸上競技部のノートもプレゼント

■富士通の皆さん
富士通の皆さん

ランニング教室は、このように富士通の皆さんの協力により実施されました。

先日ご紹介した富士通レッドウェーブのバスケットボール教室など、地域貢献活動も日ごろから取り組まれています。

■ふろん太君も登場
ふろん太君

そして今回は、川崎フロンターレのふろん太君も広報協力で登場しました。
のちほど車椅子でのトライアルランに参加するため、車椅子に乗っています。

■開会式
開会式

■中原区の板橋区長のご挨拶
中原区長のご挨拶

ランニング教室に続いて、開会式が行われました。
中原区の板橋区長はご覧の通りランナースタイルで登場され、「ランナーとして一緒に走れることを嬉しく思います」とご挨拶されました。

■子ども会代表の宣誓
子ども会代表の宣誓

子ども会代表からは、選手宣誓がありました。
今回は大谷戸上町子ども会、下小田中第一子ども会のお子さんが代表です。

■消防音楽隊の音楽にのせて、「ファミリーラン」スタート
ランニングスタート

ファミリーランスタート

ファミリーラン

■快走する中原区長
中原区長

■サンタクロースも登場
サンタクロースも登場

開会式に続いて、「ファミリーラン」スタートです。

小学校低学年のお子さんと保護者の2名1組で1kmを走るもので、等々力陸上競技場のトラック2.5周にあたります。

記録計測や順位付けは行わず、完走者全員に完走証を贈呈します。
早くてもゆっくりでも、楽しく走れればOKで、多くの方が笑顔で走っていたのが印象的でした。

また、中原区の板橋区長も早速ここから参加されていました。

■「ロードレース」もスタート
ロードレースもスタート

■「ロードレース」に合わせ車椅子トライアルラン開始
「ロードレース」にあわせ車椅子トライアルランスタート

■ふろん太もスタート
ふろん太もスタート

そして一方、等々力陸上競技場とその周辺を走るのが「ロードレース」(3km・5km)です。
これにあわせて、車椅子による「トライアルラン」もスタートしました。

この「トライアルラン」は、実行委員会のメンバーである中原区スポーツ推進委員会委員長の「車いすユーザーも スポーツを気軽に楽しめるまちにしたい!」という思いに共感した、中原区スポーツ推進委員会・中原区役所・富士通が連携して実施されました。

今回はトライアルという位置づけで、次年度の本格実施に向け、健康増進と親睦をはかりながら、車いすユーザーの課題把握を行うものです。

またこの取り組みを広報することで、地域で開催されるスポーツイベント等でバリアフリーに関して考えるきっかけとすることも目的としており、今回は川崎フロンターレとともに弊サイト「武蔵小杉ライフ」も協力者として参加しておりました。

そのようなわけで、川崎フロンターレのふろん太君も広報役としてトライアルランに参加です。

■等々力陸上競技場周辺のコース
等々力陸上競技場周辺のコース

等々力陸上競技場周辺のコース

等々力陸上競技場周辺のコース

等々力陸上競技場周辺のコース

「ロードレース」は、等々力陸上競技場から川崎市市民ミュージアム前まで走り、もう一度戻っていくコースです。

車椅子トライアルランと、ロードレース参加者が一緒に同じコースを走っていきました。

■最後は自力で走行するふろん太
等々力陸上競技場周辺のコース

■ゴール
ゴール

途中までは車椅子を押してもらっていたふろん太も、最後の直線は自分で漕いでゴールです。
沿道でも通りがかりの方に声援を受けて、人気者でした。

■グータッチ
グータッチ

ゴール後には、同じく車椅子体験をしていたお子さんとグータッチです。
ここまでお疲れ様でした。

■記念撮影
記念撮影

関係者の皆さんと、記念撮影です。
本イベントは多くの方のご協力で運営され、参加者の皆さんも楽しめる良い半日になったのではないでしょうか。

車椅子の「トライアルラン」は、来年の本格実施のための課題抽出が大きな目的でしたので、記念撮影後に反省会・気付きの共有も行われました。

コース内で一部狭いところがあり、一般のランナーとすれ違う際に留意が必要であったこと、人に寄り介助者が不要な場合もあるなど、実体験を踏まえたさまざまな課題共有が行われました。

これらはまた今後に活かされていくことと思います。

今回は「なかはらランニングフェスタ」も初開催ということでしたが、たいへん好評でした。
また来年、車椅子ランも含めたより充実したイベントになるのではないでしょうか。

最後に、本イベントに関わられた皆さんからのメッセージです。

■中原区スポーツ推進委員会 林委員長
生活用車いすでもスポーツができることに驚きました。地域で協力し合うことでトライアルランを実現することができ、来年はぜひ正式種目にしたいですね。
今回の車いすトライアルランを皮切りに、誰もが気軽にスポーツを通して地域の みなさんと交流を深め、健康でいられるまちにしていきましょう。

■一般社団法人 日本パラ陸上競技連盟 花岡伸和常務理事
車いすユーザーにもっと運動に親しんでほしいという気持ちです。パラリンピック はハイパフォーマンスを披露する場だけでなく、多くの人がスポーツに親しむきっかけとなるべき大会ですので、そこに出た人間としては自分の一番得意な分野でより多くの方が共にランニングを楽しむ場を増やしたいと考えています。
ですので、今回、 お声かけいただき中原区の皆さんと大会を作る一員になれたことはとてもありがた いことだと考えています。

■富士通 志村裕子さん
富士通はインクルーシブな環境を整える動きがますます活発になっており、多様な障がいがある社員が働いています。障がいがあってスポーツには縁遠いと思っている人でも、生活用車いすマラソンを通して家族・友人とともにスポーツをする楽しみを一緒に、そしてお互いに味わってもらえたら嬉しいです。

■新城小学校6年 草刈颯太さん
今回車椅子トライアルランを通して、みんなにバリアフリーについて知ってもらえればと思います。車椅子は行ける場所が制限されたり移動が大変だったりしますが、今後誰もが生活しやすい環境になったら良いなと思います。

■川崎フロンターレ ふろん太さん
ぼくたちフロンターレは、障がいの有無、性別にも関係なく、誰もがスポーツを『する・見る・支える』ことができるまちにしたいという想いで活動しているんだ。 車いすトライアルランの動きがこのまちに広がって、誰もが気軽にスポーツを楽しめて、笑顔になれるまちになるよう、これからも地域の仲間たちと一緒に取り組んでいくね。 ぼくにできることがあったら、いつでも声をかけてね。

【関連リンク】
2020/6/18エントリ Jリーグ社会連携で表彰、川崎フロンターレの「発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム」番外編トークイベント開催レポート
2020/11/22エントリ 川崎フロンターレが11/21大分戦で開催、「発達障がい児向け親子サッカー教室&パブリックビューイング」密着取材レポート
2021/11/21エントリ 川崎フロンターレ・川崎市・JTB・ANA・富士通らが「2021えがお共創プロジェクト」開催、等々力陸上競技場で発達障がい児向けサッカー教室やパブリックビューイング実施
2022/3/13エントリ 川崎フロンターレ・富士通が「街歩きバリアフリーマップ」で等々力陸上競技場までのアクセス情報を提供、車いすでの来場取材レポート
2022/8/11エントリ 川崎フロンターレらが「2022えがお共創プロジェクト」開催、等々力陸上競技場「センサリールーム」で発達障がい児向けサッカー観戦を実施
2022/11/12エントリ 「中原区制50周年記念 富士通レッドウェーブバスケットボール教室」を開催、10選手・小学生59人が参加

Comment(1)

2022年
12月02日

カタールW杯で日本代表が「川崎ゆかり」選手躍動でスペイン破り予選突破、等々力緑地のピコリーノは日本代表応援仕様に

現在、「FIFAワールドカップカタール2022」が開催されており、日本代表「SAMURAI BLUE」がドイツ・スペインを破って予選リーグを見事突破しました。

本大会の日本代表には川崎フロンターレから谷口彰悟選手、山根視来選手が選出されたほか、田中碧・三笘薫・守田英正・板倉滉ら「元川崎フロンターレ所属」、川崎市の「さぎぬまSC」出身の権田修一選手など、多くの「川崎市ゆかり」の選手らが選出されて活躍しています。

■サッカー日本代表公式 Twitter


予選突破の決勝点となったのは、三笘薫選手のアシストからの田中碧選手のゴールでした。
これにより、田中碧選手はマンオブザマッチにも選出されています。

この試合は川崎フロンターレ谷口彰悟選手もW杯初出場を果たし、ビルドアップで活躍するなど川崎ゆかりの選手らが躍動しました。


そんな中、等々力緑地の小鳥のオブジェ付き車止め「ピコリーノ」が、ワールドカップ日本代表応援仕様になっていました。

■等々力緑地の、W杯日本代表応援仕様になった「ピコリーノ」
日本代表応援仕様のピコリーノ

等々力緑地の、「川崎市公文書館」と「会館とどろき」の間を抜けて等々力陸上競技場に向かう途中に、この「ピコリーノ」があります。

「ピコリーノ」は小鳥のオブジェ付きの車止めで、株式会社サンポールの商品です。

ここ等々力緑地では地域の方の手により、川崎フロンターレのホームゲームにあわせて、川崎フロンターレと対戦相手のユニフォームを着用するのが恒例になっていました。

それが今回は、川崎フロンターレ(左)、日本代表(中央)、日の丸(右)の組み合わせになっていました。

■日本代表ユニフォームも再現
日本代表ユニフォームも再現

日の丸も綺麗に再現

W杯での日本代表ユニフォームは、「折り紙」をコンセプトにしたデザインになっています。
ピコリーノの手編みコスチュームも、しっかり再現されていました。

また日の丸も、綺麗な真ん丸ですね。

■道路両側のピコリーノ
道路両側のピコリーノ

■ウクライナカラーも定番に
ウクライナカラーのピコリーノ

等々力緑地のピコリーノは道路両側にあり、そのうちの1か所がウクライナカラーでした。

ウクライナカラーのピコリーノは2022年3月にはすでに登場していまして、本サイトでもご紹介していました。
こちらは時間が経過して、少し色が薄くなってきたかもしれませんが、ホームゲーム開催以外の平常時に、継続して登場しています。

W杯日本代表の予選突破により、まだ少なくとも12月6日(火)まで日本のワールドカップ期間は続きますので、しばらく日本代表応援仕様のピコリーノの姿が見られそうです。

(あさお)

【関連リンク】
(ピコリーノ関連)
2022/3/18エントリ 等々力緑地の小鳥付き車止め「ピコリーノ」がウクライナ国旗カラーの衣装に、一刻も早い平和への祈りを込めて

(川崎フロンターレとW杯関連)
川崎フロンターレ 日本代表メンバー選出のお知らせ
2018/5/31エントリ 川崎フロンターレ・大島僚太選手がロシアワールドカップ日本代表に選出、こすぎコアパークでの壮行会が超満員に
2019/7/2エントリ 田中碧選手のトゥーロン国際大会トロフィーも展示。川崎フロンターレ&武蔵小杉目線で巡る「日本サッカーミュージアム」観覧レポート
2022/11/3エントリ カタールW杯日本代表に川崎フロンターレ谷口彰悟・山根視来が選出、記者会見で夢・感謝・成長を語る【全文掲載】
2022/11/6エントリ 川崎フロンターレ谷口彰悟・山根視来のカタールW杯壮行会完全レポート:麻生区役所でサポーター約千人が後押し
2022/11/15エントリ 中原区役所に川崎フロンターレ谷口彰悟・山根視来の日本代表応援懸垂幕が登場、中原図書館ではSAMURAI BLUE応援メッセージ募集

Comment(0)

2022年
11月23日

川崎フロンターレ佐々木旭・五十嵐太陽がグランツリー武蔵小杉で「お風呂」絵本読み聞かせ、多彩なポージングで記念撮影も

本日、グランツリー武蔵小杉において、小学1~4年生とそのご家族を対象とした「川崎フロンターレ選手と本を楽しもう!」イベントが開催されました。

2022シーズンより加入した佐々木旭(ささきあさひ)選手、五十嵐太陽(いがらしたいよう)選手が登場し、「お風呂」をテーマにした絵本の読み聞かせを行うとともに、質問コーナーや記念撮影タイムも設けられました。

■グランツリー武蔵小杉の「川崎フロンターレ選手と本を楽しもう!」イベント
川崎フロンターレと本を楽しもう!

川崎フロンターレ選手と絵本を楽しもう!イベント

佐々木旭選手、五十嵐太陽選手

川崎フロンターレは、かねてから川崎市の読書推進活動に協力を行っています。

本日開催された「川崎フロンターレ選手と本を楽しもう!」イベントは川崎市教育委員会・川崎市立図書館と共催するもので、2009年にスタートして市内各所で絵本の読み聞かせを実施してきました。

コロナ禍により、リアル開催は実に3年ぶり、14回目の開催となります。

■佐々木旭選手
佐々木旭選手

佐々木旭選手は、流通経済大学で関東大学リーグMVPも受賞し、争奪戦の末に2022シーズンから川崎フロンターレに加入しました。

ポジションはサイドバックで、足元の技術の高さを活かした攻撃力が特徴です。

■五十嵐太陽選手
五十嵐太陽選手

五十嵐太陽選手も、2022シーズンに新加入したルーキーです。
川崎フロンターレユースからの生え抜き昇格組で、U-18のプレミアリーグ昇格にも大きく貢献しました。

今季出場機会は限られていましたが、次世代のフォワードとして期待されています。

■司会の小森すみ恵さん
小森すみ恵さん

■リフティングでウォーミングアップ
リフティングでウォーミングアップ

リフティングでウォーミングアップ

川崎フロンターレホームゲームのスタジアムDJ、小森すみ恵さんの司会のもと、イベントがスタートしました。

両選手が少々緊張気味ということで、リフティングでのウォーミングアップからスタートしました。

小学生の時にできたリフティング回数は佐々木旭選手が「1,000回」、五十嵐太陽選手が「100回」ということでしたが、ここでは五十嵐太陽選手に軍配。

佐々木旭選手は「昔の方が上手かったかも…」と苦笑していました。

■絵本の読み聞かせ
絵本の読み聞かせ
©『おふろだいすき』松岡享子/作 林明子/絵 福音館書店
©『パンダ銭湯』tupera tupera/作 絵本館
※イベント参加者は読み聞かせ中は撮影禁止でしたが、本サイトは取材メディアとして撮影許可を得ております。

さて、メインの読み聞かせは、いずれも「川崎フロンターレ26(フロ)周年」だけに、お風呂をテーマにした絵本でした。

■佐々木旭選手「おふろだいすき」
佐々木旭選手「おふろだいすき」

佐々木旭選手「おふろだいすき」

佐々木旭選手は、「おふろだいすき」

男の子がお風呂に入っていると、亀やペンギン、アシカなどの動物が次々と登場してくる楽しい絵本です。

■五十嵐太陽選手「パンダ銭湯」
五十嵐太陽選手パンダ銭湯

五十嵐太陽選手「パンダ銭湯」

五十嵐太陽選手は「パンダ銭湯」です。

なんと「パンダ以外は固くお断り」の銭湯が登場します。
これだけでちょっと読みたくなりますね。

■お互いを称えあう両選手
お互いを称えあう両選手

お互いを称えあう両選手

両選手とも緊張して一汗かきながら、慣れないながらも頑張って読み聞かせをしてくれました。

読み終わった後には、会場の皆さんと共にお互いに惜しみなく拍手を贈っていました。

■中原図書館による「図書館クイズ」
図書館クイズ

図書館クイズ

続いて中原図書館による「図書館クイズ」です。
図書館でのマナー違反はどれでしょう?というものです。

「居眠りしない」「ものを食べない」「おしゃべりしない」ということで、子どもたちはすぐ正解できました。

このクイズで使われていたイラストは、川崎フロンターレ協力による読書推進活動の一環として作成されたオリジナル紙芝居「フロンタくんとワルンタくん~対決!闘将カーン~」です。

こちらは中原図書館で貸し出しも可能です。

■ふろん太君による図書館貸し出しカード紹介
ふろん太君による貸し出しカード紹介

またクイズで図書館の利用マナーを学んだところで、図書館の利用方法として、貸出カードの紹介がありました。
すぐに作れて、本が借りられます。

ふろん太君の貸し出しカードは、かなり大きいですね。

■質問コーナー
質問コーナー

続いて質問コーナーです。

最初に司会の小森すみ恵さんから、お風呂のこだわりなどについて質問があり、川崎フロンターレの寮のお風呂では、寮長の早坂勇希選手が物の置き場所に厳しく、きちんとしていないと五十嵐太陽選手らが怒られているというエピソードが両選手から紹介されました。

続いてあらかじめ応募された質問の中から、両選手が答えてくれました。

■質問に答える佐々木旭選手
佐々木旭選手

昔読んだ本は、佐々木選手は「ぐりとぐら」。五十嵐選手は「かいけつゾロリ」ということです。

佐々木選手は最近コーチの勧めで「夢をかなえるゾウ」を読んだそうで、五十嵐選手は好きなマンガではサッカーマンガ「エリアの騎士」を読んでいるということでした。

■同じく、五十嵐太陽選手
質問に答える五十嵐太陽選手

「フロンターレの選手で1日その人になってみるとしたら誰?」という質問については、五十嵐選手はマルシーニョ選手。とにかくスピードが凄いというのが理由です。

佐々木選手の「『何も考えていないで楽そうな』宮城天選手」になりたいとの回答には会場から笑いがこぼれました。

先般のベトナムツアーでも佐々木選手、橘田健人選手、遠野大弥選手が待つバスに宮城選手がなかなか現れず、「ゴメンゴメンで終わった」という、「先輩にもあまり気を遣わなくて楽そう」なエピソードもここで暴露され、同選手の愛されるキャラクターがよく伝わってきました。

他にもいくつかの質問と回答があり、楽しいひとときとなりました。

■記念撮影タイム
記念撮影タイム

そして最後は、参加者のご家族1組ずつの記念撮影タイムです。

ソーシャルディスタンス仕様で、選手らとふろん太君がステージ上段に並び、参加者がステージ下で撮影する形式でした。

途中からステージ上段の3人が揃ってポージングをするかたちになりましたので、さまざまなバリエーションをお楽しみください。

■ハート形ポーズ
記念撮影タイム

■ガッツポーズ
記念撮影タイム

■指さしポーズ
記念撮影タイム

■ウェルカムポーズ
記念撮影タイム

■タイツアーご挨拶ポーズ
記念撮影タイム

■マルシーニョ選手ゴール後のポーズ
記念撮影タイム

■指ハートポーズ
記念撮影タイム

■エンブレムリスペクトポーズ
記念撮影タイム

■ほっぺ指差しポーズ
記念撮影タイム

■「ゲッツ!」ポーズ
記念撮影タイム

これらのポーズは主にふろん太君のリードで、両選手がよく対応してくれました。

こうした記念撮影一つとっても、楽しいものにしてくれるサービス精神も、川崎フロンターレの人気の理由かもしれません。

イベント終了後の囲み取材では、佐々木選手、五十嵐選手ともにコロナ禍でなかなか地域活動ができなかった中、こうして活動ができて良かった、楽しかったと振り返りました。

今回の「川崎フロンターレと本を楽しもう!」も3年ぶりのリアル開催となりました。
アフターコロナ仕様で完全に元通りではありませんが、今後もさまざまな地域活動が再開されていくことと思います。

(はつしも)

【関連リンク】
川崎フロンターレ 11/23「フロンターレ選手と本を楽しもう!」イベント開催のお知らせ
2017/2/9エントリ 中原図書館で読む、「川崎フロンターレと本を読もう!」事業のオリジナル紙芝居「フロンタくんとワルンタくん~対決!闘将カーン~」

Comment(0)