武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2023年
06月11日

川崎フロンターレが脇坂バースデー弾でリーグ連勝、「FINLANDランド」に川崎市上下水道局の「みずみずフェア」も盛況

本日、2023明治安田生命J1リーグ第17節「川崎フロンターレvsサンフレッチェ広島戦」が等々力陸上競技場で開催されました。

6月7日に天皇杯が開催されて中3日でのハードスケジュールとなりますが、天皇杯ではスタメンの入れ替えを行っていたため、この試合はふたたびリーグ戦でのベストメンバーに近い布陣となりました。

サンフレッチェ広島が幾度かカウンターからのチャンスを迎えるも京都サンガから今季加入した新守護神・上福元直人がゴールを割らせません。

川崎フロンターレは後半56分、見事なゴール前での崩しから脇坂泰斗がネットを揺らし、これを守りきって1-0勝利となりました。

脇坂泰斗は本日6月11日が28歳の誕生日にあたり、バースデーゴールということになります。

これにより川崎フロンターレはリーグ戦2連勝、天皇杯を含め公式戦3連勝となりました。

■JリーグTwitter 川崎Fvs広島 ゴール動画 脇坂泰斗
■ホームゲームイベント「FINLANDランド」「みずみずフェア」
FINLANDランド・みずみずフェア

また本日はホームゲームイベントとしてフィンランドをテーマにした「FINLANDランド」、川崎市上下水道局の取り組みなどを紹介する「みずみずフェア」が開催されました。

まずは「FINLANDランド」からご紹介していきましょう。

■「FINLANDランド」が開催された等々力球場前
FINLANDランドが開催された等々力球場前

本日は前日から終日雨予報がありましたが、イベントがスタートした13時以降は曇天、または小雨程度で収まりました。

そのため一部イベント開催場所の変更はあったものの、大きな影響を受けることなくイベント開催ができました。

以前はメインのイベント会場が等々力緑地の児童公園で、雨が降ると足元がかなりぬかるんでしまうのですが、現在は公式野球場「等々力球場」が整備され、その前に広いアスファルトの広場が完成しています。

こちらがメイン会場になっているのも、運営上はやりやすくなっているでしょう。

■フィンランドFood&Drinkコーナー
フィンランドフード&ドリンクコーナー

まずは定番のスタジアムグルメです。
昨年の「FINLANDランド」でも好評だった、フィンランド大使館商務部がおすすめする「フィンランドFood&Drinkコーナー」です。

本場フィンランドの味を再現した「サーモンスープ」や、ヘルシーなトナカイ肉を使った「トナカイソーセージ」などさまざまな北欧グルメが登場しました。

■「ライ麦ハウスベーカリー」の北欧シナモンロール
北欧シナモンロール

今回のFINLANDランドには、鎌倉のベーカリー「ライ麦ハウスベーカリー」が初出店しました。

同店は、フィンランドから2015年に来日した店主のラッパライネン アキさんと、奥様手作りのパンが人気を博しています。

今回は「北欧シナモンロール」をいただきました。
ふんわりとした食感にシナモンのほどよい甘さとカルダモンの香りがおいしかったです。

両サイドのぐるぐる巻きの成形はフィンランドスタイルの特徴なのだそうです。

同店のブースではほかにもフィンランド産はちみつなども、心惹かれました。

■フィンランドの雑貨
フィンランドの雑貨

フィンランド雑貨

フィンランドの雑貨

フィンランドの雑貨

またフィンランドといえば、素敵なデザインの雑貨等も有名ですね。
Food&Drinkコーナーの隣では、フィンランド雑貨のリユース販売も行っていました。

■ムーミンの記念撮影
ムーミンの撮影会

ムーミンの記念撮影

またフィンランドを代表する世界的な人気キャラクターといえば、ムーミンです。
会場には埼玉県にあるムーミンのテーマパーク「ムーミンバレーパーク」によるフォトスポットが設置され、ムーミンと一緒に記念撮影ができました。

昨年は悪天候のためフォトパネルだけだったのですが、今年は無事にムーミンが来場できました。

■本家「ムーミンバレーパーク」(埼玉県飯能市)
ムーミンバレーパーク

ムーミンバレーパーク

「ムーミンバレーパーク」は、埼玉県飯能市の「メッツァビレッジ」にあるテーマパークです。
ここに行けばムーミンの家があり、いつでもムーミンたちと会うことができます。

■モルック体験
モルック体験

モルック体験

フィンランド発のスポーツ「モルック」の人気がじわじわと高まり、等々力緑地でもプレイされるかたを見かけるようになりました。

本イベントでももちろん、昨年に引き続きモルック体験が開催されました。
2チームに分かれ、木製の棒「モルック」を5投ずつ投げて得点を競います。

■クラブ特命大使の中西哲生さんや新保里歩さんも参加
中西哲生さんや新保里歩さんも参加

中西哲生さん

■1等賞品のモルック一式セットも
1等賞品のモルック一式も当選

今回のモルック体験には、クラブ特命大使の中西哲生さんや応援番組MCの新保里歩さんもゲストチームで参加し、会場を盛り上げました。

また抽選による1等賞品、「モルックセット」の当選者も出ました。
これでいつでもモルックがプレイできますね。

■FINLANDトークショー
フィンランドトークショー

■フィンランド大使館のレーッタ・プロンタカネンさん
レーッタ・プロンタカネンさん

■同じく、堀内都喜子さん
堀内さん

また今回は「FINLANDトークショー」も開催されました。
こちらはフィンランド大使館のレーッタ・プロンタカネンさんと、堀内都喜子さんがフィンランドの魅力を紹介してくれた回です。

フィンランドは現在ウクライナでの戦争のため航路の制約があるものの、ヨーロッパの中では日本から近い国であること、またマリメッコやイッタラなど、魅力的なデザインを生み出していることなど、聞いているとフィンランドに行ってみたくなりましたね。

レーッタ・プロンタカネンさんが来ている服も、マリメッコのものだそうです。

堀内さんは長野県出身で、大学卒業後にフィンランド留学し、通訳などフィンランドにかかわるお仕事を経て2013年よりフィンランド大使館に勤務されています。

フィンランドの豊かさにを紹介する著書も出版されていますので、ご関心ある方は読んでみてください。

■「クイズ全湯制覇者100人にききました」
クイズ全湯制覇者100人にききました

クイズ全湯制覇者100人にききました

一方こちらは、クイズ企画「クイズ全湯制覇者100人にききました」です。

2022年にクラブ創立26周年企画で実施した「川崎大田銭湯大スタンプラリー」で、全68湯を制覇した方100人に「銭湯」「サウナ」「フィンランド」に関するアンケートを実施し、この集計結果に関するクイズを出題するというものです。

写真は「フィンランドといえば?」というお題で、1位が「サウナ」、2位が「ムーミン」ということです。
このあたりは定番ですかね。

■サウナ体験
サウナ体験

サウナ体験

さて、クイズ1位の「サウナ」ですが、「FINLANDランド」では実際にサウナを体験することもできました。

公式野球場の前にサウナテントがたてられて、煙突からもくもくと煙が立ち上っていましたね。

もちろん冷水風呂も用意されて、みなさんしっかり時間をかけて「ととのって」いましたよ。

■川崎市・大田区の銭湯グッズ販売
銭湯グッズの販売

また今回はサウナつながりということで、川崎市と大田区の銭湯組合によるグッズ販売や、ガラポン抽選会も行われていました。

フィンランド=サウナ≒銭湯ということで、何らか繋げられればコラボになるのが川崎フロンターレのホームゲームイベントです。

■川崎市上下水道局presents「みずみずフェア」
川崎市上下水道局による「みずみずフェア」

さて、ここからは「FINLANDランド」の同時開催イベント、川崎上下水道局presents「みずみずフェア」をお伝えしていきましょう。

こちらは主に等々力陸上競技場メインスタンド前広場で開催されていました。

■川崎市上下水道局「スペシャリストのスペシャルショー」
スペシャリストのスペシャルショー

「みずみずフェア」で最初にご紹介するのは、「スペシャリストのスペシャルショー」です。
川崎市上下水道局の皆さんが実際に行っている水道管の補修作業を、目の前で実演してくれるというものです。

■ゴムがついた棒による漏水止め
スペシャリストのスペシャルショー

スペシャリストのスペシャルショー

スペシャリストのスペシャルショー

黒色の太い水道管は道路の地下を通っているもの、水色の細い水道管は、各ご家庭まで伸びている水道管ということです。

最初は、先端にゴムがついた棒を使って、細い水道管の漏水を止める作業の実演が行われました。

■ベルトのような器具を使った水道管の補修作業
スペシャリストのスペシャルショー

スペシャリストのスペシャルショー

続いてこちらは、鉄製のベルトのような器具を使った水道管の補修作業です。
水道管に穴が開いて水が噴き出した部分に鉄製のベルトのようなものを巻いて、補修を行います。

■木の棒を差し込んで応急手当をする場合も
スペシャリストのスペシャルショー

スペシャリストのスペシャルショー

なお、補修作業環境を整えるなど準備時間が必要な場合には、ご覧のような木の棒を穴に差し込んで、応急的に水を止める場合もあるということです。

シンプルな作業ですが、これでもしっかり水は止まるものですね。
この間に周辺での作業を進めていくわけです。

■改めて補修作業
スペシャリストのスペシャルショー

スペシャリストのスペシャルショー

周辺の作業環境が整ったら、あらためて木の棒を引き抜いて正式な補修作業を行います。
しっかりボルトを締めることで、完全に漏水が止まりました。

■デザインマンホール
デザインマンホール

■クイズに答えてマンホールカードをプレゼント
クイズに答えてカードをプレゼント

マンホールカードをプレゼント

川崎市・川崎フロンターレデザインのマンホールカード

川崎フロンターレでは、川崎市上下水道局とコラボして川崎フロンターレデザインのマンホールを等々力陸上競技場前に設置しています。

本イベントではマンホールデザインの展示とともに、クイズに答えてマンホールカードのプレゼントも行っていました。

■「ただいま、びせいぶつ、出張中!」
浄水

こちらは、川崎市上下水道局による浄水プロセスの紹介です。

下水処理場に入って来る「流入水」は、家庭や事業所などの排水、薄いなどさまざまな経路で集まりますが、当然汚れた状態です。

それを綺麗にするのが「活性汚泥」です。
汚泥というとさらに汚れたもののようなイメージですが、人工的に培養された微生物群を含み、下水処理に活用されています。

微生物群が流入水の有機物を分解することで、写真左のようなきれいな「放流水」となり、下水処理場から放流が可能になるわけです。

■顕微鏡でのぞいた微生物
微生物

こちらは、顕微鏡で覗いた微生物です。
写真ではちょっとわかりにくいと思いますが、「マクロビオツス」が動いていました。

マクロビオツスは別名「クマムシ」で人気ですね。

■微生物カード
微生物カード

微生物カード

浄水プロセスの説明を聞くと、こちらの微生物カードの好きなものを選んでもらうことができました。

いただいたのは「マクロビオツス(別名クマムシ)」です。

■「この管ホンマにツマランなぁ」
ツマラン管

ツマラン管

ティッシュペーパーとトイレットペーパーは似ているもののように感じられますが、前者はつまりの原因となるためトイレなどに流してはいけません。

本イベントでは「この管ホンマにツマランなぁ」と題して、ティッシュペーパーとトイレットペーパーを水道管に流した場合にどうなるか、実験ができました。

これは写真では伝わらないと思いますので、動画もご参照ください。

■トイレットペーパーとティッシュペーパーを流した実験動画


手前がトイレットペーパー、奥がティッシュペーパーを流した水道管です。
トイレットペーパーはきれいに流れていきますが、ティッシュペーパーは水道管の曲がり角で詰まってしまうのがわかると思います。

このようなことから、ティッシュペーパーはトイレに流してはいけないわけです。

■水源地・山北町の物産販売
水源地の物産販売

東京や横浜・川崎など人口集中地域の水は、山の方の水源地から供給されています。
本イベントでは、神奈川県の水源地である山北町の物産販売も行われていました。

山間部の森林など環境を守ることが、都市部で欠かせない水の供給につながっているわけです。

■水で遊ぶコーナー
水鉄砲射的

水で遊ぶコーナー

水で遊ぶコーナー

その他、「みずみずフェア」のすべての企画はご紹介しきれませんが、「水で遊ぶ」コーナーも人気でした。

上下水道局の事業を楽しみながら知ることができる企画もよいですし、シンプルに遊ぶのもよいと思います。

前日までは終日雨予報のところ、曇天・小雨程度ですんで多くの方が「FINLANDランド」「みずみずフェア」に来場されていました。

ホームゲーム「サンフレッチェ広島戦」にも勝利し、皆さん気持ちよくお帰りになったのではないでしょうか。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ゲーム記録 第17節

(2023シーズン関連)
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2023年
06月09日

川崎フロンターレの「かわさきこども食堂ネットワーク」支援にウエインズトヨタ神奈川が参画、営業所を寄贈品置き場に提供

川崎フロンターレは、川崎市と連携協定を締結して「川崎フロンターレSDGs」の取り組みを推進しています。

その一環として、昨年8月に「かわさきこども食堂ネットワーク」とクラブパートナー企業等とのマッチングを行い、同ネットワークの課題解決を図っていくことを発表していました。

■SDGs連携協定に基づく「かわさきこども食堂ネットワーク」支援の取り組み図
かわさきこども食堂ネットワーク支援の取り組み
©KAWASAKI FRONTALE

そしてこのたび、この枠組みにパートナー企業である「ウエインズトヨタ神奈川」が加わり、こども食堂の長年の課題である「寄贈品置き場」として同社の9か所の営業所が提供されることとなりました。

6月10日から受け入れを開始し、約350kgの食品を分配して保管していきます。

またこれとあわせて、同社が小田原で地域貢献活動として協力している「桑原めだか米」260kgがかわさきこども食堂ネットワークに寄贈され、6月7日に贈呈式が行われました。
 
■川崎フロンターレ・ウエインズトヨタ神奈川・かわさきこども食堂ネットワークによる贈呈式
贈呈式

「こども食堂」とは、さまざまな事情のある子どもたちが一人でも安心して利用できる、無料または廉価な食事を提供する食堂のことです。

「かわさきこども食堂ネットワーク」は、川崎市内のこども食堂の連携ネットワークで、情報共有や交流、課題解決を目的に活動しています。

こども食堂の認知度が向上するにつれて、企業や地域のフードドライブなどで多くの食品が寄贈で集まる一方、その「置き場」の確保が大きな課題となっています。

今回は川崎フロンターレの仲介により、ウエインズトヨタ神奈川が9つの営業所を寄贈品置き場として提供することになり、取り組みの目的としていたこども食堂の課題解決が大きく進むことになりました。

■贈呈式が行われたウエインズトヨタ神奈川中原店
ウエインズトヨタ神奈川中原店

ウエインズトヨタ神奈川中原店

ウエインズトヨタ神奈川は、2023年1月に横浜トヨペット、トヨタカローラ神奈川、ネッツトヨタ神奈川の3社が統合されたトヨタの販売会社です。

地域連携活動にも力を入れ、2004年から川崎フロンターレの選手・関係者の移動や荷物の運搬用に10台以上の車両を提供し、2013年からはオフィシャルスポンサーとして看板の掲載やエキサイトマッチの開催(試合の冠スポンサー)も行っています。

今回の贈呈式は営業所のひとつ「ウエインズトヨタ神奈川中原店」で行われ、同社の印出副社長、間島専務執行役員、川崎フロンターレ吉田社長、かわさきこどもネットワークの佐藤代表、あらぐさこども食堂の上野代表、そしてふろん太君が出席しました。



■ウエインズトヨタ神奈川 間島努専務執行役員
間島専務執行役員

(間島専務執行役員挨拶)
フロンターレさんと弊社のお付き合いについて、ご説明させていただきたいと思います。弊社の中でも一番川崎フロンターレさんとのお付き合いが長いのが私でありまして、ファンの皆さま、ここにいるふろん太君とも仲良くさせていただいております。フロンターレさんと弊社のお付き合いは、もともとはフロンターレさんと弊社の社員の仲からはじまりました。いろんな話を聞いているなかで、2004年にハイエースの貸与というかたちで会社としてお付き合いをスタートさせていただきました。

以前の武田社長は地域密着ということで、選手が一緒になって商店街を回る、そういう地域密着・貢献という考え方について神奈川で商いをさせていただいている我々と、全く同じだなと思いました。またお子様のファンを大事にするという姿に、我々も今のお客様だけでなく、将来のお客様という面で我々も一緒にサポートすることできたらなという思いで、武田社長の時代、藁科社長の時代、そして今いらっしゃる吉田社長の時代まで一貫している、「地域」ということに着目する姿に、我々も一緒にやっていきたいなと思ってきました。

2013年からオフィシャルスポンサーになり、そして2019年からはふろん太君のパンツスポンサーのお話をふろん太君からいただいて、OKを出した次第です。そして我々としては延べ10台、車を貸与させていただいています。トップチームやスタッフの皆さまに貢献できていればと思います。
そして先月エキサイトマッチのハーフタイムで走行した3台をフロンタウン生田に貸与させていただいて、アカデミーや地域活動のサポートをできるようにさせていただいております。

このようななかで「かわさきこども食堂ネットワーク」様とのサポートの話をいただいて、本日にいたった次第でございます。我々のロゴの真ん中には人がいます。これは社員でもあり、また地域のお客様でもあります。このような縁をしっかり大事にしていき、これからもフロンターレさん、かわさきこどもネットワークさんといい活動ができたらなと思います。



■川崎フロンターレ 吉田明宏社長
川崎フロンターレ吉田明宏社長

(吉田明宏社長挨拶)
我々川崎フロンターレは、2022年に川崎フロンターレSDGsというものを立ち上げまして、環境活動を含めて地域の皆さまと一緒にSDGs活動を進めてまいりました。
その一環といたしまして、川崎市内のこども食堂約45か所の中間支援団体でおられる、こちらのかわさきこども食堂ネットワーク様の活動に共感しまして、ぜひお手伝いさせていただきたいということで、昨年の8月からお手伝いをさせていただいております。

当初、いろんなお話をお伺いしたところ、たくさんの課題を抱えておられるということで、ひとつは大量の寄贈品提供会社との調整、こども食堂45か所への配布、コントロール、寄贈品置き場、配送ルートなど、こういったことが大きな課題ということでした。

我々川崎フロンターレがサッカーを通じていろいろ支援をいただいているパートナー会社様各社に、こういったことを解決していただける会社があるのではないかとお声がけをして、現在8社のパートナー様に一緒に活動をしていただいています。そういう意味では、今回ウエインズトヨタ神奈川様が9社目ということになります。


ウエインズトヨタ神奈川様との関係は、さきほど間島専務からお話いただきましたように、長いいい関係を続けさせていただき、我々にとっては本当にありがたいパートナーとしてご支援いただいています。我々のサッカーの活動においては、スタジアムやイベントまで本当に多くのものを運ぶのが大事なことです。また地域の商店街を回るためには自動車はなくてはならないものです。こういったものを貸与いただきまして、街を走っていると、川崎フロンターレのマスコットの絵のついた車をお見掛けいただくことがあると思いますけれども、我々は安全運転を心掛けながら、川崎市内を走り回っているということでございます。

かわさきこども食堂ネットワーク様との取り組みにおいて、8か月間で2022年度の寄贈品量トータル5.1トンでございます。我々がご支援させていただいたのが全体の30%を占めるところまできております。こうした寄贈品量が増えるにあたっては、一時保管や配送などの課題がどんどん大きくなっているということでございますので、今般のウエインズトヨタ神奈川様の営業所を利活用させていただくことが本当に、今抱えている大きな課題の解決になるということでございます。

我々は単なるサッカークラブではなく、地域の社会インフラとしての役割、つまり生活の一部として、なくてはならない存在としてのクラブを目指しております。本日お集りのメディアの皆さまにも、引き続きご協力、ご配慮をお願いいたします。本日は本当にありがとうございます。



■かわさきこども食堂ネットワーク 佐藤由加里代表
かわさきこども食堂ネットワーク佐藤様

(佐藤代表挨拶)
さきほど川崎フロンターレ社長の吉田様からご説明をいただきました通り、昨年の8月から川崎フロンターレさまを通じてパートナー企業8社による当ネットワークへの支援がスタートいたしました。
この支援を始めるにあたって、どんなものが一番必要としているのか、押し付けではなく実際に欲しいものをいくつかあげてくださいというご相談を伺いまして、何回か打ち合わせをした結果、寄贈品ということがまずは欲しいねということで、バナナですとかコアラのマーチといったお菓子の寄贈からスタートしました。

昨年来、17トンのうち5トンが川崎フロンターレさんを通じた支援ということになります。

どんどん寄贈品が増えていく中で、またあらたな課題が出てきまして、どこに一時的に保管したらいいのかというところと、それをどうやって運んだらいいのかという新たな課題が出てきました。今回、ウエインズトヨタ神奈川様のご協力をいただけるということで、子ども食堂支援品の一時的な保管場所として提供していただけることになりました。


子ども食堂支援という話になると、商品をあげるよとか、みんなでフードドライブしたものを提供するよ、といったお話をよく聞くんですけれども、具体的に形に見えないことなんですが、置き場の支援は非常に助かる、ものすごくありがたい取り組みで、とても先駆的な支援ではないかと思います。

先日全国の子ども食堂の中間支援団体50名が集まる会議に参加してきたんですけれども、どんな支援があるか、行政からどんな支援を受けているかという話を聞いてきたんですが、プロスポーツチームがパートナー企業様と一緒に地域のネットワークを支援するといったこういう取り組みは、全国でも稀にみるというか、川崎だけ、フロンターレさんだけの取り組みで、ほかの団体からは「どうやったらそうやって素敵なお話をもらえるの」「私も川崎にいきたい」、そういったお話をいくつかいただいた状況でございます。このような取り組みを作っていただけましたフロンターレさん、ウエインズトヨタ神奈川様に感謝申し上げます。

さきほどご説明にありました、神奈川県産のめだか米260kgを寄贈いただけるという話も伺っています。目の前に2kgの袋がいくつか並んでいるんですけれども、ネットワークの登録団体が45か所あります。川崎市内には70か所の子ども食堂があります。強制ではなく任意参加ですので参加団体が45ということなんですが、ウエインズトヨタ神奈川様の協力店舗を通じて、引き渡しができればなと思っております。ウエインズトヨタ神奈川様も「260kg」という数字にこだわったので、こちらとしても26kg、「26」という数字にこだわって、各子ども食堂に寄贈を予定しています。抽選の結果、当選の団体にご連絡という形をとりたいと思います。

■引き取り確認用カード
引き取り確認用カード

引き取りにあたっては、ウエインズトヨタ神奈川の社員の方々が、お米を引き取りにきた方が本当に子ども食堂の方なのかわからないと困る、ということで、どうしたらよいかご相談させていただいてですね、こういったカードを子ども食堂にお渡しして、このカードを持って店舗に行くと、確かに子ども食堂の方だということがわかって、お渡しできるという、こういうところまできめ細やかなご配慮をいただいておりますことも、お伝えしたいと思います。



■ウエインズトヨタ神奈川 印出和憲代表取締役副社長
副社長

(印出副社長挨拶)
かわさきこども食堂ネットワークの方々が寄贈品の置き場にお困りになっているということで、日ごろお世話になっている川崎フロンターレさんからお話をいただきまして、我々として何かできることなないかなと検討していく中で、我々の営業所を置き場として提供させていただくかたちとなりました。ただ店舗も大きいところ、小さいところありまして、工場も併設していたり当然お客様もいらっしゃいますし、なかなか会社としてはどこまでできるのかという、困る部分もあるのかなと思っていたんですけれども、SDGsはできるところを自分なりにやっていくのがたぶんスタートななんだろうなと思っていますので、そういう面では各9つの店舗が地域の子ども食堂の皆さまと相談しながら修正していくというのが一番だなと思っていますので、そういうかたちで提供させていただくことといたしました。

■「桑原めだか米」
桑原めだか米

今回、ここにありますめだか米を寄贈させていただくかたちになります。実はですね、我々の会社は小田原の桑原というところにあります、めだか米を10年以上支援させていただいております。ここでできたお米の配送ですとか、認知向上ですとか、田植えですとか、稲刈りなど、社員やお客様も入っていただいて体験していただくという活動をさせていただきました。

めだか米のメダカは、絶滅危惧種にも指定されています。実はめだかはいろんな品種が混ざってくると、日本古来のめだかがいなくなっていってしまいます。しかも水がきれいであるなど環境が非常に重要ということで、小田原で環境をしっかりしていこうということと、地産でものをつくっていこうというかたちで、10年以上まえからいろんな形で一緒にやってきたということです。

今回はお店の場所の提供ということだけではなく、我々として出せるものはないかなと相談したところ、そうだ、めだか米があるよねということで、我々として260kg寄贈させていただくこととしました。

この260kgというのはフロンターレのフロからとったということで、フロンターレさんに間に入っていただいたこともあり、260kg贈呈させていただくことといたしました。

実は昨日も社員と、社員の家族で小田原の方に行きまして、田植えをやってきました。我々がスポンサーしている横浜ビー・コルセアーズの森井キャプテンにも参加いただきました。こういったかたちで我々としても社会貢献として活動させていただいていますが、我々も地域に子ども食堂に置き場の問題を含め、さまざまな課題があるということをわかっていなかった部分もあります。我々のスタッフも子ども食堂さんとの接点を含めていろいろ勉強する価値があると思いますし、そういった地域貢献に取り組んでまいりたいと思います。



■あらぐさこども食堂 上野規子代表(右から2番目)
 上野代表

また今回、贈呈式で挨拶はされていませんが、「あらぐさこども食堂」の上野規子代表にも個別取材でお話を伺いました。

「あらぐさこども食堂」はかわさきこども食堂ネットワークに加わり、佐藤代表とも協力して活動をされています。

こども食堂は「一緒に食事をする」コミュニケーションも重視していますが、コロナ禍でお弁当の持ち帰り形式が続きました。

行動規制が撤廃された現在は食事形式も再開していますが、お弁当形式も便利でニーズが高いこと、食事形式は場所が課題で20名程度が限界であることなどから、現在のところ利用者の要望にあわせて食事・お弁当の両面で提供されているということです。

利用者数、こども食堂の数もともに増えているということで、必要性が高まっていることを実感されているようでした。

■「桑原めだか米」の贈呈式
めだか米の贈呈式

「桑原めだか米」は、小田原市桑原・鬼柳地区で生産されているお米です。
富士山や箱根山系を水源とする酒匂川の湧水で満たされた田んぼで育てられています。

これらの地区の水はたいへん良質で、県内唯一の絶滅危惧種である野生メダカの生息地でもあります。
「桑原めだか米」は、メダカが泳ぐほどきれいな川の水で育てられたお米としても人気があるのだそうです。

ウエインズトヨタ神奈川は印出副社長の挨拶にもあるように、桑原めだか米の生産活動を社員や家族参加で10年来支援されているということです。

今回の営業所の「置き場」提供とあわせて、「桑原めだか米」260kgをかわさきこども食堂ネットワークに寄贈されることとなりました。

■ふろん太君のパンツスポンサー
パンツスポンサー

前述のとおりウエインズトヨタ神奈川と川崎フロンターレの縁は古く、また2019年からはふろん太君のパンツスポンサーも務めていました。

ふろん太君のパンツにロゴが入っていますので、今度ご覧になってみてください。

■フロンタウン生田に貸与された車両
フロンタウン生田の車

フロンタウン生田の車


■クラウドファンディングのリターンで寄せられた応援メッセージ
フロンタウン生田の車

フロンタウン生田の車

また同社はかねてから川崎フロンターレに車両を貸与し、先日オープンした「フロンタウン生田」にも3台の車両を提供しています。

この車体に応援メッセージを入れられるクラウドファンディングも実施し、弊紙でもご紹介しておりました。


元々の「サッカークラブのスポンサー」という取引関係にとどまらず、今回のような地域の課題解決に昇華させていく取り組みは、地域密着やSDGs推進を掲げる川崎フロンターレならではではないでしょうか。

「単なるサッカークラブではなく、地域に欠かせないインフラでありたい」

そう語る川崎フロンターレ吉田社長のビジョンに、また近づく一歩と言えそうです。

■2021年のウエインズグループの優勝祝賀懸垂幕(神奈川丸子店)
トヨタカローラ神奈川

■2022年のホームゲームイベント「かわさきSDGsランド」の「キットパス」体験
キットパス

【関連リンク】
かわさきこども食堂ネットワーク ウェブサイト
ウエインズトヨタ神奈川 ウェブサイト
2022/8/9エントリ 川崎市・川崎フロンターレがSDGs協定締結し会見、地域社会のインフラ目指し「かわさきこども食堂ネットワーク」をパートナーと支援
2023/3/8エントリ 川崎フロンターレの「Ankerフロンタウン生田」3/25開業でクラウドファンディング、ウエインズトヨタ神奈川の貸与車両に応援メッセージ掲載等特典に
2023/4/3エントリ 複合スポーツ施設「Ankerフロンタウン生田」が一般利用開始、U-18プレミアリーグ開催し川崎フロンターレが白星発進

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2023年
05月29日

川崎フロンターレがNHK総合「100カメ」5/30放送に登場、等々力にカメラ100台設置しホームゲームの表裏を観察

2023年5月30日(火)23:00~23:29放送のNHK総合「100カメ」に、川崎フロンターレの等々力陸上競技場ホームゲームが登場しますので、お知らせいたします。

■NHK総合「100カメ」川崎フロンターレ
100カメ 川崎フロンターレ 
©NHK

「100カメ」は、ひとつの“場”に100台の小型カメラを設置し、そこで生きる人々を観察するドキュメンタリー番組です。

司会はオードリー若林正恭さん、春日俊彰さんがつとめますが、通常のテレビ取材のような「撮影スタッフによるインタビュー」や「番組ナレーション」は一切なく、撮影される人のカメラを意識しない自然な姿や、さりげないけれど決定的な一瞬などを捉えるのが醍醐味です。

これまで「救急病院」「少年ジャンプ編集部」「Twitter社」「オールナイトニッポン」など、様々な現場や企業を取り上げてきました。

今回は3月4日に等々力陸上競技場で開催された「川崎フロンターレvs湘南ベルマーレ戦」の模様が収録され、放送されることとなりました。

■3月4日当日に掲示されていた「100カメ」撮影の案内
撮影の案内


【番組概要】
舞台は川崎フロンターレのホーム・等々力陸上競技場。戦っているのは選手・監督だけじゃない。クラブスタッフ、サポーター、全員が団結しないと試合は開催できない!開始6時間前から横断幕などの仕込みを始めるサポーター、日本代表・森保監督の視察対応に奔走する運営スタッフ、スポンサーをもてなす社長…みんなでスタジアムの雰囲気を作り上げていく様子に、オードリーも「見に行きたくなった!」と絶賛!


■選手入場の様子(100カメより)
選手入場の様子
©NHK

今回、NHKから川崎フロンターレに取材の打診があったのは、2022年9月。
事前にスタジアムを何度も視察してカメラの場所を設定し、放送までは約9ヶ月もの時間を要したといいます。

■試合運営の裏側もバッチリ収録(100カメより)
試合運営の裏側も収録
©NHK

さまざまな検討の結果100か所のカメラ位置が決定され、ご覧の通り試合運営の裏側もバッチリ収録されることとなりました。

当初はクラブの裏側を見せることに対して様々な意見もあったということですが、川崎フロンターレの事業やサッカークラブの仕事について、多くの方に理解してもらえる良い機会と判断して実施に至りました。

「100カメ」でも、プロスポーツクラブの裏側を見せるのは今回が初ということです。
クラブスタッフの間でオードリーさんのファンや番組の視聴者が多くいた事ことも実現に繋がったそうです。

普段は映像カメラが入らないロッカールームでの円陣や試合中のアップルームの映像も、チームの許可を得て部分的に撮影されました。

主要なスタッフは小型マイクも装着し、音声も拾っています。
中には恥ずかしがったり、カメラに映ることを躊躇するスタッフもいたそうですが、NHKの担当ディレクターが何度もクラブ事務所や試合会場に足を運び、理解を得ていったといいます。

担当ディレクターはシーズン開幕前の沖縄キャンプも取材し、応援席でサポーターと共に川崎フロンターレを応援するなどしており、そんな熱意も伝わったのではないでしょうか。

また川崎フロンターレは地域密着を理念に、選手らもさまざまな活動を積極的に取り組み、いろんな露出もしていますので、そういう点ではクラブスタッフも多少「免疫」があったかもしれせん。

■応援するサポーターの姿も収録(100カメより)
応援するサポーターの姿も収録
©NHK

カメラ100台の総録画時間は1,600時間に及びましたので、3月4日の収録から、映像確認に2か月以上がかかりました。
試合前日の川崎フロンターレ事務所での準備や会議から収録していたそうですが、29分間の放送時間には収まらず惜しくもカットになったということです。

■ホームゲームイベント「フロンターレ牧場」が開催された3/4当日の等々力陸上競技場周辺
等々力陸上競技場  

どうぶつかけっこ

牛の乳しぼり体験  

動物ソング

3月4日当日は、ホームゲームイベント「フロンターレ牧場」も開催されていました。
当日のレポートは弊紙もお伝えしておりますので、関連リンクより当日の記事をご参照ください。

放送は5月30日(火)23:00~23:29、NHK総合です。
配信サービス「NHKプラス」でも配信されますので、下記の番組概要よりご参照ください。

※本サイトに掲載の番組写真はNHKより提供を受けております。

100カメ
©NHK

■番組名 「100カメ 川崎フロンターレ」
■放送局 NHK総合(全国放送)
■放送日 5月30日(火)23:00~23:29
◇配信サービス「NHKプラス」でも配信
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2023053030253 
※配信期限:5月30日(火)午後11:00~6月6日(火)午後11:28 まで
■番組サイト:
https://www.nhk.jp/p/100cam/ts/QP8MPNM1GL/episode/te/9Q3K2VV837/
※予告編動画も掲載されています。

【関連リンク】
2023/3/4エントリ J1第3節・川崎vs湘南はドロー、動物たちとのふれあい「フロンターレ牧場」が賑わい平塚新スタジアムの署名活動も
2023/5/26エントリ 川崎フロンターレOB集結イベント「川崎OutBreakers」を5/28柏戦で開催、卒業後の「今に密着」ドキュメンタリー動画を順次公開中
2023/5/28エントリ 川崎フロンターレがベテラン活躍で柏戦快勝、イベント「川崎OutBreakers」にOB選手集結しセカンドキャリア活かした企画に賑わい

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2023年
05月28日

川崎フロンターレがベテラン活躍で柏戦快勝、イベント「川崎OutBreakers」にOB選手集結しセカンドキャリア活かした企画に賑わい

本日、明治安田生命J1リーグ第15節「川崎フロンターレvs柏レイソル戦」が等々力陸上競技場で開催されました。

リーグ戦2連敗・ルヴァンカップを含む公式戦3連敗中の川崎フロンターレでしたが、この日は10番・大島僚太選手が久々のスタメン出場。
中盤の同選手も経由した連携が見事に機能し、終始ゴールを支配してたびたび決定機を迎えます。

柏スローインからのスキを突いてボールを奪った小林悠選手が先取点を獲得。さらに登里享平選手が矢のようなシュートを突き刺して追加点を奪いました。

登里選手は今季6シーズンぶりのゴールを決めていましたが、2012シーズン以来、11シーズンぶりのシーズン2得点となりました。
ゴール後の歓喜で小林悠選手が飛びついた際に肩を脱臼し、一時退場するハプニングはあったものの、幸い無事だったようで得点したベテラン二人がフル出場

このまま2-1で試合は終了し、川崎フロンターレは公式戦の連敗をストップし貴重な「勝点3」を積み上げることとなりました。

■JリーグTwitter 川崎Fvs柏 ゴール動画 登里享平


2023/5/26付記事でお伝えした通り、本日はホームゲームイベントとして、川崎フロンターレOBが集結する「川崎OutBreakers(アウトブレイカーズ)」が開催されました。

■「川崎OutBreakers」が開催された等々力陸上競技場周辺
川崎OutBreakers

川崎OutBreakersが開催された等々力陸上競技場周辺

川崎OutBreakersが開催された等々力陸上競技場周辺

プロスポーツ選手は、移籍や現役引退により、誰でも必ず所属していたクラブを去る日が来ます。
ほとんどの場合は現役引退後の人生の方がずっと長く、サッカー関係に限らずさまざまなフィールドで活躍されている方がいます。

「川崎OutBreakers」は、単にOB選手が集まるだけでなく、各OB選手の「今」にフォーカスしたイベントになっていました。

■小宮山尊信「レアル間取りどう?in鹿嶋田」HIGH&LOWゲーム
小宮山尊信「レアル間取りどう?in鹿嶋田」HIGH&LOWゲーム

小宮山尊信「レアル間取りどう?in鹿嶋田」HIGH&LOWゲーム

小宮山尊信「レアル間取りどう?in鹿嶋田」HIGH&LOWゲーム

川崎フロンターレに2010~2016に在席した小宮山尊信さん(写真右)は、2017シーズン限りで引退後に株式会社ALLSWELL(オールズウェル)を設立し、不動産業に転身しました。

本イベントでは、マンションや駐車場などの賃貸価格を、小宮山さんのヒントをもとに高いか安いか当てる2択クイズゲーム「レアル間取りどう?in鹿嶋田」が開催されました。

間取りや築年数、立地、日照などさまざまなヒントが出され、皆さん悩みながら選択していましたね。

また本日は2006~2017に在籍した井川祐輔さん(写真左)が緊急参戦し、相変わらずのトーク力を発揮しました。
井川さんも株式会社ピーアイコーポレーションで不動産業に従事しています。

■田中裕介さん「SHIBUYA CITY FC物販ブース」
田中裕介さん「SHIBUYA CITY FC物販ブース」

川崎フロンターレに2011~2014に在籍した田中裕介さんは、現役最終年の2022シーズンに東京都1部リーグのSHIBUYA CITY FCでプレーしました。
引退後に同クラブの運営会社である株式会社PLAYNEWの執行役員に就任し、クラブ運営にあたっています。

本イベントでは、SHIBUYA CITY FCの物販ブースが登場し、川崎フロンターレマスコットのふろん太もPRに協力していました。

■神輿で登場したお祭り男・鄭大世さん
神輿で登場したお祭り男・鄭大世さん

神輿で登場したお祭り男・鄭大世さん

神輿で登場したお祭り男・鄭大世さん

じゃんけん大会に参加した鄭大世さん 

鄭大世(チョン・テセ)さんは、2006~2010に在籍していたストライカーです。
強靭なフィジカルでディフェンダーを吹き飛ばすさまは「人間ブルトーザー」とも呼ばれ、また明るい性格でお祭り男としても定評がありました。

本日は神輿に担がれてチャント(応援歌)とともに登場し、グッズプレゼントのじゃんけん大会にも参加しました。

■人間ブルトーザー・テセ 体験ゲーム(バブルサッカー)
人間ブルトーザー・テセ 体験ゲーム(バブルサッカー)

人間ブルトーザー・テセ 体験ゲーム(バブルサッカー)

本イベントでは、「人間ブルトーザー」と呼ばれた鄭大世さんのプレイを体験できる「バブルサッカー」が企画されました。

これは大きな風船(バブル)の中に入ることで、ぶつかっても衝撃が緩和されます。
フィジカルコンタクトが怖い、難しいという方でも安心してプレイできるのが特徴です。

■「テセ母 コリアンフード屋台」
テセ母 コリアンフード屋台

テセ母 コリアンフード屋台

また鄭大世さんのお母さんは、過去のホームゲームイベントで「テセキムチ」が大人気になっていました。

本イベントでは「テセのことをサポーターの皆さんが盛大に送り出してくれるのなら」と、南武朝鮮初級学校オモニ会・OBオモニ、川崎青商会、神奈川中高オモニ会の皆さんがテセのお母さんと協力し、「コリアンフード屋台村」を復活させました。

テセのお母さんは、このためだけに名古屋から状況されたということです。

■ロールチヂミ
テセ母 コリアンフード屋台

■すじ煮込み
テセ母 コリアンフード屋台

■焼肉ライスバーガー
テセ母 コリアンフード屋台

提供されていたのは、写真のロールチヂミ、すじ煮込み、焼肉ライスバーガーのほか、ヤンニョムチキンやカルビうどんなど。

ここでしか食べられないスタジアムグルメはやはり大人気で、皆さんおいしそうに食べていました。

■武岡優斗さん「ユウトより速くTOPPOを再生させよ!」
武岡優斗さん「ユウトより速くTOPPOを再生させよ!」

武岡優斗さん「ユウトより速くTOPPOを再生させよ!」

武岡優斗さんは、2014~2018に在籍し、今回OBの中では中村憲剛さんとともにタイトルを獲得した2017・2018シーズンを川崎フロンターレで過ごしました。
現役終盤は怪我に悩まされたこともあって2020シーズンで現役を引退し、再生医療関連事業を展開するセルソース株式会社に就職されています。

本イベントではセルソース株式会社のパネル展示ももちろんありましたが、さらに武岡優斗さんも加わって楽しめるイベントとして、「TOPPO」をセルソースロゴマークの周囲に時間内に並べるゲームも開催されました。

武岡優斗さんが邪魔してTOPPO箱を倒していくのに負けず、いち早く「再生」させながら17箱を並べ切るという企画です。

■OBトークショー 中西哲生さん・田中裕介さん・田中パウロ淳一さん
OBトークショー 中西哲生さん・田中裕介さん・田中パウロ淳一さん

■中西哲生さん
OBトークショー 中西哲生さん・田中裕介さん・田中パウロ淳一さん

■田中裕介さん
OBトークショー 中西哲生さん・田中裕介さん・田中パウロ淳一さん

■田中パウロ淳一さん
OBトークショー 中西哲生さん・田中裕介さん・田中パウロ淳一さん

そしてもちろん、OB選手が来場ということで、定番でトークショーも開催されました。
こちらはクラブ特命大使の中西哲生さん(1997~2000在籍)、前掲の田中裕介さん、そして田中パウロ淳一さんです。

田中パウロ淳一さんは、今回参加OBのうち唯一の現役選手です。
今期は関東リーグ1部の栃木シティでプレイしており、なんと6月7日には天皇杯2回戦で川崎フロンターレと対戦します。

トークショーは中西哲生さんの司会の元、在籍当時の話など、鉄板ネタも交えて盛り上がっていましたね。

このほかトークショーには中村憲剛さんらも登場しました。

■鄭大世さん・田中裕介さん寄せ書き
鄭大世さん・田中裕介さん寄せ書き

鄭大世さん・田中裕介さん寄せ書き

参加OBのうち、鄭大世さん・田中裕介さんは昨年現役引退しました。
本イベントでは、両選手への寄せ書きも行われていました。

基本的に、川崎フロンターレから移籍の際に各選手に同様の寄せ書きを贈っているものですが、今回は現役引退と、「川崎OutBreakers」開催を機会に両選手にプレゼントすることになりました。

クラブを去って年数が経過しても温かく迎え、また新たに送り出すのが、川崎フロンターレで受け継がれる文化といえるでしょう。

また、本日の「川崎OutBreakers」開催にあたっても、単にOB選手が集まるというだけでなく、スポーツ選手のセカンドキャリアに焦点をあて、イベント企画にも盛り込んでいく点は、なかなか面白く感じました。

一昨日ご紹介した通り、川崎フロンターレ公式Youtubeチャンネルでは、「川崎OutBreakers」参加OB選手らの「いま」を伝えるドキュメンタリー動画が順次公開されています。

本日時点で武岡優斗さん、田中裕介さん、さらに田中パウロ淳一さんが公開されており、今後6月頭にかけて小宮山尊信さん、鄭大世さんの動画も公開されていきます。

サッカーそのものに関心がなくてもセカンドキャリアを追ったドキュメンタリーとして視聴できるかと思いますので、川崎フロンターレの公式Youtubeチャンネルをご参照ください。

■「川崎OutBreakers」ドキュメンタリーティザー動画


■ドキュメンタリー第1弾・武岡優斗さん(5/22公開)


■ドキュメンタリー第2弾・田中裕介さん(5/26公開)


■ドキュメンタリー第3弾・田中パウロ淳一さん(5/27公開)


【関連リンク】
川崎フロンターレ ゲーム記録 第15節
川崎フロンターレ公式Youtubeチャンネル
2020/12/22エントリ 等々力陸上競技場で18年の川崎フロンターレ人生に花道、「中村憲剛引退セレモニー&優勝報告会」開催完全レポート
2023/5/26エントリ 川崎フロンターレOB集結イベント「川崎OutBreakers」を5/28柏戦で開催、卒業後の「今に密着」ドキュメンタリー動画を順次公開中

(2023シーズン関連)
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2023年
05月26日

川崎フロンターレOB集結イベント「川崎OutBreakers」を5/28柏戦で開催、卒業後の「今に密着」ドキュメンタリー動画を順次公開中

スポーツ選手は、誰でも必ず移籍や引退で所属していたクラブを離れる時がきます。
川崎フロンターレの「バンディエラ」(生え抜きの中心選手)、中村憲剛選手も17シーズンの活躍ののち、2020年に引退しました。

人生80年といわれる中、ほとんどの場合は選手としての人生よりも引退後の人生の方が長く、川崎フロンターレのOBたちもさまざまな立場で活動をしています。

川崎フロンターレでは2023年5月28日(日)のホームゲーム「柏レイソル戦」当日に、そんなOB(OutBreakers)を集めたイベント「川崎OutBreakers(アウトブレイカーズ)」を開催することとなりました。

■川崎フロンターレのホームゲームイベント「川崎OutBreakers」
川崎アウトブレイカーズ
©KAWASAKI FRONTALE

ホームゲームイベント「川崎OutBreakers」では、川崎フロンターレ卒業後の「今」に特徴のある方々が集まります。

以下、川崎フロンターレによる紹介です。

●鄭大世さん(2006~2010年在籍)
強靱なフィジカルと爆発的なシュート力を持ったストライカー。ルーキーイヤーのJ1リーグ初得点、2010年のFIFAワールドカップ南アフリカでの国歌斉唱など、涙もろい一面もある。水原三星ブルーウィングス(大韓民国)在籍時にはチョン ソンリョンのチームメイトで、その後のフロンターレ入りを後押しした。2022シーズン限りで引退し、現在はタレント、サッカー解説者。自称「三笘ニア(ミトマニア)」。OutBreakers参戦のため、現在拠点を置く韓国から来日予定。

鄭大世
©KAWASAKI FRONTALE

●田中裕介さん(2011~2014年在籍)
90分間途切れることのない走力に加え、気の利いたプレーでゲームメイクにも加わるサイドバック。2012年の風間八宏監督就任直後の試合では、ボランチで起用されたこともある。2022シーズンは東京都1部リーグに所属するSHIBUYA CITY FCでプレー。シーズン終了後に現役引退を発表し、同クラブの運営会社である株式会社PLAYNEWの執行役員に就任した。

田中祐介
©KAWASAKI FRONTALE

●武岡優斗さん(2014~2018年在籍)
元々は攻撃的なポジションを務めるサイドアタッカーだったが、フロンターレ加入後は主に右サイドバックとしてプレー。紅白戦で主力組の左ウイングに入るレナトとのマッチアップで対人守備が鍛えられたのは、自他ともに認めるところだ。同い年の家長昭博とは小学生時代からの付き合い。2020シーズン限りで現役を引退し、再生医療関連事業を展開するセルソース株式会社に就職した。

武岡優斗
©KAWASAKI FRONTALE

●小宮山尊信さん(2010~2016年在籍)
足下のテクニックと球際の激しさが武器。左サイドバックが主戦場だが、「利き足:両足」という特長を生かして右サイドバック、ウイングバック、3バックのストッパーなどでもプレーした。2011年に制作された川崎浴場組合連合会の利用促進ポスターには、文字通り一肌脱いで登場。2017シーズン限りで現役を引退すると、株式会社ALLSWELL(オールズウェル)を設立し、不動産業に転身した。

小宮山尊信
©KAWASAKI FRONTALE

●田中パウロ淳一選手(2012~2013年在籍)
独特のリズムを刻むドリブル突破を武器とする左利きのアタッカー。ルーキーイヤーのプロデビュー戦は、左サイドバックでの出場だった。ニックネームの「パウロ」は、同じ田中姓である田中マルクス闘莉王さんのお父さんにちなんで、高校の体験入部の際に付けられたといい、2015シーズンからはJリーグへの登録名も「田中パウロ淳一」に変更した。TikTok、YouTube等、SNSを駆使してクラブおよび自身の情報発信を積極的に行い、サッカーに興味のない層からの認知度も高い。今季は関東リーグ1部の栃木シティでプレーする。本イベント参加OB選手唯一の現役プレイヤー。

田中パウロ淳一
©KAWASAKI FRONTALE

●中西哲生さん(1997~2000年在籍)
1997年のプロ化と同時に加入し、フロンターレではボランチやセンターバックとしてプレー。1999シーズン途中からキャプテンに就任し、J1初昇格に大きく貢献した。クラブ公式サイトでは現役選手ながら、試合の振り返りコラムも執筆していた。2000シーズン限りで現役を引退し、スポーツジャーナリストやアスリートのパーソナルコーチとして活動するほか、川崎フロンターレクラブ特命大使、筑波大学蹴球部テクニカルアドバイザー 同志社大学サッカー部テクニカルアドバイザー、出雲観光大使、いしのまき観光大使を務めている。

中西哲生
©KAWASAKI FRONTALE

●中村憲剛FRO(2003~2020年在籍)
止める、蹴るといった正確な基本技術と、相手の急所を突く戦術眼を武器にチャンスを演出する司令塔。2010年にはフロンターレ生え抜き選手として初めてFIFAワールドカップ日本代表に選出された。勝利時の試合直後に更新されるTwitterはフロンターレの名物に。2020シーズン限りで現役を引退し、現在は自身が主催するKENGO Academyの運営のほか、川崎フロンターレFRO(Frontale Relations Organizer)、日本サッカー協会(JFA)ロールモデルコーチ、JFA Growth Strategist、Jリーグ特任理事、Jリーグフットボール委員会委員、中央大学学友会サッカー部テクニカルアドバイザーを務めながら、サッカー解説者としても活動。今年はS級コーチ養成講習会にも参加するなど、多忙な日々を送っている。

中村憲剛
©KAWASAKI FRONTALE



そして今回は、5月28日(日)のイベントだけでなく、イベント前から終了後、6月初旬にかけて各OBの「今」を伝えるドキュメンタリー動画が順次公開されます。

このドキュメンタリーのティザー動画を川崎フロンターレより提供いただきましたので、下記に公開させていただきました。

■「川崎OutBreakers」ドキュメンタリーティザー動画


そしてドキュメンタリー第1弾として武岡優斗さんの動画が5月22日に公開され、これに続いて第2弾として田中裕介さんの動画が本日公開されました。

■ドキュメンタリー第1弾・武岡優斗さん(5/22公開)
武岡優斗さん
©KAWASAKI FRONTALE



■ドキュメンタリー第2弾・田中裕介さん(5/26公開)


ここから6月頭まで、順次ほかの「川崎OutBreakers」の皆さんのドキュメンタリーも公開されていきますので、川崎フロンターレの公式Youtubeチャンネルをご参照ください。

サッカーにそれほど関心が無くても、スポーツ選手が選ぶ第二の人生を追う映像はドキュメンタリーとして視聴いただけるのではないかと思います。

また、5月28日(日)柏レイソル戦当日のホームゲームイベント「川崎OutBreakers」では、各OBの特徴を生かしたさまざまな企画が展開されますので、関連リンクの川崎フロンターレ公式ウェブサイトより開催情報をご参照ください。

■中村憲剛さんの引退セレモニー
中村憲剛選手が登場

■中村憲剛さん引退セレモニーに登場した鄭大世選手
チョン・テセ選手

【関連リンク】
川崎フロンターレウェブサイト 5/28 柏「川崎OutBreakers」開催のお知らせ
川崎フロンターレ公式Youtubeチャンネル
2020/12/22エントリ 等々力陸上競技場で18年の川崎フロンターレ人生に花道、「中村憲剛引退セレモニー&優勝報告会」開催完全レポート

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2023年
05月15日

グランツリー武蔵小杉の川崎フロンターレ応援フォトスポットが2023シーズン版に更新、「新加入」と「王座奪還」テーマに

グランツリー武蔵小杉では、2021シーズンより「川崎フロンターレ応援フォトスポット」が常設されています。

フォトスポットはシーズンごとに2回ほど更新されており、このたび2023シーズン版に更新されましたので、お伝えいたします。

■グランツリー武蔵小杉の川崎フロンターレ応援フォトスポット(2階)
グランツリー武蔵小杉の川崎フロンターレ応援フォトスポット

川崎フロンターレ応援フォトスポット

グランツリー武蔵小杉のフォトスポットは、2階・3階に設置されています。
今回は2階が「NEW MEMBER」、2階が「CHALLENGER」というコンセプトで選手がセレクトされています。

2階の「NEW MEMBER」はその通り2023シーズンの新加入選手ですね。

■上福元直人選手・宮代大聖選手
上福元直人選手・宮代大聖選手

こちらは上福元直人選手・宮代大聖選手です。

上福元直人選手は京都サンガFCから加入したゴールキーパーです。
今季リーグ戦は開幕からチョン・ソンリョン選手が起用されていたものの、カップ戦の出場からチャンスを掴んで直近ではスタメンで起用されています。

また宮代大聖選手はユース出身で「川崎の大砲」と呼ばれるフォワードです。
レンタル移籍により他クラブで経験を積み、今季から満を持してレンタルバック。フォワードのレアンドロ ダミアン選手、小林悠選手が開幕時点で負傷していたこともあり、今季はスタメンで起用が続いています。

はからずも「今季加入からスタメンを掴んだ2人」という組み合わせになりました。

■山田新選手・大南拓磨選手
山田新選手、大南拓磨選手

続いてこちらは、山田新選手、大南拓磨選手です。

山田新選手は、川崎フロンターレユースから桐蔭横浜大学を経てトップチームに加入しました。
大学選手権ではMVPに選ばれるなど結果を残してきたフォワードで、現在も宮代大聖選手に次ぐフォワードのセカンドチョイスの座を占めつつあります。

大南拓磨選手は、柏レイソルから加入したデイフェンダーです。
日本代表選出経験もあり、カタールに移籍した谷口彰悟選手の後継として開幕からフル稼働を続けていました。

直近ではユースから新加入の高井幸大選手の台頭もあり、定位置のセンターバックだけでなくサイドバックとしても活躍し知恵ます。

■3階の川崎フロンターレ応援フォトスポット
3階の川崎フロンターレ応援フォトスポット

続いて、3階のフォトスポットは「CHALLENGER」です。

王座を奪還に挑むという意味では全選手が対象ではありますが、今季のクラブのテーマである「最強のチャレンジャー」としての選手たちが起用されています。

■橘田健人選手・佐々木旭選手
橘田健人選手・佐々木旭選手

「王座奪還へ」のメッセージと共に登場したのは、橘田健人(たちばなだけんと)選手と佐々木旭選手でした。

橘田健人選手は、今季3年目で初のキャプテンを任されました。
中盤を強い強度で支えるミッドフィールダーです。

今季は瀬古樹(せこたつき)選手の成長や大島僚太選手の復帰もあり、直近ではスタメンを外れる試合もありますが優勝のためには一層の活躍が期待されます。

佐々木旭選手は、今季2年目を迎えるサイドバックです。

長年クラブを支えてきた登里享平選手とのポジション争いは熾烈ですが、ルーキーイヤーはリーグ戦21試合に出場。
確かな技術と積極的なプレイが光ります。

■大島僚太選手・チャナティップ選手
大島僚太選手・チャナティップ選手

最後に「CHALLENGER」として登場したのは大島僚太選手とチャナティップ選手です。

大島僚太選手は、Jリーグを代表するほどの「最高の技術」を持つ中盤の司令塔です。
この2年ほど肉離れなどの筋肉系の負傷により十分な稼働ができず、今季も同様の負傷がありましたが、ついに復帰してきました。

現在は途中出場から違いを生みだし、まるで空からフィールドを見ているような広い視野で効果的なパスを供給しています。

チャナティップ選手は、タイでは知らない人がいないほどの英雄です。
川崎フロンターレでは中盤の前寄り、インサイドハーフかトップ下で起用されています。

昨シーズン北海道コンサドーレ札幌から加入してから、負傷もありまだ思うような活躍ができていませんが、出場時の俊敏なドリブルはスタジアムを沸かせます。


以上、今回の「川崎フロンターレ応援フォトスポット」にも8名が登場し、いずれも優勝のためには欠かせない選手です。

なお、今回から選手名の下に誕生日も記載されるようになりました。

●上福元直人選手:1989年11月17日
●大島僚太選手:1993年1月23日
●チャナティップ選手:1993年10月5日
●大南拓磨選手:1997年12月13日
●橘田健人選手:1998年5月29日
●佐々木旭選手:2000年1月26日
●宮代大聖選手:2000年5月26日
●山田新選手:2000年5月30日

これを見ると、5月26日~30日に宮代大聖選手、橘田健人選手、山田新選手の誕生日が集中していますね。

ちょっとしたプロフィール情報なども記載があると、良いかもしれません。

【関連リンク】
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
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2023年
05月13日

Jリーグ30周年記念「多摩川クラシコ」が国立競技場で開催、記念ビジュアルに川崎フロンターレ小林悠登場しふろん太・カブレラも参戦

Jリーグは、今年開幕30周年を迎えます。
これを記念して、30周年記念マッチとして2023明治安田生命J1リーグ第13節「川崎フロンターレvsFC東京戦」が5月12日に国立競技場で開催されました。

この試合はFC東京のホームゲームであり、通常は調布市の味の素スタジアムで開催されますが、今回は記念マッチということで特別に国立競技場で開催されました。

国立競技場にはJリーグ30周年の記念ビジュアルが設置され、川崎フロンターレからは小林悠選手が登場していました。

またマスコットキャラクターのふろん太・カブレラも勿論参戦しました。



■Jリーグ30周年記念マッチ「多摩川クラシコ」が開催された国立競技場
国立競技場

新国立競技場

■花火やドローンなどの演出も行われた新国立競技場

この試合は、Jリーグ30周年を記念したさまざまな企画・演出が行われました。
選手入場時には花火が打ち上げられるとともに、国立競技場の空にはドローンで「FC東京」の文字などが描かれていました。

試合は前半にFC東京が2点を先制。
川崎フロンターレはフォワード宮代大聖選手がゴール前での切り返しから見事なコントロールショットで1点を返しますが、後半開始早々に脇坂泰斗選手のファウルが危険性が高いものと判断されて退場してしまいます。

そこからはゴールキーパーの上福元直人選手がセンターバックのように最終ラインのビルドアップに参加して、一人少ないことを感じさせないボール保持で攻勢に出るものの、得点には至らず1-2のまま試合終了となりました。

これにより、川崎フロンターレの連勝はリーグ戦は「3」、「多摩川クラシコ」(FC東京とのリーグ戦)は「7」で止まることとなりました。

■新国立競技場に掲示されたJリーグ30周年記念ビジュアル
30周年記念ビジュアル

■川崎フロンターレからは小林悠選手が起用
小林悠選手が起用

国立競技場には、Jリーグ30周年記念ビジュアルが各所に掲示されていました。
これは各クラブ版があり、川崎フロンターレからは小林悠選手が起用されていました。

隣のFC東京は、カタールW杯でも活躍した長友佑都選手ですね。

■国立競技場階段のJリーグ30周年記念ビジュアル
階段のJリーグ30周年記念ビジュアル

小林悠選手が起用

各選手が起用された記念ビジュアルは、国立競技場外周の階段にも設置されていました。
階段では各選手の組み合わせになっていまして、ここでは川崎フロンターレ小林悠選手が「センター」の位置を占めていました。

左側は元FCバルセロナ、ヴィッセル神戸のアンドレス イニエスタ選手です。

■階段ビジュアルの別バージョン
階段ビジュアルの別バージョン

この階段ビジュアルには、別バージョンがありました。

こちらは「キング・カズ」三浦知良選手やラモス瑠偉選手、中村俊輔選手など、Jリーグの草創期を支えた「レジェンド」が中心になっています。

■川崎フロンターレのオフィシャルグッズショップ
川崎フロンターレのオフィシャルグッズ

川崎フロンターレのオフィシャルグッズショップ

国立競技場の外周や競技場内コンコースには、FC東京だけでなく川崎フロンターレのオフィシャルグッズショップも出店していました。

「多摩川クラシコ」コラボグッズや定番グッズを取り扱い、アウェイとは思えない賑わい・行列ができていました。

■「東京ドロンパ」ふわふわ
東京ドロンパふわふわ

FC東京のマスコットキャラクターは、港区狸穴出身のタヌキ「東京ドロンパ」です。
国立競技場のイベント会場には、東京ドロンパのふわふわも設置されていました。

これは等々力陸上競技場でも「ふろん太」バージョンが登場していますね。

■この白い後ろ姿は…
この白い後ろ姿は…

東京ドロンパのふわふわの中をうかがう、白い姿がありました。
これは…

■川崎フロンターレの「カブレラ」
カブレラ

■葉っぱの部分にはワルンタも
ワルンタも

これはやはり、川崎フロンターレのマスコットキャラクター「カブレラ」でした。

頭の葉っぱの部分には、国立競技場まで来られなかった(来なかった)「ワルンタ」のぬいぐるみも鎮座しています。

■もちろんふろん太も国立競技場に参戦
もちろんふろん太も参戦

■ふろん太・カブレラ
ふろん太・カブレラ

そしてもちろん、ふろん太も国立競技場まで参戦です。
ふたりで国立競技場外周をグリーティングして回り、ピッチではお友達の「東京ドロンパ」とも交流していました。

■名探偵コナンに登場する3選手(左から松木選手、大島選手、橘田選手)
名探偵コナンに登場する3選手
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

なお、本日は先日お伝えした通り、人気テレビアニメ「名探偵コナン」において、このJリーグ30周年記念マッチを舞台にした「第1083話 Jリーグ決戦の舞台裏」が放送され、話題を呼びました。

川崎フロンターレとFC東京は多摩川を挟んだ良いライバル関係ですし、さらにこうした人気アニメとのコラボレーションもあって、非常に注目度が高まっていたように思います。

この日の国立競技場は平日ながら56,705人が来場したということです。
またこれからも両クラブが激突する「多摩川クラシコ」は盛り上がっていくのではないでしょうか。

■川崎フロンターレ・FC東京デザインのマンホールカード
川崎フロンターレ・FC東京デザインのマンホールカード

■カブレラ・たかたのゆめちゃんが結婚した「東京カブストーリー」にも協力した東京ドロンパ
東京カブストーリーの最終話は会場で

【関連リンク】
読売テレビ 名探偵コナン
Jリーグ30周年特設サイト
川崎フロンターレ Jリーグ開幕30周年記念「名探偵コナン」(Jリーグ決戦の舞台裏)出演のお知らせ
川崎フロンターレ 5/12 FC東京「アウェイゲーム」について
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2023/1/11エントリ 川崎フロンターレが2023必勝祈願・新年ご挨拶回りを3年ぶり実施、中原区内を小林・家長・大島・車屋ら各選手が回り橘田選手は「アボカド隊長」で登場
2023/5/9エントリ Jリーグ30周年でTVアニメ「名探偵コナン」コラボ、多摩川クラシコ舞台に川崎フロンターレ橘田健人・大島僚太らが登場、中村憲剛も声優再挑戦

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2023年
05月09日

Jリーグ30周年でTVアニメ「名探偵コナン」コラボ、多摩川クラシコ舞台に川崎フロンターレ橘田健人・大島僚太らが登場、中村憲剛も声優再挑戦

Jリーグは、今年開幕30周年を迎えます。
これを記念して「名探偵コナン」とのコラボレーション企画が行われることとなりました。

2023年5月13日(土)18:00~に読売テレビ・日本テレビ系で放送されるTVアニメ「名探偵コナン」において、前日12日に国立競技場で開催されるJリーグ30周年記念マッチ「川崎フロンターレvsFC東京戦」を舞台にした「第1083話 Jリーグ決戦の舞台裏」が放送されます。

この作品には川崎フロンターレから橘田健人(たちばなだけんと)選手、大島僚太(おおしまりょうた)選手、FC東京からは松木玖生(まつきくりゅう)選手が登場します。

橘田・松木両選手は本人が声優に挑戦し、大島選手に関してはJリーグ特任理事・川崎フロンターレFROの中村憲剛さんが代役を務めることとなりました。

■名探偵コナンに登場する3選手(左から松木選手、大島選手、橘田選手)
名探偵コナンに登場する3選手
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

「名探偵コナン」は、1994年から少年サンデーで連載されている人気漫画です。
主人公の江戸川コナンはサッカーを得意とし、持ち前の推理力と、時にはそのサッカーテクニックも駆使して難事件を次々と解決していきます。

現在コミックスは103巻、1996年から放送されているテレビアニメも1000話を突破、劇場版アニメも26作品が公開されています。

基本的には少年漫画ですが、子どもから大人まで年齢・性別を問わず支持されているのが特徴です。

名探偵コナンとJリーグの縁は深く、これまでにもJリーグ 20 周年記念企画として2012 年4月に劇場版「名探偵コナン 11人目のストライカー」が上映されたほか、テレビアニメでも2014年6月放送「Jリーガーとの約束」、2018年7月放送「Jリーグの用心棒」が放送され、川崎フロンターレから中村憲剛選手(当時現役)も出演してきました。

今回はこれに続く5年ぶりのコラボ企画となります。

5月13日(土)に放送される「第1083話 Jリーグ決戦の舞台裏」では、前日5月12日に開催されるJリーグ30周年記念マッチ「川崎フロンターレvsFC東京戦」が舞台となり、スタジアムやその周辺で巻き起こる事件に名探偵コナンが挑みます。

Jリーグは本アニメ制作にあたり、スタジアムのロケハンやストーリーの監修など全面的に協力し、リアリティある作品が期待されます。

作中にはJリーグ30周年のロゴやコンセプトワードである『よっしゃ いこ!』が随所に登場してくるということです。

■橘田健人選手(2023年イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の川崎応援バナナ・アボカド販促活動にて)
橘田健人選手

橘田健人選手
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

■橘田健人選手 コメント
「コナンの映画は子どもの頃によく見に行っていました。先輩の憲剛さんが出たJリーグとのコラボ映画、劇場版「名探偵コナン 11人目のストライカー」も見ました。プロサッカー選手が人気アニメとコラボできるんだと、ただただ感動していた自分がいました。

今回は自分が登場人物として参加させていただいたのですが、自分の言葉のはずなのにうまく話せず、声優さんは本当に大変なんだなと感じました。 自分がイメージしていた以上にコメントと映像を合わせることの難しさ、台本のコメントに気持ちを入れて話すことの難しさがあり、おそらく棒読みになっているという恥ずかしさがありますが、そのあたりも含めて今回のコラボを楽しんでもらえたらと思います。

松木選手と隣同士で収録をしたのですが、お互いに恥ずかしくて、ピッチの中だと思いきりやれるのですが、完全にアウェイの雰囲気の中での収録でした。Jリーグ30周年の特別な年に、選手たちを代表してコナンに参加させてもらうことができて本当に光栄です。

ここまでのJリーグはたくさんの先輩選手が作り上げてきてくれました。30 年経った今、自分がプロサッカー選手としてプレーできていることに感謝すると共に、これからのJリーグを引っ張っていかなければいけないなと改めて感じています。そして、コナンのアニメに参加させてもらったことを誇りに、これからも頑張っていきたいと思います。

今回のコラボでコナンが大好きな人たちに、サッカーの楽しさ、Jリーグの素晴らしさを知ってもらいたいですし、サッカーが好きな人にもコナンを見てほしいなと思います」


■大島選手選手(右、2023年元住吉の商店街挨拶回りより)
響氣

大島選手選手
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

■大島僚太選手コメント
「名探偵コナンのアニメに参加させていただきました。今回はJリーグ 30 周年のコラボ企画で、FC東京との試合の舞台に出演させていただき光栄です。

コナンは子どものころからアニメも映画もずっと欠かさず見てきました。今回、僕自身もキャスティングしていただいたのですが、声優部分を大先輩である憲剛さんにサポートしていただきました。劇場版「名探偵コナン 11人目のストライカー」での憲剛さんを見ているので、安心してお願いしました。

コナンとJリーグのコラボは 4 回目になります。多くの方に今回のコラボアニメを見ていただきたいですし、コナンのファンの皆さんにJリーグに興味を持っていただけたらと思います。またJリーグファンの皆さんも楽しめる回になると思います。僕も永久保存版として宝物にしたいと思います」


■声優として出演・中村憲剛さんコメント
「この度、名探偵コナンのアニメに大島選手の代役として参加させていただくことになりました。個人的には前回の劇場版「名探偵コナン 11人目のストライカー」で本人役として出演させていただいて以来 2 回目となります。

前回から 10 年以上経っているということで、時の流れの早さを感じますが、2 回目ということで多少リラックスして臨めたと思います。出来は OA を見ていただけたらと思います。

今回はJリーグ 30 周年のコラボ企画ということで、Jリーグ特任理事として御礼申し上げます。今回のアニメを通して、コナンファンの方たちにもJリーグを知っていただき、観戦に行くきっかけになってもらえたらと思いますし、Jリーグファンの方たちにもコナンに興味を持っていただけたらと思います。これからもこのJリーグとコナンの良い関係が続いていって欲しいと思います。是非ご覧ください」


■FC東京の松木玖生選手
FC東京の松木玖生選手
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

■松木玖生選手(FC東京) コメント
「アニメのアフレコは初めてだったのですごく難しかったです。ただ、なかなかできない経験ですし、楽しみながらやらせていただきました。さすがに 1 回で OK とはいきませんでしたが、僕のアフレコに掛かった時間は 10 分くらいだったでしょうか。スムーズにできていたのではないかと思います。

名探偵コナンはアニメを見ていた世代なので、お話をいただいてすごく嬉しかったですし、光栄に思っています。

今回アフレコをやらせていただくにあたって、事前に新作の映画も観てきました。サッカーの要素も入っていましたし、コナン君はすごくアクロバティックなプレーを見せていました。 さすがに僕は声優には向いていないなと思いましたが、アニメのアフレコという現場に来させていただけて、またこうした経験をさせてもらえていることにも感謝しています。次はサッカーの舞台でも多摩川クラシコを盛り上げていきたいと思います」



中村憲剛さんは、2012年の劇場版「11人目のストライカー」にも登場し、自身の声優もつとめていました。

さすがにサッカー選手であり本職ではないので、出演したJリーガーの皆さんも苦戦されていたようですが、今回は「2回目」ということで、ご本人のコメントにもあるように仕上がりが注目されるところです。

5月12日(金)のJリーグ30周年記念マッチ「川崎フロンターレvsFC東京戦」とあわせて、2日連続で楽しめそうです。

(はつしも)

※本記事掲載の「名探偵コナン」の画像はJリーグより提供を受け、掲載許可を得ております。

■Youtube 名探偵コナン公式チャンネル Jリーグ決戦の舞台裏予告編


【関連リンク】
読売テレビ 名探偵コナン
Jリーグ30周年特設サイト
川崎フロンターレ Jリーグ開幕30周年記念「名探偵コナン」(Jリーグ決戦の舞台裏)出演のお知らせ
川崎フロンターレ 5/12 FC東京「アウェイゲーム」について
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2023/1/11エントリ 川崎フロンターレが2023必勝祈願・新年ご挨拶回りを3年ぶり実施、中原区内を小林・家長・大島・車屋ら各選手が回り橘田選手は「アボカド隊長」で登場

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2023年
05月07日

川崎フロンターレが今季初リーグ3連勝、犬猫イベント「ワンダーニャンド」にNHK「ニャンちゅう」や猫ひろし、イクミママのいぬねこドーナツも

本日、2023明治安田生命J1リーグ第12節「川崎フロンターレvsサガン鳥栖戦」が等々力陸上競技場で開催されました。

2連勝と波に乗る川崎フロンターレは、ジョアン シミッチ選手を中心にこの試合も中盤を支配。
決定機につながる攻撃も機能し枠内シュートを多く放ちます。

後半51分、家長昭博選手からの柔らかいパスに脇坂泰斗選手が走りこんで先取点を挙げ、これがこのまま1-0決勝点となりました。

これにより、川崎フロンターレは今季リーグ戦ホームでの初勝利、かつ初の3連勝となりました。
シーズン開幕から不調が続いてきましたが、6位に浮上しています。

■JリーグTwitter ゴール動画 川崎Fvs鳥栖 脇坂泰斗
また本日は雨天の中ではありましたが、犬猫をテーマにしたホームゲームイベント「ワンダーニャンド」が競技場周辺で規模を縮小して開催されました。

■等々力陸上競技場メインスタンド下で開催された「ワンダーニャンド」
ワンダーニャンド

川崎フロンターレのホームゲームイベントは、通常は等々力球場前の広場や児童公園スペースを活用して開催されています。
ただ、雨天時は屋根がありませんので、等々力陸上競技場メインスタンド下の屋根があるスペースに会場を移すことになります。

広場や児童公園に比べると狭くはなりますので、企画を絞り込むことになるというわけです。

■NHK「ニャンちゅう」撮影会
ニャンちゅう

皆様はこの猫のキャラクターをご存じでしょうか。
実はNHKテレビに登場してから30年を超える地球ネコの「ニャンちゅう」といいます。

NHK Eテレで木曜16:10~16:35放送中「ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!」で宇宙人の仲間たちと一緒に、月面から地球の魅力を全宇宙に向けて発信しています。

本日は地球のネコ代表「ニャンちゅう」と、人類ネコ代表「猫ひろし」さんによる始球式PK対決も予定されていたのですが、こちらは猫ひろしさんとふろん太の対決に変更されました。

■始球式に登場した猫ひろしさん


■「パウ・パトロール」チェイス&マーシャル撮影会
パうパトロール

続いてこちらは、世界各国で放送され人気を博しているアニメーション作品「パウ・パトロール」(テレビ東京系金曜日17:55~放送中)のキャラクター「チェイス」「マーシャル」との撮影会です。

■みんなでおどろう!レッツパウパトダンス!(Youtube動画)


テレビ東京のYoutubeでも公開されている「パウパトダンス」が人気ということです。
本来は一緒に踊る企画もあったのですが、そちらは残念ながら雨天で中止となりました。

ただ、川崎フロンターレの登里享平・小塚和季・名願斗哉の3選手がチェイス・マーシャルと踊るコラボ動画が公開されていますので、ご参照ください。

■パウ・パトロールのぬりえ
パウ・パトロールのぬりえ

パウ・パトロールのぬりえ

パウ・パトロールのぬりえ

また、「ワンダーニャンド」会場内では、パウ・パトロールのぬりえも体験できました。
こちらは小さいお子さんに人気でしたね。

■イヌ耳・ネコ耳カチューシャ作り教室
イヌ耳・ネコ耳カチューシャ作り

イヌ耳・ネコ耳カチューシャ作り

また会場では、イヌ耳・ネコ耳カチューシャ作り体験もできました。
こちらもお子さんたちで満席です。

■「さかがみ家」とのコラボレーション
さかがみ家とのコラボレーション

さかがみ家とのコラボレーション

また「ワンダーニャンド」は、動物と人が共生する社会を目指す保護ハウス「さかがみ家」とのコラボレーションも行っていました。

上記はイベント会場でのブース出店ですが、このほかにも試合の選手入場時に、保護犬と一緒に入場する演出も行われていました。

■JリーグTwitter 保護犬と一緒に入場

今回のイベントの模様は、「さかがみ家」の代表を務める俳優の坂上忍さんが出演するフジテレビのバラエティ番組「坂上どうぶつ王国」でも放送されるということですので、ご注目ください。

■会場に集まったサポーターワンちゃんたち
会場に集まったサポーターワンちゃんたち

サポーターワンちゃんたち

今回の「ワンダーニャンド」では、普段よりも多くのサポーターワンちゃんたちが集まっていました。

あいにくの雨天でしたので、天候がよければもっと集まったのではないでしょうか。

■谷口彰悟選手による「DOGSO」フォトスポット(中止イベントのパネル活用)
DOGSOタイムレースのフォトスポット  

Jリーグにおいて、「レッドカード(退場)」になる反則の基準に「DOGSO(ドグソ)」というものがあります。

これは「決定的な得点機会の阻止(Denying an Obvious Goal Scoring Opportunity)」を生じた場合の反則で、特に勝敗への影響が大きいものとして退場処分になるというものです。

ゴール前最終ラインを守るディフェンダーが他のポジションに比べるとDOGSOを取られる割合が高く、昨シーズンまで在籍・カタールに移籍した谷口彰悟選手が何度かこれで退場していたことから、DOGSOといえば谷口彰悟、という印象が強く残っていました。

今回は「ワンダーニャンド」に掛けた企画として、障害物ドリブル・シュートでタイムアタックを行うミニゲーム「DOGSO(走)」が開催される予定でした。

そのイベント用ボードのビジュアルに移籍した谷口彰悟選手を起用するとともに、わざわざカタールからメッセージ動画まで収録する力の入れようだったのですが、残念ながら雨天で中止になってしまいました。

そのまま終わりでは勿体ない…ということで、イベント用のボードがメインスタンドでフォトスポットとして再利用展示されていました。

■カタール アル・ラーヤン谷口彰悟選手のメッセージ


■2019シーズン・ルヴァンカップ決勝で退場した谷口彰悟選手
谷口彰悟選手

このパネルで使われていたのは、2019シーズンのルヴァンカップ決勝で退場したときの谷口彰悟選手の写真ですね。

退場して絶体絶命かと思われましたが、この試合はPKにもつれこんだ末に川崎フロンターレの劇的な勝利に終わり、伝説になりました。

なお、このときファウルで倒れたのが、現在は川崎フロンターレに加入したチャナティップ選手です。

■VARのモニター(レプリカ)も設置
VARのモニターも設置

現在のJ1リーグでは、こうした重要な判定の際に映像でより正確なジャッジの参考にする「VAR(ビデオアシスタントレフェリー)」というものがあります。
あくまでも判断するのは主審ですが、それをアシスタントする位置づけです。

まずはVARの専用ルームからフィールドの主審に助言を行い、さらに細かい判断が必要となる場合は、主審が直接映像を確認する「オンフィールドレビュー」が行われます。

今回のフォトスポットでは、このオンフィールドレビューのモニターまでレプリカで再現されていました。

レプリカの後ろにあるのも、これまでの「DOGSO」で各選手が退場した「名場面」の写真ですね。

■イクミママのどうぶつドーナツのコラボいぬねこドーナツ
コラボワンニャンドーナツ

さらにスタジアムグルメも「ワンダーニャンド」仕様ということで、イクミママのどうぶつドーナツのコラボワンニャンドーナツも販売されていました。

下がワンちゃん、上がネコちゃんです。
いつもながらかわいらしく、また優しい味で美味しかったです。

■枚方市「車屋弁当」の販売
車屋弁当

最後はおまけで、本日は枚方市の「車屋」が、鳥重弁当の販売で等々力陸上競技場に登場されていました。

こちらも「車屋の中の人」がいつもSNS上でつけている「犬のお面」装着ということで、「ワンダーニャンド」コラボといえるでしょうか。

同店は川崎市と縁があったわけではありませんが、車屋紳太郎選手と同名ということでこれまでにコラボレーションも行っていました。

ちょっとよく意味が分からないお話かと思いますが、本日の「ワンダーニャンド」の「DOGSO(走)」などにみられるように、とにかく何でもこじつけられればコラボが成立しがちというのが、川崎フロンターレの特徴ということでご理解ください。

■枚方名物『鳥重弁当』の車屋 宮之阪本店Twitter
【関連リンク】
川崎フロンターレ ゲーム記録 第12節
NHKウェブサイト ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!
パウ・パトロール ウェブサイト
さかがみ家 ウェブサイト

(2023シーズン関連)
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2023/2/17エントリ 川崎フロンターレのJ1リーグとフロカフェ「川崎いちごフェス2023」開幕、ホームゲーム限定「かわさきイチゴのカブレラ大福」も登場
2023/2/19エントリ 川崎市×双日による中原区・高津区のデマンド交通実証実験「チョイソコかわさき」体験レポート:川崎フロンターレ開幕戦でも等々力まで試験運行
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2023/4/23エントリ 川崎フロンターレvs浦和戦「陸前高田ランド」に春の賑わい、カブレラ&たかたのゆめちゃんの赤ちゃん「メーカブー」が誕生

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2023年
04月23日

川崎フロンターレvs浦和戦「陸前高田ランド」に春の賑わい、カブレラ&たかたのゆめちゃんの赤ちゃん「メーカブー」が誕生

本日、2023明治安田生命J1リーグ第9節「川崎フロンターレvs浦和レッズ戦」が等々力陸上競技場で開催されました。

4/19のルヴァンカップで6-0快勝して復調の兆しを見せる川崎フロンターレは、この試合も後半開始早々に今季2回目の先取点を獲得します。
しかしながら後半36分に失点するとその後は後半アディショナルタイムまで押し込まれる展開が続き、1-1のドローで試合終了となりました。

普段の試合であれば川崎フロンターレが圧倒することが多い「ボール支配率」「バス数」「パス成功率」で浦和に上回られるなど難しいゲームとなりましたが、随所に積極的なチャンスメイクも見られました。

またこの日はホームゲームイベント「陸前高田ランド・春」が開催されて陸前高田市のグルメ・物産等が楽しめたほか、マスコットキャラクター「カブレラ」と「たかたのゆめちゃん」の赤ちゃん「メーカブー」が誕生するなどサプライズもありました。

■誕生した「メーカブー」
 誕生したメーカブー

■「陸前高田ランド・春」
陸前高田ランド・春

陸前高田ランド・春

陸前高田ランド

川崎フロンターレは、「支援は、ブームじゃない」を合言葉に、東日本大震災の復興支援活動を継続的に実施しています。

そのひとつが人気のホームゲームイベントとして定着した「陸前高田ランド」です。
毎年概ね2回開催され、陸前高田市のグルメ・物産等を楽しむことができます。

■たかたのゆめちゃん(左)とカブレラ(右)
たかたのゆめちゃんとカブレラ

継続的な支援活動の中で、陸前高田市と川崎フロンターレの間でさまざまなご縁が広がりました。

陸前高田市のマスコットキャラクター「たかたのゆめちゃん」と、川崎フロンターレの「カブレラ」が結婚したのです。

この日も手をつないで陸前高田ランドに登場です。

■三陸名物 餅まき
三陸名物の餅まき

餅まき

餅まき

陸前高田ランドでは、三陸名物の「餅まき」が定番イベントになっています。
今回は合計4回開催され、初回はふろん太・カブレラ・たかたのゆめちゃん、川崎フロンターレ応援番組「ファイト!フロンターレ」MCの新保里歩さんらが登場しました。

■餅まきのあとは東日本大震災復興支援「Mind-1街頭募金活動」
街頭募金活動

餅まきのあとは、「Mind-1」東日本大震災復興支援街頭募金活動です。
こちらも毎回継続的に行われています。

■最終回では陸前高田市佐々木市長と川崎フロンターレ吉田社長も登場しお米の贈呈
吉田社長と陸前高田市の佐々木市長

また餅まきの最終回には、川崎フロンターレの吉田社長、陸前高田市の佐々木市長が登場し、陸前高田市のお米の贈呈式も行われました。

陸前高田市のお米は、川崎フロンターレのクラブハウスの食堂でも使われています。

■安藤駿介選手・早坂勇希選手も登場
安藤駿介選手

早坂勇希選手

■安藤選手・早坂選手も参加して募金活動
街頭募金活動

また最終回には、選手会長の安藤駿介選手、そして早坂勇希選手も餅まき・街頭募金活動に参加しました。
ふたりとも川崎フロンターレユース出身のゴールキーパーという共通点があります。

選手が入ると、人の集まりが一段違います。

■大和田家の蒸し牡蠣
大和田家の蒸しガキ

大和田家の蒸しガキ

陸前高田ランドで毎回大人気なのが、「大和田家の蒸し牡蠣」です。
ひとつ700円ですが、それに値するだけの大粒で、たいへん美味しいです。

ここには毎回長い行列ができています。

■「きのこのSATO」
きのこのSATO

きのこのSATO

「きのこのSATO」のしいたけも、毎回人気です。
乾燥しいたけはストックしておくと便利ですので、個人的にもおすすめです。

イベント会場では「しいたけバター焼き」も美味しくいただけます。

■川崎フロンターレと協働する田んぼのお米で作った「青椿」
青椿

■神田葡萄園の蛇口ジュース
蛇口ジュース

ドリンク系では、酔仙酒造が川崎フロンターレと協働する田んぼ「ふろん太」のお米で作った日本酒「青椿」や、神田ブドウ園のワインやジュースもありました。

神田葡萄園のワイン・ジュースは瓶だけでなく、「蛇口ワイン」「蛇口ジュース」でコップ1杯から飲めます。

■陸前高田市の物産販売
陸前高田市の物産販売

物産販売

■たかたのゆめちゃんグッズ
たかたのゆめちゃんグッズ 

■三陸産めかぶ入りのたかたのゆめの玄米団子汁
三陸産めかぶ汁

今回は、陸前高田市の物産販売や、たかたのゆめちゃんグッズに加えて、三陸産めかぶ入りの、ブランド米「たかたのゆめ」を使った玄米団子汁も提供されていました。

こちらもめかぶの食感が心地よく美味しかったのですが、今回なぜ「めかぶ」だったのかは、後でわかりました。

■キックオフ前にドローンで何かが空から…
ドローンで何かが…

ドローンで何かが…

ドローンで何かが…

キックオフ前、「たかたのゆめちゃん」と「カブレラ」の交際から結婚に至るまでのストーリー映像が流れたかと思うと、空からドローンで何かが舞い降りてきました。

これは…、たかたのゆめちゃんとカブレラの赤ちゃん、「メーカブー」です。

■たかたのゆめちゃんとカブレラの赤ちゃん「メーカブー」
メーカブー

メーカブー
©KAWASAKI FRONTALE(川崎フロンターレ提供)

「メーカブー(Mecaboo)」と命名されたのは、陸前高田市の佐々木市長です。

「ゆめちゃんの“め”、カブレラの“カブ”をとってメーカブー。 陸前高田の特産“めかぶ”のように、みんなから愛される存在に なってほしいという想いをこめました」

ということです。

「陸前高田ランド」で三陸産めかぶ入りの団子汁が提供されていたのは、これが理由だったのですね。

カブレラはもともと日興証券の「ピーカブー」のキャラクターだったものを川崎フロンターレが譲り受けた経緯があります。
偶然かもしれませんが、それとも少し似た名前です。

キャラクターデザインは、川崎フロンターレのアートディレクターをつとめる大塚いちおさんです。

■等々力陸上競技場周辺に展開された「メーカブー」のビジュアル
メーカブー

メーカブー

試合終了後、さっそく等々力陸上競技場の周辺で「メーカブー」のビジュアルが展開されるとともに、グッズ販売も行われていました。

今後は武蔵小杉駅北口のオフィシャルグッズショップ「アズーロ・ネロ」でも販売されることと思います。

「メーカブー」は、新生児ということで本日はベビーカーに乗っていましたが、今後成長して歩いたりすることもあるのでしょうか。

陸前高田市と川崎フロンターレの縁を繋ぐ存在として、注目されるところです。

■JリーグTwitter メーカブー誕生


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