武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2015年
08月14日

「第6回なかはらフォトコンテスト」9月30日まで作品募集中

【Reporter:はつしも】

地域写真コンテスト「第6回なかはらフォトコンテスト」の作品募集が2015年7月1日(水)から9月30日(水)まで行われています。

本コンテストは、中原区まちづくり推進委員会と中原区役所が主催する地域写真コンテストです。撮影機材の優劣や写真家としての技量を競うものではなく、その場所の魅力が伝わることを重視しています。
身近な風景の中に「まちの魅力」を認識することで地元への愛着を持っていただくこと、また中原区の魅力を広くPRすることを目的としています。

本サイトではコンテストの趣旨に賛同し、第2回より広報支援および審査員を務めさせていただいております。

■中原区ウェブサイト 第6回なかはらフォトコンテスト作品募集!(9月30日必着)
http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/page/0000068625.html
■なかはらフォトコンテスト 過去の入賞作品
http://nakahara-machi.mitte-x.phj.jp/gallery-premium.html

■「第6回なかはらフォトコンテスト」の開催概要
▼テーマ:もっと もっと 知りたい なかはら!!
▼応募期間:2015年7月1日(水)から2015年9月30日(水)まで(必着)
▼応募資格:
○住所、年齢等を問わず、どなたでも応募できます。
○応募枚数は、一人3点以内です。(たて・よこは自由です)
▼応募方法:
<インターネット、スマートフォンによる応募の場合>
特設サイトの応募フォームから必要事項を記入し、ご応募ください。
また、応募作品をご覧いただくこともできます。

<郵送・持参での応募の場合>
2L判の写真1点につき、応募票を1枚貼付し、持参もしくは、郵送でご応募ください。
応募票は、以下からダウンロードしてください。

第6回なかはらフォトコンテスト応募用紙応募用紙(PDF形式, 370.88KB)

▼応募条件
<共通事項>
○応募作品は、概ね2014年7月1日~2015年9月30日に川崎市中原区を被写体とした1枚写真(カラー・モノクロ)に限ります。中原区を被写体としていることが写真から判断できない場合、選考の対象外となる場合があります。
○応募できる作品は応募者本人が撮影した未発表の作品に限ります。 (トリミング作品も同一とみなします。)
○デジタルカメラ写真は、合成処理等デジタル加工をしていないものに限ります。(ただし、モノクロ加工は可)
○応募者は、応募作品に(1)他人が権利を有する著作物が写っている場合、または(2)他人の肖像が写っている場合は、その著作物の権利者、又はその肖像ご本人(20歳未満の場合は保護者)から事前に承諾を得たうえでご応募ください。
○応募者と被写体及びその関係者の間で何らかの紛争が発生した場合でも主催者は一切の責任を負いかねます。
○一般の人が立ち入れない場所からしか撮影することができない風景は対象としません。
○撮影に際しては、公共ルール・マナーを遵守してください。
○郵送代、接続料、通信料など応募にかかる費用については応募者ご自身のご負担となります。

<インターネット・スマートフォンによる応募の場合>
○デジタルカメラ、スマートフォンで撮影した画像データまたはスキャニングされた画像データ(JPEG形式のみ)に限ります。
○写真1枚のサイズの目安は、10MB(4300×3000ピクセル)以下としてください。
○事前に主催者が画像等を確認した上でホームページ上の応募作品一覧に公開いたします。
 (郵送、持参での応募作品はホームページ上で公開しません。)
○コンテストの応募テーマにそぐわない作品に関しては主催者の判断より、非公開とさせていただく事がございます。

<郵送・持参での応募の場合>
○2L判(127×178mm)でプリントされた一枚写真に限ります。
○応募作品の返却はいたしません。
○入賞作品については後日、写真のデータまたはフィルムをご提供いただきます。

<応募先>
中原区役所地域振興課まちづくり推進係
〒211-8570 川崎市中原区小杉町3-245
電話 044-744-3324 ファクス 044-744-3346

<審査>
○10月に審査員による審査を実施し、優秀賞・入選作品の入賞作品を決定します。
○審査は、写真技術の優劣よりも、その場の良さを感じられるかどうかを基準に選考します。
○投票及び審査は、すべてプリントしたものを使用します。オンラインでの応募の場合は、事務局がプリントしたものを使用します。

<入賞発表>
○12月中旬頃に入賞者に直接通知します。
○入賞者には、賞状及び副賞を贈呈します。
○入賞作品は、広報紙等に掲載します。

<著作権等>
○入賞作品の著作権は主催者(中原区まちづくり推進委員会、川崎市中原区役所)に帰属します。
○入賞作品について、主催者及び主催者が認めた者が出版物、ホームページ、イベント、宣伝などで二次利用する場合があります。

<その他>
○コメントは、写真の魅力が伝わるように60文字以内で自由にご記入ください。選考の際に、参考にさせていただきます。
○60文字を超えた場合は、途中で削除させていただく場合がございますのでご注意ください。

<個人情報について>
○本コンテストの応募に必要な個人情報については目的外で使用することはありません。
○入賞発表、作品展への展示、広報に使用する作品などに撮影者の氏名(もしくはニックネーム)を明示させていただく場合があります。
○データでの応募の際に送信されるデータ(作品及び個人情報)は、主催者が業務を委託する株式会社フォトハイウェイ・ジャパンのサーバーて管理致します。ご入力いただいた個人情報は暗号化され送信されます。
○川崎市個人情報保護条例及び業務委託先である株式会社フォトハイウェイ・ジャパン個人情報保護方針に基づき、適切に取り扱い、処理を行います。なお、株式会社フォトハイウェイ・ジャパンは、プライバシーマークを取得しています。




「なかはらフォトコンテスト」は、これまでは審査員審査に加えて「なかはら“ゆめ”区民祭」での市民投票が行われていました。
今回の「第6回」は市民投票がなくなりまして、審査員審査のみで入賞作品が決定されることになります。

冒頭に記載したウェブサイトにより、第1回から第5回までの入賞作品を見ることができますので、入賞を狙う方は参考にしてみてください。

<第5回入賞作品(一部)>

二ヶ領用水で夏の想い出、灯篭流し 市川毅さん 二ヶ領用水で撮影
二ヶ領用水で夏の想い出、灯篭流し 市川毅さん 二ヶ領用水で撮影
平和公園前、今年で第2回灯篭流しが開催された。いつまでも平和が続きますように!

南武線と富士山 慶田 真樹さん JR武蔵中原駅ホームで撮影
南武線と富士山 慶田 真樹さん JR武蔵中原駅ホームで撮影
JR武蔵中原駅に停車中の南武線車両と富士山です。

審査にはプロの写真家や中原区長なども加わって毎回5名程度の協議によって入賞作品を決定しますので、当然ながら本サイトの感じ方をすべて反映するものではありません。

その前提で本コンテストで評価される可能性の高いポイントを申し上げると、「ふと行ってみたくなる、中原区の新しい魅力が伝わること」です。
そのため「どなたでも立ち入れる場所」からの風景が対象となっており、例えば「タワーマンションから撮影した夜景」などは対象外となります。

■NG写真例 中原区かどうかわからない動物のアップ
NG例 中原区かどうかわからない動物のアップ

■NG写真例 タワーマンションからの撮影
NG例 タワーマンションからの撮影

またあくまでも「中原区の魅力」であることが前提で、中原区の風景であることがわかることが必要です。
「かわいらしい動物のアップ」「赤ちゃんのアップ」などは写真としては魅力がありますが、本コンテストとしては対象外となる可能性が高いですのでご注意ください。

個人的には、「見慣れた風景でも、ちょっと見方を変えると面白いね」というような写真を好んでおります。

繰り返しになりますが、本コンテストは写真の画質の美麗さや、プロカメラマンのような撮影技術を競うものではありません。
スマートフォンでふと撮影した写真で十分ですので、気軽に応募できます。

また、インターネット経由で応募されたものは全作品がウェブに掲載されますので、応募作品を眺めるだけでも楽しめるかと思います。

【関連リンク】
中原区まちづくり推進委員会公式ブログ なかまちブログ
2011/12/29エントリ 「第2回なかはらフォトコンテスト」入選作品発表
2013/1/21エントリ 「第3回なかはらフォトコンテスト」優秀賞・入賞作品発表、中原区役所で全応募作品を展示中
2013/4/18エントリ 「第4回なかはらフォトコンテスト」に向けた「写真講座」が2013年5月8日(水)開催
2013/9/5エントリ 「第4回なかはらフォトコンテスト」優秀賞・入選作品発表、中原区役所で全応募作品を展示中
2015/1/12エントリ 「第5回なかはらフォトコンテスト」優秀賞・入選作品発表

Comment(1)

2015年
08月10日

本館建替え中「ホテル精養軒」のレストラン「銀杏の木」が、アネックス館でランチ営業中

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉の老舗「ホテル精養軒」が、現在本館の建て替え工事を行なっています。
これに伴って本館内のレストラン「銀杏の木」が、「アネックス館」に移転して営業を続けています。

■建て替え中のホテル精養軒
建て替え中のホテル精養軒

ホテル精養軒は1948年に創業され、武蔵小杉では老舗のホテルです。
これまでのエントリでお伝えしたとおり、すでに写真手前の本館の解体が完了しており、これから新棟の建設工事が本格化していくところです。

■旧本館時代のレストラン「銀杏の木」
旧本館時代のレストラン「銀杏の木」

ホテルといえば、レストランが付き物です。
ホテル精養軒では、旧本館解体までは1階にレストラン「銀杏の木」が営業をしていました。

■アネックス館に増築移転した「銀杏の木」
アネックス館に増築移転した「銀杏の木」

ホテル精養軒は、本館建て替え中も「アネックス館」がホテルとして営業をしています。
その1階を増築する形で、「銀杏の木」が営業を続けています。

■「銀杏の木」の店内
「銀杏の木」の店内

移転営業中の「銀杏の木」は、「アネックス館」前の歩道状の空地を活用して増築されています。
そのため店内はたいへん細長く、奥(上記写真手前)に行くほど狭くなっています。

それでもスペースをうまく活用して、4名テーブル席が3つ、6名テーブル席がひとつ、8名テーブル席がひとつ確保されていました。

■ビーフシチューランチ
ビーフシチューランチ

セットのサラダ

セットのドリンク
※上記写真のほか、ライスがついています。

今回ランチタイムにいただいてみたのは、ビーフシチューランチです。
よく煮込まれたお肉が柔らかくて、美味しかったです。

ビーフシチューのほかにサラダ、ライス、ドリンクがついて税別1,150円です。
ホテルのレストランですので全体の量は多くはありませんが、お値段とのバランスは普通だったかと思います。

■ランチタイムの看板
ランチタイムの看板

ランチタイムは11:30~14:00で、看板のメニュー以外にも季節の品などもあります。
お客さんの層は年配の女性が多く、ゆったりとランチを楽しまれている印象でした。

ここは中心市街地の賑わいからも少し離れて、落ち着いて過ごすにはよいのではないでしょうか。

そういえば近くには「64Cafe+Ranai」がありまして、こちらもスローライフな感じのお店ですね。
駅前商業施設のレストランも選択肢が増えましたけれど、ちょっと離れたお店もたまに選びたくなります。

■ホテル精養軒の新棟イメージパース
ホテル精養軒の新棟イメージパース

なお、ホテル精養軒の新棟は、2016年1月の完成を予定しています。
新棟完成後は、「銀杏の木」はまた新棟のほうに移転する形になるのではないでしょうか。

【関連リンク】
ホテル精養軒 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:レストラン 精養軒プルミエ
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:レストラン 精養軒ソレイユ
2014/8/15エントリ 武蔵小杉の老舗「ホテル精養軒」の本館建替え、2016年1月営業開始予定
2015/2/8エントリ 府中街道沿いの「小田切病院」「ホテル精養軒」が解体完了、それぞれ新棟建設へ

Comment(0)

2015年
08月09日

「西洋菓子フェリシア」の「ケーキ屋のかき氷」今夏スタートと、猫づくし

【Reporter:はつしも】

法政通り商店街の「西洋菓子フェリシア」で、今年も「ケーキ屋のかき氷」の提供が始まりました。

■西洋菓子フェリシアウェブサイト ケーキ屋のかき氷
http://www15.plala.or.jp/felicia/kisetu/kisetu.html

■「西洋菓子フェリシア」
西洋菓子フェリシア

「西洋菓子フェリシア」は、法政通り商店街の入口近く、中原ブックランドの向かい側にある洋菓子店です。
以前はケーキ販売のみでしたが、2013年7月に併設カフェが2階にオープンしました。2階ではカフェメニューが提供されているほか、1階で販売されているケーキを食べることもできます。

梅雨明けしてからたいへん暑い毎日が続く中、昨年好評を博した「ケーキ屋のかき氷」が2階カフェメニューに帰ってきました。

■「ケーキ屋のかき氷」のポスター
「ケーキ屋のかき氷」のポスター

■「桃あります」
「桃あります」

ポスターには苺ミルク・マンゴーミルク・抹茶ミルク金時・バナナミルクの写真が掲載されていますが、店頭の掲示ではこれに加えて「桃」がお勧めされています。

■「抹茶ミルク金時」(850円)
「抹茶ミルク金時」

昨年、2014/8/31エントリでは、これらのうち「抹茶ミルク金時」をご紹介しておりました。
お値段は850円とかなりお高いのですが、氷がフワフワでシロップもたいへん濃厚な味わいで、確かに美味しくいただけました。

■「かき氷のお客様へ」
「かき氷のお客様へ」

昨年はテレビ番組でも取り上げられるなど話題になりまして、今夏の登場を待っていた方もいらっしゃるのではないかと思います。
人気のためか時間がかかることもあるようで、店頭には「かき氷のお客様へ」と題したメッセージが掲示されていました。

フワフワに削れるかき氷機はひとつしかなく、手もひとつしかないため、一度に複数のオーダーが入ると少々(または少々以上の)時間がかかるということです。

ところで、このメッセージの中に「猫の手は役に立ちません」とありますが…、

■フェリシアの猫の看板
フェリシアの猫の看板

そういえば、「西洋菓子フェリシア」の看板は、猫でした。

■バースデーケーキの黒板の猫
バースデーケーキの黒板の猫

また、バースデーケーキを注文された方の名前が掲載される黒板にも、かき氷を食べている猫ちゃんが…。

■「顔洗い 日がな1日寝る支度。」
「顔洗い 日がな1日寝る支度。」

また店頭のポスターにも、猫の写真が一緒に掲示されていました。

■「ニャンコ・ロール」
「ニャンコ・ロール」

さらにケーキにも、「ニャンコ・ロール」がありました。
「西洋菓子フェリシア」は、猫がお好きなようですね。

猫の手は借りられませんけれども、同店のかき氷は少々待ってみる価値はあると思います。
金額面では仮に家族4人で食べるとそれなりのお支払いになりますので、コスト見合いは人によって評価が分かれるところかもしれませんが…。

ただ、武蔵小杉に滞留する熱気に耐えかねて、法政通り商店街を通るった際には駆け込んで涼みたくなる毎日が続きます。

【関連リンク】
フェリシア 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:洋菓子 西洋菓子フェリシア
2007/8/13エントリ 夏にうれしい、冷たいオヤツ
2008/2/12エントリ フェリシアのオリジナルバースデーケーキ
2008/8/7エントリ 盛夏の味わい<西洋菓子フェリシア編>
2008/9/21エントリ ハロウィンのフェリシアで、勇気があるなら
2013/7/21エントリ 法政通り商店街「西洋菓子フェリシア」2階に併設カフェがオープン
2014/8/31エントリ 西洋菓子フェリシアの「ケーキ屋のかき氷」など、武蔵小杉でお勧めの涼味5種

Comment(0)

2015年
08月05日

小杉ビルディング地下1階「はなの舞」が閉店、跡地に「塚田農場」系列の海鮮居酒屋「四十八漁場」が10月18日出店

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉駅北口の小杉ビルディング地下1階の「はなの舞武蔵小杉店」が、2015年7月31日をもって閉店しました。

その跡地に、「塚田農場」を経営するエー・ピー・カンパニーによる海鮮居酒屋「四十八漁場(よんぱちぎょじょう) 武蔵小杉北口店(仮称)」が10月18日(日)に出店予定であることがわかりました。

■「四十八漁場」(五反田店)
「四十八漁場」(五反田店)

■エー・ピー・カンパニー 魚のビジネスモデル
http://www.apcompany.jp/business/fish.php

「四十八漁場」は、首都圏の主要駅を中心に現在14店舗を展開する海鮮居酒屋のチェーン店です。

店名にある「四十八」とは、漁業における「2048年問題」を指しています。
「2048年問題」とは、現状のまま魚介類の過剰漁獲を続けると2048年に漁業資源が底をついてしまうという一部専門家の研究報告です。この報告には異論も複数提示されており研究者の統一見解とはなっていませんが、世界的に漁業資源に懸念があることは間違いないでしょう。

「四十八漁場」では、適切な量を獲る一本釣りや定置網漁など、持続可能な漁法を選択している漁師と直接契約を行っています。
これにより、2048年以降も海産物が食べられる漁業環境づくりに貢献することをコンセプトとしているものです。

■ランチ名物「よんぱち海鮮丼」
ランチ名物「よんぱち海鮮丼」

「四十八漁場」は基本的には夕方からの居酒屋がメインで、ランチ営業をしている店舗は山王パークタワー、五反田など一部店舗に限られています。
「武蔵小杉店」も現段階ではランチ営業が想定されていないようですが、今回は参考までにランチ名物の「よんぱち海鮮丼」(980円)をご紹介したいと思います。

これはご飯の上に豊富な魚種のお刺身を載せた海鮮丼で、まずはわさび醤油で味わったのち、海苔でごまだれの手巻き寿司をつくったり、最後にはだし汁漬けでもいただけるようになっています。
実際にいただいてみると、確かに味付けを変えながら食べるお刺身が美味しかったです。

■オープン予定地の小杉ビルディング
オープン予定地の小杉ビルディング

■オープン予定区画「はなの舞武蔵小杉店」跡地
オープン予定区画「はなの舞武蔵小杉店」跡地

■「はなの舞武蔵小杉店」閉店のお知らせ
「はなの舞武蔵小杉店」閉店のお知らせ

冒頭に申しあげたとおり、「四十八漁場 武蔵小杉北口店」は、小杉ビルディング地下1階の「はなの舞武蔵小杉店」の跡地にオープンします。

「はなの舞」はすでに閉店し、店頭に閉店のご案内が掲示されていました。
同店も海鮮居酒屋ですが、これにかわって出店するエー・ピー・カンパニーの勢いを感じるところです。

■隣接の「宮崎県日南市塚田農場 武蔵小杉北口店」
隣接の「宮崎県日南市塚田農場 武蔵小杉北口店」

■センターロードの「北海道シントク町塚田農場 武蔵小杉南口店」
センターロードの「北海道シントク町塚田農場 武蔵小杉南口店」

小杉ビルディング地下1階では、同じくエー・ピー・カンパニーの「宮崎県日南市塚田農場 武蔵小杉北口店」が2013年11月に出店していました。
同社はさらにセンターロードに「北海道シントク町塚田農場 武蔵小杉南口店」を2014年12月に出店させており、この短期間に3店舗目の出店となります。

「四十八漁場 武蔵小杉北口店」は「宮崎県日南市塚田農場 武蔵小杉北口店」のすぐ向かい側であり、同社が武蔵小杉で一定以上の成功を収めていることがうかがわれます。

■小杉ビルディング地下1階に残る「小杉酒場」
小杉ビルディング地下1階に残る「小杉酒場」

またこれにより、小杉ビルディングがドン・キホーテグループの日本商業施設に買収されて以降、地下1階のテナントが次々と入れ替わり、以前から残るのは「小杉酒場」だけになりました。
これは偶然ではなく、日本商業施設が戦略的に同ビルディングのテナント入れ替えを進めてきたものなのでしょう。



ところで、2015/7/28エントリでセンターロードに出店をお伝えした「とり家ゑび寿」は、本日8月5日(水)にオープンしました。

■大庄ウェブサイト とり家ゑび寿武蔵小杉店
http://search.daisyo.co.jp/shop.php?shop_cd=1852

■「とり家ゑび寿武蔵小杉店」
「とり家ゑび寿武蔵小杉店」

8月5日(水)、6日(木)の2日間は、宮崎産の「若鶏焼き」など一部の看板メニューを除いてドリンク・フード半額となります。

こちらもまた、多くの人が集まりそうですね。

【関連リンク】
(エー・ピー・カンパニー関連)
エー・ピー・カンパニー 四十八漁場 店舗情報
2013/11/16エントリ 「塚田農場武蔵小杉北口店」が2013年11月28日(木)オープン、予約受付開始
2014/10/28エントリ 武蔵小杉駅南口に九州居酒屋「博多満月」11月13日(木)オープン、「北海道新得町塚田農場」12月3日(水)オープン予定

(小杉ビルディング関連)
日本商業施設株式会社 実績紹介
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2013/1/29エントリ 小杉ビルディングをドン・キホーテグループの日本商業施設が取得
2013/2/23エントリ 小杉ビルディングの三井住友銀行が東京機械製作所オフィスビルに2013年5月27日に移転
2013/5/27エントリ 「TKS武蔵小杉ビル」に「三井住友銀行武蔵小杉支店」が本日オープン
2013/11/16エントリ 「塚田農場武蔵小杉北口店」が2013年11月28日(木)オープン、予約受付開始
2014/1/20エントリ 小杉ビルディングにカラオケ店「コート・ダジュール」2店舗目、武蔵小杉北口店が2014年3月上旬オープンへ
2014/2/13エントリ 小杉ビルディングの、怒れるドコモダケ
2014/8/7エントリ ドコモショップ武蔵小杉駅前店が、2014年9月1日に武蔵小杉東急スクエア店に統合
2014/8/26エントリ グランツリー向かい側「ドコモショップ武蔵小杉店」2014年9月1日(月)オープン
2014/9/9エントリ 「北海道新得町塚田農場」が武蔵小杉駅南口・センターロード内に出店
2014/9/15エントリ 武蔵小杉駅北口の「武蔵小杉駅前交番」が2014年11月4日まで閉鎖、「デイリーヤマザキ」が9月10日閉店
2014/10/9エントリ 小杉ビルディングのデイリーヤマザキ跡地に「ファミリーマート武蔵小杉北口店」が2014年10月31日(金)オープン予定
2014/11/11エントリ 武蔵小杉駅北口の小杉ビルディングにスパニッシュバル「BALSA BALSA」、ファミリーレストラン「ガスト」が2014年12月オープン
2014/12/4エントリ 武蔵小杉駅北口・小杉ビルディングのスパニッシュバル「BALSA BALSA」12月12日オープン、ファミリーレストラン「ガスト」12月26日オープン
2014/12/19エントリ 小杉ビルディングのスパニッシュバル「BALSA BALSA」のパスタランチと、「ガスト」12月26日オープン準備中
2014/12/30エントリ 小杉ビルディングの「ガスト」が本日グランドオープン、旧ドコモショップ跡地は2分割に
2015/1/31エントリ 小杉ビルディング1階に「マツモトキヨシ」が出店決定、既存の「武蔵小杉店」が移転へ
2015/2/11エントリ 小杉ビルディング1階・マツモトキヨシ隣に「auショップ武蔵小杉北口」が2月27日移転オープン
2015/2/27エントリ 本日「東急ストア新丸子店」リニューアルオープン、「auショップ武蔵小杉北口」移転オープン
2015/5/2エントリ 小杉ビルディングに「マツモトキヨシ武蔵小杉駅北口店」がオープン、処方箋受付を4月1日開始 2015/6/29エントリ 武蔵小杉のソムリエ対決開幕。府中街道「クレフ」に続き、小杉ビルディング「ビストロランタン」本日オープン

Comment(0)

2015年
08月04日

武蔵小杉から強引に観る、横浜港の「神奈川新聞花火大会」

【Reporter:はつしも】

本日2015年8月4日、横浜港において「第30回神奈川新聞花火大会」が開催されました。
今回は、「武蔵小杉駅周辺の誰でも行ける場所」を条件に、同花火大会が見えるスポットを探してみました。

■神奈川新聞社 神奈川新聞花火大会
http://www.kanaloco.jp/company/event_fireworks/
 
武蔵小杉駅周辺で誰でも入れる展望スポットといえば、グランツリー武蔵小杉の「ぐらんぐりんガーデン」と武蔵小杉東急スクエアの展望スポットが頭に浮かびます。

しかしながら「ぐらんぐりんガーデン」は庭園が身長よりも高い壁に囲まれており、視界が上の方にしか向かないうえにそもそも夏季は19時までで閉園となるため除外されます。

そして武蔵小杉東急スクエアの展望スポットの場合は、横浜港との間にグランツリー武蔵小杉が立ちふさがり、4階では高さが足りず両者とも条件を満たしません。

■武蔵小杉東急スクエア5階からの神奈川新聞花火大会
武蔵小杉東急スクエア5階からの神奈川新聞花火大会 

そこで武蔵小杉東急スクエア5階の外廊下に出てみると、グランツリー武蔵小杉の向こうに少し隠れて、花火が見えました。

■中原図書館6階からの神奈川新聞花火大会
中原図書館6階からの神奈川新聞花火大会

それではもう少し高さを…ということで、中原図書館6階の窓から見ると、花火大会が完全にグランツリー武蔵小杉の奥に見えました。

ここはガラス越しですので、少々見づらくはなります。

建物から見る場合、遮蔽物の状況にもよりますが、5階~6階あたりがボーダーラインになりそうです。

となると、武蔵小杉駅周辺の「建物」に限定すると、「誰でも入れる場所」となると他にはあまり選択肢がなさそうです。

■府中街道「御幸跨線橋」からの神奈川新聞花火大会
府中街道「御幸跨線橋」からの神奈川新聞花火大会

それでは、橋梁の上からではどうかということで、やってきたのが府中街道の「御幸跨線橋」です。
ここは府中街道が横須賀線をまたぐために、跨線橋が大きな弧を描いています。

ここからは近くに大きな建物も少なく、高く上がった花火を見ることができました。

■「御幸跨線橋」から見る武蔵小杉の高層ビル群
「御幸跨線橋」から見る武蔵小杉の高層ビル群

この「御幸跨線橋」から反対側には、武蔵小杉の高層ビル群が見えます。
シティタワー武蔵小杉の建設工事が最高部まで達し、タワーマンションの並びにいっそう厚みが出てきましたね。

これらのタワーマンションの南側にお住まいのみなさんは、ご自宅から神奈川新聞花火大会をご覧になっていたのではないでしょうか。

タワーマンションからの花火大会をご紹介することも可能ですが、今回は「誰でも行ける場所から強引に見る」をテーマにしてみました。

■武蔵小杉から見る神奈川新聞花火大会マップ
武蔵小杉から見る神奈川新聞花火大会マップ

今回ご紹介したスポットからの、神奈川新聞花火大会までの視線を直線で表すと上記の通りになります。

これら以外にも「誰でも行ける場所」かつ「神奈川新聞花火大会が見られる場所」が武蔵小杉周辺にあるかもしれません。

やや遠方の花火大会に足をのばさず、地元の観覧スポットを探してみるのもなかなか面白いものです。

【関連リンク】
2012/8/15エントリ ガス橋から見た、六郷土手の花火大会
2014/8/23エントリ 等々力緑地北側の河川敷で観る、川崎市制90周年記念多摩川花火大会

Comment(1)

2015年
08月01日

武蔵小杉に、かつてない大型コンビニ。「セブンイレブン川崎中原区役所前店」がオープン

【Reporter:はつしも】

本日2015年7月31日(土)に、「セブンイレブン川崎中原区役所前店」がオープンしました。

■「セブンイレブン川崎中原区役所前店」
「セブンイレブン川崎中原区役所前店」

「セブンイレブン川崎中原区役所前店」は、府中街道沿いのNTT川崎北の事業所1階を改装してオープンしました。
店名にあるように、ここは中原区役所の南側にあたります。

■府中街道で旗を振るスタッフ
府中街道で旗を振るスタッフ  

■時間貸しの駐車場
時間貸しの駐車場

同店オープンと合わせて、NTT東日本川崎北の駐車場が時間貸し駐車場として整備されました。
オープン日の本日は府中街道沿いでセブンイレブンオープンの旗を振る方も配置され、明確に車で通行される方もターゲットとしています。

■広い売り場
広い売り場

■広いコピー機・ATMスペース
広いコピー機・ATMスペース

■広いイートインスペース
広いイートインスペース

「セブンイレブン川崎中原区役所前店」の特徴は、とにかく店内が広いことです。
コピー機やセブン銀行ATMの前には十分なスペースが区切られ、イートインスペースも確保されていました。

■ペットフードコーナー
ペットフード売場

例えばこちらはペットフード関連コーナーですが、棚一つを占めています。

これだけ広いセブンイレブンは、中原区内では見たことがありません。

隣接の時間貸し駐車場も広いですし、いわゆる「ご近所」を商圏としたコンビニエンスストアとはひとまわり違うように思いました。
小規模スーパーとされる「まいばすけっと」よりも広く、スーパーとコンビニエンスストアの境界が段々曖昧になってきました。

■「gooz武蔵小杉店」
中原区役所近くで先行オープン「gooz武蔵小杉店」

■「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」
オープン日の「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」

さて、これで再開発前はコンビニエンスストアがなかった中原区役所周辺に、「gooz武蔵小杉店」「デイリーヤマザキ川崎中原区役所店」「セブンイレブン川崎中原区役所前店」と3店舗が揃いました。
南武線沿道の歩行者導線ではgoozとデイリーヤマザキが、府中街道ではデイリーヤマザキとセブンイレブンがそれぞれ競合関係となりそうです。

それぞれタイプが異なる店舗ですので、どのような集客状況になるのでしょうね。

■中原区役所周辺のコンビニエンスストアマップ
中原区役所周辺のコンビニエンスストアマップ

【関連リンク】
2015/6/6エントリ 「セブンイレブン川崎中原区役所前店」出店決定、「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」オープン日は6月22日(月)に
2015/6/22エントリ 「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」本日オープン、「セブンイレブン川崎中原区役所前店」本日着工・7月31日オープンへ
2015/7/28エントリ 武蔵小杉の連続出店。7月29日「すし銚子丸」、7月31日「セブンイレブン川崎中原区役所前店」、8月「とり家ゑび寿」オープン

Comment(6)

2015年
07月31日

「すし銚子丸武蔵小杉店」南武沿線道路沿い・上丸子山王町にオープン

【Reporter:はつしも】

2015年7月29日(水)に「すし銚子丸武蔵小杉店」がオープンしました。

■「すし銚子丸武蔵小杉店」
「すし銚子丸武蔵小杉店」

■「すし銚子丸武蔵小杉店」オープニングイベント
「すし銚子丸武蔵小杉店」オープニングイベント

■すし銚子丸ウェブサイト 新店案内
blog.mitsue.co.jp/archives/000872.html
※情報更新により、武蔵小杉店の情報が後日表示されなくなると思われます。

「すし銚子丸武蔵小杉店」は、武蔵小杉駅北口から南武沿線道路を向河原方面に進み、上丸子跨線橋をくぐった先にあります。
オープン日から8月7日(金)までの10日間はオープニングイベントということで、「プレミアム本まぐろ」が新店案内に記載の金額で提供されています。

■17台収容の駐車場
17台収容の駐車場

■駐輪場
駐輪場

「すし銚子丸」はロードサイドに駐車場付きで出店することが多く、武蔵小杉店も17台を収容する駐車場と、小さな駐輪場があります。
これは銚子丸の駐車場の中では小規模な部類で、「武蔵小杉駅」からもそう遠くはない都市型店舗としての性質も有しています。

2015/6/23エントリでご紹介したとおり、同チェーンはすでに中原区下新城(中原街道沿い)に「川崎中原店」を出店しています。
こちらは駐車場が31台あり、駅からもかなり離れた郊外店舗です。

■「すし銚子丸武蔵小杉店」の店内
「すし銚子丸武蔵小杉店」の店内

■「極3カン」
「極3カン」

オープニングの目玉は、大とろ・中とろ・天とろをセットにした「極3カン」です。
特別価格、税別580円となっています。

「銚子丸」は上場企業であり、同業の上場企業には元気寿司、カッパ・クリエイトホールディングス、くらコーポレーションなどがあります。
「年季の入った大将が握る職人的な寿司」を求めるものではありませんが、家族で気軽に食べられるお店かと思います。

「銚子丸」では「店舗は劇場、スタッフは劇団員」というコンセプトを掲げていまして、商品の提供に加えて空間の演出を重視しているのが特徴です。
そのコンセプトに沿って休日にはまぐろの解体ショーなどが行われるほか、店舗バックヤードは「劇団員 楽屋」などと書いてあったりします。

■「劇団員一同」
「劇団員一同」

武蔵小杉駅近接には回転寿司店がありませんでしたが、近年武蔵小杉東急スクエアに「MARUKAMI」、グランツリー武蔵小杉に「活美登利」が出店しました。
範囲を広げればもう少し選択肢もありますし、「すし銚子丸」も加わって顔触れがそろってきましたね。

かつて、武蔵小杉が東横線特急停車駅でありながらさまざまな業種の「空白地帯」だったものが、近年急速に補完されてきているように思います。

【関連リンク】
すし銚子丸 ウェブサイト
2015/1/24エントリ グランツリー武蔵小杉の人気店「回し寿司 活美登利」レポート
2015/6/23エントリ 回転寿司チェーン「すし銚子丸武蔵小杉店」が南武沿線道路沿いに2015年7月下旬オープンへ
2015/7/28エントリ 武蔵小杉の連続出店。7月29日「すし銚子丸」、7月31日「セブンイレブン川崎中原区役所前店」、8月「とり家ゑび寿」オープン

Comment(2)

2015年
07月30日

JR武蔵小杉駅が「行列ができる」新南口の自動改札機を2015年8月26日新型交換・1機増設を決定

【Reporter:はつしも】

2010年3月13日に横須賀線・湘南新宿ラインの「武蔵小杉新駅」が開業してから、すでに5年以上が経過しました。
武蔵小杉駅の1日平均乗車人員は2009年度に76,831人だったものが2010年度に新駅効果で99,617人に増加し、その後も毎年上昇カーブを描いています。

武蔵小杉新駅は限られたスペースに建設されたこともあって改札口からホームまでのキャパシティが少なく、現在、朝のラッシュ時には駅のロータリーまで伸びる長い行列ができています。

この行列を改善すべく、新駅改札口の自動改札機が2015年8月26日(水)に新型に交換されるとともに1機増設され、6機体制になることが決まりました。

■武蔵小杉新駅改札口 自動改札機増設のお知らせ
武蔵小杉新駅改札口 自動改札機増設のお知らせ

■増設される自動改札機の構成
増設される自動改札機の構成

■武蔵小杉新駅の改札口
武蔵小杉新駅の改札口

現在、武蔵小杉新駅改札口(新南口改札)には、5機の自動改札機が並んでいます。
そのうち一番写真右側の有人窓口前の自動改札機が、車いすなどの通行を想定した広いものになっています。

これらの自動改札機がこのたび新型に交換され、有人窓口と反対側に1機増設されることとなります。

■自動改札機が増設されるエスカレーター前
自動改札機が増設されるエスカレーター前

自動改札機が増設される壁際は、現在一部が柵になっています。増設される自動改札機は、この部分を活用して新設されるようです。

全体の構成としては上りエスカレーター前の2機が入場専用、残り4機が入出併用の自動改札機となります。



■JR東日本 各駅の乗車人員
http://www.jreast.co.jp/passenger/index.html

■武蔵小杉駅の乗車人員 過去5年間の推移
年度 乗車人員(人) 前年度比 ランキング 備考
2009 76,831 ▲362 55位 3.13新駅開業
2010 99,617 +22,786 36位
2011 103,624 +4,007 31位 南武線快速運行開始
2012 108,046 +4,422 28位 3.26東横線10両化・副都心線直通
2013 115,262 +7,216 27位

ここで、武蔵小杉駅の1日平均乗車人員の5年間の推移を見てみましょう。

2009年度末(2010年3月13日)に新駅が開業したことが寄与し、2010年度にはこれが前年度比22,786人増加の99,617人になっています。
それで増加が一段落することはなく乗車人員は増加を続け、中でも2012年度末(2013年3月26日)に東横線・副都心線の相互直通運転が始まっても上昇カーブがさらに上向き、2013年度には7,216人も増加している点が注目されます。

前掲のJR東日本のウェブページで一番古い1999年度のデータまでさかのぼると、1日平均乗車人員は64,165人です。
そこから20年かけて、新駅開業の2009年度までの増加が12,666人ですから、近年の数字の伸びがいかに著しいかがわかります。

これは武蔵小杉駅前における大規模な再開発や周辺地域、さらには沿線全体での人口増加によるものと思います。
こういった数値的な裏付けも、JR東日本に自動改札機増設の後押しをしたことでしょう。

■武蔵小杉駅新南口の行列
武蔵小杉駅新南口の行列

さて、そんな武蔵小杉新駅改札口「新南口」では、冒頭に申しあげたようにラッシュピーク時になると長い行列ができています。
この行列、どのくらい続いているかというと、駅前のスーパーマーケット「デリド武蔵小杉店」の入口を越えた先まで伸びていました。

■デリド武蔵小杉店前の行列
デリド武蔵小杉店前の行列

ここはデリド武蔵小杉の前で、「デリドコーヒー」のための客席が設置されているところです。
新南口までは、まだ距離があります。

■デリドの入口を越え、レジデンス・ザ・武蔵小杉のサブエントランス前へ
デリドの入口を越え、レジデンス・ザ・武蔵小杉のサブエントランス前へ

デリド武蔵小杉の出入口をこえて、やっと駅前マンション「レジデンス・ザ・武蔵小杉」のサブエントランスが見えてきました。

「レジデンス・ザ・武蔵小杉」は駅直結といっても良いロケーションにありますが、この場合行列に並ぼうとすると、「自宅エントランスから駅から反対側に歩いて一旦離れる」ことになります。
これは大変珍しいシチュエーションではないでしょうか?

■横須賀線高架下の駅入口
横須賀線高架下の駅入口

やっと「新南口」の看板をこえて、横須賀線高架下の駅入口に到達しました。
このあたりから、行列が2列~3列になりはじめます。

左から1列目、2列目が改札口前のエスカレーターに乗る行列、3列目以降がエスカレーターに乗らず、その先の階段等を利用する列になっています。

■新南口改札への曲がり角
新南口改札への曲がり角

行列が直角に曲がって、「新南口」改札に入っていきます。
このあたりになると、右側に4列目ができはじめます。

■上りエスカレーターへの2列整列のお願い
上りエスカレーターへの2列整列のお願い

改札口付近には、上りエスカレーターへは2列をつくってほしいとのお願いが掲示されていました。
最初は小さい立札だったものが人波に隠れて見えないため、先日より大きな看板が設置されるようになりました。

これは、行列のできていない3列目以降から改札内に入ってから、エスカレーター側に入ってくる方へのクレームがJR武蔵小杉駅に多数寄せられていたということによるものだそうです。



JR武蔵小杉駅には、この行列について多くの改善要望が寄せられました。
今回の改札機増設は、この改善要望に対応するものとして前掲の告知にも記述されています。

それでは果たして、改札機増設によって改善が見込めるのでしょうか。

実際にやってみないとわかりませんが、個人的な予想としては効果は限定的なのではないか、と思っています。

■新南口改札のボトルネック
新南口改札のボトルネック

それはなぜかというと、この行列は自動改札が捌ききれないことによって発生しているわけではなく、改札からホームへの最短ルートとなる上りエスカレーターのキャパシティが少なく、ここがボトルネックとなっているからです。

言ってみれば自動改札機はエスカレーターの行列の途中にあるだけの存在であって、仮に自動改札が増えたとしても、エスカレーターがさばくペースが変わらなければ状況は大きく変わらないのではないか、という理屈です。

改札口から一番手前が上り専用エスカレーターで、その先には下り専用エスカレーターがあります。
その先の階段までには少々距離があるため、改札口からホームに最短距離で向かう乗客が上り専用エスカレーターに集中するというわけです。

これは武蔵小杉新駅のスペースが限られているため、「上り下りエスカレーター+階段」という南武線ホームのような導線をつくることができず、「上りエスカレーター」「下りエスカレーター」「階段」と1系統ずつをホームに縦に並べることしかできなかったことによるものです。
構造的な問題ですので、なかなか解決が難しいでしょう。

ただ、自動改札機を増やしたことによって、一番手前の上りエスカレーターではなく、奥の階段などに現在よりも人を誘導するなどの運用面での改善は可能性があると思います。

■ラッシュ時の新駅ホーム
ラッシュ時の新駅ホーム

仮にホームへの階段やエスカレーターを増設するとなると、今度はホームがより狭くなることになります。
ホームはホームで混雑していますので、それも困りますね。

今後も当分武蔵小杉駅の乗車人員は増加を続けるものと思います。

ピーク時の行列がもう少し長くなってくるかもしれませんし、ホームの混雑の安全確保もより注意が必要になってくることでしょう。

まずは今回自動改札機が増設されること自体は良いことですし、今後も必要な設備投資が行われることを期待したいと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉
2010/3/13エントリ 横須賀線武蔵小杉駅本日開業、記念イベント開催
2010/3/14エントリ 横須賀線武蔵小杉駅、初の平日ラッシュ
2013/3/28エントリ 副都心線直通開始後の、東急武蔵小杉駅

Comment(25)

2015年
07月30日

COSUGI CAFEに「青空キッズマルシェ」が8月3日登場、子供たちが地元夏野菜を収穫・お店作り・販売体験

【Reporter:はつしも】

2015年8月3日(月)13:00~14:00に、武蔵小杉駅北口の「COSUGI CAFE/COBO」前に「あおぞらキッズマルシェ」が登場します。

これは前日8月2日(日)に、子どもたちが高津区久末の「森農園」で夏野菜の収穫を行い、当日のお店作りと販売体験も子どもたちの手で行うものです。

■「COSUGI CAFE/COBO」
「COSUGI CAFE/COBO」 

■「あおぞらキッズマルシェ」(イメージ)
青空キッズマルシェ 

本イベントは「COSUGI CAFE/COBO」での各種ワークショップを運営する「COSUGI CONVIVIAL PROJECT」の企画により、JTBが運営を行います。

当日は子どもたちが収穫した野菜など「かわさきそだち」の夏野菜が、一律100円で販売されます。
お店のデザインも子どもたち自身が行い、デジタルPOPの製作や値札作りなどもするということですので、かわいらしいお店ができるのではないでしょうか。

「あおぞらキッズマルシェ」

なお、8月3日(月)の「キッズマルシェ」での販売はどなたでも来店してお買い物ができますが、本イベントの「収穫体験」「販売体験」の参加者も、まだ申込受付を行っています。

■「あおぞらキッズマルシェ」イベントページ(JTB旅いく)
http://tabi-iku.jtbbwt.com/products_base.php?products_id=1032525
■「あおぞらキッズマルシェ」のご案内(PDF)
http://www.musashikosugi.sakura.ne.jp/blogdata/kosugimarche.pdf
■「COSUGI CONVIVIAL PROJECT」ウェブサイト

http://cosugi.jp/ 

■「あおぞらキッズマルシェ」の開催概要
日時 【収穫体験】2015年8月2日(日)9:30~13:00
【販売体験】2015年8月3日(月)10:00~15:00
会場 「COSUGI CAFE/COBO」および高津区久末の「森農園」
対象 小学生
定員 40名
参加料金 小学生3,000円 大人3,000円
運営 JTB旅いく
協力 NPO法人CANVAS、JAセレサ川崎、森農園
※マルシェ来店は対象限定・定員なし、入場無料です。

■「あおぞらキッズマルシェ」のタイムテーブル
<8月2日(日) 1日目:収穫体験>
9:20~ 「COSUGI CAFE/COBO」集合、森農園へ移動
10:00~ 森農園で野菜の収穫体験
○収穫する野菜の紹介など
○なす、ピーマン、とまと、オクラを収穫(予定)
○とれたての野菜を食べてみよう!
○おいしい野菜作りのこだわりは?農家の方にインタビューしよう!
11:45~ 「COSUGI CAFE/COBO」へ出発
12:00~ まとめとふりかえり
13:00 終了・解散
※武蔵小杉-森農園間の移動は専用車が用意されています。

<8月3日(月) 2日目:販売体験>
9:50~ 「COSUGI CAFE/COBO」集合
10:00~ お店のデザインやPOP、ユニフォーム作り
13:00~ キッズマルシェオープン
○子供たち自身がデザインしたお店で野菜を販売
14:00~ キッズマルシェクローズ、片づけ
15:00 終了・解散

本イベントは、小学生の親子を対象としたもので、「1日目:収穫体験」「2日目:販売体験」の2部構成になっています。

「1日目:収穫体験」では、高津区久末の「森農園」で夏らしく、なす・ピーマン・オクラ(予定)の収穫を行います。収穫にあたっては農家の方から野菜について説明を受け、実際にとれたての野菜も食べてみることができます。

「2日目:販売体験」は前述の通り、子どもたち自身の手でお店づくりをしたうえで、1時間の販売体験を行います。
この販売体験の時間が、一般の方にとっては「かわさきそだち」の野菜が「キッズマルシェ」に並ぶお買い物タイムということになります。

■こすぎコアパークで開催された「かわさき地産地消フェア」
こすぎコアパークで開催された「かわさき地産地消フェア」 

そういえば7月5日には、こすぎコアパークで「かわさき地産地消フェア」が開催されまして、このときにも「かわさきそだち」の野菜が並んでいました。

武蔵小杉駅周辺ではかなり都市化が進んでいますけれども、川崎市内では現在もさまざまな農産物が収穫されています。
そんな地元の野菜「かわさきそだち」に触れる試みが、行政や民間、市民グループなど各所で行われています。

今回の「青空キッズマルシェ」は、夏休みの自由研究のテーマとしてお子さんが収穫・お店づくりから参加することも可能ですし、お客さんとして、「かわさきそだち」の夏野菜を買ってみるのも良いでしょう。

「キッズマルシェ」の開店は8月3日(月)13:00~14:00の1時間と短時間ですので、ご注意くださいね。

【関連リンク】
COSUGI CONVIVIAL PROJECT
2015/1/15エントリ 三井不動産レジ保有「SIA武蔵小杉ビル」にまちづくりがテーマの複合施設「COSUGI HOUSE」3月オープン、カフェ・ワークショップスペース開設へ
2015/3/9エントリ 武蔵小杉駅北口のコミュニティ施設「COSUGI VILLAGE」が3月13日(金)オープン、「ブックトークカフェ」等イベントを3月21日以降順次開催
2015/3/12エントリ 武蔵小杉駅北口の複合施設「COSUGI VILLAGE」の「COSUGI CAFE」3月13日(金)オープン直前先行レポート
2015/4/3エントリ パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン建設地から、光のエール「COSUGI TOWER OF LIGHT」が毎日5分間点灯中
2015/7/5エントリ 「第5回かわさき地産地消フェア with In Unityコアパークライブ」開催レポート

Comment(0)

2015年
07月28日

武蔵小杉の連続出店。7月29日「すし銚子丸」、7月31日「セブンイレブン川崎中原区役所前店」、8月「とり家ゑび寿」オープン

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉周辺において、7月末から8月にかけて店舗オープンが相次いでいます。

7月29日(水)に「すし銚子丸武蔵小杉店」、7月31日(金)に「セブンイレブン川崎中原区役所前店」、8月に「とり家ゑび寿武蔵小杉店」がそれぞれオープンする予定です。

■「すし銚子丸武蔵小杉店」
「すし銚子丸武蔵小杉店」

「すし銚子丸武蔵小杉店」の出店については、2015/6/23エントリでお伝えしました。
上丸子跨線橋よりも東側の南武沿線道路沿いで、先般より工事が進められていました。当時はまだ建物が鉄骨の状態でしたが、現在は外観がほぼ完成しています。

■「すし銚子丸武蔵小杉店」の看板
「すし銚子丸武蔵小杉店」の看板

「すし銚子丸」は駐車場付きでロードサイドに出店することを基本にしていまして、「武蔵小杉店」でも駐車場が整備されています。

■「セブンイレブン川崎中原区役所前店」
「セブンイレブン川崎中原区役所前店」

続いて、「セブンイレブン川崎中原区役所前店」2015/6/6エントリで第一報をお伝えし、2015/6/22エントリでオープン日を7月31日(金)とお伝えしておりました。

府中街道沿いのNTT川崎北の事業所1階を改装して店舗に転換しています。

■府中街道沿いの「時間貸し駐車場」の看板
府中街道沿いの「時間貸し駐車場」の看板

■駐車場
駐車場

こちらもロードサイド店舗らしく、やはり駐車場が整備されました。
府中街道を中原区役所側から進んでいくと、セブンイレブンと駐車場の看板が目につきます。

これは近隣にお住いの方だけでなく、府中街道を車で通過される方の集客も見込んでいる店舗ですね。

■「とり家ゑび寿武蔵小杉店」
「とり家ゑび寿武蔵小杉店」

そして最後は、本エントリではじめてご紹介する「とり家ゑび寿武蔵小杉店」です。
同店はセンターロードのマクドナルドのビルの地下1階で、現在内装工事が進められています。同店は宮崎鶏を使った居酒屋ということです。

ここは以前は「やるき茶屋」がありましたが、閉店となりました。

■センターロード入口の「磯丸水産」
センターロード入口の「磯丸水産」

センターロードでは、最近になって店舗の入れ替えが進んできています。
センターロード入口のマツモトキヨシの跡地には5月25日に「磯丸水産武蔵小杉店」がオープンし、見る限りたいへん盛況のようです。

このすぐ向かい側(上記写真左手奥)が、今回新規出店する「とり家ゑび寿」です。

■センターロード内の「北海道新得町塚田農場」
センターロード内の「北海道新得町塚田農場」

■センターロード内の「博多天神 もつ鍋 お多福」
センターロード内の「博多天神 もつ鍋 お多福」

またセンターロード内では、「北海道新得町塚田農場」「博多天神 もつ鍋 お多福」が並んで出店しました。
昔ながらの飲み屋街に新しい風が入って、活性化しています。

余談ですが、センターロードの焼肉店「くろべこ」は、9月に溝の口に2号店を出すことになったそうです。
外からセンターロードに出店するお店が相次ぐ一方、昔からのお店が「センターロード発」として外に発展していくケースになります。

11月下旬の東急武蔵小杉駅南口高架下の新設店舗も含めて、まだまだ武蔵小杉では商業面での動きがありそうです。

【関連リンク】
すし銚子丸 ウェブサイト
庄やグループウェブサイト 博多天神 もつ鍋 お多福
2015/3/18エントリ 武蔵小杉のセンターロードに、塚田農場に続く新店舗。「博多天神 もつ鍋 お多福」が本日3月18日オープン
2015/3/23エントリ センターロードを含む武蔵小杉駅前通り商店街に防犯カメラが設置
2015/5/24エントリ 「磯丸水産武蔵小杉南口店」5月25日(月)オープン・生ビール1杯10円で「全力鶏」と競合、「トモズ武蔵小杉店調剤部門」6月1日(月)オープン
2015/6/6エントリ 「セブンイレブン川崎中原区役所前店」出店決定、「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」オープン日は6月22日(月)に
2015/6/22エントリ 「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」本日オープン、「セブンイレブン川崎中原区役所前店」本日着工・7月31日オープンへ
2015/6/23エントリ 回転寿司チェーン「すし銚子丸武蔵小杉店」が南武沿線道路沿いに2015年7月下旬オープンへ

Comment(1)