2013/2/14エントリにおいて、綱島街道と南武沿線道路が交差する「上丸子跨線橋」下の緑地に、ニワトリやウサギがいることを取り上げました。
これらは誰かが捨ててしまった動物たちで、近隣の動物医療センター(アニマルメディカルセンター)が当座の飼育管理を行っていました。
その後上丸子跨線橋の拡幅工事も本格化してきまして、現地では植物の伐採や一部区域の閉鎖などが行われてきています。
■上丸子跨線橋下の緑地
こちらは、上丸子跨線橋下の南武沿線道路から跨線橋にのぼる階段です。この階段に沿って、動物たちが住んでいる緑地があります。
■上丸子跨線橋のニワトリ
■上丸子跨線橋のウサギ
あらためて動物たちの姿を確認してみると、ニワトリとウサギの元気な姿が見えました。以前に比べてニワトリの数が増え、ウサギの体が大きくなっているように思います。
前回エントリではニワトリのタマゴがあるのも確認していまして、ここで繁殖しているのではないでしょうか。
■封鎖された緑地帯
南武沿線道路から階段をのぼりきった先では、緑地帯がフェンスで封鎖され、植物が伐採されていました。ここにはかつては栗の木などもあったのですが、今後拡幅工事が本格化してくるものと思います。
■封鎖エリアにもウサギが…
フェンスで動物たちが入らないようにしているのかと思いましたが、よく見ると封鎖エリアにもウサギの姿を見ることができました。
ただ拡幅工事が進んでくると、いずれは居場所がなくなってしまうのでは…と心配されます。
前述の通り、これらの動物たちの当面の世話をアニマルメディカルセンターが行ってきましたが、上丸子跨線橋に動物たちの存在が取りざたされるようになってから、早いもので1年くらい経過しています。
引き続き同センターでは飼い主を募集していますが、飼育ができる環境を見つけるのは簡単ではないようです。
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