2011年3月11日に発生した東日本大震災においては、阪神・淡路
大震災を上回るかつてないほどのペースで義援金が集まっています。
武蔵小杉周辺では、コンビニエンスストアなどの大手チェーン店の
他、地元商店においても義援金を集める活動を行っております。
■「大野屋小杉店」
いち早く義援金の受付を始めていたのは、地元スーパーの大野屋
です。店頭に義援金受け付けのお知らせが掲示されていたほか、
Twitterオフィシャルアカウントでも呼びかけをされていました。
■大野屋 Twitter公式アカウント
http://twitter.com/OONOYA1936
■法政通り商店街の義援金告知
また、法政通り商店街においても、義援金受け付けのお知らせが
数箇所に掲示されていました。
3月28日時点においては「フォトレインボー」「泉心庵」「蕪庵」の3店
舗で受け付けをしていましたが、今後店舗が増える可能性もある
かもしれません。
■「フォトレインボー」
■「泉心庵」
■「蕪庵」
3店舗は、府中街道沿いの法政通り商店街の入口から歩いていく
と、上記の写真掲載順にいずれも向かって右手で営業しています。
■「フォトレインボー」の募金箱
こちらは、「フォトレインボー」の義援金箱です。「フォトレインボー」は、
中原ブックランド本店と同じ建物に入っているDPEショップです。
お蕎麦屋さんの「蕪庵」、和菓子屋さんの「泉心庵」に比べると、
3店舗の中では最もふらりと立ち寄りやすいかもしれませんね。
■中原区役所の募金箱
最後にこちらは商店ではありませんが、中原区役所の義援金箱
です。中原区役所の正面玄関を入ったところに設置されています。
※ ※ ※
なお、今回ご紹介した商店および中原区役所で集められた義援金
は、いずれも日本赤十字社に全額寄付されることになります。
義援金の寄付先はいろいろありまして、団体によってお金の行先は
異なりますし、実績などにも差異がありますので、寄付する側として
はきちんと義援金の行先を確認したいところです。
法政通り商店街においてはいずれも義援金の行先が明示はされて
おらず、お店の方にお伺いしてもご存知なかったもので、商店街の
理事長さんまで確認を取る必要がありました。
このあたりは「お互い顔の見える」「昔からの信頼関係の中での
やりとり」というのがベースになっているものかと思いますが、
店頭で義援金の行先くらいは確認ができるようになっていればより
良いかな、と思いました。
大震災の復興は今後長期にわたる時間を要することが想定されて
います。ひとりひとりの義援金は少しずつでも、日本全体の力が
集まってなるべく大きな援助になることを願っています。
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