本日9月20日(水)から26日(火)までは、動物愛護管理法に基づく動物愛護週間でした。
この一環として「動物愛護フェアかわさき2017」が9月24日(日)に中原区役所において開催されましたので、ご紹介します。
■「動物愛護フェアかわさき2017」が開催された中原区役所
「動物愛護フェアかわさき」は、川崎市が公益社団法人川崎市獣医師会と協力して開催するもので、動物の適正な取扱いについて市民の皆さんの理解と関心を深めることを目的としています。
毎年会場は川崎市内で持ち回りのようになっていますが、今年は久々に中原区役所で開催されました。
中原区役所の正門前広場、ロビー、別館、川崎市医師会館を会場として、動物愛護に関連するさまざまな企画が展開されました。
■聴導犬・盲導犬のデモンストレーション
本イベントでは、聴導犬・盲導犬が来場し、デモンストレーションが行われました。
聴導犬は、アラームが鳴ったことを利用者に伝えることができたほか、落し物をした際にも、それを的確に伝えることができました。
聴覚障害者の方には届かない「音」をキャッチする、頼りになるパートナーであることがよくわかりました。
本来であればデモンストレーションの様子をよりわかりやすくお伝えしたいところですが、本エントリでは写真を控えておりますので、ご了承ください。
■ペットの避難所モデルルーム
犬・猫などのペットは、家族の一員です。
災害時などに避難を行う場合には、当然ペットも行動をともにすることになりますが、その際にはさまざまな配慮が必要となります。
本イベントでは、避難時のペットの対応について、解説パネルや避難所モデルルームの展示が行われていました。
■ペット避難所の掲示サンプル
ペットには、それぞれの個性があります。
飼い主の基本情報はもちろんですが、性格などもわかるようにしておくのが良いということでした。
■ペットの迷子札づくり
災害時にはペットと離ればなれになってしまうこともありえます。
また平常時においても、ちょっとしたミスで迷子になってしまうこともあるでしょう。
そんな時のために、ペットの迷子札をつけておくのが良いということで、本イベントでは迷子札づくりのワークショップも開催されていました。
■獣医さん体験
こちらは、獣医さん体験のコーナーです。
白衣を着て、病院の写真パネルの前で記念撮影をすることができました。
■皆さんのペット写真集
また今回は、中原区役所の別館も「動物愛護フェアかわさき」の会場になっていました。
こちらは皆さんのペット写真展です。
いずれもかわいらしい犬・猫の写真が並んでいました。
■譲渡会
また別館では、犬・猫の譲渡会も開催されていました。
普段は高津区蟹ヶ谷の動物愛護センターで実施されています。
さまざまな団体が集まり、多くの動物たちと参加者のご縁をつなぐ場となっていました。
■縁日コーナー
■起震車体験
動物愛護とは直接的な関連はありませんが、本イベントでは縁日コーナーと、起震車体験など用意されていました。
起震車体験には、多くのご家族による行列ができていました。
大きな地震が起こった際、ペットを飼っていらっしゃる方は、家族の一員としてペットの身を守ることも考えなくてはなりません。
そのような視点を持って起震車に乗ると、また違った感想があるかもしれませんね。
すべての企画はご紹介しきれませんが、「動物愛護フェアかわさき」は家族連れで楽しめる、なかなか充実したイベントでした。
■高津区蟹ヶ谷の川崎市動物愛護センター
なお、高津区蟹ヶ谷の「川崎市動物愛護センター」は、2019年2月には中原区平間に移転を予定しています。
今後「動物愛護フェアかわさき」の会場としても活用される計画があるようですので、またその際にはお知らせ申し上げたいと思います。
【関連リンク】
・川崎市獣医師会 ウェブサイト
・2014/11/28エントリ 川崎市動物愛護センターが中原区上平間に2018年度移転へ
・2016/9/7エントリ 臨海部の工業用水を支える「平間配水所」の調圧塔と、川崎市中部学校給食センター・動物愛護センター整備
・2016/7/28エントリ 「第12回なかはらっぱ祭り」レポート:中原市民館に「In Unity」「かわさき犬・猫愛護ボランティア」「Coaクラブ」など市民活動団体が集結
・2016/8/28エントリ 中原区の、知られざる猫スポット。「猫のミュージアム ラッキーフィールド」訪問レポート
・2017/9/20エントリ 「動物愛護フェアかわさき2017」が9月24日(日)に中原区役所で開催、譲渡会・獣医さん体験・ミニシアター・聴導犬・盲導犬デモなど多彩な企画が集結