武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2009年
10月22日

東急武蔵小杉駅に駅ビル建設、西街区再開発ビルと一体開発へ

hatsushimo.gif

これまで具体的な情報の出てこなかった小杉駅南部地区B地区
すなわち東急武蔵小杉駅上部開発ですが、従来からの予想通り、
東急武蔵小杉駅ビルが建設されることとなりました。

■東急武蔵小杉駅ビル建設予定地(駅上部)
東急武蔵小杉駅ビル建設予定地(駅上部)

■東急武蔵小杉駅ビルの概要
事業の名称:(仮称)武蔵小杉駅ビル
用途:事務所・店舗・駅舎
高さ:27.13m
階数:3階
用途地域:商業地域
建蔽率:80%
容積率:500%
事業区域の面積:4,978.33㎡


駅ビルは3階となっていますが、これは要するに1,2階は現在の
コンコースとホーム部分にあたるということです。現在のホームの
上部に3層目を建設し、そこに商業施設等を配置
するということに
なります。

■東急武蔵小杉駅ホーム
東急武蔵小杉駅ホーム

東急武蔵小杉駅ホームからは、現在は1階コンコースへ下る階段
しかありませんが、3階駅ビルに上るルートが設置されます。つまり、
そちらにも改札が設置されることになりますね。

東急武蔵小杉駅ホームの上部に3,000?の人工地盤を設置すると
いうことは、過去の東京急行電鉄の投資家向け資料にも記載されて
おり、何らかの建造物を構築することは以前からわかっていました
ので、この駅ビルの建設は既定路線ではありました。
また、2009/1/13エントリでも取り上げたように、本年1月には東急
武蔵小杉駅ビルの建設を前提にしたアンケートを東急電鉄が実施

しており、ニーズの吸い上げも行っていたものです。

武蔵小杉ライフでは以前より情報を取得しておりましたが、本日を
もって確定情報としてお伝えできることとなりました。

■小杉駅南部地区A地区・B地区
小杉駅南部地区A地区・B地区

そして、当然ながらこの事業は隣接する小杉駅南部地区A地区、
すなわち武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業とも
することになります。

■武蔵小杉駅南口地区西街区再開発ビル
武蔵小杉駅南口地区西街区再開発ビル

上記のイメージパースでもうっすらと描かれているようにも見えます
が、東急武蔵小杉駅の駅ビルと、西街区の再開発ビルが3階部分で
され、東急武蔵小杉駅から直接再開発ビルに入れることになる
というものです。
これは従来から「こうなれば良いのでは」と思われたかたちで、駅ビル
と西街区の再開発ビルのバリューを大きく高める
ものです。

■東急武蔵小杉駅ホームから見上げた駅上部
東急武蔵小杉駅ホームから見上げた駅上部

現在、東急武蔵小杉駅ホームから駅上部を見上げると、簡易な屋根
があるだけです。ここに3層目の駅ビルを設置するかたちになります
ので、今後大規模な工事が行われることになるのでしょう。
着工時期は本日時点で明らかになっていませんが、西街区とある程度
連動した日程
になるものと思います。
そういう意味では、西街区も中原変電所の地下化が完了し、いよいよ
再開発ビルの着工へと移っていく時期にあたりますので、このタイミ
ングで東急武蔵小杉駅ビルの情報が確定してくるというのは、必然的
なものですね。

なお、現在のところ小杉駅南部地区C地区(武蔵小杉駅南口地区東
街区第一種市街地再開発事業)
との連携についてはわかりませんが、
同じように駅隣接の商業施設ですので、合理的に考えれば何らかの
導線上の連携
があっても良いのでは、と思います。

これまでの武蔵小杉再開発は、どちらかというと高層マンション建設に
寄ったかたちで進んできましたが、いよいよこれから駅ビル、駅前広場、
ロータリー、商業施設、図書館と、多くの方に寄与する駅周辺の整備

移っていくことになります。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区A地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2008/7/25エントリ フーディアム武蔵小杉に関するアンケート結果
2008/8/28エントリ 東急武蔵小杉駅舎上部開発と東西街区
2009/1/13エントリ 東京急行電鉄、武蔵小杉駅ビルへ動く
2009/1/15エントリ 武蔵小杉ライフ版「武蔵小杉に関するアンケート」
2009/3/13エントリ 「武蔵小杉に関するアンケート」集計結果レポート
2009/8/10エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の駐輪場移転、
道路整備工事着工へ

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2009年
10月21日

シティハウス武蔵小杉の調剤薬局・内科医院工事開始

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2009/9/24エントリシティハウス武蔵小杉のテナント状況につい
て取り上げましたが、このたび1階に調剤薬局、2階に内科医院の
開店工事が開始
されました。
現地でも工事の様子が確認できるほか、またマンション内にも掲示
が行われており、11月中に工事が完了するとのことです。
(本エントリについては情報提供をいただきました。ありがとうござい
ました)

■シティハウス武蔵小杉 1~2階テナントスペース
シティハウス武蔵小杉 1~2階テナントスペース

前回エントリでも書きました、「1階の調剤薬局はどこにできるのか」
という疑問ですが、意外な答えがありました。
2階のクリニックモールに行くためのエレベーター付近に、1階の
図面が掲示されています。

■1階テナントスペースの図面
1階テナントスペースの図面

これは三井住友銀行の掲示物なのですが、これを見ると、現在は
壁に囲まれて露出していない三井住友銀行ATMの裏側に「薬局」と
書かれたスペース
があります。

どこが入口か、という話ですが、この図面からすると、エレベーター
の奥か、三井住友銀行ATMとホームドライ(クリーニング店)の間

いうことになりますね。
エレベーターの奥の壁は階段の登り口で、あまり店舗の入口とは
思えない印象ですので、後者が正解のように思えます。

■三井住友銀行ATMとホームドライの間
三井住友銀行ATMとホームドライの間

写真で確認するとこの白い壁の部分で、この壁くり抜くと、裏側には
細長い廊下がある
というわけです。
まさに隠されたスペースという感じで、意外でしたね。

さて、前回エントリでは内科のオープンは12月とお伝えしましたが、
工事は11月中に終了するということです。これはオープン告知という
よりは住民の方向けの工事日程説明という位置づけでしょうから、
ひょっとしたらオープンは12月のままかもしれません。
ただいずれにせよ、その近辺で内科と調剤薬局がオープンすることに
なるのでしょう。調剤薬局もテナントが成約したようで、良かったです。

クリニックモールはとりあえず内科のみのオープンとなりますが、その
他の2区画についても期待されるところです。

■工事が始まった2階のテナントスペース
工事が始まった2階のテナントスペース

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 C地区
2008/7/16エントリ シティハウス武蔵小杉建設中
2008/8/19エントリ シティハウス武蔵小杉の外観とテナントスペース
2008/12/14エントリ シティハウス武蔵小杉、完成間近
2009/1/9エントリ シティハウス武蔵小杉の1階店舗判明、2階賃料値下げ
2009/3/12エントリ シティハウス武蔵小杉入居開始、テナントオープンは
5月以降に

2009/4/26エントリ シティハウス武蔵小杉のテナント告知
2009/5/17エントリ デイリーヤマザキシティハウス武蔵小杉店が6/26オープン
2009/6/9エントリ シティハウス武蔵小杉のクリーニング店「ホームドライ」
6/26オープン

2009/6/26エントリ シティハウス武蔵小杉のデイリーヤマザキ・ホームドライ
本日オープン

2009/8/2エントリ シティハウス武蔵小杉の追加テナント工事
2009/8/17エントリ シティハウス武蔵小杉の三井住友銀行ATM本日オープン
2009/9/24エントリ シティハウス武蔵小杉のクリニックモール、決まらず

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2009年
10月20日

南武線の人道地下通路が本日より部分供用開始

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本日午前10時、南武線をくぐる児童用通学路が閉鎖され、同時に
新しい人道地下通路が部分的に供用開始
されました。

■閉鎖された児童用通学路(南側)
閉鎖された児童用通学路(南側)

従来の児童用通学路(子どもトンネル)は閉鎖され、横須賀線武蔵
小杉駅の連絡通路工事
が行われることになります。

■人道地下通路へのアクセス道路
人道地下通路へのアクセス道路

新しい人道地下通路は、児童用通学路よりも1本武蔵小杉駅寄りの
道を南武線の方に入っていくことになります。
写真左手は東京機械製作所社宅、右手はブリリア武蔵小杉建設
予定地
です。

■人道地下通路の出入口
人道地下通路の入口(南側)

線路近くまで歩いて突き当たりを曲がると、人道地下通路の入口
あります。入口には屋根が設置されていて、スロープになっています。

■人道地下通路のスロープ
人道地下通路のスロープ

スロープは階段の中央に設置され、自転車が通行できるようになっ
ています。入口には警備員の方が配置されて自転車を降りるように
促されますが、これは工事中の措置と思われます。
2010年2月に人道地下通路が完成して、警備員が配置されなくなっ
たのち、このスロープを自転車に乗ったまま走行する方が発生する
のでは・・・と多少懸念を覚えました。

■人道地下通路の水平トンネル
陣頭地下通路の水平トンネル

さて、スロープを降り切ったところで南武線の下をくぐる水平トンネル
部分に至りますが、ご覧の通りまだ電気設備が整備されていません
そのため、通路の中央に照明機材を配置して、トンネル内を照らして
います。

■エレベーター設置予定箇所
エレベーター設置予定箇所

通路の途中には、エレベーターの設置が予定されている場所があり
ますが、ここはまだ工事中で利用できません。

■北側の螺旋スロープ
北側の螺旋スロープ

北側の出入口につながるスロープは螺旋状になっていて、ぐるりと
回りながら上り下りするかたちになります。

■螺旋スロープから見上げる
螺旋スロープから見上げる

螺旋スロープから見上げると、パークシティ武蔵小杉が見えました。
事前の告知では一部屋根が設置されていない、とのことでしたが、
この箇所を指していたものと思います。

■人道地下通路の出入口
人道地下通路の出入口(北側)

螺旋スロープを丁度1周すると、地上に出ることができます。この
北側の出入口にも、南側同様に屋根が設置されることになるので
しょう。

想像の通りというか、工事中ということもあり無味乾燥なトンネルでは
ありましたが、幅も広くなり、天井も高くなって通行しやすくなった
ではないでしょうか。
歩く距離ということであれば、従来の児童用通学路がほぼ最短距離
のトンネルでしたから、それと比べると2倍くらいは歩いているかも
しれませんが。

また、以前のエントリでもお伝えしましたように、この人道地下通路は
工事中のため当面22:00~6:00の間は通行できません。工事の進
捗に伴って、12月からは閉鎖時間が24:00~5:00に短縮され、完成
したのちは24時間通行できるようになる
ようです。

本日は供用開始日とあって、とりあえず見にきてみた・・・という方も
多かったようです。今後児童用通学路に代わって、通勤・通学から
フーディアムへの買い物など、地域の交通インフラとしての役割を
果たしていくことになります。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉駅
武蔵小杉ライフ:再開発情報:新丸子東3丁目地区
2007/5/31エントリ 武蔵小杉再開発:横須賀線武蔵小杉駅説明会
2008/10/1エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路着工と工事図
2009/6/27エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路工事(2009年6月)
2009/10/2エントリ 新丸子東3丁目地区B地区に「ブリリア武蔵小杉」正式発表
2009/10/3エントリ 南武線の児童用トンネルが10/20閉鎖、人道
地下通路を部分供用開始

2009/10/18エントリ さよなら、南武線の児童用トンネル

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2009年
10月18日

さよなら、南武線の児童用トンネル

hatsushimo.gif

南武線を地下でくぐる児童用通学路が2009年10月20日10:00に
閉鎖
され、新しい人道地下通路が部分的に供用開始されることを
2009/10/3エントリで取り上げました。
閉鎖される児童用通学路(通称:子どもトンネル)は天井が低く、
大人は通行しにくいことで一種の名物ともなっており、なくなること
には惜しむ声もあるようです。

そこで、今回はトンネル閉鎖メモリアルとして、もう見られなくなって
しまう通路の様子を記録に残しておこうと思います。

■児童用通学路の入口(北側)
児童用通学路の入口(北側)

これまで南側の写真を使うことが多かったのですが、今回は北側
からトンネルをくぐっていきたいと思います。仕様はほぼ南側と同一
で、入口の上部に「児童用通学路」という看板が設置されています。

■階段上部の警告
階段上部の警告

入口から階段を降りていく部分の屋根には、頭上注意の警告が
掲示されています。この階段の部分はまだそれほど窮屈ではない
のですが、この先のトンネル部分がが高さ1.4mとかなり低くなっ
ているのです。

■トンネル部分
トンネル部分

階段を降りきると、南武線の下をくぐる水平トンネル部分に至ります。
ここが一番低いところで高さ約1.4m程度となっており、大人ですと
比較的小柄な方でもかがんで歩く必要があります。

窮屈ではあるのですが、天井は光を透過する簡易な素材でできて
おり、晴れた昼間ですと照明がなくても十分明るい状態になります。

■壁面の照明
壁面の照明

夜間は、当然ながらこの壁面の照明が点灯し、トンネル内を明るく
照らしてくれます。

■壁面の警告
壁面の警告

「頭上注意」の警告はトンネル内の壁面にもありまして、頭を天井に
ぶつけないよう重ねて注意喚起をしています。

■曲がり角のカーブミラー
曲がり角のカーブミラー

トンネル両端の階段の登り口は曲がり角になっていまして、ここには
カーブミラーが設置されています。映りはかなり悪くなっていてよく
見えないのですが・・・。
階段は一応自転車用のスロープもありますが、スロープがかなり
細いこと、階段自体も途中で直角に折れていることから、前回コメント
いただいたようにさすがに自転車で走行される方はいません。結果
として、特段危ないこともないようです。

■トンネル入口(南側)
トンネル入口(南側)

そしてトンネルを南側に抜けると、新丸子東3丁目地区に至ります。
向かって右側が新・フローラルガーデン、左側がブリリア武蔵小杉
になります。
この部分を横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路が横切ることで、物理
的に通行が不可能となるため、この児童用通学路は廃止される
ことになったものです。

さて、今回は消えていく風景の記録ということで、児童用通学路を
北側から南側に抜けていく記録動画を撮影しておきました。丁度
立川行きの南武線がトンネル上を通過しているタイミングで、電車の
音も収録されています。

■児童用通学路 記録動画


ここ最近でもホテル・ザ・エルシィ、旧中原消防署、旧中原警察署
などがなくなりましたが、今後も旧中原市民館中小企業婦人会館
など、施設の更新などにより姿を消していく風景があるものと思いま
す。
上記のような大規模建造物に比べると気づく方は少ないかもしれま
せんが、将来どなたかがこのエントリをご覧になって、「ああ、これ
あったよね、懐かしいね」
と思っていただくことがあれば幸いです。

関連して、最後にちょっと余談ですが。

今現在、10年前の街の様子を探そうとすると難しいのですが、今から
10年後に「10年前の現在」を調べるのはかなり容易
です。日本全国に
ブログ等の情報が膨大に残されていて、Googleが適切なエントリや
画像、動画等を、あいまいなキーワードでも簡単にピックアップして
くれる
からです。
「子どもの頃、あの街のあのへんに、確かあんな感じのものがあった
ような・・・?」と超ローカルな古い思い出をウェブで辿ると、写真がぱっと
出てきて記憶が蘇る、そんな瞬間が生まれるわけです。

そういう点では、無意味に見える何気ないブログエントリの蓄積でも、
時間の経過とウェブの技術によってお金で買えない貴重な記録にも
なりうるのかもしれません。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉駅
武蔵小杉ライフ:再開発情報:新丸子東3丁目地区
2007/5/31エントリ 武蔵小杉再開発:横須賀線武蔵小杉駅説明会
2008/10/1エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路着工と工事図
2009/6/27エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路工事(2009年6月)
2009/10/2エントリ 新丸子東3丁目地区B地区に「ブリリア武蔵小杉」正式発表
2009/10/3エントリ 南武線の児童用トンネルが10/20閉鎖、人道
地下通路を部分供用開始

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2009年
10月17日

中丸子地区・ナイスアーバン中丸子A・Bの用地が更地化

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中丸子地区の平山ファインテクノの本社工場等の取り壊しが完了し、
更地になりました。ナイスによる分譲マンション、(仮称)ナイスアー
バン中丸子A、B
の建設用地となるものです。

■ナイスアーバン中丸子A、B建設用地(長津製作所前より)
ナイスアーバン中丸子A、B建設用地(長津製作所前より)

これは9月上旬に撮影したものですが、この時点ですでにきれいな
更地になっています。
敷地の道路沿いには木造アパートが残されていますが、これは
事業計画内に含まれておらず、このまま残るようです。

■新幹線側より
新幹線側より

先ほどの写真奥に見える新幹線の高架側から現地を見ると、敷地の
全体が見渡せます。今度は写真奥にTHE KOSUGI TOWER
リエトコート武蔵小杉などの高層マンションが見えますね。
建設中でクレーンが見えるのが、(仮称)武蔵小杉新駅前ビルです。

■NEC玉川ルネッサンスシティより俯瞰
NEC玉川ルネッサンスシティより俯瞰

さらにNEC玉川ルネッサンスシティから俯瞰すると、敷地の形状まで
よくわかります。写真手前が15階建てのナイスアーバン中丸子A、
奥が7階建てのナイスアーバン中丸子B
となります。
現地の公示による着工予定はBが2009年12月、Aが2010年3月
なっており、まだしばらくこのままになるようですね。

ナイスアーバン中丸子が完成しますと、中丸子まるっこ公園の周囲を
ぐるりとマンションが囲む形になり、子どもたちがたくさん集まりそう
です。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 C地区
2008/1//27エントリ ホテル・ザ・エルシィ解体開始
2009/2/23エントリ 中丸子地区C地区にナイスの新規分譲マンション
2009/3/16エントリ 中丸子地区C地区にナイスの新規分譲マンション・続報
2009/4/4エントリ ナイスアーバン中丸子Bの計画概要
2009/5/3エントリ ナイスアーバン中丸子A・Bの計画概要揃う
2009/5/21エントリ 島忠市ノ坪店跡地をゴールドクレストが買収
2009/6/15エントリ 中丸子地区・平山ファインテクノ本社工場取り壊し

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2009年
10月13日

府中街道拡幅用地の更地化

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2009/9/9エントリにおいて、府中街道拡幅用地確保のための取り壊し
工事
について取り上げました。その後、取り壊し工事が完了し、現地が
更地になっています。

■都市計画道路 武蔵小杉駅南口線南端のT字路
都市計画道路 武蔵小杉駅南口線南端のT字路

まずは都市計画道路 武蔵小杉駅南口線が府中街道とぶつかる
T字路
からですが、既存の建物がなくなり、残りは電話ボックスのみ
となっています。
電話ボックスさえ撤去すれば不自然なカーブを解消できる状態です
が、今のところ改良工事は始まっていません。更地にしてから1ヶ月
が経過
していますが、現在の状態は交通安全上のリスクもあります
し、早めに改良したほうが良いのではないかと思います。

■T字路から市ノ坪交差点方面を見
T字路から市ノ坪交差点方面を見る

T字路から市ノ坪交差点方面を見ると、府中街道の拡幅スペースと
しての位置づけがよくわかります。

■府中街道拡幅用地の廃墟
府中街道拡幅用地の廃墟

T字路から市ノ坪交差点までについては、この廃墟など、わずかな
部分を除いて拡幅用地が確保されました。廃墟についても、過去
エントリで取り上げたように2008年12月に川崎市による買収が完了
していますが、今のところ取り壊される気配はありません。

■市ノ坪交差点付近の拡幅用地
市ノ坪交差点付近の拡幅用地

もう1箇所は市ノ坪交差点付近の用地ですが、こちらも三角形の
土地が更地になっています。
このまま前方に進むと東急武蔵小杉駅に到達するもので、現在の
計画ではとりあえずそこまでの拡幅を行うことになっています。

■市ノ坪交差点付近の拡幅用地(東側より)
市ノ坪交差点付近の拡幅用地

角度を変えて東側から現地を見ると、隣に前回コメントをいただいた
自転車屋さん、そのさらに隣はリンガーハットがあります。
府中街道はここから東急武蔵小杉駅まで小規模なお店が密集して
並んでいますので、なかなか難しい区間ではないかと思います。

現在のところ、この取り壊し工事がすんでまた次、ということでは
なく、更地にして小休止といった感じです。ただいずれにせよ予定と
しては東横科学~市ノ坪交差点が2011年度、市ノ坪交差点~
東急武蔵小杉駅までが2012年度の完成目標
となっており、少し
ずつ工事が進んでいくものと思います。

■府中街道拡幅マップ
府中街道拡幅マップ

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 府中街道
2007/10/13エントリ 府中街道の歩道
2008/3/11エントリ 府中街道拡幅
2009/2/10エントリ 都市計画道路 武蔵小杉駅南口線の南端完成
2009/5/27エントリ 都市計画道路 武蔵小杉駅南口線全線開通
2009/7/13エントリ 府中街道拡幅・廃墟のゆくえ
2009/9/9エントリ 府中街道拡幅進捗と武蔵小杉駅南口線のT字路

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2009年
10月10日

川崎市が新丸子東第2公園に造園業者を投入

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2009/9/29エントリにおいて新丸子東第2公園が荒れ果てたまま放置
されている件を取り上げてから8日目の10月7日、川崎市環境局が
造園業者を投入
し、除草及び樹木の手入れを行いました。
これにより、新丸子東第2公園は正常化され、綺麗な状態に復旧して
います。

以前の状態と比較もしつつ見ていきましょう。

■新丸子東第2公園の入口(前回エントリ時)
新丸子東第2公園の入口(前回エントリ時)
■新丸子東第2公園の入口(作業後)
新丸子東第2公園の入口

新丸子東第2公園の入口に立った時点で、すでに以前との違いが
わかります。地面やフェンスの雑草が除去されていますね。

■新丸子東第2公園の全景(前回エントリ時)
新丸子東第2公園の全景(前回エントリ時)
■新丸子東第2公園の全景(作業後)
新丸子東第2公園の全景

先日までは公園全体を多い尽くしていた雑草が、完膚なきまでに
除草
されています。

■遊具があった場所(前回エントリ時)
遊具があった場所(前回エントリ時)
■遊具があった場所(作業後)
遊具があった場所(作業後)

前回取り上げたスプリング遊具があったはずの場所ですが、除草
した結果、やはりなくなっていたことがわかりました。

■遊具の跡地?(作業後)
遊具の跡地?

また、除草された地面に、かつては木の柱が立っていたような跡
4つ確認できました。これは遊具の跡地ではないでしょうか?

■木の柱の跡(拡大)
木の柱の跡(拡大)

拡大してみると、木の柱を切除した跡がよくわかります。
2つ残されていたスプリング遊具もなくなってしまいましたが、それ
以外にも何らかの遊具があったものと思われます。

■手入れされた樹木(作業後)
手入れされた樹木(作業後)

パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーの公開空地との
境界の樹木もきちんと剪定され、手入れされています。最初の全景
の写真の奥を見比べると、一目瞭然ですね。

■公園の端に落ちた柿の実(作業後)
公園の端に落ちた柿の実

公園の端の住宅沿いの部分には、柿の実がたくさん落ちていました。
これは、隣の住宅の敷地にある柿の木が、公園の上まで枝を伸ばし、
実を落としているものです。
雑草だらけのときには気付きませんでしたが、こんな季節感を感じ
させるものがあった
のですね。

■隣接のJR東日本の敷地
隣接のJR東日本の敷地

■JR東日本の掲示
JR東日本による掲示

前回コメントで話題に上った隣接地ですが、これはJR東日本の敷地
であることが現地で確認できました。あまり使われていないようです
が、空地のような部分はJR東日本の駐車場となっています。

■「新丸子立坑」
新丸子立坑

地上の小さな建造物を確認すると、「新丸子立坑」というさびついた
看板がかろうじて読み取れました。
立坑とは、地下の水平坑道に人員や物資を搬入するための縦穴
ことですので、この付近にJRが保有する地下トンネルにつながって
いる
、ということでしょう。
この場所でJRの地下トンネルというと、おそらくは武蔵野貨物線の
地下トンネル
ではないかと思います。

     ※         ※         ※

さて、新丸子東第2公園の話に戻りますが、9月29日の夜に前回の
記事を開示してから8日目
に川崎市が動いた、ということで、記事が
関係部門に伝わってから
造園業者への発注決裁、手続きを考えると
大体そんなところ
かな、というのが一言での感想です。
行政でも武蔵小杉ブログをお読みになっている方は多いですし、
または一般のどなたかが連絡をされたのかもしれません。

結局のところ、どれだけ放置していても迫られればやるのです。
迫られなければやらない、ともいえますが・・・。

とりあえず、遊具はなくても十分に使えるスペースになりましたので、
良かったです。
川崎市環境局のとの意見交換会にあたって、2009/3/9エントリ
コメントで皆さんに託された要望の一部に応える結果に(時間がかか
ってしまいましたが)なり、お受けした以上一定の責任がありましたの
で安堵しています。
3月に写真入り資料で川崎市環境局には直接伝えているのですから、
その時点で動いてくれればよかったのですが・・・。

なお、今回の造園業者が入るよりも先に、前回コメントいただいた
公園井戸端会議さんも有言実行で、2日間に渡ってカマ持参で除草
などをある程度された
そうです。
通常は造園業者が作業をしてくれない入口フェンス際の雑草も除去
してくださった
そうで、現在では入口フェンスの見通しが非常によく
なっています。

■入口フェンスの見通し(作業後)
入口フェンスの見通し

外からでもはっきりと公園内が見えるようになっていて、防犯上も
良い状態
になったと思います。
公園井戸端会議さん、お疲れ様でした。

・・・というわけで、ここまでのいきさつはさておき、良い状態になった
ことは間違いありません。折角のスペースですので、今後の環境
維持も含めて有効活用していけると良いですね。

■新丸子東第2公園の所在地
新丸子東第2公園の所在地

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 新丸子東第2公園
2007/10/31エントリ 武蔵小杉の公園管理:小杉御殿町2丁目公園
2009/3/9エントリ 公園井戸端会議プロジェクトに参加
2009/3/11エントリ 公園井戸端会議と、オリーブの木
2009/8/9エントリ 中原区の公園行政について、川崎市環境局との意見交換会
2009/9/18エントリ 犯罪のないまちづくり
2009/9/29エントリ 再開発地区・新丸子東第2公園の現状と公園管理

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2009年
10月08日

NEC玉川ソリューションセンター建設中

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NEC玉川ルネッサンスシティの南側、小杉駅東部地区D地区におい
て、NEC玉川ソリューションセンターの建設が進んでいます。

■NEC玉川ソリューションセンター
NEC玉川ソリューションセンター

予定よりもエントリが遅くなったため、今回の写真は8月下旬のもの
で1ヶ月以上が経過しています。現在ではもう少し工事が進んでいま
すが、この段階でもすでに鉄骨が組みあがり、建物全体の形状が
見えてきています。

■向河原側より
向河原側より

ちょっと角度を変えて、南武線を挟んだ向河原駅の東側より撮影
したものです。北側のNEC玉川ルネッサンスシティと近接している
ことがわかります。
写真右端には、向河原駅のホーム南端が見えますね。

■南側より
南側より

さらにぐるりと回って、南側から見るとこのようになります。NEC玉川
事業場の研修所や、NECレッドロケッツ玉川アリーナなどが並んで
いるエリアです。
南側から見ると、写真手前からNEC玉川ソリューションセンター、
NEC玉川ルネッサンスシティサウスタワー、ノースタワーの順番

ビルが並び、東側(写真右)にスライドしつつ背の順になっている
ことがよくわかります。

・ソリューションセンター 12階建て 64.5m(一部塔屋)
・ルネッサンスシティサウスタワー 26階建て 高さ116m
・ルネッサンスシティノースタワー 37階建て 高さ156m


また、最近では品川のソニー本社など、環境負荷軽減をテーマに
したオフィス
が増加していますが、このNEC玉川ソリューションセン
ターもCo2排出量50%削減
(従来オフィス費)等を謳っています。

■NECプレスリリース NECが“人と地球にやさしい”エコロジーな
次世代オフィスを建設

http://www.nec.co.jp/press/ja/0811/2501.html

ソリューションセンターに先立って建設されたNEC玉川ルネッサンス
シティも同様
で、昼間に自動的に照明を調整するシステムや自家
発電装置などによりビル運用エネルギーを41%削減しているほか、
建設時の廃棄物を50%削減、また将来的なビルの解体も想定し、
リサイクル可能な資材(エコマテリアル)を97%使用して建設され
ています。
(上記のような明確な数値はリリースに明記されていないものの、
同様の対応はソリューションセンターにも引き継がれています)

今後もNEC玉川事業場にNECグループの拠点集約が進んでいく
かもしれませんが、環境負荷軽減という観点がもはや常識となり
つつあるようです。

このNEC玉川ソリューションセンターの完成は2010年4月を予定
しており、丁度横須賀線武蔵小杉駅の開業と同じタイミングとなり
ます。位置的に向河原駅の方が最寄りとなりますが、横須賀線で
通勤される方もいらっしゃるのでしょうね。

■向河原駅前広場公園から見たNEC玉川ソリューションセンター
向河原駅前広場公園から見たNEC玉川ソリューションセンター

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区 D地区
2007/8/9エントリ 武蔵小杉再開発:NEC玉川事業場建替え

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2009年
10月05日

横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路と綱島街道トンネル

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一昨日取り上げた児童用トンネルの閉鎖・人道地下通路供用開始と
重なる話なのですが、2009/7/30エントリ以降も、南武線ホームから
横須賀線武蔵小杉駅をつなぐ連絡通路
の工事が進んでいます。

■南武線をまたく跨線橋
南武線をまたぐ跨線橋

前回は鉄骨が組まれただけという感じでしたが、この時点ではコンクリ
ートの床面
が出来上がっています。現在では屋根の一部も鉄骨が
組みあがりつつあるようです。
写真奥が南武線ホームで、ホームの先端からこの跨線橋につながる
ことになります。

■跨線橋の横須賀線側階段
跨線橋の横須賀線側階段

跨線橋の横須賀線側を見ると、階段の形状ができているのが確認
できます。階段の隣(写真奥)には、エスカレーターが設置されると
思われるスペースがあります。

■跨線橋より横須賀線方面
跨線橋より横須賀線方面

跨線橋の階段を降りて、横須賀線方面へと連絡通路は続くことに
なりますが、ここはまだまだ工事中です。連絡通路が地下に潜り、
また一昨日のエントリで取り上げたように、南武線をくぐる南北連絡
通路も設置
されます。

さて、写真奥には綱島街道の「上丸子跨線橋」が見えますが、その
下にトンネルが穿たれています。

■上丸子跨線橋下部のトンネル工事
上丸子跨線橋下部のトンネル工事

ズームしてみると、上丸子跨線橋の土手だった部分がトンネルに
なりつつある
のがわかります。

■上丸子跨線橋下部のトンネル工事
上丸子跨線橋下部のトンネル工事

横須賀線武蔵小杉駅への連絡通路は、新幹線への干渉が発生した
ため工事が遅れ、2010年3月の開業時には地上を通る暫定通路で
乗換えを行う
こととなりました。
ただ、地上を通るにしても綱島街道の土手を超える必要があります
ので、暫定連絡通路はこの付近を通行することになるのではないか
と思います。
なお、上丸子跨線橋の土手の除去については、もともと綱島街道の
拡幅工事
において予定されていました。

今回はこんなところですが、さすがに開業まで半年となると、ホーム、
ロータリー、連絡通路とそれぞれに形が見えてくるものですね。
最終的な工事完了までは長い道のりですが、引き続き追っていき
たいと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉駅
2007/5/31エントリ 武蔵小杉再開発:横須賀線武蔵小杉駅説明会
2007/10/10エントリ 横須賀線武蔵小杉駅工事の進捗
2008/1/31エントリ 横須賀線武蔵小杉駅・駅前交通広場の図案
2008/3/14エントリ 横須賀線武蔵小杉駅トンネル工事
2008/10/1エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路着工と工事図
2008/10/9エントリ 横須賀線武蔵小杉駅のイメージパース
2008/10/24エントリ 横須賀線武蔵小杉新駅完成が1年遅れ、仮設での開業に
2009/3/20エントリ 横須賀線武蔵小杉新駅ロータリーの最終図面
2009/4/17エントリ 綱島街道・上丸子跨線橋の仮管路設置工事
2009/5/7エントリ 横須賀線武蔵小杉新駅の駅舎現る
2009/5/19エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路跨線橋工事開始
2009/6/27エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路工事(2009年6月)
2009/7/18エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリー工事(2009年5月~6月)
2009/7/28エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリー工事(2009年7月)
2009/7/30エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路工事(2009年7月)
2009/8/13エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリー工事(2009年8月)
2009/8/24エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の駐輪場
2009/9/3エントリ 横須賀線武蔵小杉駅、線路切り替え直前
2009/9/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅線路切り替え工事完了
2009/9/7エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリーの駐輪場と照明
2009/9/10エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリーの屋根
2009/9/12エントリ 横須賀線武蔵小杉駅駐輪場の、イメージパースと工期と工事費
2009/9/13エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の旧下り線撤去完了
2009/9/22エントリ 横須賀線武蔵小杉駅工事に伴う徐行2009/10/3エントリ 南武線の児童用トンネルが10/20閉鎖、人道地下通路を
部分供用開始

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2009年
10月03日

南武線の児童用トンネルが10/20閉鎖、人道地下通路を部分供用開始

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南武線を地下でくぐる児童用通学路が2009年10月20日10:00に
閉鎖
されることとなり、同時に横須賀線武蔵小杉駅連絡通路と併せ
て工事が行われている新しい人道地下通路が部分的に供用開始
されることとなりました。

■児童用通学路の入口(南側)
児童用通学路の入口(南側)

現在、児童用通学路の入口や内部にお知らせが掲示されています。

■児童用通学路閉鎖・人道地下通路供用のお知らせ
児童用通学路廃止・人道地下通路供用のお知らせ

この「子供トンネル」とも呼ばれる児童用通学路は、これまでにも
取り上げてきましたが、南武線をまたぐ使いやすいルートが他に
無いこともあり、その名称とは裏腹に大人も多く利用する通路となっ
ています。

■児童用通学路の内部
児童用通学路の内部

しかしながらご覧の通り天井が非常に低く、自転車では通行しにくい
など以前から地域の課題となっていました。
この児童用通学路を、横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路設置工事と
併せて改良し、大人も通行できる人道地下通路とすることは、当初の
工事説明会等でも事前に告知がなされていたものです。
2007/5/31エントリ参照)

新しい人道地下通路は事前の告知どおり従来より東急武蔵小杉駅
寄り
になりまして、概ね下記に示した位置になります。

■新しい人道地下通路の位置
新しい人道地下通路の位置

現在の工事の進捗を見ると、まだまだ工事中ではありますが、一応
写真右端には地下通路の入口となるスロープの白い壁が確認でき
ます。
また、南武線の下にトンネルができていることも、以前の写真と比べ
るとわかりやすい
かと思います。

■2009/10/1エントリ時点での人道地下通路予定地
人道地下通路予定地

この時点では、まだ旧・フローラルガーデンが建っていますね。人道
地下通路が建設された部分の南武線の線路を見比べると、その部分
だけ形状が変わっており、現在ではトンネルの施工がなされたことが
わかります。

ただし、写真を見ても判るとおり現在も工事は進んでいる最中で、
今回供用開始となる人道地下通路には制約があります。

・22:00~6:00の間は通行ができません。
・エレベーターはまだ使用できません。
・通路の一部の屋根がまだ未完成です。

完成は2010年2月頃とのことで、横須賀線武蔵小杉駅の開業より
一足先に完全供用となるようです。

まだ未完成の状態で供用開始する理由は、現在の児童用通学路の
南側入口部分は、横須賀線武蔵小杉駅連絡通路の工事が横切る
ことで封鎖されてしまう
ためであると思われます。
横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路は待ったなしの状態ですので、
10月20日に現在の児童用通学路を閉鎖した後、連絡通路をつなげ
る工事を急ピッチで進めることになるのでしょう。

新しい連絡通路が具体的にどのような通路かは通ってみないとわか
りませんが、少なくとも従来よりは使いやすいものになっているので
はないかと思います。
特にエレベーターの設置は、周辺のバリアフリーアクセスの向上
寄与するのではないでしょうか。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉駅
2007/5/31エントリ 武蔵小杉再開発:横須賀線武蔵小杉駅説明会
2008/10/1エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路着工と工事図
2009/6/27エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路工事(2009年6月)

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