武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2008年
10月06日

中原警察署新庁舎で、免許更新

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先日、免許の更新で中原警察署に行ってきました。建て替えられて
新庁舎になってからは、初めて庁舎内に入りました。

■中原警察署 新庁舎
中原警察署新庁舎

コンクリート打ちっぱなしの中原警察署新庁舎です。先日の小杉駅
周辺まちづくり推進地域構想説明会
におけるまちづくり局のコメント
(中原警察署に問い合わせたもの)によると、「威厳を示すため」
ものだそうです。

■中原交通安全協会
中原交通安全協会

さて、免許を更新するには、最初に新庁舎の手前、府中街道寄の
小さな建物(中原交通安全協会)で印紙の購入などをすることが
必要です。ここで事前の更新内容や書類のチェックも行い、必要が
あれば写真撮影も行います。

■中原警察署の表札
中原警察署の表札

中原交通安全協会で受付を済ませたら、いよいよ中原警察署新庁舎に
入ります。入り口には、木彫りの立派な表札が出ています。

■中原警察署新庁舎内
中原警察署新庁舎内

中原警察署の中に入ると、やはりできたばかりの新しい庁舎で、明るい
雰囲気でした。カウンターが木でできているのが、コンクリートの硬い
質感を中和する感じだったと思います。

免許更新で訪問する方が大半で、更新窓口は正面のわかりやすい
場所にありました。

さて、違反の有無によって内容も異なりますが、最短で30分の講習
受けねばなりません。

■講習室
講習室

講習室には椅子がたくさんありましたが、すいていましたね。最近の
道交法の改正点などのレクチャーを受けたのち、ビデオを視聴しま
した。

■事故なしキャンペーン
事故なしキャンペーン

さて、最後にもう一度郵送の手続きのために中原交通安全協会に
行くと、そこで梨を1個いただきました。これは、「事故なしキャンペー
ン」
で配っているものなのだそうです。

「梨」と事故「なし」をかけたものですが、梨は川崎市の名産で、「多摩
川梨」
と呼ばれていますね。ちょうどシーズンでもありましたので、
この時期だけのキャンペーンではないでしょうか。

「わたっちゃえ!」 その一言が 命取り

と、交通安全のフレーズが書かれた短冊には折鶴もついていたり
して、結構手がかかっていたと思います。ボランティアの方などが
ひとつひとつ作っているのでしょうか。

で、この梨、家で食べてみたら甘くておいしかったです。無料で配って
いるものなので、正直なところあまり期待はしていなかったのですが、
なかなかいい梨でした。多摩川梨(だと思うのですが)、あなどれない
ですよ。

さて、MOTOSUMIst NEWSで知ったのですが、2009年1月4日受付
分から神奈川県警では運転免許証が変わる
そうです。変造防止の
ためにICチップが埋め込まれるほか、プライバシー保護のために
本籍欄が空白になるものです。

■神奈川県警/運転免許証がICカード化されます
http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mes83080.htm

■MOTOSUMIst NEWS 運転免許証が変わるそうです
http://news.motosumist.net/story.php?title=%E9%81%8B

これにより、免許証の厚みが0.5mmから0.76mmになるほか、更新
料が450円ほど引き上げられます。

免許証については偽造が問題になっていますので、それに対応した
必要な措置ということだと思います。今回の私の免許証は旧来のもの
で、ICカードになるのは次回まで持ち越しになりました。

ともあれ、無事に免許更新もできまして、中原警察署の新庁舎も見る
ことができて、梨もおいしかったので良かったです。幸いにして事故に
あったことはないのですが、引き続き交通安全につとめたいと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 中原警察署
2008/4/27エントリ 中原警察署、新庁舎に移転
2008/9/18エントリ 小杉駅周辺まちづくり推進地域構想説明会・質疑応答編(上)
中原警察署 公式ウェブサイト
タウンニュース中原区版 交通死亡事故ゼロ・過去10年で最長の316日

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2008年
10月05日

パークシティ武蔵小杉の案内標識

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現在、パークシティ武蔵小杉の敷地内において、周辺の歩道の行先を
示す案内標識の設置が行われています。

■パークシティ周辺の案内標識
パークシティ武蔵小杉の案内標識

こちらはミッドスカイタワーの敷地内、新中原市民館付近の植栽ですが、
写真中央に案内標識のポールが立っています。こちらですとちょっと
小さくてわかりにくいですね。

■パークシティの案内標識(拡大)
パークシティ武蔵小杉の案内標識(拡大)

拡大してみると、ビニールに覆われてはいますが、案内標識の内容が
判読できます。
「JR・東急武蔵小杉駅」
「ステーションフォレストタワー」
「かわさき市民活動センター」
などと、矢印の形状の標識にそれぞれ表示されていますね。

こういった案内標識はなかなか見た目にも実用上もいいと思うのです
が、パークシティ武蔵小杉の敷地内で局地的にあるよりは武蔵小杉駅
周辺で統一して横断的に展開
するのがより良いと思います。
武蔵小杉駅周辺が難しければ、これだけ同時期に開発を行う広大な
再開発エリアだけでも統一コンセプトで進められれば街の統一感も
生まれ、魅力向上になった
と思うのですが。

先日のエントリでレポートした「小杉駅周辺まちづくり推進地域構想」
でもたびたびまちづくり局から「導線づくり」「サインを設置していく」
いう言葉がありました。
そこで想定していたものと、方向性としては同じものではないかと思い
ます。

再開発時にあらかじめ義務付けて一緒にやってしまえば簡単だった
ことも、今からですといろいろ調整が発生して難しい部分が出てきます。
放っておけば個別の土地を取得したデベロッパーが、それぞれ個別に
マンションなどを建てるだけの話になるのは当然の成り行きです。

そうした横断的なグランドデザインの旗振りをするのは行政しかありま
せんから、やはりそうしたまちづくり構想が開発の当初から用意されて
いれば良かったのでしょう。

それはさておき、上記の写真の看板ですが、横須賀線武蔵小杉駅
できたら直さないといけないですね。同一駅名での遠距離乗り換え
発生することも踏まえると、デザイン統一できるかどうかは別として、
こういった案内標識が再開発エリアにもう少し必要になってくるのでは
ないかと思います。

【関連リンク】
2008/6/13エントリ パークシティ武蔵小杉の公開空地・2008年5月
2008/9/17エントリ 小杉駅周辺まちづくり推進地域構想説明会・説明編
2008/9/18エントリ 小杉駅周辺まちづくり推進地域構想説明会・質疑応答編(上)
2008/9/19エントリ 小杉駅周辺まちづくり推進地域構想説明会・質疑応答編(下)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 D・E地区

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2008年
10月03日

中丸子地区に(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(南)を開発

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横須賀線武蔵小杉新駅前広場に面して開発される野村不動産の
オフィスビル、「(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(北)」に隣接して、
「(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(南)」が建設されることがわかり
ました。

この南棟に関しては、(北)の名称や敷地面積から推測できるもの
ではありましたが、正式に確認ができたものです。

「(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(南)」の基礎的なデータおよび(北)との
比較は以下の通りです。

■(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(南)の概要と(北)との比較
  新駅前ビル(南) 新駅前ビル(北)
敷地面積 3,199㎡ 4,422㎡
建築面積 1,490㎡ 2,197㎡
延床面積 9,147㎡ 24,703㎡
階数 地上6階・地下1階 地上14階・地下1階
地域・地区 工業地域・防火地区 工業地域・防火地区
所在地 中丸子35-4他2筆 中丸子13-2他3筆
竣工予定 2010年3月 2010年3月

(南)は(北)に比べると小規模な建物であることがわかります。用途は
こちらもオフィスビルとなり、デザインもほぼ同じような感じですから
兄弟ビルのようなかたちになります。

■(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(南)イメージパース
(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(南)イメージパース

■(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(北)イメージパース
(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(北)イメージパース

パースで同じ大きさで見ると、区別がつきにくいのですが、よく見ると
階数が違います。1階はかなり天井が高い造りになっていますね。

この新駅前ビル(南)は、その名前の通り、新駅前ビル(北)の南側に
隣接
して建設されることになります。ちょうど、昨日のエントリで取り
上げた三井のリパークにも隣接するエリアですね。THE KOSUGI
TOWER
の真東にあたります。

■(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(南)建設予定地
(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(南)建設予定地

以前もここには不二サッシの本社ビルが建っていましたので、ビルが
建てかわったかたちになりますね。

■不二サッシ本社ビル(2007年10月頃、取り壊し中)
不二サッシ本社ビル(2007年10月頃、取り壊し中)

こちらは以前撮影していた不二サッシの本社ビルです。

さて、新駅前ビル(南)の完成予定は2010年3月となっており、(北)
と同時に完成することになります。工事も一体で行われるということ
なのでしょう。(北)と同じように「建設計画のお知らせ」は行われて
いないようですが、これは着工時期の違いか、規模が小さいためで
しょうか。

さて、これで中丸子地区もほぼ再開発の顔ぶれが出揃ったかたち
になりました。長津製作所の工場など一部を除いて、ほぼ地区全域
が短期間に(2010年3月までに)更新されることになります。

■中丸子地区の事業(赤字は工事中)
・リエトコート武蔵小杉
・THE KOSUGI TOWER
・R-Styles武蔵小杉
・(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(北)
・(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(南)
・三井のリパーク
・ロイヤルパークス武蔵小杉
・プラウド武蔵小杉グリーンフロント
・中丸子まるっこ公園
・シティハウス武蔵小杉

あらためて見てみると、中丸子地区は今一番工事中の多いエリア
ですね。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 B地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 C地区
2008/5/28エントリ 中丸子地区に14階建てオフィス・商業ビル公表
2008/7/30エントリ (仮称)武蔵小杉新駅前ビル(北)の計画図
2008/10/2エントリ 中丸子地区の三角地帯が三井のリパークに
長津製作所 公式ウェブサイト

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2008年
10月02日

中丸子地区の三角地帯が三井のリパークに

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武蔵小杉再開発エリアの中丸子地区B地区に、ずっと謎の三角地帯が
あったのですが、コインパーキングのチェーン「三井のリパーク」が近日
オープンすることになりました。

■中丸子地区の三角地帯
中丸子地区B地区の三角地帯

■三角地帯の拡大
三角地帯の拡大

これは、先日撮影したもので、この時点ではまだ更地の状態です。
都市計画道路 武蔵小杉駅南口線沿い、武蔵小杉駅新駅前ビル(北)
ロイヤルパークス武蔵小杉にはさまれた三角形の土地になってい
ます。
写真右手はTHE KOSUGI TOWERの公開空地が見えています。

■コインパーキング設置工事
中丸子地区のコインパーキング

少し前まで1枚目の写真のような更地だったのですが、数日前に
工事が始まり、あっという間に三角地帯のアスファルト舗装が完了
しています。

■フェンスの設置
フェンスの設置

道路に面していない敷地の外周にはフェンスが張られ、

■仕切りの設置
仕切りの設置

敷地の中ほどには、鉄製の仕切りが設置されています。すぐに完成
してしまいそうな勢いですね。

■三井のリパークの看板
中丸子地区の三角地帯

今日の段階で、すでに白線も引かれ、道路沿いには駐車場の看板が
立っています。前述の通り、三井不動産販売の展開する「三井のリパ
ーク」
です。近日オープンとの看板も出ていました。

■三井のリパーク 公式ウェブサイト
http://www.repark.jp/

フーディアム武蔵小杉の駐輪場「チャリパ武蔵小杉」も、同じく三井
不動産販売が運営するものでしたね。

遊休地を活かすのに、平地式の駐車場というのは非常に手軽なよう
です。見たところ、コストもさほどかかっていないでしょう。用途としては
さしあたり妥当なところではないかと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 B地区
2008/5/29エントリ チャリパ武蔵小杉
2008/7/5エントリ ロイヤルパークス武蔵小杉
2008/7/30エントリ (仮称)武蔵小杉新駅前ビル(北)の計画図

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2008年
10月01日

横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路着工と工事図面

hatsushimo.gif

横須賀線武蔵小杉新駅の工事が引き続き進められていますが、
先日、南武線ホームと横須賀線ホームを結ぶ連絡通路が着工
なりました。
それにあわせて、横須賀線武蔵小杉新駅工事の新しい図面が開示
されています。

■横須賀線武蔵小杉新駅工事の図面
横須賀線武蔵小杉新駅工事の図面

横須賀線ホームと駅舎については以前の工事説明会資料と比べて
特筆すべきことがありませんので、連絡通路部分を拡大して見て
みましょう。

■横須賀線武蔵小杉新駅工事の図面(連絡通路)
横須賀線武蔵小杉新駅工事の図面(連絡通路)
(※図面中、色文字は武蔵小杉ライフにて付加したものです。)

連絡通路は南武線下り線に接続されていますので、上り線からは
乗換こ線橋を渡って線路をまたぐことになります。以前の工事説明
会資料では、こ線橋の上り線側には階段しかなかったのですが、
今回の図面では両側に階段+エスカレーターが設置されることに
なっています。仕様がよくなっていますね。

また、当初(2007年5月)の工事説明会資料から比べて、乗換こ線橋
の近く、横須賀線側に人道地下通路が付加されています。

この人道地下通路は、南武線の北側と南側にそれぞれ入り口となる
階段があり、南武線の横断トンネルとなっています。また、横須賀線
武蔵小杉駅の連絡通路にもつながる
ような形状になっています。

これが一般に利用でき、かつ連絡通路にも入れるものだとすると、
ここに改札口が必要となりますが、これまでのJR東日本と川崎市の
協議ですと、改札口は横須賀線新駅前広場側の1箇所のみとなって
います。

となると、この人道地下通路は一般の方が利用して南武線を横断
できるが、連絡通路には職員しか進入できない
もの、というかたちに
なるのではないかと思います。

■人道地下通路予定地(写真右がフローラルガーデン)
人道地下通路予定地

ここに無人の自動改札機だけでもあると便利ではありますが、コスト
面から難しいところですかね。

ところで、この人道地下通路が現状の狭隘な児童通学路の代替と
なるものなのでしょうか。従来の情報ですと70m武蔵小杉駅側に
移動することになっていましたが、今回の図面ですと一番大きく見て
も70mは移動していませんね。
しかしながら、地下通路を近くに重複させることはないでしょうから、
これが該当するものなのでしょう。

■南武線下部児童用通学路
南武線下部児童用通学路

さて、もう1点気になったのは、南武線沿い、新丸子東3丁目地区
B地区
にあるマンション、フローラルガーデンとの兼ね合いです。

■横須賀線武蔵小杉新駅連絡通路(再掲)
横須賀線武蔵小杉新駅連絡通路(再掲)

今回の図面ですと、フローラルガーデンのような建物と南武線の
間ぎりぎりを連絡通路が通り、建物には干渉しないように見えます。

しかし、現況をGoogleの航空写真で確認すると、

■連絡通路付近の航空写真

大きな地図で見る

航空写真中央、やや右寄りのフローラルガーデンは、あきらかに
左端の東京機械製作所社宅よりも南武線に近い位置にあり、今回の
図面とは矛盾しています。
描画されているのがフローラルガーデンではないのか、とも一瞬
思いましたが、航空写真を見てもわかるとおり、建物の形状がその
ものなんですよね。

連絡通路が地下に入るのは綱島街道の直前、新丸子東3丁目地区
C地区
あたりになりますので、連絡通路が図面どおりの形状だとする
と、フローラルガーデンを取り壊さないと連絡通路は完成しないはず
ですね。

いずれにせよ、フローラルガーデンは南側にも東京建物の「武蔵小杉
F1地区分譲マンション」
が20階建てで建設されることになり、こちらも
敷地がぎりぎりのところです。

■(仮称)武蔵小杉F1地区分譲マンション計画図面
(仮称)F1地区東街区計画図面

こちらもぎりぎり建物が干渉しないとしても、バルコニー側の真南に
至近距離に密着して20階建てマンションが建つことは考えにくい

ですから、やはり取り壊しと考えるのが自然ではないかと思います。

ただ、今のところ特段の動きが見えないのは気になるところですね。
連絡通路も着工したわけで、取り壊しにするのであればそろそろ・・・
というところではないでしょうか。

引き続き、横須賀線武蔵小杉駅の工事については進捗を追って
いきたいと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉駅
武蔵小杉ライフ:再開発情報:新丸子東3丁目地区
2007/5/31エントリ 武蔵小杉再開発:横須賀線武蔵小杉駅説明会
2008/6/24エントリ 新丸子東3丁目地区に東京建物20階マンション
2008/8/11エントリ (仮称)武蔵小杉F1地区分譲マンションの公示
2008/9/8エントリ 横須賀線武蔵小杉新駅の橋脚

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2008年
09月26日

ホテル・ザ・エルシィ跡地の外壁撤去

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2008/9/12エントリにおいて、ホテル・ザ・エルシィの解体が完了した
ことをご紹介しましたが、その後作業も進み、現場の周囲を覆う壁が
完全になくなり、金網になっています。

■ホテル・ザ・エルシィ跡地
ホテル・ザ・エルシィ跡地

ずいぶんすっきりした印象ですね。以前の写真と比べてみましょう。

■ホテル・ザ・エルシィ跡地(2008/9/12エントリ時点)
ホテル・ザ・エルシィ跡地(2008/9/12エントリ時点)

このときには、まだ白い壁に覆われていて、視界がひらけていません。

■ホテル・ザ・エルシィ跡地内
ホテル・ザ・エルシィ跡地内

跡地内もすっかりきれいな更地になっています。長方形なので、
なんとなくフットサルやバスケットボールなどがプレイできそうな敷地
です。南部沿線道路沿いですから、とりあえず駐車場あたりが無難で
収益も出ると思いますが。

さて、上記の写真は数日前のものですが、本日のエルシィ跡地
すでに動きがありました。

■本日のホテル・ザ・エルシィ跡地内
本日のホテル・ザ・エルシィ跡地内

敷地内に資材が準備されているのが見えますね。ブロック塀と、
左側に見えるのはこれはメッシュフェンスです。ここから察するに、
このあとは周囲を、下部ブロック塀+上部フェンスの低い壁で囲う
ことになるのでしょう。

そう考えると、やはり駐車場が有力でしょうかね。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2008/5/14エントリ エルシィ跡地、NEC小杉ビルと一体開発
2008/8/6エントリ ホテル・ザ・エルシィが消えた日
2008/8/15エントリ ホテル・ザ・エルシィ跡地にオフィスビルを企画
2008/9/12エントリ ホテル・ザ・エルシィ解体完了

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2008年
09月23日

パークシティ武蔵小杉の進捗・2008年9月

hatsushimo.gif

さて、今日は久しぶりにパークシティ武蔵小杉の工事の進捗を
見てみましょう。建物はほぼ外見上完成しており、一部敷地での
工事が行われている程度になっています。

■綱島街道との交点
綱島街道との交点

これは都市計画道路 武蔵小杉駅南口線綱島街道と交わるところ
で、従来は東京機械製作所沿いの道路がそのままストレートに綱島
街道にぶつかっていた部分です。

東京機械製作所沿いの道路が都市計画道路4号として途中で曲げ
られ、武蔵小杉駅南口線に一旦出るようになったことにより発生した
三角地帯を緑地帯や歩道として整備しているものです。

2008/1/25エントリでコメントいただいたところによると、防災倉庫
できるそうで、確かに写真を見てもクリーム色の建造物が出来上が
っています。建物の屋上を緑化することにより、あまり目立たない
ようにしてありますね。
この感じですと、東京機械製作所沿いからショートカットして強引に
緑地帯を突っ切って綱島街道に出ることは難しそうです。

■ミッドスカイタワーのエントランス
ミッドスカイタワーのエントランス

こちらは、ミッドスカイタワーのエントランスです。武蔵小杉駅南口線
沿いに看板が出ています。左側は「MID SKY TOWER」とありますが、
右側の赤い看板は・・・。

■ベネッセチャイルドケアセンターの看板
ベネッセチャイルドケアセンター

よく見ると、ミッドスカイタワーの低層部に入る認可保育園、ベネッセ
チャイルドケアセンター
の看板でした。

■ベネッセチャイルドケアセンター 公式ウェブサイト
http://www2.benesse-style-care.co.jp/bcc/

この認可保育園の設置については、2007/7/9エントリで取り上げ
ましたが、定員60名の認可保育園として設置されるものです。
こちらはどのくらいの倍率になるものか、気になるところではあります。

今回はミッドスカイタワー側のみのレポートになりましたが、ステー
ションフォレストタワーはいよいよ11月に入居開始となります。ほぼ
工事も収束に向かっているところのようですね。

【関連リンク】
2007/7/29エントリ パークシティ武蔵小杉の保育施設
2008/1/25エントリ パークシティ武蔵小杉の都市計画道路4号
2008/6/13エントリ パークシティ武蔵小杉の公開空地・2008年5月
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 D・E地区

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2008年
09月19日

小杉駅周辺まちづくり推進地域構想説明会・質疑応答編(下)

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昨日のエントリに引き続き、9月16日(火)に行われた「小杉駅周辺
まちづくり推進地域構想(素案)」
の説明会における質疑応答のレポ
ートです。今回で打ち止めですので、また少々長いですがお付き合い
ください。

前回もご説明したとおり、質問および回答の文言については、大意を
なるべく正確に再現しておりますが、意味がとりやすいように編集・
要約を加えており、実際の言葉とは同一ではないことをあらかじめ
ご了解ください。

それでは、質問6~12を以下にまとめております。

■質問6
等々力緑地「緑の核」ということになっていますが、武蔵小杉駅から
そこまで20分も歩いて、途中に何もない。歩いて楽しめるような商業
施設など、何かのコアが必要ではないですか?

●回答6
「緑の核」に向けて誘導するように、歩道にふろん太くんのタイルを
敷き詰めたり、何らかのサインを設置したい
と考えています。また、
現在は武蔵小杉駅から等々力緑地まで皆さんバラバラのルートを
通っているのですが、これも導線を確立して集約していきたいと思い
ます。

■質問7(質問6と同一の方)
フロンターレの試合を見に行くときは、確固たる目的が歩行者にある
のでいいですが、そうでないときには何らかのコアが必要なのでは
ないですか?

●回答7
これはPRの仕方次第と考えています。さまざまなPR媒体を利用して、
折に触れて都度広報活動をしていきたいと思います。

■質問8
「研究開発市街地」とあるけど、具体的にどんな研究施設を誘導する
の?今、企業がいろいろな場所で「P1」「P2」とされる研究施設を作っ
ている。川崎市としてのガイドラインはあるの?放っておけば企業は
どんどん作るよ。
地下鉄は結局できるの? 報道によると、川崎市は計画を出したり
ひっこめたりで、だいぶ国の怒りをかっているようだけど。
③これ以上高層ビルを建てて人を増やすの? 地方から人をこれ以上
引き抜いて、小杉だけ栄えればいいの? 日本の食料自給率が落ちて
いて、いざ輸入ができなくなれば生きていけなくなるよ。要するに何が
言いたいかというと、やりすぎるな、と言っているんですよ。
④この地域構想を作っているコンサルタントはどこか?

●回答8
①研究施設というのは、要するにNECのことで、NECの研究開発の
核になる、ということですね。
②地下鉄については、川崎市長もやめるとは言っておりませんで、
どうしたら最も採算が取れて、市民の皆様に歓迎していただける
ものになるのか、模索しているところでございます。
③小杉の町を更新するには民間活力の利用が必要になります。
民間を活用するには採算性が重要になりまして、建物を上に伸ばし
て緑地帯を作る、それによって人口が増えるわけですが、許容範囲
ではないかと考えております。
ただ、それに基盤が追いつかないと困ります。道路整備などをあわ
せて行うことで、基盤を補完していきたいと覆います。
都市環境研究所です。

■株式会社都市環境研究所
http://www.urdi.co.jp/index.html

■NEC玉川事業場
NEC玉川事業場

■質問9
再開発に関しては、周辺住民への影響を考えてやってほしいと思い
ます。道路整備について言えば、409号(府中街道)は「おいおいやる」
では困るんです。戦後に計画が出て何十年もそのままになっていて、
できるのがこれから何十年も先ということでは困ります。
再開発は、周辺住民にはメリットが何も感じられません。

●回答9
道路整備に関しては、開発でできる道路と、純粋な公共事業として
できる
道路の両方があります。409号については川崎市の道路整備プログ
ラム
で位置づけておりまして、現在綱島街道付近の550メートルの
整備に着手しておりますが、これに加えて範囲を拡大し、平成20年~
22年に着手することになっています。

■川崎市建設局 川崎市の道路整備プログラム
http://www.city.kawasaki.jp/53/53doukei/home/seibi_prog
ram/seibi_program_plan.htm


■府中街道拡幅用地
府中街道拡幅用地・東京応化工業前

■質問10
南武線の南側の都市計画道路ですが、計画図面で見ても川崎信金
のところだけ途切れています。ここをつなげれば、道路事情が改善
されるのではないでしょうか?

●回答10
ご指摘の通りで、この川崎信金の部分については「小杉町3丁目東
地区」
で再開発に向けて協議を進めているところです。道路整備に
ついては再開発事業ごとに行う予定で、東地区の再開発が完成
すれば道路がつながることになります。

■川崎信用金庫小杉支店
川崎信用金庫小杉支店

■質問11
ヒートアイランド現象について、中原区が最も気温が高くなっている
そうですが、何か対策を考えていますか?

●回答11
できるだけ緑を配置すること、水辺の空間を創出すること、「CASBEE
川崎」
による環境に配慮した建築物の促進などを考えています。
また、多摩川まで安心して歩行できる導線・サインの設置をはかって
いきたいと思います。

■川崎市建築物環境配慮制度(CASBEE川崎)
http://www.city.kawasaki.jp/30/30kansin/home/casbee/casbee.htm

■質問12
オープンスペースについて、どこまで自由に利用できて、川崎市が
手を入れられるのですか。現状のものは分譲されているので、公開
されているといってもいろいろ問題も出てくるのではないかと思います。
土地は分譲せず、利用権を与えるくらいのやりかたが必要でなないで
しょうか。また、購入者への説明もきちんとしてほしいのですが。

●回答12
公開空地については、都市計画の制度上で担保されていると考えて
います。購入者の説明については、重要事項説明書によって説明が
行われているものと認識しています。

■リエトコート武蔵小杉の公開空地
公開空地の円形広場

・・・ということで、質疑応答は以上です。
地域にお住まいの住民の皆さんですので、やはり生活者としての
環境を重視した目線のご質問が多かったように思います。

さて、今回の「小杉駅周辺まちづくり推進地域構想(素案)」ですが、
2008年9月17日(水)~10月16日(木)まで中原区役所などで
縦覧されており、また同時に意見書を提出することができるように
なっています。

■川崎市 小杉駅周辺まちづくり推進地域構想(素案)の縦覧に
ついて

http://www.city.kawasaki.jp/50/50tosike/home/tosimasu/kosu
gi/soanjuuran.htm


意見書の提出は川崎市まちづくり局計画部都市計画課まで持参
または郵送
となっています。

これまで、小杉駅周辺地区将来構想や新中原市民館の再整備に
関しても市民からの意見(パブリックコメント)を募集していました
が、その際は持参・郵送のほかに電子メール・FAXでの提出も可能
でした。
それに比べ、今回は意見表明のしやすさが後退したかたちですね。

(素案)とはいいながらも、提出された意見がどの程度反映される
余地があるのかわかりませんが、なるべくオープンなものであって
ほしいと思います。

【関連リンク】
川崎市 小杉駅周辺まちづくり推進地域構想(素案)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:再開発マップ・日程
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 府中街道
2008/9/17エントリ 小杉駅周辺まちづくり推進地域構想説明会・説明編
2008/9/18エントリ 小杉駅周辺まちづくり推進地域構想説明会・質疑応答編(上)

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2008年
09月18日

小杉駅周辺まちづくり推進地域構想説明会・質疑応答編(上)

hatsushimo.gif

昨日のエントリに引き続き、9月16日(火)に行われた「小杉駅周辺
まちづくり推進地域構想(素案)」
の説明会に関してのレポートです。
今回は、参加者の方からの質問や要望に川崎市まちづくり局が答え
る質疑応答をまとめました。

質問および回答の文言については、大意をなるべく正確に再現して
おりますが、意味をとりやすくするため、重複や錯綜を取り除く編集・
要約を加えており、実際の言葉とは同一ではないことをあらかじめ
ご了解ください。

■説明会会場
説明会会場

■質問1
川崎市は、各駅のそばに歴史的なものが何もない。過去があって
現在と未来があるのですから、過去はとても大切なものです。中原
街道や八百八橋などがありますが、駅を出たところに案内板が欲し
いと思います。ただ八百八橋と書いてあるだけではなく、ゆかりが
わかるような物が良いのですが。

●回答1
歴史・文化は大切なものと捉えています。駅からそういった歴史的な
場所に誘導できるよう、何らかのサイン(看板など)的なものを事業者
とも考えていきたいと思います。

■質問2
武蔵小杉は平坦地で、自転車が便利で利用者が多いです。歩行者・
自転車両方が安心して通行できるような道路整備を推進してほしいと
思います。
また、自転車を利用しなくてもすむような、コミュニティバスの導入を
してほしいです。

●回答2
武蔵小杉駅南口には3,200台の自転車が現状存在しており、駐輪
場が2,500台であることから、約700台が放置自転車であると認識
しています。これを解消すべく、資料にもあります通り駐輪場の整備
を進めていくものです。
また、ご指摘の通り安心して通行できるような道路空間の整備を進め
てまいります。
コミュニティバスに関しては難しい課題と思いますが、貴重なご意見と
して承ります。

■武蔵小杉駅周辺の放置自転車
TSUTAYA小杉店前の駐輪

■質問3
駐輪場について、現在の自転車の数でお考えのようですが、これは
10年先の数字考えて欲しいと思います。また、現在でも700台以上の
放置自転車はあるはずで、認識が甘いのではないでしょうか?
説明会の趣旨とずれますが、10分くらいであれば自転車を使わずに
健康のためにも歩くことをお勧めしたいですね。
駐輪場も、必ずしも駅前になくてもいいのではないでしょうか。駅から
離れたところに作って、それを駅から遠い方が使う。そしてそこから
駅まで10分歩く。駅から10分以内の方は駅まで歩いてもらう。そう
いう考え方もあるのではないかと思います。さきほどのコミュニティ
バスというのも方策のひとつでしょう。
また、狭い歩道に街路樹を無理に植えて邪魔になっているところも
散見されるように思いますが、そういう場所には無理に植えなくても、
全体の計画で緑化率の帳尻が合えばいいのではないですか?

●回答3
駐輪場は、現状の計画で7,000台整備されることになっています。
駐輪場を作るほど自転車を呼び込んでしまう面もありますので、
完全に放置自転車をなくすのは難しい部分もありますが、川崎市で
まめに撤去を行うなど、減らしていきたいと考えています。
コミュニテイバスについては難しいですが、貴重なご意見として
考えたいと思います。
歩道の植樹帯については、一定の規格以上の道路については作ら
ないといけない規則
になっています。ただこれは、最近ニュースにも
なっているとおり、画一的ではなく地域ごとに規制を緩和してもいい
のではないか、という検討が国のほうでも行われていますね。
将来的にはそういった国の制度改革が行われて対応できることも
あるかもしれません。

■南部沿線道路の街路樹
南部沿線道路の街路樹

■質問4
中原警察署が完成しましたが、無味乾燥で刑務所のようなコンクリ
ートの壁で、あまりいい印象を受けません。武蔵小杉駅の変電所の
ところも大きなコンクリートの施設ができていますが、これでは駅前に
ふさわしくなく、駅前らしい外見にしてほしい。

●回答4
中原警察署に関しては、私どもからも署に対して質問を投げかけた
ところ、「威厳、堅さを持たせるため」という回答でした。
ご指摘の変電所の部分につきましては、地下化した変電所の設備
ございまして、これはどうしても必要なものになります。駅前にふさわ
しい外見になるよう配慮していきたいと思います。

■中原警察署新庁舎
中原警察署新庁舎

■中原変電所の建造物
中原変電所の建造物

■質問5
資料中、「シビックセンター」と書かれて円を描かれたエリアがあり、
私の家も含まれていますが、これは何を作るのですか。また、消防
署の跡地
はどうするのですか。

●回答5
シビックセンターは市役所のことを意味していて、円で囲んであり
ますがそこの範囲に何かを作るというものではございません。ご安心
ください。
消防署跡地に関しては、小杉町3丁目中央地区の工事中に使用でき
なくなる中原区役所の駐車場
として利用いたします。

■旧中原消防署
旧中原消防署

質疑応答はまだ続きますが、まただいぶ長くなりましたので、一旦
ここで切ります。

個人的に新情報というか、面白かったのは回答4で、中原警察署
コンクリート打ちっぱなしのデザインは、「威厳を示すため」だった
のか、ということですね。

【威厳】人を圧するようないかめしさ。厳かでいかめしいこと。
(三省堂 大辞林より)

うーん、警察署ってやっぱりそういうベクトルなんでしょうかね。免許の
更新以外でお世話になることはあまりなさそうですが、なんとも心温まる
エピソードです。

明日も引き続き質疑応答をレポートさせていただきますので、お待ち
ください。

【関連リンク】
川崎市 小杉駅周辺まちづくり推進地域構想(素案)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:再開発マップ・日程
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 中原警察署
2008/4/21エントリ 中原消防署 新庁舎移転
2008/4/27エントリ 中原警察署、新庁舎に移転
2008/9/17エントリ 小杉駅周辺まちづくり推進地域構想説明会・説明編

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2008年
09月17日

小杉駅周辺まちづくり推進地域構想説明会・説明編

hatsushimo.gif

9月16日(火)に「小杉駅周辺まちづくり推進地域構想(素案)」の説明
会が行われました。以前、コメントで情報いただいていたものですね。
新しい情報はほとんどなかったのですが、レポートいたします。

■説明会が行われた総合自治会館
説明会が行われた総合自治会館

説明会は、二ヶ領用水そばの総合自治会館において行われました。
普段フリーマーケットが行われたり、「こすぎ名物花見市」のイベント
会場にもなるところですね。

■説明会会場
説明会会場

説明会は資料とプロジェクターを用いて行われました。内容はこれ
までに開示された資料の集約という感じで、新しい内容はほとんど
ありませんでした。

冒頭に説明がありましたが、この「小杉駅周辺まちづくり推進地域
構想」は、川崎市の都市計画マスタープラン内に位置づけられる
もので、

川崎市全域     =【全体構想】
中原区内      =【中原区構想】
武蔵小杉周辺地区=【小杉駅周辺まちづくり推進地域構想】

このような3層構造になっており、さらにこの下に個別の都市計画
事業や地区計画がぶらさがることになります。

やはり、「小杉駅周辺まちづくり推進地域構想」に関しては、具体的
な計画というよりはコンセプチュアルなもので、今後の開発にあたっ
てはこのコンセプトに沿って都市計画事業を検討していきますよ
、と
いうことでした。

しかしながら、すでに武蔵小杉再開発の「第一期」と呼ばれるタワー
マンション群はすでに完成し、その他着工している案件も複数ある
わけで、

「これって、一番最初に作っておくべきではないの?」

というのが素朴な感想です。
オープンスペースや緑地帯の創出、という点では既存の案件もある
程度、地域構想のコンセプトに沿っているとは思いますが、とりあえ
ず民間開発を先行させてしまったところに、後付けで出てきた感は
否めません。

さて、1点だけ新しい情報をピックアップしてみます。

■小杉駅南部地区の完成イメージ
小杉駅南部地区の完成イメージ

これは資料中に掲載されたもので、小杉駅南部地区A地区(武蔵
小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業)
のイメージパ
ースです。

これまで、外観のイメージパースは2種類ほど出ていたのですが、
内部のイメージは(限られた範囲では出回っていたのでしょうが)
広く開示はされていませんでした。

ラゾーナやららぽーとなど、最近の商業施設でよく見られる吹き抜け
+回廊+店舗
の形式になっていますね。あくまでイメージパース
ですので多少変更される可能性もありますが、開放感があって
きれいな感じで良いのではないでしょうか。
これが駅隣接で完成すれば、だいぶ武蔵小杉駅の印象や利便性も
変わると思います。

なお、説明会の基本資料は川崎市のウェブサイトに掲載されており
ますので、エントリ下部の関連リンクをご参照ください。

少々長くなりましたので、ここで一旦エントリを切ります。次回以降は、
質疑応答編(上)(下)として参加者の方からの質問とまちづくり局の
回答をまとめたいと思います。

【関連リンク】
川崎市 小杉駅周辺まちづくり推進地域構想(素案)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:再開発マップ・日程
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区A地区

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