武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2011年
10月01日

川崎市が旧中原消防署跡地をJR東日本に売却、新駅連絡通路跨線橋バリアフリー化のための隣接ビル代替地活用へ

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川崎市が旧中原消防署跡地の一部をJR東日本に売却したことが
わかりました。この用地はJR武蔵小杉駅の横須賀線連絡通路の
跨線橋に隣接したビルの代替地
として活用され、当該ビルが立ち
退くことになります。

これにより、現状未整備であった連絡通路へのエスカレーター・
エレベーター設置が実現
することになります。

■JR東日本に一部が売却された旧中原消防署跡地
JR東日本に一部が売却された旧中原消防署跡地

旧中原消防署跡地は、府中街道に面し、裏手には二ヶ領用水が
控える細長い土地
です。
元々府中街道の拡幅が予定されているため、さらに細長い土地に
なるわけですが、今回売却されたのは府中街道拡幅用地以外の
部分です。

この土地が一旦JR東日本に売却されたのち、横須賀線武蔵小杉
駅連絡通路への跨線橋に隣接したビルの代替地として提供
される
ことになります。

■連絡通路跨線橋に隣接した森山ビル
連絡通路跨線橋に隣接した森山ビル

■連絡通路の跨線橋と森山ビル
連絡通路の跨線橋と森山ビル

こちらが連絡通路跨線橋に隣接した「森山ビル」です。
このビルと連絡通路のエスカレーター・エレベーター設置工事の
関連については、これまでにも2009/11/18エントリ2010/4/17
エントリ
でお伝えしてきたところです。

■横須賀線武蔵小杉駅連絡通路の図面
横須賀線武蔵小杉駅連絡通路の図面

跨線橋の計画図では、両側にエスカレーター・エレベーターが設置
される計画
となっていましたが、北側(川崎方面ホーム側)では
建設用地が現在の森山ビルにあたっています。

森山ビルを解体しない限りは用地が確保できないため、跨線橋の
北側はエスカレーター・エレベーターもなく、南側に比べて狭い
状態での新駅開業となりました。
南側にはエスカレーターはありますが、エレベーターについては、
片側のみ作っても意味をなさないために、南側も設置されていない
状況
です。

■建設中の跨線橋と森山ビル
上りホームの連絡通路と跨線橋

この森山ビルについては、2009年8月27日に川崎市建設局が
「小杉駅周辺交通機能整備建物等調査」という題目で解体調査を
株式会社建匠コンサルタントに発注
するなど、解体時の補償等に
ついて検討が進められてきました。(2009/11/18エントリ参照)

私有のビルですので当然代替地の手当てなど補償が必要となり、
今回旧中原消防署跡地に白戸の矢が立った
わけです。
この跨線橋のバリアフリー化はJR東日本だけでなく川崎市も
関与して進められている事業ですので、川崎市の裁量で動かせる
市有地が選定
されたのでしょう。

これにより、森山ビルは旧中原消防署跡地に移転し、跨線橋
へのエスカレーター・エレベーターの設置工事が今後進められて
いく
ことになります。
公共施設のバリアフリー化という観点で、これは非常に喜ばしい
ことですね。

■拡幅・立ち退きが予定される府中街道西側
拡幅・立ち退きが予定される府中街道西側

ただ、一方で府中街道では前述の通り拡幅が予定されており、
こちらも多くの代替地が必要
となります。

府中街道拡幅の代替地としても、旧中原消防署跡地の市有地は
地元の皆様にとっては非常に有望な土地と目されていた
ため、
今回のJR東日本への売却は大きな落胆を呼んでいるようです。

2010/6/4エントリで取り上げたように、この区域では府中街道拡幅
にあわせて、二ヶ領用水との一体的な整備を推進するとの機運

地元から高まっており、川崎市まちづくり局としても賛同するとの
発言がありました。
当然このような一体的整備を推進するにあたっても、旧中原消防署
の用地は貴重な存在となったでしょう。

■府中街道拡幅・小杉工区と二ヶ領用水周辺整備(イメージ)
府中街道拡幅・小杉工区と二ヶ領用水周辺整備(イメージ)

このような経緯もあった中、川崎市から地元への説明は行われず、
寝耳に水の売却
となったことも感情的な齟齬を生じているものと
思います。

限られた用地に対して取り組むべき課題が多数あり、すべてを
充足させることは非常に困難なこと
ですけれども、行政としては
ひとつひとつ丁寧な説明をしていくことが求められますね。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉駅
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 府中街道
2008/10/1エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路着工と工事図面
2009/11/18エントリ 横須賀線武蔵小杉駅連絡通路と隣接ビル
2010/4/17エントリ 横須賀線武蔵小杉駅連絡通路のバリアフリー化
計画

2010/6/14エントリ 東京機械製作所跡地再開発始動と、府中街道と
二ヶ領用水の一体整備案

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2011年
09月28日

横須賀線武蔵小杉駅の「築堤崩壊」

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横須賀線武蔵小杉駅のホームから、線路のそばに1本のポール
立っているのが見えました。ポールには上部に札が付けられていて、
そこには「築堤崩壊」と書かれていました。

■横須賀線武蔵小杉駅ホームから見えるポール
横須賀線武蔵小杉駅ホームから見えるポール

ポールは、横須賀線武蔵小杉駅ホームの南寄りにあります。
写真奥にはレジデンス・ザ・武蔵小杉の南棟が見えますので、横須
賀線口のトンネルの上くらいではないでしょうか。

■ポールの先端
ポールの先端

■「築堤崩壊」
「築堤崩壊」

先端部を拡大すると、最上部には何かライトが点灯しそうな部分
あり、その下に「築堤崩壊」という文字が見えます。
なかなかに穏やかな文字ではないのですが、これは一体何で
しょうか。

築堤というと、多摩川の堤防が頭に浮かびます。ただ、「決壊」では
なく「崩壊」というと、河川の堤防ではなく横須賀線や新幹線の築堤
ことを指しているような気もしますね。
いずれを指しているのか正確なところはわかりませんが、築堤が
崩壊した際に、これが点灯して警告を発するということではないか?

と推測いたしました。

■川崎市 多摩川・鶴見川洪水避難地図
http://www.city.kawasaki.jp/53/53kasen/home/hazard/index.htm

この周辺の水害に関しては、川崎市のウェブサイトに多摩川・鶴見川
洪水避難地図(ハザードマップ)
が作成されています。
これは各流域に200年に一度の大雨が降った場合の浸水予測結果と
避難場所
を示したものとなっています。

河川にせよ鉄道線路にせよ、それが崩壊するのはテロ行為以外では、
大規模な水害による場合が考えられますので、鉄道事業会社としても
当然対策は想定していることと思います。

※2011年9月29日追記
本日確認したところ、「築堤崩壊」の発光機はなくなっていました。
本エントリは2010年11月4日に執筆したものであり、少々寝かし
すぎたようです。


■横須賀線武蔵小杉駅ホーム
横須賀線武蔵小杉駅ホーム

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉駅
2009/5/31エントリ 武蔵小杉STMビルのサイレンが誤作動
2009/8/19エントリ 水難事故に備えよう
2010/3/26エントリ THE KOSUGI TOWERの消防訓練

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2011年
09月19日

東京機械製作所玉川製造所の一部施設除却工事

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東京機械製作所玉川製造所第二工場で、一部施設の除却工事
行われていました。

■東京機械製作所玉川製造所とクレーン
東京機械製作所玉川製造所とクレーン

こちらは、東京機械製作所玉川製造所の南端で、第二工場が
ガソリンスタンドと隣接している部分
です。ここの綱島街道拡幅
用地に、大きなクレーンが配備されていました。

■工場裏手の設備
工場裏手の設備

敷地内を見てみると、何か工場裏手の設備を吊り上げようとして
いるようです。

■クレーンでの吊り上げ
クレーンでの吊り上げ

やがて、クレーンによって工場設備が吊り上げられました。
高々と吊られて工場の壁を越えた設備は、やがて綱島街道の
拡幅用地に着地
しました。

■綱島街道拡幅用地に並んだ除却設備
綱島街道拡幅用地に並んだ除却設備

綱島街道拡幅用地には、すでにいくつかの設備が撤去されて
並んでいました。正確にはわかりませんでしたが、何か変電設備
のようなもの
に見受けられました。

玉川製造所の解体工事の着手は2012年3月予定となっていますし、
それにあたっての工事説明等も行われていませんので、これを
もって本格的な解体工事着手というわけではなさそうです。

ただ、一部付属設備や工場内の既存設備の除却などは徐々に
進められていくのでしょうね。
大規模な工場ですし、いろいろと大変な作業があるものと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区(大規模工場
跡地地区)

2010/7/22エントリ 東京機械製作所跡地に11万㎡商業施設と
57階タワーマンションを建設、2015年度完成へ

2010/7/23エントリ 追補:東京機械製作所跡地商業施設は2014年度
完成、2015年度に全体完成

2010/8/2エントリ 東京機械製作所跡地再開発・大型複合商業施設と
高層マンションの詳細情報

2010/9/2エントリ 東京機械製作所玉川製造所再開発に係る
条例環境影響評価方法書説明会

2010/10/24エントリ 東京機械製作所が玉川製造所第二工場
用地を住友不動産に売却を決議、2011年3月23日引渡しへ

2010/11/25エントリ 東京機械製作所跡地の大型複合商業施設に
大型スーパーとシネコン入居へ

2011/4/21エントリ 東京機械製作所玉川製造所第二工場の売却完了、
かずさテクノセンター竣工

2011/7/15エントリ 東京機械製作所玉川製造所再開発地区内の
ビルが閉鎖

2011/8/17エントリ 東京機械製作所玉川製造所再開発の事業計画
が公示

2011/8/19エントリ 東京機械製作所玉川製造所跡地再開発の
平面図と立面図

2011/8/22エントリ 東京機械製作所跡地の大型複合商業施設が
イトーヨーカドーに決定、アリオ形態の複合SCに

2011/8/24エントリ 東京機械製作所の「アリオ武蔵小杉」はシネコン
誘致断念、イトーヨーカドーは2店舗併存へ
2011/8/28エントリ 東京機械
製作所玉川製造所跡地「アリオ武蔵小杉」のイメージパース

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2011年
09月17日

NEC玉川事業場の7・8号館解体完了

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2011/6/3エントリで取り上げたNEC玉川事業場の7・8号館の解体が
完了
し、更地の状態になりました。

■NEC玉川事業場7・8号館の跡地
NEC玉川事業場7・8号館

現地では、ご覧の通り仮囲いも撤去され、地上からでも跡地がよく
見えるようになっています。
撮影地点の背面にはNEC玉川ルネッサンスシティがあり、写真
右手奥には新幹線・横須賀線の線路が通っています。

■奥に見えるナイスシティアリーナ武蔵小杉エアリーコート
奥に見えるナイスシティアリーナ武蔵小杉エアリーコート

奥に見える高い建物は、ナイスシティアリーナ武蔵小杉エアリー
コート
です。
完成予定は2011年11月下旬となっているようで、そろそろ工事も
大詰めですね。

■敷地中央の道路
敷地中央の道路

解体された敷地には、まっすぐな道路が南北に走っています。
奥右手にはNECレッドロケッツ玉川アリーナがあります。
突き当たりの公道を右折すると、御幸踏切で横須賀線の線路を
横断することになります。

■7・8号館跡地前の並木とソリューションセンター
7・8号館跡地前の並木とソリューションセンター

この7・8号館跡地沿いには、ご覧のような並木が残されています。
写真奥に見えるのがNEC玉川ソリューションセンターです。

■7・8号館跡地周辺マップ
7・8号館跡地周辺マップ

この周辺をマップで見てみると、上記のようになります。
先行して旧建物が解体された用地にはNEC玉川ルネサンスシティ、
NEC玉川ソリューションセンター
が建てられています。

さらには2010年3月には横須賀線武蔵小杉駅が開業しており、
NECグループの拠点としては利便性も高まっているところですね。

7・8号館は1937年に建てられたものがそのまま残っていたのだ
そうですが、それから74年が経過し、周辺の環境も大きく変わっ
ています。

駅前の大規模用地として、このまま遊休地とすることは経営効率
も良くないですから、いずれ何らか活用されるのではないか、と
想像するところです。

■大規模再開発が行われる富士通川崎工場
大規模再開発が行われる富士通川崎工場

折しも、2011/9/16エントリで取り上げたように、富士通が武蔵中原の
川崎工場において大規模な再開発事業を行う
ことが明らかになって
います。
この富士通の事業では、本館と一部の建物を除く一連の既存建築
物を解体する計画
となっており、川崎工場は一大転換点を迎える
ことになります。

中原区を代表するNEC、富士通の両拠点はいずれも70年以上の
歴史
を有しており、時期的にも設備更新の時期にきているので
しょうね。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区 D地区
2009/10/8エントリ NEC玉川ソリューションセンター建設中
NECレッドロケッツ
2010/1/2エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの玉川稲荷神社
2010/6/27エントリ NEC玉川ソリューションセンター竣工
2010/10/25エントリ 横須賀線武蔵小杉駅改札口外にNEC玉川
事業場専用出入口設置

2010/11/11エントリ 横須賀線武蔵小杉駅改札前のNEC玉川
事業場専用出入口供用開始

2011/6/3エントリ NEC玉川事業場の7・8号館解体工事

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2011年
09月15日

横須賀線武蔵小杉駅ロータリーからの市民ミュージアム行き東急バス

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2011年9月1日より、横須賀線武蔵小杉駅より市民ミュージアム行き
のバスが運行
されています。
2011/8/23エントリでも取り上げましたが、この路線は東急バスに
よって「杉05系統」として新設
されたもので、9時台から16時台、毎時
1本を基本として運行されています。

■横須賀線武蔵小杉駅ロータリー2番乗り場の東急バス
横須賀線武蔵小杉駅ロータリー2番乗り場の東急バス

この新設路線は、やはりロータリーの2番乗り場に発着することと
なりました。
2番乗り場は新駅開業当初から1年にわたって空席でしたが、2011年
3月16日より羽田空港リムジンバスが発着
しています。
今回の東急バスの路線新設により、2番乗り場はリムジンバスと
「杉05系統」の共用
になります。

■バスの行先表示
バスの行先表示

バスの行先表示

東急バスの前・後・側面には、それぞれ行先表示があります。
ごく当たり前の表示ですが、「横須賀線小杉駅」「東横線小杉駅」
「市民ミュージアム」
が結ばれているのは新鮮に感じます。

■新駅前交差点を曲がる東急バス
新駅前交差点を曲がる東急バス

■綱島街道を走る東急バス
綱島街道を走る東急バス

新駅から府中街道までの経路は2011/8/23エントリで想像した通り
で、ロータリーから中原消防署前の交差点まで一旦北上して綱島
街道に入り、市ノ坪交差点で府中街道に入るコース
になっています。

綱島街道のこの区域を東急バスが走る姿も、なかなか新鮮です。

今のところまだ利用率が高いとはいえないようですし、1時間に1本
時間帯も限られた現行ダイヤは使いやすいとはいえません。

ただ折角の新路線ですし、今後徐々に知名度がアップしていけば
いいですね。

■「杉05系統」の経路
「杉05系統」の経路

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉
2009/12/18エントリ JR東日本2010年3月13日ダイヤ改正:横須賀線
2009/12/25エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリーから川崎市営バス
新規路線設定

2010/2/13エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の臨港バス実地研修
2010/3/1エントリ 東急バスが横須賀線武蔵小杉駅発着路線の参入撤回
2010/12/26エントリ 川崎市議会より:市内中部からの羽田空港行
直行バスを事業者と調整

2010/2/15エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリーから羽田空港行き
リムジンバスが2011年3月中旬運行開始

2010/8/23エントリ 横須賀線武蔵小杉駅発着の川崎市営バスが
利用低迷

2011/3/9エントリ 武蔵小杉発の羽田空港行きリムジンバスを
3月16日運行開始、最終バスは南武線口にも停車

2011/3/16エントリ 武蔵小杉駅からの羽田空港行きリムジンバスが
運行開始

2011/8/6エントリ 「藤子・F・不二雄ミュージアム」の広報ラッピング
バスが武蔵小杉に登場

2011/8/23エントリ 横須賀線武蔵小杉駅から市民ミュージアム
行き東急バスが2011年9月1日新設

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2011年
09月12日

武蔵小杉駅南口地区西街区1階のスーパーマーケットがマルエツに決定

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武蔵小杉駅南口地区西街区のエクラスタワー武蔵小杉1階に入店
予定のスーパーマーケットが、マルエツになることが公表
されました。
エクラスタワー武蔵小杉の販売サイトにおいて情報がアップデート
されたものです。

■エクラスタワー武蔵小杉物件サイト
http://www.kosugi-01.com/saikaihatsu.html

上記ページを参照すると、2011/9/6エントリで取り上げた東急武蔵
小杉駅ビルのリリース内容がアップデートされている中、大型スー
パーマーケット「マルエツ」が出店予定であることが記載
されてい
ます。

■建設中のエクラスタワー武蔵小杉
建設中のエクラスタワー武蔵小杉

今回のマルエツ出店については以前から十分想定されたもので、
本ブログでは2011/1/23エントリで一連の状況をまとめてお伝え
しておりました。

詳細は当該エントリをご参照いただきたいと思いますが、西街区
では旧こすぎFROM跡地がマルエツ開発の所有となっており、
再開発による権利変換に伴って、同社が権利床を保有
している
状態です。
マルエツ開発は、その権利床を活用して順当にマルエツを出店
させることになったわけです。

■既存のマルエツ小杉店
既存のマルエツ小杉店

現在、西街区に隣接して、既存のマルエツ小杉店が営業を行って
いますが、こちらは2011/7/26エントリでお伝えしているように、
小杉町3丁目東地区再開発の区域内となっています。

小杉町3丁目東地区再開発では商業施設・公共公益施設および
タワーマンションの建設が計画
されており、現在のマルエツ小杉店
が入るUR都市機構のアパートは取り壊される見込み
です。

こちらのマルエツ小杉店は、こすぎFROMと異なり、マルエツは
単なるテナントで土地の所有者ではありませんから、再開発に
再開発に伴って退去
することになります。

小杉町3丁目東地区の再開発が着手されるまでにはまだ年数が
かかりますし、最終的に既存のマルエツがどうなるかは現段階で
何も公表されていません。
ただ、上記のような全体の再開発の動きと権利床の状況からする
と、既存のマルエツが移転する形ではないか、との推測はできま
すね。

なお、西街区のスーパーマーケットについては、「散歩の達人」の
2007年7月号において「大型高級スーパー」が出店予定
であること
が紹介されていました。
これは西街区の事業主代表である再開発組合の理事長が取材に
対してコメント
されていたもので、2007/6/23エントリでも取り上げて
いました。

そこから4年以上が経過していますので、その中で想定される事業
計画等も変わってきた
(商業施設のフロア数なども変わりました)
ものと思います。

       ※       ※       ※

ところで、4年前から「大型」というキャッチフレーズだけは変わって
いない
わけですが、どの程度の面積になるでしょうか。
「大型」というのも、「高級」と同じようにあいまいな言葉ですね。

西街区の商業施設は北側エリアと南側エリアに二分されており、
北にマルエツ、南にパチンコ店が入る
ことになります。

図面を参照すると、非常にざっくりとした計算ですが、北側の
マルエツが入るエリアの床面積は2,200㎡くらい
にはなるようです。
ただし、スーパーマーケットの場合はバックヤードの面積が結構
大きく必要になりますので、この全てが売り場面積になるものでは
ありません。
この2,200㎡からバックヤード等を差し引いたエリアが売り場面積
となります。

近しいイメージとしては、フーディアム1階(売り場面積1,768㎡)
くらい
でしょうか。

■フーディアム武蔵小杉
フーディアム武蔵小杉

東急武蔵小杉駅直結型では南口に東急ストアもありますし、反対
側の東京機械製作所玉川製造所にはイトーヨーカドーが出店を
予定しています。
さらに一層、駅周辺でのスーパー同士の競合が激しくなりそう
ですね。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区A地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2010/3/16エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の工事説明会
2010/7/30エントリ 東急武蔵小杉駅ビル計画が公示、2012年12月に
西街区再開発ビルと同時期完成へ

2010/8/20エントリ 東急武蔵小杉駅ビルの図面:駅上商業施設が
2層構造に

2010/9/16エントリ 川崎市議会より:東急武蔵小杉駅ビルと東西街区の
接続計画

2010/9/18エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区・エクラスタワー武蔵
小杉の商業施設1階にスーパーマーケットが入居

2010/10/21エントリ 「散歩の達人」に武蔵小杉登場、西街区
商業施設にイタリアン出店多し

2010/11/20エントリ エクラスタワー武蔵小杉のモデルルームと
工事進捗

2010/12/8エントリ 新中原図書館整備:川崎市が西街区の保留床を
約33億円で取得へ

2010/12/27エントリ 川崎市議会より:西街区のパチンコ店と新中原
図書館に関する代表質問

2010/12/30エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区再開発ビルの鉄骨
2011/1/2エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区にパンジーで描く
「EXLUS」

2011/1/23エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の権利床とテナント
2011/3/3エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区のタワークレーン
2011/3/17エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の鉄骨
2011/4/26エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の進捗と、イメージ
パース掲示
2011/7/26エントリ 小杉町3丁目東地区再開発で商業・公共公益
施設とタワーマンションを建設へ

2011/9/3エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の工事進捗と、
東急武蔵小杉駅ビル新設改札との接続

2011/9/6エントリ 東急武蔵小杉駅ビルが公式リリース、ビル内に
学童保育施設および保育所を開設へ

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2011年
09月11日

「コスギフェスタ2011」パークシティ武蔵小杉前で10月30日(日)開催

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2011年10月30日(日)、武蔵小杉再開発地区において、NPO法人
小杉駅周辺エリアマネジメント主催による「コスギフェスタ2011」
(略称:KOF2011)が開催
されます。

本イベントは、3年前から同地区において開催されてきた「ハロウィン
イベント」を発展・拡張
させたもので、従来からのハロウィン仮装
イベントに加え、中原市民館前の都市計画道路を会場とした様々な
催し
が行われます。

■「コスギフェスタ2011」のイベントサイト
https://sites.google.com/a/web634.com/ksg/

<「コスギフェスタ2011」のイベント概要(予定)>
■会場マップ
会場マップ

■メインステージ(10:00~16:00)
ジャグリング、住吉高校およびバンビーズのチアリーディング、
E-JUNC DANCE(いーじゃんダンス)、ブラスバンドなど、多彩な
アトラクション
が登場します。
また、ハロウィンイベントの仮装コンテストもメインステージで実施
されます。

■模擬店出店およびフリー飲食スペース
中原市民館前に模擬店が出店。また、道路1車線をフリー飲食
スペースとして開放
します。小杉商店街の協力による模擬店では、
恒例の焼きそばをたくさん用意しています。

■ハロウィンイベント(事前登録制)
2009年にスタートしたハロウィンイベントが、パワーアップして
今年も開催されます。再開発地区の各マンションなどにお菓子の
配布場所が設置され、各配布場所を仮装した子どもたちが回り
ます。
また、メインステージでは仮装コンテストが「子どもの部」「大人の
部」に分けて実施
されます。

※上記イベント内容は予定であり、変更される可能性があります。

■昨年のハロウィンイベント
昨年のハロウィンイベント

コスギフェスタ2011が開催される武蔵小杉再開発地区は、従来は
主に工場や駐車場等で活用されていた経緯があり、町内会等の
既存のコミュニティが存在しませんでした。
しかしながら現在では再開発によってそこに複数の大型マンションが
建ち、多くの方が新たにお住まいになっている状況
です。

本イベントは、この再開発地区におけるコミュニティの形成、また
既存市街地にお住まいの方との相互の交流
を目的としたものであり、
今年から新たに開催されることとなりました。

再開発エリアには、これまで市民が中心となった伝統行事がありま
せんでしたが、武蔵小杉周辺エリアには長く伝統ある行事が多く
存在します。
本イベントでは、幅広い地域住民の相互協力によって「伝統と都市
文化が交錯する武蔵小杉」
を実現することをサブテーマとしています。

このようなコンセプトに基づき、再開発地区に限らず、幅広い地域の
皆様の参加を歓迎
しています。

■こすぎ夏フェスタ’08
こすぎ夏フェスタ'08

再開発地区でのお祭りと言えば、2008年に開催された「こすぎ夏
フェスタ’08」
がありました。当時はまだ更地だった横須賀線武蔵
小杉駅ロータリー
を活用して行われたものですが、このような
イベントを開催する場所がなくなった
こともあり、その後継続する
ことはできませんでした。

今回は中原警察署や周辺マンションの管理組合、小杉周辺の
各商店街、各事業者等の協力が得られたことにより、都市計画
道路の一部を開放して開催が実現
できることとなったものです。
現在、「コスギフェスタ2011実行ワーキング・グループ」において、
10月30日開催に向けた打合せが重ねられています。今後、
本サイトトップページおよび本ブログにおいて、企画の詳細を
お伝えしていく予定です。

エントリ冒頭に掲載したイベントサイトにおいても、ワーキング・
グループのメンバーの皆さんのブログ記事(内容はイベントに限り
ませんが)が頻繁にアップ
されていますので、どうぞご参照
ください。

【関連リンク】
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント 公式ウェブサイト
2008/8/20エントリ 小杉駅周辺エリアマネジメントと「こすぎ夏フェ
スタ'08」

2008/8/23エントリ 「こすぎ夏フェスタ'08」成功
2008/9/27エントリ なかはらオープンカフェ、リエトコートで開催
2008/9/28エントリ なかはらオープンカフェ2日目
2009/7/19エントリ 「第1回こすぎフリーマーケット」「第5回なかは
らっぱ祭り」開催レポート

2009/10/31エントリ 武蔵小杉を練り歩く子ども仮装行列
2009/11/7エントリ 「キラッと!小杉&丸子モールマップ」
2010/9/26エントリ THE KOSUGI TOWERで「コスタまつり
2010秋」開催

2010/10/19 武蔵小杉の「ひと」(4):NPO法人小杉駅周辺エリア
マネジメント(前編)

2010/10/19 武蔵小杉の「ひと」(4):NPO法人小杉駅周辺エリア
マネジメント(後編)

2010/11/1エントリ 武蔵小杉を練り歩く子ども仮装行列2010

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2011年
09月08日

横須賀線武蔵小杉駅前の新幹線高架下に保育所を新設

hatsushimo.gif

横須賀線武蔵小杉駅の新幹線高架下に、新たに保育所が新設
されることがわかりました。施工業者より近隣に通知が行われて
いるもので、JRによる駅型保育所として運営されるものと思われ
ます。

■新幹線高架下保育所の建設予定地
新幹線高架下保育所の建設予定地

こちらが、保育所の建設が予定されている新幹線高架下です。
写真左手がレジデンス・ザ・武蔵小杉のサブエントランスおよび
デリド武蔵小杉、右手が横須賀線武蔵小杉駅改札口
です。

新駅建設当初にも、テナントスペースにはならないのか、という
希望をコメントでいただいたことがあったのですが、その後も
特段活用はされていませんでした。

中原区内における保育所ニーズは今後も高まることが予想され、
川崎市も鉄道事業者への補助制度を新設して保育所の誘致を
進めてきたところです。
そのような地域の情勢を受けて、JRが保育所用地として高架下を
活用することを決定したものと思われます。

なお、JRは今井仲町の南武線高架下においても保育所の新設を
計画
しています(2011/6/4エントリ参照)。東急電鉄も一昨日、
武蔵小杉駅ビル内での保育所新設をリリース
したばかりです
2011/9/6エントリ参照)。
川崎市の狙い通り、鉄道事業者による保育所新設が相次いで
実施されることになります。

■新横浜ステーション開発株式会社 高架開発事業について
http://www.cubicplaza.com/corporate/kouka.html

今回の建設地となる東海道新幹線はJR東海の管轄であり、
多摩川以南~熱海間の高架下の管理・賃貸・開発は、グループ
企業の新横浜ステーション発株式会社が担当
しています。

同社は新横浜のキュービックプラザを運営している会社ですが、
上記の役回りからすると、武蔵小杉の高架下についても事業者側
として関与することになりそうです。

施工業者は名工建設株式会社となっており、こちらは名古屋市の
地方ゼネコン
です。このあたりも、事業者側がJR東海グループで
あることと関連しているのでしょうね。

■新幹線高架下の現況
新幹線高架下の現況

新幹線高架下の現況はご覧の通りで、今のところ本格的な工事は
着手されていません。
工事期間は2011年8月22日~2012年2月29日とされていますので、
それほど大掛かりな工事ではなさそうです。

この工期からすると2012年4月開園予定ということになりそうですが、
今のところ川崎市、JRからはリリースがありません。
ただ、間違いなく川崎市の鉄道事業者への補助金制度を活用した
ものでしょうし、しかるべく事前相談や届出はなされているでしょう。

いずれどこかの時点で、保育所新設に関するリリースが川崎市から
出るものと思います。

■横須賀線ホームから見る保育所建設予定地
横須賀線ホームから見る保育所建設予定地

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:保育園・幼稚園
2008/5/18エントリ JR東日本、武蔵小杉に120人規模の認可保育園を新設
2008/11/2エントリ 武蔵小杉周辺の保育園新設の進捗
2009/1/26エントリ (仮称)武蔵中原駅周辺保育所建設中
2009/4/18エントリ 「茶々いまい保育園」今井仲町に開園
2011/2/17エントリ 川崎市が保育所整備補助金制度導入:東急武蔵
小杉駅ビル・南武線高架下に新設へ

2011/6/4エントリ 今井仲町の南武線高架下にJRが保育所を新設

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2011年
09月06日

東急武蔵小杉駅ビルが公式リリース、ビル内に学童保育施設および保育所を開設へ

hatsushimo.gif

本日付で、東急電鉄が東急武蔵小杉駅ビルに関するリリースを
公表
しました。駅ビルのイメージパースが公開されているほか、
テナントとして学童保育施設「キッズベースキャンプ」及び保育所が
開設
されることが明らかになっています。

これまでにも本ブログで取り上げてまいりましたが、あらためて
駅ビルへの改札口新設、東西再開発ビルとの接続についても
本リリースにおいて説明がなされました。

また同日、東急グループの株式会社キッズベースキャンプも
リリースを発信
しました。東急電鉄のリリース同様、東急武蔵小杉
駅ビル内での新施設開設を公表したものです。

■東京急行電鉄 ニュースリリース(PDF)
http://www.tokyu.co.jp/contents_index/guide/pdf/
20110906.pdf

■キッズベースキャンプ ニュースリリース(PDFファイル)
http://prtimes.jp/data/corp/1320/1d864375aa495
a846860d97350f985d7.pdf


■東急武蔵小杉駅ビル イメージパース
東急武蔵小杉駅ビル イメージパース

イメージパースを参照すると、駅ビルはブラウンを基調とした建物
で、ホームの新丸子寄りからエスカレーターで新設される改札階
(4階)に上る構造
になっているようです。
また、1階改札階がロータリー側に向かってオープンな形状になって
いるところも注目されるところです。

駅ビルに開設される学童保育施設「キッズベースキャンプ」ですが、
運営会社は東急グループとしてこれまで東急沿線に施設を展開
していました。

以前、2007/12/3エントリで取り上げたことがありましたが、すでに
「キッズベースキャンプ武蔵小杉」が木月大町に開設されています。
東急武蔵小杉駅ビルの施設は、中原区では2つ目となりますね。

■キッズベースキャンプ武蔵小杉
http://www.kidsbasecamp.com/location/
musashikosugi/index.html


なお前述の通り、プレスリリース中、東急武蔵小杉駅ビルにはキッズ
ベースキャンプとは別に保育所も開設
されることが記載されています。
これは2011/2/17エントリで取り上げた、川崎市の鉄道事業者への
補助金制度を活用したものですね。

当時は場所と時期の条件などから「駅ビルに設置と考えてほぼ
間違いないであろう」という判断をしていましたが、これで確定

なりました。
現状わかっている東急武蔵小杉駅ビルのテナントは、
1.保育所
2.キッズベースキャンプ

上記の2つということになります。

両施設は特性上、改札階というよりは上の階層に入居する可能性が
高いような気がいたします。

■東急武蔵小杉駅ビル 2013年3月完成の告知
東急武蔵小杉駅ビル 2013年3月完成の告知

東急武蔵小杉駅では現在、いよいよ本格的な駅ビル建設工事
始まっています。

駅ビルのオープンは2013年3月を予定しており、これから建物
躯体が立ち上がってくるのが非常に楽しみなところです。

■東急武蔵小杉駅ビル建設予定地
東急武蔵小杉駅ビル建設予定地

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2007/12/3エントリ 学童保育アフタースクールが武蔵小杉出店
2010/7/30エントリ 東急武蔵小杉駅ビル計画が公示、2012年12月に
西街区再開発ビルと同時期完成へ

2010/8/20エントリ 東急武蔵小杉駅ビルの図面:駅上商業施設が
2層構造に

2011/2/17エントリ 川崎市が保育所整備補助金制度導入:東急武蔵
小杉駅ビル・南武線高架下に新設へ

2011/3/10エントリ 東急武蔵小杉駅ビル建設工事により「住まいと
暮らしのコンシェルジュ」が一時休業へ

2011/7/3エントリ 東急武蔵小杉駅の「BOOKS SAGA」が2011年7月
26日閉店

2011/7/14エントリ 東急武蔵小杉駅ビル8月着工に伴いエキナカ
閉店相次ぐ、2013年3月完成へ

2011/7/18エントリ 東急武蔵小杉駅構内「三崎市場」跡地に「越後
つけ麺 維新」が2011年8月21日オープン

2011/7/27エントリ 東急武蔵小杉駅の「BOOKS SAGA」が閉店、
東急武蔵小杉駅ビル着工へ

2011/8/15エントリ 東急武蔵小杉駅ビル着工、南北自由通路が
2011年8月30日閉鎖へ

2011/9/3エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の工事進捗と、
東急武蔵小杉駅ビル新設改札との接続

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2011年
09月03日

武蔵小杉駅南口地区西街区の工事進捗と、東急武蔵小杉駅ビル新設改札との接続

hatsushimo.gif

武蔵小杉駅南口地区西街区(エクラスタワー武蔵小杉)の工事
進捗を2011/4/26エントリでご紹介してから、4か月以上が経過
しました。
現在ではさらに低層部商業施設の工事が進み、2本目のタワー
クレーンが登場
しています。

■武蔵小杉駅南口地区西街区のタワークレーン
武蔵小杉駅南口地区西街区のタワークレーン

武蔵小杉駅南口地区西街区では、以前から立派なタワークレーンが
稼働しており、2011/3/3エントリでもご紹介していました。
現在はご覧の通り、ツインタワークレーンになっています。

2本稼働する分、作業スピードも上がるのでしょうね。

■西街区の地下フロア工事
西街区の地下フロア工事

また、地上から西街区の地下フロアをわずかに垣間見ることが
できました。これは、地上の重機クレーンから、資材を地下に下ろし
ているところです。

■西街区の低層部商業施設
武蔵小杉駅南口地区西街区の低層部商業施設

4か月前はむき出しの鉄骨が組まれただけの状態でしたが、現在は
大分建物の原型らしくなってきました。
これで6階部分まで組みあがっており、現在の高さまでが低層部
商業施設
にあたります。

なお、低層部商業施設は現在の躯体の南側にもさらにもう少し追加
される建物躯体
があります。
建物自体はつながりますので別棟というわけではないのですが、
フロア構成上「北商業フロア」「南商業フロア」といった感じになり
ます。

北商業フロアの1階がスーパーマーケット、南商業フロアの1階が
パチンコ店
となる予定です。南商業フロアが、どちらかというと
アミューズメント系になるようです。

■東急武蔵小杉駅ビル4階改札口との接続
東急武蔵小杉駅ビル4階改札口との接続

先日、エクラスタワー武蔵小杉の広告で、駅ビル4階改札口と西街区
の接続図
が公表されていました。

東急武蔵小杉駅ビルに改札口が新設されることは、2009/10/22
エントリ
ですでに取り上げておりましたが、ようやく公式に表に出て
きたことになります。

なお、駅の反対側、武蔵小杉駅南口地区東街区(パークシティ武蔵
小杉ザ・グランドウイングタワー)の商業施設も駅ビルを通してこの
改札口に接続
されることになります。
駅ビルを中心に東西商業施設の連絡が図られ、改札口にも直結
するわけです。
これは、利便性がかなり高まりそうですね。

今後はさらに低層部商業施設の工事が進められ、さらには免震層を
挟んで高層住宅棟の建設が着手されるものと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区A地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2010/3/16エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の工事説明会
2010/7/30エントリ 東急武蔵小杉駅ビル計画が公示、2012年12月に
西街区再開発ビルと同時期完成へ

2010/8/20エントリ 東急武蔵小杉駅ビルの図面:駅上商業施設が
2層構造に

2010/9/16エントリ 川崎市議会より:東急武蔵小杉駅ビルと東西街区の
接続計画

2010/9/18エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区・エクラスタワー武蔵
小杉の商業施設1階にスーパーマーケットが入居

2010/10/21エントリ 「散歩の達人」に武蔵小杉登場、西街区
商業施設にイタリアン出店多し

2010/11/20エントリ エクラスタワー武蔵小杉のモデルルームと
工事進捗

2010/12/8エントリ 新中原図書館整備:川崎市が西街区の保留床を
約33億円で取得へ

2010/12/27エントリ 川崎市議会より:西街区のパチンコ店と新中原
図書館に関する代表質問

2010/12/30エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区再開発ビルの鉄骨
2011/1/2エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区にパンジーで描く
「EXLUS」

2011/1/23エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の権利床とテナント
2011/3/3エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区のタワークレーン
2011/3/17エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の鉄骨
2011/4/26エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の進捗と、イメージ
パース掲示

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