武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2011年
07月15日

東京機械製作所玉川製造所再開発地区内のビルが閉鎖

hatsushimo.gif

東京機械製作所玉川製造所第二工場の隣接地にあるビルが、先般
より閉鎖
されています。これは、玉川製造所跡地における大型複合
商業施設・高層マンションの建設に伴って道路拡張を行うためのもの
です。

■府中街道沿いのビル
府中街道沿いのビル

ここは、玉川製造所第一工場・第二工場の間の道路と、府中街道が
合流する地点
です。そのY字路の角地にあるビルの退去が完了し、
現在シートで覆われた状態になっています。

玉川製造所跡地の再開発については、ほとんどは玉川製造所の
用地のみを活用することになりますが、このビルも事業区域に入っ
ています。

■ビル側面の掲示
ビル側面の掲示

ビルの側面には、玉川製造所の壁面と同様に事業計画に関する
告知が掲示
されていました。

■事業計画図中におけるビルの位置
事業計画図中におけるビルの位置

事業計画図中におけるビルの位置

事業計画図中におけるビルの位置は、上記で点線で囲んだ部分
です。
第一工場・第二工場の間の道路は片側2車線+片側1車線に
拡幅され、Y字路の角地部分の歩道が大きく広げられる形
になり
ます。

今回のビルの部分は、歩道としてここまで拡幅しなくても一応導線
は成立するのかもしれません。ただ、大型開発が完了すれば歩行
者も増えるでしょうし、Y字路の視界を改善する点でも計画図の
ように拡張できた方がベターでしょう。
川崎市の環境アセスメントも、当然こういった交通アクセスの改善
を前提として実施
されることになります。

ビルとしては立ち退く形になりますが、東京機械製作所との折衝に
より、ビルオーナーの協力が得られることになったものと思います。

さて、2011/4/21エントリでもお伝えしたように、2011年3月23日に
第二工場は住友不動産に売却され、3月31日には移転先である
TKSかずさテクノセンターが竣工
しています。

TKSかずさテクノセンターは7月に本格稼動する予定となっており
ますので、現在さまざまな移転作業が最終段階を迎えていること
と思います。

今後、今回ご紹介したビルも含め、玉川製造所の解体工事なども
着手されていくことになるのでしょう。

■第一工場・第二工場の間から見たY字路
第一工場・第二工場の間から見たY字路

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区(大規模工場
跡地地区)

2010/7/22エントリ 東京機械製作所跡地に11万㎡商業施設と
57階タワーマンションを建設、2015年度完成へ

2010/7/23エントリ 追補:東京機械製作所跡地商業施設は2014年度
完成、2015年度に全体完成

2010/8/2エントリ 東京機械製作所跡地再開発・大型複合商業施設と
高層マンションの詳細情報

2010/9/2エントリ 東京機械製作所玉川製造所再開発に係る
条例環境影響評価方法書説明会

2010/10/24エントリ 東京機械製作所が玉川製造所第二工場
用地を住友不動産に売却を決議、2011年3月23日引渡しへ

2010/11/25エントリ 東京機械製作所跡地の大型複合商業施設に
大型スーパーとシネコン入居へ

2011/4/21エントリ 東京機械製作所玉川製造所第二工場の売却完了、
かずさテクノセンター竣工

Comment(0)

2011年
07月14日

東急武蔵小杉駅ビル8月着工に伴いエキナカ閉店相次ぐ、2013年3月完成へ

hatsushimo.gif

2011年8月1日、東急武蔵小杉駅ビル建設工事が着工することに
なりました。施工を行う東急建設より近隣等にお知らせが配布され
ており、工事完了は2013年3月31日を予定しています。

■東急建設の告知による計画概要
工事名称:東急武蔵小杉駅ビル新築工事
都市計画:商業地域 基準建蔽率80% 基準容積率500%
敷地面積:5,000.67㎡
建築面積:3,755.90㎡(公示段階では3,865.62㎡)
延床面積:7,605.85㎡(公示段階では7,577.73㎡)
建物高さ:29.65m
建物用途:駅舎、店舗
構造・規模:鉄骨造 地上3階
工期:2011年8月1日~2013年3月31日(予定)
   (公示段階では2011年6月1日~2012年12月31日)

■東急武蔵小杉駅ビル建設予定地
東急武蔵小杉駅ビル建設予定地

東急武蔵小杉駅ビルについては、約1年前、2010年7月26日に
現地に建築計画が公示
されていました(2010/7/30エントリ参照)。
そこでは2011年6月1日着工・2012年12月31日完成とされていまし
たので、着工が2ヶ月、完成が3ヶ月後ろにずれ込んだ形です。

隣接するエクラスタワー武蔵小杉の竣工・入居が当初から2013年
3月
とされていましたので、同時に完成することになりますね。

また、建築面積、延床面積がわずかに変更されていますが、こちら
は誤差程度のもので、公示段階とほとんど変わりません。設計の
微調整によるものでしょう。

       ※       ※       ※

さて、駅ビル建設工事着工に伴って、武蔵小杉駅構内では次々と
エキナカ店舗が閉店
になっています。

■「東急電鉄 住まいと暮らしのコンシェルジュ」
「東急電鉄 住まいと暮らしのコンシェルジュ」

■「東急電鉄 住まいと暮らしのコンシェルジュ」閉店のお知らせ
「東急電鉄 住まいと暮らしのコンシェルジュ」一時休業のお知らせ

比較的早い段階で閉店したのは、南武線乗り換え連絡通路側の
「東急電鉄 住まいと暮らしのコンシェルジュ」で、3月28日に閉店
していました。
2011/3/10エントリでも取り上げました通り、本店舗については
2012年晩秋には営業を再開する予定となっています。その頃には
駅ビル建設工事が現地での営業に干渉しなくなる、ということでは
ないでしょうか。

現地は現在東急の「Weekly Shop」として、週替わりの物販店舗
が出張
してきています。
これは暫定的な運用で、いつでも撤収できるタイプのものです。

■「BOOKS SAGA」
「BOOKS SAGA」

■「BOOKS SAGA」閉店のお知らせ
「BOOKS SAGA」閉店のお知らせ

コンジェルジュの隣、「BOOKS SAGA」は、2011/7/3エントリで取り
上げた通り、7月26日の閉店を予定しています。
駅構内の利便性の高い書店として、惜しむ声も多いようです。

こちらは残念なことに現段階においては再度リニューアル出店の
計画は無い
とのことです。

■「田園そば」
「田園そば」

東急武蔵小杉駅改札口内では、立ち食いの「田園そば」がすでに
閉店
になっていました。正確な日時はわかりませんが、比較的
最近のことのようです。
ウインドウがブルーシートで覆われています。

■「京樽」と「新杵」
「京樽」と「新杵」

■「京樽」閉店のお知らせ
「京樽」閉店のお知らせ

東急武蔵小杉駅南口のモールでも閉店が進み、「京樽」と「新杵」の
閉店が完了
しています。

「京樽」は3月24日に閉店しており、「住まいと暮らしのコンシェルジュ」
同様に早い段階での閉店となりました。「新杵」は京樽グループで、
2009年11月13日に新規オープンした店舗
でしたが、2年に満たない
短期間の営業に終わりました。

■「三崎市場」
「三崎市場」

■「三崎市場」閉店のお知らせ
「三崎市場」閉店のお知らせ

「京樽」の向かい側、「三崎市場」も8月12日の閉店を予定していま
す。お知らせにもある通り、ここは2000年10月にオープンした店舗
で、10年以上営業を続けてきました。

なお、これらの閉店店舗全てが明確に「駅ビル建設に伴う閉店」と
確認が取れているものではありません。

ただ、いくつかの店舗では確認が取れましたし、このタイミングで
次々と閉店している状況からすると、ほぼ関連した動きである
と見るのが自然
ではないかと思います。

武蔵小杉駅構内には、「ヴィドフランス」「ユニクロ」「銀だこ」「ガスト」
「東急ストア」「iTSCOMスポット」
が引き続き営業を続けています。

「東急ストア」などは工事には干渉しないように見えますし、必ずしも
全店舗が閉店するわけではないと思いますが、ここまで閉店が続く
と、残り店舗の動向も気になるところですね。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2009/3/13エントリ 「武蔵小杉に関するアンケート」集計結果レポート
2009/4/16エントリ 「iTSCOMスポット武蔵小杉」駅構内にオープン
2009/6/1エントリ ヴィ・ド・フランスカフェ武蔵小杉店本日オープン
2009/10/27エントリ 東急武蔵小杉駅下りホームに鉄道グッズコー
ナー設置

2009/11/17エントリ 東急武蔵小杉駅南口に和菓子店「新杵」オープン
2010/7/30エントリ 東急武蔵小杉駅ビル計画が公示、2012年12月に
西街区再開発ビルと同時期完成へ

2010/8/20エントリ 東急武蔵小杉駅ビルの図面:駅上商業施設が
2層構造に

2010/9/16エントリ 川崎市議会より:東急武蔵小杉駅ビルと東西街区の
接続計画

2011/2/17エントリ 川崎市が保育所整備補助金制度導入:東急武蔵
小杉駅ビル・南武線高架下に新設へ

2011/2/17エントリ 川崎市が保育所整備補助金制度導入:東急武蔵
小杉駅ビル・南武線高架下に新設へ

2011/3/10エントリ 東急武蔵小杉駅ビル建設工事により「住まいと
暮らしのコンシェルジュ」が一時休業へ

2011/7/3エントリ 東急武蔵小杉駅の「BOOKS SAGA」が2011年7月
26日閉店

Comment(0)

2011年
07月12日

府中街道拡幅:歩道の一部完成と東横化学用地の有害物質検出

hatsushimo.gif
 
2011/4/14エントリで、府中街道拡幅工事の進捗について取り上げ
ました。その後2ヶ月が経過し、市ノ坪交差点付近の歩道はほぼ
出来上がってきました。

■府中街道:東京応化工業前
府中街道:東京応化工業前

こちらは、市ノ坪交差点近くの東京応化工業前の歩道です。この
一帯は東京応化工業による用地提供が早い段階で行われ、比較
的進捗が早かったエリアです。
現在では歩道が完成し、植栽も植えられています。

■信号器材の新社屋
信号器材の新社屋

■府中街道:信号器材前
府中街道:信号器材前

東京応化工業の向かい側には、信号器材の本社工場があります。
建設中だった新社屋が完成し、同時に府中街道の歩道も完成し
ています。
この付近には「市の坪中町」のバス停があり、その部分は車道を
広げてあります。
 
※       ※       ※

ところで、この「市ノ坪工区」の拡幅用地の一部から基準値を超える
特定有害物質が検出
され、川崎市から報道発表されていました。

■川崎市報道発表資料 中原区内一般国道409号(市ノ坪工区)
道路拡幅用地における特定有害物質の検出について(PDF)

http://www.city.kawasaki.jp/press/info20110610_3/item8909.pdf

■東横化学の拡幅用地
東横化学の拡幅用地

報道発表資料に有害物質の検出場所が記載されていまして、それ
によると検出場所は 東横化学の拡幅用地の北端にあたりますね。
上記写真の奥、府中街道と中丸子地区の幹線道路がT字路に
なる部分の角地です。

現在、検出場所はコンクリート舗装され、土砂等が飛散しないように
なっています。

■コンクリート舗装された有害物質検出場所
コンクリート舗装された有害物質検出場所

検出されたのは「フッ素およびその化合物」ということですが、東横
化学では使用されていない物質(東横化学の発表)とのことです。

どういった経緯で土壌に浸透したものか分かりませんが、安全に
対処されると良いと思います。

■綱島街道の有害物質検出地(検出当時)
綱島街道の有害物質検出地(検出当時)

そういえば、綱島街道の拡幅用地においても、東京機械製作所が
提供した用地から有害物質(テトラクロロエチレンや鉛)が検出
され
ていました。
工場として長年営業をしていると、多くの場合は何らか有害物質が
検出されるものですね。

現在では、綱島街道拡幅用地の有害物質は除去が完了し、共同
溝の工事が行われているところです。

市ノ坪工区の2011年度中(2012年3月まで)の完成に向けて、東横
化学の有害物質についても、いずれ除去作業をした上で歩道の
整備が行われる
ものと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 府中街道
2007/10/13エントリ 府中街道の歩道
2008/3/11エントリ 府中街道拡幅
2009/5/1エントリ 綱島街道拡幅用地の有害物質とビニールシート
2009/7/13エントリ 府中街道拡幅・廃墟のゆくえ
2009/9/9エントリ 府中街道拡幅進捗と武蔵小杉駅南口線のT字路
2009/10/13エントリ 府中街道拡幅用地の更地化
2009/11/6エントリ 府中街道拡幅用地の電話ボックスが消滅
2010/1/5エントリ 横須賀線武蔵小杉駅周辺の信号設置
2010/2/8エントリ 府中街道・武蔵小杉駅南口線の拡幅用地一部舗装
2010/2/27エントリ 府中街道の廃墟取り壊しと拡幅工事進捗
2010/5/4エントリ 府中街道拡幅区間の一部歩道整備
2010/6/14エントリ 東京機械製作所跡地再開発始動と、府中街道と
二ヶ領用水の一体整備案

2011/2/14エントリ 府中街道拡幅:東横化学前の拡幅用地確保
2011/4/14エントリ 府中街道拡幅:東横化学の建物取り壊し完了

Comment(1)

2011年
07月11日

横須賀線武蔵小杉駅連絡通路と新幹線の軌道中心

hatsushimo.gif

横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路に、新幹線の軌道の位置を示す
表示
がありました。

■横須賀線武蔵小杉駅連絡通路の地下トンネル
横須賀線武蔵小杉駅連絡通路の地下トンネル

横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路は、2011年6月25日に供用開始
なりました。南武線のホームから「動くスロープ」で徐々に地下に潜
りつつ、綱島街道・新幹線・横須賀線の下をくぐる地下トンネル
なっています。

新幹線の軌道位置が示されていたのは、上記写真の地下トンネル
の部分
です。

■新幹線軌道中心の位置(上り)
新幹線軌道中心の位置(上り)

■新幹線軌道中心の位置(下り)
新幹線軌道中心の位置(下り)

私もTwitterで情報頂くまで全く気付かなかったのですが、地下トン
ネルの壁面下部に、上記のように
「新幹線(上り)軌道中心」
「新幹線(下り)軌道中心」

という表示があります。

それぞれ矢印が上を向いていまして、丁度矢印の部分が軌道中心
にあたる
ということのようです。

軌道中心位置はたいへん重要なものでして、安全ために軌道中心
間の最小距離(軌道中心間隔)
が定められています。鉄道事業者
によって基準は異なるようですが、新幹線の本線では4.3m以上を
確保
することになっています。

■国土交通省 新幹線の比較優位性(PDFファイル)
http://www.mlit.go.jp/common/000047962.pdf

実際に計測はしていませんが、連絡通路に設置された軌道中心を
示す矢印の間も、当然4.3m以上離れていることになります。

ただ、軌道中心の位置を地下トンネル内で表示する理由は何で
しょうか。
思い起こせば、この連絡通路の完成が遅れたのは、実際に施工を
してみたところ地上の新幹線の線路に影響が出てしまい、工法の
変更を余儀なくされた
ことが理由でした。

工事中または将来的な工事発生にあたって、新幹線の軌道位置
が重要な情報である、ということかもしれません。

■「武蔵小杉連絡地下道」の銘板
「武蔵小杉連絡地下道」の銘板

ところで、この近辺に、地下連絡通路の銘板も設置されていました。
これによると、この通路は「武蔵小杉連絡地下道」という名称の
ようです。

また、この銘板では、竣工時期が2010年12月と表示されていま
した。
連絡通路自体は2011年6月25日の供用開始で、実は供用開始
以降も一部内装工事などの工期が残っている状態ですので、
タイミングがずれています。
これは、あくまでもこの地下トンネル部分の工事だけを指している
ということなのでしょう。

東日本大震災の影響による完成遅れなどもあり、トンネルの竣工
から連絡通路の供用開始まで半年かかった
ことになります。

さて、今後は暫定連絡通路の解体が進められていきます。
この解体工事については別途取り上げたいと思いますが、完全に
工事が完了するまでには、もう暫くの時間が必要となります。

武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉
2010/9/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅連絡通路の沿線案内と
ドライミスト

2011/4/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路が4月末供用
開始予定、震災により遅延可能性あり

2011/4/18エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路工事の
資材が震災により調達できず、2011年4月末供用開始予定が
延期に

2011/5/2エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路内部の
工事状況

2011/5/26エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路のエスカレ
ーター工事が進捗

2011/6/7エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の正規連絡通路が2011年
6月25日供用開始、改札外乗換は廃止に

2011/6/15エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路内部の完成
写真が公開

2011/6/19エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の正規連絡通路、供用
開始の準備進む

2011/6/24エントリ 横須賀線武蔵小杉駅暫定連絡通路最終日、
「動くスロープ」は歩行禁止

2011/6/25エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路が本日供用開始
2011/6/27エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路、初の平日ラッシュ

Comment(0)

2011年
07月06日

エルシィ跡地周辺再開発の基本計画策定へ、小杉ビルディングは駅前広場拡充を見据え段階的整備を検討

hatsushimo.gif

武蔵小杉駅北口のホテル・ザ・エルシィ跡地周辺の再開発事業に
関し、UR都市機構が2012年10月までに基本計画を策定
することに
なりました。

この基本計画においては、「将来的な駅前広場の拡充を見据え、
段階的整備を実現することを検討」
することとなっています。
すなわち、駅前広場に面した小杉ビルディングについては当初から
の一体開発が折り合わず、まずはエルシィ跡地とNEC小杉ビルに
よる再開発に留まることが濃厚
となりました。

■ホテル・ザ・エルシィ跡地周辺地区
ホテル・ザ・エルシィ跡地周辺地区

この基本計画の策定にあたっては、以下のような業務が実施され
ることになります。

(基本計画策定)
○まちづくりに関する上位計画、地域課題等の整理
○用途地域、容積率、高さ制限、駐車場附置義務等の計画与条件
 の整理
○インフラ供給状況の整理
○周辺の利便施設等の立地状況調査
○周辺地域における商業、業務、住宅等の需要動向調査
○まちづくり方針の作成
○まちづくり方針に基づく開発コンセプト(土地利用コンセプト、用途
 構成、景観計画等)
○事業実施手順と全体事業スケジュールの作成
○関係機関との協議・調整

(都市計画変更)
○交通量調査
○都市計画素案の策定(将来交通量予測、影響評価など)
○都市計画変更手続きの実施

(基盤整備計画)
○基盤整備計画手法の検討
○基盤整備基本計画の立案(道路計画、換地計画等)


さて、冒頭に申し上げたとおり、今回の基本計画策定にあたっては、
「将来的な駅前広場の拡充を見据えた段階的な整備の実現に向け
た都市計画手法の検討」
がテーマとなっています。

基本計画の範囲は、ホテル・ザ・エルシィ、NEC小杉ビル、小杉ビル
ディング、現在の駅前広場までとなっていますので、駅前広場の
拡充とは小杉ビルディングの用地以外にはありえません。


■駅前広場と小杉ビルディング
駅前広場と小杉ビルディング

■ホテル・ザ・エルシィ跡地周辺の状況
ホテル・ザ・エルシィ跡地周辺の状況
※青枠線が今回の基本計画の範囲です。

上記の通り、ホテル・ザ・エルシィおよびNEC小杉ビルについては、
都市再生機構の旗振りにより一体開発の方向性が明確になって
います。しかしながら小杉ビルディングについては、一体開発を
目指しつつも所有者との調整がついていない状態
でした。

川崎市議会においても北口へのペデストリアンデッキ設置への動き
が見られ、UR都市機構が一体開発を目指してきたところでしたが、
現状では、以下のような段階的開発を検討しているようです。

①ホテル・ザ・エルシィ跡地+NEC小杉ビルの用地の一体開発を
 実施(住宅・事務所・店舗用地として開発:2010/7/14エントリ参照)
②小杉ビルディング用地での将来的な駅前広場拡充実現を検討


駅前広場を拡充するとなると小杉ビルディングが立ち退くことになり
ますが、今のところのニュアンスからすると、そこまでの合意が
所有者と得られているものではない
ように思われます。
UR都市機構側の資料にあった文字通り、「将来的に」「見据えて」
「実現を検討」
するというレベルのようです。
・・・となると、ペデストリアンデッキも将来的な話とならざるを得なく
なりますね。

■直近で計画が具体化されるエルシィ跡地とNEC小杉ビル
直近で計画が具体化されるエルシィ跡地とNEC小杉ビル

直近で具体化されるエルシィ跡地+NEC小杉ビルの一体開発に
おいては、双方の用地の間にある道路を付け替え、一体敷地に
整形してから民間事業者に売却し、譲渡先の事業者が施設を
整備するスキーム
が想定されています。
(前掲の基本計画策定にあたっての業務のうち、「基盤整備計画」
がこれにあたります)

都市再生機構によれば、基本計画策定の期限と同時期の2012年
10月までには地区計画の変更手続きを進め、
民間事業者への
売却に備えるとのことです。
現在、エルシィ跡地はコインパーキングとして運用されていまして、
その賃貸契約は2011年6月までとなっていましたが、現状のスケ
ジュールですと、この期限はさらに延長
されることになりますね。

将来的な駅前広場の拡張・小杉ビルディングとの一体開発も含め、
具体的な手法はこれからの検討になりますので、どのような計画
になるものか、今後注目されるところです。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2010/5/19エントリ シンプレクスがエルシィ跡地をUR都市機構に
売却

2010/5/25エントリ ホテル・ザ・エルシィ跡地が再度暫定駐車場に
2010/6/11エントリ 平成22年川崎市議会第3回定例会:武蔵小杉
再開発の進捗報告

2010/6/20エントリ エルシィ跡地に「システムパーク武蔵小杉駅前
駐車場」本日オープン

2010/7/1エントリ エルシィ跡地のシステムパーク武蔵小杉が
料金値上げ

2010/7/14エントリ ホテル・ザ・エルシィ跡地で都市再生機構が「小杉
駅北口地区居住環境整備事業」を開始

Comment(1)

2011年
07月03日

東急武蔵小杉駅の「BOOKS SAGA」が2011年7月26日閉店

hatsushimo.gif

東急武蔵小杉駅構内の「BOOKS SAGA(ブックスサガ)武蔵小杉
店」が、2011年7月26日(火)をもって閉店
することになりました。

■東急武蔵小杉駅構内の「BOOKS SAGA」
東急武蔵小杉駅構内の「BOOKS SAGA」

「BOOKS SAGA武蔵小杉店」は、東急武蔵小杉駅構内の北側に
店舗をかまえています。ちょうど南武線との乗換口の途中でもあり、
駅利用者にとっては便利なロケーション
にありました。

しかしながら、このたび、東急武蔵小杉駅ビル建設など再開発事業
の進捗により、テナントの賃貸契約の更新ができなくなりました。
それにより、今回閉店を余儀なくされることとなったものです。

■閉店のお知らせ
閉店のお知らせ

現在、店内レジの前に、7月26日で閉店する旨の告知が掲示され
ています。
会員の方のポイントの取り扱いについてはここで明記がありません
が、店員までお尋ね下さい、ということです。

この「BOKKS SAGA」に隣接した「東急電鉄 住まいと暮らしの
コンシェルジュ」は、同様に駅ビルの建設のため、3月28日に先行
して閉店
になっています。(2011/3/10エントリ参照)

「住まいと暮らしのコンシェルジュ」は、2012年晩秋に営業再開する
ことが告知されていましたので、同様に「BOOKS SAGA」も新しい
駅ビルで再オープンするのではないか? と思ってお店の方に確認
してみました。

…が、現在のところ「新装オープンの予定はありません」とのこと
で、単純に閉店ということになるようです。
今後駅ビルのテナント募集が行われる中で経営判断も変わる可能性
はないとは言えないのでしょうが、現時点ではそのような状況です。

「BOOKS SAGA」を愛用してきた方にとっては、残念なことですね。

■ロータリー予定地と東急武蔵小杉駅
ロータリー予定地と東急武蔵小杉駅

さて、こちらは武蔵小杉駅南口地区東街区のロータリー予定地から
見た東急武蔵小杉駅
です。

写真右端あたりが「BOOKS SAGA」の店舗奥の壁面にあたります
が、東街区のロータリーが完成すると、ここは駅の正面玄関のよう
になります。
最終的な駅構内のレイアウトはまだわかりませんが、駅からロータ
リーの導線は、現在のような壁に覆われた形ではなく、よりオープン
なもの
にするのではないでしょうか。

そうなると、やはり現在の「BOOKS SAGA」の位置に店舗があり
続けるのは、導線上邪魔になるように思いますね。

       ※       ※       ※

ここ数年、武蔵小杉駅周辺の書店は減少傾向にありまして、以前は
武蔵小杉タワープレイス、こすぎFROMにそれぞれ文教堂があった
のですが、いずれも閉店
になっています。

「BOOKS SAGA」の閉店後は中原ブックランドの3店舗が残ること
になりますが、以前の「武蔵小杉アンケート」では「大型書店」が
出店希望店舗として圧倒的な支持
を集めていました。(2009/3/18
エントリ
参照)
「大型書店」「充実した書店」「気の利いた書店」など、回答は様々
ありまして、贅沢な部分もあろうかと思いますけれども、これは以前
からの根強いニーズですね。

東急武蔵小杉駅ビルも含め、今後の商業施設開発において魅力
ある書店の出店が期待されるところです。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2009/3/13エントリ 「武蔵小杉に関するアンケート」集計結果レポート
2010/7/30エントリ 東急武蔵小杉駅ビル計画が公示、2012年12月に
西街区再開発ビルと同時期完成へ

2010/8/20エントリ 東急武蔵小杉駅ビルの図面:駅上商業施設が
2層構造に

2010/9/16エントリ 川崎市議会より:東急武蔵小杉駅ビルと東西街区の
接続計画

2011/2/17エントリ 川崎市が保育所整備補助金制度導入:東急武蔵
小杉駅ビル・南武線高架下に新設へ

2011/2/17エントリ 川崎市が保育所整備補助金制度導入:東急武蔵
小杉駅ビル・南武線高架下に新設へ

2011/3/10エントリ 東急武蔵小杉駅ビル建設工事により「住まいと
暮らしのコンシェルジュ」が一時休業へ

Comment(1)

2011年
06月28日

綱島街道の電線共同溝工事

hatsushimo.gif

綱島街道の東京機械製作所玉川製造所付近において、電線共同溝
の工事
が行われています。

■綱島街道の電線共同溝工事看板
綱島街道の電線共同溝工事看板

綱島街道は現在拡幅工事が行われていますが、それに伴って
電線が地中化されます。そのために、地中に共同溝を設置する
ことが必要となるものです。
先般より玉川製造所前に工事を告知する看板が出ていまして、
これを参照すると朝から夜までほぼ全日が工事時間となって
います。

■川崎市パブリックコメント 川崎市無電柱化整備基本方針
http://www.city.kawasaki.jp/pubcomment/info544/index.html

先般、川崎市の電線地中化に関するパブリックコメントの募集が
行われていましたが、それによって策定された「川崎市無電柱化
整備基本方針」においても、綱島街道(資料中では「東京丸子横浜
線」)が整備中路線として記載
されています。

■拡幅用地に積まれた資材
拡幅用地に積まれた資材

■共同溝の管
共同溝の管

現在、工事がどの程度進捗しているものかわかりづらいのですが、
拡幅用地に資材が積まれていました。ここにはオレンジ色の長い
がありましたが、これが共同溝で電線等を通す管ではないかと
思います。

■電線の残る東京機械側(左)と地中化されたリエトコート側
電線の残る東京機械側(左)と地中化されたリエトコート側

あらためて綱島街道の電線を確認してみると、左側の東京機械
製作所玉川製造所前はまだ電線が残っていますが、右側の
リエトコート武蔵小杉前は電線が地中化
されています。

これが両側で地中化されると、大分すっきりするのではないで
しょうか。

■中原消防署前の電話線工事
中原消防署前の電話線工事

先日夜、綱島街道の中原消防署前交差点で電話線の工事
行われていました。夜間に地中を掘り起こして、翌朝にはもう
アスファルトで舗装されていました。
この下に、電話線が埋設されているものと思います。

共同溝には電線のほか、電話回線やケーブルなど各種インフラが
格納
されることになります。まさに名前の通り「共同」の設備
なわけですね。

綱島街道が拡幅のうえ電線が地中化され、さらに東京機械製作所
玉川製造所跡地に大型複合商業施設が完成
したりすると、また
かなり雰囲気が変わりそうですね。

【関連リンク】
2008/3/8エントリ 綱島街道の陸橋工事と拡幅予定
2008/9/1エントリ 綱島街道の陸橋拡幅工事開始
2008/9/2エントリ 綱島海道路の陸橋拡幅工事・続報
2009/1/28エントリ 新・フローラルガーデン完成と周辺整備
2009/4/17エントリ 綱島街道・上丸子跨線橋の仮管路設置工事
2009/4/27エントリ 上丸子跨線橋の騒音と振動
2009/5/1エントリ 綱島街道拡幅用地の有害物質とビニールシート
2009/5/6エントリ 上丸子跨線橋の仮管路、南武線をまたぐ
2009/12/16エントリ 横須賀線武蔵小杉駅工事現場に咲く花
2010/2/7エントリ 綱島街道拡幅用地の土壌汚染対策工事
2010/4/22エントリ 綱島街道の土壌汚染対策工事完了
2011/4/28エントリ 綱島街道の「櫓橋」拡幅工事

Comment(0)

2011年
06月27日

横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路、初の平日ラッシュ

hatsushimo.gif

横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路の供用開始後、初の平日ラッ
シュ
を迎えました。
新たな導線に多くの通勤・通学客が流れ込むことで生じる混乱を
避けるため、JR東日本のスタッフが重点的に配置されていました。

■JR東日本 駅構内図 武蔵小杉駅(※更新されました)
http://www.jreast.co.jp/estation/stations/1527.html

■新設されたエスカレーター前に配置されたスタッフ
新設されたエスカレーター前に配置されたスタッフ

まず、注目される新設エスカレーターですが、こちらは前回エントリ
でご紹介したように平日7:25頃~8:45頃は下り専用となっています。
つまり、南武線から横須賀線へ乗り換える方は朝ラッシュ時の利用
ができませんので、ここには多くの整理員が配置されていました。

上記写真の通り、エスカレーターが下り専用である旨を記載した
看板を手に持ち、通行される方に対して前方の階段の利用を呼び
かけ
ていました。
エスカレーターに乗ろうとしてしまう方の姿は見られず、皆さん
粛々と前方の階段に向かって歩いていました。

■南武線方面からの導線となる階段付近
南武線方面からの導線となる階段付近

南武線から乗り換える方は、従来通りもう少し先にある階段を利用
して横須賀線ホームに上がる
ことになります。
以前からここの階段は詰まりがちですが、残念ながらこの点は
大きな改善にはならなかったようです。

写真では東京方面の横須賀線が停車していますが、この階段前
はちょうどグリーン車の停車位置
にあたります。
グリーン料金を支払う方でないと、目の前の車両に乗ることが
できませんので、階段からホーム北端方面に向かう方が多く見受
けられます。

■新設されたエスカレーター(横須賀線ホーム)
新設されたエスカレーター(横須賀線ホーム)

新設されたエスカレーターはこの時、前述の通り下り専用でした
ので、利用される方もあまり多くはなく、落ち着いたもの
でした。

あえてこういった規制をかけるということは、ここに実際に人を流す
となると導線が錯綜してしまったり、JR側としては簡単な話ではない
のでしょうね。

■ラッシュ時の連絡通路
ラッシュ時の連絡通路

ラッシュ時の連絡通路

ラッシュ時の連絡通路では、大量の通勤客が動く歩道の上を足早に
通過
していきます。
見ていた範囲では、大きな混乱はなかったようです。

■JR東日本によるラッシュ時連絡通路のビデオ撮影
JR東日本によるラッシュ時連絡通路のビデオ撮影

■JR東日本がビデオ撮影していたアングル
JR東日本がビデオ撮影していたアングル
※この写真はラッシュ時のものではありません。

この時、連絡通路の上記のアングルを、JR東日本がビデオで定点
撮影
していました。監視カメラは別に設置されていますけれども、
これは平日ラッシュ時の連絡通路の模様を分析するためのもので
しょう。

また、JR東日本のスタッフの方の話を聞いていると、
「あー、結局あそこで交錯しちゃうのか・・・」
「今、あそこがこういう状態で・・・」

というような感じで、やはり初の平日ラッシュを迎えて試行錯誤と
ならざるを得ない部分
もあったようです。

こういったビデオでのモニタリング分析や、現場で整理にあたる
スタッフの方が把握した実情等も踏まえて、今後のより安全、
快適な運用を検討
していただければと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉
2010/9/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅連絡通路の沿線案内と
ドライミスト

2011/4/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路が4月末供用
開始予定、震災により遅延可能性あり

2011/4/18エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路工事の
資材が震災により調達できず、2011年4月末供用開始予定が
延期に

2011/5/2エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路内部の
工事状況

2011/5/26エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路のエスカレ
ーター工事が進捗

2011/6/7エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の正規連絡通路が2011年
6月25日供用開始、改札外乗換は廃止に

2011/6/15エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路内部の完成
写真が公開

2011/6/19エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の正規連絡通路、供用
開始の準備進む

2011/6/24エントリ 横須賀線武蔵小杉駅暫定連絡通路最終日、
「動くスロープ」は歩行禁止

2011/6/25エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路が本日供用開始

Comment(5)

2011年
06月25日

横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路が本日供用開始

hatsushimo.gif

本日、横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路が供用開始になりました。
土曜日スタートではありましたが、多くの方が南武線との乗り換えで
通行されていました。
今回のエントリでは、新しい連絡通路の様子を横須賀線ホームから
南武線ホームに向かって順番にご紹介
していきたいと思います。

■横須賀線ホームのエスカレーター
横須賀線ホームのエスカレーター

横須賀線ホームのエスカレーター

まず、横須賀線ホーム北側に新設されたエスカレーターから見て
いきましょう。
この時、1枚目の双方向のエスカレーターは上下双方向で稼働して
いましたが、2枚目の片方向のエスカレーター(最北端)は、常時
下り専用
のエスカレーターであることがわかりました。

■平日ラッシュ時の下り専用告知
平日ラッシュ時の下り専用告知

さらに、この掲示によると、双方向のエスカレーターも平日7:25頃~
8:45頃の間は下り専用
となります。
つまり、新たにホーム北側に設置されたエスカレーターは、平日
ラッシュピークタイムには全て下り
となり、「南武線→横須賀線」の
乗換えには使用できないことになります。

…となると、南武線から乗り換えてくる通勤・通学の方にとっては、
エスカレーターが南武線寄りに新設されたことによる乗り換え短縮
効果は得られない
わけですね。

■新設されたエスカレーターと連絡通路
新設されたエスカレーターと連絡通路

南武線から乗換の方は、平日ラッシュ時はこのエスカレーターを
パスして、従来からあるこの先の階段まで歩く形
になり、この部分
においてはこれまでと同様になります。

今回の連絡通路供用開始に伴う「100m通路短縮」は、このエスカ
レーター設置によるところも大きい
ため、これは南武線沿線の方には
少々落胆するところかもしれません。
ラッシュ時の人の流れを整理する関係上、JRとしては安全面等の
観点からやむを得ないところなのでしょう。

■暫定連絡通路との接続部
暫定連絡通路との接続部

続いてこちらは、暫定連絡通路との接続部です。昨日まではつな
がっていた暫定連絡通路への道が遮断されています。

暫定連絡通路はこれから解体作業に入り、この接続部も最終的
には通常の壁が作られることになります。

■動くスロープの入口
動くスロープの入口

エスカレーターを下りて直進すると、ほどなく動くスロープの入口
至ります。
ベビーカー・車椅子の方は動くスロープを利用できないため、床面に
エレベーターへの導線が案内されていました。

なお、警備員の方に動くスロープの歩行禁止について確認してみた
ところ、
「立ち止まっての利用をお願いしているが、それ以上強制するつもり
はなく、あとは利用者の方の判断」
ということでした。

やはり現実的に立ち止まっての利用を徹底するつもりはなく、掲示は
何らか事故等トラブルがあった場合のエクスキューズとしての意義
くらいしかない
ように感じられます。

■動くスロープと並行する階段
動くスロープと並行する階段

動くスロープには、階段の導線と、エレベーターの導線が必ず並行
して存在します。
上記の写真では、右から順に動くスロープ、階段、エレベーターの
導線となっています。

ここの通路の天井には、何か所か自然採光の窓が設置されてい
ました。

■連絡通路の曲がり角
連絡通路の曲がり角

横須賀線側から最初の動くスロープが終わるとすぐに直角の曲がり
があります。
ここは動く歩道の方向別に通路が鉄柵で仕切られていまして、
出会い頭の衝突が無いように配慮
されています。これはなかなか
良い構造ではないでしょうか。

■曲がり角の先の直線通路
曲がり角の先の直線通路

直角の曲がり角(写真奥)を過ぎると直線の通路がありまして、
ここの壁面(写真右)には横須賀線の沿線案内が掲示されていま
した。

これは、元々は暫定連絡通路に掲示されていたものを、正規連絡
通路に移設
したのですね。暫定連絡通路に掲示されていた沿線
案内の初期バージョンについては、2010/9/6エントリでご紹介して
おりました。

■南武線ホームへ向かう動くスロープ・階段・エレベーター
南武線ホームへ向かう動くスロープ・階段・エレベーター

直線の通路が終わると、今度はいよいよ南武線ホームに向かって
地上に上っていく
ことになります。
こちらは供用開始に先立って「ムサコス新聞」において公開されて
いた写真とほぼ同じもので、動くスロープ・階段・エレベーターが
並んでいる
のが見えます。

■動くスロープ
動くスロープ

動くスロープは、実際に乗ってみると思ったよりも幅がありまして、
普通に端に寄れば横を追い越していくスペースは確保されていま
した。
これまで写真で見ていた限りでは狭そうに見えたのですが、
これであればJRの要請通りにスロープを立ち止まって利用しても
問題はなさそう
です。

■南武線ホームへの最後の動くスロープ
南武線ホームへの最後の動くスロープ

■動くスロープと南武線ホームへの通路
動くスロープと南武線ホームへの通路

1回短いスロープを挟んだのち、上記の長いスロープを上っていく
と、南武線ホームへとつながる地上連絡通路に到達いたしました。
これで、新たに供用開始となった連絡通路の旅は終了となります。

実際に利用してみると体感ではかなり短縮された印象を受けまして、
快適
でした。
アップダウンも想像よりなだらかで気になるほどではありません
でしたし、以前よりもずっと乗り換えやすくなったのではないかと
思います。

これから夏本番の蒸し暑さが新しい連絡通路ではどうなるのか
気になりますが、焼けつくような暫定連絡通路よりは快適なのでは
ないか…と、ささやかな期待を抱いているところです。

…だいたいこのようなところで、横須賀線武蔵小杉駅が2010年3月
13日に開業してから1年3か月あまり、ついに記念すべき新駅完成
の日
をレポートさせていただきました。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉
2010/9/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅連絡通路の沿線案内と
ドライミスト

2011/4/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路が4月末供用
開始予定、震災により遅延可能性あり

2011/4/18エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路工事の
資材が震災により調達できず、2011年4月末供用開始予定が
延期に

2011/5/2エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路内部の
工事状況

2011/5/26エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路のエスカレ
ーター工事が進捗

2011/6/7エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の正規連絡通路が2011年
6月25日供用開始、改札外乗換は廃止に

2011/6/15エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路内部の完成
写真が公開

2011/6/19エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の正規連絡通路、供用
開始の準備進む

2011/6/24エントリ 横須賀線武蔵小杉駅暫定連絡通路最終日、
「動くスロープ」は歩行禁止

Comment(8)

2011年
06月24日

横須賀線武蔵小杉駅暫定連絡通路最終日、「動くスロープ」は歩行禁止

hatsushimo.gif

横須賀線武蔵小杉駅正規連絡の供用開始を明日に控え、駅構内
では一通りの準備が整っています。
「動くスロープ」には利用上の注意が新たに掲示され、スロープは
歩行禁止であること、キャスター付きの荷物は載せられないこと

明らかになりました。

■横須賀線武蔵小杉駅ホームのエスカレーターと看板
横須賀線武蔵小杉駅ホームのエスカレーターと看板

横須賀線武蔵小杉駅ホームの北端には、2か所エスカレーターが
新設されて連絡通路と接続
されることになります。
このエスカレーターはフェンスを取り除くだけの状態になっており、
上部屋根には案内看板(調整中)も設置されています。

■南武線までの距離
南武線までの距離

ホームに記載されている南武線までの距離も、よく見るとシートを
剥がすだけの状態
になっています。
これは今まで気づかなかったのですが、ひょっとしたら最初から
このようになっていたのかもしれません。

■横須賀線ホーム下の正規連絡通路
横須賀線ホーム下の正規連絡通路

横須賀線ホーム下の正規連絡通路も、ご覧のように壁が完全に
取り払われていました。
駅利用者が進入しないよう、警備員が配置されています。

■南武線寄りのエレベーター
南武線寄りのエレベーター

同様に、南武線寄りのエレベーターもフェンスが取り外され、カラー
コーンとコーンバーで仕切られているだけの状態になっています。

■動くスロープの注意書き
動くスロープの注意書き

動くスロープ入口の壁面には注意書きが掲示されていたのですが、
これを参照すると…、

●動くスロープは手すりにつかまり、立ち止まって利用(歩行禁止)
●キャスター付きの荷物は使用不可

上記のようなルールになっています。
これはかなり大きなトピックだと思うのですが、まずこれは動く「歩道」
ではなくて、歩行禁止
だったのですね!

動くスロープはさしたるスピードで動くとは思えず、スロープに運ば
れてゆるゆると移動していくことになります。
これですと、乗り換え時間の短縮が1分にとどまるのも、むべなる
かな、
というところです。

また、キャスター付きの荷物は載せられないということですが、横須
賀線武蔵小杉駅には成田エクスプレスが停車することから、その
利用者の方が動くスロープに期待されていた部分
もあったように思い
ます。
ただこれは、斜面になっているため安全上致し方ないところでしょうか。
ベビーカーについても同様の措置になります。

…もっとも、このあたりは明日から供用開始してみて、実際に守られる
かどうかは少々疑問
ではありますね。

■廃止される暫定連絡通路
廃止される暫定連絡通路

廃止される暫定連絡通路

廃止される暫定連絡通路

一方、こちらは本日終電(まもなくですね)をもって廃止される暫定
連絡通路
です。細くまがりくねったこの通路とも、これでお別れに
なります。

1年3か月あまりの間、多くの方がここを通りました。
その間に何回くらい、「遠すぎ…」と言われたことでしょうか?
夏場などは大変な蒸し暑さでしたが、最後の日になってみると、
ちょっと感慨深いものがあります。

明日は土曜日ですので、本格的な利用は月曜日からということに
なろうかと思いますが、楽しみですね。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉
2011/4/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路が4月末供用
開始予定、震災により遅延可能性あり

2011/4/18エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路工事の
資材が震災により調達できず、2011年4月末供用開始予定が
延期に

2011/5/2エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路内部の
工事状況

2011/5/26エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路のエスカレ
ーター工事が進捗

2011/6/7エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の正規連絡通路が2011年
6月25日供用開始、改札外乗換は廃止に

2011/6/15エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路内部の完成
写真が公開

2011/6/19エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の正規連絡通路、供用
開始の準備進む

Comment(4)