等々力緑地再編整備の実証実験「PARK&」が3日間のイベント終了、土日は大道芸・BBQ・トークセッション・川崎フロンターレサッカー教室など実施
【Reporter:はつしも】
等々力緑地の魅力づくりのための実証実験イベント「PARK&(パークアンド)」が、2022年1月14日(金)から16日(日)までの3日間にわたって開催されました。
本サイトでは初日の14日開催分について同日のエントリでレポートさせていただきましたが、15日、16日のみの企画も多数実施されました。
本日で3日間のイベントが終了したことから、14日には実施されなかった企画を中心に追補レポートさせていただきたいと思います。
■等々力緑地の魅力づくりイベント「PARK&(パークアンド)」
等々力緑地では、安全・安心で「日常的に賑わう」、魅力あふれる公園の実現に向けた再編整備の取り組みが進められています。
その構想をトライアル的に実施する「実証実験」として企画されたのが今回の「PARK&」です。
本イベントは3日間限定で、「PARK&EAT」「PARK&WORK」「PARK&HEALTH」「PARK&SPORTS」「PARK&ENTERTAINMENT」「PARK&MORE」の6つのキーワードのもと、等々力緑地にさまざまな魅力をプラスオンした空間が創出されました。
3日間のうち14日(金)にしかない企画として実施されたのが、等々力球場を開放したプレイスペースの提供や、川崎ブレイブサンダースYouTube動画や野外映画の上映です。
等々力球場は土日は野球の試合が入っているために使えませんでしたが、それ以外の企画については、やはり休日の土日の方が賑わい、本格開催といった感じになっていました。
■「PARK&ENTERTAINMENT」の大道芸「SUKE3&SYU」さん
等々力球場前の広場では、大道芸が行われていました。
こちらはコメディーアクロバットの「SUKE3&SHU」さんです。
ストリートダンスとアクロバットを組み合わせたパフォーマンスチーム「POWERBOMB」のエース2人によるユニットで、アクロバティックなすごさだけでなく、会場を盛り上げる楽しい動きが特徴でした。
■「PARK&ENTERTAINMENT」の大道芸「Tento」
また大道芸は、等々力球場前メインスタンド前でも行われていました。
写真はマジック・ジャグリング・アートバルーンなどで活躍されている「Tento」さんです。
水晶玉を滑らかに触ることで「宙に浮いているように見える」錯覚を利用したパフォーマンスなど、人通りが多い場所ではないにも関わらずあっという間に観客が集まりました。
■射的
■駄菓子の木村屋
また土日の等々力球場前には、射的や駄菓子のコーナーも新たに登場していました。
いずれも子どもたちに人気でした。
コロナ禍でお祭りの縁日屋台もこの1年以上ご無沙汰でしたから、一層楽しかったのではないでしょうか。
■川崎工科高校・金子電機空調による「竹あかり」(14日のライトアップ)
こちらは、初日14日(金)にご紹介した川崎工科高校・金子電機空調による「竹あかり」です。
14日(金)だけはイベントが19時まで、土日は17時まででしたから、この夜のライトアップは14日が一番美しかったと思います。
ただ、この土日は「竹あかり」づくりの体験イベントが開催されていました。
■「竹あかり」づくりの体験
「竹あかり」を鑑賞するだけでも楽しいですが、実際に作ってみる体験も良いものです。
竹のまわりに目印の紙を巻いて、ひとつずつ穴をあけていきます。
暗くなってから実際にライトアップしてみると、また格別でしょう。
■「PARK&MORE」のボーネルンドの遊び場
さらに等々力陸上競技場前の「ボーネルンド」の遊び場には、14日(金)にはなかったマットが設置されていました。
靴を脱いで遊ぶとリラックスできますし、こちらも人気スポットになっていました。
■「PARK&FOOD」のバーベキュー場
さらにこの土日には、事前予約制で等々力緑地にバーベキュー場が開設されました。
テントと、一通りのバーベキュー道具が用意されています。
この土日は気温は低いものの天気は良く、屋外ではありますが比較的暖かい日差しのもとでバーベキューを楽しめたかと思います。
普段は等々力緑地ではバーベキューは絶対禁止です。
今回の実証実験で好評であれば、再編整備後の機能としてバーベキュー場の設置も可能性がある、ということではないでしょうか。
■トークセッション「川崎100人カイギスピンオフ~川崎の働く人々~」
また14日(金)の「PARK&ENTEATAINMENT」ステージは音楽・ダンス4組だったのですが、土日はトークセッションも組み込まれていました。
今回聞かせていただいたのは、「川崎100人カイギスピンオフ~川崎で働く人々~」です。
このトークセッションは、川崎で活躍する4人のキーパーソンがそれぞれにご自身の活動を中心にミニ講演をしてくれました。
■ワーキングマザーの岡田恵利子さん
1人目は、デザイナーを中心に活動されるワーキングマザーの岡田恵利子さんです。
ジェンダーや学びを考える団体を設立されたり、デザイン・写真の個人事業「ニカアリ」にて、デンマークでの留学体験などで得た知見を還元することで、多様性のある社会づくりに寄与していくことをお話されました。
■「こすぎの大学」の岡本克彦さん
2人目は、武蔵小杉でソーシャル大学「こすぎの大学」を運営される岡本克彦さんです。
「こすぎの大学」は、地域で活動する多様な方々が時には先生となり、時には生徒となってワークショップを中心に学びをしていく活動です。
また岡本さんはお仕事ではNECに勤務され、同社の「未来創造会議」プロジェクトを担当されています。
「こすぎの大学」を中心とした地域活動と仕事の両面で活動をしていくにあたり、それぞれの成果も両面で還元していく「公私『混合』」をお勧めされていました。
■三栄水産の柳延豊さん
3人目は、株式会社三栄水産の柳延豊さんです。
三栄水産は川崎地方卸売市場南武市場(川崎幸市場)で産地・漁港と飲食店・消費者をつなぐ仲卸業者です。
今回のミニ講演では、これから春に向けて美味しく食べられる食材として鰆、カワハギ、桜鯛、ハマグリ、赤貝をお勧めされていました。
川崎南武市場は一般の方も入場できるため、早起きして美味しいお魚を食べてみてほしいとのことです。
■プロレスリング「HEAT-UP」の田村和宏さん
そして4人目は、川崎市を中心に活動する「プロレスリングHEAT-UP」の田村和宏さんでした。
「プロレスリングHEAT-UP」は、社会貢献と地域貢献をコンセプトにされています。
田村さんは講演したりするのは得意ではない、プロレスラーである自分たちにできるのはプロレス、ということで、なんとこの場でプロレスの特別マッチをサプライズ決行されました。
■今井礼夢(らいむ)選手
■兼平大介選手
今回、会場はリングではなく下が硬いですので、勿論安全に配慮しつつ、プロレスの雰囲気を演出するような形でサプライズマッチが行われました。
出場は今井礼夢選手と、兼平大介選手です。
今井礼夢選手は元・SPEEDの今井絵理子さんのお子さんで、聴覚障がいをお持ちである旨、ご紹介されていました。
なお、演出として観客席への乱入もありましたが、その時だけマスクを着用するなど配慮されていました。
■「PARK&SPORTS」の川崎フロンターレサッカー教室
そしてこの土日は、等々力陸上競技場で「PARK&HEALH」としてヨガ教室、「PARK&SPORTS」として川崎フロンターレサッカー教室が開催されました。
今回は1月16日(日)の川崎フロンターレサッカー教室を取材させていただきました。
サッカー教室は、3歳児から小学6年生までが対象となっていました。
年齢層ごとに3グループに分けて、川崎フロンターレのコーチが教えてくれました。
■小さい子たちは親子で参加
未就学児を含む小さい子たちは、まずは親子で楽しくボールに触れることや、ストレッチなどの体操からスタートしていました。
■中学年の子は、ボールに親しむ練習
小学校中学年までの子たちからは、子どもだけで参加です。
ボールを持って走る、バスケットボールのドリブルをして走るなど、さまざまな形でボールに親しむところから、ドリブル練習と徐々にレベルを上げていくプログラムでした。
■高学年の子たちは、技術的なコーチ
■コーチの「止める・蹴る」のアドバイス
■ゲーム形式
■ゴールを決めて喜ぶコーチ
そして高学年の子たちは経験者中心のため、より技術的なコーチです。
川崎フロンターレで基本とされる「止める・蹴る」のアドバイスから、ゲーム形式での練習も行いました。
各年齢層ごとに、コーチ陣が優しく教えていたのが印象に残りました。
■週末に賑わう「PARK&」の会場
本日をもって3日間の「PARK&」は終了しました。
ご案内の通り本イベントは等々力緑地の将来像をつくっていくための実証実験であり、参加者のアンケートも今後参考にしていくということです。
特に土日は多くの方が楽しんでいたようで、全体として好評だったのではないでしょうか。
等々力緑地は川崎市の公園ですので、通常は大道芸などの営業もできませんし、お店を出すにも制約があります。もちろんバーベキューなどは禁止ですね。
それをより日常的に賑わう場所にしていきたいということで、今回は実験的にさまざまな緩和を行ったものです。
参加された方は、お手元のQRコードから、是非アンケートに回答してみてください。
【関連リンク】
(PARK&関連)
・PARK& ウェブサイト
・2022/1/14エントリ 等々力緑地の魅力づくり実証実験イベント「PARK&」が本日開幕、1/16までフード・ワークスペース・エンタメ・スポーツ等展開し再編整備後の将来像を創造
(等々力緑地再編整備関連)
・等々力緑地再編整備室
・川崎市 等々力緑地
・武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 等々力緑地
・2015/3/13エントリ 等々力陸上競技場 新メインスタンド完成。報道機関向け内覧会・完成記念式典最速レポート!
・2015/12/12エントリ 「等々力球場」「等々力プール」の解体工事と、在りし日の記録。廃止されるプールは等々力陸上競技場併設を検討
・2016/3/13エントリ 等々力緑地再編整備:「健康美」の像周辺と、硬式野球場・じゃぶじゃぶ池整備エリアの工事進む
・2016/11/15エントリ 川崎市が等々力緑地再編整備の「じゃぶじゃぶ池」のイメージプラン3案を発表、本日より11月30日まで市民意見を募集中
・2016/12/11エントリ 等々力緑地の硬式野球場・じゃぶじゃぶ池建設工事の仮囲いに硬式野球場のイメージパースが掲示
・2017/3/12エントリ 等々力緑地再編整備:府中街道沿いの正面広場のリニューアルが完了、「健康美」の像を移設しオープンスペースを拡張
・2017/6/15エントリ 等々力陸上競技場サイド・バックスタンド3階を増築する第2期整備基本方針(案)が発表、6月17日(土)メインスタンドで説明会開催・7月11日(火)までパブリックコメント募集中
・2017/9/13エントリ 等々力緑地の硬式野球場建設工事で廃棄物・軟弱地盤等の問題が発覚、工期が2年遅れ2020年完成へ/等々力プールの等々力陸上競技場バック・サイドスタンド併設可能性は消滅
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・2019/12/19エントリ 東急が等々力陸上競技場全面改築など緑地再編整備を川崎市にPFI事業提案、市が取組方針案を公表し意見募集
・2020/3/17エントリ 等々力緑地の硬式野球場の建設進む、仮囲いに工事進捗の空撮写真が時系列で掲示
・2020/4/19エントリ 等々力補助競技場の再整備が完成、フィールドが人工芝化され陸上トラックが鮮やかな青色に
・2020/10/19エントリ 県内最大規模・最新設備の硬式野球場「等々力球場」が等々力緑地で供用開始、報道機関向け内覧会・完成記念式典開催レポート
・2021/5/27エントリ 川崎市が等々力緑地再編整備改定骨子案を発表:等々力陸上競技場は球専用スタジアム化、6/1より市民意見を募集
・2021/11/26エントリ 等々力緑地再編整備実施計画改定案が公表、とどろきアリーナ再整備で屋内プール設置、等々力陸上競技場等施設の2029年度整備完了目指す
等々力緑地の魅力づくりのための実証実験イベント「PARK&(パークアンド)」が、2022年1月14日(金)から16日(日)までの3日間にわたって開催されました。
本サイトでは初日の14日開催分について同日のエントリでレポートさせていただきましたが、15日、16日のみの企画も多数実施されました。
本日で3日間のイベントが終了したことから、14日には実施されなかった企画を中心に追補レポートさせていただきたいと思います。
■等々力緑地の魅力づくりイベント「PARK&(パークアンド)」
等々力緑地では、安全・安心で「日常的に賑わう」、魅力あふれる公園の実現に向けた再編整備の取り組みが進められています。
その構想をトライアル的に実施する「実証実験」として企画されたのが今回の「PARK&」です。
本イベントは3日間限定で、「PARK&EAT」「PARK&WORK」「PARK&HEALTH」「PARK&SPORTS」「PARK&ENTERTAINMENT」「PARK&MORE」の6つのキーワードのもと、等々力緑地にさまざまな魅力をプラスオンした空間が創出されました。
3日間のうち14日(金)にしかない企画として実施されたのが、等々力球場を開放したプレイスペースの提供や、川崎ブレイブサンダースYouTube動画や野外映画の上映です。
等々力球場は土日は野球の試合が入っているために使えませんでしたが、それ以外の企画については、やはり休日の土日の方が賑わい、本格開催といった感じになっていました。
■「PARK&ENTERTAINMENT」の大道芸「SUKE3&SYU」さん
等々力球場前の広場では、大道芸が行われていました。
こちらはコメディーアクロバットの「SUKE3&SHU」さんです。
ストリートダンスとアクロバットを組み合わせたパフォーマンスチーム「POWERBOMB」のエース2人によるユニットで、アクロバティックなすごさだけでなく、会場を盛り上げる楽しい動きが特徴でした。
■「PARK&ENTERTAINMENT」の大道芸「Tento」
また大道芸は、等々力球場前メインスタンド前でも行われていました。
写真はマジック・ジャグリング・アートバルーンなどで活躍されている「Tento」さんです。
水晶玉を滑らかに触ることで「宙に浮いているように見える」錯覚を利用したパフォーマンスなど、人通りが多い場所ではないにも関わらずあっという間に観客が集まりました。
■射的
■駄菓子の木村屋
また土日の等々力球場前には、射的や駄菓子のコーナーも新たに登場していました。
いずれも子どもたちに人気でした。
コロナ禍でお祭りの縁日屋台もこの1年以上ご無沙汰でしたから、一層楽しかったのではないでしょうか。
■川崎工科高校・金子電機空調による「竹あかり」(14日のライトアップ)
こちらは、初日14日(金)にご紹介した川崎工科高校・金子電機空調による「竹あかり」です。
14日(金)だけはイベントが19時まで、土日は17時まででしたから、この夜のライトアップは14日が一番美しかったと思います。
ただ、この土日は「竹あかり」づくりの体験イベントが開催されていました。
■「竹あかり」づくりの体験
「竹あかり」を鑑賞するだけでも楽しいですが、実際に作ってみる体験も良いものです。
竹のまわりに目印の紙を巻いて、ひとつずつ穴をあけていきます。
暗くなってから実際にライトアップしてみると、また格別でしょう。
■「PARK&MORE」のボーネルンドの遊び場
さらに等々力陸上競技場前の「ボーネルンド」の遊び場には、14日(金)にはなかったマットが設置されていました。
靴を脱いで遊ぶとリラックスできますし、こちらも人気スポットになっていました。
■「PARK&FOOD」のバーベキュー場
さらにこの土日には、事前予約制で等々力緑地にバーベキュー場が開設されました。
テントと、一通りのバーベキュー道具が用意されています。
この土日は気温は低いものの天気は良く、屋外ではありますが比較的暖かい日差しのもとでバーベキューを楽しめたかと思います。
普段は等々力緑地ではバーベキューは絶対禁止です。
今回の実証実験で好評であれば、再編整備後の機能としてバーベキュー場の設置も可能性がある、ということではないでしょうか。
■トークセッション「川崎100人カイギスピンオフ~川崎の働く人々~」
また14日(金)の「PARK&ENTEATAINMENT」ステージは音楽・ダンス4組だったのですが、土日はトークセッションも組み込まれていました。
今回聞かせていただいたのは、「川崎100人カイギスピンオフ~川崎で働く人々~」です。
このトークセッションは、川崎で活躍する4人のキーパーソンがそれぞれにご自身の活動を中心にミニ講演をしてくれました。
■ワーキングマザーの岡田恵利子さん
1人目は、デザイナーを中心に活動されるワーキングマザーの岡田恵利子さんです。
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■「こすぎの大学」の岡本克彦さん
2人目は、武蔵小杉でソーシャル大学「こすぎの大学」を運営される岡本克彦さんです。
「こすぎの大学」は、地域で活動する多様な方々が時には先生となり、時には生徒となってワークショップを中心に学びをしていく活動です。
また岡本さんはお仕事ではNECに勤務され、同社の「未来創造会議」プロジェクトを担当されています。
「こすぎの大学」を中心とした地域活動と仕事の両面で活動をしていくにあたり、それぞれの成果も両面で還元していく「公私『混合』」をお勧めされていました。
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3人目は、株式会社三栄水産の柳延豊さんです。
三栄水産は川崎地方卸売市場南武市場(川崎幸市場)で産地・漁港と飲食店・消費者をつなぐ仲卸業者です。
今回のミニ講演では、これから春に向けて美味しく食べられる食材として鰆、カワハギ、桜鯛、ハマグリ、赤貝をお勧めされていました。
川崎南武市場は一般の方も入場できるため、早起きして美味しいお魚を食べてみてほしいとのことです。
■プロレスリング「HEAT-UP」の田村和宏さん
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「プロレスリングHEAT-UP」は、社会貢献と地域貢献をコンセプトにされています。
田村さんは講演したりするのは得意ではない、プロレスラーである自分たちにできるのはプロレス、ということで、なんとこの場でプロレスの特別マッチをサプライズ決行されました。
■今井礼夢(らいむ)選手
■兼平大介選手
今回、会場はリングではなく下が硬いですので、勿論安全に配慮しつつ、プロレスの雰囲気を演出するような形でサプライズマッチが行われました。
出場は今井礼夢選手と、兼平大介選手です。
今井礼夢選手は元・SPEEDの今井絵理子さんのお子さんで、聴覚障がいをお持ちである旨、ご紹介されていました。
なお、演出として観客席への乱入もありましたが、その時だけマスクを着用するなど配慮されていました。
■「PARK&SPORTS」の川崎フロンターレサッカー教室
そしてこの土日は、等々力陸上競技場で「PARK&HEALH」としてヨガ教室、「PARK&SPORTS」として川崎フロンターレサッカー教室が開催されました。
今回は1月16日(日)の川崎フロンターレサッカー教室を取材させていただきました。
サッカー教室は、3歳児から小学6年生までが対象となっていました。
年齢層ごとに3グループに分けて、川崎フロンターレのコーチが教えてくれました。
■小さい子たちは親子で参加
未就学児を含む小さい子たちは、まずは親子で楽しくボールに触れることや、ストレッチなどの体操からスタートしていました。
■中学年の子は、ボールに親しむ練習
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■高学年の子たちは、技術的なコーチ
■コーチの「止める・蹴る」のアドバイス
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そして高学年の子たちは経験者中心のため、より技術的なコーチです。
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■週末に賑わう「PARK&」の会場
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特に土日は多くの方が楽しんでいたようで、全体として好評だったのではないでしょうか。
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それをより日常的に賑わう場所にしていきたいということで、今回は実験的にさまざまな緩和を行ったものです。
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