武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2019年
02月05日

川崎市と民間企業等連携で「多摩川シェアサイクル社会実験」を実施、丸子橋~二子新地間で「ハローサイクリング」のポート7か所を供用開始

【Reporter:はつしも】

川崎市では、地域の活性化や放置自転車の抑制などの課題に対応するため、シェアサイクルの実証実験を進めています。
この一環として、「多摩川シェアサイクル社会実験」事業として、多摩川サイクリングロードの丸子橋~二子新地間7か所にシェアサイクルのサイクルポートが2019年2月1日に設置されました。

このサイクルポートはセブンイレブンやグランツリー武蔵小杉に導入されている「ハローサイクリング」が仕組みを提供するもので、既存のサイクルポートとの相互利用が可能です。

■「多摩川シェアサイクル社会実験」によるサイクルポート設置場所
武蔵小杉周辺のサイクルポート(赤)と新設されたサイクルポート(青)
※川崎市報道発表資料より

川崎市は、武蔵小杉周辺だけでなく、市内各地域での実証実験を進めています。

このうち「登戸・向ヶ丘遊園駅周辺エリア」と「大師河原エリア」は川崎市が主体となって「川崎市シェアサイクル実証実験」を行います。
両エリアでの取り組みは民間事業者を「Open Street株式会社」(「ハローサイクリング」サービス提供会社)に定め、3月中旬以降に実証実験をスタートする計画です。

一方、「丸子橋~二子新地間」の多摩川サイクリングロードでは、川崎市と連携し、有識者・民間企業等で構成された「クリエイティブ・シティ・コンソーシアム」が主体となって「多摩川シェアサイクル社会実験」を行います。 実証実験の期間は2019年2 月1 日(金)から12 月27 日(金)までの11か月ほどで、この期間に多摩川サイクリングロード7か所に「ハローサイクリング」のサイクルポートを設置し、利用動向等を検証するものとしています。

今回ご紹介するのは、上記のうち後者、「丸子橋~二子新地間」の「多摩川シェアサイクル社会実験」です。

■「多摩川シェアサイクル社会実験」の概要
実施主体 クリエイティブ・シティ・コンソーシアム
運営主体 OpenStreet 株式会社
内容 ●OpenStreet 株式会社シェアサイクル「ハロー・サイクリング」を活用した自転車の貸出
●シェアサイクルを通じたサイクリングコース利用のマナー啓発
期間 2019年2 月1 日(金)から12 月27 日(金)まで
サイクルポート設置数 中原区丸子橋付近など全7 箇所(前掲マップ参照)
利用方法 ウェブサイトから無料会員登録後、ご利用いただけます。詳細はホームページで御確認ください。
http://www.hellocycling.jp/
料金 60 円/15 分、1,000 円/1 日
Web ●川崎市報道発表資料 川崎市シェアサイクル実証実験が始まります
●ハローサイクリング ウェブサイト

■丸子橋そばのサイクルポート
丸子橋そばのサイクルポート

丸子橋そばのサイクルポート

こちらは、今回多摩川サイクリングロードに設置されたサイクルポートのうち、丸子橋そばのポートです。
これらのサイクルポートは、自転車を借りて利用したのち、別の場所のサイクルポートに返却することが可能です。

サイクルポートがすべて埋まっていると返却ができませんから、基本的にポートはいくつか空いた状態がデフォルトになっています。

ただし、自転車の返却が特定のサイクルポートに集中すると、満車になる可能性もありますし、貸出が集中して返却されてくる自転車がないと、自転車がポートからなくなる場合もあります。
そのため、「ハローサイクリング」のウェブサイトやスマートフォンアプリでは、各サイクルポートの「貸出可能数」「返却可能台数」がリアルタイムで確認できるようになっています。

■「ハローサイクリング」のシェアサイクル
「ハローサイクリング」のシェアサイクル

■電動アシストの操作パネル
電動アシストの操作パネル

「ハローサイクリング」のシェアサイクルは、2019/12/14エントリでご紹介した、グランツリー武蔵小杉やセブンイレブンに導入されているものと基本的に同一仕様です。
電動アシストがついていまして、坂道や、多摩川サイクリングロードの向かい風でも楽に運転することができます。

利用方法は、まずはウェブで会員登録し、利用したいステーションで予約を行います。
そのうえで、現地のシェアサイクルの操作パネルで暗証番号を入力し、ロックを解除します。

■シェアサイクルの操作パネル
シェアサイクルの操作パネル

また、この操作パネルでnanacoやSuica、PASMOなどのICカードを登録すると、次回以降は予約なしで、現地でICカードをかざすと利用できるようになります。
前述の通り、使い終わったのちは他のサイクルポートでも(空きがあれば)返却が可能です。

■サービス名「ダイチャリ」の表示
サービス名「ダイチャリ」

なお、この自転車にはグランツリー武蔵小杉と同様、「ハローサイクリング」ではなく「ダイチャリ」というサービス名が表示されていますが、同一のサービスです。
「ハローサイクリング」が基盤となるサービス名で、それを各事業者が「ダイチャリ powered by ハローサイクリング」といった形式で提供しているもののようです。

■武蔵小杉周辺のサイクルポート(赤)と新設されたサイクルポート(青)
武蔵小杉周辺のサイクルポート(赤)と新設されたサイクルポート(青)

前回エントリでは、活用例として東横線や目黒線などが動かなくなった際、東急池上線の「石川台駅」のサイクルポートで自転車を借りて、武蔵小杉のサイクルポートで返却するといった用途をご紹介しました。
今回、多摩川サイクリングロード各所にサイクルポートが設置されたことで、またいろいろ用途が広がるような気がいたします。

例えば、サイクリングは往復の走行距離を勘案して体力配分をする必要がありますが、丸子橋から多摩川上流のかなり遠方までサイクリングし、街中のセブンイレブンなどで返却して南武線で帰ってくる、という使い方もあるかもしれません。

多摩川は休日のスポーツなど多くの方が利用されていますし、そんな皆さんの「ちょっとした移動」など、利便性が高まるとよいと思います。

【関連リンク】
セブンイレブンウェブサイト ハローサイクリング 利用方法
ダイチャリ(ハローサイクリング)ウェブサイト
ハローサイクリング ウェブサイト
ハローサイクリング ステーションマップ
2016/3/12エントリ 東京から武蔵小杉への、隠れた帰宅ルート。東急池上線・雪が谷大塚駅から丸子橋まで徒歩16分
2018/12/14エントリ グランツリー武蔵小杉でレンタサイクルサービス「ハローサイクリング」が提供開始、セブンイレブン各店で拡大中

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2019年
02月04日

「こすぎコアパーク・フリーマーケット」が2019年3月21日(木祝)初開催、中原区在住者対象に出店者を先行募集開始

【Reporter:はつしも】

2019年3月21日(木・祝)に、「こすぎコアパーク・フリーマーケット」が初開催されます。
本イベントは、代表者が高校生以上、家庭内のリサイクル品を出品するアマチュアを出店資格者としたもので、中原区民が優先となります。

このたび、中原区在住者を対象とした出店者先行募集が2月1日よりスタートいたしましたので、ご紹介します。

■「こすぎコアパーク・フリーマーケット」
こすぎコアパーク・フリーマーケット
※PDFは【こちら】にあります。

■「こすぎコアパーク・フリーマーケット」の出店募集概要
開催日時 2019年3月21日(木・祝)10:30~15:00
※悪天時は3月23日(土)に延期
会場 東急武蔵小杉駅南口駅前 こすぎコアパーク
募集区画 80区画
出店料金 手持ち出店2,700円(幅2.5m×奥行1.8m)
※電話申込みの方は事務手数料として別途200円を申し受けます。なおインターネット申込みにおいてメールでお送りする出店許可証を印刷して持参できる方は事務手数料はかかりません。
参加条件 ●家庭内のリサイクル・不用品を出品される方に限らせて頂きます。プロ的な出品(在庫処分や仕入れ品)及び飲食品の販売は厳禁とし、コレクション品、骨董品、新品、委託品などが中心の場合もお断りします。手作り品の出品は可とします(※什器・テーブル類の使用不可)。
●商品の陳列においてハンガーラックの使用はできません。ご持参頂いたシートの上に直接並べて頂く形となります。
●一時的な送迎を含む車での来場、及び周辺での積み下ろしは固くお断りします。一般交通機関をご利用のうえ手荷物でお越し頂くことが条件となりますのでご了承下さい。自転車でご来場の際は会場内に止められませんので公共駐輪場をご利用下さい。
●参加人数は、お子様を含め1区画あたり4名以内とします。
●中原区在住者は2/1(金)より優先的に申込み受付を開始し(当日に中原区在住の身分証明書をご提示頂きます)、3/4(月)の時点で定員に達していなかった場合に限り、区外在住者からの申込みを承ります。
●詳細はホームページをご参照下さい。
お申し込み・お問い合わせ先 リサイクル運動推進事業協会
●TEL:045-565-2227
●営業時間:9:00~16:00(火・土・日・祝日は定休)
●インターネット応募受付:
http://www.r-kyokai.com/
共催 こすぎコアパーク管理運営協議会・リサイクル運動推進事業協会
協力 NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント
後援 川崎市中原区

■会場のこすぎコアパーク
体験ブースが展開されるこすぎコアパーク

「こすぎコアパーク」は、武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業により整備された駅前のオープンスペースです。
行政上の定義としては、かつてこすぎFROMの裏手にあった「小杉第一公園」が移転した「川崎市の公園」であり、民間の企業や団体等の利用には制約があります。

供用開始当初はあまり活用が進まなかったものが、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントと武蔵小杉商店街によって構成される「こすぎコアパーク管理運営協議会」が川崎市から公園の管理運営を委託され、「コスギフェスタ」のメイン会場として使用されるようになりました。

これを突破口として、「コスギオープンカフェ」「こすぎ夏祭」「小杉フードフェス」「In Unityコアパークライブ」など、近年は様々なイベント活用が広がってきています。

フリーマーケットについても以前から構想はありましたが、前述の制約もあってなかなか実現に至りませんでした。
今回はこすぎコアパーク管理運営委員会がリサイクル運動推進事業協会との共催に立ち、地域住民の交流やリサイクル推進のコンセプトのもとに企画することにより、川崎市の許可を得ることができたものです。

■フリーマーケットのイメージ
フリーマーケットのイメージ

「こすぎコアパーク・フリーマーケット」では、こすぎコアパークを80区画に分け、80組の出店者を募集します。
まずは2月1日から3月4日まで、中原区在住者を対象に募集を行ったうえで、まだ空きがあれば区外在住者の募集を行うものとしています。

出店にあたってはいくつかの条件がありますので、詳細は前掲の募集概要に加えてリサイクル運動推進事業協会のウェブサイトをご参照ください。

■リエトプラザで過去に開催されたフリーマーケット
リエトプラザで過去に開催されたフリーマーケット

そういえば、今から10年近く前、2009年7月には、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント事務所前のイベントスペース「リエトプラザ」でフリーマーケットが開催されたことがありました。

この時は来場者プレゼントとして、本サイト「武蔵小杉ライフ」のオリジナルポストカードを協賛配布させていただきました。

■武蔵小杉ライフのオリジナルポストカード
渋川にソメイヨシノが咲く頃

紅葉の南部沿線道路

このポストカードをお持ちの方は、結構レアであります。
今回はこのような企画は準備しておりませんが、ふと懐かしく思い出しました。

出店料金は2,700円ですので、フリーマーケットの売上でペイすることは十分可能かと思います。
この際に、まだまだ使えるリサイクル品を有効活用してみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
2009/7/19エントリ 「第1回こすぎフリーマーケット」「第5回なかはらっぱ祭り」開催レポート
2012/7/15エントリ 「ママたちのチャリティバザー in 武蔵小杉」が2012年7月21日(土)開催

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2019年
02月03日

丸子山王日枝神社「節分祭」の福豆まきに多くの方が集まる、大野屋が恵方巻を販売

【Reporter:たちばな・はつしも】

本日は節分でした。
昨年は「東福寺」の節分祭をご紹介しましたが、今年は「丸子山王日枝神社」の節分祭をレポートしてみたいと思います。

■丸子山王日枝神社の「節分祭」のお知らせ
丸子山王日枝神社の「節分祭」 

■丸子山王日枝神社の「節分祭」
丸子山王日枝神社の「節分祭」

武蔵小杉周辺の節分祭は、神社・仏閣ごとに開始時間が異なります。
住吉神社が14:45、東福寺が16:00、丸子山王日枝神社が17:00となっていまして、やろうと思えば複数をはしごすることも可能です。

丸子山王日枝神社は開始時間が遅めですので、すでに少々暗くなってきて、境内の照明が点灯しています。

■節分祭の豆まき
節分祭の餅まき

節分祭の餅まき

節分祭の餅まき

節分祭では、丸子山王日枝神社の境内に高い台が設置されて、そこから「福豆」の豆まきを行います。
豆まきを行うのは町内会の方や市議会議員の方、またお子さんもいらっしゃいました。

■大きな袋でキャッチ
大きな袋でキャッチ

丸子山王日枝神社の節分祭は、これまでご紹介してきた東福寺に輪をかけて多くの方が集まっています。

福豆をキャッチをするのはそれなりに難しいですので、前列では多くの方が大きな袋を掲げていました。
これは東福寺でも見られたシーンですね。

参加された皆さん、うまくキャッチできたでしょうか。



■大野屋の恵方巻
大野屋の恵方巻

大野屋の恵方巻

大野屋の恵方巻

大野屋の恵方巻

大野屋の恵方巻

そして節分といえば昨今、「恵方巻」もだいぶポピュラーになってきました。
今年も武蔵小杉の老舗スーパー「大野屋小杉店」で恵方巻をいただいてみました。

今年の恵方・東北東に向かってかぶりついたのちに、カットした恵方巻を落ち着いていただくのも良いものです。

大野屋の恵方巻は、まぐろなどの海鮮が安定のおいしさです。


さて、節分の2月3日は昨年が土曜日、今年が日曜日と久々の休日となりました。
来年、2020年の節分は月曜日にあたり、また休日にあたるのは当分先になります。

節分祭は当然ながら「曜日優先」ではなく「日付優先」のイベントですから、この2年間は参加者も例年より多かったのではないでしょうか。

【関連リンク】
丸子山王日枝神社 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 丸子山王日枝神社
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 東福寺
2009/2/3エントリ 武蔵小杉・東福寺の節分祭2009
2012/1/26エントリ 法政通り商店街「二ヶ領用水発電所」の河童が節分仕様に
2013/1/30エントリ 法政通り商店街の「ニカッパ君」が節分仕様に/フロンターレ新春報告&サイン会を2月1日(金)開催
2014/2/3エントリ 法政通り商店街の「ニカッパ君」節分仕様と、2月4日(火)フロンターレ新年ご挨拶回り
2015/2/16エントリ 法政通り商店街「ニカッパ君」の節分仕様から、ひなまつり仕様
2016/2/1エントリ 武蔵小杉「東福寺」、新丸子「丸子山王日枝神社」、元住吉「住吉神社」、向河原「三社宮」の2月3日(水)節分祭情報

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2019年
02月02日

JR武蔵小杉駅北口駅舎壁面に川崎フロンターレのエンブレムと川崎ブレイブサンダースのクラブロゴが掲出

【Reporter:はつしも】

2019年1月31日、JR武蔵小杉駅北口の駅舎壁面に、川崎フロンターレと川崎ブレイブサンダースのエンブレムとクラブロゴが掲出されました。

■JR武蔵小杉駅北口の駅舎
JR武蔵小杉駅北口の駅舎

JR武蔵小杉駅北口の駅舎

武蔵小杉には、いくつかのスポーツクラブの拠点があります。

なかでも代表的なのはやはりJ1リーグを連覇中の「川崎フロンターレ」でしょう。

それ以外にもV・プレミアリーグの女子バスケットボールクラブ「NECレッドロケッツ」や、B.LEAGUE所属のプロバスケットボールクラブ「川崎ブレイブサンダース」もプロリーグ化してから注目度が向上しています。

今回は川崎フロンターレのエンブレムと、川崎ブレイブサンダースのクラブロゴがJR武蔵小杉駅北口に掲出されました。

■川崎フロンターレのエンブレム
川崎フロンターレのエンブレム 

向かって右側に掲出されたのは、川崎フロンターレのエンブレムです。

「ようこそ武蔵小杉へ!」
「スポーツの力で、人を、この町を、もっと笑顔に」

歓迎のメッセージとともに、川崎フロンターレが1997年から実践してきたメッセージが掲示されています。

■川崎ブレイブサンダースのクラブロゴ
川崎ブレイブサンダースのクラブロゴ

そして左側が、川崎ブレイブサンダースのクラブロゴです。

「MAKE THE FUTURE OF BASKETBALL」
「川崎からバスケの未来を」

これは、同クラブが掲げる下記のミッションをコンパクトなワードにしたものです。

子どもたちは選手に憧れを、バスケットボールに夢を抱き、地域の人たちは街のクラブを誇りに思う。
家族の話題の中心になる。
誰もが知るトッププレーヤーが生まれる。
国際舞台で勝負ができる。

現段階においては相当ハードルが高い夢かもしれませんが、そんなミッションをもって前進するということです。

■「コスギんピック」に特別参加した「川崎ブレイブサンダース」
川崎ブレイブサンダース

■「コスギんピック」開会式
開会式 

■「小杉フードフェス」の川崎ブレイブサンダースPRブース
川崎ブレイブサンダースのPRブース 
※現在、スポンサーは東芝からDeNAに変更されています。

■「小杉フードフェス」に出演した川崎ブレイブサンダースチアリーダーズ「IRIS」
川崎ブレイブサンダースチアリーダーズ「IRIS」  

川崎ブレイブサンダースは、近年「コスギんピック」や「小杉フードフェス」にイベント参加するなど、武蔵小杉での広報活動を強化しています。

そしてこのたび川崎フロンターレと並んで、武蔵小杉駅の駅舎にクラブロゴが掲出されましたので、また今後、地域での認知度も上がっていくのではないでしょうか。

■武蔵小杉駅北口ロータリーとエクラスタワー武蔵小杉
武蔵小杉駅北口ロータリー

【関連リンク】
川崎ブレイブサンダース ウェブサイト
川崎フロンターレ ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ

(川崎ブレイブサンダース関連エントリ)
2016/10/23エントリ 「コスギフェスタ2016」本祭2日目開催レポート:初開催「コスギんピック」に川崎ブレイブサンダース参戦、初優勝は「チームエクラス」と「バンビーズ」
2018/9/17エントリ 武蔵小杉が食で賑わう「小杉フードフェス」開催レポート:ナチュラと提携、川崎ブレイブサンダースのチアリーダーズ「IRIS」も登場
2019/1/28エントリ 川崎最強の音楽・ダンスイベント「In Unity2019」開催レポート:大西学園ダンス部&新体操部や一輪車パフォーマンス「ユニサイクルのがわ」などが好演

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2019年
02月01日

パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエストに「コスギコモンズクリニック」「日本調剤」が出店決定、全テナントと出店区画が判明

【Reporter:はつしも】

「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」の商業施設「COSUGI COMMONS」に、内科・呼吸器内科・脳神経外科の「コスギコモンズクリニック」が2019年5月(予定)に開院することがわかりました。

また、調剤薬局の「(仮称)日本調剤コスギコモンズ薬局」もオープンすることがわかりました。

 これまでに開院をお伝えした「(仮称)武蔵小杉コモンズ歯科」「(仮称)ベースボール&スポーツクリニック武蔵小杉」「森のこどもクリニック」とあわせ、クリニックモールを形成することとなります。

従来公開されていたテナント区画のうち、1階、2階ともに1区画ずつが統合されて区画数が減少するため、これですべてのテナントが出そろったことになります。

■「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」の商業施設「COSUGI COMMONS」
「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」の商業施設「COSUGI COMMONS」

■「COSUGI COMMONS」タワーズイーストの店舗一覧(オープン済み)
2階 川崎市コンベンションホール コンベンションホール
2階 昭和音楽大学附属音楽教室武蔵小杉校 音楽教室
1階 ブーランジェリー・メチエ ベーカリー
1階 APPETITO イタリアン
1階 銀座洋食 三笠會館 武蔵小杉店 洋食
1階 COSUGI LODGE ロティサリーチキン
1階 猿田彦珈琲武蔵小杉店 コーヒー
1階 L'ATELIER HIRO WAKISAKA(ラトリエヒロワキサカ) 洋菓子

■「COSUGI COMMONS」タワーズウエストの店舗一覧(決定)
2階6 ローラスインターナショナルスクール オブ サイエンス武蔵小杉校 インターナショナルスクール(川崎市認定保育園)
2階8 武蔵小杉コモンズ歯科 歯科医院
2階9 HOPPAパークシティ武蔵小杉 認可保育園
1階1 日本調剤コスギコモンズ薬局 調剤薬局
1階2 森のこどもクリニック 小児科・皮膚科
1階3 コスギコモンズクリニック 内科・呼吸器内科・脳神経外科
1階4 ベースボール&スポーツクリニック武蔵小杉 スポーツ・一般整形外科

■「タワーズウエスト」のフロアガイド
「タワーズウエスト」のフロアガイド

また今回、「タワーズウエスト」の店舗の配置もすべて明らかになりました。

2階は一番大きい「W9」から順番に、「HOPPAパークシティ武蔵小杉」(W9)、「武蔵小杉コモンズ歯科」(W8)、「ローラスインターナショナルスクールオブサイエンス」(W6)。

「W7」は区画統合のため欠番となります。
つまり「武蔵小杉コモンズ歯科」か「ローラスインターナショナルスクールオブサイエンス」のどちらかが広くなるわけです。

1階は「ベースボール&スポーツクリニック武蔵小杉」(W5+W4)、「コスギコモンズクリニック」(W3)、「森のこどもクリニック」(W2)、「日本調剤コスギコモンズ薬局」(W1)となりました。

欠番は「W5」ですが、こちらは統合できるのが「W4」しかありませんので、「ベースボール&スポーツクリニック武蔵小杉」が広くなることが特定できます。

■タワーズウエストの1階武蔵小杉駅寄りの区画は「日本調剤」
パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト

タワーズウエストの一番武蔵小杉駅よりの区画は、「日本調剤コスギコモンズ薬局」となりました。

調剤薬局の出店は濃厚でしたので、前回エントリでも出店候補として言及しておりました。

そうすると、前回エントリ時点で情報が出ていなかったのは「コスギコモンズクリニック」のみだったわけですね。

「コスギコモンズクリニック」は、冒頭にお伝えした通り内科・呼吸器内科・脳神経外科のクリニックです。
ビル診療の多い武蔵小杉駅前にはほとんどみられないCTスキャンが導入される予定です。

勤務医2人が救急科専門医かつ、呼吸器、総合内科専門医と脳神経外科、脳卒中、頭痛専門医であり、高い地域ニーズを見込んでいます。

現在、スタッフの募集もスタートしていますので、エントリ末尾の関連リンクからウェブサイトをご参照ください。

 ■「タワーズウエスト」に開園する認可保育園「HOPPA」(写真は下沼部園)
「タワーズウエスト」2階に開園する認可保育園「HOPPA」(写真は下沼部園)

■同じく「ローラスインターナショナルスクール オブ サイエンス武蔵小杉校」(向河原から移転)
同じく、「ローラスインターナショナルスクール オブ サイエンス武蔵小杉校」(向河原から移転)

■同じく「(仮称)武蔵小杉コモンズ歯科」の系列クリニック
同じく「(仮称)武蔵小杉コモンズ歯科」の系列クリニック
 
「タワーズウエスト」のテナントは、認可保育園、インターナショナルスクール、クリニック4院と調剤薬局という構成になりました。

「COSUGI COMMONS」をツインタワー全体でみると、前回エントリでお伝えした通り、
 
●駅寄りの「タワーズイースト」が集客を前提としたテナント中心
●駅から離れた「タワーズウエスト」が目的意識をもって利用するテナント中心

という構成になりました。
 
「HOPPAパークシティ武蔵小杉」「ローラスインターナショナルスクールオブサイエンス」が4月に開園・開校し、クリニックは5月開院が中心になるようです。

今後テナントの内装工事も、順次着手されることと思います。

 ■パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト
パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト

【関連リンク】
コスギコモンズクリニック ウェブサイト

 (パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン全体関連)
COSUGI COMMONS ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区 JX日鉱日石エネルギー社宅跡地

(タワーズイースト関連)
2018/1/25エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」1階商業施設の駅寄り角地に「ブーランジェリー・メチエ」が移転決定、オープン日は4月以降に
2018/2/2エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」商業施設に「COSUGI CAFE」の後継レストラン「COSUGI LODGE」が4月1日オープン決定、地域向けワークショップ等も展開
2018/2/3エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」商業施設に良質店「猿田彦珈琲」が出店決定、武蔵小杉にサードウェーブコーヒーの波が到来
2018/2/6エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」商業施設1階に銀座の老舗レストラン「銀座洋食 三笠會館」が出店決定
2018/2/10エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」商業施設にパティスリー&ショコラトリー「ラトリエ ヒロ ワキサカ」が出店決定、元モンサンクレールの脇坂紘行氏が開業か
2018/2/18エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト商業施設にイタリアン「APPETITO」が4月1日オープン決定
2018/3/19エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」の商業施設名が「COSUGI COMMONS」に決定、来年開業「タワーズウエスト」は保育所含む9区画のフロアマップを公開
2018/3/24エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の公開空地と2階デッキが供用開始、「COSUGI COMMONS」各店舗の4月1日以降オープン準備進む
2018/4/4エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」とエルシィ跡地をつなぐ「小杉町ペデストリアンデッキ」が供用開始、商業施設「COSUGI COMMONS」では「COSUGI LODGE」など3店舗がオープン
2018/4/27エントリ 「ブーランジェリー・メチエ」が「COSUGI COMMONS」に本日移転プレオープン、前夜のパン工場を特別公開
2018/4/30エントリ 都外初出店「猿田彦珈琲 武蔵小杉店」が「COSUGI COMMONS」に本日オープン、同店限定「小杉ブレンド」やアイスクリームなどに行列
2018/5/23エントリ 「COSUGI COMMONS」にオープンのイタリアン「トラットリア アッペティート」のランチコース
2018/6/6エントリ 「COSUGI COMMONS」にオープンの洋食店「銀座洋食 三笠會館」の武蔵小杉店オリジナルメニュー「海老ドライカレー」と、持ち帰り用のデリコーナー
2018/8/2エントリ 「COSUGI COMMONS」1階に脇坂紘行氏のパティスリー&ショコラトリー「ラトリエヒロワキサカ」が本日オープン、8月3日までケーキ・焼き菓子セットを割引販売
2018/9/6エントリ COSUGI COMMONSのパティスリー「ラトリエヒロワキサカ」のタルトフリュイ・シャインマスカットのガトー・スフレショコラ・桃のショートケーキ

(タワーズウエスト関連)
2018/10/28エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト2階に認可保育園「HOPPAパークシティ武蔵小杉」が2019年4月開園、11月3日(土)に説明会開催
2018/12/25エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエストに「ローラスインターナショナルスクール オブ サイエンス」が2019年春開校決定
2019/1/9エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエストに「(仮称)武蔵小杉コモンズ歯科」が2019年4月開院
2019/1/21エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエストに野球・スポーツ専門医院「ベースボール&スポーツクリニック武蔵小杉」が2019年4月開院決定
2019/1/30エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト1階に「森のこどもクリニック」が2019年5月開院決定、3つめの医院判明でクリニックモールを形成

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2019年
01月31日

一般社団法人ビブリオポルトスの「絵本のまち・かわさき」2018年度活動が本日終了、3,307冊の絵本が集まり中原区の認可保育園など63か所に寄贈

【Reporter:はつしも】

本サイトでは、2018/7/30エントリ2018/11/26エントリにおいて、一般社団法人ビブリオポルトス代表理事の小松雄也さんによる「絵本のまち・かわさき」活動をご紹介しておりました。

一般社団法人ビブリオポルトスは、川崎市を中心に読書普及活動を行っている団体です。
その一環として取り組まれてきた「絵本のまち・かわさき」は、地域の皆さんから絵本の寄贈をつのり、中原区の認可保育園を中心に届けていくという活動でした。

ご紹介してから約半年が経過しまして、本サイトをご覧になった方からこの間にたいへん多くの絵本の寄贈がありました。

寄贈された本は合計3,307冊、300名近くの方からのご協力がありました。
これらの絵本は中原区の認可外保育所40か所、わくわくプラザ12か所、こども文化センター6か所など、合計63か所の施設に届けられました。

当初の目標は1,000冊の寄贈を行うことでしたから、3倍以上の絵本が集まったことになります。

このたび、「絵本のまち・かわさき」は本日2019年1月31日をもって2018年度の活動に区切りをつけ、また2019年7月ごろに活動を再開することとなりました。
代表理事の小松雄也さんから、これまでの活動報告がありましたので、ご紹介します。

■「絵本のまち・かわさき」の活動報告概要
活動期間 2018年7月4日~2019年1月31日
活動内容 地域の皆さんから絵本の寄贈を募り、中原区の認可保育園を中心に届ける。
寄贈冊数 3,307冊
寄贈先 中原区の下記施設(63か所)に寄贈を行いました。
●認可保育所40か所
●認可外保育所1か所
●わくわくプラザ12か所
●こども文化センター6か所
●地域子育て支援センター3か所
●木月こどもキッチン
メッセージ 「絵本のまち、かわさき」運動は2018年7月~10月末の読書週間までを1タームとして毎年実施する予定ですが、今年は初年度限定で1月末まで絵本を届け続けました。
半年近くの間、地元である川崎市を中心に地域の皆様にご協力をいただきました。この度は、皆様の温かいご支援を本当にありがとうございます!!
Web 一般社団法人ビブリオポルトス

■絵本の寄贈先一覧
2018年度新規開設園 2018年4月新規開設の9園すべてに寄贈を行いました。

●第2武蔵小杉コスモス保育園
●レイモンド元住吉保育園
●ぶれあ保育園・武蔵中原
●武蔵小杉雲母保育園
●みらいく木月園
●あいみー平間保育園
●ひまわりほいくえん
●木月ほほえみ保育園
●ニチイキッズひらま保育園
2017年度新規開設園 2017年4月新規開設の7園のうち、「絵本が足りていない」と回答のあった5園に寄贈を行いました。

●武蔵小杉コスモス保育園
●しらゆり宮内保育園
●にじいろ保育園武蔵中原
●武蔵小杉おおぞら保育園
●エクセレント武蔵新城保育園
2016年度新規開設園 2016年4月新規開設の6園のうち、4園に寄贈を行いました。

●ポポラー川崎武蔵小杉園
●茶々むさしこすぎ保育園
●心花(こはな)保育園
●ぶどうの実平間園
その他の認可保育園 以下、新規開設以外の認可保育園にも寄贈を行いました。

●らいらっく保育園
●平間保育園
●平間乳児保育園
●茶々なかまち保育園
●茶々いまい保育園
●にじいろ保育園武蔵新城
●すみれ保育園
●木月保育園
●多摩保育園
●中丸子保育園
●まなびの森保育園向河原
●ごうじ保育園
●さくらの木保育園
●さくらの木乳児保育園
●武蔵中原もりのこ保育園
●しらゆり中原保育園
●みやうち保育園
●ももの里保育園
●まんまる保育園
●こすぎっこ保育園
●せせらぎ保育園
●まるこ保育園
わくわくプラザ 寄贈していただいた本の中に小学生向けの「絵本」も数多くありましたため、それらは川崎市の放課後児童クラブ「わくわくプラザ」のうち希望のあった12か所に寄贈させていただきました。

●上丸子小わくわくプラザ
●東住吉小わくわくプラザ
●今井小わくわくプラザ
●井田小わくわくプラザ
●下小田中わくわくプラザ
●平間小わくわくプラザ
●下河原わくわくプラザ
●苅宿小わくわくプラザ
●大戸小わくわくプラザ
●大谷戸わくわくプラザ
●宮内小わくわくプラザ
●中原わくわくプラザ
こども文化センター また、わくわくプラザに加えて、6か所のこども文化センターにも届けることができました。

●小杉っこスペース
●新丸子こども文化センター
●井田こども文化センター
●平間こども文化センター
●大戸こども文化センター
●宮内こども文化センター
地域子育て支援センター 上記のほか、地域子育て支援センターにも「絵本サンタ」として12月に絵本を届けました。

●地域子育て支援センターおおと
●地域子育て支援センターみやうち
●地域子育て支援センターしんまるこ
こども食堂 「木月キッチン」が運営するこども食堂にも絵本を届けました。

●木月こどもキッチン
認可外保育所 認可外保育所にも絵本を届けました。

●アットキッズ中原

■自転車で絵本を運ぶ小松雄也さん
自転車で絵本を運ぶ小松雄也さん

■「なかはら子ども未来フェスタ」での寄贈受付
「なかはら子ども未来フェスタ」での寄贈受付

「絵本のまち・かわさき」活動は、毎年7月から10月末までの読書週間を1タームとして毎年実施される予定です。
今年は初年度限定ということで、期間を延長して小松さんが1月末まで絵本を届け続けました。

寄贈先は2018年度に新設された認可保育園を皮切りに、絵本の寄贈ニーズのあった保育園に順次届けられていきました。
小松さんは自転車で中原区内を回り、絵本を引き取るとともに各所への寄贈活動を続けてきました。

■「絵本サンタ」
絵本サンタ

絵本サンタ

12月には、地域子育て支援センターおおと、みやうち、新丸子や井田こども文化センターにおいて、小松さんが「絵本サンタ」に扮した寄贈イベントが開催されました。
ここでは絵本の寄贈とあわせて、「読み聞かせサンタ」も行われ、子どもたちが絵本を楽しみました。

これらの「絵本のまち・かわさき」活動が評価されたことで、一般社団法人ビブリオポルトスは、川崎市教育委員会より「読書活動優秀団体」として表彰を受けました。

■集まった絵本
集まった絵本

小松さんによると、 この活動の目的の一つは「絵本は消耗品」であることの喚起でもあるのだそうです。
人気が高い絵本ほど消耗は激しく、修理が必要な場合も多く、名作は何冊あっても足りていないということです。

小松さんは今後は自身を介さずとも、地域の保育園に協力の輪が広がっていくことを期待されています。

もちろん、個々人がバラバラと連日コンタクトをとってきたり、寄贈する絵本の質も無秩序になるようなことになると、受け入れ側の負担も生じてしまいます。
寄贈したい側の意向よりも必ず受け入れ側のニーズを第一に考えることが大切ですし、小松さんの活動の中では、園児がお昼寝をする「午睡」の時間帯(13時ごろ)に合わせるなどされたそうです。

このあたり、十分な配慮は必要と思われます。

■新設が進む中原区の認可保育所
新設が進む中原区の認可保育所

中原区では、2019年4月にも10か所の認可保育所の新設が予定されています。
限られた予算の中、絵本の需要は引き続き高水準を維持することが予想されています。

前述の通り、小松さんの「絵本のまち・かわさき」活動は今後も7月~10月末の4か月間、毎年継続をしていく予定です。
またこれ以外の読書活動も推進されることと思いますので、ご関心ある方は一般社団法人ビブリオポルトスのウェブサイトや小松さんのSNS等をご参照ください。

【関連リンク】
一般社団法人ビブリオポルトス ウェブサイト
「読書のまち・かわさき」と社会起業家 小松雄也の活動記録
2013/12/18エントリ 中原図書館で「ビブリオバトル入門&体験講座」が2013年12月21日(土)開催
2014/1/7エントリ 中原図書館の「ビブリオバトル入門&体験講座」開催レポート
2015/1/27エントリ 影絵巻とビブリオバトルのコラボイベント。「おと絵がたり&絵本ビブリオ」が中原図書館で2月7日(土)開催
2015/11/12エントリ 「川崎フロンターレと本を読もう!」事業の「おすすめ本ガチンコバトル!」が11月30日まで投票募集中、抽選でホームゲームチケットとサイン本をプレゼント
2015/12/17エントリ 年末年始、武蔵小杉で読書イベントが集中開催。12/19「こすぎ朝学」12/20「ビブリオバトル」1/16「こすぎナイトキャンパス」1/22「ブックトークカフェ」
2018/3/21エントリ 川崎市で読書活動を推進、一般社団法人ビブリオポルトスの小松雄也さんが市内養護施設・こども文化センターに本を寄贈するクラウドファンディングを実施中
2018/6/4エントリ 川崎市で読書活動を推進、一般社団法人ビブリオポルトスの小松雄也さんがクラウドファンディングにより児童養護施設・新日本学園に110冊の選書を寄贈
2018/6/28エントリ 日本最大、川崎市総合体育大会16連覇の公立中学校「西中原中学校」と、創立70周年大同窓会
2018/7/30エントリ 川崎市で読書普及活動を推進、一般社団法人ビブリオポルトスと中原区が「絵本のまち、かわさき」運動を展開、絵本の寄贈を募り市内の保育園につなぐ
2018/11/26エントリ 「第13回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート:保育所への絵本寄贈活動「絵本のまち・かわさき」に314冊の絵本が集まる

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2019年
01月30日

パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト1階に「森のこどもクリニック」が2019年5月開院決定、3つめの医院判明でクリニックモールを形成

【Reporter:はつしも】

「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」の商業施設「COSUGI COMMONS」に、「森のこどもクリニック」が2019年5月上旬(予定)に開院することがわかりました。

先般開院をお伝えした「(仮称)武蔵小杉コモンズ歯科」「(仮称)ベースボール&スポーツクリニック武蔵小杉」に続き、3つめのクリニックとなります。

「森のこどもクリニック武蔵小杉」は、「COSUGI COMMONS」の1階に開院を予定しています。
クリニックが1階路面にも開院となること、また3院めのクリニックであることも踏まえると、同商業施設のウエストタワー側はクリニックモールとしての側面が強くなってまいりました。

■「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」の商業施設「COSUGI COMMONS」
「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」の商業施設「COSUGI COMMONS」

「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」は、武蔵小杉駅北口のJX日鉱日石エネルギー社宅跡地に開発が進められてきたツインタワーです。
高層部がタワーマンション、低層部1~2Fが商業・業務施設「COSUGI COMMONS」となる複合施設です。

駅寄りの「タワーズイースト」が先行して2018年3月以降に入居・店舗等オープンとなり、「川崎市コンベンションホール」や飲食系のテナントなどが入居しました。
現在はこれに続いて「タワーズウエスト」がほぼ完成し、2019年4月頃に商業施設のオープンを予定しています。

今回開院する「森のこどもクリニック」は、小児科・皮膚科を診療科とするクリニックとして計画されています。
武蔵小杉周辺ではお子さんの数も多く、北口地区に今後タワーマンションの入居・建設が進むことも考えると、高水準の需要が見込まれます。

「(仮称)ベースボール&スポーツクリニック」はかなり専門特化した領域ですが、「(仮称)武蔵小杉コモンズ歯科」「森のこどもクリニック」は、普段使いの医院となるでしょう。


さて、クリニックが3院となると、残りの出店候補として想定されるのは調剤薬局です。

もっとも、近隣に日本医科大学武蔵小杉病院の需要を見込んだ調剤薬局がすでにあるため、仮にパークシティ武蔵小杉 ザ ガーデンになくてもそう不便はなさそうですね。

■「タワーズウエスト」に開園する認可保育園「HOPPA」(写真は下沼部園)
「タワーズウエスト」2階に開園する認可保育園「HOPPA」(写真は下沼部園)

■同じく「ローラスインターナショナルスクール オブ サイエンス武蔵小杉校」(向河原から移転)
同じく、「ローラスインターナショナルスクール オブ サイエンス武蔵小杉校」(向河原から移転)

■同じく「(仮称)武蔵小杉コモンズ歯科」の系列クリニック
同じく「(仮称)武蔵小杉コモンズ歯科」の系列クリニック
 
本サイトでは、これまでに認可保育園の「HOPPAパークシティ武蔵小杉」、プリスクール等の「ローラスインターナショナルスクール オブ サイエンス」、歯科医院の「(仮称)武蔵小杉コモンズ歯科」、「(仮称)ベースボール&スポーツクリニック武蔵小杉」が「タワーズウエスト」に開園・開校することをお伝えしてまいりました。

今回の「森のこどもクリニック」で、5つ目のテナントが判明し、全9区画のうち半分以上が明らかになったことになります。

■「タワーズウエスト」のフロアガイド
「タワーズウエスト」のフロアガイド

ここで「タワーズウエスト」のフロアガイドを参照すると、2階は4区画、1階は5区画です。
今のところ「HOPPAパークシティ武蔵小杉」「ローラスインターナショナルスクール オブ サイエンス」が2階であることが確認できていますので、2階は残り2区画です。

「森のこどもクリニック」は「1階」への開院予定ということで、少々意外だったのですが、いずれにせよ3つのクリニックが(区画の構造変更をしない限りは)2階の残り2区画に収まることはできません。

となると「2階がクリニックなど目的意識をもって利用する店舗」「1階が飲食など集客を前提とする店舗」という完全な住み分けにはならないわけです。
さらに「調剤薬局」がもし出店することになれば、9区画のうち6区画が「保育園」「学習塾」「クリニック3院」「調剤薬局」で占められますから、1階・2階含めて全体的に「目的意識をもって利用する店舗」になってきます。


結果として「COSUGI COMMONS」をツインタワー全体でみたとき、現段階の傾向としては、

●駅寄りの「タワーズイースト」が集客を前提としたテナント中心
●駅から離れた「タワーズウエスト」がクリニックモールと保育園、学習塾など目的意識をもって利用するテナント中心

という構成になるように思われます。

もちろん、「タワーズウエスト」の残り4店舗については、すべてがこの傾向に沿った店舗かどうかはわかりませんし、調剤薬局が入るかどうかも不明です。
あくまでも「現段階での傾向を整理するとそのように見える」ということですので、あらかじめご了解ください。

個人的には、1階の一番武蔵小杉駅寄りの立地の良い区画に、日常使いの店舗もあってよいのではと思いますが、どうなるでしょうか。

■タワーズウエストの1階武蔵小杉駅寄りの区画
パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト

■「COSUGI COMMONS」タワーズイーストの店舗一覧
2階 川崎市コンベンションホール コンベンションホール
2階 昭和音楽大学附属音楽教室武蔵小杉校 音楽教室
1階 ブーランジェリー・メチエ ベーカリー
1階 APPETITO イタリアン
1階 銀座洋食 三笠會館 武蔵小杉店 洋食
1階 COSUGI LODGE ロティサリーチキン
1階 猿田彦珈琲武蔵小杉店 コーヒー
1階 L'ATELIER HIRO WAKISAKA(ラトリエヒロワキサカ) 洋菓子

■「COSUGI COMMONS」タワーズウエストの店舗一覧(予定)
2階 HOPPAパークシティ武蔵小杉 認可保育園
2階 ローラスインターナショナルスクール オブ サイエンス武蔵小杉校 バイリンガルサイエンススクール
1階 森のこどもクリニック 小児科・皮膚科医院
不明 医療法人社団因幡会のデンタルクリニック(仮称:武蔵小杉コモンズ歯科) 歯科医院
不明 ベースボール&スポーツクリニック武蔵小杉 野球・スポーツ専門医院
不明 不明
不明 不明
1階 不明
1階 不明

■パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト
パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト

【関連リンク】
(パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン全体関連)
COSUGI COMMONS ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区 JX日鉱日石エネルギー社宅跡地

(タワーズイースト関連)
2018/1/25エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」1階商業施設の駅寄り角地に「ブーランジェリー・メチエ」が移転決定、オープン日は4月以降に
2018/2/2エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」商業施設に「COSUGI CAFE」の後継レストラン「COSUGI LODGE」が4月1日オープン決定、地域向けワークショップ等も展開
2018/2/3エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」商業施設に良質店「猿田彦珈琲」が出店決定、武蔵小杉にサードウェーブコーヒーの波が到来
2018/2/6エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」商業施設1階に銀座の老舗レストラン「銀座洋食 三笠會館」が出店決定
2018/2/10エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」商業施設にパティスリー&ショコラトリー「ラトリエ ヒロ ワキサカ」が出店決定、元モンサンクレールの脇坂紘行氏が開業か
2018/2/18エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト商業施設にイタリアン「APPETITO」が4月1日オープン決定
2018/3/19エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」の商業施設名が「COSUGI COMMONS」に決定、来年開業「タワーズウエスト」は保育所含む9区画のフロアマップを公開
2018/3/24エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の公開空地と2階デッキが供用開始、「COSUGI COMMONS」各店舗の4月1日以降オープン準備進む
2018/4/4エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」とエルシィ跡地をつなぐ「小杉町ペデストリアンデッキ」が供用開始、商業施設「COSUGI COMMONS」では「COSUGI LODGE」など3店舗がオープン
2018/4/27エントリ 「ブーランジェリー・メチエ」が「COSUGI COMMONS」に本日移転プレオープン、前夜のパン工場を特別公開
2018/4/30エントリ 都外初出店「猿田彦珈琲 武蔵小杉店」が「COSUGI COMMONS」に本日オープン、同店限定「小杉ブレンド」やアイスクリームなどに行列
2018/5/23エントリ 「COSUGI COMMONS」にオープンのイタリアン「トラットリア アッペティート」のランチコース
2018/6/6エントリ 「COSUGI COMMONS」にオープンの洋食店「銀座洋食 三笠會館」の武蔵小杉店オリジナルメニュー「海老ドライカレー」と、持ち帰り用のデリコーナー
2018/8/2エントリ 「COSUGI COMMONS」1階に脇坂紘行氏のパティスリー&ショコラトリー「ラトリエヒロワキサカ」が本日オープン、8月3日までケーキ・焼き菓子セットを割引販売
2018/9/6エントリ COSUGI COMMONSのパティスリー「ラトリエヒロワキサカ」のタルトフリュイ・シャインマスカットのガトー・スフレショコラ・桃のショートケーキ

(タワーズウエスト関連)
2018/10/28エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト2階に認可保育園「HOPPAパークシティ武蔵小杉」が2019年4月開園、11月3日(土)に説明会開催
2018/12/25エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエストに「ローラスインターナショナルスクール オブ サイエンス」が2019年春開校決定
2019/1/9エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエストに「(仮称)武蔵小杉コモンズ歯科」が2019年4月開院
2019/1/21エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエストに野球・スポーツ専門医院「ベースボール&スポーツクリニック武蔵小杉」が2019年4月開院決定

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2019年
01月29日

府中街道拡幅用地の「三井のリパーク川崎市ノ坪第3」で、「だし」のペットボトルを自動販売機で販売中

【Reporter:はつしも】

現在、府中街道の武蔵小杉周辺区間において道路拡幅事業が進められています。
用地取得率は徐々に上昇していますが、実際の供用開始まではまだまだ年月がかかることが見込まれるため、取得済みの遊休地は駐輪場やコインパーキングなどとして活用されているところです。

そんな遊休地のひとつ、市ノ坪交差点付近の「三井のリパーク川崎市ノ坪第3」の奥に、「だし」の自動販売機が稼動していましたので、ご紹介します。

■府中街道の「三井のリパーク川崎市ノ坪第3」
府中街道の「三井のリパーク川崎市ノ坪第3」

「三井のリパーク川崎市ノ坪第3」は、市ノ坪交差点の少し北側にあります。
この一帯には従来は「中国料理かんちゃん」などがありましたが、現在は立ち退きが完了しています。

それらの跡地の一部が、コインパーキングとして運用されている形です。

コインパーキングの用地の奥に、何らかドリンクの自動販売機があると思っていたのですが・・・。

■「だし道楽」の自動販売機
「だし道楽」の自動販売機

ある日、自動販売機の横部分に「だし道楽」という文字が大きく書かれているのが目に留まりました。

「だし?」

一体それはどういうことかと近づいてみたところ、確かにだしの自動販売機でした。

■「だし道楽」の「焼きあご入りだし」
「だし道楽」の「焼きあごいりだし」

■宗田節入り「プレミアムだし」
宗田節入り「プレミアムだし」

調べてみると、これは広島県江田島にある「二反田醤油」が「だし道楽」というブランドで製造するだしであることがわかりました。

「二反田醤油」は江田島の小さな醤油屋でしたが、使い勝手の良い「だし」に注目し、穏やかな瀬戸内海の気候のもと、国産素材と製法にこだわるというコンセプトで「だし道楽」を誕生させたということです。

この自動販売機で販売していたのは、薄口醤油と北海道産の昆布をあわせた昆布だしに長崎・平戸産のあごを合わせた「焼きあご入りだし」と、 さらに高知・土佐清水産の「宗田節」を加えた「プレミアムだし」でした。

「だし道楽」では、このほかにもベーシックな「昆布だし」もありまして、都合3種類を製造しています。

■「だし道楽」の用途
「だし道楽」の用途

自動販売機には、「だし道楽」の使用イメージも少し紹介がありました。
ウェブサイトを参照すると、あっさりとした甘めの味はうどん、そうめん、鍋物、煮物、炊き込みご飯、玉子かけご飯など様々な料理に適しているということです。

■「Do not drink」
「Do not drink」

自動販売機は、遠めにはドリンクを販売しているようにしか見えません。
日本語が分かる方であれば「だし」であることは大体気が付くと思いますが、外国人の方ですとそのまま飲んでしまうことも考えられます。

そのため自動販売機には
「Do not drink. This is a vending machine of dashi.」(飲まないでください。これはだしの自動販売機です。)
という英文の注意書きがありました。

■あらためて、自動販売機を見直す
あらためて、自動販売機を見直す

それにしても、「だし」の自動販売機は初めて見かけました。
「だし道楽」のウェブサイトには自動販売機設置場所が紹介されていますが、神奈川県内では横浜市に2箇所、川崎市に3箇所(川崎駅、溝の口、武蔵小杉)しかありません。

大部分が「三井のリパーク」内に設置されているようですので、両者は一定の協業関係にあるようです。
はたしてここで「だし」が売れるのかどうか?正直よくわかりませんが、ご関心ありましたら試してみてください。

【関連リンク】
だし道楽 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 府中街道

(府中街道遊休地活用関連)
2017/3/30エントリ 川崎市の府中街道拡幅遊休地活用募集に東武プロパティーズなどが入札、東急武蔵小杉駅南口高架下に時間貸し駐輪場が4月5日(水)頃オープン
2017/4/6エントリ 東急電鉄がフィル・カンパニーとの駐車場複合ビルに「すこやか小杉保育園」2017年8月頃開園を発表/高架下の府中街道拡幅予定地に「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」がオープン
2017/5/31エントリ 府中街道拡幅遊休地活用「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」が利用料金を「16時間100円」に値下げ、等々力緑地近くに「三井のリパーク川崎宮内4丁目」がオープン
2017/11/28エントリ 川崎市が府中街道拡幅用地活用入札「第2回」を実施、「小杉町3丁目」用地を移動販売・露店による物販・飲食店舗等を用途に月額7万円台から募集
2018/4/11エントリ 川崎市が府中街道拡幅遊休地活用を推進、小杉町3丁目の川崎信金前に「TOBU PARK武蔵小杉駅第2駐輪場」がオープン
2018/8/1エントリ 川崎市が府中街道拡幅の遊休地活用を推進、等々力緑地入口に「タイムズ川崎宮内第2」がオープン

(その他府中街道拡幅関連)
2012/3/1エントリ さよなら、リンガーハット川崎武蔵小杉店
2012/8/11エントリ 府中街道の中華料理店「かんちゃん」閉店、府中街道拡幅用地の取得進む
2015/5/25エントリ 府中街道拡幅により安いステーキ「エル・アミーゴ」が閉店、50年の歴史に幕
2015/8/24エントリ 武蔵小杉「吉岡時計店」の、3万分の1の奇跡。オスの三毛猫「ジロー君」と、「ミケタン」
2016/12/7エントリ 府中街道拡幅区間に残る、「黒焼き」のうなぎ専門店。相撲部屋を移築した「むさし野」
2017/1/8エントリ 相撲部屋を移築した「黒焼き」のうなぎ専門店「むさし野」が、府中街道拡幅のため閉店
2017/10/5エントリ 「ニッポンレンタカー中原区役所前営業所」が府中街道拡幅のために一時閉鎖、用地提供の上11月10日(金)再オープンへ
2017/11/15エントリ 府中街道拡幅後の新築ビル「SOARS」「クレスト武蔵小杉Ⅱ」が竣工、「SOARS」2階に洋食ダイニング「さんぐり家」が11月下旬オープン
2017/11/30エントリ 府中街道拡幅:「ニッポンレンタカー中原区役所前営業所」が営業再開・「フラワーマルシェ」移転先募集・「むさし野」周辺ビル解体着手
2018/12/11エントリ 府中街道の蕎麦店「満留賀」が道路拡幅のため2018年12月31日をもって閉店、48年の歴史に幕。来年2月4日に横浜市旭区に移転オープン

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2019年
01月28日

川崎最強の音楽・ダンスイベント「In Unity2019」開催レポート:大西学園ダンス部&新体操部や一輪車パフォーマンス「ユニサイクルのがわ」などが好演

【Reporter:はつしも】

1月27日(日)に、川崎最強の音楽・ダンスイベント「In Unity2019」が開催されました。
川崎市を中心に活動するミュージシャン・ダンスグループが次々と出演したほか、今回は「In Unity」20周年を祝して特別企画も展開されました。

■「In Unity2019」が開催されたエポックなかはら
「In Unity2019」が開催されたエポックなかはら

「In Unity」は、これまで例外的に川崎区のクラブチッタや中原区役所で開催されたこともありましたが、基本的にはJR武蔵中原駅前の「エポックなかはら」が会場となっています。
エポックなかはらのホールがライブハウスとなって、毎年熱いステージが繰り広げられています。

通常は午後からの開演ですが、今年は20周年記念のため午前10:30にスタートが繰り上げられました。
そこから18:30まで続く長丁場となりますが、本イベントは毎年出入り自由です。

本サイトでは午後の限られた時間のみ、ご紹介したいと思います。

■今回も司会は「上々軍団」
今回も司会は「上々軍団」

今回も「In Unity」の司会は芸人コンビ「上々軍団」です。
おふたりは川崎市中原区・川崎区の出身で、住吉高校の卒業生でもあります。

本イベントは長丁場だけに、幕間の軽妙なトークは重要なリフレッシュ要素になります。
この点、3年連続の起用となるおふたりはうまく機能していたように思いました。

■「日吉MUSIC EGG」
日吉MUSIC EGG

日吉MUSIC EGG

日吉MUSIC EGG

最初にご紹介するのはJAZZ&アンサンブルグループ「日吉MUSIC EGG」です。

同団体は木月4丁目のヤマハ日吉センターで活動していまして、一見横浜市のグループのようですが活動拠点は川崎市ということになります。

活気あふれる演奏でしたが、現在特にトロンボーンが不足しており、メンバーを絶賛募集中でした。
現在は2名体制ですが、4名くらいで演奏をしたいということです。

最初は音を出すまでが大変かもしれませんが、未経験の方でも歓迎されていますので、ご関心ある方はエントリ末尾の関連リンクからウェブサイトをご参照ください。

■「大西学園中高ダンス部&新体操部」
大西学園中高ダンス部&新体操部

続いて登場したのは、「大西学園中学校・高等学校ダンス部&新体操部」です。
昨年「In Unity2018」ではダンス部と吹奏楽部がそれぞれ別プログラムで出演しましたが、今回はダンス部と新体操部によるコラボレーション出演となりました。

ダンス部のうちひとりは、中学部からの参加です。

■ダンス部のエネルギッシュな演技
ダンス部のエネルギッシュな演技

■新体操部の華麗な演技
新体操部の華麗な演技

新体操部の華麗な演技

ヒップホップ系のエネルギッシュなダンス部と、リボンを使って華麗に舞う新体操部が一体のプログラムで踊ることは初めての取り組みでしたが、トータルの構成としてきちんと成立していました。

異なるカルチャーと交流し、お互いを知ることはそれぞれのクラブにとってもプラスになるでしょう。

■「ユニサイクルのがわ」
ユニサイクルのがわ

ユニサイクルのがわ

ユニサイクルのがわ

そして今回、本サイトが注目していたのが、初出演となる「ユニサイクルのがわ」です。

同団体は、1992年に宮前区野川の「野川こども文化センター」で結成され、今年で結成27年目を迎えます。
これまでに一輪車の全国大会で優勝するなど、優秀な成績を収めています。

今回の「In Unity2019」では、年代別のグループで登場して多彩な演技を見せてくれました。
手をつないで流れるような走行をしたり、鮮やかなスピンをしたり、これまでの「In Unity」にはなかったパフォーマンスが鮮やかでたいへんよかったと思います。

宮前区野川といえば中原区から少々距離がありますが、中原街道をまっすぐ南下した先です。
このような新しいグループの参加があると、イベントも活性化してきますね。

■特別出演「川崎ブレイブサンダースチアリーダーズIRIS」
特別出演「川崎ブレイブサンダースチアリーダーズIRIS」

特別出演「川崎ブレイブサンダースチアリーダーズIRIS」

特別出演「川崎ブレイブサンダースチアリーダーズIRIS」

最後にご紹介するのは、「In Unity20周年記念」で特別出演となった「川崎ブレイブサンダースチアリーダーズ IRIS」です。

川崎ブレイブサンダースは、プロバスケットボール「Bリーグ」に所属する地元チームです。
従来は東芝がスポンサーでしたが、現在はDeNAに交代をしています。

地元人気店「ナチュラ」とパートナーシップを締結したり、「小杉フードフェス」に「IRIS」が出演したり、選手が「コスギんピック」にゲスト参加するなど、積極的に地域向けの広報活動を行っています。
今回はその広報活動の一環としても出演されたもので、ブレイブサンダースの紹介もされていました。

プロのチアリーダーズですので、パフォーマンスのクオリティは当然高く、ブレイブサンダースに関心を持たれた方もいらっしゃったのではないでしょうか。

■「IRIS」出演中のエポックなかはらのホール
「IRIS」出演中のエポックなかはらのホール

■「In Unity」公式twiter「ゴッパチ!!コーラス隊」紹介

本エントリでは、出演23組のうち、3組のみご紹介いたしました。

まだほかにも、20周年記念企画として復活した市民参加のゴスペルコーラス隊「ゴッパチ!!コーラス隊」など、魅力的なグループが多数出演しています。

一部のご紹介で恐縮ですが、また来年以降も少しずつ地域で活動する団体をお伝えしてまいりたいと思います。

■出演団体からのメッセージ
出演団体からのメッセージ

「In Unity」は、市民ボランティアと中原区の協働により運営されているイベントです。

潤沢な予算はありませんが、実行委員会の皆さんや出演者の皆さんが協力して毎年見事なステージを作り上げられています。

中原区には、まだまだ数多くの活動団体がありますし、それぞれに必ずしも十分な活躍の場、発表の場があるわけではありません。

「In Unity」は今回20周年を迎え、今後もそのような団体に光をあてつつ、地道に活動を継続されていくことと思います。

※本イベントはホール内一般撮影禁止ですが、本サイトはプレスとして許可を受け、本エントリで報道しております。
 
【関連リンク】
In Unity 公式ウェブサイト
音楽のまち・かわさき ウェブサイト
日吉MUSIC EGG ウェブサイト
ユニサイクルのがわ ウェブサイト
川崎ブレイブサンダース ウェブサイト
2016/9/24エントリ 武蔵小杉の「ひと」(12):川崎最強の音楽イベント「In Unity実行委員会」小川竜児さん、中山芙紗子さん、加味根亮子さん ※ボランティアスタッフ募集中!

(In Unity開催レポート)
2008/3/2エントリ 本日開催、「In Unity2008」
2009/3/8エントリ In Unity2009レポート
2010/3/14エントリ 「In Unity2010」開催レポート
2012/3/4エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2012」開催レポート
2013/3/3エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2013」開催レポート
2014/3/2エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2014」開催レポート
2015/3/8エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2015」開催レポート
2016/1/10エントリ 中原区役所がライブハウスに、驚きの変貌。「In Unity2016」開催レポート
2017/1/29エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2017」開催レポート:住吉高出身「上々軍団」司会のもと、地元で活躍する音楽・ダンスグループ18組が熱演
2018/1/28エントリ 川崎最強の音楽・ダンスイベント「In Unity2018」が本日開催、初出場「大西学園吹奏楽部」が曲芸演奏・ライオンキングミュージカルなどを披露

(In Unity関連イベントレポート)
2010/2/20エントリ 「新丸子インユニCafe」開催レポート
2010/12/13エントリ 新丸子駅前広場完成記念「Inuni Cafe(インユニカフェ)」開催レポート
2012/1/19エントリ 川崎最強の音楽イベント「In unity2012」の巨大フラッグ製作現場
2012/2/17エントリ 「インユニカフェ at 64Cafe+Ranai」開催レポート
2014/9/6エントリ 「In Unityスペシャルミニライブ」開催レポート+法政通り商店街ストリートライブ+ナイス起震車体験
2015/7/5エントリ 「第5回かわさき地産地消フェア with In Unityコアパークライブ」開催レポート
2015/11/5エントリ 「In Unityこすぎコアパークライブ」10月開催レポート/11月7日(土)開催に「川崎市消防音楽隊」「川崎純情小町★」が出演
2016/12/3エントリ 「In Unityコアパークライブ」「チャレンジ!昔遊び!」がこすぎコアパークで本日同時開催、1/29「In Unity2017」出演アーティストが登場

(2015までの実行委員長・反町充宏さん関連)
2009/2/11エントリ In Unity2009 反町充宏実行委員長インタビュー(前編)
2009/2/12エントリ In Unity2009 反町充宏実行委員長インタビュー(後編)
2010/7/4エントリ 武蔵小杉の「ひと」(1):カワサキミュージックキャスト・反町充宏さん(前編)
2010/7/5エントリ 武蔵小杉の「ひと」(1)カワサキミュージックキャスト・反町充宏さん(後編)

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2019年
01月27日

武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」が本日開催、健康推進「プラスケア」のリレーショナルアート「花言葉」で約200人の「大切な言葉」が集まる

【Reporter:はつしも】

本日、武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」が開催されました。
今回は一般社団法人プラスケアによるリレーショナルアート「花言葉」がコラボレーション実施され、約200名の方が「大切にしている言葉」とガーベラ1輪を交換しました。

■武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」
武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」 

武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」は、毎年6月と1月(一昨年までは12月)に開催されている恒例イベントです。

法政大学相撲部の皆さんを中心としたもちつきを行い、商店街の皆さんによる調味の上で販売を行います。

■プラスケアによるリレーショナルアート「花言葉」でプレゼントされたガーベラ
リレーショナルアート「花言葉」 

「もちつき大会」にコラボ参加をしている一般社団法人プラスケアは、医療者と地域をつなぐ事業「暮らしの保健室」を武蔵小杉周辺で展開しています。
「暮らしの保健室」では、看護師・医師が常駐して病院よりも気軽な健康相談をすることができまして、それがもちつき大会に臨時出店するのが「1day暮らしの保健室」です。

今回は、これに加えて実施されたリレーショナルアート「花言葉」に注目してみました。

リレーショナルアートとは、芸術家が固定的な作品作りをするのではなく、地域の人々なども含めた共同作業を通した関係性、コミュニケーション全体をアートとして表現するものです。

■「大切にしている言葉」とガーベラの交換
「大切にしている言葉」とガーベラを交換 

■集まった「大切にしている言葉」の一部
集まった「大切にしている言葉」

今回のリレーショナルアートでは、元住吉の花屋さん「Bianca」の協力によりあらかじめガーベラを用意し、「あなたが大切にしている言葉」とガーベラ1輪を交換しました。

約200人の方が参加されまして、同じ数だけの言葉がプラスケアのテントに集まりました。

言葉は実に様々ですが、一番多かったのは「ありがとう」など、感謝の言葉でした。
上記写真中で、犬のようなイラストがありますが、これは大切にしているペットを描いたものということです。

事前の告知でもご説明した通り、このリレーショナルアートは並んだカードが成果物ではなく、持ち帰ったガーベラから広がる家族の会話までを含めてリレーショナル(関係性の)アートとなっています。

このリレーショナルアートは、プラスケアの「暮らしの保健室」付属の「社会的処方研究所」の企画として実施されたものです。同研究所では、薬ではなく「街の中のつながり」で健康を促進することを研究しています。
これは決して荒唐無稽な話ではなく、孤独の解消は現実に健康との相関関係など一定の合理性が認められるものです。

なお、カードは今後プラスケアの「暮らしの保険室」で展示されるようです。

■病気や障害をテーマにした絵本の読み聞かせ
病気や障害などをテーマにした絵本の読み聞かせ

その他、プラスケアのテントでは、恒例の健康相談「1day暮らしの保険室」や、病気や障害をテーマにした絵本の読み聞かせも行われていました。

イベントとして華々しいものではないかもしれませんが、毎回確実な需要があります。

■法政大学相撲部の皆さんによるもちつき
法政大学相撲部の皆さんによるもちつき

法政大学相撲部の皆さんによるもちつき

さて、「もちつき大会」ですので、もちろん法政大学相撲部の皆さんによるもちつきも行われました。
相撲部の皆さんの背中が広くて、頼もしいですね。

■商店街の皆さんによる販売
商店街の皆さんによる販売

商店街の皆さんによる調味の上で5種のお餅が販売されまして、今年も人気でした。
寒い1月開催は、つきたてのお餅の温かさがありがたく感じます。

毎回たいへん好評ですので、次回はまた6月に開催されることでしょう。
プラスケアもまた新しい企画を検討されるかもしれませんので、またご案内したいと思います。

【関連リンク】
(もちつき大会関連)
2014/12/14エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:「+Care Project」が健康企画を展開
2015/6/14エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:家族の絆モニュメントに「+Care Project」ヤクルト君・チームパーキンソン参加
2015/12/13エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:雨天の法大相撲部もちつきと、「+Care Project」の肌湿度測定など
2016/6/12エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会が本日開催、同商店街・「+Care Project」のカメラによる開催レポート
2016/12/8エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」2016年12月開催が中止決定、ノロウイルス感染問題報道等によりイベント見直し
2017/6/18エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」、「小杉てづくり市」初開催レポート:武蔵小杉に21のハンドメイド作家が集まり大盛況に
2018/1/19エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街の冬季「もちつき大会」が12月から時期変更、2018年1月21日(日)に開催
2018/1/21エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」が本日開催、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店「宮崎県フェア」から「みやざき犬」「ばいぞーくん」も来場
2018/6/18エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」が開催、健康プロジェクト・プラスケアがリレーショナルアート「まちへの手紙」を実施しヤクルトマン登場
2019/1/24エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会が1月27日(日)開催、プラスケアのリレーショナルアート「花言葉」でガーベラと「大切な言葉」を交換

(プラスケア関連)
一般社団法人プラスケア ウェブサイト
2017/3/8エントリ 武蔵小杉の健康プロジェクト「+Care Project」が街の医療相談スポット「暮らしの保健室」開設を計画、立ち上げ支援金をクラウドファンディングで3月31日まで募集中
2017/5/23エントリ 武蔵小杉の健康プロジェクト「+Care Project」が街の医療相談スポット「暮らしの保健室」を「idacafe」などに開設、5月24日(水)は「化粧外来」もスタート
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