武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2017年
12月01日

川崎市立中学校の学校給食が本日より完全実施、中原区内では上平間の中部学校給食センターから配送を開始

【Reporter:はつしも】

本日より川崎市中部学校給食センターが稼働し、武蔵小杉周辺など14の中学校における学校給食の提供がスタートしました。

同センターの供給能力は1日1万食におよび、今井中・住吉中・井田中・中原中・宮内中・西中原中・玉川中・平間中・日吉中・高津中・西高津中・野川中・平中・稲田中への配送が行われました。

また。同日より川崎市北部学校給食センターが担当する12校への提供もスタートしました。これにより川崎市における中学校給食が完全実施となります。

■川崎市中部学校給食センター
川崎市中部学校給食センター

川崎市中部学校給食センターは、中原区上平間の川崎市水道局の施設「平間配水所」の一部用地を活用して建設が行われました。

2017年8月末に完成したのち、本日まで中学校給食提供の準備が進められてきたところです。

こちらは正門側で、主に食材等の搬入が行われています。

■給食搬出側
給食搬出側

給食搬出側

17号車

そしてセンターの裏手が、給食の搬出側になっています。
給食を運ぶトラックが、この時は18号車(写真は17号車)まで並んでいました。

■搬出口
搬出口 

こちら側にには搬出口が並んでいまして、トラックに積み込みやすいようになっています。

ここで給食が積まれたのち、14の中学校に届けられるわけです。

■中部学校給食センターのスタッフ
中部学校給食センターのスタッフ

これまで準備プロセスに従事してきた中部学校給食センターのスタッフも、本日から本格稼働です。

調理エリアに入るスタッフは、衛生管理がたいへん重要です。

■隣接地に建設中の「川崎市動物愛護センター」
隣接地に建設中の「川崎市動物愛護センター」

川崎動物愛護センター

■川崎市動物愛護センターの建築計画のお知らせ
事業計画のお知らせ

なお、川崎市中部学校給食センターの隣接地では、同じく平間配水所の敷地を活用して、「川崎市動物愛護センター」の建設が進められています。

こちらは現在の高津区蟹ヶ谷から2019年2月に移転する予定です。


平間配水所ではこのほか、公園の整備なども行われていまして、公共施設としての姿が徐々に変わってきています。

まずは今回の中部学校給食センターの稼働開始により、川崎市中部地区の「給食の拠点」として、また新しい役割を果たしていくことになりますね。

■「平間配水所」の調圧塔
「平間配水所」の給水塔 

【関連リンク】
川崎市教育委員会 川崎市中部学校給食センターが完成しました
川崎市上下水道局 ウェブサイト
2011/7/16エントリ 「ガス橋」と平間の渡し
2014/11/21エントリ 下平間のバス停「住宅前」と、「武道館前」
2014/11/28エントリ 川崎市動物愛護センターが中原区上平間に2018年度移転へ
2015/5/26エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(4):「平間駅」
2016/9/7エントリ 臨海部の工業用水を支える「平間配水所」の調圧塔と、川崎市中部学校給食センター・動物愛護センター整備

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2017年
11月30日

府中街道拡幅:「ニッポンレンタカー中原区役所前営業所」が営業再開・「フラワーマルシェ」移転先募集・「むさし野」周辺ビル解体着手

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉周辺では、府中街道の拡幅事業が進められています。

その一環として用地提供を行っていた「ニッポンレンタカー中原区役所前営業所」の建て替え工事が完了し、2017年11月21日に営業を再開させました。

■従来の「ニッポンレンタカー中原区役所前営業所」
従来の「ニッポンレンタカー中原区役所前営業所」

■再オープンした「ニッポンレンタカー中原区役所間営業所」
再オープンした「ニッポンレンタカー中原区役所間営業所」

「ニッポンレンタカー中原区役所前営業所」は、その名前の通り府中街道の中原区役所向かいで営業する店舗です。
従来は現在の府中街道の歩道いっぱいまで店舗の面積がありましたが、道路拡幅事業により敷地を後退させる必要がありました。

近年のレンタカー店舗は各店舗間のネットワーク化も進み、必ずしも大規模な面積を必要としません。
同店の場合は移転や閉店をするのではなく、敷地の一部を削ってより省スペースな店舗として生まれ変わることを選択しました。

敷地を削ったとはいっても、すぐに拡幅工事が始まるわけではありません。
2017/11/28エントリでご紹介した通り、小杉町3丁目の拡幅用地が2018年4月1日から最大5年間を期限に民間事業者に貸し出しされることが告知されていますから、少なくともその間は現状のまま塩漬けとなります。

そのため上記写真の通り、削った土地にもニッポンレンタカーののぼりが出ており、車の出入りもしますので実質的に同店が占有的に使用することができるスペースとなっているようです。



■東急線高架近くの「フラワーマルシェ」が移転先募集
東急線高架近くの「フラワーマルシェ」が移転先募集

■「年内営業」と「移転先募集」
「年内営業」と「移転先募集」

府中街道沿いでは、東急線高架近くでの立ち退きが徐々に始まってきました。
「てもみん」向かいの「フラワーマルシェ」では、「年内営業」(年内で営業終了の意と思われる)の告知が掲示されるとともに、移転先を募集しています。

■「むさし野」や周辺の建物解体
「むさし野」や周辺の建物解体

■「むさし野」の解体
「むさし野」の解体

また東急線高架の南側でも、2016年12月に閉店した「むさし野」の建物解体がすでに着手されています。
これに加えて、周辺の建物の解体準備も進んできました。

■「株式会社イシイ」の移転
「株式会社イシイ」の移転

「株式会社イシイ」の移転

「むさし野」の隣にあった機械工具等の販売会社「株式会社イシイ」は、近隣に事務所移転をしていました。
すぐ近所で移転がまとまって、これは良かったのではないでしょうか。

こちらも「むさし野」同様、上記写真撮影後に解体が着手されました。

■「ワタナベ洋服店」の解体調査
「ワタナベ洋服店」の解体調査

「ワタナベ洋服店」の解体調査

そして「株式会社イシイ」から1軒挟んだ「ワタナベ洋服店」では、解体のためのアスベスト等事前調査の告知が掲示されていました。
こちらもほどなく解体工事が始まることでしょう。

■「イシイ」「ワタナベ洋服店」の間で営業を続ける「酔い処 仲川恭平」「スナック知恵」
「イシイ」「ワタナベ洋服店」の間で営業を続ける「酔い処 仲川恭平」「知恵」

なお、「株式会社イシイ」と「ワタナベ洋服店」の間には、「酔い処 仲川恭平」とスナック「知恵」が入る建物があります。
こちらは今のところは営業を継続していました。

「酔い処 仲川恭平」は、2016年3月にオープンしたばかりで、もともと拡幅による立ち退きを前提として出店をしたお店でした。
早期に立ち退きでは出店コストの回収ができませんから、可能な限りは営業を続ける前提かと思いますが、それがいつまでかは現段階ではわかりません。

この建物は、解体が始まる「ワタナベ洋服店」とは密着して一体化した建物のようになっています。
「ワタナベ洋服店」だけ解体するとなると、作業場は少々気を遣いそうです。

■拡幅が進む府中街道
拡幅が進む府中街道

このように府中街道では、徐々に川崎市による用地取得が進んできています。
とはいえ前述のように何か所かで期間限定での民間用地活用も行っており、現実に拡幅工事が着工されるまでには数年以上を要することが確実です。

どらくらいかかるのかわかりませんけれども、取得済みの用地を連続的に歩行できるようにするなど、当面の交通安全性を向上させるような取り組みもあってよいかと思いました。

【関連リンク】
(府中街道拡幅関連)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 府中街道
2012/3/1エントリ さよなら、リンガーハット川崎武蔵小杉店
2012/8/11エントリ 府中街道の中華料理店「かんちゃん」閉店、 府中街道拡幅用地の取得進む
2015/5/25エントリ 府中街道拡幅により安いステーキ「エル・ア ミーゴ」が閉店、50年の歴史に幕
2015/8/24エントリ 武蔵小杉「吉岡時計店」の、3万分の1の奇 跡。オスの三毛猫「ジロー君」と、「ミケタン」2016/12/7エントリ 府中街道拡幅区間に残る、「黒焼き」のうなぎ専門店。相撲部屋を移築した「むさし野」
2017/1/8エントリ 相撲部屋を移築した「黒焼き」のうなぎ専門店「むさし野」が、府中街道拡幅のため閉店
2017/5/31エントリ 府中街道拡幅遊休地活用「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」が利用料金を「16時間100円」に値下げ、等々力緑地近くに「三井のリパーク川崎宮内4丁目」がオープン
2017/10/5エントリ 「ニッポンレンタカー中原区役所前営業所」が府中街道拡幅のために一時閉鎖、用地提供の上11月10日(金)再オープンへ
府中街道拡幅後の新築ビル「SOARS」「クレスト武蔵小杉Ⅱ」が竣工、「SOARS」2階に洋食ダイニング「さんぐり家」が11月下旬オープン

(ニッポンレンタカー関連)
ニッポンレンタカー 新設営業所のお知らせ
2016/9/10エントリ 武蔵小杉新駅前「タイムズ武蔵小杉第3」跡地に「ニッポンレンタカー」が出店へ、リッチモンドホテル隣に10/15オープン「トヨタレンタリース」と競合
2016/10/20エントリ 「ニッポンレンタカー武蔵小杉横須賀線口営業所」「トヨタレンタリース神奈川武蔵小杉駅前店」オープン、ニッポンレンタカーの建物は車両タイプの移動式

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2017年
11月29日

多摩川浅間神社下から、武蔵小杉をのぞむカフェ&バー。「多摩川ダイナー」のパーティーメニュー

【Reporter:たちばな】

丸子橋を渡った先、大田区の多摩川沿いの「多摩川浅間神社」に、武蔵小杉周辺を一望できる見晴らし台があることを2015/3/22エントリでご紹介しました。

この多摩川浅間神社の下にあるカフェ&バー「多摩川ダイナー」を、ご紹介したいと思います。

■「多摩川ダイナー」
「多摩川ダイナー」

「多摩川ダイナー」は、丸子橋を渡ってすぐの交番の信号を左折し、多摩川沿いの道路を1分ほど二子玉川方面に歩いたところにあります。

手前には多摩川浅間神社にのぼっていく階段がありますが、そこは素通りします。

道路沿いに、上記写真のようなオープンテラス席のあるお店が見えてきます。

■「多摩川ダイナー」のカウンター
「多摩川ダイナー」のカウンター

「多摩川ダイナー」の店内には、カウンターのほか、テーブル席も20名ほどあります。
またオープンテラス席では、バーベキュー(1名5,000円、4名から)もできるということです。

■パーティーメニュー(3,800円、90分飲み放題つき):ブルスケッタ
パーティーメニュー

■パーティーメニュー:サラダ
サラダ

■パーティーメニュー:ポテト
ポテト

■パーティーメニュー:肉料理
肉料理

■パーティーメニュー:パスタ
パスタ

■パーティーメニュー(3,800円、90分飲み放題つき)
パーティーメニュー

今回オーダーしたのは、同店の「パーティーメニュー」(3,800円、90分飲み放題つき)です。

料理はブルスケッタ、サラダ、ポテト、肉料理、パスタの5種で、いずれも、お酒に合う濃いめの味付けで飲食が進みました。

このほか、もう少しグレードアップしたい場合は5,000円、120分飲み放題つきのパーティーメニューもあります。

同店では「ランチ」「ホリデーランチ」「ディナー」「ドリンク」「BBQ」「レディースプラン」も用意されていますので、それぞれ公式ウェブサイトのメニューをご参照ください。

■「多摩川ダイナー」ウェブサイトのメニュー(PDF)
●ランチ
●ホリデーランチ
●ディナー ●ドリンク
●BBQ
●パーティーメニュー
●レディースプラン

■「多摩川ダイナー」前から、丸子橋方面
多摩川ダイナー前から、武蔵小杉方面

■多摩川越しに見える武蔵小杉
多摩川越しに見える武蔵小杉方面

「多摩川ダイナー」からは、多摩川越しに武蔵小杉の高層ビル群が見えます。

武蔵小杉にいると近すぎて全景が見えませんが、多摩川をわたることで武蔵小杉の夜景を楽しむことができるわけです。

また、店舗の真上にある、多摩川浅間神社からのパノラマをついでに眺めるのも良いでしょう。

たまに気分をかえて、ここまで足をのばしてみてはいかがでしょうか。

■浅間神社の見晴らし台から見た、丸子橋と武蔵小杉の高層ビル
丸子橋と武蔵小杉の高層ビル

■多摩川浅間神社からのパノラマ

こちらをクリックすると拡大ウインドウが開きます

■「多摩川ダイナー」店舗情報
●所在地:大田区田園調布1-55-20浅間ビル5号
●営業時間:火~日11:30-23:00/祝日11:30-21:00
●定休日:月曜日
●ウェブ:http://www.delight-tmg.com/tmg/
 
■「多摩川ダイナー」のマップ


【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:カフェ 多摩川ダイナー
2009/9/23エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(1):「丸子の渡し」
2011/6/1エントリ 丸子橋の大田区側の親柱
2011/7/16エントリ 「ガス橋」と平間の渡し
2011/11/25エントリ 大田区から見る武蔵小杉再開発ビルと、富士山
2012/8/15エントリ ガス橋から見た、六郷土手の花火大会
2015/3/22エントリ 多摩川浅間神社の見晴らし台から望む、武蔵小杉周辺パノラマ
2015/10/13エントリ 中原区にあった、日本初の常設サーキット。 「多摩川スピードウェイ」メインスタンド跡地を歩く
2015/11/21エントリ 「多摩川スピードウェイ・回顧展」が11月21 日(土)・22日(日)開催、第1回レース優勝車「オオタ号」を展示中
2016/2/5エントリ 大田区側の多摩川河川敷から見る、武蔵小杉の 鏡面世界パノラマ
2016/4/8エントリ (番外編):旧中原街道「桜坂」から見えるソメイヨシノと、武蔵小杉の高層ビル群
2016/7/7エントリ 丸子橋周辺の多摩川水位を、24時間ライブ配信。「国土交通省京浜河川事務所 田園調布出張所」の鉄塔探訪
2016/7/17エントリ 中原区の、日本初常設サーキットの記録。市民ミュージアム「多摩川スピードウェイ展」が本日スタート、福田市長も観覧/スピードウェイ遺構には記念パネルが設置
2016/8/6エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(番外編):大田区側「おいと坂」と、「美富士橋」から見る武蔵小杉の高層ビル群
2016/10/30エントリ 「第3回 丸子の渡し祭り」開催レポート:渡し船は1時間40分待ちの盛況、大田区発祥「揚げパンマン」登場

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2017年
11月28日

川崎市が府中街道拡幅用地活用入札「第2回」を実施、「小杉町3丁目」用地を移動販売・露店による物販・飲食店舗等を用途に月額7万円台から募集

【Reporter:はつしも】

川崎市は現在、道路拡幅用地のうち、一定以上の期間にわたって事業が着手されない用地を民間事業者に貸し出して活用を進める事業を推進しています。

武蔵小杉周辺では府中街道(国道409号)の拡幅用地がこれにあたりまして、2017年4月以降には東急線高架下(中原区市ノ坪)に「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」、等々力緑地近く(中原区宮内)に「三井のリパーク川崎宮内4丁目」が相次いでオープンしました。

そしてこのたび、用地活用事業の「第2回募集」において、川崎信用金庫武蔵小杉支店近く(小杉町3丁目)の土地が「駐輪場、広場、公園、購買施設、食事施設」として、等々力緑地近く(宮内4丁目)の土地が「自動車駐車場」として入札が行われることになりました。

占用料は前者が月額78,100円、後者は月額66,000円からの入札となります。

■川崎市による道路予定地の利用者募集「第2回募集」
所在地 小杉町3丁目 宮内4丁目
面積 71㎡ 165㎡
用途 駐輪場、広場、公園、購買施設、食事施設 自動車駐車場
利用期間 2018年4月1日から5年以内 2018年4月1日から5年以内
占用料月額 最低額1,100円/1㎡
71㎡合計78,100円
最低額400円/1㎡
165㎡合計66,000円
入札資料 川崎市ウェブサイト 川崎市ウェブサイト

■府中街道拡幅の道路予定地活用マップ
府中街道拡幅の用地活用マップ 

■小杉町3丁目の対象用地(駐輪場、広場、公園、購買施設、食事施設)
小杉町3丁目の対象用地

■入札募集の掲示
入札募集の掲示

まずこちらは、小杉町3丁目の対象用地です。

写真の手前側が川崎信用金庫武蔵小杉支店の仮店舗側で、対象用地はすでに拡幅用地として川崎市の取得が完了しています。

武蔵小杉周辺における今までの拡幅用地活用は「駐車場」「駐輪場」に限られていたのですが、この場所は周辺が商業地ということもあってか、用途が「駐輪場、広場、公園、購買施設、食事施設」ということになっています。

注目は「購買施設、食事施設」で、これはより具体的には「自動車を利用した移動販売や露店などの物販や飲食ができる購買施設または食事施設」と定義されています。

建築確認が必要な店舗建物は建設できないものの、移動販売やテントなどによる物販店舗・飲食店舗は営業ができるということです。

 一方、「広場・公園」については、用途として設定する意図はなんでしょうか。
普通に考えて、川崎市など行政以外に「広場、公園」をわざわざ利用料を支払って整備する民間企業・団体等がいるものでしょうか。
国や県にしてもこの場所にミニサイズの公園等を整備する動機づけがあるものかどうか、この点は正直よくわかりませんでした。

なお、占用料は前掲の通り、1㎡あたり最低1,100円、敷地が71㎡ですから、月額78,100円から入札が可能です。
5年以内という期間限定ではありますが、新規出店にチャレンジをされる方にとってはチャンスといえるかもしれません。

■旧店舗解体前の対象用地(右側)
旧店舗解体前の対象用地 

上記写真は、今回の対象用地を旧店舗解体前に撮影をしたものです。

対象用地は写真右側で、1階がメガネ店、2階がオリジナルTシャツ等の制作受託店舗が入る建物がありました。

この解体からすでに2年程度が経過しており、さらに今回の入札により5年間の店舗利用が可能なわけですから、立ち退きはもう少し後でも良かった、ともいえます。

勿論それを言っていては用地取得が進まなくなりますから、順次取得をしていくことになるわけですが、立ち退きをされた方からするとまた別の見方があるかもしれません。



■宮内4丁目の対象用地(用途:自動車駐車場)
宮内4丁目の対象用地(自動車駐車場)

■入札募集の掲示
入札募集の掲示

もうひとつは、宮内4丁目の用地です。
この用地は駅からかなり距離がありますが、等々力緑地の入口のすぐそばにあります。

そのようなロケーションを勘案して、こちらは用途が自動車駐車場に限定されています。

■もともと駐車場だった対象用地
もともと駐車場だった対象用地

なお、この用地はご覧の通りもともと駐車場として活用されていたものでした。

それを府中街道拡幅のために川崎市が取得したものの、当面工事着工の見込みがないために改めて駐車場として活用する民間事業者を募集するというかたちです。

あまり初期コストをかけずに運用できそうな点は、本物件のメリットでしょう。

■「第1回」で入札された等々力緑地近くの「三井のリパーク川崎宮内4丁目」
等々力緑地近くの「三井のリパーク川崎宮内4丁目」

なお、今回の入札対象用地からすぐ近くには、同様に川崎市の「第1回」募集により「三井のリパーク川崎宮内4丁目」として活用されることになった拡幅用地があります。

今回の用地は、これに比べるとかなり小規模なものです。

■同じく「第1回」で入札された東急線高架下「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」
東急線高架下の「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」

「第1回」募集では、冒頭にご紹介した通り、用地を活用する民間事業者がスムーズに決定しました。

今回は小杉町3丁目においては店舗という選択肢もありますし、どのような活用がなされるものか個人的にも注目しています。

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 道路予定地の利用者募集のご案内
2017/3/30エントリ 川崎市の府中街道拡幅遊休地活用募集に東武プロパティーズなどが入札、東急武蔵小杉駅南口高架下に時間貸し駐輪場が4月5日(水)頃オープン
2017/4/6エントリ 東急電鉄がフィル・カンパニーとの駐車場複合ビルに「すこやか小杉保育園」2017年8月頃開園を発表/高架下の府中街道拡幅予定地に「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」がオープン
2017/5/31エントリ 府中街道拡幅遊休地活用「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」が利用料金を「16時間100円」に値下げ、等々力緑地近くに「三井のリパーク川崎宮内4丁目」がオープン

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2017年
11月27日

「第12回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート:パラスポーツ「ボッチャ」体験と、川崎パパ塾「飛行距離ギネス記録紙飛行機」などが賑わう

【Reporter:はつしも】

2017年11月25日(土)に「なかはら子ども未来フェスタ」が開催されました。

パラリンピック正式種目「ボッチャ」の体験など新企画も交えつつ、中原区役所においてさまざまな子ども向けの催しが行われました。

■「なかはら子ども未来フェスタ」が開催された中原区役所
「なかはら子ども未来フェスタ」が開催された中原区役所

「なかはら子ども未来フェスタ」は、中原区内の子ども・子育てに関連する活動団体などが集まり、ステージでの人形劇・ダンス・音楽、さまざまな創作体験、読み聞かせなどを展開する楽しいイベントです。

毎年中原区役所正面玄関前の広場、4階、5階が会場となっています。

■「川崎おやじの会」のもちつき
「川崎おやじの会」のもちつき

「川崎おやじの会」のもちつき

入口でまず目に留まったのは、「川崎おやじの会」によるもちつきです。

「おやじの会」とは、小中学校に通う児童・生徒のお父さんたちによる学校内外の支援活動グループです。
運動会の運営支援や、地域のお祭りでの見回りなど、グループごとに様々な活動を行っています。

多くは「学校名+おやじの会」という名称ですが、今井小学校は「おとうさんの会」と称するなど、若干のばらつきもあります。

「川崎おやじの会」は川崎市内の「おやじの会」による共同グループであり、「なかはら子ども未来フェスタ」では今井小・今井中・下小田中小・大谷戸小・西野川小・鷺沼小の「おやじの会」によるもちつきと、つきたて餅の即売を行っていました。

■「川崎パパ塾」による紙ヒコーキ教室
「川崎パパ塾」による紙ヒコーキ教室

本イベントではもうひとつ、お父さんグループが参加していました。
本サイトでこれまでにもご紹介してきた「川崎パパ塾」です。

「川崎パパ塾」では、お父さんたちが子育てや地域に関わっていく入口作りを進めていまして、今回は「紙ヒコーキ教室」を開催していました。

■飛行距離ギネス記録の紙飛行機
飛行距離ギネス記録の紙ヒコーキ 

ここで折り方を教えてもらえるのは、飛行距離ギネス記録「69.14m」をたたき出した紙飛行機です。

飛行距離はすごいのですが、折り方は教えてもらえばまったく難しいことはありません。

■飛べ!紙飛行機
飛べ!紙飛行機

飛べ!紙飛行機

この紙飛行機、確かにかなりよく飛びます。
子どもたちも爽快感があるのでしょう、スタート地点の赤いラインから繰り返し飛ばしていました。

子どもたちのやや力の入りすぎた飛ばし方でも、10mくらいはスーッと飛んでいきました。

シンプルな遊びだけに、想像以上に盛り上がりますね。

■パラリンピック正式種目「ボッチャ」体験
パラリンピック正式種目「ボッチャ」体験

■白い「ジャックボール」と、赤青のボール
投げるボール

紙飛行機を気持ちよく飛ばした跡は、パラリンピック正式種目「ボッチャ」の体験です。

「ボッチャ」は、重度脳性まひまたは同程度の四肢重度機能障がい者のために欧州で考案されたスポーツです。
ジャックボールと呼ばれる白いボールを目標として、赤・青のボールを6球ずつ投げていかに近づけるかを競う、カーリングに似た競技です。

■白いジャックボールをめがけて投球
白いジャックボールをめがけて投球

最初に赤いボールを持つ選手が、白い「ジャックボール」を投げます。

それが目標となり、先行の「赤」から赤ボールを投げていきます。

■審判が投げる順番を判定
審判が投げる順番を指定 

「赤」「青」のどちらが投げるかは、白い「ジャックボール」からどちらのボールが近いかで決まります。

ゴルフのように、「ジャックボール」から遠い選手が常に投球をしていくルールになっていまして、それは審判が判定します。

審判が上記のように赤い札を出していたら、「赤」の選手が投球します。

■「青」の勝利
「青」の勝利

上記のように「ジャックボール」に一番近い距離に青ボールがあれば、「青」の勝利です。

それよりも遠くに赤いボールがたくさんあっても、一番近いボールが有効となります。

このように青ボールがきわめて近くに寄せられた場合、「赤」としてはさらに近くに寄せるのは大変難しくなります。

ですから、このあと投球順が回ってくる「赤」としては、青ボールやジャックボールにぶつけて状況を変えることが必要となるわけです。

なお「ボッチャ」は、体に不自由があってボールを投げることができなくても、自分の意思を介助者に伝えることができれば参加が可能です。
その場合は「ランプ」と呼ばれる勾配器具を使ってボールを転がすことになります。

「ボッチャ」は、このように体が不自由でも参加しやすい一方、様々な局面にあわせた戦術が必要となります。実際にやってみると楽しく、繰り返しチャレンジするお子さんも多くいらっしゃいました。

■義足の体験
義足の体験 

「ボッチャ」の隣では、スポーツ用の義足の体験も行われていました。

これを装着すると、接地部の弾力を活かして全力で走れるのですが、普段使っていない健常者にとってはなかなか難しいことがわかりました。

■出店の焼きそば
焼きそば

■ミミケロカレーを販売「KOSUGI CURRY」
ミミケロカレーを販売「KOSUGI CURRY」 

中原区役所の広場には、焼きそば、「KOSUGI CURRY」のミミケロカレー、「おかし工房しいの実」のクッキーなど、フード系の出店も並んでいました。

■「KOSUGI CURRY」の「ミミケロカレー」
ミミケロカレー 
※写真提供:KOSUGI CURRY

「なかはら子ども未来フェスタ」初出店となる「KOSUGI CURRY」は、中原区の子育て支援キャラクター「ミミ&ケロ」をテーマにした「ミミケロカレー」を販売し、見事完売していました。

■「みんなのカレーの思い出」展覧会
「みんなのカレーの思い出」展覧会 

また「KOSUGI CURRY」の出店にあわせて、同店が発起人となった「第3回武蔵小杉カレーフェスティバル」で集められた、「みんなのカレーの思い出」展覧会も中原区役所の壁面を使って展示されていました。

これは地域住民の皆さんが「武蔵小杉カレーフェスティバル」期間中にカレーの思い出を応募するというもので、今回の「なかはら子ども未来フェスタ」が最終展示となります。

「お母さんのカレー」の思い出をつづったイラストや文章が、いくつか目に留まりました。

■子供服のフリーマーケット
子供服のフリーマーケット

お子さん向けのイベントでは定番の、子供服のフリーマーケットです。

サイズがどんどん変わっていく子供服は、どうしても短期間しか着られません。
環境負荷などを考えますと、綺麗なまま捨ててしまうよりもフリーマーケットなどで有効活用をしていくのは良いことと思います。

■メインステージ 人形劇団ひとみ座「ぶたぶたこぶた」
メインステージ 人形劇団ひとみ座の「ぶたぶたこぶた」  

さて、それでは中原区役所の建物内についても、少しご紹介していきましょう。

5階のメインステージでは、人形劇団ひとみ座による「ぶたぶたこぶた」が上演されていました。

人形劇団ひとみ座は、中原区井田に拠点をもつ歴史ある人形劇団です。
かわいらしい人形のクオリティと、熟練した人形操術、そして楽しい語り口はたいへんクオリティの高いものでした。

ひとみ座は川崎フロンターレのホームゲーム開催時における「席ツメ隊」のパフォーマンスや、「ブレーメン・フライマルクト」での乙女文楽の披露など、地域に根差した活動を継続しています。

■お野菜スタンプのワークショップ
お野菜スタンプのワークショップ

一方、4階の旧「レストランなかはら」では、食育コーナーが展開されていました。

こちらは「お野菜スタンプ」で、スタンプによる絵作りを楽しみながら、さまざまなお野菜の形状学ぶことができるようになっていました。

■野菜・果物当てクイズ
果物当てクイズ

野菜・果物当てクイズ

続いて、「野菜・果物当てクイズ」です。
これはそう難しくなさそうですね。

■お野菜ドーナツの試食
お野菜ドーナツの試食

お野菜ドーナツの試食

続いて、「お野菜ドーナツ」の試食です。
にんじんなどが入っているのですが、お野菜の味はほんのり感じられる程度で、ドーナツとして普通に美味しくいただけました。

■遊びのコーナー
遊びのコーナー

中原区役所内では、各所に遊びのコーナーが設置されていました。
どちらかというと小さい子向けで、たくさんのお子さんが普段はできない遊びを楽しんでいました。

■エレベーターからミミケロ登場
エレベーターからミミケロ登場

ミミケロ登場

エレベーターに乗って外に出ようとしたとき、扉の中からはミミケロが…。

ふたりともかなり頭が大きいですので、中原区役所のエレベーターではふたりで一杯になりそうです。

■賑わう会場をめぐるミミケロ
賑わう会場と、ミミ 

お昼時、賑わってきた会場をミミケロは歩いていきました。
この日は天候もよく、なかなかのイベント日和だったのではないかと思います。

「なかはら子ども未来フェスタ」は、市民活動グループによる手作りながら温かみのあるイベントです。

また来年も開催されますので、お子さんと参加してみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
かわさきパラムーブメント ウェブサイト
一般社団法人日本ボッチャ協会
 
(なかはら子ども未来フェスタ関連)
2008/11/22エントリ 第3回なかはら子ども未来フェスタ
2010/11/27エントリ 「なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート
2011/11/26エントリ 「第6回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート
2014/12/1エントリ 「第9回なかはら子ども未来フェスタ」で開催、「川崎パパ塾」の折り紙ヒコーキ講座
2016/11/26エントリ 「第11回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート:ふろん太くん・太助・ロジーちゃんなどが中原区役所に集結
2017/11/21エントリ 「第12回なかはら子ども未来フェスタ」が11月25日(土)に中原区役所で開催、パラスポーツ体験やコスギカレーフェス連携企画「みんなのカレーの思い出」最終展示などを実施

(川崎おやじの会関連)
川崎おやじの会 ウェブサイト
2012/10/22エントリ 「下小田中小学校おやじの会」が小学校における被災・宿泊体験を実施

(武蔵小杉カレーフェスティバル関連)
2017/10/15エントリ コスギフェスタ2017「武蔵小杉カレーフェスティバル」詳報公開、10月16日(月)より21店舗の「カレースタンプラリー」開幕
2017/10/19エントリ 「コスギフェスタ2017」10月20日(金)前夜祭・21日(土)本祭雨天決行が決定、前夜祭のタワレコスペシャルライブにアイドルグループ「ぷちぱすぽ☆」「東京女子流」が出演を発表
2017/10/20エントリ 「コスギフェスタ2017」前夜祭「武蔵小杉カレーEXPO」「タワレコ秋祭りミュージックフェスタ」開催レポート/21日本祭・ハロウィン企画は雨天決行

(川崎パパ塾関連)
川崎パパ塾 Facebookページ
2016/1/31エントリ 「川崎パパ塾」のミニ絵本図書館「パパの本棚」が、中原市民館から「COSUGI CAFE」へ移転
2017/9/25エントリ イクメン育成「川崎パパ塾」が2017年度スケジュールを公開、第1回「夫婦のパートナーシップ」(10月25日開催)の参加者募集をスタート
2017/10/17エントリ 「川崎パパ塾」の2017年度第2回講座「紙飛行機作り」(11月16日)が参加受付スタート、「なかはら子ども未来フェスタ」の紙飛行機ワークショップ準備活動を実施

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2017年
11月26日

中原警察署×コスギスイッチON!「交番の日制定記念日イベント」が11月27日(月)開催、「災害フードフェス」も同時開催

【Reporter:はつしも】

2017年11月27日(月)に、中原警察署による「交番の日制定記念日イベント」がこすぎコアパークで開催されます。

本イベントでは、武蔵小杉特化のラジオ番組「コスギスイッチON!」のメインパーソナリティ「MCオン」「DJ Keiko」が中原警察署の一日警察署長となります。

またこのほか「災害フードフェス」や「川崎純情小町☆」によるライブステージなど、さまざまなプログラムが予定されています。

■中原警察署×コスギスイッチON!「交番の日制定記念日イベント」
交番の日制定記念日イベント
交番の日制定記念日イベント

■中原区役所×コスギスイッチON!「交番の日制定記念日イベント」の開催概要
日時 2017年11月27日(月)11:00~16:30頃
会場 こすぎコアパーク
主催 中原警察署
共催 こすぎコアパーク管理運営協議会
協力 コスギスイッチON!(コスギフェスタ実行委員会)、カワサキミュージックキャスト、グランツリー武蔵小杉、株式会社ホワイトウルフ、株式会社ケーソニック、株式会社ホクシン、オフィス・アイム株式会社、学校法人大西学園、フードハウス大野屋
連携番組 かわさきFM(79.1MHz)コスギスイッチON!
http://radioksg.com/

■タイムテーブル(※時間は変動する場合があります)
11:00~ オープニング(開会挨拶、記念撮影、署長対談)
11:20~ ライブ:川崎純情小町☆①
11:45~ トーク:コスギスイッチON!&かわさきFM紹介
12:00~ トーク:中原警察署 生活安全課
12:15~ ライブ:Eyes' with Yuuki①
12:45~ トーク:災害フードフェス紹介 
13:00~ トーク:中原警察署 警務課
13:15~ ライブ:川崎純情小町☆②
13:45~ トーク:防犯&防災
14:00~ トーク:中原警察署 交通課
14:15~ ライブ:Eyes' with Yuuki②
14:45~ トーク:地元愛!武蔵小杉のキーパーソン
15:00~ トーク:中原警察署 刑事課・警備課
15:30~ フィナーレ演奏(16:30頃まで)
神奈川県警察音楽隊、大西学園吹奏楽部、ダンス部など

■出店
特設ブース ●ホワイトエンジェルス
●神奈川県警察第二機動隊
●ミニ白バイ
災害フードフェス ●はたらくらす
●幸区盛り上げ隊!
●ラジオコスギプロジェクト
●やきとり家すみれ武蔵小杉店
●非営利型一般社団法人FA普及協会FAVT
●おいしいミニ炊き出しブック政策実行委員会

神奈川県では、1871年(明治4年)11月27日に制定された「県治条例」により、邏卒(らそつ)課が設置されました。
この邏卒職務規則の中に登場したのが、「交番」という用語です。

神奈川県警においてはこれを由来として、毎月27日を「交番の日」としています。

毎月の「交番の日」には一日警察署長を任命してのイベントが開催されていますが、今回は「コスギスイッチON!」等とのコラボレーションにより、拡大イベントとして準備が進められてきました。

■「MCオン」と「DJ Keiko」
MCおん 

今回の「交番の日制定記念日イベント」では、「コスギスイッチON!」のパーソナリティ「MCオン」DJ Keiko」が登場し、中原警察署各部署とのトークを展開します。

■川崎純情小町☆
「川崎純情小町」

■大西学園中学校・高等学校吹奏楽部
大西学園中学校・高等学校吹奏楽部 

またステージイベントでは、「川崎純情小町☆」、「大西学園吹奏楽部」「ダンス部」に加えて、神奈川県警察音楽隊、として神奈川県サギ撲滅合戦でグランプリを受賞した「Eyes' with Yuuki」も出演を予定しています。

■パトカー・ミニ白バイなどの展示
パトカーの展示

中原警察署の臨時交番
 
会場にはパトカーやミニ白バイ、指揮官車など、普段はなかなか見ることができない警察車両も登場します。

内容は状況により変更される可能性がありますが、各車両での記念撮影が可能です。

 ■イベントが開催される「こすぎコアパーク」(写真はコスギブルーパーク開催時)
こすぎコアパークの「コスギブルーパーク」

さらに今回はこすぎコアパークに8つのテントが並び、「災害フードフェス」も開催されます。

ここでは備蓄品の缶入りクラッカーやアルファ米、備蓄品と手近なものでつくるキャンプ飯アレンジなどが展開される予定です。

「一日警察署長」のセレモニーに終わらないイベントに仕上がっていますので、平日日中ではありますが駅前に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
神奈川県警察ウェブサイト 交番の日
中原警察署 ウェブサイト
川崎純情小町☆ ウェブサイト
Eyes' with Yuuki ウェブサイト

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2017年
11月25日

「第6回関東労災病院 病院祭」レポート:腹腔鏡手術・縫合体験などドクター体験新企画などが好評、創立60周年の歴史特別展示も実施

【Reporter:はつしも】

2017年11月23日(木)に、「第6回 関東労災病院病院祭」が開催されました。
毎年人気の「病院見学ツアー」に加え、ドクター体験では腹腔鏡手術や皮膚の縫合など、新企画も登場して多くの方が楽しみました。

■関東労災病院
関東労災病院

関東労災病院は、1957年に木月住吉町に開院した大規模病院です。
地域に開かれた「地域のランドマーク病院」であることをコンセプトとし、毎年この時期に「病院祭」を開催しています。

■見学ツアー・手術室の見学
手術室の見学

病院祭で毎年たいへん好評なのが、見学ツアーです。
見学ツアーでは、恒例の手術室の見学などが行われました。

■手術台体験
手術台体験

■手術台の暖房
手術台の暖房

こういった見学では、一般に触れる範囲が非常に限られていることが多いものですが、関東労災病院の見学ツアーは、かなりフリーにあれこれ触れるのが特徴です。
手術台はもちろん、実際に乗ってみることができます。

手術台では、上部から涼しい風が吹いてくるのが感じられました。
実際の手術では患者は裸の状態ですから、体を温める暖房(ふとん乾燥機のような温風装置)が取り付けられていました。

■メロン、イチゴ、バニラの香り
メロン、イチゴ、バニラの香り
 
手術にのぞむ患者は、当然ながらたいへん緊張しています。
特にお子さんなどは、不安な気持ちになるでしょう。

それを少しでも和らげるために、関東労災病院の手術室ではお子さん向けにフルーツの香りを用意しています。

■電気メス
電気メス

電気メス

こちらはオリンパスの電気メスです。
オリンパスというとカメラのイメージが強いかもしれませんが、医療用機器でも存在感のある企業です。

■たいへん多くの手術器具
たいへん多くの手術器具

手術にあたってはメスだけでなく、多くの器具が必要となります。
一見同じように見える器具でも、先端部分が少しずつ異なっていました。

見学ツアーではスタッフの方がひとつひとつ用途を教えてくれます。

■黒い線の入ったガーゼ
黒い線の入ったガーゼ

黒い線の入ったガーゼ

手術で使用するガーゼには、黒い線が入っています。
これはうっかり体内に残してしまった祭、レントゲンで確認できるようになっているのです。

■「私、取り残ししないので」
「私、取り残ししないので」

もちろん手術の際に取り残しせず、きちんと回収するのが基本です。

「私、取り残ししないので」

…これは、テレビドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」の定番台詞のアレンジですね。

■「患者確認、してる?」
患者確認、してる?

■「確認ファースト」
確認ファースト

■「安全ふぁーすと!」
「安全ふぁーすと!」

その他、今年ブレイクのお笑い芸人さんや某政党の名称など、今年も関東労災病院はしっかり時事ネタを押さえてきます。

一昨年は「ルーチン(五郎丸ポーズ)」などを取り入れていまして、本サイトでもご紹介をしておりました。


そして今年の見学ツアーでは、数年ぶりに「MRI」の見学が復活しました。

MRIはきわめて強力な磁力を発生させているため、相当重量がある物体でもとてつもない力で引っ張られます。
そのためカメラなど金属類の持ち込みはできませんが、小さな金属を内部に仕込んだ発泡スチロールのボールが配られて、磁力を体験することができました。

今回はシーメンス製の新しいMRIで、以前見学したものに比べ、磁力が約2倍だということです。

また、見学ツアーでは毎年屋上ヘリポートの見学がありますが、今年は午前中が悪天候のために中止になってしまいました。
今年は屋上レポートはありませんので、ご了承ください。

■新棟1階での各種体験・健康企画
新棟1階での各種体験・健康企画

■医師体験の「心臓マッサージ」
医師体験の「心臓マッサージ」

続いて、新棟1階での各種体験・健康企画をご紹介していきましょう。
こちらは心臓マッサージです。

心臓マッサージは、遠慮せずに力を入れてマッサージをするのがポイントです。
その際に肋骨が折れたりすることもあるようですが、蘇生のためには致し方ないですね。

■医師体験「腹腔鏡手術」
腹腔鏡手術

今回は新企画として、「腹腔鏡手術体験」が行われていました。
これは上部の拡大モニターを見ながら、レバーを操作するように精緻な動きをさせるものです。

■ビーズの移動
ビーズの移動

体験では小さなビーズを挟んで移動させることをミッションとしていましたが、これがかなり難しかったです。

外科医の方は、医師国家試験で求められる「専門知識」だけでなく、手先の器用さも重要なスキルとなるわけです。

■医師体験「皮膚の縫合」
皮膚の縫合

またこちらも新企画の「皮膚の縫合」です。
まずは釣り針のようにカーブした針を、傷口に通します。

■出てきた針を引っ張る
出てきた針を引っ張る

出てきた針を引っ張る

傷口をまたいで出てきた針を、ぐいっと引っ張ります。これで糸が通りました。

■糸を器具に巻き付けて、結ぶ
糸を器具に巻き付けて、結ぶ

糸を器具に巻き付けて、結ぶ

糸が通ったら、結びつけます。
お裁縫と同じ要領で、糸を挟んだ器具にくるりと糸を巻きつけてから、両端をギュッと引っ張ります。

■余った糸をカット
余った糸をカット

糸が余っていると邪魔ですから、縫合部分を残してカットします。
これでひと針縫えたことになります。

作業としては比較的シンプルですが、皮膚ですので綺麗に仕上げたいものです。
上手にできるようになるには、経験が必要ではないでしょうか。

医師体験は、一通りコースを体験するとりっぱな「修了証」が貰えました。
未来の医師が、誕生した瞬間かもしれません。

■手洗い体験
手洗い体験

手洗い体験

手洗いは毎日やっていることですが、実際には十分できていないことがあります。
それをチェックするのが、「手洗い体験」です。

まずは特定の光に反応する薬品を手に塗り付けてから、手を洗います。
しっかりと薬品を落とすことができたでしょうか?

■洗い残し部分が光る
洗い残し部分が光る

光っているのが、洗い残し部分です。
爪の部分などが、残りがちですね。

■カロリーや塩分、糖分などのチェック
カロリーや塩分、糖分などのチェック

カロリーや塩分、糖分などのチェック

病院祭では、健康に関する企画も多数用意されています。
このコーナーでは、さまざまなおせんべいやケーキなどのカロリー、塩分、糖分などを確認することができました。

「これは少なそう、多そう…」と予測して見ていくと、意外な発見があります。

■体の不自由な方向けの器具
体の不自由な方向けの器具

この鉛筆に巻き付けた器具は、握力の弱い方でも鉛筆が使いやすくなるサポート器具です。
他にも、お箸など、日常的に利用するサポート器具が多数展示されていました。

■車椅子・松葉杖・ギプス体験
車椅子・松葉杖・ギプス体験

車椅子・松葉杖・ギプス体験

こちらは車椅子や松葉杖、ギプスなどの体験です。
実際に利用してみると、体を動かすのがたいへんなことがわかります。

こういった器具は他人事のように思いがちですが、実際にはいつお世話になることになるかわかりません。
利用される方の立場に立ってみることも、大切かと思います。

■豆つかみゲーム
豆つかみゲーム

恒例の豆つかみゲームです。
小さい豆と大きい豆の2種類、大人の部と子供の部で30秒以内にいくつ豆を運べるか競争しました。

■健康チェック
健康チェック

また今年も、血圧や血管年齢などの健康チェックは健在です。
各種体験企画はお子さん中心ですが、こちらは大人中心です。

年に一度の健康診断では血管年齢などは測定しませんから、こういった機会に自分の数値を知っておくと良いでしょう。

■「関東労災病院60年の歩み」の展示
関東労災病院60周年の歩みの展示

■関東労災病院建設前の風景
建設前の風景

■旧棟の解体工事
旧棟の解体工事

今年は、1957年の関東労災病院創立から60周年にあたります。
これを記念して、今回の病院祭では60年間の歩みを記録する特別展示が行われていました。

ここでは年表に加えて、60年間の間の写真や資料などを見ることができました。

■旧棟の関東労災病院
創立60周年特別企画「関東労災病院の歩み」

創立60周年特別企画「関東労災病院の歩み」
※写真提供:関東労災病院

今回のレポートは、以上です。

「関東労災病院病院祭」は、毎回工夫を重ねて少しずつバージョンアップをしています。
楽しみながら、健康や医療についての理解を深めることができる本イベントは、地域の医療を支える関東労災病院の取り組みとしてたいへん素晴らしいものと思います。

出産などを除いて病院のお世話にならないことが一番良いのですが、長い人生は何があるかわかりません。
まずは健康に気を配りつつ、来年の「病院祭」もまた楽しみにしております。

【関連リンク】
関東労災病院 ウェブサイト
2009/1/8エントリ 関東労災病院の新棟
2009/5/25エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(前編)
2009/5/26エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(後編)
2012/12/9エントリ 関東労災病院の病院見学会レポート:屋上パノラマと多彩な催しで初開催
2013/10/3エントリ 「第2回関東労災病院 病院祭」が2013年10月27日(日)開催
2014/11/8エントリ 「第3回関東労災病院 病院祭」レポート:手術室見学から医師・薬剤師体験まで多彩に開催
2015/1/29エントリ 関東労災病院のバラ園と、事務管理棟・職員宿舎建設計画
2015/11/28エントリ 「第4回関東労災病院 病院祭」開催レポート:武蔵小杉パノラマと、「ルーティン」を大切に支える地域医療
2016/9/13エントリ 「ドクターX」などで登場、関東労災病院で勝村政信さん・谷原章介さんのサインを展示、「もとすみフォトクラブ」写真展も開催中
2016/11/3エントリ 「第5回関東労災病院 病院祭」レポート:見学ツアー・ドクター体験・レントゲンクイズ・健康チェックなど企画充実
2016/11/15エントリ 「第5回関東労災病院 病院祭」レポート番外編:武蔵小杉の最新パノラマと、元住吉・新川崎・二子玉川など周辺の眺望
2017/10/25エントリ 「第6回関東労災病院 病院祭」が11月23日(木・祝)開催、見学ツアー・各種体験企画に加え創立60周年記念の歴史展示を実施

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2017年
11月24日

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店1階・アンジェリークニューヨーク跡地に「いきなり!ステーキ」が12月8日(金)頃出店決定、ブレーメン通り商店街に続き店舗拡大

【Reporter:はつしも】

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店1階の「アンジェリークニューヨーク」跡地に、「いきなり!ステーキ」が出店することが決定しました。
オープン日は12月8日(金)頃を予定しており、すでに出店区画には専用のダクトが設置完了しています。

■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店1階の「アンジェリークニューヨーク」跡地
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店1階の「アンジェリークニューヨーク」跡地

「いきなり!ステーキ」が出店する区画は、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の1階角地にあります。
ここは人通りの多い交差点に面しており、専用の出入口も設置されていることから、これまでに「ファーストキッチン」「アンジェリークニューヨーク」と、飲食系のテナントが入居してきました。

■出店区画に新設されたダクト
出店区画に新設されたダクト

本サイトでは、2017/11/22エントリにおいて、この出店区画に専用のダクトが新設されたことをお伝えしていました。
元々飲食テナントが入ってきたわけですから、換気機能自体はあったはずです。

そこにわざわざダクトを設置して排気能力を大幅に増強したかたちで、ここから次のテナント像を推測することができました。
「いきなり!ステーキ」の出店は、こうした経緯からは順当と言えるものでしょう。

■「いきなり!ステーキ」の既存店
「いきなり!ステーキ」の既存店

■「いきなり!ステーキ」の「ワイルドステーキ(300g)」
「いきなり!ステーキ」の「CABワイルドステーキ」

「いきなり!ステーキ」は、ペッパーフードサービスが2013年から展開するステーキ専門チェーンです。
店舗の急速な拡大を続け、武蔵小杉周辺ではブレーメン通り商店街に店舗があります。

■「いきなり!ステーキ」の立ち食い席
立ち食い席

同チェーンは立ち食いスタイルを基本としていまして(座席のある店舗もあり)、省スペースでの出店が可能です。

「アンジェリークニューヨーク」跡地の面積でも、十分展開できるでしょう。

ステーキ店ですから、排気の手当てが必要です。
新設されたダクトはイトーヨーカドーの外壁を伝って、建物上部から排気されるようになっています。



■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「ダイソー」
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「ダイソー」

■同「サイゼリヤ」
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「サイゼリヤ」

■同「ノジマ」
同「ノジマ」

■同「銘菓売場」と「セブンカフェ」
同「銘菓売場」と「セブンカフェ」

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店では、近年店舗の入れ替えを続けています。
そうした中で「ダイソー」「サイゼリヤ」「ノジマ」など、新しい外部テナントで商業施設としての集客力を強化しています。

今回の「いきなり!ステーキ」の出店により、とりあえず空き区画は全て埋まったかたちになりますが、また今後売場の再編は行われていくのではないでしょうか。

【関連リンク】
いきなり!ステーキ ウェブサイト
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店
2016/10/28エントリ 「ダイソーイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」本日オープン、220坪で旧店舗の9割以上の売場面積を確保/新星堂に続き中原ブックランドイトーヨーカドー店閉店
2017/8/10エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店2階「武蔵小杉ライフ10周年記念写真展」向かいに「サイゼリヤ」が本日オープン
2017/9/7エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店で続く売り場刷新。1階「アンジェリークニューヨーク」9月17日(日)閉店、地下1階「ポッポ」9月24日(日)閉店決定
2017/11/22エントリ 「ノジマ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」本日プレオープン、地下1階「ポッポ」跡地に「セブンカフェ」イートインコーナーも開設

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2017年
11月23日

川崎フロンターレオフィシャルスーツサプライヤー「ORIHICA」がグランツリー武蔵小杉にフロンターレ特別仕様でオープン、西武・そごう跡地12月8日改装オープンに「パリミキ」が加わる

【Reporter:はつしも】

グランツリー武蔵小杉に、11月22日(水)に新装オープン第一陣がやってきました。

川崎フロンターレのオフィシャルスーツサプライヤー「ORIHICA(オリヒカ)」、オーダーメイド枕の「B-DESIGN」(じぶんまくら)、携帯電話キャリアの「SoftBank / Y!mobile」、そして西武・そごう跡地の「ポロ ラルフローレンチルドレン」の4店舗が一斉オープンしました。

また新装オープン第二陣となる12月8日(金)には、西武・そごう武蔵小杉SHOP跡地に眼鏡の「パリミキ」が出店することが告知されました。

■「ORIHICA(オリヒカ)」グランツリー武蔵小杉店
オリヒカ グランツリー武蔵小杉店

「ORIHICA(オリヒカ)」グランツリー武蔵小杉店は、3階の「ビジネスエキスパート」跡地に出店しました。

イトーヨーカドーのプライベートブランド店舗を閉鎖して、同じスーツショップを交代で入れたかたちになります。

■川崎フロンターレのフォトスポット
川崎フロンターレのフォトスポット

ORIHICA meets Frontale

「ORIHICA」は、これまでにもご紹介してきた通り、川崎フロンターレのオフィシャルスーツサプライヤーです。

今回オープンしたグランツリー武蔵小杉店は、川崎フロンターレの本拠地のお膝元ということもあり、店舗全体がフロンターレの特別仕様になっています。

まずは店頭にこのようなフォトスポットが設置されていました。
ハッシュタグ #orihica_frontale をつけての投稿が推奨されています。

■漫画家 高橋陽一先生からの花とTシャツ
漫画家 高橋陽一先生からの花とTシャツ

フォトスポットの隣には、人気サッカー漫画「キャプテン翼」の作者である高橋陽一先生からの花とTシャツも届けられていました。

■壁面のフロンターレカラー
壁面のフロンターレカラー

■「ORIHICA meets Frontale」
ORIHICA meets Frontale

■川崎フロンターレのユニフォーム
川崎フロンターレのユニフォーム

■川崎フロンターレの写真パネル展示
川崎フロンターレの写真パネル 

ORIHICAグランツリー武蔵小杉店の店内は、各所に川崎フロンターレのデザインが施されています。
フロンターレを応援する方は、店内を回る楽しみが多いと思います。

また今後、川崎フロンターレ関連のイベントも開催することも予定されているとのことです。
決定の際には川崎フロンターレのウェブサイト等で告知されますので、チェックしてみてください。



■同日オープン「SoftBank / Y!mobile」(ギャローリア跡地)
同日オープン「SoftBank / Y!mobile」 
 
■同日オープン「B-DESIGN」(じぶんまくら)
B-DESIGN(じぶんまくら)

■同日オープン「ポロ ラルフローレンチルドレン」
同日オープン「ポロラルフローレンチルドレン」

ポロラルフローレンチルドレン 

冒頭にご紹介した通り、11月22日は、「ORIHICA」以外にも、「SoftBank / Y!mobile」(ギャローリア跡地)、「B-DESIGN」(じぶんまくら)(ヨロズマート跡地)、「ポロ ラルフローレンチルドレン」(西武・そごう跡地)がオープンしました。
 
■「じぶんまくら」でのオープン告知
11月22日オープンが告知された「じぶんまくら」

このうち「B-DESIGN」は、従来「じぶんまくら」の店舗ブランドでの出店が予定(現地でも「じぶんまくら」で直前告知)されていましたが、兄弟ブランドの「B-DESIGN」でのオープンとなりました。



さて、これらに続いて12月8日(金)が新装オープン第二陣となります。

これまでに「ハンカチーフギャラリー」「comodoz(コモドス)」「ネスプレッソ ポップアップストア」「マンハッタナーズ」の出店をお伝えしてきましたが、これに「パリミキ」が加わることになりました。

■「パリミキ」の12月8日オープン告知
パリミキのオープン告知

こちらは、「西武・そごう武蔵小杉SHOP」跡地の仮囲いに掲出されていた「パリミキ」のオープン告知です。

12月8日(金)、「西武・そごう武蔵小杉SHOP」跡地に出店となるということでしょう。

■かつてフーディアム武蔵小杉にあった「パリミキ」
閉店セール実施中のパリミキ武蔵小杉店

「パリミキ」といえば、フーディアム武蔵小杉開業時に出店したものの、2009年9月に閉店に至りました。
今回はそれから8年が経過してのリベンジとなります。

■オープンが12月に変更された「マッキントッシュフィロソフィー」
マッキントッシュフィロソフィーのオープン告知

そしてこちらは、西武・そごう武蔵小杉SHOPで営業していた「マッキントッシュフィロソフィー」のリニューアルオープン告知です。

当初、同店は11月に営業再開を告知していましたが、12月にずれ込みとなりました。

■オープン時期「11月」⇒「12月」への上書き
オープン予定時期の上書き

このポスターをよく見ると、オープン時期が「NOVEMBER(11月)」⇒「DECEMBER(12月)」に上書きされていました。

ポスターが完成したのちに、土壇場で予定が変更になったことがわかります。

■グランツリー武蔵小杉の新店舗オープン一覧
オープン日 名称 出店場所
11月22日(水) B-DESIGN(じぶんまくら)(オーダーメイド枕) 3階
ヨロズマート跡地
11月22日(水) オリヒカ(ORIHICA)(スーツ) 3階
ビジネスエキスパート跡地
11月22日(水) SoftBank / Y!mobile(携帯電話キャリア) 3階
ギャローリア跡地
11月22日(水) ポロ ラルフローレンチルドレン(アパレル) 2階
西武・そごう跡地
12月8日(予定) ハンカチーフギャラリー(ハンカチ) 不明
12月8日(予定) コモドス(comodoz)(本革バッグ) 2階
西武・そごう跡地が有力
12月8日(予定) ネスプレッソ ポップアップストア(コーヒー)(※約1か月の期間限定) 不明
12月8日(予定) マンハッタナーズ(ハンドバッグ等) 不明
12月8日(予定) パリミキ(メガネ) 西武・そごう跡地
12月中 マッキントッシュフィロソフィー(アパレル) 2階
西武・そごう跡地(営業再開)

■「西武・そごう武蔵小杉SHOP」跡地の出店状況
「西武・そごう武蔵小杉SHOP」のオープン予定
※出店区画が「西武・そごう武蔵小杉SHOP」跡地確定のみ記載

ここで、出店状況を再度アップデートしておきましょう。

「西武・そごう武蔵小杉SHOP」のフロアマップは、出店区画が「西武・そごう武蔵小杉SHOP」と確定できたもののみ記載しています。

しかしながら、現状「西武・そごう武蔵小杉SHOP」以外の空き区画は、イトーヨーカドーのプライベートブランドショップ「ケント」跡地のみですから、上記リストの12月8日オープンのほとんどは「西武・そごう」跡地への出店と考えてよいわけです。

となると、「西武・そごう」跡地は、現状の情報からすると大胆な用途転換はなく、従来通り百貨店に多く出店するファッション・雑貨等のテナントが入れ替わりで入る形になっています。

ただ、現状判明しているテナントでどこまでの面積を占めるのかはわかりませんので、引き続き注視してまいりたいと思います。

【関連リンク】
川崎フロンターレ オフィシャルスーツサプライヤー ORIHICAグランツリー武蔵小杉店 コラボデコレーションショップオープンのお知らせ
オリヒカ ウェブサイト グランツリー武蔵小杉店11月22日OPEN
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マンハッタナーズ ウェブサイト
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武蔵小杉ライフ:タウンガイド:大型商業施設 グランツリー武蔵小杉
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(西武・そごう武蔵小杉SHOP関連等)
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2017年
11月22日

「ノジマ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」本日プレオープン、地下1階「ポッポ」跡地に「セブンカフェ」イートインコーナーも開設

【Reporter:はつしも】

本日11月22日(水)9時、「ノジマ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」がプレオープンしました。
グランドオープンは11月25日(土)となりますが、一部招待客限定などではなくほぼ通常オープンとなりました。

2006年の「サトームセン」閉店以来、武蔵小杉駅前地区に11年ぶりの家電量販店復活となります。

■「ノジマ」オープンの懸垂幕が登場したイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店
「ノジマ」オープンの懸垂幕が登場したイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店

■5階の「ノジマ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」
5階の「ノジマ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」

「ノジマ」は、神奈川県を地盤とする家電量販店です。
中原区内では「川崎中原店」が2014年12月に宮内でオープンしており、それから3年後、ついに駅前に登場することになりました。

今回の新店舗は、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の5階に出店しました。
これによりイトーヨーカドー従来の売り場については、各フロアにそれぞれ再編されています。

■スマートフォン売場
スマートフォン売場

■パソコン売り場
パソコン売り場

■家電売り場
家電売り場

家電売場

家電売場

■カメラ売場
カメラ売場

■ゲーム売場
ゲーム売場

「ノジマ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」は、スマートフォン、パソコン、AV、カメラ、家電、エアコン、ゲームと一通りのジャンルは取り扱っています。

大型店とはいえませんので個別の品揃えに限界はあります。新商品や売れ筋のアイテム、また消耗品などであればお買い物ができるでしょう。

また同店では販売だけでなく、修理や下取りの受け付けも行っています。
これは近場にできると便利ではないでしょうか。

dポイント、auWALLETポイントアップも取り扱いがありますので、普段活用されているポイントサービスによってはメリットが出てきます。

■「ノジマ 川崎中原店」
「ノジマ 川崎中原店」

さて、今回の出店により、武蔵小杉周辺の家電量販店の勢力図が変動いたします。
武蔵小杉駅前~宮内までの府中街道沿いを「ノジマ」2店舗が押さえ、武蔵中原でマルエツ内の「ヤマダ電機」がこれに対抗する構図となりました。

それぞれ距離がありますから住み分けはできるでしょうが、影響が全くないとは言えないと思います。

立地では優位に立つ「ノジマ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」の今後の集客状況についても、注目が集まるところです。



■「セブンカフェ」イートインコーナーのご案内
地下1階イートインコーナーのご案内

そして今回、地下1階に整備されたのがイートインコーナーです。
ここに「セブンカフェ」が設置されたほか、イトーヨーカドー店内で購入したものを食べることができます。

■地下1階でスタートした「イートインコーナー」
地下1階でスタートした「セブンカフェ」

イートインコーナー

■「セブンカフェ」の設備
セブンカフェの設備

■電子レンジと「おいしい水」
電子レンジと「おいしい水」

この区画は従来「ポッポ」がありましたが、閉店後に銘菓売り場になりました。
その一角に座席スペースが残されていたものが、綺麗に改装されています。

セブンカフェの設備のほか、電子レンジなども完備していました。
店内で購入したお弁当などを、ここで温めることができるわけです。

■1階「アンジェリークニューヨーク」跡地のダクト新設
1階「アンジェリークニューヨーク」跡地のダクト新設

また、1階「アンジェリークニューヨーク」跡地はまだ空き区画のままですが、先日外側の駐輪場を一部閉鎖した工事が行われていました。
その仕上がりを見てみたところ、外壁をつたうダクトが新設されていました。

ダクトは「アンジェリークニューヨーク」跡地から外壁に出て上に伸び、建物上部で排気をするようになっています。

今後どうなるかはわかりませんけれども、わざわざダクトを設置するということは、今後それが必要となるような業種の出店を想定しているのではないでしょうか。
普通に考えれば、飲食系ということになろうかと思います。

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店は、近年売場の再編を進めています。
1983年の開業以来34年の歴史を重ね、変化に対応していくことが必要とされているのでしょう。

■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店

【関連リンク】
(ノジマ関連)
ノジマ ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:家電量販店 ノジマ川崎中原店
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(イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店関連)
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店
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(その他出店関連)
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