武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2015年
10月17日

「川崎プレミアム商品券」がイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店・ブレーメン通り商店街で本日第2次販売、定刻を待たず完売

【Reporter:はつしも】

本日、川崎市内各地において「川崎プレミアム商品券」の第2次販売が行われました。
中原区ではイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店・ブレーメン通り商店街事務所(コミュニティセンター)で合計約3,300部の販売が行われ、9時の販売開始を待たずして整理券の配布が終了・完売しました。

■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の行列
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の行列 

「川崎プレミアム商品券」は川崎市内の多数の小売店・飲食店などを対象とした商品券で、1冊10,000円に20%のプレミアムを付与して12,000円分の商品券として使えるようになっています。

抽選販売では1.6倍の倍率となったものの、総額33億円・冊数27万5,000冊のうち約1万4,400冊(約5.2%)が引き換えられないまま残ったため、本日2次販売されることになったものです。

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店では約2,200冊が割り当てられ、朝9時からの販売に対してお店の中から外まで伸びる行列ができました。
一番早い方は、前日夜から行列をした方もいらっしゃったということです。

■「お客様へ」
「お客様へ」 

販売前に整理券が配布されますが、整理券をもらっても列から離れることはできず、家族などがあとから合流することも禁止です。

前夜から並んでいた方はトイレに行きたくなることもあったかと思いますが、その場合は前後の方の了解を得て、係員に声をかけるルールになっていました。

トラブルをさけるために、このような運用になっていたかと思います。

■「お並びのお客様で予定販売枚数に達しました」
「お並びのお客さまで予定販売吸うに達しました」 

販売は朝9時からですが、7時台には行列が予定販売枚数に達したようです。
係員の方が、看板を持って告知をされていました。

■ブレーメン通り商店街・コミュニティセンター
ブレーメン通り商店街・コミュニティセンター

一方、ブレーメン通り商店街のコミュニティセンターにも、朝から長い行列ができていました。
こちらも早い方は前夜から並ばれていたそうです。

■コミュニティセンターから延びる行列
コミュニティセンターから延びる行列

こみゅにてぃセンターから延びる行列

■駐車場での折り返し行列
駐車場での折り返し行列

こちらの行列は「TSUTAYA」の角を曲がって、その先の駐車場で幾重にも折り返していました。
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店同様、7時台には整理券を配りきって完売となったようです。

8時半ごろから強い雨が降ってきましたので、皆さん傘をさしています。
行列を離れることができませんので、傘をお持ちでないと厳しかったのではないでしょうか。

いずれの会場も前夜から並ばれる方がいらっしゃったようですが、そこまでいくと最大1万円分のプレミアムを労力の方が上回ってしまうような気がいたします。
ある種イベント感覚の部分もあるのでしょうね。

■「川崎プレミアム商品券」の見本
「川崎プレミアム商品券」の見本

「川崎プレミアム商品券」の有効期限は、2015年12月31日までとなっています。
残り2か月半ほどで、発行された商品券が川崎市内の各店舗で消費に回っていくことになるでしょう。

■川崎プレミアム商品券(2次販売)の概要
1.商品券名称 川崎プレミアム商品券
2.発行総額 33億円(プレミアム率20%)
3.発行冊数 27万5,000冊(そのうち約1万4,400冊を2次販売)
4.販売価格 1冊10,000円(1,000円券×12枚綴り、12,000円分)
※1回の買い物での利用上限は5冊6万円分
5.購入限度 1人5冊まで
法人を除きどなたでも購入できます。
6.2次販売の方法 10月17日(土)に指定場所(下記記載)で先着順にて販売
7.利用期間 2015年9月1日(火)~12月31日(木)
8.利用店舗 店舗の届出住所が川崎市内にある小売店、飲食店など
(約4,600店舗)
http://www.p-shouhinken.com/kawasaki/shop/

■川崎プレミアム商品券 2次販売場所
販売場所 販売開始時間 販売予定冊数
ラチッタデッラ 午前9時~ 約3,000冊
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店 午前9時~ 約2,200冊
モトスミ・ブレーメン通り商店街事務所
(コミュニティセンター)
午前9時 約1,000冊
イトーヨーカドー溝ノ口店 午前9時~ 約4,400冊
ライフ向ヶ丘遊園店 午前9時半~ 約2,100冊
麻生区役所 午前9時~ 約1,700冊

【関連リンク】
川崎プレミアム商品券 ウェブサイト
川崎プレミアム商品券 サンクスフェア ウェブサイト
2015/6/17エントリ 中原区の多数店舗が参加「川崎プレミアム商品券」の予約販売受付がスタート、プレミアム20%で最大1万円お得にお買い物
2015/9/24エントリ 「川崎プレミアム商品券」約14,400冊の2次販売を10月17日(土)実施決定、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店・ブレーメン通り商店街事務所で朝9時より先着順販売

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2015年
10月16日

グランツリー武蔵小杉のカジュアル強化。レベッカミンコフ跡地「リプレイ」に続き、サマンサタバサが「リッチミーNY」を「サマンサ ベガ」に切り替え本日オープン

【Reporter:はつしも】

グランツリー武蔵小杉で、いくつかテナントの入れ替わりやレーベル変更が発生しています。

「西武・そごう武蔵小杉SHOP」の「レベッカミンコフ」の跡地にはデニムブランド「リプレイ」が出店しました。

また「サマンサタバサ」グループの「リッチミーニューヨーク」が9月30日をもって閉店し、これに代わってサマンサタバサの別レーベル「サマンサ ベガ」が本日オープンしました。

■「西武・そごう武蔵小杉SHOP」の「リプレイ」
「西武・そごう武蔵小杉SHOP」の「リプレイ」 

「西武・そごう武蔵小杉SHOP」の「リプレイ」 

「西武・そごう武蔵小杉SHOP」の「レベッカミンコフ」は、ブランドの日本撤退に伴い2015年7月5日に閉店をしました。
その跡地はしばらく特定のショップ出店ではなく「西武・そごう」の売り場として活用されていましたが、先日「リプレイ」が後釜として入りました。

■リプレイ 公式通販サイト
http://www.replay-j.jp/

「リプレイ(REPLAY)」は、イタリアのデニムブランドです。
デニムを中心にスマートカジュアルを展開し、欧州を中心に世界各国に出店を進めています。

神奈川県内では武蔵小杉以外では横浜高島屋に直営店があり、他地域でも百貨店への出店が中心になっています。



■「リッチミーニューヨーク」の閉店跡地
「リッチミーニューヨーク」の閉店跡地

■「リッチミーニューヨーク」の閉店告知
「リッチミーニューヨーク」の閉店告知

そしてグランツリー武蔵小杉の同じく2階、「トミーヒルフィガー」の前では、9月30日をもって「リッチミーニューヨーク」が閉店しました。

■「Riccimie New York (リッチミー ニューヨーク)」ウェブサイト
http://www.riccimie.com/

「Riccimie New York (リッチミー ニューヨーク)」は、「socialits(ソーシャライツ:社交界の名士)」をキーワードに、大人の女性向けに、「モードで上質な」ファッションを提案していました。

本ブランドも基本的に百貨店内への出店を行っており、「西武・そごう」外ではありますが百貨店ラインナップの一環といえる店舗でした。

その跡地に本日出店したのが、「サマンサ ベガ」です。

■「リッチミーニューヨーク」跡地の「サマンサ ベガ」
「リッチミーニューヨーク」跡地の「サマンサ ベガ」


「リッチミーニューヨーク」跡地の「サマンサ ベガ」


■「サマンサ ベガ」ウェブサイト
http://www.samantha.co.jp/brand/detail.php?brand=4

「サマンサ ベガ」は、「大人のカジュアル」をコンセプトに、実用性とトレンド感の両方を重視したデザインのバッグ、小物を展開しています。

神奈川県内ではアトレ川崎、ラゾーナ、湘南テラスモールなど、百貨店よりもカジュアルな商業施設に出店しています。

同店は名前でわかる通り、「サマンサタバサ」のレーベルです。
そして冒頭に申しあげたとおり、「リッチミーニューヨーク」も「サマンサタバサ」のグループが展開するブランドです。

すなわちこれは「サマンサタバサ」グループが、グランツリー武蔵小杉における展開ブランドの見直しを行った、ということかと思います。

■「サマンサ ベガ」のオープン告知
「サマンサ ベガ」のオープン告知

さて、これら2店舗の入れ替わりから、見えてくることがあるでしょうか。

「西武・そごう武蔵小杉SHOP」における「レベッカミンコフ」の閉店は日本撤退によるもので、後継の「リプレイ」とのかかわりはありません。
ただ、こちらも「リプレイ」の出店により、デニムを中心とした「スマートカジュアル」への転換になります。

そして今回の「サマンサタバサ」のレーベル見直しも、ラグジュアリーな「リッチミーニューヨーク」からカジュアルへの切り替えとなりますね。

これが「戦略として」なのか「結果として」なのかはわかりませんが、グランツリー武蔵小杉の今後の方向性を考えるひとつのヒントにはなりそうです。



■8月31日に閉店した「バロウズアンドサン」
「バロウズアンドサン」グランツリー武蔵小杉店

■閉店したままの「バロウズアンドサン」跡地
閉店したままの「バロウズアンドサン」跡地 

そしてもうひとつ、8月31日に閉店した「バロウズアンドサン」跡地は、まだ後釜店舗が出店していない状態です。
店舗の仮囲いには「OPENING SOON!」書かれていますが、こちらもどうなるでしょうか。



最後はグランツリー武蔵小杉から離れて、「ららテラス武蔵小杉」の新店舗も見てみましょう。
こちらは10月2日にオープンした「KBF+」です。

■ららテラス武蔵小杉の「KBF+」
ららテラス武蔵小杉の「KBF+」

ららテラス武蔵小杉の「KBF+」 

■アーバンリサーチ「KBF」ウェブサイト
http://www.kbf.tv/

「KBF+」は、ららテラス武蔵小杉2階の「TOCCA CASA」の跡地に出店しました。

同店はアーバンリサーチのレーベルで、同フロアには主力レーベル「URBAN RESEARCH DOORS」も出店しています。

グランツリー武蔵小杉でレーベルの入れ替えをした「サマンサタバサ」とは異なり、こちらはアーバンリサーチが既存店を維持しつつ売り場を増床する形になりました。
つまり同社の評価としては、「URBAN RESEARCH DOORS」がららテラス武蔵小杉で一定レベルの成功をしているということかと思います。

なお、「TOCCA CASA」はららテラス以外の店舗も閉店しており、こちらもレーベル自体の解消を要因とした閉店のようです。


アパレルブランドは常に流行を追って、柔軟に形を変えたり、派生・分化・解消を常に繰り返しています。
武蔵小杉には東急スクエア・ららテラス・グランツリーに多数の店舗が出店していますので、各所でこういった動きも出てきますね。

【関連リンク】
(グランツリー武蔵小杉関連)
グランツリー武蔵小杉 ウェブサイト
グランツリー武蔵小 ショップ情報 サマンサ ベガ
武蔵小杉ブログ グランツリー武蔵小杉関連エントリ
2015/5/15エントリ グランツリー武蔵小杉で初の店舗入れ替え。西武・そごう「カッフェアマービレ」跡地に紳士・婦人雑貨売り場が5月30日(土)オープンへ
2015/6/4エントリ グランツリー武蔵小杉の「西武・そごう武蔵小杉SHOP」がリフレッシュオープン、紳士・婦人雑貨を拡充
2015/8/29エントリ グランツリー武蔵小杉の「BURROWS & SUN」が、「レベッカミンコフ」に続きブランド撤退により2015年8月31日(月)閉店

(ららテラス武蔵小杉関連)
ららテラス武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南口地区 C地区
2015/1/16エントリ ららテラス武蔵小杉に新店舗。老舗シューズブランド「ビルケンシュトック」が2015年3月下旬出店へ
2015/3/6エントリ ららテラス武蔵小杉初の店舗入替、「ビルケンシュトック」が「ラコンテ・モア」閉店跡地に3月27日(金)オープン決定
2015/4/13エントリ ららテラス武蔵小杉にドイツの老舗シューズブランド「ビルケンシュトック」がオープン
2015/4/16エントリ ららテラス武蔵小杉が4月26日まで1周年セールを実施、本日「AfternoonTea TEA STAND」がリニューアルオープン
2015/7/8エントリ ららテラス武蔵小杉にアーバンリサーチの「KBF+」が9月上旬出店決定、既存店「DOORS」は併存し別店舗と入れ替えへ
2015/9/4エントリ ららテラス武蔵小杉の「TOCCA CASA」が閉店、アーバンリサーチ新店舗「KBF+」のオープン日が10月2日に決定

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2015年
10月16日

まだ間に合う!「コスギフェスタ2015」事前申込:「スタンプラリー」「カードクエスト」「いす-1」「コスギ教育No.1プロジェクト」

【Reporter:はつしも】

来週末に開催される「コスギフェスタ2015」には、いくつか事前申し込みが必要な企画があります。
そのうち「トリックオアトリートスタンプラリー」のAルートなど定員満了となったものがありますが、まだエントリー可能な企画もありますので、ご紹介しておきます。

特に「トリックオアトリートスタンプラリー」Bルートは残り少なくなっていますので、ご注意ください。

■トリックオアトリートスタンプラリー
「トリックオアトリートスタンプラリー」

■「トリックオアトリートスタンプラリー」の開催概要
開催日時 2015年10月24日(土)10:00〜12:30
申込期間 2015年10月3日(土)〜定員に達するまで
10時〜17時(日・月・祝除く)
申込場所 NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント事務所
http://musashikosugi.or.jp/?page_id=3162
参加費 ひとり500円
申込方法 事務所にて申込用紙に記入の上、参加費をお支払いいただき受付を完了とさせていただきます。
お問い合わせ TEL044-433-9180
10時〜17時(日・月・祝除く)
イベントページ http://kosugifesta.com/?page_id=2990

▼Aルート(リエトコート、コスギタワー、レジデンス、デリド、ステーションフォレストタワー) 完売
▼Bルート(プラウドタワー、エクラスタワー、グランドウイングタワー、ミッドスカイタワー、中原市民館) 残り約100名(本日時点)

まず、「トリックオアトリートスタンプラリー」は、残りがBコースのみとなっています。
こちらは毎日申し込みが来ていまして、残り数は変動していきますのでご注意ください。



■「カードクエスト4」
「カードクエスト4」

■「カードクエスト4」の開催概要
開催日時 2015年10月25日(日)予選10:00〜 決勝12:30〜
申込期間 2015年10月3日(土)〜定員に達するまで
10時〜17時(日・月・祝除く)
申込場所 NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント事務所
http://musashikosugi.or.jp/?page_id=3162
参加費 ひとり500円
※つり銭のないようにお願いいたします。
申込方法 事務所にて申込用紙に記入の上、参加費をお支払いいただき受付を完了とさせていただきます。
※申し込み時に配布するスターターキットを紛失された場合、再発行はできません。
※カードクエスト4には参加賞はありません。
お問い合わせ TEL044-433-9180
10時〜17時(日・月・祝除く)
イベントページ http://kosugifesta.com/?page_id=2992


コスギフェスタの大じゃんけんゲーム大会「カードクエスト4」は、残り約150名となっています。
「トリックオアトリートスタンプラリー」よりももう少し年齢が上の小学校中高学年あたりのお子さんにお勧めです。



■「いす-1グランプリ武蔵小杉大会 コスギフェスタカップ」
「いす-1グランプリ武蔵小杉大会 コスギフェスタカップ」 
※クリックで拡大します。

■「いす-1GP」公式ウェブサイト
http://isu1gp.com/

■「いす-1GP」参加者募集要項
競技概要 こすぎコアパーク前公道特設コースを2時間で何周回れるかを競うレース(3名団体戦)
開催日時 2015年10月25日(日)※雨天決行・荒天中止 13時〜16時
開催場所 こすぎコアパーク前特設コース(〒211-0063 神奈川県川崎市中原区小杉町3付近)
受付 11時より、コアパーク内大会本部にて。要事前エントリー(応募多数の場合は審査・選考があります)
表彰式 15時30分よりメインステージにて
参加費 1チーム5,000円(保険料含む)
参加資格 1.高校生以上
2.性別・国籍不問
3.1チーム3名で構成する
4.ヘルメット・手袋・ひざパット・ひじパットは各チームで用意して、必ず着用すること。
5.事務いすは1台だけ持ち込み可能
6.最後まであきらめない熱い想いを持っていること
申込期間 2015年9月1日(火)〜2015年9月30日(水)
※10月18日まで延長されました。
賞品 優勝者にはお米90キロ相当、2位、3位、地域特別賞あり
いす-1GP協議規定 1.参加は1チーム3名とします。
2.ヘルメット・手袋・ひざパット・ひじパットは各チームで用意して、必ず着用すること。
3.係員の指示に従わない場合は、失格となる場合があります。
4.事務いすから降りて押し歩きは禁止です(1周減)。但し、事故・故障等で係員が認めた場合は例外とします。
5.ピットでの選手交代、又は係員が認めた場合以外は事務いすから降りることはできません。
6.故障・破損等の修理や、リタイヤは係員に手を挙げてアピールしてください。
7.故意に妨害等の危険行為を犯したり、飲酒運転をした選手は即刻退場とし、その選手のの所属チームは失格となります。
8.レース終了はチェッカーフラッグによりトップ走者がゴールした時点から、そのトップ走者の前を走行している選手がゴールする時点までとします。
9.事務いすは2台だけ持ち込み可能です。
10.選手の交代はピットでのみ可能です。同一選手が何周走っても構いませんが、各走者は最低1周走行してください。
エントリーフォーム 下記URLよりお申込みください。
http://kosugifesta.com/?page_id=2977
※フォームは「いす-1」「ゼロ3」共通です。

■「ゼロ3」参加者募集要項
競技概要 こすぎコアパーク前公道特設コース(直線30m)でいかに速いタイムを出せるかを競うレース(個人戦)
開催日時 2015年10月24日(土)※雨天決行・荒天中止 10時〜12時
開催場所 こすぎコアパーク前特設コース(〒211-0063 神奈川県川崎市中原区小杉町3付近)
受付 9時より、コアパーク内大会本部にて。当日受付も可能
表彰式 13時よりメインステージにて
参加費 1人500円(保険料含む)
参加資格 1.高校生以上
2.性別・国籍不問
3.1チーム1名で構成
4.ヘルメット・手袋・ひざパッと・ひじパットを各自用意して、必ず着用すること。主催者用意のレンタル品も有料にて貸し出し可能
5.事務いすは1台だけ持ち込み可能
6.最後まであきらめない熱い想いを持っていること
申込期間 2015年9月1日(火)〜2015年9月30日(水)
装備・事務椅子貸与の当日エントリーあり!
賞品 1位〜3位入賞者に豪華副賞あり
いす-1GP協議規定 いす1-GPに準じます。(ただし、1チームにつき1名の参加です。直線30m走ですので周回やピットはありません)
エントリーフォーム 下記URLよりお申込みください。
http://kosugifesta.com/?page_id=2977
※フォームは「いす-1」「ゼロ3」共通です。

■「いす-1GP 武蔵小杉大会 コスギフェスタカップ 車両規定
1.乗っていない状態で自立する事務いすに限ります。
2.駆動は脚でこぐ力に限ります。
3.人力以外のいかなる動力も使用できません。
4.市販されている事務いすに限ります(改造不可)
5.事務いすの高さは自由とし、幅は肘部分を含め1m以内、レースに耐えうる強度の椅子を用意してください。
6.チェーンやギア、ブレーキの使用及びタイヤ交換は禁止です。
7.事務いすへの装飾は自由です。(改造には含まれません)ただし、のぼりの取り付けは禁止です。
8.レース開始後のタイヤ(車輪)交換は禁止です。
9.当日事務局スタッフによる「車検」を実施します。検査の結果違反が認められた場合は、出場停止になる場合があります。
※エントリー決定チームは事務局による厳正な審査の上、10月10日(土)にご連絡致します。

そして今回の目玉、「いす-1GP」です。
こちらは9月30日までが申込期間となっていましたがぎりぎりまで受付可能ということです。

地元チーム・他地域からの遠征チームも含めて参加チームが揃ってきていますので、この機会に「お米90kg」を目指してチャレンジしてみてはいかがでしょうか。



■「コスギ教育No.1プロジェクト」
コスギ教育No.1プロジェクト 
※クリックで拡大します。

■「コスギ教育No.1プロジェクト」の開催概要
開催日時 1.「武蔵小杉 10歳の選択 未来から考える中学入試」
10月24日(土) ・25日(日) 12:00〜13:30
 2.「コスギ発 〜変わる大学入試〜 今から始める入試対策」
10月24日(土) ・25日(日) 14:00〜15:30
 3.めざせ!未来の億万長者!「まなぼう教室!」
10月24日(土) ・25日(日) 11:00〜11:40
対象 1.小学六年生までのお子様がいらっしゃる保護者様
2.中学3年生〜高校2年生
3.小学4年生〜6年生
会場 野村證券武蔵小杉支店セミナールーム
参加費 無料
申込方法 1.2.は下記ページのフォームよりお申込みください。
http://kosugifesta.com/?page_id=3022
 3.は044-33-3200 野村證券武蔵小杉支店までお申込みください。
※当日空きがあれば、当日参加も可能です。

最後に、「コスギ教育No.1プロジェクト」もまだエントリーが可能です。
それぞれプログラムによって申し込み方法が異なりますので、ご注意ください。

当日空きがある場合は、当日参加も可能となります。



なお、申し込み状況はそれぞれリアルタイムで変動しておりますので、エントリーされた時点においてすでに締め切られている可能性もあります。あらかじめご了承くださいませ。

3日間にわたって開催される「コスギフェスタ2015」を、隅々まで楽しめると良いと思います。

■「コスギフェスタ2015」公式ポスター
「コスギフェスタ2015」公式ポスター
※クリックで拡大します。

■10月24日(土)イベントスケジュール
10月24日(土)イベントスケジュール 
※クリックで拡大します。

 ■10月25日(日)イベントスケジュール
10月25日(日)イベントスケジュール 
※クリックで拡大します。

■10月24日(土)イベントマップ
10月24日(土)イベントマップ 
※クリックで拡大します。

■10月25日(日)イベントマップ
10月25日(日)イベントマップ 
※クリックで拡大します。

【関連リンク】
コスギフェスタ2015 特設サイト
武蔵小杉カレーフェスティバル facebookページ

(開催レポート)
2011/10/30エントリ 「コスギフェスタ2011」開催レポート
2012/10/27エントリ 「コスギフェスタ2012」開催レポート
2013/10/27エントリ 「コスギフェスタ2013」開催レポート
2014/10/25エントリ 「コスギフェスタ2014」開催レポート

(実行ワーキング・グループインタビュー)
2011/10/8エントリ 武蔵小杉の「ひと」(7):「コスギフェスタ2011実行ワーキング・グループ」座長・山中佳彦さん(前編)
2011/10/8エントリ 武蔵小杉の「ひと」(7):「コスギフェスタ2011実行ワーキング・グループ」座長・山中佳彦さん(後編)
2013/9/21エントリ 武蔵小杉の「ひと」(8):「コスギフェスタ2013実行ワーキング・グループ」石井正士さん、本平基さん
2014/9/28エントリ 武蔵小杉の「ひと」(9)「コスギフェスタ2014実行ワーキング・グループ」松尾寛さん、大坂亮志さん
2015/10/12エントリ 武蔵小杉の「ひと」(10)「コスギフェスタ2015実行ワーキング・グループ」安藤均さん、奥村佑子さん
 
(コスギフェスタ2015告知)
2015/9/1エントリ 「コスギフェスタ2015」前夜祭10月23日(金)、本祭24日(土)・25日(日)開催、首都圏初開催「いす-1GP」、「武蔵小杉カレーフェスティバル」登場
2015/9/8エントリ 10月24日(土)25日(日)首都圏初開催!「いす1グランプリ武蔵小杉大会コスギフェスタカップ」の参加登録受付開始
2015/9/23エントリ 10月23日(金)〜25日(日)開催「コスギフェスタ2015」詳細プログラム発表、10月1日より「コスギおいしい街歩きブック」クーポン利用開始
2015/9/25エントリ 「コスギフェスタ2015」の恒例企画「トリックオアトリートスタンプラリー」の事前申込が10月3日(土)開始、今回は2コースに分かれ混雑緩和
2015/10/1エントリ 「コスギフェスタ2015」新企画「コスギおいしい街歩きブック」「武蔵小杉カレーフェスティバル」合冊ガイド配布開始、本日より「街歩き」クーポン期間スタート
2015/10/3エントリ 「コスギフェスタ2015」恒例企画「カードクエスト4」はじゃんけん大会!事前申込が本日10月3日(土)開始
2015/10/5エントリ 「コスギフェスタ2015」要事前申込企画まとめ:「スタンプラリー」は今週完売濃厚、「いす-1GP」参加費が当初告知半額以下の5,000円に
2015/10/7エントリ 「コスギフェスタ2015」を一緒につくろう!ボランティアスタッフを10月15日まで募集中
2015/10/14エントリ 「コスギフェスタ2015」共同企画「武蔵小杉カレースタンプラリー」本日10月14日スタート、全店舗でハーフメニューを提供中

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2015年
10月15日

「なかはら“ゆめ”区民祭」2015年10月18日(日)開催、新企画「等々力スター☆ジアム」でプラネタリウムが等々力陸上競技場メインスタンドに登場

【Reporter:はつしも】

2015年10月18日(日)10:00~15:00に、等々力緑地において「なかはら“ゆめ”区民祭」が開催されます。
今回は新たな催しとして、等々力陸上競技場メインスタンドにおいてプラネタリウムクリエイター・大平貴之氏プロデュースによる「等々力スター☆ジアム~夢幻宇宙~」が登場するほか、サブアリーナにおいて横田めぐみさんの写真展なども開催されます。

■中原区ウェブサイト 「なかはら”ゆめ”区民祭」(中原区民祭)の開催について
http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/page/0000069293.html

「第37回なかはら“ゆめ”区民祭」

■「第37回なかはら“ゆめ”区民祭」の開催概要
開催日時 2015年10月18日(日)10:00~15:00 ※雨天決行
会場 等々力緑地
主催 中原区民祭実行委員会
問合せ先:044-744-3124(当日の問合せ先:044-711-5297)

<プログラム>
■ステージ
10:00 開会式
10:30 和太鼓(どんどこ)
10:45 キッズダンス(中原元気クラブ)
11:00 民謡踊(中原老人クラブ連合会)
11:50 吹奏楽(大西学園中学校・高等学校)
12:05 吹奏楽(平間中学校)
12:20 和の祭典(合唱)(中原文化協会 二ヶ領を歌う会)
洋の祭典(フラダンス)(中原文化協会 リノプレレフア)
12:45 児童合唱(輝く太陽児童合唱団)
13:00 乙女文楽(ひとみ座乙女文楽教室修了生の会)
13:15 大正琴演奏(中原区文化協会 琴貴会)
13:30 陽光太鼓(陽光太鼓クラブ)
13:45 キッズダンス(チョコチップス)
14:00 フラダンス(ケ アロハフラグループ)
14:15 フルート演奏(ファンタジー・フルート)
14:30 ふろん太クイズ大会(川崎フロンターレ中原アシストクラブ)
14:50 閉会式
15:00 チアリーディング(レインボーズ)

■みこし・はやしパレード
11:00 法政通り商店街 今市橋出発
13:00 等々力緑地 お祭りひろば到着

■音楽パレード
10:45-11:30 お祭りひろば⇒会場内パレード
<パレード内容>
ボーイスカウト・ガールスカウト中原区協議会(横断幕)、大西学園中高等学校、区民祭役員・来賓、川崎フロンターレ中原アシストクラブ、中原中学校、中原地区少年消防クラブ、ボーイスカウト・ガールスカウト中原区協議会、ガールスカウト神奈川県第17団・40団、中原区文化協会、中原交通安全児童指導員、上丸子小学校音楽クラブ、社会を明るくする運動中原区推進委員会、中原防犯指導員連絡会、平間中学校

■音楽パレード

音楽パレード

■お祭りひろば
11:45 親子体操・リズム体操
13:00 スクエアダンス
11:00 民謡おどり
13:00 フォークダンス
11:00 みこし・はやしパレード(お祭りひろば入場)
13:00 阿波おどり
11:00 川崎市消防音楽隊(演奏・ドリル)

■お祭りひろばの阿波踊り
とどろきアリーナ前の阿波踊り

■模擬店ひろば
10:00-15:00 ▼60以上の展示・物販・飲食ブースが出店します!
○やきそば
○ソフトドリンク・ビール
○やきとり
○野菜・花の即売会
○かき氷・わた菓子
○赤飯・各種餅
○大道芸コーナー
○木工教室
○防犯相談
○歯科相談
○福島県等の物産販売
○不動産相談
○住宅相談
○認知症相談
○福祉コーナー(手づくり製品の展示・販売)
○バザー
○税務広報○選挙コーナー
○郵便コーナー
○ガスコーナー

■模擬店エリア
模擬店エリア

■体験ひろば
10:00-15:00 ▼様々な体験と記念撮影などを楽しめます!
○等々力ピカ美化大作戦(ごみの分別ゲーム)
○ちびっこ小動物園
○交通安全コーナー
○ミニ白バイ乗車体験
○自衛隊車両の展示
○火災予防啓発コーナー
○煙体験・AED体験
○水道コーナー
○消防団コーナー
○古着・古布の回収

■ちびっこ小動物園
ミニ動物園

■地震体験車
地震体験車

■ふれあいひろば
10:00-15:00 ▼野球場の人工芝で思いっきり遊べます!
○ボールあそび

○輪なげ
○昔遊びコーナー(竹とんぼ、ベーゴマ、けん玉)
○マナー・モラルアップポスター展

■野球場の「ふれあいひろば」
野球場の「昔遊び」

■ちびっこサッカーひろば
10:30-12:00 ▼当日の参加も受け付けます!
○川崎フロンターレサッカー教室(運営:中原区商店街連合会青年部)

■市民ミュージアム
9:30-17:00
※開館時間
○古鏡 ‒その神秘の力‒(企画展示室1)
● 観覧料:一般 500円/65歳以上・大学生・高校生 400円/中学生以下 無料
14:00-16:00
(受付13:00)
○記念講演会「後漢鏡の作家たち」
●講師:岡村秀典(京都大学人文科学研究所)
●参加費:無料 ただし当日の企画展観覧券が必要
10:00-16:00 ○ボランティアデー「みる・きく・あそぶ ミュージアムまるごと体験」
展示ガイドやワークショップ、昔遊び体験など、ミュージアムボランティアによるイベントのほか、ミュージアムツアー、コンサートなどを一日楽しめます。ボランティア相談コーナーもあります。
●会場:館内・中庭
●参加費:無料

■とどろきアリーナ
10:00-16:00 ▼体力測定やこどもフェスタなど室内だけでも楽しめます!
<メインアリーナ1階>
○体力測定
○相談コーナー(行政・相続・遺言等相談、人権啓発)
○富士通・植物工場の紹介(低カリウムレタス)
<サブアリーナ棟2階>
○こどもフェスタ(巨大迷路・オセロゲーム、的あてゲーム、バルーンアート、クラフト工作、缶バッチづくり、魚つり遊び、紙バトラー、お茶席など)
<サブアリーナ棟1階>
○正しく知ろう認知症(もの忘れチェック)
○めぐみちゃんと家族のメッセージ~写真展

※赤ちゃん休憩室(授乳室、おむつ交換):サブアリーナ棟1階
※休憩所(飲食可):サブアリーナ棟1階(情報サロン)・2階(研修室1)

■サブアリーナ2階の「こどもフェスタ」
サブアリーナ2階の「こどもフェスタ」

■等々力陸上競技場メインスタンド6階
10:00-15:00
受付終了14:30
▼川崎市出身の大平貴之氏が開発した「MEGASTAR-Ⅱ」が新メインスタンド6階スカイテラスの天井いっぱいに星空を映し出します!
○プラネタリウム in 陸上競技場(運営:等々力緑地再編整備室)
※いつでも入退場できます。(入場無料)
○集合場所:陸上競技場新メインスタンドB ゲート前
※事前申込みは不要です。参加費無料、どなたでも参加可能です。
※混雑時は入場制限をさせていただきますのでご了承ください。
※本イベントは星に関する音声説明等は無く、映像作品を楽しんでいただくイベントです。(上映時間は約10 分)
※川崎フロンターレの選手は映像に出演しておりません。



■「等々力スター☆ジアム~夢幻宇宙~」が開催される等々力陸上競技場メインスタンド
等々力陸上競技場メインスタンド

さて、昨年の「なかはら“ゆめ”区民祭」のときから等々力緑地が大きく変わっている点といえば、やはり等々力陸上競技場メインスタンドです。

冒頭に申しあげたとおり、今回はこのメインスタンド6階の「スカイテラス」を会場に、プラネタリウムクリエイター・大平貴之氏プロデュースによる「等々力スター☆ジアム~夢幻宇宙~」が開催されます。

■川崎市 等々力陸上競技場再編整備に関する取り組み 『等々力スター☆ジアム~夢幻宇宙~』の開催について(プラネタリウムin陸上競技場)
http://www.city.kawasaki.jp/530/page/0000071174.html

大平貴之氏は川崎市出身で、同氏が開発したスーパープラネタリウム「MEGASTAR-Ⅱ」は、生田緑地の「かわさき宙と緑の科学館」で稼働しています。

この「MEGASTAR-Ⅱ」は従来の数百倍、12.5等星までの星を正確に投影できる性能を有しており、本イベントでは1000万の恒星がメインスタンド6階のスカイテラスに再現されます。

■「等々力スター☆ジアム~夢幻宇宙~」のイメージ
「等々力スター☆ジアム~夢幻宇宙~」のイメージ

■大平貴之氏開発のスーパープラネタリウム「MEGASTAR-Ⅱ」
大平貴之氏開発のスーパープラネタリウム「MEGASTAR-Ⅱ」

映像は約10分となっております。
集合場所は前掲の通り、等々力陸上競技場メインスタンドのBゲート前です。

なお、注記にもある通り本イベントは美しい星の映像を楽しむもので、音声解説やフロンターレ選手の出演などはありませんので、あらかじめご承知ください。



そしてもうひとつ今回の新企画は、等々力緑地内体験広場において開催される「等々力ピカ美化大作戦」です。

本企画は川崎フロンターレ中原アシストクラブの協力により実施されるもので、小学生を対象に楽しくごみの分別方法を学ぶゲームを行います。
フロンターレのキャラクター「ワルンタ君」が散らかすごみをうまく分別できるか?楽しく競う形式になっています。

■川崎フロンターレの「ワルンタ君」(右)
川崎フロンターレの「ワルンタ君」



また、川崎市では拉致被害者である横田めぐみさんなどの支援を継続的に行っています。
その一環として、今回の「なかはら“ゆめ”区民祭」では「めぐみちゃんと家族のメッセージ~写真展」が開催されます。

■川崎市 拉致被害者等支援施策 「めぐみちゃんと家族のメッセージ~写真展」を開催します!
http://www.city.kawasaki.jp/250/page/0000071194.html

本展では、横田めぐみさんの父・滋さんが撮影した「めぐみさんと家族」の写真を中心に、北朝鮮から調査団が持ち帰っためぐみさんの写真など40点、川崎市の拉致被害者家族支援の取組を紹介したパネル10点、横田御夫妻直筆のメッセージボードなどが展示される予定です。

横田滋さん夫妻は川崎市民でもあり、中原区では「川崎市平和館」で毎年写真展などが開催されていますね。
単独の写真展に足を運ぶ機会はなかなかないかもしれませんが、「なかはら“ゆめ”区民祭」を回る中で、ちょっと足を止めてみてはいかがでしょうか。


その他、逆に例年の企画がなくなっているのは、本サイトが審査員をつとめる「なかはらフォトコンテスト」の一般市民審査です。
今年の同コンテストは審査員審査のみとなっていますので、今回「なかはら“ゆめ”区民祭」での展示による一般投票はありません。



なお、本イベントは2015/10/2エントリでご紹介した、なかはらメディアネットワークの「秋のイベントラリー」の対象となっています。
これは地域メディア6社と連携した「なかはらメディアネットワーク」の企画の一環として、秋に開催される中原区の各種イベントにおいてスタンプラリーを実施するものです。

■中原区ウェブサイト なかはらメディアネットワーク企画「秋のイベントラリー」
http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/page/0000070409.html

■「秋のイベントラリー」の対象イベント
10/3~4 ブラジリアン・フェスタ(国際交流センター) 終了
10/4 フライマルクト(モトスミ・ブレーメン通り商店街) 終了

10/4 オズフェスタ(モトスミ・オズ通り商店街) 終了
10/9~11 iDAiモールまつり(医大通り商栄会商店街) 終了
10/11 いちばん祭り(新城北口一番街) 終了
10/12 体育の日記念事業(とどろきアリーナ) 終了
10/18 なかはら"ゆめ"区民祭(等々力緑地)
10/18 ボランティアで―(市民ミュージアム)

10/24~25 コスギフェスタ 2015(武蔵小杉駅周辺)
10/24~25 びっくり市(新丸子東栄会商店街)
10/24~27 中原区文化祭(中原市民館)
10/31~11/1 KIDSフェスタ!(SUUMO住宅展示場武蔵小杉)

11/1 新丸子阿波おどり(新丸子駅前及び周辺商店街)
11/8 丸子の渡しまつり (多摩川河川敷 丸子橋周辺)
11/21 なかはら福祉健康まつり(中原区役所)
11/28 なかはら子ども未来フェスタ(中原区役所)


■ブレーメン通り商店街「フライマルクト」のスタンプ台
なかはらメディアネットワーク「秋のイベントラリー」 

対象となる各イベントでは、上記写真の「フライマルクト」にあったようなスタンプ台が設置されます。
スタンプを3つそろえれば景品の抽選に応募ができますので、とりあえず押しておくと良いでしょう。

■「なかはら“ゆめ”区民祭」の入口
「第39回なかはら“ゆめ”区民祭」

10月から11月にかけては、毎週末にイベントが目白押しです。
その中でも「なかはら“ゆめ”区民祭」は来場者数約3万人を見込む最大規模のイベントとなっています。

10月18日(日)「なかはら“ゆめ”区民祭」、翌週末10月23日(金)~25日(日)「コスギフェスタ2015」と、武蔵小杉周辺の熱い秋がこれから本格化してまいります。

【関連リンク】
2008/10/22エントリ なかはら“ゆめ”区民祭レポート
2011/10/16エントリ 「第33回なかはら“ゆめ”区民祭」参加レポート:「コスギフェスタ2011」広報活動実施
2012/10/21エントリ 「第34回なかはら“ゆめ”区民祭」レポート:「なかはらフォトコンテスト」審査と「NHKのど自慢」予選会

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2015年
10月14日

「コスギフェスタ2015」共同企画「武蔵小杉カレースタンプラリー」本日10月14日スタート、全店舗でハーフメニューを提供中

【Reporter:はつしも】

本日より、「コスギフェスタ2015」の共同企画「武蔵小杉カレーフェスティバル」の「武蔵小杉カレースタンプラリー」がスタートしました。
スタンプラリー期間は本日10月14日(水)~10月22日(木)までの9日間となり、スタンプを2個以上集めることで、スタンプの数に応じた景品がもらえます。

■「武蔵小杉カレーフェスティバル」ガイドブック
「武蔵小杉カレーフェスティバル」ガイドブック

■「武蔵小杉カレースタンプラリー」台紙
「武蔵小杉カレースタンプラリー」台紙

■武蔵小杉カレーフェスティバル 参加店舗リスト
店名 特典内容
コ・ピーピー武蔵小杉店※ ミニデザートをおひとり様ひとつずつサービス
JAGA武蔵小杉店・新丸子店※
武蔵小杉ブログエントリ
武蔵小杉ブログエントリ
タンドリーチキンをおひとり様ひとつサービス
KOSUGI CURRY※
武蔵小杉ブログエントリ
カレーご注文のお客様にミニサラダをお付けします
新丸子カレー工房パルコ※ トッピング温泉卵、チーズ、ほうれん草のいずれかをサービス
Maya Resaurant※
武蔵小杉ブログエントリ
ソフトドリンクサービス(ディナータイムのみ)
New Namaste Himal向河原店※ カレーご注文のお客様にソフトドリンクまたはグラスビールサービス
100時間カレーB&R武蔵小杉店※
武蔵小杉ブログエントリ
カレーご注文のお客様にソフトドリンクサービス
パンジャビダバ
武蔵小杉ブログエントリ
880円(税込)で大満足の特別セットをご用意
マドラスミールス カレーご注文のお客様にソフトドリンク・ミニチャイをサービス
魚や一心 カレーご注文のお客様にソフトドリンクサービス
スープカレーsyukur武蔵小杉店
武蔵小杉ブログエントリ
店名に※印はカレースタンプラリー・カレーEXPO参加店。無印はカレースタンプラリー参加店

■「KOSUGI CURRY」のガイドブック特典「ミニサラダ」
「KOSUGI CURRY」のガイドブック特典「ミニサラダ」

■「武蔵小杉カレースタンプラリー」の賞品
スタンプ2個 オリジナルステッカー
スタンプ5個 お好きなカレーアイテム2種
スタンプ7個 お好きなカレーアイテム3種
コンプリート オリジナルバンダナ+お好きなカレーアイテム3種

■「武蔵小杉カレースタンプラリー」の賞品(オリジナルバンダナを除く)
武蔵小杉カレースタンプラリーの賞品(オリジナルバンダナを除く)

「武蔵小杉カレースタンプラリー」では、武蔵小杉の各所で配布されている「コスギおいしい街歩きブック」「武蔵小杉カレーフェスティバル公式ガイドブック」の合冊本を持参して上記11店舗で飲食をすると、お得な特典が得られるとともにスタンプを押してもらえます。

ガイドブックは参加店舗には置いてありますので、まだお持ちでない方も店舗で入手が可能です。

■「KOSUGI CURRY」のハーフメニュー(上)と通常メニュー(下)
「KOSUGI CURRY」のハーフメニュー

また今回の「武蔵小杉カレースタンプラリー」では、全店舗ハーフメニューが用意されています。

上記写真は「KOSUGI CURRY」のハーフメニュー(500円)と通常メニュー(800円)で、いずれもオリジナルチキンカレーです。
ハーフメニューの分量は、通常の半分強に設定されていました。

この分量でしたら、1回に店舗程度は回れるのではないでしょうか。
一度に2店舗回れば、スタンプ2個でオリジナルステッカーをもらうことができます。

スタンプラリー期間は10月22日(木)までとそう長くありませんので、スタンプを揃えることを目的とするならば、ハーフメニューを活用しつつ回ってみるのが効率的です。
そんな中でどこか、お気に入りのカレー店が見つかるとよいですね。

各店舗のメニュー内容は、下記の公式facebookページでご紹介されています。

■武蔵小杉カレーフェスティバル facebookページ
https://www.facebook.com/kosugicurryfes

■「コスギおいしい街歩きブック」「武蔵小杉カレースタンプラリー」Googleマップ版
https://www.google.com/maps/d/edit?mid=z7
dixTc_5yVk.kN7iDODfG6AU&usp=sharing


「コスギおいしい街歩きブック」「武蔵小杉カレースタンプラリー」Googleマップ版

2015/10/12エントリでは、「武蔵小杉カレーフェスティバル」発起人である「KOSUGI CURRY」の奥村佑子さん、コスギフェスタを主催するNPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント理事長の安藤均さんのインタビューも掲載しております。

おふたりの「熱い思い」が伝わる内容になっておりますので、あわせてご参照ください。

■「コスギフェスタ2015」と「武蔵小杉カレーフェスティバル」の公式ガイドブック
「コスギフェスタ2015」と「武蔵小杉カレーフェスティバル」の公式ガイドブック 

【関連リンク】
コスギフェスタ2015 特設サイト
武蔵小杉カレーフェスティバル facebookページ

(開催レポート)
2011/10/30エントリ 「コスギフェスタ2011」開催レポート
2012/10/27エントリ 「コスギフェスタ2012」開催レポート
2013/10/27エントリ 「コスギフェスタ2013」開催レポート
2014/10/25エントリ 「コスギフェスタ2014」開催レポート

(実行ワーキング・グループインタビュー)
2011/10/8エントリ 武蔵小杉の「ひと」(7):「コスギフェスタ2011実行ワーキング・グループ」座長・山中佳彦さん(前編)
2011/10/8エントリ 武蔵小杉の「ひと」(7):「コスギフェスタ2011実行ワーキング・グループ」座長・山中佳彦さん(後編)
2013/9/21エントリ 武蔵小杉の「ひと」(8):「コスギフェスタ2013実行ワーキング・グループ」石井正士さん、本平基さん
2014/9/28エントリ 武蔵小杉の「ひと」(9)「コスギフェスタ2014実行ワーキング・グループ」松尾寛さん、大坂亮志さん
 2015/10/12エントリ 武蔵小杉の「ひと」(10)「コスギフェスタ2015実行ワーキング・グループ」安藤均さん、奥村佑子さん
 
(コスギフェスタ2015告知)
2015/9/1エントリ 「コスギフェスタ2015」前夜祭10月23日(金)、本祭24日(土)・25日(日)開催、首都圏初開催「いす-1GP」、「武蔵小杉カレーフェスティバル」登場
2015/9/8エントリ 10月24日(土)25日(日)首都圏初開催!「いす1グランプリ武蔵小杉大会コスギフェスタカップ」の参加登録受付開始
2015/9/23エントリ 10月23日(金)~25日(日)開催「コスギフェスタ2015」詳細プログラム発表、10月1日より「コスギおいしい街歩きブック」クーポン利用開始
2015/9/25エントリ 「コスギフェスタ2015」の恒例企画「トリックオアトリートスタンプラリー」の事前申込が10月3日(土)開始、今回は2コースに分かれ混雑緩和
2015/10/1エントリ 「コスギフェスタ2015」新企画「コスギおいしい街歩きブック」「武蔵小杉カレーフェスティバル」合冊ガイド配布開始、本日より「街歩き」クーポン期間スタート
2015/10/3エントリ 「コスギフェスタ2015」恒例企画「カードクエスト4」はじゃんけん大会!事前申込が本日10月3日(土)開始
2015/10/5エントリ 「コスギフェスタ2015」要事前申込企画まとめ:「スタンプラリー」は今週完売濃厚、「いす-1GP」参加費が当初告知半額以下の5,000円に
2015/10/7エントリ 「コスギフェスタ2015」を一緒につくろう!ボランティアスタッフを10月15日まで募集中

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2015年
10月13日

中原区にあった、日本初の常設サーキット。「多摩川スピードウェイ」メインスタンド跡地を歩く

【Reporter:はつしも】

多摩川河川敷の東急線鉄橋付近に、かつて「多摩川スピードウェイ」がありました。
これは多摩川の自然堤防上にあった「青木根集落」の跡地に1936年に開業した自動車・オートバイレース用のサーキットで、当時の東京横浜電鉄(現在の東京急行電鉄)などが共同出資会社により運営を行っていました。

今回は、その跡地を歩いてみました。

■「多摩川スピードウェイ」のマップ
「多摩川スピードウェイ」のマップ

■「多摩川スピードウェイ」の跡地
「多摩川スピードウェイ」の跡地

「多摩川スピードウェイ」は、日本初の常設サーキットでした。
河川敷に全長1,200mのコースが整備され、メインスタンドは多摩川の堤防の斜面を利用して3万人を収容するものとなっていました。

1936年6月7日に「第1回全国自動車競走大会」ここで開催され、本田技研工業創業者・本田宗一郎氏も弟の本田弁二郎氏とともに「浜松号」で出場した記録が残っています。
その後日本車に加えて外国からの参戦もあり大いに盛り上がったものの、戦時中の娯楽自粛により自動車レースの開催は途絶えてしまいました。

自動車レースが途絶えてからもオートバイのレースは続けられ、戦後の1949年には「第1回全日本モーターサイクル選手権」が開催されました。
しばらくの間オートバイのレースは続いていたようですが、最終的にいつ「多摩川スピードウェイ」が廃止になったのか、正確な時期は定かではありません。

■「多摩川スピードウェイ」のメインスタンド
「多摩川スピードウェイ」のメインスタンド

「多摩川スピードウェイ」のメインスタンド

こちらが、「多摩川スピードウェイ」のメインスタンド跡地です。
堤防の斜面を利用して座席が設置されていたもので、現在もその土台が残されています。

■座席を設置していた穴
座席を設置していた穴

メインスタンドの土台には、一定間隔で四角い穴があいています。
ここにフェンスの足を差して固定していたようです(異説もあります)。
 
■メインスタンドの階段
メインスタンドの階段

メインスタンドには、一定間隔で階段が設置されており、現在もその姿を確認することができます。
かなり雑草が生い茂っていますね。



「多摩川スピードウェイ」の跡地は自動車教習所としても使われたほか、1961年に現在の日本ハムファイターズの前身、「東映フライヤーズ」のグラウンドが国からの借地契約により整備されました。
それから50年後、2011年3月をもって借地契約が満了してグラウンドは閉鎖されています。

同年5月、そのあとを継いで川崎市が占有権を取得しまして、2015年4月より「川崎市多摩川丸子橋硬式野球場」が供用開始になっています。

■川崎市 「多摩川丸子橋硬式野球場」の供用開始について
http://www.city.kawasaki.jp/530/page/0000064751.html

このグラウンドは2時間以内2,500円で利用することができまして、利用にあたっては下記の条件があります。

▼チーム登録の所在地は川崎市内であること。
▼チーム名には「川崎(市)」又は区名などの川崎市の由来の名称が付いていること。
▼チームの構成は、選手、役員等の半数以上は川崎市民であること。
▼チームの代表者が市内に在住していること。
▼硬式野球を行うことを目的に定期的な活動を行うチームであること。
▼組織的に構成されたチームで河川敷利用者に対する安全を確保できるチームであること。


つまり川崎市のチームでないといけないということですね。
「チーム名には「川崎(市)」又は区名などの川崎市の由来の名称が付いていること。」
という条件がありますので、地元チームでも名前に地名などが入っていないと利用できません。

この野場が供用開始されたことで、現在は少年野球チームなどが練習している姿を休日などに見ることができます。
河川敷といえば街中よりも変化が少ない場所のように思いますが、この場所は集落⇒サーキット⇒プロ野球団の練習場⇒川崎市の野球場と時代にあわせてその姿を変えてきたわけですね。


以前、古くから武蔵小杉にお住いの方とお話しする機会がありまして、
「かつてはお大尽(裕福な人)が新丸子の芸者さんを連れてサーキット観戦をしたり、多摩川の花火を見たりしていた。若いころに多摩川のスタンドまでお酒を配達したことがある」
というエピソードを伺うことができました。

新丸子は昔は料理屋・待合・芸者置屋が並ぶ「三業地」でしたし、サーキットもあって現在よりも娯楽寄りの街だったといえるのではないでしょうか。

なお、「多摩川スピードウェイ」のメインスタンドは、今のところ特に解体等の計画は持ち上がっていません。
老朽化により安全性に問題が出てくれば行政としても対策を講じる必要に迫られるのでしょうが、当面はこのまま堤防に残されて、多摩川の移り変わる歴史を見つめ続けることになるでしょう。

■多摩川を見守り続けるメインスタンド
多摩川を見守り続けるメインスタンド

【関連リンク】
2011/11/25エントリ 大田区側から見る武蔵小杉再開発ビルと、富士山
2015/3/22エントリ 多摩川浅間神社の見晴らし台から望む、武蔵小杉周辺パノラマ
2015/8/21エントリ 多摩川浅間神社・河川敷から見る武蔵小杉の高層ビルと、富士山の夏景色

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2015年
10月12日

武蔵小杉の「ひと」(10):「コスギフェスタ2015実行ワーキング・グループ」安藤均さん、奥村佑子さん

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉の秋の祭典「コスギフェスタ2015」の開催まで、あと10日あまりとなりました。
10月23日(金)に前夜祭が開催されるとともに、24日(土)、25日(日)に2日間の本祭が予定されています。

「コスギフェスタ2015」では共同企画として「武蔵小杉カレーフェスティバル」が開催されるなど、さまざまなコラボレーションが行われます。

今回もまた、本サイトではNPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの「コスギフェスタ実行ワーキング・グループ」メンバーの皆さんのインタビューをお届けいたします。

お話をいただいたのは、同法人理事長として各方面との調整役をつとめる安藤均さんと、今回の「武蔵小杉カレーフェスティバル」の発起人でもある「KOSUGI CURRY」の奥村佑子さんです。

■NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント理事長 安藤均さんと「KOSUGI CURRY」奥村佑子さん
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント理事長 安藤さんと「KOSUGI CURRY」奥村さん 



<コスギフェスタにかかわる、きっかけ>

--安藤さん、奥村さん、よろしくお願いします。
まず、おふたりがNPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント(以下、エリマネ)や「コスギフェスタ」にかかわることになったきっかけをお聞かせください。

■安藤さん
私は昔から小杉の住人でしたので、エリマネの発足前から川崎市のまちづくり局から相談を受けていました。発足後に理事になりまして、現在は理事長を務めさせていただいております。

「コスギフェスタ」には理事長になってからの2012年からかかわるようになりまして、「実行ワーキング・グループ」の座長として取り組んでいる山中さん(※関連リンク インタビュー参照)の頑張りに触れたところ、そのバイタリティ、行動力、発想力にびっくりしました。

今まで武蔵小杉で、「コスギフェスタ」のような新しい発想で作り上げていくお祭りはありませんでした。 例えば場所も自分たちで決めなくてはいけないのですが、普通は警察や関係各所との調整など「そういうのって大変だしできないよね」で終わってしまうことが多いのではないでしょうか。 ところが「コスギフェスタ」では、そんなハードルを実行ワーキング・グループの皆さんがさまざまな手段で突破していくのです。
デザインワークなどもプロのレベルで、住民ボランティアの枠を超えているところがあると思います。
そんな皆さんの頑張りに引っ張られるように、2013年からは私も主に各方面との調整などに関わるようになりました。

--「コスギフェスタ」1回目から5回目の現在に至るまで、毎年商店街や企業、商業施設などとの関わりがどんどん増えていったと思います。 そんな調整を、安藤さんがされていたわけですね。

 ■安藤さん
イベントの幅を広げていくにあたって、エリマネだけではできないこともたくさんあります。
その典型が昨年の武蔵小杉駅前通商店街との共同開催でした。これは再開発マンション地区だけではなく、周辺地域との協力を深めていく大きな一歩となりました。

また、2013年までの「コスギフェスタ」は、とにかく毎回「場所がない」ことが最大の課題でした。再開発工事中の場所を渡り歩くような形でやっていたのですが、2014年にタイミングよく武蔵小杉駅前に「こすぎコアパーク」ができました。
「こすぎコアパーク」がメイン会場となり、武蔵小杉駅前通り商店街とも共同開催を行うことで、手前味噌で恐縮ですが、小杉を象徴するようなイベントにもなったように思います。
 
■「コスギフェスタ2015」メイン会場の「こすぎコアパーク」
「こすぎコアパーク」 

さらにこの年はコスギフェスタ開催日がちょうど「アド街ック天国」の武蔵小杉特集の放送日にあたりました。偶然にもタイミングが合って、番組内で「コスギフェスタ」が紹介されたのは幸運でしたね。

そして今年は前夜祭も含めて企画が盛りだくさんですし、周囲の皆さんの期待が高まっているのを感じます。

  --安藤さんも含め、実行ワーキングループのチームワークはいかがですか。

■安藤さん
当初は山中さんひとりが座長でしたが、昨年から松尾さん(※関連リンク インタビュー参照)を加えた「共同座長」体制になりました。まずはそのおふたりが非常にしっかりやってくれています。
そしてほかのメンバーもひとりひとりに個性と得意分野があり、「この分野ならAさん」「これならBさん」というように、それぞれしっかり責任をもってやってもらっています。

その中で私は、行政・企業・商業施設・商店街など各方面との調整を行って皆さんがやりやすい環境づくりを整えつつ、最終的に理事長として責任をもつという立場でやっています。

毎年新しいメンバーも加わっていますし、非常にいいチームになっていると思います。
 
安藤さん

 --奥村さんはいかがですか。安藤さんとは異なり、もともとは武蔵小杉にお住まいではなかったとお伺いしています。

■奥村さん
武蔵小杉に来る前は溝の口に住んでいまして、武蔵小杉については正直なところ、最初は東京か神奈川かもよくわかっていませんでした(笑)。

2009年に夫婦で 起業をしまして、飲食事業と別に先行で音楽教室をフランチャイズで始めたのですが、その際の本部の方針が「同エリアではバッティングさせない」というものでした。
それで空いているエリアをいろいろ調べたところ、夫が「武蔵小杉がこれから面白くなるかもしれない」と武蔵小杉で契約をしたのです。

それが武蔵小杉との出会いでした。

私はもともとエンタメ関係で仕事をしていまして、飲食店を始めるにあたって、ありきたりのお店ではなく、いろいろな仕掛けをしていくことを当初から考えていました。
人力リヤカーによるカレーの移動販売をすることを決めて、続いて重要なのはお店のネーミングです。「小杉」と「濃すぎ」を掛けられることなどいろいろ考えて、「KOSUGI CURRY」という名前になりました。 これが武蔵小杉とのかかわりのはじまりです。

奥村さん 

そしてエリマネや「コスギフェスタ」にかかわるきっかけを作ってくれたのは、実ははつしもさんです(笑)。…おぼえてらっしゃいますか?

「KOSUGI CURRY」で取り組む仕掛けのひとつとして、いろんなイベントに出て地域の人たちに接する機会を増やしたいと思っていました。周辺3駅くらいのイベントを調べて「コスギフェスタ」を知ったのですが、さて、これに出店するのはどうすればよいのかと首をひねりました。

そんな時に「武蔵小杉のオーソリティ」としてはつしもさんを以前から存じ上げていて、Twitterのダイレクトメールで「コスギフェスタに出たいのですがどうしたら良いですか?」というご相談をしたんですね。

それで座長の山中さんをご紹介いただいて、「コスギフェスタ」に出店することが決まりました。 そのようなわけで、武蔵小杉との偶然の出会いがあり、エリマネや「コスギフェスタ」にかかわるきっかけは、はつしもさんだったのです。

--そういえば、そうでしたね。すっかり忘れていました(笑) ご縁をつなぐことができて、良かったです。
それでは続いて安藤さんにお伺いします。「コスギフェスタ」にエリマネが取り組む意義はどのようなことでしょうか?

■安藤さん
「コスギフェスタ」は、最初はハロウィンにマンションを回る100人単位の「スタンプラリー」企画から始まって、それが昨年には来場者約5万人に及ぶ一大イベントになりました。 何十年も続いている小杉のイベントに比べればまだまだなのですが、昨年あたりから、「エリマネがやっているコスギフェスタ」が、地域の皆さんに広く覚えていただけるようになってきたと思います。「コスギフェスタに出たい」と言ってくださる人も増えました。

これだけ発展していく「コスギフェスタ」を通して「武蔵小杉」という街に親しみを感じていただくこと、エリマネの活動を知っていただくということに取り組む意義があると考えています。 
 
私はずっと武蔵小杉に住んでいるのですが、地元以外の方に「武蔵小杉」といってもなかなかわかってもらえませんでした。それが再開発もあって、最近では広く武蔵小杉を認知してもらえるようになりました。

もちろん、エリマネの活動はお祭りだけはありません。防災や防犯の取り組みなど、地域に貢献する幅広い活動も粘り強く続けていくことが必要です。

そうした中で、「コスギフェスタ」を通じて商店街の皆さんなど地域との協力関係も広がってきています。
武蔵小杉東急スクエア・ららテラス武蔵小杉・グランツリー武蔵小杉といった大型商業施設などにも協力いただけるようになりましたし、企業の協賛によって今回の充実したパンフレットもつくることができました。
街全体の活性化にもつながる取り組みにあたって、エリマネがハブになるというのは意味があると思います。

その中でも「地元のためのお祭り」「子どもたちのために」という原点があって、そこは忘れてはいけないところです。「コスギフェスタ」の源流となった「トリックオアトリートスタンプラリー」は毎年子どもたちが楽しみにしていますし、必須の定番企画ですね。

安藤さん 

<「コスギフェスタ2015」のみどころ>

--確かに「コスギフェスタ」は毎回スケールアップしていますよね。 今回の「コスギフェスタ2015」のみどころを教えてください。

■安藤さん
まず前夜祭+本祭2日の3日間開催というのが画期的です。
先ほど「子どもたちのために」というお話をしましたけれども、それに加えて「大人が楽しむ」企画が欲しいという意見もかねてからありました。そこで、今回はタワーレコードさんの協力により10月23日(金)に前夜祭を開催することになりました。

続く24日(土)は企画が盛りだくさんです。 毎回好評の定番企画「トリックオアトリートスタンプラリー」は、定員増のニーズに応えるために2コースに分かれることになりました。これにより今回は合計2,400名と定員が大幅に増え、スタンプラリー終了後には「仮装コンテスト」と「仮装パレード」にもつながります。
さらに再開発地区のマンションの個別企画も各所で行われますし、「折り紙でハロウィン」や「アルバムカフェ」なども人気の催しです。そして「コスギ教育No.1プロジェクト」も新しい取り組みで、こちらは事前申し込みも好調です。

最終日の25日(日)の目玉は、なんといっても事務椅子による2時間耐久レース「いす-1GP武蔵小杉大会 コスギフェスタカップ」です。これはコスギフェスタはもちろん、関東初開催となります。事前申し込みが必要で、地元からも参加応募がきています。
また「いす-1GP」の派生イベントとして24日(土)開催の「ゼロ3」もありまして、こちらは30mの個人戦です。当日参加も可能で椅子や道具の貸し出しもできますから、気軽に参加しやすいと思います。 

「いす-1GP武蔵小杉大会 コスギフェスタカップ」
「いす-1グランプリ武蔵小杉大会 コスギフェスタカップ」 
※クリックで拡大します。

そして25日には定番になったじゃんけん大会「カードクエスト4」も開催されます。
「トリックオアトリートスタンプラリー」は割と小さい子向けなのですが、「カードクエスト4」は小学校中高学年など、もう少し上の年齢がターゲットです。

「コスギフェスタ2015」はメイン会場である「こすぎコアパーク」が中心になりますが、東急線を挟んで反対側の武蔵小杉駅東口「KDX武蔵小杉ビル」の「KDX会場」にも、ダンスが中心のステージが24日、25日の両日に設置されます。 そのうち25日については、「NPO法人カワサキミュージックキャスト」の反町充宏さんが企画も含めて運営をしてくれます。

こういったステージには、やはり地元のアーティストの皆さんに活躍していただきたいと考えています。

武蔵小杉でジムを経営されている格闘家の所英男さんにもイベント協力していただいているほか、ステージ出演者が本当にもりだくさんです。 学校関係でも周辺地域の小学校、橘高校の書道部の皆さんなど、注目のステージが続きます。

イメージとして24日は従来通りのコスギフェスタ、25日は「いす-1GP」が目玉という感じですね。

 --今回事前に申し込みが必要なのは、「トリックオアトリートスタンプラリー」「カードクエスト4」「いす-1GP」「ベビー&キッズプログラム」「コスギ教育No.1プロジェクト」ですね。(※関連リンク参照)

■安藤さん
ぜひ、ご参加いただきたいと思います。地元の方のご参加を期待しています。

「いす-1」などはご参加にあたって怪我のないようご注意いただきたいと思いますが、万が一のために、本部近くに救急体制も整えています。

<武蔵小杉の「外」にアピールする「コスギおいしい街歩きブック」>

■安藤さん
また、「コスギフェスタ2015」開催当日の3日間とは別に、「コスギおいしい街歩きブック」によるクーポン実施期間が10月1日からスタートしています。
これには商店街+3商業施設の全49店舗が参加していまして、お得なクーポンが使えるようになっています。

「コスギフェスタ」はまず子供中心、地元中心がコンセプトなのですが、今回はそろそろ「武蔵小杉の外」からお客さんを呼んでもいいのではないかと思いました。
そこで武蔵小杉東急スクエア・ららテラス武蔵小杉・グランツリー武蔵小杉の3つの大型商業施設を集客装置として、外部の方が武蔵小杉を回遊してもらえる仕掛けを考えたいと思いました。

そのために完成したのが、今回の「コスギおいしい街歩きブック」です。
本書には商業施設・商店街の両方の店舗が掲載されています。まずは大型商業施設などをきっかけに武蔵小杉を外部の方に知っていただいて、そこから街を回ってもらえればと思います。

ただ、通常は商店街と商業施設はライバル関係になるわけですよね。そのコラボレーションを認めてくれたことで「コスギおいしい街歩きブック」が実現しましたので、商店街にも商業施設にも感謝しています。

今回は本書を2万部作りまして、商店街や大型商業施設に加えて、東急東横線の各駅にも置いてもらうことをお願いしています。
本書を活用した対外的な露出を増やすことで、武蔵小杉を知っていただけるようにしたいと思います。 特に23日~25日は「コスギフェスタ2015」も開催されますので、その際にでも武蔵小杉に来ていただきたいと思います。

店舗写真を揃えたり、店舗情報を確認したりと編集は大変でしたので、実行ワーキング・グループのメンバーにもとても感謝しています。

■「コスギおいしい街歩きブック」と「武蔵小杉カレーフェスティバル公式ガイドブック」
「コスギおいしい街歩きブック」と「武蔵小杉カレーフェスティバル公式ガイドブック」

<新企画「武蔵小杉カレーフェスティバル」>

 --さて、このクーポンブックを裏返すと、「武蔵小杉カレーフェスティバル 公式ガイドブック」になっています。カレーフェスティバルの話を、奥村さんにお伺いしたいと思います。 「武蔵小杉カレーフェスティバル」をやろうと思ったきっかけはどういうことでしたか。

■奥村さん
私は以前からずっと、いわゆる「カレーフェスティバル」と呼ばれるものをやりたかったんです。個人的にとにかくカレーを愛しているので(笑)。
そんな中、ここ5年くらいでどんどん武蔵小杉にカレー店が増えまして、カレー店同士のつながりも、徐々に出来てきていました。

私はよくTwitterなどでいろんなやりたいことをかたっぱしからつぶやいているのですが、去年の終わりから今年の頭くらいにかけて、「カレーフェスティバルをやりたい!」と言っていました。それを応援してくださる反応も多かったです。
私はいつもやることを宣言してそこから考えていくのですが、「カレーフェスティバル」を開催するには場所も必要ですし、乗り越えるべき壁はたくさんありました。

一方で周りを見渡すと、日本で大きいカレーフェスティバルといえば神田、下北沢です。 「神田カレーグランプリ」のスタンプラリーには60店舗も参加していますし、「下北沢カレーフェスティバル」は広範囲に100店舗以上。こちらは専門店だけでなくカレーを出すお店も多数参加しています。

イベントの形態を大きく分ければ特定の日時と会場を決めてカレーの出店が集まる「エキスポ形式」と、一定期間内にカレー店を回る「スタンプラリー形式」があります。
当初私だけで考えていたときには、やはり会場確保が難しいのでスタンプラリーだけかな…と思っていたのですが、あちこちで「カレーフェスティバルをやりたい」と発信をしていたのを「コスギフェスタ」座長の山中さんが拾ってくださいました。

「カレーフェスティバル」も含めて私が温めている企画をすべてぶつけさせていただいたところ、エリマネの方向性とも合致しているということで、「コスギフェスタ」のコラボ企画としての「武蔵小杉カレーフェスティバル」開催が一気にまとまりました。

これにより、「コスギフェスタ」開催前の約1週間で各店舗を回る「武蔵小杉カレースタンプラリー」と、「コスギフェスタ」前夜祭にカレー店が集まる「武蔵小杉カレーフェスティバル」の2つの企画が実現したのです。

私が出店者側としてこれまでに3回参加した「コスギフェスタ」は、お子さんが楽しめる素敵なイベントでした。それに加えて大人の人も楽しめたらもっといいなぁと思っていましたので、「前夜祭」の企画は私としても思いが合致するものがありました。

そして今回のコスギフェスタは「武蔵小杉の外からも人を呼びたい」ということです。 大人の人は発信力もありますし、愛好家の多い「カレー」はまたこれまでと違うフックで集客ができますから、「コスギフェスタ」と「武蔵小杉カレーフェスティバル」は相乗効果があると考えています。

■安藤さん
ここでは、奥村さんの熱い思いを非常に強く感じましたね。プレゼンいただいた企画書が本当に分厚かったです(笑)
こんな熱い思いで引っ張ってくれる人がいるのも、「コスギフェスタ実行ワーキング・グループ」の良さだと思います。

--なるほど。やりたいことを発信することは大切ですね。 今回、そんな思いに引っ張られてか「武蔵小杉ライフ」も「コスギおいしい街歩きブック」「武蔵小杉カレーフェスティバル公式ガイド」の編集協力をさせていただきました。

<お客さん、お店両側の視点で企画した「カレーフェスティバル」>

 --それでは、今回の「武蔵小杉カレーフェスティバル」の構成を教えてください。

■奥村さん
まず、10月14日(水)から22日(木)までが11店舗による「武蔵小杉カレースタンプラリー」です。23日(金)の前夜祭には、「こすぎコアパーク」に7店舗が集まる「武蔵小杉カレーEXPO」が開催されます。
この両方が楽しめるのが特徴です。

前夜祭はキリンビールのドラフトカーも来ますし、タワーレコードによる「前夜祭」の音楽ステージもありますので、音楽を聴きながらビールとカレーを楽しめます。

そしてスタンプラリーの特徴は、「全店舗ハーフメニューがある」ということです。
これは私自身がほかのカレーフェスティバルを回っているときに感じていたストレスを解消したいと思っていまして、取り組みました。

地元だけならともかく、外から人を呼びたいと考えたときには、そんなに外から何回も武蔵小杉に通えません。やはり1回でたくさんカレー店を回りたいですよね。そこで全店舗にハーフメニューを用意してもらいました。 
 
そしてエキスポも、1人前だといろいろ食べられませんよね。お店としても少量でも良いから食べてもらいたいんですよ。そこでカレー4種が盛り合わせにできる「食べ比べセット」を用意しました。これは今回の目玉になるのではないかと思います。

■カレー4種の食べ比べセット
 カレー4種の食べ比べセット

  --「食べ比べセット」は、写真を見たときに確かにすごいなと思いました。

■安藤さん
やはりそんなにたくさんは食べられないですからね。これは好評をいただくのではないでしょうか。

■奥村さん
スタンプラリーのハーフメニューやエキスポの各店メニューはフェイスブックページでご紹介していきますので、ぜひご覧ください。

私は主催者でもあるのと同時に、出店者でもあり、他のまちのカレーフェスの参加者でもありましたので、色んな視点から企画を考えることができました。 もちろん蓋を開けてみれば絶対に反省点はでてくると思うのですが、お店側のニーズ、参加者(お客様)側のニーズをそれぞれに反映できるようつとめました。

お客さんに満足いただけることはもちろんですが、お店側も1回出店して「来年はもういいや」となってしまったらイベント自体が続かなくなってしまいます。
お客さんもお店も「来年また来たい!」と思ってもらえることが大切です。

--両面からの視点で、「持続性」のあるイベントにしたいということですね。 安藤さん、エリマネとして期待するのはどんなところでしょう。

■安藤さん
武蔵小杉という街に、「カレー」という印象はまだ一般には無いと思います。「こんなにカレー店があるのか」というのを知ってもらう中で、「また小杉にちょっといってみようかな」という誘い水になるのはとても良いと思います。
私自身も実はカレー店にあまり行っていないので、地元を知るという意味ではいいですね。

今回の前夜祭については企画から、奥村さんの力は本当に大きかったです。
「カレーフェスティバルをやりたい」という熱い思いで、ゼロからここまで作り上げたのですから。奥村さんだけでなく、みなさんも協力して頑張ってくれました。そうでないとここまでのものはできません。「人の力」は大きいですね。

毎年新しいものがどんどん増えていって、武蔵小杉には「これをやりたい」という人が本当に多いことを実感しています。やりたいだけではなくて本当に実現してしまうのがすごいところで、バイタリティのある街だと思います。

安藤さん 

 --「前夜祭」の企画としても、音楽だけ、カレーだけというのとは全然違うと思います。

■安藤さん
会社帰りにでも、「何かやっているぞ、ちょっと寄ってみようか」となってもらえればいいですね。

■奥村さん
当日は駅前がカレーのにおいがすごいと思います(笑)。

<まだまだある、「コスギフェスタ2015」のみどころ>

 --さて、前夜祭も含めて本当にいろんな企画があるわけですが、奥村さんの個人的な「コスギフェスタ2015」の一押し企画はありますか。

■奥村さん
実のところ私は今まで出店側(模擬店として)で一杯一杯で、「コスギフェスタ」自体は全く見ていませんでした。
今回は初めて当日全体を見渡せるのですが、新規格の「いす-1GP」は楽しみです。

また、そんなにクローズアップはされていないのですが、食べ物の模擬店は回ってみたいと思っています。私は単純に食べるのが好きなので、ほかのイベントも模擬店は必ずチェックしているんですよ。

■安藤さん
「こすぎコアパーク」にはたくさんの模擬店が並びますよ。今回はJR武蔵小杉駅さんが初参加しています。お子さんにはたいへん人気のあるコンテンツですので、楽しみにしています。
 
■メイン会場付近エリアマップ
メイン会場付近エリアマップ 
※クリックで拡大します。

  --今回は「こすぎコアパーク」前の道路に飲食スペースが用意される予定です。ここはどんな形になりますか。

■安藤さん
まだ確定ではないのですが、緊急時にすぐにスペースをあけられるよう、テーブルだけを並べる形になると思います。安全に支障をきたさないこと、これを大前提に準備をしています。

また「コスギフェスタ」に来場した数万人単位のお客さんは、当然模擬店だけではなく周辺の商店街や商業施設でも飲食やお買い物をされるわけです。 ここで活躍するのが先程お話しした「コスギおいしい街歩きブック」で、会場周辺でお得なクーポンを活用できるようになっています。

武蔵小杉東急スクエア、ららテラス武蔵小杉、グランツリー武蔵小杉は今回「コスギフェスタ」に合わせてイベントなどを企画しているようです。「コスギフェスタ」とその周辺の商店街・商業施設での相乗効果が見込め、武蔵小杉の街が盛り上がるのではないでしょうか。

先日の盆踊り大会「こすぎ夏祭」の際にも、イベント後に飲みに行った人が多かったようですよ(笑)。

<いよいよ大詰め、「コスギフェスタ2015」の準備状況>

--「コスギフェスタ2015」開催まであと10日あまりになりました。現状の準備状況はいかがですか。

■安藤さん
8~9月にかけては公式パンフレットや「コスギおいしい街歩きブック」など製作物関連の編集が大変でしたが、なんとか完成しました。10月に入ると中原警察署など各方面との調整が大詰めにはいってきています。
ここからはメールの量がすごい勢いになっていきますね。ちょっと見ないだけで何がなんだかわからなくなるくらいです。 今後MCの人たちとの打ち合わせもあり、今回新企画の「いす-1GP」なども細かい取りこぼしがないように注意しています。

「コスギフェスタ」で毎回こだわっているのは、「無事故無違反」です。 そういう面では警察署との連携が非常に重要ですし、警備会社やボランティアの皆さんとの調整も欠かせません。警察署の方たちも当日多くの方が協力してくださいますし、皆さんの力が非常に大きいですね。

■奥村さん
「武蔵小杉カレーフェスティバル」も、今まではガイドブックなど紙の製作物の準備がメインでした。ここからはfacebookページなどのPRとお客様・出店いただく店舗に対する丁寧なフォローに注力します。
ここからは各店舗における準備の調整になりますが、そこで悩ましいのは食材などの物量予測です。何せ初開催ですのではかりづらいのですが、同じくこすぎコアパークで開催された「こすぎ夏祭り」をひとつのベンチマークにしています。

奥村さん

■安藤さん
ここから忙しくなるのは、パンフレットやポスターなどの配布ですね。さらにメディア等のPR活動も積極的に取り組んでいきたいと思います。 地元が一番大切という前提に立って、さらに武蔵小杉の外からもお客さんが来てもらえるようにしたいと思います。

■奥村さん
それは武蔵小杉の地元にもメリットとして返っていきますよね。

■安藤さん
最初はひとつのマンション内の企画だったのがスタンプラリーとして各マンションを回るようになり、そこから商店街などの周辺地域との共同企画に発展し、今回はさらに武蔵小杉の外にアピールするところまで発展してきました。

「いす-1GP」も関東発開催でメディアにもいくつか取り上げられ、目玉となる企画です。5回目でそこまで挑戦できるようになったのはよかったと思います。

<武蔵小杉の皆様に、メッセージ>

 --イベントとしてもたいへん大きくなりまして、準備も大変かと思います。 それでは最後に、武蔵小杉の皆さんにメッセージをお願いいたします。

■安藤さん
武蔵小杉というのがどういう街か、とよくメディアの皆さんに聞かれる機会が多くなりました。 よく言われることですが、新しいマンションもあり、御殿町や陣屋町など古いところもあり、それが混ざりあって面白い街だと思います。
マンションに新しくお住まいの方も昔からお住まいの方の一緒になって街を盛り上げていこうという形になってきて、非常にいいことだと思います。 同じようにコスギフェスタで地元の皆さんに盛り上がっていただきたいなと思います。

また外部の方に注目してもらえるのは地元にとってもよいことだと思いますし、そこは新旧といわず皆さんで力をあわせて街を育てていければと考えています。

■奥村さん
日本にはどんどん人が集まっているところと減っていっているところがあって、武蔵小杉は完全に前者です。長い歴史で見たときに、日本の人口が東京周辺に集まっていくことはよいこともありますが、やっぱり悪いことも出てきます。
人が集まると今まで起こらなかったことが起こる、たとえば治安が悪くなるなどの一面もあるわけです。

街がどんな色合いになっていくかは、在住、在勤など街に関わる皆さんがどのくらい地域を愛しているか、自分たちが楽しくなるためにどう動いていけるかにかかっていると思います。武蔵小杉は、そんな思いを持った人が多い街だと感じます。

私が知っているのは「KOSUGI CURRY」を出店してからの5年間ですが、その中でも武蔵小杉では新しい価値がどんどん生まれていて、そのひとつが「コスギフェスタ」です。 コスギフェスタに限らず、新しいコラボレーションや新しいものが“日本一”生まれる街になってほしいと思っています。

若い人も多いですし、今4~5歳くらいの子供たちが大きくなって、その子どもたちが社会に出て行ったときにどんな面白い街になっているのか、楽しみにしています。私自身も参加しながら、どんな街になっているか見つめていきたいと思います。

「やりたいこと」を考えているけれども、どうしよう…と思っている人たちがいるとしたら、まず動いてみてほしいのです。綺麗に整っている必要はありません。ハチャメチャで良いですから、やりだしたら例えば私のような人がきっと集まってきますから、最初の一歩を踏み出してほしいです。 そんな面白がれる人が増えたらいいなと思います。

「コスギフェスタ」だけでもこれだけ企画を考えている人がいて、実際にやっている人がいるわけですから、「一緒にやろうよ!」「なんでも協力させてよ!」と声を大にしてお伝えしたいですね。

■安藤さん
本当に、いろんな思いを持った人がいますよね。 「コスギフェスタ」では毎年ユニークな新しい人が加わってきています。ただ、「熱い思い」を持った人はまだまだ武蔵小杉にいるのだと思いますし、そんな人たちをどうやって地域でつないでいくか、それがエリマネの課題でもあります。

まずはそんな地域の皆さんの思いを結集した「コスギフェスタ2015」を、存分に楽しんでいただければと思います。

--「コスギフェスタ」が、いろいろな取り組みが始まるひとつのきっかけになっていくといいですね。 安藤さん、奥村さん、ありがとうございました。

安藤さんと奥村さん


以上、「KOSUGI CURRY」店内での約90分のロング・インタビューでした。
武蔵小杉カレーフェスティバル」の情報はfacebookページでも随時更新されていますので、下記関連リンクをご参照ください。

■「コスギフェスタ2015」公式ポスター
「コスギフェスタ2015」公式ポスター
※クリックで拡大します。

■10月24日(土)イベントスケジュール
10月24日(土)イベントスケジュール 
※クリックで拡大します。

 ■10月25日(日)イベントスケジュール
10月25日(日)イベントスケジュール 
※クリックで拡大します。

■10月24日(土)イベントマップ
10月24日(土)イベントマップ 
※クリックで拡大します。

■10月25日(日)イベントマップ
10月25日(日)イベントマップ 
※クリックで拡大します。

【関連リンク】
コスギフェスタ2015 特設サイト
武蔵小杉カレーフェスティバル facebookページ

(開催レポート)
2011/10/30エントリ 「コスギフェスタ2011」開催レポート
2012/10/27エントリ 「コスギフェスタ2012」開催レポート
2013/10/27エントリ 「コスギフェスタ2013」開催レポート
2014/10/25エントリ 「コスギフェスタ2014」開催レポート

(実行ワーキング・グループインタビュー)
2011/10/8エントリ 武蔵小杉の「ひと」(7):「コスギフェスタ2011実行ワーキング・グループ」座長・山中佳彦さん(前編)
2011/10/8エントリ 武蔵小杉の「ひと」(7):「コスギフェスタ2011実行ワーキング・グループ」座長・山中佳彦さん(後編)
2013/9/21エントリ 武蔵小杉の「ひと」(8):「コスギフェスタ2013実行ワーキング・グループ」石井正士さん、本平基さん
2014/10/28エントリ 武蔵小杉の「ひと」(9)「コスギフェスタ2014実行ワーキング・グループ」松尾寛さん、大坂亮志さん

(コスギフェスタ2015告知)
2015/9/1エントリ 「コスギフェスタ2015」前夜祭10月23日(金)、本祭24日(土)・25日(日)開催、首都圏初開催「いす-1GP」、「武蔵小杉カレーフェスティバル」登場
2015/9/8エントリ 10月24日(土)25日(日)首都圏初開催!「いす1グランプリ武蔵小杉大会コスギフェスタカップ」の参加登録受付開始
2015/9/23エントリ 10月23日(金)~25日(日)開催「コスギフェスタ2015」詳細プログラム発表、10月1日より「コスギおいしい街歩きブック」クーポン利用開始
2015/9/25エントリ 「コスギフェスタ2015」の恒例企画「トリックオアトリートスタンプラリー」の事前申込が10月3日(土)開始、今回は2コースに分かれ混雑緩和
2015/10/1エントリ 「コスギフェスタ2015」新企画「コスギおいしい街歩きブック」「武蔵小杉カレーフェスティバル」合冊ガイド配布開始、本日より「街歩き」クーポン期間スタート
2015/10/3エントリ 「コスギフェスタ2015」恒例企画「カードクエスト4」はじゃんけん大会!事前申込が本日10月3日(土)開始
2015/10/5エントリ 「コスギフェスタ2015」要事前申込企画まとめ:「スタンプラリー」は今週完売濃厚、「いす-1GP」参加費が当初告知半額以下の5,000円に
2015/10/7エントリ 「コスギフェスタ2015」を一緒につくろう!ボランティアスタッフを10月15日まで募集中

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2015年
10月11日

武蔵小杉で、ザクロの実が弾ける頃。半年間の定点観測レポート

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉周辺で、ザクロの木を見かけることがあります。
今回はザクロの花が咲いてから、実が成長するまでの半年間を見守ってみました。

■グランツリー武蔵小杉「ぐらんぐりんガーデン」のザクロ
グランツリー武蔵小杉「ぐらんぐりんガーデン」のザクロ 

■東住吉小学校のザクロの木
東住吉小学校のザクロの木

中原区内にザクロの木はいくつかありますが、武蔵小杉駅から近いのはグランツリー武蔵小杉の屋上庭園「ぐらんぐりんガーデン」と、二ヶ領用水・綱島街道・東急線・関東労災病院に囲まれた東住吉小学校です。

東住吉小学校では関東労災病院側の道路沿いに、ザクロの木がありました。

■ザクロのつぼみ(4月)
ザクロのつぼみ

ザクロの木は、5月~6月頃にこのような赤いつぼみをつけます。
一見して、これがすでに「実」なのではないかと思ったのですが…、

■つぼみの先端が割れて、開花(5~6月)
つぼみの先端が割れて、開花

つぼみの先端が割れて、開花

つぼみの先が割れて、開花

つぼみの先端が割れて、ここから花びらが開いていきました。

■ふくらんでいく実(6~9月)
ふくらんでいく実

ふくらんでいく実

花が受精しまして、根元がふくらんでいきます。
これが本当のザクロの実ですね。

■果肉の粒が露出したザクロの実(9月~10月)
果肉の粒が露出したザクロの実

果肉の粒が露出したザクロの実 

そして実が成熟すると、皮が裂けて多汁性の果肉の粒が露出し、それぞれが種になります。

つまり最初につぼみが割れて、最後に実も裂けるわけですから、ザクロは2回裂けるのですね。
正直なところ、成熟した「実」の印象しかなかったものですから、今回観察してみて新しい発見がありました。

身近な学校や公園、マンションの公開空地、あるいは「グランツリー武蔵小杉」の庭園などで、ひとつの植物を定点観測してみるのも面白いと思います。



なお、東住吉小学校のザクロの木の向かい側には、2015/1/29エントリ事務管理棟を含めた新棟建設計画をお伝えした関東労災病院の職員宿舎があります。

現在はその一部がすでに更地になっています。

武蔵小杉周辺では、植物の定点観測と、建物の移り変わりの定点観測が各所でできますね。

【関連リンク】
グランツリー武蔵小杉 ぐらんぐりんガーデン
東住吉小学校 ウェブサイト
2015/1/29エントリ 関東労災病院のバラ園と、事務管理棟・職員宿舎建設計画
2015/4/22エントリ  多摩川河川敷を白く染める、ハマダイコンの花
2015/4/27エントリ 日本に贈られて100年。武蔵小杉に、ハナミズキが咲く頃

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2015年
10月10日

綱島街道で相次ぐ店舗更新。本日10月10日「フォルクスワーゲン元住吉」新規オープン、13日「キッチンオリジン元住吉店」リニューアルオープン、「マルカワ」閉店

【Reporter:はつしも】

2015/10/9エントリにおいて、焼肉交差点(木月4丁目交差点)の「焼肉北京」がブレーメン通り商店街に移転することをお伝えしました。
最近になって綱島街道沿いでは、「焼肉北京」以外にも店舗の出店・閉店や移転、リニューアルが相次いでいます。

本日、2015年10月10日(土)には「フォルクスワーゲン元住吉」が新規オープンし、10月13日(火)には「KITCHEN ORIGIN元住吉店」がリニューアルオープンを予定しています。

■フォルクスワーゲン元住吉
フォルクスワーゲン元住吉


フォルクスワーゲン元住吉

「フォルクスワーゲン元住吉」は、「焼肉北京」のすぐ南側(日吉側)にあります。
ご存知の通りドイツ車で、先日はブレーメン通り商店街「フライマルクト2015」のメインスポンサーにもなっていました。

■ブレーメン通り商店街の広告
ブレーメン通り商店街の広告 

■フォルクスワーゲン「ビートル」のふあふあ
「ビートル」のふあふあ 

ブレーメン通り商店街のアーチにはフォルクスワーゲンのオープン告知が登場し、「フライマルクト」のふあふあも同社の「ビートル」になっていました。

■「ネッツトヨタ神奈川ウエインズ武蔵小杉店」
「ネッツトヨタ神奈川ウエインズ武蔵小杉店」

なお、焼肉交差点を越えて北上すると、ほどなくして「ネッツトヨタ神奈川ウエインズ武蔵小杉店」があります(同店は元住吉駅よりも南にありますが、武蔵小杉店が名称になっています)。

こちらは2013年10月4日にオープンした店舗です。

■「トヨタカローラ神奈川丸子店」
トヨタカローラ神奈川丸子店

綱島街道沿いには新丸子付近に「トヨタカローラ神奈川丸子店」もあり、幹線道路らしくディーラーが多いですね。

■中原平和公園前交差点の「MARUKAWA」跡地
ジーンズショップ「MARUKAWA」跡地

そして綱島街道をさらに武蔵小杉方面に北上すると、中原平和公園前の交番がある交差点で、ジーンズショップ「MARUKAWA(マルカワ)」が閉店していました。

こちらはどうなるのか、まだわかりません。

■「キッチンオリジン元住吉店」10月13日(火)オープン
「キッチンオリジン」 

「キッチンオリジン」10月13日(火)オープン

そしてその向かい側では、「オリジン弁当」がリニューアルし、「キッチンオリジン」として10月13日(火)にオープンします。

新たにイートインが加わり、ラーメンやコーヒーなどが提供されます。
お弁当・お惣菜屋さんだけでなく、軽食店としても使えるわけですね。


綱島街道はここからさらに北上すれば「グランツリー武蔵小杉」に至ります。道路拡幅なども含め、中原区でも変化の大きい幹線道路といえるでしょう。

「グランツリー武蔵小杉」は都内・横浜市も含めた広範囲の集客を行うもので、車での主なアクセスは当然綱島街道ということになります。

その沿道にディーラーを出店させるのは従来よりも良さそうに思えますし、ほかの業種でも波及効果が出てくるところがあるかもしれません。

■綱島街道店舗マップ
綱島街道店舗マップ

【関連リンク】
フォルクスワーゲンジャパン販売 ウェブサイト
マルカワ ウェブサイト
オリジン ウェブサイト
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2015年
10月09日

府中街道の旧中原消防署跡地に「川崎市医師会館」が移転建設決定、中原区役所から休日急患診療所が会館内に移転整備へ

【Reporter:はつしも】

2014/8/28エントリにおいて、川崎市が検討を進めている「国道409号(小杉工区)沿道まちづくり」の構想についてお伝えしました。

本構想においては国道409号(府中街道)の拡幅にあわせた一体的なまちづくりの方向性が示され、その中で旧中原消防署跡地に「休日急患診療所」等の施設を再配置する計画が明らかになっていました。

このたび中原消防署跡地の土地を川崎市医師会が6億4,500万円で買収し、現在川崎区にある「川崎市医師会館」をここに建設することが決定しました。
同会館内に「休日急患診療所」も整備され、災害時には災害対策センターとして避難者の受け入れも行うものとしています。

■「国道409号(小杉工区)沿道まちづくり」のマップ
「国道409号(小杉工区)沿道まちづくり」のマップ 

■総合自治会館跡地周辺のまちづくり方向性
総合自治会館跡地周辺のまちづくり方向性

上記は、「国道409号(小杉工区)沿道まちづくり」の構想をマップにしたものです。
国道409号(府中街道)拡幅のうち東急線高架~小杉御殿町交差点までの「小杉工区」を対象とし、道路拡幅とあわせた都市基盤整備を進めることを計画しています。

そのうち小杉町3丁目東地区再開発ビルに移転が決定している「総合自治会館」跡地には商業・住宅複合ビルの建設が構想され、旧中原消防署跡地は「シビックゾーン」として、休日急患診療所など行政施設を再配置することが示されていました。

■旧中原消防署跡地
旧中原消防署跡地 

旧中原消防署跡地

旧中原消防署跡地は、小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業により一時的に中原区役所の駐車場が不足となることから、「中原区役所暫定駐車場」として運用されてきました。

2015年2月には小杉町3丁目中央地区の再開発ビル内に整備された中原区役所の駐車場が供用開始となったため、こちらの暫定駐車場は役割を終えました。
そこであらためて活用可能な土地として、今回川崎市医師会に売却されたわけです。

■新たな「川崎市医師会館」の概要
▼敷地面積:725.77㎡
▼延床面積:約3,300㎡
▼階数:7階建て
▼高さ:32m

▼フロア構成:
 1階…駐車場
 2階…休日急患診療所
 3階…会議室
 4階…在宅医トレーニング室、影読室
 5階~7階 川崎市医師会館事務所
▼工事日程:2016年3月着工、2017年6月供用開始予定

上記が、新たな「川崎市医師会館」の概要です。
7階建てで、そのうち2階に休日急患診療所が入ることになっています。

4階には「読影室」というものがあります。
読影とは、主治医からの依頼に基づいてCTやMRIなど必要な検査判断・検査画像の診断を行い、今後の治療方針等に関する助言を提供することです。

「読影室」では、川崎市医師会が会員医師向けに読影を行うことになるのでしょう。

また4階は、災害時には災害対策センターとして機能し、約160名の避難者を受け入れることが可能になります。

■旧中原消防署跡地と中原区役所
旧中原消防署跡地と中原区役所 

現在の中原休日急患診療所は、旧中原消防署跡地から府中街道を渡った中原区役所の隣にあります。
移転距離としては、道路を挟んですぐの場所です。

■中原休日急患診療所
中原休日急患診療所

■中原保健所(中原区役所別館)
中原保健所 

2013/12/30エントリでは、中原区役所隣接の中原休日急患診療所、中原保健所の2施設の移転候補先として旧中原消防署跡地が取りざたされていたことをお伝えしました。

今回川崎市医師会館に整備されるのは「休日急患診療所」であり、「保健所」は含まれていないようです。
中原保健所についても、いずれ整備方針が示されるのではないでしょうか。



さて一方、現在の川崎市医師会館は川崎区宮前町にあります。

■川崎区宮前町の現・川崎市医師会館
川崎区宮前町の現・川崎市医師会館


■現・川崎市医師会館内の川崎市医師会附属准看護学校 現・川崎市医師会館内の川崎市医師会附属准看護学校

■川崎市医師会 准看護学校
http://www.kawasaki.kanagawa.med.or.jp/nursingschool

一見して、なかなか立派な建物ですね。

こちらには川崎医師会附属准看護学校が4階~6階に入っていますが、すでに2016年度生徒募集は行っておらず、2017年3月をもって閉校となる予定です。

川崎市の商業・業務の中心は川崎区ですが、地理的には川崎市の南端となります。
地理的な中心に近く、交通網が発達している武蔵小杉への移転により、全市域の医師会員としては利便性が向上することでしょう。

■中原休日急患診療所の朝の待合室
朝8:40頃の診療所内

また地域住民としては、新しくなる中原休日急患診療所にも期待したいところです。
設備の充実や、待合室の改善がなされると良いと思います。

加えて、現在の中原休日急患診療所の土地が空くことになりますから、その跡地利用についても、地権者である川崎市のまちづくり方針が注目されますね。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 府中街道
2008/4/21エントリ 中原消防署 新庁舎移転
2009/5/22エントリ 中原消防署跡地の中原区役所暫定駐車場
2009/11/13エントリ 中原区の休日急患診療所
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2011/10/1エントリ 川崎市が旧中原消防署跡地をJR東日本に売却、新駅連絡通路跨線橋バリアフリー化のための隣接ビル代替地活用へ
2012/8/6エントリ 都市再生機構が「小杉3丁目南地区」の事業化を検討開始
2013/12/30エントリ 旧中原消防署跡地が「中原休日急患診療所」「中原保健所」の移転候補地に
2014/8/28エントリ 川崎市が「国道409号(小杉工区)沿道まちづくり」を発表、総合自治会館跡地に商業・住居複合ビルを構想

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