武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2019年
08月03日

市ノ坪のパチンコ店「パーラーパル3」閉店後のビルが解体開始、跡地に明和地所のマンションが2021年3月完成へ

【Reporter:はつしも】

 市ノ坪の府中街道沿いで営業をしていたパチンコ店「パーラーパル3」が、2019年5月31日をもって閉店したことを2019/6/25エントリでお伝えしました。

その後同じビルに入居していたテナントも全て退去しまして、すみやかに建物の解体工事が始まりました。

現地には新たな事業計画のお知らせが掲示されまして、「(仮称)クリオ武蔵小杉(市ノ坪)」が建設されることがわかりました。

■閉店直後の「パーラーパル3」
閉店したパーラーパル3 

■上階で閉店した「ハローストレージ」
ハローストレージ 

このビルは、パチンコ店「パーラーパル3」が保有している複合施設でした。
上階では貸倉庫の「ハローストレージ」、民間企業「多摩川電機製作所」などが入居していましたが、いずれも退去となりました。

■解体が始まった「パーラーパル3」のビル
解体が始まった「パーラーパル3」のビル

そしてテナントの退去後、すみやかに建物の解体工事が始まりました。
この時点ではまだ一部の外壁が見えていましたが、すぐに全体が防護壁に覆われることでしょう。

■事業計画のお知らせ
事業計画のお知らせ

そしてこちらが、現地に掲示された「事業計画のお知らせ」です。
明和地所のマンション「(仮称)クリオ武蔵小杉(市ノ坪)」が建設されます。

建物は地上7階建てで、2019年10月31日着工、2021年3月31日竣工予定となっています。

■パーラーパル3の建物と府中街道
パーラーパル3の建物と府中街道 

■「パーラーパル3」の電飾看板
大きな電飾看板 

この時点では、「パーラーパル3」の看板はまだ健在でした。
こちらも建物に続いて、解体が始まることと思います。

■「パーラーパル3」裏手のマンション建設地
裏手のマンション建設地

■マンションの建設計画
マンションの建設計画 

なお、前回エントリでもお伝えした通り、「パーラーパル3」のビル裏手でも7階建てのマンション建設計画が進められています。

こちらの事業者はトヨダ地所で、明和地所とはまた別の事業ということになります。

市ノ坪のこの周辺では、これまでにも工場跡地などを中心に多数のマンションや、学生寮など住宅系の開発が進められてきました。

「パーラーパル3」の跡地は何らか店舗利用もありえるかと思いましたが、マンション開発が確実に収益が見込めるということでしょうかね。

■2017年に市ノ坪に完成した大規模学生寮「クレヴィアウィル武蔵小杉」
大規模学生寮「クレヴィアウィル武蔵小杉」 

【関連リンク】
(パチンコ店関連)
2012/12/18エントリ 西街区の「KOSUGI PLAZA」がエクラスタワー商業施設移転のため閉店
2013/6/15エントリ 東急武蔵小杉駅南口のパチンコ店「百億兆」「CLUB SQUARE」が閉店
2013/12/4エントリ 「ABC-MART武蔵小杉店」が2014年1月中旬閉店へ、「LUCCA7」が「健康パチンコ文間善麓」として12月12日改装オープン
2019/6/25エントリ 府中街道・市ノ坪のパチンコ店「パーラーパル3」が閉店、周辺ではマンションや有料老人ホームの建設も進む

(中丸子の土地利用転換関連)
2008/9/7エントリ 島忠市ノ坪店閉店
2009/5/21エントリ 島忠市ノ坪店跡地をゴールドクレストが買収
2010/9/7エントリ 島忠市ノ坪店跡地のゴールドクレストマンション計画と、ケーヒン川崎工場閉鎖
2011/7/29エントリ 市ノ坪のケーヒン川崎工場跡地にゴールドクレストがマンション建設、島忠跡地と連続開発へ
2011! /12/5エントリ ケーヒン川崎工場解体完了と、ゴールドクレストのマンション計画公示
2013/1/28エントリ ケーヒン川崎工場跡地「クレストフォルム武蔵小杉ブライトコート」の提供公園
2013/4/17エントリ クレストフォルム武蔵小杉ブライトコート竣工、「市ノ坪広町公園」供用開始
2013/7/2エントリ 市ノ坪でJR東海社宅が解体、寝具メーカー・ヱビス本社が建て替え
2013/8/13エントリ ケーヒン川崎工場跡地に「(仮称)小杉もりのこ保育院・・」2014年春開園へ
2014/2/1エントリ 府中街道沿い「フィットケアデポ市ノ坪店」が2014年5月下旬オープンへ
2015/2/9 エントリ 市ノ坪で進む、土地利用転換。「フィットケアデポ市ノ坪店」と、株式会社ヱビスの寝具直販店舗「futon house ebisu」
2015/6/26エントリ 市ノ坪の工場跡地で、伊藤忠都市開発が391戸の大規模学生寮を2017年オープンへ
2015/7/1エントリ 武蔵小杉新駅前のリカザイ本社工場が建替え、6階建ての工場・店舗・共同住宅複合ビルが2016年3月竣工へ
2015/1/15エントリ 中丸子のケーヒン川崎工場別館が解体、跡地にナイスグループのマンション建設へ
2015/4/5エントリ 武蔵小杉新駅前「リカザイ新本社」1階に「セブンイレブン川崎武蔵小杉駅新南口店」が出店決定、隣接「デイリーヤマザキ」と真っ向勝負
2016/1/25エントリ NEC半導体と共に発展し、半導体と共に玉川事業場を去る。「玉川電器」本社が横浜移転
2016/4/7エントリ 伊藤忠都市開発が学生専用住宅参入第1号「クレヴィア ウィル武蔵小杉」を中丸子に発表、2017年3月オープンに向け6月入居受付開始
2017/2/5エントリ 大規模学生寮「クレヴィアウィル武蔵小杉」の一部が青学大・テンプル大の国際学生寮に、隣接の「フィットケアデポ市ノ坪店」閉店跡地は7階建てのマンションに転換

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2019年
08月01日

夏に涼しい、動物ふれあいパーク。武蔵小杉から18分・みなとみらい駅直結の屋内施設「オービィ横浜」

【Reporter:はつしも】

8月に入り、夏休みも本格化してまいりました。

本サイトではこれまでにも商業施設や工場見学、武蔵小杉ビュースポットなど、武蔵小杉からアクセスしやすいさまざまなお出かけスポットをご紹介してきました。

今回も夏休み特集ということで、猛暑でも快適な屋内施設「オービィ横浜(Orbi Yokohama)」をご紹介したいと思います。

■「オービィ横浜」のエントランス
オービィ横浜

■「オービィ横浜」の内部
オービィ横浜の内部 


「オービィ横浜」は、みなとみらい駅直結の商業施設「マークイズみなとみらい」内に2013年8月に開業したエンターテイメント施設です。

セガと英国BBCによる共同プロジェクトで、「デジタルとリアルの調和」をコンセプトに動物たちとのふれあいや、自然をダイナミックに捉えた映像などを組み合わせた体験型施設となっています。

■人気プログラム「キャットパラダイス」
人気プログラム「キャットパラダイス」

キャットパラダイス

「オービィ横浜」は2018年4月にリニューアルが行われ、動物たちとの触れ合いができるコンテンツが拡充されました。

その際に設置されたのが「キャットパラダイス」です。

■キャットパラダイスのルーム内
キャットパラダイスのルーム内

キャットパラダイスのルーム内 

■猫トイレ
猫トイレ

「キャットパラダイス」では、猫のために設計された専用ルームの中で、猫たちと触れ合うことができます。

キャットタワーやさまざまな隠れ場所など、猫が喜ぶ設備が整えられています。

■「キャットパラダイス」の猫
キャットパラダイスの猫
 

キャットパラダイスの猫

「キャットパラダイス」の猫

専用ルーム内には人の手が届かない、高い場所も多くありますから、猫が疲れたり気分が乗らない場合は、無理にお客さんの相手をしなくてもよいようになっています。

興味津々で積極的な猫もいまして、それぞれに性格が異なります。

■かつおぶし
かつおぶし

かつおぶし

また「キャットパラダイス」では、オプションでかつおぶしを購入して、猫たちにあげることができます。

通常のキャットフードを1日中お客さんがあげていたら健康を害してしまいますが、このかつおぶしは少量でローカロリーです。
おそらく、猫たちは時間帯によって入れ替えなどもして、バランスをとっているのではないでしょうか。

「キャットパラダイス」は人気のコンテンツで、待ち時間も長めになりますので、ご留意ください。

■「アニマルヴィレッジ シマリスの森」
シマリスの森

続いてこちらは、「アニマルヴィレッジ」ゾーンの「シマリスの森」です。
完全屋内型のリス園は国内初ということで、約100匹のシマリス観察できます。

シマリスの観察だけであれば行列不要ですし、先着で整理券をもらえば直接触れ合えるツアーに参加することもできます。

シマリスは噛むことがあるため、ツアーには保護者同伴など一定の年齢制限がありますので、小さいお子さんをお連れの方はあらかじめご確認ください。

■「アニマルスタジオ」モルモット
「アニマルスタジオ」のモルモット

■「アニマルスタジオ」ウサギ
「アニマルスタジオ」のウサギ

「アニマルヴィレッジ シマリスの森」の周囲は、「アニマルスタジオ」エリアになっています。

「アニマルスタジオ」には、モルモットやウサギなどが暮らしています。
これらの動物たちも、手が届く場所にいる場合は触れることができます。

ちなみに本サイト訪問時には、いずれも手の届かない場所でお休みしていました。
このあたりも、一日中お客さんに触れられるのではなく、触れられたくないときには自分の意志で回避ができる設計になっているのだと思います。

■密林のような「アニマルガーデン」の入口
アニマルガーデン

最後にご紹介するのは「アニマルガーデン」です。
このエリアは入場時間と人数が決まっていて、ある程度の順番待ちが必要でした。

ガーデン内は、密林のような演出になっています。

■オニオオハシの放し飼い
オニオオハシ 

このとき、ガーデンの中では「オニオオハシ」が放し飼いになっていました。
密林の中でどこにいるのか?探す楽しみがあります。

■アメリカワシミミズク
アメリカワシミミズク 

こちらは、アメリカワシミミズクです。放し飼いではなく足をつないであります。
微動だにせず気にとまっているため、最初はリアルな剥製かと思ってしまいました。

ただよく見ると、確かに生きていて時折首の角度を変えていました。

■ケヅメリクガメ
ケヅメリクガメ

ケヅメリクガメも、放し飼い中でした。
甲羅を触ることができます。

■グリーンイグアナ
グリーンイグアナ

定位置?でくつろぐ、グリーンイグアナです。
陸上にいましたが、泳ぎが大変うまいのだそうです。

■カピバラ
カピバラ

カピバラ 

人気のカピバラも、アニマルガーデンにいます。
背中をそっとなでてあげました。

■「アニマルガーデン」の密林
アニマルガーデン

さて、ここまでが常設コンテンツです。
続いて、期間限定コンテンツをご紹介しましょう。

■9月30日まで開催「昆虫スゴわざ展」
昆虫スゴわざ展

昆虫スゴわざ展

昆虫スゴわざ展

こちらは、2019年9月30日まで開催されている「昆虫スゴわざ展」です。
オービィ横浜の館内で開催されていまして、追加料金はかかりません。

カブトムシやセミなど、昆虫になりきれるミニゲームがありますので、アニマルコンテンツの待ち時間などに楽しんでおくとよいと思います。

また「昆虫スゴわざ展」のほか、館外では世界のカブトムシ・クワガタなどと触れ合える「みんなの世界昆虫展」も9月8日まで開催されています。

「みんなの世界昆虫展」は別途入場料が必要でした。

■グッズショップ
 グッズショップ

グッズショップ

そして最後は、定番のグッズショップです。
気に入ったぬいぐるみなどがありましたら、こちらでどうぞ。

今回のレポートは以上ですが、「オービィ横浜」にはほかにも英国BBCによる「4Dシアター マウンテンゴリラ」や、「アースクルージング」などの映像コンテンツ、赤道直下の高山の気温差を体感する「マウントケニア」など多数のコンテンツがあります。

詳細につきましては、公式ウェブサイトもご参照ください。


チケットは2019年8月現在、大人が入館料800円、フリーパス2,400円です。
入館チケットのみの場合、有料コンテンツがそれぞれ300円~500円かかります。

コンテンツをいくつ利用するかによって、フリーパスを購入するか検討されると良いでしょう。

夏休み中、みなとみらい駅直結で涼しく楽しめるとあって、混雑率は少々高まることと思います。
開館時間前から、早めに動いておくと良いかもしれません。

【関連リンク】
オービィ横浜 ウェブサイト
2008/3/4エントリ バスに乗って、ラゾーナへ(前編)
2008/3/5エントリ バスに乗って、ラゾーナへ(後編)
2008/4/5エントリ グリーンラインで、ノースポートへ(前編)
2008/4/6エントリ グリーンラインで、ノースポートへ(後編)
2008/7/19エントリ バスに乗って、トレッサ横浜へ(前編)
2008/7/20エントリ バスに乗って、トレッサ横浜へ(後編)
2008/8/13エントリ バスに乗って、IKEA港北へ(前編)
2008/8/14エントリ バスに乗って、IKEA港北へ(後編)
2008/11/29エントリ ラゾーナで食べる「佐世保バーガー」
2009/6/22エントリ ラゾーナ川崎プラザで買う「堂島ロール」と「ぼくのプリン」
2009/9/21エントリ ラゾーナ国のナゾーラ総理
2011/4/27エントリ 東急線に乗って、二子玉川ライズへ
2011/5/8エントリ リムジンバスに乗って、羽田空港へ(リムジンバス編)
2011/5/9エントリ リムジンバスに乗って、羽田空港へ(羽田空港編)
2015/2/7エントリ 南武支線を経由しても、行ける。「キリンビール横浜工場ファミリーツアー」参加レポート
2015/5/31エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(前編)
2015/6/1エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(後編)
2015/8/11エントリ 東横線に乗って、みなとみらいの「カップヌードルミュージアム」
2015/9/5エントリ 武蔵小杉・二子玉川を結ぶ「玉11系統 FUTAKOSU BUS」本日運行開始、武蔵小杉目線で巡る乗車レポート
2018/3/7エントリ 武蔵小杉からリムジンバスで50分。羽田空港国際線ターミナルから見た、武蔵小杉の高層ビル群
2018/5/24エントリ 横浜ランドマークタワーから見る、武蔵小杉の高層ビル群と富士山

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2019年
07月26日

川崎市市民ミュージアムで企画展「こびとづかんの世界」が開催、なばたとしたかさんのサイン会やライブペイントワークショップも7月28日(日)実施

【Reporter:はつしも】

川崎市市民ミュージアムで、企画展「なばたとしたか こびとづかんの世界」が2019年9月8日まで開催されています。

本企画展では「こびとづかん」シリーズの原画やスケッチや、なばたとしたかさんが制作したフィギュアなど、同作品の世界に入り込める展示が行われています。

またこれに関連して7月28日(日)には、なばたとしたかさんのサイン会やライブペイントワークショップが開催されるなど、各種イベントも予定されています。

■「なばたとしたか こびとづかんの世界」
川崎市市民ミュージアム

■「なばたとしたか こびとづかんの世界」
こびとづかんのせかい

「なばたとしたか こびとづかんの世界」は、川崎市市民ミュージアムの企画展示室1で開催されています。

「こびとづかん」は、なばたとしたかさんの手により2006年から刊行されている人気シリーズです。
「キモカワ」とも評される、インパクトの強いこびとたちをリアルに描いた作品が多くの方に支持されています。

■なばたとしたかさんの作品「『こびと桃がたり』より」
 なばたとしたかさんの作品
(c)Toshitaka Nabata

■「こびとづかん」より表紙
なばたとしたかさんの作品
(c)Toshitaka Nabata

■「フィギュア リトルハナガシラ」
なばたとしたかさんの作品
(c)Toshitaka Nabata

■「みんなのこびと」より
なばたとしたかさんの作品
(c)Toshitaka Nabata

※川崎市市民ミュージアム提供

企画展は「第1章 こびとづかんの世界」「第2章 こびと大研究」「第3章 いーとんの大冒険」 「第4章 なばたとしたかの世界」の4部構成になっています。

「こびとづかん」シリーズや「いーとんの大冒険」などの代表作に加え、なばたとしたかさんが19歳から書き溜めたという原画やラフなど、貴重な展示が集められました。

■「こびとづかん」のフォトスポット
「こびとづかん」のフォトスポット

フォトスポット

■撮影可能スポット
撮影可能スポット

企画展の会場には、一部ですが撮影およびSNS投稿が可能なフォトスポットが用意されています。

「こびとづかん」の世界に、実際に入ってみてはいかがでしょうか。

■お子さん向けのプレイスポット
お子さん向けのプレイスポット

また会場内には、お子さん向けのプレイスポットもありました。
ここには「こびとづかん」の本もありましたので、ここで作品を読んでもらうのも良いと思います。

■川崎市市民ミュージアム内の「こびとさがしスタンプラリー」
こびとさがしスタンプラリー

スタンプラリー

また本企画展では、「こびとさがしスタンプラリー」も開催されています。

これは企画展会場だけでなく、川崎市市民ミュージアムの各展示スペース等(本企画展以外は無料エリア)にラリーポイントが設置されています。

スタンプラリーを楽しみながら、市民ミュージアムの他の展示等にも触れてもらう趣旨でしょう。

■3階ライブラリーの「こびとづかん」特集
ラリーポイントが設置されている3階ライブラリー

川崎市市民ミュージアムの3階には、様々な図書や充実した漫画、映像資料などが所蔵された「ライブラリー」があります。

このライブラリーにも「こびとさがしスタンプラリー」のポイントが設置されるとともに、「こびとづかん」シリーズの本が特集で用意されていました。

なお、スタンプが全部そろうと「ごほうびスタンプ」をひとつ押してもらえます。

特段豪華賞品などはないのですが、小さいお子さんであれば、スタンプ探しで十分楽しめるのではないでしょうか。

■ミュージアムショップ
ミュージアムショップ

ミュージアムショップ

ミュージアムショップ

ミュージアムショップでは、「こびとづかん」関連グッズや、同時開催されている企画展「妖怪 ヒト ファンタジーからリアルへ」の関連書籍などが販売されていました。

「妖怪 ヒト ファンタジーからリアルへ」は、「こびとづかんの世界」のチケット共通で入場できますので、来場の際はあわせてお楽しみください。


さらに、川崎市市民ミュージアムでは今後、なばたとしたかさんのライブペイントワークショップや、3回にわたるサイン会など関連イベントも企画されています。

詳細につきましては、下記及び川崎市市民ミュージアムのウェブサイトをご参照ください。

■「なばたとしたか こびとづかんの世界」の開催概要
 
会場 企画展示室1
期間 2019年7月6日(土)~2019年9月8日(日)
休館日 月曜日(ただし7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)
※夏休み期間の土曜日(7月20日・27日・8月3日・10日・17日)は19:00まで開館延長
観覧料 ●一般 600円(480円)
●学生・65歳以上 450円(360円)
●中学生以下 無料
※カッコ内は20名以上の団体料金。
※障害者手帳等をお持ちの方およびその介護者は無料。
主催 川崎市市民ミュージアム
関連イベント ● なばたとしたか ライブペイントワークショップ
7月28日(日)13:00~
会場:1F 逍遥展示空間/定員20組/(5歳~小学生〈2年生未満は保護者同伴〉)/イベントページより要事前申込(抽選)/無料
※申込期間:6月18日(火)~7月18日(木)
※ライブペイント見学のみの場合は申込不要です

● なばたとしたか サイン会
当日、ミュージアムショップにて対象商品を購入された方、各回先着30名に整理券を配布します。
① 7月28日(日)15:00~ 
② 9月8日(日)13:00~
③ 同日 15:00~
1F 逍遥展示空間/各回先着30名 
※対象商品の販売は9:30開始 
※書籍、または色紙へのサインになります(色紙を希望される方は要持参)

●「こびと探し」スタンプラリー
会期中、展示室入口にてスタンプ用紙を配布します(展覧会を観覧される方が対象)。館内各所に隠れた “コビト” を探してスタンプを集めます。

● 造形ワークショップ「かわさきで新種発見! コビトになって、仲間入り!」
8月25日(日)13:00~16:00 
講師:内野務(図画工作家・元品川区立第三日野小学校教諭)
1F 逍遥展示空間/定員20組(小学生以上)/イベントページより要事前申込(抽選)/1,000円
※申込期間:7月15日(月・祝)~8月15日(木)

● ベビーカーツアー
7月18日(木)11:45~(30分程度)
2F 企画展示室1/0歳~未就学児とその保護者/定員6組/要観覧券/イベントページより要事前申込(抽選)
※申込期間:6月9日(日)~7月9日(火)

● ギャラリーツアー
① 8月4日(日)14:00~
② 8月17日(土)17:00~
※閉館時間延長のため 2F 企画展示室1/要観覧券/当日直接会場へ
協力 ロクリン社・ナバーランド
企画 株式会社オフィス渋谷
Web ●川崎市市民ミュージアム 企画展ページ

【関連リンク】
こびとづかん ウェブサイト
川崎市市民ミュージアム ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:ホビー・カルチャー 川崎市市民ミュージアム
2016/4/23エントリ 武蔵小杉に、実は存在する名画座。「川崎市市民ミュージアム」映像ホールがリニューアルしデジタルシネマを上映中
2016/4/28エントリ 川崎市市民ミュージアムの「トーマス転炉」が語る、川崎の鉄鋼産業史
2016/6/23エントリ 川崎市市民ミュージアムの「ミュージアムライブラリー」に収蔵、充実の「マンガライブラリー」
2016/9/12エントリ 川崎市市民ミュージアムで「描く!マンガ展」が開催中、地元企画「ねこのしっぽ展示」「デリーター画材体験」や漫画ワークショップも展開
2016/12/18エントリ 川崎市市民ミュージアム「アートツール・キャラバンin川崎」開催レポート:「毛糸のお城」が逍遥展示空間に出現
2017/1/7エントリ 「2016川崎フロンターレ展」に天皇杯準優勝トロフィーが登場/同展を最後に市民ミュージアムが長期改修、4月より指定管理者制度によるリニューアルオープンへ
2017/4/4エントリ 「川崎市市民ミュージアム」が指定管理者制度によりリニューアルオープン、4月16日(日)まで「スプリングイベント」を開催中
2017/5/13エントリ 川崎市市民ミュージアムで5月中の休日に「古代の火おこし体験」を開催中、5月7日(日)にアイルランドの名作アニメーション「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」を小中学生無料で上映
2017/6/28エントリ タバ作戦最寄りの「武蔵小杉の映画館」、川崎市市民ミュージアム映像ホールに「シン・ゴジラ」再上陸!7月の毎週末に川崎市ゆかりのゴジラ作品を連続上映
2017/7/28エントリ 川崎市市民ミュージアムで開催中「からくりトリックの世界」でトリック3Dアート写真を撮ろう!/7月29日(土)「シン・ゴジラ」が最終2回上映
2017/68/5エントリ 川崎市市民ミュージアムで、バケツ稲を栽培中。「ミュージアムで田んぼ」で元気に育つ稲とメダカたち
2017/12/16エントリ 「2017川崎フロンターレ展」が本日スタート、後援会会員限定エリアにJ1優勝のシャーレ・小林悠選手MVP・得点王トロフィーなどが集結
2018/1/11エントリ 1月14日(日)終了「2017川崎フロンターレ展」での退団選手への寄せ書きと、スマホアプリによる選手とのバーチャル記念撮影
2018/1/14エントリ 東急バス×川崎フロンターレ「Paint it Blue Bus!!」が完成、溝の口~武蔵小杉~川崎駅間運行に先立ち市民ミュージアムで本日お披露目
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2018/7/7エントリ 川崎市市民ミュージアムで「かこさとしのひみつ展」が本日スタート、「からすのパンやさん」「だるまちゃん」関連イベントも順次開催
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2018/7/14エントリ 川崎市市民ミュージアムにて「かこさとしのひみつ展」「SHISHAMO展」と同時開催、「昔のくらしと家庭の道具」で日本の生活発展を追体験
2018/10/19エントリ 武蔵小杉に超A級スナイパー登場。川崎市市民ミュージアムが企画展コラボ「ゴルゴ13×武蔵小杉」特製クリアファイルをコスギフェスタで配布決定
2018/11/2エントリ 川崎市市民ミュージアム「ゴルゴ13」企画展レポート:名作「海に向かうエバ」の全原画を展示、11月3日(土)はさいとう・たかを先生サイン会を開催し入場無料に
2018/12/15エントリ 川崎市市民ミュージアムで「2018川崎フロンターレ展」が本日開幕。スワロフスキー製の風呂桶が燦然と輝き、後援会員限定エリアにJ1連覇のシャーレを展示
2018/12/26エントリ 川崎市市民ミュージアム「2018川崎フロンターレ展」に家長昭博選手MVP・7選手のベストイレブン表彰トロフィーなどが追加展示、ブルーサンタ仕様のふろん太・カブレラも登場
2018/12/15エントリ 川崎市市民ミュージアムで「2018川崎フロンターレ展」が本日開幕。スワロフスキー製の風呂桶が燦然と輝き、後援会員限定エリアにJ1連覇のシャーレを展示
2019/1/4エントリ 川崎市市民ミュージアムで「ビッグコミック50周年展」を開催中、1月13日「新春超ビッグ対談 さいとう・たかを × ちばてつや」の参加申込が1月5日(土)締切に
2019/3/9エントリ 「画業50周年記念展 竹宮惠子 カレイドスコープ」が川崎市市民ミュージアムで開催中、本日開催の竹宮先生トークショー取材レポート
2019/3/19エントリ 川崎市市民ミュージアムの鉄道ジオラマ模型で再現、川崎市臨海部から武蔵小杉など南武線の風景
2019/4/29エントリ 川崎市市民ミュージアムで企画展「岩合光昭写真展 ねこづくし」が開幕、「島の猫」シリーズが初の集約展示

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2019年
07月12日

等々力陸上競技場開催「第70回早慶サッカー定期戦」を早大が制し男子8連勝、女子18戦無敗を継続。ハーフタイムにファンキー加藤と両校チアがパフォーマンス

【Reporter:あさお】

本日、等々力陸上競技場において「第70回早慶サッカー定期戦」および「第18回早慶サッカー女子定期戦」が開催されました。

本試合は「早慶クラシコ」と呼ばれる、早稲田大学ア式蹴球部と慶應義塾体育会ソッカー部(※)による伝統の定期戦です。

男子定期戦においては早稲田大学が後半アディショナルタイムに10番・加藤拓己選手がゴールを決め、1-0で劇的な勝利を収めました。
これにより、早稲田大学が定期戦8連勝となります。

※慶應義塾大学では、サッカー部を「ソッカー部」と表記します。

■歓喜の早稲田大学ア式蹴球部

歓喜の早稲田大学ア式蹴球部 

早慶サッカー定期戦

また女子定期戦においても早稲田大学が4-1で勝利しました。
女子においては、定期戦が始まって以来、早稲田大学が18戦無敗を守っています。

■「早慶クラシコ」のフォトスポット 
「早慶クラシコ」のフォトスポット

■「早慶サッカー定期戦」が開催された等々力陸上競技場
早慶サッカー定期戦が開催された等々力陸上競技場

「早慶サッカー定期戦」は、長年国立競技場で開催されてきました。
同競技場が2013年に建て替えのために解体されたことにより、2014年からは等々力陸上競技場で開催されています。

2020年には新国立競技場が供用開始になることから、等々力陸上競技場開催は今回が最後となるかもしれません。

この定期戦は、当日自由席券1,000円で観戦できます。
一部閉鎖エリアはありますが、細かいチケット種別はないため、普段の川崎フロンターレ戦ではあまり行かない席も色々試せるのが特徴です。

今回はメインスタンドの上から、見やすい斜め俯瞰で観戦してみました。

■早稲田大学の応援席
早稲田大学の応援席

■慶應義塾大学の応援席
慶應義塾大学の応援席 

両大学の応援席は、基本的にバックスタンドを二分する形です。
普段のホーム寄りが早稲田大学、ビジター寄りが慶應義塾大学でした。

それぞれの応援席には、緩衝帯はありません。
学生たちのモラルで十分制御可能で、トラブルになるような懸念はあまりないということでしょう。

■早慶サッカーの攻防
早慶サッカーの攻防

早慶サッカーの攻防

早慶サッカーの攻防 

本日の早慶サッカー定期戦は、一進一退の攻防となりました。

慶應義塾大学も押し込む展開がありましたが、決定機を逸するなど決めきることができませんでした。
アディショナルタイム、終了間際で1点を挙げて勝利した早稲田大学のスタンドは、たいへんな歓喜に包まれました。

慶応義塾大学はこれで定期戦は8連敗ですから、また来年に期する思いも強くなったことと思います。

■ハーフタイムショー


ハーフタイムショー

■両大学応援部チアリーディングのパフォーマンス
両大学応援部チアリーディングのパフォーマンス

チアリーディングのパフォーマンス

チアリーディングのパフォーマンス

ハーフタイムショーは、元「FUNKY MONKY BABY」のファンキー加藤さんのライブと、両大学の応援部チアリーディングによるパフォーマンスでした。

両大学合わせて大変多くの部員が集結し、協力してのパフォーマンスは見ごたえがあります。

■試合終了後のエール交換
試合終了後のエール交換

試合は勝敗がわかれましたが、終了後はお互いにエール交換です。

伝統の定期戦として、来年以降も長く早稲田大学・慶応義塾大学の切磋琢磨は続いていくことでしょう。

■メインスタンドから見える武蔵小杉の高層ビル群
メインスタンドから見える武蔵小杉の高層ビル群 

メインスタンドからは、武蔵小杉の高層ビル群がよく見えました。 バックスタンドに広げられているのは、慶應義塾大学のユニフォーム型のビッグフラッグです。

■早スポ・ケイスポ
早スポ・ケイスポ

■応援グッズ
応援グッズ

等々力陸上競技場では、両校のスポーツ新聞「早スポ」「ケイスポ」や応援グッズが配布されていました。
スポーツ新聞は両大学の新聞部が編集されたもので、選手の情報などを知っておくとより観戦が楽しめます。

■天皇杯2回戦「川崎フロンターレvs明治大学戦」
等々力陸上競技場の明治大学応援席

7月3日の天皇杯2回戦では、川崎フロンターレと明治大学が等々力陸上競技場で対戦しました。

1-0で川崎フロンターレが勝利したものの明治大学のパフォーマンスはきわめて高く、大学サッカーの力を証明する形になりました。

等々力陸上競技場では、早慶サッカー定期戦は来年はないかもしれませんが、毎年高校サッカーの試合やユースの試合、当然ながら陸上競技大会などもあります。

様々なスポーツ観戦を、気軽に楽しんでみるのも良いかもしれません。

【関連リンク】
早慶サッカー定期戦 ウェブサイト
2008/11/8エントリ 陸の王者、武蔵小杉の空を飛ぶ
2016/7/29エントリ 慶應義塾大学日吉キャンパスから見る、武蔵小杉の高層ビル群と井田病院
2016/9/21エントリ 武蔵小杉の「ひと」(11):慶應義塾大学「Joint」代表、コスギフェスタ2016の地域運動会「コスギんピック」発起人・大和田樹さん
 ・2017/7/15エントリ 等々力陸上競技場で「早慶クラシコ 早慶サッカー定期戦」が開催、早稲田大学が男子6連勝、女子無敗を守る
 ・2017/10/7エントリ 慶應義塾大学理工学部「第18回矢上祭」が10月7日(土)・8日(日)開催:子どもが楽しめるサイエンス企画満載、明日8日はロボコンや花火大会も実施
2017/10/30エントリ 慶應義塾大学理工学部「矢上キャンパス」から見る、武蔵小杉の高層ビル群と東海道新幹線のトンネル
2019/1/5エントリ 等々力陸上競技場で「第97回全国高校サッカー選手権大会」の一部試合が開催、青森山田高校・大津高校など強豪校が激突
2019/7/4エントリ 天皇杯緒戦「明治大学戦」で川崎フロンターレ中村憲剛選手が復帰し勝利。等々力陸上競技場に明大マスコット「めいじろう」も登場

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2019年
06月30日

向河原駅前の「開かずの踏切」迂回路が歩行者・自転車専用で本日供用開始、アンダーパス側から地域住民や玉川中生徒らが通行

【Reporter:はつしも】

本日6月30日17時より、JR向河原駅前踏切の迂回路が供用開始になりました。

これにより、同踏切を通過せず、NEC玉川ルネッサンスシティ側から南武線のアンダーパスをくぐることができるようになりました。

■向河原駅前踏切の迂回ルート図
向河原駅前踏切の迂回ルート図
川崎市報道発表資料より

この迂回路の整備については、2019/6/17エントリでご紹介いたしました。

向河原駅前踏切が、朝ラッシュ時には遮断時間の長い「開かずの踏切」であることから、かねてより周辺地域から整備の要望が上がっていたものです。

■向河原駅下りホーム脇の貨物線「市ノ坪短絡線」跡地(迂回路整備前)
向河原駅下りホーム脇の貨物線跡地

南武線はかつては私鉄の「南武鉄道」であり、多摩川の砂利を運ぶなど貨物列車として活用されていました。

当時、国鉄・私鉄間の貨物列車直通はできなかったため、向河原駅に貨物受け渡しの設備が作られ、JRの貨物路線と接続するために、南武線と一部並走してから分岐する短絡線「市ノ坪短絡線」が1929年9月11日に作られました。

1944年に南武鉄道が国有化されてからもこの短絡線は使用されていたようですが、貨物専用の武蔵野南線(地下の貨物線)が整備されたことによりその役目を終え、1973年10月1日に廃止となりました。

今回迂回路が整備されたのは、この短絡線の跡地です。
上記写真は、迂回路が整備される前の遊休地だったときに撮影したものでした。

■供用開始直前の迂回路出入口(向河原駅側)
供用開始直前の迂回路(向河原駅側)

そしてこちらは、供用開始直前の迂回路出入口(向河原駅側)です。
さきほどの写真と近いアングルで撮影したもので、南武線の跨線橋が同じように写っているのがわかると思います。

■供用開始直前の迂回路出入口(アンダーパス側)
供用開始直前の迂回路(アンダーパス側)

一方こちらは、同じく供用開始直前の迂回路(アンダーパス側)です。

向河原駅前は供用開始を待つ人も少なかったのですが、こちらは周辺地域住民の皆さんが多数集まっていました。

迂回路の形状からして、もともとアンダーパス側にお住いの方が向河原・武蔵小杉新駅方面に向かう需要のほうが多いということでしょうかね。

■17時に迂回路供用開始
迂回路の供用開始

17時に供用開始

そして本日17時に、迂回路が共用開始です。
待機していた地域住民の皆さんや、たまたま通りかかった玉川中学校の部活動の生徒たちなどが次々と迂回路に吸い込まれていきました。

■迂回路の構造
迂回路の構造

迂回路は、自動車やバイクは通行することができません。

左側が自転車の上り線・下り線、右側が歩行者用のスペースになっています。

■中丸子老人いこいの家
中丸子老人いこいの家

NEC玉川事業場と南武線の間

迂回路は、アンダーパス側から入るとすぐ左側に中丸子老人いこいの家があります。
その先はNEC玉川事業場と、南武線の間を通っていく形です。

■送電鉄塔
送電線

迂回路を歩いていくと、南武線の上に送電線を通す送電鉄塔がありました。

この送電鉄塔の柱が「南武線と迂回路の外側」に立っていることから、前述のとおり、この迂回路の用地がかつては鉄道用地であったことがあらためてわかります。

なお、この送電鉄塔は玉川中学校前の「向河原変電所」からNEC玉川事業場まで送電線を延ばすもので、「中原線」という名称があります。
2018/10/16エントリでご紹介しておりますので、ご関心ある方は参照ください。

■南武線向河原駅
南武線向河原駅

■向河原駅側の出入口に到着
向河原駅側の出入口に到着

迂回路を進むと、右手に南武線向河原駅が見えてきました。
そして向河原駅側の出入口に到着です。

なお、この迂回路は、武蔵小杉再開発地区から下沼部小学校への通学路としては利用されないそうです。

現状の通学路は向河原駅前で十分な歩道もなく、車が至近距離を通るなどの危険性があります。

ただ、一方でこの迂回路は一本道で途中に逃げ場もないことから、児童を通学させるにはリスクがあるという判断ということでした。
不審者や通り魔等の犯罪を懸念されたものでしょう。

ただ、武蔵小杉方面から川崎市立橘高等学校や玉川中学校、あるいは平間方面への通行には便利になりそうですね。

実際の利用状況等については、明日7月1日以降、もう少し認知度が向上してからの平日を観察する必要があると思います。

【関連リンク】
川崎市報道発表資料 【JR南武線】向河原駅前踏切の迂回路利用に関するお知らせ。
2010/10/11エントリ 向河原駅のNEC専用改札口
2011/2/23エントリ 南武線快速電車運行開始ポスターと、踏切横断注意
2011/8/3エントリ 御幸踏切の馬頭観音
2011/8/9エントリ 向河原駅前踏切を2倍近く拡幅へ
2010/10/12エントリ 開かずの御幸踏切と、隣接の歩道橋
2012/3/8エントリ 開かずの「御幸踏切」の歩道橋改修
2014/7/20エントリ JR南武線向河原駅前の踏切拡幅工事が完了し供用開始
2015/12/2エントリ 戦火に消えた、南武線の駅。玉川中学校・橘高校前の「武蔵中丸子駅」跡地探訪
2016/4/25エントリ  JR向河原駅から延びる、歴史の遺構。「市ノ坪短絡線」廃線跡の緑道を巡る
2018/10/16エントリ JR東日本向河原変電所から、NEC玉川事業場まで続く「送電鉄塔中原線」をめぐる
2018/11/17エントリ 武蔵小杉再開発地区から下沼部小への通学路で安全向上取組中。踏切拡張に続き歩道にグリーンベルト設置、同小PTAが見守り活動を継続
2019/6/17エントリ 向河原駅前の「開かずの踏切」迂回路を整備、歩行者・自転車専用で2019年6月30日(日)17時に供用開始決定

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2019年
06月29日

川崎市動物愛護センター「ANIMAMALLかわさき」見学レポート:移転拡張により各種設備が充実

【Reporter:はつしも】

川崎市上下水道局の平間配水所の一部用地を活用して、川崎市動物愛護センター「ANIMAMALL(アニマモール)かわさき」が2019年2月にオープンしました。
同施設のオープンについてはこれまでも何度かお伝えしてまいりましたが、先般館内の見学をさせていただきましたので、レポートしたいと思います。

■川崎市動物愛護センター「ANIMAMALLかわさき」
ANIMAMALLかわさき

川崎市動物愛護センターは、「動物を通じて、誰もが集い、憩い、学べる交流施設」として、様々な活動団体等とも連携して「いのちを学ぶ・つなぐ・守る」役割を果たすことを目的としています。
また、動物を通じて人々が幸せを感じ、命を大切にし、やさしさあふれる「人と動物が共生する心豊かなまち」を実現するための役割を担うものとされています。

具体的な事業としては、動物の愛護に関する法令等に基づき保護された犬・猫等の動物情報を公示して飼い主への返還を支援しつつ、返還されない動物やセンターに引き取られた動物について、あらたな引き取り手への引渡しを行なう「再飼養支援事業」を行なっています。

従来のセンターは高津区蟹ヶ谷の矢上川沿いにありまして、過去のエントリでご紹介しておりました。
建物の築年数が経過して老朽化が進んだこと、また最新のニーズに応えることが難しくなってきたことから、新たなセンターが移転新築されたものです。

■「ANIMAMALLかわさき」の名称
ANIMAMALLかわさきの名称

従来のセンターでは、「川崎市動物愛護センター」以外に特段の名称・愛称はつけられていませんでした。
今回、新たなセンターを整備するにあたっては愛称の公募が行われ、市内からの727作品の応募の中から、Web投票および近隣小学校の児童投票で最多得票を獲得した「ANIMAMALL」が選定されました。

■フロアガイド
フロアガイド

「ANIMAMALLかわさき」のエントランスには、フロアガイドが掲示されています。
全体で3フロアありまして、1階は動物愛護の啓発ルームや事務所、2階は主に犬関係、3階は主に猫関係の施設が配置されていました。

■「館内はご自由に見学していただけます」
館内はご自由に見学していただけます

入口には、「館内はご自由に見学していただけます」と掲示があり、特段受付等不要で見学して回ることができます。
関係者以外立ち入りできないエリアは施錠やその旨掲示がしてありますので、ご注意ください。

■犬・猫の譲渡情報
犬・猫の譲渡情報

犬・猫の譲渡情報

前述の通り「ANIMAMALLかわさき」の主な事業として、保護された動物をあらたな引き取り手に引き渡す「再飼養支援事業」があります。
エントランスのデジタルサイネージや1階の啓発ルームには、引き取り手を探している犬・猫の譲渡情報が掲出されていました。

これらの情報は、ウェブサイトでも参照することができます。

■ANIMAMALLかわさきfacebookページ 猫譲渡会のお知らせ


譲渡会の情報は、facebookページでも告知されています。
直近では7月7日(日)に猫の譲渡会が行われるということです。

■建物中央部の階段と吹き抜け
建物中央部の階段と吹き抜け

3階建ての建物は、中央部が階段と吹き抜けになっています。
最上部には天窓がありまして、自然光が入って明るい雰囲気になっていました。

■2階「犬の気持ちを知ろう!」
犬の気持ちを知ろう!

■3階「猫の気持ちを知ろう!」
猫の気持ちを知ろう!

大まかに2階に犬関係、3階に猫関係ということで、それぞれのフロアには壁面に犬・猫との適切なコミュニケーションを理解するための啓発ビジュアルが掲示されていました。
実際に飼育されている方であれば常識的なことかもしれませんが、譲渡ではじめてペットを迎える方もいらっしゃると思います。

■2階 学習コーナー
学習コーナー

学習コーナー

こちらは2階の学習コーナーです。
小さいお子さんのプレイスペースに、動物に関連する絵本などの図書が置いてありました。

■2階 トリミング室
トリミング室

学習コーナーの隣にあったのは、トリミング室です。
ガラス張りで内部が見えるようになっていますから、トリミング実施中に見学も可能です。

■2階 手術室
手術室

同じく2階には、手術室もありました。
ペットの手術というと避妊手術が頭に浮かびますね。

ここでは保護時にけがをしている動物の治療や、さまざまな手術を行っているということでした。

■2階、3階 行動観察室
行動観察室

行動観察室

保護された動物は、それまでの境遇から警戒心が強くなっていたりすることもあります。
それぞれに個性もありますから、引き取り手が現れたからと単純に引き渡すだけではうまくいかない場合もあります。

こちらの「行動観察室」は、実際の住宅での暮らしをイメージしながら、動物と引き取り手の方の相性を確認する施設になっています。

行動観察室は2階に犬用、3階に猫用がそれぞれ設けられていました。

■3階 ベビィにゃんmeetsルーム
ベビィにゃんmeetsルーム

行動観察室に近い性質の設備として、「ベビィにゃんmeetsルーム」があります。

猫を飼っていらっしゃる方であれば、室内の設備を見てテンションが上がるのではないでしょうか。
いわゆる「キャットタワー」や猫用の渡り廊下などが室内全域に張り巡らされています。

これは、猫が上下運動が可能な状況で、外の猫と同じ空間にいた場合にそれぞれどのような行動をとるか観察を行うための部屋です。

この部屋に入るのは譲渡対象の猫で、譲渡希望の方は室内への立ち入りも可能です。
見学の方でも、ガラス越しに猫がキャットタワーを飛び上がったりする様子を観察できます。

■2階 犬舎
犬舎

犬舎

■3階 譲渡猫室
譲渡猫室

■新しい飼い主を待つ猫
新しい飼い主を待つ猫

■譲渡猫の情報
譲渡猫の情報

もちろん、犬・猫それぞれの部屋もあります。
3階にあるのは譲渡猫室で、新しい飼い主を待っている猫たちが並んでいました。

■外のお散歩
外のお散歩

そして犬の場合は適切なお散歩も必要ですね。
建物の周囲には平間配水所周辺の遊歩道などがありまして、職員の方がお散歩をさせてあげる姿が見受けられました。

■研修室
研修室

3階には、大小の会議室・研修室がありました。
ここでは動物愛護に関連した会議等が開催されます。

直近では、地域向けに動物の適正飼養セミナーなども開催されていました。

■ANIMAMALLかわさきから見える武蔵小杉のタワーマンション
ANIMAMALLかわさきから見える武蔵小杉のタワーマンション

「ANIMAMALLかわさき」のテラスからは、武蔵小杉のタワーマンションが見えました。
武蔵小杉からの距離は少々ありますが、なかなか充実した施設になっていたのではないかと思います。



なお、「ANIMAMALLかわさき」では、夏休みに小学2~6年生を対象にしたサマースクールを開催します。
このサマースクールでは、バックヤードの見学や、センターの獣医さんのお仕事体験などを行います。

6月25日から先着順で受付を開始していますが、すでに一部日程は定員満了になっています。
参加費無料ですし、定員も15名と多くはないため、一般に知れ渡りますとすぐに埋まってしまうのではないでしょうか。

現段階で2~3年生対象の回しか残っていませんので、希望される方は下記関連リンクをご参照の上、お早めにお申込みください。

■川崎市動物愛護センター「ANIMAMALLかわさき」の施設概要
●所在地:中原区上平間1700-8
●開館時間:8:30~17:15
●休館日:金曜日、土曜日

■マップ


【関連リンク】
川崎市ウェブサイト ANIMAMALLかわさき
川崎市ウェブサイト ANIMAMALLかわさき 小学生向けサマースクールのご案内
川崎市 川崎市動物愛護センター愛称決定及び移転のお知らせ
川崎市動物愛護センター facebookページ
2014/11/28エントリ 川崎市動物愛護センターが中原区上平間に2018年度移転へ
2018/5/21エントリ 川崎市が旧平間配水所用地に建設中「川崎市動物愛護センター」の愛称を5月31日(木)まで募集
2019/1/18エントリ 上平間の新・川崎市動物愛護センターの愛称が「ANIMAMALLかわさき」に決定、2019年2月12日に移転オープン

(平間配水所関連)
2016/9/7エントリ 臨海部の工業用水を支える「平間配水所」の調圧塔と、川崎市中部学校給食センター・動物愛護センター整備
2017/12/1エントリ 川崎市立中学校の学校給食が本日より完全実施、中原区内では上平間の中部学校給食センターから配送を開始
2018/2/11エントリ 平間配水所用地に16,000平米の多目的広場「FUSOグリーンガーデン」が供用開始、川崎市中部学校給食センターに続き用地の有効活用が進む

(動物愛護関連)
2016/8/28エントリ 中原区の、知られざる猫スポット。「猫のミュージアム ラッキーフィールド」訪問レポート
2017/9/27エントリ 動物愛護週間の中原区役所で開催、「動物愛護フェアかわさき2017」レポート

(平間関連)
2011/7/16エントリ 「ガス橋」と平間の渡し
2014/11/21エントリ 下平間のバス停「住宅前」と、「武道館前」
2015/5/26エントリ  南武線各駅開業88周年記念展示(4):「平間駅」
2016/12/22エントリ 多摩川の築堤を直訴「アミガサ事件」による「有吉堤」完成から100年。八幡大神・中丸子児童公園の記念碑と遺構をめぐる
2018/1/9エントリ 多摩川近くの風車状交差点「古市場交差点」周辺の、昭和の街並みを巡る
2018/4/25エントリ 二ヶ領用水支流の暗渠巡り(1):中丸子堀跡地の「中丸子緑道」に春の散策シーズンが到来
2018/4/29エントリ 二ヶ領用水支流の暗渠巡り(2):中丸子緑道から分岐「中丸子南緑道」「北谷町緑道」の美しい花壇と南武線

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2019年
06月25日

府中街道・市ノ坪のパチンコ店「パーラーパル3」が閉店、周辺ではマンションや有料老人ホームの建設も進む

【Reporter:はつしも】

市ノ坪の府中街道沿いで営業をしていたパチンコ店「パーラーパル3」が、2019年5月31日をもって閉店しました。

またこの周辺地域では土地利用の転換が進んでおり、マンションや有料老人ホームの建設計画も進められています。

■閉店した「パーラーパル3」
閉店したパーラーパル3

閉店した「パーラーパル3」

閉店したパーラーパル3

■閉店のお知らせ
閉店のお知らせ

「パーラーパル3」は、府中街道と東海道新幹線の交点近くにありました。
武蔵小杉からは市ノ坪交差点を過ぎて南下していくと、右側に大きな看板が見えてきます。

■「パーラーパル3」の電飾看板
大きな電飾看板

この電飾看板は、ビル3階程度の高さがあります。
来店されたことがなくても、この看板はご記憶にある方も多いのではないでしょうか。

■上階で閉店した「ハローストレージ」
ハローストレージ

■多摩川電機製作所
多摩川電機製作所

このビルは複合施設になっていて、パチンコ店「パーラーパル3」の上階では貸倉庫の「ハローストレージ」や、民間企業のオフィスなどが入居していました。
「パーラーパル3」と同時期に、「ハローストレージ」も閉店されているようです。

「パーラーパル3」および「ハローストレージ」の跡地利用については、今のところわかりません。
ただ、幹線道路沿いで駐車場スペースもありますから、一定の店舗ニーズはあるような気がいたします。

■「パーラーパル3」裏手のマンション建設地
裏手のマンション建設地

■マンションの建設計画
マンションの建設計画 

「パーラーパル3」のビル裏手では、7階建てのマンション建設計画が進められていました。
市ノ坪のこの周辺では、工場跡地などを中心に活発にマンション開発が進められています。

この隣にも未利用と思われる駐車場用地もありましたので、そのうち何らか活用されるような気がいたします。

■有料老人ホームの建設計画
有料老人ホームの建設地

■有料老人ホームの建設計画
有料老人ホームの建設計画

また、この近くの「ベネッセ市ノ坪保育園」の隣接地では、有料老人ホームの建設工事が着工していました。

一般に、老人ホームと保育園のお子さんの交流などをするケースもあるようです。
本事業が意図したものか、実際に何らかのコラボレーションがあるのかどうかはわかりませんが、ここでは少なくとも元気なお子さんの声が聞こえてきそうですね。

■「パーラーパル3」と府中街道
パーラーパル3と府中街道 

府中街道では、長期間にわたる拡幅事業が進められています。
特に市ノ坪交差点以北では、今後も各所で建物の更新や土地利用の転換が行われることでしょう。

■パチンコ店が建て替えられた「新恵商事ビル」
新恵商事ビル 

一方、武蔵小杉駅前では、近年「百億兆」「CLUB SQUARE」など、近年パチンコ店の閉店が続いていました。

日本全体においてもパチンコ店の数は減少傾向にありまして、武蔵小杉周辺の動向はその縮図といえるかもしれません。

「パーラーパル3」を利用されていた方の需要は、地域最大規模の店舗「KOSUGI PLAZA」や元住吉のパチンコ店などが吸収することになるでしょうか。

【関連リンク】
2012/12/18エントリ 西街区の「KOSUGI PLAZA」がエクラスタワー商業施設移転のため閉店
2013/6/15エントリ 東急武蔵小杉駅南口のパチンコ店「百億兆」「CLUB SQUARE」が閉店
2013/12/4エントリ 「ABC-MART武蔵小杉店」が2014年1月中旬閉店へ、「LUCCA7」が「健康パチンコ文間善麓」として12月12日改装オープン

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2019年
06月17日

向河原駅前の「開かずの踏切」迂回路を整備、歩行者・自転車専用で2019年6月30日(日)17時に供用開始決定

【Reporter:はつしも】

2018/11/17エントリにおいて、向河原駅前の踏切における下沼部小学校PTAによる安全向上の取り組みについてご紹介しました。
この踏切は多くの児童らが通学することから、これまでにも踏切の拡張などが行われてきましたが、朝ラッシュ時の遮断時間が長く、「開かずの踏切」とも呼ばれてきました。

この踏切を迂回し、南武線のアンダーパスをくぐるためのアクセスルートの整備が進められ、2019年6月30日(日)17時をもって供用開始になることが発表されましたので、お伝えします。

■向河原駅前踏切の迂回ルート図
向河原駅前踏切の迂回ルート図
川崎市報道発表資料より

まずこちらが、迂回ルート図です。

南武線のNEC玉川事業場側に迂回路を整備することで、「中丸子老人いこいの家」の前で南武線のアンダーパスをくぐることができるようになります。

これにより、武蔵小杉再開発地区から向河原方面に、踏切を渡らずに行き来できるというわけです。

なお、この迂回路は歩行者・自転車専用であり、車・バイクは通行することができません。
 
 ■迂回路の入口
迂回路の入口

迂回路の入口

■迂回路整備工事の看板
迂回路整備工事の看板

一方、こちらが新たな迂回路の入口です。
JR向河原駅とNEC玉川事業場の間に、歩道が設けられる計画です。

現地の看板では、7月31日までが工事期間となっています。
歩道は6月30日に供用開始となりますが、残工事が7月まで続くということです。

■南武線沿いに続く迂回路
向河原駅から見た迂回路

■中丸子老人いこいの家の前で既存の道路と合流
中丸子老人いこいの家の前で既存の道路と合流

■中丸子老人いこいの家の前から
中丸子老人いこいの家から

迂回路は、南武線の線路沿いにまっすぐ、中丸子老人いこいの家の前まで続いています。
ここで既存の道路と合流です。

この場所にはかつての貨物線の遺構「市ノ坪短絡線」がありまして、2016/4/25エントリでご紹介しておりました。

■南武線のアンダーパスへのアクセス部分
南武線のアンダーパス

南武線のアンダーパス

そしてこちらが、老人いこいの家の目の前の南武線のアンダーパスです。
あまり高さはないのですが、大人でもよほど長身でなければ普通に通行できます。

NEC玉川事業場側からここが通行できるようになれば、便利になる方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

■踏切の交通整理員
踏切の整理ボランティア

■向河原駅前の商店街「向河原商栄会」
向河原駅前の商店街

今回のような、鉄道施設に間接的にでもかかわる工事は様々なハードルが生じやすく、なかなか事業が進まないことが多いです。

この迂回路もかねてから要望がありましたが、完成が見えるところまでこぎつけるのは簡単ではなかったように思います。
 
 将来的には南武線の連続立体交差事業がすすめられますが、相当先の話になりますから、まずは一歩前進というところですね。
 
【関連リンク】
川崎市報道発表資料 【JR南武線】向河原駅前踏切の迂回路利用に関するお知らせ。
2010/10/11エントリ 向河原駅のNEC専用改札口
2011/2/23エントリ 南武線快速電車運行開始ポスターと、踏切横断注意
2011/8/3エントリ 御幸踏切の馬頭観音
2011/8/9エントリ 向河原駅前踏切を2倍近く拡幅へ
2010/10/12エントリ 開かずの御幸踏切と、隣接の歩道橋
2012/3/8エントリ 開かずの「御幸踏切」の歩道橋改修
2014/7/20エントリ JR南武線向河原駅前の踏切拡幅工事が完了し供用開始
2015/12/2エントリ 戦火に消えた、南武線の駅。玉川中学校・橘高校前の「武蔵中丸子駅」跡地探訪
2016/4/25エントリ  JR向河原駅から延びる、歴史の遺構。「市ノ坪短絡線」廃線跡の緑道を巡る
2018/11/17エントリ 武蔵小杉再開発地区から下沼部小への通学路で安全向上取組中。踏切拡張に続き歩道にグリーンベルト設置、同小PTAが見守り活動を継続

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2019年
06月12日

向河原で小学生向けお菓子教室も開催。タルトとケーキと軽食の「Café TORTE(カフェトルテ)」

【Reportrer:たちばな】

向河原の南武沿線道路沿いに、「Café TORTE(カフェトルテ)」というお店があります。
本日は同店のタルトをご紹介したいと思います。

■南武沿線道路沿いの「Café TORTE(カフェトルテ)」
南武沿線道路沿いの「Cafe Torte(カフェトルテ)」

■オレンジ色の壁面と看板
オレンジ色の看板

「Café TORTE」は、向河原駅から南武沿線道路に出て、少し武蔵小杉方面に北上したところにあります。
オレンジ色の壁面と看板が目印ですので、道路沿いを歩けばすぐに見つかることと思います。

■「Café TORTE」の2階客席
「Cafe Torte」の2階客席

店舗は2階建てになっていまして、1階がタルトやケーキのショウケースとレジ、キッチン、2階ロフトが客席という構成です。
客席は2人掛けテーブルが2組、2人掛けテーブルが2組、合計12席でした。

■「いちごタルト」
いちごタルト

今回は、「いちごタルト」(単品500円)をいただいてみました。
いちごは上部にハーフカットで載っているほか、タルトの中にもひとつ、入っていました。

いちごクリームに適度な酸味が加わり、シンプルながらも安定の仕上がりです。

この「いちごタルト」のほか、「いちごのショートケーキ」「チョコレートケーキ」「カプチーノチーズケーキ」「オレンジタルト」「キャラメルバナナパリブレスト」がそれぞれ450円~500円でありました。

なお、国産いちごが終了したため、「いちごのショートケーキ」は現在は「ブルーベリーショートケーキ」に変わっているそうです。
同様に「いちごタルト」も別メニューに変わっているのではないかと思いますので、あらかじめご了解ください。

■紅茶(ケーキ・タルトとセットで750円)
紅茶

紅茶

そしてタルトやケーキといえば、紅茶が飲みたくなりますね。
紅茶、コーヒー、カフェラテやオレンジジュースなどがメニューにありました。

単品の場合はポットやカップで500円前後ですが、
お好きなタルト・ケーキと一部ドリンクの「ケーキセット」(750円)が手軽です。

■「Café TORTE」facebookページ


その他、「Café TORTE」では軽食メニューもありました。

パスタプレート、キッシュプレートなどのほか、「ごはんorサンドorキッシュ」にセットドリンクを加えて1,000円、さらにケーキを加えて1,300円のランチタイムセット(11:00~14:00)もあります。

■小学生向けの「おかし教室」
小学生向けの「おかし教室」

また、「Café TORTE」では、小学生向けの「おかし教室」も開催しています。

直近では6月14日(金)に父の日向け「ラッピングチョコバー」、28日(金)に「フルーツクレープ」の教室がありますので、ご関心ある方はお問い合わせください。

少人数制のため、定員満了の可能性があります。あらかじめご了承くださいませ。

■「Café TORTE(カフェトルテ)」の店舗情報
●所在地:中原区下沼部1705
●営業時間:11:00~19:00
●定休日:日曜日・水曜日
●facebookページ:

●twitter:https://twitter.com/cafe_torte

■マップ


【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:カフェ Café TORTE(カフェトルテ)

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2019年
06月07日

上丸子山王町の土日営業ブックカフェ「COYAMA」がギャラリーをオープン、6月はイラストレーター藤岡詩織さんの個展を開催

【Reporter:たちばな】

上丸子山王町の住宅街に、木造建築をリノベーションしたブックカフェ「COYAMA」が2019年5月1日にオープンしたことを、翌日のエントリにおいてお伝えしました。

同店は古書店(COYAMA book)とカフェ(COYAMA cafe)、そしてギャラリー(COYAMA gallery)の複合店舗であり、土日のみ営業しています。
5月中については、このうち古書店とカフェ部分が先行オープンしていました。

そして6月1日の営業日より、ギャラリー(COYAMA gallery)部分がオープンし、イラストレーター・藤岡詩織さんの個展がスタートしましたので、ご紹介します。

■上丸子山王町のブックカフェ「COYAMA」
ブックカフェ「COYAMA」 

ブックカフェ「COYAMA」の店内 

ブックカフェ「COYAMA」は、上丸子山王町の住宅街にあります。
南武線沿いの「下沼部公園」よりも1本北側の道路沿いで、古い印刷工場をリノベーションしたものです。

■新たにオープンしたギャラリー
新たにオープンしたギャラリー

新たにオープンしたギャラリー

そのギャラリーは、ブックカフェ部分の隣の部屋にオープンしました。6畳間ほどのスペースを活用して、壁面等に展示が行われています。

■藤岡詩織さんの作品展
藤岡詩織さんの作品展

藤岡詩織さんの作品展

藤岡詩織さんの作品展

現在行われているのはイラストレーター・藤岡詩織さんの作品展です。
藤岡さんは1989年に神奈川県で生まれ、2010年に桑沢デザイン研究所を卒業されました。

都市の風景に注目したイラストレーションが特徴で、2015年にHB File Competition Vol.26 仲條正義賞 大賞」を、2016 年に「第4回東京装画賞 協賛企業賞 特種東海製紙賞」を受賞するなど活躍しています。

今回は東急線沿線の風景など、さまざまなイラストを展示されていました。
立ち並ぶ大小のビル、交差点、エアコンの室外機など、都市のディテールを切り取った作品が印象に残りました。

■画集やグッズ等の物販
画集やグッズ等の物販  

画集やグッズ等の物販

■藤岡詩織さんの選書
藤崎詩織さんの選書

ギャラリー内では、画集やグッズ等の販売も行われているほか、藤岡詩織さんによる選書コーナーなど、ブックカフェならではの展示もありました。

■藤崎詩織さんの画集「ノスタルジア」
藤岡詩織さんの画集

こちらは、藤岡詩織さんの画集(1,000円)です。
それぞれのイラストに詩を添えた作品になっています。

お会計はブックカフェのレジで精算する仕組みです。

■古書のセレクトの入れ替え
古書のセレクト入れ替え

また、ブックカフェ「COYAMA」の本棚も、前回オープニングでご紹介したときとはまた違ったセレクトになっていました。
こちらは随時入れ替えられているようです。

■月替わりの本棚「Monthly Bookshelf」
マンスリーブックシェルフ

モータースポーツの選書

こちらは店主さんとはまた違う方のセレクトにより、「Monthly Bookshelf」として、モータースポーツに関する本が並んでいました。

毎回新しい本との出会いが楽しめるのも、「COYAMA」の特徴です。

■ジンジャーエール(350円)
ジンジャーエール

ジンジャーエール

■月替わりデザート「焦がしキャラメルのアイス」(380円)
焦がしキャラメルのアイス

そろそろ、蒸し暑くなってまいりました。
ブックカフェで冷たいものなどいただきながら、心静かにギャラリーを眺めてみてはいかがでしょうか。

6月の残り営業日は8日、9日、15日、16日、22日、23日、29日、30日のそれぞれ土日、営業時間は12:00~18:00です。

藤岡詩織さんの展示は6月いっぱいの予定です。

■「COYAMA」Instagram


■「COYAMA」の店舗情報
●所在地:中原区上丸子山王町2-1314
●営業時間:12:00~18:00
●定休日:平日および祝日(土日のみ営業)
●Web:https://coyama.net/
●Instagram:https://www.instagram.com/coyama_bookcafe/
●twitter:https://twitter.com/ccb1314

■「COYAMA」のマップ


【関連リンク】
藤岡詩織 FUJIOKA SHIORI ILLUSTRATION SITE
藤岡詩織twitter
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:カフェ COYAMA
2019/2/24エントリ 上丸子山王町に木造住宅改装ブックカフェ「COYAMA」が2019年5月オープン、SHIBACOFFEEの豆によるコーヒーも提供
2019/5/2エントリ こだわりのブックカフェ「COYAMA」が上丸子山王町にオープン、セレクト古書とともにSHIBACOFFEEのコーヒー・みのやのパン等提供

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