武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2023年
01月31日

川崎市総合自治会館跡地の複合施設名称「KOSUGI iHUG(コスギアイハグ)」と3月25日開業が決定、公式サイトで施設概要も公開

府中街道沿いの川崎市総合自治会館跡地において、東レ建設株式会社を代表企業とする共同事業体が、川崎市との連携・協力のもとで「農・食・健康」をテーマにした複合施設の整備を進めています。

本日、複合施設の名称が「KOSUGI iHUG(コスギ アイハグ)」に決定するとともに、開業日が2023年3月25日(土)となること、同日にはオープニングイベントも開催されることが発表されました。

また公式ウェブサイトやSNSも開設され、入居施設の概要も公表されています。

■「KOSUGI iHUG(コスギアイハグ)」のロゴ
コスギアイハグのロゴ
※事業者提供

複合施設の名称は、本サイトでもお伝えした通り、「KOSUGI iHUG」「KOSUGI DOCK」「KOSUGI sketch」の3候補の中から、プロジェクトサイトでの投票を参考に共同事業体が決定しました。

「KOSUGI iHUG(コスギアイハグ)」は、「集まる」「憩う」「育む」の頭文字をつなぎ合わせて「ア・イ・ハグ」と名付けられたということです。
見方をかえると「iHUG(抱きしめる)」という意味にもなり、「多彩なコミュニティを育む場でありたい」という複合施設の願いが込められています。

■整備中の「KOSUGI  iHUG」
川崎市総合自治会館跡地の複合施設

「KOSUGI iHUG」は、ニヶ領用水に隣接する立地を活かし、緑豊かな居心地のよい空間の創出や多世代が集い、交流し、多様なアクティビティを促す空間として活用し、地域の課題解決やにぎわいの創出・魅力向上を図ることを目的として整備が進められてきたものです。

中央に芝生の広場「アイハグパーク」を配置し、2棟の建物とシェアリングパークのビニールハウスが建設されています。

「アイハグパーク」は一般開放されるともに貸し出しや、「食・農・健」の施設を活かしたイベント開催も予定されているということです。

そして今回、「KOSUGI iHUG」の公式ウェブサイトが開設され、入居施設の概要も公開されました。
基本的には本サイトが2023/1/17エントリで第一報としてお伝えした内容通りですが、「クリニックパーク」の診療科目は「内科・婦人科ほか」とされすべては掲載されていません。

■北側のアウトドアダイニング棟
北川のアウトドアダイニング棟

■「コスギグリルマーケット」のイメージCG
コスギグリルマーケットのイメージパース
※事業者提供

北側のアウトドアダイニング棟では、本サイトがお伝えした通り「コスギグリルマーケット」が出店します。

「地産地消」をコンセプトに地元を含む全国各地の⾷材、トレファームでの収穫野菜、 その他、⽶・⾁・⿂・野菜・キムチ・ドリンクを販売します。

店内のグリル付きテーブルで、 調理・飲食を楽しめるということです。

また本サイトで前回お伝えした地域交流スペース「N-Labo」の概要も告知されました。

多世代交流やイベント会場として活⽤するテラスとの ⼀体利⽤も可能なキッチン併設のコミュニティスペースで、 料理教室や体操等の食や健康に関するイベントが開催されます。

また誰でも利用できる「無料開放」も一部で設定されるということです。

■南側のクリニック・産前産後ケア施設棟
クリニックパーク・産前産後ケア棟

■産前産後ケア施設「クレイドルニューボーンハウス」のイメージCG
クレイドルニューボーンハウスのイメージCG
※事業者提供

南側のクリニックパーク・産前産後ケア施設棟は、クリニックモールと産前産後ケア施設が入居します。

産前産後ケア施設は「Cradle Newborn House(クレイドルニューボーンハウス)」が入居予定です。

⺟⼦の⼼と⾝体の包括ケアを受けられる宿泊機能付きで、助産師及び婦⼈科を配置した⺟乳ケア・沐浴などの育児相談・ ⾻盤ケア・ヨガなどのプログラムを実施するということです。

また本サイトですでにお伝えした通り、婦人科・内科などのクリニックと処方せん薬局も入居します。
クリニックと調剤薬局は2023年4月以降に順次開院予定です。

■「トレファーム」のビニールハウス
ビニールハウス

■「トレファーム」の紹介動画(Youtube)


そしてシェアリングファーム「トレファーム」については、これまでにもご紹介してきました。

「⾼床式砂栽培農業」で腰をかがめなくても、車椅子などでも会員登録で理容できます。

農作業をシェアすることで多様性のある交流を育み、収穫物の⼀部は参加者が持ち帰れるほかイベントでの利⽤やコスギグリルマーケット内での 加工・販売も予定しているということです。


3月25日(土)のオープニングイベントの時間等詳細は公式ウェブサイトで告知されるということですので、関連リンクよりご参照ください。

またtwitter、Instagram、facebookページも開設されていますので、フォローしておくのも良いでしょう。

【リンク】
KOSUGI iHUG ウェブサイト
KOSUGI iHUG twitter
KOSUGI iHUG Instagram
KOSUGI iHUG facebookページ
東レ建設 トレファーム
川崎市報道発表資料 川崎市総合自治会館跡地等活用事業の施設名称と開業日が決まりました
川崎市 パブリックコメント 総合自治会館跡地等の活用に係る土地利用方針(案)について
川崎市 「川崎市総合自治会館跡地等活用の検討に関するサウンディング調査」の結果をまとめました
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他 府中街道拡幅
2013/1/31エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビルに小杉こども文化センターと総合自治会館が移転決定
2014/8/28エントリ 川崎市が「国道409号(小杉工区)沿道まちづくり」を発表、総合自治会館跡地に商業・住居複合ビルを構想
2018/11/8エントリ 川崎市が総合自治会館跡地活用・等々力緑地再編整備について民間事業者からの事業提案を募る「マーケットサウンディング」を実施、2019年1月までに結果公表へ
2019/12/14エントリ 川崎市が総合自治会館跡地の土地利用方針(案)を公表し意見募集、府中街道地権者の共同ビル構想は中止し現会館建物の継続利用案も浮上
2021/2/4エントリ 川崎市総合自治会館跡地にシェアリングファーム・地産地消飲食・子育て支援の複合施設が2022年度中整備へ、武蔵小杉の人気店「ナチュラ」が事業参画
2021/9/30エントリ 府中街道沿いの旧川崎市総合自治会館が更地に、俯瞰&地上写真で在りし日の姿から解体までを振り返る
2022/6/30エントリ 川崎市総合自治会館跡地の複合施設の建物躯体が登場、シェアリングファームや地産地消ダイニング・子育て支援施設の年度内運用に向け工事進む
2022/7/25エントリ 川崎市総合自治会館跡地の複合施設の詳細イメージパースが公開、「農・食・健・憩」を通じたコミュニティの場が2023年春に誕生へ
2022/9/4エントリ 川崎市総合自治会館跡地の複合施設整備工事で二ヶ領用水沿いが年末まで通行止めに、緑道再整備のイメージ図も公表
2022/11/4エントリ 川崎市総合自治会館跡地複合施設「(仮称)武蔵小杉PROJECT」のプロジェクトサイトが開設、11月末まで施設名称3案の投票実施中
2023/1/17エントリ 川崎市総合自治会館跡地の複合施設「(仮称)武蔵小杉PROJECT」のフロア構成(予定)が判明、二ヶ領用水沿いの歩道が供用開始に

Comment(0)

2023年
01月17日

川崎市総合自治会館跡地の複合施設「(仮称)武蔵小杉PROJECT」のフロア構成(予定)が判明、二ヶ領用水沿いの歩道が供用開始に

府中街道沿いの川崎市総合自治会館跡地で、東レ建設を中心とした事業者によるシェアリングファームや地産地消の飲食・子育て支援の複合施設「(仮称)武蔵小杉PROJECT」の再開発が進められています。

2023年春の開業を控えて、工事により通行止めとなっていた二ヶ領用水沿いの歩道が開通しました。

また、2棟の建物のフロア構成についても、現段階で予定されている内容が判明しましたので、お伝えします。

※開業までに変動する可能性もありますので、予めご了承ください。

■川崎市総合自治会館跡地の複合施設
 川崎市総合自治会館跡地の複合施設

川崎市総合自治会館跡地の複合施設は、中央に芝生の広場を挟んで、2棟の建物とシェアリングファームのビニールハウスがあります。

このうち写真左(北側)が「アウトドアダイニング棟」、写真右(南側)が「クリニックパーク・産前産後ケア棟」になっています。

■「アウトドアダイニング棟」
アウトドアダイニング棟

■「クリニックパーク・産前産後ケア棟」
クリニックパーク・産前産後ケア棟

■「アウトドアダイニング棟」のフロア構成(予定)
2F ●地域交流スペース「N-Labo」
●株式会社ナチュラオフィス
●テラス
1F
●卸問屋直売所「コスギ グリルマーケット」

■「クリニックパーク・産前産後ケア施設棟」のフロア構成(予定)
2F ●「クリニックパーク 武蔵小杉Sky」(皮膚科・産婦人科)
●産前産後ケア施設「Cradle Newborn House(クレイドルニューボーンハウス)」
1F
●「クリニックパーク 武蔵小杉Ground」(耳鼻咽喉科・内科)
●そうごう薬局
●駐輪場

今回判明した現段階で予定されているフロア構成は、上記の通りです。

あくまでも予定ですので、開業までに変更される可能性があることを予めご承知ください。

「アウトドアダイニング棟」1階には、地元産を含む食材をグリル付きテーブルで調理して食べられる「コスギ グリルマーケット」があります。

2階は地域交流スペース「N-Labo」、株式会社ナチュラのオフィス、テラスです。


一方、「クリニックパーク・産前産後ケア施設棟」は、クリニックモールと産前産後ケア施設が入居します。

クリニックモールは1階が「クリニックパーク 武蔵小杉Ground」、2階が「武蔵小杉Sky」で、耳鼻咽喉科・内科・皮膚科・産婦人科が開院予定です。

産前産後ケア施設は「Cradle Newborn House(クレイドルニューボーンハウス)」が入居予定です。

また「クリニックパーク・産前産後ケア施設棟」にはまだ用途が不明な広めの区画がひとつあります。

■シェアリングファーム「トレファーム」
複合施設の建物外観

また前掲のほか、すでにご紹介したシェアリングファーム「トレファーム」があります。
上記写真は少し前のものですが、本日時点では綺麗に仕上がってきていました。



■二ヶ領用水の橋から先の歩道が供用開始に
供用開始になった二ヶ領用水の今井南橋先

そして、2022年9月1日から通行止めになっていた二ヶ領用水沿いの「今井南橋」先の歩道が、先日供用開始になりました。

■供用開始になった歩道
供用開始になった歩道

ベンチ

ベンチ

二ヶ領用水沿いの歩道は、従来のソメイヨシノを生かしてきれいに仕上がりました。
円みのある木製のベンチも設置されています。

■広場向かいのステージのようなベンチ
広場前のステージのようなベンチ

そして芝生の広場の向かいには、長いベンチがありました。
奥行きはありませんが、使い方によってはイベントステージにもなりそうな形状でした。

歩道、ベンチとしてはすでにどなたでも利用できますので、一度通行してみてください。



ところで、昨年11月末まで募集していた複合施設の名称案については、当初12月中旬に発表される予定でしたが、1月発表に延期されていました。

■「(仮称)武蔵小杉PROJECT」の名称案
KOSUGI iHUG
コスギ アイハグ
「集まる」「憩う」「育む」。
これらの頭文字をつなぎ合わせて「ア・イ・ハグ」と名付けました。さらに「iHUG(抱きしめる)」という意味を加え、多彩なコミュニティを育む場でありたいという想いも込めています。
KOSUGI DOCK
コスギ ドック
「DOCK」とは波止場や船渠(せんきょ)といった意味をもつコトバ。
この「食・農・建」複合型のコミュニティ・フィールドが豊かな時間を紡ぎ、多彩なコミュニティを深めながら佇み、やすらぐ、憩いの場として多くの方々に親しんでもらいたい。そんな想いを込めたネーミングです。
KOSUGI sketch
コスギ スケッチ
それは、大きなキャンバスに絵を描くように。
ここが利用する方々にとって楽しく豊かに思い思いの時間を紡いでもらえる場所であってほしい。
そして心に残る風景が沢山生まれる場所であってほしい。
そんな想いを込めて「KOSUGI sketch」と名付けました。

もう1月17日ですから、近々発表になるのではないでしょうか。

【関連リンク】
「(仮称)武蔵小杉PROJECT」プロジェクト
東レ建設 トレファーム
川崎市 パブリックコメント 総合自治会館跡地等の活用に係る土地利用方針(案)について
川崎市 「川崎市総合自治会館跡地等活用の検討に関するサウンディング調査」の結果をまとめました
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他 府中街道拡幅
2013/1/31エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビルに小杉こども文化センターと総合自治会館が移転決定
2014/8/28エントリ 川崎市が「国道409号(小杉工区)沿道まちづくり」を発表、総合自治会館跡地に商業・住居複合ビルを構想
2018/11/8エントリ 川崎市が総合自治会館跡地活用・等々力緑地再編整備について民間事業者からの事業提案を募る「マーケットサウンディング」を実施、2019年1月までに結果公表へ
2019/12/14エントリ 川崎市が総合自治会館跡地の土地利用方針(案)を公表し意見募集、府中街道地権者の共同ビル構想は中止し現会館建物の継続利用案も浮上
2021/2/4エントリ 川崎市総合自治会館跡地にシェアリングファーム・地産地消飲食・子育て支援の複合施設が2022年度中整備へ、武蔵小杉の人気店「ナチュラ」が事業参画
2021/9/30エントリ 府中街道沿いの旧川崎市総合自治会館が更地に、俯瞰&地上写真で在りし日の姿から解体までを振り返る
2022/6/30エントリ 川崎市総合自治会館跡地の複合施設の建物躯体が登場、シェアリングファームや地産地消ダイニング・子育て支援施設の年度内運用に向け工事進む
2022/7/25エントリ 川崎市総合自治会館跡地の複合施設の詳細イメージパースが公開、「農・食・健・憩」を通じたコミュニティの場が2023年春に誕生へ
2022/9/4エントリ 川崎市総合自治会館跡地の複合施設整備工事で二ヶ領用水沿いが年末まで通行止めに、緑道再整備のイメージ図も公表
2022/11/4エントリ 川崎市総合自治会館跡地複合施設「(仮称)武蔵小杉PROJECT」のプロジェクトサイトが開設、11月末まで施設名称3案の投票実施中

Comment(0)

2022年
12月18日

横須賀線武蔵小杉駅「新下りホーム」が本日供用開始、コンコース拡張し階段3か所・エスカレーター・エレベーター1基ずつが稼働

横須賀線武蔵小杉駅で整備が進められていた「新下りホーム」が、本日より供用開始になりました。

新下りホームへの階段、エスカレーター、エレベーターも開通し、休日ながら多くの方が利用しました。

明日からの平日ラッシュに、ホーム混雑緩和の期待が高まります。

■本日供用開始になった「新下りホーム」
横須賀線武蔵小杉駅の新下りホーム

横須賀線武蔵小杉駅

武蔵小杉新駅は、武蔵小杉再開発事業の一環として、2010年3月に開業しました。
開業以来、周辺開発の進捗に伴って乗降客数は増加を続け、コロナ禍以前には各種メディアからその混雑状況が指摘されるようになっていました。

これまでに新駅の自動改札機増設や朝ラッシュ時限定の臨時改札口の設置なども行われ、一定の緩和効果がみられました。

さらにJR東日本は、2018年7月17日に武蔵小杉新駅(横須賀線武蔵小杉駅)」のホームを増設し、「1面2線」から「2面2線」にするとともに、新駅北側に改札口を増設することを発表しました。

改札口の増設は「2023年度中(2024年4月まで)」とまだ工事中ですが、本日はこのうち下り方面のホーム増設が先行して完了したかたちです。

新たなホームはNEC玉川事業場側に設置され、下り方面の電車のみの乗降に使われます。

■従来のホームからはロープで封鎖
従来のホームからはロープで封鎖

従来のホームは、ご覧の通り下り方面側はロープで封鎖されていました。

簡単に撤去可能なロープですので、何らかアクシデントの場合などは一時的に活用することもありえるのかもしれませんね。

■新下りホームから発車する相鉄線の車両
相鉄線の車両

■新下りホームに入線する成田エクスプレス
成田エクスプレス

本日は新下りホームの供用開始のみで、何か横須賀線・湘南新宿ライン・直通する相鉄線等の運行に変更があったわけではありません。

いつも通り、各路線の多彩な車両が行き来していました。

■拡張された1階コンコース
拡張された1階コンコース

■階段
階段

階段

■エスカレーター・階段
エスカレーター

■エレベーター
エレベーター

新下りホームの供用開始にあたって、横須賀線武蔵小杉駅の1階コンコースも拡張されました。

一部は改札口の位置が変更された2022/12/4エントリでもご紹介しておりましたが、ガラス張りの壁面が導入され、従来よりも明るく開放感のあるコンコースになっています。

■新下りホームのガラス張り壁面
新下りホームのガラス張り壁面

■外に見える玉川事業場
外に見えるNEC玉川事業場

ガラス張り壁面は、新下りホームにも導入されています。
ここからはNEC玉川事業場の三角屋根が見えました。

■Suicaグリーン券専用販売機
Suicaグリーン兼専用販売機

このほか、新下りホームにはSuicaグリーン券専用販売機、通常のベンチなどが設置されていました。

従来のホーム同様、飲料の自動販売機などはありません。

■「JR武蔵小杉駅」の看板
「JR武蔵小杉駅」の看板

JR武蔵小杉駅の看板

看板の裏側

また、新下りホームの設置により、NEC玉川事業場側の「JR武蔵小杉駅」の看板も新しくなりました。

ただ、従来は電光式で夜に点灯するようになっていたものが、本日はただの横断幕の掲示のようになっていました。

これが暫定的なものなのか、これでFIXなのかどうかはわかりません。
他のJR東日本の駅で、こういったかたちの看板は見かけないように思いますね。

本日は休日でしたので、明日以降が本格的な新下りホームの活用ということになります。

ホームのスペースが大幅に広くなることは間違いありませんので、従来よりもラッシュ時のホームや階段、エスカレーターなどの混雑度が改善されることと思います。

【関連リンク】
JR東日本プレスリリース 横須賀線武蔵小杉駅新下りホームの供用を開始します(PDF)
川崎市 2022年6月1日 まちづくり委員会資料(PDF)

(JR武蔵小杉駅関連エントリ)
2018/7/17エントリ JR東日本が武蔵小杉新駅の混雑緩和対策でホーム増設2面2線化・北側改札口新設を発表、ホーム供用開始は2023年度を予定
2018/9/7エントリ JR東日本が横須賀線・総武快速線に山手線導入の新型車両「E235系」を2020年度から投入、普通車オールロングシートにグリーン車では無料Wi-Fiも提供
2019/7/24エントリ 川崎市がJR武蔵小杉駅南武線ホームに2022年3月ホームドア設置を発表、川崎・武蔵溝ノ口・登戸の各駅にも整備へ
2019/7/25エントリ JR東日本が武蔵小杉新駅横須賀線ホームの安全対策を発表、2019年11月「転落防止注意喚起センサー」2020年3月「スレッドライン」を設置へ
2019/11/30エントリ 本日開業「相鉄・JR直通線」で武蔵小杉から相鉄線方面が直通に、武蔵小杉東急スクエア「崎陽軒」で記念弁当も発売
2021/4/6エントリ JR東日本が2021年度ホームドア整備計画(21駅)を発表、南武線第1号として武蔵小杉駅に整備へ 2021/7/7エントリ JR横須賀線武蔵小杉駅の下り専用ホーム増設工事進む、横浜駅寄りに大きく位置をずらしてホーム躯体と屋根がお目見え
2022/1/18エントリ JR武蔵小杉駅の南武線ホームドア供用開始が2022年3月13日(日)に決定、2月1日・2日に本体設置工事を実施
2022/2/2エントリ JR武蔵小杉駅南武線ホームにホームドア本体が設置完了、3月13日(日)供用開始に向け調整中
2022/2/11エントリ JR武蔵小杉駅北口・南武線駅舎の外壁改修工事が完了しリフレッシュ、駅看板も新調
2022/3/14エントリ JR武蔵小杉駅南武線ホームドアが供用開始、南武線では導入第1号に
2022/6/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅新規改札口の川崎市・JR東日本施行協定資料が公表、上丸子跨線橋からのルート新設し2023年度供用開始を計画
2022/9/16エントリ JR東日本が横須賀線武蔵小杉駅「新下りホーム」の2022年12月18日(日)供用開始を発表、改札口新設は2023年度内に
2022/12/4エントリ JR武蔵小杉駅「横須賀線新下りホーム」12/18供用開始を控え、本日12/4より改札位置が変更(原状復帰)に

Comment(8)

2022年
12月13日

「3rd Avenue Food Market」で初の店舗入れ替え、「銀座かつら」跡地にスペインバル「Claro(クラロ)」がオープン

武蔵小杉駅前の複合ビル「Kosugi 3rd Avenue(コスギサードアヴェニュー)」のフードホール「3rd Avenue Food Market(サードアヴェニューフードマーケット)」に、久々の新店舗が登場です。

スペインバル「Bar de España Claro(クラロ)」が、2022年12月3日にオープンしました。

■スペインバル「Bar de España Claro(クラロ)」
スペインバル「クラロ」

「3rd Avenue Food Market」は、「Kosugi 3rd Avenue」1階の南側、「サウスパーク」に面した区画に2020年12月3日にオープンしました。

L字型のフロアに9店舗と、イートイン席が用意されているほか、各店舗でテイクアウトも可能です。

ファミリー向けの「フードコート」とは異なり、大人がお酒を楽しめるのがコンセプトの「フードホール」という業態になっています。

当初オープンした9店舗のうち、天ぷら・焼酎の「銀座かつら」、ブリオッシュ専門店の「Papapapa-n!」は残念ながら閉店となりました。

今回はこのうち、「銀座かつら」の跡地に「クラロ」がオープンしたかたちです。

■「クラロ」のメニュー
クラロ

クラロのメニュー

クラロのメニュー

「クラロ」では、タパス(小皿料理)やアヒージョ、生ハム・サラミ、煮込みを前菜としつつ、メインでパエリアもメニューに用意しています。

小皿料理とお酒で合わせてもよいですし、お食事であればパエリアのセットがあります。

各種アルコールに、クラフトビールもありました。

■ワイン各種
スペイン産ワイン各種

もちろん、スペイン産のワイン各種もありますので、こちらはお店で聞いてみてください。

■パエリアセットA(ミックスパエリア)
パエリアセットA(ミックスパエリア))

ミックスパエリア

こちらは、セットメニューのパエリアセットA(税込1,408円)です。
やはり熱々なのが特徴で、これから寒くなりますのでよいかもしれません。

Aはミックスパエリア、Bは本日のパエリア(価格は同じ)で、タパス2種盛り合わせとドリンクが付いています。

価格帯は1,400円台と安くはありませんので、価格見合いでの判断は人それぞれかと思います。

スペイン風サンド・ポテト・ドリンクの「ボカディージョセット」なら税込1,078円、煮込み・タパス2種・ドリンクの「煮込みプレート」なら税込1,210円です。

メニューはたくさんありますので、小皿料理のタパスから試してみるのも良いでしょう。

■閉店した「Papapapa-n!(ぱぱぱぱーん)」ブリオッシュ専門店
ぱぱぱぱーん

ぱぱぱぱーん

なお、2022年7月に閉店した「Papapapa-n!(ぱぱぱぱーん)」ブリオッシュ専門店の跡地は、約5か月が経過した現在もそのままになっています。

こちらは省スペースですので、やはり洋菓子販売などに業態が限られるでしょうか。

(たちばな)

■「3rd Avenue Food Market」の店舗一覧
店名 ジャンル Web
黒まつ 焼き鳥・日本酒
HENDRY イタリアン・ワイン
Cobara hetta インドカレー・ビール
Royal STEAK ステーキ・クラフトビール
銀座かつら→クラロ スペインバル
Papapapa-n!※閉店 ブリオッシュ専門店
La Gelatiara/Isly ジェラート・ウイスキー
Kim Soups 韓国スープ・韓国焼酎
ソイ六本木 タイ料理・ウイスキー

■「Bar de España Claro(クラロ)」の店舗情報
●所在地:中原区小杉町3-1600 Kosugi 3rd Avenue 1F
●営業時間:11:00~22:00
●定休日:なし

■マップ


【関連リンク】
3rd Avenue food market ショップ情報 クラロ
2020/12/3エントリ 「Kosugi 3rd Avenue」のフードホール「3rd Avenue Food Market」が本日オープン、インドカレー「Cobara hetta」や「Papapapa-n!」ブリオッシュ専門店など9店舗がオープン
2021/2/12エントリ Kosugi 3rd Avenueフードホールのタイ料理店「ソイ六本木」武蔵小杉店でいただく、あいがけタイご飯とトムヤムヌードル
2021/6/23エントリ 武蔵小杉「Kosugi 3rd Avenue」フードホールに出店「ぱぱぱぱーん!」ブリオッシュ専門店で、人気のマリトッツォ各種販売中

Comment(0)

2022年
11月24日

パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーが大規模修繕工事実施、高さ約160m外壁で昇降機が稼働中

武蔵小杉再開発地区のタワーマンション「パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー」で、大規模修繕工事が行われています。

工事用の昇降機が外壁に設置され、修繕作業等が行われています。

■丸子橋から見たパークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー
パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー

こちらは、丸子橋から見たパークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー(中央)です。
左側がシティタワー武蔵小杉、右側がパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーです。

ステーションフォレストタワーは、三井不動産レジデンシャル分譲の47階建てタワーマンションで、2008年10月に竣工しました。

隣接商業施設「パークシティ武蔵小杉プラザ(現在のLuz武蔵小杉)」とともに開発され、商業施設にはスーパーマーケット「フーディアム武蔵小杉」と「コナミスポーツ」がオープンしました。

■マンション壁面に設置された多数の昇降機
壁面に設置された多数の昇降機

丸子橋からの写真は2022年10月に撮影したものですが、この時点でマンションの壁面に多数の昇降機が設置されて、稼働していました。

■大規模修繕工事のお知らせ
併設の公開空地から見上げて

大規模修繕工事のお知らせ

併設の公開空地に面して、大規模修繕工事のお知らせが掲示されていました。
施工は建設時と同じく、竹中工務店です。

これだけの規模のタワーマンションの建設や大規模修繕工事となると、対応可能な建設会社は大手ゼネコンなどにある程度限られてくるのではないかと思います。

■昇降機のレール
昇降機のレール

大規模修繕工事の実施にあたり、壁面には昇降機用のレールが地上から最上部まで取り付けられていました。

低層・中層のマンションであれば、上から下まで足場を組んで修繕をするのが一般的ですが、武蔵小杉のタワーマンションのような超高層ビルで足場をはるか高くまで積み上げると、下のほうが荷重に耐えられません。

そこで写真のようなレールを引き、そこで昇降機を上下させながら修繕作業をするというわけです。

■(ご参考)足場を組んで実施する大規模修繕工事
低層マンションの大規模修繕工事

ご参考までに、こちらが足場を組んで実施した大規模修繕工事です。
6~7階かと思いますが、このくらいであれば足場を組んだほうが合理的ですね。

■短い昇降機
短い昇降機

■長い昇降機
長い昇降機

パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーの昇降機は、よく見ると長短が混在していました。

写真の短い昇降機はレール2本で動いていますが、長い昇降機はレール4本に跨っています。

昇降機が目の前で作業を始めると少々驚くかもしれませんが、通常作業スケジュールはあらかじめ告知されているはずです。

経年での外壁の傷などは雨水の侵入などで耐久性を損なうことにつながりますし、こうした大規模修繕工事はタワーマンションにとっても大切なことです。

マンションの大規模修繕工事は10年以上経過したところで着手されることが多く、パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーが14年で実施しているのは一般的なスケジュールの範囲内と思われます。

■2019~2020年に大規模修繕工事を行ったレジンデンス・ザ・武蔵小杉
エレベーターが設置されたレジデンス・ザ・武蔵小杉

武蔵小杉再開発地区では、横須賀線武蔵小杉駅駅前の「レジデンス・ザ・武蔵小杉」が2019~2020年に大規模修繕工事を実施していました。

「レジデンス・ザ・武蔵小杉」は、2007年8月に竣工した武蔵小杉再開発地区の最初の大規模マンションです。
これに2008年10月竣工で続いたのがパークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーでした。

武蔵小杉の他のタワーマンションも順次竣工していきましたので、今後各マンションの状況に応じて大規模修繕工事が着手されていくのではないでしょうか。

【関連リンク】
パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー 公式ウェブサイト
2019/9/2エントリ 武蔵小杉再開発最初の大型マンション「レジデンス・ザ・武蔵小杉」の大規模修繕工事が本日着工、再開発は維持・管理のステージへ
2020/1/8エントリ 武蔵小杉再開発地区初の大規模修繕工事:レジデンス・ザ・武蔵小杉で外壁修繕のエレベーターが稼働

Comment(0)

2022年
11月04日

川崎市総合自治会館跡地複合施設「(仮称)武蔵小杉PROJECT」のプロジェクトサイトが開設、11月末まで施設名称3案の投票実施中

府中街道沿いの川崎市総合自治会館跡地で、東レ建設を中心とした事業者によるシェアリングファームや地産地消の飲食・子育て支援の複合施設の再開発が進められ、2023年春に開業を予定しています。

先般、この複合施設のプロジェクトサイトが開設されました。
同サイトにおいて、施設名称の投票が2022年11月30日まで行われています。

■複合施設のプロジェクトサイト「(仮称)武蔵小杉PROJECT」
複合施設のプロジェクトサイト
※プロジェクトサイト(https://www.musashikosugi-project.jp/)より


川崎市総合自治会館跡地は、代表企業の東レ建設に加え、株式会社ナチュラ、一般社団法人クレイドル、東洋コミュニティサービスによる複合施設の建設工事が行われています。

複合施設は、イメージパース左から順番に「農」「食」「憩」「健康」の4つのゾーンで形成されています。

●「農」:東レ建設によるシェアリングファーム「トレファーム」
●「食」:シェアリングファームの野菜や川崎産の食材を使うアウトドアダイニング
●「憩」:二ヶ領用水と連続した芝生の広場
●「健康」:産前産後ファミリーケア施設、保育施設、クリニックなど

このたび、前掲のウェブサイトにおいて、施設のコンセプトに沿って施設名称3案が下記の通り提示されました。
11月30日まで、どなたでもウェブで投票できるようになっています。

■「(仮称)武蔵小杉PROJECT」の名称案
KOSUGI iHUG
コスギ アイハグ
「集まる」「憩う」「育む」。
これらの頭文字をつなぎ合わせて「ア・イ・ハグ」と名付けました。さらに「iHUG(抱きしめる)」という意味を加え、多彩なコミュニティを育む場でありたいという想いも込めています。
KOSUGI DOCK
コスギ ドック
「DOCK」とは波止場や船渠(せんきょ)といった意味をもつコトバ。
この「食・農・建」複合型のコミュニティ・フィールドが豊かな時間を紡ぎ、多彩なコミュニティを深めながら佇み、やすらぐ、憩いの場として多くの方々に親しんでもらいたい。そんな想いを込めたネーミングです。
KOSUGI sketch
コスギ スケッチ
それは、大きなキャンバスに絵を描くように。
ここが利用する方々にとって楽しく豊かに思い思いの時間を紡いでもらえる場所であってほしい。
そして心に残る風景が沢山生まれる場所であってほしい。
そんな想いを込めて「KOSUGI sketch」と名付けました。

投票は、プロジェクトサイトで「いいね」ボタンを押すだけで、個人情報等の入力はまったく必要ありません。

最多得票で決めるとも何とも告知はされておらず、またひとり1票ということですが、厳密な管理はなさそうです。

大々的なPRなどもされていないため、ある程度参考程度かもしれませんね。

ただ、二ヶ領用水と府中街道沿いの良い場所にできる、ユニークな施設ですので、心に沿うネーミングがありましたら投票してみてはいかがでしょうか。

■複合施設の建物外観がお目見え
複合施設の建物外観

複合施設の建物外観

複合施設の建物外観

現地では、複合施設の建物外観がお目見えしました。
三角御屋根が特徴で、シースルーのハウスがシェアリングファームですね。

2023年春の開業に向けて、工事も終盤に入ってきました。

■川崎市総合自治会館跡地の複合施設建設地のイメージパース
東レ建設による複合施設のイメージパース


■二ヶ領用水緑道整備計画のイメージ図
二ヶ領用水緑道整備計画のイメージ図

(はつしも)

【関連リンク】
東レ建設 トレファーム
川崎市 パブリックコメント 総合自治会館跡地等の活用に係る土地利用方針(案)について
川崎市 「川崎市総合自治会館跡地等活用の検討に関するサウンディング調査」の結果をまとめました
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他 府中街道拡幅
2013/1/31エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビルに小杉こども文化センターと総合自治会館が移転決定
2014/8/28エントリ 川崎市が「国道409号(小杉工区)沿道まちづくり」を発表、総合自治会館跡地に商業・住居複合ビルを構想
2018/11/8エントリ 川崎市が総合自治会館跡地活用・等々力緑地再編整備について民間事業者からの事業提案を募る「マーケットサウンディング」を実施、2019年1月までに結果公表へ
2019/12/14エントリ 川崎市が総合自治会館跡地の土地利用方針(案)を公表し意見募集、府中街道地権者の共同ビル構想は中止し現会館建物の継続利用案も浮上
2021/2/4エントリ 川崎市総合自治会館跡地にシェアリングファーム・地産地消飲食・子育て支援の複合施設が2022年度中整備へ、武蔵小杉の人気店「ナチュラ」が事業参画
2021/9/30エントリ 府中街道沿いの旧川崎市総合自治会館が更地に、俯瞰&地上写真で在りし日の姿から解体までを振り返る
2022/6/30エントリ 川崎市総合自治会館跡地の複合施設の建物躯体が登場、シェアリングファームや地産地消ダイニング・子育て支援施設の年度内運用に向け工事進む
2022/7/25エントリ 川崎市総合自治会館跡地の複合施設の詳細イメージパースが公開、「農・食・健・憩」を通じたコミュニティの場が2023年春に誕生へ
2022/9/4エントリ 川崎市総合自治会館跡地の複合施設整備工事で二ヶ領用水沿いが年末まで通行止めに、緑道再整備のイメージ図も公表

Comment(1)

2022年
09月16日

JR東日本が横須賀線武蔵小杉駅「新下りホーム」の2022年12月18日(日)供用開始を発表、改札口新設は2023年度内に

JR東日本が、横須賀線武蔵小杉駅の新下りホームを2022年12月18日(日)初電から供用開始(悪天候等により工事が延期となった場合は25日(日))することを発表しました。

新下りホーム供用開始に伴い、朝の通勤時間帯は従来比3割程度の混雑緩和が見込まれるということです。

また改札口の新設については、「2023年度内」であることが示されました。

■JR横須賀線武蔵小杉駅新下りホームの完成イメージ
JR横須賀線武蔵小杉駅新下りホームの完成イメージ
※JR東日本プレスリリースより

■全体概要図
全体概要図
※JR東日本プレスリリースより

■横須賀線武蔵小杉駅新下りホームの施設概要
●ホーム長 311m(15 両編成対応)
●ホーム幅員 基本幅員約5m
●エレベーター 1基
●エスカレーター 1基
●階段 3箇所

上記の概要図の通り、階段は3か所、エレベーター・エスカレーターが1基ずつあります。

エスカレーターはホームの最北端のみにありますので、新南改札から入った場合は一番遠いところにあります。

新下りホームはスペースが限られていますから、仕様としてはやむを得ないところなのでしょう。

■横須賀線武蔵小杉駅(新南口)
JR武蔵小杉駅新南口

■建設中のホーム
建設中のホーム

建設中のホーム

こちらは、建設中のホームです。
建設工事は順調に進んでおり、このたび供用開始日の発表に至りました。

このホーム供用開始に続いて改札口の新設工事を行い、こちらは2023年度内(2024年3月まで)に供用開始を予定しているということです。

新改札口については2022/6/6エントリ川崎市のまちづくり委員会の公表資料をご紹介しておりますので、ご参照ください。

横須賀線武蔵小杉駅は2010年3月の開業以来利用者の増加が続いており、混雑が生じていました。

2020年以降はコロナ禍という想定外の社会変化により混雑率は低下していますが、利便性が高まることは間違いなく、利用者にとっては期待が高まるところでしょう。

■新規改札口及び新たなアクセスルートの設置
新規改札口及び新たなアクセスルートの配置図
※川崎市まちづくり委員会発表資料より

【関連リンク】
JR東日本プレスリリース 横須賀線武蔵小杉駅新下りホームの供用を開始します(PDF)
川崎市 2022年6月1日 まちづくり委員会資料(PDF)

(JR武蔵小杉駅関連エントリ)
2018/7/17エントリ JR東日本が武蔵小杉新駅の混雑緩和対策でホーム増設2面2線化・北側改札口新設を発表、ホーム供用開始は2023年度を予定
2018/9/7エントリ JR東日本が横須賀線・総武快速線に山手線導入の新型車両「E235系」を2020年度から投入、普通車オールロングシートにグリーン車では無料Wi-Fiも提供
2019/7/24エントリ 川崎市がJR武蔵小杉駅南武線ホームに2022年3月ホームドア設置を発表、川崎・武蔵溝ノ口・登戸の各駅にも整備へ
2019/7/25エントリ JR東日本が武蔵小杉新駅横須賀線ホームの安全対策を発表、2019年11月「転落防止注意喚起センサー」2020年3月「スレッドライン」を設置へ
2019/11/30エントリ 本日開業「相鉄・JR直通線」で武蔵小杉から相鉄線方面が直通に、武蔵小杉東急スクエア「崎陽軒」で記念弁当も発売
2021/4/6エントリ JR東日本が2021年度ホームドア整備計画(21駅)を発表、南武線第1号として武蔵小杉駅に整備へ 2021/7/7エントリ JR横須賀線武蔵小杉駅の下り専用ホーム増設工事進む、横浜駅寄りに大きく位置をずらしてホーム躯体と屋根がお目見え
2022/1/18エントリ JR武蔵小杉駅の南武線ホームドア供用開始が2022年3月13日(日)に決定、2月1日・2日に本体設置工事を実施
2022/2/2エントリ JR武蔵小杉駅南武線ホームにホームドア本体が設置完了、3月13日(日)供用開始に向け調整中
2022/2/11エントリ JR武蔵小杉駅北口・南武線駅舎の外壁改修工事が完了しリフレッシュ、駅看板も新調
2022/3/14エントリ JR武蔵小杉駅南武線ホームドアが供用開始、南武線では導入第1号に
2022/6/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅新規改札口の川崎市・JR東日本施行協定資料が公表、上丸子跨線橋からのルート新設し2023年度供用開始を計画

Comment(3)

2022年
09月04日

川崎市総合自治会館跡地の複合施設整備工事で二ヶ領用水沿いが年末まで通行止めに、緑道再整備のイメージ図も公表

府中街道沿いの川崎市総合自治会館跡地で、東レ建設を中心とした事業者によるシェアリングファームや地産地消の飲食・子育て支援の複合施設の再開発が進められています。

この工事が進捗し、二ヶ領用水側の一部歩道が2022年9月1日から12月28日まで通行止めとなりました。

本事業においては、二ヶ領用水とも一体的なスペースの整備が行われる計画であり、今回現地にそのイメージ図が掲示されました。

■二ヶ領用水沿いの通行止めのお知らせ
二ヶ領用水沿いの通行止めのお知らせ

二ヶ領用水沿いの通行止めのお知らせ

こちらは、「川崎市医師会館」裏手の二ヶ領用水沿いです。
このエリアは工事区間ではありませんので通行可能ですが、予告として通行止めのお知らせが掲示されていました。

今回は川崎市総合自治会館跡地の工事区間に面した二ヶ領用水沿いと、府中街道への通り抜け用歩道が通行止めになりました。

■通行止め区間のマップ


前掲の図だけですと、どこが通行止めになっているのかピンとこない方もいらっしゃると思いますので、マップを作成しておきました。

上記の青線の部分が通行止めとなっています。

旧川崎市総合自治会館近くの「今井南橋」付近から、「サライ通り商店街」にぶつかるまでが通行止めエリアです。

■通行止めエリアの北端
通行止めエリアの北端

■事業計画のお知らせ
事業計画のお知らせ

■二ヶ領用水緑道整備計画のイメージ図
二ヶ領用水緑道整備計画のイメージ図

通行止め区間の北端には、従来から公示されている「事業計画のお知らせ」に加えて、新たに二ヶ領用水緑道整備計画のイメージ図が掲示されていました。

従来、このエリアの二ヶ領用水沿いの歩道は狭く、通り抜けるだけの場所になりがちでした。

再整備により、イメージ図のようにベンチも設置され、また川崎市総合自治会館跡地に整備される芝生の広場とも一体的につながることで地域の憩いのスペースとなるよう計画されています。

■今井南橋から先の通行止め
今井南橋から先の通行止め

今井南橋から先の通行止め

二ヶ領用水沿いを渡る「今井南橋」です。
この橋を渡ったことがある方は、結構多いのではないでしょうか。

ここが12月28日まで通行止めになりますので、普段ご利用の方はご注意ください。

府中街道を利用しても良いですし、今井南橋を渡らずに直進すればサライ通り商店街に出ますので、それほど不便はなく迂回は可能です。

■通行止め区間内
通行止め区間内

こちらは、今井南橋先の通行止め区間内(通行可能エリアから撮影したもの)です。

川崎市総合自治会館跡地の工事現場と、二ヶ領用水沿いの歩道の間の仮囲いが取り外され、歩道の一部が作業ヤードになっていました。

この建物配置ですと、歩道ぎりぎりまで建物があった川崎市総合自治会館よりも広いスペースが取れそうですね。

■サライ通り商店街との交差点
サライ通り商店街との交差点

通行止め区間の最南端は、サライ通り商店街との交差点です。
こちらはカラーコーンで通行止めになっていました。

約4か月後の歩道供用開始のときには、従来よりも使いやすい形になっているとよいと思います。

(はつしも)

■川崎市総合自治会館跡地の複合施設建設地のイメージパース
東レ建設による複合施設のイメージパース


■川崎市総合自治会館跡地に整備される「芝生の広場」
「憩」芝生広場


【関連リンク】
東レ建設 トレファーム
川崎市 パブリックコメント 総合自治会館跡地等の活用に係る土地利用方針(案)について
川崎市 「川崎市総合自治会館跡地等活用の検討に関するサウンディング調査」の結果をまとめました
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他 府中街道拡幅
2013/1/31エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビルに小杉こども文化センターと総合自治会館が移転決定
2014/8/28エントリ 川崎市が「国道409号(小杉工区)沿道まちづくり」を発表、総合自治会館跡地に商業・住居複合ビルを構想
2018/11/8エントリ 川崎市が総合自治会館跡地活用・等々力緑地再編整備について民間事業者からの事業提案を募る「マーケットサウンディング」を実施、2019年1月までに結果公表へ
2019/12/14エントリ 川崎市が総合自治会館跡地の土地利用方針(案)を公表し意見募集、府中街道地権者の共同ビル構想は中止し現会館建物の継続利用案も浮上
2021/2/4エントリ 川崎市総合自治会館跡地にシェアリングファーム・地産地消飲食・子育て支援の複合施設が2022年度中整備へ、武蔵小杉の人気店「ナチュラ」が事業参画
2021/9/30エントリ 府中街道沿いの旧川崎市総合自治会館が更地に、俯瞰&地上写真で在りし日の姿から解体までを振り返る
2022/6/30エントリ 川崎市総合自治会館跡地の複合施設の建物躯体が登場、シェアリングファームや地産地消ダイニング・子育て支援施設の年度内運用に向け工事進む
2022/7/25エントリ 川崎市総合自治会館跡地の複合施設の詳細イメージパースが公開、「農・食・健・憩」を通じたコミュニティの場が2023年春に誕生へ

Comment(1)

2022年
08月16日

NEC玉川事業場に高さ約76m・12階建ての新オフィスビル建設が決定、事業所の再編集約がさらに進展

NECが、玉川事業場南側に新たなオフィスビルを建設することがわかりました。
建物は高さ約76m、12階建てで、「(仮称)NEC玉川かえでⅣ期棟」とされています。

■NEC新オフィスビルの建設地(7号館・8号館解体前)
解体前の7号館・8号館

■7号館・8号館解体後の新オフィスビル建設地
NEC新オフィスビルの建設地

NEC新オフィスビルの建設地

NEC玉川事業場は、横須賀線武蔵小杉駅・南武線向河原駅前に広がるNECの大規模事業所です。

1936年からの長い歴史を有し、現在では超高層ビル「NEC玉川ルネッサンスシティ」2棟、「NEC玉川ソリューションセンター」が建設されるなど同社の重要な拠点となっています。

一方で古い工場建屋などは取り壊しも行われ、今回新たなオフィスビルが建設される場所もかつては「7号館・8号館」がありましたが2011年に解体されました。

上記写真は、2011年の解体前後のものですが、約11年にわたってこのまま活用はされず塩漬けになっていました。

場所としてはNEC玉川ルネッサンスシティの南側、NECレッドロケッツ玉川アリーナの北側にあたります。
ちょうどすぐ隣には横須賀線・湘南新宿ライン、東海道新幹線の線路が走っています。

■「(仮称)NECかえでⅣ期棟」の建築概要
用途 事務所
高さ 76m
階数 12階
対象事業区域の面積 70,855.86㎡
建蔽率 60%
指定容積率 200%

■対象事業区域のマップ
対象事業区域のマップ

NECは、グループ全体での事業所の再編を進めています。

その中でも玉川事業場は中核的な存在で、新たなオフィスビルが建設されることで、さらに集約が行われるかたちになるでしょう。

現段階では「事業計画のお知らせ」は公示されておらず未発表の段階で、着工・竣工時期はわかりませんが、遠からず現地に公示されることと思います。

(はつしも)

■NEC玉川ルネッサンスシティとNEC玉川ソリューションセンター
NEC玉川ルネッサンスシティとソリューションセンター

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区 D地区
2010/6/27エントリ NEC玉川ソリューションセンター竣工
2011/9/17エントリ NEC玉川事業場の7・8号館解体完了

Comment(0)

2022年
08月12日

綱島街道沿い・旧川島ビルが商業施設「Classense武蔵小杉」としてリニューアル完了、グランツリーと歩調合わせたアースカラーデザインに

綱島街道沿い・グランツリー武蔵小杉向かいの商業施設「川島ビル」のリニューアル工事が完了し、「Classense武蔵小杉」としてリブランディングされました。

建物が外壁にはグランツリー武蔵小杉と歩調を合わせたと思われる茶色系のアースカラーが採用され、統一性のある外観となっています。

■リニューアルされた「Classense武蔵小杉」
グランツリー武蔵小杉とClassense武蔵小杉

上記写真が綱島街道で、写真左がグランツリー武蔵小杉、右が「Classense武蔵小杉」(旧川島ビル)です。

ご覧の通り、グランツリー武蔵小杉は横縞系、Classense武蔵小杉は縦縞系の違いはありますが、明らかに足並みを揃えたカラー・デザインとなっています。

■リニューアルが完成した「Classense武蔵小杉」
Classense武蔵小杉

リニューアルが完成したClassense武蔵小杉

入居テナント

■新規オープンした「ALBA歯科&矯正歯科」
ALBA歯科&矯正歯科

リニューアルに伴い、新たに「Classense」のロゴが掲示されるとともに、テナント看板も新調されました。

従来店舗のドコモショップ、ステーキのあさくま、ジーンズメイト、らあめん花月嵐に加えて、回転寿司店「魚屋路武蔵小杉店」、「ALBA歯科&矯正歯科」が新規オープンしています。

このうち「魚屋路武蔵小杉店」については、リニューアル工事中に先行オープンしたため、2022/5/2エントリでご紹介しておりました。

■別角度から見た「Classense武蔵小杉」
別角度から見た「Classense武蔵小杉」

グランツリー武蔵小杉

改めて、リニューアルした「Classense武蔵小杉」と「グランツリー武蔵小杉」を比較してみます。

「川島ビル」時代をご存じない方がご覧になった場合、「グランツリー武蔵小杉別館」のように感じられる方もいらっしゃるかもしれませんね。

建物の基本構造は変わっていませんが、「ガワ」の部分を改装するだけでかなり印象が違ってくるものです。

■隣接地での新たな商業ビル建設
新たなビル建設

また「Classense武蔵小杉」を所有する川島製作所は、隣接地にも4階建ての新たな商業ビルを建設する計画であり、こちらも本サイトですでにお伝えしておりました。

飲食、物販、クリニック、事務所が入居する計画です。

「(仮称)新丸子東3丁目ビル計画」とされていますが、こちらのデザインは現段階ではわかりません。

【関連リンク】
(旧川島ビル関連)
2008/6/8 中丸子の藍屋で、子どもとランチ
2022/3/30エントリ 綱島街道沿い「藍屋武蔵小杉店」が閉店、跡地に同系列の回転寿司店「魚屋路」が4月下旬オープン決定
2022/5/2エントリ 綱島街道沿い「藍屋」跡地に回転寿司「魚屋路武蔵小杉店」オープン、川島ビルを「Classense武蔵小杉」にリニューアルし「ALBA歯科&矯正歯科」も7月開院決定

(中丸子地区三角地帯関連)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 A地区
2019/3/31エントリ グランツリー武蔵小杉向かいの新商業ビル1階に「セブンイレブン」、2階に「ゴールドクレストマンションギャラリー」が出店決定
2019/4/10エントリ グランツリー向かいに完成「サクセス武蔵小杉ビル」に「早稲田アカデミー武蔵小杉校」が5月7日移転決定、小杉ビルディング再開発により退去
2019/5/16エントリ サクセス武蔵小杉ビル1階に「セブンイレブン グランツリー武蔵小杉前店」が本日オープン、小杉ビルディングから移転の「早稲田アカデミー」新校舎も稼働中
2021/12/3エントリ ・2022/3/30エントリ 綱島街道沿い「藍屋武蔵小杉店」が閉店、跡地に同系列の回転寿司店「魚屋路」が4月下旬オープン決定

Comment(3)