武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2022年
07月25日

川崎市総合自治会館跡地の複合施設の詳細イメージパースが公開、「農・食・健・憩」を通じたコミュニティの場が2023年春に誕生へ

府中街道沿いの川崎市総合自治会館跡地で、東レ建設を中心とした事業者によるシェアリングファームや地産地消の飲食・子育て支援の複合施設の再開発が進められています。

このたび、現地の仮囲いに複合施設のイメージパースが掲示されました。

■川崎市総合自治会館跡地の複合施設建設地のイメージパース
東レ建設による複合施設のイメージパース

■複合施設の建設地
東レ建設による複合施設の建設地

川崎市総合自治会館跡地は、代表企業の東レ建設に加え、株式会社ナチュラ、一般社団法人クレイドル、東洋コミュニティサービスによる複合施設の建設工事が行われています。

これまでの建物解体や複合施設の建設プロセスについては、これまでにもご紹介してきました。

ご覧の通り、建設工事の仮囲いに複合施設のイメージパースが掲示されました。
イメージパースは上記写真の府中街道側だけでなく、二か領用水側にも掲示されています。

■「農」トレファームを活用したシェアリングファーム
「農」トレファームを活用したシェアリングファーム

トレファーム

複合施設は、イメージパース左から順番に「農」「食」「憩」「健康」の4つのゾーンで形成されています。

「農」は、東レ建設によるシェアリングファーム「トレファーム」です。
腰をかがめなくても良い高床式栽培台で、高齢者や車椅子利用者でも利用しやすいように設計されています。

■トレファームの紹介(Youtube動画)


「トレファーム」については、現地のQRコードで紹介動画がリンクされていました。
また関連リンクにサービスサイトを掲載しておきますので、ご参照ください。

■「食」アウトドアダイニング
「食」アウトドアダイニング

そして「食」は、アウトドアダイニングです。
シェアリングファームで育てられた野菜や、川崎産の食材を使う地産地消ダイニングとして企画されています。

こちらは株式会社ナチュラの運営でしょう。

■「憩」芝生の広場
「憩」芝生広場

そして敷地の中ほどには、「憩」として芝生の広場が整備される計画になっています。
二ヶ領用水沿いには遊歩道がありますが、遊歩道と連続的な広場スペースは中原平和公園まで行かないとありません。

ここにイメージパースのような広場があると、子どもたち場遊びやすいのではないでしょうか。

■「健」ウェルネスリビング
「健」産前産後ファミリーケアなどウェルネスリビング施設

最後は、「健」のウェルネスリビング施設です。
産前産後ファミリーケア施設、保育施設、クリニックなどが配置される計画です。

またこの施設では、シェアリングファームを活用した農業体験や食育プログラムも展開されるということです。

これらの情報自体はこれまでにもご紹介してきましたが、従来よりも細かく描かれたイメージパースになると、わかりやすくなりますね。

徐々に建物もできあがってきて、もう少し開業が近づくと詳細情報なども出てくるのではないでしょうか。

■複合施設の建物躯体が立ち上がってきた工事現場(6月時点)
建物躯体が立ち上がってきた工事現場
※近隣の方よりの提供写真

(はつしも)

【関連リンク】
東レ建設 トレファーム
川崎市 パブリックコメント 総合自治会館跡地等の活用に係る土地利用方針(案)について
川崎市 「川崎市総合自治会館跡地等活用の検討に関するサウンディング調査」の結果をまとめました
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他 府中街道拡幅
2013/1/31エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビルに小杉こども文化センターと総合自治会館が移転決定
2014/8/28エントリ 川崎市が「国道409号(小杉工区)沿道まちづくり」を発表、総合自治会館跡地に商業・住居複合ビルを構想
2018/11/8エントリ 川崎市が総合自治会館跡地活用・等々力緑地再編整備について民間事業者からの事業提案を募る「マーケットサウンディング」を実施、2019年1月までに結果公表へ
2019/12/14エントリ 川崎市が総合自治会館跡地の土地利用方針(案)を公表し意見募集、府中街道地権者の共同ビル構想は中止し現会館建物の継続利用案も浮上
2021/2/4エントリ 川崎市総合自治会館跡地にシェアリングファーム・地産地消飲食・子育て支援の複合施設が2022年度中整備へ、武蔵小杉の人気店「ナチュラ」が事業参画
2021/9/30エントリ 府中街道沿いの旧川崎市総合自治会館が更地に、俯瞰&地上写真で在りし日の姿から解体までを振り返る
2022/6/30エントリ 川崎市総合自治会館跡地の複合施設の建物躯体が登場、シェアリングファームや地産地消ダイニング・子育て支援施設の年度内運用に向け工事進む

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2022年
07月16日

小杉ビルディングの美容室「イメージア武蔵小杉店」が7月1日に店舗統合閉店、JR東日本による再開発に向け徐々に退去進む

武蔵小杉駅北口の「小杉ビルディング」は、JR東日本による将来的な再開発を控えて入居テナントが順次契約満了を迎えて退去しています。

2022年7月1日をもって、2階の美容室「イメージア」が店舗統合により閉店しました。

■「イメージア」が閉店した小杉ビルディング
 イメージアが閉店した小杉ビルディング

小杉ビルディングは、今から約10年前、ドン・キホーテグループの「日本商業施設」が「有限会社レナ・ホールディングス」から2012年8月に取得しました。
その後証券化され、信託受益権の形で同グループの「日本アセットマーケティング」が保有をしていました。

同グループは、小杉ビルディングを改修し、新たなテナントを誘致するなどして、駅前の商業ビルとしてのバリューアップを行ってきましたが、2016年9月23日付で本物件を売却したことを発表しました。

本サイトが2016/9/29エントリでこれをお伝えした時点においては売却先は「非公表」とされていましたが、2017年3月31日付で本物件の引き渡しが行われたことで、売却先がJR東日本であることが確認でき、2017/4/1エントリで本サイトが特報として同社による再開発計画をお伝えしました。

小杉ビルディングには多くのテナントが入居しており、基本的には契約満了をもって順次退去してきています。

■「イメージア」店舗統合のお知らせ
イメージア武蔵小杉店店舗統合のお知らせ

今回退去するのは、2階の美容室「イメージア武蔵小杉店」です。
6月30日を最終営業日として、7月1日をもってイメージア綱島店、イメージア溝の口店に統合するかたちです。

■1階のスパニッシュバル「バルサバルサ」跡地
バルサバルサ跡地

また1階ではスパニッシュバル「バルサバルサ」も閉店しています。
こちらは2021年6月30日閉店で、すでに1年以上経過しています。

看板等もそのままで、これは除却する予定は当面ないようですね。

■サクセス武蔵小杉ビルに移転した「早稲田アカデミー」
サクセス武蔵小杉ビルのテナント群

また小杉ビルディングからは、学習塾の「早稲田アカデミー」も移転しました。
現在は綱島街道沿いの「サクセス武蔵小杉ビル」にメインの校舎があります。

■小杉ビルディングから移転した「衣通(イッツ)武蔵小杉店」
3階の「衣通武蔵小杉店」

またこちらは、小杉ビルディングから法政通り商店街に移転した貸衣装・フォトスタジオ「衣通(イッツ)武蔵小杉店」です。

他にも多くの店舗が、小杉ビルディングから武蔵小杉周辺のビルに移転しました。

小杉ビルディングにはまだまだ入居テナントがあり、各店舗の契約内容はわかりません。

退去が完了して実際に再開発が行われるまでにはまだまだ時間がかかるとは思いますが、今後徐々に空き区画が増えていくのではないでしょうか。

【関連リンク】
2017/4/1エントリ 武蔵小杉駅北口の「小杉ビルディング」買収企業はJR東日本と判明、駅舎も含めた駅ビル開発を計画
2018/6/12エントリ 法政通り商店街の「KOUTOビルディング」に貸衣装・フォトスタジオ「衣通(イッツ)」が小杉ビルディングから移転、全6店舗がオープン完了
2019/5/16エントリ サクセス武蔵小杉ビル1階に「セブンイレブン グランツリー武蔵小杉前店」が本日オープン、小杉ビルディングから移転の「早稲田アカデミー」新校舎も稼働中

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2022年
06月30日

川崎市総合自治会館跡地の複合施設の建物躯体が登場、シェアリングファームや地産地消ダイニング・子育て支援施設の年度内運用に向け工事進む

府中街道沿いの川崎市総合自治会館跡地で、シェアリングファームや地産地消の飲食・子育て支援の複合施設の再開発が進められています。

本サイトではこれまでに解体のプロセスをご紹介してきましたが、現在は複合施設の建物躯体が立ち上がってきていますので、ここで記録に残しておきたいと思います。

■解体前の川崎市総合自治会館
俯瞰して見た川崎市総合自治会館
※地域住民の方による提供写真

■解体後の川崎市総合自治会館跡地
更地になった川崎市総合自治会館跡地
※地域住民の方による提供写真

こちらは、2021/9/30エントリでご紹介した写真です。
地域住民の方から提供いただいたもので、解体前の川崎市総合自治会館と、解体後の更地が俯瞰で収められています。

■複合施設の建物躯体が立ち上がってきた工事現場
建物躯体が立ち上がってきた工事現場
※地域住民の方による提供写真

そしてこちらが今回新たに提供いただいた、複合施設の建物躯体が立ち上がってきた工事現場です。

また鉄骨がむき出しの状態ですが、三角屋根の形状がよくわかりますね。

■川崎市総合自治会館跡地利用のイメージパース
 総合自治会館跡地利用のイメージ
※川崎市報道発表資料より

こちらは、川崎市より報道発表のあった複合施設のイメージパースです。
建物の向きが一部変更されたように見えますが、概ねイメージに沿ったものになっているようです。

■地上から見た建物躯体
地上から見た建物躯体

地上から見た建物躯体

地上から見た建物躯体

複合施設の建物躯体は、地上からも見ることができます。
2階建てで外階段が設置され、2階にも入りやすくなっています。

■二ヶ領用水沿いの仮囲い
二ヶ領用水沿い

事業計画のお知らせ

二ヶ領用水沿いの仮囲いには、事業計画のお知らせが掲示されていました。
工事完了は2022年12月末となっています。

川崎市総合自治会館跡地の開発においては川崎市が民間事業の提案を求め、東レ建設、武蔵小杉の外食グループ「ナチュラ」など4社による企業群の事業が採択され、2021年2月2日付で基本協定が締結されました。

同社らによる事業では、川崎市総合自治会館跡地に「農(シェアリングファーム)」「食(アウトドアダイニング)」「健康(ウェルネスリビング)」の3つの機能が導入されます。

本件については2021/2/4エントリでお伝えしておりますが、ここで再掲しておきます。

■採択された事業提案の概要
1.事業者の概要 ■代表企業:東レ建設株式会社
■構成員:株式会社ナチュラ、一般社団法人クレイドル、東洋コミュニティサービス株式会社
2.コンセプト 「誰もが健康に”いのち”を育む ~武蔵小杉のふるさと~」
3.事業概要 ①「農」シェアリングファーム (トレファーム)
・ビニールハウス、高床式栽培台、IoT自動灌水システムから成る農園
・子供から高齢者、車椅子利用者など、誰もが参加できる農業を通じてコミュニティを創造

②「食」アウトドアダイニング
・①や川崎産の野菜を中心とした地産地消型の飲食施設&ショップ
・地域の様々な活動に利用できる地域交流スペース

③「健康」ウエルネスリビング
・産前産後ファミリーケア施設、保育施設、クリニックで構成
・①を活用した農業体験や食育プログラム等により、孤立しがちな子育て世代をトータルサポート
4.事業期間 20年間
5.スケジュール 2021年2月2日 基本協定締結
●2021年4月以降 事業用定期借地契約締結
●2022年度中 跡地等の運用開始
6.詳細 ●川崎市報道発表資料 川崎市総合自治会館跡地等の活用を行う事業者と基本協定を締結しました(PDF)
●川崎市 まちづくり 総合自治会館跡地等活用事業の事業者の決定について

■「シェアリングファーム」のイメージ
 シェアリングファームのイメージ
※川崎市報道発表資料より

今回の3つの機能のうちの一つ「農」で導入される「シェアリングファーム」は、最近都市部で増加している共用の小型農園です。

ビニールハウス内に高床式栽培代を設置し、しゃがまなくてもよいため腰やひざの悪い高齢者の方やお子さん、車いす利用者なども利用できるように配慮される計画です。

そこで採れる野菜や、川崎市産の野菜などを使った「食」の施設「アウトドアダイニング」をナチュラが運営し、地域活動に利用できる交流スペースも併設します。

そして「健康」を推進する「ウェルネスリビング」では、シェアリングファームを活用した農業体験や食育プログラムを展開し、ファミリーケア施設・保育施設・クリニックとともに子育て世代を支援するコンセプトとなっています。

今後具体的な施設に関する情報も、どこかの段階で発表されることと思います。

(はつしも)

【関連リンク】
川崎市 パブリックコメント 総合自治会館跡地等の活用に係る土地利用方針(案)について
川崎市 「川崎市総合自治会館跡地等活用の検討に関するサウンディング調査」の結果をまとめました
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他 府中街道拡幅
2013/1/31エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビルに小杉こども文化センターと総合自治会館が移転決定
2014/8/28エントリ 川崎市が「国道409号(小杉工区)沿道まちづくり」を発表、総合自治会館跡地に商業・住居複合ビルを構想
2018/11/8エントリ 川崎市が総合自治会館跡地活用・等々力緑地再編整備について民間事業者からの事業提案を募る「マーケットサウンディング」を実施、2019年1月までに結果公表へ
2019/12/14エントリ 川崎市が総合自治会館跡地の土地利用方針(案)を公表し意見募集、府中街道地権者の共同ビル構想は中止し現会館建物の継続利用案も浮上
2021/2/4エントリ 川崎市総合自治会館跡地にシェアリングファーム・地産地消飲食・子育て支援の複合施設が2022年度中整備へ、武蔵小杉の人気店「ナチュラ」が事業参画
2021/9/30エントリ 府中街道沿いの旧川崎市総合自治会館が更地に、俯瞰&地上写真で在りし日の姿から解体までを振り返る

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2022年
06月29日

日本医科大学武蔵小杉病院旧病棟の建物躯体解体が完了、三菱地所レジデンスのツインタワー建設控え広大な敷地が更地に

日本医科大学武蔵小杉病院の旧病棟の建物躯体の解体工事が完了し、ほぼ更地になりました。
広大な敷地がひろがり、今後三菱地所レジデンスによるツインタワーの建設が進められます。

■日本医科大学武蔵小杉病院旧病棟の解体工事 (6月上旬)
日本医科大学武蔵小杉病院旧病棟の解体工事

日本医科大学武蔵小杉病院旧病棟の解体工事

まずこちらは、2022年6月上旬の日本医科大学武蔵小杉病院旧病棟の解体工事です。
この段階では、まだ敷地北端に建物の一部が残っていました。

■2022年6月下旬の解体工事現場

日本医科大学武蔵小杉病院の解体工事

そしてこちらが、直近6月下旬の解体工事現場です。
ご覧の通り、建物躯体がきれいになくなりました。

■稼働する重機
稼働する重機 

稼働する重機

現場ではまだ重機が稼働して、瓦礫を回収する作業などを行っていました。
砂塵が舞ってしまうのを防ぐために、人力で放水しながら作業を進めていたところです。

日本医科大学武蔵小杉病院の旧病棟もかなり規模の大きな建造物でしたので、その解体工事で生じる瓦礫もたいへんな量になります。

■敷地北側の縦穴
敷地北側の縦穴

敷地縦穴には、鉄板で保護された縦穴がありました。
このような穴は6月上旬の写真では見受けられなかったため、新たに掘られたものではないでしょうか。

■開けた視界から見る武蔵小杉のタワーマンション
開けた視界から見る武蔵小杉のタワーマンション

日本医科大学武蔵小杉病院の旧病棟が解体されたことで、武蔵小杉駅北口の視界が大きく開けました。

武蔵小杉駅北口のツインタワー「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」や、南武線を挟んで南側の「プラウドタワー武蔵小杉」などが良く見えました。

今後旧病棟跡地にもツインタワーが建設されますので、この風景が見られるのはそれまでの期間限定、ということになりますね。

■日本医科大学武蔵小杉病院の新病棟
日本医科大学武蔵小杉病院の新病棟

日本医科大学は、この地区に「新丸子キャンパス」「新丸子キャンパスのグラウンド」「武蔵小杉病院」と大きく分けて3つの大きな区画の土地を保有していました。

このうち「新丸子キャンパス」を2014年に武蔵境に移転させ、跡地を川崎市に33年間貸し出すことで「川崎市立小杉小学校」「こすぎ公園」が整備されました。

キャンパス移転によりグラウンドも閉鎖され、グラウンド跡地に「日本医科大学武蔵小杉病院」の新病棟が建設されました。

この新病棟が2021年9月に開院したことにより、空き家となった日本医科大学武蔵小杉病院の旧病棟が解体されたというわけです。

今後は三菱地所レジデンスによるツインタワーの建設が始まりますので、まだまだ工事が続いていくことになります。

(はつしも)

【関連リンク】
日本医科大学武蔵小杉病院 ウェブサイト

(日本医科大学武蔵小杉病院再開発関連)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2012/2/24エントリ 日本医大再開発:武蔵小杉病院・新丸子校舎を移転、跡地開発および3,000㎡の公園を整備へ
2014/2/15エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院跡地に三菱地所レジデンスが180mツインタワー・商業施設を建設へ
2014/9/7エントリ 川崎市が「日本医科大学武蔵小杉再開発計画」に関するアンケート結果を発表
2015/3/30エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発の環境アセスメントが開始、三菱地所レジデンスによる180m・50階建てツインタワー計画が具体化
2015/7/22エントリ 川崎市が日本医科大学武蔵小杉病院再開発への「地域包括ケアシステム」導入方針を発表、同病院が権利床を川崎市に寄附へ
2015/12/3エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画のイメージパースが公表、武蔵小杉再開発の最終景観がフォトモンタージュに
2018/12/28エントリ 川崎市立小杉小学校北側の「こすぎ公園」3,105平米が供用開始、2つの広場と多目的トイレを設けボール遊びも可能に
2019/2/8エントリ 日本医科大学新丸子キャンパスのグラウンド更地化工事が開始、外周部のソメイヨシノ等を伐採
2019/3/23エントリ 2019年4月開校「川崎市立小杉小学校」竣工式が本日開催、従来イメージを覆す最新校舎を一挙公開!
2021/9/7エントリ 9/1新棟開院「日本医科大学武蔵小杉病院」、9/21「グランツリー」にスターバックス連続出店、既存3店舗と企業内「NEC玉川ルネッサンスシティ店」で武蔵小杉6店舗体制に
2021/10/4エントリ 川崎市中原消防団が日本医科大学武蔵小杉病院の解体予定旧棟で訓練を実施、首都直下地震に備え災害対応力強化
2022/3/10エントリ  日本医科大学武蔵小杉病院旧病棟の解体進む、三菱地所レジデンスのツインタワー建設に向け敷地の約7割が更地に

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2022年
05月06日

ららテラス武蔵小杉で「中原区制50周年記念 なかはらの歩み写真展」を5/15まで開催、NECレッドロケッツ応援キャンペーンも

ららテラス武蔵小杉において、同商業施設8周年と中原区制50周年を記念した「花と緑のアニバーサリー」が開催されています。

この企画の一部として、「中原区制50周年記念 なかはらの歩み写真展」と、「NECレッドロケッツ応援キャンペーン」が開催中です。



■「中原区制50周年 なかはらの歩み写真展」(4階「小杉地区」)
中原区制50周年記念 なかはらの歩み写真展

小杉地区

「中原区制50周年記念 なかはらの歩み写真展」は、ららテラス武蔵小杉の4・3・2階で開催されています。

それぞれ4階が「小杉地区」、3階が「丸子・玉川地区」、2階が「大戸・住吉地区」という構成です。

中原区制50周年を記念して、中原区の各地域の歴史を振り返る写真展になっています。

■年表・なかはらの歩み
年表・なかはらの歩み

また4階「小杉地区」では、1972年の中原区誕生からの50年をまとめた年表も掲載されていました。

2012年には「中原区制40周年記念写真集 未来に伝える中原の歩み」発刊が記載されています。
この写真集は本サイトでも過去にご紹介していますが、今回展示されている写真の多くが収録されています。

今回はそれに「なかはらフォトコンテスト」入賞作品等をまじえた展示になっていました。

■3階「丸子・玉川地区」
丸子・玉川地区

丸子・玉川地区

■2階「大戸・住吉地区」
大戸・住吉地区

大戸・住吉地区

3階の「丸子・玉川地区」、2階の「大戸・住吉地区」も、丸子橋など地域の写真が多数展示されていました。

5月15日(日)まで展示されていますので、是非ご覧になってみてください。

■NECレッドロケッツの選手パネルとフォトスポット
NECレッドロケッツのパネルとフォトスポット

フォトスポット

NECレッドロケッツのパネル

またららテラス武蔵小杉では、「NECレッドロケッツ応援キャンペーン」も展開しています。
館内に選手のフォトパネルが設置されるとともに、4階にはフォトスポットもありました。

■NECレッドロケッツのクイズチャレンジ
NECレッドロケッツクイズチャレンジ

NECレッドロケッツ応援キャンペーンでは、「クイズチャレンジ」を5月29日(日)まで実施しています。

館内に設置された応募用紙書かれたクイズに回答して応募すると、NECレッドロケッツのグッズやお買い物券が抽選で当たるということです。

■クイズの答えが分かるNECレッドロケッツYoutubeチャンネル


なお、クイズの答えは上記のNECレッドロケッツYoutubeチャンネルの動画を視聴するとわかるようになっています。

館内にもQRコードがありますが、上記でも視聴できるようにしておきます。

■「中原区制40周年記念写真集 未来に伝えるなかはらの歩み」
「未来に伝えるなかはらの歩み」

【関連リンク】
ららテラス武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:大型商業施設 ららテラス武蔵小杉

(NECレッドロケッツ関連)
2020/3/9エントリ ららテラス武蔵小杉でNECレッドロケッツ応援キャンペーンを3月29日まで展開、18選手の等身大パネルを館内各所に設置し暗号クイズラリーも
2021/9/15エントリ NECレッドロケッツがリブランディングを実施、新エンブレム・ユニフォームデザインのタペストリーが武蔵小杉周辺各商店街に登場 

(中原区制40周年関連)
2012/5/19エントリ 「中原区制40周年記念写真集 未来に伝えるなかはらの歩み」発売
2012/6/11エントリ 「二ヶ領用水 中原桃の会」による中原区制40周年記念植樹「源平枝垂れ桃」
2012/7/7エントリ 中原区役所の区制40周年記念デザイン花壇

(中原区制50周年関連)
2022/3/28エントリ 中原区役所の3者同時通話電話機「デュエットホン」が区制50周年に向けリニューアル、NTTコラボの防災啓発イベントを開催
2022/4/2エントリ 中原区制50周年記念PR動画「このまちのどこが好き?」が公開、川崎フロンターレ中村憲剛FROなど全登場スポット・出演者を解析

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2022年
05月02日

綱島街道沿い「藍屋」跡地に回転寿司「魚屋路武蔵小杉店」オープン、川島ビルを「Classense武蔵小杉」にリニューアルし「ALBA歯科&矯正歯科」も7月開院決定

綱島街道沿い・グランツリー武蔵小杉向かいの「藍屋武蔵小杉店」が2022年3月21日をもって閉店し、本サイト既報通り、跡地に同じくすかいらーく系列の回転寿司店「魚屋路(ととやみち)武蔵小杉店」」が4月27日にオープンしました。

また同店がオープンした「川島ビル」は現在リニューアルが進められており、商業施設「Classense武蔵小杉」としてリブランディングされます。

1階ではドコモショップが売場面積を縮小し、その跡地にはクリニック「ALBA歯科&矯正歯科」が2022年7月に開院することが決定しました。

■リニューアル工事中の「Classense武蔵小杉」(旧川島ビル)
リニューアル工事中の「Classense武蔵小杉」

「Classense武蔵小杉」(旧川島ビル)は、グランツリー武蔵小杉と綱島街道を挟んだ向かいにある三角地帯にあります。

地権者である川島製作所の商業ビルで、ここにはドコモショップ、ジーンズメイト、らあめん花月嵐、あさくま、そして藍屋がありましたが、藍屋が3月21日に閉店となりました。

藍屋跡地に「魚屋路武蔵小杉店」が出店、1階に「ALBA歯科&矯正歯科」が開院準備中のなか、さらに建物全体のリニューアル工事が進められています。

リニューアル工事により外壁が綺麗に刷新され、「イマドキ」な外観の商業施設に生まれ変わる予定です。
それに伴って名称が「川島ビル」から「Classense武蔵小杉」にリブランディングされるというわけです。

■「魚屋路武蔵小杉店」オープンのお知らせ
魚屋路武蔵小杉店オープンのお知らせ

■「魚屋路武蔵小杉店」の入口
魚屋路武蔵小杉店の入口

商業施設がリニューアル工事のため一見してわかりにくいのですが、「魚屋路武蔵小杉店」は4月27日にオープンしてすでに営業中です。

同店の出店については本サイトでは2022/3/30エントリで第一報をお伝えしておりました。

「魚屋路(ととやみち)」は、すかいらーく系列の回転寿司店です。
都内12店舗、神奈川県7店舗、埼玉県3店舗、山梨県1店舗があり、基本的には郊外型で出店しています。

川崎市においては幸区、宮前区に1店舗ずつ出店し、武蔵小杉店が3店舗目です。

■店内カウンター席
店内カウンター席

■店内テーブル席
店内テーブル席

■オーダー用のタブレット
オーダー用のタブレット

店内はカウンターと、テーブル席で構成されています。

回転寿司のレーンが各席の前を通るようになっていますが、最近の回転寿司店で一般的になっているタブレットでのオーダーが中心です。

■オープン記念品
オープン記念品

■オープン記念品の天然本まぐろ大トロ(2貫税込528円)
天然本まぐろ大トロ

「魚屋路武蔵小杉店」では、オープン記念品や武蔵小杉店限定メニューなども用意されていました。

写真はオープン記念品「天然本まぐろ大トロ」です。

■まぐろ食べ比べ(5貫税込924円)
まぐろ食べ比べ5貫

まぐろがお好きな方は、「まぐろ食べ比べ」も良いでしょう。
大トロはさすがに溶けるような舌ざわりで美味しかったです。

■「活〆真鯛」(税込341円)
活〆真鯛

■「サーモン3貫盛り」(税込396円)
サーモン3貫盛り

「魚屋路」は、前回エントリでご紹介した通り「最安値」や逆に「高級感」を追求する回転寿司店ではありません。

ほどほどのお値段で、ファミリーで気軽にお寿司が食べられるのが良いところかと思います。

■コールドドリンクバー
コールドリンクバー

■平日ランチ11時~17時無料の味噌汁
平日ランチ無料サービス

■平日ランチメニュー
平日ランチ

同店ではコールドドリンクバーのほか、平日ランチ11時~17時無料のお味噌汁サービスもありました。

平日ランチのお得なメニューもありますので、まずはここから試してみるのもよいでしょう。

前掲の通り、現在は「Classense武蔵小杉」自体がリニューアル工事中のために「新規オープン」した印象が弱く、まだ比較的入店しやすそうです。

■多目的トイレ
多目的トイレ

また同店には、おむつ交換台付の多目的トイレもありました。
元ファミリーレストランだけに、こうした設備は標準ですね。

■1階の「ドコモショップ」(中央)と「ALBA歯科&矯正歯科」会員予定地(左)
ドコモショップとALBA歯科&矯正歯科

さて一方、1階の「ドコモショップ武蔵小杉店」は、先日店舗リニューアルにより売り場面積を半分ほどに減らしました。

その跡地に「ALBA歯科&矯正歯科」が開院準備中です。
開院予定は前述の通り、2022年7月となっています。

そのころには「Classense武蔵小杉」のリニューアル工事も終わっているのではないでしょうか。



■三角地帯の新商業ビル建設予定地
商業ビル建設予定地

また2021/12/3エントリでお伝えした通り、川島製作所は「Classense武蔵小杉」の隣の駐車場用地を活用して、新たに4階建ての商業施設を建設します。

こちらも完成すると、この一角の雰囲気がかなり変わりそうですね。

■(仮称)新丸子東3丁目ビル計画の概要
対象事業区域 中原区新丸子東3-1156-1他
用途 商業施設(テナント:飲食、物販、クリニック、事業所)
高さ 16.65m
敷地面積 856.23平米
建築面積 520平米
延べ面積 1,580平米
階数 地上4階
※上記の高さ・面積等は今後多少変動します。

【関連リンク】
魚屋路ウェブサイト 武蔵小杉店

(旧川島ビル関連)
2008/6/8 中丸子の藍屋で、子どもとランチ
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(中丸子地区三角地帯関連)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 A地区
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2021/12/3エントリ ・2022/3/30エントリ 綱島街道沿い「藍屋武蔵小杉店」が閉店、跡地に同系列の回転寿司店「魚屋路」が4月下旬オープン決定

(回転寿司関連)
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2022年
03月10日

日本医科大学武蔵小杉病院旧病棟の解体進む、三菱地所レジデンスのツインタワー建設に向け敷地の約7割が更地に

【Reporter:はつしも】

日本医科大学武蔵小杉病院の新病棟が、2021年9月1日に開院しました。
その後旧病棟の取り壊しが着手されまして、現在敷地の7割程度が更地になっています。

■日本医科大学武蔵小杉病院の解体工事
日本医科大学武蔵小杉病院の解体工事

日本医科大学武蔵小杉病院の旧病棟は、武蔵小杉駅北口の「武蔵小杉タワープレイス」の北隣の敷地にありました。

近年は上記写真左側のツインタワー「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」の建設や、大西学園中学校・高等学校の建て替え、川崎市立小杉小学校の開校など建物の更新が相次いでいました。

日本医科大学は、この地区に「新丸子キャンパス」「新丸子キャンパスのグラウンド」「武蔵小杉病院」と大きく分けて3つの大きな区画の土地を保有していました。

このうち「新丸子キャンパス」を2014年に武蔵境に移転させ、跡地を川崎市に33年間貸し出すことで「川崎市立小杉小学校」「こすぎ公園」が整備されました。

キャンパス移転によりグラウンドも閉鎖され、グラウンド跡地に「日本医科大学武蔵小杉病院」の新病棟を建設。
この新病棟が2021年9月に開院したことにより、空き家となった日本医科大学武蔵小杉病院の旧病棟を解体しているのが現在のステータスです。

そして旧病棟跡地には、三菱地所レジデンスによるツインタワーマンションが建設される計画です。

■解体工事中の旧病棟
解体中の旧病棟 

解体中の旧病棟 

そしてこちらが、現在解体が進められている旧病棟です。
概ね敷地の南側から順番に解体工事が進んでいます。

■重機で建物を崩していく様子
重機で建物を崩していく様子 

重機で建物を崩していく様子 

こちらは、重機で建物を崩していく様子です。
粉塵等が飛散しないよう、水をまきながら作業を進めていきます。

■がれきを掴む重機の先端
がれきを掴む重機の先端 

この重機は、先端がシャベルではなく、がれきを掴むような形状になっていました。
用途によって使い分けされているのでしょう。

■建物の上には小さな重機も
建物の上には小さな重機も 

取り壊し中の建物の上には、小さな重機も登場していました。
建物を崩していく手順を決めて、建物の中からと外から、両面で計画的に壊していくのでしょうね。

■7割ほど更地になった日本医科大学武蔵小杉病院旧病棟
7割ほど更地になった日本医科大学武蔵小杉病院 

そしてこちらが、日本医科大学武蔵小杉病院旧病棟の敷地を俯瞰したものです。
敷地の7割ほどが更地になっています。

その北側に、昨年9月に開院した新病棟が見えます。

■日本医科大学武蔵小杉病院の新病棟
日本医科大学武蔵小杉病院の新病棟

日本医科大学武蔵小杉病院の新病棟 

■受付
受付

■「スターバックスコーヒー 日本医科大学武蔵小杉病院店」
スターバックスコーヒー日本医科大学武蔵小杉病院店

日本医科大学武蔵小杉病院の新病棟については、2021/9/7エントリでご紹介しておりました。

院内には武蔵小杉周辺地区で6店舗目となる「スターバックス日本医科大学武蔵小杉病院店」がオープンしています。

■日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画のイメージパース
日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画のイメージパース

旧病棟の跡地には、冒頭に申し上げた通り三菱地所レジデンスによるツインタワーが建設されます。
上記は2015年の環境アセスメント手続きにより公表された、再開発のイメージです。

日本医科大学武蔵小杉病院の解体後はに再開発事業が着手されますので、どこかの段階で三菱地所レジデンスから具体的な情報が出てくるものと思われます。

【関連リンク】
日本医科大学武蔵小杉病院 ウェブサイト

(日本医科大学武蔵小杉病院再開発関連)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2012/2/24エントリ 日本医大再開発:武蔵小杉病院・新丸子校舎を移転、跡地開発および3,000㎡の公園を整備へ
2014/2/15エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院跡地に三菱地所レジデンスが180mツインタワー・商業施設を建設へ
2014/9/7エントリ 川崎市が「日本医科大学武蔵小杉再開発計画」に関するアンケート結果を発表
2015/3/30エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発の環境アセスメントが開始、三菱地所レジデンスによる180m・50階建てツインタワー計画が具体化
2015/7/22エントリ 川崎市が日本医科大学武蔵小杉病院再開発への「地域包括ケアシステム」導入方針を発表、同病院が権利床を川崎市に寄附へ
2015/12/3エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画のイメージパースが公表、武蔵小杉再開発の最終景観がフォトモンタージュに
2018/12/28エントリ 川崎市立小杉小学校北側の「こすぎ公園」3,105平米が供用開始、2つの広場と多目的トイレを設けボール遊びも可能に
2019/2/8エントリ 日本医科大学新丸子キャンパスのグラウンド更地化工事が開始、外周部のソメイヨシノ等を伐採
2019/3/23エントリ 2019年4月開校「川崎市立小杉小学校」竣工式が本日開催、従来イメージを覆す最新校舎を一挙公開!
2021/9/7エントリ 9/1新棟開院「日本医科大学武蔵小杉病院」、9/21「グランツリー」にスターバックス連続出店、既存3店舗と企業内「NEC玉川ルネッサンスシティ店」で武蔵小杉6店舗体制に
2021/10/4エントリ 川崎市中原消防団が日本医科大学武蔵小杉病院の解体予定旧棟で訓練を実施、首都直下地震に備え災害対応力強化

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2022年
03月09日

武蔵小杉で楽しむバードウォッチング。「THE KOSUGI TOWER」公開空地のバードバスにヒヨドリ・メジロ・スズメが来訪

【Reporter:はつしも】

中丸子地区のタワーマンション「THE KOSUGI TOWER(ザ・コスギタワー)」には、充実した公開空地があります。

この公開空地には小鳥の水飲み場・水浴び場となる「バードバス」が設置されていまして、短時間の間にヒヨドリ・メジロ・スズメの姿を見ることができました。

■「THE KOSUGI TOWER」を訪れた小鳥たち
小鳥たち

■「THE KOSUGI TOWER(ザ・コスギタワー)」
THE KOSUGI TOWER

■タワー周辺の公開空地
周辺の公開空地

周辺の公開空地

「THE KOSUGI TOWER」は、2008年5月に竣工した、伊藤忠都市開発・東京建物分譲のタワーマンションです。

地上49階建て・689戸で、周辺には隣接するツインタワー「リエトコート武蔵小杉」と一体となった公開空地(庭園)が整備されています。

建物外観デザインや間取り・緑豊かなランドスケープなどが総合的に評価され、2009年の「グッドデザイン賞」も受賞しました。

■公開空地に設置されたバードバス
バードバス

バードバスが設置されているのは、「THE KOSUGI TOWER」の公開空地の南側の一角です。
景観になじむようなしつらえで、石の器に水が配給されるようになっています。

バードバスとは名前の通り小鳥たちの水浴び場、兼水飲み場となります。

都市部においては地面がアスファルトで固められ、排水も配慮されて極力水たまりができないようになっています。

そのため、こうしたバードバスを設置することで、小鳥を庭園に呼ぶことができるわけです。

■ヒヨドリ
ヒヨドリ

バードバスを見守っていると、すぐにヒヨドリがきました。
頬の部分に茶色みがあるのが特徴で、花の蜜などもよく吸います。

■ヒヨドリの水浴び
ヒヨドリの水浴び

ヒヨドリの水浴び

ヒヨドリは念入りに水浴びをしていました。
まだまだ寒い時期ですけれども、ヒヨドリにとってはとても大切なことのようです。

こうした場所があるのは、とても重宝するのではないでしょうか。

■メジロ
メジロ

続いて来訪したのは、メジロです。
メジロは目のまわりが白いので、一見して分かりやすいですね。

まるっとしたフォルムがかわいらしいです。

■スズメ
スズメ

さらに続けて訪れたのが、スズメです。
都市部でも田舎でも、どこでも見かけるなじみ深い小鳥ですね。

今回撮影した3羽の小鳥は、ものの10分程度の間に入れ替わりバードバスに来てくれました。

タイミングにもよるのだと思いますが、少し(10mくらい)離れたところで待っていれば比較的手軽にバードウォッチングが楽しめるのではないでしょうか。

写真撮影される場合は、望遠レンズがお勧めです。

■河津桜の密を吸うヒヨドリ(2016年、江川せせらぎ遊歩道で撮影)
ヒヨドリ

ヒヨドリ

【関連リンク】
東京建物マンションライブラリー THE KOSUGI TOWER
グッドデザイン賞 受賞対象一覧 THE KOSUGI TOWER
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区B地区
2016/2/27エントリ 江川せせらぎ遊歩道の河津桜が見頃に:鳥の蜜の吸い方2種と、大きなお雛様登場
2017/4/21エントリ 多摩川土手・等々力緑地北側の桜ゾーンで、4月1日解散「多摩川さくらの会」による八重桜「紅華」「福禄寿」が満開に
2018/8/13エントリ 法政通り商店街の1958年七夕祭りチラシに掲載「森小鳥店」が閉店、60年以上の歴史に幕
2020/12/13エントリ 武蔵小杉にバードウォッチングの季節到来、二ヶ領用水近くで「コゲラ」を観察

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2022年
02月25日

横須賀線武蔵小杉駅前「デリド武蔵小杉店」が本日リニューアルオープン、大幅に店内レイアウト刷新しお弁当・お惣菜など充実

【Reporter:はつしも】

本日、横須賀線武蔵小杉駅前の「デリド武蔵小杉店」がリニューアルオープンしました。
メインの出入口が中央に移設され、店内のレイアウトも大きく変更されています。

■横須賀線武蔵小杉駅前の「レジデンス・ザ・武蔵小杉」
レジデンス・ザ・武蔵小杉

■1階の「デリド武蔵小杉店」
1階のデリド武蔵小杉店

「デリド武蔵小杉店」は、コスモスイニシアによる分譲マンション「レジデンス・ザ・武蔵小杉」の1階部分にあります。

同店は武蔵小杉再開発初期の2007年11月17日にオープンしましたが、横須賀線武蔵小杉駅開業前ということもあって当初は客足が伸びずに2009年2月28日をもって一時休業に至りました。

その後2010年2月10日に営業を再開、同年3月13日に横須賀線武蔵小杉駅開業により集客力が向上、店舗運営も軌道に乗りました。

2007年の開業からは15年目を迎え、2022年2月15日から24日までの10日間の休業期間を経て、本日リニューアルオープンしました。

■メイン出入口の変更
出入口の変更

■メイン出入口は中央に移設
メイン出入口は中央に移設

■メイン出入口には風除室を設置
大きめの風除室を設置

リニューアルにあたって、冒頭にお伝えした通りメインの出入口が新駅寄りから中央に移設されました。

新しい出入口には、大きめの風除室が設置されています。

■ベーカリーコーナー
ベーカリーコーナー

■お弁当・お惣菜コーナー
お弁当・お惣菜コーナー

お弁当・お惣菜コーナー

お弁当・お惣菜コーナー

メインの出入口から最初に配置されているのが、ベーカリーと、お弁当・お惣菜コーナーです。
特にお弁当・お惣菜コーナーは大きく面積が割かれて力が入っていました。

デリド武蔵小杉店は面積が限られていますので、選択と集中をしないと「微妙に全てが不満足」という品ぞろえになりかねません。

そういう意味ではオープン当初からのコンセプトである、共働き・働き盛り世代をターゲットにした「都市型店舗」としての売場作りが明確かと思います。

■野菜コーナー「なじみ市場(najimi-ichiba)」
なじみ市場

なじみ市場

一方、お弁当・お惣菜コーナー奥には野菜売り場「なじみ市場(najimi-ichiba)」があります。

こちらは選択と集中の結果として、限定的な品ぞろえになっています。
お弁当・お惣菜を充実させるということは、当然ながらに食材から調理するニーズは相対的に低い見積もりになるわけですね。

■お酒コーナー
お酒コーナー

お酒コーナー

お酒コーナー

そしてもうひとつ力が入っていたのは、お酒コーナーでした。
缶ビールや発泡酒などはもちろんですが、各種洋酒や日本酒などもバリエーションが揃っていました。

■ご当地商品
ご当地商品

ご当地商品

またこのほか、「川崎のソウルフード」元祖ニュータンタンメン本舗のカップ麺・袋めんや横浜銘菓など、ご当地商品コーナーもありました。

デリド武蔵小杉店は、狭いながら他にも特徴ある品ぞろえをしていますので、とりあえずリニューアルされた売場を巡ってみると楽しいと思います。

■レジ
レジ

■ATM
ATM

レジの形式は、従来と大きく変わりませんでした。
また銀行ATMも従来通り健在です。

一方でなくなったのは、「デリドコーヒー」です。
店内に入るとわかるコーヒーの香りが個人的に好きだったのですが、前述の通り限られた面積で選択と集中が必要ですし、致し方ないですね。

また従来設置されていたAmazonの受け取りスポット「Amazon Hub かりんとう」も戻ってきませんでした。

横須賀線武蔵小杉駅前のロケーションにあって、今後も周辺環境や社会の変化に対応して変わっていくことと思います。

■かつての「Amazon Hub かりんとう」
「Amazon Hubかりんとう」も停止に

【関連リンク】
富士シティオ 店舗情報 デリド武蔵小杉店
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット デリド武蔵小杉店
2007/11/17エントリ デリド武蔵小杉店店オープン
2009/2/9エントリ デリド武蔵小杉店、休業の衝撃
2009/2/28エントリ So long, デリド武蔵小杉店
2010/2/21エントリ デリド武蔵小杉店再オープン
2019/9/2エントリ 武蔵小杉再開発最初の大型マンション「レジデンス・ザ・武蔵小杉」の大規模修繕工事が本日着工、再開発は維持・管理のステージへ
2020/1/5エントリ Amazonの商品配送受け取りスポット「Amazon Hub かりんとう」がデリド武蔵小杉店に設置
2020/1/8エントリ 武蔵小杉再開発地区初の大規模修繕工事:レジデンス・ザ・武蔵小杉で外壁修繕のエレベーターが稼働
2022/2/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅前「デリド武蔵小杉店」が開業15年目迎え2/15から10日間改装休業、「Amazon Hub かりんとう」は2/7撤去に

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2022年
02月06日

横須賀線武蔵小杉駅前「デリド武蔵小杉店」が開業15年目迎え2/15から10日間改装休業、「Amazon Hub かりんとう」は2/7撤去に

【Reporter:はつしも】

横須賀線武蔵小杉駅前のスーパーマーケット「デリド武蔵小杉店」が、2022年2月15日(火)から24日(木)まで店内改装のため10日間休業することとなりました。

同店ではこれに先立って営業時間の短縮に入っています。

■デリド武蔵小杉店
デリド武蔵小杉店

■営業時間変更と一時休業のお知らせ
デリド武蔵小杉店

「デリド武蔵小杉店」は、武蔵小杉再開発の初期にあたる2007年11月17日にオープンしました。
コスモスイニシアによる分譲マンション「レジデンス・ザ・武蔵小杉」の1階部分にあたります。

当時はまだ横須賀線武蔵小杉駅は開業しておらず、再開発の先陣を切る格好で当初は客足が伸びずに2009年2月28日をもって一時休業に至りました。

その後2010年2月10日に営業を再開、同年3月13日に横須賀線武蔵小杉駅が開業したこともあって集客力が向上、再開発地区で定着して現在まで存続しています。

2007年の開業からは15年目を迎え、設備・什器等も古さが感じられるようになってきたこと、時代の変化による顧客ニーズの変化を受けて、オープン直後の一時休業以来の休業を行うこととなりました。

上記の店舗の告知の通り、営業時間が従来の7:00~25:00から現在22:00までに変更されています。
2月14日は18:00で終了、2月15日(火)~24日(木)の10日間が休業となります。

■「Amazon Hub かりんとう」は2月7日AM9時に撤去に
「Amazon Hubかりんとう」も停止に

Amazon Hub かりんとうは撤去に

また今回の改装にともなって、Amazonの商品配送受取スポット「Amazon Hub かりんとう」は、2月7日AM9時に撤去されることになりました。

「撤去」ということですから、改装終了後にまた設置されるかどうかはわかりません。

本サイトでは2020/1/5エントリで設置をご紹介しておりましたので、ここでお伝えしておきます。

■改装前のデリド武蔵小杉店の店内
改装前のデリド武蔵小杉店

改装前のデリド武蔵小杉店

改装前のデリド武蔵小杉店

改装前のデリド武蔵小杉店

改装前のデリド武蔵小杉店

今回の改装は10日間ですから、店内がどこまで変わるかはわかりせん。

根本的な構造自体を変えるような工事は難しいように思われますので、内装や什器等のリフレッシュといったところでしょうか。

食品スーパーでは「店内がなんとなく古びた・くたびれた感じ」は購買意欲を削ぎ、ボディーブローのように売り上げ減少につながってきます。

オープンしてから15年目を迎えるこのタイミングで、「ガワ」の部分だけでも一新するのは必要な対応ではないでしょうか。

■2009年の休業時のデリド武蔵小杉店
休店直後のデリド武蔵小杉店

なお、「デリド武蔵小杉店」が入居する「レジデンス・ザ・武蔵小杉」でも、2020年に大規模修繕工事が行われていました。

■2020年の大規模修繕工事中のレジデンス・ザ・武蔵小杉
エレベーターが設置されたレジデンス・ザ・武蔵小杉

「レジデンス・ザ・武蔵小杉」は、コスモスイニシアの分譲より2007年8月に竣工した武蔵小杉再開発地区の最初の大規模マンションです。

24階建て・高さ76.25m、389戸という規模を有しています。

マンションは竣工してから約10年程度経過後に第1回目の大規模修繕工事を行うのが一般的で、レジデンス・ザ・武蔵小杉は約12年での実施となりました。

武蔵小杉再開発地区にマンションや店舗ができ始めたのが2007年頃からですので、今後各所で修繕やメンテナンス、改装等が行われることと思います。

【関連リンク】
富士シティオ 店舗情報 デリド武蔵小杉店
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット デリド武蔵小杉店
2007/11/17エントリ デリド武蔵小杉店店オープン
2009/2/9エントリ デリド武蔵小杉店、休業の衝撃
2009/2/28エントリ So long, デリド武蔵小杉店
2010/2/21エントリ デリド武蔵小杉店再オープン
2019/9/2エントリ 武蔵小杉再開発最初の大型マンション「レジデンス・ザ・武蔵小杉」の大規模修繕工事が本日着工、再開発は維持・管理のステージへ
2020/1/5エントリ Amazonの商品配送受け取りスポット「Amazon Hub かりんとう」がデリド武蔵小杉店に設置
2020/1/8エントリ 武蔵小杉再開発地区初の大規模修繕工事:レジデンス・ザ・武蔵小杉で外壁修繕のエレベーターが稼働

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